JP4550723B2 - データ編集装置とそのプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、コンテンツの要約情報を作成してユーザ端末に配信するデータ編集装置と、このデータ編集装置で使用されるプログラムに関する。
近年、インターネットをはじめとする通信ネットワークの拡充に伴い、映像や音声、音楽等のコンテンツをコンテンツサーバ等から通信ネットワークを介してユーザ端末に配信するサービスが普及している。しかし、すべてのコンテンツについて全情報を配信すると配信情報量がきわめて多くなる。このため、通信ネットワークにおける輻輳の発生や、ユーザ端末におけるメモリ容量の不足、通信コストの負担増等を招き、好ましくない。
そこで、コンテンツの要約を自動的に作成する方法が種々提案されており、その一つとして音声コンテンツの要約作成方法がある。この方法は、音声コンテンツをフレーム区間ごとに区切り、各フレーム区間において基本周波数、パワー、動的特徴量の時間変化特性、又はこれらのフレーム間差分を検出する。そして、この検出結果を用いて音声の強調確率と平静確率を算出し、この算出された確率をもとにフレーム区間が強調状態であるか否かを判定して、強調状態と判定された各音声フレーム区間を要約区間とするものである(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2003−316378号公報
ところが、この従来提案されている方法は、単に一つのコンテンツの要約を作成する手法を開示したものに過ぎず、複数のコンテンツについてそれぞれ要約を作成した場合にこれらの要約をどのように配信するかについては何ら示されていない。このため、現実のコンテンツ配信サービスには適用できない。また、前記従来の方法は、各音声フレーム区間のうち強調状態と判定された区間を無条件に要約区間としている。このため、コンテンツにより要約の長さが区々となり、要約の長さが規定される場合にはその要求に対応することができない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、複数のコンテンツの要約をユーザが視聴しやすい形態で配信できるようにしたデータ編集装置とそのプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明は以下のような手段を講じたものである。すなわち、取得された音声情報を含む複数個のコンテンツについて要約情報を作成すると共に、上記コンテンツに対してタイムスタンプ情報を生成して、このタイムスタンプ情報を上記作成された対応する要約情報に付与し、上記作成された各要約情報の配信順序を当該要約情報に付与された上記タイムスタンプ情報に基づいて設定する。また、ユーザ端末へ過去に配信された要約情報とこの要約情報に付与されたタイムスタンプ情報を含む配信履歴情報を記憶しておく。そして、ユーザ端末へ要約情報を配信する際に、当該要約情報に付与されたタイムスタンプ情報を上記記憶された配信履歴情報に含まれる要約情報に付与されたタイムスタンプ情報と比較して要約情報が未配信であるか否かを判定し、未配信と判定された要約情報を選択してこの選択された要約情報を上記設定された配信順序に従いユーザ端末へ配信するようにしたものである。
したがってこの発明によれば、蓄積された複数のコンテンツの要約情報を配信する際に、各要約情報はそのタイムスタンプ情報に従い順に配信される。このため、ユーザは複数個のコンテンツの要約情報が配信された場合に、これらの要約情報を時系列に従い効率良く視聴することが可能となる。
また、未配信と判定された要約情報が選択され、この選択された要約情報がタイムスタンプ情報をもとに設定された配信順序に従いユーザ端末へ配信されるので、配信済みの要約情報が再配信される不具合を防止することができ、ユーザは常に最新のコンテンツの要約情報のみを視聴することが可能となる。
またこの発明は、以下のような種々手段(又は処理ステップ)を備えることも特徴とする。
の手段は、配信順序を指定する情報を受け付け、この指定情報に従い、配信対象の要約情報の配信順序を、タイムスタンプ情報をもとに時刻の新しい順又は古い順に設定するものである。このようにすると、要約情報の配信順序を新しい順又は古い順に任意に設定することが可能となる。
の手段は、要約情報を作成する際に、取得された複数のコンテンツをそれぞれ当該コンテンツに含まれる音声情報に基づいて複数の区間に分割したのち、この分割された区間ごとにその強調の度合いを当該区間に含まれる音声情報に基づいて検出し、この検出された強調の度合いに応じて上記複数の区間にそれぞれ優先度を設定する。そして、この設定された優先度に従い区間を選択することにより予め指定された長さに適合する要約情報を作成するものである。
このようにすると、要約情報の長さが規定された場合でも、この規定された長さに適合する長さの要約情報を作成することが可能となる。したがって、これによっても複数のコンテンツの要約情報をユーザが視聴しやすい形態で配信することができる。
要するにこの発明によれば、各要約情報にそれぞれタイムスタンプ情報を付与し、このタイムスタンプ情報に基づいて配信対象の要約情報の配信順序を設定して配信するようにしたことによって、複数のコンテンツの要約をユーザが視聴しやすい形態で配信することが可能なデータ編集装置とそのプログラムを提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わるデータ収集装置が使用されるコンテンツ配信システムの概略構成図である。このコンテンツ配信システムは、複数のコンテンツサーバCSV1〜CSVkに対し通信ネットワークNWを介してデータ編集装置DEを接続可能とすると共に、このデータ編集装置DEに対し上記通信ネットワークNWを介して複数のユーザ端末UT1〜UTjを接続可能としたものである。
コンテンツサーバCSV1〜CSVkはそれぞれ、データ編集装置DE及びユーザ端末UT1〜UTjからの配信要求に応じて、映像、音声又は音楽等のコンテンツを配信する機能を有する。この配信機能には、配信要求に応じてその都度該当するコンテンツを配信する機能と、契約等に従いコンテンツをプッシュ配信する機能が含まれる。
ユーザ端末UT1〜UTjは、例えば通信機能を有するパーソナル・コンピュータ、携帯電話機又はPDA(Personal Digital Assistant)により構成される。これらのユーザ端末UT1〜UTjは、通信ネットワークNWを介して上記コンテンツサーバCSV1〜CSVk又はデータ編集装置DEとの間で通信を行い、これにより所望のコンテンツを受信して内部メモリ又はメモリカード等の外部メモリに蓄積する。そして、この蓄積されたコンテンツを再生する機能を有する。
通信ネットワークNWは、例えばインターネットに代表されるIP(Internet Protocol)網と、このIP網にアクセスするための複数のアクセス網とから構成される。アクセス網としては、例えばDSL(Digital Subscriber Line)や光伝送路を使用する有線加入者網、CATV(Cable Television)網、無線LAN(Local Area Network)、移動通信網、専用線網が用いられる。
ところで、データ編集装置DEは次のように構成される。図2はその構成を示すブロック図である。
すなわち、データ編集装置DEは中央処理ユニット(CPU;Central Processing Unit)11を備える。このCPU11には、バス12を介してプログラムメモリ13と、データメモリ14と、通信インタフェース(通信I/F)15がそれぞれ接続されている。
通信I/F15は、CPU11の制御の下、コンテンツサーバCSV1〜CSVk及びユーザ端末UT1〜UTjとの間で、通信ネットワークNWにより規定される通信プロトコルに従い通信を行う。通信プロトコルとしては、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が使用される。
データメモリ14には、コンテンツ記憶部14a及び要約管理情報記憶部14bが設けられている。コンテンツ記憶部14aには、コンテンツサーバCSV1〜CSVkから配信されたコンテンツが格納される。要約管理情報記憶部14bには、上記配信されたコンテンツの要約を作成し管理するための情報が記憶される。
プログラムメモリ13には、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、コンテンツ取得制御プログラム13aと、要約情報作成制御プログラム13bと、時刻情報付与制御プログラム13cと、配信制御プログラム13dが格納されている。
コンテンツ取得制御プログラム13aは、例えば定期的に上記コンテンツサーバCSV1〜CSVkに対しアクセスし、これらのコンテンツサーバCSV1〜CSVkから新たに作成又は公開されたコンテンツを取得するための処理を、上記CPU11に実行させる。取得対象のコンテンツには、映像、音声又は音楽コンテンツのほか、これらを組み合わせたコンテンツも含まれる。なお、コンテンツは、コンテンツサーバCSV1〜CSVkから取得する以外に、メモリカードやハードディスク等の外部記録媒体から読み込むことにより取得してもよい。
要約情報作成制御プログラム13bは、上記取得されたコンテンツごとに、当該コンテンツを例えばその音声段落ごとに複数の区間に分割し、これらの区間ごとにその強調の度合いを算出する。そして、上記算出された強調の度合いをもとに上記各区間に優先順位を設定し、この優先順位の高い順に上記区間を選択することにより予め指定された複数の長さの要約情報を作成する処理を、上記CPU11に実行させる。上記要約情報の構成を表す要約管理情報は、上記要約管理情報記憶部14bに記憶される。
時刻情報付与制御プログラム13cは、上記要約管理情報に、上記取得されたコンテンツから当該コンテンツの作成日時又は公開日時を表す時刻情報を抽出し、この時刻情報を対応する上記要約管理情報にタイムスタンプ情報として付与する処理を、上記CPU11に実行させる。なお、上記タイムスタンプ情報はコンテンツの取得日でもよい。
配信制御プログラム13dは、ユーザ端末UT1〜UTjから要約情報の配信要求が送られた場合に、この要求元のユーザ端末UT1〜UTjから過去における要約情報の受信履歴を取得する。そして、上記各コンテンツの要約管理情報に付与されたタイムスタンプ情報を上記受信履歴に含まれる配信時刻情報と比較することにより、上記複数のコンテンツのうち未配信のコンテンツを選択する。次に、この選択された未配信のコンテンツの要約情報を上記要約管理情報をもとに作成する。そして、この作成された各要約情報を、上記タイムスタンプ情報をもとに再生又は公開日時が新しい順に要求元のユーザ端末へ通信I/F15から送信させる処理を、上記CPU11に実行させる。
次に、以上のように構成されたデータ編集装置DEの動作を説明する。図3及び図4はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
(1)コンテンツの取得から要約情報の作成
データ編集装置DEは、CPU11の制御の下、例えば定期的にコンテンツサーバSCV1〜CSVkに対しアクセスし、これらのコンテンツサーバSCV1〜CSVkに新たに作成されたコンテンツ又は更新されたコンテンツがあった場合に、これらのコンテンツをコンテンツサーバSCV1〜CSVkからダウンロードする。そして、このダウンロードにより新たに作成されたコンテンツ又は更新されたコンテンツが取得されると、データ編集装置DEのCPU11はステップ3aからステップ3bに移行して上記コンテンツをデータメモリ14内のコンテンツ記憶部14aに格納する。
上記新たに作成されたコンテンツ又は更新されたコンテンツが格納されると、データ編集装置DEのCPU11は次に以下のように要約情報の作成処理を開始する。すなわち、先ずステップ3cで上記新たに作成されたコンテンツ又は更新されたコンテンツを複数の区間に分割する。例えば、音声コンテンツの場合にはその音声の特性に応じて可変長に分割し、この分割された区間を音声段落とする。なお、区間長を可変長とせずに、一定長(例えば100msec)としてもよい。
続いてCPU11はステップ3dに移行し、上記分割された音声段落ごとにその音声特徴量の組に基づき音声の強調確率を算出する。例えば、各音声段落を構成する1以上の音声小段落について、それぞれ音声の強調確率PSempと平静確率PSnrmの比PSemp/PSnrmを求め、最大の確率比を音声段落の代表値とする。同様の処理をすべての音声段落について行うことで、全区間の強調確率の代表値が求まる。なお、上記例では強調確率の代表値を求める際に、事前処理として音声小段落の強調確率と平静確率の確率比を算出するようにしたが、それ以外にも確率差PSemp−PSnrmや、音声小段落のフレーム数Lを用いてPSemp−PSnrm/L、Log(PSemp−PSnrm)/Lなどの計算法により値を求め、そのうちの最大の値を音声段落の代表値としてもよい。
次にCPU11はステップ3eにおいて、上記算出された強調確率の代表値をもとに各区間(音声段落)に対し優先順位を設定する。例えば、上記算出された強調確率の代表値の降順をそのまま優先順位として各区間に設定する。続いてCPU11はステップ3fに移行し、予め指定された要約時間長と、上記各区間に対し設定された優先順位に基づいて、上記各区間(音声段落)の中から優先順位の高い区間を降順に要約情報として選択する。例えば、優先順位が高い順に区間を一つずつ選択していき、この選択された区間の合計長が要約時間長t1を超える一つ前の区間までを要約情報の構成要素とする。
かくして、コンテンツごとに要約情報を作成するために必要な要約管理情報が生成され、この要約管理情報はデータメモリ14内の要約管理情報メモリ14bに記憶される。図5はこのようにして生成された要約管理情報の一例を示す図である。同図に示すようにコンテンツの要約管理情報は、区間番号に対応付けて、その開始時刻、終了時刻、時間長、及び優先順位をそれぞれ対応付け、さらに指定された複数種の要約時間長t1,t2,…,tmごとに要約情報として使用するか否かを表す情報を対応付けたものとなる。
続いてCPU11は、ステップ3gにより、上記コンテンツごとに生成された各要約管理情報にそれぞれタイムスタンプ情報を付与する。例えば、上記ステップ3aにて取得されたコンテンツに添付されている管理情報からコンテンツの作成日時又は公開日時を表す情報を抽出し、この抽出された日時情報をタイムスタンプ情報として対応する要約管理情報に付与する。そして、上記日時情報が付与された要約管理情報を、データメモリ14内の要約管理情報記憶部14bに格納する。
以上述べた要約管理情報を生成するための一連の処理は新たなコンテンツ或いは更新されたコンテンツが取得されるごとに実行され、要約管理情報記憶部14bの記憶情報は上記要約管理情報が生成されるごとに更新される。図6は、その一例としてある時刻(図面上では2005年、9月30日17:00)に更新された要約管理情報記憶部14bにおける要約管理情報を示すものである。同図に示すように各要約管理情報にはコンテンツの作成又は公開時刻が付与されている。
(2)要約情報の配信
要約情報はユーザの要求に応じて次のように配信される。すなわち、データ編集装置DEのCPU11は、図4に示すようにステップ4aでユーザ端末UT1〜UTjからの配信要求の到来を監視している。この状態で、いま例えばユーザ端末UT1から配信要求が到来したとする。そうすると、CPU11はステップ4bに移行して、要求元のユーザ端末UT1から当該ユーザが指定した要約時間長を表す情報を取得する。
またCPU11は、ステップ4cにおいて、ユーザ端末UT1から当該端末が過去に取得した要約情報の配信履歴を表す情報を取得する。そして、この配信履歴情報から過去に配信された要約情報のタイムスタンプ情報を抽出し、この抽出されたタイムスタンプ情報を要約管理情報記憶部14bに格納された各コンテンツの要約管理情報のタイムスタンプ情報とステップ4dで比較する。そして、この比較結果をもとに、要約管理情報記憶部14bに要約管理情報が記憶されたコンテンツの中に要約情報が未配信のコンテンツがあるか否かをステップ4dで判定し、この判定結果をもとにステップ4eにより未配信のコンテンツの要約管理情報を選択する。
例えば、CPU11は先ず要約管理情報記憶部14bの最新更新時刻とユーザ端末UT1における過去の要約情報配信履歴とを比較する。そして、要約管理情報記憶部14bの最新更新時刻の方がユーザ端末UT1による最も近い過去の要約情報取得時刻より新しければ、続いて各コンテンツa〜nの要約管理情報に付与されているタイムスタンプ情報と、ユーザ端末UT1から取得した配信履歴のタイムスタンプ情報とを比較する。この比較の結果、要約管理情報記憶部14bに記憶されたコンテンツaのタイムスタンプ情報がユーザ端末UT1において取得済みのコンテンツaのタイムスタンプ情報と一致し、その他のコンテンツb〜nのタイムスタンプ情報が一致しなければ、コンテンツaの要約情報のみを視聴済みで、その他のコンテンツb、c、…、nの要約情報は未視聴と判定し、この未視聴のコンテンツの要約管理情報を選択する。
CPU11は、次にステップ4fに移行し、上記未視聴と判定され選択されたコンテンツの要約管理情報からそれぞれタイムスタンプ情報を取り出し、このタイムスタンプ情報をもとに要約情報の配信順序を設定する。例えば、タイムスタンプ情報の日時が最も新しいものから降順に配信順序を設定する。そして、ステップ4gにおいて、上記設定された配信順序に従い要約管理情報記憶部14bから要約管理情報を一つ読み出し、この要約管理情報に従いステップ4hで要約情報を作成する。例えば、いまユーザ端末UT1が要約情報長t1を指定したとすれば、この要約情報長t1に対応付けて予め選択されている区間のコンテンツエレメントをコンテンツ記憶部14aから選択的に読み出し、この読み出されたコンテンツエレメントをつなげて要約情報を構成する。そして、この構成された要約情報を要求元のユーザ端末UT1に向け通信I/F15から送信させる。
上記選択した一つのコンテンツに対応する要約情報の送信が終了するとCPU11は、ステップ4iにおいて配信対象のすべてのコンテンツに対応する要約情報の送信が終了したか否かを判定する。そして、この判定の結果、未送信のコンテンツが残っていれば、ステップ4gに戻って優先順位が次の要約管理情報を選択し、この選択した要約管理情報に従いステップ4hにより対応する要約情報を構成して通信I/F15から送信させる。一方、すべてのコンテンツに対応する要約情報の送信が終了すると、配信処理を終了して待ち受け状態に戻る。
なお、ユーザ端末UT1から他の要約時間長t2〜tmが指定された場合にも、上記t1が指定された場合と同様に、指定された要約時間長t2〜tmに対応して予め選択された区間のコンテンツエレメントがコンテンツ記憶部14aから選択的に読み出され、この読み出されたコンテンツエレメントにより要約情報が構成されてユーザ端末UT1に送信される。また、その他のユーザUT2〜UTjから配信要求が到来した場合にも、上記ユーザ端末UT1の場合と同様に要約情報の配信処理が行われる。
以上述べたようにこの実施形態では、データ編集装置DEにおいて、コンテンツサーバCSV1〜CSVkからコンテンツが取得されるごとに、このコンテンツの要約情報の構成を表す要約管理情報を生成して記憶すると共に、上記コンテンツの作成又は公開日時をタイムスタンプ情報として上記要約管理情報に付与する。そして、上記要約管理情報をもとに要約情報を構成して配信する際に、上記タイムスタンプ情報をもとに配信済みか否かを判定して未配信の要約情報に対し配信順序を設定し、この設定された配信順序に従い上記各要約情報をユーザ端末UT1〜UTjへ配信するようにしている。
したがって、複数のコンテンツの要約情報を配信する際に、各要約情報はそのタイムスタンプ情報に従い順に配信される。このため、ユーザは複数のコンテンツの要約情報が配信された場合に、これらの要約情報を時系列に従い効率良く視聴することが可能となる。また、未配信のコンテンツの要約情報のみが配信されるので、ユーザは常に最新のコンテンツの要約情報のみを視聴することが可能となる。
さらにこの実施形態では、要約管理情報を生成する際に、取得されたコンテンツを複数の区間(音声段落)に分割し、これらの区間ごとにその強調確率を算出してこの強調確率をもとに各区間に優先順位を与え、この優先順位に従い要約情報の構成要素となる区間を選択するようにしている。したがって、要約情報の長さが指定された場合でも、この指定された長さに適合する長さの要約情報を作成することが可能となる。したがって、これによっても複数のコンテンツの要約情報をユーザが視聴しやすい形態で配信することができる。
さらにこの実施形態では、ユーザ端末UT1〜UTjにおいて要約時間長t1〜tmを指定し、データ編集装置DEが上記指定された要約時間長t1〜tmをもとに要約情報を構成して配信するようにしている。このため、ユーザは自身の希望する長さの要約情報を取得することができる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、未配信のコンテンツの要約情報を当該コンテンツの再生又は公開日時が新しい順にユーザ端末へ配信するようにした。しかし、それに限るものではなく、コンテンツの再生又は公開日時が古い順に配信するようにしてもよい。また、配信順序を新しい順とするか古い順とするかを、サービス契約時或いは配信ごとにユーザ端末UT1〜UTjから指定するようにしてもよい。このようにすると、ユーザは自身が希望する順序で要約情報を受信することが可能となる。
また、前記実施形態では要約情報の構成要素となる区間を選択する際に、優先順位が高い順に区間を一つずつ選択していき、この選択された区間の合計長が要約時間長t1を超える一つ前の区間までを要約情報の構成要素とするようにした。しかし、これに限らず、各区間の長さが固定長の場合には、指定された要約情報長t1秒に含まれる区間の最大数を算出し、上記各区間の中から上記設定された優先順位の降順に上記最大数分の区間を選択するようにしてもよい。
さらに、前記実施形態では要約情報の構成を表す要約管理情報を作成して記憶し、要約情報の配信時に上記記憶された要約管理情報をもとにコンテンツエレメントをつなげて要約情報を構成するようにした。しかし、これに限定されるものではなく、コンテンツを取得したときに要約管理情報を作成してさらにこの要約管理情報をもとに要約情報を作成して要約情報記憶部に記憶しておき、配信時にこの記憶された要約情報を要約情報記憶部から読み出して送信するようにしてもよい。このようにすると配信処理に要する時間を短縮することができる。また、要約情報の配信手段としては、要約管理情報をもとに、要約情報の構成要素として予め選択された区間のコンテンツエレメントをコンテンツ記憶部14aから読み出してこれをストリーミング方式により配信するものでもよい。
さらに、前記実施形態ではデータ編集装置DEにおいて長さが決められた複数種類の要約時間長t1〜tmを設定しておき、ユーザ端末UT1〜UTjがこれらの要約時間長t1〜tmの中から自身が希望する要約時間長を一つ指定するようにした。しかし、これに限るものではなく、ユーザ端末UT1〜UTjが任意に要約時間長を指定し、データ編集装置DEがユーザ端末UT1〜UTjごとに上記指定された要約時間長に対応する長さの要約情報を構成して配信するようにしてもよい。
その他、システムの構成、通信ネットワークの構成、ユーザ端末の種類とその構成、データ編集装置の構成、要約情報の作成処理手順とその内容、配信制御手順とその内容などについても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の一実施形態に係わるデータ収集装置が使用されるコンテンツ配信システムの概略構成図。 この発明の一実施形態に係わるデータ収集装置の機能構成を示すブロック図。 図2に示したデータ編集装置による要約情報作成処理手順とその内容を示すフローチャート。 図2に示したデータ編集装置による要約配信制御手順とその内容を示すフローチャート。 図3に示す要約情報作成処理により作成される要約管理情報の構成の一例を示す図。 図3に示す要約情報作成処理により要約管理情報に付与されるタイムスタンプ情報の一例を示す図。
符号の説明
CSV1〜CSVk…コンテンツサーバ、DE…データ編集装置、UT1〜UTj…ユーザ端末、NW…通信ネットワーク、11…データ編集装置のCPU、12…バス、13…プログラムメモリ、13a…コンテンツ取得制御プログラム、13b…要約情報作成制御プログラム、13c…時刻情報付与制御プログラム、13d…配信制御プログラム、14…データメモリ、14a…コンテンツ記憶部、14b…要約管理情報記憶部、15…通信インタフェース。

Claims (6)

  1. 音声情報を含むコンテンツを複数個取得するコンテンツ取得手段と、
    前記コンテンツ取得手段により取得されたコンテンツについて要約情報を作成する要約作成手段と、
    前記コンテンツ取得手段により取得されたコンテンツに対してタイムスタンプ情報を生成し、このタイムスタンプ情報を前記要約作成手段により作成された対応する要約情報に付与するタイムスタンプ付与手段と、
    前記要約作成手段により作成された各要約情報の配信順序を、当該要約情報に付与された前記タイムスタンプ情報に基づいて設定する手段と、
    前記ユーザ端末へ過去に配信された要約情報とこの要約情報に付与されたタイムスタンプ情報を含む配信履歴情報を記憶する手段と、
    前記ユーザ端末へ要約情報を配信する際に、当該要約情報に付与されたタイムスタンプ情報を前記記憶された配信履歴情報に含まれる要約情報に付与されたタイムスタンプ情報と比較して、前記要約情報が未配信であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により未配信と判定された要約情報を選択し、この選択された要約情報を前記設定された配信順序に従い前記ユーザ端末へ配信する配信手段と
    を具備することを特徴とするデータ編集装置。
  2. 前記配信手段は、配信順序を指定する情報を受け付け、この指定情報に従い、配信対象の要約情報の配信順序を前記タイムスタンプ情報をもとに時刻の新しい順又は古い順に設定することを特徴とする請求項1記載のデータ編集装置。
  3. 前記要約作成手段は、
    前記コンテンツ取得手段により取得された複数のコンテンツをそれぞれ当該コンテンツに含まれる音声情報に基づいて複数の区間に分割する手段と、
    前記分割された複数の区間の強調の度合いを、当該区間に含まれる音声情報に基づいてそれぞれ検出する手段と、
    前記検出された強調の度合いに応じて前記複数の区間にそれぞれ優先度を設定する手段と、
    前記設定された優先度に従い区間を選択することにより、予め指定された長さに適合する要約情報を作成する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載のデータ編集装置。
  4. コンテンツの要約情報を作成してこの要約情報をユーザ端末へ配信する処理をコンピュータにより行うデータ編集装置において使用されるプログラムであって、
    音声情報を含むコンテンツを複数個取得する処理と、
    前記取得されたコンテンツについて要約情報を作成する処理と、
    前記取得されたコンテンツに対してタイムスタンプ情報を生成する処理と、
    前記生成されたタイムスタンプ情報を、前記作成された対応する要約情報に付与する処理と、
    前記作成された要約情報の配信順序を、当該要約情報に付与された前記タイムスタンプ情報に基づいて設定する処理と、
    前記ユーザ端末へ過去に配信された要約情報とこの要約情報に付与されたタイムスタンプ情報を含む配信履歴情報を記憶する処理と、
    前記ユーザ端末へ要約情報を配信する際に、当該要約情報に付与されたタイムスタンプ情報を前記記憶された配信履歴情報に含まれる要約情報に付与されたタイムスタンプ情報と比較して、この比較結果をもとに前記要約情報が未配信であるか否かを判定する処理と、
    前記判定処理により未配信と判定された要約情報を選択し、この選択された要約情報を前記設定された配信順序に従い前記ユーザ端末へ配信する処理と
    を、前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  5. 前記配信処理は、配信対象の要約情報の配信順序を、前記タイムスタンプ情報をもとに時刻の新しい順又は古い順に設定することを特徴とする請求項4記載のプログラム。
  6. 前記要約情報を作成する処理は、
    前記取得された複数のコンテンツをそれぞれ当該コンテンツに含まれる音声情報に基づいて複数の区間に分割する処理と、
    前記分割された複数の区間の強調の度合いを、当該区間に含まれる音声情報に基づいてそれぞれ検出する処理と、
    前記検出された強調の度合いに応じて前記複数の区間にそれぞれ優先度を設定する処理と、
    前記設定された優先度に従い区間を選択することにより、予め指定された長さに適合する要約情報を作成する処理と
    を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項4記載のプログラム。
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