JP4571158B2 - 認証システム - Google Patents

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本発明は、認証システムに関する。更に詳しくは、画像認証、特に動画を利用した画像認証システムに関する。
従来、無料のウェブ上のサービス(メールサービス等)を提供しているサイトのアカウントの新設処理では認証コードの入力が要求される。その際、認証コードの読み取りと入力をコンピュータの自動処理によって行い、大量のアカウントが取得されて、そこで取得されたメールアドレスがスパムメールの送信に利用されることがあり、問題となっていた。なお、このような不正な目的を持って作成されたプログラムをボット(Bot)と呼んでいる。
そこで、ボットによるアカウントの自動取得を避けるため、認証画面に画像を表示して、そこに表示される数字や英単語をユーザに入力させ、コンピュータによる自動処理か、人間によるアカウント取得かを区別する方法が開示されている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。このような方法は、画像認証とも呼ばれ、画像の中に記されている歪んだ文字や数字等を読み取ることはコンピュータには一般的には困難であることを利用して、人間とコンピュータ(機械)を判別するものである。
WO2005/122453号公報 "The CAPTCHA Project"、[Online]、[2007年01月05日検索]インターネット<URL http://www.captcha.net>
上記特許文献1や非特許文献1の技術を適用した場合、認証を必要とする場面で画像に表示されている数字や英単語を都度入力するのは手間がかかるという問題がある。これは文字入力を行うことが不自由な高齢者や身体障害者等にとっては特に重大な問題である。この問題を解消するため、画像を複数表示し、ユーザに所定の画像をクリックさせることによる認証システムが提案されている。しかしながら、上記のようないずれの方法でも、画像のパターン数には限界があり、学習することで容易に認証を破られるという問題がある。すなわち、画像のパターン数が限られているので、何度か認証を試みることで、認証に使われている画像を一定量取得することが可能である。そして、取得した画像を人手で判定して格納しておき、プログラムで認証をかけているサイトにアクセスし、認証を受ける際に、提示された画像と既に人手で判定しておいた画像とを比較することにより、認証を破ることが可能になる。つまり、従来の画像による認証方法においては、有限の画像が繰り返し使われるため、一定量を人間が判定して、それをデータベースとして格納しておけば、容易にプログラムで突破できるようになってしまう問題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、ユーザにとって文字入力の手間をかけずに認証が行え、かつ、従来の認証方法の突破による不正な登録やアクセスを困難にすることができる新たな認証システムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(1) ネットワークに接続された複数のユーザの端末と少なくとも一つの認証サーバと少なくとも一つの画像サーバで構成される認証システムであって、
前記画像サーバは、複数の動画を取得する手段と、前記動画のそれぞれに対して該動画を特徴付ける概念テキストを付加する手段とを有し、
前記認証サーバは、
前記画像サーバから前記動画の識別子と前記概念テキストとを受信し、それらを関連付けて記憶する手段と、
共通の概念テキストを持つ前記複数の動画と前記共通の概念とは異なる概念テキストを持つ複数の動画とを一つの画面上に配置するための配置パターンを決定する手段と、
前記画面上で前記共通の概念テキストを持つ前記複数の動画を前記ユーザに選択させるための質問文であるクエリーを作成する手段と、
前記クエリーと前記配置パターンに従った前記複数の動画とを含んだユーザ認証画面を生成する手段と、
前記ユーザ認証画面を前記ユーザの端末に送信する手段と、
前記認証サーバは、前記ユーザが前記ユーザ認証画面から前記クエリーに対する前記複数の動画を正しく選択したことに応じて、前記ユーザを正規ユーザとして認証する手段と、
を有することを特徴とする認証システム。
上記によれば、本認証システムは、ネットワークに接続された複数のユーザの端末と少なくとも一つの認証サーバと少なくとも一つの画像サーバとで構成される。
画像サーバは、複数の動画を取得する手段(例えば動画を撮影可能なカメラ)と、動画のそれぞれに対して該動画を特徴付ける概念テキスト(キーワード)を付加する手段と、を有する。なお、本明細書では、「動画」とは、一定間隔で撮影した風景などの静止被写体(背景の空など一部に動きがあってもよい)の画像を含むものとする。
認証サーバは、画像サーバから動画の識別子(ID)と概念テキストとを受信し、それらを関連付けてメモリ等に記憶し、共通の概念テキストを持つ複数の動画と共通の概念とは異なる概念テキストを持つ複数の動画とを一つの画面上に配置するための配置パターンを決定する。また、画面上で共通の概念テキストを持つ前記複数の動画をユーザに選択させるための質問文であるクエリーを作成する。そして、このクエリーと、配置パターンに従った前記複数の動画と、を含んだユーザ認証画面を生成し、ユーザ認証画面を前記ユーザの端末に送信する。動画データ自体は、画像サーバで管理され、ユーザ端末から動画IDを指定することによってユーザ認証画面に表示される。ユーザがユーザ認証画面から、このクエリーに対する前記複数の動画を正しく選択すると、正規ユーザとして認証される。
このような構成によれば、動的に撮影された動画を利用してユーザ認証画面を作成し、ユーザに共通の概念を持つ動画を選択させることにより認証を行うので、直感的で使い易く、文字入力の困難なユーザや、携帯電話機やゲーム機のような文字入力の不自由な端末でも利用でき、かつ、機械による不正認証突破を困難にする認証システムを、既存のネットワークのシステム上で、容易に実現することができる。
(2) 前記動画がライブに撮像される映像を含む(1)に記載の認証システム。
このような構成によれば、動画としてリアルタイムで撮影されているライブ映像を用いる。このライブ映像は、その場で撮影されて配信されるので予め保存された画像と異なり解析が困難であり、画像パターン認識による認証の不正な突破を防止することに役立つ。
(3) 前記動画が広告のための映像を含む(1)〜(2)に記載の認証システム。
このような構成によれば、動画に企業のコマーシャル映像を含ませることができる。例えば、ある商品のコマーシャル画像を複数表示し、その商品名を共通概念テキストとして用いてもよい。このことによって、広告手段としての効果をも有することができる。
(4) 前記動画が音声を含む(1)〜(3)に記載の認証システム。
このような構成によれば、動画にはその動画に対応する音声が一緒に流されるので、視力の弱いユーザ等にとって動画の認識がし易くなる。この場合、音声は同時に流れるのでなく、表示された動画の順に、一定時間(例えば1秒)毎に流れるようにする。
(5) 前記共通の概念テキストを持つ動画は、前記ユーザ認証画面において同じ再生速度で再生される(1)〜(4)に記載の認証システム。
このような構成によれば、同じ概念テキストを持つ動画どうしを同じ再生速度で表示するようにする。このことによって、視力の弱いユーザ等にとって動画の認識がし易くなる。これは、人間の目は静止画より動きのある画像に対して敏感であることを利用したものである。
(6) 前記共通の概念テキストを持つ動画は、一つの対象物を異なる角度で撮像した動画で構成される(1)〜(5)に記載の認証システム。
このような構成によれば、共通の概念テキストを持つ動画は、一つの対象物(被写体)を異なる角度で撮影した映像を用いる。共通の概念テキストを持つ動画以外は、予め保存しておいた映像をランダムに用いるようにしてもよい。こうすることで、画像サーバの数を削減し、動画を作成する手間を軽減することができる。このことは、ライブ映像を作成する場合に特に有用である。
(7) 前記配置パターンは、乱数によって決定される(1)〜(6)に記載の認証システム。
このような構成によれば、動画が表示される配置パターンは、ユーザが認証画面を表示するたびに乱数によって様々に異なるので、ボット等の学習による認証の突破を困難にする。
(8) 前記配置パターンは、前記動画の領域がN×M(N、Mは2以上の自然数)の矩形マトリックスを構成する(1)〜(7)に記載の認証システム。
このような構成によれば、動画を認証画面上でN×M個の矩形領域上に表示する。NとMは自然数であるが、必ずしも一定の数でなくてもよい。例えば、あるアクセスでは3×3であるが、次のアクセスでは、3×4のように変化させる。こうすることで、画像の数が変化するので、ボット等による画像パターンの解析を困難にすることができる。
(9) 複数のユーザの端末と、少なくとも一つの画像サーバとネットワークに接続される認証サーバであって、
前記画像サーバは、複数の動画を取得する手段と、前記動画それぞれに対して該動画を特徴付ける概念テキストとを付加する手段を有し、
前記認証サーバは、
前記画像サーバから前記動画の識別子と前記概念テキストを受信し、それらを関連付けて記憶する手段と、
共通の概念テキストを持つ前記複数の動画と前記共通の概念とは異なる概念テキストを持つ複数の動画とを一つの画面上に配置するための配置パターンを決定する手段と、
前記画面上で前記共通の概念テキストを持つ前記複数の動画を前記ユーザに選択させるための質問文であるクエリーを作成する手段と、
前記クエリーと前記配置パターンに従った前記複数の動画とを含んだユーザ認証画面を生成する手段と、
前記ユーザ認証画面を前記ユーザの端末に送信する手段と、
前記認証サーバは、前記ユーザが前記ユーザ認証画面から前記クエリーに対する前記複数の動画を正しく選択したことに応じて、前記ユーザを正規ユーザとして認証する手段と、
を有することを特徴とする認証サーバ。
このような構成によれば、(1)の認証システムを構築するのに好適なサーバを提供することができる。
本発明によれば、ユーザにとって文字入力の手間をかけずに認証が行えるうえに、従来の認証方法の突破による不正な登録やアクセスを困難にすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。
[システムの全体構成図]
図1は、本発明の好適な実施形態の一例に係る認証システム1の全体構成を示す図である。
本発明を構成する認証システム1は、複数の動画をユーザに表示し、ユーザに適当な動画を選択させることを利用した認証システムである。サブシステム10は、通信回線30を介して、ユーザ端末20と接続される。サブシステム10は、主に画像サーバ60及び認証サーバ50のハードウェアを備えている。ここで、画像サーバ60及び認証サーバ50は、図1には別のサーバであるかのように記載しているが、ハードウェアの数に制限はない。必要に応じて、1又は複数で構成してよい。
画像サーバ60は、動画を取得する手段として1又は複数のカメラ40と接続される。なお、カメラ40を接続することなく、記憶部(ハードディスク等、並びにメインメモリを含む)、及び接続された外部記憶装置に予め保存された動画を送信する機能を備えた構成としてもよい。
認証サーバ50は、主に動画概念テキストテーブル70、及び認証パターンテーブル80の各テーブルを内部に備えるか、又は各テーブルと通信可能に接続されている。
通信回線30は、有線により実現するものだけではなく、携帯電話等のように、基地局を介して一部を無線により実現するものや、アクセスポイントを介して無線LANにより実現するもの等、本発明の技術的思想に合致するものであれば様々な通信回線により実現してよい。
ユーザ端末20は、PC(Personal Computer)20aの他、携帯電話機20b、PDA(Personal Data Assistant)20c、及びゲーム機20d、等のいわゆるコンピュータ以外の通信端末であってもよい。
[端末及びサーバの機能ブロック]
図2は、本発明の好適な実施形態の一例に係るユーザ端末20、並びにサブシステム10を主に構成する画像サーバ60及び認証サーバ50の機能ブロック図である。
ユーザ端末20は通信I/F(通信インターフェイス)を持ち、認証サーバ50からユーザ認証画面を受信するユーザ認証画面受信部201、及びユーザが選択した動画の配置パターン(選択パターン)を認証サーバ50に送信する選択パターン送信部204を備える。また、ユーザ端末20は液晶ディスプレイ等の表示装置を持ち、ユーザ認証画面を表示するユーザ認証画面表示部202を備える。更に、ユーザ端末20はキーボード及びマウス等の入力手段として、ユーザ認証画面に配置された動画を選択するユーザ認証画面動画選択受付部203を備える。
認証サーバ50は通信I/Fを持ち、画像サーバ60から動画ID及び概念テキストを受信する動画ID/概念テキスト受信部501、ユーザ認証画面をユーザ端末20に送信するユーザ認証画面送信部506、並びにユーザ端末20から選択パターンを受信する選択パターン受信部507を備える。
更に、認証サーバ50は制御部(CPU:Central Processing Unit)を持ち、ユーザ認証画面の質問文(クエリー)に含む概念テキストを抽出する概念テキスト抽出部502、ユーザ認証画面に配置する動画の抽出を行う動画抽出部503、ユーザ認証画面に動画を配置するパターンを決定する配置パターン決定部504、ユーザ認証画面を生成するユーザ認証画面生成部505、選択パターンが正規であるかを照合する照合部508、照合の結果が一致である場合の正規ユーザ処理部509、及び、照合の結果が不一致である場合の不正アクセス処理部510を備える。典型的には、これらの処理部はCPUによって実行されるコンピュータプログラムで実現される。
画像サーバ60は通信I/Fを持ち、カメラ40がリアルタイム(ライブ)に撮影している動画を受信する動画受信部601、並びに動画ID及び概念テキストを認証サーバ50に送信する動画ID/概念テキスト送信部603を備える。また、画像サーバ60は制御部を持ち、動画を識別する「動画ID」の付加、及び、動画に当該動画のテーマ又は撮影対象物の名称等の、ユーザが動画を見て容易に想定するキーワードである「概念テキスト」を付加する、動画ID/概念テキスト付加部602を備える。
[実施例1]
[動画概念テキストテーブル生成処理]
図3は、本発明の好適な実施形態の一例に係るサブシステム10による動画概念テキストテーブル生成処理を示すシーケンス図である。
先ず、画像サーバ60の通信I/Fが備える動画受信部601は、カメラ40から動画(ライブ映像)を受信する。この動画(ライブ映像)は、その場で撮影されているので予め保存された画像と異なり解析が困難であり、画像パターン認識による認証の不正な突破を防止することに役立つ。ここで、「動画」には、定点カメラ等で、一定間隔で撮影した風景などの静止被写体の画像を含む。
ステップS101では、画像サーバ60の制御部が備える動画ID/概念テキスト付加部602が、まず、動画を識別するための動画IDを付与する。
ステップS102では、画像サーバ60の制御部が備える動画ID/概念テキスト付加部602が、画像サーバ60の操作員による概念テキストの入力を受け付け、動画受信部601が受信した動画(データ)に概念テキストを付加する。なお、画像サーバ60のキーボード及びマウス等の入力手段による新たな概念テキストの入力を受け付けてもよいし、予め複数用意された概念テキストを含むリストの中から選択するようにしてもよい。動画が一定間隔で撮影した風景画像のような場合は、その画像にすべて同じ概念テキストを付加するようにしてもよい。
次に、ステップS103では、画像サーバ60の通信I/Fが備える動画ID/概念テキスト送信部603が、動画ID及び概念テキストを、認証サーバ50に送信する。
次に、ステップS104では、認証サーバ50の通信I/Fが備える動画ID/概念テキスト受信部501が、動画ID及び概念テキストを受信する。
次に、ステップS105では、認証サーバ50の制御部は、動画ID毎に概念テキストを関連付けて、動画概念テキストテーブル70に記憶する。なお、動画概念テキストテーブル70は、新たな概念テキストを受信する毎に更新される。
具体的な動画概念テキストテーブルの一例として、図4を参照しながら説明する。なお、図4の上部は動画(ライブ映像)の撮影状態、及び図4の下部は動画概念テキストテーブル70の例である。
それぞれのカメラ40は、異なる動画(ライブ映像)を撮影し、接続された画像サーバ60に動画を送信している。画像サーバxは野球試合の動画a、画像サーバyは犬の様子の動画b、画像サーバzは魚の泳ぐ水槽の動画c、画像サーバqはキャッチボールの動画d、及び画像サーバrは別の犬の様子の動画eを受信する。これらの画像は、必ずしも生中継でなくても録画を利用してもよい。ただし、録画を利用する場合は、ボット等の学習により容易に画像パターンを見破られないように、録画の繰り返し使用に注意する必要がある。ここでは、それぞれの動画IDを動画a〜eと設定する。
更に、動画a〜eは、それぞれの動画に対する概念テキストを受け付ける。動画aは「野球」、動画bは「犬」、動画cは「魚」、動画dは「野球」、及び動画eは「犬」とそれぞれ概念テキストを受け付け、動画ID及び概念テキストを認証サーバ50に送信する。
次に、認証サーバ50の制御部は、それぞれの動画IDに概念テキストを関連付けて、動画概念テキストテーブルに記憶する。
[ユーザ認証画面生成処理]
図5は、本発明の好適な実施形態の一例に係るユーザ端末20、及び認証サーバ50によるユーザ認証画面生成処理を示すフローチャートである。
先ず、認証サーバ50は、ユーザ端末20からユーザ認証画面の送信要求を受信して、ユーザ認証画面の生成を開始する。ユーザ認証画面については図7で後述する。
ステップS201では、認証サーバ50の制御部が備える概念テキスト抽出部502により、動画概念テキストテーブル70から、ユーザ認証画面において、ユーザが動画を選択するための質問文に含む概念テキストを一つ抽出する。なお、概念テキストの抽出はランダムに(例えば、乱数を利用して)行う。ここで、抽出した概念テキストを含む質問文であるクエリーが生成される。例えば、「(概念テキスト)の動画を選択してください。」という質問文をクエリーとしてもよい。
次に、ステップS202では、認証サーバ50の制御部が備える動画ID抽出部503により、上述のステップS201の概念テキストを持つ動画IDを、動画概念テキストテーブル70から抽出する。なお、同一の概念テキストを持つ異なる動画IDを複数、抽出してもよい。
次に、ステップS203では、認証サーバ50の制御部が備える動画ID抽出部503により、上述のステップS201の概念テキストとは異なる概念テキストを持つ動画IDを、動画概念テキストテーブル70からランダムに(例えば、乱数を利用して)複数、抽出する。
次に、ステップS204では、認証サーバ50の制御部が備える配置パターン決定部504により、上述のステップS202及びステップS203で抽出した動画IDを、N×M(N、Mは2以上の自然数)の矩形マトリックスに配置するパターンを決定する。配置は乱数によって決定されるようにしてもよい。
なお、それぞれの矩形には、固有の位置情報が割り当てられている。配置パターンにおける、上述のステップS201の概念テキストを持つ動画IDの矩形に割り当てられた位置情報が「認証パターン」となる。認証パターンの具体例については図6で後述する。
次に、ステップS205では、認証サーバ50のユーザ認証画面生成部505により、ユーザが動画を選択するための概念テキストを含む質問文であるクエリー、及び配置パターンに基づき動画IDを配置して、ユーザ認証画面を生成する。その後、認証サーバ50の通信I/Fが備えるユーザ認証画面送信部506は、ユーザ認証画面を、ユーザ端末20に送信する。
次に、ステップS206では、認証サーバ50の制御部は、上述のステップS205を行うと共に、認証パターンを認証パターンテーブル80に記憶する。なお、認証パターンは所定時間で破棄することでセキュリティを強化することができる。有効期限(タイムアウト)は、ユーザ認証画面生成時から所定時間としてもよい。
具体的な配置パターンの一例として、図6を参照しながら説明する。
図6の例において、配置パターンは一例として3×3の矩形マトリックスで構成する場合を示している。なお、それぞれの矩形はA〜Iの位置情報を持つものとしている。
先ず、認証サーバ50の制御部が備える概念テキスト抽出部502により、動画概念テキストテーブルから、概念テキストが抽出された。更に、認証サーバ50の制御部が備える動画ID抽出部503により、抽出した概念テキストを持つ動画ID、及び抽出した概念テキストと異なる概念テキストを持つ動画IDを抽出する。
次に、認証サーバ50の制御部が備える配置パターン決定部504により、抽出した概念テキストを持つ動画IDがA、E、及びIの位置の矩形に配置され、抽出した概念テキストと異なる概念テキストを持つ動画IDがB、C、D、F、G及びHの位置の矩形に配置される。このようにして配置パターンが決定され、抽出した概念テキストを持つ動画IDの配置に対する位置情報「AEI」が、認証パターンとなる。具体的なユーザ認証画面の一例として、図7を参照しながら説明する。
図7の例において、「概念テキスト:野球」が抽出された場合を示している。
認証サーバ50の制御部が備えるユーザ認証画面生成部505により、「概念テキスト:野球」を含む質問文である「野球の映像を選択して認証ボタンをクリックしてください」というクエリーが挿入され、配置パターンに基づく動画(動画ID)の配置が行われ、ユーザ認証画面が生成される。「概念テキスト:野球」を持つ動画(動画ID)の配置に対する位置情報「AEI」が、認証パターンとなる。なお、動画IDに基づき、画像サーバ60から動画が配信され、ユーザ認証画面上で動画が流れる。具体的な認証パターンテーブルの一例として、図8を参照しながら説明する。
図8の例においては、「2006年1月9日15:21:40」にIPアドレス「ac7ebze3」を持つユーザ端末20に対しユーザ認証画面が生成され、認証パターンは「AEI」であることが記憶されている。ユーザ認証画面に配置されたA、E、及びIの動画を選択することが認証の条件であることを示す。同様に、「2006年1月9日15:22:31」にIPアドレス「bz9fmsd5」を持つユーザ端末20に対しユーザ認証画面が生成され、認証パターンは「BDG」であることが記憶されている。なお図8では、ユーザ認証画面の有効期限(タイムアウト)をユーザ認証画面生成時間から例えば180秒としている。この様に有効期限を設定することにより所定時間経過後は、認証パターンが無効になることで、繰り返しの選択による不正アクセスを防ぐことができる。また、タイムアウトの時間は可変に設定することができる。
[ユーザ認証処理]
図9は、本発明の好適な実施形態の一例に係るユーザ端末20、及び認証サーバ50によるユーザ認証処理を示すシーケンス図である。
先ず、ユーザ端末20の表示装置が備えるユーザ認証画面表示部202により、ユーザ認証画面を表示する。
ステップS301では、ユーザ端末20のキーボード及びマウス等の入力手段が備えるユーザ認証画面動画選択受付部203により、ユーザが動画を選択するための概念テキストを含む質問文に対する動画の選択を受け付ける。
次に、ステップS302では、ユーザ端末20の通信I/Fが備える選択パターン送信部204により、ユーザが選択した動画の配置に対する位置情報を、選択パターンとして、通信回線30を介して認証サーバ50に送信する。
次に、ステップS303では、認証サーバ50の通信I/Fが備える選択パターン受信部507により、選択パターンを受信する。
次に、ステップS304では、認証サーバ50の制御部が備える照合部508により、選択パターンと認証パターンテーブル80に記憶された認証パターンとを照合する。照合の結果が一致する場合は、正規ユーザと判断し認証する。不一致である場合は不正アクセスと判断する。なお、選択パターンにおいて、「ABC」と「ACB」又は「BCA」等の文字の組合せの違いは同一としてよい。
ステップS305では、認証サーバ50の制御部が備える正規ユーザ処理部509により、上述のステップS304において、選択パターンと認証パターンが一致し、正規ユーザと判断して認証したことにより、正規ユーザに対応する処理を行う。なお、正規ユーザに対応する処理は、例えば、Webページへのログイン、又はデータの送信等を行ってもよい。
他方、ステップS306では、認証サーバ50の制御部が備える不正アクセス処理部510により、上述のステップS304において、選択パターンと認証パターンが不一致で、不正アクセスと判断したことにより、不正アクセスに対応する処理を行う。不正アクセスに対応する処理は、例えば、エラーメッセージの送信、又は新たなユーザ認証画面の送信等を行ってもよい。
[実施例2]
本発明の好適な別の実施形態として実施例2を説明する。実施例2は、実施例1の動画を取得する手段に広告映像(コマーシャル等)を含む。広告映像(コマーシャル等)は、予め保存されているものであるが、複数の動画を使用する、又はライブ映像と併用することで、画像パターン認識による認証の不正な突破を防止することに役立つ。更に、広告手段としての効果をも有する。
画像サーバ60の通信I/Fが備える動画受信部601は、カメラ40からライブ映像を受信する。また、別の画像サーバ60の制御部は、画像サーバ60の記憶部又は外部の記憶装置の広告映像(コマーシャル等)を送信できる状態である(このような映像の送信方法をストリーミングともいう)。
具体的な動画概念テキストテーブル70の一例として、図10を参照しながら説明する。なお、図10の上部はライブ映像の撮影状態、又は広告映像(コマーシャル等)の配信状態を示している。図10の下部は動画概念テキストテーブル70の例である。
それぞれのカメラ40は、異なる動画(ライブ映像)を撮影し、それぞれのカメラ40に接続された画像サーバ60に動画を送信している。画像サーバx2は犬の様子の動画a2、画像サーバz2は魚の泳ぐ水槽の動画c2、及び画像サーバr2は別の犬の様子の動画e2を受信する。更に、画像サーバy2は保存されている自動車のコマーシャルの動画b2、及び画像サーバq2は保存されている別の自動車のコマーシャルの動画e2を送信できる状態である。ここでは、それぞれの動画IDを動画a2〜e2と設定する。
更に、動画a2〜e2は、それぞれの動画に対する概念テキストを受け付ける。動画a2は「犬」、動画b2は「自動車」、動画c2は「魚」、動画d2は「自動車」、及び動画e2は「犬」とそれぞれ概念テキストを受け付け、動画ID及び概念テキストを認証サーバ50に送信する。
次に、認証サーバ50の制御部は、それぞれの動画IDに概念テキストを関連付けて、動画概念テキストテーブル70に記憶する。
ユーザ認証画面生成及び認証処理は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
[実施例3]
本発明の好適な別の実施形態として実施例3を説明する。実施例3は、実施例1及び実施例2の動画を取得する手段に、一つの対象物(被写体)を異なる角度で撮影する動画を含む。このことにより、動画を作成する手間を省くことができる。このことは、ライブ映像を作成する場合に、わざわざその現場に行って撮影するという必要がなく、室内ですべて行えるので現実的である。
画像サーバ60の通信I/Fが備える動画受信部601は、実施例2と同様に、カメラ40からライブ映像を受信する。また、別の画像サーバ60の制御部は、画像サーバ60の記憶部又は外部の記憶装置の動画を送信できる状態である(このような映像の送信方法をストリーミングともいう)。
更に、別の画像サーバ60の通信I/Fが備える動画受信部601は、複数のカメラ40から、一つの対象物(被写体)を異なる角度から撮影する動画を受信する。
具体的な動画概念テキストテーブル70の一例として、図11を参照しながら説明する。なお、図11の上部は一つの対象物(被写体)を異なる角度から撮影する動画の撮影状態を示している。図11の下部は動画概念テキストテーブル70の例である。ここでは、実施例1及び実施例2の動画を含めた構成である。
3台のカメラ40は、魚の泳ぐ水槽を異なる角度で撮影し接続された画像サーバx3に動画を送信する。正面から撮影している動画a3、左面から撮影している動画b3、右面から撮影している動画c3を送信している。又、別のカメラ40は接続された画像サーバy3に犬の様子の動画d3を送信する。更に、画像サーバz3は自動車のコマーシャルの動画e3を送信できる状態である。ここでは、それぞれの動画IDを動画a3〜e3と設定する。
更に、動画a3〜e3は、それぞれの動画に対する概念テキストを受け付ける。動画a3は「魚」、動画b3は「魚」、動画c3は「魚」、動画d3は「犬」、及び動画e3は「自動車」とそれぞれ概念テキストを受け付け、動画及び概念テキストを認証サーバ50に送信する。
次に、認証サーバ50の制御部は、それぞれの動画IDに概念テキストを関連付けて、動画概念テキストテーブルに記憶する。
ユーザ認証画面生成及び認証処理は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
[その他の考慮点]
実施例1乃至実施例3の認証システムにおいて、更に動画の音声を併用するようにしてもよい。動画に対応する音声が一緒に流されるので、文字入力を行うのに不慣れな高齢者や視力の弱いユーザ等にとって動画の認識がし易くなる。この場合、音声は同時に流れるのでなく、表示された動画の順に、一定時間(例えば1秒)毎に流れるようにしてもよい。あるいは、正解となる動画には音楽を流し、それ以外の動画には人間の耳には聞こえないような音を流すようにしてもよい。いずれも人間には認識できてもボット等には認識しにくい方法を用いる。
また、実施例1乃至実施例3の認証システムにおいて、ユーザ認証画面の同じ概念テキストを持つ動画どうしを同じ再生速度で表示するようにする。このことによって、視力の弱いユーザ等の動画の認識がし易くなる。ここで、ある同じ概念テキストの再生速度を限りなく遅くして静止画のようにみえるようにしてもよい。これは一般的に、人間の目は静止画より動画に対して敏感であり、かつ同じ動画どうしでも動きの速度が大きく異なると動画の違いを認識し易いことを利用したものである。このことは、高齢者や視力の弱いユーザにとって有用である。
[サーバのハードウェア構成]
図11は、本発明の好適な実施形態に係るサブシステム10を主に構成する画像サーバ60及び認証サーバ50のハードウェア構成を示す図である。
サブシステム10を構成する画像サーバ60及び認証サーバ50は、制御部101を構成するCPU(Central Processing Unit)110(マルチプロセッサ構成ではCPU120等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン105、通信I/F140、メインメモリ150、BIOS(Basic Input Output System)160、USBポート190、I/Oコントローラ170、並びにキーボード及びマウス180等の入力手段や表示装置122を備える。
I/Oコントローラ170には、テープドライブ172、ハードディスク174、光ディスクドライブ176、半導体メモリ178、等の記憶部102を接続することができる。
BIOS160は、画像サーバ60及び認証サーバ50の起動時にCPU110が実行するブートプログラムや、画像サーバ60及び認証サーバ50のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
ハードディスク174は、画像サーバ60及び認証サーバ50として機能するための各種プログラム及び本発明の機能を実行するプログラムを記憶しており、更に必要に応じて動画概念テキストテーブル70、及び認証パターンテーブル80等の各種テーブルを構成可能である。
光ディスクドライブ176としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この場合は各ドライブに対応した光ディスク177を使用する。光ディスク177から光ディスクドライブ176によりプログラム又はデータを読み取り、I/Oコントローラ170を介してメインメモリ150又はハードディスク174に提供することもできる。また、同様にテープドライブ172に対応したテープメディア171を主としてバックアップのために使用することもできる。
画像サーバ60及び認証サーバ50に提供されるプログラムは、ハードディスク174、光ディスク177、又はメモリーカード等の記録媒体に格納されて提供される。このプログラムは、I/Oコントローラ170を介して、記録媒体から読み出され、又は通信I/F140を介してダウンロードされることによって、画像サーバ60及び認証サーバ50にインストールされ実行されてもよい。
上述のプログラムは、内部又は外部の記憶媒体に格納されてもよい。ここで、記憶媒体としては、ハードディスク174、光ディスク177、又はメモリーカードの他に、MD等の光磁気記録媒体、テープメディア171を用いることができる。また、専用通信回線やインターネット等の通信回線に接続されたサーバシステムに設けたハードディスク174又は光ディスクライブラリ等の記憶装置を記録媒体として使用し、通信回線30を介してプログラムを画像サーバ60及び認証サーバ50に提供してもよい。
ここで、表示装置122は、ユーザによるデータの入力を受け付ける画面を表示したり、画像サーバ60及び認証サーバ50による演算処理結果の画面を表示したりするものであり、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
ここで、入力手段は、ユーザによる入力の受け付けを行うものであり、キーボード及びマウス180等により構成してよい。
また、通信I/F140は、画像サーバ60及び認証サーバ50を専用ネットワーク又は公共ネットワークを介して端末と接続できるようにするためのネットワーク・アダプタである。通信I/F140は、モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
以上の例は、画像サーバ60及び認証サーバ50のハードウェア構成について主に説明したが、コンピュータに、プログラムをインストールして、そのコンピュータを画像サーバ60及び認証サーバ50として動作させることにより上記で説明した機能を実現することもできる。従って、本発明において一実施形態として説明した画像サーバ60及び認証サーバ50により実現される機能は、上述の方法を当該コンピュータにより実行することにより、あるいは、上述のプログラムを当該コンピュータに導入して実行することによっても実現可能である。
[その他のハードウェア構成]
ユーザ端末20は、画像サーバ60及び認証サーバ50と同様の構成を備えてよいが、端末として必要最小限のハードウェア構成としてよいのは言うまでもない。また、カメラ40は、デジタルカメラ、ビデオカメラ、その他の映像撮影装置を含む、映像や音声を捕らえ動画の形式で、外部の記憶装置等に転送する機能を備える。カメラ40のハードウェア構成は、一般的なものでよいので説明は省略する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の好適な実施形態の一例に係る認証システム1の全体構成を示す図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るユーザ端末20、並びにサブシステム10を主に構成する画像サーバ60及び認証サーバ50の機能ブロック図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るサブシステム10による動画概念テキストテーブル生成処理を示すシーケンス図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る実施例1の動画概念テキストテーブルである。 本発明の好適な実施形態の一例に係るユーザ端末20、及び認証サーバ50によるユーザ認証画面生成処理を示すフローチャートである。 本発明の好適な実施形態の一例に係る配置パターンの一例である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るユーザ認証画面の一例である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る認証パターンテーブルの一例である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るユーザ端末20、及び認証サーバ50によるユーザ認証処理を示すシーケンス図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る実施例2の動画概念テキストテーブルである。 本発明の好適な実施形態の一例に係る実施例3の動画概念テキストテーブルである。 本発明の好適な実施形態に係るサブシステム10を主に構成する画像サーバ60及び認証サーバ50のハードウェア構成を示す図である。
符号の説明
1 認証システム
10 サブシステム
20 ユーザ端末
30 通信回線
40 カメラ
50 認証サーバ
60 画像サーバ
70 動画概念テキストテーブル
80 認証パターンテーブル

Claims (9)

  1. ネットワークに接続された複数のユーザの端末と少なくとも一つの認証サーバと少なくとも一つの画像サーバで構成される認証システムであって、
    前記画像サーバは、複数の動画を取得する手段と、前記動画のそれぞれに対して該動画を特徴付ける概念テキストを付加する手段とを有し、
    前記認証サーバは、
    前記画像サーバから前記動画の識別子と前記概念テキストとを受信し、それらを関連付けて記憶する手段と、
    共通の概念テキストを持つ前記複数の動画と前記共通の概念とは異なる概念テキストを持つ複数の動画とを一つの画面上に配置するための配置パターンを決定する手段と、
    前記画面上で前記共通の概念テキストを持つ前記複数の動画を前記ユーザに選択させるための質問文であるクエリーを作成する手段と、
    前記クエリーと前記配置パターンに従った前記複数の動画とを含んだユーザ認証画面を生成する手段と、
    前記ユーザ認証画面を前記ユーザの端末に送信する手段と、
    前記認証サーバは、前記ユーザが前記ユーザ認証画面から前記クエリーに対する前記複数の動画を正しく選択したことに応じて、前記ユーザを正規ユーザとして認証する手段と、
    を有することを特徴とする認証システム。
  2. 前記動画がライブに撮像される映像を含む請求項1に記載の認証システム。
  3. 前記動画が広告のための映像を含む請求項1または請求項2に記載の認証システム。
  4. 前記動画が音声を含む請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の認証システム。
  5. 前記共通の概念テキストを持つ動画は、前記ユーザ認証画面において同じ再生速度で再生される請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の認証システム。
  6. 前記共通の概念テキストを持つ動画は、一つの対象物を異なる角度で撮像した動画で構成される請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の認証システム。
  7. 前記配置パターンは、乱数によって決定される請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の認証システム。
  8. 前記配置パターンは、前記動画の領域がN×M(N、Mは2以上の自然数)の矩形マトリックスを構成する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の認証システム。
  9. 複数のユーザの端末と、少なくとも一つの画像サーバとネットワークに接続される認証サーバであって、
    前記画像サーバは、複数の動画を取得する手段と、前記動画それぞれに対して該動画を特徴付ける概念テキストとを付加する手段を有し、
    前記認証サーバは、
    前記画像サーバから前記動画の識別子と前記概念テキストを受信し、それらを関連付けて記憶する手段と、
    共通の概念テキストを持つ前記複数の動画と前記共通の概念とは異なる概念テキストを持つ複数の動画とを一つの画面上に配置するための配置パターンを決定する手段と、
    前記画面上で前記共通の概念テキストを持つ前記複数の動画を前記ユーザに選択させるための質問文であるクエリーを作成する手段と、
    前記クエリーと前記配置パターンに従った前記複数の動画とを含んだユーザ認証画面を生成する手段と、
    前記ユーザ認証画面を前記ユーザの端末に送信する手段と、
    前記認証サーバは、前記ユーザが前記ユーザ認証画面から前記クエリーに対する前記複数の動画を正しく選択したことに応じて、前記ユーザを正規ユーザとして認証する手段と、
    を有することを特徴とする認証サーバ。
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