JP4558927B2 - 電動式アクチュエータ機構を備えた同軸形弁 - Google Patents

電動式アクチュエータ機構を備えた同軸形弁 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体または気体の流量制御及び遮断を行う同軸形弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
取扱う流体が腐蝕性を有する場合や、その流体の温度が極高温または極低温である場合、それにその流体の圧力が非常な高圧である場合などのように、非常に厳しい条件の下で、液体または気体の流量制御及び遮断を行うための弁には、特別の性能が要求される。このような厳しい条件の下で、弁が液体または気体の流れを遮断しなければならないような用途としては、例えば、航空機及び宇宙航行機の推進エンジンに用いる場合などがある。かかる用途においては、何よりも先ず、その弁は、非常な高温にさらされると共に、極めて大きな温度変化にもさらされることになる。液体ロケット燃料は、使用に際して液体と気体の両方の状態を取るが、ロケット燃料を取扱う弁には、そこを流れる流体の質量流量が極めて大きいこと、その圧力が高いこと、それに、非常に短い時間で(全開位置、全閉位置、それに中間制御位置の間で)切換えを行わねばならないという条件が、更に加わる。
【0003】
例えば航空機や宇宙航行機などには、液体または気体の流れを遮断するために同軸形弁が使用されている。その同軸形弁は、流れを遮断しようとする流体を流入及び流出させるための流入口及び流出口を有する弁胴を備えている。また、筒形弁体を備えており、この筒形弁体は、弁胴の内部に、開弁位置と閉弁位置との間で軸線方向に移動可能なように配設され、且つ、弁胴との間が密封状態となるようにして長手方向移動可能に支持されており、開弁状態においては、流れを遮断しようとする流体がその内部を長手方向に貫流するようにしたものである。また、塞栓部材を備えており、この塞栓部材は、筒形弁体の一端の側に、筒形弁体に対して同軸的に配設されており、閉弁状態では筒形弁体がこの塞栓部材に密接して当接し、開弁状態では筒形弁体がこの塞栓部材から離隔することで開弁時流路が開放されるようにしたものである。かかる同軸形弁は更に、開弁及び閉弁を行うためのアクチュエータ機構を備えている。従来のこの種の弁には、空圧式で駆動するアクチュエータ機構が装備されていた。弁のアクチュエータ機構に用いられる空圧式システムは、その構造が複雑であり、また、漏れを生じるおそれがあるという欠点があり、また更に、航空機や宇宙航行機に用いる場合には、必要とされる高い信頼性を有するものとすることが容易でない。尚、漏れを生じた場合には、漏出した流体が総排出管の中へ導かれるようにしている。
【0004】
圧力流体(アクチュエータ作動流体)としては、ヘリウムが使用されており、このヘリウムは、本来は、ターボポンプ内において、高温流体と低温流体(タービン作動ガスと燃料)とを遮断する遮断ガスとして用いられているものであり、(漏れ損失によって)その量が次第に減少して行く。そのため、ミッションの終了間際の時点では、弁を作動させるために用いることのできるヘリウムが、もはや残っていないことがある。更に、複数の燃料弁の各々に接続しなければならないヘリウム供給配管及び流量制御システムには、その構造が複雑であり、重量が大きく、高コストであるという欠点がある。また、このようなシステムは、信頼性に関しても問題がある。即ち、圧力流体として、圧縮性を有する気体を使用しているため、弁の切換プロセスが様々な影響を受けやすく、その切換時間や切換動作が変動し易いのである。また、開弁位置及び閉弁位置への位置づけは、ストッパに当接させるという方式を用いているため可能となるが、高い精度をもって中間位置に位置づけることは事実上不可能となっている。
【0005】
ドイツ特許公報DE29706688号には、上に説明した種類の同軸形弁の一例が開示されている。同特許公報の同軸形弁は、レバーを用いた運動伝達機構(リンク機構)を備えており、このレバーは、直線形レバーとしてもよく、屈曲レバーとしてもよい。このレバーは、制御駆動部材と筒形弁体との間を連結する連結部材として機能しており、その同軸形弁の内部で筒形弁体を移動させる役割を果たしている。また、同特許公報の運動伝達機構は、筒形弁体の一方の側面に係合している。この構造では、筒形弁体の一方の側面にしか力が作用しないために、その同軸形弁の内部で筒形弁体が滑らかに移動せず、引っ掛かってしまうおそれがあった。このことは、特に、修理を行うことができないような用途に用いる場合に大きな欠点となるものであり、また、非常に高いコストをかけない限り、本明細書の冒頭で列挙したような厳しい要求条件の下では、このような構造を採用することはできない。
【0006】
ヨーロッパ特許公報EP−OS0257906号には、また別の従来の弁の具体例として、シート弁が開示されている。同特許公報のシート弁では、軸線方向に移動可能な弁座部材を、電動モータにより、送りネジ機構を介して駆動するようにしている。このシート弁は、弁胴をできるだけコンパクトな構成にすることに主眼を置いたものである。そのため、電動モータの回転子を、弁内流路中に配設した構造としてあり、それによって、弁内流路の断面積のかなりの部分が電動モータの回転子によって占められており、また、弁内流路を流れる流体が、電動モータの回転子の配設位置を貫通して流れるようになっている。この方式では、弁胴の外径寸法を、隣接するパイプラインの直径と殆ど同じ大きさにまで抑えることができる。しかしながら、この構造には、大きな欠点も付随している。即ち、幾つかの部品(ベアリング、回転子、減速機構)が直接、流れの中に配設されていることから、それら部品によって、滑らかであるべき流れが著しく乱されるため、それによって生じる大きな圧力損失を見込んでおかねばならない。また、弁内を流れる流体が、電動モータの回転子に直接衝突することから、高速回転する回転子に対して大きな摩擦モーメントが作用する。そのため、駆動機構の出力が、その分余計に必要とされている。更に、弁内を流れる流体が腐蝕性ないし侵蝕性を有する流体である場合には、ベアリング、回転子、及び減速機構が、腐蝕ないし侵蝕されるために、寿命が著しく短縮される。従って、かかる構造の弁は、その弁内を流れる流体が腐蝕性や侵蝕性を有しておらず、その粘度が低く、しかも流量が比較的小さい場合以外には、好適に使用することができないものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の目的は、例えば極低温で腐蝕性を有するロケット燃料などの流体にも対応することができ、また特にその流体の流れを乱すことがなく、構造が比較的簡明でコンパクトであり、しかも、弁内を流れる流体中にアクチュエータ機構を配設せずに済む、流量制御弁を提供することにある。また、アクチュエータ機構を高度に断熱可能にして、エネルギの浪費を抑えられるようにすることも重要である。また更に、その流量制御弁の動作が常に安定しているようにすることも重要である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項1に記載した同軸形弁によって達成される。
【0009】
また、従属請求項は、本発明の主題の特に有利な実施の形態を記載したものである。
【0010】
すなわち、本発明は、液体または気体の流量制御及び遮断を行う同軸形弁を提供するものである。この同軸形弁の弁胴は、流れを遮断しようとする流体を流入及び流出させるための流入口及び流出口を有する。また、筒形弁体を備えており、この筒形弁体は、弁胴の内部に、開弁位置と閉弁位置との間で軸線方向に移動可能なように配設され、且つ、弁胴との間が密封状態となるようにして長手方向移動可能に支持されており、開弁状態においては、流れを遮断しようとする流体が、その内部を長手方向に貫流するようにしたものである。また、筒形弁体の一端の側に、この筒形弁体に対して同軸的に配設された塞栓部材を備えており、閉弁状態では筒形弁体がこの塞栓部材に密接して当接し、開弁状態では筒形弁体がこの塞栓部材から離隔することで開弁時流路が開放されるようにしてある。更に、開弁及び閉弁を行うための、アクチュエータ機構を備えている。このアクチュエータ機構は、直線運動する制御駆動部材を備えた電動モータである位置決めモータと、この位置決めモータと筒形弁体との間に連結され制御駆動部材の直線運動を筒形弁体に伝達する運動伝達機構とで構成されている。運動伝達機構は、揺動レバーとして構成されており、力及び変位を伝達する機能を果たすものであり、この揺動レバーを使用することで、弁の軸線方向とアクチュエータの軸線方向との間のずれを小さく抑えられるようにしている。
【0011】
本発明においては特に、運動伝達機構が、筒形弁体の移動方向に対して横切る方向に延在する制御レバーを含んでおり、この制御レバーは、位置決めモータの制御駆動部材と、筒形弁体とに連結されている。更に、この制御レバーは、揺動レバーとして構成されており、その一端が駆動側ベアリングにおいて、移動可能に且つ関節式に、位置決めモータの制御駆動部材に連結されており、また、その他端が固定側ベアリングにおいて、変位可能に且つ関節式に、弁胴に連結されており、また、その中間部が、位置決めベアリングを介して筒形弁体に、関節式に連結されている。
【0012】
本発明にかかる同軸形弁の利点の1つは、厳しい条件下で使用する場合でも、高い信頼性が確保されるということである。また、別の利点として、筒形弁体に作用する圧力をバランスさせることができるため、制御駆動の際に大きな力を必要としないということがある。更に別の利点として、弁座の部分の流れの形状を容易に所望の形状にすることができ、また、その変更も容易であるということがある。本発明にかかる同軸形弁の更なる利点として、開弁位置(全開位置)と閉弁位置(全閉位置)との間の中間位置へ、無段階で、高い精度をもって制御することができるということがある。更に別の利点として、開弁位置と閉弁位置との間での切換えの際の切換時間の長さや、ある制御位置から別の制御位置への切換えの際の切換時間の長さを、自由に選択できるということがある。本発明にかかる同軸形弁の更なる利点として、電気制御方式であるため、制御が容易であるということがある。更に別の利点として、空圧式によって制御する方式の弁では発生するおそれのある漏れの問題が、本発明では発生しないということがある。また、本発明にかかる同軸形弁の更なる利点として、電気制御方式であるため、様々な状況ないし環境において利用可能であるということがある。弁内流路にネジが落下するおそれもなく、また、この同軸形弁は、気体で洗浄するのにも適している。更に、極低温流体を取扱う場合でも、凍結するおそれを軽減することができる。このように、制御レバーを揺動レバーとして構成し、その連結の形態及び構造を上述のようにしてあり、また、中央部において筒形弁体に連結してあるため、筒形弁体が滑らかに移動せずに、引っ掛かってしまうという事態が発生するおそれが軽減されている。これは、従来の構造では、筒形弁体の一方の側にしか力を作用させずに筒形弁体を移動させていたのに対して、本発明では、筒形弁体の側面の複数箇所に力を作用させていることによるものである。
【0013】
更に、電動式アクチュエータ機構が、径方向の押圧力や引張力から確実に遮断され、そのことによって、弁の軸線方向とアクチュエータの軸線方向とがずれている場合に発生するおそれのある拘束力を、更に小さく抑えられるようになっている。
【0014】
本発明の好ましい実施の形態では、位置決めモータの制御駆動部材が、筒形弁体の移動方向と同一方向に移動するようにしている。
【0015】
これに関連して、本発明の1つの実施の形態においては、上述の位置決めベアリングが、筒形弁体の外側面に設けた制御ピンと、この制御ピンが嵌合する制御レバーに設けたベアリング穴とで構成されている。この構成によれば、移動可能な筒形弁体を薄肉部品として構成した場合でも、その広い面に力を伝達させることができるため、部品形状を単純化することができると共に、部品点数の削減も可能となり、もって製造コストを低減することが可能となる。
【0016】
また、本発明の別の実施の形態においては、上述の位置決めベアリングが、筒形弁体の外側面に設けた球面と、この球面が嵌合する制御レバーに形成したソケット面とで構成されている。
【0017】
また、本発明の好ましい実施の形態においては、制御レバーは、位置決めベアリングの近傍部分が、筒形弁体を囲繞する形状に形成されており、更に、その制御レバーは、筒形弁体の両側に位置する部分に、各々制御ピンが嵌合する一対のベアリング穴が設けられている。
【0018】
また、本発明の1つの実施の形態においては、上述の駆動側ベアリングが、制御レバーの一端に設けたベアリングボール部と、位置決めモータの制御駆動部材に設けたベアリングソケット部とを含んでいるようにしている。
【0019】
また、本発明の別の実施の形態においては、上述の固定側ベアリングが、制御レバーの他端に設けたベアリングボール部と、弁胴に設けたベアリングソケット部とを含んでいるようにしている。この場合、更に、その固定側ベアリングが、バネ部材を含んでいるようにしてもよい。このバネ部材としては、例えば板バネ等を使用することができ、それを弁胴とベアリングソケット部との間に取付けて、両者間に、一方向への付勢力を作用させておく。このバネ部材は、制御レバーに付勢力を作用させつつ、その端部の位置が変位できるようにするものであり、それによって、温度変化による制御レバーの長さの変化を吸収し、もって、閉弁状態を維持するための力が失われないようにすると共に、このバネ部材に蓄えられたエネルギによって、開弁動作を迅速に行わせるものである。
【0020】
また、この同軸形弁の筒形弁体が、圧力がバランスした状態で、同軸形弁に支持されているようにすることが好ましい。このように、弁の圧力をバランスさせることによって、弁内を流れる流体の圧力が、筒形弁体を作動させるために必要な流体圧力に対して直接的な影響を及ぼすという事態を回避することができる。
【0021】
更に、この同軸形弁の全体を囲繞するケーシング、ないしは、その駆動部分を囲繞するケーシングを備えるようにしてもよい。そのようなケーシングは、弁内を流れる流体が気体である場合に、爆発に対する防護手段として機能し得るものである。また、そのようなケーシングを備えることによって、弁の密封箇所から流体が漏出した場合でも、その漏出した流体を適宜導いて排出させることができるため、例えばMMH及びN24(高貯蔵性燃料)のような腐蝕性流体も、好適に取扱うことができるようになる。
【0022】
また更に、特に、材料の温度収縮や製造誤差の影響を打消すために、この同軸形弁の固定側ベアリングに、バネ部材を備えるようにしてもよい。
【0023】
また、本発明にかかる同軸形弁の利点のうちに、「スケーラブル」であるということがあり、即ち、この同軸形弁は、その基本的構造を変えることなく、様々な寸法に構成することができる。
【0024】
また、本発明にかかる同軸形弁は、流れを遮断しようとする流体の温度が、3K(これは液体ヘリウムの温度である)〜350Kの温度範囲内にある場合に、使用可能であるという利点を有するものである。
【0025】
また、本発明にかかる同軸形弁は、流れを遮断しようとする流体の圧力が、290バールまでの圧力範囲内にある場合に、使用可能であるという利点を有するものである。
【0026】
本発明にかかる同軸形弁の好適な用途として、航空機ないし宇宙航行機の推進に用いられている特に極低温の液体または気体の流量制御及び遮断を行うという用途がある。
【0027】
【発明の実施の形態】
これより添付図面を参照しつつ、本発明にかかる同軸形弁の実施の形態について詳細に説明して行く。
【0028】
図1及び図2に、本発明にかかる同軸形弁の2つの実施の形態を示した。これら同軸形弁はいずれも、その全体に参照符号10を付した流体弁機構と、その全体に参照符号20を付した電動式リニアアクチュエータ機構と、その全体に参照符号30を付した運動伝達機構とを備えている。
【0029】
弁機構10においては、その弁胴11の内部に、筒形弁体12が配設されている。この筒形弁体12は、開弁位置と閉弁位置との間を軸線方向に移動可能なように、弁胴11に対して長手方向移動可能に、且つ弁胴11との間が密封状態となるようにして配設されている。このように、筒形弁体12を弁胴11に対して長手方向移動可能にし、しかも、筒形弁体12と弁胴11との間が密封状態となるようにするために、この筒形弁体12の外周に摺接面14、15を形成すると共に、弁胴11に摺動スラストベアリング16、17を装備している。また、筒形弁体12の一端の側に、この筒形弁体12に対して同軸的に、塞栓部材13が配設されている。この塞栓部材13は、筒形弁体12の方を向いた側の側面が、例えば円錐形等の適当な形状に形成されている。また、この塞栓部材13は、筒形弁体12の一端が密封状態で当接することによってこの筒形弁体12と協働するようにした弁座面13aを備えている。塞栓部材13の周囲には、流路空間13bが形成されており、開弁状態にあるときには、この同軸形弁が流れを遮断しようとする液体または気体が、この流路空間13bを通ることにより、塞栓部材13を回り込んで流れるようにしてある。筒形弁体12も、また塞栓部材13も、この同軸形弁の流入口Eから流出口Aまで延在している流路中に、この流路に対して同軸的に配置されている。この同軸形弁が閉弁状態にあるときには、図1に示したように、筒形弁体12が塞栓部材13の弁座面13aに当接しており、一方、この同軸形弁が開弁状態にあるときには、図2に示したように、筒形弁体12が塞栓部材13から離隔することで、開弁時流路Vが開放されるようにしてある。
【0030】
電動式リニアアクチュエータ機構20として構成されているこの同軸形弁のアクチュエータ機構は、電動モータである位置決めモータ(サーボモータ)21を含んでおり、この位置決めモータ21は、モータ取付部28において弁胴11に取付けられている。また、位置決めモータ21は、直線移動する制御駆動部材22を備えている。そして、ボールナット方式またはプラネタリギア方式の送りネジ機構23を使用して、位置決めモータ21の回転運動を、制御駆動部材22の直線運動(出没運動)に変換するようにしている。また、位置決めモータ21の制御駆動部材22が、弁胴11の内部で移動する筒形弁体12の移動方向と、同一方向に移動するようにしてある。
【0031】
運動伝達機構(リンク機構)30は、制御駆動部材22の直線運動を、筒形弁体12へ伝達するための機構であり、制御レバー31を含んでいる。この制御レバー31は、筒形弁体12の移動方向に対して横切る方向に延在しており、位置決めモータ21の制御駆動部材22と、弁胴12とに連結されている。また、制御レバー31は、揺動レバーとして構成されている。制御レバー31は、その一端が駆動側ベアリング(その全体に参照符号39を付した)において位置決めモータ21の制御駆動部材22に関節式に変位可能に連結されており、その他端が固定側ベアリング(その全体に参照符号32を付した)において弁胴11に関節式に連結されている。尚、この固定側ベアリング32は、不図示のバネ部材を備えている。制御レバー31は更に、その中間部が位置決めベアリング(その全体に参照符号38を付した)を介して筒形弁体12に関節式に連結されている。この同軸形弁の開閉時には、位置決めモータ21の制御駆動部材22が直線移動することにより、制御レバー31が、固定側ベアリング32を揺動中心として、図1に示した2つの端部位置の間を揺動する。それら2つの端部位置の一方は、この同軸形弁の全開状態に対応した制御レバー位置であり、他方は、この同軸形弁の全閉状態に対応した制御レバー位置である。尚、図1に示した筒形弁体12の位置は、この同軸形弁の全閉状態に対応した位置である。また、図2に示した同軸形弁は、全開状態にあるところを示したものである。
【0032】
制御レバー31を位置決めモータ21の制御駆動部材22に連結している上述の駆動側ベアリング39は、制御レバー31の一端に設けたベアリングボール部36と、位置決めモータ21の制御駆動部材22に設けたベアリングソケット部26とを含んでいる。また、制御レバー31を弁胴11に連結している上述の固定側ベアリング32は、制御レバー31の他端に設けたベアリングボール部33と、弁胴11に設けたベアリングソケット部34とを含んでいる。
【0033】
図1に示した実施の形態では、制御レバー31の中間部を筒形弁体12に連結している上述の位置決めベアリング38が、筒形弁体12の外側面に設けた一対の制御ピン18aと、それら制御ピン18aが嵌合する制御レバー31に設けた一対のベアリング穴38aとで構成されている。制御レバー31は、位置決めベアリング38の近傍部分が、筒形弁体12を囲繞する形状に形成されており、また、制御レバー31には、筒形弁体12の両側に位置する部分に、筒形弁体12の両側面に1つずつ設けた一対の制御ピン18aが各々嵌合する、一対のベアリング穴38aが設けられている。
【0034】
図2に示した実施の形態では、制御レバー31の中間部を筒形弁体12に連結している上述の位置決めベアリング38が、筒形弁体12の外側面に設けた球面18bと、この球面18bが嵌合する制御レバー31に形成したソケット面38bとで構成されている。この実施の形態でも、制御レバー31は、位置決めベアリング38の近傍部分が、筒形弁体12を囲繞する形状に形成されており、また、制御レバー31には、筒形弁体12を囲繞している部分に、筒形弁体12の外側面に設けた球面18bが嵌合するソケット面38bが形成されている。
【0035】
以上に説明した同軸形弁は、温度が3K〜350K、特に、その温度が20K〜350Kの温度範囲内にあり、その圧力が290バールまでの圧力範囲内にある気体及び液体の流れを遮断するために好適に使用し得るものであり、また特に、航空機ないし宇宙航行機の推進に用いられている液体または気体の流れを遮断するために好適に使用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる液体または気体の遮断及び流量制御のための同軸形弁の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態にかかる液体または気体の遮断及び流量制御のための同軸形弁の断面図である。
【符号の説明】
11 弁胴
E 流入口
A 流出口
12 筒形弁体
13 塞栓部材
V 流路
18a 制御ピン
18b 球面
21 位置決めモータ
22 制御駆動部材
26 ベアリングソケット部
30 運動伝達機構
31 制御レバー(揺動レバー)
32 固定側ベアリング
33 ベアリングボール部
34 ベアリングソケット部
36 ベアリングボール部
38 位置決めベアリング
38a ベアリング穴
38b ソケット面
39 駆動側ベアリング

Claims (14)

  1. 流れを遮断しようとする流体を流入及び流出させるための流入口(E)及び流出口(A)を有する弁胴(11)と、
    前記弁胴(11)の内部に、開弁位置と閉弁位置との間で軸線方向に移動可能なように配設され、且つ、前記弁胴(11)との間が密封状態となるようにして長手方向移動可能に支持されており、開弁状態においては、流れを遮断しようとする流体がその内部を長手方向に貫流するようにした筒形弁体(12)と、
    前記筒形弁体(12)の一端の側に、前記筒形弁体(12)に対して同軸的に配設された塞栓部材(13)であって、閉弁状態では前記筒形弁体(12)が前記塞栓部材(13)に密接して当接し、開弁状態では前記筒形弁体(12)が前記塞栓部材(13)から離隔することで開弁時流路(V)が開放されるようにした塞栓部材(13)と、
    直線運動する制御駆動部材(22)を備えた電動モータである位置決めモータ(21)と、前記位置決めモータ(21)と前記筒形弁体(12)との間に連結され前記制御駆動部材(22)の直線運動を前記筒形弁体(12)に伝達する運動伝達機構(30)とで構成された、開弁及び閉弁を行うためのアクチュエータ機構と、
    を備えた、液体または気体の流量制御及び遮断を行う同軸形弁において、
    前記運動伝達機構(30)は、前記筒形弁体(12)の移動方向に対して横切る方向に延在する制御レバー(31)を含んでおり、前記制御レバー(31)は、前記位置決めモータ(21)の前記制御駆動部材(22)と、前記筒形弁体(12)とに連結されており、前記制御レバー(31)は、揺動レバーとして構成されており、その一端が駆動側ベアリング(39)において前記位置決めモータ(21)の前記制御駆動部材(22)に関節式に連結され、その他端が固定側ベアリング(32)において前記弁胴(11)に関節式に連結され、その中間部が位置決めベアリング(38)を介して前記筒形弁体(12)に関節式に連結されていることを特徴とする、同軸形弁。
  2. 前記位置決めモータ(21)の前記制御駆動部材(22)が、前記筒形弁体(12)の移動方向と同一方向に移動するようにしてあることを特徴とする請求項1記載の同軸形弁。
  3. 前記位置決めベアリング(38)は、前記筒形弁体(12)の外側面に設けた制御ピン(18a)と、前記制御ピン(18a)が嵌合する前記制御レバー(31)に設けたベアリング穴(38a)とで構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の同軸形弁。
  4. 前記位置決めベアリング(38)は、前記筒形弁体(12)の外側面に設けた球面(18b)と、前記球面(18b)が嵌合する前記制御レバー(31)に形成したソケット面(38b)とで構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の同軸形弁。
  5. 前記制御レバー(31)は、前記位置決めベアリング(38)の近傍部分が、前記筒形弁体(12)を囲繞する形状に形成されており、更に、前記制御レバー(31)は、前記筒形弁体(12)の両側に位置する部分に、各々前記制御ピン(18a)が嵌合する一対のベアリング穴(38a)が設けられることを特徴とする請求項3記載の同軸形弁。
  6. 前記制御レバー(31)は、前記位置決めベアリング(38)の近傍部分が、前記筒形弁体(12)を囲繞する形状に形成されており、更に、前記制御レバー(31)は、前記筒形弁体(12)を囲繞している部分に、前記筒形弁体(12)の外側面に設けた前記球面(18b)が嵌合する前記ソケット面(38b)が形成されていることを特徴とする請求項4記載の同軸形弁。
  7. 前記駆動側ベアリング(39)は、前記制御レバー(31)の一端に設けたベアリングボール部(36)と、前記位置決めモータ(21)の前記制御駆動部材(22)に設けたベアリングソケット部(26)とを含んでいることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項記載の同軸形弁。
  8. 前記固定側ベアリング(32)は、前記制御レバー(31)の他端に設けたベアリングボール部(33)と、前記弁胴(11)に設けたベアリングソケット部(34)とを含んでいることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項記載の同軸形弁。
  9. 前記同軸形弁は、流れを遮断しようとする流体の温度が、3K〜350Kの温度範囲内にある場合に、使用可能であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項記載の同軸形弁。
  10. 前記同軸形弁は、流れを遮断しようとする流体の圧力が、290バールまでの圧力範囲内にある場合に、使用可能であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項記載の同軸形弁。
  11. 前記同軸形弁が、航空機ないし宇宙航行機に使用されている液体または気体の流れを遮断するために用いられるものであることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項記載の同軸形弁。
  12. 前記筒形弁体(12)は、前記筒形弁体(12)に作用する圧力がバランスする状態で、前記同軸形弁の内部に支持されていることを特徴とする請求項1乃至1の何れか1項記載の同軸形弁。
  13. 前記同軸形弁がケーシングを備えていることを特徴とする請求項1乃至1の何れか1項記載の同軸形弁。
  14. 前記固定側ベアリング(32)は、バネ部材を備えていることを特徴とする請求項1乃至1の何れか1項記載の同軸形弁。
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