JP4564274B2 - 無停電電源装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、商用電力の受電中に、その商用電力を降圧して負荷へ供給すると共に、充電器で蓄電池に充電し、停電になると、蓄電池の直流電力をインバータで交流電力に変換して負荷へ供給する無停電電源装置およびその制御方法に関する。
図1に従来の無停電電源装置を示す。商用電源1の交流電力は入力端子2から無停電電源装置12内に供給される。入力端子2と遮断部3との間にブレーカ17が設けられ、ブレーカ17がONされると、交流電力はブレーカ17および遮断部3を通じて変圧器4の一次巻線4aへ供給される。変圧器4の一次巻線4aに供給された交流電力は、例えば60Vに降圧された後、変圧器4の二次巻線4bと接続された出力端子5に供給され、無停電電源装置12の出力端子5に接続された負荷6へ動作電力として供給される。
制御部19はブレーカ17と遮断部3との間に接続され、制御部19内の受停電検出部7において、商用電源1の交流電力の受電が検出されると、制御部19から充電器8への制御信号により、変圧器4の三次巻線4cと接続された充電器8は動作状態となり、蓄電池9は充電される。充電器8と蓄電池9の間には逆流防止用ダイオード10が直列に挿入されている。商用電源1が停電した場合、商用電源1の停電が受停電検出部7で検出され、制御部19から遮断部3への制御信号により、遮断部3は動作状態となり、商用電源1の交流電力の受電が遮断部3により遮断される。その後、制御部19からインバータ11への制御信号により、インバータ11は動作状態となり、蓄電池9に蓄えられた直流電力はインバータ11により交流電力に変換され、その交流電力はインバータ11と接続された変圧器4の四次巻線4dから二次巻線4bを通じて負荷6へ動作電力として供給される。
また、受停電検出部7の商用電源1の停電検出により、充電器8は非動作状態に制御される。図示していないが、インバータ11内部にはヒューズが設けられる。大電流がインバータ11内部に流れた場合、ヒューズによりインバータ11の破損が防止される。(例えば特許文献1の第4図参照。)
図2Aは、無停電電源装置12の出力端子5に複数の負荷6A〜6Eを接続した例である。無停電電源装置12に複数の負荷を接続する場合、無停電電源装置12に接続する負荷の数は、無停電電源装置12の許容出力電力に依存し、負荷同士や無停電電源装置12と負荷を接続するシールド線15による電圧降下や負荷の消費電力等により制限される。無停電電源装置12に接続される負荷6の数が多く、無停電電源装置12が過負荷となった時、無停電電源装置12内の基板の異常発熱や、負荷が正常に動作可能な電力を供給できない等の不具合が生じる。そのため、無停電電源装置12には、所定時間過負荷状態が継続すると、無停電電源装置12の出力を停止する保護機能が設けられている。
また、負荷には図示しないが、それぞれシールド線15と接続するための複数の接続端子と、設定部とが設けられ、設定部を切替えることにより、負荷の動作電力を入力する接続端子と、負荷の動作電力を出力する接続端子を切替えることができる。図2Aにおいて、負荷6A〜6Eと、シールド線15の接続部の矢印は、矢印方向に動作電力が供給されるようそれぞれ負荷の設定部が設定されたことを示し、負荷6A〜6Eは全て無停電電源装置12より動作電力を供給される。
複数の負荷が接続された無停電電源装置12に、新たに負荷を接続し、無停電電源装置12より全ての負荷へ動作電力を供給すると、無停電電源装置12が過負荷となる場合がある。この場合、過負荷を防ぐため、無停電電源装置を新たに設置し、増設した負荷と接続する。例えば図2Bに示すように、図2Aの無停電電源装置12と負荷6A〜6Eが接続された接続網に、負荷6F〜6Iと、無停電電源装置12’とを新たに接続し、それぞれの無停電電源装置12、12’が過負荷とならず各負荷へ動作電力を供給できるよう、それぞれの負荷の設定部を切替える。なお、無停電電源装置12に接続された負荷6A〜6Eは既に動作しているので、負荷6F〜6Iと無停電電源装置12’の接続の際、停電させないのが望ましい。そのため、配線作業者は、特定の負荷のみ電源供給路を絶ち、配線工事を行うか、或いは負荷6A〜6Eを停電させないよう配線工事を行う。以後、無停電電源装置12’を構成している各要素には符号にダッシュ(’)をつけて説明する。
例えば配線作業者により、負荷6Bと6F、6Dと6H、6Eと6G、6Hと6I、6Iと無停電電源装置12’がシールド線15で新たに接続される。接続後、既設の無停電電源装置12より負荷6A、6B、6C、6E、6F、6Gに動作電力を供給し、新設の無停電電源装置12’より負荷6D、6H、6Iに動作電力を供給する設定が、それぞれの負荷の設定部において行われる。
実開平3−11342号公報
ところで、負荷6Cと負荷6Dは元々シールド線15で接続されており、負荷6Dは無停電電源装置12より動作電力を供給するよう設定部が設定されている。しかし、無停電電源装置12’の増設後、負荷6Dは、無停電電源装置12’より動作電力を供給するよう設定部の設定を変更し、無停電電源装置12の動作電力の供給を中止する必要がある。しかし、配線作業者が負荷6Dの設定部の設定を誤り、負荷6Dが無停電電源装置12と、無停電電源装置12’との双方より動作電力を供給されることがある。この場合、無停電電源装置12、12’の出力端子間が負荷6Dを通して接続された状態となる。
上記状態では、負荷6D以外の他の負荷を無視した場合、負荷6Dが、無停電電源装置12、12’の出力端子間と並列に接続されている。図3A、図3Bのように、無停電電源装置12、12’が共に商用電源1から交流電力を受電した場合、無停電電源装置12、12’の出力端子の電圧波形は、それぞれ図3C、図3Dとなり、その電圧波形は同一で位相のずれはない。この場合、負荷6Dに供給される電圧波形は、負荷6Dが無停電電源装置12、12’の出力端子間と並列に接続されているため、図3Gとなり、図3Cおよび図3Dの電圧波形と同一、且つ位相のずれはない。このように、双方の無停電電源装置12、12’より同一波形、同一位相の交流電力が負荷へ動作電力として供給された場合、無停電電源装置12、12’は正常に動作すると共に、負荷も正常に動作する。そのため、配線作業者は負荷の設定部の設定を間違えたことに気付くことはない。
一方、図3Eのように、無停電電源装置12’への商用電源1が停電した場合、即ち、商用電源1の交流電力の受電がa点において停止した場合、無停電電源装置12’内の受停電検出部7’において停電が検出される。受停電検出部7’の停電検出後、制御部19’から遮断部3’への制御信号により、交流電力の受電が遮断部3’により遮断され、制御部19’からインバータ11’への制御信号により、蓄電池9’に蓄えられた直流電力はインバータ11’により交流電力に変換され、その交流電力は変圧器4’を通じて動作電力として負荷へ供給される。(以降、インバータ運転という。)受停電検出部7’が停電を検出した時点(b点)よりインバータ運転が開始されるため、商用電源1が停電し、インバータ運転を行う無停電電源装置12’の出力端子の電圧波形(図3F)は、商用電源1から交流電力を受電した無停電電源装置12の出力端子の電圧波形(図3C)に対し、無停電電源装置12’の停電(a点)後、インバータ運転が開始された時点(b点)から、その電圧波形の位相がずれることになる。出力端子の電圧波形の位相のずれを明らかとするため、図3Dおよび図3Fの各電圧波形を共に図3Hに示す。
例えば、無停電電源装置12、12’の出力端子間が100(m)の長さの同軸ケーブルで接続され、使用した同軸ケーブルの抵抗値を1(Ω)/100(m)と仮定する。図3Hのc点において、無停電電源装置12、12’の出力端子間の電位差Eを約60(V)と仮定し、負荷による電圧降下を無視した場合、無停電電源装置12、12’の出力端子間を流れる電流は電流=電圧/抵抗より、約60(A)となる。この大電流は、電位の低い側の無停電電源装置側(この場合、12側)に出力端子から流れ込む。無停電電源装置内の変圧器4と出力端子5間の回路パターンは短時間であればこの大電流に耐えることができる。しかし、それ以上の時間、この大電流が流れ続けた場合、変圧器4と出力端子5間のパターン切れを引き起こすことになる。また、この大電流はインバータ11内へ流れ込むため、インバータ11内のヒューズ切れを引き起こすことになる。
このように商用電源1が停電すると、無停電電源装置12内に大きな電流が流れ込み、変圧器4の二次巻線4bと出力端子5間のパターン切れ、また、インバータ11内のヒューズ切れを生じるため、負荷6に動作電力を供給できなくなるという問題があった。その結果、商用電源1が復電しても、停電時にパターン切れが発生したため、負荷6に動作電力を供給できなくなるという問題も生じることとなった。また、無停電電源装置12’を設置する際、無停電電源装置12、12’および負荷は正常に動作するため、配線作業者が負荷の設定部の設定間違いに気付くことは不可能であるという問題があった。
そこで本発明は、商用電源1が停電した場合であっても、変圧器4の二次巻線4bと出力端子5間のパターン切れと、インバータ11内のヒューズ切れの発生を防止することができ、また、無停電電源装置を設置する際、配線作業者が負荷6の設定部の設定間違いを検出することができる無停電電源装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載した無停電電源装置は、商用電力の受電あるいは停電を検出する受停電検出部と、上記商用電力の受電中に蓄電池の充電を行う充電器と、上記蓄電池の直流電力を交流電力に変換するインバータと、上記商用電力あるいは上記インバータより供給される交流電力を昇圧または降圧して負荷へ供給する変圧器と上記商用電力の受電を遮断する遮断部と、当該無停電電源装置の出力端子電圧を検出する検出部と、上記受停電検出部による検出結果と上記検出部による出力端子電圧とに基づいて上記インバータの運転を制御する制御部と、を備え、上記制御部は、上記商用電力の受電中に上記遮断部により上記商用電力の受電を遮断した後、上記検出部により上記出力端子電圧を検出し、上記遮断部による上記商用電力の受電の遮断を停止した後、上記受停電検出部により上記商用電力の停電が検出された場合、上記検出部により検出した上記出力端子電圧の絶対値の最大値が所定電圧より大きいときには上記インバータの運転せず、上記検出部により検出した上記出力端子電圧の絶対値の最大値が所定電圧以下のときには上記インバータを運転することを特徴とする。
また、請求項2に記載した無停電電源装置は、請求項1に記載した無停電電源装置に加えて、上記検出部が検出した上記出力端子電圧の絶対値の最大値が所定電圧よりも大きいとき警報を出す警報手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項3に記載した無停電電源装置の制御方法は、商用電力の受電あるいは停電を検出する受停電検出部と、上記商用電力の受電中に蓄電池の充電を行う充電器と、上記商用電力が停電すると上記蓄電池の直流電力を交流電力に変換するインバータと、上記商用電力あるいは上記インバータより供給される交流電力を昇圧または降圧して負荷へ供給する変圧器と、上記商用電力の受電を遮断する遮断部と、商用電源の受電を遮断した状態において無停電電源装置の出力端子電圧を検出する検出部と、上記検出部が検出した電圧の絶対値の最大値と所定電圧とを比較する比較部と、を備え、上記検出部が検出した電圧の絶対値の最大値が所定電圧より大きい場合、上記インバータの運転を停止させる無停電電源装置を制御する制御方法であって、上記商用電力の受電中、上記遮断部によって上記商用電力の受電を遮断する段階と、上記商用電力の受電を遮断した後、無停電電源装置の出力端子電圧を検出する段階と、上記出力端子電圧を検出した後、上記遮断部による交流電力の受電の遮断を停止する段階と、上記検出部によって検出された電圧の絶対値の最大値と所定電圧とを比較する段階と、上記検出部が検出した電圧の絶対値の最大値が所定電圧より大きい場合には、上記商用電力が停電した際、インバータ運転を実施しない段階と、上記検出部が検出した電圧の絶対値の最大値が所定電圧以下の場合には、上記商用電力が停電した際、インバータ運転を実施する段階と、からなることを特徴とする。
また、請求項4に記載した無停電電源装置の制御方法は、請求項3に記載の無停電電源装置の制御方法であって、上記商用電力の受電を遮断する段階、上記商用電力の受電を遮断した後、無停電電源装置の出力端子電圧を検出する段階、上記遮断部による交流電力の受電の遮断を停止する段階および上記検出部によって検出された電圧の絶対値の最大値と所定電圧とを比較する段階を所定間隔毎に繰り返すことを特徴とする。
請求項1に記載した無停電電源装置によれば、商用電力を遮断した状態での無停電電源装置の出力端子電圧を検出し、この出力端子電圧が所定電圧より大きい場合、負荷の設定部の設定に誤りがあると判断してインバータ運転をしないように制御する。したがって、負荷の設定部の設定に誤りがあると、商用電源の停電時にインバータからの給電を行わないため、インバータの破損を防止することができる。
請求項2に記載した無停電電源装置によれば、請求項1に記載した無停電電源装置の効果に加えて、出力端子電圧が所定電圧より大きい場合、警報手段により警報を出力するため、無停電電源装置を設置する際に、配線作業者に負荷の設定部の設定間違いを知らしめることができる。
請求項3に記載した無停電電源装置の制御方法によれば、商用電力を遮断した状態での無停電電源装置の出力端子電圧を検出し、この出力端子電圧が所定電圧より大きい場合、負荷の設定部の設定に誤りがあると判断してインバータ運転を実施させないよう制御される。したがって、インバータ運転を実施させないよう制御される。したがって、負荷の設定部の設定に誤りがあると、商用電源の停電時にインバータからの給電を行わないため、インバータの破損を防止することができる
請求項4に記載した無停電電源装置の制御方法によれば、請求項3に記載した無停電電源装置の制御方法の効果に加えて、所定間隔毎に無停電電源装置の出力端子電圧を検出し、この出力端子電圧が所定電圧より大きい場合、負荷の設定部の設定に誤りがあると判断してインバータ運転をインバータ運転を実施させないよう制御される。したがって、新たな負荷の接続に伴い、無停電電源装置が増設された場合においても、負荷の設定部の設定に間違いがあればインバータ運転を実施させないよう制御されるため、インバータの破損を防止することができる。
以上、本発明の無停電電源装置およびその制御方法によれば、商用電力を遮断した状態での無停電電源装置の出力端子電圧を検出し、この出力端子電圧が所定電圧より大きい場合、負荷の設定部の設定に誤りがあると判断してインバータ運転を停止させるため、出力端子間のパターン切れ、インバータ内のヒューズ切れ等のインバータの破損を防止することができる。
図4に本発明の実施の形態を示し、図1と対応する部分には同一符号を付けてある。変圧器4の二次巻線4bと、出力端子5との間に検出部13が設けられ、出力端子5に接続された負荷6から無停電電源装置12へ供給される電圧(負荷6の出力電圧)即ち、無停電電源装置12の出力端子電圧が検出される。検出部13は、制御部19と接続され、検出した負荷6の出力電圧を制御部19へ供給する。制御部19内には、受停電検出部7の他に、比較部18、判定部22、記憶部21、およびタイマ部20が設けられ、警報部14は制御部19に接続されている。
比較部18では、検出部13によって検出された負荷6の出力電圧の絶対値(以後、これを絶対値電圧という)の最大値Vmと所定電圧Vcとが比較される。判定部22では、比較部18で比較された結果に基づいて、インバータ運転を実施するか否かが判定される。
記憶部21には、上記所定電圧Vc、受停電検出部7が商用電力1の受電を検出してから、遮断部3によってこの受電が遮断されるまでの所定時間t、および遮断部3が商用電源1の受電を遮断してから、受電の遮断を停止するまでの所定時間Tが予め記憶されている。また、比較部18による比較結果に対応した判定フラグaが記憶される。即ち、負荷6の絶対値電圧の最大値Vmが所定電圧Vcよりも大きい場合には、制御部19は判定フラグaをa=0として、負荷6の絶対値電圧の最大値Vmが所定電圧Vc以下の場合には、判定フラグaをa=1として、記憶部21に記憶する。
タイマ部20は、受停電検出部7が商用電力1の受電を検出すると同時にONとなり、遮断部3によってこの受電が遮断されるまでの時間を計測し、所定時間tが経過した時点でOFFとなる。また、遮断部3によって商用電源1の受電が遮断されると同時にONとなり、再度、この受電の遮断が停止されるまでの時間を計測し、所定時間Tが経過した時点でOFFとなる。
警報部14は、制御部19と接続されており、負荷6の絶対値電圧の最大値Vmが所定電圧Vcより大きい場合、即ち、判定フラグaがa=0の場合には、警報部14に制御信号を出力する。
次に、無停電電源装置12の動作について、図5を用いて説明する。無停電電源装置12と負荷6とを接続・設置した後、配線作業者によって無停電電源装置12のブレーカ17がONされる(S1)と、商用電源1の交流電力は、ブレーカ17を介して受停電検出部7に供給される。受停電検出部7が商用電源1の交流電力の受電を検出すると(S2)、制御部19は記憶部21から、所定電圧Vc、所定時間t、および所定時間Tを読み出すと同時に、その他の初期設定が行われ(S3)、さらに、変圧器4を介して負荷6へ動作電力が供給される(S4)。
受停電検出部7が商用電源1の交流電力の受電を検出してから、所定時間tを経過すると(S5)、制御部19の制御信号により、遮断部3によってこの受電が遮断される(S6)。なお、所定時間tは、通常、数十秒以内の時間が予め記憶部21に記憶されている。また、所定時間tに至るまでの時間計測はタイマ部20のON−OFF動作によって実行される。
その後、制御部19の制御信号により、検出部13は負荷6の出力電圧を検出し(S7)、検出部13が検出した負荷6の出力電圧は比較部18へ供給される。遮断部3によって受電が遮断されてから所定時間Tを経過するまでの間(S8−否定)に、制御部19は検出部13から負荷6の出力電圧を検出し続け、所定時間Tの経過と同時に検出を終了し(S8−肯定)、遮断部3による受電の遮断を停止する(S9)。なお、所定時間Tに至るまでの時間計測はタイマ部20のON−OFF動作によって実行される。
受電の遮断停止後、制御部19は、比較部18において、検出部13より供給された負荷6の絶対値電圧の最大値Vmと、所定電圧Vcとを比較する(S10)。負荷6の絶対値電圧の最大値Vmが所定電圧Vcよりも大きい場合には、制御部19は判定フラグをa=0とし、記憶部2に記憶する(S11)。負荷6の絶対値電圧の最大値Vmが所定電圧Vc以下の場合には、判定フラグをa=1とし、記憶部2に記憶し(S12)、警報部14が警報を出力する(S13)。その後、充電器8による蓄電池9の充電を開始する(S14)。
商用電源1が停電すると、受停電検出部7により停電が検出され(S15)、制御部19の制御信号により、遮断部3における商用電源1の交流電力の受電が遮断される(S16)とともに、充電器8による蓄電池9の充電が停止される(S17)。その後、制御部19は、判定部22において、判定フラグa値の判定を行い(S18)、判定フラグがa=1ならば、インバータ11を動作状態に制御し(S19)、一方、判定フラグがa=0ならば、非動作状態に制御する(S20)。
次に、所定時間Tについて説明する。従来、受停電検出部7が商用電源1の交流電力の停電を検出後、インバータ運転を開始するまでの切替え時間は、商用電源1の電源周波数が50Hzの場合、商用電源1の交流波形の1周期以下、即ち、20ms以下に設定される。これは、商用電源1が停電した場合であっても、交流波形の1周期以下の僅かな時間の電力停止であるため、負荷6は停止せず、正常に動作を続けることが可能であるためである。また、商用電源1の交流電圧波形と、負荷6の出力電圧波形の周期は同じであり、出力電圧の最大値を検出するために必要な最小時間はこの周期の2分の1である。
したがって、上述の理由により、所定時間Tは、入力波形の半周期以上であると共に、1周期以下に決められる。即ち、商用電源1の交流電力の周波数をf(Hz)とした場合、商用電源1の交流電力の1周期は、1/f(秒)である。また、商用電源1の交流電力の半周期は、1/(2f)(秒)であるので、所定時間T(秒)は、式(1)で表される。
1/(2f)≦T≦1/f ・・・ (1)
次に、所定電圧Vcについて説明する。無停電電源装置12の定格出力電圧は、AC60(V)である。例えば商用電源1が、電圧降下等の影響のため、定格電圧AC100(V)より20%振幅が減少して、AC80(V)となった場合、上記出力電圧はAC48(V)となる。このように、商用電源1の交流電圧は、最大で20%振幅が減少することが起こり得る。そのため、AC48(V)以上の電圧値を所定電圧Vcとした場合、比較部18は、商用電源1の電圧の振幅減少のため検出された48(V)以上の電圧値を、負荷6の絶対値電圧と、誤って検出する恐れがある。また、接続された負荷6と、無停電電源装置12とシールド線15との間の電圧降下を考慮する必要がある。さらに、停電発生時、変圧器4に蓄えられたエネルギーが出力電圧波形に一次的に加わる場合がある。そのため、所定電圧Vcを低く設定すると、この電圧を検出する恐れがある。そのため、所定電圧は停電発生時に変圧器4に蓄えられたエネルギーの影響を受けず、商用電源1の電圧降下等の影響を受けない値として、例えばAC40(V)が設定される。
(本実施形態の及ぼす作用・効果等)
本実施形態では、無停電電源装置12の遮断部3にて商用電力を遮断した状態で、無停電電源装置12の出力端子電圧を検出し、比較部18にて出力端子電圧と所定電圧とが比較される。検出した出力端子電圧が所定電圧より大きい場合、判定部22にて負荷6の設定部の設定に誤りがあると判断してインバータ11の運転を停止させるため、負荷6を介して他の無停電電源装置あるいは商用電源から大きな電流が無停電電源装置に流れ込むことを防止できるため、インバータ11の破損を防止することができる。また、出力端子電圧が所定電圧より大きい場合、警報部14により警報を出力するため、配線作業者に負荷の設定部の設定間違いを知らしめることができる。
また、遮断部3よる商用電源1の交流電力の受電の遮断(S6)は、受停電検出部7が商用電源1の受電を検出した(S2)後、所定時間t内に実行されるため、配線作業者がブレーカをONした場合、配線作業者は無停電電源装置12に接続された負荷の設定部の設定間違いの有無を素早く知ることができる。なお、所定時間tは0秒でも良く、この場合、商用電源1の受電と同時に遮断部3により受電が遮断される。なお、この場合、受電の検出(S2)および初期設定(S3)のステップは、蓄電池の充電開始(S14)前に設定される。
また、商用電源1の交流電力の受電を遮断(S6)してから、遮断を停止する(S9)までの時間T(秒)と、商用交流電力の周波数f(Hz)との関係は、商用電源1の交流電力と、負荷の出力電圧の周期が同じであり、出力電圧の最大値を検出するために必要な最小時間はこの周期の2分の1、即ち、1/(2f)≦Tに設定される。また、商用電源1の停電の際に、無停電電源装置12に接続された負荷6が停止せず、正常に動作を続けることのできる時間は、1/f(秒)以下であるため、T≦1/fに設定される。
(応用例等)
本発明は、上述の実施の形態に限定されることはなく、様々な応用が可能である。警報部14としては、内部にスピーカを設けることで、警報音によって配線作業者に知らせることができる。また、高輝度LED等の警報表示部を設け、警報表示によって配線作業者に知らせることができる。また、制御部19と接続される図示しない通信部を設け、警報部14による警報と共に、通信部の出力により管理センタ等に異常を自動通報してもよい。自動通報により、商用電源1の交流電力の停電前に負荷の設定部の設定間違いを知らせることができる。
また、ステップS6〜S13の段階を、所定期間Lt毎に行ってもよい。新設の無停電電源装置12’において、本発明の機能を有していない場合、新設の無停電電源装置12’の電源投入時に負荷の設定部の設定間違いは検出不可能である。しかし、所定期間Lt毎に、遮断部3による商用電源1の交流電力の受電の遮断を行い、負荷6の出力電圧を検出部7より検出し、比較部18では、検出部7より供給された負荷6の絶対値電圧の最大値Vmと、所定電圧Vcとの比較を行い、絶対値電圧の最大値Vmが所定電圧Vcより大きい場合には、停電時にインバータ11を非動作に制御するため、本発明の機能がある無停電電源装置12と共に、本発明の機能が無い無停電電源装置12のパターン切れや、ヒューズ切れを、商用電源1の停電時に防止できる。所定期間Ltとしては、例えば1週間、1ヶ月、1年等が設定される。なお、所定期間の期間計測は、タイマ20や上述の時計を利用することができる。
制御部19と接続された図示しない遮断解除スイッチを設け、例えば、図5のステップS10において、所定電圧Vcより大きい電圧が検出された場合、制御部19は警報部14に制御信号を出力し、警報部14より警報を出力し、その後、制御部19の制御信号により、遮断部3を遮断し、遮断解除スイッチが手動で操作されるまで、遮断部3による商用電源1の交流電力の受電の遮断を継続させてもよい。遮断解除スイッチの操作がないと遮断部3による商用電源1の交流電力の受電の遮断が解除されないため、配線作業者は必ず異常を知ることができる。
従来の無停電電源装置の概要を示すブロック図である。 無停電電源装置と負荷の接続例を示す図である。 無停電電源装置の入力波形と出力波形を示す図である。 本実施の形態の無停電電源装置を示すブロック図である。 本実施の形態の処理フロー図である。
符号の説明
1・・・商用電源、2・・・入力端子、3・・・遮断部、4・・・変圧器、4a・・・変圧器の一次巻線、4b・・・変圧器の二次巻線、4c・・・変圧器の三次巻線、4d・・・変圧器の四次巻線、5・・・出力端子、6・・・負荷、7・・・(既設の無停電電源装置内の)受停電検出部、7’・・・新設の無停電電源装置の受停電検出部、8・・・充電器、9・・・(既設の無停電電源装置内の)蓄電池、9’・・・新設の無停電電源装置の蓄電池、10・・・逆流防止用ダイオード、11・・・(既設の無停電電源装置内の)インバータ、11’・・・新設の無停電電源装置のインバータ、12・・・無停電電源装置(既設の無停電電源装置)、12’・・・新設の無停電電源装置、13・・・検出部、14・・・警報部、15・・・シールド線、16・・・切替えスイッチ、17・・・ブレーカ、18・・・比較部、19・・・(既設の無停電電源装置内の)制御部、19’・・・新設の無停電電源装置の制御部、20・・・タイマ部、21・・・記憶部、22・・・判定部
a・・・判定フラグ、E・・・電位差、t・・・所定時間、T・・・所定時間、Lt・・・所定期間、Vm・・・絶対値電圧の最大値、Vc・・・所定電圧

Claims (4)

  1. 商用電力の受電あるいは停電を検出する受停電検出部と、
    上記商用電力の受電中に蓄電池の充電を行う充電器と、
    記蓄電池の直流電力を交流電力に変換するインバータと、
    上記商用電力あるいは上記インバータより供給される交流電力を昇圧または降圧して負荷へ供給する変圧器と
    上記商用電力の受電を遮断する遮断部と、
    当該無停電電源装置の出力端子電圧を検出する検出部と、
    上記受停電検出部による検出結果と上記検出部による出力端子電圧とに基づいて上記インバータの運転を制御する制御部と、を備え、
    上記制御部は、上記商用電力の受電中に上記遮断部により上記商用電力の受電を遮断した後、上記検出部により上記出力端子電圧を検出し、
    上記遮断部による上記商用電力の受電の遮断を停止した後、上記受停電検出部により上記商用電力の停電が検出された場合、上記検出部により検出した上記出力端子電圧の絶対値の最大値が所定電圧より大きいときには上記インバータの運転せず、上記検出部により検出した上記出力端子電圧の絶対値の最大値が所定電圧以下のときには上記インバータを運転することを特徴とする無停電電源装置。
  2. 上記検出部が検出した上記出力端子電圧の絶対値の最大値が所定電圧よりも大きいとき警報を出す警報手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置。
  3. 商用電力の受電あるいは停電を検出する受停電検出部と、上記商用電力の受電中に蓄電池の充電を行う充電器と、上記商用電力が停電すると上記蓄電池の直流電力を交流電力に変換するインバータと、上記商用電力あるいは上記インバータより供給される交流電力を昇圧または降圧して負荷へ供給する変圧器と、上記商用電力の受電を遮断する遮断部と、商用電源の受電を遮断した状態において無停電電源装置の出力端子電圧を検出する検出部と、上記検出部が検出した電圧の絶対値の最大値と所定電圧とを比較する比較部と、を備え、上記検出部が検出した電圧の絶対値の最大値が所定電圧より大きい場合、上記インバータの運転を停止させる無停電電源装置を制御する制御方法であって、
    上記商用電力の受電中、上記遮断部によって上記商用電力の受電を遮断する段階と、
    上記商用電力の受電を遮断した後、無停電電源装置の出力端子電圧を検出する段階と、
    上記出力端子電圧を検出した後、上記遮断部による交流電力の受電の遮断を停止する段階と、
    上記検出部によって検出された電圧の絶対値の最大値と所定電圧とを比較する段階と、
    上記検出部が検出した電圧の絶対値の最大値が所定電圧より大きい場合には、上記商用電力が停電した際、インバータ運転を実施しない段階と、
    上記検出部が検出した電圧の絶対値の最大値が所定電圧以下の場合には、上記商用電力が停電した際、インバータ運転を実施する段階と、
    からなることを特徴とする無停電電源装置の制御方法。
  4. 請求項3に記載の無停電電源装置の制御方法であって、上記商用電力の受電を遮断する段階、上記商用電力の受電を遮断した後、無停電電源装置の出力端子電圧を検出する段階、上記遮断部による交流電力の受電の遮断を停止する段階および上記検出部によって検出された電圧の絶対値の最大値と所定電圧とを比較する段階を所定間隔毎に繰り返すことを特徴とする無停電電源装置の制御方法。
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