JP4562809B1 - 金融取引支援方法、その装置およびそのプログラム - Google Patents

金融取引支援方法、その装置およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

個人投資家端末装置の処理回路は、メイン時間足のローソク足L−MおよびインディケータIND−Mの他に、メイン時間足より長い時間足の単数または複数のインディケータIND−S1、S2,...を1画面に表示する。インディケータは、為替取引の通貨ペアの売買価格に関する指標である。上記画面により、ユーザは、レート変動のトレンドを早い段階で、より正確に視覚的に把握することができ、適切な取引が可能となる。
【選択図】図8

Description

本発明は、複数の指標値(インディケータ)を同時に考慮した金融商品の取引を可能にする金融取引支援方法、その装置およびそのプログラムに関するものである。
近年のコンピュータ及び通信技術の発展により、為替取引(FX)等の金融取引がインターネット等のネットワークを介して行われている。
このような金融取引では、例えば、金融取引を取扱う取引業者が保有する複数の取引業者サーバと注文者端末とが通信を行いながら取引が行われる。
為替取引では、為替変動に合わせてタイミング良く通貨を売買することで、為替差益を得るために行われる。
為替取引は、株等の他の金融商品と異なる点が多く、例えば、外貨預金に比べて柔軟性が高いことや、資金効率が良い投資商品として注目されている。
ところで、 外貨預金は、例えば米ドルを買って預金する。つまり、米ドル高の場合は利益が出て、米ドル安の場合は損失が出るというものである。一方、外為取引では、米ドルが下落すると予想したら「米ドル売り・円買い」という注文ができる。
つまり為替取引は、為替相場の動きに注目して、高くなるだろう通貨は「買い(Bid)」、安くなるだろう通貨は「売り(Ask)」というように、為替差益がプラスに転じるようにトレードが可能であり、極めて為替変動への対応度が高い。
ところで、為替取引の場合に、ユーザは、指定した時間足のローソク足チャートと、インディケータとを画面上に表示し、当該画面を見ながら、トレンドを判断して通貨ペアの取り引きを行う。インディケータは、為替のトレンドを知る上で有用な指標となる。
従来では、ユーザが指定した時間足のローソク足チャートと、その時間足のインディケータとが画面に同時に表示され、ユーザは、その画面を基に取引を行っている。
しかしながら、上述した画面のみでは、為替のトレンドを早い段階でより正確に把握することが難しく、為替の将来動向の予測が難しいという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、金融取引対象の価格の将来動向をより正確に予測することを可能にする金融取引支援方法、その装置およびそのプログラムを提供することにある。
本発明では、複数の異なる時間足のインディケータを同時に考慮した金融取引を可能にする。これは、複数の異なる時間足の情報を考慮すると、金融取引対象の価格変動のトレンドを早い段階で正確に把握でき、金融取引対象の将来価格を予測することできるということを出願人が見出したことに基づいている。
第1の観点の発明は、金融取引対象の価格またはそれを評価するための指標を示す指標値を基にコンピュータが処理を行う金融取引支援方法であって、第1の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を示す第1のリストデータと、前記第1の時間間隔より長い第2の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を示す第2のリストデータとをメモリに書き込む書き込み工程と、前記メモリから読み出した前記第1のリストデータが示す前記第1の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を基に、前記第1の時間間隔で規定した各時刻における第2種類の指標値を、当該時刻以前の連続した複数の前記第1種類の指標値を用いて算出して前記メモリに書き込む第1の算出工程と、前記メモリから読み出した前記第2のリストデータが示す前記第2の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を基に、前記第1の時間間隔で規定した各時刻における前記第2種類の指標値を、当該時刻以前の前記第2の時間間隔の連続した複数の前記第1種類の指標値を用いて算出して前記メモリに書き込む第2の算出工程と、前記メモリから読み出した前記第1の算出工程で算出した前記第2種類の指標値を時系列で示す第1の指標ラインと、前記メモリから読み出した前記第2の算出工程で算出した前記第2種類の指標値を時系列で示す第2の指標ラインとを、共通の時間軸を用いて1画面内に同時に表示する表示工程とを前記コンピュータが実行し、前記コンピュータは、前記メモリに記憶された前記第1のリストデータが更新されると、前記第1の算出工程を実行し、前記第1の算出工程が実行されたことを条件に、前記第2の算出工程および前記表示工程を実行する。
第2の観点の発明は、金融取引対象の価格またはそれを評価するための指標を示す指標値を基に処理を行う金融取引支援装置であって、第1の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を示す第1のリストデータと、前記第1の時間間隔より長い第2の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を示す第2のリストデータとを記憶するメモリと、前記メモリから読み出した前記第1のリストデータが示す前記第1の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を基に、前記第1の時間間隔で規定した各時刻における第2種類の指標値を、当該時刻以前の連続した複数の前記第1種類の指標値を用いて算出して前記メモリに書き込む第1の算出手段と、前記メモリから読み出した前記第2のリストデータが示す前記第2の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を基に、前記第1の時間間隔で規定した各時刻における前記第2種類の指標値を、当該時刻以前の前記第2の時間間隔の連続した複数の前記第1種類の指標値を用いて算出して前記メモリに書き込む第2の算出手段と、前記メモリから読み出した前記第1の算出手段で算出した前記第2種類の指標値を時系列で示す第1の指標ラインと、前記メモリから読み出した前記第2の算出工程で算出した前記第2種類の指標値を時系列で示す第2の指標ラインとを、共通の時間軸を用いて1画面内に同時に表示する表示処理手段とを有し、前記第1の算出手段は、前記メモリに記憶された前記第1のリストデータが更新されると、前記第2種類の指標値の算出と、前記メモリへの書き込みを行い、前記第1の算出手段の処理が実行されたことを条件に、前記第2の算出手段および前記表示処理手段の処理を実行する。
第3の観点の発明は、金融取引対象の価格またはそれを評価するための指標を示す指標値を基にコンピュータが実行するプログラムであって、第1の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を示す第1のリストデータと、前記第1の時間間隔より長い第2の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を示す第2のリストデータとをメモリに書き込む書き込み工程と、前記メモリから読み出した前記第1のリストデータが示す前記第1の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を基に、前記第1の時間間隔で規定した各時刻における第2種類の指標値を、当該時刻以前の連続した複数の前記第1種類の指標値を用いて算出して前記メモリに書き込む第1の算出工程と、前記メモリから読み出した前記第2のリストデータが示す前記第2の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を基に、前記第1の時間間隔で規定した各時刻における前記第2種類の指標値を、当該時刻以前の前記第2の時間間隔の連続した複数の前記第1種類の指標値を用いて算出して前記メモリに書き込む第2の算出工程と、前記メモリから読み出した前記第1の算出工程で算出した前記第2種類の指標値を時系列で示す第1の指標ラインと、前記メモリから読み出した前記第2の算出工程で算出した前記第2種類の指標値を時系列で示す第2の指標ラインとを、共通の時間軸を用いて1画面内に同時に表示する表示工程とを前記コンピュータが実行させ、前記メモリに記憶された前記第1のリストデータが更新されると、前記第1の算出工程を実行し、前記第1の算出工程が実行されたことを条件に、前記第2の算出工程および前記表示工程を実行するように前記コンピュータに処理を行わせる。
本発明によれば、金融取引対象の価格の将来動向をより正確に予測することを可能にする金融取引支援方法、その装置およびそのプログラムを提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るFX処理システムの全体構成図である。 図2は、本発明の実施形態で用いられるレートデータを説明するための図である。 図3は、本発明の実施形態で用いられる通貨ペアを説明するための図である。 図4は、図1に示すFX取引業者サーバがRD生成サーバ群から受信するデータのフォーマットを説明するための図である。 図5は、図1に示すFX取引業者サーバがRD生成サーバ群から受信するデータのフォーマットを説明するための図である。 図6は、図1に示すFX取引業者サーバの構成図である。 図7は、図1に示す個人投資家端末装置の構成図である。 図8は、図7に示す個人投資家端末装置の画面表示の一例を説明するための図である。 図9は、図8の部分拡大図である。 図10は、図7に示す個人投資家端末装置のメモリに記憶された各時間足のレートデータRD(CXn/CYm)の一部のデータ構造と、処理順序を説明するための図である。 図11は、図7に示す個人投資家端末装置のメモリに記憶された各時間足のレートデータRD(CXn/CYm)の一部のデータ構造と、処理順序を説明するための図である。 図12は、図7に示す個人投資家端末装置の動作例を説明するためのフローチャートである。 図13は、図7に示す個人投資家端末装置の動作例を説明するための図12の続きのフローチャートである。 図14は、図7に示す個人投資家端末装置の動作例を説明するための図13の続きのフローチャートである。 図15は、図1に示すFX自動取引サーバの構成図である。 図16は、図15に示すFX自動取引サーバの処理を説明するためのフローチャートである。 図17は、図15に示すFX自動取引サーバの処理を説明するための図である。 図18は、図15に示すFX自動取引サーバのその他の処理を説明するためのフローチャートである。 図19は、本発明の第3実施形態における個人投資家端末装置のインディケータ算出の動作例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を為替取引に適用した場合を例示する。
<第1実施形態>
以下、本発明の実施形態に係るFX処理システムについて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るFX処理システム1の全体構成図である。
図1に示すように、FX処理システム1は、例えば、RD生成サーバ群10、FX取引業者サーバ12、個人投資家端末装置14、FX自動取引サーバ18を有する。
以下、本発明の構成と本実施形態の構成との対応関係を説明する。
本実施形態のレートデータRDが本発明の第1種類の指標値一例であり、本実施形態のインディケータIND−N,S1,S2が本発明の第2種類の指標値の一例である。
[RD生成サーバ群10]
RD生成サーバ群10は、例えば、通貨ペアについての売買取引を管理する複数のFX取引所サーバで構成されている。各FX取引所サーバが、自らが管轄する通貨ペアについての売買取引を管理する。
各FX取引所サーバは、自らが管轄する通貨ペアのレートを時系列に示すレートデータを生成する。
各FX取引所サーバが生成する上記レートデータは、一般に公開される。
本実施形態では、以下の通貨ペアのレートを時系列に示すレートデータRDをそれぞれ生成する28個のFX取引所サーバがある。
各FX取引所サーバは、管轄する通貨ペアについての投資家等からの売り買い情報(FX取引業者サーバ12が提供する提示価格ビット/オファー)に基づいて、通貨ペアのレートを決定する。
円/米ドル、英ポンド/米ドル、ユーロ/米ドル、スイスフラン/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル、カナダドル/米ドル、米ドル/円、英ポンド/円、ユーロ/円、スイスフラン/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、米ドル/、英ポンド、円/英ポンド、ユーロ/英ポンド、スイスフラン/英ポンド、豪ドル/英ポンド、NZドル/英ポンド、カナダドル/英ポンド、米ドル/ユーロ、円/ユーロ、英ポンド/ユーロ、スイスフラン/ユーロ、豪ドル/ユーロ、NZドル/ユーロ、カナダドル/ユーロ、米ドル/スイスフラン、円/スイスフラン、英ポンド/スイスフラン、ユーロ/スイスフラン、豪ドル/スイスフラン、NZドル/スイスフラン、カナダドル/スイスフラン、米ドル/豪ドル、円/豪ドル、英ポンド/豪ドル、ユーロ/豪ドル、スイスフラン/豪ドル、NZドル/豪ドル、カナダドル/豪ドル、米ドル/NZドル、円/NZドル、英ポンド/NZドル、ユーロ/NZドル、スイスフラン/NZドル、豪ドル/NZドル、カナダドル/NZドル、米ドル/カナダドル、円/カナダドル、英ポンド/カナダドル、ユーロ/カナダドル、スイスフラン/カナダドル、豪ドル/カナダドル、NZドル/カナダドル
例えば、通貨ペア「米ドル/円」のFX取引所サーバは、図2に示すレートデータRD(米ドル/円)を生成する。
レートデータRDは、例えば、所定の時間間隔のレートを示しており、月足、週足、日足、分足の複数形態で選択的に表示される。
本実施形態では、通貨ペア「通貨CXn/通貨CYm」のレートデータRDを、「RD(CXn/CYm)」と示すこととする。
ここで、n,mは、図3に示すように定義される。
この場合に、RD生成サーバ群10を構成する28個のFX取引所サーバは、図3および以下に示す28個の通貨ペアのレートデータRD(CXn/CYm)を生成する。
レートデータRD(円/米ドル)、RD(英ポンド/米ドル)、RD(ユーロ/米ド)、RD(スイスフラン/米ドル)、RD(豪ドル/米ドル)、RD(NZドル/米ドル)、RD(カナダドル/米ドル)、RD(米ドル/円)、RD(英ポンド/円)、RD(ユーロ/円)、RD(スイスフラン/円)、RD(豪ドル/円)、RD(NZドル/円)、RD(カナダドル/円)、RD(米ドル/英ポンド)、RD(円/英ポンド)、RD(ユーロ/英ポンド)、RD(スイスフラン/英ポンド)、RD(豪ドル/英ポンド)、RD(NZドル/英ポンド)、RD(カナダドル/英ポンド)、RD(米ドル/ユーロ)、RD(円/ユーロ)、RD(英ポンド/ユーロ)、RD(スイスフラン/ユーロ)、RD(豪ドル/ユーロ)、RD(NZドル/ユーロ)、RD(カナダドル/ユーロ)、RD(米ドル/スイスフラン)、RD(円/スイスフラン)、RD(英ポンド/スイスフラン)、RD(ユーロ/スイスフラン)、RD(豪ドル/スイスフラン)、RD(NZドル/スイスフラン)、RD(カナダドル/スイスフラン)、RD(米ドル/豪ドル)、RD(円/豪ドル)、RD(英ポンド/豪ドル)、RD(ユーロ/豪ドル)、RD(スイスフラン/豪ドル)、RD(NZドル/豪ドル)、RD(カナダドル/豪ドル)、RD(米ドル/NZドル)、RD(円/NZドル)、RD(英ポンド/NZドル)、RD(ユーロ/NZドル)、RD(スイスフラン/NZドル)、RD(豪ドル/NZドル)、RD(カナダドル/NZドル)、RD(米ドル/カナダドル)、RD(円/カナダドル)、RD(英ポンド/カナダドル)、RD(ユーロ/カナダドル)、RD(スイスフラン/カナダドル)、RD(豪ドル/カナダドル)、RD(NZドル/カナダドル)
RD生成サーバ群10は、1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足および月足のレートデータRD(CXn/CYm)をそれぞれ生成し、これをFX取引業者サーバ12に出力する。
図4は1時間足のレートデータRD(CXn/CYm)を示し、図5は15分足のレートデータRD(CXn/CYm)を示す。
図4および図5に示すように、各時間足のレートデータRD(CXn/CYm)は、各時刻について、その時刻から時間足分の時間における、レートの始値、高値、安値、終値を対応付けて示している。
[FX取引業者サーバ12]
FX取引業者サーバ12は、個人投資家端末装置14およびFX自動取引サーバ18からの通貨ペアを指定した買い又は売りの注文に基づいて、それに対応した注文をRD生成サーバ群10に対応するFX取引所サーバに送信する。
当該注文には、取引の提示価格(ビット/オファー)が示されている。
図6は、図1に示すFX取引業者サーバ12の構成図である。
図6に示すように、FX取引業者サーバ12は、例えば、インタフェース21、操作部23、ディスプレイ25、メモリ27、作業メモリ29および処理回路31を有する。
ここで、インタフェース21、操作部23、ディスプレイ25、メモリ27および処理回路31は、内部バス20を介して接続されている。
インタフェース21は、例えば、インターネット等のネットワーク9を介してRD生成サーバ群10および個人投資家端末装置14とデータおよび要求の送受信を行う。
操作部23は、FX取引業者が操作するためのキーボードやマウス等である。
ディスプレイ25は、処理回路31からの表示信号に応じた画面を表示する。
メモリ27は、処理回路31の処理に用いられるプログラムおよびデータを記憶する。
作業メモリ29は、処理回路31における処理途中の中間データ等を記憶する。
処理回路31は、メモリ27から読み出したプログラムを実行する。
処理回路31は、FX取引業者サーバ12の処理を統括して制御する。また、処理回路31の処理は、メモリ27に処理対象および処理途中のデータを適宜記憶して実行される。
FX取引業者サーバ12は、1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足および月足のそれぞれのレートデータRD(CXn/CYm)を、例えば、レートが変動する度にRD生成サーバ群10からインタフェース21を介して受信し、これをメモリ27に書き込む。
また、FX取引業者サーバ12は、メモリ27から上記レートデータRD(CXn/CYm)を読み出して、インタフェース21を介して個人投資家端末装置14に送信する。
[個人投資家端末装置14]
図7は、図1に示す個人投資家端末装置14の構成図である。
図7に示すように、個人投資家端末装置14は、例えば、インタフェース41、操作部43、ディスプレイ45、メモリ47、作業メモリ49および処理回路51を有する。
ここで、インタフェース41、操作部43、ディスプレイ45、メモリ47および処理回路51は、内部バス40を介して接続されている。
インタフェース41は、例えば、インターネット等のネットワーク9を介してFX取引業者サーバ12およびFX指標算出サーバ16とデータおよび要求の送受信を行う。
操作部43は、個人投資家が操作するためのキーボードやマウス等である。
ディスプレイ45は、処理回路51からの表示信号に応じた画面を表示する。
メモリ47は、処理回路51の処理に用いられるプログラムおよびデータを記憶する。
作業メモリ49は、処理回路51における処理途中の中間データ等を記憶する。
処理回路51は、メモリ47から読み出したプログラムを実行する。
処理回路51は、個人投資家端末装置14の処理を統括して制御する。また、処理回路51の処理は、メモリ47に処理対象および処理途中のデータを適宜記憶して実行される。
個人投資家端末装置14は、1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足および月足のそれぞれのレートデータRD(CXn/CYm)を、例えば、FX取引業者サーバ12からインタフェース41を介して受信し、これをメモリ47に書き込む。
個人投資家端末装置14には、ローソク足とインディケータの双方を表示するメイン時間足と、インディケータのみを表示するサブ時間足とが予め指定あるいは設定されている。
ここで、サブ時間足は、メイン時間足より長い時間足である。
当該指定および設定は、個人投資家による操作部43の操作に基づいて行われる。
個人投資家端末装置14は、後述する演算を行うことで、図8および図9に示すように、メイン時間足のローソク足L−MおよびインディケータIND−Mと、複数のサブ時間足のインディケータIND−S1,S2,...を同じ時間軸を用いて同時に1画面で表示する。
図8において、横軸は時間であり、縦軸はインディケータの値を示している。
図10および図11は、図7に示す個人投資家端末装置14のメモリ47に記憶された各時間足のレートデータRD(CXn/CYm)の一部のデータ構造と、処理順序を説明するための図である。
図10および図11に示すように、処理回路51は、メモリ47に記憶された複数の時間足のレートデータRDのうち、ユーザによってローソク足を表示するもの(メイン時間足)として指定されたレートデータRDの各時刻を示すデータを、配列データTM[k]に格納する。
また、処理回路51は、配列データTM[k]に格納された時刻に対応するレートの終値を示すデータを、配列データCM[k]に格納する。
また、処理回路51は、メモリ47に記憶された複数の時間足のレートデータRDのうち、ユーザによってインディケータのみを示すもの(サブ時間足)として指定されたレートデータRDの各時刻を示すデータを、配列データTSx[kx]に格納する。
また、処理回路51は、配列データTSx[k]に格納された時刻に対応するレートの終値を示すデータを、配列データCSx[kx]に格納する。ここで、xは、1,2,...の整数のインデックスであり、値が大きくなるに従って時間足が長くなるように規定される。
なお、ローソク足を表示する時間足は1つであり、インディケータのみを表示する時間足はローソク足を表示する時間足より長い時間足である。
以下、上記画面表示におけるFX取引業者サーバ12の動作例を説明する。
当該動作例では、5分足をメイン時間足とし、15分足、1時間足、4時間足をサブ時間足とした場合を例示する。
図10に示すように、メモリ47に記憶された5分足の各時刻を示す時刻データは配列TMデータ[k]に格納されている。ここで、インデックスkが大きく従って時刻が前になるように規定されている。
また、5分足の各時刻のレートデータ、例えば、終値を示す終値データは、配列データCM[k]に格納されている。
図10に示すように、メモリ47に記憶された15分足の各時刻を示す時刻データは配列TS1データ[k1]に格納されている。インデックスk1が大きくなる従って時刻が前になるように規定されている。
また、15分足の各時刻のレートデータ、例えば、終値を示す終値データは、配列CS1データ[k1]に格納されている。
また、図11に示すように、メモリ47に記憶された1時間足の各時刻を示す時刻データは配列データTS2[k2]に格納されている。インデックスk2が大きくなる従って時刻が前になるように規定されている。
また、1時間足の各時刻のレートデータ、例えば、終値を示す終値データは、配列CS2データ[k2]に格納されている。
図12、図13および図14は、個人投資家端末装置14の動作例を説明するためのフローチャートである。
以下の個人投資家端末装置14の処理は、処理回路51によって実行され、処理回路51が処理するデータはメモリ47あるいは作業メモリ49から読み出され、処理回路51の処理結果データ(処理途中データを含む)はメモリ47あるいは作業メモリ49に書き込まれる。
ステップST1:
個人投資家端末装置14の処理回路51は、インディケータ算出の条件を満たしたか否かを判断し、満たしたと判断するとステップST2に進み、満たしていないと判断すると、当該判断を繰り返す。
例えば、処理回路51は、メイン時間足のインディケータを前回算出した後に、新たなレートデータRD(CXn/CYm)を受信した場合に、インディケータ算出の条件を満たしたと判断する。具体的には、処理回路51は、メイン時間足のインディケータを前回算出した時刻を示す時刻データと、RD生成サーバ群10からレートデータRD(CXn/CYm)を前回受信した時刻を示す時刻データをメモリ47から読み出して比較し、前者の時刻が後者の時刻より前の場合に、上記インディケータ算出の条件が満たされたと判断する。
なお、処理回路51は、メイン時間足のインディケータを算出する度に、その時刻データをメモリ47に書き込む。また、処理回路51は、RD生成サーバ群10からレートデータRD(CXn/CYm)を受信する度に、その時刻データをメモリ47に書き込む。
ステップST2:
処理回路51は、指定されたメイン時間足レートデータRD(CXn/CYm)に対応してメモリ47に記憶された配列データのインデックスk,k1,k2,...に初期値(例えば「0」)を代入する。
ステップST3:
処理回路51は、メイン時間足の配列データCM[k]から所定数の配列データ、例えば配列データCM[k]〜[k−19]の終値データが既にメモリ47に書き込まれているか否かを判断し、書き込まれていると判断したことを条件にステップST4に進む。
ステップST4:
処理回路51は、例えば、上記20個の配列データCM[k]〜[k−19]に格納された20個の終値データをメモリ47から読み出す。
このとき、処理回路51は、インデックスkを順次インクリメントすることで、メモリ47に記憶された20個の配列データCM[k]〜[k−19]に効率的に短時間でアクセスできる。
ステップST5:
処理回路51は、ステップST4で読み出したメイン時間足の所定数(例えば20個)の配列データの終値データを基に、インディケータIND−M[k]を算出し、それをメモリ47に書き込む。
具体的には、例えば、下記(1)に示すように、インディケータIND−M[k]を算出する。
本実施形態では、過去の連続した20個の配列データを用いる場合を例示するが、20個以外の連続した複数個の配列データを用いてもよいし、不連続の複数の配列データを用いて、インディケータIND−M[k],IND−S1[k1]等を用いてもよい。また、インディケータの作成アルゴリズムは特に限定されない。
Figure 0004562809
ステップST6:
処理回路51は、ステップST5でメモリ47に書き込んだインディケータIND−M[k]を読み出して、画面上のインディケータIND−Mの上記インディケータIND−M[k]に対応した指標ラインの部分を描画する。
また、処理回路51は、メモリ47に記憶された配列データTM[k]が示す時刻に対応したレートデータRD(CXn/CYm)のレートの始値、高値、安値、終値データを読み出し、それに対応したローソク足L−Mの部分(画像)を描画する。
ステップST7:
処理回路51は、メモリ47から読み出したメイン時間足より一つ長いサブ時間足の各時刻を示す配列データTS1[k1]に格納された時刻データが、配列TMデータ[k]に格納された時刻データと、同じ時刻あるいはそれより前の時刻を示すという条件を満たすか否かを判断する。
処理回路51は、上記条件を満たすと判断した場合にステップST9に進み、満たさないと判断した場合にステップST8に進む。
ステップST8:
処理回路51は、インデックスk1を1だけインクリメントする。
ステップST7、ST8により、上記条件を満たす配列データTS1[k1]が、直近の時刻から順に検索される。
図12〜図14の処理では、レートデータRD(CXn/CYm)を最初に入力したときは、全てのインデックスkについて、ステップST3〜ST19等の処理を行うが、レートデータRD(CXn/CYm)を2回目以降に入力したときには、更新された配列データに対応するk=0の場合のみステップST3〜ST19等の処理を行う。
そのため、処理回路51が、上記条件を満たす配列データTS1[k1]を直近の時刻から順に検索することで、逆の場合に比べて非常に速いタイミングで検索でき、処理時間を短くできる。
ステップST9:
処理回路51は、サブ時間足の配列データCS1[k1]から所定数の配列データ、例えば20個の配列データCS1[k1]〜[k1−19]に格納された20個の終値データをメモリ47から読み出す。
ステップST10:
処理回路51は、ステップST10で読み出したサブ時間足の所定数(例えば20個)の配列データの終値データを基に、インディケータIND−S1[k1]を算出し、それをメモリ47に書き込む。
具体的には、例えば、下記(2)に示すように、インディケータIND−S1[k1]を算出する。
Figure 0004562809
ステップST11:
処理回路51は、時刻k1のインディケータIND−S1[k1]が確定であるか否かを判断する。処理回路51は、確定であると判断するとステップST12に進み、そうでないとステップST13に進む。
具体的には、処理回路51は、時刻kと時刻k1とが一致している場合に、上記確定であると判断する。
ステップST12:
処理回路51は、ステップST10でメモリ47に書き込んだインディケータIND−S1[k1]を読み出して、画面上のインディケータIND−S1の上記インディケータIND−S1[k1]が指標ラインのうち時刻k1に対応する全域を描画する。このとき、時刻k1に対応する部分で、時刻kについて過去にステップST13で描画した部分については、更新する。また、処理回路51は、ローソク足の描画は行わない。
ステップST13:
処理回路51は、ステップST10でメモリ47に書き込んだインディケータIND−S1[k1]を読み出して、画面上のインディケータIND−S1の上記インディケータIND−S1[k1]が指標ラインのうち時刻kに対応した部分を描画する。
このとき、処理回路51は、ローソク足の描画は行わない。
ステップST14〜ST20:
処理回路51は、インデックスk1に比べて一つ長いインデックスk2に対応する時間足について、ステップST7〜ST13に対応する処理を行い、所定のタイミングで、インディケータIND−S2[k2]を算出する。また、処理回路51は、上記画面上のインディケータIND−S2の上記インディケータIND−S2[k],[k2]に対応した部分を描画する。
ステップST21:
処理回路51は、指定された設定に応じて、インデックスk2に比べて長いインデックスについてステップST14〜ST20と同様の処理を行う。
ステップST22:
処理回路51は、インデックスkをインクリメントする。また、処理回路51は、インデックスk1,k2,...に初期値(例えば「0」)を代入する。
ステップST23:
処理回路51は、ステップST1で入力した図4および図5に示す配列データTM[k]のうち、前回入力した配列データと変更がない配列データの数を特定し、変数Xに設定する。
ステップST24:
処理回路51は、条件「k<(TM[k]の配列数)−X」が満たされているか否かを判断し、条件が満たされていると判断した場合にはステップST3に戻り、そうでない場合にはステップST1に戻る。ここで、上記「X」は、前回受信したときと比べて変化(更新がない配列数を示している。
上述したように、個人投資家端末装置14の処理回路51は、メイン時間足のローソク足L−MおよびインディケータIND−Mの他に、メイン時間足より長い時間足の単数または複数のインディケータIND−S1、S2,...を1画面に表示する。
そのため、レート変動のトレンドをより正確に視覚的に把握することができ、適切な取引が可能にする。
上述したように、個人投資家端末装置14では、新しい時刻のインディケータから順に算出することで、既に算出したメイン時間足のインディケータIND−M[k]を早いタイミングで特定でき、計算時間を短縮できる。
また、個人投資家端末装置14では、上述したように、ステップST24の条件を入れることで、入力したレートデータRD(CXn/CYm)内の更新された配列データCM[k]に対応する時刻についてのみインディケータIND−M[k]を算出する。また、それに対応した時刻(インデックスk1,k2,...)のインディケータIND−S1、S2,...のみを算出する。そのため、値の変更がないインディケータを再度計算する必要がなく、計算量の削減、計算時間の短縮を図れる。
本実施形態では、個人投資家端末装置14がFX自動取引サーバ18に対して自動取引要求を送信し、FX自動取引サーバ18が当該要求に基づいて後述する自動取引を行ってもよいし、個人投資家端末装置14が通貨ペアの取引を行ってもよい。
<第2実施形態>
上述した実施形態では、個人投資家端末装置14において取引を行う場合を例示したが、図1に示すFX自動取引サーバ18において自動取引を行うようにしてもよい。
[FX自動取引サーバ18]
図15は、図1に示すFX自動取引サーバ18の構成図である。
図15に示すように、FX自動取引サーバ18は、例えば、インタフェース61、操作部63、ディスプレイ65、メモリ67、作業メモリ69および処理回路71を有する。
ここで、インタフェース61、操作部63、ディスプレイ65、メモリ67および処理回路71は、内部バス60を介して接続されている。
インタフェース61は、例えば、インターネット等のネットワーク9を介してRD生成サーバ群10および個人投資家端末装置14とデータおよび要求の送受信を行う。
操作部63は、FX自動取引サーバ18の管理者が操作するためのキーボードやマウス等である。
ディスプレイ65は、処理回路71からの表示信号に応じた画面を表示する。
メモリ67は、処理回路71の処理に用いられるプログラムおよびデータを記憶する。
作業メモリ69は、処理回路71における処理途中の中間データ等を記憶する。
処理回路71は、メモリ67から読み出したプログラムを実行する。
処理回路71は、FX自動取引サーバ18の処理を統括して制御する。
なお、処理回路71で用いるデータおよび算出されたデータは、作業用メモリ69やメモリ67等の記憶手段に一時的に記憶される。本実施形態では、処理回路71と作業用メモリ69およびメモリ67との間での読み書きの動作は特に明示しないが、処理回路71の処理過程では処理工程毎に行われている。
FX自動取引サーバ18は、例えば、RD生成サーバ群10から入力したレートデータRD(CXn/CYm)を基に、通貨ペアを自動取引(売買)する。
以下、図1に示すFX自動取引サーバ18の動作例を説明する。
図16は、図1に示すFX自動取引サーバ18の動作例を説明するためのフローチャートである。
ステップST31:
FX自動取引サーバ18の処理回路71は、RD生成サーバ群10から受信したレートデータRD(CXn/CYm)をメモリ67に書き込む。
処理回路71は、メモリ67から読み出したデータを基に、図12、図13および図14を用いて説明した個人投資家端末装置14によるインディケータIND−M[k]、IND−S1[k1],....を算出してメモリ67に書き込む。
ステップST32:
処理回路71は、現在の時刻におけるインディケータIND−M[0],IND−S1[0],....の値をメモリ67から読み出して比較し、例えば、図8に示されるように、上から下に向けて時間足が長くなっているという条件を満たすかを判断する。
すなわち、処理回路71は、インディケータの時間足が長くなるに従って、その値が小さくなっているという条件を満たすか否かを判断する。
処理回路71は、上記条件を満たすと判断した場合にはステップST33に進み、そうでない場合にはステップST34に進む。
ステップST33:
処理回路71は、上記インディケータに関わる通貨ペアを買うための処理を行う。
具体的には、処理回路71は、その通貨ペアの売買を行う否かの判断する基準となる売買指標データに所定の値を加算あるいは減算して、買う可能性が高まる向きに更新する。なお、処理回路71は、例えば、サポートラインとの位置関係、ダイバージェンスンス等のその他の分析結果に応じた値を上記売買指標データに加減算してもよい。
処理回路71は、上記売買指標データが所定の条件を満たした場合に、上記通貨ペアを買う処理を行う。具体的に、処理回路71は、当該通貨ペアの買い注文をFX取引業者サーバ12に対して送信する。
ステップST34:
処理回路71は、現在の時刻におけるインディケータIND−M[0],IND−S1[0],....の値をメモリ67から読み出して比較し、例えば、図17に示されるように、下から上に向けて時間足が長くなっているという条件を満たすかを判断する。
すなわち、処理回路71は、インディケータの時間足が長くなるに従って、その値が大きくなっているという条件を満たすか否かを判断する。
処理回路71は、上記条件を満たすと判断した場合にはステップST35に進み、そうでない場合にはステップST31に戻る
ステップST35:
処理回路71は、上記インディケータに関わる通貨ペアを売るための処理を行う。
具体的には、処理回路71は、上記売買指標データに所定の値を加算あるいは減算して、売る可能性が高まる向きに更新する。なお、処理回路71は、例えば、サポートラインとの位置関係、ダイバージェンスンス等のその他の分析結果に応じた値を上記売買指標データに加減算してもよい。
処理回路71は、上記売買指標データが所定の条件を満たした場合に、上記通貨ペアを売る処理を行う。具体的に、処理回路71は、当該通貨ペアの売り注文をFX取引業者サーバ12に対して送信する。
図16に示す例によれば、図8に示されるように、上から下に向けて時間足が長くなっているという条件を満たす場合に通貨ペアの値が上昇する確率が高いという傾向、並びに逆の場合に通貨ペアの値が下降する確率が高いという傾向を考慮した取引をすることで、取引が成功する確率を高めることができる。これの傾向は、出願人によって見出されたものである。
図18は、図1に示すFX自動取引サーバ18のその他の動作例を説明するためのフローチャートである。
図18において、ステップST41,ST42,ST44,ST45,ST47は、図16を用いて説明したステップST31,ST32,ST33,ST34,ST35とそれぞれ同じである。
図18に示すように、本動作例では、ステップST43,ST46の処理が追加されたことを特徴としている。
処理回路71は、例えば、図8に示されるように、上から下に向けて時間足が長くなっているという条件を満たし、且つ、インディケータ間が広がっているという条件を満たした場合に、その通貨ペアを買うための処理を行う。
また、処理回路71は、例えば、図17に示されるように、上から下に向けて時間足が短くなっているという条件を満たし、且つ、インディケータ間が広がっているという条件を満たした場合に、その通貨ペアを売るための処理を行う。
図18に示す例によれば、通貨ペアの上昇トレンドの強さ、および通貨ペアの下降トレンドの強さを示すインディケータの間の広がりをさらに条件として用いて通貨ペアの売買を決定する。
そのため、通貨ペアのより将来の売値および買値を高い確率で予測でき、取引の信頼性を高めることができる。
図16および図18に示す例では、FX自動取引サーバ18において自動取引をする場合を例示したが、図16および図18に示す処理を図7に示す個人投資家端末装置14の処理回路51が実行してもよい。この場合には、処理回路51は、自動取引を行うのでなく、売買指標データが買条件あるいは売条件を満たした場合に、その旨を画面表示する。
また、上述した図16および図18の例において、処理回路71は、ステップST32、ST34が「N」の場合に取引を行わないという決断処理行ってもよい。
<第3実施形態>
上述した実施形態では、個人投資家端末装置14の処理回路51は、RD生成サーバ群10からのレートデータRD(CXn/CYm)を基に上記(1),(2)に示すようにインディケータを算出する場合を例示したが、例えば、以下に示すように、インディケータを算出してもよい。
すなわち、処理回路51は、RD生成サーバ群10から入力した28個の通貨ペアのレートデータRD(CXn/CYm)に基づいて、対象となる8個の通貨である、米ドル、円、英ポンド、ユーロ、スイスフラン、豪ドル、NZドル、カナダドルの各々について、その強さを示すインディケータIndexを算出する。
本実施形態では、通貨ペアのインディケータではなく、各通貨の強さを示すインディケータを算出する。
以下、処理回路51のインディケータ算出処理の動作例を説明する。
処理回路51は、例えば、図3等に示すレートデータRD(CXn/CYm)を入力する。
処理回路51は、例えば、所定の時間間隔Δt(例えば、1分間隔)で、値の変動値ΔRを特定する。
このとき、時刻tcでの変動値ΔR(CXn/CYm)(tc)は下記式(3)で示される。
Figure 0004562809
そして、処理回路51は、下記式(4)に示すように、上記式(3)で算出された変動値ΔR(CXn/CYm)(tc)に、通貨ペアCXn/CYmの調整係数Z(CXn/CYm)を乗じて補正変動値ΔCR(CXn/CYm)(tc)を算出する。
調整係数Z(CXn/CYm)は、例えば、通貨ペア(CXn/CYm)の最小値幅単位であり為替が変動するときの最小値である1ピップを基に決定される。
Figure 0004562809
そして、処理回路51は、上記8つの通貨CYmの各々について、当該通貨に対応したmの値を固定して、下記式(5)に示すように、n=1〜8について上記補正変動値ΔCR(CXn/CYm)(tc)を累積して当該通貨のインディケータIndex(CYm)を算出する。
Figure 0004562809
なお、処理回路51は、上記式(5)で生成した各通貨のインディケータIndex(CYm)を、予め決められた各通貨についての補正値ΔCIndex(CYm)を用いて補正してもよい。
例えば、処理回路51は、各通貨のインディケータIndex(CYm)に、それらに対応した補正値ΔCIndex(CYm)を加算する。そして、加算後のインディケータIndex(CYm)を用いて後述するソート処理を行う。
補正値ΔCIndex(CYm)は、例えば、各国の市場予測、政治動向、経済動向等のレートデータRD(CXn/CYm)以外の情報を基に人為的あるいは自動的に決定される。
補正値ΔCIndex(CYm)は、例えば、個人投資家端末装置14のメモリ47に記憶されている。
補正値ΔCIndex(CYm)は、その通貨に下落可能性要因がある場合にはその値が小さく、上昇可能性要因がある場合にはその値が大きい。また、正負の値を使用する。
このような補正値ΔCIndex(CYm)を用いることで、直近のレートデータRD(CXn/CYm)からは読み取れないガ、将来の通貨の強さの変動を予測する上で重要な情報(例えば、各国の市場予測、政治動向、経済動向等)を、インディケータIndex(CYm)に反映させることができる。
上述した例では、処理回路51は、一つの通貨が相対するその他の通貨と比較して、動いたポイント数を加減し、計算対象の全通貨ペアでの求められた数値により序列した。
処理回路51は、その他に、一つの通貨が相対するその他の通貨と比較して、動いたパーセンテージを算出し、計算対象の全通貨ペアでの求められた数値により序列してもよい。
以下、本実施形態における個人投資家端末装置14のインディケータ算出の動作例を説明する。
図19は、本発明の第3実施形態における個人投資家端末装置のインディケータ算出の動作例を説明するためのフローチャートである。
ステップST51:
図1に示すRD生成サーバ群10を構成するFX取引所サーバが、図3および以下に示す28個の通貨ペアのレートデータRD(CXn/CYm)を生成する。
処理回路51は、インタフェース32を介して、FX指標算出サーバ16に要求を送信して、28個の通貨ペアのレートデータRD(CXn/CYm)を入力する。
処理回路51は、入力した28個の通貨ペアのレートデータRD(CXn/CYm)を図7に示すメモリ47に書き込む。
ステップST52:
処理回路51は、ステップST51でメモリ47に書き込んだ28個のレートデータRD(CXn/CYm)を読み出して、上記式(3)に基づいて、各時間tc毎に、変動値ΔR(CXn/CYm)(tc)をそれぞれ生成する。
処理回路51は、上記生成した28個の変動値ΔR(CXn/CYm)(tc)をメモリ47に書き込む。
ステップST53:
処理回路51は、上記式(4)に示すように、ステップST52で算出された変動値ΔR(CXn/CYm)(tc)を、通貨ペアCXn/CYmの最少単位Z(CXn/CYm)で除算して補正変動値ΔCR(CXn/CYm)(tc)を算出する。
最少単位Z(CXn/CYm)としては、例えば、通貨ペア(CXn/CYm)の最小値幅単位であり、為替が変動するときの最小値である1ピップを用いる。
ステップST54:
処理回路51は、上記8つの通貨CYmの各々について、当該通貨に対応したmの値を固定して、上記式(5)に示すように、n=1〜8についてステップST3で生成した上記補正変動値ΔCR(CXn/CYm)(tc)を累積して当該通貨のインディケータIndex(CYm)を算出する。
処理回路51は、上記生成した8個の通貨のインディケータIndex(CYm)をメモリ47に書き込む。
以上説明したように、本実施形態では、処理回路51において、RD生成サーバ群10からの28個の通貨ペアのレートデータRD(CXn/CYm)に基づいて、8個の通貨の各について、その強さの変化を時系列的に示すインディケータIndex(CYm)を算出することができる。
そのため、個人投資家端末装置14は、上記インディケータIndex(CYm)に基づいて、8個の通貨の強さの変化を時系列に序列化できる。
これにより、個人投資家端末装置14において、上述したように、上記インディケータIndex(CYm)に基づいて、取引対象とする通貨ペアを自動的に決定できる。
このように自動的に通貨ペアを決定することで、通貨全体または複数のメジャー通貨等の多くの通貨の中での強弱の状態を基に全体的な傾向を考慮しながら、効率のよい自動取引が可能となる。
また、個人投資家端末装置14は、上記インディケータIndex(CYm)を基に、全ての通貨の強さの変化をグラフ化することで、序列の変化が視覚的に捕らえやすくなる。
グラフの下方から上方に向かって描かれている時は、徐々に強くなって行く様子が分かり、反対の場合は弱くなって行く過程が分かる。
また、日足のように長い時間足のグラフが上昇傾向が示していて、60分や15分足のグラフが一旦下降方向を示したが再び上昇を始め、大きなトレンド方向に動き始めた場合は上昇方向にポジションをとりやすい。
FX処理システム1を用いることで、通貨全体または複数のメジャー通貨等の多くの通貨の中での強弱の状態が分かり、全体的な傾向がつかめ、効率のよい取引が可能となる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
例えば、上述した実施形態では、本発明の金融取引対象として為替を例示したが、株式などのその他の金融取引対象でもよい。
上述した実施形態で説明した図12,図13および図14の処理を、FX取引業者サーバ12あるいはFX自動取引サーバ18で実行するようにしてもよい。
また、RD生成サーバ群10、FX取引業者サーバ12、個人投資家端末装置14およびFX自動取引サーバ18の機能の一部あるいは全部を、一つの装置で実現してもよいし、これらの機能の一部を異なる装置で実現してもよい。
また、上述した実施形態では、メイン時間足のローソク足L−MおよびインディケータIND−Mの他に、メイン時間足より長い時間足の単数または複数のインディケータIND−S1、S2,...を1画面に表示する場合を例示したが、複数の時間足のインディケータのみを1画面で同時に表示してもよい。
本発明は、金融取引対象を取引するためのシステムに適用可能である。
1…FX処理システム
10…RD生成サーバ群
12…FX取引業者サーバ
14…個人投資家端末装置
18…FX自動取引サーバ
41…インタフェース
43…操作部
45…ディスプレイ
49…作業メモリ
51…処理回路

Claims (12)

  1. 金融取引対象の価格またはそれを評価するための指標を示す指標値を基にコンピュータが処理を行う金融取引支援方法であって、
    第1の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を示す第1のリストデータと、前記第1の時間間隔より長い第2の時間間隔で規定された各時刻における前記第1種類の指標値を示す第2のリストデータとをメモリに書き込む書き込み工程と、
    前記メモリから読み出した前記第1のリストデータが示す前記第1の時間間隔で規定された各時刻における前記第1種類の指標値を基に、前記第1の時間間隔で規定した各時刻における第2種類の指標値を、当該時刻以前の連続した複数の前記第1種類の指標値を用いて算出して前記メモリに書き込む第1の算出工程と、
    前記メモリから読み出した前記第2のリストデータが示す前記第2の時間間隔で規定された各時刻における前記第1種類の指標値を基に、前記第1の時間間隔で規定した各時刻における前記第2種類の指標値を、当該時刻以前の前記第2の時間間隔の連続した複数の前記第1種類の指標値を用いて算出して前記メモリに書き込む第2の算出工程と、
    前記メモリから読み出した前記第1の算出工程で算出した前記第2種類の指標値を時系列で示す第1の指標ラインと、前記メモリから読み出した前記第2の算出工程で算出した前記第2種類の指標値を時系列で示す第2の指標ラインとを、共通の時間軸を用いて1画面内に同時に表示する表示工程
    を前記コンピュータが実行し、
    前記コンピュータは、前記メモリに記憶された前記第1のリストデータが更新されると、前記第1の算出工程を実行し、前記第1の算出工程が実行されたことを条件に、前記第2の算出工程および前記表示工程を実行する
    金融取引支援方法。
  2. 前記第1の算出工程は、前記第1の時間間隔で規定された各時刻について前記第1種類の指標値を示す第1のリストデータ内で新しい時刻から順に前記第2種類の指標値を算出し、
    前記第2の算出工程は、前記第1の算出工程の過程で前記第2種類の指標値が算出される度に、その算出に用いた前記第1種類の指標値に対応する第1の時刻以前の時刻を、前記第2の時間間隔で規定された各時刻について前記第2種類の指標値を示す第2のリストデータ内で新しい時刻から順に検索し、当該検索によって得た時刻の前記第2種類の指標値を算出する
    請求項1に記載の金融取引支援方法。
  3. 前記第1種類の指標値が更新されると、前記第1の時間間隔で規定された各時刻における前記第1種類の指標値のうち更新された指標値に対応した時刻を特定する更新特定工程
    をさらに有し、
    前記第1の算出工程は、前記更新特定工程で特定された時刻についてのみ前記第1種類の指標値を算出する
    請求項2に記載の金融取引支援方法。
  4. 前記第2の算出工程は、前記算出した第2種類の指標値が、それに対応した時刻を含む前記第2の時間間隔の時間帯の最終的な前記第2種類の指標値である場合に、当該時間帯の前記第2種類の指標値として確定する
    請求項2に記載の金融取引支援方法。
  5. 前記表示工程は、
    前記第2の算出工程で前記第2種類の指標値を算出する度に、その算出した時刻に対応した部分を描画し、
    前記第2の算出工程で前記第2種類の指標値を確定した場合に、それに対応した時間帯全域に対応した部分を前記確定した第2種類の指標値で再描画する
    請求項2に記載の金融取引支援方法。
  6. 前記第1のリストデータは、前記第1の時間間隔で規定された各時刻について、当該時刻から第1の時間内における前記第1種類の指標値の始値、高値、安値、終値を当該時刻と対応付けて示し、
    前記第2のリストデータは、前記第2の時間間隔で規定された各時刻について、当該時刻から第2の時間内における前記第1種類の指標値の始値、高値、安値、終値を当該時刻と対応付けて示す
    請求項1〜5のいずれかに記載の金融取引支援方法。
  7. 前記表示工程は、前記第1のリストデータを基に、前記第1の時間間隔で規定された各時刻について、前記第1種類の指標値の始値、高値、安値、終値を示すローソク足画像を、前記第1の指標ラインおよび前記第2のラインと共通の時間軸を用いて1画面内に同時に表示する
    請求項6に記載の金融取引支援方法。
  8. 前記第2の指標値が、その値が大きくなるに従って取引対象としての価値が高まるように規定されている場合に、
    前記第1の時間間隔の前記第2種類の指標値が前記第2の時間間隔の前記第2種類の指標値より大きい場合に、前記取引対象を売るための少なくとも一つの条件を満たしたと判断するか、あるいは前記取引対象の売買に用いられる売買指標値を売りの向きに更新し、
    逆の場合に、前記取引対象を買うための少なくとも一つの条件を満たしたと判断するか、あるいは前記取引対象の売買に用いられる売買指標値を買いの向きに更新する取引条件処理工程
    をさらに前記コンピュータが実行する請求項1に記載の金融取引支援方法。
  9. 前記第1の時間間隔の前記第2種類の指標値と前記第2の時間間隔の前記第2種類の指標値とが離れるトレンドであるか否かを判断するトレンド判断工程
    をさらに前記コンピュータが実行し、
    前記取引条件処理工程は、
    前記離れるトレンドであると判断したことをさらに条件として、前記判断あるいは更新を行う
    請求項8に記載の金融取引支援方法。
  10. 通貨ペアの取引レートを時系列に示すレートデータを、複数の通貨間の全ての通貨ペアの各々について入力する入力工程と、
    複数の通貨ペアの各々について、前記入力工程で入力した前記レートデータの所定の時間内での変動値を算出する変動値算出工程と、
    前記複数の通貨の各々について、当該通貨が売通貨あるいは買通貨となる通貨ペアの前記変動データを累積した指標値を算出する指標値算出工程と
    を前記コンピュータがさらに実行し、
    前記第1のリストデータおよび前記第2のリストデータは、前記指標値算出工程で算出した前記指標値を示している
    請求項1〜9のいずれかに記載の金融取引支援方法。
  11. 金融取引対象の価格またはそれを評価するための指標を示す指標値を基に処理を行う金融取引支援装置であって、
    第1の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を示す第1のリストデータと、前記第1の時間間隔より長い第2の時間間隔で規定された各時刻における前記第1種類の指標値を示す第2のリストデータとを記憶するメモリと、
    前記メモリから読み出した前記第1のリストデータが示す前記第1の時間間隔で規定された各時刻における前記第1種類の指標値を基に、前記第1の時間間隔で規定した各時刻における第2種類の指標値を、当該時刻以前の連続した複数の前記第1種類の指標値を用いて算出して前記メモリに書き込む第1の算出手段と、
    前記メモリから読み出した前記第2のリストデータが示す前記第2の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を基に、前記第1の時間間隔で規定した各時刻における前記第2種類の指標値を、当該時刻以前の前記第2の時間間隔の連続した複数の前記第1種類の指標値を用いて算出して前記メモリに書き込む第2の算出手段と、
    前記メモリから読み出した前記第1の算出手段で算出した前記第2種類の指標値を時系列で示す第1の指標ラインと、前記メモリから読み出した前記第2の算出工程で算出した前記第2種類の指標値を時系列で示す第2の指標ラインとを、共通の時間軸を用いて1画面内に同時に表示する表示処理手段と
    を有し、
    前記第1の算出手段は、前記メモリに記憶された前記第1のリストデータが更新されると、前記第2種類の指標値の算出と、前記メモリへの書き込みを行い、
    前記第1の算出手段の処理が実行されたことを条件に、前記第2の算出手段および前記表示処理手段の処理を実行する
    金融取引支援装置。
  12. 金融取引対象の価格またはそれを評価するための指標を示す指標値を基にコンピュータに処理を実行させるプログラムであって、
    第1の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を示す第1のリストデータと、前記第1の時間間隔より長い第2の時間間隔で規定された各時刻における前記第1種類の指標値を示す第2のリストデータとをメモリに書き込む書き込み工程と、
    前記メモリから読み出した前記第1のリストデータが示す前記第1の時間間隔で規定された各時刻における前記第1種類の指標値を基に、前記第1の時間間隔で規定した各時刻における第2種類の指標値を、当該時刻以前の連続した複数の前記第1種類の指標値を用いて算出して前記メモリに書き込む第1の算出工程と、
    前記メモリから読み出した前記第2のリストデータが示す前記第2の時間間隔で規定された各時刻における第1種類の指標値を基に、前記第1の時間間隔で規定した各時刻における前記第2種類の指標値を、当該時刻以前の前記第2の時間間隔の連続した複数の前記第1種類の指標値を用いて算出して前記メモリに書き込む第2の算出工程と、
    前記メモリから読み出した前記第1の算出工程で算出した前記第2種類の指標値を時系列で示す第1の指標ラインと、前記メモリから読み出した前記第2の算出工程で算出した前記第2種類の指標値を時系列で示す第2の指標ラインとを、共通の時間軸を用いて1画面内に同時に表示する表示工程と
    を前記コンピュータに実行させ、
    前記メモリに記憶された前記第1のリストデータが更新されると、前記第1の算出工程を実行し、前記第1の算出工程が実行されたことを条件に、前記第2の算出工程および前記表示工程を実行するように前記コンピュータに処理を行わせる
    プログラム。
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