JP4573551B2 - 炭化物洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粉末状の炭化物を水洗浄用の炭化物洗浄槽に投入するための炭化物洗浄装置に関するものである。
家庭や工場から排出される可燃性ごみの処理方法としては従来から焼却処理が一般的であるが、最近では可燃性ごみを低酸素雰囲気中で加熱して炭化させ、燃料や工業原料として有効利用する試みがなされている。例えば本発明者の提案した特許文献1には、可燃ごみを流動床式の炭化炉で炭化させる際に、炉内温度や流動状態を制御することによって、所望の可燃分率の炭化物を製造する方法が開示されている。
ところが、家庭や工場から排出される可燃ごみ中には、厨芥、塩化ビニル、漂白剤などに由来する塩素が含有されており、炭化物中に2〜4%程度の濃度で塩素が残存する。このような残存塩素を含む炭化物を燃料として使用すると、炉内や煙道で塩化水素やダイオキシン類を発生させるおそれがある。このための有効な方法としては、炭化物を水洗浄する方法を挙げることができる。
しかし、炭化炉から回収される炭化物は粒径が数十μmの微細で軽量の粉末であり、しかも水に濡れにくい性質を持っている。このため、炭化物を洗浄槽に投入して撹拌羽根により混合しようとしても、投入された炭化物の粉末の大部分は水面に浮上したままとなって水中に拡散せず、うまく洗浄することができないという問題があった。また、高温の炭化物が水に投入されることによって発生する水蒸気が炭化物の投入口付近に凝結するため、炭化物が付着して遂には閉塞に至ることもあった。
特開2004−10673号公報
本発明は上記した従来の問題点を解決して、粉末状の炭化物を水面に浮上させることなく、炭化物洗浄槽中に均一に混合させることができ、また炭化物投入口の閉塞の問題を回避できる炭化物洗浄槽への炭化物投入装置を提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明の炭化物洗浄装置は、炭化物洗浄槽の上部にホッパ状のディフューザを設け、このディフューザの上部側壁には接線方向に水流を噴射して旋回流を形成するノズルを設置し、ディフューザの上方から供給される粉末状の炭化物を旋回流に載せて撹拌しつつ炭化物洗浄槽内に流入させる炭化物投入装置を備え、該ディフューザの下部側方の炭化物洗浄槽に、ディフューザからの流入液に向けて側方から水流を噴射する第2のノズルを設置したことを特徴とするものである。
なお、好ましい実施形態においては、炭化物はごみを炭化させた粉末状の炭化物である。
本発明の炭化物洗浄装置によれば、粉末状の炭化物はホッパ状のディフューザの上方から供給され、ディフューザの上部側壁のノズルから噴射される水流により形成される旋回流に載せて撹拌される。またこのノズルから噴射される水流は、ディフューザ内に投入された粉末状の炭化物の上面を覆い、飛散を防止する。このため炭化物はディフューザ内で水流と予備混合されたうえで炭化物洗浄槽に流入するので、粉末状の炭化物を水面に浮上させることなく、炭化物洗浄槽中に均一に混合させることができる。特に炭化物洗浄槽にもディフューザからの流入液に向けて側方から水流を噴射する第2のノズルを設置しておけば、更に優れた混合効果を得ることができる。さらにノズルから噴射される水流が炭化物洗浄槽から立ち上る水蒸気を遮断する効果を発揮するので、水蒸気の凝結水に炭化物が付着することによる投入口の閉塞も回避することができる。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1は本発明の炭化物洗浄装置をその周辺設備とともに示す図であり、1は炭化物洗浄槽、2はその上部に設けられたホッパ状のディフューザである。3はこのディフューザ2の上部に設けられた炭化物回収器であり、図示しない可燃性ごみの炭化炉から排出された排ガス中の炭化物をサイクロン4によりガスと分離し、ディフューザ2に投入するようになっている。ディフューザ2の直径は、この実施形態では約40cmである。
図2、図3に示すように、ディフューザ2の上部側壁にはノズル5が設置されている。この実施形態では一対のノズル5,5が接線方向設けられており、ディフューザ2の内部に接線方向に水流を噴射して旋回流を形成する。その水量はこの実施形態では投入される炭化物1トンあたり約100kgである。ノズル5,5に供給される水はもちろん新水であってもよいが、この実施形態では新水の使用量を節減するために、炭化物洗浄槽1から抜き出された水と炭化物との混合液を固液分離機6で固液分離し、分離水をタンク7に回収し、冷却器8で冷却したうえでノズル5,5に供給している。冷却器8を通すのは、冷却しないままであると炭化物の持込熱量により次第に炭化物洗浄槽1内の温度が上昇し、蒸発してしまうためである。この実施形態では炭化物洗浄槽1内の水温は約50℃に維持されている。
この実施形態では炭化物洗浄槽1にもディフューザ2の下部側方に臨ませて第2のノズル9を設けてあり、ディフューザ2からの流下液に対して第2のノズル9から斜め下向きに水を噴射できるようになっている。なお、タンク7には液面計10が設けられており、ノズル5と第2のノズル9への給水量をバルブ11により制御している。また12は炭化物洗浄槽1の偏心位置に設置された撹拌手段、13は炭化物洗浄槽1への新水の補給口、14は洗浄水中に塩素が濃縮することを防止するために洗浄水の一部を排出するための排水管である。
このように構成された本発明の装置においては、ごみを炭化させる炭化炉から引き出された排ガスをサイクロン4に導いてガスと炭化物とに分離し、ガスは排ガス処理設備に送られ処理する。一方、分離された粉末状の炭化物は炭化物回収器3に入り、ホッパ状のディフューザ2の上方から炭化物洗浄槽1に投入される。
前記したように、粉末状の炭化物はそのまま炭化物洗浄槽1に投入しても水面に浮上して水中に拡散しにくいのであるが、本発明ではノズル5,5からの水流がディフューザ2に投入された炭化物を覆うように噴射され、ホッパ状のディフューザ2の内部で旋回流を形成する。このため投入された炭化物はこの旋回流に巻き込まれるようにして水と一体化し、炭化物洗浄槽1に流下する。実施形態のように炭化物洗浄槽1にもディフューザ2の下部側方に臨ませて第2のノズル9を設置しておけば、更に優れた混合撹拌効果が得られる。
このようにして炭化物洗浄槽1に流下した炭化物は撹拌手段12により撹拌されて塩素分を洗浄され、固液分離機6で固液分離され、さらに乾燥されて残存塩素量の少ない炭化物として出荷される。なお、固液分離機6の分離水を循環使用していると次第に塩分濃度が上昇してくるため、排水管14から洗浄水を一部排出するとともに、補給口13から新水を供給している。
このように本発明ではノズル5,5からの水流を利用して炭化物を濡らし、スムーズに炭化物洗浄槽1に流下させることができる。また、ノズル5,5から噴射される水流による水蒸気遮断効果により、炭化物回収器3に水蒸気が侵入することが防止でき、凝結水に炭化物が付着することによる投入口の閉塞も回避することができる。
本発明の実施形態をその周辺設備とともに示す説明図である。 要部の拡大断面図である。 ディフューザの平面図である。
1 炭化物洗浄槽
2 ディフューザ
3 炭化物回収器
4 サイクロン
5 ノズル
6 固液分離機
7 タンク
8 冷却器
9 第2のノズル
10 液面計
11 バルブ
12 撹拌手段
13 新水の補給口
14 排水管

Claims (2)

  1. 炭化物洗浄槽の上部にホッパ状のディフューザを設け、このディフューザの上部側壁には接線方向に水流を噴射して旋回流を形成するノズルを設置し、ディフューザの上方から供給される粉末状の炭化物を旋回流に載せて撹拌しつつ炭化物洗浄槽内に流入させる炭化物投入装置を備え、該ディフューザの下部側方の炭化物洗浄槽に、ディフューザからの流入液に向けて側方から水流を噴射する第2のノズルを設置したことを特徴とする炭化物洗浄装置。
  2. 炭化物が、ごみを炭化させた粉末状の炭化物であることを特徴とする請求項1記載の炭化物洗浄装置
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