JP4561245B2 - クロモン化合物及びその用途 - Google Patents

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本発明は、クロモン化合物及びその植物病害防除用途に関する。
従来より、植物病害を防除するための薬剤の開発が広く進められ、多数の植物病害防除剤が実用に供されているが、その効力は必ずしも十分でない場合がある。
アナル ファルマスーティーク フランセーズ、1965年、第23巻、第573頁(Ann.Pharm.Franc.,23,pp.573(1965))。
テラピ、1966年、第21巻、第1361頁(Therapie,21,pp.1361(1966))。
本発明は、優れた植物病害防除効力を有する化合物及び植物病害防除剤を提供することを課題とする。
本発明者らは優れた植物病害防除効力を有する化合物を見出すべく鋭意検討をした結果、下記式(1)で示されるクロモン化合物が優れた植物病害防除効力を有することを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は式(1)
式(1)
Figure 0004561245
[式中、R1、R2及びR3は各々、同一又は相異なり水素原子又はメチル基を表し、R4は水素原子又はC1−C3アルキル基を表し、R5は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C2−C3アルケニル基、C2−C3ハロアルケニル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、C3−C6シクロアルキル基、C3−C6シクロアルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基、ジ(C1−C3アルキル)アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR7COR8基、COR9基、SR10基、ハロプロペニルオキシ基、エチニル基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基を表し、R6は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR11COR12基、COR13基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基を表し、R7、R8、R10、R11及びR12は各々、同一又は相異なり水素原子又はC1−C3アルキル基を表し、R9及びR13は各々、同一又は相異なり水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3アルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基又はジ(C1−C3アルキル)アミノ基を表す。〕で示されるクロモン化合物(以下、本発明化合物と記す。)、本発明化合物を有効成分として含有することを特徴とする植物病害防除剤及び本発明化合物の有効量を植物又は土壌に処理することを特徴とする植物病害の防除方法を提供する。
本発明化合物は優れた植物病害防除効力を有することから、植物病害防除剤の有効成分として有用である。
4、R7、R8、R10、R11及びR12で示される
C1−C3アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基及びプロピル基が挙げられる。
5で示される
C1−C3アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基及びプロピル基が挙げられ、
C1−C3ハロアルキル基としては、例えばフルオロメチル基、ジフルオロメチル基及びトリフルオロメチル基が挙げられ、
C2−C3アルケニル基としては、例えばビニル基、1−プロペニル基及び2−プロペニル基が挙げられ、
C2−C3ハロアルケニル基としては、例えば2−クロロビニル基、2,2−ジクロロビニル基及び3−クロロ−2−プロペニル基が挙げられ、
C1−C3アルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基及びプロポキシ基が挙げられ、
C1−C3ハロアルコキシ基としては、例えばフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基及びトリフルオロメトキシ基が挙げられ、
C3−C6シクロアルキル基としては、例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基及びシクロヘキシル基が挙げられ、
C3−C6シクロアルコキシ基としては、例えばシクロプロポキシ基及びシクロヘキシルオキシ基が挙げられ、
モノ(C1−C3アルキル)アミノ基及びジ(C1−C3アルキル)アミノ基におけるC1−C3アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基及びプロピル基が挙げられ、
モノ(C1−C3アルキル)アミノ基としては例えばメチルアミノ基、エチルアミノ基及びプロピルアミノ基が挙げられ、
ジ(C1−C3アルキル)アミノ基としては例えばジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基及びジプロピルアミノ基が挙げられ、
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子が挙げられ、
ハロプロペニルオキシ基としては、例えば3,3−ジフルオロ−2−プロペニルオキシ基が挙げられ、
6で示される
C1−C3アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基及びプロピル基が挙げられ、
C1−C3ハロアルキル基としては、例えばフルオロメチル基、ジフルオロメチル基及びトリフルオロメチル基が挙げら、
C1−C3アルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基及びプロポキシ基が挙げられ、
C1−C3ハロアルコキシ基としては、例えばフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基及びトリフルオロメトキシ基が挙げられ、
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子が挙げられ、
9で示される
C1−C3アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基及びプロピル基が挙げられ、
C1−C3アルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基及びプロポキシ基が挙げられ、
モノ(C1−C3アルキル)アミノ基及びジ(C1−C3アルキル)アミノ基におけるC1−C3アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基及びプロピル基が挙げられ、
モノ(C1−C3アルキル)アミノ基としては例えばメチルアミノ基、エチルアミノ基及びプロピルアミノ基が挙げられ、
ジ(C1−C3アルキル)アミノ基としては例えばジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基及びジプロピルアミノ基が挙げられる。
5で示される
NR7COR8基としては、例えばホルミルアミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ブチリルアミノ基、ホルミルメチルアミノ基、アセチルメチルアミノ基及びメチルプロピオニルアミノ基が挙げられ、
COR9基としては、例えばホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、カルバモイル基、(メチルアミノ)カルボニル基、(エチルアミノ)カルボニル基、(プロピルアミノ)カルボニル基、(ジメチルアミノ)カルボニル基、(ジエチルアミノ)カルボニル基及び(ジプロピルアミノ)カルボニル基が挙げられ、
SR10基としては、例えばメルカプト基、メチルチオ基、エチルチオ基及びプロピルチオ基が挙げられる。
6で示される
NR11COR12基としては、例えばホルミルアミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ブチリルアミノ基、ホルミルメチルアミノ基、アセチルメチルアミノ基及びメチルプロピオニルアミノ基が挙げられ、
COR13基としては、例えばホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、カルバモイル基、(メチルアミノ)カルボニル基、(エチルアミノ)カルボニル基、(プロピルアミノ)カルボニル基、(ジメチルアミノ)カルボニル基、(ジエチルアミノ)カルボニル基及び(ジプロピルアミノ)カルボニル基が挙げられる。
なお、本発明化合物には、R2及びR3の組合せにより、R2及びR3が結合する炭素原子の不斉に係る2つの光学異性体が存在することもある。R2が水素原子であり、R3がメチル基である立体配置(R配置)と、R2がメチル基であり、R3が水素原子である立体配置(S配置)とが挙げられるが、本発明はこれらの光学異性体のいずれか一方の単一物及び任意の割合での混合物のいずれも包含するものである。
本発明化合物において、置換位置を示す番号は下記の通りである。
Figure 0004561245
本発明化合物としては、例えば以下の態様の化合物が挙げられる。
式(1)において、R1が水素原子であるクロモン化合物;
式(1)において、R1がメチル基であるクロモン化合物;
式(1)において、R2及びR3が水素原子であるクロモン化合物;
式(1)において、R2及びR3の一方が水素原子であり、他方がメチル基であるクロモン化合物;
式(1)において、R2及びR3がメチル基であるクロモン化合物;
式(1)において、R2が水素原子であり、R3がメチル基であるクロモン化合物;
式(1)において、R2がメチル基であり、R3が水素原子であるクロモン化合物;
式(1)において、R4が水素原子であるクロモン化合物;
式(1)において、R4がメチル基であるクロモン化合物;
式(1)において、R5が水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C2−C3アルケニル基、C2−C3ハロアルケニル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、C3−C6シクロアルキル基、C3−C6シクロアルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基、ジ(C1−C3アルキル)アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR7COR8基、COR9基、SR10基、ハロプロペニルオキシ基、エチニル基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基であり、R6が水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR11COR12基、COR13基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基であるクロモン化合物;
式(1)において、R1、R2及びR3が水素原子であるクロモン化合物;
式(1)において、R1が水素原子であり、R2及びR3のうち一方が水素原子であり、他方がメチル基であるクロモン化合物;
式(1)において、R1及びR2が水素原子であり、R3がメチル基であるクロモン化合物;
式(1)において、R1及びR3が水素原子であり、R2がメチル基であるクロモン化合物;
式(1)において、R1、R2、R3及びR4が水素原子であるクロモン化合物;
式(1)において、R1及びR4水素原子であり、R2及びR3のうち一方が水素原子であり、他方がメチル基であるクロモン化合物;
式(1)において、R1、R3及びR4が水素原子であり、R2がメチル基であるクロモン化合物;
式(1)において、R1、R2、R3及びR4が水素原子であり、R5が水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C2−C3アルケニル基、C2−C3ハロアルケニル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、C3−C6シクロアルキル基、C3−C6シクロアルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基、ジ(C1−C3アルキル)アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR7COR8基、COR9基、SR10基、ハロプロペニルオキシ基、エチニル基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基であり、R6が水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR11COR12基、COR13基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基であるクロモン化合物;
式(1)において、R1が水素原子であり、R2及びR3のうち一方が水素原子であり、他方がメチル基であり、R4が水素原子であり、R5が水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C2−C3アルケニル基、C2−C3ハロアルケニル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、C3−C6シクロアルキル基、C3−C6シクロアルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基、ジ(C1−C3アルキル)アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR7COR8基、COR9基、SR10基、ハロプロペニルオキシ基、エチニル基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基であり、R6が水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR11COR12基、COR13基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基であるクロモン化合物;及び
式(1)において、R1及びR3が水素原子であり、R2がメチル基であり、R4が水素原子であり、R5が水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C2−C3アルケニル基、C2−C3ハロアルケニル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、C3−C6シクロアルキル基、C3−C6シクロアルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基、ジ(C1−C3アルキル)アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR7COR8基、COR9基、SR10基、ハロプロペニルオキシ基、エチニル基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基であり、R6が水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR11COR12基、COR13基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基であるクロモン化合物。
次に、本発明化合物の製造法について説明する。
本発明化合物は例えば以下の(製造法A)〜(製造法G)にしたがって製造することができる。
(製造法A)
式(1)で示される本発明化合物のうち、式(1−1)で示される本発明化合物は、式(2−1)で示される化合物と式(3)で示される化合物とを、塩基の存在下で反応させることにより製造することができる。
Figure 0004561245
〔式中、R5-1は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C2−C3アルケニル基、C2−C3ハロアルケニル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、C3−C6シクロアルキル基、C3−C6シクロアルコキシ基、ジ(C1−C3アルキル)アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、NR7-1COR8-1基、COR9-1基、SR10-1基、ハロプロペニルオキシ基、エチニル基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基を表し、
6-1は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、NR11-1COR12-1基、COR13-1基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基を表し、
10-1はC1−C3アルキル基を表し、
7-1、R8-1、R11-1及びR12-1は各々、同一又は相異なり水素原子又はC1−C3アルキル基を表し、
9-1及びR13-1は各々、同一又は相異なり水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3アルコキシ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基又はジ(C1−C3アルキル)アミノ基を表し、
1、R2、R3及びR4は前記と同じ意味を表す。〕
該反応は、通常溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、アセトニトリル、ブチロニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン化合物及びピリジン、4−ジメチルアミノピリジン等の含窒素芳香族化合物が挙げられる。
反応に用いられる試剤の量は、式(3)で示される化合物1モルに対して塩基が通常1〜10モルの割合、式(2−1)で示される化合物が通常1〜5モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常−20〜100℃の範囲であり、反応時間は通常0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、(i)反応混合物を濾集し、濾物を水及び有機溶媒で順次洗浄する、又は(ii)反応混合物を水に注加して有機溶媒抽出し、有機層を必要に応じて酸性水(希塩酸等)、塩基性水(炭酸水素ナトリウム水溶液等)で洗浄してから、乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(1−1)で示される化合物を単離することができる。単離された式(1−1)で示される化合物は、クロマトグラフィー、再結晶等の操作によりさらに精製することもできる。
(製造法B)
本発明化合物のうちR6が5位に置換したヒドロキシル基である式(1−3)で示される化合物は、式(1−2)で示される化合物を、ルイス酸の存在下で反応させることにより製造することもできる。
Figure 0004561245
〔式中、R5-2は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C2−C3アルケニル基、C2−C3ハロアルケニル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3
ハロアルコキシ基、C3−C6シクロアルキル基、C3−C6シクロアルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR7-2COR8-2基、COR9-2基、ハロプロペニルオキシ基、エチニル基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基を表し、
7-2及びR8-2は各々、同一又は相異なり水素原子又はC1−C3アルキル基を表し、
9-2は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3アルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基又はジ(C1−C3アルキル)アミノ基を表し、
14はC1−C6アルキル基、アリル基又はベンジル基を表し、
1、R2、R3及びR4は前記と同じ意味を表す。〕
該反応は、通常溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えばトルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素類、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類及びこれらの混合物があげられる。
反応に用いられるルイス酸としては、例えば塩化アルミニウム、塩化亜鉛及び四塩化チタンがあげられる。
反応に用いられるルイス酸の量は、式(1−2)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常20〜150℃の範囲であり、反応時間は通常0.5〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水又は酸性水に注加して有機溶媒抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(1−3)で示される化合物を単離することができる。単離された式(1−3)で示される化合物は、クロマトグラフィー、再結晶等の操作によりさらに精製することもできる。
(製造法C)
本発明化合物のうちR6が6、7又は8位に置換したヒドロキシル基である式(1−4)で示される化合物は、ベンジルオキシ基が6、7又は8位に置換した式(4)で示される化合物とハロゲン化水素酸とを反応させることにより製造することもできる。
Figure 0004561245
〔式中、R5-3は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C2−C3アルケニル基、C2−C3ハロアルケニル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、C3−C6シクロアルキル基、C3−C6シクロアルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基、ジ(C1−C3アルキル)アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR7-3COR8-3基、COR9-3基、SR10-3基又はエチニル基を表し、
7-3、R8-3及びR10-3は各々、同一又は相異なり水素原子又はC1−C3アルキル基を表し、
9-3は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3アルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基又はジ(C1−C3アルキル)アミノ基を表し、
1、R2、R3及びR4は前記と同じ意味を表す。〕
該反応は、通常溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えば酢酸、プロピオン酸等の有機酸、水及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられるハロゲン化水素酸としては、例えば臭化水素酸及びヨウ化水素酸が挙げられる。
反応に用いられるハロゲン化水素酸の量は、式(4)で示される化合物1モルに対して通常1〜10モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常70〜150℃の範囲であり、反応時間は通常0.5〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加して有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(1−4)で示される化合物を単離することができる。単離された式(1−4)で示される化合物は、クロマトグラフィー、再結晶等の操作によりさらに精製することもできる。
(製造法D)
本発明化合物のうちR6がアミノ基である式(1−6)で示される化合物は、例えば式(1−5)で示される化合物と鉄とを反応させることにより製造することができる。
Figure 0004561245
〔式中、R5-4は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C2−C3アルケニル基、C2−C3ハロアルケニル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、C3−C6シクロアルキル基、C3−C6シクロアルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基、ジ(C1−C3アルキル)アミノ基、シアノ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR7-4COR8-4基、COR9-4基、SR10-4基、ハロプロペニルオキシ基、エチニル基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基を表し、
7-4、R8-4及びR10-4は各々、同一又は相異なり水素原子又はC1−C3アルキル基を表し、
9-4は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3アルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基又はジ(C1−C3アルキル)アミノ基を表し、
1、R2、R3及びR4は前記と同じ意味を表す。〕
該反応は、通常溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えば酢酸、プロピオン酸等の有機酸並びに有機酸と水との混合物が挙げられる。
反応に用いられる鉄の量は、式(1−5)で示される化合物1モルに対して通常4〜10モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常50〜150℃の範囲であり、反応時間は通常0.5〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物に水を注加して有機溶媒抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(1−6)で示される化合物を単離することができる。単離された式(1−6)で示される化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によりさらに精製することもできる。
(製造法E)
本発明化合物のうち式(1−8)で示される化合物は、例えば式(1−7)で示される化合物と式(5)で示される化合物とを、塩基の存在下で反応させることにより製造することができる。
Figure 0004561245
〔式中、R1、R2、R3、R4及びR5-1は前記と同じ意味を表し、R15はC1−C3アルキル基を表す。〕
該反応は、通常溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる塩基としては、例えばリン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム等のリン酸二水素塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン化合物及びピリジン、4−ジメチルアミノピリジン等の含窒素芳香族化合物が挙げられる。
反応に用いられる溶媒としては、塩基がリン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム等のリン酸二水素塩類、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩類等である場合には、例えば水が挙げられ、塩基がトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン化合物又はピリジン、4−ジメチルアミノピリジン等の含窒素芳香族化合物等である場合には、例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、アセトニトリル、ブチロニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる試剤の量は、式(1−7)で示される化合物1モルに対して塩基が通常1〜10モルの割合、式(5)で示される化合物が通常1〜5モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常−20〜100℃の範囲であり、反応時間は通常0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、(i)反応混合物を濾集し、濾物を水及び有機溶媒で順次洗浄する、又は(ii)反応混合物を水に注加して有機溶媒抽出し、有機層を必要に応じて酸性水(希塩酸等)、塩基性水(炭酸水素ナトリウム水溶液等)で洗浄してから、乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(1−8)で示される化合物を単離することができる。単離された式(1−8)で示される化合物は、クロマトグラフィー、再結晶等の操作によりさらに精製することもできる。
(製造法F)
本発明化合物のうち式(1−9)で示される化合物は、例えば式(1−7)で示される化合物と式(6)で示される化合物とを反応させることにより製造することができる。
Figure 0004561245
〔式中、R1、R2、R3、R4及びR5-1は前記と同じ意味を表す。〕
該反応は、通常溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、アセトニトリル、ブチロニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる式(6)で示される化合物の量は、式(1−7)で示される化合物1モルに対して通常1〜10モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常−20〜100℃の範囲であり、反応時間は通常0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、(i)反応混合物を濾集し、濾物を水及び有機溶媒で順次洗浄する、又は(ii)反応混合物を水に注加して有機溶媒抽出し、有機層を必要に応じて酸性水(希塩酸等)、塩基性水(炭酸水素ナトリウム水溶液等)で洗浄してから、乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(1−9)で示される化合物を単離することができる。単離された式(1−9)で示される化合物は、クロマトグラフィー、再結晶等の操作によりさらに精製することもできる。
なお、該反応に用いられる式(6)で示される化合物は、Organic Synthesis,VI,8(1988).記載の方法に従って製造することができる。
(製造法G)
本発明化合物のうち式(1−11)で示される化合物は、例えば式(1−10)で示される化合物とシアン化銅(I)とを反応させることにより製造することができる。
Figure 0004561245
〔式中、Xは塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表し、R5-5は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C2−C3アルケニル基、C2−C3ハロアルケニル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、C3−C6シクロアルキル基、C3−C6シクロアルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基、ジ(C1−C3アルキル)アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、NR7-5COR8-5基、COR9-5基、SR10-5基、ハロプロペニルオキシ基、エチニル基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基を表し、
7-5、R8-5、及びR10-5は各々、同一又は相異なり水素原子又はC1−C3アルキル基を表し、
9-5は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3アルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基又はジ(C1−C3アルキル)アミノ基を表し、
1、R2、R3及びR4は前記と同じ意味を表す。〕
該反応は、通常溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えばN,N−ジメチルホルムアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられるシアン化銅(I)の量は、式(1−10)で示される化合物1モルに対して通常1〜10モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常100〜190℃の範囲であり、反応時間は通常1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加して有機溶媒抽出し、有機層を水で洗浄してから、乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(1−11)で示される化合物を単離することができる。単離された式(1−11)で示される化合物は、クロマトグラフィー、再結晶等の操作によりさらに精製することもできる。
次に、本発明中間体の製造法について説明する。
式(2−1)で示される化合物は、例えば下記のスキームに従って製造することができる。
Figure 0004561245
〔式中、R16はC1−C6アルキル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル基及びヘキシル基が挙げられる)を表し、R4、R5-1及びR6-1は前記と同じ意味を表す。〕
工程(II−1)
式(9)で示される化合物は、式(7)で示される化合物と式(8)で示される化合物とを塩基の存在下で反応させる工程(以下、工程(II−1−i)と記す。)及び工程(II−1−i)で得られた反応生成物若しくは反応混合物を酸の存在下で反応させる工程(II−1−ii)と記す。)を順次行うことにより製造することはできる。
まず、工程(II−1−i)について説明する。
該反応は通常溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、メタノール、エタノール等のアルコール類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えばナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド及びカリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属アルコキシドが挙げられる。
反応に用いられる式(8)で示される化合物としては具体的には、例えばしゅう酸ジメチル、しゅう酸ジエチル、しゅう酸ジプロピル及びしゅう酸ジヘキシル等が挙げられる。
反応に用いられる試剤の量は、式(7)で示される化合物1モルに対して式(8)で示される化合物が通常1〜5モルの割合、塩基が通常1〜10モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常20〜150℃の範囲であり、反応時間は通常0.5〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を通常そのまま次の工程(II−1−ii)に用いることができる。
次に工程(II−1−ii)について説明する。
該反応は通常、前記工程(II−1−i)により得られる反応混合物を酸の存在下で反応させることにより行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、メタノール、エタノール等のアルコール類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる酸としては、例えば塩酸、硫酸等の鉱酸類、メタンスルホン酸等のスルホン酸類が挙げられる。
反応に用いられる酸の量は、工程(II−1−i)で使用した塩基の量より過剰であれば良いが、通常工程(II−1−i)で使用した塩基1モルに対して、1価の酸(塩酸、メタンスルホン酸等)では1.2〜5モルの割合、また2価の酸(硫酸等)では0.6〜2.5モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常20〜150℃の範囲であり、反応時間は通常0.5〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加して有機溶媒抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(9)で示される化合物を単離することができる。単離された式(9)で示される化合物は、クロマトグラフィー、再結晶等の操作によりさらに精製することもできる。
工程(II−2)
式(10)で示される化合物は式(9)で示される化合物を塩基の存在下で、水と反応させることにより製造することができる。
該反応は水の存在下、通常有機溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる有機溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル、ブチロニトリル等のニトリル類、メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えば水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物が挙げられる。
反応に用いられる塩基の量は、式(9)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルの割合である。
該反応の反応温度は、通常−20〜50℃の範囲であり、反応時間は通常0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、(i)反応混合物に酸性水(塩酸等)を加えて、析出する固体を濾集する、又は(ii)反応混合物に酸性水(塩酸等)を加えて有機溶媒抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(10)で示される化合物を単離することができる。単離された式(10)で示される化合物は、クロマトグラフィー、再結晶等によりさらに精製することもできるが、そのまま次の工程に用いることもできる。
工程(II−3)
式(2−1)で示される化合物は、式(10)で示される化合物と塩素化剤とを反応させることにより製造することができる。
該反応は、溶媒の存在下又は非存在下、通常触媒存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル等のエーテル類、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる塩素化剤としては、例えば塩化チオニル、塩化オキサリル及びオキシ塩化リンが挙げられる。
反応に用いられる塩素化剤の量は、式(10)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルの割合である。
反応に用いられる触媒としては、例えばN,N−ジメチルホルミアミドが挙げられ、式(10)で示される化合物1モルに対して通常0.01〜0.1モルの割合で用いられる。
該反応の反応温度は通常30〜150℃の範囲であり、反応時間は通常0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物をそのまま濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(2−1)で示される化合物を単離することができる。単離された式(2−1)で示される化合物は通常そのまま次の反応に用いることができる。
式(9)で示される化合物のうち式(9−2)で示される化合物は、例えば式(9−1)で示される化合物を発煙硝酸と反応させることにより製造することができる。
Figure 0004561245
〔式中、R4及びR16は前記と同じ意味を表す。〕
該反応は、溶媒の存在下又は非存在下、濃硫酸の存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類が挙げられる。
反応に用いられる発煙硝酸の量は、式(9−1)で示される化合物1モルに対して通常1〜10モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜50℃の範囲であり、反応時間は通常0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に注加し、析出する固体を濾集し、水で洗浄してから、乾燥する等の後処理操作を行うことにより、式(9−2)で示される化合物を単離することができる。単離された式(9−2)で示される化合物は、クロマトグラフィー、再結晶等の操作によりさらに精製することもできる。
本発明化合物の具体例としては、以下の化合物が挙げられる。
式(i)〜(viii)で示されるアミド化合物

Figure 0004561245

式(i)〜(viii)においてZは以下に示される群より選ばれるいずれかの基を表す。
4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
3−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−エチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−エチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−エチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−エチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−プロピル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−プロピル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−プロピル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−プロピル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−フルオロメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−フルオロメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−フルオロメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−フルオロメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ジフルオロメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ジフルオロメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ジフルオロメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ジフルオロメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−トリフルオロメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−トリフルオロメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−トリフルオロメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−トリフルオロメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ビニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ビニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ビニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ビニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(1−プロペニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(1−プロペニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(1−プロペニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(1−プロペニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(2−プロペニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(2−プロペニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(2−プロペニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(2−プロペニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(2−クロロビニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(2−クロロビニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(2−クロロビニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(2−クロロビニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(2,2−ジクロロビニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(2,2−ジクロロビニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(2,2−ジクロロビニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(2,2−ジクロロビニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(3−クロロ−2−プロペニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(3−クロロ−2−プロペニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(3−クロロ−2−プロペニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(3−クロロ−2−プロペニル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−メトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−メトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−メトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−メトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−エトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−エトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−エトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−エトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−プロポキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−プロポキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−プロポキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−プロポキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−フルオロメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−フルオロメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−フルオロメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−フルオロメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ジフルオロメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ジフルオロメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ジフルオロメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ジフルオロメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−トリフルオロメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−トリフルオロメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−トリフルオロメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−トリフルオロメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(3,3−ジフルオロ−2−プロペニルオキシ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(3,3−ジフルオロ−2−プロペニルオキシ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(3,3−ジフルオロ−2−プロペニルオキシ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(3,3−ジフルオロ−2−プロペニルオキシ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−シクロプロピル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−シクロプロピル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−シクロプロピル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−シクロプロピル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−シクロブチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−シクロブチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−シクロブチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−シクロブチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−シクロペンチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−シクロペンチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−シクロペンチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−シクロペンチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−シクロヘキシル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−シクロヘキシル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−シクロヘキシル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−シクロヘキシル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−シクロプロポキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−シクロプロポキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−シクロプロポキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−シクロプロポキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−シクロヘキシルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−シクロヘキシルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−シクロヘキシルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−シクロヘキシルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−メチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−メチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−メチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−メチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−エチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−エチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−エチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−エチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−プロピルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−プロピルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−プロピルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−プロピルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ジメチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ジメチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ジメチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ジメチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ジエチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ジエチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ジエチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ジエチルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ジプロピルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ジプロピルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ジプロピルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ジプロピルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−シアノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−シアノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−シアノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−シアノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ブロモ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ブロモ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ブロモ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ブロモ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ヨウド−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヨウド−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ヨウド−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ヨウド−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(アセチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(アセチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(アセチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(アセチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(プロピオニルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(プロピオニルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(プロピオニルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(プロピオニルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(ブチリルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(ブチリルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(ブチリルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(ブチリルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(ホルミルメチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(ホルミルメチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(ホルミルメチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(ホルミルメチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(アセチルメチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(アセチルメチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(アセチルメチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(アセチルメチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(メチルプロピオニルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(メチルプロピオニルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(メチルプロピオニルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(メチルプロピオニルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ホルミル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ホルミル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ホルミル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ホルミル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−アセチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−アセチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−アセチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−アセチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−プロピオニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−プロピオニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−プロピオニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−プロピオニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ブチリル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ブチリル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ブチリル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ブチリル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−メトキシカルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−メトキシカルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−メトキシカルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−メトキシカルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−エトキシカルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−エトキシカルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−エトキシカルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−エトキシカルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−プロポキシカルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−プロポキシカルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−プロポキシカルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−プロポキシカルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−カルバモイル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−カルバモイル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−カルバモイル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−カルバモイル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(メチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(メチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(メチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(メチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(エチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(エチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(エチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(エチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(プロピルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(プロピルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(プロピルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(プロピルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(ジメチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(ジメチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(ジメチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(ジメチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(ジエチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(ジエチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(ジエチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(ジエチルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(ジプロピルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(ジプロピルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(ジプロピルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(ジプロピルアミノ)カルボニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−メルカプト−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−メルカプト−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−メルカプト−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−メルカプト−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−メチルチオ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−メチルチオ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−メチルチオ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−メチルチオ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−エチルチオ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−エチルチオ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−エチルチオ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−エチルチオ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−プロピルチオ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−プロピルチオ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−プロピルチオ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−プロピルチオ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−エチニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−エチニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−エチニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−エチニル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−プロパルギルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−プロパルギルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−プロパルギルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−プロパルギルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−シアノメチルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−シアノメチルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−シアノメチルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−シアノメチルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,7−ジメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,8−ジメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,7−ジメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,8−ジメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7,8−ジメチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,6−ジフルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,7−ジフルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,8−ジフルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,7−ジフルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,8−ジフルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7,8−ジフルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,6−ジクロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,7−ジクロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,8−ジクロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,7−ジクロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,8−ジクロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7,8−ジクロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,6−ジヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,7−ジヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,8−ジヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,7−ジヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,8−ジヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7,8−ジヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,6−ジメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,7−ジメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,8−ジメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,7−ジメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,8−ジメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7,8−ジメトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,6−ジエトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,7−ジエトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,8−ジエトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,7−ジエトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,8−ジエトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7,8−ジエトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ヒドロキシ−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ヒドロキシ−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヒドロキシ−5−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヒドロキシ−7−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヒドロキシ−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ヒドロキシ−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ヒドロキシ−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ヒドロキシ−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ヒドロキシ−7−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ヒドロキシ−6−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ヒドロキシ−8−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヒドロキシ−5−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヒドロキシ−7−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヒドロキシ−8−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ヒドロキシ−6−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ヒドロキシ−8−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ヒドロキシ−6−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ヒドロキシ−7−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ヒドロキシ−6−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ヒドロキシ−8−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヒドロキシ−5−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヒドロキシ−7−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヒドロキシ−8−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ヒドロキシ−6−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ヒドロキシ−8−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ヒドロキシ−6−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ヒドロキシ−7−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ヒドロキシ−6−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−ヒドロキシ−8−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヒドロキシ−5−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヒドロキシ−7−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−ヒドロキシ−8−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ヒドロキシ−6−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−ヒドロキシ−8−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ヒドロキシ−6−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−ヒドロキシ−7−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,8−ジニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−フルオロ−6−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−フルオロ−8−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−フルオロ−5−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−フルオロ−7−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−フルオロ−8−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−フルオロ−6−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−フルオロ−8−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−フルオロ−5−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−フルオロ−6−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−フルオロ−7−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,6−ジアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,7−ジアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,8−ジアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,7−ジアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,8−ジアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7,8−ジアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−アミノ−6−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−アミノ−8−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−アミノ−5−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−アミノ−7−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−アミノ−8−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−アミノ−6−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−アミノ−8−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−アミノ−5−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−アミノ−6−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−アミノ−7−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−フルオロ−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−フルオロ−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−フルオロ−5−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−フルオロ−7−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−フルオロ−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−フルオロ−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−フルオロ−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−フルオロ−5−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−フルオロ−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−フルオロ−7−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−アミノ−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−アミノ−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−アミノ−5−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−アミノ−7−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−アミノ−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−アミノ−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−アミノ−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−アミノ−5−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−アミノ−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−アミノ−7−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(ホルミルアミノ)−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−(ホルミルアミノ)−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(ホルミルアミノ)−5−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(ホルミルアミノ)−7−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−(ホルミルアミノ)−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(ホルミルアミノ)−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−(ホルミルアミノ)−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(ホルミルアミノ)−5−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(ホルミルアミノ)−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−(ホルミルアミノ)−7−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−アミノ−6−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5−アミノ−8−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−アミノ−5−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−アミノ−7−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6−アミノ−8−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−アミノ−6−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
7−アミノ−8−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−アミノ−5−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−アミノ−6−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
8−アミノ−7−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,6−ジ(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,7−ジ(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
5,8−ジ(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,7−ジ(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基、
6,8−ジ(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基及び
7,8−ジ(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル基。
本発明化合物が防除効力を有する植物病害としては、例えば藻菌類による植物病害が挙げられ、具体的には例えば次の病害が挙げられる。
蔬菜類、ダイコンのべと病(Peronospora brassicae)、ホウレンソウのべと病(Peronospora spinaciae)、タバコのべと病(Peronospora tabacina)、ウリ類のべと病(Pseudoperonospora cubensis)、ブドウのべと病(Plasmopara viticola)、リンゴ、イチゴ、ヤクヨウニンジンの疫病(Phytophthora cactorum)、トマト、キュウリの灰色疫病(Phytophthora capsici)、パイナップルの疫病(Phytophthora cinnamomi)、ジャガイモ、トマトの疫病(Phytophthora infestans)、タバコ、ソラマメ、ネギの疫病(Phytophthora nicotianae var. nicotianae)、ホウレンソウの立枯病(Pythium sp.)、キュウリ苗立枯病(Pythium aphanidermatum)、コムギ褐色雪腐病(Pythium sp.)、タバコ苗立枯病(Pythium debaryanum)、ダイズのPythium rot(Pythium aphanidermatum, P. debaryanum, P. irregulare, P. myriotylum, P. ultimum)。
本発明の植物病害防除剤は本発明化合物そのものであってもよいが、通常は固体担体、液体担体、界面活性剤その他の製剤用補助剤と混合し、乳剤、水和剤、顆粒水和剤、フロアブル剤、粉剤、粒剤等に製剤化されている。これらの製剤は本発明化合物を通常0.1〜90重量%含有する。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、例えば、カオリンクレー、アッタパルジャイトクレー、ベントナイト、モンモリロナイト、酸性白土、パイロフィライト、タルク、珪藻土、方解石等の鉱物、トウモロコシ穂軸粉、クルミ殻粉等の天然有機物、尿素等の合成有機物、炭酸カルシウム、硫酸アンモニウム等の塩類、合成含水酸化珪素等の合成無機物等からなる微粉末あるいは粒状物等が挙げられ、液体担体としては、例えば、キシレン、アルキルベンゼン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類、2−プロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、セロソルブ等のアルコール類、アセトン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、ダイズ油、綿実油等の植物油、脂肪族炭化水素類、エステル類、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル及び水が挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、アルキル硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホネートホルムアルデヒド重縮合物等の陰イオン界面活性剤及びポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤が挙げられる。
その他の製剤用補助剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の水溶性高分子、アラビアガム、アルギン酸及びその塩、CMC(カルボキシメチルセルロ−ス)、ザンサンガム等の多糖類、アルミニウムマグネシウムシリケート、アルミナゾル等の無機物、防腐剤、着色剤、PAP(酸性リン酸イソプロピル)、BHT等の安定化剤が挙げられる。
本発明の植物病害防除剤は、例えば、植物体に茎葉処理することにより当該植物を植物病害から保護するために用いられ、また、土壌に処理することにより当該土壌に生育する植物を植物病害から保護するために用いられる。
本発明の植物病害防除剤を植物体に茎葉処理することにより用いる場合又は土壌に処理することにより用いる場合、その処理量は、防除対象植物である作物等の種類、防除対象病害の種類、防除対象病害の発生程度、製剤形態、処理時期、気象条件等によって変化させ得るが、10000m2あたり本発明化合物として通常1〜5000g、好ましくは5〜1000gである。
乳剤、水和剤、フロアブル剤等は通常を水で希釈して散布することにより処理する。この場合、本発明化合物の濃度は通常0.0001〜3重量%、好ましくは0.0005〜1重量%の範囲である。粉剤、粒剤等は通常希釈することなくそのまま処理する。
また、本発明の植物病害防除剤は種子消毒等の処理方法で用いることもできる。種子消毒の方法としては、例えば、本発明化合物の濃度が1〜1000ppmとなるように調製した本発明の植物病害防除剤に植物の種子を浸漬する方法、植物の種子に本発明化合物の濃度が1〜1000ppmの本発明の植物病害防除剤を噴霧もしくは塗沫する方法及び植物の種子に粉剤に製剤化された本発明の植物病害防除剤を粉衣する方法があげられる。
本発明の植物病害防除方法は、通常本発明の植物病害防除剤の有効量を、病害の発生が予測される植物若しくはその植物が生育する土壌に処理する、及び/又は病害の発生が確認された植物若しくはその植物が生育する土壌に処理することにより行われる。
本発明の植物病害防除剤は通常、農園芸用植物病害防除剤、即ち畑地、水田、果樹園、茶園、牧草地、芝生地等の植物病害を防除するための植物病害防除剤として用いられる。
本発明の植物病害防除剤剤は他の植物病害防除剤剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長調節剤及び/又は肥料と共に用いることもできる。
かかる植物病害防除剤の有効成分としては、例えば、クロロタロニル、フルアジナム、ジクロフルアニド、ホセチル−Al、環状イミド誘導体(キャプタン、キャプタホール、フォルペット等)、ジチオカーバメート誘導体(マンネブ、マンコゼブ、チラム、ジラム、ジネブ、プロピネブ等)、無機もしくは有機の銅誘導体(塩基性硫酸銅、塩基性塩化銅、水酸化銅、オキシン銅等)、アシルアラニン誘導体(メタラキシル、フララキシル、オフレース、シプロフラン、ベナラキシル、オキサジキシル等)、ストロビルリン系化合物(クレソキシムメチル、アゾキシストロビン、トリフロキシストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、ジモキシストロビン等)、アニリノピリミジン誘導体(シプロジニル、ピリメタニル、メパニピリム等)、フェニルピロール誘導体(フェンピクロニル、フルジオキソニル等)、イミド誘導体(プロシミドン、イプロジオン、ビンクロゾリン等)、ベンズイミダゾール誘導体(カルベンダジム、ベノミル、チアベンダゾール、チオファネートメチル等)、アミン誘導体(フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン等)、アゾール誘導体(プロピコナゾール、トリアジメノール、プロクロラズ、ペンコナゾール、テブコナゾール、フルシラゾール、ジニコナゾール、ブロムコナゾール、エポキシコナゾール、ジフェノコナゾール、シプロコナゾール、メトコナゾール、トリフルミゾール、テトラコナゾール、マイクロブタニル、フェンブコナゾール、ヘキサコナゾール、フルキンコナゾール、トリティコナゾール、ビテルタノール、イマザリル、フルトリアホール等)、シモキサニル、ジメトモルフ、ファモキサドン、フェナミドン、イプロヴァリカルブ、ベンチアバリカルブ、シアゾファミド、ゾキサミド、エタボキサム、ボスカリド、フェンヘキサミド、キノキシフェン、プロキナジット、ジエトフェンカルブ、アシベンゾラールSメチル、グアザチン及びペンチオピラドが挙げられる。
以下、本発明を製造例、製剤例及び試験例等によりさらに詳しく説明するが、本発明は、これらの例のみに限定されるものではない。
まず、本発明化合物の製造例を示す。
製造例1
参考製造例1で製造されたエチル 6−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート542mgをテトラヒドロフラン8mlに溶解し、該溶液に水酸化リチウム一水和物108mgを水4mlに溶解した溶液を加え、室温で15分間撹拌した。反応混合物に2モル/L塩酸5mlを加え、減圧下濃縮し、残渣を水洗し、減圧乾燥して6−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボン酸393mgを得た。
前記の操作で得られた6−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボン酸393mgにトルエン5ml、チオニルクロライド624mg及びN,N−ジメチルホルムアミド5mgを加え、加熱還流下30分間撹拌した。室温まで冷却した該混合物を減圧下濃縮し、残渣にトルエン5mlを加えて溶液とした。この溶液を、シクロヘキサンメチルアミン200mg及びトリエチルアミン269mgを酢酸エチル15mlに溶かした溶液にゆっくり加え、室温で15分間撹拌した。該反応液に酢酸エチルを加え1モル/L塩酸、炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮してN−(シクロヘキシルメチル)−6−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物1と記す。)414mgを得た。
本発明化合物1
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.18 (1H, d), 7.67 (1H, dd), 7.49 (1H, d), 7.17 (1H, s), 6.87 (1H, br), 3.34 (2H, t), 1.52-1.84 (6H, m), 1.13-1.34 (3H, m), 0.97-1.09 (2H, m).
製造例1と同様の操作を行い、下記の本発明化合物2〜35及び36を得た。
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物2と記す。)
本発明化合物2
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.19 (1H, d), 7.68 (1H, dd), 7.52 (1H, d), 7.17 (1H, s), 6.62 (1H, d), 4.07 (1H, qt), 1.64-1.85 (5H, m), 1.44-1.54 (1H, m), 0.97-1.32 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物3と記す。)
本発明化合物3
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.23 (1H, dd), 7.74 (1H, ddd), 7.53 (1H, dd), 7.46 (1H, ddd), 7.18 (1H, s), 6.91 (1H, br), 3.35 (2H, t), 1.59-1.85 (6H, m), 1.17-1.33 (3H, m), 0.98-1.09 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物4と記す。)
本発明化合物4
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.23 (1H, dd), 7.74 (1H, ddd), 7.55 (1H, dd), 7.46 (1H, ddd), 7.17 (1H, s), 6.66 (1H, d), 4.08 (1H, qt), 1.65-1.86 (5H, m), 1.44-1.54 (1H, m), 0.99-1.33 (8H, m).
N−{(R)−1−シクロヘキシルエチル}−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物5と記す。)
本発明化合物5
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.23 (1H, dd), 7.74 (1H, ddd), 7.55 (1H, dd), 7.46 (1H, ddd), 7.17 (1H, s), 6.66 (1H, d), 4.08 (1H, qt), 1.57-1.86 (5H, m), 1.44-1.55 (1H, m), 0.98-1.33 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−6−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物6と記す。)
本発明化合物6
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.86 (1H, dd), 7.55 (1H, dd), 7.46 (1H, ddd), 7.16 (1H, s), 6.88 (1H, br), 3.35 (2H, t), 1.53-1.85 (6H, m), 1.13-1.34 (3H, m), 0.96-1.09 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物7と記す。)
本発明化合物7
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.86 (1H, dd), 7.57 (1H, dd), 7.46 (1H, ddd), 7.16 (1H, s), 6.64 (1H, d), 4.08 (1H, qt), 1.73-1.85 (4H, m), 1.65-1.73 (1H, m), 1.44-1.54 (1H, m), 0.97-1.32 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−7−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物8と記す。)
本発明化合物8
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.25 (1H, dd), 7.23 (1H, dd), 7.19 (1H, ddd), 7.16 (1H, s), 6.86 (1H, br), 3.35 (2H, t), 1.58-1.85 (6H, m), 1.16-1.34 (3H, m), 0.97-1.09 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−7−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物9と記す。)
本発明化合物9
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.25 (1H, dd), 7.25 (1H, dd), 7.19 (1H, ddd), 7.15 (1H, s), 6.60 (1H, d), 4.07 (1H, qt), 1.65-1.87 (5H, m), 1.44-1.54 (1H, m), 0.97-1.34 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−6,8−ジクロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物10と記す。)
本発明化合物10
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.09 (1H, d), 7.78 (1H, d), 7.19 (1H, s), 6.97 (1H, br), 3.36 (2H, t), 1.54-1.84 (6H, m), 1.13-1.36 (3H, m), 0.97-1.11 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6,8−ジクロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物11と記す。)
本発明化合物11
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.09 (1H, d), 7.78 (1H, d), 7.19 (1H, s), 6.78 (1H, d), 4.07 (1H, qt), 1.66-1.89 (5H, m), 1.45-1.55 (1H, m), 0.97-1.34 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−6−ブロモ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物12と記す。)
本発明化合物12
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.35 (1H, s), 7.82 (1H, d), 7.44 (1H, d), 7.18 (1H, s), 6.88 (1H, br), 3.34 (2H, t), 1.55-1.90 (6H, m), 1.13-1.36 (3H, m), 0.94-1.11 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−ブロモ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物13と記す。)
本発明化合物13
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.34 (1H, d), 7.82 (1H, dd), 7.46 (1H, d), 7.17 (1H, s), 6.64 (1H, d), 4.07 (1H, qt), 1.73-1.87 (4H, m), 1.64-1.73 (1H, m), 1.44-1.54 (1H, m), 0.98-1.34 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−3−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物14と記す。)
本発明化合物14
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.20 (1H, dd), 7.69 (1H, ddd), 7.45 (1H, dd), 7.41 (1H, ddd), 6.90 (1H, br), 3.33 (2H, t), 2.44 (3H, s), 1.57-1.87 (6H, m), 1.13-1.35 (3H, m), 0.97-1.10 (2H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−5−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物15と記す。)
本発明化合物15
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.53 (1H, t), 7.34 (1H, d), 7.16 (1H, d), 7.04 (1H, s), 6.97 (1H, br), 3.33 (2H, t), 2.84 (3H, s), 1.57-1.85 (6H, m), 1.12-1.34 (3H, m), 0.94-1.09 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−5−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物16と記す。)
本発明化合物16
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.54 (1H, t), 7.35 (1H, d), 7.17 (1H, d), 7.04 (1H, s), 6.65 (1H, d), 4.06 (1H, qt), 2.85 (3H, s), 1.73-1.86 (4H, m), 1.62-1.72 (1H, m), 1.43-1.53 (1H, m), 0.97-1.33 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−6−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物17と記す。)
本発明化合物17
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.00 (1H, d), 7.54 (1H, dd), 7.42 (1H, d), 7.14 (1H, s), 6.91 (1H, br), 3.34 (2H, t), 2.47 (3H, s), 1.56-1.85 (6H, m), 1.13-1.34 (3H, m), 0.96-1.10 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物18と記す。)
本発明化合物18
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.00 (1H, d), 7.54 (1H, dd), 7.44 (1H, d), 7.14 (1H, s), 6.68 (1H, d), 4.07 (1H, qt), 2.47 (3H, s), 1.73-1.86 (4H, m), 1.65-1.72 (1H, m), 1.44-1.55 (1H, m), 0.98-1.33 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−7−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物19と記す。)
本発明化合物19
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.10 (1H, d), 7.33 (1H, s), 7.26 (1H, d), 7.13 (1H, s), 6.90 (1H, br), 3.34 (2H, t), 2.51 (3H, s), 1.55-1.88 (6H, m), 1.13-1.36 (3H, m), 0.96-1.10 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−7−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物20と記す。)
本発明化合物20
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.10 (1H, d), 7.35 (1H, s), 7.27 (1H, d), 7.13 (1H, s), 6.64 (1H, d), 4.07 (1H, qt), 2.52 (3H, s), 1.64-1.85 (5H, m), 1.43-1.53 (1H, m), 0.98-1.33 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−8−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物21と記す。)
本発明化合物21
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.06 (1H, dd), 7.57 (1H, dd), 7.34 (1H, t), 7.15 (1H, s), 6.83 (1H, br), 3.37 (2H, t), 2.55 (3H, s), 1.58-1.84 (6H, m), 1.13-1.35 (3H, m), 0.99-1.11 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−8−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物22と記す。)
本発明化合物22
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.06 (1H, d), 7.57 (1H, d), 7.34 (1H, t), 7.14 (1H, s), 6.64 (1H, d), 4.09 (1H, qt), 2.55 (3H, s), 1.66-1.88 (5H, m), 1.45-1.56 (1H, m), 0.98-1.35 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−5−メトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物23と記す。)
本発明化合物23
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.60 (1H, t), 7.07 (1H, dd), 7.04 (1H, s), 6.82-6.91 (2H, m), 3.98 (3H, s), 3.32 (2H, t), 1.56-1.83 (6H, m), 1.13-1.33 (3H, m), 0.95-1.07 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−5−メトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物24と記す。)
本発明化合物24
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.61 (1H, t), 7.09 (1H, d), 7.03 (1H, s), 6.86 (1H, d), 6.60 (1H, d), 3.95-4.11 (4H, m), 1.60-1.86 (5H, m), 1.42-1.53 (1H, m), 0.87-1.33 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−6−メトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物25と記す。)
本発明化合物25
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.57 (1H, d), 7.46 (1H, d), 7.32 (1H, dd), 7.15 (1H, s), 6.91 (1H, br), 3.91 (3H, s), 3.34 (2H, t), 1.56-1.87 (6H, m), 1.15-1.35 (3H, m), 0.96-1.09 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−メトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物26と記す。)
本発明化合物26
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.57 (1H, d), 7.48 (1H, d), 7.31 (1H, dd), 7.14 (1H, s), 6.66 (1H, d), 4.07 (1H, qt), 3.90 (3H, s), 1.73-1.85 (4H, m), 1.64-1.72 (1H, m), 1.44-1.54 (1H, m), 0.98-1.33 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−7−メトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物27と記す。)
本発明化合物27
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.12 (1H, d), 7.10 (1H, s), 7.01 (1H, dd), 6.90 (1H, d), 6.88 (1H, br), 3.93 (3H, s), 3.34 (2H, t), 1.57-1.86 (6H, m), 1.16-1.34 (3H, m), 0.96-1.09 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−7−メトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物28と記す。)
本発明化合物28
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.13 (1H, d), 7.10 (1H, s), 7.01 (1H, dd), 6.92 (1H, d), 6.62 (1H, d), 4.08 (1H, qt), 3.95 (3H, s), 1.63-1.87 (5H, m), 1.43-1.55 (1H, m), 0.98-1.34 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−6−プロパルギルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物29と記す。)
本発明化合物29
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.68 (1H, d), 7.49 (1H, d), 7.38 (1H, dd), 7.16 (1H, s), 6.89 (1H, br), 4.80 (2H, d), 3.34 (2H, t), 2.56 (1H, t), 1.59-1.84 (6H, m), 1.16-1.34 (3H, m), 0.96-1.09 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−プロパルギルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物30と記す。)
本発明化合物30
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.68 (1H, d), 7.51 (1H, d), 7.38 (1H, dd), 7.15 (1H, s), 6.63 (1H, d), 4.80 (2H, d), 4.07 (1H, qt), 2.56 (1H, t), 1.73-1.85 (4H, m), 1.66-1.72 (1H, m), 1.44-1.54 (1H, m), 0.98-1.32 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−6−シアノメチルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物31と記す。)
本発明化合物31
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.66 (1H, d), 7.55 (1H, d), 7.41 (1H, dd), 7.17 (1H, s), 6.89 (1H, br), 4.88 (2H, s), 3.35 (2H, t), 1.58-1.90 (6H, m), 1.14-1.36 (3H, m), 0.96-1.10 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−シアノメチルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物32と記す。)
本発明化合物32
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.67 (1H, d), 7.58 (1H, d), 7.42 (1H, dd), 7.17 (1H, s), 6.62 (1H, d), 4.88 (2H, s), 4.08 (1H, qt), 1.73-1.85 (4H, m), 1.65-1.73 (1H, m), 1.44-1.54 (1H, m), 0.99-1.35 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物33と記す。)
本発明化合物33
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 9.07 (1H, d), 8.57 (1H, dd), 7.72 (1H, d), 7.24 (1H, s), 6.94 (1H, br), 3.37 (2H, t), 1.56-1.89 (6H, m), 1.16-1.36 (3H, m), 0.95-1.11 (2H, m).

N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物34と記す。)
本発明化合物34
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 9.09 (1H, d), 8.57 (1H, dd), 7.73 (1H, d), 7.24 (1H, s), 6.61 (1H, d), 4.09 (1H, qt), 1.65-1.87 (5H, m), 1.44-1.55 (1H, m), 0.98-1.35 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物35と記す。)
本発明化合物35
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.55 (2H, d), 7.61 (1H, t), 7.23-7.35 (2H, m), 3.37 (2H, t), 1.56-1.88 (6H, m), 0.95-1.37 (5H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物36と記す。)
本発明化合物36
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.57 (1H, dd), 8.56 (1H, dd), 7.61 (1H, t), 7.25 (1H, s), 7.15 (1H, d), 4.07 (1H, qt), 1.74-1.89 (4H, m), 1.64-1.73 (1H, m), 1.47-1.58 (1H, m), 1.02-1.35 (8H, m).
製造例37
トルエン10mlに〔本発明化合物23〕343mg及び塩化アルミニウム218mgを加え、100℃で4時間撹拌した。室温まで冷却した反応混合物を1モル/L塩酸30mlに注ぎ、酢酸エチルを加えた。該混合液をセライト濾過し、濾液を酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)に付し、N−(シクロヘキシルメチル)−5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物37と記す。)312mgを得た。
本発明化合物37
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 12.29 (1H, s), 7.59 (1H, t), 7.11 (1H, s), 6.95 (1H, d), 6.82-6.93 (2H, m), 3.34 (2H, t), 1.58-1.85 (6H, m), 1.13-1.35 (3H, m), 0.95-1.09 (2H, m).
製造例37と同様の操作を行い、N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物38と記す。)を得た。
本発明化合物38
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 12.29 (1H, s), 7.59 (1H, t), 7.10 (1H, s), 6.98 (1H, d), 6.86 (1H, d), 6.64 (1H, d), 4.06 (1H, qt), 1.65-1.85 (5H, m), 1.43-1.54 (1H, m), 0.97-1.33 (8H, m).
製造例39
酢酸4mlに〔本発明化合物15〕300mg及び48%臭化水素酸388mgを加え、90℃で1.5時間撹拌した。室温まで冷却した反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、N−(シクロヘキシルメチル)−6−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物39と記す。)215mgを得た。
本発明化合物39
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.13 (1H, s), 9.04 (1H, t), 7.61 (1H, dd), 7.29-7.34 (2H, m), 6.74 (1H, s), 3.14 (2H, t), 1.51-1.76 (6H, m), 1.08-1.27 (3H, m), 0.86-1.01 (2H, m).
製造例39と同様の操作を行い、下記の本発明化合物40、41及び42を得た。
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物40と記す。)
本発明化合物40
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.45 (1H, s), 7.75 (1H, d), 7.45 (1H, d), 7.33 (1H, dd), 7.12 (1H, s), 6.89 (1H, d), 4.07 (1H, qt), 1.73-1.86 (4H, m), 1.63-1.71 (1H, m), 1.43-1.55 (1H, m), 0.97-1.33 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−7−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物41と記す。)
本発明化合物41
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.97 (1H, br), 9.04 (1H, t), 7.88 (1H, d), 7.10 (1H, d), 6.95 (1H, dd), 6.70 (1H, s), 3.14 (2H, t), 1.51-1.77 (6H, m), 1.07-1.27 (3H, m), 0.86-1.01 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−7−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物42と記す。)
本発明化合物42
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 10.00 (1H, br), 7.99 (1H, d), 7.55 (1H, br), 6.93-7.07 (3H, m), 3.98-4.09 (1H, m), 1.55-1.85 (5H, m), 1.34-1.47 (1H, m), 0.92-1.29 (8H, m).
製造例43
電解鉄粉2.8gに酢酸50ml及び水50mlを加え、80℃で30分間撹拌した。これに〔本発明化合物33〕3.25gをアセトン100mlに溶解した溶液をゆっくり滴下した。滴下終了後さらに1時間撹拌し、室温まで冷却した。反応反応液をセライト濾過し、濾液を酢酸エチルで抽出し、有機層を水、炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)に付し、N−(シクロヘキシルメチル)−6−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物43と記す。)3.0gを得た。
本発明化合物43
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.37 (1H, d), 7.35 (1H, d), 7.06 (1H, dd), 7.10 (1H, s), 6.88 (1H, br), 3.92 (2H, br), 3.33 (2H, t), 1.58-1.84 (6H, m), 1.15-1.34 (3H, m), 0.96-1.08 (2H, m).
製造例43と同様の操作を行い、下記の本発明化合物44、45及び46を得た。
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物44と記す。)
本発明化合物44
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.38 (1H, d), 7.38 (1H, d), 7.09 (1H, s), 7.07 (1H, dd), 6.61 (1H, d), 4.06 (1H, qt), 3.92 (2H, br), 1.72-1.86 (4H, m), 1.65-1.72 (1H, m), 1.43-1.54 (1H, m), 0.97-1.34 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−8−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物45と記す。)
本発明化合物45
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 9.11 (1H, t), 7.18 (1H, t), 7.13 (1H, dd), 7.03 (1H, dd), 6.78 (1H, s), 6.14 (2H, s), 3.16 (2H, t), 1.52-1.78 (6H, m), 1.10-1.26 (3H, m), 0.86-1.01 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−8−アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物46と記す。)
本発明化合物46
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.55 (1H, dd), 7.21 (1H, t), 7.07 (1H, s), 7.06 (1H, dd), 6.74 (1H, d), 4.20 (2H, s), 4.07 (1H, qt), 1.62-1.87 (5H, m), 1.41-1.52 (1H, m), 0.96-1.32 (8H, m).
製造例47
〔本発明化合物43〕300mgをテトラヒドロフラン10mlに溶解した溶液にアセティックホルミックアンハイドライド308mgを加え、室温で5分間撹拌した。反応混合物に酢酸エチルを加え、炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮し、N−(シクロヘキシルメチル)−6−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物47と記す。)250mgを得た。
本発明化合物47
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.56 (1H, s), 9.08 (1H, t), 8.37 (1H, d), 8.33 (1H, d), 8.01 (1H, dd), 7.72 (1H, s), 6.80 (1H, s), 3.15 (2H, t), 1.51-1.79 (6H, m), 1.09-1.27 (3H, m), 0.88-1.03 (2H, m).
製造例47と同様の操作を行い、下記の本発明化合物48、49及び50を得た。
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物48と記す。)
本発明化合物48
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.56 (1H, s), 8.75 (1H, d), 8.37 (1H, d), 8.34 (1H, d), 8.02 (1H, dd), 7.77 (1H, s), 6.80 (1H, s), 3.78-3.89 (1H, m), 1.66-1.82 (4H, m), 1.57-1.65 (1H, m), 1.40-1.52 (1H, m), 1.05-1.27 (6H, m), 0.87-1.03 (2H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−8−ホルミルアミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物49と記す。)
本発明化合物49
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.37 (1H, br), 8.94 (1H, br), 8.44-8.74 (2H, m), 7.77 (1H, dd), 7.47 (1H, t), 6.87 (1H, s), 3.23 (2H, t), 1.56-1.80 (6H, m), 1.11-1.30 (3H, m), 0.92-1.06 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−(ホルミルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物50と記す。)
本発明化合物50
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.39 (1H, br), 8.30-8.75 (3H, m), 7.79 (1H, dd), 7.48 (1H, t), 6.86 (1H, s), 3.80-3.93 (1H, m), 1.67-1.85 (4H, m), 1.58-1.65 (1H, m), 1.46-1.57 (1H, m), 1.10-1.31 (6H, m), 0.93-1.08 (2H, m).
製造例51
〔本発明化合物43〕200mgを酢酸エチルに溶解し、該溶液に0.5モル/Lのリン酸水素二ナトリウム水溶液3.2mlを加えた。該混合液に激しく撹拌しながらアセチルクロライド105mgをゆっくり滴下し、室温で15分間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾物を水及び酢酸エチルで順次洗浄し、減圧乾燥してN−(シクロヘキシルメチル)−6−(アセチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物51と記す。)135mgを得た。
本発明化合物51
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.22 (1H, s), 8.93 (1H, t), 8.28 (1H, s), 8.03 (1H, d), 7.68 (1H, d), 6.77 (1H, s), 3.15 (2H, t), 2.09 (3H, s), 1.52-1.78 (6H, m), 1.08-1.28 (3H, m), 0.87-1.03 (2H, m).
製造例51と同様の操作を行い、下記の本発明化合物52〜57及び58を得た。
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−(アセチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物52と記す。)
本発明化合物52
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.31 (1H, s), 8.74 (1H, d), 8.31 (1H, d), 8.04 (1H, dd), 7.75 (1H, d), 6.80 (1H, s), 3.78-3.90 (1H, m), 2.11 (3H, s), 1.66-1.83 (4H, m), 1.57-1.65 (1H, m), 1.41-1.53 (1H, m), 1.08-1.27 (6H, m), 0.88-1.03 (2H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−6−(プロピオニルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物53と記す。)
本発明化合物53
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.23 (1H, s), 9.07 (1H, t), 8.32 (1H, d), 8.04 (1H, dd), 7.70 (1H, d), 6.78 (1H, s), 3.15 (2H, t), 2.37 (2H, q), 1.51-1.76 (6H, m), 1.08-1.28 (6H, m), 0.86-1.01 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−(プロピオニルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物54と記す。)
本発明化合物54
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.23 (1H, s), 8.73 (1H, d), 8.32 (1H, d), 8.06 (1H, dd), 7.75 (1H, d), 6.80 (1H, s), 3.78-3.90 (1H, m), 2.38 (3H, q), 1.66-1.83 (4H, m), 1.56-1.65 (1H, m), 1.40-1.52 (1H, m), 1.06-1.28 (9H, m), 0.88-1.03 (2H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−6−(ブチリルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物55と記す。)
本発明化合物55
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.23 (1H, s), 9.05 (1H, t), 8.32 (1H, s), 8.03 (1H, d), 7.68 (1H, d), 6.76 (1H, s), 3.13 (2H, t), 2.31 (2H, t), 1.50-1.77 (8H, m), 1.06-1.26 (3H, m), 0.85-0.99 (5H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−(ブチリルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物56と記す。)
本発明化合物56
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.25 (1H, s), 8.73 (1H, d), 8.32 (1H, d), 8.05 (1H, dd), 7.74 (1H, d), 6.78 (1H, s), 3.76-3.90 (1H, m), 2.33 (2H, t), 1.56-1.85 (7H, m), 1.39-1.53 (1H, m), 0.85-1.28 (11H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−8−(アセチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物57と記す。)
本発明化合物57
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.10 (1H, s), 9.05 (1H, t), 8.30 (1H, d), 7.76 (1H, d), 7.47 (1H, t), 6.81 (1H, s), 3.20 (2H, t), 2.19 (3H, s), 1.52-1.80 (6H, m), 1.08-1.27 (3H, m), 0.90-1.05 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−8−(アセチルアミノ)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物58と記す。)
本発明化合物58
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 10.19 (1H, s), 8.67 (1H, d), 8.24 (1H, dd), 7.78 (1H, dd), 7.49 (1H, t), 6.81 (1H, s), 3.79-3.90 (1H, m), 2.19 (3H, s), 1.68-1.87 (4H, m), 1.58-1.67 (1H, m), 1.43-1.54 (1H, m), 0.92-1.30 (8H, m).
製造例59
〔本発明化合物12〕400mgをN,N−ジメチルホルミアミド3mlに溶解した溶液にシアン化銅(I)148mgを加え、加熱還流下7時間撹拌した。室温まで冷却した反応混合物に水及び酢酸エチルを加え、セライト濾過した。濾液を分液し、有機層を水、1モル/L塩酸及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣を少量のtert−ブチルメチルエーテルで洗浄し、減圧乾燥してN−(シクロヘキシルメチル)−6−シアノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物59と記す。)299mgを得た。
本発明化合物59
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.55 (1H, d), 7.96 (1H, dd), 7.66 (1H, d), 7.22 (1H, s), 6.88 (1H, br), 3.36 (2H, t), 1.58-1.85 (6H, m), 1.13-1.34 (3H, m), 0.96-1.09 (2H, m).
製造例59と同様に操作を行い、N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−シアノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物60と記す。)325mgを得た。
本発明化合物60
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.55 (1H, d), 7.97 (1H, dd), 7.68 (1H, d), 7.22 (1H, s), 6.61 (1H, d), 4.08 (1H, qt), 1.65-1.88 (5H, m), 1.44-1.55 (1H, m), 0.98-1.34 (8H, m).
製造例61
酢酸20mlに〔本発明化合物37〕2.23gを加え、80℃に加熱した。該溶液に発煙硝酸(d=1.52)0.5mlをゆっくり滴下した。滴下終了後さらに5分間撹拌した。室温まで冷却した反応混合物に酢酸エチルを加えた混合液を3回水洗し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1次いで1:1)に付し、N−(シクロヘキシルメチル)−5−ヒドロキシ−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物61と記す。)675mg及びN−(シクロヘキシルメチル)−5−ヒドロキシ−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物62と記す。)750mgを得た。
本発明化合物61
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm):14.16 (1H, s), 8.43 (1H, d), 7.23 (1H, s), 7.06 (1H, d), 6.88 (1H, br), 3.36 (2H, t), 1.54-1.86 (6H, m), 1.15-1.35 (3H, m), 0.96-1.11 (2H, m).
本発明化合物62
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm):13.46 (1H, s), 8.56 (1H, d), 7.43 (1H, br), 7.26 (1H, s), 6.94 (1H, d), 3.37 (2H, t), 1.56-1.88 (6H, m), 1.16-1.35 (3H, m), 1.00-1.13 (2H, m).
製造例61と同様の操作を行い、N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−5−ヒドロキシ−6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物63と記す。)及びN−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−5−ヒドロキシ−8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物64と記す。)を得た。
本発明化合物63
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm):14.18 (1H, s), 8.43 (1H, d), 7.22 (1H, s), 7.09 (1H, d), 6.62 (1H, d), 4.08 (1H, qt), 1.59-1.89 (5H, m), 1.44-1.55 (1H, m), 0.97-1.33 (8H, m).
本発明化合物64
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm):13.47 (1H, s), 8.56 (1H, d), 7.29 (1H, d), 7.25 (1H, s), 6.94 (1H, d), 4.07 (1H, qt), 1.62-1.88 (5H, m), 1.47-1.59 (1H, m), 1.03-1.35 (8H, m).
製造例43と同様の操作を行い、下記の本発明化合物65〜67及び68を得た。
N−(シクロヘキシルメチル)−6−アミノ−5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物65と記す。)
本発明化合物65
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm):12.24 (1H, s), 7.08 (1H, d), 7.03 (1H, s), 6.83-6.93 (1H, br), 6.87 (1H, d), 3.88 (2H, br), 3.33 (2H, t), 1.51-1.84 (6H, m), 1.15-1.34 (3H, m), 0.94-1.09 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−アミノ−5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物66と記す。)
本発明化合物66
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm):12.24 (1H, s), 7.09 (1H, d), 7.03 (1H, s), 6.89 (1H, d), 6.63 (1H, d), 4.13 (2H, br), 4.05 (1H, qt), 1.64-1.85 (5H, m), 1.42-1.53 (1H, m), 0.97-1.32 (8H, m).
N−(シクロヘキシルメチル)−8−アミノ−5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物67と記す。)
本発明化合物67
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm):11.50 (1H, br), 7.08 (1H, d), 7.03 (1H, s), 6.93 (1H, br), 6.72 (1H, d), 3.87 (2H, br), 3.33 (2H, t), 1.54-1.85 (6H, m), 1.14-1.32 (3H, m), 0.94-1.08 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−8−アミノ−5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物68と記す。)
本発明化合物68
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm):11.50 (1H, br), 7.07 (1H, d), 7.00 (1H, s), 6.71 (1H, d), 6.69 (1H, d), 4.06 (1H, qt), 3.75 (2H, br), 1.63-1.85 (5H, m), 1.41-1.54 (1H, m), 0.94-1.33 (8H, m).
製造例47と同様の操作を行い、下記の本発明化合物69及び70を得た。
N−(シクロヘキシルメチル)−6−(ホルミルアミノ)−5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物69と記す。)
本発明化合物69
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm):12.66 (1H, s), 9.66 (1H, s), 8.90 (1H, t), 8.52 (1H, d), 8.36 (1H, s), 7.18 (1H, d), 6.83 (1H, s), 3.16 (2H, t), 1.51-1.79 (6H, m), 1.09-1.30 (3H, m), 0.89-1.05 (2H, m).
N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−(ホルミルアミノ)−5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド(以下、本発明化合物70と記す。)
本発明化合物70
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm): 12.67 (1H, s), 9.64 (1H, s), 8.47-8.63 (1H, br), 8.55 (1H, d), 8.36 (1H, s), 7.21 (1H, d), 6.83 (1H, s), 3.77-3.90 (1H, m), 1.65-1.81 (4H, m), 1.56-1.64 (1H, m), 1.42-1.53 (1H, m), 1.08-1.28 (6H, m), 0.89-1.05 (2H, m).
前記製造例により製造された式(1)で示される本発明化合物を番号とともに(表1)、(表2)及び(表3)に示す。
Figure 0004561245
Figure 0004561245

Figure 0004561245

Figure 0004561245

次に本発明化合物の製造中間体の製造について参考製造例を示す。
参考製造例1
Figure 0004561245
5’−クロロ−2’−ヒドロキシアセトフェノン5.00gをテトラヒドロフラン15mlに溶解した溶液にしゅう酸ジエチル5.14g、20%ナトリウムエトキシドエタノール溶液23.9g及びトルエン50mlを加え、70℃で1.5時間撹拌した。該反応液に、濃硫酸4.19gをエタノール20mlで希釈した溶液をゆっくり加え、70℃で5時間撹拌した。室温まで冷却した反応混合物に、炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて中性付近とした。該混合液を酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮し、エチル 6−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート7.69gを得た。
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.16 (1H, d), 7.68 (1H, dd), 7.58 (1H, d), 7.12 (1H, s), 4.47 (2H, q), 1.44 (3H, t).
参考製造例1と同様の操作を行い、下記の製造中間体(参考製造例2、3及び4)を得た。
参考製造例2
Figure 0004561245
エチル 7−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.22 (1H, dd), 7.30 (1H, dd), 7.19 (1H, ddd), 7.10 (1H, s), 4.47 (2H, q), 1.44 (3H, t).
参考製造例3
Figure 0004561245
エチル 6,8−ジクロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.06 (1H, d), 7.78 (1H, d), 7.14 (1H, s), 4.49 (2H, q), 1.45 (3H, t).
参考製造例4
Figure 0004561245
エチル 3−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.21 (1H, dd), 7.70 (1H, ddd), 7.52 (1H, dd), 7.41 (1H, ddd), 4.48 (2H, q), 2.37 (3H, s), 1.46 (3H, t).
参考製造例5
Figure 0004561245
参考製造例5−1
2,3−ジメチルアニソール10.3gをアセトニトリル250mlに溶解し、これにペルオキソ二硫酸カリウム61.3g、硫酸銅18.7g及び水250mlを加え加熱還流下30分間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却した後、デカンテーションにより液層を分液ロートに移した。得られた液層をtert−ブチルメチルエーテルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:1)に付し、2−メトキシ−6−メチルベンズアルデヒド5.18gを得た。
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 10.65 (1H, s), 7.38 (1H, t), 6.84 (1H, d), 6.81 (1H, d), 3.90 (3H, s), 2.57 (3H, s).
参考製造例5−2
2−メトキシ−6−メチルベンズアルデヒド5.12gをテトラヒドロフラン50mlに溶解した。該溶液に窒素雰囲気下0℃にて3.0モル/Lのメチルマグネシウムヨウダイドジエチルエーテル溶液20mlをゆっくり滴下し、滴下終了後室温まで昇温して一晩撹拌した。反応混合物に塩化アンモニウム水溶液100mlを加え、tert−ブチルメチルエーテルで抽出し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=7:1)に付し、1−(2−メトキシ−6−メチルフェニル)エタノール4.3gを得た。
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.11 (1H, t), 6.79 (1H, d), 6.76 (1H, d), 5.06 (1H, qd), 4.12 (1H, d), 3.89 (3H, s), 2.31 (3H, s), 1.52 (3H, d).
参考製造例5−3
1−(2−メトキシ−6−メチルフェニル)エタノール4.3gをクロロホルム50mlに溶解した溶液に酸化マンガン(IV)15.7g及びモレキュラーシーブス4A(ペレット状(1.6mm径)ものを粉砕して用いた)15.7gを加え、加熱還流下4時間撹拌した。室温まで放冷した反応混合物をセライト濾過し、濾液を濃縮し、2’−メトキシ−6’−メチルアセトフェノン3.28gを得た。
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.21 (1H, t), 6.80 (1H, d), 6.75 (1H, d), 3.82 (3H, s), 2.49 (3H, s), 2.24 (3H, s).
参考製造例5−4
2’−メトキシ−6’−メチルアセトフェノン3.28gをトルエン20mlに溶解した溶液に塩化アルミニウム4.0gを加え、100℃で3時間撹拌した。室温まで冷却した反応混合物を氷冷した2モル/L塩酸30mlにゆっくり加えた。該混合物をtert−ブチルメチルエーテルで抽出し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、2’−ヒドロキシ−6’−メチルアセトフェノン3.00gを得た。
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 12.29 (1H, s), 7.28 (1H, t), 6.84 (1H, d), 6.73 (1H, d), 2.67 (3H, s), 2.60 (3H, s).
参考製造例5−5
2’−ヒドロキシ−6’−メチルアセトフェノン3.00g、しゅう酸ジエチル3.22g、20%ナトリウムエトキシドエタノール溶液16.3g及び濃硫酸3.2mlを用いて参考製造例1と同様の操作を行い、エチル 5−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート4.60gを得た。
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.55 (1H, t), 7.43 (1H, d), 7.17 (1H, d), 7.01 (1H, s), 4.45 (2H, q), 2.85 (3H, s), 1.43 (3H, t).
参考製造例1と同様の操作を行い、下記の製造中間体(参考製造例6〜9及び10)を得た。
参考製造例6
Figure 0004561245
エチル 7−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.08 (1H, d), 7.41 (1H, s), 7.26 (1H, d), 7.09 (1H, s), 4.46 (2H, q), 2.51 (3H, s), 1.43 (3H, t).
参考製造例7
Figure 0004561245
エチル 8−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.03 (1H, d), 7.57 (1H, d), 7.34 (1H, t), 7.11 (1H, s), 4.46 (2H, q), 2.56 (3H, s), 1.44 (3H, t).
参考製造例8
Figure 0004561245
エチル 5−メトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.60 (1H, t), 7.16 (1H, dd), 6.84 (1H, dd), 7.00 (1H, s), 4.44 (2H, q), 3.99 (3H, s), 1.42 (3H, t).
参考製造例9
Figure 0004561245
エチル 6−メトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.55 (1H, d), 7.54 (1H, d), 7.33 (1H, dd), 7.11 (1H, s), 4.47 (2H, q), 3.91 (3H, s), 1.44 (3H, t).
参考製造例10
Figure 0004561245
エチル 7−メトキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.09 (1H, d), 7.06 (1H, s), 7.00 (1H, d), 7.00 (1H, s), 4.46 (2H, q), 3.92 (3H, s), 1.43 (3H, t).
参考製造例11
Figure 0004561245
参考製造例11−1
2’5’−ジヒドロキシアセトフェノン25.3g、しゅう酸ジエチル27g、20%ナトリウムエチラートエタノール溶液198g及び濃硫酸44mlを用いて参考製造例1と同様の操作を行い、エチル 6−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート55.1gを得た。
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 11.80 (1H, s), 7.75 (1H, d), 7.56 (1H, d), 7.35 (1H, dd), 7.12 (1H, s), 4.47 (2H, q), 1.44 (3H, t).
参考製造例11−2
アセトニトリル100mlにエチル 6−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート4.37g、プロパルギルブロマイド3.05g及び炭酸カリウム4.25gを加え、加熱還流下2時間撹拌した。室温まで冷却した反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧下濃縮し、エチル 6−プロパルギルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート3.77gを得た。
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.64 (1H, d), 7.58 (1H, d), 7.39 (1H, dd), 7.11 (1H, s), 4.79 (2H, d), 4.47 (2H, q), 2.56 (1H, t), 1.44 (3H, t).
参考製造例12
Figure 0004561245
参考製造例11−1で製造されたエチル 6−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート7.3g、ブロモアセトニトリル4.61g及び炭酸カリウム7.08gを用いて参考製造例11−2と同様の操作を行い、エチル 6−シアノメチルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート5.69gを得た。
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.64 (1H, d), 7.63 (1H, d), 7.42 (1H, dd), 7.13 (1H, s), 4.87 (2H, s), 4.47 (2H, q), 1.44 (3H, t).
参考製造例13
Figure 0004561245
メチル 4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート14.8gをクロロホルムに溶解し、0℃に冷却した。該溶液に濃硫酸50mlを加え、次に発煙硝酸14mlを反応液が20℃以下になるようにゆっくり加えた。滴下終了後、該混合液を室温で1時間激しく撹拌した。反応混合物を氷水にゆっくり注ぎ、得られた混合物を濾過し、濾液を減圧乾燥してメチル 6−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート19.1gを得た。
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 9.06 (1H, d), 8.58 (1H, dd), 7.78 (1H, d), 7.18 (1H, s), 4.05 (3H, s).
参考製造例14
Figure 0004561245
参考製造例14−1
2’−ヒドロキシアセトフェノン61.7gを酢酸に溶解し、60℃に加熱した。該溶液に発煙硝酸25mlをゆっくり滴下し、さらに10分間撹拌した。室温まで冷却した反応混合物を氷水にゆっくり注ぎ、得られた混合物を濾過し、濾物を減圧乾燥した。得られた固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:1次いで1:1)に付し、2’−ヒドロキシ−5’−ニトロアセトフェノン31g及び2’−ヒドロキシ−3’−ニトロアセトフェノン24.8gを得た。
Figure 0004561245
2’−ヒドロキシ−5’−ニトロアセトフェノン
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 12.87 (1H, s), 8.71 (1H, d), 8.35 (1H, dd), 7.09 (1H, d), 2.76 (3H, s).

Figure 0004561245
2’−ヒドロキシ−3’−ニトロアセトフェノン
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 13.11 (1H, s), 8.19 (1H, dd), 8.05 (1H, dd), 7.04 (1H, t), 2.73 (3H, s).
参考製造例14−2
参考製造例14−1で製造された2’−ヒドロキシ−3’−ニトロアセトフェノン20g、しゅう酸ジメチル14.4g、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液51.1g及び濃硫酸17.6mlを用いて参考製造例1と同様の操作を行い、メチル 8−ニトロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート24.8gを得た。
Figure 0004561245
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm):8.49 (1H, dd), 8.39 (1H, dd), 7.59 (1H, t), 7.21 (1H, s), 4.05 (3H, s).
参考製造例15
Figure 0004561245
参考製造例15−1
参考製造例11−1で製造されたエチル 6−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート7.3g、ベンジルブロマイド2.65g及び炭酸カリウム7.08gを用いて参考製造例11−2と同様の操作を行い、エチル 6−ベンジルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート5.03gを得た。
Figure 0004561245
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.65 (1H, d), 7.57 (1H, d), 7.32-7.49 (6H, m), 7.10 (1H, s), 5.15 (2H, s), 4.46 (2H, q), 1.44 (3H, t).
参考製造例15−2
エチル 6−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレートの代わりにエチル 6−ベンジルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート593mgを用いて製造例1の同様の操作を行い、N−(シクロヘキシルメチル)−6−ベンジルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド651mgを得た。
Figure 0004561245
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.68 (1H, d), 7.33-7.50 (7H, m), 7.15 (1H, s), 6.91 (1H, br), 5.15 (2H, s), 3.34 (2H, t), 1.50-1.85 (6H, m), 1.16-1.34 (3H, m), 0.96-1.09 (2H, m).
参考製造例16
Figure 0004561245
エチル 6−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート及びシクロヘキサンメチルアミンの代わりにそれぞれ参考製造例15で製造されたエチル 6−ベンジルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート593mg及び(S)−1−シクロヘキシルエチルアミン254mgを用いて製造例1の同様の操作を行い、N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−6−ベンジルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド780mgを得た。
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 7.68 (1H, d), 7.50 (1H, d), 7.32-7.48 (6H, m), 7.15 (1H, s), 6.65 (1H, d), 5.15 (2H, s), 4.07 (1H, qt), 1.73-1.86 (4H, m), 1.65-1.72 (1H, m), 1.43-1.54 (1H, m), 0.98-1.33 (8H, m).
参考製造例17
Figure 0004561245
参考製造例17−1
2’,4’−ジヒドロキシアセトフェノン25.3gをテトラヒドロフラン50mlに溶解した溶液にしゅう酸ジエチル27g、20%ナトリウムエトキシドエタノール溶液182g及びトルエン350mlを加え、80℃で4時間撹拌した。該混合物に濃硫酸44mlをエタノール100mlで希釈した溶液をゆっくり加え、100℃で5時間撹拌した。室温まで冷却した反応混合物に、飽和食塩水600mlを加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を少量のtert−ブチルメチルエーテルで洗浄し、減圧乾燥し、エチル 7−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート20.2gを得た。
Figure 0004561245
1H-NMR (DMSO-d6, TMS) δ (ppm):11.01 (1H, s), 7.90 (1H, d), 6.97 (1H, dd), 6.90 (1H, d), 6.83 (1H, s), 4.38 (2H, q), 1.35 (3H, t).
参考製造例17−2
エチル 7−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート20g、ベンジルブロマイド16.1g及び炭酸カリウム17.7gを用いて参考製造例11−2と同様の操作を行い、エチル 7−ベンジルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート26.0gを得た。
Figure 0004561245
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm):8.10 (1H, d), 7.33-7.47 (5H, m), 7.04-7.11 (3H, m), 5.16 (2H, s), 4.45 (2H, q), 1.45 (3H, t).
参考製造例17−3
エチル 6−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレートの代わりにエチル 7−ベンジルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート1.0gを用いて製造例1の同様の操作を行い、N−(シクロヘキシルメチル)−7−ベンジルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド1.16gを得た。
Figure 0004561245
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.14 (1H, d), 7.35-7.48 (5H, m), 7.06-7.12 (2H, m), 6.98 (1H, d), 6.88 (1H, br), 5.19 (2H, s), 3.33 (2H, t), 1.55-1.85 (6H, m), 1.13-1.34 (3H, m), 0.95-1.09 (2H, m).
参考製造例18
Figure 0004561245
エチル 6−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート及びシクロヘキサンメチルアミンの代わりにそれぞれ参考製造例17−2で製造されたエチル7−ベンジルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキシレート1.0g及び(S)−1−シクロヘキシルエチルアミン424mgを用いて製造例1の同様の操作を行い、N−{(S)−1−シクロヘキシルエチル}−7−ベンジルオキシ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボキサミド1.34gを得た。
1H-NMR (CDCl3, TMS) δ (ppm): 8.14 (1H, d), 7.35-7.47 (5H, m), 7.06-7.12 (2H, m), 7.00 (1H, d), 6.62 (1H, d), 5.19 (2H, s), 4.07 (1H, qt), 1.59-1.86 (5H, m), 1.42-1.54 (1H, m), 0.98-1.33 (8H, m).
次に製剤例を示す。部は重量部を表す。
製剤例1
本発明化合物1〜70の各々50部、リグニンスルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸マグネシウム2部及び合成含水酸化珪素45部をよく粉砕混合することにより、各々の水和剤を得る。
製剤例2
本発明化合物1〜70の各々20部とソルビタントリオレエ−ト1.5部とを、ポリビニルアルコ−ル2部を含む水溶液28.5部と混合し、湿式粉砕法で微粉砕した後、この中に、キサンタンガム0.05部及びアルミニウムマグネシウムシリケ−ト0.1部を含む水溶液40部を加え、さらにプロピレングリコ−ル10部を加えて攪拌混合し各々のフロアブル製剤を得る。
製剤例3
本発明化合物1〜70の各々2部、カオリンクレー88部及びタルク10部をよく粉砕混合することにより、各々の粉剤を得る。
製剤例4
本発明化合物1〜70の各々5部、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエ−テル14部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部及びキシレン75部をよく混合することにより、各々の乳剤を得る。
製剤例5
本発明化合物1〜70の各々2部、合成含水酸化珪素1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部及びカオリンクレ−65部をよく粉砕混合した後、水を加えてよく練り合せ、造粒乾燥することにより、各々の粒剤を得る。
製剤例6
本発明化合物1〜70の各々10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン35部及び水55部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、各々の製剤を得る。
次に、本発明化合物が植物病害の防除に有用であることを試験例で示す。
なお防除効果は、調査時の供試植物上の病斑の面積を目視観察し、無処理区の病斑の面積と本発明化合物処理区の病斑の面積を比較することにより評価した。
試験例1
プラスチックポットに砂壌土を詰め、トマト(品種:ポンテローザ)を播種し、温室内で20日間生育させた。本発明化合物2〜4、6〜9、13、16、18、20〜22、25、26、30〜36、39〜51、57、58、60、67及び68の各々を製剤例6に準じて製剤とした後、水で所定濃度(500ppm)に希釈し、希釈液をトマト葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後、葉面上の該希釈液が乾く程度に風乾し、トマト疫病の遊走子嚢懸濁液(懸濁液1mlあたり約10000個の遊走子嚢を含有する)を噴霧接種(植物1個体あたり約2mlの割合)した。接種後、23℃、相対湿度90%以上の条件下で1日間栽培し、ついで昼間24℃、夜間20℃の温室で4日間栽培した。その後、防除効果を調査した。
その結果、本発明化合物2〜4、6〜9、13、16、18、20〜22、25、26、30〜36、39〜51、57、58、60、67及び68を供試した植物上の病斑面積は、無処理区の病斑面積の10%以下であった。
試験例2
プラスチックポットに砂壌土を詰め、ブドウ(品種:ベリーA)を播種し、温室内で40日間生育させた。本発明化合物2〜4、7〜11、14、16、18、21、22、26、30、34、36、38〜40、43〜46、48〜50、60、67、68及び69を製剤例6に準じて製剤とした後、水で所定濃度(200ppm)に希釈し、希釈液をブドウ葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後、葉面上の該希釈液が乾く程度に風乾し、ブドウべと病の遊走子嚢懸濁液(懸濁液1mlあたり約10000個の遊走子嚢を含有する)を噴霧接種(植物1個体あたり約2mlの割合)した。接種後、23℃、相対湿度90%以上の条件下で1日間栽培し、ついで昼間24℃、夜間20℃の温室に移して6日間栽培した。その後、防除効果を調査した。
その結果、本発明化合物2〜4、7〜11、14、16、18、21、22、26、30、34、36、38〜40、43〜46、48〜50、60、67、68及び69を供試した植物上の病斑面積は、無処理区の病斑面積の10%以下であった。

Claims (3)

  1. 式(1)
    Figure 0004561245
    [式中、
    1、R2及びR3は各々、同一又は相異なり水素原子又はメチル基を表し、
    4は水素原子又はC1−C3アルキル基を表し、
    5は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C2−C3アルケニル基、C2−C3ハロアルケニル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、C3−C6シクロアルキル基、C3−C6シクロアルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基、ジ(C1−C3アルキル)アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR7COR8基、COR9基、SR10基、ハロプロペニルオキシ基、エチニル基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基を表し、
    6は水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルコキシ基、C1−C3ハロアルコキシ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、NR11COR12基、COR13基、プロパルギルオキシ基又はシアノメチルオキシ基を表し、
    7、R8、R10、R11及びR12は各々、同一又は相異なり水素原子又はC1−C3アルキル基を表し、
    9及びR13は各々、同一又は相異なり水素原子、C1−C3アルキル基、C1−C3アルコキシ基、アミノ基、モノ(C1−C3アルキル)アミノ基又はジ(C1−C3アルキル)アミノ基を表す。〕
    で示されるクロモン化合物。
  2. 請求項1記載のクロモン化合物を有効成分として含有することを特徴とする植物病害防除剤。
  3. 請求項1記載のクロモン化合物の有効量を植物又は土壌に処理することを特徴とする植物病害の防除方法。




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