JP4583264B2 - Guardrail - Google Patents
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Description
本発明は道路の路肩や歩道との境界等に設けられるガードレールに関する。 The present invention relates to a guardrail provided at a road shoulder or a boundary with a sidewalk.
道路の路肩や歩道との境界、さらに中央分離帯等にはガードレールが設けられている。ガードレールは、通常、所定間隔で道路に立設する複数の支柱1に帯状の鋼板製ビーム2を水平に取付けガードしている。走行中の車両が何かのはずみで道路をはみ出そうとした場合に、このガードレールが衝撃を吸収しながら車両進行を規制して搭乗者を保護する。さらにそこを通りがかった歩行者や道路沿いの建物などを保護する役目を担っている。
しかし、この鋼板製ビーム2は剛性が高く、事故の際、車両に対する衝撃が依然として大きく、搭乗者の安全確保が十分であるといいきれなかった。そこで、こうした不具合を改善する技術が提案されている(例えば特許文献1)。
Guardrails are provided on the road shoulders, the borders with the sidewalks, and the median strip. Usually, the guardrail horizontally guards the strip-
However, this
しかるに、特許文献1の技術は、「金属製のレール体と当該レール体を保護する保護カバーと上記レール体を支持する支柱とを含むガードレールであって、上記保護カバーはゴムまたは合成ゴム製の基板を備え、上記レール体表面に取り付けてあることを特徴とするガードレール」であり、合成ゴム製基板のレール体への密着一体化に乏しかった。加えて、基板をレール体表面に取付けるための締結部材たるボルト頭が道路側の面に突出していた。そのため、該ボルト頭にバイクや自転車の運転手が接触し怪我する虞れがあった。
さらに、斯かるボルト固定では車体金属片の付着を防げない問題があった。最近、ガードレールのボルト頭や継ぎ目にナゾの鋭利な金属片が刺さっていることが、全国各地で発見され、自転車に乗った中学生がガードレールの継ぎ目に刺さっていた鋭い三角形の金属片に触れて怪我した事故報告も出ている。このガードレールに鋭利な金属片が付いていた問題で、『国土交通省の調査委員会は、ナゾの鋭利な金属片は「車体がガードレールのボルトの頭や継ぎ目に引っ掛かることで付着する」とほぼ断定した(平成17年6月22日付中日新聞)。』ことからも、ガードレールの道路面にボルト頭等の突起物(図17,図18の符号29や符号42)、主ビーム部2aの継ぎ目部分(図17の符号TN)があると事故を誘発する虞れがあった。
However, the technique disclosed in
Furthermore, there is a problem that such bolt fixing cannot prevent adhesion of the metal body piece. Recently, it was discovered in various parts of the country that a sharp metal piece of nazo was stuck in the bolt head and joint of the guardrail, and a junior high school student riding a bicycle touched the sharp triangular metal piece stuck in the joint of the guardrail and was injured. Accident reports have also been issued. In the problem that sharp metal pieces were attached to this guardrail, `` The investigation committee of the Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism said that the sharp metal pieces of Nazo are `` attached by catching the body of the guardrail bolt and the joint '' Determined (Chunichi Newspaper dated June 22, 2005). Therefore, if there are protrusions such as bolt heads (
本発明は上記問題点を解決するもので、鋼板製ビームを使用したガードレールで、ビームへの弾性カバー部材の密着性を高めて車両衝突時の衝撃を弱めるのみならず、ボルト頭にバイク,自転車の運転手が接触し傷ついたり、走行車両の接触時に車体が引っ掛かって鋭利な金属片にちぎられたりするのを防止して安全性向上を図るガードレールを提供することを目的とする。 The present invention solves the above-mentioned problems, and is a guard rail using a steel plate beam, which not only enhances the adhesion of the elastic cover member to the beam to weaken the impact at the time of vehicle collision, It is an object of the present invention to provide a guard rail that improves safety by preventing the driver from touching and being injured, or being caught by a sharp metal piece when the vehicle is touched by a vehicle.
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明の要旨は、所定間隔で立設する複数の支柱(1)と、帯状の金属製ビーム片の端部同士を該端部に設けた通孔が一致するようにして重ね合わせると共に該通孔に締結用軸部材を挿通し固着することにより所定長さにしたビーム(2)と、該ビームに設けた透孔に挿通して、前記支柱に固着されたブラケット(41)へ該ビームが支柱に水平配設されるように固着する締結用軸部品(42)と、を具備するガードレールにおいて、前記ビームの車両が走行する道路側の面を被着する弾性材料からなる帯板状のカバー部材(3)が設けられ、該カバー部材で前記ビーム、前記軸部材及び前記軸部品に係る道路側にある面の全域を覆って、且つ該カバー部材の道路側の表面が平坦又はなだらかに連続する一様な面を形成し、さらに、横断面波形の金属製主ビーム片たる前記ビーム片が1又は複数接続されて所定長さになる主ビーム部(2a)と、該主ビーム部の両端部分に連結し延設される平面視J字状に屈曲した金属製袖ビーム(2b)たる前記ビーム片とで前記ビーム(2)が形成され、且つ前記主ビーム部を被着する前記カバー部材(3)のカバー主要部(3a)がビームの道路側の面から突出する前記軸部材及び軸部品の部位に凹所を設けて、該軸部材及び軸部品の領域にあるカバー主要部の隆起が抑えられるようにし、加えて、該カバー主要部(3a)が、長手方向ほぼ等断面形状にして、前記主ビーム部(2a)の道路側の面を覆う意匠面部分を形成し、更に該主ビーム部の上縁及び下縁を越えて主ビーム部の裏面側に当接する所定幅の巻き込み部分を延設し、該巻き込み部分が前記主ビーム部の上縁及び下縁部位の裏面側で厚肉部を形成すると共に該厚肉部に長手方向に導通する上側中空孔及び下側中空孔を形成し、さらに該主ビーム部の長手方向の所定位置で該上側中空孔と該下側中空孔間に軸状の連結部材を通し締結して、前記主ビーム部を前記カバー主要部が被着し一体化するようにしたことを特徴とするガードレールにある。
In order to achieve the above object, the gist of the invention described in
本発明のガードレールは、金属製ビームを使用したガードレールにあって、ビームへの弾性カバー部材の密着性を高めて車両衝突時の衝撃を弱め、さらにビームの継ぎ目部分やボルト頭にバイク,自転車の運転手が接触し傷ついたり、走行車両の接触時に車体が引っ掛かって鋭利な金属片にちぎられたりするのを防止し、安全性向上に優れた効果を発揮する。 The guard rail according to the present invention is a guard rail using a metal beam, and improves the adhesion of the elastic cover member to the beam to weaken the impact at the time of a vehicle collision. It prevents the driver from coming into contact and getting damaged, and prevents the vehicle body from being caught by a sharp metal piece when it touches the traveling vehicle, and is effective in improving safety.
以下、本発明に係るガードレールについて詳述する。
(1)実施形態1
図1〜図14は本発明のガードレールの一形態で、図1は(イ)が既存のガードレールにカバー部材を被着する様子を示す分解概略平面図で、(ロ)は該カバー部材が被着されたガードレールの概略平面図、図2は(イ)が既存のガードレールにカバー部材を被着する様子を示す分解概略正面図で、(ロ)は該カバー部材3が被着されたガードレールの概略正面図である。図3は主ビーム部へのカバー主要ユニットの取付け工程を示す説明横断面図、図4,図5は図3と別態様の主ビーム部へのカバー主要ユニットの取付け工程を示す説明横断面図、図6,図7は図3とは別態様の巻き込み部分周りの拡大断面図、図8は(イ)がカバー主要ユニット同士を接続する接続部位の拡大縦断面図、(ロ)は(イ)と異なる別態様図、図9はカバー主要ユニット同士を接続する接続部位Sの拡大縦平面図、図10は(イ)が図3(ハ)のカバー主要ユニットに吸着加工部を施した別態様図、(ロ)が図5(ハ)のカバー主要ユニットに吸着加工部を施した別態様図である。図11は図10(イ),(ロ)に用いられた吸着加工部の部分拡大斜視図、図12は図3(ハ),図5(ハ)に対応するカバー主要ユニットの横断面図で、その本体部分のビーム側裏面に凹所を設けた別態様図である。図13はカバー主要ユニットの巻き込み部分の厚肉部に設けた中空孔を利用して、連結部材でカバー主要部をビームに被着強化する図3(ハ)の別態様図、図14はカバー主要ユニットの巻き込み部分の厚肉部に設けた中空通孔を利用して、連結軸材でカバー主要ユニット同士を接続強化する図3(ハ)の別態様図である。
Hereinafter, the guardrail according to the present invention will be described in detail.
(1)
FIGS. 1 to 14 show an embodiment of the guardrail of the present invention. FIG. 1 is an exploded schematic plan view showing how (a) attaches a cover member to an existing guardrail. (B) shows the cover member covered. FIG. 2 is an exploded schematic front view showing a state in which (a) attaches the cover member to the existing guard rail, and (b) shows the guardrail to which the
ガードレールは支柱1とビーム2とブラケット41と軸部品42とカバー部材3とを具備する。本実施形態は支柱1と金属製ビーム2とブラケット41と軸部品42とで形成した既存のガードレールの該ビーム2に、カバー部材3を被着して本発明品たるガードレールをなす。
The guardrail includes a
支柱1は路肩や歩道との境界線に沿って、或いは道路の中央分離帯に沿って所定間隔で道路に埋め込まれて必要高さに立設する所定長さの金属製棒状体である。ここでの支柱1は地面GLから所定高さになったパイプ本体10の頂部にキャップ11で蓋をした中空棒状体とする。
The
ビーム2は帯状の金属製ビーム片2fの端部同士を該端部21に設けた通孔22が一致するようにして重ね合わせると共に(図17参照)、該通孔22に締結用軸部材29を挿通し固着することにより数m〜数十mの所定長さにした防護帯状体である。金属製主ビーム部2aとこの主ビーム部2aの両側に金属製袖ビーム2bを設けて防護帯状体のビーム2とする。
図3(ハ)のような横断面波形の金属製主ビーム片2fsたる前記ビーム片2fが1又は複数接続されて所定長さの主ビーム部2aになる。そして、この主ビーム部2aの両端部分に平面視J字状に屈曲した図1,図2のような金属製袖ビーム2bを連結し延設してビーム2を形成する。
The
One or a plurality of the
ここでは、図1のごとく2本の鋼板製主ビーム片2fsを接続して所定長さの主ビーム部2aとする。その接続部分では主ビーム片2fsの端部21を重ね合わせ、両端部21にそれぞれ6個設けた通孔22を一致させる(図17)。主ビーム片2fsは側面視で中央に歩道側へ凹む凹部分28が、そしてその上下に道路側に膨らむ凸部分27,27がある横断面波形の長手方向等断面形状にして、端部21に上下凸部分27,27、凹部分28にそれぞれ2個ずつ通孔22を設けており、該通孔にボルト,ナットからなる軸部材29を挿通し螺着固定により主ビーム部2aにする。
該主ビーム部2aの両端部分には図1,図2に示すごとく公知の金属製袖ビーム2bたるビーム片2fが取着される。主ビーム部2aと金属製袖ビーム2bとの接続部分では主ビーム片2fsの端部21と金属製袖ビーム2bの端部を重ね合わせ、端部にそれぞれ4個設けた通孔22を一致させる。そして主ビーム部2aの上下の凸部分27,27、金属製袖ビーム2bの平坦面上下のそれぞれ2個ずつある通孔22にボルト,ナットからなる軸部材29を挿通し螺着固定によりビーム2とする。金属製袖ビーム2bは道路面側になる主要部がフラット面であることから、ビーム片2fの凹部分28との間に空間O(図3のハ参照)ができるため、金属製袖ビーム2bの本体部側縁から舌片2b1が主ビーム部側に傾斜して該空間を塞いでいる。
Here, by connecting the two steel
As shown in FIGS. 1 and 2,
前記支柱1には平面視コ字形本体の両端から外方へ鍔が張出すブラケット41が図18のごとくボルトbt,ナットntで固着されており、該ブラケットへ前記ビーム2が支柱1に水平配設されるよう締結用軸部品42によって固着する。
ビーム片2fの凹部分28に設けられた透孔24及びブラケット41に設けた取付孔に軸部品42のボルトを挿通し、ビーム2をブラケット41に螺着固定する。透孔24,軸部品42は主ビーム片2fs同士の接続部分では、主ビーム片2fs同士の連結をなす通孔22,軸部材29も兼ねている。
As shown in FIG. 18, a
The bolt of the
カバー部材3はビーム2の車両が走行する道路側の面を被着する弾性材料からなる帯板状の被着体である。該カバー部材3で前記ビーム2、前記軸部材29及び前記軸部品42に係る道路側にある面(ここで、軸部材29,軸部品42が道路側ビーム面から突出する突起物も「道路側にある面」で表す)の全域を覆って、且つ該カバー部材3の道路側の表面が平坦又はなだらかに連続する一様な面を形成する(図2のロ)。前記弾性材料にはゴム,スポンジやプラスチックフォームなどの発泡体等が含まれる。補強芯材が埋め込まれたゴム等も本発明における弾性材料に含まれるものとする。カバー部材3にゴム材料を用いる場合、耐候性,耐オゾン性,耐熱性,耐薬品性等に優れるクロロプレンやハイパロンがより好適となる。
本実施形態はゴム製のカバー部材3で、該カバー部材3は前記主ビーム部2aに被着するカバー主要部3aと、金属製袖ビーム2bに被着するカバー補助部3bとを図1,図2のごとく突合せ接続し接着剤により一体化したものである。本実施形態のカバー主要部3aは複数(ここでは3個)のカバー主要ユニット3a1を突合せ接合一体化したものになっている。例えば2mや4mといった一定長さのカバー主要ユニット3a1を用いることにより軽量化,作業性向上が図られる。カバー主要ユニット3a1は長手方向等断面形状の押出成形品で、図3(イ)ごとく主ビーム部2aの上下凸部分27,27に当接する平板部分と該平板部分から上下凸部分27の上縁25,下縁26に向かう傾斜面部分と、該上縁及び下縁を越えて該傾斜面部分との間にビーム厚に適合する隙間εを確保して主ビーム部2aの裏面側に当接する所定幅の巻き込み部分31,32とを形成する。カバー主要部3aはその厚みが全域でほぼ一定にして、主ビーム部2aの道路側の面を覆う意匠面部分30eを形成し、更に該主ビーム部2aの上縁25及び下縁26を越えて主ビーム部2aの裏面側に当接する所定幅の巻き込み部分31,32を延設したゴム製成形品である。本カバー主要部3aはゴム製押出成形品であるが、図6,図7のごとくメッシュ状の鋼線からなる補強芯材305が埋め込まれ強度向上を図る。カバー主要部3aのビーム2への被着にあたっては、巻き込み部分31,32を図3(ロ)のごとく弾性変形させ、前記意匠面部分30eに対し拡開することにより主ビーム部2aの上縁25及び下縁26を越えさせた後、弾性復元力により主ビーム部2aの裏面側に当接させ、カバー主要部3aがビーム2(主ビーム部2a)に被着されるようにする。
カバー補助部3bは平面視J字状に屈曲し(図1,図2)、その横断面形状は基本的に図3のカバー主要ユニット3a1と同じである。詳細図示を省略するが、図2に現れた意匠面になる平板部分と、ここから金属製袖ビーム2bの上縁,下縁に向かう傾斜面部分と、該上縁及び下縁を越えて該傾斜面部分との間に所定隙間を確保して金属製袖ビーム2bの裏面側に当接する長手方向所定幅で走る巻き込み部分とを形成する。
カバー主要ユニット3a1を順次ビーム2に被着すると共にカバー補助部3bを金属製袖ビーム2bの部分に被着し、且つ各接続部位S(つなぎ目部分)を接着剤等で結合一体化し、ビーム2の道路側の面及び軸部材29,軸部品42に係る道路側にある部分の全域を覆う。そして、その道路側の表面が平坦又はなだらかに連続する一様な面を形成するカバー部材3にする。ビーム2,軸部材29,軸部品42に係る道路側にある部分の全域がカバー部材3で覆われることによって、車体がガードレールのボルト29,42の頭や継ぎ目TNに引っ掛かることがなくなる。ボルト頭にバイクや自転車の運転手が接触し怪我することもない。カバー部材3が道路側の表面が平坦又はなだらかに連続する一様な面を形成するので、景観向上等にも役立つ。
The
The present embodiment is a
Cover
The cover
図3の本実施形態品に代え、カバー主要ユニット3a1(カバー主要部3a)は施工現場で多少手間がかかるが、図4の半製品を現場で加工するものであってもよい。図4(イ)のような巻き込み部分31,32を平板部分から上下凸部分27の上縁,下縁に向かう傾斜面部分の延長線上に伸ばした形状のもの311,321を施工現場に搬入し、そこで図4(ロ)ごとく巻き込み部分31,32を曲げ加工により形成し、該巻き込み部分31,32が主ビーム部2aの上縁25及び下縁26を越え主ビーム部2aの裏面に当接して、カバー主要部3aがビーム2(主ビーム部2a)に被着されるようにするものであってもよい。
また、カバー主要部3aは主ビーム部2aの上下凸部分27に当接する平板部分から上下凸部分27の上縁,下縁に向かう傾斜面部分を形成し、さらに該上縁及び下縁を越えて主ビーム部2aの裏面側に巻き込み部分31,32を形成する図3或いは図4のような形状の他、図5のごとく横断面波形の金属製主ビーム片2fsの表面全体に密着する形状とすることもできる。図5(イ)はカバー部材3に主ビーム部2aの凹部分28に対応する窪み30uを設けると共に凸部分27に合わせた平板312,322を延設した半製品を用意し、既存ガードレールがある施工現場で曲げ加工部分311,321、さらに巻き込み部分31,32を形成する。図5(ロ)は図5(イ)の曲げ加工部分311,321まで形成した半製品を用意し、施工現場で巻き込み部分31,32を形成する。図5(ハ)は主ビーム部2aの凹部分28に当接する窪み30uと、上下凸部分27に当接する平板部分と該平板部分から上下凸部分27の上縁,下縁に向かう傾斜面部分と、該上縁及び下縁を越えて該傾斜面部分との間に所定隙間εを確保して主ビーム部2aの裏面側に当接する所定幅の巻き込み部分31,32とを形成するカバー主要部3aを示す。カバー主要部3aは主ビーム部2aの道路側の面を覆う意匠面部分30eを形成し、更に主ビーム部2aの上縁25及び下縁26を越えて主ビーム部2aの裏面側に当接する所定幅の巻き込み部分31,32を延設したゴム製成形品とする。カバー主要部3aのビーム2への被着にあたっては、巻き込み部分31,32を図5(ハ)の破線のごとく弾性変形させ、前記意匠面部分30eに対し拡開することにより主ビーム部2aの上縁25及び下縁26を越えさせた後、弾性復元力により主ビーム部2aの裏面側に当接させ、カバー主要部3aがビーム2に被着されるようにする。
In place of the present embodiment product of FIG. 3, the cover
Further, the cover
ここで、カバー部材3は意匠面部分30eを形成する本体部分30,巻き込み部分31,32の厚みを同じにしているが、図6に示すごとく巻き込み部分31,32の先に薄手のヒレ318,328を延設するとより好ましくなる。薄手のために弾性変形が容易であり、該ヒレに接着剤を塗布してビーム2へのカバー部材3の接着強化を図り、さらにカバー部材3とビーム2との隙間へ雨水が浸入するのを阻止できるからである。雨水浸入を阻止する方法としては、図7のように巻き込み部分31,32の先端をコーキングCでシールする構成でもよい。
また本実施形態はカバー主要ユニット3a1を図1,図2に示すような突合せ接合でカバー主要部3aを形成したが、図8(イ)のごとく接続部位Sに段差を設け、該段差部分に接着剤BDを塗布してカバー主要ユニット3a1同士を連結しカバー主要部3aを形成したり、カバー主要ユニット3a1の接続端部に図8(ロ),図9のごとくのアリミゾとこれに嵌合するアリを形成したりすると、カバー主要ユニット3a1同士の一体化が強固になってより好ましくなる。
さらに、カバー部材3はビーム2との当接面に、図10,図11に示すような吸着加工部306や吸盤307を設けるとカバー部材3のビーム2への密着化が図れより好ましくなる。図11(イ)は碁盤の升目状に細かくして吸着機能を高める吸着加工部306で、図11(ロ)は多数の円形吸盤307を配設するものである。
Here, in the
Further, in this embodiment, the cover
Furthermore, if the
また主ビーム部2aを被着するカバー主要部3aが、ビーム2の道路側の面から突出する前記軸部材29及び軸部品42の部位に図12のごとくの凹所30vを設けて、軸部材29及び軸部品42の領域にあるカバー主要部3aの隆起が抑えられるようにするとより好ましくなる。本発明はカバー部材3でビーム2、軸部材29及び軸部品42に係る道路側にある面の全域を覆って、該カバー部材3の道路側の表面が平坦又はなだらかに連続する一様な面を形成するガードレールとするが、軸部材29及び軸部品42があるところではボルト頭が道路側に突出しており、カバー部材3が弾性変形して多少山状に盛り上がってなだらかなに連続する一様の面を形成するにとどまる。カバー部材3でビーム2を覆ったとき、軸部材29及び軸部品42がある部位のビーム2側の面に凹所30vを設けたカバー主要ユニット3a1を採用することにより、カバー部材3が弾性変形して盛り上がらなくなる。カバー主要部3a(カバー部材3)がビーム2に密着一体化する。さらにカバー部材3の寿命を延ばし且つ意匠面が平坦になり見栄えも良好なものになる。
Further, the cover
またカバー主要部3aは、図13のごとく巻き込み部分31,32が主ビーム部2aの上縁25及び下縁26部位の裏面側で厚肉部31n,32nを形成すると共に該厚肉部に長手方向に導通する上側中空孔31n1及び下側中空孔32n1を形成し、さらに該主ビーム部2aの長手方向の所定位置で該上側中空孔と該下側中空孔間に軸状の連結部材47を通し締結して、前記主ビーム部2aを前記カバー主要部3aが被着し一体化するように設定するとより好ましくなる。接着剤等と異なり、簡易にして連結部材47によるカバー主要部3aの主ビーム部2aへの確実な被着,一体化が図れるからである。なお、連結部材47を設ける部位にはカバー主要部3aの外面から中空孔31n1,32n1に貫通する取付穴を後加工等で設けることになる。符号31n0,32n0は連結部材47を配設できるようにする拡径部を示す。
Further, as shown in FIG. 13, the cover
カバー主要部3aが複数のカバー主要ユニット3a1を接続して形成され、図14(ロ),(ハ)のごとく巻き込み部分31,32が主ビーム部2aの上縁及び下縁部位の裏面側で厚肉部31n,32nに形成されると共に該厚肉部に長手方向に導通する上側中空通孔31n5及び下側中空通孔32n5が設けられ、且つ該カバー主要ユニット3a1同士の接続部位Sで、上側中空通孔31n5及び下側中空通孔32n5に当接面S1より両カバー主要ユニット3a1の本体側に向けて所定距離分だけそのままの形状を残して拡形部31n6,32n6が設けられ、該拡形部間に連結軸材48を通して接続部位Sの両カバー主要ユニット3a1が一体的に設けられるようにするとより好ましくなる。接着剤等に頼ることなく、カバー主要ユニット同士の連結強化が図られ、さらにメンテナンス等で損傷品の交換が容易になるからである。拡形部31n6,32n6はカバー主要部3aの外面から中空通孔22に貫通する取付穴になる。図14(ニ)は同図(ハ)の円内拡大図であるが、拡形部31n6,32n6は図示のごとくの栓体Pで塞げば外観を良好に保つことができ特に問題になることはない。尚、拡形部31n6,32n6は後加工等で長手方向に一定間隔毎に形成し、カバー主要ユニット3a1として製品化するが、斯る主要ユニットも本発明でいう長手方向ほぼ等断面形状に含まれるものとする。
Cover
カバー部材3の意匠面(ここでは道路面側)は白を基調とし、また危険個所では赤や黄色の斜線、或いは蛍光色とする。またその意匠面に走行時に安全標語を読めるよう横長文字を施すこともできる。景観重視の所では木目調,森林図柄にすることもできる。 The design surface of the cover member 3 (here, the road surface side) is based on white, and red or yellow diagonal lines or fluorescent colors are used in dangerous places. In addition, a horizontally long character can be applied to the design surface so that a safety slogan can be read during traveling. In places where landscapes are important, wood grain and forest patterns can be used.
(2)参考形態
本参考形態は図15(イ)のごとく主ビーム部2aの両端部分に、平面視J字状に屈曲したゴム製袖ビーム部21cの先端部分にヒンジ部22cを介して板状体23cが設けられたゴム製袖ビーム2cに係る該袖ビーム部21cと該板状体23cとで挟着して該ゴム製袖ビーム2cを該袖ビーム部21cが道路側に面するようにして延設し固定することにより所定長さのビーム2とする。通孔22,透孔24を用いた主ビーム2へのゴム製袖ビーム2cのボルト固定は植え込みボルトのボルト頭が歩道側になるよう設定する。符号22C1はヒンジ部の回動支点となる軸材を示す。該ビーム2に設けた透孔24に締結用軸部品42を挿通し、支柱1に直接又は該支柱1に固着されたブラケット41へビーム2が支柱1に水平配設されるよう固着する。そして、主ビーム部2aの車両が走行する道路側の面を被着する弾性材料からなる帯板状のカバー主要部3aを備えて、該カバー主要部3aで主ビーム部2a及び軸部品42に係る道路側の面の全域を覆って、且つ該カバー主要部3aが前記袖ビーム部2cとで両者の道路側の表面を平坦又はなだらかに連続する一様な面を形成する(図16)。ここでのカバー主要部3aを形成するカバー主要ユニット3a1は2本にしている。
本参考形態のガードレールは実施形態1の金属製袖ビーム2bに代えてゴム製袖ビーム2cとしたもので、それ以外は実施形態1と同様であり詳細説明を省く。実施形態1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
ゴム製袖ビーム2cのヒンジ部22cは、図15(イ)の蝶番構造のものに代えて図15(ロ)の薄皮状にしたヒンジ部22cが袖ビーム部21c,板状体23cと一体成形で造られるようにすると低コスト化が図られより好ましくなる。
(2) Reference form In this reference form, as shown in FIG. 15 (a), a plate is provided at both ends of the
The guard rail of the present embodiment is a
The
(3)効果
このように構成したガードレールは、カバー部材3でビーム2、軸部材29及び軸部品42に係る道路側にある面の全域を覆っているので、走行中の車両が何かのはずみで道路をはみ出そうとガードレールに衝突してきた場合でも、ガードレールがその衝撃を和らげる。弾性材料からなるカバー部材3がビーム2を被覆しているので、車両事故時の衝撃を緩和し、事故被害そのものを軽減する。
そして、カバー部材3でビーム2、軸部材29及び軸部品42に係る道路側にある面の全域を覆っているので、ボルト頭にバイク,自転車の運転手が接触し傷ついたり、走行車両の接触時に車体が引っ掛かって鋭利な金属片にちぎられたりするのを防止できる。
実施形態1のごとく、既存のガードレールで、継ぎ目部分TNにおける軸部材29や、ビーム2を支柱1に固着する軸部品42の突起物もカバー部材3が覆うので、その表面が平坦又はなだらかな連続性ある製品になる。主ビーム部2aを被着するカバー部材3のカバー主要部3aが、ビーム2の道路側の面から突出する軸部材29及び軸部品42の部位に凹所30vを設けて、該軸部材29及び該軸部品42の領域にあるカバー主要部3aの隆起が抑えられるようにすると、カバー部材3の表面がより平坦且つ滑面となって外観を向上させる。ガードレールに近接して通る自転車,バイクの搭乗者に安全を提供できる。と同時に、凹所30vの形成によってカバー主要部3aがビーム2へより密着一体化するようになる。
(3) Effect Since the guard rail constructed in this way covers the entire area of the surface on the road side related to the
And since the
As in the first embodiment, the
カバー主要部3aが長手方向ほぼ等断面形状にして、主ビーム部2aの道路側の面を覆う意匠面部分30eを形成し、更に該主ビーム部2aの上縁25及び下縁26を越えて主ビーム部2aの裏面側に当接する所定幅の巻き込み部分31,32を延設したものにすると、カバー部材3でビーム2、軸部材29及び軸部品42に係る道路側にある面の全域を比較的容易に覆うことができる。カバー主要部3aが、主ビーム部2aの道路側の面を覆う意匠面部分30eを形成し、更に該主ビーム部2aの上縁25及び下縁26を越えて主ビーム部2aの裏面側に当接する所定幅の巻き込み部分31,32を延設してなるゴム製成形品にし、巻き込み部分31,32を弾性変形させ前記意匠面部分に対し拡開することにより主ビーム部2aの上縁25及び下縁26を越えさせた後、巻き込み部分31,32が弾性復元力により主ビーム部2aの裏面側に当接し、該カバー主要部3aが前記ビーム2に被着されるようにすると、カバー主要部3aがもつ弾性変形によって該カバー部材3をビーム2に取り付けるので取付作業が楽になる。特にカバー主要部3aを単位長さ等のカバー主要ユニット3a1に分割構成すると、取付作業がより一層楽になる。
加えて、カバー部材3(カバー主要部3a)に図6のような薄手の接着用ヒレ318,328を設け、該ヒレとビーム裏面を接着固定すると、ビーム2からのカバー部材3の剥離が抑えられる。鋼板製ガードレールの劣化,錆の進行をくい止めることができる。図7のようなコーキング処理によっても同様の効果が得られる。
またカバー主要部3aはビーム2との当接面に、図10,図11に示すような吸着加工部306や吸盤307を設けると、カバー主要部3a自体にビーム2に密着する吸着力を備えるようになり、その吸着力でもって既存のビーム2にもカバー主要部3aが密着し、カバー主要部3aがビーム2に確実に固定されることとなる。
The cover
In addition, if
Further, the cover
また、巻き込み部分31,32が図13,図14のごとく主ビーム部2aの上縁及び下縁部位の裏面側で厚肉部31n,32nを形成すると共に該厚肉部に長手方向に導通する上側中空孔31n1及び下側中空孔32n1を形成し、さらに該主ビーム部2aの長手方向の所定位置で該上側中空孔と該下側中空孔間に軸状の連結部材47を通し締結して、主ビーム部2aをカバー主要部3aが被着し一体化するようになすと、単純構成ながら主ビーム部2aとカバー主要部3aが密着し、一旦カバー主要部3aをビーム2にセット固定すれば容易に取り外すことのできない構造になる。
さらにカバー主要部3aが複数のカバー主要ユニット3a1を接続して形成され、巻き込み部分31,32が主ビーム部2aの上縁及び下縁部位の裏面側で厚肉部31n,32nに形成されると共に該厚肉部に長手方向に導通する上側中空通孔31n5及び下側中空通孔32n5が設けられ、且つ該カバー主要ユニット同士の接続部位Sで、上側中空通孔31n5及び下側中空通孔32n5に当接面S1より両カバー主要ユニット3a1の本体側に向けて所定距離分だけそのままの形状を残して拡形部31n6,32n6が設けられ、該拡形部間に連結軸材48を通して接続部位Sの両カバー主要ユニット3a1が一体的に設けられるようにすると、カバー主要ユニット3a1を用いる作業性向上等の利便性を享受しながら、カバー主要ユニット同士の連結強化が図られたカバー主要部3a(カバー部材3)を形成できる。
Further, as shown in FIGS. 13 and 14, the
Further formed by connecting the cover
尚、本発明においては前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。支柱1,ビーム2,カバー部材3等の形状,大きさ,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。本ガードレールに自動車等の車両の自動走行装置の案内ガイドするガイド指標センサを組み込むようにしてもよい。そうすれば本ガードレール設置の低コスト化をさらに実現できる。
The present invention is not limited to those shown in the above-described embodiment, and various modifications can be made within the scope of the present invention depending on the purpose and application. The shape, size, material, and the like of the
1 支柱
2 ビーム
2a 主ビーム部
2f ビーム片
21 端部
22 通孔
24 透孔
25 上縁
26 下縁
29 軸部材
2b 金属製袖ビーム
2f ビーム片
2c ゴム製袖ビーム
21c 袖ビーム部
22c ヒンジ部
23c 板状体
3 カバー部材
3a カバー主要部
3a1 カバー主要ユニット
30e 意匠面部分
30v 凹所
31n,32n 厚肉部
32n1,32n1 中空孔
31n5,32n5 中空通孔
31n6,32n6 拡形部
41 ブラケット
42 軸部品
47 連結部材
48 連結軸材
S 接続部位
S1 当接面
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