JP4553877B2 - ミシン - Google Patents
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Description
しかし、近年上記したような付属的な機能が多くなり過ぎてきており、そのためにプログラムを記憶するための内部メモリの不足が問題になっている。また、ユーザによっては、不要な機能もあり不必要な機能があるために操作が複雑化し、価格も高くなる等の問題も生じてきている。
そのために、機能のプログラムをメモリカードなどの外部メモリに格納しておき、必要に応じてミシン本体に装着或いはプログラムをミシン側に転送する構成のものも提案されてきている。
本発明は上記従来技術の欠点を改善することを目的とする。
また、前記第1の記憶手段と、前記第5の記憶手段とが同一の記憶手段とすることで課題を解決することができた。
さらに、前記追加機能を表示する表示データが前記第2の記憶手段に記憶されており、該第2の記憶手段をミシン本体に接続したときに、該表示データを本体内に自動的に読み込ませるようにしたことで課題を解決することができた。
そして、本発明のミシンによれば、多様な機能を用意していても、プログラムを記憶するための内部メモリに依存しないことにより製作上安価にできるだけでなく、ユーザによっては、不要な機能もあり不必要な機能があるために操作が複雑化することを防止する効果がある。
また、機能のプログラムをメモリカードなどの外部メモリに格納しておき、必要に応じてミシン本体に装着或いはプログラムをミシン側に転送する構成のものでは、ミシン本体に備えられた機能の他にどのような機能の付加、追加が可能なのか分からない欠点を解決し、当該ミシンに用意された種々の機能が必要に応じて有効化することにより、十分に使われるようにすることができる。
ミシン本体内に設けられ、そのまま使用可能に有効化された有効機能であるミシンの所定の機能を実行するプログラムを記憶すること。また、有効化可能であるが有効化されていない非有効機能である追加可能な機能やオプション機能を実行するプログラムを記憶すること。
そして有効化された有効機能と、有効化されていない非有効機能である、当該ミシンの追加可能な機能やオプション機能を区別可能に表示すること。そして該有効化されていない追加可能な機能やオプション機能である非有効機能を有効化して追加し、該表示する手段で表示された有効化された機能を指定して新たなミシンの機能も実行する。
図1において、中央演算処理装置1はマイクロコンピュータを主体に構成され、このミシンの種々の制御を行うようになっている。
基本機能ROM2には基本的な機能のプログラム、データ及び必要な表示データ等が含まれている。
中央演算処理装置1は基本機能ROM2のプログラム等に基づいて表示制御装置20を介して表示装置21に適宜表示を行い、またミシンモータ駆動回路22を介して縫い目形成機構23を駆動して縫いを実行させる。また、この実施形態ではX−Yモータ駆動回路24と刺繍形成機構25を備えており、刺繍縫いも実行させるようになっている。
これらの種々の機能はユーザが機能選択釦26を操作することにより選択できるようになっている。
図2に表示の一例を示す。(A)においては、4つの標準機能表示40と2つのオプション機能表示41がなされている。オプション機能表示41は色彩或いは模様、濃淡などにより標準機能表示40と明確に区別して表示されており、ユーザはオプション機能表示41に表示されたオプションが有効化されていないことを知ることができるようになっている。標準機能表示40とオプション機能表示41の区別表示は種々の形態が可能であり、有効化機能の画面と非有効化機能の画面を変える方法なども可能である。
オプション機能がオプション機能RAM4に読み込まれて有効化されると、図2の(B)に示すように、オプション機能表示41は標準機能表示40と同一の表示に変化してオプション機能表示41’となり、有効化されていることが示されるようになっている。
また、オプション機能RAM4に一度記憶させたオプション機能を登録/削除操作装置10により削除することも出来るように構成されている。
これにより、ユーザは必要とする最小のオプション機能をオプション機能RAM4に登録しておけば良く、不必要な機能がないから良好な操作性を得ることが可能になる。
なお、オプション機能RAM4を用いずに直接オプション機能ROM30からプログラム等を読み出して制御するように構成することも可能である。
また、オプション機能RAM4としてはフラッシュメモリ等の不揮発メモリを用いるのが望ましい。また、オプション機能ROM30としてはROMカードやCD―ROM等が使用可能である。
ここで追加機能とは、ミシン本体には付属せず、別売等により後から追加する機能のことを意味している。この追加機能を表す表示データはミシン本体に予め記憶されておらず、追加機能ROM31から読み出して追加機能表示データRAM6に記憶させることにより、初めて表示されるようになっている。
これにより、予め追加機能ROM31に供給される全てのプログラムを予め入力しておき、ユーザの要求或いは購入によりキーワードを提供して当該プログラムを有効化することが可能になる。
なお、追加機能ROM31としてはCD−ROMやROMカード等種々のものが使用可能である。
中央演算処理装置1はオプション機能ROM30からオプション機能がオプション機能RAM4に登録されているか否か判定し(ステップS1)、登録されていれば当該登録されたオプション機能を表示装置21に通常機能と区別することなく同様に表示する(ステップS2)。登録されていない場合には、通常機能と区別して表示する(ステップS3)。
次に中央演算処理装置1は追加機能表示データRAM6に追加機能の表示データがあるか否か判定し(ステップS4)、表示データがない場合には、終了する。表示データがある場合には、追加機能が追加機能RAM5に登録されているか否か判断し(ステップS5)、登録済みであれば追加機能を通常機能と区別なく同様に表示する(ステップS6)。登録済みでない場合には、図2の(B)に示すように通常機能と区別して表示する(ステップS7)。
以上の構成により、ユーザは現在有効化されている機能と追加可能な機能とを判別することが可能になり、視認のしやすさや良好な操作性を得ることが可能になる。
Claims (3)
- 演算処理装置(1)を備え、該演算処理装置に命令コードと、データコードとを含むプログラムを付与することにより所定の機能を実行するミシンにおいて、
前記ミシン本体内に設けられた記憶装置であって、そのまま使用可能に有効化された所定の機能を実行するプログラムを記憶する第1の記憶手段(2)と、
前記ミシンに接続可能に設けられたミシン本体外の記憶手段であって、有効化されていない機能である追加可能な機能又はオプション機能を実行するプログラムを記憶する第2の記憶手段(30、31)と、
前記ミシン本体内に設けられた記憶手段であって、そのまま使用可能に有効化された所定の機能を表示する表示データと、前記オプション機能を表示する表示データとを記憶する第3の記憶手段(2、3)と、
前記追加可能な機能を表示する表示データを記憶する第4の記憶手段(6)と、
前記所定の機能を表示する手段であって、有効化された機能と、有効化されていない機能とを区別可能に表示する手段(20、21)と、
前記第2の記憶手段に記憶された前記追加可能な機能又はオプション機能を実行するプログラムのうち、選択したプログラムを前記ミシン本体内に設けられた第5の記憶手段(4、5)に読み込んで記憶させ、有効化するための登録手段(10)と、
前記表示する手段で表示された有効化された機能を指定してミシンの機能を実行させる手段(26)を備えたミシン。 - 前記第1の記憶手段と、前記第5の記憶手段とが同一の記憶手段である、
請求項1に記載のミシン。 - 前記追加機能を表示する表示データが前記第2の記憶手段に記憶されており、該第2の記憶手段をミシン本体に接続したときに、該表示データを本体内に自動的に読み込ませるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のミシン。
Priority Applications (1)
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JP2006191163A JP4553877B2 (ja) | 2006-07-12 | 2006-07-12 | ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006191163A JP4553877B2 (ja) | 2006-07-12 | 2006-07-12 | ミシン |
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Publications (2)
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JP2006312067A JP2006312067A (ja) | 2006-11-16 |
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