JP4547753B2 - Manufacturing method of semiconductor device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、薄膜ポリシリコン抵抗体を有する半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、IC回路の抵抗として、半導体基板中にn型およびp型の不純物を拡散することにより形成していた拡散抵抗体や、MOSFET(MOS型電界効果トランジスタ)のゲート電極となるn型ドープドポリシリコン膜(リンやヒ素などのn型不純物を多量にドープした数十Ω/□程度の抵抗値を有するポリシリコン膜のこと)を用いた薄膜ポリシリコン抵抗体が用いられてきた。また、従来のIC回路のポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの電極として、この薄膜ポリシリコン抵抗体が用いられてきた。
【0003】
図11は、従来の拡散抵抗体の断面図である。フィールド酸化膜72を形成する前に、抵抗体となるn- 拡散層88とp- 拡散層89を形成するためのn型不純物イオンとp型不純物イオンをpウエル領域81とnウエル領域82中にそれぞれイオン注入し、熱処理により打ち込まれた不純物イオンをドライブし、つぎに、その上にフィールド酸化膜72を形成する。その後、図示しない他の箇所にMOSFETを形成した後、CVD(Chemical Vapor Deposition)法で酸化膜76を形成し、つぎに、CVD法によるBPSG膜77(ボロン・リンガラス膜)を形成する。つぎに、コンタクト孔を開け、Al電極78を形成する。図中の85、86はn+ 拡散層、p+ 拡散層であり、この拡散層は、n- 拡散層88、p- 拡散層89とAl電極78とのコンタクト抵抗を低減するために形成される。
【0004】
図12は、従来の薄膜ポリシリコン抵抗体の断面図である。図示しないMOSFETのゲート電極と同一のn型ドープドポリシリコン膜90を薄膜ポリシリコン抵抗体として用いる。フィールド酸化膜92上に、MOSFETのゲート電極と同一のn型ドープドポリシリコン膜90を抵抗体として形成し、その上にCVD法で酸化膜96を形成し、その後、CVD法によるBPSG膜97を形成し、つぎに、コンタクト孔を開け、Al電極98を形成する。
【0005】
図13は、従来のポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの断面図である。フィールド酸化膜102上に、MOSFETのゲート電極と同一のn型ドープドポリシリコン膜110を下部電極として形成し、その上にCVD法による層間酸化膜103を形成し、その上に、CVD法によるn型ドープドポリシリコン膜111を上部電極として形成する。このn型ドープドポリシリコン膜111の抵抗値と下部電極のn型ドープドポリシリコン膜110の抵抗値は、通常、同一である。つぎに、CVD法による酸化膜106を形成し、その上に、CVD法によるBPSG膜107を形成した後、コンタクト孔を開け、Al電極108を形成する。
【0006】
図14は、従来の薄膜ポリシリコン抵抗体とポリシリコン−ポリシリコンキャパシタを組み合わせた断面図である。これは、図12の従来の薄膜ポリシリコン抵抗体と図13の従来のポリシリコン−ポリシリコンキャパシタを組み合わせたものである。図中の121は半導体基板、122はフィールド酸化膜、123は層間酸化膜、126は酸化膜、127はBPSG膜、128はAl電極、130、131はn型ドープドポリシリコン膜である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来、半導体基板中に形成される拡散抵抗体は、IC回路において、頻繁に使用されてきたが、セルフバイアス効果やバックバイアス効果により、バイアス依存性があること、抵抗値のバラツキが大きいこと、抵抗値の温度係数が大きいことなどのために、高精度を要求するIC回路には適さない。例えば、n型不純物で形成された拡散抵抗体においては、抵抗値の温度係数が3500ppm/℃で、5V使用のIC回路では10%抵抗値が変化する。p型不純物で形成された拡散抵抗体においては、抵抗値の温度係数が4000から5500ppm/℃で、5V使用のIC回路では7%抵抗値が変化する。但し、抵抗値の温度係数は、〔(RA −R25)/(TA −T25)〕/R25〕で定義される。ここで、RA は所定の温度(TA )におけるシート抵抗値、R25は25℃(T25)におけるシート抵抗値である。
【0008】
前記のバイアス依存性、抵抗値の温度係数および抵抗値のバラツキを改善するために、図12で説明したように、MOSFETのゲート電極となるn型ドープドポリシリコンを抵抗体として適用した薄膜ポリシリコン抵抗体がある。この薄膜ポリシリコン抵抗体は、拡散抵抗体に比べて、抵抗値のバラツキが小さく、バイアス依存性が無く、抵抗値の温度係数も650から750ppm/℃と小さく、従来、IC回路で使用されてきた。
【0009】
しかし、この薄膜ポリシリコン抵抗体は、抵抗値(シート抵抗値のこと)が25Ω/□と小さいため、高抵抗を必要とする回路では、抵抗体の占める面積が大きくなる。また、抵抗値の温度係数は、650から750ppm/℃で、拡散抵抗体に比べて小さいが、さらに高精度を必要とするIC回路にとっては、この抵抗値の温度係数はまだ大きい。
【0010】
特開平4−284666号では、この抵抗値の温度係数をゼロまたは小さくし、抵抗値が一桁大きい薄膜ポリシリコン抵抗体の製造方法が開示されている。
しかし、この特開平4−284666号では、リンイオンをイオン注入した薄膜ポリシリコン抵抗体については開示されているが、ボロンイオンをイオン注入して、温度係数ゼロまたは小さな薄膜ポリシリコン抵抗体を有する半導体装置およびその製造方法や、この薄膜ポリシリコン抵抗体を電極とするポリシリコン−ポリシリコンキャパシタを有する半導体装置およびその製造方法や、温度係数ゼロまたは小さな薄膜ポリシリコン抵抗体を用いた高抵抗の薄膜ポリシリコン抵抗体と、ポリシリコン−ポリシリコンキャパシタとを組み合わせた半導体装置およびその製造方法については開示されていない。
【0011】
この発明の目的は、ボロンイオンをイオン注入して、温度係数ゼロまたは小さな薄膜ポリシリコン抵抗体や高抵抗の薄膜ポリシリコン抵抗体を形成する半導体装置およびその製造方法を提供することや、温度係数ゼロまたは小さな薄膜ポリシリコン抵抗体と、高抵抗の薄膜ポリシリコン抵抗体の組み合わせや、温度係数ゼロまたは小さな薄膜ポリシリコン抵抗体を用いた高抵抗の薄膜ポリシリコン抵抗体と、ポリシリコン−ポリシリコンキャパシタとを組み合わせて形成する半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、半導体基板上に形成された絶縁膜上に、ポリシリコン膜で形成された高抵抗の第1薄膜ポリシリコン抵抗体と、温度係数が−50ppm/℃から+50ppm/℃の範囲である第2薄膜ポリシリコン抵抗体が形成された半導体装置の製造方法で、前記半導体基板に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜上にノンドープドポリシリコン膜を形成する工程と、該ノンドープドポリシリコン膜全面にBF2のイオン注入により第1のボロンを導入する第1のボロン導入工程と、該第1のボロンがドープされたポリシリコン膜に選択的に、前記第1のボロン導入工程で導入された前記第1のボロンと合わせてドーズ量が2.5×1015cm-2ないし3.5×1015cm-2となるようにBF2のイオン注入により第2のボロンを導入する第2のボロン導入工程と、パターニングにより、前記第1のボロンを導入された前記第1薄膜ポリシリコン抵抗体と、前記第1のボロンおよび前記第2のボロンを導入された前記第2薄膜ポリシリコン抵抗体とを形成する工程と、前記第1薄膜ポリシリコン抵抗体および前記第2薄膜ポリシリコン抵抗体上に層間絶縁膜を形成する工程と、該層間絶縁膜上にBPSG膜(ボロンドープのリンガラス膜)を形成する工程と、該BPSG膜をリフローする工程とを含み、該リフローのための熱処理温度で、前記第1薄膜ポリシリコン抵抗体および前記第2薄膜ポリシリコン抵抗体に導入された前記第1のボロンおよび前記第2のボロンを活性化する製造方法とする。
【0013】
半導体基板上に形成された絶縁膜上に、電極が薄膜ポリシリコン膜であるポリシリコン−ポリシリコンキャパシタが形成された半導体装置の製造方法で、前記半導体基板に第1絶縁膜を形成する工程と、該第1絶縁膜上に選択的にポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの第1電極となるドープドポリシリコン膜を形成する工程と、該第1電極上と、露出した前記第1絶縁膜上に、第2絶縁膜を形成する工程と、該第2絶縁膜上に、ノンドープドポリシリコン膜を形成する工程と、該ノンドープドポリシリコン膜にドーズ量が2.5×1015cm-2ないし3.5×1015cm-2となるようにBF2 のイオン注入でボロンを導入し、前記ポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの第1電極上と対向する第2電極を形成する工程と、前記第2電極上に層間絶縁膜を形成する工程と、該層間絶縁膜上にBPSG膜(ボロンドープのリンガラス膜)を形成する工程と、該BPSG膜をリフローする工程とを含み、該リフローのための熱処理温度で、前記第2電極に導入された前記ボロンを活性化する製造方法とする。
【0014】
半導体基板上に形成された絶縁膜上に、ポリシリコン膜で形成された温度係数が−50ppm/℃から+50ppm/℃の範囲である薄膜ポリシリコン抵抗体と、電極がポリシリコン膜であるポリシリコン−ポリシリコンキャパシタが形成された半導体装置の製造方法で、前記半導体基板に第1絶縁膜を形成する工程と、該第1絶縁膜上に選択的に前記ポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの第1電極となるドープドポリシリコン膜を形成する工程と、該第1電極上と、露出した前記第1絶縁膜上に、第2絶縁膜を形成する工程と、該第2絶縁膜上に、ノンドープドポリシリコン膜を選択的に形成する工程と、該ノンドープドポリシリコン膜にドーズ量が2.5×1015cm-2ないし3.5×1015cm-2となるようにBF2 のイオン注入でボロンを導入し、前記薄膜ポリシリコン抵抗体と、前記ポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの前記第1電極上と対向する第2電極とを形成する工程と、前記薄膜ポリシリコン抵抗体および前記第2電極上に層間絶縁膜を形成する工程と、該層間絶縁膜上にBPSG膜(ボロンドープのリンガラス膜)を形成する工程と、該BPSG膜をリフローする工程とを含み、該リフローのための熱処理温度で、前記薄膜ポリシリコン抵抗体および前記第2電極に導入された前記ボロンを活性化する製造方法とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の第1実施例の半導体装置の製造方法で、同図(a)から同図(d)は工程順に示した製造工程断面図である。
同図(a)に示すように、図示しないMOSFETのソース領域とドレイン領域を形成した後に、半導体基板1上のフィールド酸化膜2を形成し、このフィールド酸化膜2上に層間酸化膜3を膜厚100nmで形成する。つぎに、CVD法により薄膜ノンドープドポリシリコン膜4を膜厚300nmで酸化膜3上に形成し、ボロンイオン(BF2 イオン)を加速電圧65keVで3.0×1015cm-2全面に打ち込む。
【0023】
つぎに、同図(b)に示すように、フォトレジスト膜5を用いてパターニングし、その後、選択的にエッチングして、抵抗値の温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体4aを形成する。つぎに、同図(c)で示すように、CVD法による酸化膜6を膜厚120nmで薄膜ポリシリコン抵抗体4a上と層間酸化膜3上に形成し、つぎに、BPSG膜7をCVD法で膜厚650nmで、酸化膜6上に形成する。この後に平坦化のためにBPSGリフロー(BPSG膜7を熱処理して、表面を溶解させ、なだらかにする工程のこと)を行う。このBPSGリフローは、900℃でN2 +O2 で10分、つぎに、O2 で12分、つぎに、N2 で5分行い、合計で27分間行う。このBPSGリフローの熱処理で、前記のボロンイオン(BF2 イオン)は活性化し、このBPSGリフロー温度がボロンイオンの活性化のためのアニール温度となる。
【0024】
つぎに、同図(d)で示すように、酸化膜6とBPSG膜7にコンタクト孔を開け、Al電極8を形成する。
前記のBPSGリフローで、薄膜ポリシリコン抵抗体4aは抵抗値が約280Ω/□で、抵抗値の温度係数がゼロになる。薄膜ポリシリコン抵抗体4aの膜厚が200nmの場合は、約400Ω/□となる。
【0025】
また、前記のボロンの打ち込み量(ドーズ量)を2.5×1015cm-2から3.5×1015cm-2とし、アニール温度であるBPSGリフローの温度を850℃から950℃の範囲にすることで、薄膜ポリシリコン抵抗体4aの抵抗値の温度係数は、−50ppm/℃から+50ppm/℃の範囲になり、小さな値となる。
【0026】
尚、同図(d)は、この発明の第2実施例の半導体装置の要部断面図となる。
この構造の説明は、製造方法で説明した内容と同じなので省略する。
この抵抗値の温度係数がゼロもしくは小さな薄膜ポリシリコン抵抗体4aを、IC回路における標準的アンプ回路の帰還抵抗、標準的レギュレータの抵抗、標準的発振回路に適用することで、広範囲の温度領域に亘り、高精度のIC回路を製作できる。また、薄膜ポリシリコン抵抗体は、拡散抵抗体のようなバイアス依存性が無いので、IC回路における分割抵抗として高抵抗の薄膜ポリシリコン抵抗体を用いることで、バイアス効果による抵抗値の変化がなく、精度のよいIC回路とすることができる。
【0027】
図2は、図1の薄膜ポリシリコン抵抗体4aの平面図である。同図において、9は、Al電極8と薄膜ポリシリコン抵抗体4aとのコンタクト孔である。また、3は層間酸化膜である。
ところで、薄膜ポリシリコン抵抗体の抵抗値の温度係数は、大体、ノンドープドポリシリコン膜4中へのBF2 イオンの打ち込み量とアニール温度で決まり、抵抗値はBF2 イオンの打ち込み量とアニール温度と膜厚で決まる。以下の説明においては、アニール温度を、BPSGリフロー温度である900℃とした場合である。
【0028】
ノンドープドポリシリコン膜の膜厚が300nmのときは、BF2 イオンの打ち込み量を3.0×1014cm-2とすると、薄膜ポリシリコン抵抗体の抵抗値が2.8kΩ/□から3.2kΩ/□で、抵抗値の温度係数が約−2000ppm/℃となる。5.0×1014cm-2とすると、抵抗値が1.4kΩ/□から1.6kΩ/□で、抵抗値の温度係数が約−1700ppm/℃となる。1.0×1015cm-2とすると、抵抗値が650Ω/□から670kΩ/□で、抵抗値の温度係数が約−750ppm/℃となる。5.0×1015cm-2とすると、抵抗値が240Ω/□から250Ω/□で、抵抗値の温度係数が+90ppm/℃となる。8.0×1015cm-2とすると、抵抗値が220Ω/□から240Ω/□で、抵抗値の温度係数が約+100ppm/℃となる。
【0029】
また、ノンドープドポリシリコン膜4の膜厚が200nmのときは、BF2 イオンの打ち込み量を5.0×1014cm-2とすると、薄膜ポリシリコン抵抗体の抵抗値が1.4kΩ/□から1.6kΩ/□で、抵抗値の温度係数が−1500ppm/℃となり、3.0×1015cm-2とすると、395Ω/□から405Ω/□で、抵抗値の温度係数がゼロとなる。前記のことから、BF2 イオンの打ち込み量と膜厚を制御することで、抵抗値の温度係数がゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体4aまたは抵抗値の温度係数が小さな薄膜ポリシリコン抵抗体を形成したり、所定の温度係数を有する薄膜ポリシリコン抵抗体を形成することができる。
【0030】
尚、前記の薄膜ポリシリコン抵抗体は膜厚200nmおよび300nmのときの説明であるが、薄膜ポリシリコン抵抗体の膜厚が100nmのときは、BF2 イオンのイオン打ち込み量を3.0×1015cm-2とすると、抵抗値は200nmの場合より大きく、抵抗値の温度係数がゼロの薄膜ポリシリコンを形成できる。
【0031】
図3は、この発明の第3実施例の半導体装置の製造方法で、同図(a)から同図(d)は工程順に示した製造工程断面図である。この半導体装置は高抵抗の薄膜ポリシリコン抵抗体と温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体を有して場合である。この高抵抗のポリシリコン抵抗体14bと温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体14aをマスク1枚追加することにより同時に形成する。つぎに、その工程を説明する。
【0032】
半導体基板11上に形成されたフィールド酸化膜12上に、CVD法でノンドープドポリシリコン膜14を積層するまでは、図1の工程と同様である。その後の工程について、つぎに説明する。
同図(a)に示すように、高抵抗の薄膜ポリシリコン14cを形成するため、ノンドープドポリシリコン膜14に、BF2 イオンを加速電圧64keVで全面に、打ち込み量が5.0×1014cm-2になるように打ち込む。打ち込みした後は、高抵抗の薄膜ポリシリコン14c(同図(a)の14が14cとなる)になる。
【0033】
つぎに同図(b)に示すように、高抵抗の薄膜ポリシリコン14cにおいて、抵抗値の温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体4aを形成する領域19と、高抵抗の薄膜ポリシリコン抵抗体14bのコンタクト領域20を開口したフォトレジスト膜15でパターニングする。薄膜ポリシリコン抵抗体14aの温度係数がゼロになるBF2 イオンの打ち込み量は3.0×1015cm-2であるので、2.5×1015cm-2(3.0×1015cm-2−5.0×1014cm-2)の打ち込み量のBF2 イオンを65keVで追加打ち込みを行う。このとき、高抵抗の薄膜ポリシリコン抵抗体14bとAl電極18とのコンタクト領域20になる箇所にもBF2 イオンを打ち込む。これは、高抵抗の薄膜ポリシリコン抵抗体4bとAl電極18とのコンタクト抵抗値を低減させるためである。
【0034】
つぎに、同図(c)に示すように、フォトレジスト膜15を除去し、高抵抗の薄膜ポリシリコン抵抗体14bの領域と、抵抗値の温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体14aの領域とを分離するために、再度、パターニングしたフォトマスク15aを用いて、分離のためのエッチングを行う。
つぎに、同図(d)に示すように、フォトレジスト膜15aを除去し、酸化膜16を120nmの厚みに積層し、BPSG膜17を650nmの厚みに積層し、BPSGリフローした後、コンタクト孔を形成し、Al電極18を形成する。
ノンドープドポリシリコン膜14中に打ち込んだ不純物であるBF2 イオンの活性化は、BPSGリフロー(BPSG膜17を熱処理して表面を滑らかにすること)で行う。このようにして、高抵抗の薄膜ポリシリコン抵抗体14bと抵抗値の温度係数がゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体14aを同時に形成できる。BF2 イオンのイオン打ち込み量を制御することで、所望の2つの抵抗値を兼ね備えた薄膜ポリシリコン抵抗体を形成できる。
【0035】
尚、同図(d)が、この発明の第4実施例の半導体装置の要部断面図となる。
この構造の説明は製造方法の内容と同じなので省略する。
図4は、この発明の第5実施例の半導体装置の要部断面図である。同図はこの半導体装置が有しているポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの断面図であり、ノンドープドポリシリコン膜に、前記のように、抵抗値の温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体34aをポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの上部電極としている。その製造方法を説明する。
【0036】
図示しないMOSFETのゲート電極と同一のn型ドープドポリシリコン膜40を、下部電極として、フィールド酸化膜32上に形成した後、図示しないMOSFETのソース領域とドレイン領域を形成し、つぎに、その上に、CVD法で層間酸化膜33を膜厚100nmで形成し、つぎに、CVD法でノンドープドポリシリコン膜を膜厚300nmで層間酸化膜33上に形成する。つぎに、このノンドープドポリシリコン膜にBF2 イオンを打ち込んで、抵抗値の温度係数がゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体34aとする工程は、図1と同様であり、この薄膜ポリシリコン抵抗体34aが、ポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの上部電極となる。このようにして、層間酸化膜33を介し薄膜ポリシリコン抵抗体34aとする上部電極、n型ドープドポリシリコン膜40を下部電極としたポリシリコン−ポリシリコンキャパシタが完成する。図中の36は酸化膜、37はBPSG膜、38はAl電極である。
【0037】
また、このポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの上部電極は抵抗体であり、この抵抗体とポリシリコン−ポリシリコンキャパシタは直列接続されており、この両者でCR回路を構成することができる。
尚、前記の製造方法が、この発明の第6実施例の半導体装置の製造方法となる。
【0038】
図5は、この発明の第7実施例の半導体装置の要部断面図である。この実施例は、抵抗値の温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体44aとポリシリコン−ポリシリコンキャパシタを同一プロセスで形成した場合である。その製造方法を説明する。
図示しないMOSFETのゲート電極と同一であるn型ドープドポリシリコン膜44cを下部電極として、フィールド酸化膜42上に形成した後、図示しないMOSFETのソース領域とドレイン領域を形成する。つぎに、その上に、CVD法で層間酸化膜43を膜厚100nmで形成する。つぎに、CVD法でノンドープドポリシリコン膜を膜厚300nmで層間酸化膜43上に形成する。つぎに、このノンドープドポリシリコン膜にBF2 イオンを打ち込んで、抵抗値の温度係数がゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体44a、44dとする工程は、図1と同様である。44dがポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの上部電極となり、また、44aが抵抗値の温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体となる。図中の41は半導体基板、44cは下部電極となるn型ドープドポリシリコン膜、46は酸化膜、47はBPSG膜、48はAl電極である。この実施例の場合も、BPSGリフローでボロンイオンを活性化させる。
【0039】
尚、前記の製造方法が、この発明の第8実施例の半導体装置の製造方法となる。
図6から図10は、この発明の第9実施例の半導体装置の製造方法で、工程順に示した製造工程断面図である。この実施例は、ノンドープドポリシリコン膜54を微細化デバイスにおけるLDD構造作成に適用し、LDD構造のMOSFETと、温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体と、ポリシリコン−ポリシリコンキャパシタを製作した例である。
【0040】
この実施例は、MOSFETのソース領域とドレイン領域のイオン注入と、抵抗値の温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体を形成するためのイオン注入を同時に行うことが特徴である。
図6に示すように、MOSFETのゲート電極をn型ドープドポリシリコン膜60で形成し、その後、nチャネル型MOSFETにおいては、n型の不純物(P、As)のイオン打ち込みを行い、n- 拡散層63でn型のLDD領域を、半導体基板51の表面層に形成されたpウエル領域61に形成し、pチャネル型MOSFETにおいてはp型の不純物(BF2 など)のイオン打ち込みを行い、p- 拡散層64でp型のLDD領域を、半導体基板51の表面層に形成されたnウエル領域62に形成しする。その後、熱酸化膜67(MOSFETのゲート酸化膜に相当し、前記の層間酸化膜に相当する)を約20nmから35nmの厚さで形成し、ノンドープドポリシリコン膜54をCVD法で200nmの厚さで積層する。フィールド酸化膜52上には、前記のゲート電極を形成するときに、ポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの下部電極としてMOSFETのゲート電極と同一のn型のドープドポリシリコン膜60を積層する。
【0041】
つぎに、図7に示すように、フィールド酸化膜52上の抵抗値の温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体54aとポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの上部電極となる薄膜ポリシリコン抵抗体54cを形成するために、フォトレジスト膜55を用いて、パターニングし、選択的に、ドライエッチングを行う。このエッチングのときに、ゲート電極を形成しているn型ドープドポリシリコン膜60の側壁には、熱酸化膜67を介してノンドープドポリシリコン膜54のサイドウォールがエッチング残りとして形成される。
【0042】
つぎに、図8に示すように、フォトレジスト55を除去し、再度フォトレジストを被覆し、パターニングされたフォトレジスト55aを用いて、nチャネル型MOSFETのソース領域とドレイン領域になるn+ 拡散層65をAsイオンのイオン注入で行う。このとき、n+ 拡散層65の形成は、ゲート電極の側壁に形成されるノンドープドポリシリコン膜54eのサイドォールをマスクとして、セルフアラインで行われる。
【0043】
つぎに、図9に示すように、フォトレジスト55aを除去し、再度フォトレジストを被覆し、パターニングされたフォトレジスト55bをマスクに用いて、pチャネル型MOSFETのソース領域とドレイン領域となるp+ 拡散層66が形成される箇所のnウエル領域62と、抵抗値の温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体54aとなる箇所のノンドープドポリシリコン膜と、ポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの上部電極(抵抗値の温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体54c)となる箇所のノンドープドポリシリコン膜に、BF2 イオンを加速電圧65keVで、3.0×1015cm-2で、同時に打ち込む。このとき、p+ 拡散層66の形成は、ゲート電極の側壁に形成されるノンドープドポリシリコン膜54dのサイドォールをマスクとして、セルフアラインで行われる。
【0044】
勿論、nチャネル型MOSFETのソース領域とドレイン領域となるn+ 拡散層65のイオン注入工程と、薄膜ポリシリコン抵抗体(54aに相当する抵抗体)のイオン注入を同時に行うことも可能である。この場合も、nチャネル型MOSFETのソース領域とドレイン領域のイオン注入は、ゲート電極の側壁のノンドープドポリシリコン膜54dをサイドウォールとして用いて、セルフアラインで行うことができる。
【0045】
つぎに、図10に示すように、フォトレジスト膜55bを除去した後、図1、図4の製造工程を経て、抵抗値の温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体54aと、抵抗値の温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体54cを上部電極とするポリシリコン−ポリシリコンキャパシタを形成し、その上に酸化膜56とBPSG膜57を積層し、BPSGリフローを行う。このとき、BPSGリフローで薄膜ポリシリコン抵抗体54a、54cを形成するためにイオン注入されたBF2 イオンが活性化する。
前記の各実施例の抵抗値の温度係数ゼロの薄膜ポリシリコン抵抗体は、温度係数が小さい薄膜ポリシリコン抵抗体としても勿論構わない。
【0046】
【発明の効果】
この発明により、抵抗温度係数がゼロまもしくは小さな薄膜ポリシリコン抵抗体と高抵抗の薄膜ポリシリコン抵抗体を同一プロセスで形成できる。
また、抵抗温度係数がゼロもしくは小さな薄膜ポリシリコン抵抗体、高抵抗の薄膜ポリシリコン抵抗体およびポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの上部電極を同一プロセスで形成できる。
【0047】
また、ノンドープドポリシリコンに打ち込むBF2 イオンの打ち込み量(ドーズ量)を所定の値にすることで、抵抗値の温度係数ゼロ、もしくは小さなポリシリコン抵抗体とすることができる。
また、BPSGリフローの熱処理で、ノンドープドポリシリコンに打ち込むBF2 イオンの活性化を行うことで、工程を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の半導体装置の製造方法で、(a)から(d)は工程順に示した製造工程断面図
【図2】図1の薄膜ポリシリコン抵抗体4aの平面図
【図3】この発明の第3実施例の半導体装置の製造方法で、(a)から(d)は工程順に示した製造工程断面図
【図4】この発明の第5実施例の半導体装置の要部断面図
【図5】この発明の第7実施例の半導体装置の要部断面図
【図6】この発明の第9実施例の半導体装置の製造工程断面図
【図7】図6に続く、この発明の第9実施例の半導体装置の製造工程断面図
【図8】図7に続く、この発明の第9実施例の半導体装置の製造工程断面図
【図9】図8に続く、この発明の第9実施例の半導体装置の製造工程断面図
【図10】図9に続く、この発明の第9実施例の半導体装置の製造工程断面図
【図11】従来の拡散抵抗体の断面図
【図12】従来の薄膜ポリシリコン抵抗体の断面図
【図13】従来のポリシリコン−ポリシリコンキャパシタの断面図
【図14】従来の薄膜ポリシリコン抵抗体とポリシリコン−ポリシリコンキャパシタを組み合わせた断面図
【符号の説明】
1、11、31、41、51 半導体基板
2、12、32、42、52 フィールド酸化膜
3、13、33、43 層間酸化膜
4、14、34、54 ノンドープドポリシリコン膜
4a、34a、44a、54a 薄膜ポリシリコン抵抗体(温度係数ゼロ)
4b 薄膜ポリシリコン抵抗体(高抵抗)
5、15、15a、55、55a、55b フォトレジスト膜
6、16、36、46 酸化膜
7、17、37、47 BPSG膜
8、18、38、48 Al電極
14c 高抵抗の薄膜ポリシリコン
19 領域
20 コンタクト領域
40、60 n型ドープドポリシリコン膜
44c n型ドープドポリシリコン膜(下部電極)
44d、54c 薄膜ポリシリコン抵抗体(上部電極)
54d、54e 薄膜ポリシリコン(サイドウォール)
61 pウエル領域
62 nウエル領域
63 p- 拡散層
64 n- 拡散層
65 n+ 拡散層
66 p+ 拡散層
67 熱酸化膜[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for manufacturing a semiconductor device having a thin film polysilicon resistor.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a resistance of an IC circuit, a diffusion resistor formed by diffusing n-type and p-type impurities in a semiconductor substrate, or an n-type doped serving as a gate electrode of a MOSFET (MOS field effect transistor) A thin-film polysilicon resistor using a polysilicon film (a polysilicon film having a resistance value of about several tens of Ω / □ doped with a large amount of n-type impurities such as phosphorus and arsenic) has been used. Further, this thin film polysilicon resistor has been used as an electrode of a polysilicon-polysilicon capacitor of a conventional IC circuit.
[0003]
FIG. 11 is a cross-sectional view of a conventional diffused resistor. Before the
[0004]
FIG. 12 is a cross-sectional view of a conventional thin film polysilicon resistor. An n-type doped polysilicon film 90 which is the same as a gate electrode of a MOSFET (not shown) is used as a thin film polysilicon resistor. On the field oxide film 92, an n-type doped polysilicon film 90 which is the same as the gate electrode of the MOSFET is formed as a resistor, and an
[0005]
FIG. 13 is a cross-sectional view of a conventional polysilicon-polysilicon capacitor. An n-type doped
[0006]
FIG. 14 is a cross-sectional view of a combination of a conventional thin film polysilicon resistor and a polysilicon-polysilicon capacitor. This is a combination of the conventional thin film polysilicon resistor of FIG. 12 and the conventional polysilicon-polysilicon capacitor of FIG. In the figure, 121 is a semiconductor substrate, 122 is a field oxide film, 123 is an interlayer oxide film, 126 is an oxide film, 127 is a BPSG film, 128 is an Al electrode, and 130 and 131 are n-type doped polysilicon films.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Conventionally, diffused resistors formed in a semiconductor substrate have been frequently used in IC circuits, but due to the self-bias effect and back-bias effect, there is bias dependence, and there is a large variation in resistance value. Due to the large temperature coefficient of resistance, etc., it is not suitable for IC circuits that require high accuracy. For example, in a diffused resistor formed of n-type impurities, the temperature coefficient of resistance value is 3500 ppm / ° C., and in an IC circuit using 5 V, the resistance value changes by 10%. In the diffused resistor formed of p-type impurities, the temperature coefficient of resistance value is 4000 to 5500 ppm / ° C., and the 7% resistance value changes in an IC circuit using 5V. However, the temperature coefficient of the resistance value is [(R A -R twenty five ) / (T A -T twenty five ]] / R twenty five ] Is defined. Where R A Is the predetermined temperature (T A ) Sheet resistance value in R) twenty five Is 25 ° C (T twenty five ) Is the sheet resistance value.
[0008]
In order to improve the bias dependency, the temperature coefficient of the resistance value, and the variation of the resistance value, as described with reference to FIG. 12, the thin film poly-silicon applied with the n-type doped polysilicon serving as the gate electrode of the MOSFET as the resistor. There is a silicon resistor. This thin-film polysilicon resistor has a smaller resistance variation, no bias dependency, and a resistance temperature coefficient as small as 650 to 750 ppm / ° C., and has been conventionally used in an IC circuit. It was.
[0009]
However, since this thin film polysilicon resistor has a small resistance value (sheet resistance value) of 25Ω / □, the area occupied by the resistor becomes large in a circuit that requires high resistance. The temperature coefficient of the resistance value is 650 to 750 ppm / ° C., which is smaller than that of the diffused resistor, but for an IC circuit that requires higher accuracy, the temperature coefficient of the resistance value is still large.
[0010]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-284666 discloses a method of manufacturing a thin film polysilicon resistor in which the temperature coefficient of the resistance value is zero or small and the resistance value is one digit larger.
However, Japanese Patent Laid-Open No. 4-284666 discloses a thin film polysilicon resistor in which phosphorus ions are ion-implanted, but a semiconductor having a thin film polysilicon resistor having a zero temperature coefficient or a small temperature coefficient by ion implantation of boron ions. Device and manufacturing method thereof, semiconductor device having polysilicon-polysilicon capacitor using thin-film polysilicon resistor as electrode, manufacturing method thereof, and thin film of high resistance using thin-film polysilicon resistor having zero or small temperature coefficient A semiconductor device in which a polysilicon resistor and a polysilicon-polysilicon capacitor are combined and a manufacturing method thereof are not disclosed.
[0011]
An object of the present invention is to provide a semiconductor device and a method of manufacturing the same, in which boron ions are ion-implanted to form a thin film polysilicon resistor having a zero or small temperature coefficient or a high resistance thin film polysilicon resistor. Combination of zero or small thin film polysilicon resistor and high resistance thin film polysilicon resistor, high resistance thin film polysilicon resistor using zero or small temperature coefficient thin film polysilicon resistor, and polysilicon-polysilicon It is an object of the present invention to provide a semiconductor device formed in combination with a capacitor and a manufacturing method thereof.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, a high-resistance first thin-film polysilicon resistor formed of a polysilicon film on an insulating film formed on a semiconductor substrate, and a temperature coefficient is -50ppm / ° C to + 50ppm / ° C A method of manufacturing a semiconductor device in which a second thin film polysilicon resistor is formed, the step of forming an insulating film on the semiconductor substrate, the step of forming a non-doped polysilicon film on the insulating film, and the non-doped poly BF on the entire surface of the silicon film 2 A first boron introducing step of introducing first boron by ion implantation of the first boron, and the first boron introduced in the first boron introducing step selectively into the polysilicon film doped with the first boron. Together with boron, the dose is 2.5 × 10 15 cm -2 Or 3.5 × 10 15 cm -2 BF to be 2 A second boron introducing step of introducing second boron by ion implantation of the first thin film polysilicon resistor into which the first boron has been introduced by patterning, the first boron and the second boron. Forming the second thin film polysilicon resistor into which the boron is introduced, the first thin film polysilicon resistor and the second thin film polysilicon resistor Thin film A step of forming an interlayer insulating film on the polysilicon resistor, a step of forming a BPSG film (boron-doped phosphorus glass film) on the interlayer insulating film, and a step of reflowing the BPSG film. Heat treatment temperature for the first thin film polysilicon resistor and the second thin film resistor Thin film In the manufacturing method, the first boron and the second boron introduced into the polysilicon resistor are activated.
[0013]
Forming a first insulating film on the semiconductor substrate in a method of manufacturing a semiconductor device in which a polysilicon-polysilicon capacitor having an electrode made of a thin polysilicon film is formed on an insulating film formed on a semiconductor substrate; Forming a doped polysilicon film as a first electrode of a polysilicon-polysilicon capacitor selectively on the first insulating film, on the first electrode, and on the exposed first insulating film. A step of forming a second insulating film, a step of forming a non-doped polysilicon film on the second insulating film, and a dose amount of 2.5 × 10 6 on the non-doped polysilicon film. 15 cm -2 Or 3.5 × 10 15 cm -2 BF to be 2 Boron is introduced by ion implantation, and is opposed to the first electrode of the polysilicon-polysilicon capacitor. The second electrode Forming an interlayer insulating film on the second electrode, forming a BPSG film (boron-doped phosphorus glass film) on the interlayer insulating film, and reflowing the BPSG film. And a manufacturing method of activating the boron introduced into the second electrode at a heat treatment temperature for the reflow.
[0014]
On the insulating film formed on the semiconductor substrate, the temperature coefficient formed by the polysilicon film is -50ppm / ° C to + 50ppm / ° C A method of manufacturing a semiconductor device in which a thin film polysilicon resistor and a polysilicon-polysilicon capacitor whose electrodes are polysilicon films are formed, a step of forming a first insulating film on the semiconductor substrate, and the first insulating film A step of selectively forming a doped polysilicon film to be a first electrode of the polysilicon-polysilicon capacitor on the first electrode; and a second insulating film on the first electrode and the exposed first insulating film. A step of selectively forming a non-doped polysilicon film on the second insulating film, and a dose amount of 2.5 × 10 6 on the non-doped polysilicon film. 15 cm -2 Or 3.5 × 10 15 cm -2 BF to be 2 Boron is introduced by ion implantation, and forming the thin film polysilicon resistor and the second electrode facing the first electrode of the polysilicon-polysilicon capacitor, the thin film polysilicon resistor, and A step of forming an interlayer insulating film on the second electrode, a step of forming a BPSG film (boron-doped phosphorus glass film) on the interlayer insulating film, and a step of reflowing the BPSG film. The manufacturing method of activating the boron introduced into the thin film polysilicon resistor and the second electrode at a heat treatment temperature for the purpose.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows a method of manufacturing a semiconductor device according to a first embodiment of the present invention, wherein FIG. 1A to FIG.
As shown in FIG. 2A, after forming a source region and a drain region of a MOSFET (not shown), a field oxide film 2 on a
[0023]
Next, as shown in FIG. 5B, patterning is performed using a
[0024]
Next, as shown in FIG. 4D, contact holes are formed in the
By the BPSG reflow, the thin
[0025]
The boron implantation amount (dose amount) is 2.5 × 10. 15 cm -2 To 3.5 × 10 15 cm -2 And the temperature coefficient of the resistance value of the thin-
[0026]
FIG. 4D is a cross-sectional view of the main part of the semiconductor device according to the second embodiment of the present invention.
Since the description of this structure is the same as that described in the manufacturing method, the description thereof is omitted.
By applying this thin
[0027]
FIG. 2 is a plan view of the thin
By the way, the temperature coefficient of the resistance value of the thin film polysilicon resistor is approximately BF into the
[0028]
When the thickness of the non-doped polysilicon film is 300 nm, BF 2 Ion implantation amount is 3.0 × 10 14 cm -2 Then, the resistance value of the thin-film polysilicon resistor is 2.8 kΩ / □ to 3.2 kΩ / □, and the temperature coefficient of the resistance value is about −2000 ppm / ° C. 5.0 × 10 14 cm -2 Then, the resistance value is 1.4 kΩ / □ to 1.6 kΩ / □, and the temperature coefficient of the resistance value is about −1700 ppm / ° C. 1.0 × 10 15 cm -2 Then, the resistance value is 650 Ω / □ to 670 kΩ / □, and the temperature coefficient of the resistance value is about −750 ppm / ° C. 5.0 × 10 15 cm -2 Then, the resistance value is 240Ω / □ to 250Ω / □, and the temperature coefficient of the resistance value is +90 ppm / ° C. 8.0 × 10 15 cm -2 Then, the resistance value is 220Ω / □ to 240Ω / □, and the temperature coefficient of the resistance value is about +100 ppm / ° C.
[0029]
When the thickness of the
[0030]
The thin film polysilicon resistor is described when the film thickness is 200 nm and 300 nm. However, when the film thickness of the thin film polysilicon resistor is 100 nm, BF 2 The ion implantation amount of ions is 3.0 × 10 15 cm -2 Then, a thin film polysilicon having a resistance value larger than that of 200 nm and having a temperature coefficient of resistance value of zero can be formed.
[0031]
FIG. 3 shows a method of manufacturing a semiconductor device according to a third embodiment of the present invention. FIG. 3A to FIG. This semiconductor device has a thin film polysilicon resistor having a high resistance and a thin film polysilicon resistor having a zero temperature coefficient. The high
[0032]
The process until the
As shown in FIG. 5A, in order to form a high-resistance
[0033]
Next, as shown in FIG. 4B, in the high resistance
[0034]
Next, as shown in FIG. 2C, the
Next, as shown in FIG. 4D, the
BF which is an impurity implanted in the
[0035]
FIG. 4D is a cross-sectional view of the main part of the semiconductor device according to the fourth embodiment of the present invention.
Since the description of this structure is the same as that of the manufacturing method, it is omitted.
FIG. 4 is a cross-sectional view of the principal part of the semiconductor device according to the fifth embodiment of the present invention. This figure is a cross-sectional view of a polysilicon-polysilicon capacitor included in this semiconductor device. As described above, a thin
[0036]
An n-type doped
[0037]
Further, the upper electrode of this polysilicon-polysilicon capacitor is a resistor, and this resistor and the polysilicon-polysilicon capacitor are connected in series, and a CR circuit can be constituted by both of them.
The above manufacturing method is the manufacturing method of the semiconductor device according to the sixth embodiment of the present invention.
[0038]
FIG. 5 is a sectional view showing the principal part of a semiconductor device according to a seventh embodiment of the present invention. In this embodiment, a thin
An n-type doped
[0039]
The above manufacturing method is the manufacturing method of the semiconductor device according to the eighth embodiment of the present invention.
6 to 10 are cross-sectional views of manufacturing steps shown in the order of steps in the method of manufacturing a semiconductor device according to the ninth embodiment of the present invention. In this embodiment, the
[0040]
This embodiment is characterized in that ion implantation for the source region and drain region of the MOSFET and ion implantation for forming a thin film polysilicon resistor having a resistance temperature coefficient of zero are performed simultaneously.
As shown in FIG. 6, the gate electrode of the MOSFET is formed of an n-type doped
[0041]
Next, as shown in FIG. 7, a thin
[0042]
Next, as shown in FIG. 8, the
[0043]
Next, as shown in FIG. 9, the
[0044]
Of course, n which becomes the source region and drain region of the n-channel MOSFET + It is also possible to simultaneously perform the ion implantation step of the
[0045]
Next, as shown in FIG. 10, after the
Of course, the thin film polysilicon resistor having a temperature coefficient of zero in each of the above embodiments may be a thin film polysilicon resistor having a small temperature coefficient.
[0046]
【The invention's effect】
According to the present invention, a thin film polysilicon resistor having a resistance temperature coefficient of zero or small and a thin film polysilicon resistor having a high resistance can be formed by the same process.
Further, the thin film polysilicon resistor having zero or small resistance temperature coefficient, the high resistance thin film polysilicon resistor, and the upper electrode of the polysilicon-polysilicon capacitor can be formed by the same process.
[0047]
Also, BF that is implanted into non-doped polysilicon 2 By setting the ion implantation amount (dose amount) to a predetermined value, the resistance value has a zero temperature coefficient or a small polysilicon resistor.
Also, BF implanted into non-doped polysilicon by BPSG reflow heat treatment 2 By activating ions, the process can be simplified.
[Brief description of the drawings]
FIGS. 1A to 1D are cross-sectional views of manufacturing steps shown in order of steps in a method of manufacturing a semiconductor device according to a first embodiment of the present invention; FIGS.
FIG. 2 is a plan view of the thin
FIGS. 3A to 3D are cross-sectional views showing a manufacturing process according to a third embodiment of the present invention, wherein FIGS.
FIG. 4 is a cross-sectional view of an essential part of a semiconductor device according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view of an essential part of a semiconductor device according to a seventh embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a manufacturing process of a semiconductor device according to a ninth embodiment of the invention.
7 is a cross-sectional view of the manufacturing process of the semiconductor device according to the ninth embodiment of the present invention which continues from FIG. 6;
FIG. 8 is a cross-sectional view of the manufacturing process of the semiconductor device according to the ninth embodiment of the present invention continued from FIG. 7;
FIG. 9 is a cross-sectional view of the manufacturing process of the semiconductor device according to the ninth embodiment of the invention, following FIG. 8;
FIG. 10 is a cross-sectional view of the manufacturing process of the semiconductor device according to the ninth embodiment of the invention, following FIG. 9;
FIG. 11 is a cross-sectional view of a conventional diffusion resistor
FIG. 12 is a sectional view of a conventional thin film polysilicon resistor.
FIG. 13 is a sectional view of a conventional polysilicon-polysilicon capacitor.
FIG. 14 is a cross-sectional view of a conventional thin film polysilicon resistor combined with a polysilicon-polysilicon capacitor.
[Explanation of symbols]
1, 11, 31, 41, 51 Semiconductor substrate
2, 12, 32, 42, 52 Field oxide film
3, 13, 33, 43 Interlayer oxide film
4, 14, 34, 54 Non-doped polysilicon film
4a, 34a, 44a, 54a Thin film polysilicon resistor (zero temperature coefficient)
4b Thin film polysilicon resistor (high resistance)
5, 15, 15a, 55, 55a, 55b Photoresist film
6, 16, 36, 46 Oxide film
7, 17, 37, 47 BPSG membrane
8, 18, 38, 48 Al electrode
14c High resistance thin film polysilicon
19 areas
20 Contact area
40, 60 n-type doped polysilicon film
44c n-type doped polysilicon film (lower electrode)
44d, 54c Thin film polysilicon resistor (upper electrode)
54d, 54e Thin film polysilicon (sidewall)
61 p-well region
62 n-well region
63 p - Diffusion layer
64 n - Diffusion layer
65 n + Diffusion layer
66 p + Diffusion layer
67 Thermal oxide film
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