JP4546788B2 - ランキンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば太陽光等の自然界で発生する熱、内燃機関やボイラの廃熱、工場廃熱等を熱源として利用することにより、発電及び所定の流体の加熱(給湯等)を行うランキンシステムに関するものである。
従来、この種のランキンシステムとしては、作動流体を所定の熱源により加熱して蒸発させる蒸発器と、蒸発器によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生するタービン等の動力発生機と、動力発生機から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器と、凝縮器から流出する作動流体を吸入して蒸発器側に吐出するポンプとを備え、動力発生機によって発電機を駆動するとともに、凝縮器を流通する作動流体の熱により給湯や暖房に用いる温水を生成するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−60550号公報
しかしながら、前記ランキンシステムでは、凝縮器を流通する作動流体が常に給湯または暖房用の温水と熱交換しているため、温水を使用しないときには凝縮後の作動流体の温度を無用に低下させ、システム全体の熱効率が低下するという問題点があった。また、温水を使用する場合であっても、凝縮器に流通する作動流体は動力発生機での膨張により温度が低下しているため、作動流体の熱量が不足して給湯や暖房に必要な温度まで温水を加熱することができない場合があるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、作動流体の熱を発電及び他の所定の流体の加熱にそれぞれ効率的に利用することのできるランキンシステムを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、作動流体を所定の熱源により加熱して蒸発させる蒸発器と、蒸発器によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する動力発生機と、動力発生機から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器と、凝縮器から流出する作動流体を吸入して蒸発器側に吐出するポンプとを備え、動力発生機によって発電機を駆動するようにしたランキンシステムにおいて、一端を蒸発器と動力発生機との間の流路に接続され、他端を凝縮器とポンプとの間の流路に接続されたバイパス流路と、蒸発器から流出した作動流体をバイパス流路に任意に流通させる流路切換弁と、バイパス流路を流通する作動流体によって他の所定の流体を加熱する高温流体生成器とを備えている。
これにより、蒸発器から流出した作動流体を流路切換弁によりバイパス流路に流通させることにより、バイパス流路を流通する作動流体によって高温流体生成器における他の所定の流体が加熱されることから、発電を行わずに他の所定の流体の加熱を行う場合のみ作動流体を動力発生機及び凝縮器に流入させずに高温流体生成器側に流通させることが可能となる。
また、本発明は前記目的を達成するために、作動流体を所定の熱源により加熱して蒸発させる蒸発器と、蒸発器によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する動力発生機と、動力発生機から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器と、凝縮器から流出する作動流体を吸入して蒸発器側に吐出するポンプとを備え、動力発生機によって発電機を駆動するようにしたランキンシステムにおいて、一端を動力発生機と凝縮器との間の流路に接続され、他端を凝縮器とポンプとの間の流路に接続された第1のバイパス流路と、動力発生機から流出した作動流体を第1のバイパス流路に任意に流通させる第1の流路切換弁と、一端を蒸発器と動力発生機との間の流路に接続され、他端を第1のバイパス流路に接続された第2のバイパス流路と、蒸発器から流出した作動流体を第2のバイパス流路に任意に流通させる第2の流路切換弁と、動力発生機または第2のバイパス流路から流出して第1のバイパス流路を流通する作動流体によって他の所定の流体を加熱する高温流体生成器とを備えている。
これにより、動力発生機から流出した作動流体を第1の流路切換弁により第1のバイパス流路に流通させることにより、第1のバイパス流路を流通する作動流体によって高温流体生成器における他の所定の流体が加熱されることから、発電及び他の所定の流体の加熱を行う場合は作動流体を凝縮器に流入させずに高温流体生成器側に流通させることが可能となる。また、蒸発器から流出した作動流体を第2の流路切換弁により第2のバイパス流路に流通させることにより、第2のバイパス流路を流通する作動流体によって高温流体生成器における他の所定の流体が加熱されることから、発電を行わずに他の所定の流体の加熱を行う場合のみ作動流体を動力発生機及び凝縮器に流入させずに高温流体生成器側に流通させることが可能となる。
また、本発明は前記目的を達成するために、作動流体を所定の熱源により加熱して蒸発させる蒸発器と、蒸発器によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する第1の動力発生機と、第1の動力発生機から流出する作動流体の膨張により動力を発生する第2の動力発生機と、第2の動力発生機から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器と、凝縮器から流出した作動流体を蒸発器側に吐出するポンプとを備え、第1及び第2の動力発生機によって発電機を駆動するようにしたランキンシステムにおいて、一端を第1の動力発生機と第2の動力発生機との間の流路に接続され、他端を凝縮器とポンプとの間の流路に接続されたバイパス流路と、第1の動力発生機から流出した作動流体をバイパス流路に任意に流通させる流路切換弁と、バイパス流路を流通する作動流体によって他の所定の流体を加熱する高温流体生成器とを備えている。
これにより、第1の動力発生機から流出した作動流体を流路切換弁によりバイパス流路に流通させることにより、バイパス流路を流通する作動流体によって高温流体生成器における他の所定の流体が加熱されることから、発電及び他の所定の流体の加熱を行う場合のみ作動流体を凝縮器に流入させずに高温流体生成器側に流通させることが可能となる。
また、本発明は前記目的を達成するために、作動流体を所定の熱源により加熱して蒸発させる蒸発器と、蒸発器によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する第1の動力発生機と、第1の動力発生機から流出する作動流体の膨張により動力を発生する第2の動力発生機と、第2の動力発生機から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器と、凝縮器から流出した作動流体を蒸発器側に吐出するポンプとを備え、第1及び第2の動力発生機によって発電機を駆動するようにしたランキンシステムにおいて、一端を蒸発器と第1の動力発生機との間の流路に接続され、他端を凝縮器とポンプとの間の流路に接続されたバイパス流路と、蒸発器から流出した作動流体をバイパス流路に任意に流通させる流路切換弁と、バイパス流路を流通する作動流体によって他の所定の流体を加熱する高温流体生成器とを備えている。
これにより、蒸発器から流出した作動流体を流路切換弁によりバイパス流路に流通させることにより、バイパス流路を流通する作動流体によって高温流体生成器における他の所定の流体が加熱されることから、発電を行わずに他の所定の流体の加熱を行う場合のみ作動流体を各動力発生機及び凝縮器に流入させずに高温流体生成器側に流通させることが可能となる。
また、本発明は前記目的を達成するために、作動流体を所定の熱源により加熱して蒸発させる蒸発器と、蒸発器によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する第1の動力発生機と、第1の動力発生機から流出する作動流体の膨張により動力を発生する第2の動力発生機と、第2の動力発生機から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器と、凝縮器から流出した作動流体を蒸発器側に吐出するポンプとを備え、第1及び第2の動力発生機によって発電機を駆動するようにしたランキンシステムにおいて、一端を第1の動力発生機と第2の動力発生機との間の流路に接続され、他端を凝縮器とポンプとの間の流路に接続された第1のバイパス流路と、第1の動力発生機から流出した作動流体を第1のバイパス流路に任意に流通させる第1の流路切換弁と、一端を蒸発器と第1の動力発生機との間の流路に接続され、他端を第1のバイパス流路に接続された第2のバイパス流路と、蒸発器から流出した作動流体を第2のバイパス流路に任意に流通させる第2の流路切換弁と、第1の動力発生機または第2のバイパス流路から流出して第1のバイパス流路を流通する作動流体によって他の所定の流体を加熱する高温流体生成器とを備えている。
これにより、第1の動力発生機から流出した作動流体を第1の流路切換弁により第1のバイパス流路に流通させることにより、第1のバイパス流路を流通する作動流体によって高温流体生成器における他の所定の流体が加熱されることから、発電及び他の所定の流体の加熱を行う場合は作動流体を凝縮器に流入させずに高温流体生成器側に流通させることが可能となる。また、蒸発器から流出した作動流体を第2の流路切換弁により第2のバイパス流路に流通させることにより、第2のバイパス流路を流通する作動流体によって高温流体生成器における他の所定の流体が加熱されることから、発電を行わずに他の所定の流体の加熱を行う場合のみ作動流体を各動力発生機及び凝縮器に流入させずに高温流体生成器側に流通させることが可能となる。
本発明によれば、発電及び他の所定の流体の加熱を行う場合のみ作動流体を凝縮器に流入させずに高温流体生成器側に流通させることができ、または発電を行わずに他の所定の流体の加熱を行う場合のみ作動流体を動力発生機及び凝縮器に流入させずに高温流体生成器側に流通させることができるので、作動流体の熱を発電及び他の所定の流体の加熱にそれぞれ効率的に利用することのでき、発電や他の所定の流体の加熱を常時行わないシステムにおいて極めて有利である。
図1は本発明の前提技術を示すもので、ランキンシステムの概略構成図である。
このランキンシステムは、作動流体を蒸発させる蒸発器1と、蒸発器1によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する動力発生機2と、動力発生機2から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器3と、凝縮器3から流出した作動流体を吸入して蒸発器1側に吐出するポンプ4と、動力発生機2の下流側流路から分岐するバイパス流路5と、バイパス流路5を流通する作動流体の加熱によって温水を生成する高温流体生成器としての給湯器6と、給湯器6内の流体を加熱可能な補助ヒータ7とを備え、動力発生機2によって発電機Gを駆動するように構成されている。
蒸発器1は内部を流通する作動流体を外部の高温側熱媒体(水、ブライン等)との熱交換によって蒸発させるように構成され、高温側熱媒体は図示しない所定の熱源(例えば太陽光等の自然エネルギー、工場廃熱等)から熱媒体回路1aを介して供給されるようになっている。
動力発生機2はタービン、スクロール型膨張機等の周知の機器からなり、作動流体の流入側を蒸発器1に接続されるとともに、その回転軸を発電機Gに連結されている。
凝縮器3は内部を流通する作動流体を外気との熱交換によって凝縮させるように構成され、その近傍には外気送風用の送風機3aが設けられている。
ポンプ4は作動流体を圧送する周知の機器からなり、蒸発器1と凝縮器3との間に設けられている。
バイパス流路5は一端を動力発生機2と凝縮器3との間の流路に接続され、その他端は凝縮器3とポンプ4との間の流路に接続されている。バイパス流路5の一端には流路切換弁としての三方弁5aが設けられ、動力発生機2から流出した作動流体を三方弁5aによって任意にバイパス流路5に流通させるようになっている。
給湯器6は、温水Aを貯溜するタンク6aと、タンク6a内に配設されたバイパス流路5の一部からなる加熱部6bと、タンク6a内の温水を外部に吐出する吐出弁6cとから構成され、吐出弁6cから所定温度の温水を任意に吐出可能になっている。
補助ヒータ7は給湯器6のタンク6a内に設けられた電熱線からなり、図示しない電源から任意に通電可能になっている。
以上のように構成されたランキンシステムにおいて発電のみを行う場合は、三方弁5aによって動力発生機2の下流側を凝縮器3に連通する。これにより、蒸発器1で加熱されて蒸発した作動流体が動力発生機2に流入し、動力発生機2内で膨張する。その際、動力発生機2が作動流体の膨張により回転し、動力発生機2によって発電機Gが駆動される。動力発生機2から流出した作動流体は凝縮器3に流入し、凝縮器3によって凝縮する。そして、凝縮器3から流出した作動流体はポンプ4に吸入されて蒸発器1側に吐出され、蒸発器1によって再び蒸発する。
また、前記ランキンシステムにおいて発電及び給湯を行う場合は、三方弁5aによって動力発生機2の下流側をバイパス流路5に連通する。これにより、動力発生機2から流出した作動流体がバイパス流路5を介して給湯器6の加熱部6bを流通し、加熱部6b内で凝縮するとともに、タンク6a内の温水Aが加熱部6bを流通する作動流体によって加熱される。その際、補助ヒータ7を作動することにより、補助ヒータ7によってもタンク6a内の温水Aが加熱される。
このように、本実施形態のランキンシステムによれば、動力発生機2から流出した作動流体を三方弁5aにより流路を切換えてバイパス流路5に流通させることにより、バイパス流路5を流通する作動流体によって給湯器6の温水Aを任意に加熱するようにしたので、発電及び給湯を行う場合のみ作動流体を凝縮器3に流入させずに給湯器6に流通させることができ、作動流体の熱を発電及び給湯にそれぞれ効率的に利用することができる。
また、補助ヒータ7によってタンク6a内の温水Aを加熱することができるので、加熱部6bを流通する作動流体の熱量が不足する場合でも、補助ヒータ7によって給湯器6の温水Aを必要な温度まで加熱することができる。
図2は本発明の第の実施形態を示すもので、ランキンシステムの概略構成図である。尚、前記前提技術と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
本実施形態のランキンシステムは、作動流体を蒸発させる蒸発器1と、蒸発器1によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する動力発生機2と、動力発生機2から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器3と、凝縮器3から流出した作動流体を吸入して蒸発器1側に吐出するポンプ4と、蒸発器1の下流側流路から分岐するバイパス流路8と、バイパス流路8を流通する作動流体の加熱によって温水を生成する給湯器6と、給湯器6内の流体を加熱可能な補助ヒータ7とを備え、動力発生機2によって発電機Gを駆動するように構成されている。
バイパス流路8は一端を蒸発器1と動力発生機2との間の流路に接続され、その他端は凝縮器3とポンプ4との間の流路に接続されている。バイパス流路8の一端には流路切換弁としての三方弁8aが設けられ、蒸発器1から流出した作動流体を三方弁8aによって任意にバイパス流路8に流通させるようになっている。
本実施形態のランキンシステムにおいて発電のみを行う場合は、三方弁8aによって蒸発器1の下流側を動力発生機2に連通する。これにより、蒸発器1で加熱されて蒸発した作動流体が動力発生機2に流入し、動力発生機2内で膨張する。その際、動力発生機2が作動流体の膨張により回転し、動力発生機2によって発電機Gが駆動される。動力発生機2から流出した作動流体は凝縮器3に流入し、凝縮器3によって凝縮する。そして、凝縮器3から流出した作動流体はポンプ4に吸入されて蒸発器1側に吐出され、蒸発器1によって再び蒸発する。
また、前記ランキンシステムにおいて給湯のみを行う場合は、三方弁8aによって蒸発器1の下流側をバイパス流路8に連通する。これにより、蒸発器1から流出した作動流体がバイパス流路8を介して給湯器6の加熱部6bを流通し、加熱部6b内で凝縮するとともに、タンク6a内の温水Aが加熱部6bを流通する作動流体によって加熱される。その際、補助ヒータ7を作動することにより、補助ヒータ7によってもタンク6a内の温水Aが加熱される。
このように、本実施形態のランキンシステムによれば、蒸発器1から流出した作動流体を三方弁8aにより流路を切換えてバイパス流路8に流通させることにより、バイパス流路8を流通する作動流体によって給湯器6の温水Aを任意に加熱するようにしたので、発電を行わずに給湯を行う場合のみ作動流体を動力発生機2及び凝縮器3に流入させずに給湯器6に流通させることができ、作動流体の熱を発電及び給湯にそれぞれ効率的に利用することができる。この場合、給湯器6には蒸発器1から流出した作動流体が動力発生機2を介さずにバイパス流路8に直接流入することから、より高温の作動流体によって給湯器6の温水Aを加熱することができ、必要な温度の温水を迅速に生成することができる。
図3は本発明の第の実施形態を示すもので、ランキンシステムの概略構成図である。尚、前記前提技術及び前記実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
本実施形態のランキンシステムは、作動流体を蒸発させる蒸発器1と、蒸発器1によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する動力発生機2と、動力発生機2から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器3と、凝縮器3から流出した作動流体を吸入して蒸発器1側に吐出するポンプ4と、動力発生機2の下流側流路から分岐する第1のバイパス流路9と、蒸発器1の下流側流路から分岐する第2のバイパス流路10と、第1のバイパス流路9を流通する作動流体の加熱によって温水を生成する給湯器6と、給湯器6内の流体を加熱可能な補助ヒータ7とを備え、動力発生機2によって発電機Gを駆動するように構成されている。
第1のバイパス流路9は一端を動力発生機2と凝縮器3との間の流路に接続され、その他端は凝縮器3とポンプ4との間の流路に接続されている。第1のバイパス流路9の一端には第1の流路切換弁としての第1の三方弁9aが設けられ、動力発生機2から流出した作動流体を第1の三方弁9aによって任意に第1のバイパス流路9に流通させるようになっている。
第2のバイパス流路10は一端を蒸発器1と動力発生機2との間の流路に接続され、その他端は第1のバイパス流路9における給湯器6の上流側に接続されている。第2のバイパス流路10の一端には第2の流路切換弁としての第2の三方弁10aが設けられ、蒸発器1から流出した作動流体を第2の三方弁10aによって任意に第2のバイパス流路10に流通させるようになっている。
本実施形態のランキンシステムにおいて発電のみを行う場合は、第1の三方弁9aによって動力発生機2の下流側を凝縮器3に連通するとともに、第2の三方弁10aによって蒸発器1の下流側を動力発生機2に連通する。これにより、蒸発器1で加熱されて蒸発した作動流体が動力発生機2に流入し、動力発生機2内で膨張する。その際、動力発生機2が作動流体の膨張により回転し、動力発生機2によって発電機Gが駆動される。動力発生機2から流出した作動流体は凝縮器3に流入し、凝縮器3によって凝縮する。そして、凝縮器3から流出した作動流体はポンプ4に吸入されて蒸発器1側に吐出され、蒸発器1によって再び蒸発する。
また、前記ランキンシステムにおいて発電及び給湯を行う場合は、第1の三方弁9aによって動力発生機2の下流側を第1のバイパス流路9に連通する。これにより、動力発生機2から流出した作動流体が第1のバイパス流路9を介して給湯器6の加熱部6bを流通し、加熱部6b内で凝縮するとともに、タンク6a内の温水Aが加熱部6bを流通する作動流体によって加熱される。その際、補助ヒータ7を作動することにより、補助ヒータ7によってもタンク6a内の温水Aが加熱される。
更に、前記ランキンシステムにおいて給湯のみを行う場合は、第2の三方弁10aによって蒸発器1の下流側を第2のバイパス流路10に連通する。これにより、蒸発器1から流出した作動流体が第2のバイパス流路10及び第1のバイパス流路9を介して給湯器6の加熱部6bを流通し、加熱部6b内で凝縮するとともに、タンク6a内の温水Aが加熱部6bを流通する作動流体によって加熱される。その際、補助ヒータ7を作動することにより、補助ヒータ7によってもタンク6a内の温水Aが加熱される。
このように、本実施形態のランキンシステムによれば、動力発生機2から流出した作動流体を第1の三方弁9aにより流路を切換えて第1のバイパス流路9に流通させることにより、第1のバイパス流路9を流通する作動流体によって給湯器6の温水Aを任意に加熱するようにしたので、発電及び給湯を行う場合は作動流体を凝縮器3に流入させずに給湯器6に流通させることができ、作動流体の熱を発電及び給湯にそれぞれ効率的に利用することができる。
また、蒸発器1から流出した作動流体を第2の三方弁10aにより流路を切換えて第2のバイパス流路10に流通させることにより、第2のバイパス流路10を流通する作動流体によって給湯器6の温水Aを任意に加熱するようにしたので、発電を行わずに給湯を行う場合は作動流体を動力発生機2及び凝縮器3に流入させずに給湯器6に流通させることができ、作動流体の熱を発電及び給湯にそれぞれ効率的に利用することができる。この場合、給湯器6には蒸発器1から流出した作動流体が動力発生機2を介さずに給湯器6に流入することから、より高温の作動流体によって給湯器6の温水Aを加熱することができ、必要な温度の温水を迅速に生成することができる。
図4は本発明の第の実施形態を示すもので、ランキンシステムの概略構成図である。尚、前記前提技術及び前記実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
このランキンシステムは、作動流体を蒸発させる蒸発器1と、蒸発器1によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する第1の動力発生機11と、第1の動力発生機から流出する作動流体の膨張により動力を発生する第2の動力発生機12と、第2の動力発生機12から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器3と、凝縮器3から流出した作動流体を吸入して蒸発器1側に吐出するポンプ4と、第1の動力発生機11の下流側流路から分岐するバイパス流路13と、バイパス流路13を流通する作動流体の加熱によって温水を生成する給湯器6と、給湯器6内の流体を加熱可能な補助ヒータ7とを備え、第1及び第2の動力発生機11,12によって第1及び第2の発電機G1 ,G2 をそれぞれ駆動するように構成されている。
バイパス流路13は一端を第1の動力発生機11と第2の動力発生機12との間の流路に接続され、その他端は凝縮器3とポンプ4との間の流路に接続されている。バイパス流路13の一端には流路切換弁としての三方弁13aが設けられ、第1の動力発生機11から流出した作動流体を三方弁13aによって任意にバイパス流路13に流通させるようになっている。
本実施形態のランキンシステムにおいて発電のみを行う場合は、三方弁13aによって第1の動力発生機11の下流側を凝縮器3に連通する。これにより、蒸発器1で加熱されて蒸発した作動流体が第1の動力発生機11に流入し、第1の動力発生機11内で膨張した後、第2の動力発生機12に流入し、第2の動力発生機12内で更に膨張する。その際、第1及び第2の動力発生機11,12が作動流体の膨張により回転し、第1及び第2の動力発生機11,12によって第1及び第2の発電機G1 ,G2 が駆動される。第2の動力発生機12から流出した作動流体は凝縮器3に流入し、凝縮器3によって凝縮する。そして、凝縮器3から流出した作動流体はポンプ4に吸入されて蒸発器1側に吐出され、蒸発器1によって再び蒸発する。
また、前記ランキンシステムにおいて発電及び給湯を行う場合は、三方弁13aによって第1の動力発生機11の下流側をバイパス流路13に連通する。これにより、第1の動力発生機11から流出した作動流体がバイパス流路13を介して給湯器6の加熱部6bを流通し、加熱部6b内で凝縮するとともに、タンク6a内の温水Aが加熱部6bを流通する作動流体によって加熱される。その際、補助ヒータ7を作動することにより、補助ヒータ7によってもタンク6a内の温水Aが加熱される。
このように、本実施形態のランキンシステムによれば、第1の動力発生機11から流出した作動流体を三方弁13aにより流路を切換えてバイパス流路13に流通させることにより、バイパス流路13を流通する作動流体によって給湯器6の温水Aを任意に加熱するようにしたので、発電及び給湯を行う場合のみ作動流体を凝縮器3に流入させずに給湯器6に流通させることができ、作動流体の熱を発電及び給湯にそれぞれ効率的に利用することができる。この場合、給湯器6には第2の動力発生機12の流出側よりも温度の高い第1の動力発生機11の流出側の作動流体がバイパス流路13に直接流入することから、給湯器6の温水Aを加熱するための十分な熱量を得ることができる。
図5は本発明の第の実施形態を示すもので、ランキンシステムの概略構成図である。尚、前記前提技術及び前記実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
このランキンシステムは、作動流体を蒸発させる蒸発器1と、蒸発器1によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する第1の動力発生機11と、第1の動力発生機から流出する作動流体の膨張により動力を発生する第2の動力発生機12と、第2の動力発生機12から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器3と、凝縮器3から流出した作動流体を吸入して蒸発器1側に吐出するポンプ4と、蒸発器1の下流側流路から分岐するバイパス流路14と、バイパス流路14を流通する作動流体の加熱によって温水を生成する給湯器6と、給湯器6内の流体を加熱可能な補助ヒータ7とを備え、第1及び第2の動力発生機11,12によって第1及び第2の発電機G1 ,G2 をそれぞれ駆動するように構成されている。
バイパス流路14は一端を蒸発器1と第1の動力発生機11との間の流路に接続され、その他端は凝縮器3とポンプ4との間の流路に接続されている。バイパス流路14の一端には流路切換弁としての三方弁14aが設けられ、蒸発器1から流出した作動流体を三方弁14aによって任意にバイパス流路14に流通させるようになっている。
本実施形態のランキンシステムにおいて発電のみを行う場合は、三方弁14aによって蒸発器1の下流側を第1の動力発生機11に連通する。これにより、蒸発器1で加熱されて蒸発した作動流体が第1の動力発生機11に流入し、第1の動力発生機11内で膨張した後、第2の動力発生機12に流入し、第2の動力発生機12内で更に膨張する。その際、第1及び第2の動力発生機11,12が作動流体の膨張により回転し、第1及び第2の動力発生機11,12によって第1及び第2の発電機G1 ,G2 が駆動される。第2の動力発生機12から流出した作動流体は凝縮器3に流入し、凝縮器3によって凝縮する。そして、凝縮器3から流出した作動流体はポンプ4に吸入されて蒸発器1側に吐出され、蒸発器1によって再び蒸発する。
また、前記ランキンシステムにおいて給湯のみを行う場合は、三方弁14aによって蒸発器1の下流側をバイパス流路14に連通する。これにより、蒸発器1から流出した作動流体がバイパス流路14を介して給湯器6の加熱部6bを流通し、加熱部6b内で凝縮するとともに、タンク6a内の温水Aが加熱部6bを流通する作動流体によって加熱される。その際、補助ヒータ7を作動することにより、補助ヒータ7によってもタンク6a内の温水Aが加熱される。
このように、本実施形態のランキンシステムによれば、蒸発器1から流出した作動流体を三方弁14aにより流路を切換えてバイパス流路14に流通させることにより、バイパス流路14を流通する作動流体によって給湯器6の温水Aを任意に加熱するようにしたので、発電を行わずに給湯を行う場合のみ作動流体を動力発生機2及び凝縮器3に流入させずに給湯器6に流通させることができ、作動流体の熱を発電及び給湯にそれぞれ効率的に利用することができる。この場合、給湯器6には蒸発器1から流出した作動流体が各動力発生機11,12を介さずにバイパス流路14に直接流入することから、より高温の作動流体によって給湯器6の温水Aを加熱することができ、必要な温度の温水を迅速に生成することができる。
図6は本発明の第の実施形態を示すもので、ランキンシステムの概略構成図である。尚、前記前提技術及び前記実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
このランキンシステムは、作動流体を蒸発させる蒸発器1と、蒸発器1によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する第1の動力発生機11と、第1の動力発生機から流出する作動流体の膨張により動力を発生する第2の動力発生機12と、第2の動力発生機12から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器3と、凝縮器3から流出した作動流体を吸入して蒸発器1側に吐出するポンプ4と、第1の動力発生機11の下流側流路から分岐する第1のバイパス流路15と、蒸発器1の下流側流路から分岐する第2のバイパス流路16と、第1のバイパス流路15を流通する作動流体の加熱によって温水を生成する給湯器6と、給湯器6内の流体を加熱可能な補助ヒータ7とを備え、第1及び第2の動力発生機11,12によって第1及び第2の発電機G1 ,G2 をそれぞれ駆動するように構成されている。
第1のバイパス流路15は一端を第1の動力発生機11と第2の動力発生機12との間の流路に接続され、その他端は凝縮器3とポンプ4との間の流路に接続されている。第1のバイパス流路15の一端には第1の流路切換弁としての第1の三方弁15aが設けられ、第1の動力発生機11から流出した作動流体を第1の三方弁15aによって任意に第1のバイパス流路15に流通させるようになっている。
第2のバイパス流路16は一端を蒸発器1と第1の動力発生機11との間の流路に接続され、その他端は第1のバイパス流路15における給湯器6の上流側に接続されている。第2のバイパス流路16の一端には第2の流路切換弁としての第2の三方弁16aが設けられ、蒸発器1から流出した作動流体を第2の三方弁16aによって任意に第2のバイパス流路16に流通させるようになっている。
本実施形態のランキンシステムにおいて発電のみを行う場合は、第1の三方弁15aによって第1の動力発生機11の下流側を凝縮器3に連通するとともに、第2の三方弁16aによって蒸発器1の下流側を第1の動力発生機11に連通する。これにより、蒸発器1で加熱されて蒸発した作動流体が第1の動力発生機11に流入し、第1の動力発生機11内で膨張した後、第2の動力発生機12に流入し、第2の動力発生機12内で更に膨張する。その際、その際、第1及び第2の動力発生機11,12が作動流体の膨張により回転し、第1及び第2の動力発生機11,12によって第1及び第2の発電機G1 ,G2 が駆動される。第2の動力発生機12から流出した作動流体は凝縮器3に流入し、凝縮器3によって凝縮する。そして、凝縮器3から流出した作動流体はポンプ4に吸入されて蒸発器1側に吐出され、蒸発器1によって再び蒸発する。
また、前記ランキンシステムにおいて発電及び給湯を行う場合は、第1の三方弁15aによって第1の動力発生機11の下流側を第1のバイパス流路15に連通する。これにより、第1の動力発生機11から流出した作動流体が第1のバイパス流路15を介して給湯器6の加熱部6bを流通し、加熱部6b内で凝縮するとともに、タンク6a内の温水Aが加熱部6bを流通する作動流体によって加熱される。その際、補助ヒータ7を作動することにより、補助ヒータ7によってもタンク6a内の温水Aが加熱される。
更に、前記ランキンシステムにおいて給湯のみを行う場合は、第2の三方弁16aによって蒸発器1の下流側を第2のバイパス流路16に連通する。これにより、蒸発器1から流出した作動流体が第2のバイパス流路16及び第1のバイパス流路15を介して給湯器6の加熱部6bを流通し、加熱部6b内で凝縮するとともに、タンク6a内の温水Aが加熱部6bを流通する作動流体によって加熱される。その際、補助ヒータ7を作動することにより、補助ヒータ7によってもタンク6a内の温水Aが加熱される。
このように、本実施形態のランキンシステムによれば、第1の動力発生機11から流出した作動流体を第1の三方弁15aにより流路を切換えて第1のバイパス流路15に流通させることにより、第1のバイパス流路15を流通する作動流体によって給湯器6の温水Aを任意に加熱するようにしたので、発電及び給湯を行う場合は作動流体を凝縮器3に流入させずに給湯器6に流通させることができ、作動流体の熱を発電及び給湯にそれぞれ効率的に利用することができる。
また、蒸発器1から流出した作動流体を第2の三方弁16aにより流路を切換えて第2のバイパス流路16に流通させることにより、第2のバイパス流路16を流通する作動流体によって給湯器6の温水Aを任意に加熱するようにしたので、発電を行わずに給湯を行う場合は作動流体を各動力発生機11,12及び凝縮器3に流入させずに給湯器6に流通させることができ、作動流体の熱を発電及び給湯にそれぞれ効率的に利用することができる。この場合、給湯器6には蒸発器1から流出した作動流体が各動力発生機11,12を介さずに給湯器6に流入することから、より高温の作動流体によって給湯器6の温水Aを加熱することができ、必要な温度の温水を迅速に生成することができる。
尚、前記各実施形態では、作動流体によって給湯器6の温水を加熱するようにしたものを示したが、例えばファンコイルユニットや床暖房用の温水またはブライン等、他の目的で使用する流体を加熱するようにしてもよい。
本発明の前提技術を示すランキンシステムの概略構成図 本発明の第の実施形態を示すランキンシステムの概略構成図 本発明の第の実施形態を示すランキンシステムの概略構成図 本発明の第の実施形態を示すランキンシステムの概略構成図 本発明の第の実施形態を示すランキンシステムの概略構成図 本発明の第の実施形態を示すランキンシステムの概略構成図
1…蒸発器、2…動力発生機、3…凝縮器、4…ポンプ、5…バイパス回路、5a…三方弁、6…給湯器、7…補助ヒータ、8…バイパス回路、8a…三方弁、9…第1のバイパス回路、9a…第1の三方弁、10…第2のバイパス回路、10a…第2の三方弁、11…第1の動力発生機、12…第2の動力発生機、13…バイパス回路、13a…三方弁、14…バイパス回路、14a…三方弁、15…第1のバイパス回路、15a…第1の三方弁、16…第2のバイパス回路、16a…第2の三方弁、G,G1 ,G2 …発電機。

Claims (6)

  1. 作動流体を所定の熱源により加熱して蒸発させる蒸発器と、蒸発器によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する動力発生機と、動力発生機から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器と、凝縮器から流出する作動流体を吸入して蒸発器側に吐出するポンプとを備え、動力発生機によって発電機を駆動するようにしたランキンシステムにおいて、
    一端を蒸発器と動力発生機との間の流路に接続され、他端を凝縮器とポンプとの間の流路に接続されたバイパス流路と、
    蒸発器から流出した作動流体をバイパス流路に任意に流通させる流路切換弁と、
    バイパス流路を流通する作動流体によって他の所定の流体を加熱する高温流体生成器とを備えた
    ことを特徴とするランキンシステム。
  2. 作動流体を所定の熱源により加熱して蒸発させる蒸発器と、蒸発器によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する動力発生機と、動力発生機から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器と、凝縮器から流出する作動流体を吸入して蒸発器側に吐出するポンプとを備え、動力発生機によって発電機を駆動するようにしたランキンシステムにおいて、
    一端を動力発生機と凝縮器との間の流路に接続され、他端を凝縮器とポンプとの間の流路に接続された第1のバイパス流路と、
    動力発生機から流出した作動流体を第1のバイパス流路に任意に流通させる第1の流路切換弁と、
    一端を蒸発器と動力発生機との間の流路に接続され、他端を第1のバイパス流路に接続された第2のバイパス流路と、
    蒸発器から流出した作動流体を第2のバイパス流路に任意に流通させる第2の流路切換弁と、
    動力発生機または第2のバイパス流路から流出して第1のバイパス流路を流通する作動流体によって他の所定の流体を加熱する高温流体生成器とを備えた
    ことを特徴とするランキンシステム。
  3. 作動流体を所定の熱源により加熱して蒸発させる蒸発器と、蒸発器によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する第1の動力発生機と、第1の動力発生機から流出する作動流体の膨張により動力を発生する第2の動力発生機と、第2の動力発生機から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器と、凝縮器から流出した作動流体を蒸発器側に吐出するポンプとを備え、第1及び第2の動力発生機によって発電機を駆動するようにしたランキンシステムにおいて、
    一端を第1の動力発生機と第2の動力発生機との間の流路に接続され、他端を凝縮器とポンプとの間の流路に接続されたバイパス流路と、
    第1の動力発生機から流出した作動流体をバイパス流路に任意に流通させる流路切換弁と、
    バイパス流路を流通する作動流体によって他の所定の流体を加熱する高温流体生成器とを備えた
    ことを特徴とするランキンシステム。
  4. 作動流体を所定の熱源により加熱して蒸発させる蒸発器と、蒸発器によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する第1の動力発生機と、第1の動力発生機から流出する作動流体の膨張により動力を発生する第2の動力発生機と、第2の動力発生機から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器と、凝縮器から流出した作動流体を蒸発器側に吐出するポンプとを備え、第1及び第2の動力発生機によって発電機を駆動するようにしたランキンシステムにおいて、
    一端を蒸発器と第1の動力発生機との間の流路に接続され、他端を凝縮器とポンプとの間の流路に接続されたバイパス流路と、
    蒸発器から流出した作動流体をバイパス流路に任意に流通させる流路切換弁と、
    バイパス流路を流通する作動流体によって他の所定の流体を加熱する高温流体生成器とを備えた
    ことを特徴とするランキンシステム。
  5. 作動流体を所定の熱源により加熱して蒸発させる蒸発器と、蒸発器によって蒸発した作動流体の膨張により動力を発生する第1の動力発生機と、第1の動力発生機から流出する作動流体の膨張により動力を発生する第2の動力発生機と、第2の動力発生機から流出する作動流体を凝縮させる凝縮器と、凝縮器から流出した作動流体を蒸発器側に吐出するポンプとを備え、第1及び第2の動力発生機によって発電機を駆動するようにしたランキンシステムにおいて、
    一端を第1の動力発生機と第2の動力発生機との間の流路に接続され、他端を凝縮器とポンプとの間の流路に接続された第1のバイパス流路と、
    第1の動力発生機から流出した作動流体を第1のバイパス流路に任意に流通させる第1の流路切換弁と、
    一端を蒸発器と第1の動力発生機との間の流路に接続され、他端を第1のバイパス流路に接続された第2のバイパス流路と、
    蒸発器から流出した作動流体を第2のバイパス流路に任意に流通させる第2の流路切換弁と、
    第1の動力発生機または第2のバイパス流路から流出して第1のバイパス流路を流通する作動流体によって他の所定の流体を加熱する高温流体生成器とを備えた
    ことを特徴とするランキンシステム。
  6. 高温流体生成器の流体を加熱可能な補助加熱手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載のランキンシステム。
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