JP4578501B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、スロットマシン等の遊技機、取り分けその遊技状態を視覚的に演出又は報知する回転表示装置の改良に関するものである。
スロットマシン等の遊技機では、遊技機の前面上部に回転表示装置を装着し、この回転表示装置によって大当たり予告を行う等、その時点の遊技状態を視覚的に演出又は報知するようにしたものがある(特許文献1)。
このカバー表示装置は、赤色系等に着色された外カバー内に、前後方向の回転軸廻りに回転する回転体と、この回転体の回転中心上に配置された光源と、回転体に固定され且つ光源の外周を回転しながら光源からの光を反射する回転反射板とを備え、遊技中に所定の遊技状態になる場合又はなった場合に、光源を発光させた状態で回転反射板を回転させて、外カバーを赤色等で明滅発光させるように構成されている。
特開2001−276309号公報
従来の回転表示装置は、回転体、回転反射板を前後方向の回転軸廻りに回転させる構造であるため、回転表示装置全体を回転軸の軸心方向に長くした場合には、前端側が遊技機の前面から大きく突出することになる。このため従来の回転表示装置は、光源に球状ランプを使用して回転軸の軸心方向の長さを極力抑えつつ、比較的邪魔になり難い遊技機の前面上部に配置する等、その構造上からも、配置上からも極端に制約される欠点がある。
また従来の回転表示装置は、回転体の回転中心近傍に光源を配置し、回転反射板の反射面を光源に対して略同心状に形成しており、光源からの光を回転反射板の反射面で反射しても、その反射光の多くが光源の近傍に集中するようになっている。このため回転反射板からの反射光の多くが光源によって遮られて、外カバーの光源に対して回転反射板と反対側に対応する部分は、光源から直接照射される光によって発光することになり、外カバーの広範囲を十分に発光させることができない欠点がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、構造上、配置上の制約を極力少なくでき、しかも回転反射板の反射面により光源からの光を広範囲に反射でき、回転反射板の回転による明滅発光をより鮮明にできる遊技機を提供することを目的とする。
発明は、光源33と、該光源33からの光を反射する凹面状の反射面34を有し且つ前記光源33の外周を回転して前記光源33からの光を間欠的に遮光する回転反射板35とを含む回転表示装置28を備えた遊技機において、前記反射面34はその左右幅方向のほぼ全体が凹入中心Pからほぼ等距離で湾曲する平面視湾曲状であり、前記回転反射板35は前記凹入中心Pよりも該回転反射板35の左右幅方向の中央に近い縦方向の回転中心O廻りに回転可能であり、前記光源33はほぼ前記回転中心O上に縦長状に配置し、前記回転反射板35の回転域の後側近傍に、左右幅が該回転反射板35よりも大で光を前側へと反射する固定反射板36を備え、前記光源33はその幅方向を前後に向けて配置された基板45と、該基板45の板厚方向の両側に装着された複数個の発光ダイオード46と、内周面に前記各発光ダイオード46からの光を乱反射させる乱反射面50が設けられ且つ前記基板45及び前記発光ダイオード46を覆う円筒状の光源カバー44とを備えたものである。
前記回転反射板35は平面視形状が円弧状に湾曲する円弧状部70と、該円弧状部70の上端から前記光源33の上方へと湾曲する球面状部71とを一体に備えたものでもよい。また前記反射面34は多数の球面部34aを備えた乱反射面でもよい。
支持ケース29上に、前記回転反射板35が設けられ且つ縦軸心廻りに回転する回転体32を配置すると共に、該回転体32の貫通孔62を貫通して上方に突出する前記光源33を前記回転体32の下側で前記支持ケース29に固定し、前記回転体32上に前記回転反射板35を設けてもよい。前記回転体32の後方近傍に、前記光源33及び前記回転反射板35からの光を前側に反射する前記固定反射板36を設けてもよい。
前記支持ケース29上に、少なくとも前面側が光透過性を有する外カバー30を設け、該外カバー30内に前記光源33、前記回転反射板35及び前記回転体32を設けてもよい。前記支持ケース29は前記回転体32の下側で前記光源33が固定された支持体41を有し、該支持体41上に、前記回転体32を回転自在に保持する保持板67を着脱自在に固定してもよい。
前記光源カバー44の下端部のフランジ部49を押えて前記支持体41に固定する押え板54を設け、該押え板54は前記基板45の下端部が嵌合して該基板45を受ける受け部59を有し、該受け部59は前記基板45の下端部のコネクタ58に対応する切り欠き部60を有するものでもよい。
本発明では、構造上、配置上の制約を極力少なくでき、しかも回転反射板35、固定反射板36により光源33からの光を広範囲に反射でき、回転反射板35の回転による明滅発光をより鮮明にできる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図9は本発明の第1の実施例を示し、図1において、1は矩形枠状の外枠、2は前枠で、左右方向の一側で上下一対のヒンジ3を介して縦軸心廻りに開閉自在及び着脱自在に枢着され、ヒンジ3と反対側の施錠手段4により閉状態で外枠1に施錠されている。前枠2にはガラス扉5及び前面扉6がヒンジ3と略同一軸心のヒンジ廻りに開閉自在に装着され、ガラス扉5の裏側に遊技盤7が着脱自在に装着されている。
前面扉6には、発射用の遊技球を貯留するための供給皿8が装着されると共に、この供給皿8の左右両側に灰皿9と発射手段(図示省略)用の発射ハンドル10とが装着されている。発射手段は、発射ハンドル10を操作したときに供給皿8から1個ずつ供給される遊技球を打撃槌により打撃して遊技盤7のガイドレール11側へと発射させるようになっている。ガラス扉5は遊技盤7を視認可能であり、その上部にはスピーカ12が設けられている。
遊技盤7の前面には、図2に示すように、発射手段から発射された遊技球を案内するガイドレール11が環状に装着され、そのガイドレール11の内側の遊技領域13内に特別図柄表示手段14、普通図柄表示手段15を構成する画像表示手段16の他に、特別図柄始動手段17、普通図柄始動手段18、可変入賞手段19、普通入賞手段20等の複数の遊技部品が装着されている。
画像表示手段16は、矩形状の表示窓21を有し且つ遊技盤7の前面に装着された飾り枠22と、表示窓21に対応して飾り枠22の裏側に装着された液晶表示部等の表示部23とを備え、その表示部23側が遊技盤7の開口に嵌合されている。表示部23は特別図柄表示手段14、普通図柄表示手段15を構成し、特別図柄、普通図柄を夫々表示可能である。
特別図柄表示手段14は、特別図柄始動手段17の遊技球の検出を条件に1個又は複数個、例えば3個の特別図柄を所定時間変動させて、変動後に特定の組み合わせである大当たり態様と、それ以外の組み合わせである外れ態様との何れかで停止させるようになっている。普通図柄表示手段15は、普通図柄始動手段18の遊技球の検出を条件に1個又は複数個、例えば1個の普通図柄を所定時間変動させて、変動後に所定の当たり態様と、それ以外の外れ態様との何れかで停止させるようになっている。
特別図柄始動手段17は一対の開閉片17aを有し、普通図柄表示手段15の変動後の普通図柄が当たり態様で停止したときに、その開閉片17aが所定時間開放するようになっている。可変入賞手段19は前側に開放する開閉板19aを有し、特別図柄表示手段14の変動後の特別図柄が大当たり態様で停止して特別遊技状態が発生したときに開閉板19aが前側に開放して、上方から落下する遊技球を入賞口19bへと案内するようになっている。
なお、可変入賞手段19は所定数の遊技球が入賞するか、開放後に所定時間が経過するか、その何れか早い方で開閉板19aが閉じる開閉動作を複数回繰り返すようになっている。開閉動作は1回でもよい。
飾り枠22は、遊技盤7の前面に当接する取り付け板24と、この取り付け板24の前側に装着された装飾部25とを備えている。また飾り枠22には、その表示窓21の一側部に遊技球の導入口26が、下部に導入口26から導入された遊技球が左右に転動しながら遊技盤7の前側等に落下する転動ステージ27が、他側部に遊技状態を視覚的に演出又は報知する回転表示装置28が夫々設けられている。
回転表示装置28は、例えば特別遊技状態が発生した場合に、その期間中、支持ケース29の上側の外カバー30が赤色その他で明滅発光して、そのときの特別遊技状態を視覚的に演出し報知するためのもので、飾り枠22に表示窓21側から凹入状に形成された切り欠き部31内に配置されている。なお、回転表示装置28は上下両側、表示窓21と反対側が装飾部25により覆われている。
この回転表示装置28は、図3〜図7に示すように、下部の支持ケース29と、この支持ケース29上に縦軸心廻りに回転自在に配置された回転体32と、この回転体32の略回転中心O上に配置され且つ回転体32から上方に突出する光源33と、この光源33からの光を反射する凹入状の乱反射面34を有し且つ回転体32と一体に光源33の外周を回転する回転反射板35と、回転体32の後方近傍に配置され且つ光源33及び回転反射板35からの光を前側へと反射する固定反射板36と、支持ケース29上に装着され且つ固定反射板36と共に回転体32、光源33及び回転反射板35等をその前側を含む全周で覆う外カバー30と、支持ケース29の下側に固定され且つ支持ケース29内のギヤー列37を介して回転体32を回転駆動する駆動モータ(駆動手段)38とを有し、全体として後部側が平坦で左右方向に長い平面視長円状に構成され、上下両側の取り付け部39,40を介して飾り枠22の所要箇所に裏側からネジ等により着脱自在に装着されている。
支持ケース29は中間に配置された支持体41と、この支持体41の上下両側に所定の内部空間を形成するようにネジ等により着脱自在に装着された上カバー体42、下カバー体43を備え、下カバー体43に下側の取り付け部40が設けられている。
光源33は上下方向に長い円柱状であって、光透過性を有する光源カバー44と、この光源カバー44内に前後方向に配置された基板45と、この基板45の両側面に上下方向に所定間隔を置いて装着された複数の発光ダイオード等の発光体46とを有する。
光源カバー44は縦長の円筒部47と、この円筒部47の上端を閉塞する球面部48と、円筒部47の下端に設けられたフランジ部49とを有し、円筒部47及び球面部48の内周には基板45の発光体46に対応して乱反射面50が形成されている。なお、この乱反射面50は、内側へと円弧状に突出する上下方向の凸面条又はV溝等を周方向に多数形成する等によって構成されている。
そして、光源カバー44は支持体41及び回転体32の貫通孔52,62に下側から挿入され、支持体41の段部53と押え板54との間でフランジ部49が挟持されて支持体41に着脱自在に固定されている。フランジ部49は下側に突出する一対の突起55を有し、この突起55が押え板54の凹部56に嵌合されて、光源カバー44が回転不能に位置決めされている。押え板54は支持体41と下カバー体43との間の内部空間でネジ等により支持体41の下側に着脱自在に締結されている。
基板45は縦長帯状であって、光源カバー44の内周の直径方向の両側に対向して上下方向に形成された保持溝57に下側から挿脱自在に挿入され、後縁よりも前縁が若干表示窓21側となるように傾斜して前後方向に配置されている。これは遊技者側から見た場合に、回転反射板35、固定反射板36により反射された光を基板45で遮らないようにするためである。なお、回転表示装置28を左に配置する場合には、基板45は逆向きに傾斜して前後方向に配置すればよい。
基板45の下端は光源カバー44から下方に突出しており、その下端部の一側面にコネクタ58が設けられると共に、下端部が押え板54の偏平筒状の受け部59に挿入されて下方に抜けないように抜け止めされている。受け部59には、コネクタ58に対応して切り欠き部60が形成され、この切り欠き部60側でコネクタ58に外部コネクタを接続できるようになっている。受け部59は下カバー体43の切り欠き部61から下側に突出している。
回転体32は円板状で、支持ケース29の上面、即ち上カバー体42の上面部42aに近接して配置されている。また回転体32は貫通孔62の外周で下方に突出する筒部63を有し、その筒部63の外周に筒部64が套嵌した状態でリングギヤー65が固定されている。回転体32、リングギヤー65は、回転体32を下側から受けるリング状の受け板66を介して支持ケース29側の保持板67の保持筒部67aを上下両側から挟み、リングギヤー65の筒部63が保持板67の保持筒部67aに回転自在に嵌合されている。従って、回転体32、リングギヤー65は、保持板67により縦軸心廻りに回転自在に支持されている。保持板67はネジ68により支持体41のボス69に着脱自在に固定され、また保持板67の上側に上カバー体42が当接している。
回転反射板35は平面視形状が円弧状に湾曲する円弧状部70と、この円弧状部70の上端から光源33の上方へと湾曲する球面状部71とを一体に備え、これらに跨がって凹入状の乱反射面34が形成され、また円弧状部70の下端が回転体32に一体に接続されている。円弧状部70側の乱反射面34は回転体32の半径よりも大きい凹入半径を有し、その周方向の両端縁が回転体32の直径方向の両端近傍に位置している。
従って、円弧状部70側の乱反射面34では、その凹入中心Pは回転体32の回転中心Oに対して回転反射板35と反対側にあり、回転体32の略回転中心O上に位置する光源33は、乱反射面34の凹入中心Pよりも回転反射板35側に接近して配置されている。回転反射板35の乱反射面34は、周方向及び上下方向に配置された多数の球面部34aを備え、これらの球面部34aで光源33からの光を乱反射させるようになっている。
固定反射板36は前側に乱反射面72を有し且つ左右幅が回転反射板35よりも大きい緩やかな円弧状で、左右方向の略中央が回転体32の後方近傍に近接するように支持ケース29上に配置され、周方向に複数の係合爪74により上カバー体42の上面部42aの後端縁に沿って着脱自在に固定されている。この固定反射板36は、左右方向の略中央、即ち回転体32の後方近傍から外側が回転体32の側方まで大きく湾曲している。また乱反射面72は、回転反射板35の乱反射面34と同様に、周方向及び上下方向に配置された多数の球面部72aを備え、これらの球面部72aで光源33、回転反射板35からの光を乱反射させるようになっている。
駆動モータ38は表示窓21と反対側で支持体41に形成された取り付け部75に下側からネジ76等により着脱自在に装着されている。ギヤー列37はリングギヤー65、駆動ギヤー77、中間ギヤー78等により構成され、支持ケース29の支持体41と上カバー体42との間の内部空間に配置されている。
駆動ギヤー77は駆動モータ38から上方に突出する駆動軸79に固定されている。中間ギヤー78は大ギヤー部80と小ギヤー部81とを備え、支持ケース29の支持体41と上カバー体42との間に支架された固定軸82により回転自在に支持されている。そして、中間ギヤー78の大ギヤー部80はリングギヤー65に、小ギヤー部81は駆動ギヤー77に夫々噛合されている。なお、駆動モータ38には減速機付きモータが使用されており、ギヤー列37は駆動モータ38の回転速度を若干増速して回転体32へと伝達するようになっている。
リングギヤー65には下方へと突出する被検出片84が、支持ケース29側には回転反射板35の原点位置を被検出片84を介して検出するセンサ85が夫々設けられている。センサ85は発光部85aと受光部85bとを備えたもので、図5に仮想線で示すように回転反射板35が光源33の前面側となる原点に位置するときに、被検出片84を介して原点位置を検出するように、支持体41に装着されている。なお、支持体41には、回転体32の回転時に被検出片84が通過する通過溝86が形成されている。
外カバー30は光透過性を有し、左右方向の長円状に形成されており、周方向に複数の係合爪88、ネジ89等により上カバー体42の上面部42aに沿って着脱自在に固定されている。外カバー30は後部側に固定反射板36に対応する開口部87が形成され、この開口部87が固定反射板36により塞がれている。なお、外カバー30は赤色系等に適宜着色されており、光源33等の光が内側に照射したときに、その色で着色発光するようになっている。外カバー30の上端に取り付け部39が設けられている。
このような構成の回転表示装置28では、通常、図5に二点鎖線で示すように、回転反射板35は光源33を前側から覆う原点位置で停止している。そして、例えば遊技中に特別遊技状態が発生すれば、光源33が点灯し回転反射板35が回転することにより、外カバー30が所定の色で明滅発光して特別遊技状態を視覚的に演出又は報知する。
即ち、遊技中に特別図柄始動手段17が遊技球の入賞を検出して特別図柄表示手段14の特別図柄が所定時間変動し、その停止図柄が大当たり態様となった場合には、特別遊技状態となって可変入賞手段19の開閉板19aを開放する。そして、特別遊技状態になれば、回転表示装置28の光源33が点灯する一方、駆動モータ38の駆動によりギヤー列37を介して回転体32が回転し、この回転体32と一体に光源33の外周を回転反射板35が回転する。
光源33が点灯すると、この光源33からの光が回転反射板35の乱反射面34に照射し、その乱反射面34で乱反射するが、光源33が乱反射面34の凹入中心Pよりも回転反射板35側にある上に、その乱反射面34が多数の球面部34aで構成されているため、図9に示すように乱反射面34からの反射光が光源33に集中することはなく、広範囲に反射させることができる。
そして、回転反射板35が光源33の後方を通過する場合には、光源33から外カバー30の前側内周面に直接照射する光の他に、回転反射板35の乱反射面34からの反射光が光源33の両側を経て外カバー30の前側内周面に照射するため、外カバー30の前側を十分に発光させることができる。
また回転反射板35が光源33の前側を通過する場合には、その回転反射板35に対応する部分の光を遮断でき、外カバー30の回転反射板35に対応する部分が暗くなる。一方、光源33の後方には、多数の球面部72aで構成された乱反射面72を有する固定反射板36があり、その乱反射面72に光源33からの光と、回転反射板35の乱反射面34で反射された反射光とが照射し、乱反射面72によってその光を前側へと反射する。このため回転反射板35から外れた部分では、それらの光が外カバー30の内周面を照射することになり、外カバー30を十分に発光させることができる。
従って、回転反射板35の回転に伴って外カバー30を従来に比較してより鮮明に明滅発光させることができる。このため低照度の光源33を使用することが可能となり、発光体46に発光ダイオードを使用したり、その数を減らしたりすることもでき、低コストで長寿命化を図ることもできる。
また回転体32、回転反射板35が縦軸心廻りに回転する構造とする一方、光源33を縦長状に構成しており、回転表示装置28を前枠2の前面側に配置する場合にも前方への突出量を小さくでき、遊技者の邪魔になることがない。従って、構造的にも上下方向に長くできる他、配置に際してもその位置を比較的自由に選択することができ、設計の自由度が著しく向上する。
しかも光源33は、光源カバー44内に、両側面に発光体46が装着された基板45を挿入して構成しているので、簡単な構造で十分な長さの光源33を容易且つ安価に製作することができる。更に光源33は回転体32の略回転中心O上に配置されているので、光源33が回転体32を貫通して上方に突出しているにも拘わらず、回転体32の貫通孔62を小して容易に強度を確保できる等、構造的に簡単にできる利点がある。
図10は本発明の第2の実施例を例示する。この実施例では、回転反射板35の乱反射面34は、周方向の複数箇所で屈曲する屈曲面34bにより凹入状に構成されている。他の構成は第1の実施例と略同様である。
このように乱反射面34が屈曲凹入状の場合にも、その凹入中心Pよりも回転反射板35側に光源33を配置することにより、第1の実施例と同様の効果を得ることができる。従って、凹入状の乱反射面34は、滑らかに湾曲する円弧状である必要はなく、屈曲状に構成してもよい。
図11、図12は本発明の第3の実施例を例示する。この実施例では、回転反射板35が回転体32と略同心状に構成されている。光源33は、図11に実線で示すように、回転反射板35が光源33の後側を通過するときの乱反射面34の凹入中心Pよりも回転反射板35側で且つ回転体32の回転中心Oよりも後方側に偏心して配置されている。
光源33は支持ケース29の支持体41から回転体32を貫通して突出しており、回転体32には、光源33の偏心量に応じた貫通孔62が形成されている。また光源33側には、回転体32の貫通孔62を塞ぐ蓋板90が固定されている。なお、他の構成は第1の実施例と略同様である。
この実施例では、回転反射板35が光源33の前側を通過する場合には、乱反射面34の凹入中心Pより遠い側に光源33が位置することになる。しかし、回転反射板35が光源33の後側を通過する場合には、そのときの乱反射面34の凹入中心Pよりも回転反射板35側に光源33が位置するため、第1の実施例と同様な反射効果を得ることができる。従って、光源33は回転体32の回転中心Oから後方に偏心して配置してもよい。この実施例では、回転反射板35を回転体32に略同心状に構成しているが、同心状である必要はない。
図13は本発明の第4の実施例を例示する。この実施例では、光源33は回転反射板35が光源33の後側を通過するときの乱反射面34の凹入中心Pよりも回転反射板35側で且つ回転体32の回転中心Oよりも前に配置されている。他の構成は第3の実施例と略同様である。
このように光源33は回転反射板35が光源33の後側を通過するときの乱反射面34の凹入中心Pよりも回転反射板35側であれば、回転体32の回転中心Oよりも前側に偏心して配置してもよい。
図14、図15は本発明の第5の実施例を例示する。この実施例では、支持ケース29の支持体41に、回転体32と同心状に支持部材91が固定され、この支持部材91の上端に、回転体32の上面側の凹部92に相対回転可能に嵌合する円盤状の支持板93が固定されている。そして、この支持板93に光源33が固定されている。光源33は回転体32の回転中心Oよりも後方で且つ回転反射板35が光源33の後側を通過するときの乱反射面34の凹入中心Pよりも回転反射板35側に配置されている。
このように支持ケース29側に固定された支持部材91を回転体32に略同心状に配置し、その上端に支持板93を介して光源33を設けてもよい。なお、回転反射板35の位置によっては、光源33を回転体32の回転中心Oよりも前側に設けてもよい。
以上、本発明の各実施例について詳述したが、本発明は各実施例に限られるものではなく種々の変更が可能である。例えば、光源33は各実施例に例示する縦長状の他、球状でもよいし、逆U字状に屈曲する発光体46を光源カバー44で覆うようにしたものでもよい。ランプ等の球状の発光体46を使用する場合には、光源カバー44は省略してもよい。
光源33は回転体32以外の支持ケース29側に固定することが望ましいが、回転体33の回転中心Oの近傍に配置する場合には、回転体32上に固定してもよい。回転反射板35を支持する円板状の回転体32は省略してもよい。その場合、回転反射板35と光源33とを上下両側の支持体41に分離し、上下の一方側に回転反射板35とその駆動モータ38とを設け、他方側に光源33を設けてもよい。回転反射板35は回転体32に着脱自在に設けてもよい。
回転反射板35、固定反射板36は共に乱反射面34を備えているが、単なる反射面でもよい。また回転反射板35、固定反射板36に乱反射面34を設ける場合に、その乱反射面34は梨子地加工等で粗面状に形成してもよい。
外カバー30を着色発光させる場合、外カバー30自体を着色してもよいし、光源カバー44を着色してもよい。また外カバー30を省略する場合には、光源カバー44を着色すればよい。更に発光体46が所定の色で発光するようにしてもよい。外カバー30の内周面に乱反射面34を設けてもよい。
回転表示装置28は専ら遊技状態を視覚的に演出又は報知する目的で使用されるが、特別遊技状態の他、特別図柄表示手段14の変動動作中に2個の特別図柄が一致する場合のリーチ演出、変動後の特別図柄が大当たり態様で停止する場合の予告演出等、各種の演出、報知に使用することが可能である。
その場合、回転体32の回転又は停止と、光源33又は発光体46の点灯、消灯又は点滅とを組み合わせて演出又は報知を行うことも可能である。例えば回転体32を回転させて光源33又は発光体46を消灯したり、回転体32を停止させて光源33又は発光体46を点灯又は点滅したりすればよい。更に複数の発光体46の内、発光個数、発光位置、発光順序を変化させてもよい。
その他、本発明はパチンコ機の各種の弾球遊技機は勿論のこと、弾球遊技機以外のスロットマシン等の遊技機でも同様に実施することができる。
本発明の第1の実施例を示すパチンコ機の斜視図である。 同遊技盤の正面図である。 同回転表示装置の正面図である。 同回転表示装置の拡大正面断面図である。 同回転表示装置の拡大側面断面図である。 同回転表示装置の拡大平面断面図である。 同回転表示装置の拡大平面断面図である。 同回転表示装置の分解斜視図である。 同作用説明図である。 本発明の第2の実施例を示す回転表示装置の平面断面図である。 本発明の第3の実施例を示す回転表示装置の平面断面図である。 同回転表示装置の正面断面図である。 本発明の第4の実施例を示す回転表示装置の平面断面図である。 本発明の第5の実施例を示す回転表示装置の側面断面図である。 同回転表示装置の平面断面図である。
符号の説明
35 回転反射板
28 回転表示装置
29 支持ケース
30 外カバー
32 回転体
33 光源
34 反射面
41 支持体
44 光源カバー
45 基板
46 発光体
49 フランジ部
54 押え板
58 コネクタ
59 受け部
60 切り欠き部
62 貫通孔
O 回転中心
P 凹入中心

Claims (8)

  1. 光源(33)と、該光源(33)からの光を反射する凹面状の反射面(34)を有し且つ前記光源(33)の外周を回転して前記光源(33)からの光を間欠的に遮光する回転反射板(35)とを含む回転表示装置(28)を備えた遊技機において、前記反射面(34)はその左右幅方向のほぼ全体が凹入中心(P)からほぼ等距離で湾曲する平面視湾曲状であり、前記回転反射板(35)は前記凹入中心(P)よりも該回転反射板(35)の左右幅方向の中央に近い縦方向の回転中心(O)廻りに回転可能であり、前記光源(33)はほぼ前記回転中心(O)上に縦長状に配置し、前記回転反射板(35)の回転域の後側近傍に、左右幅が該回転反射板(35)よりも大で光を前側へと反射する固定反射板(36)を備え、前記光源(33)はその幅方向を前後に向けて配置された基板(45)と、該基板(45)の板厚方向の両側に装着された複数個の発光ダイオード(46)と、内周面に前記各発光ダイオード(46)からの光を乱反射させる乱反射面(50)が設けられ且つ前記基板(45)及び前記発光ダイオード(46)を覆う円筒状の光源カバー(44)とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記回転反射板(35)は平面視形状が円弧状に湾曲する円弧状部(70)と、該円弧状部(70)の上端から前記光源(33)の上方へと湾曲する球面状部(71)とを一体に備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記反射面(34)は多数の球面部(34a)を備えた乱反射面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 支持ケース(29)上に、前記回転反射板(35)が設けられ且つ縦軸心廻りに回転する回転体(32)を配置すると共に、該回転体(32)の貫通孔(62)を貫通して上方に突出する前記光源(33)を前記回転体(32)の下側で前記支持ケース(29)に固定し、前記回転体(32)上に前記回転反射板(35)を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記回転体(32)の後方近傍に、前記光源(33)及び前記回転反射板(35)からの光を前側に反射する前記固定反射板(36)を設けたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記支持ケース(29)上に、少なくとも前面側が光透過性を有する外カバー(30)を設け、該外カバー(30)内に前記光源(33)、前記回転反射板(35)及び前記回転体(32)を設けたことを特徴とする請求項4又は5に記載の遊技機。
  7. 前記支持ケース(29)は前記回転体(32)の下側で前記光源(33)が固定された支持体(41)を有し、該支持体(41)上に、前記回転体(32)を回転自在に保持する保持板(67)を着脱自在に固定したことを特徴とする請求項〜6の何れかに記載の遊技機。
  8. 前記光源カバー(44)の下端部のフランジ部(49)を押えて前記支持体(41)に固定する押え板(54)を設け、該押え板(54)は前記基板(45)の下端部が嵌合して該基板(45)を受ける受け部(59)を有し、該受け部(59)は前記基板(45)の下端部のコネクタ(58)に対応する切り欠き部(60)を有することを特徴とする請求項7に記載の遊技機。
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