JP4564074B2 - 通信制御システム、無線制御装置及び通信制御方法 - Google Patents

通信制御システム、無線制御装置及び通信制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4564074B2
JP4564074B2 JP2008054825A JP2008054825A JP4564074B2 JP 4564074 B2 JP4564074 B2 JP 4564074B2 JP 2008054825 A JP2008054825 A JP 2008054825A JP 2008054825 A JP2008054825 A JP 2008054825A JP 4564074 B2 JP4564074 B2 JP 4564074B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
restriction
mobile terminal
information element
radio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008054825A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009212915A (ja
Inventor
正臣 金内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2008054825A priority Critical patent/JP4564074B2/ja
Publication of JP2009212915A publication Critical patent/JP2009212915A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4564074B2 publication Critical patent/JP4564074B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、パケット交換型の通信ネットワークによって構成されるパケット交換ドメインを有する移動通信システムにおいて用いられる通信制御システム、無線制御装置及び通信制御方法に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)において標準化された規格に従った第3世代移動通信システムでは、回線交換型の通信ネットワークによって構成されるCSドメインと、パケット交換型の通信ネットワーク(IPネットワーク)によって構成されるPSドメインとが用いられる(例えば、特許文献1)。
第3世代移動通信システムでは、一般的に、音声通話はCSドメインを介して行われ、電子メールなどのパケット通信はPSドメインを介して行われる。このため、取り扱う通信トラフィックの状態などに応じて音声通話を規制する場合には、CSドメインを単位として通信規制を行えばよい。一方、パケット通信を規制する場合には、PSドメインを単位として通信規制を行えばよい。つまり、ドメインを単位として通信規制を行うことによって、音声通話やパケット通信といったサービスを単位とした通信規制を実現できる。
具体的には、ドメインを単位とした通信規制の指示を含む報知情報が、無線基地局から移動端末に送信される。
特開2006−80673号公報(第4頁、第1図)
ところで、近年、インターネットプロトコルをベースとした通信ネットワークの普及に伴い、移動通信システムにおいてもCSドメインを廃止し、PSドメインのみを用いる構成が提案されている。
PSドメインのみを用いる構成が採用される場合、上述したようなドメインを単位として通信規制を行うことによって、音声通話やパケット通信といったサービスを単位とした通信規制を実現することができない問題がある。
このような問題を解決するためには、PSドメインのみを用いる場合において、サービスを単位とした通信規制が可能となるように、通信規制の対象となるサービスを単位とした通信規制の指示を含む報知情報を新たに規定すればよい。しかしながら、サービスの名称などは移動通信システムの提供事業者によって異なるため、移動端末が他の移動通信システムにローミングした場合、当該移動端末に対して適切な通信規制を行うことができなくなる。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、PSドメインのみが用いられる場合において、標準化団体において標準化されている既存の手順を大きく変更することなく、サービスを単位とした通信規制を実現する通信制御システム、無線制御装置及び通信制御方法を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、移動端末(移動端末300)と、パケット交換型の通信ネットワークによって構成されるパケット交換ドメイン(PSドメイン10)を有する移動通信システム(移動通信システム1)において用いられ、無線基地局(無線基地局200A,200B)を介して前記移動端末による無線通信を規制する通信規制を行う無線制御装置(無線制御装置100)とを含む通信制御システムであって、前記無線制御装置は、前記パケット交換ドメインの状態に応じて前記移動端末に対して要求される前記通信規制の種別を取得する通信規制取得部(信号送受信部103)と、前記通信規制取得部によって取得された前記通信規制の種別に基づいて、前記通信規制の種別に対応する情報要素を決定する情報要素決定部(規制制御部105)と、前記情報要素決定部によって決定された前記情報要素を含む規制指示を前記無線基地局に送信する指示送信部(報知情報制御部101,信号送受信部103)とを備え、前記移動端末は、前記無線基地局から前記規制指示を受信する受信部(報知情報受信部301)と、前記受信部が受信した前記規制指示に含まれる前記情報要素に基づいて、前記無線基地局との無線通信を制御する制御部(パケット送信制御部305)とを備え、前記情報要素決定部は、前記移動端末が前記無線基地局と無線通信を確立する際に送受される通信確立理由(establishment cause)を前記情報要素として用いることを要旨とする。
このような通信制御システムによれば、移動端末は、無線基地局を介して無線制御装置から受信した規制指示に含まれる情報要素に基づいて、無線基地局との無線通信を制御する。また、移動端末が無線基地局と無線通信を確立する際に送受される通信確立理由が、規制指示の内容を示す情報要素として用いられる。
つまり、通信確立理由を用いてサービス(例えば、音声通話)単位の通信規制を実現できる。このため、PSドメインのみが用いられる場合でも、標準化団体(例えば、3GPP)において標準化されている既存の手順を大きく変更することなく、サービスを単位とした通信規制を実現できる。
本発明の第2の特徴は、パケット交換型の通信ネットワークによって構成されるパケット交換ドメインを有する移動通信システムにおいて用いられ、無線基地局を介して移動端末による無線通信を規制する通信規制を行う無線制御装置であって、前記パケット交換ドメインの状態に応じて前記移動端末に対して要求される前記通信規制の種別を取得する通信規制取得部と、前記通信規制取得部によって取得された前記通信規制の種別に基づいて、前記通信規制の種別に対応する情報要素を決定する情報要素決定部と、前記情報要素決定部によって決定された前記情報要素を含む規制指示を前記無線基地局に送信する指示送信部と備え、前記情報要素決定部は、前記移動端末が前記無線基地局と無線通信を確立する際に送受される通信確立理由を前記情報要素として用いることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記通信規制の種別は、前記移動通信システムにおけるサービス品質(Quality of Service)の要求レベルと対応付けられることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記通信規制の種別は、それぞれ異なる前記サービス品質の要求レベルと対応付けられることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記通信規制には、前記移動端末の位置登録規制、前記移動端末による音声通話規制及び緊急呼規制の少なくとも何れかが含まれることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記情報要素は、3rd Generation Partnership Projectにおいて規定されるestablishment causeであることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記指示送信部は、前記無線基地局から前記移動端末に送信される報知情報に前記規制指示を含め、前記規制指示を含む前記報知情報を前記無線基地局に送信することを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、パケット交換型の通信ネットワークによって構成されるパケット交換ドメインを有する移動通信システムにおいて用いられる通信制御方法であって、前記移動通信システムが、前記パケット交換ドメインの状態に応じて前記移動端末に対して要求される前記通信規制の種別を取得するステップと、前記移動通信システムが、取得された前記通信規制の種別に基づいて、前記通信規制の種別に対応する情報要素を決定するステップと、前記移動通信システムが、決定された前記情報要素を含む規制指示を無線基地局に送信するステップと、移動端末が、前記無線基地局から前記規制指示を受信するステップと、移動端末が、受信した前記規制指示に含まれる前記情報要素に基づいて、前記無線基地局との無線通信を制御するステップとを備え、前記移動通信システムは、前記移動端末が前記無線基地局と無線通信を確立する際に送受される通信確立理由を前記情報要素として用いることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、PSドメインのみが用いられる場合において、標準化団体において標準化されている既存の手順を大きく変更することなく、サービスを単位とした通信規制を実現する通信制御システム、無線制御装置及び通信制御方法を提供するを提供することができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。具体的には、(1)移動通信システムの全体概略構成、(2)移動通信システムの機能ブロック構成、(3)規制指示の内容、(4)移動通信システムの動作、(5)作用・効果、及び(6)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)移動通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る移動通信システム1の全体概略構成図である。図1に示すように、移動通信システム1は、パケット交換型の通信ネットワークによって構成されるPSドメイン10(パケット交換ドメイン)を有する。なお、移動通信システム1では、回線交換型の通信ネットワークによって構成されるCSドメインは用いられない。
移動通信システム1は、パケット交換機20A,20B、無線制御装置100、無線基地局200A,200B、及び移動端末300によって構成される。
移動通信システム1は、3rd Generation Partnership Project(3GPP)において標準化された規格に従って動作する。なお、移動通信システム1に含まれるパケット交換機(SGSN)、無線制御装置(RNC)、無線基地局及び移動端末の数は、図1に示す数に限定されない。
パケット交換機20A,20Bは、PSドメイン10上に設けられる。パケット交換機20A,20Bは、PSドメイン10、つまりインターネットプロトコル(IP)ベースの通信ネットワークにおいて、IPパケットのルーティング処理や、通信トラフィックの輻輳時における特定のサービス(例えば、音声通話)に対する通信規制処理などを実行する。
無線制御装置100は、PSドメイン10上に設けられる。無線制御装置100は、無線基地局200A,200B及び移動端末300を制御する。特に、本実施形態では、無線制御装置100は、無線基地局200A(200B)を介して移動端末300による無線通信を規制する通信規制を行う。
無線基地局200A,200Bは、PSドメイン10上に設けられる。無線基地局200A(200B)は、移動端末300と無線通信を実行する。
移動端末300は、無線基地局200A(200B)と無線通信を実行する。本実施形態では、無線制御装置100と移動端末300とによって、通信制御システムが構成される。
(2)移動通信システムの機能ブロック構成
次に、移動通信システム1を構成する装置の機能ブロック構成について説明する。具体的には、パケット交換機20A、無線制御装置100及び移動端末300の機能ブロック構成について説明する。なお、以下、本発明と関連がある部分について主に説明する。したがって、各装置は、当該装置としての機能を実現する上で必須な、図示しない或いは説明を省略した機能ブロック(電源部など)を備える場合があることに留意されたい。
(2.1)パケット交換機20A
図2は、パケット交換機20Aの機能ブロック構成図である。なお、無線基地局20Bもパケット交換機20Aと同様の機能ブロック構成を有する。図2に示すように、パケット交換機20Aは、音声制御部21、パケット制御部23、規制制御部25及び信号送受信部27を備える。
音声制御部21は、音声通話に関する処理を実行する。特に、本実施形態では、音声制御部21は、音声通話に関する処理の過負荷を検知した場合、新たな音声通話の接続を許容しないように、パケット制御部23に対して当該接続の規制を要求する。
パケット制御部23は、音声制御部21から受信した当該接続の規制の要求に基づいて、新たな音声通話の接続をしないように動作する。また、パケット制御部23は、規制制御部25に対して音声通話の規制を要求する。
規制制御部25は、パケット制御部23から要求された音声通話の規制の要求に基づいて、信号送受信部27を介して音声通話を規制する規制信号を無線制御装置100に送信する。
また、規制制御部25は、PSドメイン10を介して疎通される通信トラフィックの状態に基づいて、様々な規制、例えば、位置登録規制や緊急呼規制などの通信規制を実行する規制信号を、信号送受信部27を介して送信することができる。なお、具体的な通信規制の内容については後述する。
信号送受信部27は、パケット交換機20B及び無線制御装置100と、規制信号などの各種信号を送受信する。具体的には、信号送受信部27は、当該信号を含むIPパケットを送受信する。また、信号送受信部27は、音声通話信号や電子メールなどのデータを含むIPパケットを送受信する。
(2.2)無線制御装置100
図3は、無線制御装置100の機能ブロック構成図である。図3に示すように、無線制御装置100は、報知情報制御部101、信号送受信部103及び規制制御部105を備える。
報知情報制御部101は、無線基地局200A(200B)を介して移動端末300に送信される報知情報を生成する。特に、本実施形態では、報知情報制御部101は、規制制御部105によって決定された情報要素、具体的には、3GPPにおいて規定されるestablishment causeを含む規制指示を無線基地局200A(200B)に送信する。
報知情報制御部101は、無線基地局200A(200B)から移動端末300に送信される報知情報に規制指示を含め、規制指示を含む報知情報を無線基地局200A(200B)に送信する。
図8は、移動端末300に送信される報知情報の例を示す。図8に示す例では、左側に示されている標準の報知情報(System Information)と比較して、右側に示されている本実施形態に係る報知情報では、第3ブロック(System Information Block 3)が拡張されている。
拡張された第3ブロックには、拡張規制情報として各種の規制指示が含まれる。例えば、Originating conversational call(音声通話)部分が“true”に設定されている場合、音声通話が規制中であることを示す。規制指示は、Originating conversational callなどの情報要素と、当該情報要素の値(true/false)とによって構成される。
本実施形態では、音声通話を含むすべてのサービスをIPパケットによって処理できる移動端末300は、拡張規制情報を参照して通信規制を行う仕様であるものとする。すなわち、移動端末300は、常に拡張規制情報に従って動作する。なお、一般的に、移動通信システムでは、様々なバージョンの移動端末が混在する。このため、報知情報は、バージョンの異なる移動端末の互換性を考慮して仕様を拡張できるようになっている。そこで、本実施形態では、仕様を拡張できるようになっている報知情報を用いて各種の通信規制を実現する。
信号送受信部103は、パケット交換機20A,20B及び無線基地局200A,200Bと、報知情報などの各種信号を送受信する。本実施形態では、報知情報制御部101と信号送受信部103とによって、指示送信部が構成される。
また、信号送受信部103は、PSドメイン10の状態に応じて移動端末300に対して要求される通信規制の種別を取得する。本実施形態において、信号送受信部103は、通信規制取得部を構成する。具体的には、信号送受信部103は、パケット交換機20A(20B)から送信された規制信号を受信し、受信した規制信号の内容に基づいて通信規制の種別を取得する。
規制制御部105は、移動端末300に対する通信規制の内容を制御する。具体的には、規制制御部105は、信号送受信部103によって取得された通信規制の種別に基づいて、当該通信規制の種別に対応する情報要素を決定する。より具体的には、規制制御部105は、図9に示す規制指示の組合せを記憶し、記憶している規制指示の組合せに基づいて、規制信号を、通信規制の種別に対応する情報要素を含む規制指示に変換する。本実施形態において、規制制御部105は、情報要素決定部を構成する。
規制制御部105は、移動端末300が無線基地局200A(200B)と無線通信を確立する際に送受されるestablishment cause(通信確立理由)を情報要素として用いる。なお、情報要素の具体的な内容については後述する。
(2.3)移動端末300
図4は、移動端末300の機能ブロック構成図である。図4に示すように、移動端末300は、報知情報受信部301、報知情報解析部303、パケット送信制御部305及び信号送受信部307を備える。
報知情報受信部301は、無線基地局200A(200B)を介して無線制御装置100から送信された報知情報を受信する。具体的には、報知情報受信部301は、規制指示が含まれる報知情報を無線基地局200A(200B)から受信する。本実施形態において、報知情報受信部301は、受信部を構成する。
報知情報解析部303は、報知情報受信部301が受信した報知情報の内容を解析する。具体的には、報知情報解析部303は、報知情報のSIB3に含まれる拡張規制情報を参照し、規制指示の内容を解析する。
報知情報解析部303は、規制指示の内容の解析結果に基づいて、行うべき通信規制の内容をパケット送信制御部305に指示する。
パケット送信制御部305は、報知情報受信部301が受信した報知情報の規制指示に含まれる情報要素、例えば、音声通話に関する規制を示す“Originating conversational call”に基づいて、無線基地局200A(200B)との無線通信を制御する。本実施形態において、パケット送信制御部305は、制御部を構成する。
信号送受信部307は、無線基地局200A(200B)と、報知情報などの各種信号を送受信する。信号送受信部307は、音声通話信号や電子メールなどのデータを含むIPパケットを送受信する。
(3)規制指示の内容
次に、報知情報の拡張規制情報部分(図8参照)に含まれる規制指示の内容について説明する。図9は、本実施形態において用いられる規制指示の例を示す。
図9に示すように、規制指示は、通信規制の種別、指示される情報要素、パケット交換機20A,20B(SGSN)から無線制御装置100(RNC)に通知される規制信号、及びサービス品質(QoS)レベルを含む。
情報要素は、無線区間において接続(RRC Connection)を確立する際に、移動端末300から送信される無線接続要求信号(RRC Connection Request)に含まれるestablishment cause(通信確立理由)と同様である。つまり、情報要素は、3rd Generation Partnership Projectにおいて規定されるestablishment causeである。
移動端末300は、無線制御装置100から規制指示を受信した場合、規制指示に含まれる情報要素、つまり、establishment causeに従って、該当するRRC Connectionの確立を禁止する。
無線制御装置100は、パケット交換機20A,20B(SGSN)から規制信号を受信すると、図9の内容に基づいて、規制信号を、該当する通信規制(例えば、位置登録規制)と対応付けられている情報要素(Registration)を含む規制指示に変換する。
図9に示すように、本実施形態では、通信規制として、移動端末300の位置登録規制、移動端末300による音声通話規制(通常音声規制)、及び緊急呼規制が規定される。
位置登録規制は、一切の位置登録関連制御(Attach,Detachを含む)を禁止する。位置登録規制には、establishment causeにおけるRegistrationが情報要素として対応付けられる。
音声通話規制は、音声通話呼を禁止する。音声通話規制には、establishment causeにおけるOriginating Conversation Callが情報要素として対応付けられる。本実施形態では、音声通話呼は、VoIPを用いたパケット通信によって実現される。なお、この場合、規制の対象は、通常音声通話のみである。RRC Connectionを“Emergency Call”で接続する緊急呼や,“Originating Background Call”で接続するデータ通信などは規制の対象とならない。
緊急呼規制は、通常の音声通話規制では規制の対象とされない特定の呼(例えば、災害発生時に特定の領域から発信される呼)である緊急呼を禁止する。緊急呼も、VoIPを用いたパケット通信によって実現される。
また、通信規制として、ショートメッセージサービス(SMS)を規制するSMS規制、及び付加サービス(Supplementary Service)を規制するSS規制が規定される。さらに、データ通信の規制が3種類規定される。
データ規制(1)は、通信速度の保証を必要としない低い通信速度の通信(例えば、電子メール送受信)に用いられる。データ規制(1)には、通信速度の保証がなく低い通信速度に適したQoSレベルが対応付けられる。
データ規制(2)は、通信速度の保証を必要としないが高い通信速度の通信(例えば、ウェブページ閲覧)に用いられる。データ規制(2)には、通信速度の保証がなく高い通信速度に適したQoSレベルが対応付けられる。
データ規制(3)は、通信速度の保証を必要とし、かつ高い通信速度の通信(例えば、動画配信)に用いられる。データ規制(3)には、通信速度の保証があり高い通信速度に適したQoSレベルが対応付けられる。
図9に示すように、各通信規制の種別は、移動通信システム1におけるQoSの要求レベルと対応付けられる。また、本実施形態では、各通信規制の種別は、それぞれ異なるQoSの要求レベル(図中のA〜L)と対応付けられることができる。なお、本実施形態では、無線区間における通信容量の区分はQoSレベル毎に行われているものとする。
なお、図9には含まれていないが、無線制御装置100は、移動端末300によるすべての通信確立を禁止する情報要素(cell barred)を用いて通信規制を行うこともできる。
(4)移動通信システムの動作
次に、移動通信システム1の動作について説明する。具体的には、移動通信システム1が通信規制を行う際の全体通信シーケンス、無線制御装置100における動作フロー、及び移動端末300における動作フローについて説明する。
(4.1)全体通信シーケンス
図5は、移動通信システム1が通信規制を行う際、具体的には、音声通話規制を行う際における全体通信シーケンスを示す。
図5に示すように、ステップS10において、パケット交換機20Aは、音声通話によるPSドメイン10での輻輳発生を検知する。具体的には、パケット交換機20Aは、音声通話に関する処理の過負荷を検知する。
ステップS20において、パケット交換機20Aは、音声通話を規制する規制信号を無線制御装置100に送信する。
ステップS30において、無線制御装置100は、パケット交換機20Aから受信した規制信号に基づいて、当該規制信号を、通信規制の種別に対応する情報要素を含む規制指示に変換する。さらに、無線制御装置100は、当該規制指示を含む報知情報を無線基地局200Aに送信する。
ステップS40において、無線基地局200Aは、無線制御装置100から受信した報知情報を移動端末300に中継する。
(4.2)無線制御装置100における動作フロー
図6は、無線制御装置100における通信規制の動作フローを示す。図6に示すように、ステップS110において、無線制御装置100(RNC)は、パケット交換機20Aから通常音声通話を規制する規制信号を受信する。
ステップS120において、無線制御装置100は、受信した規制信号に基づいて、当該規制信号をOriginating Conversation Callの情報要素(図9参照)を含む規制指示に変換する。さらに、無線制御装置100は、当該規制指示を含む報知情報を生成する。なお、Originating Conversation Callの値は、trueに設定される(図8参照)。
ステップS130において、無線制御装置100は、生成した報知情報を無線基地局200Aに向けて送信する。
(4.3)移動端末300における動作フロー
図7は、移動端末300における通信規制の動作フローを示す。図7に示すように、ステップS210において、移動端末300は、無線基地局200Aから規制指示を含む報知情報を受信する。
ステップS220において、移動端末300は、受信した報知情報の内容を解析する。具体的には、移動端末300は、報知情報のSIB3に含まれる拡張規制情報を参照し、規制指示の内容を解析する。
ステップS230において、移動端末300は、報知情報の規制指示に含まれる情報要素、つまり、“Originating conversational call”に基づいて、通常の音声通話呼の生起を中止する。移動端末300は、無線基地局200Aから受信した報知情報に含まれる規制指示、具体的には、Originating Conversation Callの値がfalseになるまで、通常の音声通話呼の生起を中止する。
(5)作用・効果
無線制御装置100及び移動端末300によれば、移動端末300は、無線基地局200A(200B)を介して無線制御装置100から受信した規制指示に含まれる情報要素に基づいて、無線基地局200A(200B)との無線通信を制御する。また、移動端末300が無線基地局200A(200B)と無線通信を確立する際に送受される通信確立理由(establishment cause)が、規制指示の内容を示す情報要素として用いられる。
つまり、通信確立理由を用いてサービス(例えば、音声通話)単位の通信規制を実現できる。このため、本実施形態のように、CSドメインがなくPSドメイン10のみが用いられる場合でも、標準化団体(3GPP)において標準化されている既存の手順を大きく変更することなく、サービスを単位とした通信規制を実現できる。
また、establishment causeが規制指示の内容を示す情報要素として用いられるため、移動端末300が他の移動通信システムにローミングした場合でも、当該他の移動通信システムにおいて同様にestablishment causeを用いてサービス単位の通信規制が実現されていれば、移動端末300に対して適切な通信規制を行うことができる。
本実施形態では、通信規制の種別は、移動通信システム1におけるQoSの要求レベルと対応付けられる。このため、PSドメイン10における輻輳発生時などに、例えば、リアルタイム型の大容量データ(図9に示すデータ規制(3)参照)のみを対象として通信規制を行いたい場合、該当するQoSの要求レベル(例えばレベルJ〜L)を対象とすることによって、容易に所望のデータに対する通信規制を行うことができる。
(6)その他の実施形態
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した実施形態では、3GPPによって規定された第3世代移動通信システム(3G)を例として説明したが、本発明は、次世代の移動通信システム(例えば、Super 3G)にも勿論適用することができる。
図10は、本発明を次世代の移動通信システム(Super 3G)に適用した場合における移動通信システムの全体概略構成図である。図10に示すように、当該移動通信システムは、Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network 11(E−UTRAN11)、Mobile Management Entity 29(MME29)、evolved Node B 110(eNB110)及び移動端末300Aを含む。
E−UTRAN11は、上述したPSドメイン10と対応する。また、MME29は、パケット交換機20A,20B(SGSN)に対応し、eNB110は、無線制御装置100(RNC)及び無線基地局200A,200Bに対応する。
また、上述した本発明の実施形態では、通信規制の種別は、移動通信システム1におけるQoSの要求レベルと対応付けられていたが、QoSの要求レベルは必ずしも通信規制の種別と対応付けられていなくても構わない。
上述した実施形態では、パケット交換機20A(20B)が音声通話に関する処理の過負荷を検知したが、パケット交換機20A(20B)と異なる別の装置において当該過負荷を検知してもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係る移動通信システム1の全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係るパケット交換機20Aの機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る無線制御装置100の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る移動端末300の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る移動通信システム1が通信規制を行う際における全体通信シーケンスを示す図である。 本発明の実施形態に係る無線制御装置100における通信規制の動作フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る移動端末300における通信規制の動作フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る移動端末300に送信される報知情報の例を示す図である。 本発明の実施形態において用いられる規制指示の例を示す図である。 本発明のその他実施形態に係る移動通信システムの全体概略構成図である。
符号の説明
1…移動通信システム、10…PSドメイン、11…E−UTRAN、20A,20B…パケット交換機、21…音声制御部、23…パケット制御部、25…規制制御部、27…信号送受信部、29…MME、100…無線制御装置、101…報知情報制御部、103…信号送受信部、105…規制制御部、110…eNB、200A,200B…無線基地局、300,300A…移動端末、301…報知情報受信部、303…報知情報解析部、305…パケット送信制御部、307…信号送受信部

Claims (8)

  1. 移動端末と、
    パケット交換型の通信ネットワークによって構成されるパケット交換ドメインを有する移動通信システムにおいて用いられ、無線基地局を介して前記移動端末による無線通信を規制する通信規制を行う無線制御装置と
    を含む通信制御システムであって、
    前記無線制御装置は、
    前記パケット交換ドメインの状態に応じて前記移動端末に対して要求される前記通信規制の種別を取得する通信規制取得部と、
    前記通信規制取得部によって取得された前記通信規制の種別に基づいて、前記通信規制の種別に対応する情報要素を決定する情報要素決定部と、
    前記情報要素決定部によって決定された前記情報要素を含む規制指示を前記無線基地局に送信する指示送信部と
    を備え、
    前記移動端末は、
    前記無線基地局から前記規制指示を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記規制指示に含まれる前記情報要素に基づいて、前記無線基地局との無線通信を制御する制御部と
    を備え、
    前記情報要素決定部は、前記移動端末が前記無線基地局と無線通信を確立する際に送受される通信確立理由を前記情報要素として用いる通信制御システム。
  2. パケット交換型の通信ネットワークによって構成されるパケット交換ドメインを有する移動通信システムにおいて用いられ、無線基地局を介して移動端末による無線通信を規制する通信規制を行う無線制御装置であって、
    前記パケット交換ドメインの状態に応じて前記移動端末に対して要求される前記通信規制の種別を取得する通信規制取得部と、
    前記通信規制取得部によって取得された前記通信規制の種別に基づいて、前記通信規制の種別に対応する情報要素を決定する情報要素決定部と、
    前記情報要素決定部によって決定された前記情報要素を含む規制指示を前記無線基地局に送信する指示送信部と
    を備え、
    前記情報要素決定部は、前記移動端末が前記無線基地局と無線通信を確立する際に送受される通信確立理由を前記情報要素として用いる無線制御装置。
  3. 前記通信規制の種別は、前記移動通信システムにおけるサービス品質の要求レベルと対応付けられる請求項2に記載の無線制御装置。
  4. 前記通信規制の種別は、それぞれ異なる前記サービス品質の要求レベルと対応付けられる請求項3に記載の無線制御装置。
  5. 前記通信規制には、前記移動端末の位置登録規制、前記移動端末による音声通話規制及び緊急呼規制の少なくとも何れかが含まれる請求項2に記載の無線制御装置。
  6. 前記情報要素は、3rd Generation Partnership Projectにおいて規定されるestablishment causeである請求項2に記載の無線制御装置。
  7. 前記指示送信部は、前記無線基地局から前記移動端末に送信される報知情報に前記規制指示を含め、前記規制指示を含む前記報知情報を前記無線基地局に送信する請求項2に記載の無線制御装置。
  8. パケット交換型の通信ネットワークによって構成されるパケット交換ドメインを有する移動通信システムにおいて用いられる通信制御方法であって、
    前記移動通信システムが、前記パケット交換ドメインの状態に応じて前記移動端末に対して要求される前記通信規制の種別を取得するステップと、
    前記移動通信システムが、取得された前記通信規制の種別に基づいて、前記通信規制の種別に対応する情報要素を決定するステップと、
    前記移動通信システムが、決定された前記情報要素を含む規制指示を無線基地局に送信するステップと、
    移動端末が、前記無線基地局から前記規制指示を受信するステップと、
    移動端末が、受信した前記規制指示に含まれる前記情報要素に基づいて、前記無線基地局との無線通信を制御するステップと
    を備え、
    前記移動通信システムは、前記移動端末が前記無線基地局と無線通信を確立する際に送受される通信確立理由を前記情報要素として用いる通信制御方法。
JP2008054825A 2008-03-05 2008-03-05 通信制御システム、無線制御装置及び通信制御方法 Expired - Fee Related JP4564074B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008054825A JP4564074B2 (ja) 2008-03-05 2008-03-05 通信制御システム、無線制御装置及び通信制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008054825A JP4564074B2 (ja) 2008-03-05 2008-03-05 通信制御システム、無線制御装置及び通信制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009212915A JP2009212915A (ja) 2009-09-17
JP4564074B2 true JP4564074B2 (ja) 2010-10-20

Family

ID=41185624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008054825A Expired - Fee Related JP4564074B2 (ja) 2008-03-05 2008-03-05 通信制御システム、無線制御装置及び通信制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4564074B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104247549A (zh) * 2012-12-14 2014-12-24 华为技术有限公司 提高接通紧急呼叫方的成功率的方法
CN104641717A (zh) * 2013-08-21 2015-05-20 华为技术有限公司 紧急呼叫的建立方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8938234B2 (en) 2009-10-01 2015-01-20 Nec Corporation Mobile communication system
EP3035737A1 (en) 2009-12-11 2016-06-22 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method and arrangement in a telecommunication system
CN102469556A (zh) * 2010-11-08 2012-05-23 中兴通讯股份有限公司 无线资源控制过程中传输机器类型通讯标识的方法和系统
EP2663126A4 (en) * 2011-01-07 2017-07-12 Mitsubishi Electric Corporation Communication system
CN102612112B (zh) 2011-01-21 2018-01-30 中兴通讯股份有限公司 一种终端接入方法及装置
JPWO2016079990A1 (ja) * 2014-11-21 2017-09-21 日本電気株式会社 基地局及び通信方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000115061A (ja) * 1998-10-06 2000-04-21 Toshiba Corp 移動無線通信システムおよび移動無線端末装置
JP2004336774A (ja) * 2003-05-07 2004-11-25 Evolium Sas 移動無線システムにおいて接続を設置する方法
JP2005277964A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Nec Corp 移動端末通信規制装置、該移動端末通信規制装置に用いられる通信規制方法及び通信規制制御プログラム
JP2006345406A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Ntt Docomo Inc 携帯通信端末、記憶媒体
JP2008514074A (ja) * 2004-09-22 2008-05-01 フランス テレコム 移動体通信網で無線リソースをプリエンプティブに管理する方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101411230B (zh) * 2006-03-28 2010-09-22 日本电气株式会社 基站控制装置和域接入管制方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000115061A (ja) * 1998-10-06 2000-04-21 Toshiba Corp 移動無線通信システムおよび移動無線端末装置
JP2004336774A (ja) * 2003-05-07 2004-11-25 Evolium Sas 移動無線システムにおいて接続を設置する方法
JP2005277964A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Nec Corp 移動端末通信規制装置、該移動端末通信規制装置に用いられる通信規制方法及び通信規制制御プログラム
JP2008514074A (ja) * 2004-09-22 2008-05-01 フランス テレコム 移動体通信網で無線リソースをプリエンプティブに管理する方法
JP2006345406A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Ntt Docomo Inc 携帯通信端末、記憶媒体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104247549A (zh) * 2012-12-14 2014-12-24 华为技术有限公司 提高接通紧急呼叫方的成功率的方法
CN104247549B (zh) * 2012-12-14 2019-01-15 华为技术有限公司 提高接通紧急呼叫方的成功率的方法
CN104641717A (zh) * 2013-08-21 2015-05-20 华为技术有限公司 紧急呼叫的建立方法
CN104641717B (zh) * 2013-08-21 2019-04-12 华为技术有限公司 紧急呼叫的建立方法,通信设备,计算机可读媒介

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009212915A (ja) 2009-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4564074B2 (ja) 通信制御システム、無線制御装置及び通信制御方法
US20200383005A1 (en) QOS Flow Control Method and Apparatus
KR101278516B1 (ko) 호출방법, 코어 네트워크 장치, 무선 액세스 네트워크 장치 및 게이트웨이 장치
JP2022009292A (ja) データ伝送のための制御プレーンおよびユーザプレーンの選択
US8867362B2 (en) Congestion control for interworking between networks
EP3001735B1 (en) Service offloading method and base station
KR20150014834A (ko) 특정 서비스를 지속적으로 제공하는 방법 및 장치
US20110275342A1 (en) Emergency call handling while roaming
JP6972137B2 (ja) 無線通信システムにおける接続制御メカニズムのためにシグナリングカテゴリーを構成する方法及び装置
CN113260090A (zh) 通过分组网络连续提供紧急呼叫服务的方法
KR20070102709A (ko) 통신 시스템, 통신 시스템을 제어하는 방법, 네트워크액세스 디바이스 및 네트워크 액세스 디바이스를 제어하는방법
US9282486B2 (en) Communication in a cellular network taking into account backhaul loading
KR102415208B1 (ko) V2x 서비스뿐만 아니라 v2x 애플리케이션을 위한 엔티티, 네트워크, 및 사용자 장비
WO2010069400A1 (en) Method and entity for conveying data units
WO2014013810A1 (ja) 移動通信システムにおける基地局及び制御方法
CN110446274B (zh) 一种隧道建立的方法及装置
KR101651962B1 (ko) 셀룰러 원격통신 네트워크에서 사용자 장비에 의한 강화된 액세스 선택을 위한 방법, 원격통신 네트워크, 및 사용자 장비의 강화된 액세스 선택을 위한 시스템
KR102202359B1 (ko) 영상통화 서비스 품질을 높이는 방법 및 장치
CN111919501A (zh) 专用承载管理
JP6315914B2 (ja) ブロードキャスト配信情報にアクセスするための方法及び装置
WO2016119423A1 (zh) 网络连接方法及装置
JP5755925B2 (ja) 移動機及び通信接続方法
KR101830224B1 (ko) 패킷 트래픽 제어 방법 및 이를 위한 장치
CN110248387B (zh) 移动通信方法
US10609604B2 (en) Handover from WiFi to mobile network

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100729

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4564074

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees