JP4574927B2 - 可変容量無線データチャンネルのための無線リンクプロトコルフレーム整列機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信に関する。より詳細には、本発明は、誤り制御プロトコル固有の共通費用を最小にしつつ、無線チャンネルを通して、信頼できるようにデータを送信するための、改善された方法とシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
符号分割マルチプルアクセス(CDMA)変調技術の使用は、多数のシステム加入者が存在する通信を容易にするための、いくつかの技術の一つである。時間分割マルチプルアクセス(TDMA)、周波数分割マルチプルアクセス(FDMA)、および振幅圧伸単側波帯(ACSSB)などのAM変調方式は、当業界の人には知られている。これらの技術は、異なった会社によって製造された装置間の相互動作を容易にするために、標準化されてきている。符号分割マルチプルアクセス通信システムは米国においては、“デュアルモード広帯域拡散スペクトラムセルラシステムのための移動局‐基地局互換性規格”と題する、参照としてこの中に組み込まれ、そして以後、 IS‐95‐Bとして参照される、通信機械工業会TIA/EIA/IS‐95‐Bの中に標準化されている。
【0003】
IS‐95‐Bは、元来可変レート音声フレームの送信のために最適化された。無線電話応用に代表されるような、二方向音声通信をサポートするためには、通信システムは、かなり一定した、そして最小のデータ遅延を与えることが望ましい。この理由から、 IS‐95‐Bシステムは、強力な順方向誤り訂正(FEC)プロトコルおよび、音声フレーム誤りに対して柔軟に対応するように設計されたボコーダを備えて設計された。フレーム再送信手順を必要とする誤り制御プロトコルは、音声送信に対して、許容できない遅延を加えるので、 IS‐95‐B基準の中には企画されていない。
【0004】
スタンドアローンIS‐95‐B基準を音声応用に対して理想的なものとする最適化は、パケットデータ応用への使用を困難なものとする。インターネットプロトコル(IP)データ送信のような、多くの非音声応用においては、通信システムの遅延要求は、音声応用におけるよりもずっとゆるやかである。インターネットプロトコル回路網に使用される、多分もっとも一般的なプロトコルである送信制御プロトコル(TCP)においては、誤りのない送信を保証するために、実質上無限の送信遅延が許容されている。送信制御プロトコルは、インターネットプロトコルパケットが通常呼ばれるように、この輸送信頼性を与えるために、インターネットプロトコルデータグラムの再送信を使用している。
【0005】
インターネットプロトコルデータグラムは、通常、単一のIS‐95‐Bフレーム中に収容するには大きすぎる。一つのインターネットプロトコルデータグラムを、一組のIS‐95‐Bフレームの中に収容するのに十分な大きさまで小さく分割した後であっても、全体のIS‐95‐Bフレームの組み合わせは、送信制御プロトコルにとって有用であるためには、単一のインターネットプロトコルに対して誤りなく受信されなければならないであろう。 IS‐95‐Bシステムに関して典型的な目標フレーム誤り率は、単一のデータグラムのすべてのセグメントに関する、誤りない受信の確率を非常に低いものとする。
【0006】
IS‐95‐Bに述べられているように、代わりのサービスオプションは、音声フレームの代わりに他のデータ形式の送信を可能にする。“拡散スペクトラムシステムのためのデータサービスオプション”と題する、今後IS‐707として参照される、通信機械工業会暫定標準TIA/EIA/ IS‐707‐Aは、 IS‐95‐Bシステムにおけるパケットデータの送信に用いられる一連の手順を記述している。
【0007】
無線リンクプロトコル(RLP)は、“拡散スペクトラムシステムのためのデータサービスオプション:無線リンクプロトコル タイプ2”と題する、今後RLP2として参照される、そしてこの中に参照によって組み込まれている、TIA/EIA/IS‐707‐A.8の中に記述されている。RLP2は、誤り制御プロトコルを、IS‐95‐Bフレームレイヤーにフレーム再送信する手順と組み合わせている。RLPは、当業界の人には有名な、NAKに基づいたARQプロトコルとして知られる、誤り制御プロトコルの一つのクラスである。 IS‐707 RLPは、一連の音声フレームよりはむしろバイトストリームの 、IS‐95‐B通信システムを通しての送信を容易にする。
【0008】
いくつかのプロトコルレイヤーは、典型的にRLPレイヤーの上に常在している。たとえば、インターネットプロトコルデータグラムは、RLPプロトコルレイヤーへ、バイトストリームとして与えられる前に、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)バイトストリームに典型的に変換される。RLPレイヤーは、プロトコルおよびより高いプロトコルレイヤーのフレーミングを無視するので、RLPによって輸送されたデータのストリームは、“特徴のないバイトストリーム”であるといわれる。
【0009】
RLPは、 本来、IS‐95‐Bチャンネルを通して大きいデータグラムを送る要求を満足させるために設計された。たとえば、もし500バイトのインターネットプロトコルダイアグラムが、それぞれ20バイトを運ぶIS‐95‐Bフレームに送られた場合、このインターネットプロトコルデータグラムは、25個の連続したIS‐95‐Bフレームを満たすであろう。インターネットプロトコルダイアグラムが、より高いプロトコルレイヤーに対して有用であるためには、若干の種類の誤り制御レイヤーなしに、これらRLPフレームの25個すべては、誤りなしに受信されなければならない。1%のフレーム誤り率を有しているIS‐95‐Bチャンネル上では、インターネットプロトコルデータグラム配送の実効的誤り率は、(1−(0.99)25)、すなわち22%となるであろう。これは、インターネットプロトコルトラフィックを運ぶのに用いられる大部分の回路網と比較して、非常に高い誤り率である。RLPは、インターネットプロトコルトラフィックの誤り率を、10ベース2イーサネットチャンネルにとって典型的な誤り率と同程度まで減少させる、リンクレイヤープロトコルとして設計された。
【0010】
ITUは最近、無線通信チャンネルに高いレートデータおよび高品質の音声サービスを与えるための提案の提出を要求している。これらの提案の第一は、“cdma2000 ITU‐R RTT提出案”と題して、通信機械工業会によって発行された。通信機械工業会は、現在cdma2000提案を、暫定標準TIA/EIA/IS‐2000として作成中であり、今後cdma2000として参照される。
“ESTI UMTS 地球無線アクセス(UTRA)ITU‐R RTT提出案”と題する、また“広帯域CDMA”としても知られる、そして今後W‐CDMAとして参照される、これらの提案の第二は、欧州電気通信標準協会(ETSI)によって発行された。“UWC‐136提出案”と題する、今後EDGEとして参照される、第三の提案は、米国TG8/1によって提出された。これらの提案の内容は、公的記録であり、当業界の人にはよく知られている。
【0011】
RLP2は、IS‐95‐Bとともに使用するよう設計されている。cdma2000とともに使用するよう設計された新しいRLPは、“拡散スペクトラムシステムのためのデータサービスオプション:無線リンクプロトコル タイプ3”と題する、今後RLP3Eとして参照され、参照によってこの中に組み込まれている、TIA/EIA/IS‐707‐A‐1.10の中に述べられている。関係する技術の記述に関して、通常フレームとして参照される二つの用語は、次のような差異を有している。
・ IS‐95‐Bおよびcdma2000において、基本的タイミング間隔はフレームと呼ばれる。この種のフレームは今後CDMAフレームとして参照される。CDMAフレームは、信号情報、第一のトラフィック、第二のトラフィック、あるいはその組み合わせを含むことができる。
・ RLP3Eにおいて、送信の基本ユニットはフレームと呼ばれる。この種のフレームは、今後RLPフレームとして参照される。RLPフレームは、ペイロードデータ、シーケンス番号、RLP制御情報(たとえばSYNK、NAK、等)、あるいはこれらの組み合わせを含むことができる。今後シーケンス番号に対するすべての参照は、RLPシーケンス番号に対して参照される。
【0012】
IS‐95‐Bにおいては、基本および補足チャンネルは、固定された20ミリ秒期間のCDMAフレームを有している。 IS‐95‐B補足チャンネルに送信されるCDMAフレームは、CDMAフレームが基本チャンネルに送信されるのと同時に送信される。すべてのIS‐95‐B補足CDMAフレームは固定された20ミリ秒の期間であるので、同時に送信を開始したすべての基本および補足CDMAフレームは、後に同時に受信機によって受信されるであろう。
【0013】
cdma2000は、 IS‐95‐Bのそれとは全く異なる補足チャンネル構造を有している。cdma2000は、今後補足1および補足2として参照される二つの補足チャンネルをもつことができる。サービスネゴシエーションの期間中、移動局および基地局は配列をネゴシエートする。その一部は補足チャンネルCDMAフレーム期間である。それぞれの補足チャンネルに対してネゴシエートされうる期間は、20ミリ秒、40ミリ秒、そして80ミリ秒である。将来、期間は、60ミリ秒のような代替的あるいは付加的な値を含むかも知れない。もしも60ミリ秒のCDMAフレーム長さが、決して存在することがなければ、それで必要性および本発明の価値が減少することは決してない。しかし、60ミリ秒の値は考えられるために、そしてまた本発明は、現在cdma2000では用いられていない期間を考慮に入れているために、60ミリ秒CDMAフレーム期間の存在を仮定するこの標準を通して、種々のシナリオが与えられる。
【0014】
一つのチャンネルに送信されうるデータの総量は、CDMAフレーム期間に関係するので、今後CDMAフレーム期間は、CDMAフレーム長さとして参照する。cdma2000は、ネゴシエートされた配列が、補足2に対するCDMAフレーム長さと、補足1に対するCDMAフレーム長さとが異なっていることを許容する。cdma2000基地局のような一つのエンティティ(entity)から、異なった符号チャンネルへのデータパケットの同時送信をサポートし、加入者データを基本および補足チャンネルに同時に、cdma2000移動局のような他の装置に対して送信する能力を有するいかなる通信システムも、今後cdma2000類似システムとして参照する。
【0015】
RLP2、RLP3E、および現存のRLP実行において、RLPプロトコルリンクのおのおのの側において、3個の変数が維持される。これらの変数は、V(R)、V(N)、およびV(S)である。RLP標準のところで論じたように、V(R)は、受信される次の新しいフレームにおけるRLPフレームシーケンス番号フィールドに関する、予測される値を含む。V(N)は、順々に受信されていない、次に必要とされるフレームのシーケンス番号を含む。送られて来たそれぞれの新しいRLPデータフレーム内の、また、送られて来たそれぞれの新しいRLPアイドルフレーム内の、シーケンス番号フィールド‘SEQ’は、V(S)にセットされるであろう。変数V(R)、V(N)、およびV(S)のそれぞれは、短縮された(8‐bit)ものであり、フル(12‐bit)シーケンス番号の空中に対するバージョンL_V(R)、L_V(N)、およびL_V(S)もまた、RLPプロトコルリンクのおのおのの側において維持される。
【0016】
RLP2およびすべての他のRLPsは、本質的に20ミリ秒ごとに多重化サブレイヤーから呼ばれるステートマシンとして設計されている。各20ミリ秒間隔で、多重化サブレイヤーは、RLPにフィジカルレイヤーから受信したフレーム組み合わせを配送する。それぞれの時刻に、多重化サブレイヤーはRLPエンジンとしても知られているRLPステートマシンに、フレームの組み合わせを配送する。RLPステートマシンは、ちょうど受信したフレームのシーケンス番号をL_V(R)およびL_V(N)と比較する。RLPが新しい‘ホール’が作られたのを発見したときには、NAKが発生される。‘ホール’という語は、通常当業界において熟練した人により、RLP3Eエンジンによって連続的でないシーケンス番号を含むフレーム組み合わせが受信されたことを表すのに使用される。‘新しいホール’は、更新されたL_V(R)が、前のL_V(R)と異なるときはいつでも作られ、前のL_V(R)よりも大きいシーケンス番号で受信されたすべてのフレームは連続したシーケンス番号を有しない。
【0017】
RLP3Eは多くの点でRLP2と似ている。一部は、これは符号再使用が与えることのできる多くの利点を得るために行われた。RLP3Eは、RLP2同様、一つのフレームシーケンス番号を、送信されそして受信されたそれぞれのRLPフレームと組み合わせるように設計されている。予想されないシーケンス番号が受信されたときはいつでも、NAKとして参照される再送信の要求が、同様のRLP装置に送られる。
【0018】
同時に送信されたすべてのIS‐95‐B CDMAフレームは、同時に受信機によって受信されるために、RLP2内には不要な再送信は発生しない。もしもRLP2ステートマシンが、補足チャンネルへのすべてのフレームの同時送信に起因する、多重化サブレイヤーからの20ミリ秒フレーム組み合わせの受信によって、ホールが作られていることを発見したときには、それは、ホール内のフレームが受信機への途中で、失われあるいは劣化していることを意味する。このようなホールに対して発生された、このようなNAKは不必要ではないので、ホールへのフレームの再送信は望ましいことである。しかし、同じ方法を用いることは、cdma2000補足チャンネルがフレキシブルな性質を有するために、RLP3Eが不必要な再送信を行う原因となる。前に述べたように、cdma2000においては、補足チャンネルに対してCDMAフレーム長さを変えることが可能であるからである。このような変化は意図的でなしに、RLP3Eがホールを検出し、不必要なNAKを発生する原因となりうる。
【0019】
たとえば、図1Aは、1個の基本チャンネルと、2個の補足チャンネルがある、RLP3Eデータコールに対して発生されたRLPデータフレームの、160ミリ秒時刻間隔を示している。示されているように、補足1は、80ミリ秒のCDMAフレーム長さを有し、補足2は、60ミリ秒のCDMAフレーム長さを有し、そしてこの時刻間隔の最初におけるRLPシーケンス番号は5である。時刻0において、多重化サブレイヤーは、基本チャンネルおよびそれぞれの補足チャンネルのフレーム期間に対応する3個のフレーム長さについてRLPエンジンに質問する。これに応えて、RLPエンジンは、シーケンス番号5、6、および7を有する3個のRLPフレームを発生する。20ミリ秒境界においては、シーケンス番号8を有するRLPフレームが、基本チャンネルに対応する単一フレーム長さに関する質問に答えて発生される。40ミリ秒境界においては、シーケンス番号9を含むRLPフレームが発生される。60ミリ秒境界においては、多重化サブレイヤーは、基本チャンネルおよび補足2に対応するフレーム長さについて質問する。これに応えて、RLPエンジンはシーケンス番号10および11を有する2個のRLPフレームを発生する。同様に、シーケンス番号12及び13をもったRLPフレームが、同様な理由で、80ミリ秒境界において発生される。フレーム14〜17は、図1Aに示された時刻において、同様な理由で発生される。
【0020】
受信RLP3Eエンジンによる、上に述べたフレームの受信は、図1Bに示されている。図1Bは、図1Aにおいてなされている受信されたフレームに関する、長さ/期間は示していない。むしろ、図1Bは、フレームが、受信している多重化サブレイヤーから、RLP3E受信エンジンに与えられる時刻を示している。図1Bは、図1Aにおいて完了しているフレーム送信の時刻と、RLP3E受信エンジンが、多重化サブレイヤーによってそこに配送されたフレームを有している時刻とに、遅延がないと仮定している。たとえば、フレーム5の送信は図1Aにおいて時刻20ミリ秒において終了しているゆえに、この信号は、図1Bにおける、時刻20ミリ秒においてRLP3E受信エンジンによって受信されている。フレーム7および9の送信は、図1Aにおける60ミリ秒において完了しているので、それらは、図1Bにおける60ミリ秒において、RLP3Eエンジンによって、処理のために受信される。同様にして、フレーム6および10の送信は、図1Aにおける時刻80ミリ秒において完了しているので、これらのフレームは、図1Bの時刻80ミリ秒において、RLP3E受信エンジンによって、処理のために受信される。フレーム8および11から17までの受信は、同様な方法で線図化されている。
【0021】
図との比較によって明らかなように、順次増加するシーケンス番号で送信されたRLPフレームは、受信RLPエンジンによって順序正しく受信されない。フレームは、RLP3Eがシーケンス番号を発生したと同じシーケンスで送信を開始したが、これらのフレームは異なった順序で受信された。すなわち、RLPシーケンス番号5から17を含むCDMAフレームは、次の順序、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17で送信されたが、フレーム期間の差によって、すでに、5、8、7、9、6、10、12、11、14、15、13、17、16の順に受信された。当業界の熟練した人には明らかなように、NAKsはこのタイミングおよびフレーム8、12、14、および17が受信された順序のために、フレーム6、7、11、13、および16に対して発生されるであろう。
【0022】
当業界の熟練した人は承知しているように、NAKsの発生は、すでに受信されているべきRLPデータフレームの送信を、受信機が受信するのに失敗した場合のみ行われるべきであろう。しかし、cdma2000の可変的なCDMAフレーム長さのために、不必要なNAKsが、シーケンス番号が受信されるタイミングのために発生されうる。これは順方向および逆方向リンク両者の貴重な帯域幅を浪費する、望ましくない影響の原因となる。帯域幅は、一つのリンクに送信されたそれぞれのNAKによって、また反対方向のリンクへ不必要に再送信されたデータフレームによって浪費される(不必要な再送信されたデータフレームは、それぞれの受信された不必要なNAKに対して発生される)。
【0023】
空間に対する帯域幅は、貴重な資源であるので、cdma2000に対してデータを配送する改善された方法が望まれる。とくに、不必要なNAKおよび再送信を発生しない、cdma2000に対するデータ配送のための方法が強く望まれる。これらの方法は、RLPより上のレイヤーに対するデータフレーム配送の待時間を増加させず、また多重化サブレイヤーに対する有効なNAKフレームの配送の待時間を増加させないことが望ましい。とくに、これらの方法が、現在のRLP3Eの実行に対して要求される変化を最小にして、現在の業務に効果を発揮することが望まれる。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明は、RLP3Eが不必要なNAKsを発生することを防止し、したがってまた不必要なデータフレーム再送信を防止する、新しいそして改善された方法およびシステムである。本発明は、より高いデータサービスレイヤーへのデータフレームの配送を遅らせることなく、また、多重化サブレイヤーへの必要なNAKsの配送を遅らせることもない効率的な方法である。さらに、本発明は、現在のRLP3E実行に対する変化を最小として実行することができる。本発明は、cdma2000、W‐CDMA、およびEDGEなど、データがARQ(再送信に関する自動的要求)メカニズムを用いて転送され、データパケットが時にそれらが送信されたときとは異なった順序で受信されるシステムに適用可能である。
【0025】
RLPフレームの送信および受信に関しては、RLP3Eは、一般にそれよりも下の多重化サブレイヤーおよびそれよりも上のバイトストリームレイヤーと通信する。バイトストリームレイヤーは、PPPが一般にバイトストリームレイヤーで用いられるプロトコルであるために、通常PPPレイヤーとして参照される。しかし、バイトストリームレイヤーはPPPである必要はない(ISDN、あるいは複数のプロトコルの一つであることができる)ので、ここでは、バイトストリームレイヤーとして参照する。前に述べた通信フローは、cdma2000に対するデータ経路を示しているブロック線図である、図2に示されている。
【0026】
本発明は、すべての到来するトラフィックに対して、多重化サブレイヤーおよびRLP3Eレイヤー間に挿入された新しいメカニズムを利用している。このサブレイヤーの目的は、受信したパケットを送信されたときの順序に再配列し、そしてこの順序で、RLP3Eレイヤーにパケットを配送することである。このサブレイヤーは、今後フレーム再配列サブレイヤーと呼ばれ、図3に説明されている。
【0027】
フレーム再配列サブレイヤーは、多重化サブレイヤーによって受信されたフレームを、フィジカルレイヤーフレームが同等の装置によって送信されている順序を決定することによって、また、それに先立って送信されたすべてのフレームが受信されてしまうまで、それぞれのフレームをバッファリングすることによって再配列する。フレーム再配列サブレイヤーは、これをタイマーおよび/あるいはフレームカウンタ、およびメモリバッファリングメカニズムを用いて達成している。
【0028】
本発明の特徴、目的、そして利点が、図面と関連させた場合に、以下に記述する詳細な説明からより明白になろう。図面において同様の参照符号は、全体を通して同一のものと認定する。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1Aおよび図1Bは、cdma2000に類似した無線データ回路網上で、送信されそして受信されるデータフレームの時刻関係を説明しているタイムライン線図である。図1Aは、基本チャンネル10および、2個の補足チャンネルを含む、RLP3Eデータ送信システム5のために発生された、RLPデータフレームの160ミリ秒時刻間隔を説明している。第1の補足チャンネル20は、80ミリ秒のCDMAフレーム期間で構成される。一方第2の補足チャンネル30は、60ミリ秒のCDMAフレーム期間で構成される。この説明は、160ミリ秒時刻間隔の開始時、RLP3Eエンジンは5にセットされたV(S)を有していると仮定している。説明のように、基本チャンネル10は、シーケンス番号5、8、9、10、12、14、15、および17のRLP3Eフレームを含む20ミリ秒のCDMAフレームを送信する。第1の補足チャンネル20は、シーケンス番号6および13のRLP3Eフレームを含む80ミリ秒のCDMAフレームを送信する。第2の補足チャンネル30は、シーケンス番号7、11、および16のRLP3Eフレームを含む60ミリ秒のCDMAを送信する。図1Aに示したように、シーケンス番号5、6、および7を有するフレームは、時刻0において送信を開始する。シーケンス番号5のRLP3Eフレームを含むCDMAフレームであるフレーム5は、時刻20において、基本チャンネル10への送信を終了する。フレーム6は、第1の補足20に、時刻80において送信を終了し、そしてフレーム7は、第2の補足30に、時刻60において送信を終了する。フレーム8〜16が送信を開始し、終了する時刻は、同様な方法で示されている。
【0030】
図1Bは、基本チャンネル10、第1の補足チャンネル20、および第2の補足チャンネル30を含む、RLP3Eデータ受信システム45のために受信されたRLPデータフレームの、160ミリ秒時刻間隔を示している。図1Bは、図1Aにおいて送信されたデータフレームが、同等のcdma2000によって受信された時刻を示している。補足および基本チャンネルは、図1Bにおいて、これらが、図1Aの送信システム5によって使用される同じチャンネルとして参照されることを示すために、10、20、および30と名付けられている。示されたように、RLP3Eデータ受信システム45は、RLP3Eデータ送信システム5による送信の終了に続いて、すぐにRLP3Eフレームを受信する。基本チャンネル10、第一の補足チャンネル20、第二の補足チャンネル30に共通の、任意の伝搬遅延を導入することは、説明の変更を伴わず、単純化のために省略されている。フレーム5は、基本10上のRLP3Eデータ受信システム45によって、時刻20において受信される。フレーム6は、第一の補足20上のRLP3Eデータ受信システム45によって、時刻80において受信される。フレーム7は、第二の補足30上のRLP3Eデータ受信システムによって、時刻60において受信される。フレーム8〜16が受信される時刻は同様な方法で示されている。
【0031】
図1Aおよび図1Bの両者の考察によって、フレームは、RLP3Eデータ送信システム5によって送信されたときとは異なった順序で、RLP3Eデータ受信システム45によって受信されていることは明らかである。
【0032】
図2は、通信デバイス210および230に具体化された、cdma2000データ受信システム250の、典型的実施例の機能的ブロック線図である。説明の都合上、cdma2000データ送信システムは、順方向リンク上へのパケットデータの送信の形で示されている。しかし、説明は容易に逆方向リンク送信に適用した場合に拡張される。基地局210の中には、バイトのストリームをRLP3Eレイヤー214に与えるバイトストリームレイヤー212が存在する。RLP3Eレイヤー214は、これらのバイトを後の送信のためにバッファーする。20ミリ秒のフレーム境界間隔において、多重化サブレイヤー216はRLP3Eレイヤー214からのRLPフレームを要求する。これに応じてRLP3EレイヤーはRLP3E仕様に従ってRLPフレームを発生し、これらを多重化サブレイヤー216に与える。RLP3E仕様は、RLP3Eレイヤーが多重化サブレイヤーによって要求されたフレーム長さに従って、フレームシーケンス番号を割り当てるであろうことは規定していない。典型的実施例においては、多重化サブレイヤー216は、cdma2000仕様に従ってこれらのRLPフレームを、カプセルに収納する。多重化サブレイヤー216はそこで、cdma2000仕様に従って、これらのカプセルに収納されたRLPフレームを、フィジカルレイヤー218にcdma2000空中リンク220への送信のために与える。フィジカルレイヤー218にフレームを与えるときに、多重化サブレイヤー216は、どのフレームがどのチャンネルに対して送信されるべきかを示す。
【0033】
移動局230のフィジカルレイヤー238は、cdma2000空中リンク220からフレームを受信する。20ミリ秒の間隔で、フィジカルレイヤー238は、それぞれ受信されたフレームを多重化サブレイヤー236に与え、そして多重化サブレイヤー236に、どのチャンネルで各フレームが受信されたかを示す。多重化サブレイヤー236は、cdma2000仕様に従って、RLPフレームをカプセルから取り出し、RLPフレームをRLP3Eレイヤー234に与える。RLP3Eレイヤー234は、RLP3E仕様に従って、これらのフレームに関するRLPフレーム処理を実行する。何れかの受信されたフレームが、V(N)に等しいシーケンス番号をもっている場合、V(N)で始まる連続的なシーケンス番号をもっている、すべての受信されたRLPフレームのペイロードは、RLP3Eレイヤー234によってバイトストリームレイヤー232に与えられる。新しいホールが作られたときは、一つあるいはそれ以上のデータフレームが、再送信される必要のあることを信号するために、NAKが発生される。
【0034】
以上の記述は、順方向リンク方向におけるcdma2000データフローの典型的実施例を述べている。当業界の熟練した人によって知られているように、データフローは、反対方向の経路に沿って逆方向リンク方向にも起きる。
【0035】
図3は、通信デバイス310および340に具体化された、本発明のデータサービス送信システム360の典型的実施例に関する機能的ブロック線図である。基地局310内には、 バイトのストリームをRLP3Eレイヤー314に与える、バイトストリームレイヤー312が存在する。RLP3Eに与えられたバイトは一般的にPPPフレームフォーマットである。しかし、RLP3Eは、これらのバイトを未加工のバイトストリームとして処理し、そしてしたがって、バイトストリームレイヤー312における、バイトのいかなるフォーマッティングも、本発明にとっては重要ではない。RL3Eレイヤー314は、後の送信のために、現在のRLP3E仕様に従って、受信されたバイトをバッファする。20ミリ秒のフレーム境界間隔で、多重化サブレイヤー318は、RLP3Eレイヤー314からのRLPフレームを要求する。これらの要求に従って、RLP3Eレイヤーは、本発明の方法に従ってRLPフレームを発生する。
【0036】
本発明の方法は、現在のRLP3E仕様を堅持した、そしてまた、次の制約を堅持したRLP3Eレイヤー314を利用している。多重化サブレイヤー318がRLP3Eレイヤー314からの、複数のチャンネルのためのデータフレームを要求するとき、そしてそこにRLP3Eレイヤー314が、複数の新しいデータフレーム(再送信ではないRLPフレーム)を発生するであろうときに、RLP3Eレイヤー314はこの結果、もっとも短いCDMAフレーム長さをもっている新しいデータフレームに、最小の新しいシーケンス番号を与え、もっとも長いCDMAフレーム長さをもっている新しいデータフレームに、最大のシーケンス番号を与えることを要求される。図5、図6、図7、図8、図9、そして図10を参照してさらに論じるが、この制約は、フレーム再配列サブレイヤー346が、受信されたフレームをRLP3Eレイヤー344に配送するであろうときに正確な決定をするのを助ける。
【0037】
多重化サブレイヤー318は、RLP3Eレイヤーによって与えられたRLPフレームを、cdma2000仕様に従ってカプセルに収納する。多重化サブレイヤー318は、そこでこれらのカプセル収納されたRLPフレームを、cdma2000空間リンク330への送信のために、cdma2000仕様に従って、フィジカルレイヤー320に与える。フレームをフィジカルレイヤー320に与えるときに、多重化サブレイヤー318は、どのチャンネルに、どのフレームが送信されるべきかを示す。
【0038】
移動局340のフィジカルレイヤー350は、cdma2000空間リンク330からフレームを受信する。20ミリ秒間隔で、フィジカルレイヤー350は、それぞれの受信されたフレームを多重化サブレイヤー348に与え、多重化サブレイヤー348に、各フレームがどのチャンネルで受信されたかを示す。多重化サブレイヤー348は、RLPフレームをcdma仕様に従ってカプセルから取り出し、それらをフレーム再配列サブレイヤー346に与える。図4および図5を参照して記述したとおり、フレーム再配列サブレイヤー346は、本発明の方法に従って、受信されたRLPフレームをバッファーし、そしてそれらを、それらが送信されたときの順序で、RLP3Eレイヤー344に与える。 RLP3Eレイヤー344は、RLP3E仕様に従って、これらのフレームに関するRLPフレーム処理を行う。何れかの受信されたフレームがV(N)に等しいシーケンス番号を有しているときは、V(N)で始まる一連のシーケンス番号を有する、すべての受信されたRLPフレームのペイロードは、RLP3Eレイヤー344によってバイトストリームレイヤー342に与えられる。新しいホールが検出されるときは、一つあるいはそれ以上のデータフレームが再送信される必要があることを信号するためのNAKが発生される。
【0039】
図4は、コールセットアップ期間中の、フレーム再配列サブレイヤー346の初期化に関する、典型的実施例を説明しているフローチャートである。ブロック400においてサービスネゴシエーションが始まる。典型的実施例においては、サービスネゴシエーションは、“移動通信システムにおけるサービスネゴシエーションを与えるための方法”と題する、本発明の譲渡人に譲渡され、参照としてこの中に組み込まれている、米国特許5,638,412の中に記述されている方法に従って実行される。ブロック410において、アクティブな補足チャンネルの数、補足チャンネルのオフセット(SCH_OFFSETs)、および補足チャンネルのフレーム期間が決定され、そしてこれらのチャンネルはそれに応じて割り当てられる。
【0040】
一度チャンネルが割り当てられると、処理はブロック420に移る。ブロック420においては、フレーム再配列サブレイヤー346は、変数およびタイマーを初期化する。アクティブな補足チャンネルの番号が記録される。もしも、補足チャンネル1がアクティブであれば、そのチャンネルに対するフレーム期間が記録され、そしてタイマーはそのオフセット値にセットされる。もしも、補足チャンネル2がアクティブであれば、そのチャンネルに対するフレーム期間が記録され、そしてタイマーはそのオフセット値にセットされる。たとえば、もしもシステムが図9Aに示されたように配置されていれば、タイマーは60ミリ秒にセットされるであろう。タイマーは、したがって時刻60、基地局310が補足1に最初にフレームを送信した時刻を示す点910において終了するであろう。その上、補足1におけるフレーム期間は80ミリ秒であることが記録されるであろう。
【0041】
他の例として、もしシステムが図9Bに示されたように配置されていれば、第一のタイマーは20ミリ秒にセットされ、第二のタイマーは60ミリ秒にセットされるであろう。第一のタイマーは時刻20において、基地局310が補足1に最初にフレームを送信した時刻を示す点960において終了するであろう。一方第二のタイマーは、基地局310が補足2に最初にフレームを送信した時刻を示す時刻60において、終了するであろう。その上、補足1のフレーム期間は80ミリ秒、そして補足2のフレーム期間は60ミリ秒であることが記録されるであろう。
【0042】
代わりの実施例においては、もしも正確に一つのアクティブな補足チャンネルがあれば、タイマーは、チャンネルオフセットプラス20ミリ秒に等しい時刻に初期化される。
【0043】
典型的実施例においては、変数およびタイマーの中の共通のインデックスは相互の関連を表示する。たとえば、SUP_DURATION[1]およびSUP_TIMER[1]は、両者ともインデックス1を有するゆえに関連している。これらタイマーおよび変数のすべては、インデックスを示す変数を用いることによって参照され得る。たとえば、 SUP_DURATION[1]は、もしもXが1の値をもてば、 SUP_DURATION[X]として参照され得る。一方SUP_DURATION[2]は、もしもXが2の値をもてば、 SUP_DURATION[X]として参照され得る。当業界において熟練している人には知られている、インデックスとなる標記は、いくつかの変数およびタイマーに関して今後使用されるであろう。
【0044】
一つの実施例においては、フラッグ、FUND_DELIVERY_OKは、図6、図7、および図8を参照して記述された、ステートマシンが最初にブロック660あるいはブロック780に入ったときに、この間隔中にブロック502に受信された基本RLP3Eフレームは、RLP3Eレイヤー344に進められるべきであることを示すために、TRUEにセットされる。
【0045】
典型的実施例においては、変数およびタイマーはブロック420において次のように初期化される。MODE変数は、フレーム再配列サブレイヤーが、多重化サブレイヤー348から受信したすべてのフレームを、RLP3Eレイヤー344に進めるであろうモードにあることを示している、順方向にセットされる。少なくとも一つの補足チャンネルがアクティブであるときは、 SUP_DURATION[1]は、ブロック410において、補足チャンネル1に対して取り決められたCDMAフレーム期間にセットされる。タイマーSUP_TIMER[1]は、補足チャンネル1に対して取り決められたチャンネルオフセットに続いて終了するようにセットされる。二つの補足チャンネルがアクティブであるときは、 SUP_DURATION[2]は、ブロック410において、補足チャンネル2に対して取り決められた、CDMAフレーム期間にセットされる。第二のタイマーSUP_TIMER[2]は、補足チャンネル2に対して取り決められた、チャンネルオフセットに続いて終了するようにセットされる。一つの実施例においては、フラッグ、FUND_DELIVERY_OKは、次の20ミリ秒境界において受信された基本RLP3Eフレームが、RLP3Eレイヤー344に進められるべきであることを示すために、TRUEにセットされる。さらに、変数、SUP_FRAME_TXD[1]および、SUP_FRAME_TXD[2]は、基地局310が、補足チャンネル1あるいは補足チャンネル2それぞれに、いかなるフレームもまだ送信していないことを示している、NO_SUPS_TXDにセットされる。最後に、二つの補足チャンネルがアクティブであるときは、 SUP_DURATION[1]は、 SUP_DURATION[2]と比較される。もしも、 SUP_DURATION[2]が、 SUP_DURATION[1]よりも大きければ、そこでインデックスLは2にセットされ、インデックスSは1にセットされる。そうでなければ、インデックス変数Lは1にセットされ、そしてインデックス変数Sは2にセットされる。したがって、 SUP_DURATION[L]はもっとも長いフレーム期間を返し、一方SUP_DURATION[S]はもっとも短いフレーム期間を返し、そしてSUP_TIMER[L]は、もっとも長いフレーム期間を有しているチャンネルに関連したタイマーを参照し、一方SUP_TIMER[S]は、もっとも短いフレーム期間を有しているチャンネルに関連したタイマーを参照する。
【0046】
典型的実施例においては、フレームをバッファーし、バッファーからフレームを回収するための時刻基準として、システム時刻が用いられる。当業界において熟練した人にはよく知られているように、代わりの実施例においては、システム時刻の参照は、少なくとも20ミリ秒の粒子性をもった時刻基準として使用される変数で置き換えることができる。たとえば、代わりの実施例においては、フレームインデックス変数REL_TIMEを、フレームをバッファーし、バッファーからフレームを回収するための時刻基準として用いることができる。変数REL_TIMEを利用している代わりの実施例においては、 REL_TIMEは、ブロック420において0に初期化され、後に、1などの一定した数値づつ増加される。各時刻に処理はブロック502に移動する。
【0047】
一度データサービスオプションが結合されると、データフローはブロック360で始まる。ブロック360についてはさらに図3を参照して記述される。
【0048】
上記の記述は、フレーム再配列サブレイヤー346の初期化に関する典型的実施例を明細に示した。変数LおよびSが保存される必要のない、代わりの実施例が存在する。このような実施例の一つは、それぞれの変数Lの使用を、SUP_FRAME_DURATION[1]、およびSUP_FRAME_DURATION[2]の最大値と組み合わせられた、インデックスを返す処理をコールして、返された値で置き換えており、そしてそれぞれの変数Sの使用を、 SUP_FRAME_DURATION[1]、およびSUP_FRAME_DURATION[2]の最小値と組み合わせられた、インデックスを返す処理をコールして、返された値で置き換えている。
【0049】
図5は、典型的実施例におけるフレーム再配列レイヤー346によって使用されている方法を示すフローチャートである。
【0050】
ブロック500において、処理はその先を処理する前に、基本チャンネルフレーム境界を待つ。典型的実施例においては、処理は20ミリ秒フレーム境界を各時刻に検出する。20ミリ秒期間の間に多重化サブレイヤー348によって受信されたRLP3Eフレームを含む、フレーム再配列サブレイヤー346に対するメッセージを、多重化サブレイヤー348は配送する。
【0051】
代わりの実施例においては、多重化サブレイヤー348によって受信されたRLP3Eフレームは、フレーム再配列サブレイヤー346によってアクセスが可能なデータストアに収納される。その後、フレーム再配列サブレイヤー346と通信中のレイヤーは、20ミリ秒フレーム境界が終了したこと、そして0あるいはそれ以上の受信されたRLP3Eフレームがさきに述べたデーターストアを経由してアクセス可能であることを示しているメッセージを、フレーム再配列サブレイヤー346に配送する。この代わりの実施例においては、サブレイヤー348と通信中のレイヤーは、タイマーサブシステム、インタラプトサブシステム、あるいは任意の他のサブシステム、あるいはまた、移動局340における、それぞれの20ミリ秒フレーム境界の後でフレーム再配列サブレイヤー346に、正確に信号を送ることのできる処理であることができる。
【0052】
ブロック502においては、データサービスオプションの接続の次の各20ミリ秒境界において、フレーム再配列サブレイヤー346は、ステップ500において多重化サブレイヤー348によって与えられた、RLP3Eフレームを受信する。そこで処理はブロック510に移動する。ブロック510に示したように、ブランチが、アクティブな補足チャンネルの数をもとに作成される。
【0053】
もしも、アクティブな補足の数が0であれば、そこで処理はブロック520に移動する。ブロック520においては、受信されたすべてのフレームはすぐに、RLP3Eレイヤー344に進められる。いかなるアクティブな補足チャンネルもないコールの場合、すべてのフレームはそれらが送信されたと同じ順序で受信されるからである。処理はそこで、ブロック500に移動する。そこでは、処理は次の20ミリ秒間隔の最後に、再び始まるであろう。
【0054】
もしも、アクティブな補足の数が1であれば、そこで処理はブロック530に移動する。ブロック530においては、フレーム再配列サブレイヤー346は、図6を参照して記述された単一補足方法に従って、フレームを処理する。
【0055】
もしも、アクティブな補足の数が2であれば、そこで処理はブロック540に移動する。ブロック540においては、フレーム再配列サブレイヤー346は、図5を参照して記述されたデュアル補足方法に従って、フレームを処理する。
【0056】
図6は、本発明の単一補足チャンネル方法の典型的実施例を説明しているフローチャートである。ブロック600において、MODEの値がチェックされる。
【0057】
この時点においてMODEが順方向に等しければ、補足チャンネル1に対するチャンネルオフセットは、なお到達されるべきである。このことは、基地局310がまだ、いずれかのフレームを補足チャンネル1上に送信すべきであることを示している。したがってこの時刻期間中、すべてのフレームはそれらが送信された順序で受信されなければならないために、すべての受信されたフレームは、RLP3Eレイヤーに進められなければならない。もしも、図9Aにおいて点910で示されたようにタイマーが終了していれば、基地局310は、補足1にフレーム送信を開始しかけていることを示している。このような点においては、モードはバッファーに切り替えられ、そしてタイマーは補足1のフレーム期間にリセットされる。図9Aにおいて点920で示されているように、タイマーは次には時刻140において終了する。
【0058】
もしも、ブロック600において、MODEが順方向に等しければ、そこで、すべてのフレームはブロック610においてRLP3Eレイヤー344に進められる。処理はそこで、SUP_TIMER[1]が終了しているかどうかをチェックされる制御ブロック620に移動する。もしもタイマーが終了していなければ、そこで処理はブロック500に移動する。そうでなければ、もしもタイマーが終了していれば、そこで処理はブロック630に移動する。ブロック630においては、モードは順方向からバッファーに変更される。処理はそこで、 SUP_TIMER[1]が補足チャンネルフレーム期間SUP_DURATION[1]にセットされるところの、ブロック640に移動する。処理はそこで、ブロック500に移動する。
【0059】
もしも、ブロック600においてMODEが順方向に等しくなければ、そこでフレームはタイマーが終了するまでバッファーされる。このことは、受信されたフレームが、不必要なNAKsが発生することで、RLP3Eレイヤー344に配送されることを防止する。タイマーが終了するとき、図9の点920および930で示されたように、バッファーされたフレームのすべてはいかなる不必要なNAKSをも発生させることなしにRLP3Eレイヤー344に配送されることができる。たとえば、点920において、3から7のRLPシーケンス番号を含むCDMAフレームは、すべて受信されている。これらは連続したシーケンス番号であるために、NAKSは不必要には発生されないであろう。その上、点920においてタイマーが終了した後、次の20ミリ秒境界にある点915において、RLPシーケンス番号4を含むフレームは、不必要なNAKを発生させることなしに進めることができる。しかし、もしそのフレームが、点915と920の間の時刻に配送されてしまっていれば、そこでフレームRLPフレーム4のために、NAKが不必要に発生されているであろう。一度フレームが配送されれば、補足チャンネル上で次のフレームが受信されるであろうときを示すためにリセットされる。
【0060】
さらに、一つの実施例においては、フラッグ、FUND_DELIVERY_OKがチェックされる。このような実施例においては、もし基本RLP3Eフレームがステップ502において受信されていたならば、そしてFUND_DELIVERY_OKの値がTRUEであれば、そこで基本RLP3EフレームはRLP3Eレイヤー344に配送され、バッファーはされない。このような実施例においては、 FUND_DELIVERY_OKは、もしタイマーSUP_TIMER[1]がこの間隔期間中に終了していれば、そこでTRUEにセットされ、そうでなければFALSEにセットされる。もしもブロック600においてMODEが順方向に等しくなければ、処理はブロック660に移動する。そこでは、タイマーSUP_TIMER[1]が終了しているかどうかがチェックされる。もしSUP_TIMER[1]が終了していなければ、そこで処理は、受信されたフレームがメモリーバッファーにおかれるところの、ブロック670に移動する。
【0061】
代わりの実施例においては、FUND_DELIVERY_OKの値がチェックされる。もしFUND_DELIVERY_OKがFALSEにセットされていれば、そこで受信されたフレームはメモリーバッファーにおかれる。しかし、もしも変数FUND_DELIVERY_OKがTRUEの値を有していれば、そして基本RLP3Eフレームがこの20ミリ秒間隔の期間中に受信されていれば、そこでそのフレームはRLP3Eレイヤー344に進められ、一方いずれかの受信された補足フレームはバッファーされ、そしてFUND_DELIVERY_OKはFALSEにリセットされる。そこで処理はブロック670からブロック500に移動する。
【0062】
もしブロック660において、SUP_TIMER[1]が終了していると決定されれば、そこで処理はブロック680に移動する。ブロック680においては、すべてのフレームはメモリーバッファーから取り外され、RLP3Eレイヤー344に進められる。さらに、ブロック680においては、ステップ502において、現在の20ミリ秒間隔の間に受信されたフレームも、RLP3Eレイヤー344に進められる。代わりの実施例においては、変数FUND_DELIVERY_OKの値はTRUEにセットされる。処理はそこで、ブロック640に移動し、そこでSUP_TIMER[1]は補足チャンネルCDMAフレーム期間SUP_DURATION[1]にセットされる。処理はそこでブロック500に移動する。
【0063】
図11は、図6で述べたオペレーションの望ましい実施形態を示している。図11を参照して、もしもブロック1600においてMODEが順方向に等しければ、そこで、多重化サブレイヤー348から受信されたすべてのフレームは、ブロック1610においてRLP3Eレイヤー344に進められる。処理はそこで制御ブロック1620に移動し、そこではSUP_TIMER[1]が終了しているかがチェックされる。もしもタイマーが終了していなければ、そこで処理はブロック500に移動する。そうでなければ、もしタイマーが終了していれば、そこで処理はブロック1630に移動する。ブロック1630においては、モードは順方向からバッファーに変更される。さらに、この望ましい実施形態においては、変数T_DELIVERは、現在の時刻基準プラス20ミリ秒の値にセットされる。これは、次の期間中に受信された基本フレームが、RLP3Eレイヤー344に進められるべきことを示すのに用いられるであろう。処理はそこで、ブロック1640に移動し、そこでSUP_TIMER[1]は、補足チャンネルフレーム期間SUP_DURATION[1]にセットされる。処理はそこでブロック500に移動する。
【0064】
もしもブロック1600において、MODEが順方向に等しくなければ、そこでフレームはタイマーが終了するまでバッファーされる。タイマーが終了した後のみ、すべてのバッファーされたフレームは、次の20ミリ秒境界において受信されたフレームと同様に、RLP3Eレイヤー344に進められる。このことは、受信されたフレームが、不必要なNAKsが発生することによって、RLP3Eレイヤー344に配送されることを防止する。タイマーが終了するとき、図9の点920および930に示したように、バッファーされたフレームのすべては、いかなる不必要なNAKSをも発生することなしに、RLP3Eレイヤー344に、配送されることができる。たとえば、点920において、RLPシーケンス番号3から7を含むCDMAフレームは、すべて受信されてしまっている。これらは連続したシーケンス番号であるために、NAKSは不必要には発生されないであろう。その上、タイマーが点920で終了した後、次の20ミリ秒境界にある点915において、RLPシーケンス番号4を含むフレームは、不必要なNAKを発生することなしに進められることができる。しかし、もしも点915および920の間の時刻において、フレームが配送されてしまっていたときば、そこで、フレームRLPフレーム4のために、NAKが不必要に発生されてしまうであろう。一度フレームが配送されれば、タイマーは補足チャンネル上で次のフレームが受信されるであろうときを示すためにリセットされる。
【0065】
もしもブロック1600においてMODEが順方向に等しくなければ、そこでフレームはタイマーが終了するまでバッファーされる。タイマーが終了した後のみ、次の20ミリ秒境界において受信されたフレームと同様に、すべてのバッファーされたフレームは、RLP3Eレイヤー344に進められる。このことは、受信されたフレームが、不必要なNAKsが発生されて、RLP3Eレイヤー344に配送されることを防止する。図9の点920および930で説明したように、タイマーが終了するとき、すべてのバッファーされたフレームは、いかなる不必要なNAKSをも発生することなしに、RLP3Eレイヤー344に配送されることができる。たとえば、点920においてRLPシーケンス番号3から7を含むCDMAフレームは、すべて受信されてしまっている。これらは連続したシーケンス番号であるので、NAKSは不必要に発生されることはないであろう。その上、点920においてタイマーが終了した後、次の20ミリ秒境界にある点である、点915において、RLPシーケンス番号4を含むフレームは不必要なNAKを発生することなしに進められることができる。しかし、もしも点915と920の間の時刻にフレームが配送されてしまったときは、そこでフレームRLPフレーム4のために、NAKが不必要に発生されているであろう。一度フレームが配送されれば、補足チャンネルで次のフレームが受信されるであろうときを表示するために、タイマーはリセットされる。
【0066】
もしもブロック1600において、MODEが順方向に等しくなければ、処理はブロック1660に移動する。ブロック1660においては、SUP_TIMER[1]が終了してしまっているかどうかが決定される。もしSUP_TIMER[1]が終了してしまっていれば、処理はブロック1662に移動する。ブロック1662においては、変数T_DELIVERは現在の時刻基準プラス20ミリ秒の値にセットされる。そこで処理はブロック1664に移動する。そしてそこで、 SUP_TIMER[1]は補足チャンネルフレーム期間SUP_DURATION[1]にセットされる。処理はそこでブロック1670に移動する。
【0067】
ブロック1660において、もしもSUP_TIMER[1]が終了していないと決定されれば、処理はブロック1670に移動する。
【0068】
ブロック1670においては、現在の時刻基準の値がT_DELIVERの値よりも大きいかどうかが決定される。もしも現在の時刻基準の値がT_DELIVERの値よりも大きければ、そこで処理はブロック1675に移動する。そこで、受信されたフレームはメモリーエリアにバッファーされる。処理はそこでブロック500に移動する。
【0069】
もしも、ブロック1670において現在の時刻基準がT_DELIVERの値よりも大きくないと決定されれば、そこで処理はブロック1680に移動する。ブロック1680においては、すべてのフレームはメモリーバッファーから取り外され、現在の期間中多重化サブレイヤー348から受信されたフレームとともに、RLP3Eレーヤー344に進められる。そこで処理はブロック500に移動する。
【0070】
図7は本発明の、デュアル補足チャンネル方法の典型的実施例を説明しているフローチャートである。制御ブロック700において、MODEの値がチェックされる。
【0071】
もしもMODEが順方向に等しくなければ、さきに図8を参照して述べられたと同様に、そこでMODEはバッファーに等しいとされ、処理はブロック780に移動する。もしも逆にMODEが順方向に等しければ、そこで処理はブロック710に移動する。
【0072】
ブロック710において、もしもMODEが順方向に等しければ、補足チャンネル1に対するチャンネルオフセットはまだ到達されていない。これは基地局310はまだ補足チャンネル1に、いずれのフレームをも送信すべきであることを示している。このような場合、すべてのフレームはそれらが送信された順序で受信されなければならないので、すべての受信されたフレームは直ちにRLP3Eレイヤーに進められる。どちらか一方あるいは両方のタイマーが終了するとき、基地局310は、終了している各タイマーと組み合わせられた補足チャンネルにフレーム送信を開始しかけている。一例として、図9Bの点960において補足チャンネル1と組み合わせられたタイマーは、基地局310が補足チャンネル1にフレーム送信を開始しかけていることを示して終了する。
【0073】
MODEが順方向に等しく、一つあるいはそれ以上のチャンネルタイマーが終了するときはつねに、MODEはバッファーに切り替えられる。この場合、それぞれの終了したタイマーはそこで、これと組み合わせられた補足チャンネルの期間にセットされる。フレームが、終了したタイマーと組み合わせられた補足チャンネルへの送信を開始した時刻を表示するために、カウンタは初期化される。そして終了したタイマーと組み合わせられた補足チャンネルに送信された相対的シーケンス番号を追跡するために、カウンターは初期化される。‘相対的なシーケンス番号’という言葉は、受信しているエンティティがそれぞれのチャンネルに送信された実際のシーケンス番号の絶対的な数値を追跡する必要のないことを示すために使用される。むしろ、実状を把握するということは、それぞれの補足チャンネル上に送信された最終のフレームにカプセル収納された、RLPシーケンス番号の関係を追跡することのみを必要とする。とくに、実状を把握するということは、一つの補足チャンネルに送信されているRLP3Eフレームのシーケンス番号が、他の補足チャンネルに送信されているRLP3Eフレームのシーケンス番号よりも、小さいかあるいは大きいか、どちらかを追跡することが必要である。代わりの実施例においては、変数T_DELIVERは、現在の時刻基準プラス20ミリ秒の値にセットされる。これは、代わりの実施例において、次の間隔において受信された基本RLP3EフレームがRLP3Eレイヤー344に進められるべきであることを示すために使用されるであろう。
【0074】
一つのタイマーだけが終了したときは、補足フレームのみが、そのタイマーと組み合わせられたチャンネルへの送信を開始していることが記録される。もし両方のタイマーが終了すれば、前に説明したように、二つのフレームが同時に送信されるときには、より短い期間をもった補足チャンネルが、より低いシーケンス番号を割り当てられる。この場合、より長い期間をもった補足に発生されているフレームの中にカプセル収納されているシーケンス番号は、他の補足チャンネルに発生されているフレームにカプセル収納されているRLPシーケンス番号よりも相対的に大きい数値であることが記録される。
【0075】
上記の一つの例として、図9Bの点960において、モードは順方向からバッファーに切り替わり、補足チャンネル1と組み合わせられたタイマーは80ミリ秒にセットされるであろう。さらに、現在の時刻においてフレームは補足チャンネル1に送信されかけており、なお補足2に送信されるべきフレームはないという事実を追跡するために初期化される。
【0076】
ブロック710においては、すべてのフレームはバッファーから取り外され、RLP3Eレイヤー344に進められる。処理はそこでブロック720に移動する。そこでは、いずれかのタイマーSUP_TIMER[1]あるいはSUP_TIMER[2]が終了しているかどうかが決定される。もしもいずれのタイマーも終了していなければ、そこで処理はブロック500に移動する。タイマーの一つだけが終了したときには、処理はブロック730からブロック750に移動する。ブロック750においては、 SUP_TIMER[1]あるいはSUP_TIMER[2]が終了したかどうかが決定される。もしもSUP_TIMER[1]が終了していると決定されれば、インデックス変数Eは1にセットされ、インデックス変数Nは2にセットされる。そうでなければ、Eは2にセットされ、Nは1にセットされる。Eは、タイマーが終了しているチャンネルと組み合わせられた、タイマー、期間、および最終の送信時刻に対する参照として使用される。Nは、タイマーがまだ終了していないチャンネルと組み合わせられた、最終の送信時刻に対する参照として使用される。そこで処理はブロック760に移動する。
【0077】
ブロック760においては、ブロック750で決定されたEおよびNインデックスを利用して、単一のタイマーおよび複数の変数がセットされる。変数SUP_FRAME_TXD[E]は、第一の補足フレームが補足チャンネルEに送信されたことを示して、1に等しいとセットされる。変数SUP_FRAME_TXD[N]は、最大の許容可能な補足チャンネルオフセットのときに、基本チャンネルに送信されることが可能な、フレームの最大数よりも1だけ大きい値に、等しいとしてセットされる。典型的実施例においては、最大の許容可能な補足チャンネルのオフセットは60ミリ秒であり、そして基本フレーム期間は20ミリ秒である。そこで、典型的実施例においては、 SUP_FRAME_TXD[N]は、4(1+(60/20))にセットされる。このことは、 SUP_TIMER[N]の終了に先立って補足Eで受信されたいかなるフレームも直ちにRLP3Eレイヤー344に配送されることを許容する。代わりの実施例においては、 SUP_FRAME_TXD[N]あるいは他のフラッグは、補足チャンネルNがなお何らかのフレームの送信を開始しなければならないことを示すために、負の1あるいはNULLなどの、指定された値にセットされることが可能である。望ましい実施形態においては、 SUP_FRAME_TXD[N]は、補足チャンネルNが、なお何らかのフレーム送信を開始しなければならないことを示すために、−1(負の1)にセットされる。そしてまた、変数SUP_FRAME_TX_TIME[E]は、補足Eに現在のフレーム送信が開始された時刻に対する時刻基準を示すために、1に等しいとセットされる。望ましい実施形態においては、変数T_DELIVERは、次の間隔において受信される基本RLP3Eフレームが、RLP3Eレイヤーに進められるべきことを示している、現在の時刻基準プラス20ミリ秒の値に等しいとセットされる。
【0078】
ブロック760においては、タイマーSUP_TIMER[E]は、 SUP_DURATION[E]にセットされる。したがって、SUP_TIMER[E]は、補足Eに送信されているフレームの送信が終了すると、すぐに終了するであろう。
【0079】
処理はそこでブロック760からブロック770に移動する。ブロック770においては、モードは、順方向からバッファーに切り替えられ、その後、処理はブロック500に移動する。ブロック730においては、もしも両タイマーが終了していると決定されれば、処理はブロック740に移動する。ブロック740においては、複数の変数およびタイマーは、基地局310によってフレームが送信されつつあるとき、トラックにセットされる。ブロック740においては、ブロック410において決定されたSおよびLインデックスを利用して、変数がセットされる。
【0080】
ブロック740の典型的実施例においては、変数SUP_FRAME_TXD[S]は、より小さいシーケンス番号をもったRLP3Eフレームが、補足チャンネルSに送信されかけていることを示している、1に等しいとセットされる。変数SUP_FRAME_TXD[L]は、より大きい番号をもったRLP3Eフレームが、補足チャンネルLに送信されかけていることを示している、2に等しいとセットされる。補足Lに送信されたフレームは、補足Sへのフレームとして同時に送信されるけれども、本発明の方法は、大きいRLPシーケンス番号をもったフレームが、より小さいシーケンス番号をもったフレームに先立って、RLP3Eレイヤー344に配送されることを防止するために、SUP_FRAME_TXD[S]がSUP_FRAME_TXD[L]よりも低い番号にセットされることを要求している。このことは、図3を参照して論じられたRLP3Eレイヤー送信に関してなされた要求と一致している。
【0081】
変数SUP_FRAME_TX_TIME[S]は、補助Sに現在のフレーム送信が開始された時刻に関する、現在の時刻基準に等しくセットされる。そして変数SUP_FRAME_TX_TIME[L]は、補助Lに現在のフレーム送信が開始された時刻に関する時刻基準を表示するために現在の時刻基準に等しくセットされる。代わりの実施例においては、変数T_DELIVERは、次の間隔において受信される基本RLP3Eフレームが、RLP3Eレイヤー344に進められるべきことを示している、現在の時刻基準プラス20ミリ秒の値に等しくセットされる。
【0082】
ブロック740の典型的実施例においては、タイマーSUP_TIMER[S]は、 SUP_DURATION[S]にセットされ、そしてタイマーSUP_TIMER[L]はSUP_DURATION[L]にセットされる。したがって、タイマーSUP_TIMER[S]は、補足Sに送信されているフレームの送信が終了すると、すぐに終了するであろう。さらに、タイマーSUP_TIMER[L]は、 SUP_DURATION[L]にセットされる。したがって、SUP_TIMER[L]は、補足Lに送信されているフレームの送信が終了すると、すぐに終了するであろう。
【0083】
処理は前に述べた、ブロック770に移動し、その後、処理はブロック500に移動する。
【0084】
ブロック700において、もしもMODEが順方向に等しくないと決定されれば、そこで処理は、図8に示されているブロック780に移動する。
【0085】
図8は、本発明のデュアルチャンネルバッファード方法の、典型的実施例を示しているフローチャートである。
【0086】
ブロック810においては、MODEはバッファーに等しい。MODEがバッファーに等しいときすべてのフレームは、いずれかのタイマーが終了するまでバッファーされる。
【0087】
もしもいずれのタイマーも終了しなければ、受信された基本フレームが、与えられた期間中に配送されうるかどうかを示すために、フラッグ、FUND_DELIVERY_OKを使用している代わりの実施例、例外がそれに応じて作成される。この代わりの実施例においては、もしも与えられた期間中どのタイマーも終了していなければ、そしてFUND_DELIVERY_OKがtrueにセットされていれば、受信された基本はすぐにRLP3Eレイヤー344に進められる。この代わりの実施例においては、FUND_DELIVERY_OKはいずれのタイマーも終了していないそれぞれの期間中、falseにセットされる。
【0088】
望ましい実施形態においては、タイマーが終了していない期間中、T_DELIVERの値は現在の時刻基準と比較される。この場合もしも現在の時刻基準の値がT_DELIVERよりも大きくなければ、そこでもしも基本RLP3Eフレームが受信されていれば、フレームはすぐにRLP3Eレイヤー344に配送される。
【0089】
タイマーが終了するときは必ず、どのフレームがバッファーから取り外され、そしてRLP3Eレイヤー344に進められるべきかが決定される。タイマーが終了するまでフレームをバッファーリングすることは、不必要なNAKsが発生されて、受信されたフレームがRLP3Eレイヤー344に配送されることを防止する。たとえば、図9Bの点970において、フレーム0、1、および3は受信されてしまった。もしもこれらがバッファーされてしまっていなかったときは、RLP3Eレイヤー344は、フレーム2のためにNAKを発生しているであろう。異なった単一補足方法530は、デュアルチャンネルバッファード方法において、単一タイマーが終了するときは選択されたフレームのみが、不必要なNAKsの発生の原因となることなしにRLP3Eレイヤー344に進められることができる。たとえば、図9Bの点980において、補足チャンネル1と組み合わせられたタイマーは終了する。この点で受信されたフレームは、シーケンス番号0、1、3、4、6および2を含んでいる。したがって、5よりも小さいシーケンス番号を有するすべてのフレームは、RLP3Eレイヤー344に進むことが望ましいにもかかわらず、フレーム6をRLP3Eレイヤー344に進めることは、フレーム5に対する不必要なNAKの発生の原因となるであろうことから望ましくない。本発明の方法は、望まれる、そして望まれるフレームのみをRLP3Eレイヤー344に進めることに成功している。
【0090】
デュアルチャンネルバッファード方法においては、一つあるいは両方のタイマーが同時に終了したかどうかが決定される。図9Bの点970、980、そして985で示したように、そして、図10の、点1020、1030、そして1040で示されているように、他のタイマーが終了するときに、もし一つのタイマーがなお動いていれば、次の方法が用いられる。
【0091】
第一に、各チャンネルに最終に送信されたフレームの、相対的シーケンス番号が比較される。
【0092】
もしも、終了したタイマーと組み合わせられた補足チャンネルに、最終的に送信されたシーケンス番号が、他の補足チャンネルに最終的に送信されたシーケンス番号よりも大きければ、そこで受信されたフレームはバッファーされ、そして終了したタイマーは、これと組み合わせられた補足チャンネルのフレーム期間にセットされる。‘より大きい’なる言葉は、有限の組み合わせ内の値が、算術演算あるいはモジューロー算術演算など、予め決定された処理に従って、有限の組み合わせ内の他の値よりも大きいとみなされるという意味に、使用されることができる。たとえば、RLP2仕様は、組み合わせ内のいずれの値が他に比して大きいかを決定するための手段として、符号なしのモジューロー256算術演算の使用を記載している。当業界の熟練した人には知られているように、変数を、より大きい、よりも小さい、あるいはお互いに等しいとセットするための、そしてある方法を用いて二つの変数の値を比較するための、複数の手段がある。本発明の望ましい実施形態においては、カウンタ(時刻基準カウンタも含めで)および相対的シーケンス番号のセッティングおよび比較は、符号なしのモジューロー256算術演算を使用して行われる。代わりの実施例においては、カウントおよび相対的シーケンス番号のセッティングおよび比較は、符号なしのモジューロー8算術演算によってなされる。
【0093】
図10の点1030において、両補足タイマーが同時に終了している、デュアルバッファード方法の一例として、フレーム4および5は両方バッファーされるであろう。第二の例として、点1040において、フレーム6および7は両方バッファーされるであろう。
【0094】
しかしながら、もしも終了したタイマーと組み合わせられた補足チャンネルに、最終的に送信されたシーケンス番号が、他の補足チャンネルに最終的に送信されたシーケンス番号よりも小さいと決定され、あるいは他のフレームが、他の補足チャンネルに送信を開始していないと決定されれば、そこで次の方法が用いられる。補足チャンネルで受信されたフレームは、他の補足チャンネルに対して開始された最終フレームの送信の後20ミリ秒において、あるいはそれ以前に受信された、すべてのバッファーされたフレームとともに、RLP3Eレイヤー344に進められる。もしも現在の時刻が、最終のフレーム送信が他の補足チャンネルに対して開始された20ミリ秒後よりも大きくなければそこで、受信された現在の基本フレームもまたRLP3Eレイヤー344に進められ、そうでなければ、現在の基本フレームはバッファーされる。
【0095】
上記方法の一例として、図9Bの点980において、時刻80(60+20)以前あるいはその時刻に受信されたフレームは、RLP3Eレイヤーに進められるであろう。同様に点985において、時刻120(100+20)以前あるいはその時刻に受信されたフレームは、RLP3Eレイヤーに進められるであろう。さらに、終了したタイマーは、これと組み合わせられた補足チャンネルのフレーム期間にセットされ、そしてフレームが、終了したタイマーと組み合わせられたチャンネルに送信を開始しかけていること、そしてこの補足に送信を開始しかけているフレームは、他の補足チャンネルにすでに送信を開始したフレームより大きいRLPシーケンス番号を有するであろうことが記録される。
【0096】
図9Bの点990に示されたように、もしも両タイマーが同時に終了したと決定されれば、そこですべての受信されたフレームおよび、すべてのバッファーされたフレームは、RLP3Eレイヤー344に進められる。たとえば、図9Bの点990において、すべての受信されたそしてバッファーされたフレームは、RLP3Eレイヤーに進められる。さらに、それぞれの終了したタイマーは、これと組み合わせられた補足チャンネルの、フレーム期間にセットされる。補足により長い期間をもって発生されているフレームに、カプセル収納されたシーケンス番号は、他の補足チャンネルに発生されているフレームに、カプセル収納されたRLPシーケンス番号よりも、相対的に大きい値であることが記録される。さらに、一つの実施例においては、フラッグ、FUND_DELIVERY_OKは、次の20ミリ秒境界で受信される基本RLP3Eフレームが、RLP3Eレイヤー344に進められるべきであることを示している、TRUEにセットされる。代わりの実施例においては、変数T_DELIVERは、次の間隔で受信される基本RLP3Eフレームが、RLP3Eレイヤー344に進められるべきであることを示している、現在の時刻基準プラス20ミリ秒の値に等しくセットされる。両補足が同じフレーム期間を有することを保証されているシステムにおいては、まさに一つのタイマーが終了したときに他の補足に送信中のフレームは、まさに受信された補足フレームに含まれているより大きい、RLPシーケンス番号を含むであろう。したがって、両補足が同じフレーム期間を有しているシステムにおいては、デュアルバッファード方法は次の代わりの実施例に単純化されることが可能である。厳密に一つのタイマーが終了するそれぞれの時刻に、最終のフレーム送信が他の補足に対して開始された20ミリ秒後に、あるいはその前に受信されたすべてのフレームは、RLP3Eレイヤーに進められる。
【0097】
ブロック810においては、どちらかのタイマーが終了しているかどうかが決定される。もしいずれのタイマーも終了していなければ、処理はブロック830に移動する。ブロック830においては、多重化サブレイヤー348から受信されたすべてのフレームはメモリの中にバッファーされ、現在の時刻基準の値と、バッファーメモリの中で組み合わせられる。さらに、代わりの実施例においては、フラッグ、FUND_DELIVERY_OKがチェックされる。この実施例においては、もしも基本RLP3Eフレームがステップ502で受信されたときは、そしてFUND_DELIVERY_OKの値がTRUEであれば、そこで基本的RLP3Eフレームは、RLP3Eレイヤー344に配送され、バッファーされない。この実施例においては、FUND_DELIVERY_OKは、そこでFALSEの値にセットされる。処理はそこでブロック500に移動する。
【0098】
ブロック810において、もしもタイマーの何れか一つが終了していれば、そこで処理はブロック840に移動し、そこで両タイマーが終了しているかどうかがチェックされる。もしも両タイマーが終了していれば、そこで処理はブロック850に移動する。ブロック850において、複数の変数およびタイマーは、基地局310によってフレームが送信されつつあるときは、トラックにセットされる。
【0099】
ブロック850においては、変数は次のようにセットされる。もっとも長い期間を有している補足チャンネルと組み合わせられたシーケンス番号は、より短い期間を有している補足チャンネルと組み合わせられたシーケンス番号よりもより大きいことを示して、変数、SUP_FRAME_TXD[S]は1に等しいとセットされ、そして変数SUP_FRAME_TXD[L]は、2に等しいとセットされる。変数SUP_FRAME_TX_TIME[S]およびSUP_FRAME_TX_TIME[L]は、現在のフレーム送信が二つの補足チャンネルに開始されたときの時刻基準を示して、ともに現在の時刻基準の値にセットされる。さらに、タイマー、SUP_TIMER[S]は、SUP_DURATION[S]にセットされ、そしてタイマー、SUP_TIMER[L]は、SUP_DURATION[L]にセットされる。したがって、タイマー、SUP_TIMER[S]は、補足Sに送信されつつあるフレームの送信が終了すると、直ちに終了するであろう。そしてタイマー、SUP_TIMER[L]は、補足Lに送信されつつあるフレームの送信が終了すると、直ちに終了するであろう。代わりの実施例においては、FUND_DELIVERY_OKの値は、TRUEにセットされる。処理はそこでブロック860に移動する。
【0100】
ブロック860においては、バッファーされたすべてのフレームは、現在の20ミリ秒期間中に受信されたフレームとともに、RLP3Eレーヤー344に進められ(そしてバッファーから取り外され)る。処理はそこでブロック500に移動する。ブロック840において、もしも一つのタイマーだけが終了したと決定されれば、処理はブロック870に移動する。ブロック870においては、SUP_TIMER[1]あるいはSUP_TIMER[2]が終了したかどうかが決定される。もしもSUP_TIMER[1]が終了したと決定されれば、そこでEは1にセットされ、そしてNは2にセットされる。そうでなければ、Eは2にセットされ、そしてNは1にセットされる。したがって、インデックスEはタイマーが終了したチャンネルと組み合わせられ、一方Nはタイマーが終了していなかったチャンネルと組み合わせられる。
【0101】
ブロック880においては、変数SUP_FRAME_TXD[E]における値が、変数SUP_FRAME_TXD[N]における値よりも大きいかどうかがチェックされる。もしもSUP_FRAME_TXD[E]における値が、SUP_FRAME_TXD[N]よりも大きいか、あるいはSUP_FRAME_TXD[N]の値がNO_SUPS_TXDにセットされていれば、補足で受信されたフレームは、他の補足で送信中のフレームよりもより大きいRLPシーケンス番号を含むことを示している。この場合、処理はブロック882に移動する。ブロック882においては、SUP_FRAME_TX_TIME[E]は、丁度終了したタイマーと組み合わせられたチャンネルに、新しいフレームが送信されかけていることを示すために、現在の時刻基準の値にセットされる。さらに、タイマー、SUP_TIMER[E]は、SUP_DURATION[E]にセットされる。したがって、SUP_TIMER[E]は、次のフレームの送信が終了すると直ちに終了するであろう。処理はそこでブロック884に移動する。ブロック884においては、多重化サブレイヤー348から受信されたすべてのフレームは、メモリーエリアにバッファーされ、そしてバッファーメモリ内において、現在の時刻基準の値と組み合わせられる。この規則に対する一つの例外が、受信された基本フレームが、与えられた期間中に配送されうるかどうかを示すためのフラッグ、FUND_DELIVERY_OKを使用している実施例において生じる。この場合、もしもFUND_DELIVERY_OKが、TRUEにセットされているような場合、補足フレームはバッファーされるが、基本RLP3Eフレームは直ちにRLP3Eレイヤー344に配送される。FUND_DELIVERY_OKは、FALSEにリセットされる。処理はそこでブロック500に移動する。
【0102】
もしもブロック880において、SUP_FRAME_TXD[E]における値がSUP_FRAME_TXD[N]よりも大きくないと決定されれば、補足で受信されたフレームは、他の補足で送信中のフレームよりも、より低いRLPシーケンス番号を含むことを示している。このような場合、処理はブロック892に移動する。ブロック892において、もしも基本フレームがこの間隔中に受信されたならば、基本フレームはバッファーされる。代わりの実施例においては、もしも現在の時刻基準の値がSUP_FRAME_TX_TIME[N]+20ミリ秒よりも大きければ、基本フレームのみがバッファーされ、したがって、フレームをバッファリングするステップを、すぐにフレームを取り外し、それを進めるだけに省略する。処理はブロック892からブロック894に移動する。ブロック894においては、現在送信中の補足フレームが送信を開始した20ミリ秒後の時刻を表わしている、SUP_FRAME_TX_TIME[N]+20ミリ秒の時刻値において、あるいはそれに先立って受信された、すべてのバッファーされたフレームは、バッファーから取り外され、丁度受信された補足フレームとともに、RLP3Eレイヤー344に進められる。変数FUND_DELIVERY_OKを利用している実施例においては、変数FUND_DELIVERY_OK は、FALSEにリセットされる。処理はそこでブロック896に移動する。
【0103】
ブロック896においては、SUP_FRAME_TXD[E]は、補足に送信しかけているフレームは、すでに他の補足に送信中のフレームに含まれるよりも大きいRLPシーケンス番号を含むであろうことを示している、SUP_FRAME_TXD[N]よりも大きな値にセットされる。SUP_FRAME_TX_TIME[E]は、新しいフレームが、丁度終了したタイマーと組み合わせられたチャンネルに、送信されかけていることを示すために、現在の時刻基準の値、典型的実施例におけるシステム時刻にセットされる。さらに、タイマー、SUP_TIMER[E]は、SUP_DURATION[E]にセットされる。したがって、SUP_TIMER[E]は、次のフレームの送信が終了すると直ちに終了するであろう。処理はそこでブロック500に移動する。
【0104】
図12は、図8に述べられたオペレーションの、望ましい実施形態を示している。図12を参照して、ブロック1810においては、MODEはバッファーに等しい。 T_DELIVERに保存されていた値よりも大きい時刻に到来したすべてのフレームをバッファーし、そしてT_DELIVERに保存されていた値よりも少ない時刻に到着した、すべてのフレームを配送することが望まれる。
【0105】
タイマーが終了したときはつねに、どのフレームがバッファーから取り外され、そしてRLP3Eレイヤー344に送られるべきかが決定される。タイマーが終了するまでフレームをバッファーすることは、不必要なNAKsが発生されて、受信されたフレームがRLP3Eレイヤー344に配送されることを防止する。たとえば、図9Bの点970においては、フレーム0、1、そして3が受信されていた。もしもこれらがバッファーされていなければ、RLP3Eレイヤー344はフレーム2のためにNAKを発生しているであろう。異なった単一補足方法530は、デュアルチャンネルバッファード方法において単一のタイマーが終了するとき、NAKsの不必要な発生を引き起こすことなしに、選択されたフレームのみがRLP3Eレイヤー344に進められることができる。たとえば、図9Bの点980においては、補足チャンネル1と組み合わせられたタイマーは終了する。この点で受信されたフレームは、シーケンス番号0、1、3、4、6、および2を含んでいる。したがって、5よりも小さいシーケンス番号をもっているすべてのフレームを、RLP3Eレイヤー344に進めることは望ましいが、フレーム6をRLP3Eレイヤー344に進めることは、これがフレーム5のための不必要なNAKの発生の原因となるであろうことから望ましくない。本発明の方法は、望まれる、そして望まれるフレームのみをRLP3Eレーヤー344に送ることに成功している。
【0106】
デュアルチャンネルバッファード方法において、一つあるいは両方のチャンネルが、同時に終了したかどうかが決定される。他が終了するときに、もしも一つのタイマーがなお動いていれば、図9Bの点970、980、および985で示したように、そして、図10の点1020、1030、および1040に示されるように、次の方法が用いられる。
【0107】
第一に、各チャンネルに最終的に送信されたフレームの相対的シーケンス番号が比較される。
【0108】
もしも、終了したタイマーと組み合わせられた補足チャンネルに、最終的に送信されたシーケンス番号が、他の補足チャンネルに最終的に送信されたシーケンス番号よりも、大きいと決定されれば、そこで、受信されたフレームはバッファーされ、そして終了したタイマーは、これと組み合わせられた補足チャンネルの、フレーム期間にセットされる。望ましい実施形態において、セッティングおよび、SUP_FRAME_TXDと組み合わせられた値の比較は、符号なしのモジューロ8算術演算を通して行われる。
【0109】
両補足タイマーが同時に終了するときの、デュアルバッファード方法の一例としては、図10の点1030において、フレーム4および5は両方ともバッファーされるであろう。第二の例としては、点1040においてフレーム6および7は両方ともバッファーされるであろう。
【0110】
しかしながら、もしも終了したタイマーと組み合わせられた補足チャンネルに最終的に送信されたシーケンス番号が、他の補足チャンネルに最終的に送信されたシーケンス番号よりも小さいと決定され、あるいは、他の補足チャンネルへの、他のフレームの送信が開始されていないと決定されれば、そこで、次の方法が用いられる。補足チャンネルで受信されたフレームは、他の補足チャンネルに最終のフレーム送信が開始された後20ミリ秒において、あるいはそれ以前に受信された、すべてのバッファーされたフレームとともに、RLP3Eレイヤー344に進められる。もしも現在の時刻が、他の補足チャンネルに最終フレームの送信が開始された後、20ミリ秒よりも大きくなければ、そこで、受信された現在の基本フレームはまたRLP3Eレイヤー344に進められ、そうでなければ、現在の基本フレームはバッファーされる。
【0111】
上記の方法の一例として、図9Bの点980において、時刻80(60+20)以前あるいはこのときに受信されたフレームは、RLP3Eレイヤーに進められるであろう。同様に、点985において、時刻120(100+20)以前あるいはこのときに受信されたフレームは、RLP3Eレイヤーに進められるであろう。さらに、終了したタイマーは、これと組み合わせられた補足チャンネルのフレーム期間にセットされる。そして、終了したタイマーと組み合わせられたチャンネルに、フレームがまさに送信を開始しかけていること、この補足に送信を開始しかけているフレームは、他の補足チャンネルにすでに送信を開始したフレームよりも、大きいRLPシーケンス番号を含むであろうことが記録される。
【0112】
図9Bの点990に示したように、もしも両タイマーが同時に終了したと決定されれば、そこですべての受信されたフレーム、およびすべてのバッファーされたフレームは、RLP3Eレイヤー344に進められる。たとえば、図9Bの点990において、すべての受信されそしてバッファーされたフレームは、RLP3Eレイヤーに進められる。さらに、それぞれの終了したタイマーは、それと組み合わせられた補足チャンネルのフレーム期間にセットされる。より長い期間をもって補足に発生されているフレームに、カプセル収納されたシーケンス番号は、他の補足チャンネルに発生されているフレームに、カプセル収納されたRLPシーケンス番号よりも相対的に大きい値であることが記録される。望ましい実施形態においては、変数、T_DELIVERは、次の間隔において受信された基本RLP3Eフレームが、RLP3Eレイヤー344に進められるべきであることを示して、現在の時刻基準プラス20ミリ秒の値に等しくセットされる。
【0113】
両補足が同じフレーム期間を有していることが保証されているシステムにおいては、厳密に一つのタイマーが終了したときに、他の補足に送信されているフレームは、丁度受信された補足フレームに含まれるよりも大きい、RLPシーケンス番号を含んでいるであろう。したがって、両補足が同じフレーム期間を有しているシステムにおいては、デュアルバッファード方法は、次の代わりの実施例に単純化されることができる。厳密に一つのタイマーが終了したそれぞれの時刻に、他の補足に最終のフレーム送信が開始された後20ミリ秒において、あるいはそれ以前に受信された、すべてのフレームはRLP3Eレイヤーに進められる。
【0114】
ブロック1810において、何れかのタイマー、SUP_TIMER[1]あるいはSUP_TIMER[2]が、終了しているかどうかが決定される。もしも何れのタイマーも終了していなければ、処理はブロック1814に移動する。ブロック1814においては、現在の時刻基準がT_DELIVERよりも大きいかどうかが決定される。もしも現在の時刻基準がT_DELIVERの値よりも大きければ、処理はブロック1830に移動する。ブロック1830においては、この期間中に受信された基本フレームはメモリの中にバッファーされ、そして現在の時刻基準の値と、バッファーメモリの中で組み合わせられる。処理はそこでブロック500に移動する。
【0115】
ブロック1814において、もしも現在の時刻基準が、T_DELIVERの値よりも小さいか等しいと決定されれば、そこで処理はブロック1818に移動する。ブロック1818においては、この期間中に受信された基本フレームは、RLP3Eレイヤー344に進められる。処理はそこでブロック500に移動する。
【0116】
ブロック1810において、タイマーの何れか一方が終了していれば、そこで処理はブロック1840に移動する。そこで、両タイマーが終了したかどうかが決定される。もしも両タイマーが終了していれば、そこで処理は1850に移動する。ブロック1850においては、複数の変数およびタイマーは、フレームが基地局310によって送信されつつあるときは、トラックにセットされる。
【0117】
ブロック1850においては、変数は次のようにセットされる。もっとも長い期間を有している補足チャンネルと組み合わせられたシーケンス番号は、より短い期間を有する補足チャンネルと組み合わせられたシーケンス番号よりも大きいことを表して、変数SUP_FRAME_TXD〔S〕は、1に等しくセットされ、そして変数SUP_FRAME_TXD〔L〕は、2に等しくセットされる。変数T_DELIVERは、時刻T_DELIVER以前に到着するすべてのフレームが、RLP3Eレイヤー344に進められるべきであることを示している、現在の時刻基準プラス20ミリ秒の値にセットされる。さらにタイマー、SUP_TIMER〔S〕は、SUP_DURATION〔S〕にセットされ、そしてタイマー、SUP_TIMER〔L〕は、 SUP_DURATION〔L〕にセットされる。したがって、タイマー、SUP_TIMER〔S〕は、補足Sに送信されつつあるフレームの送信が終了すると、直ちに終了するであろう。そしてタイマー、SUP_TIMER〔L〕は、補足Lに送信されつつあるフレームの送信が終了すると、直ちに終了するであろう。処理はそこでブロック1860に移動する。
【0118】
ブロック1860においては、バッファーされたすべてのフレームは、現在の20ミリ秒の期間中に多重化サブレーヤー348から受信されたフレームとともに、RLP3Eレイヤー344に進められ(そしてバッファーから取り外され)る。処理はそこでブロック500に移動する。
【0119】
ブロック1840において、もしも一つのタイマーだけが終了したと決定されれば、処理はブロック1870に移動する。ブロック1870においては、SUP_TIMER〔1〕あるいはSUP_TIMER〔2〕が終了したかどうかが決定される。もしもSUP_TIMER〔1〕が終了したと決定されれば、そこでEは1にセットされ、Nは2にセットされる。そうでなければ、Eは2にセットされ、Nは1にセットされる。したがって、インデックスEはタイマーが終了したチャンネルと組み合わせられ、一方Nはタイマーが終了しなかったチャンネルと組み合わせられる。処理はそこでブロック1872に移動する。
【0120】
ブロック1872において、もしもSUP_FRAME_TXD〔N〕が、補足チャンネルNにデータが送信されていないことを示している、−1の値を有していると決定されれば、そこでSUP_FRAME_TXD〔E〕は0の値にセットされる。処理はそこでブロック1880に移動する。
【0121】
ブロック1880においては、SUP_FRAME_TXD〔N〕における値が−1に等しくないかどうか、そしてSUP_FRAME_TXD〔E〕における値が、SUP_FRAME_TXD〔N〕における値よりも大きいかどうかが決定される。もしも、SUP_FRAME_TXD〔N〕における値が、フレームが補足チャンネルNに送信を開始していることを示して−1に等しくなく、そして、チャンネルEで受信されたフレームにおけるシーケンス番号が、チャンネルNでなお受信されるべきフレームにおけるシーケンス番号よりも大きいことを示して、SUP_FRAME_TXD〔E〕における値が、SUP_FRAME_TXD〔N〕における値よりも大きければ、そこで、この期間中フレームはRLP3Eレイヤーに進められるべきでないことが決定され、そして処理は1892に移動する。ブロック1892においては、多重化サブレイヤー348から受信されたすべてのRLPフレームは、メモリーエリアにバッファーされ、現在の時刻基準の値とバッファーメモリ内で組み合わせられる。
【0122】
ブロック1880において、もしもどのフレームも補足チャンネルNに送信を開始してしまっていないことを示して、SUP_FRAME_TXD〔N〕が−1に等しいか、あるいはまた、補足チャンネルNで受信されたフレームが、補足チャンネルEに現在送信されつつあるシーケンス番号よりも低い、シーケンス番号を有していることを示して、SUP_FRAME_TXD〔E〕の値が、SUP_FRAME_TXD〔N〕の値よりも小さいかの、何れかであることが決定されれば、そこで処理はブロック1882に移動し、そこで、特定のフレームがバッファーされ、そして特定のフレームがRLP3Eレイヤー344に進められる。
【0123】
ブロック1882において、もしも現在の時刻基準がT_DELIVERよりも小さいか、あるいは等しければ、フレームのすべてはバッファーメモリから取り外され、そして現在の期間中に多重化サブレイヤー348から受信されたフレームとともに、RLP3Eレイヤー344に進められる。ブロック1882において、もしも現在の時刻基準がT_DELIVERよりも大きければ、この期間中に多重化サブレイヤー348から受信されたすべてのフレームは、メモリにバッファーされ、そして現在の時刻基準の値と、バッファーメモリ内において組み合わせられる。さらに、 T_DELIVERより小さいか、あるいは等しい時刻と組み合わせられた、バッファーメモリに保存されたすべてのフレームは、バッファーメモリから取り外され、そしてRLP3Eレイヤー344に進められる。処理はそこでブロック1896に移動する。
【0124】
ブロック1896においては、タイマー、SUP_TIMER[E]は、SUP_DURATION[E]の値にセットされる。したがって、SUP_TIMER[E]は、補足Eに送信されつつあるフレームが送信終了すると、直ちに終了するであろう。さらに、T_DELIVERは、 時刻T_DELIVERに先立って到着したすべてのフレームは、RLP3Eレイヤー344に進められるべきであることを示している、現在の時刻基準の値プラス20ミリ秒にセットされる。最後に、 SUP_FRAME_TXD[E]が (SUP_FRAME_TXD[N]+1)モジューロー8の値にセットされる。処理はそこでブロック500に移動する。
【0125】
図9Aは、一つのアクティブな補足チャンネルが存在している、典型的なcdma2000類似システムの中に、種々のRLPフレームが送信されているタイミングを説明している、タイムライン線図である。図9Aは、基本チャンネル901および一つの補足チャンネル902を含む、RLP3Eデータ送信システム900における、そこに、RLPシーケンス番号0から12を含むCDMAフレームが送信されている、220ミリ秒時間期間を説明している。補足チャンネル902は、80ミリ秒のCDMAフレーム期間を有し、60ミリ秒のチャンネルオフセットを有するように形成されている。
【0126】
示されているように、基本チャンネル901は、シーケンス番号が0、1、2、3、5、6、7、8、10、および12のRLP3Eフレームを含む、20ミリ秒のCDMAフレームを送信する。補足チャンネル902は、シーケンス番号4および9の、RLP3Eフレームを含む、80ミリ秒のCDMAフレームを送信する。図9Aに示したように、フレーム0は、時刻20《0が正しいと思われる》で送信を開始し、時刻20で、送信を終了する。
【0127】
60ミリ秒の補足チャンネルオフセットを示している、点910において、基本チャンネル901は、フレーム2(RLPシーケンス番号2を含むフレーム)の送信を終了し、そしてフレーム3の送信を開始する。さらに、補足チャンネル902は、フレーム4の送信を開始する。
【0128】
点915において、基本チャンネル901は、フレーム3の送信を終了し、そしてフレーム5の送信を開始する。
【0129】
点920において、基本チャンネル901は、フレーム7の送信を終了し、そしてフレーム8の送信を開始する。さらに、補足チャンネル902は、フレーム4の送信を終了し、フレーム9の送信を開始する。
【0130】
点930において、基本チャンネル901はフレーム12の送信を終了し、そして補足チャンネル902は、フレーム9の送信を終了する。
【0131】
図9Bは、二つのアクティブな補足チャンネルが存在する、典型的cdma2000類似のシステムの中に、種々のRLPフレームが送信されているタイミングを示している、タイムライン線図である。図9Bは、基本チャンネル951、第一の補足チャンネル952、そして第二の補足チャンネル953を含む、RLP3Eデータ送信システム950における、RLPシーケンス番号0から16を含む、CDMAフレームが送信されている、220ミリ秒時間期間を示している。第一の補足952は、80ミリ秒のCDMAフレーム期間を有し、そして20ミリ秒のチャンネルオフセットを有するように形成されている。第二の補足953は、60ミリ秒のCDMAフレーム期間を有し、そして60ミリ秒のチャンネルオフセットを有するように形成されている。示されたように、基本チャンネル951は、シーケンス番号が0、1、3、4、6、7、9、11、12、13、および16の、RLP3Eフレームを含む、20ミリ秒のCDMAフレームを送信する。第一の補足952は、シーケンス番号2、8、および14の、RLP3Eフレームを含む、80ミリ秒のCDMAフレームを送信する。第二の補足953は、シーケンス番号5、10、および15の、RLP3Eフレームを含む、60ミリ秒のCDMAフレームを送信する。図9Aに示されたように、フレーム0は時刻0に送信を開始し、時刻20に送信を終了する。
【0132】
20ミリ秒の補足チャンネルオフセットを示している点960において、基本チャンネル951は、フレーム0(RLPシーケンス番号0を含むフレーム)の送信を終了し、フレーム1の送信を開始する。さらに、第一の補足952は、フレーム2の送信を開始する。
【0133】
60ミリ秒の補足チャンネルオフセットを示している点970において、基本チャンネル951は、フレーム3の送信を終了し、フレーム4の送信を開始する。さらに、第二の補足953は、フレーム5の送信を開始する。
【0134】
点980において、基本チャンネル951は、フレーム6の送信を終了し、そしてフレーム7の送信を開始する。さらに、第一の補足952は、フレーム2の送信を終了し、そしてフレーム8の送信を開始する。
【0135】
点985において基本チャンネル951は、フレーム7の送信を終了し、そしてフレーム9の送信を開始する。さらに、第二の補足953は、フレーム5の送信を終了し、そしてフレームフレーム10の送信を開始する。
【0136】
点990において、基本チャンネル951は、フレーム12の送信を終了し、そしてフレーム13の送信を開始する。さらに、第一の補足952は、フレーム8の送信を終了し、そしてフレーム14の送信を開始する。最後に、第二の補足953は、フレーム10の送信を終了し、そしてフレーム15の送信を開始する。
【0137】
図10は、二つのアクティブな補足チャンネルが存在する、典型的cdma2000類似システムの中に、種々のRLPフレームが送信される、代わりのタイミングを示している、タイムライン線図である。図10は、RLPシーケンス番号0から9を含むCDMAフレームが、基本チャンネル1001、第一の補足チャンネル1002、および第二の補足チャンネル1003を含む、RLP3Eデータ送信システム1000に送信されている、100ミリ秒時間期間を説明している。第一の補足1002は、80ミリ秒のCDMAフレーム期間を有し、そして20ミリ秒のチャンネルオフセットを有するように形成されている。第二の補足1003は、20ミリ秒のCDMAフレーム期間を有し、そして20ミリ秒のチャンネルオフセットを有するように形成されている。示されているように、基本チャンネル1001は、シーケンス番号0、1、4、6、および8の、RLP3Eフレームを含む、20ミリ秒のCDMAフレームを送信する。第一の補足1001は、シーケンス番号3のRLP3Eフレームを含む、80ミリ秒のCDMAフレームを送信する。第二の補足1003は、シーケンス番号2、5、7、および9のRLP3Eフレームを含む、20ミリ秒のCDMAフレームを送信する。
【0138】
20ミリ秒の補足チャンネルオフセットを示している点1010において、基本チャンネル1001は、フレーム0(RLPシーケンス番号0を含むフレーム)の送信を終了し、そしてフレーム1の送信を開始する。さらに、第一の補足1002は、フレーム3の送信を開始し、そして第二の補足1003は、フレーム2の送信を開始する。
【0139】
点1020において、基本チャンネル1001は、フレーム1の送信を終了し、そしてフレーム4の送信を開始する。さらに、第二の補足1003は、フレーム2の送信を終了し、そしてフレーム5の送信を開始する。
【0140】
点1030において、基本チャンネル1001は、フレーム4の送信を終了し、そしてフレーム6の送信を開始する。さらに、第二の補足1003は、フレーム5の送信を終了し、フレーム7の送信を開始する。
【0141】
点1040において、基本チャンネル1001は、フレーム6の送信を終了し、そしてフレーム8の送信を開始する。さらに、第二の補足1003は、フレーム7の送信を終了し、フレーム9の送信を開始する。
【0142】
点1050において、基本チャンネル1001は、フレーム8の送信を終了し、第一の補足1002は、フレーム2の送信を終了し、そして第二の補足1003は、フレーム9の送信を終了する。
【0143】
望ましい実施形態に関するこれまでの記述は、当業界において熟練したいかなる人でも、本発明の作成あるいは使用を可能とする。これらの実施例の種々な変形、は、当業界において熟練した人には容易に明快になるであろうし、そしてこの中に定義された一般的原理は、独創的能力を使用することなしに、他の実施例に適用できるであろう。したがって、本発明は、この中に示した実施例に限定されることを意図したものではなく、ここに開示された原理と、新しい特徴に矛盾しない最も広い範囲に一致されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1Aおよび1Bは、cdma2000に類似した典型的なマルチチャンネルデータ回路網上に、送信されそして受信されたデータフレームの、時刻関係を説明しているタイムライン線図である。
【図2】 図2は、cdma2000RLP3E送信システムの、典型的実施例に関する機能的ブロック線図である。
【図3】 図3は、本発明の送信システムの、典型的実施例に関する、機能的ブロック線図である。
【図4】 図4は、本発明のコールセットアップフローの、典型的実施例に関する、高レベルフローチャートである。
【図5】 図5は、受信されたフレームを処理するための、本発明によって用いられた方法の、典型的実施例を説明している、高レベルフローチャートである。
【図6】 図6は、本発明の単一補足チャンネル方法の、典型的実施例を説明している、フローチャートである。
【図7】 図7は、本発明のデュアル補足チャンネル方法の、典型的実施例を説明している、フローチャートである。
【図8】 図8は、本発明のデュアルチャンネルバッファード方法の、典型的実施例を説明しているフローチャートである。
【図9】 図9Aは、1個のアクティブ補足チャンネルがある、典型的なcdma2000類似システムにおいて、種々のRLPフレームが送信されるタイミングを説明している、タイムライン線図である。
図9Bは、2個のアクティブ補足チャンネルがある、典型的なcdma2000類似システムにおいて、種々のRLPフレームが送信されるタイミングを説明しているタイムライン線図である。
【図10】 図10は、2個のアクティブ補足チャンネルがある、典型的なcdma2000類似システムにおいて、種々のRLPフレームが送信される、代わりのタイミングを説明している、タイムライン線図である。
【図11】 図11は、図6に記述された動作の、望ましい実施形態を説明している。
【図12】 図12は、図8に記述された動作の、望ましい実施形態を説明している。

Claims (9)

  1. 無線リンクプロトコル・タイプ3のデータフレームを無線リンクプロトコル・タイプ3のサブレイヤー(314)に配送する方法であって、
    チャンネルの数を決定することと
    異なるフレーム長さの無線リンクプロトコル・タイプ3のデータフレームを配列させるために各補足チャンネルためのカウンタおよび/またはタイマをセットすることと、
    受信された無線リンクプロトコル・タイプ3のデータフレームを、その中に含まれるシーケンスナンバーにしたがって配列することと、
    配列された無線リンクプロトコル・タイプ3のデータフレームを前記無線リンクプロトコル・タイプ3のソフトウエア・サブレイヤー(314)に配送することと
    を含む、方法。
  2. 前記方法は、無線リンクプロトコル・タイプ3における不必要な否定応答を防止するために使用され、無線リンクプロトコル・タイプ3のデータフレームを配列するステップに先立ってさらに含まれる、
    第1の補足チャンネル上で、第1のフレーム長さを有する無線リンクプロトコル・タイプ3のフレームを受信することと、
    第2の補足チャンネル上で、前記第1のフレーム長さとは異なる、第2のフレーム長さを有する無線リンクプロトコル・タイプ3のフレームを受信することと、
    前記第1のフレーム長さを有するフレームと前記第2のフレーム長さを有するフレームとを、多重化サブレイヤーからフレーム再配列サブレイヤーに配送することのステップを含み、
    受信された無線リンクプロトコル・タイプ3のデータフレームを配列するステップは、
    現在のフレームの前に送信された全フレームが受信されるまで、フレーム再配列サブレイヤー(316)によって、前記フレームをバッファリングすることと、
    フレーム再配列サブレイヤー(316)によって、否定応答フレームが、非連続に受信されたフレームによって生成されないように、前記フレームが同等の装置(peer)から送信された順序を決定することと、
    タイマおよび/またはカウンタ手段によって、前記フレームが前記同等の装置(peer)から送信された順序に、前記フレーム再配列サブレイヤーによって、前記フレームを再配列することと
    のステップをさらに含む、請求項1の方法。
  3. 無線リンクプロトコル・タイプ3のデータフレームを生成する方法であって、
    無線リンクプロトコル・タイプ3のサブレイヤー(314)において、多重化サブレイヤー(318)からデータフレームの要求を受信することと、
    前記無線リンクプロトコル・タイプ3のサブレイヤー(314)によって、複数の新データフレームを生成することであって、最小の新シーケンスナンバーは、最小のフレーム長さを有する前記新データフレームに置かれ、最大の新シーケンスナンバーは、最代のフレーム長さを有する前記新データフレームに置かれる、生成することと
    を含む方法。
  4. 前記方法は、第1の補足チャンネルと第2の補足チャンネルを有する、無線通信システム(360)においてフレーム再配列に使用される方法であって、前記第2の補足チャンネルは、前記第1の補足チャンネルのフレーム長さとは異なるフレーム長さを有するように構成されている、前記方法は、
    否定応答フレームの送信を遅らせるために、前記第1の補足チャンネルと第2の補足チャンネルのタイマをセットすることを含み、
    前記受信された無線リンクプロトコル・タイプ3のデータフレームを配列する前記ステップは、
    その中に含まれる前記シーケンスナンバーにしたがって、受信データフレームを配列することと、
    否定応答が、非連続に受信されたデータフレームに対して送信されないように、前記タイマをリセットすることと
    のステップをさらに含む、請求項1の方法。
  5. 無線リンクプロトコル・タイプ3のソフトウエア・サブレイヤーから無線リンクプロトコル・タイプ3のデータフレームの要求を生成するため、および、基地局(310)の前記無線リンクプロトコル・タイプ3のソフトウエア・サブレイヤー(314)からシーケンシャルにナンバーが付されたデータフレームを受信するための多重化ソフトウエア・サブレイヤー(348)と、
    シーケンスナンバーにしたがって、前記多重化ソフトウエア・レイヤー(348)から受信されたデータフレームを配列するため、および、移動局(340)の無線リンクプロトコル・タイプ3のソフトウエア・サブレイヤーへ前記配列されたフレームを配送するためのフレーム再配列ソフトウエア・サブレイヤー(346)と
    を備える移動局(340)
  6. 前記フレーム再配列ソフトウエア・サブレイヤー(346)は、無線リンクプロトコル・タイプ3のフレーム再配列サブレイヤーであり、
    シーケンスナンバーを有し、異なるフレーム長さの無線リンクプロトコル・タイプ3のフレームをバッファリングするバッファと、
    前記シーケンスナンバーにしたがって、前記無線リンクプロトコル・タイプ3のフレームを配列するためのタイマーおよび/またはカウンターとを
    インプリメントするように適合されている、請求項4の移動局(340)。
  7. 移動局(340)の無線リンクプロトコル・タイプ3のソフトウエア・サブレイヤー(344)からの無線リンクプロトコル・タイプ3のデータフレームの要求を生成するための、および、移動局(340)の前記無線リンクプロトコル・タイプ3のソフトウエア・サブレイヤー(344)からシーケンシャルにナンバーが付されたデータフレームを受信するための、多重化ソフトウエア・サブレイヤー(318)と、
    シーケンスナンバーにしたがって、前記多重化ソフトウエアレイヤー(318)から受信されたデータフレームを配列するための、および、前記基地局(310)の無線リンクプロトコル・タイプ3のソフトウエア・サブレイヤー(314)へ前記配列されたフレームを配送するための、フレーム再配列ソフトウエア・サブレイヤー(316)とを
    備える基地局(310)。
  8. 前記フレーム再配列ソフトウエア・サブレイヤー(316)は、
    シーケンスナンバーを有し、異なるフレーム長さの無線リンクプロトコル・タイプ3のフレームをバッファリングするバッファと、
    前記シーケンスナンバーにしたがって、前記無線リンクプロトコル・タイプ3のフレームを配列するためのタイマーおよび/またはカウンターとを
    インプリメントするように適合されている無線リンクプロトコル・タイプ3のフレーム再配列サブレイヤーである、請求項7の基地局(310)。
  9. 請求項1乃至4のいずれかにしたがって一つの方法を実行するのに適切な命令を含むコンピュータ可読媒体。
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