JP4565444B2 - 移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置及び方法{PowerAllocationApparatusandMethodforPacketDataServicesinMobileCommunicationSystems} - Google Patents

移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置及び方法{PowerAllocationApparatusandMethodforPacketDataServicesinMobileCommunicationSystems} Download PDF

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Description

本発明は、移動通信システムのパケットデータサービスのための電力割当装置及び方法に関する。
通常3GPP(3rd Generation Partnership Project)のHSDPA(High Speed Downlink Packet Access) 、或いは3GPP2(3rd Generation Partnership Project)の1xEV-DV(1x Evolution for Data and Voice)等は、移動通信網で音声サービスと高速のパケットデータサービスを同時に提供するための3世代移動通信システムである。
前記した二つのシステムは、同一周波数割当 (FA: Frequency Allocation)で回線サービスとパケットデータサービスを提供する。しかし、回線サービスとパケットデータサービスはその特性が互いに異質的なため、同一周波数割当(FA)で互いに相違する二つのサービスを提供することにおいて問題点が発生するが、次の通りである。
一般に、回線サービスは音声やビデオサービスのような実時間サービスであり、遅延(Delay)に対し非常に敏感な特性を有している。このような回線サービスは滞りなく伝送エラーを低下させるため、受信電力を一定水準に維持するよう送信側(基地局)で送信電力制御を行う。
これに反し、パケットデータサービスはインターネット接続やファイル伝送等の非実時間サービスであり、前記回線サービスほど遅延に敏感ではない。従って、このようなサービスはある程度の遅延を甘受してもデータ処理率を高めるため伝送速度を制御する。
前記したシステム等は、回線サービスとパケットデータサービスを同一の周波数割当(FA)で提供するため送信側の基地局の資源等を分けて用いるが、そ
の代表的なものが基地局の電力を回線サービスとパケットデータサービスが分けて用いることである。
前記電力制御を行う回線サービスと速度制御を行うパケットサービスは、基地局が提供することができる総電力を分けて用いる。即ち、基地局は回線サービスを行うのに必要な電力以外の残る電力全てをパケットデータサービスのため割当てる。
図1は、従来の移動通信システムでの電力割当を説明するためのグラフである。
図1を参照すれば、基地局が用いることができる最大電力がPFULLであり、時間(t1)で回線サービスのための端末に電力ΔP1を割当てて運用中の場合、いずれの端末機がパケットデータサービスを受け始めると、即ちパケットデータトラフィックが新たに発生すると、前記パケットデータサービスを利用する端末にはΔP2に該当する電力が割当てられる。
即ち、前記した従来のシステム等は伝送するパケットデータトラフィックが新たに発生した時、回線サービスに対し基地局の電力(ΔP1)を優先的に割当て、回線サービスに割当てて残った電力(ΔP2)を全てパケットデータサービスを利用するその新しい端末機に割当ててデータトラフィックを伝送する。
これに伴い、パケットデータサービスを利用する端末に割当てられる電力(ΔP2)は、現在一定に電力制御を行っている回線サービスを利用する端末等には急激な雑音増加を齎す。
即ち、基地局が回線サービスを行い残った全ての電力を一度にパケットデータサービスを利用する端末に割当てるため、前記回線サービスを利用する端末等が受ける干渉が急激に増加することになるのである。勿論、基地局は回線サービスの品質を維持するための電力制御を行い急激に増加した干渉に対応するが、このような電力制御を介し伝送電力が新しい平衡点に至るためにはある程度の時間が所要されるので、その所要される時間のあいだ回線サービスは障害(outage)を経ることになり、これに伴いサービス品質が低下する問題点があった。
特に、ワップ(WAP;Wireless Application Protocol)や HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のような無線データの利用比率が次第に高まりながら、前述した問題点がよく発生することになり、これに伴いシステムの性能は大きく低下する欠点があった。
本発明は前記した従来の事情を鑑みて提案されたもので、回線サービスとパケットデータサービスを同一周波数割当(FA)で同時に提供しながら、回線サービスの障害(outage)を低減させることができるようにする移動通信システムのパケットデータサービスのための電力割当装置、及び方法を提供することにその目的がある。
前記のような目的を達成するため、本発明に係る移動通信システムのパケットデータサービスのための電力割当方法は、伝送するパケットデータトラフィックが新たに発生したかを判断する第1段階;第1段階で伝送するパケットデータトラフィックが新たに発生したと判断されると、現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末の有無を判断する第2段階;第2段階で現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末があると判断されると、現在他の端末機に対しパケットデータトラフィックを伝送しているかを判断する第3段階;第3段階で現在他の端末機に対しパケットデータトラフィックを伝送していないと判断されると、新たにパケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力を予め設定された所定期間の間、予め設定された増分ずつ漸進的に増加させることにより電力を割当てる第4段階を含むことを特徴とする。
さらに、本発明に係る移動通信システムのパケットデータサービスのための電力割当装置は、移動通信網の基地局が移動端末と無線通信のためのアンテナと、アンテナを介し無線送信を行う送信部と、アンテナを介し無線受信を行う受信部と、移動通信網から移動端末に送信するデータを受信するデータ受信部と、データ受信部を介し受信されたデータを所定のアルゴリズムにより処理するデータ処理部と、データ処理部で処理されたデータを変調する変調部と、変調部で変調されたデータを送信部がアンテナを介し送信することができるよう電力を駆動/供給する電力部を含み;パケットデータサービスを利用する移動端末の発生を判断し、その判断結果に従いパケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力を漸進的に増加させるよう前記電力部を制御する制御部を含むことを特徴とする。
以上詳しく説明したように、本発明に係る移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置及び方法によれば、予め設定された所定周期のあいだ、予め設定された周期でパケットデータサービスを利用する移動端末に送信する電力を漸進的に増加させることにより、回線サービスとパケットデータサービスを同時に提供しながら、従来の方法に比べ回線サービスを利用する移動端末の障害(outage)を革新的に低減させることができる効果がある。
以下では添付の図面の参照しながら、本発明の実施例を詳しく説明することにする。
本発明は、一つの基地局で同一周波数割当(FA)を用い一つ以上の音声呼(回線サービス)が進行中であり、パケットデータ呼は未だ存在しない状況で新しいパケットデータ呼が発生した時、この新しいパケットデータ呼により発生するパケットデータトラフィックを伝送する時に電力を割当てることができる移動通信システムのパケットデータサービスのための電力割当装置、及び方法を提供する。
電力割当のための方法は、次の通りである。
同一の電力を用いてトラフィックを伝送する最少の伝送時間単位をスロット(slot)とすれば、スロットの大きさ(時間単位)は適用対象システムの固有設定値であり、本実施例で前記スロットは1.25msecである。本発明に係る実施例では、基地局が回線サービスを利用する端末機(電力制御端末機)等にのみサービスを行っている時、パケットデータサービスを受ける端末機のためのパケットデータトラフィックがスロット時間tに発生し、スロット時間t+1に伝送されると仮定する。この時、パケットデータサービスを受ける端末機等のため用いることができる総電力は、〔数学式1〕のように表すことができる。
Figure 0004565444
PFull :基地局が用いることができる最大電力
POH :オーバヘッドチャネル(制御チャネル)に割当てられる電力
MRC(t):スロット時間tにパケットデータサービスを受ける端末機等のため用いることができる最大電力
PPC(t):スロット時間tに回線サービスを受ける端末機に割当てられた電力
本発明では、前記〔数学式1〕により表現されるパケットデータサービスを利用する端末機等のため、利用することができる総電力を予め設定された所定期間のスロット数nのあいだ漸進的に増加させる電力割当を行う。漸進的に電力割当を行う前記スロット数nに相応する区間を電力増加区間という。
漸進的な電力増加のための電力増加区間nは多様な方法で設定することができ、その一つの実施例は次の通りである。
新しいパケットデータトラフィックを送るため残っている電力を一度に割当てる方法で電力割当を行う時、最初のパケットデータトラフィックの伝送時点から基地局の送信電力制御により回線サービスを利用する端末機のための送信電力が安定的な状態に入る時まで所要する時間をT秒とし、前記時間Tをスロットの大きさで分けた値(スロットの数)を漸進的電力増加のための電力増加区間nに設ける。
以下では、前記した概念に従い電力増加区間nを算出する一つの例を説明するようにする。
一般に、信号対雑音比(Signal to Noise Ratio)と言われるS/N比は、伝送電力(P)とチャネル利得(G)の積を雑音(N)で分けた値、即ち (PxG)/Nの形態に定義することができる。この時
、雑音(N)には前述したようにパケットデータサービスを利用する端末に供給される電力が含まれる。
これに従い、基地局に電力制御端末機のみサービスを受けており、基地局の送信電力が安定的な状態にある時、端末機iの信号対干渉比 (SIR;Signal to Interference Ratio)は下記の〔数学式2〕のように示すことができる(この時、干渉はノイズを意味する。)
Figure 0004565444
G:チャネル利得
P:伝送電力
I:移動端末iに作用するセル (cell) 間干渉
(:熱雑音
(:直交性を示す常数
t:スロット時間
i:特定移動端末番号
〔数学式3〕は、〔数学式2〕の状態で時間tにパケットデータサービスを受ける端末機にパケットデータトラフィックが発生しスロット時間t+1に伝送される場合、回線サービスを受ける端末機等のSIRは目標 (target) SIRの (より低い値に落ちることになる。
しかし、niスロットのあいだ呼が進行中の回線サービスを用いる端末機等に対する電力制御が行われ、電力制御端末機iのSIRが再び (に戻り、基地局の伝送電力がPFullと同様になる場合である。
Figure 0004565444
この時、基地局が端末機Iの送信電力を引続き増加させたとみれば、
i(t+ni)=Pi(t)Δni , Gi(t+ni)=Gi(t) , Ii(t+ni)=Ii(t)であり、これに伴い前記〔数学式3〕は〔数学式4〕のように表現することができる。
Figure 0004565444
〔数学式4〕を介しniを算出すれば、前記〔数学式4〕は〔数学式5〕のように変形することができる。
Figure 0004565444
この時、iは特定端末機を表す変数である。
〔数学式5〕を利用すれば、全ての端末機等のni値を求めて平均を出し〔数学式6〕のようにn値を算出することができる。
Figure 0004565444
この時nは回線サービスを利用する移動端末の電力が正常状態に回復するまで所要するスロットの個数である。
前記した過程を綜合すれば、端末機iの SIRである (は常に一定に維持されなければならず、データパケット送信のための電力が増加すれば電力制御端末機である端末機iが受ける干渉が増加するので(は低下され、電力制御を介し(が元の状態に復帰するまで所要する時間がスロット数、即ちnなのである。
本発明の実施例に係るnスロット時間のあいだ漸進的にパケットトラフィックに電力を割当てる方法には、電力を線形的に割当てる方法のLGPI(Linear Gradual Power Increase)と、指数関数的に電力を割当てる方法のEGPI(Exponential Gradual Power Increase)があり、後述する図2に示された通りである。
図2a及び図2bは、本発明に係る電力割当方法を説明するためのグラフである。
図2aは、nスロット期間のあいだパケットトラフィックに電力を線形に割当てる方法を示したものであり、各スロット時間(t, t+1, t+2, t+3, ...)に電力を漸進的に一定に上昇させて電力を割当てる。
図2bは、nスロット時間のあいだパケットトラフィックに電力を指数関数的に割当てる方法を示したもので、各スロット時間 (t, t+1, t+2, t+3, ...)ごとに電力を指数関数に従い一定値に収斂するよう漸進的に上昇させる。
後述するSPI(Sudden Power Increase)は電力を割当てる時、残っている全ての電力を一度に割当てる従来の一般的な電力割当技法で、本発明に係る方法、即ち線形的電力増加 (LGPI)及び指数関数的電力増加(EGPI)と比較するため記載した。
前記した線形的電力増加 (LGPI)及び指数関数的電力増加(EGPI)は、〔数学式7〕のように表すことができる。SPIは従来の電力増加方法に従う数式を示したものである。
Figure 0004565444
MRC: パケットデータサービスを受ける端末機等のため用いることができる最大電力
PRC: パケットデータサービスを受ける端末機に割当てられた電力
t: 電力制御が始まる現在スロット
n: 電力増加区間(スロット数)、 n 1を満足する定数
k: 電力増加が行われたスロット回数を示し、1 k nを満足する定数
q: 時間常数
このとき、qは kが nのとき α = 1−qnを満足する。本実施例では、αが 0.99のときのq値を利用する。
前記した〔数学式7〕を前述した図2aに示されたグラフのような線形的電力増加(LGPI)に適用すれば、前述したようにkが 0のときは送信電力は0であり、
Figure 0004565444
で示される。即ち、前記した式に従い各スロット (t+1, t+2, t+3, ... t+n) 時間でパケットデータサービスを利用した移動端末に送信される電力を算出することができる。
さらに、〔数学式7〕を指数関数的電力増加(EGPI)に適用すれば、前述した図2bに示されるグラフのような電力割当を行うことができる。
以下では、本発明に係る移動通信システムのパケットデータサービスのための構成を説明するようにする。
図3は、本発明が適用される移動通信の構成を説明するための概略的なブロック図である。
図3を参照すれば、本実施例に係る移動通信網は、移動端末10と無線通信を行う基地局(以下、‘BTS’と称する)100と、前記BTS100を制御し交換機(以下‘MSC’と称する)300と接続される基地局制御器 (以下、‘BSC'と称する)200と、前記BSC200に接続されパケットデータをサービスし、データコアネットワーク(以下、‘DCN'と称する)500と接続されるパケットデータサービスノード(以下、‘PDSN'と称する)400を含む。
図4を参照し、前記BTSの構成を説明すれば次の通りである。
本発明に係るBTS100は、移動端末10と無線通信のためのアンテナ110と、前記アンテナ110を介し無線送信を行う送信部121と、前記アンテナ110を介し無線受信を行う受信部122と、移動網から移動端末10に送信するデータを受信するデータ受信部150と、前記データ受信部150を介し受信されたデータを所定のアルゴリズムにより処理するデータ処理部140と、前記データ処理部140で処理されたデータを変調する変調部130と、前記変調部130で変調されたデータを送信部121がアンテナ110を介し送信することができるよう電力を駆動/供給する電力部160と、前述した方法に従い前記電力部160を制御し電力割当(EGPI、或いはLGPI)を行う制御部170を含む。
本実施例で前記制御部170はBTS100に含まれたが、BSC200内部に設けられるか、或いは別途の装置で設けられることもある。
図5は、本発明に係る制御部の構成を説明するためのブロック図である。
図5を参照すれば、前記制御部170は移動網から伝送されたデータを受信してパケットスケジューリングを行うパケットスケジュール部171と、受信部122を介し受信される信号に従いチャネルを推定するチャネル推定部172と、通信のためのチャネルを割当てるチャネル割当部173と、電力部160を制御し送信電力を割当てる電力割当部174と、データのコーディング及び変調のためのコーディング、及び変調選択部175を含んで構成される。
以下では、電力を割当てる過程を説明するようにする。
図6は、本発明に係る電力割当を説明するためのフロー図である。
図6を参照すれば、制御部170はパケットデータトラフィックが発生するかを判断する(S100)。段階S100でパケットデータトラフィックが発生しないと判断されると、次のスロットでみたフロー図の開始から再び電力割当過程を行う。
前記段階100でパケットデータトラフィックが発生すると判断されると、制御部170は現在呼が進行中の回線サービス(音声呼)を利用する移動端末が存在するかを判断する(S200)。
前記段階200で回線サービスを利用する移動端末がないと判断されると、現在セル内にはパケットデータサービスを利用する移動端末だけが存在するので、制御部は一般的な電力割当方法(SPI)を利用しパケットデータサービスを利用する移動端末に電力割当を行う(S500)。
しかし、段階S200で回線サービスを利用する移動端末が存在すると判断されると、制御部は現在スロットにパケットデータが伝送されているかを判断する(S300)。
前記段階S300で現在スロットにパケットデータが伝送されていると判断されると、即ち、セル内に既にパケットデータサービスを利用する移動端末が存在する場合は、制御部は一般的な電力割当方法(SPI)を利用しパケットデータサービスを利用する移動端末に電力割当を行う(S500)。
しかし、段階S300で現在スロットにパケットデータが伝送されていないと判断されると、現在セル内に回線サービスを受ける移動端末等の音声呼だけ進行中なので、制御部は本発明に係る電力割当方法のEGPI、或いはLGPIを利用しパケットデータサービスを利用する移動端末に対する電力割当を行う(S400)。段階S400での電力割当方法は前述した〔数学式7〕に従う。
前記したところに従えば、現在セル内に進行中の呼が回線サービス(音声呼)を利用する移動端末等の音声呼だけ存在する場合、新しいパケットデータトラフィックが発生すれば、前記段階S400を行う。これに伴い、パケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力を線形的、或いは指数関数的に漸進的に増加させる電力割当を行うことにより、回線サービス(音声呼)を利用する移動端末の障害情報を最少化することができる。
本発明の適用に従うシステム性能に対するシミュレーション結果は次の通りである。
本発明をシミュレーションするための条件は次の通りであう。移動端末はセル(omni-cell)に均等に分布され、各移動端末は平均3Km/h、標準偏差1Km/h の速度で移動する。さらに、移動端末は毎
5秒ごとに移動方向を変更する確率30%、毎5秒ごとに移動方向を変更しない確率70%である。
この時、前記セルは各辺が300mの六角形のセルであり、7個のセルがラッブトアラウンド(wrapped around)構造を有するよう設けられ、シミュレーションで回線サービスを利用する移動端末の音声呼のための電力制御方法は、3GPP2で制定したCDMA2000-1Xのための無線規格 (Radio Configuration 3)に従う。
さらに、回線サービス(音声呼)を利用する端末は10個であり、パケットデータサービスを利用する移動端末は10〜60個で可変的であり、パケットデータサービスを利用する移動端末の増加に伴う変化を検討してみた。主要性能指標では、回線サービス(音声呼)を利用する移動端末の障害(outage)を用いた。各スロットで端末の受信Eb/Noが基準値以下のとき、障害 (outage)が発生したと定義する。本シミュレーションでは、この判断基準値を5dBとした。
図7を参照すれば、本発明の主要目的である回線サービスを利用する移動端末の障害情報を示す障害(outage)確率は、 パケットデータサービスを利用する移動端末の個数が増加するほど従来の電力割当方法 (SIP)に比べ本発明に係る電力割当方法 (EGPI或いは LGPI)が非常に低いことが分かる。
従来の電力割当方法を説明するためのグラフである。 (a)及び(b)は、本発明に係る電力割当方法を説明するための概略的なグラフである。 本発明が適用される移動通信網の構成を説明するためのブロック図である。 本発明に係る基地局の構成を説明するためのブロック図である。 本発明に係る制御部の構成を説明するためのブロック図である。 本発明に係る電力制御方法を説明するための制御フロー図である。 本発明に係る効果を説明するためのグラフである。
符号の説明
10、20 移動端末
100 基地局(BTS)
110 アンテナ
121 送信部
122 受信部
130 変調部
140 データ処理部
150 データ受信部
160 電力部
170 制御部
171 パケットスケジュール部
172 チャネル推定部
173 チャネル割当部
174 電力割当部
175 コーディング及び変調選択部
200 基地局制御器(BSC)
300 交換機(MSC)
400 パケットデータサービスノード(PDSN)
500 データコアネットワーク(DSN)

Claims (43)

  1. 移動端末と無線通信を行う基地局と、前記基地局を制御する基地局制御器を含む移動通信網の電力割当方法において、
    パケットデータトラフィックが発生するかを判断する第1段階;
    前記第1段階でパケットデータトラフィックが発生すると判断されると、現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末の有無を判断する第2段階;
    前記第2段階で現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末があると判断されると、現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末の有無を判断する第3段階;
    前記第3段階で現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末が存在しないと判断されると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、送信電力を漸進的に増加させ電力制御に決定する第4段階;及び、
    前記第2段階で現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末がないと判断されると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、現在の電力を全て割り当てる電力制御に決定する第5A段階を含むことを特徴とする移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  2. 前記第1段階のパケットデータトラフィックは、前記移動端末がワップ(WAP)、ファイル伝送(FTP)及びHTTPを含むパケットデータ通信を行うことにより発生するものであることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  3. 前記第5A段階は、現在残っている電力を前記パケットデータサービスを利用する移動端末に一度に割り当てることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  4. 移動端末と無線通信を行う基地局と、前記基地局を制御する基地局制御器を含む移動通信網の電力割当方法において、
    パケットデータトラフィックが発生するかを判断する第1段階;
    前記第1段階でパケットデータトラフィックが発生すると判断されると、現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末の有無を判断する第2段階;
    前記第2段階で現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末があると判断されると、現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末の有無を判断する第3段階;
    前記第3段階で現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末が存在しないと判断されると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、送信電力を漸進的に増加させる電力制御に決定する第4段階;及び、
    前記第3段階で現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末があると判断されると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、現在の電力を全て割当てる電力制御に決定する第5B段階を含むことを特徴とする移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  5. 前記第5B段階は、現在残っている電力を前記パケットデータサービスを利用する移動端末に一度に割当てることを特徴とする請求項4に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  6. 前記第4段階は、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力を予め設定された所定時間の間、予め設定された周期で漸進的に増加させ電力割当を行うことを特徴とする請求項1に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  7. 前記予め設定された周期は、1.25msecであることを特徴とする請求項6に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  8. 前記電力割当は前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力を、前記予め設定された周期ごとに予め設定された同一の電力大きさで漸進的に増加させることを特徴とする請求項6に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  9. 前記電力割当は、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力を前記予め設定された周期ごとに漸進的に増加させるが、各段階ごとの増加幅が前記周期が進行するに伴い漸進的に小さくなるよう制御することを特徴とする請求項6に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  10. 前記漸進的に増加される電力は、現在送信可能な最大電力まで増加させることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  11. 前記予め設定された所定時間は回線サービスを利用する移動端末に割当てられた電力を変更する時、移動端末の信号対干渉比が元の値に復帰するまで所要する時間であることを特徴とする請求項6に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  12. 移動端末と無線通信を行う基地局と、前記基地局を制御する基地局制御器を含む移動通信網の電力割当方法において、
    パケットデータトラフィックが発生するかを判断する第1段階;
    前記第1段階でパケットデータトラフィックが発生すると判断されると、現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末の有無を判断する第2段階;
    前記第2段階で現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末があると判断されると、現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末の有無を判断する第3段階;
    前記第3段階で現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末が存在しないと判断されると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、予め設定された所定時間の間予め設定された周期ごとに予め設定された同一の電力の大きさで送信電力を漸進的に増加させる電力制御に決定する第4段階;及び、
    前記第2段階で現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末がないと判断されると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、現在の電力を全て割り当てる電力制御に決定する第5A段階を含むを含むことを特徴とする移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  13. 前記第1段階のパケットデータトラフィックは、前記移動端末がワップ(WAP)、ファイル伝送(FTP)及びHTTPを含むパケットデータ通信を行うことにより発生するものであることを特徴とする請求項12に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  14. 前記第5A段階は、現在残っている電力を前記パケットデータサービスを利用する移動端末に一度に割り当てることを特徴とする請求項12又は13に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  15. 移動端末と無線通信を行う基地局と、前記基地局を制御する基地局制御器を含む移動通信網の電力割当方法において、
    パケットデータトラフィックが発生するかを判断する第1段階;
    前記第1段階でパケットデータトラフィックが発生すると判断されると、現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末の有無を判断する第2段階;
    前記第2段階で現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末があると判断されると、現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末の有無を判断する第3段階;
    前記第3段階で現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末が存在しないと判断されると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、予め設定された所定時間の間予め設定された周期ごとに予め設定された同一の電力の大きさで送信電力を漸進的に増加させる電力制御に決定する第4段階;及び、
    前記第3段階で現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末があると判断されると、現在パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、現在の電力を全て割当てる電力制御に決定する第5B段階を含むことを特徴とする移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  16. 前記第5B段階は、現在残っている電力を前記パケットデータサービスを利用する移動端末に一度に割当てることを特徴とする請求項15に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  17. 前記予め設定された周期は、1.25msecであることを特徴とする請求項12に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  18. 前記漸進的に増加される電力は、現在送信可能な最大電力まで増加させることを特徴とする請求項12に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  19. 前記予め設定された所定時間は回線サービスを利用する移動端末に割当てられた電力を変更する時、移動端末の信号対干渉比が元の値に復帰するまで所要する時間であることを特徴とする請求項12に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  20. 移動端末と無線通信を行う基地局と、前記基地局を制御する基地局制御器を含む移動通信網の電力割当方法において、
    パケットデータトラフィックが発生するかを判断する第1段階;
    前記第1段階でパケットデータトラフィックが発生すると判断されると、現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末の有無を判断する第2段階;
    前記第2段階で現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末があると判断されると、現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末の有無を判断する第3段階;
    前記第3段階で現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末が存在しないと判断されると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、予め設定された所定時間の間、予め設定された周期ごとに漸進的に増加させると共に、各段階ごとの増加幅が前記周期の進行に伴って漸進的に小さくなるよう制御する電力制御に決定する第4段階;及び、
    前記第2段階で現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末がないと判断されると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、現在の電力を全て割り当てる電力制御に決定する第5A段階を含むことを特徴とする移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  21. 前記第1段階のパケットデータトラフィックは、前記移動端末がワップ(WAP)、ファイル伝送(FTP)及びHTTPを含むパケットデータ通信を行うことにより発生するものであることを特徴とする請求項20に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  22. 前記第5A段階は、現在残っている電力を前記パケットデータサービスを利用する移動端末に一度に割り当てることを特徴とする請求項20又は21に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  23. 移動端末と無線通信を行う基地局と、前記基地局を制御する基地局制御器を含む移動通信網の電力割当方法において、
    パケットデータトラフィックが発生するかを判断する第1段階;
    前記第1段階でパケットデータトラフィックが発生すると判断されると、現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末の有無を判断する第2段階;
    前記第2段階で現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末があると判断されると、現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末の有無を判断する第3段階;
    前記第3段階で現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末が存在しないと判断されると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、予め設定された所定時間の間、予め設定された周期ごとに漸進的に増加させると共に、各段階ごとの増加幅が前記周期の進行に伴って漸進的に小さくなるよう制御する電力制御に決定する第4段階;及び、
    前記第3段階で現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末があると判断されると、現在パケットデータサービスを利用する移動端末に現在の電力を全て割当てる第5B段階を含むことを特徴とする記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  24. 前記第5B段階は、現在残っている電力を前記パケットデータサービスを利用する移動端末に一度に割当てることを特徴とする請求項22又は請求項23に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  25. 前記予め設定された周期は、1.25msecであることを特徴とする請求項20に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  26. 前記漸進的に増加される電力は、現在送信可能な最大電力まで増加させることを特徴とする請求項20に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  27. 前記予め設定された所定時間は回線サービスを利用する移動端末に割当てられた電力を変更する時、移動端末の信号対干渉比が元の値に復帰するまで所要する時間であることを特徴とする請求項20に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  28. 前記第4段階は、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力が予め設定された所定時間のあいだ指数関数的に比例して増加することができるよう、予め設定された周期ごとに増加幅を漸進的に減少させることを特徴とする請求項20に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当方法。
  29. 移動端末と無線通信を行う基地局と、前記基地局を制御し交換機と接続される基地局制御器を含む移動通信網において、
    前記基地局は前記移動通信端末と無線通信のためのアンテナと、前記アンテナを介し無線送信を行う送信部と、前記アンテナを介し無線受信を行う受信部と、前記移動通信網から前記移動通信端末に送信するデータを受信するデータ受信部と、前記データ受信部を介し受信されたデータを所定のアルゴリズムにより処理するデータ処理部と、前記データ処理部で処理されたデータを変調する変調部と、前記変調部で変調されたデータを送信部が前記アンテナを介し送信することができるよう電力を駆動/供給する電力部を含んでなり、
    パケットデータサービスを利用する移動端末の発生を判断し、その判断結果に従い前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力を漸進的に調節するよう、前記電力部を制御する制御部を含み、
    前記制御部が、
    現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末があり且つ現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末が存在しないと判断すると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、送信電力を漸進的に増加させる電力制御に決定すると共に、現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末がないと判断すると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、現在の電力を全て割り当てる電力制御に決定することを特徴とする移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  30. 前記制御部は、前記基地局に備えられることを特徴とする請求項29に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  31. 前記制御部は、前記基地局制御器に備えられることを特徴とする請求項29に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  32. 前記制御部は、移動網から伝送されたデータを受信してパケットスケジューリングを行うパケットスケジュール部と、
    前記受信部を介し受信される信号に従いチャネルを推定するチャネル推定部と、
    通信のためのチャネルを割当てるチャネル割当部と、
    前記電力部を制御し送信電力を割当てる電力割当部と、
    データのコーディング及び変調のためのコーディング、及び変調選択部を含むことを特徴とする請求項29に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  33. 前記制御部は、初期電力制御を行う中パケットデータトラフィックが初めて発生し、現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末が存在し、現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末が存在しない場合、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力を漸進的に増加させるよう、前記電力部を制御することを特徴とする請求項32に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  34. 前記制御部は、前記パケットデータトラフィックが初めて発生した時、現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末があると判断すると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に現在の電力を全て割当てるよう、前記電力部を制御することを特徴とする請求項33に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  35. 移動端末と無線通信を行う基地局と、前記基地局を制御し交換機と接続される基地局制御器を含む移動通信網において、
    前記基地局は前記移動通信端末と無線通信のためのアンテナと、前記アンテナを介し無線送信を行う送信部と、前記アンテナを介し無線受信を行う受信部と、 前記移動通信網から前記移動通信端末に送信するデータを受信するデータ受信部と、前記データ受信部を介し受信されたデータを所定のアルゴリズムにより処理するデータ処理部と、前記データ処理部で処理されたデータを変調する変調部と、前記変調部で変調されたデータを送信部が前記アンテナを介し送信することができるよう電力を駆動/供給する電力部を含んでなり、
    パケットデータサービスを利用する移動端末の発生を判断し、その判断結果に従い前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力を漸進的に調節するよう、前記電力部を制御する制御部を含み、
    前記制御部は、現在呼が進行中の回線サービスを利用する移動端末があり且つ現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末が存在しないと判断すると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信する送信電力の制御を、送信電力を漸進的に増加させる電力制御に決定すると共に、現在呼が進行中のパケットデータサービスを利用する移動端末があると判断ると、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に現在の電力を全て割当てるよう、前記電力部を制御することを特徴とする移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  36. 前記制御部は、パケットデータサービスを利用する移動端末への電力割当のため、現在残っている電力を前記パケットデータサービスを利用する移動端末に一度に割当てるよう、前記電力部を制御することを特徴とする請求項29〜35のいずれか1項に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  37. 前記制御部は、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力を予め設定された所定時間のあいだ、予め設定された周期で漸進的に増加させるよう、前記電力部を制御することを特徴とする請求項33に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  38. 前記制御部は前記予め設定された周期を1.25msecに設け、前記電力部を制御することを特徴とする請求項37に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  39. 前記制御部は、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力を前記予め設定された周期ごとに、予め設定された電力大きさで漸進的に増加させるよう前記電力部を制御することを特徴とする請求項37に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  40. 前記制御部は、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力を前記予め設定された周期ごとに漸進的に増加させるが、各段階ごとの増加幅が前記周期が進行するに従い漸進的に小さくなるよう、前記電力部を制御することを特徴とする請求項37に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  41. 前記制御部は、前記パケットデータサービスを利用する移動端末に送信される電力が指数関数に比例して増加するよう、前記増加幅が前記周期が進行するに従い漸進的に小さくなるよう前記電力部を制御することを特徴とする請求項40に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  42. 前記制御部は、前記漸進的に増加される電力が現在送信可能な最大電力まで増加されるよう、前記電力部を制御することを特徴とする請求項37に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
  43. 前記制御部は、前記予め設定された所定時間を回線サービスを利用する移動端末に割当てられた電力を変更する時、移動端末の信号対干渉比が元の値に復帰するまで所要する時間とし、前記電力部を制御することを特徴とする請求項37に記載の移動通信システムでのパケットデータサービスのための電力割当装置。
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