JP4575467B2 - 車両用ドア構造 - Google Patents
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Description
ドアライニングの溝に対して、上側フランジを下方からスライドさせて嵌め込んだ後に、ドアライニングのボスに対して、下側フランジを重ね合わせてビス止めすることによって、ドアライニングの裏面にインサイドハンドルユニットを取付けることができる。
前記ハンドルケースには、上端部から上方へ延びて、前記ガイド溝に挿入される被ガイド部を有することで、前記ハンドル用開口部に前記ハンドルケースを取付けるときに、前記ガイド部によって、前記ハンドルケースを前記裏面に沿わせて前記ハンドル用開口部まで前後スライド可能に案内する構成とし、
さらに、前記ドアライニングは、前記裏面に且つ前記ハンドル用開口部の下縁近傍に、前記ハンドルケースを取付けるためのケース取付部を有し、
前記ケース取付部は、前記ドアライニングの裏面から前記ドアパネル側へ延びるクリップ取付座と、このクリップ取付座の延出端に取付けるクリップと、前記ハンドルケースのうち前記クリップ取付座及び前記クリップに対向する位置に有している嵌合孔とから成ることで、この嵌合孔を前記クリップ取付座及び前記クリップに挿入することにより、前記嵌合孔の内面と前記クリップの弾性片とが弾性を有して取り付けられる構成であり、
前記クリップ取付座は、車両前後方向の両端に一対の突出部を有しており、
これら一対の突出部は、前記クリップ取付座の延出端よりも前記ドアパネル側へ突出することで、前記クリップ取付座に取り付けられた前記クリップが車体前後方向へ位置ズレすることを規制するとともに、前記ハンドルケースを前記ドアライニングの裏面に沿わせて前記ハンドル用開口部まで前後スライドするときに、前記ハンドルケースが前記クリップに接することを規制する部材である、ことを特徴とする。
図4〜図6に示すように、ドアグリップ30は樹脂成形品であって、ドアライニング20における車室側の表面に配置したグリップベース31と、このグリップベース31を覆うグリップカバー32とから成る、二分割品である。グリップベース31に対して、グリップカバー32は車室側から被せてビス止めやスナップフィットによって、取り外し可能に組み立てられる。なお、図5に示すように、グリップカバー32は、グリップベース31の上端よりも前上方へ延びた構成である。このため、グリップカバー32の裏面32a(ドアライニング20に臨む面32a)における上半分は、露出している。
インサイドハンドルユニット40は、ドア10を開閉するものであり、車室側(車幅中心CL側)からドア10を開閉するためのドアハンドル41と、このドアハンドル41を収納したハンドルケース42とから成る。
図9は図7に示すハンドルケースの上部及び第1及び第2ガイド部を示す分解図である。図7〜図9に示すように、第1及び第2ガイド部80R,80Fは、基本的な構成が互いに同じであるとともに、ハンドル用開口部21の上縁21aに概ね沿うように前後一列に並んでいる。
詳しく説明すると、ドアライニング20の上部におけるウェスト部23は、裏面22側へ湾曲しつつ上方へ延びるように形成されており、このウェスト部23の延出端は更に下方へ延びてフランジ24が形成されている。フランジ24にはドアインナシール25(図8参照)が装着されている。
図8及び図12に示すように、クリップ取付座91は、ドアライニング20の裏面22からドアパネル70側へ延びる略水平な平板状の部材である。さらに、クリップ取付座91は、車両前後方向の両端に一対の突出部92,92を有している。突出部92,92は、ドアライニング20の裏面22からドアパネル70側へ延びている。
なお、図12に示すように、クリップ取付座91の上面には、クリップ取付座91に対するクリップ95の挿入深さを規制するための、クリップ位置規制リブ94,94(ストッパ)が形成されている。
先ず、ハンドル用開口部21にハンドルケース42を取付けるときに、図13(a)に示すように、ハンドルケース42をドアライニング20の裏面22に沿わせて、前後方向(図13の紙面表裏方向)にスライドさせる。このスライド途中の段階においては、図13(a)に示すように、クリップ取付座91に対して嵌合孔45の位置が不一致である。
ハンドル用開口部21にハンドルケース42を取付けるには、先ず、図14(a)に示すように、ドアライニング20の裏面22において、ハンドル用開口部21の後方にハンドルケース42を重ね合わせる。この状態は、図13(a)に示す状態に相当する。
次に、ハンドルケース42をドアライニング20の裏面22に沿わせてハンドル用開口部21まで前方にスライドさせる。このときに、ガイド部80R,80Fによって、被ガイド部43R,43Fが前後方向に案内される。
次に、ハンドル用開口部21に対するハンドルケース42の取付け位置を、車両前後方向に微調整する。この状態は、図13(b)に示す状態に相当する。
本発明では、ドアライニング20の裏面22にガイド部80R,80Fを有している。このガイド部80R,80Fは、ハンドル用開口部21に対してハンドルケース42を取付けるときに、ハンドルケース42をドアライニング20の裏面22に沿わせながらハンドル用開口部21まで前後に案内する部材である。
従って、ドアライニング20の車室側に立っている作業者は、図8に示すドアライニング20の上縁20a(ウェスト部23の上端面)から裏面22へ手を伸ばし、ハンドルケース42をドアライニング20の裏面22に沿わせてハンドル用開口部21まで前後スライドさせて、所定の位置に組付けることができる。ドアライニング20の上縁20aから裏面22の下方へ手を大きく伸ばさなくても作業できるので、組付け作業性を高めることができる。
図16及び図17に示すように、グリップ取付ブラケット100の第1グリップベース取付部102は、ドアライニング20の第1取付フランジ26と、グリップベース31の第1取付フランジ31aとを取り外し可能に取付けたものである。
Claims (1)
- 車両用ドアのドアパネルにおける車室側の表面をドアライニングによって覆い、このドアライニングにドア開閉用のインサイドハンドルユニットを設けた車両用ドア構造において、
前記インサイドハンドルユニットは、車室側からドアを開閉するためのドアハンドルと、このドアハンドルを収納したハンドルケースとから成り、
前記ドアライニングは、前記インサイドハンドルユニットを設けるためのハンドル用開口部を有しており、
前記ドアライニングの裏面には、前記ハンドル用開口部の上縁に概ね沿ったガイド部を有することで、このガイド部と前記ドアライニングの裏面との間に、下方が開放されたガイド溝を形成し、
前記ハンドルケースには、上端部から上方へ延びて、前記ガイド溝に挿入される被ガイド部を有することで、前記ハンドル用開口部に前記ハンドルケースを取付けるときに、前記ガイド部によって、前記ハンドルケースを前記裏面に沿わせて前記ハンドル用開口部まで前後スライド可能に案内する構成とし、
さらに、前記ドアライニングは、前記裏面に且つ前記ハンドル用開口部の下縁近傍に、前記ハンドルケースを取付けるためのケース取付部を有し、
前記ケース取付部は、前記ドアライニングの裏面から前記ドアパネル側へ延びるクリップ取付座と、このクリップ取付座の延出端に取付けるクリップと、前記ハンドルケースのうち前記クリップ取付座及び前記クリップに対向する位置に有している嵌合孔とから成ることで、この嵌合孔を前記クリップ取付座及び前記クリップに挿入することにより、前記嵌合孔の内面と前記クリップの弾性片とが弾性を有して取り付けられる構成であり、
前記クリップ取付座は、車両前後方向の両端に一対の突出部を有しており、
これら一対の突出部は、前記クリップ取付座の延出端よりも前記ドアパネル側へ突出することで、前記クリップ取付座に取り付けられた前記クリップが車体前後方向へ位置ズレすることを規制するとともに、前記ハンドルケースを前記ドアライニングの裏面に沿わせて前記ハンドル用開口部まで前後スライドするときに、前記ハンドルケースが前記クリップに接することを規制する部材である、
ことを特徴とした車両用ドア構造。
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