JP4563576B2 - ビール及び他の炭酸飲料を貯蔵並びに液出しするためのアセンブリー - Google Patents

ビール及び他の炭酸飲料を貯蔵並びに液出しするためのアセンブリー Download PDF

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Description

【0001】
本発明はタッピング装置で液出しさるべきビールあるいは清涼飲料の容器とタッピング装置との組合わせに係るものである。
【0002】
係るアセンブリーは欧州特許第377195号により周知である。
この周知のアセンブリーは加圧容器とそのに収容され、且つ加圧下に空気あるいは水の如き加圧媒体を加圧容器内に供給することにより圧縮せられる容器からなる。閉止ねじ山連結部により、容器は加圧容器のカバー部内に収容されている液出しラインに接続せられる。加圧容器はボックスの底部と上記のカバー部からなり、このカバー部は底部から取り外し可能である。このアセンブリーを使用する場合、容器は取り外されたカバー部中にねじ込まれ、次に底部中に挿入され、その後カバー部が底部に固定せられる。その結果、全容器の周りに密閉加圧室が出来上がる。液出しラインにはタップが設けられ、それにより液出しラインが開閉せられる。タップを開いた際に液出しチャンネルから飲料が容器外へと出され容器を圧縮することにより周囲へと押し出される。この周知のアセンブリーは圧縮可能容器から飲料を容易に排出せしめることができる。
【0003】
この周知のアセンブリーの欠点は容器が加圧器内に設置されていないのに加圧器内に圧力が蓄積せられ得る点である。これはエネルギー的にもまた安全性の点からも望ましくない。また、加圧器内に設置せられる前に容器は先ずルーズカバー部中にねじ込まれねばならず、更にまた、容器は最初に開けておかれねばならない。そのようにして初めて容器は加圧器中に挿入され、加圧室が閉じられる。このことは容器を加圧器中に設置するに、飲料が既に周りに流れ出ることを意味する。更に又、カバー部は底部から完全に分離されねばならない。これは容器を圧縮するための圧力に耐えるため特殊な構造的手段が必要であることを意味する。周知のアセンブリーのさらなる欠点は、加圧器内で容器がその頸部付近だけで保持されるので、瓶の位置決めが比較的不安定になる点である。
【0004】
本発明の目的の1つは請求項の前文に規定されている型のアセンブリーであって、上記の欠点がなく且つ利点は保持されているアセンブリーを提供するにある。そのため本発明に係るアセンブリーは、請求項の特徴部分に規定された特徴を有する。
【0005】
使用中の加圧は容器と一緒に設置せられるべき密閉部により少なくとも部分的に決定されまた周囲から閉鎖せられるので、容器が適切な方法で位置せしめられた時にのみ圧力が加圧器内に蓄積せられる利点が得られる。さもないと液出し装置内に供給された加圧媒体はそこから直接流れ去ってしまうことになる。これはもし、装置が不用意にスイッチオンされた時、容器が無いことが直ぐにわかり、また容器なしで加圧装置が開き作業者に危険が及ぶ危険性が無くなることを意味する。容器が無いときには作業者は明らかにアセンブリーをあまり注意せずに取り扱う傾向がある。従って、本発明のアセンブリーは周知のものより極めて安全性が高い。密閉部が容器の液出し口からある距離に配置されているため、密閉圧は比較的大きい表面積にわたり加わり、従って適当なシールが達成されしかもこのシールは比較的大なる許容度で達成せられる。液出し口は加圧器の外に位置しているので、加圧室内の加圧媒体が液出しるべき飲料と接触することが容易に防止せられる。このように、アセンブリー使用全期間を通じて、飲料品質は保持せられる。本発明に係るアセンブリーのさらなる利点は、容器が先ず底部中に設置され、その後カバー部が容器の上で閉ざされ、容器を装置内に設置したあとで所望により、少なくとも液出し口だけを開口させればよい点である。容器を加圧器内に設置し加圧室を作った後でも容器の液出し口はまだ接近可能である。このことは、所望により容器を加圧器内に設置する閉じておくことが出来ることを意味する。こうすると飲料が不用意に流れ出すことが防止せられる。
【0006】
有利な一実施形態において、本発明のアセンブリーは請求項の特徴部分により特徴付けられる。
【0007】
つば形の密閉部が容器の周りに充填及び/又は液出し口からある距離をおいて伸びていることが、容器を加圧器内に設置することをさらに簡単にする利点を与える。結局、使用中加圧室の内側に伸びている容器部分は容易に挿入口を通ることが出来、他方つば形の部分は少なくとも1方向で、それと協力する密閉手段に衝突し、その間容器は実質的に円筒状外壁を有し、これは製造上も審美的観点からも有利である。従って、少なくとも上記縦エッジの一部と協力して適当なシーリングが簡単に得られる。また、それにより加圧器内での容器の正確な位置決めが直接的に得られる。
【0008】
さらに別の有利な実施形態で本発明に係るアセンブリーは請求項の特徴によりさらに特徴付けられる。
【0009】
この実施形態では中に飲料のための貯蔵室が含まれる実質的に変形出来ない容器が用いられる。変形可能なパーツが貯蔵室を加圧室から分離している。特に、タッピング装置以外に、係る容器は貯蔵室が十分に保護されており、使用中、加圧媒体により簡単に空になることはない。係る容器は再利用の飲料容器として特に有用である。
【0010】
更に別の好ましい実施形態において、本発明に係るアセンブリーは請求項11の特徴により特徴付けられる。
【0011】
この実施形態に於いて、容器は加圧下に圧力室に供給せられる加圧媒体により圧縮せられる。加圧媒体の圧力の影響下に少なくとも十分に変形に耐えるはめ合わせ部が加圧室の永久的密閉を与える。このことは容器が容易に、好ましくは完全に圧縮されうることを意味する。係る容器は廃棄可能容器として非常に好適である。特に有利な実施形態に於いて、容器ははめ合わせ部中で完全に圧縮せられる。その場合、容器はプラスチック、特にポリマー、好ましくは熱可塑性ポマーから薄い壁で自己支持性に作られることが好ましい。特にPETあるいは好ましい実施形態ではPENが本発明の飲料容器に使用せられるに適している。というのはこういったプラスチックは射出成形及び吹き込み成形で適当に加工できるからである。別の適用例で特に酸素及び炭酸ガス透過性の低いことが望まれる場合、PET/PENラミネートあるいは混合物が特に好適である。係るプラスチック容器は比較的容易に変形され、使用中ならびに使用前、飲料にする適切な保護を与える。この点に関し、特にPENから作られる比較的大きな容器が酸素通過に対し好適な障壁を与え、これは容器をビール貯蔵に用いる際に特に重要である。
【0012】
更なる工夫では、本発明に係るアセンブリーは請求項の特徴により特徴付けられる。
【0013】
容器に比較的しっかりと接続された筒状液出し手段が使用中、容器から液出しるべき飲料がタッピング装置の固定部分に接触しない利点を与える。この筒状液出し手段は容器と共に供給されまたり外される。これで係るアセンブリーの衛生的使用が特に簡単になる。また使用者と液出しるべき容器内の飲料との接触の可能性が非常に少なくなる。使用中タッピング装置は清浄に保たれるので、タッピング装置の再度使用の前に複雑、効果且つ環境汚染をともなう洗浄操作が不必要になる。
【0014】
さらなる工夫で、本発明に係るアセンブリーは請求項17の特徴により特徴付けられる。
【0015】
少なくとも部分的に可撓性のホース形液出し手段が液出しチャンネルを閉鎖するのに容易に圧迫シャットされうる利点を与える。のため、タッピング装置に加圧手段が設けられ、その加圧手段が液出し手段とでホースタップを形成する。
【0016】
好ましい実施形態に於いて、本発明に係るアセンブリーはさらに請求項19特徴により特徴付けられる。
【0017】
係るかみあい手段は液出し手段の自由端が容易にかみあわされ液出し装置の外側位置に移動し例えばホースタップ中に挿入される利点を与える。また、このかみあわせ手段はタッピング装置の使用中、その外側から目視でき、例えば容器内容物の表示に使用せられる。このように、容器内容物は使用者に直接判明する。液出し手段が容器に固定接続されている場合、かみあい手段上の表示は容器内容物に確実に対応する。またこのようにして、かみあい手段は例えば銘柄、日付け、ロゴ等の広告機能を果たし得る
【0018】
特に有利な実施形態において、本発明に係るアセンブリーは請求項20の特徴により特徴付けられる。
【0019】
突き通せる密封シール手段が容器はタッピング装置中に設置する前並びに途中は密閉したままに保ち、その結果として容器内容物の誤魔化しあるいは品質低下がないことを保証する利点を与える。こうして密封シール手段は例えば容器内容物がタッピング装置の使用前に外界と接触することを防止する。係る手段の別の利点は容器に無菌的充填ができ、容器内の飲料の滅菌が付与王になる点である。特に比較的容積の大なる容器では、これは特に重要である。
【0020】
特に有利にこういった密封シール手段の突き破りが請求項23に係るアセンブリーの使用で実施せられる。
【0021】
係る実施形態において、加圧室に圧力が蓄積せられると、容器は軸方向に密閉手段の方向に移動せられ突き破り手段が密封シール手段中に突き通される。これで容器内部と液出し手段との連絡がつく。その場合、タッピング装置、少なくともその加圧手段がスイッチオンされるまでは容器の自動的開放は得られない。
【0022】
本発明はさらに飲料、特にビールのような炭酸飲料あるいは炭酸ソフトドリンクをタッピングする方法で、請求項27の特徴により特徴付けられる方法に関する。
【0023】
係る方法で、飲料は容器から特に安全且つ簡単な方法で液出しせしめることが出来、容器はこの方法に使用さるべき装置とは別途に購入し、貯蔵し、放棄し、あるいは再利用可能である。この方法に用いられるべきパーツ類の形状のため、比較的許容度は大であり、その使用ならびに操作には比較的小さな力およびエネルギーが必要とされるに過ぎない。同じタッピング装置で、同様方法であるいは相当方法で種々の内容物の違った型の容器が空にされる。また、係る方法で容器は密閉状態で圧力容器中に設置されその後で開放されるので係る方法は衛生的である。
【0024】
第1の有利な実施形態に於いて、本発明に係る方法は請求項30の特徴により特徴付けられる。圧縮可能容器は購入並びに使用の点で比較的安価であり、比較的軽量で、空の状態では比較的容積が小である利点を有する。また、係る容器は充填状態で自己支持性であるから、効果且つ複雑な外装なしでその輸送並びに貯蔵が可能である利点を有する。
【0025】
別の実施形態において、本発明に係る方法は請求項31の特徴により特徴付けられる。
【0026】
相対的に剛性な容器は本発明に係るタッピング装置内で圧力が無くなっても再利用できる利点を与える。容器の再利用は環境上有利である。また、比較的剛性な容器は外部の影響例えば前に述べた圧縮可能容器より衝撃荷重に対する抵抗性が大である利点を有する。
【0027】
本発明はさらに、本発明に係るアセンブリーあるいは方法に用いられるタッピング装置に関する。本発明はまた本発明に係る容器を本発明に係るアセンブリーあるいは方法に使用することに関する。本発明はまた本発明に係るアセンブリーあるいは方法あるいは容器あるいはタッピング装置に用いられるはめ合わせ部に関する。
【0028】
さらに、本発明は請求項54の特徴により特徴付けられる飲料の貯蔵並びに液出しするアセンブリーの別の実施形態に関する。
【0029】
周知の貯蔵並びに液出しアセンブリーは、中に一定量の飲料がある程度の過剰圧で蓄えられている容器、所謂樽を含む。この装置はさらに推進剤特に二酸化炭素(CO)の充填されたシリンダーを含む。この容器はその中を通一方では推進剤が容器へと導入され他方では適当な液出し手段、特にタッピング装置を介して飲料が液出しされる接続部を含む。飲料は加圧下に容器中に導入せられる推進剤により容器から押し出される。
【0030】
係る公知のタッピングセンブリーは構造が簡単で操作が簡単であり、しかもビールの液出し圧が推進剤の圧力により制御可能である利点を有する。しかしながらこの公知のアセンブリーの欠点は容器中で推進剤と飲料の混合が生じる点である。このことは容器内の飲料の状態が影響をうけ、一定ではない点である。飲料が影響せられる度合いは実質的に、例えば推進剤の圧力並びに性質、容器が空になる時間及び推進剤圧をいかにセットするかによる。また、使用者にはそれが飲料と接触することは避けられないから使用さるべき推進剤の選択に限度がある。
【0031】
本発明の目的は、請求項1の前文に述べられた型のアセンブリーで、上述の欠点がなく、しかもその利点を保持したアセンブリーを提供することにある。そのため、本発明に係るアセンブリーは請求項54の特徴により特徴付けられる。
【0032】
飲料貯蔵室と加圧室に容器を分離することは飲料と加圧媒体とが互いに接触されない利点を与える。加圧室を貯蔵室から分離する分離手段は飲料ならびに圧力媒体の影響下でその変形が可能であるように配置せられる。これは液出し手段が開放され過剰圧が加圧室に蓄積された時分離手段により飲料が貯蔵室から押し出され、飲料の組成及び質は一定のままであることを意味する。特にビールの如き炭酸飲料の場合これは重要である、というのは飲料の発泡作用が一定に保たれ味の点でも外観の点でも特に重要であるからである。さらに飲料の液出しが悪影響をけたりあるいは発泡が正確でなく液出し不可能になることを防止する。
【0033】
分離手段が容器内で移動及び/又は変形するので、所望により容器は剛性の外の形となし使用中同じ形態を保持させることが出来る。従って係る容器は再充填可能容器として作ることが出来る。
【0034】
本発明に係るアセンブリーの更なる利点は使用さるべき圧力源の選択が非常に自由になされる点である。例えばガスあるいは液体を加圧室に導入することが出来る。圧力源は例えば二酸化炭素(CO の如き推進剤用加圧シリンダーでありうるが、水の如き液体を加圧室に供給する加圧ポンプを設けて構成することも出来る。
【0035】
好ましい実施形態に於いて、分離手段は膜からなる。
この膜は変形により室の容積を変えることの出来る利点を提供する。この為、膜は容器の内壁にもたれて最小容積あるいは最大容積へと完全に変形せられる。膜は好ましくは幾分シート形で、その結果としてそれは小さな空間を占める。
【0036】
加圧室内の圧力ならびに容積を増大させ飲料を液出しする間、膜の少なくとも一部は液出し手段の方向に移動する。この移動の少なくとも一部の間に膜に弾性的変形を生ぜしめることにより、膜は少なくとも貯蔵室が実質的に空になった時、実質的に緊張して伸びあるいは少なくとも平滑になる利点がある。これは飲料を膜と例えば容器の壁との間に囲い込み、加圧室内の過剰圧力のため飲料が液出し手段の方向に最早押されなくなることを防止する。この点に関し、膜の変形で、膜の中心部が液出し手段の少なくとも反対側に隣接した位置に、あるいはそれに抗して移動し、また使用中に膜での変形がエッジの方に大となる様に液出し手段が位置せしめられるなら特に有利である。
【0037】
ピストン手段を含むあるいはピストン手段として設計された分離手段は簡単で、比較的に剛性あるいは幾分変形可能な設計のものとすることが出来、このピストン手段は容器の長さ方向に移動するように配置せられる。係るピストン手段の移動は加圧媒体を加圧室に供給して前述の如く実施されるが、また例えばスクリュースピンドル、電磁手段等の如き押し出しあるいは吸引手段により、機械的あるいは機械電気的手段で実施することも可能である。ピストン手段は簡単で問題の装置の寿命を長くする設計になされる。
【0038】
更なる有利な実施形態で、本発明に係るアセンブリーは請求項55の特徴により特徴付けられる。
【0039】
圧力源を容器に接続するための少なくとも1つの開口を容器の底からある距離のところ、好ましくは環状壁中比較的高い所に位置せしめると、液出し口の高さを装置に対して変える必要なしに、種々の高さの容器が同じ装置内に常に収容せられ得る利点を与える。その際、液出し口と少なくとも1つの該接続口との距離は容器が異なってもまたその直径が異なっても、容器の高さは変えられるが、いずれの場合にも等しく成るように選択され得る。
異なってもいずれの場合にも同じになるよう選択せられる。
【0040】
更なる好ましい実施形態に於いて、本発明に係るアセンブリーは請求項57の特徴を有する。
【0041】
キャップが壊さずには取り外せないように容器に固定されているので、キャップが容器の残りから分離されているか否かが常に定まっている。液出し手段の少なくとも一部、少なくともその接続部分がキャップの下で容器内に閉じ込められ、密封シール手段を破る事により近けるに過ぎないから、これが容器の外側特にキャップの外側で見えぬ限り容器内容物は手に入れられない。また、使用前キャップの下に閉じ込められている液出し手段は損傷並びに汚染から適当に保護され、容器内容物は汚染されたり悪影響を受けたりすることは無い。
【0042】
さらなる工夫に於いて、本発明に係るアセンブリーは請求項59の特徴により特徴付けられる。
【0043】
少なくとも部分的に可撓性のチューブ部が例えば貯蔵室の上でキャップの下に容易に蓄えられ、また使用の初めにキャップの開口を介してキャップの外に部分的に引き出される。そのためには、カバーを開口から単に取り外すだけで良い。所望により、チューブ部をカバー部に接続し、カバー部が除かれた時、適当なタッピング手段に接続のため、チューブ部の自由端がキャップの外の位置に引き出されるようにする。これに関し、カバー部には例えばロゴとか容器内容物の表示を印刷することが出来る。従って、チューブ部がこういったタッピング手段に組み合わされる時は、問題の容器の中身が何であるかが明瞭である利点が得られる。また、破りすてカバー部は広告機能を果たす。事実同じような機能を有するかみあわせ手段も別法でチューブ部に取り付け可能であり、それはキャップの下に常に残っていても自由に取り除かれてもかまわない。
【0044】
本発明はさらに、好ましくは本発明に係るアセンブリー手段により飲料、特にビールを液出しする方法にも関する。
【0045】
係る方法は簡単且つ経済的方法で容器から一定量の飲料を液出しする可能性を与え、しかも種々の加圧媒体が用いられる。
【0046】
本発明はさらに本発明に係るアセンブリーあるいは方法に用いるに適した容器に関する。本発明に係るアセンブリー、方法、タッピング装置並びに容器の更に有利な実施形態がサブクレームに記載されており、添付図を参照し以下説明されている。
【0047】
添付図に於いて、
第1図は本発明に係るアセンブリーの略図的な側断面図であり;
第2図は請求項1に係るアセンブリーに用いられる容器の頂部末端の側断面図であり;
第3図は第1図に係るアセンブリーで用いられるはめ合わせ部の側断面図である。
【0048】
第4図は本発明に係るアセンブリーに用いられる別の実施形態での容器の頂部末端の側断面図であり;
第5図は本発明に係るアセンブリーに用いられるさらに別の実施形態での容器の略図的な側断面図であり;
第6図はさらに別の実施形態に係る飲料容器の頂部と略図的なタッピング装置の関連部分との略図的な側断面図であり;また
第7図は本発明に係るさらに別の実施形態の飲料容器頂部とタッピング装置の関連部分との略図的な側断面図である。
【0049】
第8図は使用前の飲料が充填されている状態での容器の側断面図であり;
第9図は本発明に係る装置でタッピング装置に接続される用意のできたものを略図的に示しており;
第9A図は本発明に係る容器と共に使用せられる密閉装置を示し;
第9B図は本発明に係る容器のためのべつの実施形態の密閉手段を示し;
第9C図は第9図に係る装置のべつの実施形態で膜がカバーエッジの下に固定去れているものを示している。
【0050】
第10図は第8図に係る容器で空の状態にあり、外側に位置する圧力源に別法でカップリングさせたものの側断面図であり;
第10A図は容器と内側に位置する圧力源との間でのカップリングを有する第10図に係る装置を示し;
第11図はキャップを部分的に破りすてた本発明に係る容器の頂部平面図であり;
第12図は本発明に係る装置のべつの実施形態を示し;
第13図は実施形態に係る本発明の容器の膜の頂部平面図であり;
第14図は第2の別の実施形態に係る本発明の容器の側断面図であり;
第15図はさらに別の実施形態に係る本発明の装置を示し;
第16図は第3の実施形態に係る本発明の容器の側断面図で、タッピング装置の容器を受け入れる部分の一部を略図的に示したものであり;
第16A図〜第16C図は第16図のアセンブリーで用いられる二重壁フォイルバッグの3つの例示実施形態を略図的に示したものである。
【0051】
第1図〜第7図において、対応部分は対応参照番号が付され、また第8図〜第16C図において、対応パーツも対応する参照番号が付されている。
【0052】
第1図に示されたアセンブリーはタッピング装置1とその中に設置された飲料容器3とからなる。図示せる実施形態において、この飲料容器3は瓶形であり以下に規定されている。このタッピング装置1はボックス形第1部5と、それにピボット的に取り付けられ、開口側で第1部を閉鎖し得るカバー7とからなる。第1図は実線で閉鎖状態を、また破線で開放状態を示すカバー7を示している。第1部5は飲料容器3を受け入れる空間(該空間は加圧室11と称せられる)を規定する円周壁9からなる。加圧室11の頂部末端に沿って伸びているのは密閉手段13で、これは後段に詳述する如く容器3の密閉部15と共同で加圧室11が少なくとも気密で液を通過させぬように閉鎖する。使用中、加圧室11での圧力蓄積は容器3、加圧室11の壁、密閉部15ならびに密閉手段13により完全に吸収される。そのためカバー7がこの圧力を吸収することが防止せられる。従って、カバー7の開閉は何の抵抗も危険性もなく実施せられ、またカバー7の閉鎖も小さな力を必要とするだけである。
【0053】
第1部5の壁9に取り付けられているのはポンプ17で、これは第1ライン19を介して加圧媒体、図示せる実施形態では大気、源と通じている。また第2ラインを介して、このポンプ17は加圧室11と通じ、上述の加圧媒体を加圧下に加圧室11中にポンプ送りし得るようになっている。加圧ライン23を介して、第2ライン21は圧力調節器25に接続され、それにより使用中に加圧室内の圧力が制御せられる。第2加圧ライン27を介して、この圧力調節器25はカバー7により操作せられる安全弁29に接続されている。カバー7が開かれると安全弁29は開放され、それにより加圧室11内での爾後の圧力蓄積が防止されまたその中でのいかなる圧力蓄積も除かれ、使用者の安全性が増大する。また冷却手段31が円周壁9内に設けられ、これは加圧室11の壁並びにその中に供給せられる加圧媒体を介して、飲料容器3の冷却を与える。更に又、制御手段33が円周壁9内に設けられ、これは少なくともポンプ17、圧力制御器25、冷却手段31およびポンプスイッチ34に接続され、カバー7が閉鎖される時ポンプ17をスイッチオンし、カバー7が開放され時ポンプ17をスイッチオフするようにカバー7で操作せられる。円周壁9は少なくとも熱的に絶縁され、その結果飲料容器3、少なくともその内容物はエネルギー的に有利に所望温度に保持されうる。本発明に係るタッピング装置1は本願と同日付けのフイリップスエレクトロニクス社の出願に係るオランダ特許出願(発明の名称:飲料液出し装置)により詳細に記載されている。
【0054】
第1図および第2図に示された飲料容器3は瓶形でビールの如き飲料を入れるために設計されている。実際は他の炭酸飲料あるいは非炭酸飲料例えばレモネード、ソフトドリンクあるいはワインも係る飲料容器3に入れることが出来る。
【0055】
この飲料容器3は好ましくは円筒状壁部分35でその第1末端が底37で閉鎖されているものからなる。底37の反対側で、ショルダー部39が円筒状壁部35に接続し、このショルダー部は円筒状ネック部41を含む。ネック部41は液出し口43を覆い、この口43を通じて飲料が導入されまた飲料容器3から飲料が取り出される。第2図に示した容器3は好ましくはプラスチック例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブテンテレフタレート)あるいはPEN(ポリエチレンナフタレート)の如きポリエステルから吹き込み成形せられる。特にPENは気密性が大でビールの如き炭酸飲料を貯蔵する場合に重要で、有用性が大である。また、飲料容器3内の飲料の汚染ならびに悪化がそれにより防止せられる。飲料容器3は瓶形になるように吹き込み成形せられるのでシームが無く、そのため内圧が増大した場合の破壊が容易に防止せられる。実際には本発明に係る飲料容器3は別法であるいは別の物質から作ることも出来る。
【0056】
ネック部41の上に、液出し口43を覆て、フイルム形密封シール膜45が設けられ、一次キャップ47でネック部41の縦端縁上にクランプされている。この密封シール膜45は少なくとも一時的に気密ならびに液体を通さぬように液出し口43をシールする。特に飲料容器3をビールとか類似の腐敗し易い飲料の容器として使用する場合これは有利である。というのは飲料の無菌的包装が可能であるからである。特に飲料容器3が比較的多量例えば2リットル以上収容される場合、飲料容器3に無菌的に飲料を充填し、飲料の滅菌操作を省略できるので有利である。このように大量の場合、容器内の飲料の滅菌には非常に時間がかかる。このように比較的大量の場合本発明により上記プラスチックから作られた飲料容器を使用すれば特に有利である。というのは、係る容器が比較的軽量であり、その容積に比し面積が相対的に小さく、その結果容器材料の通気性に関する問題点が無いためである。こう言った利点は飲料容器の容積が大となる際により大となる。係る容器は特にビールの場合に好適である。というのはその味ならびに組成が酸素の攻撃に非常に敏感だからである。一般にラガーはエールよりも酸素により敏感である。ラガーでは、腐敗限界としてのこの感受性は6ケ月で約1〜2ppm(=mg/l)であり、それに対しエールではより大で、例えば同じ期間で上記数値の3倍あるいはそれ以上である。さらに、係るパッケージはCO含量の高い、例えば3g/kgより大きい飲料にも好適である。そのため、本発明に係るパッケージはCO含量が4.8〜5.4g/kgのラガービール(エールのCO含量は約3g/kg)をつめるのに特に適している。本発明に係るパッケージは勿論エールあるいは他の飲料にも、また容器の圧縮度がより低い場合にも好適である。ネック部41の周りには2つの円周エッジ49、51が重ねられて設けられている。適当なかぎ手段53、例えば環状スナップエッジにより、一次キャップ47が上方円周エッジ49の後ろに固定され、締めつけエッジ55が該円周エッジに沿って密封シール膜45の上側に接触し、この膜をネック部41の縦エッジに押しつけるようになっている。
【0057】
一次キャップ47は液出し口43を大きく覆う主面57を有する。かぎ手段53はこの主面から第1方向に伸びている。主面57から第1のチューブ部59が、かぎ手段53から離れる方向に締めつけエッジ55と調和して伸びている。第1チューブ部59内で主面57から同心的に伸びているのは第2チューブ部61で、これは一次キャップ47を通り抜けて連続開口63を囲んでいる。第2チューブ部61の主面57から上の高さは、第1チューブ部59の主面57から上の高さより幾分低い。
【0058】
一次キャップ47の上にははめ合わせ部65が設けられている。このようなはめ合わせ部が第3図に示されている。
【0059】
このはめ合わせ部65は次キャップ67と液出し装置69からなる。次キャップ67は好ましくはプラスチックあるいは軽金属から作られ、中心に同じようなシェル形のバルジ73を有するわん形のシェル部71からなる。このシェル部71の縦エッジに沿って中心バルジ73から離れるように外方に伸びているのは円形圧締めエッジ75で、これは少なくとも部分的にタッピング装置の圧締め手段13と共同作業をする密閉部15を構成する。シェル部71の中心バルジ73から遠ざかる側には実質的に円筒状の部位77があり、その内側は非変形飲料容器3の円筒部35の外側に密接に嵌合しうる。シェル部71はショルダー部39の一部にそって伸び、飲料容器3のネック部41は中心バルジ73内に収容せられる。中心バルジ73の頂部末端から内方に伸びているのは円筒壁79で、その自由縦エッジに沿って、内方に伸びる第2かぎ手段81が設けられている。これら第2かぎ手段は、飲料容器のネック部41の周りで第2の周エッジ51の下とかみ合う。バルジ73の頂面83の中央には流路開口85が設けられ、円筒壁79と同心的に内方に伸びる密閉スリーブ87により囲まれている。この密閉スリーブ87は中心バルジ73の頂面83に隣接して位置する巾広い第1部89と、切頭円錐形部91を介してそれに接続する第2の比較的狭い部位93を有する。相対的に広い第1部位89は一次キャップ47の第2チューブ部61内に適切にフィットして、好ましくは幾分締めつけられてはめこまれるような外径を有している。密閉スリーブ87の高さは大体、第2チューブ部61の高さにつりあった高さである。
【0060】
液出し装置69は筒状の第1カップリング部95、第2筒状カップリング部97及び接続部99からなり、この接続部は2つのカップリング部を接続し、少なくとも幾分軟質で好ましくはホース状をしている。第1カップリング部95は屈折しており、第1脚部101に接続部99が固定されている。第2脚部103は密閉スリーブ87の第2の相対的に狭い部位93の内側に密閉的に押しつけられるような外径を有している。第2脚部103は密閉スリーブ87内で、円筒壁79の中心軸に平行した方向に、少なくとも飲料容器3の縦方向に動かせる。第2脚部103の自由端は幾分斜めに切断されていてややとがった先端105となっている。第1カップリング部95の下方への移動中、即ち飲料容器3の方向への移動中に、先端105は密封シール膜45中を通過し飲料容器3の内側と液出し装置69中に伸びるチャンネル107の間に自由な連絡が出来る。密封シール膜45を介在させるため、ネック部41と一次キャップ47の間に少なくとも液体を通さない気密性が保たれ、また一方では一次キャップ47の第2チューブ部61と密閉スリーブ87の広い第1部との間、また他方では密閉スリーブ87の比較的狭い部位93と第1カップリング部95の第2脚部103の間に少なくとも液体を通さない気密性が保たれるので、飲料容器3から液体は液出しチャンネル107を介して液出しされるだけで、従って加圧室11中には流れこまない。そのために飲料の無駄が防止され、またタッピング装置1の汚れが防止される。
【0061】
第2カップリング部97は同様に屈折素子からなり、その第1脚部109は第1カップリング部95から離れた側の接続部99の末端に組み合わされ、また第2脚部111は自由な液出し口113を囲んでいる。第2カップリング部97と一体に成形されあるいは少なくともそれに接続されているのはシールド形のエンゲージング素子115で、これにより第2カップリング部97の操作が簡単になる。このエンゲージング素子115上には飲料容器の内容物のブランド名、ロゴ、表示、配達日あるいは使用満了日等のようなマークを付すことが出来る。後段に詳述する通り、エンゲージング素子115は常に使用中タッピング装置1の外側にあって上記の如き印字が外から目視出来るようにする。勿論、たとえばレリーフとか切り込みのようなの方法で確認手段をエンゲージング素子115上に設けることも可能である。
【0062】
第2図に示された状態では、外キャップ116が次キャップ67及び液出し装置69を覆て設けられており、この外キャップは密閉エッジ75の頂部側に押しつけられ少なくとも液出し装置69が外から汚染されることを防止している。
【0063】
飲料容器3は下記の通りにタッピング装置の第1部5内に設置せられる。
飲料容器3はその底37が加圧室11の開放側の上になるように位置せしめられ、密閉エッジ75が密閉手段13の頂部側に接触するまで縦方向に押し下げられる。図示せる実施形態では密閉手段13は密閉セグメント117として設計されており、このセグメントはバネ圧に抗して水平面で外方に移行可能であり、最大限外側に移動した位置で、密閉エッジ75を通過するに十分な大きさの通路開口を規定する。このセグメント117の内側に面する末端には内方に傾斜した頂面119があり、密閉エッジ75により垂直圧が加わるとセグメント117は外方に移動し密閉エッジ75が通過可能となる。密閉エッジがセグメント117を通過した後、セグメント117はバネ圧によりその出発位置へと押し戻され、飲料容器3を加圧室11内に包囲する。加圧室11が加圧されていない時飲料容器3の全体はその外側が幾分の空間で囲まれ、飲料容器3の底37は加圧室11の底121上に立っている。従って密閉エッジ75の頂部側とセグメン117の底側の間には幾分かの空隙が存在する。円周壁9と密閉エッジ75の間に含まれているのはシーリング部123でこれはわずかにV形をしている。このシーリング部123の開放側は加圧室11のほうに面しており、従って加圧室内に圧力が蓄積する間、シーリング部123のシーリング作用は増大する。
【0064】
飲料容器3が上述の如く加圧室11中に挿入されたあと、はめ合わせ部65は実質的に加圧室11の外側に伸び、エンゲージング素子115が少なくとも加圧室11の外側からかみ合わされる。
【0065】
円周壁9の頂部側からささえ部125がタッピング装置1の片側上で水平に伸び、このささえ部はその底側から垂直に伸びるチューブ部127を含む。ささえ部125とチューブ部127を通て通路が伸びその中で第2カップリング部97の第2脚部111が適当な適合性でそれに隣接する液出し口113、好ましくはチューブ部127の自由端外側に受け入れられる。エンゲージング素子115はこの通路内での第2脚部111の位置決めを特に簡単な方法で可能にする。この状態で接続部99はささえ部125頂面上で、多分そこに設けられた溝の中で水平に伸びる。
【0066】
ピボット129により、カバー7はタッピング装置1の第1部5に、縦壁9のささえ部125から離れた頂部末端側に接続せられる。使用中にチューブ部127に体面するカバーの側面にはカバー7中に操作ハンドル131が含まれ、この操作ハンドル131は垂直な位置と傾斜位置の間を動くことが可能である。カバー7中に組み込まれている操作ハンドル131の末端には偏心器が設けられこれが接続部99に押しつけられている。操作ハンドルが第1図に示される如く縦位置にある際には、この接続部99は偏心器133により押し閉じられ、チャンネル107は閉鎖せられる。操作ハンドル131を傾斜位置に動かすと、接続部99は少なくとも部分的に偏心器133により開放され、従って接続部は少なくとも部分的にもとの形に回復し、チャンネル107は少なくとも部分的に開放されて飲料が飲料容器3から流出するようになる。簡単なそれ自体周知のロック手段(図示なし)によりカバー7は閉鎖位置に固定され得る。
【0067】
飲料容器3をタッピング装置1の第1部5中に位置せしめる間、第1カップリング部95は最上位置、第2図に示される如く密封シール膜45より完全に上の位置にある。カバー7が閉じられた時、第1カップリング部95は押し下げられ、あるいは少なくとも保持され、第1カプリング部95は上に動くことが出米ない。またカバー7が閉じられると、ポンプスイッチ33が作動せられ、それによりポンプ17が作用し、また安全弁29が閉じられ加圧媒体例えば外部空気がその中にポンプ送りされて加圧室11内に圧力が蓄積せられるようになる。実際には別の加圧媒体例えば水あるいは炭酸を用いることも出来る。使用中に加圧媒体が飲料容器3内の飲料に接触することは無いので、係る加圧媒体が飲料の品質に影響することは無い。
【0068】
加圧室11に圧力が蓄積される間、これはカバー7が閉じられているときだけ可能であるが、飲料容器3は密閉セグメント117の方向に持ち上げられる。このようにして、加圧室11の最適のシーリングが得られる。またこの縦方向移動の間、第1カップリング部95の先端105は密封シール膜45を押し通り飲料容器3からチャンネル107へと飲料が供給されるようになる。これは操作ハンドル131が縦位置から動かされる時、飲料が液出しチャンネル107並びに液出し口113を介して放出され、従って例えばグラスビールを注ぎ出すことが出来ることを意味する。タッピング装置の底側、液出し口113の下に隣接して液出し口113からこぼれる飲料を受け止めるためせん受け135が配置されている。これで周囲の汚れがさらに防止せられる。
【0069】
使用中、加圧室11内の圧力はポンプ17により増大せしめられ、飲料容器3の容積を減らすため飲料容器3の壁が圧縮され、飲料はチャンネル107及び液出し口113を介して流出せしめられる。驚くべきことに、加圧室11内の圧力でプラスチック製飲料容器は完全に圧縮され実質的に全ての飲料が上記方法で飲料容器3から流出せしめられることが見いだされた。はめ合わせ部65はそのネック部41から比較的離れて位置する密閉エッジ75でセグメント117の下に締めつけられ、またこのはめ合わせ部は一次キャップ47を介してネック部41に接続されているので、飲料容器3全体が二次キャップ67内で変形され、飲料容器3のショルダー部39の変形も可能であるようにすることが出来る。
【0070】
この取り付け法の別の利点は二次キャップ67を比較的剛性の設計になし、飲料容器3は比較的軟質設計になし得る点で、いずれの場合にも二次キャップ67が加圧室の適当なシーリングを与え続けるようにすることが出来る。このことははめ合わせ部65に対しての飲料容器3の変形あるいは置換が加圧室11のシーリングに影響を及ぼさないことを意味する。このはめ合わせ部65、特に密封シール膜45ならびに第1カップリング部95の構造は、飲料容器が開けられる前に飲料容器3が加圧室11に位置せしめられ、ポンプ17がスイッチオンされると加圧室11の最適密閉が得られ、同時に飲料容器3が開けられるという利点を与える。ここではめ合わせ部65は加圧室11の壁の少なくとも一部をなし、従ってタッピング装置1内に飲料容器3が無い場合には加圧室での圧力増大はあり得ない。これは使用者の安全のため特に重要である。また加圧室11の外側から第1カップリング部95の先端105を操作することが出来る。密閉エッジ75は液出し口43から比較的遠く離れているので密閉部15と密閉手段13の間のシーリング作用が悪影響を受けることなくはめ合わせ部65に比較的大きな許容度を与え、液出し口43は常に最適位置におかれる。事実比較的大きな許容度での変形がはめ合わせ部65の変形により与えられる。これは密閉手段13が簡単で且つ比較的軽い構造のものと成しうることを意味する。
【0071】
はめ合わせ部65とそれと共同作用するタッピング装置1の第1部5はまた、飲料容器3が縦にタッピング装置内に挿入され、且つカバー7はタッピング装置の円周壁9にピボットで接続されるとの利点を与える。これで更に飲料容器3の挿入並びにカバー7の位置決めが簡単になる。空になった飲料容器3を取り除くため、はめ合わせ部65が空になった飲料容器3と一緒に除かれるようにセグメント117を外方に移動させるための機械的手段を設けることが出来る。セグメン117上での密閉圧はセグメン117のばねの働く方向に直角に働くから、セグメン117の偏りは比較的少なく、従って比較的簡単にこのような外方調節が可能である。飲料容器3が完全に空になった時、加圧室11内の圧力を低下させ、例えばポンプ17により低下させ、その後カバー7を開き圧縮された飲料容器3をはめ合わせ部65と一緒にタッピング装置から取り外し、例えば適当な再生装置へと放棄する。飲料容器3ははめ合わせ部65と共に殆ど完全に圧縮されているので、本発明に係る空の飲料容器3はごく僅かな空間しか占めず輸送の点で有利である。
【0072】
第4図は第1図のタッピング装置1で使用される本発明に係る飲料容器203の頂部末端の実施形態を示す。対応する部分には200を加えて対応する参照番号が付されている。
【0073】
この実施形態では密閉エッジ275が飲料容器203のショルダー部239の底部末端に固定されている。この密閉エッジ275は好ましくは飲料容器203と一体に成形されている。この実施形態では一次キャップ247が設けられ、その構造は第2図に示された一次キャップ47と大体対応している。しかしながらこの実施形態では第2チューブ部261の少なくとも部分的な内部断面が、第2チューブ部261が第1カップリング部295の第2脚部303に密着し押しつけられて導かれるような断面となっている。この実施形態は構造的に比較的簡単であるが、少なくともその密閉エッジ275は使用中に変形しないように剛性構造あるいはごく僅かな程度に剛直で加圧室211の十分なシーリングを保つものでなくてはならない。
【0074】
密閉エッジ275は容器の比較的下の位置に、例えばその中心に配置し、ロック手段317も低い位置に配置することが出来る。容器203が圧縮されると密閉エッジ275の下に伸びている容器のA部分は第4図に破線で示される如く上方内側に圧縮される。容器203の底部Aの円筒壁が容器の上部Bの円筒壁部分に対して内側に凹むため底部A全体が上部B中に押し入れられ飲料が飲料容器203から押し出されることを保証するとの利点が得られる。この実施形態において、底部Aの圧縮性はその内側方向への剛性が比較的低いために最適に達成され、また容器の内圧下でショルダー239が変形しない点が最適に利用せられる。その結果密閉エッジ275は比較的簡単にロック手段317と接触保持せられる。容器203は第4図に示されているものよりはもっと長いことが理解されよう。またこの実施形態で密閉エッジを比較的高い位置に設け、容器を上記の如く圧縮しあるいは本願に記載せるものとは別の膜あるいは分離あるいは移動手段を設けることも可能であることが理解されよう。
【0075】
第5図は本発明に係るタッピング装置1で使用せられる更に別の実施形態に係る飲料容器403を示しており、この容器は加圧室内の圧力の影響下で実質的に変形しない材料から作られている。対応する部分には400を加えて対応する参照番号が付されている。係る飲料容器は例えば金属から実質的に作られている。飲料容器には膜444が設けられ、その縦エッジは底437とネック部441の間で飲料容器403の壁435に接続されている。この膜444は第5図に示される如く第1位置で壁435の底部及び飲料容器403の437に接触するよう柔軟性である。膜444は飲料容器403をこの膜444と底437の間に位置する加圧室446と膜444とネック部441の間に位置する貯蔵室448に分けている。飲料容器403が第5図に示される如く完全に充填されているときは膜444は底437に接触している。底437には圧力口450が設けられており、これは好ましくは加圧室446と大気の間の開放連絡路をなしている。従って、第5図に示されている如く飲料容器403が本発明に係るタッピング装置1内に挿入された時加圧室11は圧力口450を介して飲料容器403内の加圧室446と直接連絡している。タッピング装置1での圧力が増大した場合加圧媒体の一部は加圧室11から加圧室446中に流れ込み、膜がネック部441の方に移動せられる。従って貯蔵室448の容量減少接続部499内のチャンネル507が開放せられると飲料がタッピング装置1から液出しされる。この膜444は、加圧室446の容量が最大で貯蔵室448の容量が最小、好ましくは零になるよう移動しうる。従ってこのようにして貯蔵室448が完全に空になされる。飲料容器403は第2図あるいは第4図に示されたように構成することが出来る。構造的には、少なくとも膜のデザイン並びに位置決めにかんする限り第5図の飲料容器は第8図〜第16C図により詳細に記載されている。膜バレルと称せられる係る飲料容器403は何で緒も使用が可能であり環境保護の点から優れている利点を有する。また輸送並びに貯蔵中に変形可能部分、特に膜が飲料容器の壁で保護されているので、飲料容器の損傷が容易に回避せられる。
【0076】
第6図は本発明に係る装置の更に別の実施形態を示し、この装置は第1図に示されたタッピング装置1に対比しうるタッピング装置501内に収容せられる飲料容器503を含む。タッピング装置501特に壁509は本発明を理解しうる程度に於いて略図的に示されている。飲料容器503は直立円筒状縦壁535とショルダー部539を含み、縦壁535は垂直壁部500によりショルダー部539に接続されており、この壁部500は円筒壁535に対して幾分外方に転置され飲料容器503の周囲を回って伸びている。
【0077】
垂直部500の底側は壁509の外方に伸びるフランジ部512の上に寝かされ、飲料容器が図示せる位置から下に動かないようになっている。フランジ部512の上に設けられているのは円形リング514でこのものは例えばゴムの如き幾分柔軟性の材料から作られその内側には上部円形リップ516と下部円形リップ518が設けられ、これらリップの間に加圧室520が作られる。使用中、上部リップ516と下部リップ518は弾性的に変形されて縦壁部分500の外側に押しつけられ室520を密閉シールする。縦壁部522には少なくとも1つ、好ましくは一連の開口522が設けられ、飲料容器503の内側を加圧室520に接続する。供給ライン521を介し、加圧室520には開口519から供給用のポンプ517で空気あるいは他の圧力媒体が供給せられる。リング514の上に設けられているのは該リングを形状保持すべく閉じ込める補強セクション524である。第6図に示された実施形態ではフォイルから作られた比較的弾力性の、少なくとも変形可能なバッグ544が飲料容器503中に含まれ、このバッグは液出し口43に隣接して懸垂され、少なくとも取り付けられている。この点は後段により詳細に説明する。変形可能なバッグ544の代わりに上述せる型の変形可能瓶を第6図の実施形態で使用することも出来る。バッグあるいは瓶544の壁は上記理由から実質的に酸素を通過させないことが好ましい。また酸素不透過性でなくてもよい場合あるいはある程度の不透過性であれば良い場合には容器の壁は薄くしまた比較的安価な材質のものとすることが有利である。しかしながら容器の壁が酸素不透過性のものである場合には貯蔵室内の飲料のより良好な保存が達成せられる。所望により、容器は区切り付きの設計となし第5図に示したような膜をもつ上記実施形態の様にバッグあるいは瓶544を変更することが出来る。
【0078】
第6図に略図的に示された実施形態に於いて、加圧媒体は使用時に開口522を通じて飲料容器の内部空間、バッグ544と縦壁535の間に供給せられる。こうしてバッグが圧縮されその間にの飲料が流出せしめられる。通路口522がショルダー部に隣接して設けられているので、飲料容器503はタッピング装置501内に入る限り任意の長さとすることが出来る。これは同じタッピング装置で種々のサイズの飲料容器が使用できることを意味する。使用中、過剰圧が加圧室520内に作られ、それにより上部リップ516と下部リップ518が動き飲料容器の垂直壁部分500に非常に強く押しつけられ、従って極めて良好なシールが得られ、さらに極めて簡単に変形が行われる。
【0079】
第6図に示した実施形態に於いて、円筒状ネック部541がショルダー部539の頂部末端に接続している。このネック部541には接続スリーブ552が滑動的に取り付けられており、その下方ストロークはネック部541の底側に隣接して内方に伸びる隆起エッジ551で、それに対し接続スリーブ552の第1フランジ558がうちあたて制限せられる。接続スリーブ552の上に、第1フランジ558からある距離だけ下に第2フランジ554が設けられ、その上にバッグ544が密着して取り付けられている。第1フランジ558及び第2フランジ554はバッグ544の液出し口を規定する円筒壁556に対して直角に伸びている。この円筒壁556上にはフイルム状の封鎖シール手段545が密閉状に設けられている。この密封シール手段は2つのフランジに平行して水平に伸びている。密封シール手段545の上で、円筒状の縦壁556は縦壁556aに続き、その頂部末端560で柔軟性の弾性膜562に接続し、この膜は円形で、ネック部541の頂部末端に固着された外方の縦エッジを有している。膜562の中心には屈折した接続部595がその中を通り抜けており、これは第1図に示された第1カップリング部95に対応するものである。このカップリング部に接続されているのは上述のタッピング手段にカップリングするための接続ホース599である。カップリング部595は一次キャップ547に固定され、該キャップはリッジ549の下の縦エッジによりネック部541上に固定されている。一次キャップ547は弾性膜562の上に伸びる閉じた頂面564を含む。接続スリーブ552の円筒状壁556の上で、頂面564は上方に曲げられ、その結果接続スリーブが最も下方位置になった時、膜562と頂面564の底側の間に空間が明確に出来る。膜545に面するカップリング部の末端は尖鋭である。
【0080】
第6図に係るアセンブリーは下記の通り使用せられる。
ポンプ517により加圧媒体が加圧室520を介して容器503のバッグ544と壁535の間の加圧空間511に導入され、バッグ544内に圧力が蓄積せられる。従って接続スリーブ552はフランジ558上に働く圧力により上方へと押し上げられる。この時、弾性膜は頂面564の底側に抗して上方に持ち上がり、カップリング部595の鋭い先端はフイルム545中に押し込まれ、それによりライン599の通路がバッグ544の内部空間へと開かれる。膜562及び一次キャップ547、特にその頂面564はネック部541の気密で液体を通さないシールを与える。本発明に係るアセンブリーの係る実施形態特に使用が簡単である。
【0081】
第7図は例えば第1図に示されたようなタッピング装置601内に位置せしめられる本発明に係る飲料容器603の少なくとも頂部のさらに別の実施形態を示すものである。タッピング装置601と飲料容器603のうち、本実施形態を適当に理解するに十分な部分のみを略図的に示してある。他の部分は既に詳述せる通りである。
【0082】
第7図の実施形態に於いて、はめ合わせ部665は2片構造になっており、第1の中心部666は飲料容器に固定されており、また第2の環状部668は使用中タッピング装置601の壁609に隣接して位置し、タッピング装置に緩く固定されあるいは例えばピボット接続され飲料容器を覆い接している。液出し口に隣接し第1の中心部666は上述せる方法の1つで、例えば一次キャップ及び二次キャップを用いて瓶型の飲料容器603に接続されている。外側縦エッジに沿って、第1部666は下方に伸びる縦エッジ670を有し、その底エッジから第2の縦エッジ672が下方に傾斜し外方へと伸びている。環状第2部668にはその内側縦エッジに沿って、密閉部674が設けられこれが縦エッジ670及び672に密封的に押しつけられている。部位674から傾斜面676が外方下側に第2シール部678まで伸び、該面は第2部668の外側縦エッジから外側に伸びてタッピング装置601の縦壁609の内側に押しつけられている。第7図には示されていないが、例えば第1図に示される様なロック手段によりはめ合わせ部665は第2部668の頂部側とかみ合ってタッピング装置601内に保持される。
【0083】
中心部666の上に外側キャップ716が弾性突起680により液出し手段を覆て固定され、この突起は第1部666に接続され外側キャップ中の開口を通りぬけて伸びている。はめ合わせ部665の第2部668を所定位置に位置せしめている間に、弾性突起680を第2部668上の弾性エッジ682により内側に押し入れて、外側キャップ716上をスライドさせ、外側キャップ716をはずす。このようにして、タッピング装置601内に位置せしめる時、飲料容器603は外側キャップ716と脱落なしに組み合わされうる利点がある。結局弾性突起680によりそれが保持される。こうして飲料容器603の設置時の取り扱いが容易に実施可能である。また、設置時に外側キャップ716により保護されているので、液出し手段は外側キャップ716により保護されているので、この液出し手段、特に穴抜き手段が早まって作動されることが防止される。飲料容器603がはめ合わせ部665の第2部668とロック手段717によりタッピング装置内に固定されて始めて、外側キャップ716は取り外し可能で接続手段は上述の如く位置せしめられタッピング装置601のカバーが閉じられる。これで飲料容器の衛生的並びに安全な設置が可能である。飲料容器上の外側キャップの固定手段は略図的に示されているに過ぎない勿論多くの他の適当な方法に構成せしめられる。はめ合わせ部665の2部構成は飲料容器に接続されたままの第1部666が比較的簡単、軽量、安価な設計とされ、飲料容器と共に取り除かれ、他方第2部668は適当な材料ならびにデザインを選択することにより繰り返し使用しうるようになしうる利点がある。係る実施形態は飲料容器を完全にあるいは部分的に廃棄可能な型のものとする際に環境上の利点をする。
【0084】
本発明に係る飲料容器3、203、403、503、603、701、801、901は液出し手段が飲料容器と共に供給され、またそれと共に廃棄されうる利点を有する。このことは使用中に、飲料容器からの飲料がタッピング装置1で液出し手段以外の他の部分とは接触しないことを意味する。このように、タッピング装置の汚染は簡単に防止され、従って飲料容器の交換時に洗浄する操作が省略され得る。このことは使用者に喜ばしいことであり洗浄剤使用の必要性が回避される。また、交換さるべき容器の内容物が設置される新しい容器のものと異なる場合、飲料容器交換時に味の諸問題がおこることを避けることができる。このものの更なる利点はシールド形素子と飲料容器の内容物の直接的関連が存在するので、タッピング装置から如何なる型の飲料が出るのか使用者には常に明らかである点である。従って誤認は容易に回避せられる。勿論少なくとも一部の液出し手段は再利用に適している。
【0085】
第8図は本発明に係る容器701の断面図である。この容器701は樽形であり、円筒状縦壁703、底部704及びショルダー部705からなる容器本体702を含む。容器本体702は後述する底部704の接続口706及びショルダー部705の液出し口707を除き実質的に気体ならびに液体を通さない。
【0086】
底704とショルダー部705の間で、膜708が壁703に取り付けられ、液出し口707から接続口706を分けている。スタート状態、即ち容器701中に入れられる前には、この膜708は好ましくは円形で壁703の直径よりも大きな直径を有している。この膜708は容器を以下加圧室709と呼ばれる底の部屋709と、以下貯蔵室710と呼ばれる上の部屋710とに分けている。
【0087】
第8図に示されている状態で、貯蔵室710は最大限に液出しるべき飲料で満たされており、その為膜は壁703の下に伸びる部分と接続口706の上の底704に押しつけられている。この状態で、膜708は好ましくは実質的に張力なくあるいは僅かに弾力的に引き伸ばされて、容器701の内部に接触している。
【0088】
容器701はその上側に比較的大きなキャップの形の密閉手段711を有し、図示せる実施形態ではそれはショルダー部705全体を覆ている。キャップ711には頂面719と環状エプロン712が設けられている。エプロン712の縦自由端に隣接して環状溝713が設けられ、この溝は内側で開き、その中に容器701の環状エッジ714が適切な適合性で受け入れられる。この環状エッジ714は例えばショルダー部705から或る距離だけ下で外方に広がる壁部分により作られる。エッジ714の形はキャップ711及び/又はエッジ714を壊さずにキャップ711を容器701から取り外せないような形であることが好ましい。その為、エッジ714にはキャップ711を垂直に動かす間に、溝713中に割り込む比較的尖鋭なエッジ部715が設けられる。実際には、勿論このエッジ714をキャップ711上に、また溝713を容器701の壁に設けることも出来、またエッジ714を別途に作り容器701あるいはキャップ711上に設置することも出来る。またキャップ711が容器701より直径が小さいとか明らかにそれとは違う形である場合にも、キャップ711を膠付けあるいは類似方法で容器701にしっかり接続せしめることも可能である。必ずしも必須ではないが、キャップ711は容器701から取り外せずまた認知されぬ方法で容器上にもどされることがなく、従って実際に使用されるまでキャップ711内の空間は外界から遮断されたままであることが重要であり、この点はさらに後で述べる。
【0089】
柔軟な液出しホース717はその第1端が液出し口707に接続され、その反対側末端には該末端をタッピング装置T(後述)に組み合わせるためのカップリング手段718が設けられている。キャップ711には、開孔720の設けられた頂面719があり、この開孔中に多数のシールリップ721(第11図)を介して、破りすて出来るカバー部722が設けられ開孔720を覆ている。液出しホース717はカップリング手段718に隣接し、カバー部722の内部空間716に面する側に設けられている。突き破りシールリップ721を破ってカバー部722を開孔720から取り除くと、液出しホース717がキャップ711の外側位置に少なくとも部分的に引き出されカップリング手段をタッピング装置Tに接続可能となる。実際には、ホース717もカバー部722から自由にキャップ711内に位置せしめられ、カバー部722の除去でそれを開孔720を通り取り付けることも出来る。それについての各種改変が可能であり、またキャップ711での開孔720の配置についても各種改変が可能である。カップリング手段718に隣接しカバー部722を液出しホース717にカップリングすることにより、カバー部722はタッピング装置Tで常に目視可能である。有用な情報、例えば容器内容物の表示、ブランド、告をカバー部722に設けタッピング装置の使用中常時見えるようにすることが可能である。
【0090】
使用前にはカバー部722が開孔20を完全に閉鎖しまた液出し手段77、717、718はキャップ711の下に閉じ込められているので、容器内容物及び/又は液出し手段のごまかしは容易に防止せられる。
【0091】
第8図に係る容器は下記の如く使用せられる。
容器701をその底部で、例えば加圧ライン726が自動的に底部704の接続口706に接続せられるように受け入れ部725中に位置させることにより、加圧源724(第10図)に接続する。その為、接続口は底面704から幾分高くなって底704に凹み727がつくられている。接続口706には好ましくは逆止め弁あるいは類似のバルブ手段が組み入れられていて、それが加圧ラインに繋がれあるいは切断されると自動的に開閉する。これは容器を取り外す時ガスあるいは液体が加圧室から流れ出ることを防止する。同様方法で加圧ラインに係る手段を設けることが出来る。例えばクランプ手段により、あるいはねじ式接続部728により容器はその壁が受け入れ部725上にあるいはその中に固定せられる。
【0092】
第10図では容器の底の回りに隣接してねじ式接続部728が設けられ、対応する部分を有する容器だけが底部分725中に位置せしめられる。第10A図ではねじ式接続部728がくぼみ727に接続ライン726の末端回りに設けられている。これはねじ式接続部728が比較的小さな断面を有し問題のカップリングでの力が比較的少ないことを意味する。またこうして得られる利点は直径のいろいろ異なる容器が同じ装置に同様にして接続されうる点である。勿論、他の接続手段例えば差し込みピンあるいは迅速作動カップリングあるいは当業者周知の類似のカップリング手段も選択されうる。
【0093】
容器1が加圧源724に接続されると、カバー部722が破られ可撓性ホース717が空間713からキャップ711の外側位置に部分的に引き出される。次いでカップリング手段718がタッピング装置Tの適当なタップに接続せられる。カップリング手段がタッピング装置Tに接続されるまでに容器から飲料が流れ出ることを防止するため、密閉装置がけられる。この密閉装置はカップリング手段18中にあるいは任意的にホース717中に組み込まれ、ホースが接続される時あるいは容器内圧力が増大するとき自動的に開放されるが、液出し口に隣接しあるいは該口中にくみこまれるのが好ましい。この液出し口は例えば第9A図に示される如く設計され、この実施形態は後段に説明してある。カバー部722が破りすてられると密閉装置には開孔720を通じて手がく。この密閉装置は下方に押し下げられ液出し通路が開放される。この位置で、密閉装置731は例えば少し回転させあるいは変形されて固定せられる。またカバー部722を取り除いて操作される密閉装置を用いることも出来る。それにはくの改変が可能である。好適な密閉装置が従来より公知である。ホース717はタッピング装置のタップ730に適当に接続され、その目的でカップリング手段718は例えばタップ730の迅速作動手段と協力し得る迅速作動手段として設計せられる。
【0094】
加圧源として、種々のタイプの気体あるいは液体を用い得る。例えばガスは容器あるいは圧力ラインネットワークから加圧下に供給され、あるいはガスあるいは液体が第9図に示される如くポンプ729で供給せられる。
【0095】
加圧媒体を加圧室709中に供給することにより、膜708は少なくとも部分的に液出し口707の方向に押され、それにより貯蔵室710の容積が減少する。その結果貯蔵室710内の飲料は加圧される。従って密閉装置731が開放された時飲料は容器701から液出しホース717中に押し出される。次にタップを開けると飲料は容器から出される。加圧媒体を加圧室に供給することにより、膜708はさらに動かされ、貯蔵室710内の飲料は所望圧力に保たれる。このようにして、膜708が液出し口707(第10図)を覆う壁703の頂部の並びにショルダー部705に押し当てられるまで膜による圧力で全貯蔵室710が空にされる。この状態で加圧室709の容積は最大に、また貯蔵室710の容積は最小になる。
【0096】
貯蔵室710内の圧力は加圧室709内の加圧媒体により膜708が移動して蓄積されるので、加圧媒体が液出しされるべき飲料と接触することは防止せられる。従って飲料が加圧媒体により影響をうけることは防止せられる。特に炭酸あるいはその他のガス入り飲料の場合、例えばビールの場合のように加圧媒体としてガスが用いられる時にこれは重要である。結局ビール中の二酸化炭素の量は加圧媒体により影響されることはない。また加圧媒体として液体、特に水が用いられても希釈は生じない。
【0097】
所望により、貯蔵室710が完全に空になたとき(第10図)、例えばポンプ方向を逆にして加圧室を空にすることが出来る。これは加圧液体を用いる場合に係る加圧媒体の重量の点から特に有利である。こうすると膜が再び出発位置へとされる。また次の容器のために同じ加圧媒体を再利用することが出来る。
【0098】
膜708は好ましくは、膜708のエッジと底704の間の距離Bより幾分大きい、ショルダー部705からの距離Aのところで壁に取り付けられる。貯蔵室710が殆ど空になった第10図に示された位置で、膜708は好ましくは幾分弾性的に膨脹されている。こうして、その位置で、膜は完全に引き伸ばされ、それにより飲料が膜708と貯蔵室710内部との間に残存することが防止せられる。
【0099】
膜はゴムあるいはプラスチックあるいは類似材料の実質的に平らな円盤から、一定の切断面に作られる。有利なのは、この膜は内側に向かい幾分厚くなっており、膜が引き伸ばされるとき外側から内方に変形が広がるようになされる。こうすると飲料残存の可能性がより有効に防止せられる。また膜上に例えば隆起及び/又は溝、例えば第13図に示された放射線状溝を設けることが出来る。このような隆起及び/又は溝732は膜が容器の壁に粘着することを防止しまた飲料の残存をも防止する。
【0100】
第12図は本発明に係る装置の実施形態で、容器701がタッピング装置T内に完全に含まれている状態を示す。その目的で、タッピング装置Tはボックス形受け入れ部740とカバー741からなり、該カバーは例えばピボットで受け入れ部740に接続され、クランプ手段742により該受け入れ部にクランプされている。受け入れ部740は円筒状の内部空間を有し、該空間の直径はキャップ711の下に伸びる容器701の部分に大体匹敵している。受け入れ部740の頂部エッジに沿って第1環状受け入れ溝742が内側に設けられ、キャップ711のエプロン712の自由縦エッジ743の形に対応した形となっている。この自由縦エッジ743は内側の溝714の結果として外側に突き出ている。容器701が受入部740に収容されると突出部744は第1受容溝742と少なくとも液を通過させないシール状態になる。カバー741はキャップ711を収容するにすくなくとも十分の空間を提供する内側の形を有し使用時に受容部に面する側に沿って第2の環状受け入れ溝745を備え、この溝はキャップ711の凸状部744の頂部側に適当に接続されうる。こうして容器701は適当な適合性でタッピング装置T内に収容され、キャップ711の下に伸びる容器701の部分と回りの受け入れ部740の間に密閉空間が作られる。
【0101】
受け入れ部740の底側に隣接して、加圧媒体供給ライン747が設けられており、好ましくは容器701の接続口706に隣接して容器701と受入部740の間の空隙中に開いている。加圧媒体が導入せられる時、該媒体は加圧室中に供給され、容器壁703上に外方向への圧力が加わる。この部分は受入部740により囲まれているので、比較的薄い設計となし得る。そのままで、受入部740は使用中損傷を防止するに十分な役目の壁703を提供する。カバー741には開口746が設けられそこを通て、カバー741の密閉前あるいは多分その後、液出しホース717が通りぬけ、従ってカップリング手段716に外側から手が届く。第12図に示された実施形態において、カバー741上にはタップ730が設けられ、このタップはカップリング手段716のためのカウンターカップリング手段748が設けられている。
【0102】
図示せる実施形態において、タップ730はホースコック型のものである。このタップ730はレバー748を含み、このレバーはピボット749を介しカバー741から伸びるアーム750に接続されている。カバー741の方に向いた側でピボット749から斜めに伸びているのは加圧アーム751で、これはレバー748に固定接続されている。加圧アーム751およびアーム750の長さ方向を横断して、加圧ローラー752が加圧アーム750の自由端から伸びている。従ってレバー748がピボットされると、加圧ローラー752がアーム750に対して動かされる。アーム750の自由端には屈曲液出し管753が設けられており、この管は、アーム750上に位置する末端でカバー741から離れたピボット749側に位置せられる末端にカウンターカップリング手段754を含む。
【0103】
容器701がタッピング装置T中に挿入された後、液出しホース717をカバー741中に通し加圧ローラー752の下でアーム750上に置き、カップリング手段716がカウンターカップリング手段754にカップルされる。レバー748が垂直位置に動かされると、ホース717は加圧ローラー752により加圧シャットされ、レバー748が水平位置に動かされると、ホース717は開放され飲料は容器から、ホース717および液出し管753を介し、例えば液出し管の下に保持されたコップ中に送り出される。このタップは一例として記載されており特に製造ならびに使用が安価で簡単である。勿論あらゆる型の他のタップ、例えば現在使用されているタッピング装置も同様に使用せられる。圧力測定装置を設け、例えば液出しホース717あるいは貯蔵室710内の圧力に応じて、予めセットされた所望のタッピング圧により加圧室への加圧媒体の供給を制御することが出来る。
【0104】
キャップ711は平らな頂部719にすることが好ましい。こうすると容器1がキャップ711の上に位置せしめられ、容器の底側は必ずしも平坦である必要は無く、またキャップが容器を少なくとも充填状態で支持しうるようなデザインのものとなしうる利点がある。かくして容器の底側を例えば二重彎曲のものとすることが出来強度ならびに変形の点で有利である。キャップ711はショルダー部705を覆ているので、このショルダー部705も同様に平らでない自由な形例えば二重彎曲のものとすることが出来る。また特に受け入れられやすい外形にすることが出来る。
【0105】
しかしながら比較的大きな容器例えば内容10、25あるいは50リットルの樽の場合、容器は底側で所定位置に置かれるように構成することが好ましい。係る樽では、第12図に示されている如くタッピング装置内にそれを装置するように容器を自由に手配することが好ましい。またこのような比較的大きな樽では容器の頂部側全体に及ばない別種のキャップを用いることが好ましい。係る樽では例えばビール樽に通常使用される接続部を使用することが出来るが、実際には接続ラインのみが知られており、またバイアスラインを樽の頂部側に隣接する点から加圧室の接続部まで加圧媒体用の供給ラインとして設け、従来のタッピング装置に使用するようになしうる。また例えば液出し口707だけ覆うキャップが使用され、公知方法で密封シール作用を与えあるいは密封シール作用なしに設計せられる。所望によりキャップは省略されうる。多くの改変がそれにつきなされ得る。
【0106】
第9A図は密閉装置731の詳細を示している。この密閉装置731はカバープレート761を有するピストン760からなり、このカバープレート761は密閉位置でその底側で液出し口707に密着して押しつけられている。カバープレート761からロッド762が液出し口707中を通り抜け空間716中へと伸びている。このロッド762はその両側にショルダー763をもつ幾分平坦な部分を有している。液出し口707にはカバープレート761が液出し口707を覆うようにショルダー763を受け止め得る2つの溝764が設けられている。カバープレート761はこの位置でばね765により片寄らされている。容器を開放せしめるときは、ロッド762が底704の方向に押し下げられ、ついでショルダー763が溝764に対して第9A図に破線で示された位置へと移行せられるように回転せしめられる。これでカバープレート761に沿って開口766が出来、そこを通て飲料が貯蔵室710から液出しホース717のほうに流れうる。この位置でピストン760は開放され、ショルダー763はばね765により溝764に続くショルダー部705に押しつけられる。密閉装置731は通常キャップ711に覆われているので開口66が不用意に開放される危険性はない。
【0107】
第9B図に示されている別の実施形態において、キャップ711は、頂面719から伸びているスタブ767の内部ねじ山と液出し口707の回りのネック部768上の外部ねじ山により容器701に接続され、溝713はキャップ711が容器に対して少し縦に移動できるような設計となっており、2つのねじ山はたがいにとりはずしが出来ず常に互いに密着接続されている。スタブの頂部側に隣接して可撓性ホース717がその内部空間に接続されている。キャップ701が第9B図の左側に破線で示される如く完全にねじで下にさげられると、接続ホース717はネック部768により閉ざされる。キャップ711が第9B図に実線で示される如く溝713がエッジ714にあたるまで、ねじで上げられると、接続ホース717はネック部768の上で、液出し口707と開放連絡され飲料が液出しされる。所望によりエプロン712の自由底エッジに沿って引き裂きエッジを設け、このエッジがキャップ711を上方にねじで上げる際に緩く裂け、さらに密封シール手段として作用するようにすることも出来る。
【0108】
図示せる実施形態では膜708が容器壁703の内側に固着されていることが略図的に示されている。そのため膜は例えば貼りつけられ、あるいはクランプリング当の手段で固定されている。図示されてない一実施形態で、容器は2つの半身から作られ例えばクランプ接続、ねじ山、グルーあるいは溶接手段により相互に組み合わされている。この2つの半身の間に膜がクランプせられる手だてがなされている。そのために、2つの容器半身体をくみあわせる前にどちらかの半身体に例えばクランプリングを設け、このクランプリングに膜が取り付けられる。係る実施形態は膜を容易に正確な位置に取り付けることが出来、また少なくとも容器の半身体を取り外せる限り、検査、補修および交換のため膜に容易にアクセスできる利点がある。
【0109】
本発明に係る容器701は常法で清浄化し、充填可能である。洗浄には、容器を接続口を介し、例えば水ラインに接続し、液出し口にフラッシュラインを接続することができる。2つの部屋は交互に充填可能であり、従っていずれの場合にも反対の部屋は膜の移行により空にせられる。従って、容器から汚れが除かれ、膜も同時にフラッシュされる。膜の疵は圧力低下が起こったり加圧媒体及びフラッシング媒体が一緒に流れでるため容易に検知せられる。勿論貯蔵室への飲料の充填は液出し口を介して可能である。
【0110】
第9C図は本発明に係る容器の実施形態を示しており、ここでは樽型容器701が容器ボデー702から作られ、円筒状縦壁703の頂部エッジ上にはショルダー部705がカバー型に設計されこの頂部縦エッジ上に例えば公知のフランジ操作で固定されている。カバー型ショルダー部705と縦壁703の間で膜708の頂壁がフランジ付きエッジに固定されている。膜708は例えば比較的薄い箔から作られ、容器ボデー702の全内壁に沿って伸びている。係る実施形態は勿論再利用も可能ではあるが、特に1回限り使用さるべき樽として好適である。第9C図に示される樽の製造には深絞りあるいは薄絞り、プレスおよびフランジ付け等公知技術が用いられる。
【0111】
第14図は本発明に係る実施形態の容器を示し、図では対応部位には対応する参照番号が付されている。容器801は密閉壁803と底804からなり、ピストン808が壁803内を、底面804に平行して伸び、このピストンは縦壁803の内側に密着し押しつけられて移動しうる縦壁を有する。このピストン808は底部室809をその上に隣接する貯蔵室810から分離する。容器801の底804にある開口806を通り伸びているのはスクリュースピンドル830で、これは第1末端でピストン808の底側に押しつけられ、反対側の第2末端は容器801の外側に伸び、適当な手段例えば電気モーターで矢印Rの方向に回転可能である。底804に設けられているのはスクリュースピンドル830と共同作動なし得るナット831である。スクリュースピンドル830をナット831内で回転させると、ピストン808が矢印Pの方向に縦に移動しその結果室809が拡大され室810が縮小しまたその逆がおこなわれる。第1末端でスクリュースピンドル830は、その縦軸の回りまたピストン808に対して回転するが、ピストンはスクリュースピンドル830に対して軸方向移動しないように、ピストンに接続されている。こうしてスクリュースピンドル830の動きとピストン808の動きの間の直接的連絡が作られる。
【0112】
第15図は例えばホテル、レストラン、バー等、時間当たりに比較的少量の飲料が液出しされ、該飲料が冷やされているべき場合に使用するのにとくに適した、本発明装置のさらに別の実施形態を略図的に示す。対応する部位は9を前につけて対応数字で示されている。この実施形態において、液出しホース917のカップリング手段918は、冷却手段982と連絡している例えば貫通流動熱交換機981である所謂インライン冷却機980に組合わされている。カップリング手段918の反対側で接続ライン983がインライン冷却手段980に接続し、さらにこの接続ライン983は例えばホテルとか食料調達業で周知の型のタッピング装置930に接続されている。上述の方法でポンプ929を介し、加圧源が容器901の加圧室に接続せられる。容器901から排出去るべき飲料はインライン冷却機980を通過し適当な温度になされあるいは維持せられる。インライン冷却手段980により、飲料特にビールの温度は例えば5〜9℃、特に6〜7℃になされあるいは保持されるから、たとえ容器が冷却されておらず比較的長いライン917、983の場合にも飲料は最適温度で液出しされる。特にライン917及び983内の飲料の温度を正確に制御することは衛生的見地からとくに重要である。容器901が比較的高い温度でクーラー中に置かれても、飲料は第15図の装置で適当な温度で直接液出し可能であり、時間が経過し容器901内の飲料が適当な温度になるとインライン冷却手段980のスイッチが絶たれあるいは所望によりそのままに保持され、これは液出しライン917、983が比較的に長い場合に特に有用である。勿論、多数のあるいは別のインライン冷却手段980も同様に使用可能である。インライン冷却手段980は液出しるべき飲料が冷却手段980の一定部位に直接接触するように設計せられるが、また例えば液出しホース917が貫通して伸び間接的熱交換が行われるように設計することも出来る。後の実施形態での冷却効率は幾分低いが、衛生の点からは有利である。
【0113】
本発明に係る装置の利用は液出しるべき飲料特にビールと、加圧媒体との分離を包含するので、容器内の圧力および液出し中の飲料の流量の複雑な制御なしで、なかに容器が置かれるクーラーとインラインクーラーの組み合わせを用いることが可能である。加圧室内の圧力が容器内の飲料の全温度範囲(例えば5〜30℃)でビールの平衡圧より高くまた一定に保たれる限り、インラインクーラー980は、パッキング温度とは無関係に飲料の一定流量が得られるように容易に設計なしうる。インラインクーラー980の冷却蛇管のデザインによる流量の制御はラインあるいはタップ中に飲料のため抵抗体をくわえることを省略なしうる利点を与える。
【0114】
タッピング装置への飲料の接続は一方向接続であるから、二方向接続が用いられタッピングヘッドが接続された時バクテリア及び空気がタッピングヘッドからパッキング内に直接ポンプ送りせられる通常の接続とは異なり、有害なバクテリヤあるいは空気がここを通てパッケージ内の飲料に入ることが容易に防止せられる。全体の装置が冷却されるので、ライン中に存在するかもしれぬバクテリアは全く生育しないかあるいはその速度が低い。その結果パッケージの貯蔵寿命は例えば36週間まで増大し、またタッピング装置の洗浄回数も例えば年間で24回と少なくなる。加圧媒体として炭酸ガスも勿論用いられるが、これは好ましくなく、本発明の装置では公知のCO瓶はもはや不要である。
【0115】
第16図は本発明に係る装置のさらに別の実施形態を示し、この装置は第12図に示されている如きタッピング装置Tのボックス型受入部940内に受け入れられる容器901からなる。受入部940はほんの略図的にしか示されていない。容器901は底904、垂直な円筒状縦壁903及びショルダー部905からなり、図示せる実施形態では縦壁903上にフランジがつけられ、また液出し口907をんでいる。ショルダー部905の垂直部905aには接続ライン926を介して圧力源929に接続するために多数の接続孔906が周囲に設けられている。この接続のため、受入部940には環状の好ましくは可撓性のリング990が設けられている。このリング990は2つの内方に伸びるフィンガー形エッジ991がお互いに傾斜して設けられ、その間に室992が規定されている。この室992は接続ライン926に接続されている。使用中、接続口906の上および下のエッジ991はショルダー部205の垂直部905aに接触し、エッジ991は弾性的に変形されショルダー部905に対しての気密シールが得られる。使用中、それにより達成せられる利点は、室992内の圧力が増大することにより、エッジ991はしっかりとショルダー部905aに押しつけられさらに良好なシールが得られることにある。接続口906が容器901の頂部末端に隣接して位置せしめられるので、接続口907の高さを変えることなしに、容器はそれが受け入れ部940内に適合するかぎり、任意の長さのものとなしうる。これは同じ装置内に、比較的容積の小さい(例えば1.5リットル)容器ならびに比較的容積の大きい(例えば5リットル以上)容器が収容されうる利点がある。事実、本発明に係る装置はホテル、レストラン、カフェ等での使用に特に適した、大容積(例えば10、25あるいは50リットル)の容器に使用するにも好適である。
【0116】
第16図に示された実施形態で、貯蔵室910は比較的柔軟な箔形バッグあるいは圧縮可能なプラスチック瓶908で作られており、液出し口907に隣接して懸垂され或いは少なくとも取り付けられている。加圧媒体が供給ライン926及び接続開口906を介して導入されると、バッグ908は使用中圧縮され、貯蔵室910から飲料が移動され、それにより加圧空間911が拡大せられる。バッグ908はそれが実質的に半径方向に圧縮され貯蔵室10全体が空になるように、円筒状縦壁903にその周囲に分布する多数位置で接続されている。図示せる実施形態では飲料容器は2部から構成されているが、勿論一部構成とし例えば瓶形あるいは樽形容器901となし、その中で貯蔵室910がバッグ形あるいは瓶形構造のものとなされることもできる。
【0117】
容器の頂部末端に隣接し、縦壁903での底904あるいはショルダー部905から少なくとも間隔をおいて接続口906を位置せしめることは、上に示された膜8を有する実施形態にも接続口706、906が膜708あるいはバッグ908の圧力側に面する側面に開いている限り勿論適用可能である。またバッグ908は接続口906が底部に位置せしめられる実施形態にも用いられる。
【0118】
第16図に示された実施形態で容器901は第12図での実施形態に匹敵しうるショルダー914で受入部940中に閉じ込められているが、他の係留法、例えば円筒状壁とのかみ合わせでも受け入れ可能である。本発明に係る各種実施形態の組み合わせも発明範囲内である。
【0119】
第15図に係る装置では各種の異なる容器701、801、901加圧源、冷却手段等が用いられる。
【0120】
本発明に係る装置ならびにアセンブリーで容器は収拾し再充填して再利用されるが、液出し手段は使用後完全にあるいは部分的に放棄せられる。これは衛生的見地からとくに重要である。しかしながら使用後に液出し手段を少なくとも部分的に十分洗浄して再利用することも可能である。これは環境上の見地から有利である。
【0121】
第16図に示された実施形態において、容器内の飲料は完全にバッグ908により囲まれている。従ってバッグは実質的に酸素を透過させない構造で、容器の壁は所望なら比較的酸素を透過させるプラスチックから作り得ることが出来る。係る実施形態は比較的安価な材料を使用出来るので経済的に有利である。
【0122】
またバッグを二重壁構造のものとなし少なくとも1つの接続口906を内側バッグと外側バッグの間に位置せしめそれらの間に加圧空間911を存在するよう設計することができる。その結果、使用中に加圧媒体の圧力は実質的に外側バッグにより生じるので容器の壁は比較的薄く柔軟性設計とすることが出来、容器の形に関して設計が相対的に非常に自由となる。第16A図〜第16C図は係る二重壁のフォイルバッグの3つの可能性ある実施形態を略図的に示している。
【0123】
第16A図は例えば吹き込み内部フォイルバッグ908aが外側フォイルバッグ908bにより囲まれたものを示している。フォイルバッグ908a,bの一方あるいは双方をその所望のバリヤー特性に応じて多層構造とすることが出来る。内側バッグ908aと外側バッグ908bの間には内側バッグ908aの回りに加圧空間911が作られている。
【0124】
第16B図はバッグ908が3層908c,908d,908eから作られそれらが相互に接続されて2つの室910と911が作られている実施形態を示している。加圧媒体が第1層908cと第2層908dの間に供給されると加圧空間911の容積は大となり、飲料が貯蔵室910から押し出される。事実、例えば第2層908dと第3層908eは筒状フォイルプロファイルの部分を作り、それに対して第1層908cがシールせられる。底側に隣接した所で3層は相互に接続しさらに容器の壁あるいは底に付着し、その結果バッグ908が容器内で位置的に固定され含まれることになる。
【0125】
第16C図において、フォイルバッグ908は4層のフォイル層908f〜908iから作られている。このため例えば2つのフォイル形チューブロファイルが重ねられて配置され底側に隣接してシールされ、他方頂部側に隣接して外側フォイル層908fと908iの壁が内部フォイル層908gと908hの外側にシールされている。係るフォイルバッグも4つのシールされたフォイル層郡から構成せしめることも出来る。フォイル層908gと908hの間には貯蔵室910が作られ、その回りに加圧空間911がフォイル層908fと908iの中に囲まれている。加圧媒体の加圧空間911への供給は貯蔵室910の圧縮をもたらし、なかの飲料を押し出す。バッグ908はまた底及び/又は縦壁に固定されバッグが容器901に対し移動することを防止する。フォイル層群も上記理由から多層設計と成しうる。
【0126】
特に第16B図及び16C図に示された実施形態は連続プロセスでバッグ形容器群の充填の可能性を与える。その為、バッグの長さに比べて相対的に長いチューブプロファイルが充填され適当な位置でシールされ切り離されてどれにも所望飲料が充填されたバッグが作られる。こうすると空気がバッグ中に含まれることが容易に防止せられる。勿論の充填法も用いられる。
【0127】
本発明は図面に示された実施形態に限定されるものではなく、その多くの改変が可能である。
【0128】
本発明に係る飲料容器には例えば幾分内部に伸びるネック部を設け飲料容器の全体の高さを低くすることが出来る。また液出し口から離れて、例えば飲料容器の底側に隣接して充填口をもうけた飲料容器を使用することも出来る。こうすると密封シール膜を飲料容器と一体に構成し飲料容器を充填操作前にすでに組み合わせることができる。飲料容器の壁に例えばファセット形、環状あるいはストライプ形面の変形域を設け、使用中に加圧室内での圧力蓄積の影響で飲料容器が好ましい方向に圧縮されるようにすることが出来る。こうすると飲料容器は好ましい方向に圧縮せられる。また、一次キャップ及び二次キャップあるいは第1カップリング部、接続部及び第2カップリング部の如き種々の部分を一体化させることが出来る。1つの飲料容器が収納されるタッピング装置のみ図示したが、2つあるいはそれ以上の飲料容器が同じタッピング装置内に収納される、好ましくは1つあるいはそれ以上の加圧室に並べられて収納される実施形態もまた可能である。その場合、各飲料容器が空になる度合いは使用中の加圧室内の圧力によりまた各容器からどの程度飲料が放出されたかにより決定せられる。
【0129】
勿論加圧媒体に加えて、あるいはその代わりに、飲料容器の圧縮を少なくとも支持しあるいは膜バレルでの膜の移動を支持するために機械的加圧手段を用いるもとも出来る。上述せる如き変形の出来ない樽が使用される場合、膜はバッグ形のデザインとし飲料容器にあるいは少なくともそのネック部に隣接して取り付けられる。
【0130】
容器1は違った形例えば多角形断面で凸状末端のものとすることが出来、またキャップ11も種々の形に成しうる。またキャップは種々の適当な方法で容器に固定せられる。容器はの方法で圧力源に接続可能であり、また圧力源は任意の適当な風に設計可能である。膜はプラスチック製として、弛んだ状態で容器の壁から或る距離例えば平らに伸びるようにすることが出来る。また膜は加圧室を貯蔵室から分離する限り任意の所望位置に配置せられる。加圧源への接続手段及び液出し手段への接続手段は別方法でまた別位置に設けることが出来、例えば容器の頂部側近傍に双方を設け、加圧媒体の加圧室への通路のためのチャンネルを設けることが出来る。係るチャンネルは例えば上述の如く受入れ部に設けることが出来る。明細書では液出しるべき飲料としてビールを述べた。しかし例えばソフトドリンク及び他のアルコール性飲料の如く他のあらゆる種類の飲料も容器内に入れられることが理解されよう。また例えば1つの容器内の重ねられた貯蔵室に別々の飲料を入れることも出来る。
こう言ったまた多くの改変が本発明の範囲内に含まれる。

Claims (62)

  1. タッピング装置と、該タッピング装置を介して液出しされるべき液体のための容器とからなり、該容器は液出しされるべき液体のための貯蔵室を有し、液出し手段が該液体のために設けられており、該液出し手段は、少なくとも部分的に可撓性のホースの形である液出し装置を含み、該タッピング装置中には加圧室が設けられ、この加圧室中に使用時容器が少なくとも部分的に伸び、加圧室は貯蔵室とタッピング装置の間に少なくとも部分的に囲まれており、加圧手段が容器から液体を液出し手段を介して、加圧媒体が液体と接触することなく、押し出すために加圧室中に加圧媒体を供給するために設けられているアセンブリーであって、
    使用中に加圧室が、容器に一体的に、または装着して設けられる密閉部(15,75,275)により少なくとも部分的に規定され且つ大気に対して閉ざされ、
    容器の液出し口は加圧室から密閉部(15,75,275)を超えて露出して設けられ
    該液出し手段は、液出し口と連絡しているあるいは連絡させられ、容器に固定的に接続され、
    該液出し手段は、使用後、容器とともに除去可能であり、該液出し手段はタッピング装置の一部を構成せず、
    該加圧室が開口を有し、該開口を通して容器の少なくとも貯蔵室が加圧室に設置されタッピング装置には、該密閉部(15,75,275)と力して加圧室を密閉する密閉手段(13,117,317が設けられることを特徴とするアセンブリー。
  2. 密閉部が環状形部分(67)からなり、容器の周りに伸び、該環状形部分(67)はタッピング装置内に密封的に受け入れられ得ることを特徴とする請求項1記載のアセンブリー。
  3. 容器が瓶形あるいは樽形で、少なくとも液出し口がそこに設けられるショルダー部を含み、密閉部(75)がショルダー部の縦エッジに隣接し伸びていることを特徴とする請求項1または2記載のアセンブリー。
  4. 密閉部(275)が容器に固定的に接続されており、容器と一体に作られていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアセンブリー。
  5. 容器のネック部に装着可能なはめ合わせ部(65)をさらに含み、該はめ合わせ部(65)は、液出し口を取り囲み、密閉部(15)が該はめ合わせ部(65)に含まれていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアセンブリー。
  6. 容器は使用中加圧室内に蓄積される圧力により実質的に変形可能であり、加圧室は少なくとも部分的に容器中に収容され、容器は、容器内で貯蔵室を加圧室から分離するための、蓄積された圧力により変形可能な部分を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアセンブリー。
  7. 変形可能な部分が膜の形(444,708)であることを特徴とする請求項6記載のアセンブリー。
  8. 変形可能な部分がバッグ形あるいは瓶形(35,37,544,635,908)であり、この変形可能な部分の少なくとも環状部が液出し口に、あるいはそれに隣接して容器に接続されていることを特徴とする請求項6記載のアセンブリー。
  9. 容器の外側には、少なくとも1つの加圧媒体用通過口が設けられていることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のアセンブリー。
  10. 少なくとも1つの該通過口が容器の底ら間隙を置いて位置せしめられていることを特徴とする請求項9記載のアセンブリー。
  11. 少なくとも液出し手段が開放される時、容器は使用中の加圧室内に蓄積された圧力により変形可能であり、実質的に完全に圧縮され、少なくとも密閉部(15)とはめ合わせ部(65)は蓄積された圧力により変ずその密封作用が保持せられることを特徴とする請求項5記載のアセンブリー。
  12. はめ合わせ部(65)内で容器は変形可能であることを特徴とする請求項11記載のアセンブリー。
  13. 容器が薄い壁で自己支持性でありプラスチックから作られることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のアセンブリー。
  14. 容器が熱可塑性ポリマーから作られることを特徴とする請求項13記載のアセンブリー。
  15. 容器がPENから作られることを特徴とする請求項13記載のアセンブリー。
  16. 容器がPENとPETとの組み合わせから作られることを特徴とする請求項13記載のアセンブリー。
  17. 液出し手段が、圧迫による遮断が可能であることを特徴とする請求項1記載のアセンブリー。
  18. 使用中、液出し手段の少なくとも自由端はタッピング装置の外側に伸び、該液出し手段は少なくとも部分的に、該液出し手段の一部分を圧迫可能なクランプ機構中に含まれ、クランプ機構により液出し手段の通路が開放あるいは閉鎖されることを特徴とする請求項1あるいは17記載のアセンブリー。
  19. 液出し手段がかみ合い手段(115)を含み、該かみ合い手段(115)により液出し手段の少なくとも自由端が液出し口からある距離まで移動せられることを特徴とする請求項1記載のアセンブリー。
  20. 充填状態で使用前の容器が液出し口にあるいはそれに隣接して突き破り可能な密封シール手段を含み、加圧室に過剰圧力の生成中あるいは生成後に密封シール手段を突き破る手段が設けられ、この突き破り手段により容器の内側空間を液体の液出し通路(107)と連絡せしめるようにし、液出し通路(107)を通って容器内の液体を液出しすることを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載のアセンブリー。
  21. 液出し手段が少なくとも前記突き破り手段と前記液出し通路(107)とを含むことを特徴とする請求項20記載のアセンブリー。
  22. タッピング装置内の容器が加圧室の壁により取り囲まれ、密閉部(15,75,275)は加圧室に圧力が加わっていないとき、タッピング装置内に設けられている、密閉部(15,75,275)と協力する密閉手段(13,117,317)ら離れており、また加圧室内に圧力が蓄積する間、密閉部(15,75,275)は、加圧室をさらに密閉するためにタッピング装置の密閉手段(13,117,317)に抗して移動することを特徴とする請求項1〜21のいずれかに記載のアセンブリー。
  23. 密閉手段(13,117,317)に抗する容器の移動中、突き破り手段が密封シール手段中に押し入れられることを特徴とする請求項22記載のアセンブリー。
  24. タッピング装置が、樽形部分であって、枢支して設けられたカバーを有する樽形部分を含み、容器は加圧室を作るべくこの樽形部分中に略垂直に位置せしめることができ、カバーは容器を覆ってじることができ、加圧室中の圧力が大気圧よりも略高い限りカバーが開くことを防ぐための圧力保護手段が設けられることを特徴とする請求項1〜23のいずれかに記載のアセンブリー。
  25. 前記液体は、ビールであることを特徴とする請求項1〜24のいずれかに記載のアセンブリー。
  26. 前記液体は、ソフトドリンクであることを特徴とする請求項1〜24のいずれかに記載のアセンブリー。
  27. 請求項1〜26のいずれかに記載のアセンブリーとタッピング装置とを用いて、飲料をタッピングする方法において、
    密閉容器内の飲料をタッピング装置のボックス形部分中に置き、
    容器には液出し口と、該液出し口を取り囲みボックス形部分に密封的に押しつけられて置かれ少なくとも容器、ボックス形部分及び密閉部(15,75,275)の間に加圧室を作る密閉部(15,75,275)とが設けられ、
    液出し口に隣接して容器に接続されている少なくとも部分的に相対的に可撓性のホースの形である液出し手段の自由端はタッピング装置の外側位置に移動せられ、
    カバーが容器を覆って閉じられボックス形部分に固定され、
    タッピング装置の外側に伸びる液出し手段の部分が、液出し手段の一部分を圧迫可能なクランプ装置内に置かれそれにより液出し手段内の通路が所望の如く開閉され、
    加圧室内の圧力が加圧手段により増大せしめられ、
    容器内部が少なくともクランプ装置により液出し手段を通って大気と連絡せしめられ、
    飲料の少なくとも一部が圧力蓄積の影響下に容器の少なくとも飲料を含む部分を狭めることにより、液出し手段を通じ大気へと放出することからなる、ことを特徴とする、飲料をタッピングする方法。
  28. 容器内部が大気と開放連絡せしめられる間あるいはその前に、滅菌的にシールする密封シール手段が液出し手段上の突き破り手段により、また加圧室内の圧力蓄積の影響下に突き破られることを特徴とする請求項27記載の方法。
  29. 加圧室内での圧力蓄積中に、突き破り手段が密封シール手段中に突き通るように、容器が突き破り手段に対して移動せられることを特徴とする請求項28記載の方法。
  30. 容器として圧縮可能容器が用いられ、容器のネック部に装着可能なはめ合わせ部(65)であって、容器に比して相対的に剛性なはめ合わせ部(65)に密閉部(15)が設けられ、加圧室内での圧力蓄積中に飲料を液出ししつつ容器が圧縮されることを特徴とする請求項27〜29のいずれかに記載の方法。
  31. 容器として剛性の容器が用いられ、この容器は可撓性の膜手段により分離された貯蔵室と加圧室の少なくとも一部とを含み、加圧室内での圧力増大により膜手段は少なくとも部分的に液出し口の方向に押され、容積の減少する貯蔵室から飲料が押し出されることを特徴とする請求項27〜29のいずれかに記載の方法。
  32. 前記飲料は、炭酸飲料であることを特徴とする請求項27〜31のいずれかに記載の方法。
  33. 前記飲料は、ビールであることを特徴とする請求項27〜31のいずれかに記載の方法。
  34. 前記飲料は、炭酸ソフトドリンクであることを特徴とする請求項27〜31のいずれかに記載の方法。
  35. 容器が瓶形あるいは樽形であり、中に少なくとも液出し口が含まれるショルダー部を有し、ショルダー部の縦エッジで液出し口から離れているエッジに隣接して密閉部(275)が伸び、この密閉部(275)は容器に固定接続され、容器と一体に作られていることを特徴とする請求項1記載のアセンブリーに用いられる容器。
  36. 容器が瓶形あるいは樽形であり、中に少なくとも液出し口が含まれるショルダー部を有し、ショルダー部の縦エッジで液出し口から離れているエッジに隣接して密閉部(275)が伸び、この密閉部(275)は容器に固定接続され、容器と一体に作られていることを特徴とする請求項27記載の方法に用いられる容器。
  37. 容器が合成物質から作られることを特徴とする請求項35または36記載の容器。
  38. 容器がPENから作られることを特徴とする請求項35または36記載の容器。
  39. 容器がPETとPENの組み合わせから作られることを特徴とする請求項35または36記載の容器。
  40. 容器が3g/kg以上のCO含量を有するビールを貯蔵するように設計されることを特徴とする請求項35または36記載の容器。
  41. 容器が4.5g/kg以上のCO含量を有するビールを貯蔵するように設計されることを特徴とする請求項35または36記載の容器。
  42. 前記ビールはラガーであることを特徴とする請求項40または41記載の容器。
  43. 容器の容積が2リットル以上であることを特徴とする請求項35または36記載の容器。
  44. 容器の容積が少なくとも4リットルであることを特徴とする請求項35または36記載の容器。
  45. 容器の壁に、外部圧の影響下に、少なくとも半径方向に容器の少なくとも一部が圧縮されるよう変形域が設けられていることを特徴とする請求項35〜44のいずれかに記載の容器。
  46. 容器の壁に、外部圧の影響下に、軸方向及び半径方向に容器の少なくとも一部が圧縮されるよう変形域が設けられていることを特徴とする請求項35〜44のいずれかに記載の容器。
  47. 容器が使用中実質的に変形しない壁を有し、容器内にバッグ形あるいは瓶形の貯蔵室が含まれ、これが圧縮可能で少なくとも容器の液出し口にあるいはその近傍に固定されており、少なくとも貯蔵室の壁は実質的に酸素を通過させないことを特徴とする請求項35または36記載の容器。
  48. タッピング装置が加圧室を含み、その中に使用中容器が少なくとも部分的に伸び、加圧室が少なくとも部分的に容器とタッピング装置の間に囲まれているようになり、加圧室が該容器に一体的に、または装着して設けられる密閉部(15,75,275)により少なくとも部分的に規定され且つ大気に対し遮断され、また容器の液出し口は該加圧室から密閉部(15,75,275)を超えて露出して設けられることを特徴とする請求項1〜26のいずれかに記載のアセンブリーに用いられるタッピング装置。
  49. タッピング装置が加圧室を含み、その中に使用中容器が少なくとも部分的に伸び、加圧室が少なくとも部分的に容器とタッピング装置の間に囲まれているようになり、加圧室が該容器に一体的に、または装着して設けられる密閉部(15,75,275)により少なくとも部分的に規定され且つ大気に対し遮断され、また容器の液出し口は該加圧室から密閉部(15,75,275)を超えて露出して設けられることを特徴とする請求項27〜34のいずれかに記載の方法に用いられるタッピング装置。
  50. 請求項1〜26のいずれかに記載のアセンブリーにおいて、請求項35記載の容器を使用する方法。
  51. 請求項27〜34のいずれかに記載の方法において、請求項36記載の容器を使用する方法。
  52. 請求項1〜26のいずれかに記載のアセンブリーにおいて、請求項48記載のタッピング装置を使用する方法。
  53. 請求項27〜34のいずれかに記載の方法において、請求項49記載のタッピング装置を使用する方法。
  54. 請求項1〜26のいずれかに記載のビール及びその他の飲料を貯蔵並びに液出しするアセンブリーであって、飲料のための容器と液出し手段とを含み、該容器は容器内の貯蔵室を加圧室から分離する分離手段を含み、液出し手段は貯蔵室に連結可能であり、加圧源が加圧室に連結可能で、この配置は使用中に加圧媒体が加圧源により加圧室中に導入され、液出し手段が開放されると分離手段の少なくとも部分的移動と貯蔵室容積の減少により飲料が貯蔵室から放出せられる配置となっているアセンブリー。
  55. 圧力源及び液出し手段に接続のためのタッピング手段がタッピング装置の一部をなし、タッピング装置が容器を少なくとも部分的に収納するため受入手段を含み、容器には側壁に少なくとも1つの開口が設けられておりその少なくとも1つの開口に圧力源が接続可能であり、使用中に圧力源と容器内の加圧室の間に開放連絡が得られるように配置されていることを特徴とする請求項54記載のアセンブリー。
  56. 貯蔵室が容器の液出し口に少なくとも隣接して設けられた可撓性のバッグにより囲まれており、容器の壁とバッグの間に少なくとも1つの加圧室が囲まれていることを特徴とする請求項54あるいは55に記載のアセンブリー。
  57. 容器が容器に設けられる環状エッジに固定されているキャップを含み、液出し手段の少なくとも一部が該キャップにより覆われており、該キャップはカバー部により閉鎖される少なくとも1つの開口を有し、カバー部のための密封シール手段がキャップに対して設けられ、密封シール手段を破った後だけにキャップによりカバーされた液出し手段が外部から手で触れられるようになっていることを特徴とする請求項54〜56のいずれかに記載のアセンブリー。
  58. 密封シール手段がカバー部をキャップに接続する多数のシールリップからなることを特徴とする請求項57記載のアセンブリー。
  59. 液出し手段がタッピング手段に接続可能な少なくとも部分的に可撓性のチューブ部からなり、容器から切り離しできないことを特徴とする請求項54〜58のいずれかに記載のアセンブリー。
  60. 液出し手段中にあるいはそれに隣接して、液出し中に飲料を冷却するため冷却手段が含まれることを特徴とする請求項54〜59のいずれかに記載のアセンブリー。
  61. 液出し手段上にかみ合わせ手段が設けられ、このかみ合わせ手段は使用中に外側から目視できる少なくとも1つの面を含み、その上に容器のブランド及び/又は内容物に関する情報が設けられることを特徴とする請求項54〜60のいずれかに記載のアセンブリー。
  62. 請求項54〜61のいずれかに記載のアセンブリーに用いられる容器。
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