JP4545890B2 - 取引処理システム - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はプロダクト・チェックアウト・システムに関し、より詳細にはネットワーク化されたプロダクト認識システムを含む取引処理システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
典型的な取引施設は、取引サーバを通じて単一の価格ファイルから価格情報を獲得している複数の取引端末のネットワークを含む。価格ファイルはアイテム識別情報を価格情報にリンクする。
【０００３】
取引端末はチェックアウト・カウンタに配置されており、典型的にはバーコード・リーダを含むと共に、スケールを追加的に含み得る、スタンドアローン型ユニットか、或は、該バーコード・リーダと一体的かの何れかである。バーコード・リーダはバーコードが付けられたアイテム（又はバーコード付きアイテム）に対する識別情報を取引端末に提供し、スケールはバーコードが付けられていないアイテム（又はバーコード無しアイテム）に対する重量情報を提供する。
【０００４】
一般にバーコードが付けられておらず、バーコード・リーダによって識別されないアイテムは、典型的にはプロダクトアイテム又は農プロダクトアイテムである。よってプロダクトアイテムの識別は、典型的には、チェックアウト・オペレータの仕事であり、プロダクトアイテムを識別してから手でアイテム識別コードを入力しなければならない。オペレータ識別方法は遅く非効率的であり、それが１つのプロダクトアイテムを複数のプロダクトアイテムと視覚によって比較することを典型的には含むためである。またオペレータ識別方法は、１５％程度の誤りを犯しがちである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は改善された取引処理システムと、取引の一部としてプロダクトアイテムを記録する方法とを提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の第１の局面に従えば、ネットワーク化されたプロダクト認識システムを含む取引処理システムが提供される。
【０００７】
このプロダクト認識システムは、一体的にネットワーク化されたプロダクト認識サーバ及びチェックアウト・システムを含む。チェックアウト・システムは、取引処理端末、バーコード付きアイテムやプロダクトアイテムにそれぞれ関連されたアイテム識別情報を取引処理端末に送信するバーコード・リーダ、そのバーコード・リーダに結合されたプロダクトデータ・コレクタ、並びに、バーコード・リーダ及びプロダクト認識サーバの間に結合されて、プロダクトデータをプロダクト認識サーバへリレーすると共に、プロダクト識別情報をバーコード・リーダへリレーするコンピュータを含む。
【０００８】
更なる局面からの本発明は、プロダクトアイテムを取引の一部として記録する方法にあり、それは、プロダクトデータ・コレクタによってプロダクトを記録し、プロダクトデータ・コレクタによるアイテム識別情報を求める要求でそのプロダクトデータをバーコード・リーダにおける通信ポートを介してプロダクト認識サーバへ送信し、プロダクト識別サーバからのアイテム識別情報をバーコード・リーダによって受信し、そのアイテム識別をバーコード・リーダによって取引処理端末へ送信し、そして、アイテム識別情報を取引に付加することを含む。
【０００９】
バーコーダ・リーダは、好ましくは、バーコード付きアイテムとバーコード無しアイテムの双方に対するアイテム識別情報を取引処理端末へ送信する。
【００１０】
本発明は数多くの長所を有する。オペレータのプロダクト識別及び取引への入力の点の関わり合いは最小化される。バーコード付きアイテム及びバーコード無しアイテムの双方に対するアイテム識別情報は提供され得る。プロダクト認識サーバは、取引処理端末というよりは、プロダクトデータ・コレクタによってバーコード・リーダを介して呼び出される。またこのシステムは、アップグレードとして、現行の取引処理ネットワークに容易に付加され得る。
【００１１】
本発明の更なる利益及び長所は、添付図面と組み合わせ、次に引き続く好適実施例の説明及び特許請求の範囲から、本発明に関係する当業者には明らかとなるであろう。
【００１２】
【実施例】
図１に示すとおり、取引処理システム１０は、アイテム・チェックアウト・システム１２、取引サーバ１４、プロダクト認識サーバ１６、取引端末１８、並びに、コンピュータ２０を主に含んでいる。好ましくは、システム１０は、取引施設におけるチェックアウト・カウンタ内に据え付けられた複数のチェックアウト・システム１２、取引端末１８、並びに、インテリジェント・ディスプレイ２０を含む。取引サーバ１４、プロダクト認識サーバ１６、取引端末１８、並びに、コンピュータ２０は、規格ネットワーク・アーキテクチャ及びプロトコルを用いているネットワーク６６に結合されている。
【００１３】
アイテム・チェックアウト・システム１２は、プロダクトデータ・コレクタ２２、バーコード・データ・コレクタ２４、並びに、スケール２６を含む。アイテム・チェックアウト・システム１２は、好ましくは、本発明の譲受人によって製造されるモデル７８７５光学式バーコード・スキャナ等の一体的スケールを伴うバーコード・リーダであって、プロダクトデータ・コレクタ２２を含むように変更されたバーコード・リーダを含む。
【００１４】
バーコード・コレクタ２４は商品アイテム３０上のバーコード２８を読取って、そのアイテム３０に関連された、価格検索（ＰＬＵ）番号としても知られているアイテム識別番号を獲得する。バーコード・コレクタ２４は、バーコードを読取るべくレーザビームを使用する光学式バーコード・スキャンを含む任意のバーコード・データ・コレクタであることが可能である。バーコード・データ・コレクタ２４はチェックアウト・カウンタ内に配置されか、或は、チェックアウト・カウンタの上部に取り付けられることが可能である。
【００１５】
スケール（重量計）２６はプロダクトアイテム４０に対する重量を決定する。
スケール２６はプロダクトアイテム４０に対する重量情報を取引端末１８へ送信することによって、該取引端末１８はその重量情報に基づいてプロダクトアイテム４０に対する価格を決定することができる。スケール２６は、好ましくは、バーコード・データ・コレクタ２４との共通ハウジング内に統合される。スケール２６は独立して取り付けられて作動するように設計されることができるが、その場合には、取引端末１８での二次通信ポート或はバーコード・データ・コレクタ２４における付加的な自由通信ポートが必要となる。
【００１６】
チェックアウト・システム１２は一次通信ポート３２、二次通信ポート３４、並びに、制御回路３６を付加的に含む。
【００１７】
一次通信ポート３２は取引端末１８及び制御回路３６に結合している。一次通信ポート３２は、シリアルＯＣＩＡ、ＲＳ２３２等々を含む規格接続方法及びプロトコルを用いて取引端末１８に結合している。
【００１８】
二次通信ポート３４はプロダクトデータ・コレクタ２２、制御回路３６、並びに、コンピュータ２０に結合している。チェックアウト・カウンタのバーコード・リーダは、典型的には、第２バーコード・データ・コレクタ、特に手持ちバーコード・リーダに接続するための少なくとも１つの二次通信ポートを含む。ＮＣＲモデル７８７５のバーコード・リーダは２つの二次通信ポート３４を含む。二次通信ポート３４は、ＲＳ２３２、ＴＴＬ、並びに、生の未コード化バーコード・データを含む規格接続方法及びプロトコルを用いてコンピュータ２０及びプロダクトデータ・コレクタ２２に結合している。コンピュータ２０からのケーブル６０は二次通信ポート３４にプラグインしている。プロダクトデータ・コレクタ２２からのケーブル６２は二次通信ポート３４に配線によって接続されている。代替的には、ケーブル６０はもし利用可能であれば別の二次通信ポート３４に結合されている。
【００１９】
有益にも、この方法はプロダクト認識を支援するためにバーコード・リーダ内にソフトウェア変更を何等必要としない。プロダクトデータ・コレクタ２２は、プロダクト認識能力が欠如している現行のチェックアウト・システムに容易に付加させ得る。追加的な通信ポートを取引端末１８内に構成させる必要性は何等ない。
【００２０】
プロダクト認識サーバ１６からの識別情報４７は、コンピュータ２０、ケーブル６０、並びに、二次通信ポート３４を通過し、制御回路３２を無変化まま流れる。制御回路３６は、新しい手持ちバーコード・スキャンから受信された識別情報を処理するであうことと同様に識別情報４７を処理する。
【００２１】
制御回路３６はバーコード・データ・コレクタ２４及びスケール２６の作動を追加的に制御する。バーコード付きアイテムの場合、制御回路３６はバーコード・ラベル２８をデコードして、アイテム識別情報４４を取引端末１８へ一次通信ポート３２を介して提供する。
【００２２】
バーコード無しアイテムの場合、制御回路３６はスケール２６からの重量情報４６を取引端末１８へ一次通信ポート３２を介して送信する。制御回路３６は二次通信ポート３４からのアイテム識別情報４７を受信し、それを一次通信ポート３２を介して取引端末１８へ送信する。
【００２３】
プロダクトデータ・コレクタ２２はプロダクトアイテム４０或は他の任意のバーコード無し商品アイテムに対するデータを収集する。そうしたデータは色データ及び色分布データ、サイズ・データ、形状データ、並びに、芳香データを含み得る。
【００２４】
プロダクトデータ・コレクタ２２の動作は、好ましくは、プロダクトアイテム４０がプロダクトデータ・コレクタ２２上に配置された際に自動的に行われる。例えば、プロダクトデータ・コレクタ２２は周囲光の低下を検知し得るか或はスケール２６から信号を受信し得る。プロダクトデータ・コレクタ２２は収集されたプロダクトデータを、該収集されたプロダクトデータの分析のコマンドによってプロダクト認識サーバ１６へ送信する。
【００２５】
プロダクト認識サーバ１６はプロダクト認識ソフトウェア４８を実行して、プロダクトデータ・コレクタ２２からのプロダクトデータ６４をコンピュータ２０及びネットワーク６４を介して獲得し、プロダクトデータ・ファイル４２内のプロダクトデータを収集されたプロダクトデータ６４と比較することによってプロダクトアイテム４０を識別し、対応するアイテム識別情報４７をプロダクトデータ・ファイル４２から検索し、そのアイテム識別情報４７をチェックアウト・システム１２内の制御回路３６へ送る。
【００２６】
プロダクトアイテムの適切な識別を補助するために、プロダクト認識ソフトウェア４８はプロダクトアイテムの候補リスト情報６８をオペレータの照合又は確認のためにコンピュータ２０へ追加的に戻し得る。プロダクト認識ソフトウェア４８は、好ましくは、一致又は整合の確率と言う点でそうした候補プロダクトアイテムを配列する。
【００２７】
記憶媒体５０はプロダクトデータ・ファイル４２を保存している。
【００２８】
取引端末１８は取引処理ソフトウェア５４を実行して、チェックアウト・システム１２からアイテム識別情報を獲得し、対応する価格情報を取引サーバ１４から獲得する。取引処理ソフトウェア５４はＰＬＵデータ・ファイル５６からの単価情報をスケール２６からの重量情報と乗算することによってプロダクトアイテム４０に対する価格を計算する。取引処理ソフトウェア５４は全ての商品アイテムに対する価格情報を記録し、支払いを制御し、受領書を印刷させ、他の標準的な取引関係タスクを実行する。
【００２９】
取引端末１８はＲＳ２３２シリアル・ポート等の規格ポートである通信ポート３８を含む。取引端末１８はチェックアウト・システム１２から通信ポート３８を介してアイテム識別情報４４、重量情報４６、並びに、アイテム識別情報４７を受信する。
【００３０】
取引サーバ１４は取引端末１８からアイテム識別情報を獲得して、ＰＬＵデータ・ファイル５６からの対応する価格情報を戻す。
【００３１】
ＰＬＵデータ・ファイル５６はバーコード付きアイテム３０に対する価格と、プロダクトアイテムに対する単価とを含む。ＰＬＵデータ・ファイル５６は記憶媒体５８内に保存されている。
【００３２】
コンピュータ２０はプロダクトデータのプロダクト認識サーバ１６への送信と、プロダクト認識サーバ１６からのアイテム識別情報４７の受信とに対するネットワーク接続を提供する。
【００３３】
コンピュータ２０は、好ましくは、インテリジェント・ディスプレイを含み、それは液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）、ビルトイン・マザーボード、並びに、中央演算処理ユニット（ＣＰＵ）を含む。そういうことで、コンピュータ２０はオペレータ入力に対するタッチスクリーンを追加的に含み得る。コンピュータ２０はＲＳ２３２シリアル・ポート等の規格ポートである通信ポート７０を含む。コンピュータ２０は、プロダクト認識サーバ１６からのリスト情報６８の受信に応じての表示のため、プロダクトアイテムの画像７４を保存するためのローカル記憶媒体７２を追加的に含み得る。画像７４は、代替的には、記憶媒体５０内に保存され得る。
【００３４】
次に図２及び図３へ移ると、チェックアウト・システム１２がより詳細に示されている。システム１２はハウジング７８を含み、ＮＣＲモデル７８７５光学式バーコード・スキャナからのハウジングが採用されている。
【００３５】
ハウジング７８はチェックアウト・カウンタ９０内に取り付けられて、計量プレート８８の上面９２がチェックアウト・カウンタ９０の上面９４と実質的に面一となっている。スケール計量プレート８８はバーコード・コレクタ１２によって使用されるアパーチャー８０と、プロダクトデータ・コレクタ２２によって使用されるアパーチャー９６とを含む。アパーチャー８０及び９６は透明ウィンドウ（透明窓）８４及び９８を含む。
【００３６】
バーコード・データ・コレクタ２４はスケール計量プレート８８内におけるアパーチャー８０とハウジング内の垂直アパーチャー８２とを通じてバーコード・ラベル２８へスキャニング光ビームを誘導する。バーコード・ラベル２８からの反射光はアパーチャー８０及び８２を通過する。
【００３７】
図３で参照されるように、プロダクトデータ・コレクタ２２は、バーコード・データ・コレクタ２４によって作り出されたレーザ・ビームを妨害しないように、ハウジング７８内に取り付けられている。
【００３８】
プロダクトデータ・コレクタ１４はハウジング１００を含み、それが支持フレーム１０２内に取り付けられている。プロダクトデータ・コレクタ１４は補助ウィンドウ１０８を追加的に含み得る。
【００３９】
支持フレーム１０２はハウジング７８に固定するが、バーコード・データ・コレクタ２４或はスケール２６の作動を妨害しない。フレーム１０２はアパーチャー８０へ指向されたレーザ・ビームを妨害しないように概略Ｕ形状である。フレーム１２はスケール支持部材１０６が邪魔とならないように通るアパーチャー１０４をも含む。
【００４０】
次に図４を参照すると、プロダクトデータ・コレクタ２２の１つのタイプがより詳細に示されている。
【００４１】
プロダクトデータ・コレクタ２２は、光源１１０、分光計１１２、制御回路１１４、並びに、周囲光センサ１１５を主に含む。
【００４２】
光源１１０は光１１６を作り出す。光源１１０は、好ましくは、白色光スペクトル分布を作り出すと共に、好ましくは４００ｎｍから７００ｎｍまでの範囲を有し、これは光の可視波長領域に一致している。
【００４３】
光源１１０は、好ましくは、１つ或はそれ以上の発光ダイオード（ＬＥＤ）を含む。例えばNichia Chemical Industries, Ltd.社製の広範スペクトルの白色光を発生するＬＥＤが利用され、それはその長寿命、低電力消費、高速ターン・オン時間、低動作温度、良好な指向性の故である。代替実施例はより狭い波長範囲で異なる色を有する更なるＬＥＤを含み得て、好ましくは、広範スペクトル白色光ＬＥＤと組合せて使用されて、スペクトル分布における変動をなくして、広範スペクトル白色光ＬＥＤのスペクトルを補足する。
【００４４】
分光計１１２は光分離素子１１８及び光検出器１２０を含む。
【００４５】
光分離素子１１８は収集された光１２２を波長の連続帯の光１２４に分割する。光分離素子１１８は、好ましくは、例えばOptical Coating Laboratory, Inc.,社製の１つである線形変動フィルタ（ＬＶＦ）であるか、或は、プリズム若しくは回折格子等の他の任意の機能均衡コンポーネントであることが可能である。
【００４６】
光検出器アレイ１２０は制御回路１１４に結合されている。光検出器アレイ１２０はスペクトル・データを含むアナログ波形信号１２６を作り出す。光検出器アレイ１２０のピクセルは光分離素子１１８によって作り出された波長の連続帯を空間的にサンプリングして、個別のアナログ信号レベルのセットを作り出す。光検出器亜アレイ１２０は、好ましくは、相補型金属酸化膜半導体（ＣＭＯＳ）アレイであるが、電荷結合デバイス（ＣＣＤ）・アレイであることが可能であろう。
【００４７】
制御回路１１４はプロダクトデータ・コレクタ２２の動作を制御して、ディジタルプロダクトデータ波形信号１２８を作り出す。
【００４８】
周囲光センサ１１５は周囲光の低下を検知する。制御回路１１４は周囲光センサ１１５からの信号を用いて、プロダクトデータ収集を始動する。
【００４９】
動作中、オペレータはプロダクトアイテム４０を重量プレート８８内のウィンドウ９８上に配置する。光源１１０はプロダクトアイテム４０を光１１６で照射する。光分離素子１１８は反射光１２２を異なる数々の波長に分離して、波長の連続帯の光１２４を作り出す。光検出器アレイ１２０はアナログ波形信号１２６を作り出す。制御回路１１４はアナログ波形信号１２６をディジタル波形信号１２８に変換して、それらを識別のためにプロダクト認識サーバ１６へ送信する。
【００５０】
次に図５に移ると、システム１０を用いてプロダクトアイテムを取引に記憶する方法がスタート１３０から始まってより詳細に図示されている。
【００５１】
ステップ１３２でプロダクトデータ・コレクタ２２はアパーチャー９６上方に配置されるプロダクトアイテム４０を待機する。
【００５２】
ステップ１３４でプロダクトデータ・コレクタ２２は、アパーチャー９６上方のプロダクトアイテム４０の配置を検知した後、プロダクトデータ１３４を収集する。
【００５３】
ステップ１３６でプロダクトデータ・コレクタ２２は、アイテム認識情報を求める要求で、プロダクトデータをプロダクト認識サーバ１６へ送信する。
【００５４】
ステップ１３８でプロダクト認識サーバ１６は収集されたプロダクトデータをプロダクトデータ・ファイル１４２内の基準プロダクトデータと比較して、アイテム識別情報４７に対する有望な候補を戻す。
【００５５】
ステップ１４０乃至１４４は選択的で且つ意図された保存であり、プロダクトアイテム認識情報４７のオペレータ照合が必要とされる。
【００５６】
ステップ１４０でプロダクト認識サーバ１６は前記有望候補の候補リストをコンピュータ２０へ送信する。
【００５７】
コンピュータ２０はそれら候補の画像を表示する。
【００５８】
ステップ１４４でコンピュータ２０はそれら候補の内の１つに対するオペレータ選択を記録する。
【００５９】
ステップ１４６でコンピュータ２０はアイテム認識情報４７を制御回路３６へ送信する。
【００６０】
ステップ１４８で制御回路３６はアイテム認識情報４７を取引端末１８へ送信する。
【００６１】
有益にも制御回路３６は、バーコード・データ・コレクタ２４からか、或は、二次通信ポート３４の１つに取り付けられた手持ちバーコード・リーダから受信された識別情報を処理するであうことと同様に識別情報４７を処理する。
【００６２】
ステップ１５０で制御回路３６はスケール２６からの重量情報を取引端末１８へ送信する。
【００６３】
ステップ１５２で取引処理ソフトウェア５４は、価格要求で、アイテム認識情報を取引サーバ１４へ送信する。
【００６４】
ステップ１５４で取引サーバ１４はＰＬＵデータ・ファイル５６を読取って、単価を取引端末１８へ戻す。
【００６５】
ステップ１５６で取引処理ソフトウェア５４は、その単価を重量情報で乗算することによってプロダクトアイテムに対する価格を計算する。
【００６６】
ステップ１５８で取引処理ソフトウェア５４はプロダクトアイテム４０及びその価格を取引に入力する。
【００６７】
動作はステップ１３２へ戻って、別の入力信号を待機する。
【００６８】
以上、本発明は特定の好適実施例を特に参照して説明されたが、本発明の数々の変形及び変更が添付の特許請求の範囲の精神及び領域内において実行され得る。例えば、取引処理ソフトウェア５４がオペレータ始動キーボード信号に応じてプロダクト認識ソフトウェア４８を始動するという事実も本発明が想定するところである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 ネットワークされたプロダクト認識システムを含む取引処理システムのブロック線図である。
【図２】 プロダクトデータ・コレクタを含むアイテム・チェックアウト・システムの斜視図である。
【図３】 プロダクトデータ・コレクタの取り付け状態を示しているアイテム・チェックアウト・システムの斜視図である。
【図４】 プロダクトデータ・コレクタのブロック線図である。
【図５】 プロダクトアイテムが取引処理システムによってどのように処理されるかを図示するフローチャートである。
【符号の説明】
１０ 取引処理システム
１２ チェックアウト・システム
１４ 取引サーバ
１６ プロダクト認識サーバ
１８ 取引端末
２０ コンピュータ
３０ バーコード付きアイテム
４０ バーコード無しアイテム
５０，５８，７２ 記憶媒体

Claims (3)

1. 取り扱う商品アイテムの価格情報を格納するＰＬＵデータ・ファイル（５６）に接続された取引サーバ（１４）と、
   バーコード付き商品の識別情報を前記取引サーバへ送信するバーコード・リーダ（２４）と、バーコードが付けられていない商品のサイズ、色、形状並びに芳香のデータを検知する商品データ検知装置（２２）と、を備えたチェックアウト・カウンタ装置（１２）と、
   前記商品データ検知装置が検知した前記データを前記商品アイテムの予め記憶されているデータと比較することにより、前記商品データ検知装置が検知した商品の一又は複数の候補を検索出力する商品認識サーバ（１６、５０）と、
   前記バーコード・リーダと前記商品認識サーバの間に設けられ、前記商品データ検知装置が検知した前記データを前記商品認識サーバへ送信すると共に、前記商品認識サーバによって検索出力された前記一又は複数の候補となる商品の識別情報を前記チェックアウト・カウンタ装置に送信するコンピュータ（２０、７２）と、を有し、
   前記チェックアウト・カウンタ装置において、前記商品認識サーバから送信された前記一又は複数の候補となる商品の画像を表示することを特徴とする取引処理システム。
2. 前記商品の重量を計測する計測器（２６）を、さらに備える請求項１に記載の取引処理システム。
3. 前記チェックアウト・カウンタ装置（１２）は、
   前記バーコード・リーダからの商品の識別情報と前記計測器からの計測信号を受信する制御回路（３６）と、
   前記制御回路を前記取引サーバに接続するための第１通信ポート（３２）と、
   前記制御回路、前記商品データ検知装置及び前記コンピュータを通信接続する第２通信ポート（３４）と、
   を有することを特徴とする請求項２に記載の取引処理システム。

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