JP4566497B2 - 閉鎖部を有する液体容器 - Google Patents
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Description
この発明は、容器に関し、特に、特許請求の範囲における請求項1の周知の技術部分に基づく液体容器に関する。
【0002】
このタイプの容器は、容器内の圧力を大気の圧力より大きくしたり小さくしたりすることができ、断片物、乾燥した無規律な物質、或いは液体を貯留したり搬送したりするのに好適に使用される。そのような容器は、例えばDE 42 22 396 C2によって知られており、その容器のエッジ域は、閉鎖部のエッジ部によって周囲が取り囲まれるようになっている。このため、閉鎖部には周囲溝が設けられており、閉鎖状態では容器のエッジ域が閉鎖部の周囲溝に係合するようになっている。開口するために、閉鎖部はラグを具備しており、使用者はこのラグを把持することができるようになっている。
【0003】
出願人の”クリーン&チャージ”クリーニング装置には、クリーニング液を含有する入れ替え可能なカートリッジが設けられている。このクリーニング装置は、相互に連結された二つの閉鎖部によって閉鎖される二つの開口部を有している(5−301−080/00/x−99の使用の指示を参照)。閉鎖部を開くために、ループ・タイプのラグが設けられており、このラグによって二つの閉鎖部は剥がされ、一つ一つ次々に開かれうるようになっている。
【0004】
このタイプの容器において、開口操作の進行は、使用者個々の器用さによって完全に左右される。例えば、閉鎖部をあまりに力強く引きはがして開口させると、容器の中身をこぼしてしまうことがあり、特に容器内が液体である場合にはこぼしやすくなっている。
【0005】
このため、本発明の目的は、最初に言及したタイプの容器を提供することにあり、使用者個々の器用さや力強さにかかわらず、閉鎖部を調整し、特に閉鎖部をゆっくり開くことが確保されている容器を提供することにある。
【0006】
この目的は、特許請求の範囲における請求項1の特徴部分に示されているような特徴によって達成される。
【0007】
発明における容器と閉鎖部との組み合わせによれば、開口操作の間、使用者は自明の方法によって導かれ、ほとんど力を消費することなく閉鎖部を調整してゆっくりと開くことができるようになっている。幾何学的に適切な構造を有する閉鎖部に、レバーとラグとを付加することにより、高い密封力によって容器の開口部に取り付けられた閉鎖部であっても、調整された状態であってほとんど力を消費しない状態で、この閉鎖部を開くことができるようになっている。また、発明の解決策は、閉鎖部が容器から飛び去ってしまうことを防ぐようになっている。これにより、閉鎖部に付着した物質が意図せずに振り落とされることをもたらしうる。これは、特に、閉鎖部に付着した液体やゴミの小片に対して適用することができ、その結果、液跳ねやゴミの沈殿をもたらしうる。
【0008】
ラグを動かすことにより、レバーアームが連動し、閉鎖部の開口操作を開始するとともに調整するようになっている。
【0009】
大きな系に対してとりわけ適切な本発明の実施の形態では、ラグから閉鎖部に向かって延びるレバーアームが設けられ、レバーアームの自由端はラグから離れる方向を向いている。そのような閉鎖部は、一平面において基本的に拡がっており、ほとんど尽力することなく簡単に作られるように構成されうる。
【0010】
特に、開口操作の的確な調整は、レバーアームと閉鎖部との間に連結部が設けられた本発明の実施の形態によって可能となっており、この実施の形態において、連結部の回転軸とレバーアームの旋回軸とは相互に平行に設けられている。
【0011】
本発明の更なる側面に関する主な利点は、容器に少なくとも二つの開口を付与し、複数の閉鎖部を連結ラグによって相互に連結し、第1閉鎖部に、開口動作のためのラグを具備させるとともに、第2閉鎖部の開口操作を調整するためのレバーアームを具備させることにある。容器のいくつかの閉鎖部が相互に連結されている場合には、使用者が各閉鎖部を一つ一つ次々に開いたり、除去した閉鎖部を各開口操作の間に置いたりすることが必要とされる場合に比べて、使用者の取り扱いは非常に便利になる。更に、容器の内容物が意図せずにこぼれてしまうおそれは、別々に行われる必要のある各開口操作とともに増加する。対照的に、記述されている実施の形態によれば、先の閉鎖部の開口動作により、次の閉鎖部の開口動作が確実に調整されるようになっている。開口操作のためにラグを適切に配置することによって、各閉鎖部が開口される順序も自明の方法に定められる。
【0012】
本発明の更なる実施の形態では、容器の開口部は様々なサイズの断面を有する。この場合、容器がいくつかの区分室を有してもよく、それぞれの区分室には各開口部が設けられる。そのような実施の形態で、特に容器の各区分室が相互に別々に分けられているような場合は、一つの容器内に様々なものを区分して貯留することが可能となっている。
【0013】
容器の各区分室が相互に連絡されているようなこの実施の形態の更なる側面は、特に循環の操作、潤滑、或いはクリーニングの物質を貯留することに関して利点を有する。この場合、一つの開口部は入部に接続され、他の開口部は出部に接続される。個別容器の各区分室の間における連絡部では、例えば、冷却、加熱、スロットル、沈殿部、或いはこれらに類似した形態をとることができる。
【0014】
そのような実施の形態において、大気の圧力とは異なる圧力によって容器の内容物が貯留されている場合、液面上においてより小さい空気体積を有する区分室が設けられることは、第1閉鎖部が取り付けられる開口部にとって好都合である。そして、液面上においてより大きな空気体積を有する区分室が設けられることは、第2閉鎖部が取り付けられる開口部にとって好都合である。二つの閉鎖部を適切な順番で開くことにより、片側性の圧力の増大あるいは減少から生じる液体の移動の効果にとって、容器が開けられた際に液体が飛散してしまうことを防ぐような方法で調整されることが可能である。
【0015】
この目的のために、特に好ましい実施の形態では、大気の圧力よりも低い圧力によって液体が貯留される場合は、第1閉鎖部にラグ及びレバーが設けられる。そして、第1閉鎖部を開くことにより真空部は通気され、液体が、液面上においてより小さい空気体積を有する区分室から、液面上においてより大きな空気体積を有する区分室へ移動する。圧力の相違に打ち勝つためには力強い開口動作が要求されるので、大気の圧力よりも低い圧力を有する容器を開く際には、開口操作が調整されていることが特に重要である。大気の圧力よりも大きい圧力によって貯留されている液体の場合には、液体の移動方向を同じ状態にするために、開口操作の順序が逆となる。従って、第2のケースでは、ラグ及びレバーが第2閉鎖部に配置される。
【0016】
容器の開口操作を特に快適且つ的確に調整することができるようにする可能性は、連結ラグに連結部が設けられた場合にもたらされる。製造技術およびコストの観点から、その連結部はフィルムヒンジ連結部として設けられることが特に好ましい。
【0017】
本発明の更なる特徴、利点、及び適用の可能性は、付随する図面により詳細に図示された実施の形態に関する以下の記述から明らかになるであろう。図に描写され及び/又は示されたあらゆる単独形態が、特許請求の範囲やそれらの背後にある参照を要約したものであるにもかかわらず、それ単独であろうとも意味のある組み合わせであろうとも「本発明の要旨を形成する」ということが理解されるであろう。
【0018】
図1は、本発明に係る容器が閉じられた状態を示す。図2は、本発明に係る容器が開けられた状態を示す。図3は、二つの開口部に関する閉鎖部を分離して描写したものである。図4は、容器の内部構造を示す。図5から図9には、閉鎖部の開口操作の各段階における開口操作が図示されている。
【0019】
以下の記述では、発明を説明するために、カミソリ装置用のクリーニング装置のための取り替え可能なカートリッジ方式で構成されたクリーニング液用の容器の一例が用いられている。容器1は基礎要素2を有し、この基礎要素2の特有の構造は図4において詳細に説明されている。更に、容器は、周囲側壁3および上部容器壁4によって境界が定められている。図2及び図4において特にはっきりと示されているように、上部容器壁4は、色々なサイズの二つの開口部5,6を具備している。クリーニング装置のポンプ吸引ポートが、より大きな横断面を有する第1開口部に取り付けられ、その一方で、より小さな横断面を有する第2開口部は、クリーニング液を返送するために働く。両開口部5,6は、それぞれ、上部容器壁内の管状壁部7及び8によって形成される円形横断面を有している。
【0020】
管状壁部7,8は、外方に向かってわずかに突出した端部を有し、これにより、いわゆるリングスナップ式ロック(ring snap locks)として構成される閉鎖部9及び10がしっかりと固定されうるようになっている。このような配置において、より大きな径を有する第1閉鎖部9が第1開口部5に取り付けられ、第2閉鎖部10が第2開口部6の管状壁部8に対して取り付けられる。二つの閉鎖部9及び10は、閉鎖部の外側周囲エッジが、各閉鎖部が取り付けられる管状壁部7および8のそれぞれを取り囲むような構造を有している。その一方で、密閉リング(図示せず)によって密閉されるようにシールされた中央スットッパー状部であって、密閉リングが当該部分に固定されているような中央ストッパー状部は、管状壁部7及び8のそれぞれに対して突出している。これにより、非常に高い密閉力が確保され、閉鎖部が偶然に開いてしまうという不都合を効果的に減少させることができる。
【0021】
とりわけ図2及び図3によって明らかにされているように、二つの閉鎖部9及び10は、フィルムヒンジ(a film hinge)11によって相互に連結されている。このフィルムヒンジ11のいずれの側もレバーアーム12であって、これらのレバーアーム12は、二つの閉鎖部9及び10間の連結ラインに対して基本的に平行に延びるとともに、第1閉鎖部9に接続されている。レバー12の自由端部は、第2閉鎖部に向かって延び、二つの閉鎖部間の連結ラインに沿って見られるように、第1閉鎖部9に対向する第2閉鎖部10の領域と同じ高さで終結している。ラグ13が、第1閉鎖部9にフィルムヒンジ11と略直径方向に対向して配置されており、使用者が容器を開ける際には、このラグ13が掴まれうるようになっている。レバーアーム12およびラグ13の両者は貫通孔14を具備している。各貫通孔14は、上部容器壁4上において、対応するリベット15が取り付けられるようになっている。このリベットは、例えば溶着や粘着性物質による接着により、閉鎖部9、10によって容器が閉鎖された後の不正開封に対する封緘としての役目を果たす。
【0022】
使用者のため特に人間工学に基づくグリップを可能にするために、ラグ13は、閉鎖部の上方から見た対称軸に関して、側方側にわずかにオフセットして配置されている。ラグ13の側方オフセットは、容器および閉鎖部の自明となっている取り扱い性を向上させる。なぜならば、ラグ13の側方オフセットは、開口操作の間、大きな径を有する開口部と使用者自身から離れるように向いているラグ13とを有する容器を使用者の左手で支持させて、使用者の右手の親指と右手の人差し指との間でラグ13を握らせて、剥離動作タイプを用いて第1閉鎖部9の開口操作を始めさせることを、使用者に対して促す。
【0023】
図4は、上部容器壁4を通り抜けた一部分と側壁3の一部とを示している。容器1の内部空間は、区分壁19によって第1区分室20と第2区分室21とに分けられている。第1区分室20は、クリーニング装置のための吸引空間としての役割を果たし、第2区分室21は、流入室としての役割を果たす。二つの区分室20および21は、開口部5及び6から隔たった端部側において、区分壁19と側壁3の一部23との間の間隙により形成された単一通路22によって相互に連絡されている。区分壁19及び通路22は流路を規定する。そして、第1開口部5を介して再度くみ上げられるようにするために、クリーニング装置から返送される液体が、第2開口部6を通過した後、区分壁19及び通路22によって規定された流路を流れる。この流路は、ツバ部24およびバー部25を有する沈殿部としての構成を有し、クリーニング過程が安定可能である間、この沈殿部においてゴミ片が除去される。このような配置においてツバ部24は側壁3上に構築され、バー部25は、基礎要素2上において基本的に蜂の巣状の形態で配置されている。
【0024】
図4において更に明らかにされているように、第2開口部6の管状壁部8は、構造的に比較的短い。なぜならば、第2開口部6の管状壁部8は、第2閉鎖部10を支持するためだけの役割を果たすからである。対照的に、第1開口部5の管状壁部7は、容器1の高さと略等しい長さを有している。なぜならば、第1開口部5の管状壁部7は、バー部25上に位置するフィルター要素26をもたらし、フィルター要素26が管状壁部7の径の全体を覆うようにして、前記フィルター要素に接続されているからである。管状壁部7の領域において液面を進展させるように容器1が液体で満たされた場合、第1開口部5は、管状壁部7のために、第2開口部6に比べて、液面上において非常に小さな空気体積を有する。容器の液が真空下で貯留される場合、カミソリ装置用クリーニング装置のためのクリーニング液を含む交換可能なカートリッジと同様に、液面上におけるより小さな空気体積を有する区分室にとって、容器の開口操作において、最初に開けられるようにすることは重要である。この区分室が最初に大気からの空気によって満たされた場合、液体は、この区分室から、液面上においてより大きな空気体積を有する区分室へ逃げることが可能となる。このため、閉鎖部が開かれた際に、液体が飛散してしまうことを防ぐことができる。
【0025】
図5は、当初の閉じられた容器1を示し、二つの閉鎖部9及び10は、容器1における各開口部をしっかりと閉じている。今、ラグ13を上方へ引き上げることによって使用者の手が開口力(矢印)を注いだ場合には、リベット15がはがされるとともに、第1閉鎖部9が第1開口部5から徐々に持ち上げられるであろう。特に容器内は真空であるために、また、この段階ではこぼれる危険性もまだ低いので、第1閉鎖部9は従来方法で開けられる。
【0026】
図6は、この開く段階のうち、レバーアーム12の自由端部がちょうど、上部容器壁4上に当接するようになった段階を示す。この段階では、まだ第2閉鎖部10は第2開口部6を閉じている最初の位置にある。
【0027】
図7に示されているように、ラグ13が更に上方に引き上げられる場合、開口力は、レバーアーム12と第1閉鎖部9とラグ13とを有する部分組立部の旋回動作に左右され、フィルムヒンジ11を介して第2閉鎖部10へ伝えられるであろう。第1閉鎖部9が第1開口部から略50%まで持ち上げられる段階では、フィルムヒンジ11に関して回動し始めて、第2閉鎖部10がゆっくりと持ち上げられ、その上、二つのレバーアーム12のてこ作用によって精度良く調整することができる方法で第2閉鎖部10は開かれる。第2閉鎖部10の動作がレバーアーム12を介して制御されて、第2閉鎖部10の開口動作の最後が図8に示されている。図9は、開口段階のうち、第2開口部6が完全に開かれた状態となるように第2閉鎖部10が既にパチンといって開かれた状態となり、閉鎖部の配置の全体が、単に、使用者の手によって支持されるような段階を示している。
【0028】
閉鎖部の配置は、例えば運搬目的やクリーニング液がある汚染段階に達した場合にクリーニング装置から除去するために、開口部上の元の位置へ押し戻すことにより、いつでも再び閉じられうるようになっている。
【0029】
閉鎖部の配置は、例として、二つの閉鎖部によって構成され且つ記述されている。しかしながら、たった一つの閉鎖部や二つ以上の閉鎖部を有するような実施の形態も可能であるとともに実行可能であるということが、当然に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る容器が閉じられた状態を示す。
【図2】 本発明に係る容器が開けられた状態を示す。
【図3】 二つの開口部に関する閉鎖部を分離して描写したものである。
【図4】 容器の内部構造を示す。
【図5】 閉鎖部の開口操作の各段階における開口操作が図示されている。
【図6】 閉鎖部の開口操作の各段階における開口操作が図示されている。
【図7】 閉鎖部の開口操作の各段階における開口操作が図示されている。
【図8】 閉鎖部の開口操作の各段階における開口操作が図示されている。
【図9】 閉鎖部の開口操作の各段階における開口操作が図示されている。
【符号の説明】
1 容器
2 基礎要素
3 側壁
4 容器壁
5、6 開口部
7、8 管状壁部
9、10 閉鎖部
11 フィルムヒンジ、連結部
12 レバーアーム
13 ラグ
14 貫通孔
15 リベット
19 区分壁
20、21 区分室
22 通路
23 側壁の一部
24 リブ
25 バー
26 フィルター要素
Claims (12)
- 容器、とりわけ液体用容器において、
少なくとも一つの開口部が形成された容器壁と、
開口部用ラグを有する開口部用の閉鎖部と、を備え、
閉鎖部(10)は、開口操作を調整する少なくとも一つのレバーアーム(12)を有し、このレバーアーム(12)は、開口操作の間、容器(1,4)に対して当接する自由端部を有し、
レバーアーム(12)と閉鎖部(10)との間に連結部(11)が設けられていることを特徴とする容器。 - レバーアーム(12)は、ラグ(13)から閉鎖部(10)に向かって延び、レバーアーム(12)の自由端部は、ラグ(13)から離れる方向に向いていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
- 連結部(11)の回転軸とレバーアーム(12)の旋回軸とは、相互に平行に設けられていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載された容器。
- 容器(1)は、少なくとも二つの開口部(5,6)を有し、
各閉鎖部(9,10)は、連結部(11)により相互に連結されており、
第1閉鎖部(9)は、開口部を閉鎖するためのラグ(13)を具備するとともに、第2閉鎖部(10)の開口操作を調整するためのレバーアーム(12)を具備していることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の容器。 - 容器(1)の各開口部(5,6)は、様々なサイズの横断面を有していることを特徴とする請求項4に記載の容器。
- 容器(1)は、いくつかの区分室(20,21)を有し、各区分室にはそれぞれ開口部(5,6)が設けられていることを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の容器。
- 容器の各区分室(20,21)は相互に連絡されていることを特徴とする請求項6に記載の容器。
- 容器の内容物は、大気の圧力とは異なる圧力によって貯留され、
第1閉鎖部(9)の開口部(5)には、液面上においてより小さい空気体積を有する区分室(20)が設けられており、
第2閉鎖部(10)の開口部(6)には、液面上においてより大きな空気体積を有する区分室(21)が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の容器。 - 大気の圧力よりも低い圧力によって液体が貯留されており、
第1閉鎖部(9)には、ラグ(13)とレバーアーム(12)とが設けられていることを特徴とする請求項8に記載の容器。 - 大気の圧力よりも低い圧力によって液体が貯留されており、
第2閉鎖部(10)には、ラグ(13)とレバーアーム(12)とが設けられていることを特徴とする請求項8に記載の容器。 - 連結部(11)は、連結ラグを有することを特徴とする請求項4乃至8のうちいずれか1項に記載の容器。
- 連結部(11)は、フィルムヒンジ連結部として設けられている請求項1乃至11のうちいずれか1項に記載の容器。
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