JP4549616B2

JP4549616B2 - Elevator equipment

Info

Publication number: JP4549616B2
Application number: JP2002248324A
Authority: JP
Inventors: 修喜濱口
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 2002-08-28
Filing date: 2002-08-28
Publication date: 2010-09-22
Anticipated expiration: 2022-08-28
Also published as: CN1478718A; JP2004083231A; CN1197756C

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、かご及び釣合おもりを昇降させる駆動装置が昇降路内に配置されているエレベータ装置、いわゆる機械室レスエレベータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図８は従来のエレベータ装置の一例を示す斜視図、図９は図８のエレベータ装置を示す平面図である。図において、昇降路１内には、一対のかごガイドレール２及び一対の釣合おもりガイドレール３が互いに平行に設置されている。かごガイドレール２及び釣合おもりガイドレール３の上部には、支持梁４が固定されている。なお、図９では、支持梁４は省略されている。
【０００３】
支持梁４上には、駆動装置５が搭載されている。駆動装置５は、駆動装置本体６と、この駆動装置本体６により回転される駆動シーブ７とを有している。また、駆動装置５としては、軸方向の長さ寸法が駆動シーブ７の径寸法よりも小さい薄形巻上機が使用されている。
【０００４】
駆動シーブ７には、複数本の主ロープ８が巻き掛けられている。主ロープ８は、第１端部８ａ及び第２端部８ｂを有している。かごガイドレール２の上部には、ロープ端支持部材９が固定されている。第１端部８ａは、第１綱止め１０を介してロープ端支持部材９に接続されている。第２端部８ｂは、第２綱止め１１を介して支持梁４に接続されている。
【０００５】
かご１２は、主ロープ８により昇降路１内に吊り下げられており、かごガイドレール２に沿って昇降される。かご１２の下部には、主ロープ８が巻き掛けられた一対のかご吊り車１３が設けられている。釣合おもり１４は、主ロープ８により昇降路１内に吊り下げられており、釣合おもりガイドレール３に沿って昇降される。釣合おもり１４の上部には、主ロープ８が巻き掛けられた釣合おもり吊り車１５が設けられている。
【０００６】
主ロープ８は、第１端部８ａから、かご吊り車１３、駆動シーブ７及び釣合おもり吊り車１５の順に巻き掛けられ、第２端部８ｂに至っている。即ち、かご１２及び釣合おもり１４は、２：１ローピング方式により吊り下げられている。また、図９に示すように、昇降路１を上方から見たとき、駆動装置５は、かご１２と昇降路１の壁面との間に配置されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成された従来のエレベータ装置（２：１ローピング式機械室レスエレベータ）においては、昇降路１を上方から見たとき、駆動装置５がかご１２と昇降路１の壁面との間に配置されているので、昇降路１の水平断面積が大きくなり、設置平面スペースが大きくなってしまう。また、２：１ローピング方式でのロープ張力に対応する駆動装置５の容量及び主ロープ８の太さを確保する必要があり、駆動装置５のサイズが大きくなるとともに、駆動装置５が高価になってしまう。
【０００８】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、設置平面スペースを小さく抑えることができるとともに、駆動装置を小形・低価格化することができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータ装置は、昇降路内を昇降されるかご及び釣合おもり、かごに搭載されているかご吊り車、昇降路内のかごの真上に配置されているかご側返し車、釣合おもりに搭載されている釣合おもり吊り車、昇降路内の釣合おもりの真上に配置されている釣合おもり側返し車、駆動装置本体と、この駆動装置本体により回転される駆動シーブとを有し、かつ昇降路内のかご及び釣合おもりの少なくともいずれか一方の上方に配置され、かご及び釣合おもりを昇降させる駆動装置、及びかごに接続された第１端部と、釣合おもりに接続された第２端部とを有し、かつ第１端部から、かご側返し車、かご吊り車、駆動シーブ、釣合おもり吊り車及び釣合おもり側返し車の順に巻き掛けられて第２端部に至るように配置され、かご及び釣合おもりを吊り下げる主ロープを備えたものである。
【００１０】
また、駆動装置は、駆動シーブの回転軸が水平に延びるように配置されており、駆動装置本体の軸方向の長さ寸法は、駆動シーブの径寸法よりも大きくなっている。
さらに、かごの重心からかご吊り車における吊り中心までの距離と第１端部までの距離との比が１：２であり、釣合おもりの重心から釣合おもり吊り車における吊り中心までの距離と第２端部までの距離との比が１：２である。
さらにまた、駆動シーブ、かご吊り車、かご側返し車及び第１端部は、垂直な平面である第１平面内に配置されている。
また、駆動シーブ及びかご側返し車は、昇降路内の同じ高さに並べて配置されている。
さらに、釣合おもり吊り車、釣合おもり側返し車及び第２端部は、第１平面に対して直角で垂直な平面である第２平面内に配置されている。
さらにまた、駆動シーブ及び釣合おもり側返し車は、昇降路内の同じ高さに並べて配置されている。
また、かご吊り車はかごの上部に配置され、釣合おもり吊り車は釣合おもりの上部に配置されている。
さらに、第１端部は、かごの上端部よりも下方に配置された第１綱止めを介してかごに接続され、第２端部は、釣合おもりの上端部よりも下方に配置された第２綱止めを介して釣合おもりに接続されている。
さらにまた、昇降路内には、かごの昇降を案内するかごガイドレールと、釣合おもりの昇降を案内する釣合おもりガイドレールとが設置されており、かごガイドレール及び釣合おもりガイドレールの少なくともいずれか一方の上部には、駆動装置、かご側返し車及び釣合おもり側返し車が搭載された支持梁が固定されている。
また、支持梁は、かご側返し車及び釣合おもり側返し車の上下方向の設置範囲内に配置されている。
さらに、かごガイドレール及び釣合おもりガイドレールと支持梁との間には、緩衝部材が介在されている。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態１．
図１はこの発明の実施の形態１によるエレベータ装置を示す斜視図、図２は図１のエレベータ装置を示す平面図である。図において、昇降路２１内には、一対のかごガイドレール２２及び一対の釣合おもりガイドレール２３が互いに平行に設置されている。かご２４は、かごガイドレール２２に案内されて昇降路２１内を昇降される。釣合おもり２５は、釣合おもりガイドレール２３に案内されて昇降路２１内を昇降される。釣合おもり２５は、かご２４の側方に配置されている（横落ち式）。
【００１２】
かごガイドレール２２及び釣合おもりガイドレール２３の上端部には、複数の支持台２６が固定されている。支持台２６上には、支持梁２７が固定されている。支持台２６と支持梁２７との間には、支持梁２７の振動がかごガイドレール２２及び釣合おもりガイドレール２３に伝達されるのを抑制する複数の緩衝部材２８が介在されている。緩衝部材２８としては、例えばゴムシート等の弾性部材が使用されている。
【００１３】
支持梁２７には、かご２４及び釣合おもり２５を昇降させる駆動装置（円筒形巻上機）２９が搭載されている。駆動装置２９は、モータ及びブレーキを含む円筒形の駆動装置本体３０と、この駆動装置本体３０により回転される駆動シーブ３１とを有している。また、駆動装置２９は、駆動シーブ３１の回転軸が水平に延びるように配置されている。さらに、駆動装置本体３０の軸方向の長さ寸法は、駆動シーブ３１の径寸法よりも大きくなっている。さらにまた、図２に示すように、駆動装置２９は、垂直投影面においてかご２４及び釣合おもり２５と重なるように、かご２４及び釣合おもり２５の上方に配置されている。
【００１４】
駆動シーブ３１には、複数本の主ロープ３２が巻き掛けられている。かご２４及び釣合おもり２５は、主ロープ３２により昇降路２１内に吊り下げられている。主ロープ３２は、かご２４に接続された第１端部３２ａと、釣合おもり２５に接続された第２端部３２ｂとを有している。
【００１５】
かご２４の下部側面には、ロープ端接続部３３が固定されている。第１端部３２ａは、第１綱止め３４を介してロープ端接続部３３に接続されている。第２端部３２ｂは、第２綱止め３５を介して釣合おもり２４の上端部（上枠）に接続されている。第１綱止め３４は、かご２４の上端部よりも下方に配置されている。
第２綱止め３５は、釣合おもり２５の上端部よりも下方に配置されている。
【００１６】
かご２４の上部には、回転自在のかご吊り車３６が搭載されている。釣合おもり２５の上部には、回転自在の釣合おもり吊り車３７が搭載されている。図３に示すように、垂直投影面において、かご２４の重心からかご吊り車３６における吊り中心までの距離（ａ）とかご２４の重心から第１端部３２ａまでの距離（２ａ）との比は、１：２である。図４に示すように、釣合おもり２６の重心から釣合おもり吊り車３７における吊り中心までの距離（ｂ）と釣合おもり２６の重心から第２端部３２ｂまでの距離（２ｂ）との比は、１：２である。
【００１７】
支持梁２７には、主ロープ３２が巻き掛けられる回転自在の第１及び第２かご側返し車３８，３９が搭載されている。第１及び第２かご側返し車３８，３９は、垂直投影面でかご２４と重なるように、かご２４の真上に配置されている。支持梁２７には、主ロープ３２が巻き掛けられる回転自在の釣合おもり側返し車４０が搭載されている。釣合おもり側返し車４０は、垂直投影面で釣合おもり２５と重なるように、釣合おもり２５の真上に配置されている。
【００１８】
主ロープ３２は、第１端部３２ａから、第１かご側返し車３８、第２かご側返し車３９、かご吊り車３６、駆動シーブ３１、釣合おもり吊り車３７及び釣合おもり側返し車４０の順に巻き掛けられて第２端部３２ｂに至るように配置されている。即ち、かご２４及び釣合おもり２５は、３：１ローピング方式により吊り下げられている。
【００１９】
駆動シーブ３１、かご吊り車３６、第１及び第２かご側返し車３８，３９及び第１端部３２ａは、垂直な平面（仮想平面）である第１平面内に配置されている。また、駆動シーブ３１及びかご側返し車３８，３９は、昇降路２１内の同じ高さに並べて配置されている。
【００２０】
さらに、釣合おもり吊り車３７、釣合おもり側返し車４０及び第２端部３２ｂは、第１平面に対して直角で垂直な平面（仮想平面）である第２平面内に配置されている。駆動シーブ３１及び釣合おもり側返し車４０は、昇降路２１内の同じ高さに並べて配置されている。
【００２１】
図５は図１の支持梁２７を示す正面図である。支持梁２７は、かご側返し車３８，３９、駆動シーブ３１及び釣合おもり側返し車４０の上下方向の設置範囲内に配置されている。
【００２２】
次に、動作について説明する。駆動装置２９が駆動され、駆動シーブ３１が回転されると、トラクション力により主ロープ３２が移動される。これにより、かご２４及び釣合おもり２５が昇降路２１内を交互に昇降される。３：１ローピングでは、かご２４及び釣合おもり２５の昇降速度は、主ロープ３２の移動速度の１／３である。
【００２３】
このようなエレベータ装置（３：１ローピング式機械室レスエレベータ）では、従来の２：１ローピング式のエレベータ装置に対して、主ロープ３２に作用する張力は２／３となり、駆動装置２９に作用する巻き上げトルクが低減される。また、主ロープ３２の径も細くすることができ、駆動シーブ３１の径も小さくすることができる。これにより、巻き上げトルクはさらに低減され、駆動装置２９を小形・低価格化することができる。
【００２４】
また、駆動装置２９は、垂直投影面においてかご２４及び釣合おもり２５と重なるように、かご２４及び釣合おもり２５の上方に配置されているので、エレベータ装置全体の設置平面スペースを小さく抑えることができる。
【００２５】
さらに、駆動装置２９は、駆動シーブ３１の回転軸が水平に延びるように配置されており、駆動装置本体３０の軸方向の長さ寸法は、駆動シーブ３１の径寸法よりも大きくなっているので、駆動装置２９の上下方向寸法を小さくすることができ、昇降路２１内の空間を有効に利用して、昇降路２１の頂部寸法を小さくすることができる。
【００２６】
さらにまた、かご２４の重心からかご吊り車３６における吊り中心までの距離と第１端部３２ａまでの距離との比が１：２であるため、かご２４をバランス良く吊ることができる。
また、釣合おもり２５の重心から釣合おもり吊り車３７における吊り中心までの距離と第２端部３２ｂまでの距離との比が１：２であるため、釣合おもり２５をバランス良く吊ることができる。
【００２７】
さらに、駆動シーブ３１、かご吊り車３６、第１及び第２かご側返し車３８，３９及び第１端部３２ａは、共通の第１平面内に配置されているので、各綱車３１，３６，３８，３９のロープ溝と主ロープ３２とを直線で結ぶことができ、ロープ溝への主ロープ３２の進入角度を小さくして綱車及び主ロープ３２の長寿命化を図ることができる。
【００２８】
さらにまた、駆動シーブ３１及びかご側返し車３８，３９は、昇降路２１内の同じ高さに並べて配置されているので、昇降路２１の頂部寸法を小さくすることができる。
【００２９】
また、釣合おもり吊り車３７、釣合おもり側返し車４０及び第２端部３２ｂは、第１平面に対して直角な第２平面内に配置されているので、各綱車３７，４０のロープ溝と主ロープ３２とを直線で結ぶことができ、ロープ溝への主ロープ３２の進入角度を小さくして綱車及び主ロープ３２の長寿命化を図ることができる。
【００３０】
さらに、駆動シーブ３１及び釣合おもり側返し車４０は、昇降路２１内の同じ高さに並べて配置されているので、昇降路２１の頂部寸法を小さくすることができる。
【００３１】
さらにまた、かご吊り車３６はかご２４の上部に配置され、釣合おもり吊り車３７は釣合おもり２５の上部に配置されているので、昇降路２１の水平断面積を小さくすることができる。
【００３２】
また、第１綱止め３４は、かご２４の上端部よりも下方に配置されており、第２綱止め３５は、釣合おもり２５の上端部よりも下方に配置されているので、昇降路２１の頂部寸法を小さくすることができる。但し、第１綱止め３４をかご２４の上部に配置し、第２綱止め３５を釣合おもり２５の上部に配置してもよく、この場合、かご２４上からロープテンションを容易に調整することができる。
【００３３】
さらに、支持梁２７をかごガイドレール２２及び釣合おもりガイドレール２３の上部に固定したので、据付作業を容易にすることができる。
【００３４】
さらにまた、支持梁２７は、かご側返し車３８，３９及び釣合おもり側返し車４０の上下方向の設置範囲内に配置されているので、昇降路２１の頂部寸法を小さくすることができる。
【００３５】
また、かごガイドレール２２及び釣合おもりガイドレール２３と支持梁２７との間には、緩衝部材２８が介在されているので、駆動装置２９や綱車３１，３８，３９，４０からガイドレール２２，２３へ伝達される振動を低減することができ、建物の居室に伝わる騒音の発生を防止することができる。
【００３６】
さらに、２個のかご側返し車３８，３９を用いたので、かご２４をバランス良く吊り、かごガイドレール２２に偏荷重が作用するのを防止することができる。
【００３７】
なお、かご側返し車、釣合おもり側返し車、かご吊り車及び釣合おもり吊り車の個数は、それぞれ適宜変更可能である。
【００３８】
実施の形態２．
次に、図６はこの発明の実施の形態２エレベータ装置を示す斜視図、図７は図６のエレベータ装置を示す平面図である。図において、釣合おもり２５は、かご２４の後方に配置されている（後ろ落ち式）。かごガイドレール２２及び釣合おもりガイドレール２３の上端部には、複数の支持台２６及び緩衝部材２８を介して支持梁４１が固定されている。
【００３９】
支持梁４１には、実施の形態１と同様の駆動装置２９が搭載されている。図７に示すように、駆動装置２９は、垂直投影面においてかご２４及び釣合おもり２５と重なるように、かご２４及び釣合おもり２５の上方に配置されている。駆動シーブ３１には、複数本の主ロープ３２が巻き掛けられている。主ロープ３２は、かご２４に接続された第１端部３２ａと、釣合おもり２５に接続された第２端部３２ｂとを有している。
【００４０】
第１端部３２ａは、第１綱止め３４を介してかご２４の上端部（上枠）に接続されている。第２端部３２ｂは、第２綱止め３５を介して釣合おもり２４の上端部（上枠）に接続されている。第１綱止め３４は、かご２４の上端部よりも下方に配置されている。第２綱止め３５は、釣合おもり２５の上端部よりも下方に配置されている。
【００４１】
かご２４の上部には、回転自在の第１及び第２かご吊り車４２，４３が搭載されている。釣合おもり２５の上部には、回転自在の釣合おもり吊り車３７が搭載されている。図７に示すように、垂直投影面において、かご２４の重心からかご吊り車４２，４３における吊り中心までの距離（ａ）とかご２４の重心から第１端部３２ａまでの距離（２ａ）との比は、１：２である。同様に、釣合おもり２５の重心から釣合おもり吊り車３７における吊り中心までの距離（ｂ）と釣合おもり２５の重心から第２端部３２ｂまでの距離（２ｂ）との比は、１：２である。
【００４２】
支持梁４１には、主ロープ３２が巻き掛けられる回転自在のかご側返し車４４が搭載されている。かご側返し車４４は、垂直投影面でかご２４と重なるように、かご２４の真上に配置されている。支持梁４１には、主ロープ３２が巻き掛けられる回転自在の釣合おもり側返し車４０が搭載されている。釣合おもり側返し車４０は、垂直投影面で釣合おもり２５と重なるように、釣合おもり２５の真上に配置されている。
【００４３】
主ロープ３２は、第１端部３２ａから、かご側返し車４４、第１かご吊り車４２、第２かご吊り車４３、駆動シーブ３１、釣合おもり吊り車３７及び釣合おもり側返し車４０の順に巻き掛けられて第２端部３２ｂに至るように配置されている。即ち、かご２４及び釣合おもり２５は、３：１ローピング方式により吊り下げられている。
【００４４】
駆動シーブ３１、第１かご吊り車４２、第２かご吊り車４３、かご側返し車４４及び第１端部３２ａは、垂直な平面（仮想平面）である第１平面（実施の形態１の第１平面とは異なる）内に配置されている。また、駆動シーブ３１及びかご側返し車４４は、昇降路２１内の同じ高さに並べて配置されている。
【００４５】
さらに、釣合おもり吊り車３７、釣合おもり側返し車４０及び第２端部３２ｂは、第１平面に対して直角で垂直な平面（仮想平面）である第２平面（実施の形態１の第２平面とは異なる）内に配置されている。駆動シーブ３１及び釣合おもり側返し車４０は、昇降路２１内の同じ高さに並べて配置されている。他の構成は、実施の形態１と同様である。
【００４６】
このように、後ろ落ち式のエレベータ装置においても、駆動装置２９を小形・低価格化することができ、またエレベータ装置全体の設置平面スペースを小さく抑えることができる。
【００４７】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のエレベータ装置は、かごにかご吊り車を搭載し、昇降路内のかごの上方にかご側返し車を配置し、釣合おもりに釣合おもり吊り車を搭載し、昇降路内の釣合おもりの上方に釣合おもり側返し車を配置し、昇降路内のかご及び釣合おもりの少なくともいずれか一方の上方に駆動装置を配置し、主ロープは、第１端部から、かご側返し車、かご吊り車、駆動シーブ、釣合おもり吊り車及び釣合おもり側返し車の順に巻き掛けられて第２端部に至るように配置したので、設置平面スペースを小さく抑えることができるとともに、駆動装置を小形・低価格化することができる。
【００４８】
また、駆動装置は、駆動シーブの回転軸が水平に延びるように配置されており、駆動装置本体の軸方向の長さ寸法は、駆動シーブの径寸法よりも大きくなっているので、駆動装置の上下方向寸法を小さくすることができ、昇降路内の空間を有効に利用して、昇降路の頂部寸法を小さくすることができる。
また、かごの重心からかご吊り車における吊り中心までの距離と第１端部までの距離との比が１：２であり、釣合おもりの重心から釣合おもり吊り車における吊り中心までの距離と第２端部までの距離との比が１：２であるため、かご及び釣合おもりをバランス良く吊ることができる。
さらに、駆動シーブ、かご吊り車、かご側返し車及び第１端部は、共通の第１平面内に配置されているので、各綱車のロープ溝と主ロープとを直線で結ぶことができ、ロープ溝への主ロープの進入角度を小さくして綱車及び主ロープの長寿命化を図ることができる。
さらにまた、駆動シーブ及びかご側返し車は、昇降路内の同じ高さに並べて配置されているので、昇降路の頂部寸法を小さくすることができる。
また、釣合おもり吊り車、釣合おもり側返し車及び第２端部は、第１平面に対して直角な第２平面内に配置されているので、各綱車のロープ溝と主ロープとを直線で結ぶことができ、ロープ溝への主ロープの進入角度を小さくして綱車及び主ロープの長寿命化を図ることができる。
さらに、駆動シーブ及び釣合おもり側返し車は、昇降路内の同じ高さに並べて配置されているので、昇降路の頂部寸法を小さくすることができる。
さらにまた、かご吊り車はかごの上部に配置され、釣合おもり吊り車は釣合おもりの上部に配置されているので、昇降路の水平断面積を小さくすることができる。
また、第１綱止めは、かごの上端部よりも下方に配置されており、第２綱止めは、釣合おもりの上端部よりも下方に配置されているので、昇降路の頂部寸法を小さくすることができる。
さらに、かごガイドレール及び釣合おもりガイドレールの少なくともいずれか一方の上部に支持梁を固定したので、据付作業を容易にすることができる。
さらにまた、支持梁は、かご側返し車及び釣合おもり側返し車の上下方向の設置範囲内に配置されているので、昇降路の頂部寸法を小さくすることができる。
また、かごガイドレール及び釣合おもりガイドレールと支持梁との間には、緩衝部材が介在されているので、駆動装置や綱車からガイドレールへ伝達される振動を低減することができ、建物の居室に伝わる騒音の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の形態１によるエレベータ装置を示す斜視図である。
【図２】図１のエレベータ装置を示す平面図である。
【図３】図１のかご吊り車及び第１端部の位置を示す平面図である。
【図４】図１の釣合おもり吊り車及び第２端部の位置を示す平面図である。
【図５】図１の支持梁を示す正面図である。
【図６】この発明の実施の形態２エレベータ装置を示す斜視図である。
【図７】図６のエレベータ装置を示す平面図である。
【図８】従来のエレベータ装置の一例を示す斜視図である。
【図９】図８のエレベータ装置を示す平面図である。
【符号の説明】
２１昇降路、２２かごガイドレール、２３釣合おもりガイドレール、２４かご、２５釣合おもり、２７，４１支持梁、２８緩衝部材、２９駆動装置、３０駆動装置本体、３１駆動シーブ、３２主ロープ、３２ａ第１端部、３２ｂ第２端部、３４第１綱止め、３５第２綱止め、３６かご吊り車、３７釣合おもり吊り車、３８第１かご側返し車、３９第２かご側返し車、４０釣合おもり側返し車、４２第１かご吊り車、４３第２かご吊り車、４４かご側返し車。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an elevator apparatus in which a drive device for raising and lowering a car and a counterweight is arranged in a hoistway, that is, a so-called machine room-less elevator.
[0002]
[Prior art]
FIG. 8 is a perspective view showing an example of a conventional elevator apparatus, and FIG. 9 is a plan view showing the elevator apparatus of FIG. In the figure, a pair of car guide rails 2 and a pair of counterweight guide rails 3 are installed in parallel in the hoistway 1. Support beams 4 are fixed to the upper portions of the car guide rail 2 and the counterweight guide rail 3. In FIG. 9, the support beam 4 is omitted.
[0003]
A driving device 5 is mounted on the support beam 4. The drive device 5 has a drive device body 6 and a drive sheave 7 rotated by the drive device body 6. Further, as the driving device 5, a thin hoisting machine having an axial length dimension smaller than the diameter dimension of the driving sheave 7 is used.
[0004]
A plurality of main ropes 8 are wound around the drive sheave 7. The main rope 8 has a first end 8a and a second end 8b. A rope end support member 9 is fixed to the upper portion of the car guide rail 2. The first end portion 8 a is connected to the rope end support member 9 via the first rope stop 10. The second end portion 8 b is connected to the support beam 4 via the second rope stop 11.
[0005]
The car 12 is suspended in the hoistway 1 by the main rope 8 and is raised and lowered along the car guide rail 2. A pair of car suspension wheels 13 around which the main rope 8 is wound are provided at the lower part of the car 12. The counterweight 14 is suspended in the hoistway 1 by the main rope 8 and is lifted and lowered along the counterweight guide rail 3. On the upper part of the counterweight 14, a counterweight suspension wheel 15 around which the main rope 8 is wound is provided.
[0006]
The main rope 8 is wound from the first end portion 8a in the order of the car suspension wheel 13, the drive sheave 7, and the counterweight suspension wheel 15, and reaches the second end portion 8b. That is, the car 12 and the counterweight 14 are suspended by a 2: 1 roping method. Further, as shown in FIG. 9, when the hoistway 1 is viewed from above, the driving device 5 is disposed between the car 12 and the wall surface of the hoistway 1.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional elevator apparatus (2: 1 roping machine room-less elevator) configured as described above, when the hoistway 1 is viewed from above, the driving device 5 is located between the car 12 and the wall surface of the hoistway 1. Therefore, the horizontal cross-sectional area of the hoistway 1 is increased, and the installation plane space is increased. Further, it is necessary to secure the capacity of the driving device 5 and the thickness of the main rope 8 corresponding to the rope tension in the 2: 1 roping method, and the size of the driving device 5 increases and the driving device 5 becomes expensive. End up.
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-described problems, and provides an elevator apparatus that can keep the installation plane space small and can reduce the size and cost of the driving apparatus. For the purpose.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
An elevator apparatus according to the present invention includes a car that is raised and lowered in a hoistway and a counterweight, a car suspension car that is mounted on the car, a car side return wheel that is disposed directly above the car in the hoistway, A counterweight suspension vehicle mounted on the counterweight, a counterweight return wheel disposed just above the counterweight in the hoistway, a drive body, and a drive sheave rotated by the drive body And a drive device that is disposed above at least one of the car and the counterweight in the hoistway and moves the car and the counterweight, and a first end connected to the car, A second end connected to the counterweight, and from the first end, the car side turn wheel, the car suspension car, the drive sheave, the counterweight suspension car and the counterweight side return car are wound in this order. Arranged to reach the second end, and the car and Suspend the case weight is obtained by a main rope.
[0010]
The drive device is arranged such that the rotation shaft of the drive sheave extends horizontally, and the axial length of the drive device main body is larger than the diameter size of the drive sheave.
Furthermore, the ratio of the distance from the center of gravity of the car to the suspension center of the car suspension vehicle and the distance to the first end is 1: 2, and the distance from the center of gravity of the counterweight to the suspension center of the counterweight suspension vehicle And the distance to the second end is 1: 2.
Furthermore, the drive sheave, the car suspension wheel, the car side return wheel, and the first end are arranged in a first plane that is a vertical plane.
Further, the drive sheave and the car side return wheel are arranged side by side at the same height in the hoistway.
Furthermore, the counterweight suspension wheel, the counterweight side return wheel, and the second end are disposed in a second plane that is a plane perpendicular to and perpendicular to the first plane.
Furthermore, the drive sheave and the counterweight return wheel are arranged at the same height in the hoistway.
Further, the car suspension car is disposed at the upper part of the car, and the counterweight suspension car is disposed at the upper part of the counterweight.
Furthermore, the first end is connected to the car via a first rope stop arranged below the upper end of the car, and the second end is arranged below the upper end of the counterweight. It is connected to the counterweight via the second rope stop.
Furthermore, a car guide rail for guiding the raising and lowering of the car and a counterweight guide rail for guiding the raising and lowering of the counterweight are installed in the hoistway, and the car guide rail and the counterweight guide rail are provided. A support beam on which the driving device, the car side return wheel, and the counterweight side return wheel are mounted is fixed to at least one of the upper portions.
Moreover, the support beam is arrange | positioned in the installation range of the up-down direction of the cage | basket | car side return wheel and the counterweight side return wheel.
Further, a buffer member is interposed between the car guide rail and the counterweight guide rail and the support beam.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
Embodiment 1 FIG.
1 is a perspective view showing an elevator apparatus according to Embodiment 1 of the present invention, and FIG. 2 is a plan view showing the elevator apparatus of FIG. In the figure, a pair of car guide rails 22 and a pair of counterweight guide rails 23 are installed in parallel in the hoistway 21. The car 24 is raised and lowered in the hoistway 21 while being guided by the car guide rail 22. The counterweight 25 is moved up and down in the hoistway 21 while being guided by the counterweight guide rail 23. The counterweight 25 is disposed on the side of the car 24 (falling down type).
[0012]
A plurality of support bases 26 are fixed to the upper ends of the car guide rail 22 and the counterweight guide rail 23. A support beam 27 is fixed on the support base 26. Between the support base 26 and the support beam 27, a plurality of buffer members 28 for suppressing the vibration of the support beam 27 from being transmitted to the car guide rail 22 and the counterweight guide rail 23 are interposed. As the buffer member 28, for example, an elastic member such as a rubber sheet is used.
[0013]
A driving device (cylindrical hoisting machine) 29 that raises and lowers the car 24 and the counterweight 25 is mounted on the support beam 27. The drive device 29 has a cylindrical drive device main body 30 including a motor and a brake, and a drive sheave 31 rotated by the drive device main body 30. The drive device 29 is arranged such that the rotation shaft of the drive sheave 31 extends horizontally. Furthermore, the axial length of the drive device main body 30 is larger than the diameter of the drive sheave 31. Furthermore, as shown in FIG. 2, the driving device 29 is disposed above the car 24 and the counterweight 25 so as to overlap the car 24 and the counterweight 25 in the vertical projection plane.
[0014]
A plurality of main ropes 32 are wound around the drive sheave 31. The car 24 and the counterweight 25 are suspended in the hoistway 21 by the main rope 32. The main rope 32 has a first end portion 32 a connected to the car 24 and a second end portion 32 b connected to the counterweight 25.
[0015]
A rope end connection portion 33 is fixed to the lower side surface of the car 24. The first end portion 32 a is connected to the rope end connection portion 33 via the first rope stop 34. The second end portion 32 b is connected to the upper end portion (upper frame) of the counterweight 24 through the second rope stop 35. The first leash 34 is disposed below the upper end of the car 24.
The second leash 35 is disposed below the upper end of the counterweight 25.
[0016]
A rotatable car suspension wheel 36 is mounted on the upper part of the car 24. A rotatable counterweight suspension wheel 37 is mounted on the upper portion of the counterweight 25. As shown in FIG. 3, in the vertical projection plane, the ratio of the distance (a) from the center of gravity of the car 24 to the suspension center of the car suspension vehicle 36 and the distance (2a) from the center of gravity of the car 24 to the first end portion 32a. Is 1: 2. As shown in FIG. 4, the distance (b) from the center of gravity of the counterweight 26 to the suspension center of the counterweight suspension wheel 37 and the distance (2b) from the center of gravity of the counterweight 26 to the second end 32b. The ratio is 1: 2.
[0017]
The support beam 27 is mounted with rotatable first and second car side return wheels 38 and 39 around which the main rope 32 is wound. The first and second car-side return wheels 38 and 39 are arranged directly above the car 24 so as to overlap the car 24 on the vertical projection plane. Mounted on the support beam 27 is a rotatable counterweight side return wheel 40 around which a main rope 32 is wound. The counterweight return wheel 40 is disposed directly above the counterweight 25 so as to overlap the counterweight 25 on a vertical projection plane.
[0018]
The main rope 32 extends from the first end 32a to the first car side return wheel 38, the second car side return wheel 39, the car suspension wheel 36, the drive sheave 31, the counterweight suspension wheel 37 and the counterweight side return wheel. It is arranged so as to be wound in the order of 40 and reach the second end 32b. That is, the car 24 and the counterweight 25 are suspended by a 3: 1 roping method.
[0019]
The drive sheave 31, the car suspension wheel 36, the first and second car side return wheels 38 and 39, and the first end portion 32a are arranged in a first plane which is a vertical plane (virtual plane). Further, the drive sheave 31 and the car side return wheels 38 and 39 are arranged side by side at the same height in the hoistway 21.
[0020]
Further, the counterweight suspension wheel 37, the counterweight return wheel 40, and the second end portion 32b are disposed in a second plane that is a plane (virtual plane) perpendicular to the first plane and perpendicular to the first plane. . The drive sheave 31 and the counterweight return wheel 40 are arranged side by side at the same height in the hoistway 21.
[0021]
FIG. 5 is a front view showing the support beam 27 of FIG. The support beam 27 is disposed within the vertical installation range of the car-side return wheels 38 and 39, the drive sheave 31, and the counterweight-side return wheel 40.
[0022]
Next, the operation will be described. When the drive device 29 is driven and the drive sheave 31 is rotated, the main rope 32 is moved by the traction force. Thereby, the car 24 and the counterweight 25 are raised and lowered alternately in the hoistway 21. In 3: 1 roping, the raising / lowering speed of the car 24 and the counterweight 25 is 1/3 of the moving speed of the main rope 32.
[0023]
In such an elevator device (3: 1 roping type machine room-less elevator), the tension acting on the main rope 32 is 2/3 compared to the conventional 2: 1 roping type elevator device, and the drive device 29 is acted on. The winding torque to be reduced is reduced. Further, the diameter of the main rope 32 can be reduced, and the diameter of the drive sheave 31 can also be reduced. Thereby, the winding torque is further reduced, and the drive device 29 can be reduced in size and price.
[0024]
Further, since the driving device 29 is disposed above the car 24 and the counterweight 25 so as to overlap the car 24 and the counterweight 25 on the vertical projection plane, the installation plane space of the entire elevator apparatus can be kept small. Can do.
[0025]
Furthermore, the drive device 29 is arranged so that the rotation shaft of the drive sheave 31 extends horizontally, and the axial length of the drive device body 30 is larger than the diameter size of the drive sheave 31. The vertical dimension of the drive device 29 can be reduced, and the top dimension of the hoistway 21 can be reduced by effectively using the space in the hoistway 21.
[0026]
Furthermore, since the ratio of the distance from the center of gravity of the car 24 to the suspension center of the car suspension wheel 36 and the distance to the first end 32a is 1: 2, the car 24 can be hung in a well-balanced manner.
Moreover, since the ratio of the distance from the center of gravity of the counterweight 25 to the suspension center of the counterweight suspension wheel 37 and the distance to the second end 32b is 1: 2, the counterweight 25 is suspended in a balanced manner. Can do.
[0027]
Further, since the drive sheave 31, the car suspension wheel 36, the first and second car side return wheels 38 and 39, and the first end portion 32a are arranged in the common first plane, each sheave 31, 36 is provided. , 38, 39 and the main rope 32 can be connected by a straight line, and the main rope 32 can enter the rope groove at a smaller angle to extend the life of the sheave and the main rope 32.
[0028]
Furthermore, since the drive sheave 31 and the car-side return wheels 38 and 39 are arranged side by side at the same height in the hoistway 21, the top size of the hoistway 21 can be reduced.
[0029]
Further, since the counterweight suspension wheel 37, the counterweight side return wheel 40, and the second end portion 32b are disposed in the second plane perpendicular to the first plane, the sheaves 37, 40 The rope groove and the main rope 32 can be connected with a straight line, and the life angle of the sheave and the main rope 32 can be increased by reducing the angle of entry of the main rope 32 into the rope groove.
[0030]
Furthermore, since the drive sheave 31 and the counterweight side return wheel 40 are arranged side by side at the same height in the hoistway 21, the top size of the hoistway 21 can be reduced.
[0031]
Furthermore, since the car suspension wheel 36 is disposed above the car 24 and the counterweight suspension wheel 37 is disposed above the counterweight 25, the horizontal sectional area of the hoistway 21 can be reduced.
[0032]
Further, since the first rope stopper 34 is disposed below the upper end portion of the car 24 and the second rope stopper 35 is disposed below the upper end portion of the counterweight 25, the hoistway 21 The top dimension can be reduced. However, the first rope stopper 34 may be arranged on the upper part of the car 24 and the second rope stopper 35 may be arranged on the upper part of the counterweight 25. In this case, the rope tension can be easily adjusted from above the car 24. Can do.
[0033]
Furthermore, since the support beam 27 is fixed to the upper part of the car guide rail 22 and the counterweight guide rail 23, the installation work can be facilitated.
[0034]
Furthermore, since the support beam 27 is disposed within the vertical installation range of the car side return wheels 38 and 39 and the counterweight side return wheel 40, the top dimension of the hoistway 21 can be reduced.
[0035]
Further, since the buffer member 28 is interposed between the car guide rail 22 and the counterweight guide rail 23 and the support beam 27, the guide rail 22 is connected to the drive device 29 and the sheaves 31, 38, 39, 40. , 23 can be reduced, and noise transmitted to the room of the building can be prevented.
[0036]
Furthermore, since the two car side return wheels 38 and 39 are used, the car 24 can be suspended in a well-balanced manner, and an uneven load can be prevented from acting on the car guide rail 22.
[0037]
Note that the numbers of the car side return wheel, the counterweight side return car, the car suspension car and the counterweight suspension car can be changed as appropriate.
[0038]
Embodiment 2. FIG.
6 is a perspective view showing an elevator apparatus according to Embodiment 2 of the present invention, and FIG. 7 is a plan view showing the elevator apparatus of FIG. In the figure, the counterweight 25 is disposed behind the car 24 (back falling type). Support beams 41 are fixed to the upper ends of the car guide rail 22 and the counterweight guide rail 23 via a plurality of support bases 26 and buffer members 28.
[0039]
A drive device 29 similar to that of the first embodiment is mounted on the support beam 41. As shown in FIG. 7, the drive device 29 is disposed above the car 24 and the counterweight 25 so as to overlap the car 24 and the counterweight 25 on the vertical projection plane. A plurality of main ropes 32 are wound around the drive sheave 31. The main rope 32 has a first end portion 32 a connected to the car 24 and a second end portion 32 b connected to the counterweight 25.
[0040]
The first end portion 32 a is connected to the upper end portion (upper frame) of the car 24 via the first rope stop 34. The second end portion 32 b is connected to the upper end portion (upper frame) of the counterweight 24 through the second rope stop 35. The first leash 34 is disposed below the upper end of the car 24. The second leash 35 is disposed below the upper end of the counterweight 25.
[0041]
On the upper part of the car 24, rotatable first and second car suspension wheels 42 and 43 are mounted. A rotatable counterweight suspension wheel 37 is mounted on the upper portion of the counterweight 25. As shown in FIG. 7, on the vertical projection plane, the distance (a) from the center of gravity of the car 24 to the suspension center of the car suspension wheels 42 and 43, and the distance (2a) from the center of gravity of the car 24 to the first end portion 32a The ratio is 1: 2. Similarly, the ratio of the distance (b) from the center of gravity of the counterweight 25 to the suspension center of the counterweight suspension wheel 37 and the distance (2b) from the center of gravity of the counterweight 25 to the second end 32b is 1 : 2.
[0042]
Mounted on the support beam 41 is a rotatable car-side return wheel 44 around which the main rope 32 is wound. The car side return wheel 44 is arranged directly above the car 24 so as to overlap the car 24 on the vertical projection plane. Mounted on the support beam 41 is a rotatable counterweight side return wheel 40 around which the main rope 32 is wound. The counterweight return wheel 40 is disposed directly above the counterweight 25 so as to overlap the counterweight 25 on a vertical projection plane.
[0043]
The main rope 32 extends from the first end 32a to the car side return wheel 44, the first car suspension wheel 42, the second car suspension wheel 43, the drive sheave 31, the counterweight suspension wheel 37, and the counterweight side return wheel 40. And are arranged so as to reach the second end 32b. That is, the car 24 and the counterweight 25 are suspended by a 3: 1 roping method.
[0044]
The drive sheave 31, the first car suspension wheel 42, the second car suspension wheel 43, the car side return wheel 44, and the first end 32a are a first plane (first plane in the first embodiment) which is a vertical plane (virtual plane). Is different from one plane). The drive sheave 31 and the car-side return wheel 44 are arranged side by side at the same height in the hoistway 21.
[0045]
Furthermore, the counterweight suspension wheel 37, the counterweight return wheel 40, and the second end portion 32b are a second plane (the virtual plane) perpendicular to the first plane and perpendicular to the first plane (the first embodiment). Is different from the second plane). The drive sheave 31 and the counterweight return wheel 40 are arranged side by side at the same height in the hoistway 21. Other configurations are the same as those in the first embodiment.
[0046]
Thus, also in the rear falling type elevator apparatus, the drive device 29 can be reduced in size and price, and the installation plane space of the entire elevator apparatus can be kept small.
[0047]
【The invention's effect】
As described above, the elevator apparatus according to the present invention has a car suspension car mounted on a car, a car return wheel is disposed above the car in the hoistway, and a counterweight car is mounted on the counterweight. The counterweight side return wheel is disposed above the counterweight in the hoistway, the drive device is disposed above at least one of the car and the counterweight in the hoistway, and the main rope is the first rope. Since it is arranged from the end to the second end by wrapping in order of the car side return wheel, the car suspension car, the drive sheave, the counterweight suspension car and the counterweight side return car, the installation plane space In addition to being able to keep it small, the drive device can be reduced in size and price.
[0048]
Further, the drive device is arranged so that the rotation shaft of the drive sheave extends horizontally, and the axial length of the drive device body is larger than the diameter size of the drive sheave. The vertical dimension can be reduced, and the space in the hoistway can be effectively used to reduce the top dimension of the hoistway.
Further, the ratio of the distance from the center of gravity of the car to the suspension center of the car suspension vehicle and the distance to the first end is 1: 2, and the distance from the center of gravity of the counterweight to the suspension center of the counterweight suspension vehicle Since the ratio of the distance to the second end is 1: 2, the car and the counterweight can be suspended with good balance.
Furthermore, since the drive sheave, the car suspension wheel, the car side return wheel and the first end are arranged in the common first plane, the rope groove and the main rope of each sheave can be connected with a straight line. Further, it is possible to extend the life of the sheave and the main rope by reducing the approach angle of the main rope to the rope groove.
Furthermore, since the drive sheave and the car return wheel are arranged at the same height in the hoistway, the top dimension of the hoistway can be reduced.
Moreover, since the counterweight suspension wheel, the counterweight side return wheel, and the second end are disposed in the second plane perpendicular to the first plane, the rope groove and the main rope of each sheave Can be tied in a straight line, and the main rope can be reduced in the angle of entry into the rope groove to extend the life of the sheave and the main rope.
Furthermore, since the drive sheave and the counterweight side return wheel are arranged side by side at the same height in the hoistway, the top dimension of the hoistway can be reduced.
Furthermore, since the car suspension car is disposed at the upper part of the car and the counterweight suspension car is disposed at the upper part of the counterweight, the horizontal sectional area of the hoistway can be reduced.
Moreover, since the 1st rope stop is arrange | positioned below the upper end part of a cage | basket | car and the 2nd rope stop is arrange | positioned below the upper end part of a counterweight, the top part dimension of a hoistway is made small. can do.
Further, since the support beam is fixed to the upper part of at least one of the car guide rail and the counterweight guide rail, the installation work can be facilitated.
Furthermore, since the support beam is disposed within the vertical installation range of the car-side return wheel and the counterweight-side return wheel, the top dimension of the hoistway can be reduced.
In addition, since a buffer member is interposed between the car guide rail and the counterweight guide rail and the support beam, vibration transmitted from the driving device or sheave to the guide rail can be reduced. The generation of noise transmitted to the room can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an elevator apparatus according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing the elevator apparatus of FIG.
3 is a plan view showing the position of the car suspension wheel and the first end of FIG. 1. FIG.
4 is a plan view showing the position of the counterweight suspension wheel and the second end of FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a front view showing the support beam of FIG. 1;
FIG. 6 is a perspective view showing an elevator apparatus according to Embodiment 2 of the present invention.
7 is a plan view showing the elevator apparatus of FIG. 6. FIG.
FIG. 8 is a perspective view showing an example of a conventional elevator apparatus.
FIG. 9 is a plan view showing the elevator apparatus of FIG. 8;
[Explanation of symbols]
21 hoistway, 22 car guide rail, 23 counterweight guide rail, 24 car, 25 counterweight, 27, 41 support beam, 28 buffer member, 29 drive device, 30 drive device body, 31 drive sheave, 32 main rope 32a first end, 32b second end, 34 first rope stop, 35 second rope stop, 36 car suspension car, 37 counterweight suspension car, 38 first car side return car, 39 second car side Return car, 40 counterweight side return car, 42 first car suspension car, 43 second car suspension car, 44 car side return car.

Claims

Cages and counterweights that are raised and lowered in the hoistway,
A car suspension car mounted on the above car,
A car side return wheel disposed just above the car in the hoistway,
A counterweight suspension vehicle mounted on the counterweight,
A counterweight return wheel arranged on the hoistway directly above the counterweight,
A driving device main body and a driving sheave rotated by the driving device main body, and disposed above at least one of the car and the counterweight in the hoistway; A driving device for raising and lowering a weight; and a first end connected to the car; and a second end connected to the counterweight; and the car side return wheel from the first end. The car suspension wheel, the drive sheave, the counterweight suspension car, and the counterweight side return wheel are wound in this order to reach the second end, and the car and the counterweight are arranged. An elevator apparatus comprising a main rope to be suspended.

The drive device is arranged such that the rotation shaft of the drive sheave extends horizontally, and the axial length of the drive device main body is larger than the radial size of the drive sheave. The elevator apparatus according to claim 1.

The ratio of the distance from the center of gravity of the car to the center of suspension in the car suspension vehicle and the distance to the first end is 1: 2, and the center of suspension of the counterweight suspension vehicle from the center of gravity of the counterweight The elevator apparatus according to claim 1 or 2, wherein a ratio of the distance to the second end portion is 1: 2.

4. The drive sheave, the car suspension wheel, the car side return wheel, and the first end are disposed in a first plane that is a vertical plane. An elevator apparatus according to the above.

The elevator apparatus according to claim 4, wherein the drive sheave and the car-side return wheel are arranged at the same height in the hoistway.

The counterweight suspension wheel, the counterweight side return wheel, and the second end are disposed in a second plane that is a plane perpendicular to and perpendicular to the first plane. The elevator apparatus according to claim 4 or 5.

The elevator apparatus according to claim 6, wherein the drive sheave and the counterweight side return wheel are arranged side by side at the same height in the hoistway.

The elevator according to any one of claims 1 to 7, wherein the car suspension car is disposed at an upper part of the car, and the counterweight suspension car is disposed at an upper part of the counterweight. apparatus.

The first end is connected to the car via a first rope stop arranged below the upper end of the car, and the second end is lower than the upper end of the counterweight. The elevator apparatus according to any one of claims 1 to 8, wherein the elevator apparatus is connected to the counterweight through a second rope stop arranged.

A car guide rail for guiding the raising and lowering of the car and a counterweight guide rail for guiding the raising and lowering of the counterweight are installed in the hoistway. The car guide rail and the counterweight guide A support beam on which the driving device, the car-side return wheel, and the counterweight-side return wheel are mounted is fixed to an upper portion of at least one of the rails. The elevator apparatus according to 9.

The elevator apparatus according to claim 10, wherein the support beam is disposed within a vertical installation range of the car-side return wheel and the counterweight-side return wheel.

Between the car guide rails and the counterweight guide rail and the support beams, elevator apparatus it is according to claim 10 or claim 1 1 cushioning member is characterized in that it is interposed.