JP4558706B2 - 電池保護装置、電池パック、及び電動工具 - Google Patents

電池保護装置、電池パック、及び電動工具 Download PDF

Info

Publication number
JP4558706B2
JP4558706B2 JP2006341219A JP2006341219A JP4558706B2 JP 4558706 B2 JP4558706 B2 JP 4558706B2 JP 2006341219 A JP2006341219 A JP 2006341219A JP 2006341219 A JP2006341219 A JP 2006341219A JP 4558706 B2 JP4558706 B2 JP 4558706B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
transmission path
cell
protection device
negative electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006341219A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008154395A (ja
Inventor
均 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2006341219A priority Critical patent/JP4558706B2/ja
Publication of JP2008154395A publication Critical patent/JP2008154395A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4558706B2 publication Critical patent/JP4558706B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

本発明は、電池の異常検出信号出力時に電池の電力が無駄に消費されてしまうことを防止して電池を保護する技術に関する。
従来より、直列接続された複数の電池セル(素電池)を1つのパッケージに収めた電池パックを過充電や過放電などの異常から保護する様々な電池保護回路が考案されている。そして、そのなかの1つとして、各電池セルの正極と負極との間の電圧に基づいて、各電池セルの異常を検出する電池保護用ICを備えた電池保護回路が知られている(非特許文献1を参照)。
この電池保護回路では、電池保護用ICが、各電池セルの正極及び負極に接続され、各電池セルから電力を供給されるとともに、各電池セルの正極と負極との間の電圧を監視している。また、電池保護用ICには、Pチャネル型のFETが外付けされ、このFETのドレイン及びソースが、最も電位の高い電池セルの正極と、電池パックの正極端子(外部機器との接続端子)との間に接続されている。そして、電池セルの過充電や過放電が発生すると、電池保護用ICが、予め決められた電圧値を有する異常検出信号をFETのゲートに出力して、FETをOFFし、電池セルの正極と電池パックの正極端子との電気的接続を遮断する。
ミツミ電機株式会社、"リチウムイオン電池保護用(4セル直列用)Monolithic IC MM3114 Series"、応用回路図、[online]、[2006年12月6日検索]、インターネット<URL : http://www.mitsumi.co.jp/Catalog/ic/battery/mm/3114/text01.pdf>
ここで、上述の電池保護回路を用いて、異常検出信号を、例えば充電制御用CPUに伝送しようとすると、電池セルの異常発生時に、電池保護用ICが、異常検出信号を出力し続けるため、電池の電力が無駄に消費されてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、電池の異常時に予め決められた電圧値を有する異常検出信号を出力しても、異常検出信号の出力に起因して電池の電力が無駄に消費されてしまうことを防止可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の電池保護装置は、少なくとも1つの電池から電力を供給され、該少なくとも1つの電池の状態に関して予め決められた異常条件が成立したことを検出すると、予め決められた電圧値を有する異常検出信号を出力する電池監視手段と、異常検出信号の出力に伴って生じる電流である異常検出電流が異常検出信号の伝送経路を流れると、該伝送経路を遮断する伝送経路遮断手段とを備えることを特徴とする。
この電池保護装置では、電池監視手段が異常検出信号を出力して、伝送経路に異常検出電流が流れると、伝送経路が遮断されるため、異常検出電流が流れ続けることがない。
したがって、異常検出信号の出力に起因して、電池の電力が無駄に消費されてしまうことを防止できる。
尚、上記電池は、電池セルでもよいし、複数の電池セルを1つのパッケージに収めた電池でもよい(以下同様)。
また、異常条件は、どのような条件であってもよく、例えば、請求項2記載のように、電池の過充電、過放電、短絡のうちの少なくとも1つであってもよい。
このように異常条件が設定されていれば、過充電、過放電、短絡のうちの少なくとも1つが発生した際に、異常検出信号の出力に起因して電池の電力が無駄に消費されてしまうことを防止できる。
また、異常検出信号の電圧値は伝送経路に応じて設定されていればよい。例えば、伝送経路が少なくとも1つの電池の負極に接続されている場合には、異常検出信号は、少なくとも1つの電池の負極よりも電位が高ければよい。
また、伝送経路遮断手段は、異常検出電流が流れると伝送経路を遮断するのであれば、どのように構成されていてもよい。
例えば、請求項4記載のように、伝送経路遮断手段は、伝送経路上で異常検出電流を受けて作動するとよい。
この場合、異常検出電流を確実に検出して、伝送経路を遮断することができる。
また、請求項5記載のように、伝送経路遮断手段は、予め決められた電圧値もしくは電流値を有する駆動信号を入力されると、伝送経路を導通する経路スイッチング手段と、該経路スイッチング手段に駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、異常検出電流が伝送経路を流れると、駆動信号出力手段の作動を停止させる作動停止手段とを備えるとよい。
この場合、電池に異常が発生すると、駆動信号の出力が停止されるため、駆動信号出力手段が電池から電力の供給を受けて駆動信号を出力するように構成されていても、電池の電力が無駄に消費されてしまうことを防止できる。
また、電池は複数あり、これら電池が電池1セル毎に並列接続され、この並列接続された電池セル群が直列接続されていてもよい。また、伝送経路は、これら複数の電池のうち、負極の電位が最も低い電池の負極に接続されていてもよい。また、電池監視手段は、異常検出信号を伝送経路へ出力するために該伝送経路に接続された出力端子を備えていてもよい。そして、電池監視手段は、伝送経路に接続された電池の負極よりも負極の電位が高い電池から電力を供給され、当該電池監視手段に電力を供給する電池の負極よりも電位の高い異常検出信号を出力端子から出力する一方、異常検出信号の非出力時には、出力端子の電位を当該電池監視手段に電力を供給する電池の負極の電位に設定してもよい。
ここで、この場合、電池保護装置は、請求項6記載のように、異常検出信号が出力されたときに出力端子と伝送経路とを導通する出力スイッチング手段を備えるとよい。
このように電池保護装置が構成されていれば、伝送経路の基準電位と、出力端子の基準電位とが異なることに起因して、異常検出信号が出力されていないにも拘わらず、伝送経路に電流が流れ、伝送経路が誤って遮断されてしまうことを防止できる。
次に、請求項7記載の電池パックは、少なくとも1つの電池と、請求項1乃至請求項6いずれか記載の電池保護装置とを備えることを特徴とする。
この電池パックには、上述の電池保護装置が具備されているため、上述の電池保護装置と同様の効果を発揮する。
次に、請求項8記載の発明は、少なくとも1つの電池を搭載し、該少なくとも1つの電池から供給される電力によって駆動する電動工具であって、請求項1乃至請求項6いずれか記載の電池保護装置を備えることを特徴とする。
すなわち、この電動工具には上述の電池保護装置が具備されているため、上述の電池保護装置と同様の効果を発揮する。
次に、請求項9記載の発明は、電力によって駆動する電動工具であって、請求項7記載の電池パックを備えることを特徴とする。
この電動工具には、上述の電池パックが具備されているため、上述の電池パックと同様の効果、つまり、上述の電池保護装置と同様の効果を発揮する。
ここで、この電動工具は、請求項10記載のように、電池パックを離脱可能に装着する装着手段を備えるとよい。
このように電動工具が構成されていれば、電動工具の使用者は、電池パックの異常時に電池パックを交換するだけで、電池パックの異常に起因した不具合を容易に解消できる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
まず、図1は、本発明を適用したドライバドリルの側面図である。
図1に示すように、ドライバドリル1の本体は、モータハウジング2と、モータハウジング2の前方に位置するギアハウジング3と、ギアハウジング3の前方に位置するドリルチャック4と、モータハウジング2の下方に位置するハンドグリップ5とから構成されている。
モータハウジング2は、ドリルチャック4を回転駆動させる駆動力を発生する駆動モータ(図示せず)を収容している。
ギアハウジング3は、駆動モータの駆動力をドリルチャック4に伝達するギア機構(図示せず)を収容している。
ドリルチャック4は、当該ドリルチャック4の前端部に工具ビット(図示せず)を着脱自在に装着する装着機構(図示せず)を備えている。
ハンドグリップ5は、ドライバドリル1の使用者が当該ハンドグリップ5を片手で把持可能に成形されている。そして、ハンドグリップ5の上部前方には、ドライバドリル1の使用者が駆動モータをON/OFFするためのトリガ6が設けられている。また、ハンドグリップ5の下端部には、電池パック8を離脱可能に装着する電池パック装着部7が設けられている。より具体的には、図2に示すように、電池パック装着部7は、ドライバドリル1の使用者が電池パック8を前方に摺動させることで電池パック8を当該電池パック装着部7から離脱できるように構成されている。尚、図2は、ドライバドリル1の本体から電池パック8を離脱させた様子を示す側面図である。
次に、図3は、電池パック8に搭載された一部の電子回路の構成を示す回路図である。
図3に示すように、電池パック8は、電池セル回路11と、電池保護回路12とを備えている。
電池セル回路11は、電池パック8の正極111と負極112とを備えている。尚、負極112は、電池パック8のグラウンド(基準電位)ラインに接続されている。
そして、正極111と負極112との間には、複数の電池セルが直列接続され、駆動モータを駆動するための駆動電圧(本実施形態では36V)が生成されている。尚、本実施形態の各電池セルは、リチウムイオン二次電池であり、3.6Vの直流電圧を生成する。そして、電池セル回路11では、10個の電池セル(負極112から正極111に向かう順に電池セルB1〜B10と称する)が直列接続されている。
一方、電池保護回路12は、3つのセルモニタIC121,122,123を備えている。これらセルモニタIC121,122,123は、当該セルモニタIC121,122,123に接続された各電池セルの正極と負極との間の電圧に基づいて、各電池セルの過充電及び過放電を検出する。そして、セルモニタIC121,122,123は、過充電を検出したことを示す過充電検出信号や、過放電を検出したことを示す過放電検出信号を出力する。
より具体的には、セルモニタIC121は、正極側電源端子(VDD)と、グラウンド端子(VSS)と、第1セル電圧入力端子(V1)と、第2セル電圧入力端子(V2)と、第3セル電圧入力端子(V3)と、過充電検出出力端子(OV)と、過放電検出出力端子(DCHG)とを備えている。
セルモニタIC121の正極側電源端子(VDD)は、当該セルモニタIC121への電力供給を受けるとともに、当該セルモニタIC121が監視すべき電池セルのうち、最も電位が高い電池セルの正極側電圧を入力するための入力端子である。そして、この正極側電源端子(VDD)には、電池セルB4の正極が接続されている。
また、セルモニタIC121のグラウンド端子(VSS)は、当該セルモニタIC121の基準電位を設定するための入力端子であるとともに、当該セルモニタIC121が監視すべき電池セルのうち、最も電位の低い電池セルの負極側電圧を入力するための入力端子である。そして、このグラウンド端子(VSS)には、電池セルB1の負極が接続されている。
但し、セルモニタIC121の正極側電源端子(VDD)とグラウンド端子(VSS)との間には、当該セルモニタIC121に安定した電力供給を行うためのバイパス用コンデンサC1が接続されている。
また、セルモニタIC121の第1セル電圧入力端子(V1)は、当該セルモニタIC121が監視すべき電池セルのうち、最も電位の高い電池セルの負極側電圧と2番目に電位の高い電池セルの正極側電圧を入力するための入力端子である。そして、第1セル電圧入力端子(V1)には、抵抗器R3を介して、電池セルB4の負極と電池セルB3の正極とが接続されている。
また、セルモニタIC121の第2セル電圧入力端子(V2)は、当該セルモニタIC121が監視すべき電池セルのうち、2番目に電位の高い電池セルの負極側電圧と3番目に電位の高い電池セルの正極側電圧を入力するための入力端子である。そして、第2セル電圧入力端子(V2)には、抵抗器R2を介して、電池セルB3の負極と電池セルB2の正極とが接続されている。
また、セルモニタIC121の第3セル電圧入力端子(V3)は、当該セルモニタIC121が監視すべき電池セルのうち、3番目に電位の高い電池セルの負極側電圧と最も電位の低い電池セルの正極側電圧を入力するための入力端子である。そして、第3セル電圧入力端子(V3)には、抵抗器R1を介して、電池セルB2の負極と電池セルB1の正極とが接続されている。
但し、セルモニタIC121の正極側電源端子(VDD)と第1セル電圧入力端子(V1)との間、第1セル電圧入力端子(V1)と第2セル電圧入力端子(V2)との間、第2セル電圧入力端子(V2)と第3セル電圧入力端子(V3)との間、第3セル電圧入力端子(V3)とグラウンド端子(VSS)との間にはそれぞれ、コンデンサC5,C4,C3,C2が順に接続されている。すなわち、コンデンサC5単体や、コンデンサC2〜C4と抵抗器R1〜R3とで形成されるローパスフィルタによって、これら入力端子へ流入するノイズを抑制している。
また、セルモニタIC121の過充電検出出力端子(OV)は、過充電検出信号を出力するための出力端子である。尚、過充電検出出力端子(OV)の出力電圧は、過充電の非検出時には、Low(本実施形態では、電池セルB1の負極電圧)に設定される一方、過充電の検出時には、High(電池セルB1の負極電圧よりも高い電圧)に設定される。つまり、過充電検出信号は、電池セルB1の負極電圧よりも高い電圧値を有する信号である。
そして、セルモニタIC121の過充電検出出力端子(OV)は、ダイオードD1のアノードに接続され、ダイオードD1と電流制限用抵抗器R8とを介して、導体配線124に接続されている。尚、導体配線124は、当該導体配線124の一端が電池セルB1の負極に接続され、電池セルB1の負極を基準電位としている。
また、セルモニタIC121の過放電検出出力端子(DCHG)は、過放電検出信号を出力するための出力端子である。尚、過放電検出出力端子(DCHG)の出力電圧は、過放電の非検出時には、Low(本実施形態では、電池セルB1の負極電圧)に設定される一方、過放電の検出時には、High(電池セルB1の負極電圧よりも高い電圧)に設定される。つまり、過放電検出信号は、電池セルB1の負極電圧よりも高い電圧値を有する信号である。
そして、セルモニタIC121の過放電検出出力端子(DCHG)は、ダイオードD2のアノードに接続され、ダイオードD2と電流制限用抵抗器R9とを介して、導体配線124に接続されている。
また、セルモニタIC122は、第3セル電圧入力端子(V3)が具備されていないだけで、各端子の機能はセルモニタIC121と同様である。
セルモニタIC122について説明すると、セルモニタIC122の正極側電源端子(VDD)には、電池セルB7の正極が接続されている。
また、セルモニタIC122のグラウンド端子(VSS)には、電池セルB5の負極と電池セルB4の正極とが接続されている。
但し、セルモニタIC122の正極側電源端子(VDD)とグラウンド端子(VSS)との間には、当該セルモニタIC122に安定した電力供給を行うためのバイパス用コンデンサC6が接続されている。
また、セルモニタIC122の第1セル電圧入力端子(V1)には、抵抗器R5を介して、電池セルB7の負極と電池セルB6の正極とが接続されている。
また、セルモニタIC122の第2セル電圧入力端子(V2)には、抵抗器R4を介して、電池セルB6の負極と電池セルB5の正極とが接続されている。
但し、セルモニタIC122の正極側電源端子(VDD)と第1セル電圧入力端子(V1)との間、第1セル電圧入力端子(V1)と第2セル電圧入力端子(V2)との間、第2セル電圧入力端子(V2)とグラウンド端子(VSS)との間にはそれぞれ、コンデンサC9,C8,C7が順に接続されている。すなわち、コンデンサC9単体や、コンデンサC7,C8と抵抗器R4,R5とで形成されるローパスフィルタによって、これら入力端子へ流入するノイズを抑制している。
ここで、セルモニタIC122の基準電位は、電池セルB5の負極の電位に設定されており、導体配線124の基準電位とは異なる。このため、セルモニタIC122の過充電検出出力端子(OV)や過放電検出出力端子(DCHG)が、セルモニタIC121の過充電検出出力端子(OV)や過放電検出出力端子(DCHG)と同様に処理されていると、過充電検出出力端子(OV)や過放電検出出力端子(DCHG)の出力電圧がLowに設定されても、導体配線124に電流が流れてしまう。
そこで、セルモニタIC122の過充電検出出力端子(OV)には、Pチャネル型FETからなるトランジスタTr1が接続されている。
より具体的には、セルモニタIC122の過充電検出出力端子(OV)は、トランジスタTr1のソースに接続されている。そして、トランジスタTr1のドレインは、ダイオードD3のアノードに接続され、ダイオードD3と電流制限用抵抗器R10とを介して、導体配線124に接続されている。また、トランジスタTr1のゲートは、電池セルB5の負極に接続されている。
つまり、セルモニタIC122の過充電検出出力端子(OV)の出力電圧がLowの場合には、トランジスタTr1のゲート−ソース間に電位差が生じず、トランジスタTr1がOFFに設定され、過充電検出出力端子(OV)と導体配線124との間の電気的接続が遮断される。そして、セルモニタIC122の過充電検出出力端子(OV)の出力電圧がHighの場合には、トランジスタTr1のゲート−ソース間に電位差が生じるため、トランジスタTr1がONし、過充電検出出力端子(OV)と導体配線124とが電気的に接続され、セルモニタIC122から導体配線124へと過充電検出信号が出力される。
一方、セルモニタIC122の過放電検出出力端子(DCHG)には、Pチャネル型FETからなるトランジスタTr2が接続されている。
より具体的には、セルモニタIC122の過放電検出出力端子(DCHG)は、トランジスタTr2のソースに接続されている。そして、トランジスタTr2のドレインは、ダイオードD4のアノードに接続され、ダイオードD4と電流制限用抵抗器R11とを介して、導体配線124に接続されている。また、トランジスタTr2のゲートは、電池セルB5の負極に接続されている。
つまり、セルモニタIC122の過放電検出出力端子(DCHG)の出力電圧がLowの場合には、トランジスタTr2のゲート−ソース間に電位差が生じず、トランジスタTr2がOFFに設定され、過放電検出出力端子(DCHG)と導体配線124との間の電気的接続が遮断される。そして、セルモニタIC122の過放電検出出力端子(DCHG)の出力電圧がHighの場合には、トランジスタTr2のゲート−ソース間に電位差が生じるため、トランジスタTr2がONし、過放電検出出力端子(DCHG)と導体配線124とが電気的に接続され、セルモニタIC122から導体配線124へと過放電検出信号が出力される。
また、セルモニタIC123は、セルモニタIC122と全く同様のICである。
セルモニタIC123について説明すると、セルモニタIC123の正極側電源端子(VDD)には、電池セルB10の正極が接続されている。
また、セルモニタIC123のグラウンド端子(VSS)には、電池セルB8の負極が接続されている。
但し、セルモニタIC123の正極側電源端子(VDD)とグラウンド端子(VSS)との間には、当該セルモニタIC123に安定した電力供給を行うためのバイパス用コンデンサC10が接続されている。
また、セルモニタIC123の第1セル電圧入力端子(V1)には、抵抗器R7を介して、電池セルB10の負極と電池セルB9の正極とが接続されている。
また、セルモニタIC123の第2セル電圧入力端子(V2)には、抵抗器R6を介して、電池セルB9の負極と電池セルB8の正極とが接続されている。
但し、セルモニタIC123の正極側電源端子(VDD)と第1セル電圧入力端子(V1)との間、第1セル電圧入力端子(V1)と第2セル電圧入力端子(V2)との間、第2セル電圧入力端子(V2)とグラウンド端子(VSS)との間にはそれぞれ、コンデンサC13,C12,C11が順に接続されている。すなわち、コンデンサC13単体や、コンデンサC12,C11と抵抗器R6,R7とで形成されるローパスフィルタによって、これら入力端子へ流入するノイズを抑制している。
また、セルモニタIC123の基準電位は、電池セルB8の負極の電位に設定されており、導体配線124の基準電位とは異なる。このため、セルモニタIC123の過充電検出出力端子(OV)や過放電検出出力端子(DCHG)は、セルモニタIC122の過充電検出出力端子(OV)や過放電検出出力端子(DCHG)と同様に処理されている。
すなわち、セルモニタIC123の過充電検出出力端子(OV)には、Pチャネル型FETからなるトランジスタTr3が接続されている。
より具体的には、セルモニタIC123の過充電検出出力端子(OV)は、トランジスタTr3のソースに接続されている。そして、トランジスタTr3のドレインは、ダイオードD5のアノードに接続され、ダイオードD5と電流制限用抵抗器R12とを介して、導体配線124に接続されている。また、トランジスタTr3のゲートは、電池セルB8の負極に接続されている。
つまり、セルモニタIC123の過充電検出出力端子(OV)の出力電圧がLowの場合には、トランジスタTr3のゲート−ソース間に電位差が生じず、トランジスタTr3がOFFに設定され、過充電検出出力端子(OV)と導体配線124との間の電気的接続が遮断される。そして、セルモニタIC123の過充電検出出力端子(OV)の出力電圧がHighの場合には、トランジスタTr3のゲート−ソース間に電位差が生じるため、トランジスタTr3がONし、過充電検出出力端子(OV)と導体配線124とが電気的に接続され、セルモニタIC123から導体配線124へと過充電検出信号が出力される。
一方、セルモニタIC123の過放電検出出力端子(DCHG)には、Pチャネル型FETからなるトランジスタTr4が接続されている。
より具体的には、セルモニタIC123の過放電検出出力端子(DCHG)は、トランジスタTr4のソースに接続されている。そして、トランジスタTr4のドレインは、ダイオードD6のアノードに接続され、ダイオードD6と電流制限用抵抗器R13とを介して、導体配線124に接続されている。また、トランジスタTr4のゲートは、電池セルB8の負極に接続されている。
つまり、セルモニタIC123の過放電検出出力端子(DCHG)の出力電圧がLowの場合には、トランジスタTr4のゲート−ソース間に電位差が生じず、トランジスタTr4がOFFに設定され、過放電検出出力端子(DCHG)と導体配線124との間の電気的接続が遮断される。そして、セルモニタIC123の過放電検出出力端子(DCHG)の出力電圧がHighの場合には、トランジスタTr4のゲート−ソース間に電位差が生じるため、トランジスタTr4がONし、過放電検出出力端子(DCHG)と導体配線124とが電気的に接続され、セルモニタIC123から導体配線124へと過放電検出信号が出力される。
また、導体配線124は、電流バイパス用抵抗器R14と電流制限用抵抗器R15とを介して、npn型バイポーラトランジスタであるトランジスタTr7のコレクタに接続されている。そして、トランジスタTr7のエミッタは、電池セルB1の負極に接続されている。
また、導体配線124は、pnp型バイポーラトランジスタTr5のエミッタに接続されている。トランジスタTr5のエミッタ及びベースは、上述の電流バイパス用抵抗器R14を介して相互に接続され、トランジスタTr5のコレクタは、電流制限用抵抗器R16と電流バイパス用抵抗器R17とを介して電池セルB1の負極に接続されている。
また、電池保護回路12は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する)125を備えている。
マイコン125は、正極側電源端子(VDD)と、グラウンド端子(VSS)と、エラー入力端子(ERROR IN)と、駆動信号出力端子(ERROR SW)とを備えている。
マイコン125の正極側電源端子(VDD)は、当該マイコン125への電力供給を受けるための入力端子である。そして、この正極側電源端子(VDD)は、図示しない電圧レギュレータに接続され、この電圧レギュレータで生成された直流電圧(VCC)が印加されている。
また、マイコン125のグラウンド端子(VSS)は、マイコン125の基準電位を設定するための入力端子である。そして、このグラウンド端子(VSS)は、電池セルB1の負極に接続されている。
但し、マイコン125の正極側電源端子(VDD)とグラウンド端子(VSS)との間には、当該マイコン125に安定した電力供給を行うためのバイパス用コンデンサC14が接続されている。
また、マイコン125のエラー入力端子(ERROR IN)は、過充電検出信号及び過放電検出信号が出力された旨を検出するための入力端子である。そして、このエラー入力端子(ERROR IN)は、電流制限抵抗器R20を介して、上述の電圧レギュレータに接続されているとともに、npn型バイポーラトランジスタであるトランジスタTr6のコレクタにも接続されている。尚、トランジスタTr6のエミッタは、電池セルB1の負極に接続されている一方、トランジスタTr6のベースは、上述の電流バイパス用抵抗器R17を介して電池セルB1の負極に接続されている。
また、マイコン125の駆動信号出力端子(ERROR SW)は、電流制限用抵抗器R18と電流バイパス用抵抗器R19とを介して、電池セルB1の負極に接続されている。また、上述のトランジスタTr7のベースも電流バイパス用抵抗器R19を介して、電池セルB1の負極に接続されている。尚、マイコン125の駆動信号出力端子(ERROR SW)は、電池セルB1の負極よりも電位の高い駆動信号を出力し、トランジスタTr7にベース電流を供給する。
以上のように構成された電池保護回路12では、各電池セルB1〜B10のいずれにも過充電や過放電が発生していない場合には、マイコン125がトランジスタTr7に駆動信号を出力し続けて、トランジスタTr7にベース電流を供給し続ける。
これにより、トランジスタTr7は、ONされ続け、導体配線124と電池セルB1の負極とが電気的に接続される。
そして、セルモニタIC121,122,123のいずれかが電池セルの過充電もしくは過放電を検出して、過充電検出信号や過放電検出信号を導体配線124へ出力すると、これら信号に起因した電流である異常検出電流が電流バイパス用抵抗器R14、電流制限用抵抗器R15、トランジスタTr7のコレクタ−エミッタ間を介して電池セルB1の負極へ流出する。
また、このように異常検出電流が流れたことによって、トランジスタTr5がONされ、異常検出電流がトランジスタTr5のエミッタ−コレクタ間、電流制限用抵抗器R16、電流バイパス用抵抗器R17を介して、電池セルB1の負極へ流出する。
そして、異常検出電流が電流制限用抵抗器R16、電流バイパス用抵抗器R17を流れたことによりトランジスタTr6がONされ、電圧レギュレータからの電流が電流制限用抵抗器R20、トランジスタTr6のコレクタ−エミッタ間を介して電池セルB1の負極に流出する。
これにより、マイコン125のエラー入力端子(ERROR IN)に印加されていた電圧は、HighからLowへ変化し、マイコン125は、異常検出電流が流れたことを検出する。
マイコン125は、異常検出電流が流れたことを検出すると、駆動信号出力端子(ERROR SW)からの駆動信号の出力を停止し、トランジスタTr7をOFFする。トランジスタTr7をOFFすると、トランジスタTr5,Tr6もOFFし、導体配線124と電池セルB1の負極との電気的接続が遮断される。
以上により、電池保護回路12では、異常検出信号が流れ続けることがなく、過充電検出信号や過放電検出信号の出力に起因して電池セルの電力が無駄に消費されてしまうことを防止できる。
また、電池セルB1の負極とは基準電位が異なるセルモニタIC122,123では、過充電検出信号及び過放電検出信号が出力されるときに、これら信号の出力端子(過充電検出出力端子(OV)及び過放電検出出力端子(DCHG))が導体配線124と電気的に接続される。一方、過充電検出信号及び過放電検出信号が出力されていないときには、これら信号の出力端子と導体配線124との電気的な接続は遮断される。このため、電池保護回路12では、過充電検出信号及び過放電検出信号が出力されていないにも拘わらず、セルモニタIC122,123の過充電検出出力端子(OV)や過放電検出出力端子(DCHG)から導体配線124へ電流が流出することを防止できる。
より具体的には、電池セルB4の正極からセルモニタIC122のグラウンド端子(VSS)、過充電検出出力端子(OV)を通って、電池セルB1の負極を基準電位とした導体配線124へ電流が流出することと、電池セルB4の正極からセルモニタIC122のグラウンド端子(VSS)、過放電検出出力端子(DCHG)を通って、導体配線124へ電流が流出することとを防止できる。また、電池セルB7の正極からセルモニタIC123のグラウンド端子(VSS)、過充電検出出力端子(OV)を通って、導体配線124へ電流が流出することと、電池セルB7の正極からセルモニタIC123のグラウンド端子(VSS)、過放電検出出力端子(DCHG)を通って、導体配線124へ電流が流出することとを防止できる。
また、ドライバドリル1は、電池パック8を離脱可能に装着できるため、ドライバドリル1の使用者は、電池パック8の異常時に電池パック8を交換するだけで、電池パック8の異常に起因した不具合を容易に解消できる。
尚、本実施形態では、セルモニタIC121,122,123が本発明における電池監視手段に相当し、マイコン125と、トランジスタTr5〜Tr7と、抵抗器R14〜R20とが本発明における伝送経路遮断手段に相当する。
また、本実施形態では、トランジスタTr7が本発明における経路スイッチング手段に相当し、マイコン125が本発明における駆動信号出力手段に相当し、マイコン125と、トランジスタTr5,Tr6と、抵抗器R16,R17,R20とが本発明における作動停止手段に相当する。
また、本実施形態では、セルモニタIC122,123の過充電検出出力端子(OV)及び過放電検出出力端子(DCHG)が本発明における出力端子に相当し、トランジスタTr1〜Tr4が本発明における出力スイッチング手段に相当する。
また、本実施形態では、電池パック8が本発明における電池パックに相当し、ドライバドリル1が本発明における電動工具に相当し、電池パック装着部7が本発明における装着手段に相当する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、トランジスタTr5〜Tr7にバイポーラトランジスタを用いたが、バイポーラトランジスタに代えて、FETなどの他の形態のスイッチ素子を用いても勿論よい。
また、上記実施形態では、セルモニタIC121,122,123は、電池セルの過充電や過放電を検出したが、電池セルの短絡などといった他の電気的異常を検出してもよい。
また、上記実施形態では、電池保護回路12にマイコンを用いたが、マイコンに代えて、論理回路やプログラマブル・ロジック・デバイスを用いても勿論よい。
また、上記実施形態では、電池保護回路12は電池パック8に設けられていたが、ドライバドリル1の本体(例えば、ハンドグリップ5)に設けられていてもよい。または、電池保護回路12の一部の構成要素(例えばマイコン125)がドライバドリル1の本体に設けられ、残りの構成要素が電池パック8に設けられてもよい。
また、上記実施形態では、本発明をリチウムイオン二次電池に適用したが、例えば、リチウムポリマ二次電池やニッケル水素二次電池、マンガン一次電池などといった他の形態の電池に適用しても勿論よい。
また、上記実施形態では、ドライバドリル1は電池パック8を着脱可能に構成されていたが、着脱不能に一体化されていてもよい。
また、上記実施形態では、本発明をドライバドリルに適用したが、例えば電動レンチなどの他の形態の電動工具に適用しても勿論よい。
本発明を適用したドライバドリルの側面図である。 ドライバドリルの本体から電池パックを離脱させた様子を示す側面図である。 電池パックに搭載された一部の電子回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
1…ドライバドリル、2…モータハウジング、3…ギアハウジング、4…ドリルチャック、5…ハンドグリップ、6…トリガ、7…電池パック装着部、8…電池パック、11…電池セル回路、12…電池保護回路、111…正極、112…負極、121,122,123…セルモニタIC、124…導体配線、125…マイコン。

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの電池から電力を供給され、該少なくとも1つの電池の状態に関して予め決められた異常条件が成立したことを検出すると、予め決められた電圧値を有する異常検出信号を出力する電池監視手段と、
    前記異常検出信号の出力に伴って生じる電流である異常検出電流が前記異常検出信号の伝送経路を流れると、該伝送経路を遮断する伝送経路遮断手段と
    を備えることを特徴とする電池保護装置。
  2. 請求項1記載の電池保護装置であって、
    前記異常条件は、
    前記電池の過充電、過放電、短絡のうちの少なくとも1つである
    ことを特徴とする電池保護装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の電池保護装置であって、
    前記伝送経路は、
    前記少なくとも1つの電池の負極に接続され、
    前記異常検出信号は、
    前記少なくとも1つの電池の負極よりも電位が高いこと
    を特徴とする電池保護装置。
  4. 請求項1乃至請求項3いずれか記載の電池保護装置であって、
    前記伝送経路遮断手段は、
    前記伝送経路上で前記異常検出電流を受けて作動する
    ことを特徴とする電池保護装置。
  5. 請求項1乃至請求項4いずれか記載の電池保護装置であって、
    前記伝送経路遮断手段は、
    予め決められた電圧値もしくは電流値を有する駆動信号を入力されると、前記伝送経路を導通する経路スイッチング手段と、
    該経路スイッチング手段に前記駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、
    前記異常検出電流が前記伝送経路を流れると、前記駆動信号出力手段の作動を停止させる作動停止手段と
    を備えることを特徴とする電池保護装置。
  6. 請求項1乃至請求項5いずれか記載の電池保護装置であって、
    前記電池は、複数あるとともに、直列接続され、
    前記伝送経路は、複数の前記電池のうち、負極の電位が最も低い電池の負極に接続され、
    前記電池監視手段は、
    前記異常検出信号を前記伝送経路へ出力するために該伝送経路に接続された出力端子を備え、
    前記伝送経路に接続された前記電池の負極よりも負極の電位が高い前記電池から電力を供給され、当該電池監視手段に電力を供給する前記電池の負極よりも電位の高い前記異常検出信号を前記出力端子から出力する一方、前記異常検出信号の非出力時には、前記出力端子の電位を当該電池監視手段に電力を供給する前記電池の負極の電位に設定し、
    当該電池保護装置は、
    前記異常検出信号が出力されたときに前記出力端子と前記伝送経路とを導通する出力スイッチング手段を備える
    ことを特徴とする電池保護装置。
  7. 少なくとも1つの電池と、
    請求項1乃至請求項6いずれか記載の電池保護装置と
    を備えることを特徴とする電池パック。
  8. 少なくとも1つの電池を搭載し、該少なくとも1つの電池から供給される電力によって駆動する電動工具であって、
    請求項1乃至請求項6いずれか記載の電池保護装置を備える
    ことを特徴とする電動工具。
  9. 電力によって駆動する電動工具であって、
    請求項7記載の電池パックを備える
    ことを特徴とする電動工具。
  10. 請求項9記載の電動工具であって、
    前記電池パックを離脱可能に装着する装着手段を備える
    ことを特徴とする電動工具。
JP2006341219A 2006-12-19 2006-12-19 電池保護装置、電池パック、及び電動工具 Expired - Fee Related JP4558706B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006341219A JP4558706B2 (ja) 2006-12-19 2006-12-19 電池保護装置、電池パック、及び電動工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006341219A JP4558706B2 (ja) 2006-12-19 2006-12-19 電池保護装置、電池パック、及び電動工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008154395A JP2008154395A (ja) 2008-07-03
JP4558706B2 true JP4558706B2 (ja) 2010-10-06

Family

ID=39656002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006341219A Expired - Fee Related JP4558706B2 (ja) 2006-12-19 2006-12-19 電池保護装置、電池パック、及び電動工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4558706B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9893343B2 (en) 2013-03-22 2018-02-13 Hitachi Koki Co., Ltd. Battery pack and electric device
CN105599712B (zh) * 2016-03-17 2017-10-17 北京汽车集团有限公司 一种汽车蓄电池保护系统和汽车
CN114914755B (zh) * 2021-02-10 2023-08-11 苏州宝时得电动工具有限公司 适配器、电气设备系统及其操作方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09205726A (ja) * 1996-01-25 1997-08-05 Fuji Elelctrochem Co Ltd 過放電防止装置
JPH11178226A (ja) * 1997-12-16 1999-07-02 Fuji Elelctrochem Co Ltd 二次電池パック
JP2002357625A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Nagano Japan Radio Co 蓄電素子の電圧検出回路

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09205726A (ja) * 1996-01-25 1997-08-05 Fuji Elelctrochem Co Ltd 過放電防止装置
JPH11178226A (ja) * 1997-12-16 1999-07-02 Fuji Elelctrochem Co Ltd 二次電池パック
JP2002357625A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Nagano Japan Radio Co 蓄電素子の電圧検出回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008154395A (ja) 2008-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8210273B2 (en) Electric power tool, tool body, and battery pack
JP3633230B2 (ja) 電源供給回路
US7385795B2 (en) Cordless power tool with a protected weak link element
WO2014119203A1 (ja) 電動機械器具、及びその本体
US20150200553A1 (en) Battery pack
US10128548B2 (en) Battery device, and protection method thereof
CN108418182B (zh) 电源适配器
JP6812194B2 (ja) 電動作業機
JP6159666B2 (ja) 電動機械器具
JP2014207841A (ja) 充電システム
EP2060365A1 (en) Electric power tool
JP6639999B2 (ja) 充電装置
JP2016103925A (ja) バッテリパック
JP2013102649A (ja) バッテリパック
JP2005131770A (ja) 電池パック、電動工具及び電動工具システム
JP2013051757A (ja) 半導体集積回路、保護回路及び電池パック
US20070139847A1 (en) Power tool with circuit protection capability
JP4558706B2 (ja) 電池保護装置、電池パック、及び電動工具
JP6589948B2 (ja) 電源装置
JP5495031B2 (ja) 電動工具
JP4103828B2 (ja) 充電式電気機器
WO2019031274A1 (ja) 電池パック及び電池パックを用いた電気機器
JP6923068B2 (ja) 電源装置、並びに電源装置と電動工具からなるシステム
JP2013105726A (ja) 電池パックおよび電池カバー
WO2021111849A1 (ja) 電池パック及び電気機器システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees