JP4565299B2

JP4565299B2 - Scrub cosmetics

Info

Publication number: JP4565299B2
Application number: JP2001012140A
Authority: JP
Inventors: 晋一郎石原; 政史池田; 秀明向山; 昭二永岡; 正典永田
Original assignee: Kohjin Holdings Co Ltd; Kumamoto Prefecture
Current assignee: Kohjin Holdings Co Ltd; Kumamoto Prefecture
Priority date: 2001-01-19
Filing date: 2001-01-19
Publication date: 2010-10-20
Anticipated expiration: 2021-01-19
Also published as: JP2002212020A

Description

【０００１】
【発明の属する利用分野】
本発明は、角質除去、皮脂汚れ除去および脱臭効果に優れ、皮膚に対する刺激が少なく使用感に優れたスクラブ化粧料に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、老化した角質細胞などを除去し、適度な刺激を皮膚に与えることによって新陳代謝を促進する目的で、スクラブ剤を配合した化粧料が提供されてきている。かかるスクラブ剤としては、植物の内果皮や種子或いは種子核の粉砕物の天然系や、ナイロン粉末，ポリエチレン粉末等合成樹脂系などが用いられている。
しかし、これらのスクラブ剤には吸着能力がないため、毛穴に詰まった油汚れの洗浄力は弱く、脱臭能を備えていなかった。
一方、木炭や活性炭などの多孔質カーボンは、比表面積が大きく吸着性に富むことから、従来より吸着剤や脱臭剤として広く使用されており、また、その吸着力を利用したスクラブ化粧料も知られている（例えば、特開平１０−２５２２３号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこれらの多孔質カーボンは、何れも粉砕物であり、不定形で角張った形状をしている。このため、スクラブ剤として使用した場合、汚れ除去効果および脱臭効果は高いものの皮膚への刺激が強すぎて、痛みや不快感を生じることがあった。
また、従来より粒径の小さなカーボン粒子（例えば５μｍ程度以下）が化粧料の配合剤として使用されているが、顔料としての使用目的であり、スクラブ効果を目的としたものとは異なっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、かかる課題を解決すべく鋭意検討した結果、球状の多孔質カーボン粒子をスクラブ剤として用いることにより、適度な角質除去効果やマッサージ効果を有しながら、皮脂汚れ除去効果が高く、脱臭効果に優れ、皮膚に対する刺激が少なく使用感に優れること、特に毛穴につまったような汚れを効果的に除去できること、を見出し本発明に至った。
すなわち、本発明は、
（１）粒子直径が１５〜５００μｍの球状の多孔質カーボン粒子を配合したことを特徴とするスクラブ化粧料を提供するもので、より具体的には
（２）球状の多孔質カーボン粒子がセルロース球状粒子を炭素化したものであることを特徴とする上記（１）記載のスクラブ化粧料、
を提供するものである。
【０００５】
本発明で用いられる球状の多孔質カーボン粒子は、微細な細孔を有するものでＢＥＴ比表面積が好ましくは、１０ｍ² ／ｇ以上、より好ましくは１００ｍ² ／ｇ、さらに好ましくは５００ｍ² ／ｇ以上である。比表面積が１０ｍ² ／ｇよりも小さいものは、吸着能力が低く、特に皮脂汚れの除去効果が小さいばかりでなく、脱臭効果もほとんど無いことから、１０ｍ² ／ｇ以上のものが望ましい。
また球状のカーボン粒子の直径は、１５〜５００μｍ、好ましくは、２０〜１００μｍの範囲のものが適当である。粒径によって脱臭効果は変わらないものの、直径が１５μｍより小さいカーボン粒子は、スクラブ効果が小さく、角質除去効果が小さい。また、粒子直径５００μｍより大きい球状カーボン粒子は、使用感が悪くなることから上記の範囲の粒径のものが望ましい。
また、カーボン粒子は球状のため、ローリング効果によって、従来の粉砕型のカーボン粒子にはない優れた使用感を有する。それ故、本発明の化粧料は、皮膚上の老廃物や毛穴に詰まった皮脂汚れを良好に吸着除去し得ることができ、かつ、皮膚に違和感や刺激性を与えることなく滑らかな使用感を呈する。
【０００６】
本発明で用いる球状の多孔質カーボン粒子は、通常、プラスチック、セルロース等の高分子物質の球状粒子を不活性ガス雰囲気下で炭化処理するか、タール、ピッチなどの有機物を造粒後不活性ガス雰囲気下で炭化処理することにより製造される。
高分子物質の球状粒子の作成は、プラスチックの分野で通常行われている、懸濁重合、粒状重合等の重合方法によるほか、分散液を凝固剤と混合して球状に凝固させるセルロース粒子の製法などが利用できる。前者の方法には、炭化処理の点で架橋重合するプラスチック等が好ましい。
【０００７】
球状のカーボン粒子の比表面積は、主に炭化処理条件によって制御できる。
使用できる高分子物質の球状粒子としては、比較的安価であること、炭化処理時に発生する副生物が有害でないこと、細孔をコントロールし易いことから、球状のセルロース粒子を用いることが好ましい。
かかる球状のセルロース粒子を得る方法は任意であるが、例えば、特開昭６２−２４６９３５号公報に記載されているもの等を例示することができる。
セルロースとしては、該公報に記載されるように天然セルロース、再生セルロース等のほか、これらと水溶性の高分子化合物を合わせて用いることができる。
これらは目的とする球状粒子の大きさや炭化処理条件に応じて任意に選択することができる。
【０００８】
セルロース球状粒子から多孔質カーボン粒子を調製する方法の一例を以下に示す。
（０）吸着水除去プロセス
球状セルロース粒子に吸着する吸着水を除去するため、真空下で１００〜２５０℃で加熱する。
（１）脱水縮合プロセス
その後、乾燥空気もしくは酸素通気下２５０℃〜３５０℃、好ましくは、２７０℃〜３３０℃で、脱水縮合する。
（２）炭化処理プロセス
炭化処理は、３５０℃〜１５００℃、好ましくは５００℃〜９００℃で、窒素等の不活性ガス雰囲気下で所定時間、加熱する。
（３）賦活処理プロセス
さらに必要に応じて比表面積を上げるために賦活処理を行うことができる。賦活処理は、炭化処理後、炭酸ガス、水蒸気やその他の酸化ガス雰囲気下で、３５０℃〜１５００℃、好ましくは５００℃〜１０００℃で行う。
【０００９】
本発明のスクラブ化粧料において、球状の多孔質カーボン粒子以外の成分は、通常スクラブ化粧料に使用される油剤、脂肪酸類、界面活性剤、アルカリ物質、アルコール類、エステル類、保湿剤、増粘剤、精製水等の１種あるいは２種以上が用いられる。また、化粧料は、クリーム状、ジェル状、ペースト状、液状、固形状等の形態で提供される。
球状の多孔質カーボン粒子の化粧料への配合量は、特に限定されないが、化粧料全組成の０．１〜５０重量％、好ましくは０．５〜１５重量％配合するのが良い。配合量が０．１重量％より少ないと皮脂汚れ除去効果や脱臭効果が弱く、また５０重量％より多くなると使用感が悪くなり好ましくない。
【００１０】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は、下記実施例により限定されるものではない。
製造例
特開昭６２−２４６９３５号公報記載の方法にて真球状のセルロース粒子を調製し、乾燥後、篩い分けした（平均粒径１００μｍ（７０〜１２５μｍ））。
この球状のセルロース粒子１００g を、真空下２００℃で５時間保持し吸着水を除去した後、引き続き２８５℃で３時間処理し、脱水縮合処理を行った。次に窒素ガス雰囲気下で１０００℃で４時間処理後、自然冷却し、炭化処理を行った。さらに炭酸ガス雰囲気下で９００℃まで１５時間で昇温し、３時間２０分で５００℃まで降温後、自然冷却し球状のカーボン粒子を得た。得られたカーボン粒子の電子顕微鏡写真を図１に示す。カーボン粒子の平均粒径は５０μｍでＢＥＴ比表面積は、６６３ｍ² ／ｇであった。
【００１１】
実施例
表１中の成分１〜４を加熱溶解し７５℃に保ちながら、製造例で得た球状の多孔質カーボン粒子（成分５）を加え均一に分散した（Ａ液）。その他の成分６〜８を加熱混合し７５℃に保った（Ｂ液）。Ａ液にＢ液を少しずつ添加後、３０℃に冷却し、本発明のスクラブ化粧料（洗顔化粧料）を得た。
【００１２】
表１

【００１３】
比較例１
実施例において、球状の多孔質カーボン粒子を平均粒径０．５μｍのカーボンブラックに代えた以外は、実施例と同様に処理し、洗顔化粧料を得た。
【００１４】
比較例２
実施例において、球状の多孔質カーボンを含まない以外は、実施例と同様に処理し、洗顔化粧料を得た。
【００１５】
評価例
上記実施例および比較例１および２で調製した洗顔化粧料について、女性７名をパネルとする使用テストを行った。
評価は、各パネラーの使用中および使用後の評価を下記の基準により評点し、評点の平均点を下記の４段階評価基準を用いて判定した。
結果を表２に示す。
（評点）
２：良好、１：やや良好、０：効果不明、−１：悪い
（判定：評点の平均点、４段階評価基準）
１．５以上： ◎ （非常に良好）
１．０以上、１．５未満： ○ （良好）
０．５以上、１．０未満： △ （やや効果有り）
０．５未満： × （不良）
【００１６】
表２

【００１７】
上記の結果より、本発明のスクラブ化粧料は、スクラブ効果が高いものの痛感などの不快感はなく、使用感に優れるものであった。また、さっぱり感が持続し、角質や毛穴に詰まった皮脂汚れ除去効果が高く、使用中の消臭効果が高いものであった。
【００１８】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によると、適度な角質除去効果やマッサージ効果を有しながら、皮脂汚れ除去効果が高く、脱臭効果に優れ、皮膚に対する刺激が少なく使用感に優れた、特に毛穴につまったような汚れを効果的に除去できる、スクラブ化粧料が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図１】製造例で得られたカーボン粒子の電子顕微鏡写真である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a scrub cosmetic that is excellent in exfoliating, removing sebum stains and deodorizing, has little irritation to the skin, and is excellent in use feeling.
[0002]
[Prior art]
In recent years, cosmetics formulated with a scrub agent have been provided for the purpose of promoting metabolism by removing aging keratinocytes and the like and imparting an appropriate stimulus to the skin. As such a scrubbing agent, a natural system of plant endocarp, seeds or seed kernels, a synthetic resin system such as nylon powder or polyethylene powder, and the like are used.
However, since these scrub agents do not have an adsorption ability, the cleaning ability of oil stains clogged in pores is weak, and no deodorizing ability is provided.
On the other hand, porous carbons such as charcoal and activated carbon have been widely used as adsorbents and deodorizers because of their large specific surface area and high adsorptivity, and scrub cosmetics using their adsorptive power are also known. (For example, JP-A-10-25223).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, these porous carbons are all pulverized products and have an irregular and angular shape. For this reason, when used as a scrub agent, although the stain removing effect and deodorizing effect are high, irritation to the skin is too strong and may cause pain and discomfort.
Further, carbon particles having a smaller particle diameter (for example, about 5 μm or less) have been used as a cosmetic compounding agent, but the purpose of use as a pigment was different from that intended for a scrub effect.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As a result of intensive studies to solve such problems, the present inventors have used a spherical porous carbon particle as a scrub agent, and have a high effect of removing sebum stains while having an appropriate keratin removing effect and massage effect. The present inventors have found that it has an excellent deodorizing effect, has little irritation to the skin and is excellent in use feeling, and can effectively remove dirt such as clogged pores.
That is, the present invention
(1) To provide a scrub cosmetic characterized by blending spherical porous carbon particles having a particle diameter of 15 to 500 μm. More specifically, (2) spherical porous carbon particles are cellulose spherical. The scrub cosmetic according to (1) above, wherein the particles are carbonized;
Is to provide.
[0005]
The spherical porous carbon particles used in the present invention have fine pores and preferably have a BET specific surface area of preferably 10 m ² / g or more, more preferably 100 m ² / g, still more preferably 500 m ² / g or more. It is. Specific surface area is less than 10 m ² / g, the adsorption capacity is low, in particular not only a small effect of removing sebum, deodorizing effect since little, 10 m ² / g or more it is desirable.
The spherical carbon particles have a diameter of 15 to 500 μm, preferably 20 to 100 μm. Although the deodorizing effect does not change depending on the particle size, carbon particles having a diameter of less than 15 μm have a small scrub effect and a small exfoliating effect. In addition, spherical carbon particles having a particle diameter of more than 500 μm have a particle size in the above-mentioned range because the feeling of use is deteriorated.
Further, since the carbon particles are spherical, they have an excellent feeling of use that is not found in conventional pulverized carbon particles due to the rolling effect. Therefore, the cosmetic composition of the present invention can satisfactorily remove and remove waste products on the skin and sebum dirt clogged in pores, and has a smooth feeling without giving the skin a sense of incongruity or irritation. Present.
[0006]
The spherical porous carbon particles used in the present invention are usually obtained by carbonizing spherical particles of a polymer substance such as plastic and cellulose in an inert gas atmosphere, or by granulating organic substances such as tar and pitch as an inert gas. Manufactured by carbonization under atmosphere.
Preparation of spherical particles of high-molecular substances is not only done by polymerization methods such as suspension polymerization and granular polymerization, which are usually performed in the plastics field, but also by producing cellulose particles that are solidified spherically by mixing the dispersion with a coagulant. Etc. are available. The former method is preferably a plastic that undergoes cross-linking polymerization in terms of carbonization.
[0007]
The specific surface area of the spherical carbon particles can be controlled mainly by the carbonization conditions.
As the spherical particles of the polymer substance that can be used, it is preferable to use spherical cellulose particles because they are relatively inexpensive, the by-products generated during carbonization are not harmful, and the pores are easily controlled.
A method for obtaining such spherical cellulose particles is arbitrary, and examples thereof include those described in JP-A-62-246935.
As the cellulose, natural cellulose, regenerated cellulose and the like and a water-soluble polymer compound can be used in combination as described in the publication.
These can be arbitrarily selected according to the size of the target spherical particles and the carbonization conditions.
[0008]
An example of a method for preparing porous carbon particles from cellulose spherical particles is shown below.
(0) Adsorbed water removal process In order to remove adsorbed water adsorbed on the spherical cellulose particles, heating is performed at 100 to 250 ° C under vacuum.
(1) Dehydration condensation process Thereafter, dehydration condensation is performed at 250 ° C to 350 ° C, preferably 270 ° C to 330 ° C under aeration of dry air or oxygen.
(2) Carbonization process The carbonization process is performed at 350 ° C. to 1500 ° C., preferably 500 ° C. to 900 ° C., for a predetermined time in an inert gas atmosphere such as nitrogen.
(3) Activation treatment process Activation treatment can be performed to increase the specific surface area as required. The activation treatment is performed at 350 ° C. to 1500 ° C., preferably 500 ° C. to 1000 ° C. in a carbon dioxide gas, water vapor or other oxidizing gas atmosphere after the carbonization treatment.
[0009]
In the scrub cosmetic of the present invention, components other than the spherical porous carbon particles include oils, fatty acids, surfactants, alkaline substances, alcohols, esters, humectants, thickeners usually used in scrub cosmetics. 1 type, or 2 or more types, such as an agent and purified water, is used. Further, the cosmetic is provided in the form of cream, gel, paste, liquid, solid or the like.
The blending amount of the spherical porous carbon particles in the cosmetic is not particularly limited, but is 0.1 to 50% by weight, preferably 0.5 to 15% by weight of the total composition of the cosmetic. If the blending amount is less than 0.1% by weight, the effect of removing sebum stains and the deodorizing effect are weak, and if it exceeds 50% by weight, the feeling of use is unfavorably deteriorated.
[0010]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example demonstrates this invention still in detail, this invention is not limited by the following Example.
Production Example True spherical cellulose particles were prepared by the method described in JP-A-62-246935, dried and sieved (average particle size 100 μm (70 to 125 μm)).
100 g of these spherical cellulose particles were kept at 200 ° C. under vacuum for 5 hours to remove adsorbed water, and then treated at 285 ° C. for 3 hours to perform a dehydration condensation treatment. Next, after treatment at 1000 ° C. for 4 hours in a nitrogen gas atmosphere, the product was naturally cooled and carbonized. Furthermore, the temperature was raised to 900 ° C. in a carbon dioxide atmosphere for 15 hours, the temperature was lowered to 500 ° C. in 3 hours and 20 minutes, and then naturally cooled to obtain spherical carbon particles. An electron micrograph of the obtained carbon particles is shown in FIG. The average particle diameter of the carbon particles was 50 μm, and the BET specific surface area was 663 m ² / g.
[0011]
Example 1 While the components 1 to 4 in Table 1 were dissolved by heating and maintained at 75 ° C., the spherical porous carbon particles (component 5) obtained in the production example were added and dispersed uniformly (liquid A). The other components 6-8 were heated and mixed and maintained at 75 ° C. (Liquid B). After adding the B liquid little by little to the A liquid, the liquid was cooled to 30 ° C. to obtain the scrub cosmetic (face-wash cosmetic) of the present invention.
[0012]
Table 1

[0013]
Comparative Example 1
In the examples, a facial cleansing cosmetic was obtained in the same manner as in the examples except that the spherical porous carbon particles were replaced with carbon black having an average particle size of 0.5 μm.
[0014]
Comparative Example 2
In the examples, treatment was carried out in the same manner as in the examples except that spherical porous carbon was not included, to obtain a facial cleansing cosmetic.
[0015]
Evaluation Example About the face-washing cosmetics prepared in the above-mentioned Examples and Comparative Examples 1 and 2, a use test was conducted using 7 women as a panel.
In the evaluation, evaluations during and after use of each panel were scored according to the following criteria, and the average score was determined using the following four-level evaluation criteria.
The results are shown in Table 2.
(Score)
2: Good, 1: Slightly good, 0: Unclear effect, -1: Poor (judgment: average score, 4-level evaluation criteria)
1.5 or more: ◎ (very good)
1.0 or more and less than 1.5: ○ (good)
0.5 or more and less than 1.0: △ (Somewhat effective)
Less than 0.5: × (defect)
[0016]
Table 2

[0017]
From the above results, the scrub cosmetic of the present invention has a high scrub effect, but has no discomfort such as pain and is excellent in use feeling. In addition, the refreshing feeling persisted, the effect of removing sebum dirt clogged in the keratin and pores was high, and the deodorizing effect during use was high.
[0018]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, while having an appropriate exfoliating effect and a massage effect, it has a high sebum dirt removing effect, an excellent deodorizing effect, a little irritation to the skin, and an excellent feeling of use, in particular, pores. There is provided a scrub cosmetic that can effectively remove dirt such as clogging.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an electron micrograph of carbon particles obtained in a production example.

Claims

A scrub cosmetic comprising a spherical porous carbon particle having a particle diameter of 15 to 500 µm formed by carbonizing cellulose spherical particles .

The scrub cosmetic according to claim 1, wherein the spherical porous carbon particles are blended in an amount of 0.1 to 50% by weight of the total cosmetic composition.