JP4569774B2 - テレビジョン装置 - Google Patents
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このようなテレビジョン装置では、多くの場合、ディスプレイパネルの左右両側の筐体部分に、あるいは、下側の筐体部分にスピーカーが組み込まれている(特許文献1参照)。
また、本出願人は、ディスプレイ装置があたかも宙に浮いているかのような浮遊感をユーザーに与えることが可能な斬新なデザインのテレビジョン装置のスタンドを提供しているが、従来のようにスピーカーをディスプレイパネルの左右両側や下側に配置するのでは、ディスプレイパネルの周囲の筐体部分が大型化し、言い換えると、画像が表示されない筐体部分が大きな面積を取り、浮遊感をユーザーに与える上で不利がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、その目的は、ディスプレイ装置の小型化、薄型化を図るとともに、デザインの自由度を確保でき、美観を向上する上で有利なテレビジョン装置を提供することにある。
一方、把手はディスプレイ装置の姿勢を変更した際に、ディスプレイ装置とともに移動し、ディスプレイ装置に対する把手の相対的位置は不変である。
したがって、ディスプレイ装置の姿勢が変更された際、スピーカーから発せられる音響を常にディスプレイ装置の前方に向けることが可能となり、テレビジョン装置を鑑賞する上で有利となる。
また、把手にスピーカーを設けたので、ディスプレイパネルの前方から見て画像が表示されないフレーム部分の面積を小さくでき、したがって、スタンドによって姿勢変更可能に支持されたディスプレイ装置があたかも宙に浮いているかのような浮遊感をユーザーに与えることができ、デザイン性を向上させる上で有利となる。
また、把手にスピーカーを設けたので、ユーザーに対して、スピーカーの存在を感じさせることがなく、したがって、浮遊感をユーザーに与え、デザイン性を向上させる上でより一層有利となる。
以下、本発明によるテレビジョン装置10の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は第1の実施の形態のテレビジョン装置10の全体構成を示す斜視図である。
図2(A)はテレビジョン装置10の側面図、(B)はテレビジョン装置10の背面図であり、何れもカバー2256を取り外した状態を示している。
図1、図2(A)、(B)に示すように、テレビジョン装置10は、ディスプレイ装置12と、スピーカー50と、ディスプレイ装置12を支持するスタンド20と、ディスプレイ装置12の姿勢を変更可能に保持する姿勢変更機構と、ディスプレイ装置12の姿勢を変更するための把手52とを備えている。
本実施の形態では、姿勢変更機構は、水平旋回部100と、第1の上下揺動部200と、第2の上下揺動部300と、第3の上下揺動部400と、前後左右上下移動部500とを含んで構成されている。
図16に示すように、ディスプレイ装置12は、ディスプレイパネル1202と、このディスプレイパネル1202を保持する薄板状のフレーム1204を含んで構成されている。
本実施の形態では、ディスプレイパネル1202は有機ELディスプレイを用いて構成されている。なお、ディスプレイパネル1202はプラズマディスプレイや液晶ディスプレイなどを用いて構成されたものであってもよい。
図2(B)において、符号1210はヒンジ部カバーである。
スタンド20は、基台22と、第1アーム24と、第2アーム26と、ワイヤ28と、錘30と、ばね32とを含んで構成されている。
第1アーム24は基台22から上方に突設され、第2のアーム26は第1アーム24の先端に結合され、第2アーム26の先端でディスプレイ装置12が支持されている。
より詳細には、基台22に水平旋回部100が設けられ、第1アーム24の基部と基台22とが第1の上下揺動部200で連結され、第2アーム26の基部寄りの箇所と第1アーム24の先端とが第2の上下揺動部300で連結され、ディスプレイ装置12の背面と第2アーム26の先端とが第3の上下揺動部400で連結されている。
水平旋回部100は、下部2202に対して上部2252を水平旋回可能に保持するもので、例えば、上部2252の下面を旋回可能に支持する下部2202の上壁2260と、上部2252の下面から下方に突設され下部2202の上壁2260の孔に挿通される軸2262と、軸2262の先端に取着され上壁2260の内面に接触して軸2262の抜けを阻止するリング2264などを含んで構成されている。なお、水平旋回部100は上述の構成に限定されず、従来公知の様々な構造が採用可能である。
下部2202は、フレーム2266と、このフレーム2266を覆うカバー2204とを含んで構成され、前記の上壁2260はこのフレーム2266に設けられている。
上部2252は、フレーム2254(図2(A)参照)と、フレーム2254を覆うカバー2256(図1参照)とを含んで構成され、前記の軸2262はこのフレーム2254から突設されている。
信号ボックス70は、放送局から受信した電波、あるいは、外部装置から供給される映像信号およびオーディオ信号に基づいて、テレビジョン装置10のディスプレイパネル1202に画像を表示させるとともに、スピーカー50から音響を出力させるものである。
信号ボックス70は、図2(A)に示すように、フレーム2254に設けられカバー2256の内側に収容されている。
図17は信号ボックス70の構成を示すブロック図である。
信号ボックス70は、受信回路7002、切り換え回路7004、画像信号処理回路7006、音声信号処理回路7008、リモコン受信回路7010、制御回路7012などを含んで構成され、信号ボックス70は、信号ボックス70とは別に設けられた操作部72および外部入力端子74と接続されている。
操作部72は、ユーザーが操作することでテレビジョン装置10による放送の視聴にまつわる種々の操作や設定を行うためのものであり、例えば、選局用ボタン、音量調整用ボタン、入力切り換え用ボタンなどを含み、操作部72は、例えば、カバー2256の外面箇所に設けられている。
外部入力端子74は、DVDプレーヤーやビデオデッキなどの外部装置から供給される画像信号および音声信号を入力する端子であり、例えば、カバー2256の外面箇所に設けられている。
受信回路7002は、制御回路7010からの指令に基づいて選局を行い、アンテナ7001から受信したテレビジョン信号を復調して画像信号と音声信号に分離して出力する。
切り換え回路7004は、受信回路7002から供給される画像信号および音声信号と、前記外部装置から外部入力端子74を介して供給される画像信号および音声信号とを切り換えて画像信号処理回路7006および音声信号処理回路7008に供給する。
画像信号処理回路7006は、前記画像信号に対して必要な信号処理を行い、ディスプレイ装置12を駆動するための駆動信号を生成し、ディスプレイ装置12に供給する。
音声信号処理回路7008は、前記音声信号に対して必要な信号処理および増幅処理を行なってオーディオ信号を生成しスピーカー50に供給する。これによりスピーカー50から音響が発生される。
リモコン受信回路7010は、テレビジョン装置10とは別に設けられたリモコン送信機76から送信される選局、音量調整、入力切り換えなど各種動作を指令する制御コマンドを無線信号(赤外線信号)によって受信し、その受信した制御コマンドを制御回路7012に供給する。
制御回路7012は、操作部72の操作に基づいて、あるいは、リモコン受信回路7010から供給される前記制御コマンドに基づいて、受信回路7002の選局制御、切り換え回路7004の画像信号および音声信号の切り換え制御、画像信号処理回路7006、音声信号処理回路7008の制御などを行う。
図3(A)は錘30およびコイルばね32部分の拡大図、(B)は(A)のAA線断面図である。
図4は基台22の上部の拡大図である。
錘30は基台22で鉛直方向に移動可能に支持されている。
錘30は図3、図4に示すように、複数の円柱状の錘体3002で構成されている。
各錘体3002の中央にはワイヤ挿通孔3004が貫通形成され、各錘体3002の外周部の2箇所には円弧状のガイド溝3006が形成されている。
各錘体3002は、上部2252の下端に位置する下壁2253から立設された2本のガイド軸2210が各ガイド溝3006に係合することで鉛直方向に移動可能に支持されている。
すなわち、図2(A)に示すように、第2の上下揺動部300において、ディスプレイ装置12の重量と第2アーム26の重量により生じる回転モーメントに、錘30の重量およびコイルばね32の弾性力により生じる回転モーメントをワイヤ28を介して対抗させている。
図9乃至図11に示すように、第2の上下揺動部300により第2アーム26の基部が第1アーム24の先端とに対して鉛直面内で上下に揺動可能に連結されている。
第2の上下揺動部300は、第1アーム24に対して第2アーム26を揺動させた際にこの揺動された状態を摩擦力を用いて保持するように構成されている。
第2の上下揺動部300は、第1アーム24の先端にブラケット2402を介して取着された摩擦係数の大きい材料からなる摩擦板4002と、第2アーム26の基部寄りの箇所に設けられ摩擦板4002を挟む2つの挟持板4004と、それら挟持板4004間の距離を調節するための雄ねじ部材4006とで構成され、雄ねじ部材4006の弛緩緊締により挟持板4004による摩擦板4002の締め付け力が調整され、すなわち挟持板4004と摩擦板4002の間に生じる摩擦力が調整され、第1アーム24と第2アーム26とが揺動された状態が保持されるように構成されている。なお、第2の上下揺動部300は上述の構成に限定されず、従来公知の様々な構造が採用可能である。
図6、図8に示すように、第1の上下揺動部200により第1アーム24の基部が上部2252に対して鉛直面内で上下に揺動可能に連結されている。
第1の上下揺動部200は、ディスプレイ装置12の重量と、第2アーム26の重量と、第1アーム24の重量により生じる回転モーメントに対抗する回転モーメントを生じさせるねじりばね42を有し、また、基台22に対して第1アーム24が揺動された状態を摩擦力により保持するように構成されている。
すなわち、図4乃至図7に示すように、上部2252のフレーム2254に第1ブラケット2270と第2ブラケット2272とが対向して設けられ、それらブラケット2270、2272間に雄ねじ部材2274が挿通されている。
また、第1アーム24の基端にブラケット2410を介して摩擦係数の大きい材料からなる筒状部材2412が取着されている。
図6に示すように、筒状部材2412は雄ねじ部材2274が挿通される内筒部2414と、内筒部2414の半径方向外側に有する外筒部2416とを有し、雄ねじ部材2274に回転可能に支持されている。
図6、図8に示すように、ねじりばね42は、内筒部2414と外筒部2416との間の環状の空間に配設され、その一端4202が第1ブラケット2270に係止され、図8に点線で示すように、コイル部の弾性に抗して他端4204が筒状部材2412に係止されて配設され、したがって、ねじりばね42の弾性力は雄ねじ部材2274の周方向において、上部2252のフレーム2254と第1アーム24の基端とにわたって作用している。
また、第1の上下揺動部200は、雄ねじ部材2274の弛緩緊締によりブラケット2270、2272間で筒状部材2412を締め付ける力が調整され、すなわちブラケット2270、2272と筒状部材2412の間に生じる摩擦力が調整され、基台に対して第1アーム24が揺動された状態が保持されるように構成されている。なお、第1の上下揺動部200は上述の構成に限定されず、従来公知の様々な構造が採用可能である。
図13はディスプレイ装置12の背面を示す斜視図、図14(A)は図13のA矢視図、(B)は(A)の拡大図である。
図13、図14に示すように、第3の上下揺動部400は、ディスプレイ装置12の背面に取着される第1の部材54と、スタンド200(第2アーム26)の先端に取着され第1の部材54に上下に揺動可能に連結される第2の部材56とを含んで構成されている。
第3の上下揺動部400は、第2アーム26の先端に対してディスプレイ装置12を揺動させた際にこの揺動された状態を摩擦力を用いて保持するように構成されている。
この第3の上下揺動部400は、図11に示す第2の上下揺動部300と同様に、図14(B)に示すように、一対の挟持板4004Aと、これら挟持板4004Aに挟まれる筒状の摩擦板4002Aと、一対の挟持板4004Aから摩擦板4002Aに挿通され、それら挟持板4004A間の距離を調節するための雄ねじ部材4006A(図15参照)などを含んで構成され、雄ねじ部材4006Aの弛緩緊締により挟持板4004Aによる摩擦板4002Aの締め付け力が調整され、すなわち挟持板4004Aと摩擦板4002Aの間に生じる摩擦力が調整され、第2アーム26に対してディスプレイ装置12が上下に揺動された状態が保持されるように構成されている。
なお、一対の挟持板4004Aは第1の部材54に設けられ、摩擦板4002は第2の部材56に設けられている。なお、第3の上下揺動部400は上述の構成に限定されず、従来公知の様々な構造が採用可能である。
図12(A)、(B)、(C)はスタンド20の動作説明図である。
図12に示すように、使用者は、把手52を把持して、ディスプレイ装置12が所望の位置や姿勢となるように移動させる。
このディスプレイ装置12の移動に伴い、水平旋回部100により下部2202に対して鉛直軸の回りに上部2252が回転し、第1の上下揺動部200により上部2252に対して第1アーム24が鉛直面内で揺動し、第2の上下揺動部300により第1アーム24に対して第2アーム26が鉛直面内で揺動し、第3の上下揺動部400により第2アーム26に対してディスプレイ装置12が鉛直面内で揺動する。
ディスプレイ装置12が所望の位置や姿勢となったならば、ディスプレイ装置12あるいは把手52から手を離す。
手を離すと、第1乃至第3の上下揺動部200、300、400、錘30、コイルばね32、ねじりばね42により、ディスプレイ装置12はその動かされた位置や姿勢でスタンド20によって支持される。
また、第2の上下揺動部300において、ディスプレイ装置12の重量と第2アーム26の重量により生じる回転モーメントに、錘30の重量およびコイルばね32の弾性力により生じる回転モーメントが対抗している。
そして、第1の上下揺動部200および第2の上下揺動部300の双方によって、揺動された状態が摩擦力を用いて保持される。
したがって、重量の大きなディスプレイ装置12を支える第1、第2アーム24、26を円滑に簡単に動かすことができ、使い勝手を向上させる上で有利となる。
図15、図16に示すように、把手52は第1の部材54に取着され、把手52は、ディスプレイ装置12の下部中央から下方に延出して設けられている。
把手52は、ディスプレイ装置12の前方から見た状態でディスプレイ装置12の輪郭の外側に位置した把手部分52Aを有している。
スピーカー50はこの把手部分52Aに設けられている。
把手本体60は、厚さと、厚さよりも大きな寸法の幅と、幅よりも大きな寸法の長さを有する縦長の板部6002と、板部6002の一端に設けられた枠状部6004とを備え、板部6002と枠状部6004は一体に形成されている。
枠状部6004がディスプレイ装置12を移動させる際にユーザーにより把持される部分となり、したがって、把手本体60は剛性を有する材料で形成され、例えば、硬質の合成樹脂や金属材料によって形成されている。
把手本体60の他端には、第1の部材54の取り付け凹部5402から突設されたピン5404を挿通させる挿通孔6006が設けられている。
枠状部6004を掴み易いように、枠状部6004は下方に到るにつれて次第に前方に位置するように湾曲して形成されている。
本実施の形態では、スピーカー50は2つ設けられ、スピーカー50は把手本体60の後面から窓6008に臨んだ状態で把手本体60に例えば接着剤によって接着されることで取り付けられている。
把手本体60の板部6002の後面に、スピーカー50の後部を覆う後カバー64が重ね合わされ、把手本体60の板部6002の前面に、スピーカー50からの音声を通過させる放音孔が形成された前カバー62が重ね合わされ、それら重ね合わされた状態で前カバー62の前面が取り付け凹部5402の底面に当て付けられ、把手本体60の挿通孔6006にピン5404が挿通され、さらに、後カバー64の左右両側の係合部6402が取り付け凹部5402の底面の左右両側の溝5410に結合することで把手52は第1の部材54に着脱可能に取り付けられている。
なお、図16に示すように、把手52が第1の部材54に取り付けられた状態で、スピーカー50は、ディスプレイパネル1202の輪郭の外側に位置している。
一方、把手52はディスプレイ装置12の姿勢を変更した際に、ディスプレイ装置12とともに移動し、ディスプレイ装置12に対する把手52の相対的位置は不変である。
したがって、この把手52にスピーカー50を設けたので、ディスプレイ装置12の姿勢が変更された際、スピーカー50から発せられる音響を常にディスプレイ装置12(ディスプレイパネル1202)の前方に向けることが可能となり、テレビジョン装置10を鑑賞する上で有利となる。
また、把手52にスピーカー50を設けたので、ディスプレイパネル1202の周囲のフレーム1204部分を小型化でき、言い換えると、ディスプレイパネル1202の前方から見て画像が表示されないフレーム1204部分の面積を小さくでき、したがって、スタンド20によって姿勢変更可能に支持されたディスプレイ装置12があたかも宙に浮いているかのような浮遊感をユーザーに与えることができ、デザイン性を向上させる上で有利となる。
また、把手52にスピーカー50を設けたので、ユーザーに対して、スピーカー50の存在を感じさせることがなく、したがって、浮遊感をユーザーに与え、デザイン性を向上させる上でより一層有利となる。
したがって、従来とは異なった趣をテレビジョン装置10に付加することができ、テレビジョン装置10の購買力を高める上で有利となる。
また、スピーカー50取り付け用の専用のブラケットを用いず、把手52を利用してスピーカー50を取り付けるようにしたので、部品点数の削減化、コストダウンを図る上で有利となる。
また、スピーカー50をディスプレイ装置12の輪郭の外側に位置する把手部分52Aに設けたので、ディスプレイ装置12が障害とならず、スピーカー50から発せられる音響の全てをディスプレイ装置12の前方に向けることが可能となる。
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、把手52のディスプレイ装置12への取り付け箇所と把手52の向きであり、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
図18(A)は第2の実施の形態におけるディスプレイ装置12の正面図、(B)は(A)のAA線断面図であり、以下では第1の実施の形態と同様の部分、部材には同一の符号を付して説明する。
第1の実施の形態では、把手52を第1の部材54に下方に突出させて取り付けていたのに対して、第2の実施の形態では、把手52をディスプレイパネル1202を保持するフレーム1204に上方に突出させて取り付けている。
すなわち、第2の実施の形態では、図18に示すように、把手52はフレーム1204の背面に直接取着され、把手52は、ディスプレイ装置12の上部中央から上方に延出して設けられている。
把手52は、ディスプレイ装置12の前方から見た状態でディスプレイ装置12の輪郭の上側に位置した把手部分52Aを有し、スピーカー50はこの把手部分52Aに設けられている。
把手52の構成および取り付け構造は、第1の実施の形態と同様で、フレーム1204の背面に、第1の実施の形態と同様な、ピン5404、溝5410を備えた取り付け凹部5402が設けられ、把手52は、把手本体60と、前カバー62と、後カバー64とを含んで構成され、把手本体60に2つのスピーカー50が上下に並んで設けられており、第1の実施の形態と同様に、取り付け凹部5402に対して把手52が着脱可能に取着される。
このような第2の実施の形態によっても第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
Claims (10)
- 薄板状のディスプレイ装置と音声を出力するスピーカーとを有するテレビジョン装置であって、
前記ディスプレイ装置を支持するスタンドと、
前記スタンドに設けられ前記ディスプレイ装置の姿勢を変更可能に保持する姿勢変更機構と、
前記ディスプレイ装置に該ディスプレイ装置に対する相対位置が不変となるように連結され前記ディスプレイ装置の姿勢を変更する把手とを備え、
前記スピーカーは前記把手に取着されている、
ことを特徴とするテレビジョン装置。 - 前記ディスプレイ装置の前方から見た状態で、前記把手は前記ディスプレイ装置の輪郭の外側に位置した把手部分を有し、前記スピーカーは前記ディスプレイ装置の輪郭の外側に位置した把手部分に取着されていることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン装置。
- 前記姿勢変更機構は、前記ディスプレイ装置を上下方向へ揺動可能に保持する上下揺動部を含んで構成されていることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン装置。
- 前記姿勢変更機構は、前記ディスプレイ装置を水平方向に旋回可能に保持する水平旋回部を含んで構成されていることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン装置。
- 前記姿勢変更機構は、前記ディスプレイ装置を前後、左右、上下方向へ移動可能に保持する前後左右上下移動部を含んで構成されていることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン装置。
- 前記姿勢変更機構は、前記ディスプレイ装置を上下方向へ揺動可能に保持する上下揺動部を含んで構成され、前記上下揺動部は、前記ディスプレイ装置の背面に取着される第1の部材と、前記スタンドの先端に取着され前記第1の部材に上下に揺動可能に連結される第2の部材とを含んで構成され、前記把手は前記第1の部材に取着され、前記把手と前記ディスプレイ装置は前記第1の部材を介して連結されていることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン装置。
- 前記ディスプレイ装置は、ディスプレイパネルと、このディスプレイパネルを保持する薄板状のフレームを含んで構成され、前記把手は前記フレームに取着されていることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン装置。
- 前記ディスプレイ装置はディスプレイパネルを含んで構成され、前記ディスプレイ装置の前方から前記ディスプレイパネルを見た状態で、前記把手は前記ディスプレイパネルの左右幅方向の中央に位置していることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン装置。
- 前記ディスプレイ装置はディスプレイパネルを含んで構成され、前記ディスプレイ装置の前方から前記ディスプレイパネルを見た状態で、前記把手は前記ディスプレイパネルの左右幅方向の中央で前記ディスプレイパネルの上縁から上方に突出して設けられていることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン装置。
- 前記ディスプレイ装置はディスプレイパネルを含んで構成され、前記ディスプレイ装置の前方から前記ディスプレイパネルを見た状態で、前記把手は前記ディスプレイパネルの左右幅方向の中央で前記ディスプレイパネルの下縁から下方に突出して設けられていることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン装置。
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