JP4545526B2 - 電源制御用半導体集積回路およびスイッチング電源装置 - Google Patents

電源制御用半導体集積回路およびスイッチング電源装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数のコンバータを並列接続して負荷電流を分散させるカレントシェア型のスイッチング電源装置における出力電圧検出用誤差アンプの出力平均化技術に関し、例えばヒステリシス・カレントモード制御方式のスイッチング・レギュレータを構成する電源制御用IC(半導体集積回路)および該電源制御用ICを使用したスイッチング電源装置に利用して有効な技術に関する。
直流電源を用いるシステムであって負荷電流の大きなシステムにおいては、複数のコンバータを並列接続して負荷電流を分散させてひとつひとつのレギュレータの負担を軽減し、全体で要求される負荷電流供給能力を実現するカレントシェア型のスイッチング電源装置が使用されている。かかるカレントシェア型のスイッチング電源装置においては、一般に、ひとつひとつのレギュレータが、出力電圧を抵抗分割回路で分圧した電圧(フィードバック電圧)と基準となる電圧とを誤差アンプで比較してその電位差がゼロとなるような駆動パルスを生成してコイルに電流を流すスイッチング・トランジスタをオン・オフさせるフィードバック制御を行なうように構成される。
一方、過渡応答特性に優れているスイッチング・レギュレータとして、ヒステリシス・カレントモード制御方式と呼ばれるものが知られている(特許文献1)。従来提案されているヒステリシス・カレントモード制御方式のスイッチング・レギュレータは、コイルと直列に接続されコイルに流れる電流を検出するためのカレント・センス抵抗と、出力のフィードバック電圧と基準電圧との誤差電圧に比例した電流を出力する誤差アンプとを有し、コイルおよびセンス抵抗の接続ノードと誤差アンプの出力端子との間に接続された抵抗の値と誤差アンプの出力電流との積で表わされる誤差電圧を、ヒステリシスを有するコンパレータで出力電圧と比較し、センス抵抗での電圧降下が「誤差電圧+ヒステリシス電圧」を上回ったらコイルに電流を流す主スイッチをオンからオフに切り替えると共に主スイッチに同期してコイルへ流す電流を減らすように作用する同期スイッチをオフからオンへ切り替える。また、センス抵抗での電圧降下が誤差電圧を下回ったら主スイッチをオフからオンへ切り替えると共に同期スイッチをオンからオフへ切り替えることによって出力電圧が一定になるように制御するものである。
米国特許第5,825,165
複数のレギュレータからなるカレントシェア型のスイッチング電源装置においては、各レギュレータの誤差アンプの出力端子同士を結合して同一のレベルの誤差電圧を各レギュレータのヒステリシス・コンパレータに供給することで、レギュレータ間の電流の偏りをなくし、一部のレギュレータに負荷電流が集中することによる素子の劣化や電力効率の低下を防止することができる。
一方、カレントシェア型のスイッチング電源装置を有するシステムにおいては、一部の回路の動作を停止させるスリープモードを有する場合、スリープモードでは負荷が非常に小さくなるため、一部のレギュレータの動作を停止させることでシステム全体としての電力効率を向上させることができる場合がある。
本発明者は、ヒステリシス・カレントモード制御方式の複数のレギュレータからなるカレントシェア型のスイッチング電源装置においては、コンパレータがヒステリシスを有し入力ノイズに強いので、各レギュレータの誤差アンプの出力端子同士を結合したまま一部のレギュレータの動作を停止させることができると考えた。
しかしながら、誤差アンプの出力端子に単にスイッチ素子を接続してオン・オフさせたのでは、オン・オフの際に他のレギュレータのコンパレータに入力される電圧がヒステリシスを超えるほど変動し、それによって出力電圧が変動してしまう。そのため、従来のレギュレータICを用いたカレントシェア型のスイッチング電源装置においては、電圧の安定性を優先させる場合には、すべてのレギュレータを同時にオンさせ、同時にオフさせるようにせざるを得ないという不具合があることを見出した。なお、誤差アンプの出力端子に接続されたスイッチ素子のオン・オフによって他のレギュレータのコンパレータに入力される電圧が変動する理由については、後に詳しく説明する。
また、システムを動かしながら同一のボードをシステムに実装してそれまで動作していたボードを引き抜いて検査を行なうメンテナンス作業において、レギュレータを搭載したボードを活線挿抜すると、他のボード上のレギュレータの誤差アンプ出力が急に変動する。その結果、レギュレータの出力電圧が変動してしまい、挿抜の際にシステムが誤動作するおそれがあることを見出した。
この発明の目的は、誤差アンプとヒステリシス・コンパレータを有する複数のレギュレータからなるカレントシェア型のスイッチング電源装置において、一部のレギュレータの動作を停止させても出力電圧が変動することがなく安定な電圧を供給できるようにすることにある。
この発明の他の目的は、誤差アンプとヒステリシス・コンパレータを有する複数のレギュレータからなるカレントシェア型のスイッチング電源装置において、負荷に応じて動作させるレギュレータの数を変えるようにしても出力電圧が変動することがなく、それによって電力効率を向上させることができるようにすることにある。
この発明のさらに他の目的は、誤差アンプとヒステリシス・コンパレータを有する複数のレギュレータからなるカレントシェア型のスイッチング電源装置において、レギュレータを搭載したボードの活線挿抜を行なっても出力電圧が変動することがなく、それによって誤動作を引き起こすことなくシステムのメンテナンスを行なえるようにすることにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、各々誤差アンプとヒステリシス・コンパレータを有する複数のレギュレータからなるカレントシェア型のスイッチング電源装置において、各レギュレータICに誤差アンプの出力をチップ外部へ出力するための端子を設け、誤差アンプの出力端子とチップの外部端子との間にスイッチ素子を接続するとともに、該スイッチ素子の制御端子の前段には該スイッチ素子を徐々にオンさせる時定数回路からなるソフトスタート回路を設けるようにしたものである。
上記した手段によれば、負荷の変動に応じて一部のレギュレータの動作を停止したり再起動したりするときに、当該レギュレータの誤差アンプの出力電圧の立ち上がりを緩やかにして誤差アンプの出力電圧の変化で他のレギュレータのヒステリシス・コンパレータの入力が変動するのを防止することができ、これによってレギュレータのオン・オフによるスイッチング電源装置の出力電圧の変動を防止できるようになる。
ここで、望ましくは、複数のレギュレータICの誤差アンプの出力端子同士を接続する配線には安定化用容量素子を接続する。これにより、ヒステリシス・コンパレータの入力を、より安定にさせることができる。
さらに、望ましくは、誤差アンプの出力端子とチップの外部端子との間に設けられるスイッチ素子として、基体に誤差アンプの出力側の電圧が印加されるように形成されたNチャネルMOSトランジスタを用いる。
これにより、スイッチ素子がオフされている状態でもMOSトランジスタに寄生する基体ダイオードを通して安定化用容量素子側へ電流が流れて、安定化用容量素子を充電させることができ、電源立ち上がり時に誤差アンプの出力がある程度安定してからスイッチ素子をオンさせるように制御する場合に、スイッチ素子がオンされる際の電圧の変化を小さくすることができる。また、誤差アンプの出力がある程度安定してからスイッチ素子をオンさせることで、出力電圧の変動を抑制することができる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、本発明に従うと、誤差アンプとヒステリシス・コンパレータを有する複数のレギュレータからなるカレントシェア型のスイッチング電源装置において、一部のレギュレータの動作を停止させても出力電圧が変動することがなく、安定な電圧を供給することができるとともに、負荷に応じて動作させるレギュレータの数を変えるようにしても出力電圧が変動することがなく、それによって電力効率を向上させることができる。また、レギュレータを搭載したボードの活線挿抜を行なっても出力電圧が変動することがなく、それによって誤動作を引き起こすことなくシステムのメンテナンスを行なうことができるようになるという効果がある。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用したスイッチング電源制御用ICとそれを用いたヒステリシス・カレントモード制御方式の降圧型スイッチング・レギュレータの第1の実施例を示す。なお、特に制限されるものでないが、この実施例においては、図1において一点鎖線20で囲まれた部分の回路は、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上に半導体集積回路として構成されている。
図1において、10は12Vのような直流電源、20はスイッチング電源制御用IC、L1は電圧変換用コイル、Q1はスイッチング電源制御用IC20によりオン、オフ制御されコイルL1に電流を流し込むパワーFET(電界効果トランジスタ)からなるスイッチング・トランジスタ、D1は直流電源10からの電圧が入力される電源電圧端子と接地点との間に前記スイッチング・トランジスタQ1と直列に逆方向接続された整流用ダイオード、C1はレギュレータの出力端子OUTと接地点との間に接続された平滑用コンデンサである。制御用IC20の電源電圧Vccは上記直流電源10からの電圧でもよいし、他の直流電源や電圧コンバータからの電圧でもよい。直流電源10も電池あるいはDC/DCコンバータ、AC/DCコンバータのいずれであっても良い。
この実施例のスイッチング・レギュレータにおいては、スイッチング・トランジスタQ1がオンされるとコイルL1に直流電源10からの電流が流されて平滑用コンデンサC1が充電され、スイッチング・トランジスタQ1がオフされるとダイオードD1を介してコイルL1に電流が流され、直流電源10の電圧よりも低い例えば1.8Vのような直流電圧Voutが発生される。出力端子OUTと接地点との間にフィードバック制御のため出力電圧Voutを検出する抵抗R1,R2が直列形態で接続されているとともに、上記コイルL1と並列に直列形態の抵抗Rsおよび容量Csが接続されている。
この実施例のスイッチング電源制御用IC20は、上記抵抗R1,R2によりVoutを分圧した電圧VFBと基準電圧源VREF1からの基準電圧Vref1とを入力としそれらの電位差に応じた電圧を出力する誤差アンプ21と、該誤差アンプ21の出力EAOと上記抵抗Rsおよび容量Csの接続ノードNsの電位Vnsとを比較するヒステリシス・コンパレータ22とを備え、該ヒステリシス・コンパレータ22の出力を上記スイッチング・トランジスタQ1のゲートに印加してオン、オフ制御するように構成されている。
スイッチング・トランジスタQ1がオン、オフ動作されることにより、ヒステリシス・コンパレータ22から出力されるオン・オフ制御パルスのデューティ比に応じた電流がコイルL1より出力される。ここで、ヒステリシス・コンパレータ22は、非反転入力端子に入力されている電圧が反転入力端子に印加されている基準電圧よりも高い時はしきい値が低く見え、非反転入力端子に入力されている電圧が反転入力端子に印加されている基準電圧よりも低くなるとしきい値が所定の電位だけ高くなるように見えるコンパレータのことである。このような特性を有するコンパレータ回路は公知であるので、具体的な回路の例示と説明は省略する。
また、制御用IC20には、上記誤差アンプ21の出力電圧EAOをチップ外部へ出力するための外部端子P1と、該外部端子P1と上記誤差アンプ21の出力端子との間に接続されたスイッチMOSトランジスタSW1と、電源電圧端子Vccと接地点との間に直列に接続された定電流源CS0と容量C0とからなるソフトスタート回路23とが設けられ、該ソフトスタート回路23のノードN0に上記スイッチMOSトランジスタSW1のゲート端子が接続されている。
なお、特に制限されるものでないが、上記スイッチMOSトランジスタSW1にはNチャネル型のMOSFETが用いられ、基体(ウェル領域)に上記誤差アンプ21の出力側の電圧が印加されるように接続がなされている。また、図1に示すような構成を有するレギュレータを複数個並列接続してカレントシェア型のスイッチング電源装置を構成する場合、前記外部端子P1には安定化用容量C2が接続される。
次に、上記ソフトスタート回路23の動作を説明する。
スイッチング電源制御用IC20の電源電圧Vccが立ち上がると定電流源CS0によって容量C0が充電され、ノードN0の電位が徐々に高くなる。そして、ノードN0の電位がスイッチMOSトランジスタSW1のしきい値電圧を越えるとSW1がオンされ、誤差アンプ21の出力EAOが端子P1よりチップ外部へ出力されるようになる。
複数のレギュレータからなるカレントシェア型のスイッチング電源装置においては、この端子P1に、後に説明するように、同様なスイッチング・レギュレータの制御用IC20の端子P1が接続されるため、誤差アンプ21の出力EAOが複数のIC間で平均化されてヒステリシス・コンパレータ22に供給されるようになる。その結果、一部のレギュレータのコイルに集中的に大きな電流が流れるのが回避されるようになる。
また、本実施例では、各スイッチング電源制御用IC20内に誤差アンプ21の出力EAOをチップ外部へ出力するスイッチMOSトランジスタSW1をソフトスタート回路23によってゆっくりとオンさせる。そのため、例えばスリープモードから通常動作モードに復帰する際にそれまで停止させていた一部のレギュレータを起動させたり、レギュレータを搭載したボードからスイッチング電源制御用IC20を活線挿抜あるいはレギュレータが搭載されているボードを活線挿抜したとしても、他の制御用ICあるいは他のボード上のレギュレータのヒステリシス・コンパレータの入力が急に変動することがなく、出力電圧の変動を防止することができる。
実施例のレギュレータは、起動直後は平滑用容量C1の充電電圧が低いため、誤差アンプ21の出力EAOはかなり高い状態になる。仮にソフトスタート回路23がないとすると、一部のレギュレータのみ動作していた状態で他の一部のレギュレータを起動させた直後や活線挿抜でレギュレータを搭載したボードをシステムに実装した直後の誤差アンプ21の出力が高い時点でスイッチMOSトランジスタSW1がオンされてしまうので、誤差アンプ21の高い出力電圧が外部端子P1に伝達され、それが他のレギュレータやボードの制御用ICのヒステリシス・コンパレータに入力されて出力電圧が大きく変動してしまうおそれがある。
これに対し、本実施例では、スイッチMOSトランジスタSW1をソフトスタート回路23によってゆっくりとオンさせるため、スリープモードから通常動作モードに復帰する際にそれまで停止させていた一部のレギュレータを起動させたり、システムを動かしながらレギュレータを搭載した他のボードをシステムに実装したりしても、出力電圧が大きく変動することがない。そのため、電力効率の向上のための一部のレギュレータのオン・オフ制御や、同一のボードをシステムに実装してそれまで動作していたボード自体を引き抜いて検査を行なうメンテナンス作業を、システムの誤動作を回避しつつ安全に実行することができるようになる。
しかもこの実施例では、スイッチ素子SW1として、基体に誤差アンプの出力側の電圧が印加されるように形成されたNチャネルMOSトランジスタを用いているため、スイッチ素子SW1がオフされている状態でもMOSトランジスタに寄生する基体ダイオードを通して安定化用容量C2側へ電流が流れて、速やかに安定化用容量C2を充電させることができる。そのため、外部端子P1同士を接続する配線に安定化用容量C2が接続してあって、スイッチ素子SW1をオンさせる前に先に誤差アンプ21を動作させるシステムでは、スイッチ素子SW1をオンさせたときに急激に誤差アンプ21の出力が下がって、出力電圧Voutが大きく変化するのを回避することができる。
図2は、本発明を適用したスイッチング電源制御用ICとそれを用いた降圧型のスイッチング・レギュレータの第2の実施例を示す。
この第2の実施例は、第1の実施例のソフトスタート回路23の定電流源CS0および抵抗R0と直列にスイッチ素子SW2が接続されているとともに、定電流源CS0と容量C0との接続ノードN0と接地点との間にスイッチ素子SW3が接続され、スイッチ素子SW1は電源監視回路24からの検出信号UVLとチップ外部からの制御信号ON/OFFの論理輪をとるANDゲートG1の出力によって、またスイッチ素子SW3はゲートG1の出力をインバータで反転した信号によりオン・オフ制御されるように構成されている。上記電源監視回路24が監視する電圧は当該レギュレータの出力電圧Voutであるが、レギュレータの出力電圧Voutと電源電圧Vccの両方であっても良い。
この実施例では、電源投入直後あるいはオン/オフ制御信号ON/OFFがロウレベルであるレギュレータ非選択時には、ゲートG1の出力はロウレベルであり、スイッチ素子SW2がオフ、SW3がオンされ、ノードN0は接地電位とされる。この状態で、チップ外部からのオン/オフ制御信号ON/OFFがハイレベルに立ち上げられると、誤差アンプ21およびヒステリシス・コンパレータ22が動作を開始して出力電圧Voutが次第に高くなる。そして、Voutがあるレベルに達すると電源監視回路24の検出信号UVLがハイレベルに変化するため、スイッチSW2がオン、SW3がオフされ、定電流源CS0によって容量C0が充電され、ノードN0の電位が徐々に高くなる。
そして、ノードN0の電位がスイッチMOSトランジスタSW1のしきい値電圧を越えるとSW1がオンされ、誤差アンプ21の出力EAOが端子P1よりチップ外部へ出力されるようになる。このとき、誤差アンプ21およびヒステリシス・コンパレータ22の出力はほぼ安定した状態にあるので、他の制御用ICのヒステリシス・コンパレータに大きな影響を与えたり、他の制御用ICの誤差アンプ21の出力によりヒステリシス・コンパレータ22が大きな影響を受けるのが回避される。
一方、レギュレータが動作している状態で、チップ外部からのオン/オフ制御信号ON/OFFがロウレベルに立ち下げられると、ゲートG1の出力信号がロウレベルに変化するため、スイッチSW2がオフ、SW3がオンされ、容量C0の電荷がリセットされてノードN0の電位が接地電位にされる。これによって、スイッチMOSトランジスタSW1が直ちにオフされ、誤差アンプ21の出力EAOが端子P1よりチップ外部へ出力されるのを阻止するようになる。
同様に、オン/オフ制御信号ON/OFFがハイレベルであっても負荷の短絡等の異状によって出力電圧Voutが所定のレベルよりも下がると電源監視回路24の出力信号UVLがロウレベルに変化するため、スイッチSW2がオフ、SW3がオンされ、容量C0の電荷がリセットされてノードN0の電位が接地電位にされる。これによって、スイッチMOSトランジスタSW1が直ちにオフされ、誤差アンプ21の出力EAOが端子P1よりチップ外部へ出力されるのを阻止するようになる。
なお、ANDゲートG1の前段にオン/オフ制御信号ON/OFFによってセットおよびリセットされるRSフリップフロップを設け、外部からは制御パルスとしてオン/オフ制御信号を与えるように構成しても良い。また、この第2の実施例では、図1の実施例における整流用ダイオードD1の代わりに同期整流用トランジスタQ2が接続され、スイッチング・トランジスタQ1と相補的にオン・オフされるように構成されているが、図1の実施例のように整流用ダイオードD1を用いるレギュレータを構成するスイッチング電源制御用ICに本実施例を適用することも可能である。
次に、図2の実施例のスイッチング・レギュレータの具体的な動作を、図3のタイミングチャートを用いて説明する。
実施例のスイッチング・レギュレータは、抵抗Rsと容量Csとの接続ノードNsの電位Vnsがヒステリシス・コンパレータ22に入力されている誤差アンプ21の出力EAOよりも下がるとコンパレータの出力が反転する。すると、ヒステリシス・コンパレータ22の出力が反転してコイルL1に電流を流し込むトランジスタQ1がオフ状態からオン状態に切り替えられ、これに同期してコイルL1に流す電流を減らすように作用するトランジスタQ2がオン状態からオフ状態に切り替えられる。これにより、トランジスタQ1を介して電源端子VinからコイルL1へ電流が流し込まれるようになる。このとき、容量Csは抵抗Rsを介して充電され、接続ノードNsの電位Vnsが次第に高くなる。
また、ヒステリシス・コンパレータ22は、そのヒステリシス電圧をVhysとおくと、接続ノードNsの電位VnsがEAO+Vhysより高くなると出力が反転する。すると、ヒステリシス・コンパレータ22の出力が反転してトランジスタQ1がオン状態からオフ状態に、またこれに同期してトランジスタQ2がオフ状態からオン状態にそれぞれ切り替えられる。これにより、トランジスタQ2によってコイルL1に流れる電流が減らされるようになる。このとき、容量Csは抵抗Rsを介して放電され、接続ノードNsの電位Vnsは次第に低くなる。
上記のような動作を繰り返すことにより、コイルL1に流れる電流ILは、図3(A)のように三角波状に変化する。コイル電流ILの増加する期間、減少する期間においてのそれぞれの時間的な変化量は、コイルL1のインダクタンスをLとすると、増加する期間では(Vin−Vout)/Lであり、減少する期間ではVout/Lである。それに対して抵抗Rsの抵抗値をR、Csの電荷を充放電するために流れる電流をIcとすると、電流が増加する期間ではIc=(Vin−Vout)/Rであり、減少する期間ではIc=Vout/Rである。よって抵抗RsはILの変化量をリニアにノードNsに伝えるために用いられる。
これにより、出力電流Ioutが一定である定常状態(図3のT1,T3,T5の期間)では、コイルL1にはほぼ安定した電流ILが流される。このときレギュレータの出力電圧Voutは、トランジスタQ1をオン・オフ制御する信号のデューティ比ton/(ton+toff)をNとすると、Vout=N・Vinで表わされる。ここで、tonはスイッチのオン期間、toffはオフ期間である。なお、上記トランジスタQ1およびQ2を切り替える際には、図3(D),(E)のようにそれぞれ所定のデッドタイムΔTを設けて2つのスイッチが同時にオン状態にされて貫通電流が流れるのを回避するような制御が行なうようにすると良い。
出力電流Ioutが増加する遷移状態(T2)においては、出力電圧Voutが急に下がるのに応じてその電位変化が容量Csを介して接続ノードNsに伝わり、その電位Vnsが図3(B)のように急激に下がることによって、トランジスタQ1をオンさせる時間(Q2のオフ時間)を図3(D)のように延長させる。また、出力電流Ioutが減少する遷移状態(T4)においては、出力電圧Voutが急に上がるのに応じて接続ノードNsの電位Vnsが上がることによって、図3(D)のようにトランジスタQ1をオフさせる時間を延長させるように動作する。
なお、図3には示されていないが、コイルの電流ILが減少しているときに出力電流Ioutが増加する遷移状態(T2)に入るとトランジスタQ1をオフさせる時間(Q2のオン時間)を短縮させ、コイルの電流ILが増加しているときに出力電流Ioutが減少する遷移状態(T4)に入るとトランジスタQ2をオンさせる時間を延長させるように動作する。また、図3では誤差アンプ21の出力EAOが一定の状態を示しているが、誤差アンプ21の出力EAOは負荷の変動に応じて変化し、それに応じてヒステリシスの波形EAO+Vhysも変化する。
図4には、図1または図2の実施例のスイッチング・レギュレータを複数個並列に接続して構成されたカレントシェア型の電源装置を示す。
図4の電源装置は、1つのスイッチング・レギュレータの電流供給能力よりも大きい電流を必要とする負荷に適したシステムである。図4において、符号200A,200B……200Nが付されているのは、図1または図2に示されているような構成を有するスイッチング電源制御用IC20とスイッチング・トランジスタQ1およびQ2または整流用ダイオードD1がセラミック基板のような1つの絶縁基板上に実装された電源モジュールである。
これらの複数のモジュール内の各スイッチング電源制御用IC20が1つのコントローラ100によって制御される。そして、各電源モジュールによって電流が流されるコイルL1,L2,……LNにはこれと直列に電流センス抵抗Rs1,Rs2,……RsNが接続されており、これらのセンス抵抗とコイルとの接続ノードの電圧VCS1,VCS2,……VCSNが対応するモジュールのスイッチング電源制御用IC20とコントローラ100にフィードバックされるとともに、出力端子と接地点との間には電圧検出用の抵抗R1,R2が接続され、該抵抗R1,R2で分圧された電圧がVFBとしてすべてのモジュール内のスイッチング電源制御用IC20とコントローラ100にフィードバックされている。
コントローラ100は、フィードバックされた電圧VCS1,VCS2,……VCSNとVFBに基づいて該電圧が目標電圧となるとともに、電流センス抵抗Rs1,Rs2,……RsNの端子電圧VCS1,VCS2,……VCSNに基づいて、各コイルL1,L2,……LNに流れる電流が均等になるように各電源モジュール200A〜200Nのうち動作させるものを決定してオン・オフ制御信号ON/OFF1, ON/OFF2,……ON/OFFNを生成して制御を行なう。これによって、一部のコイルに過大な電流が流れて破損したり特性が劣化したりするのを回避することができるとともに、電力効率を向上させることができる。
各コイルL1,L2,……LNと直列に電流センス抵抗Rs1,Rs2,……RsNを設ける代わりに、図1と同様に、各コイルL1,L2,……LNと並列に直列の抵抗Rsおよび容量Csを設け、それらの接続ノードNsの電位を対応するモジュールのスイッチング電源制御用IC20とコントローラ100にフィードバックさせるように構成しても良い。電流センスのため直列の抵抗Rsと容量Csを用いると、コイルと直列の抵抗を用いるタイプに比べて電力損失が少ないとともに応答特性がよくなるという利点がある。
図5および図6は、本発明を適用したスイッチング電源制御用ICを用いたスイッチング・レギュレータの他の構成例を示す。このうち、図5は昇圧型のスイッチング・レギュレータの他の構成例を、また図6は負電圧発生用のスイッチング・レギュレータの構成例を示す。同図において、図1や図2と同一の回路や素子には同一の符号を付して重複した説明は省略する。
図5のレギュレータは、図1のレギュレータにおけるスイッチング・トランジスタQ1の位置にコイルL1を接続し、ダイオードD1の位置にスイッチング・トランジスタQ1を、またコイルL1の位置にダイオードD1を順方向接続した構成とされており、スイッチング・トランジスタQ1をオンさせて電流を流してコイルL1にエネルギーを蓄積した後、Q1をオフさせるとコイルの蓄積エネルギーがダイオードD1を介して出力端子側へ電流を流して平滑容量C1を充電させる。これを繰り返すことで、入力電圧Vinよりも高い電圧Voutを発生させることができる。
図6のレギュレータは、図1のレギュレータにおけるダイオードD1の位置にコイルL1を接続し、コイルL1の位置にダイオードD1を逆方向接続した構成とされており、スイッチング・トランジスタQ1をオンさせてコイルL1に電流を流した後、Q1をオフさせるとコイルL1に流れ続けようとする電流が出力端子側からダイオードD1を介して流されることで平滑容量C1から電荷を引き抜き、負の出力電圧Voutを発生させることができる。
図5および図6において、抵抗RLとして示されているのは、実施例のスイッチング・レギュレータからの電圧の供給を受けて動作するCPUのような負荷としての半導体集積回路である。なお、図5および図6には示されていないが、いずれのレギュレータにおいても、図1または図2の実施例の外部端子P1とスイッチ素子S1とソフトスタート回路23が設けられており、それによって同様な効果を得ることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前記実施例では、スイッチング・トランジスタQ1と整流用ダイオードD1と検出用抵抗Rs,R1,R2が外付けの素子としてスイッチング電源制御用IC20に接続されるように構成されているが、スイッチング・トランジスタQ1や整流用ダイオードD1、検出用抵抗Rs,R1,R2等もオンチップの素子としてIC20と同一の半導体基板上に形成するようにしても良い。
また、前記実施例では、ソフトスタート回路23を定電流源CS0と容量素子C0とからなる時定数回路で構成しているが、抵抗と容量素子とからなる時定数回路で構成しても良い。さらに、前記実施例では、コイルに電流を流すトランジスタQ1としてFETからなるスイッチング・トランジスタを使用しているが、バイポーラ・トランジスタであっても良い。さらに、図1,図2,図5および図6の実施例では、コイルに流れる電流を検出する電流検出用の素子Rs,Csをコイルと並列に設けているが、図4のようにコイルと直列に接続された抵抗とするようにしても良い。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野であるヒステリシスを有するコンパレータを使用したヒステリシス・カレントモード制御方式のスイッチング・レギュレータに適用した場合を説明したが、本発明は誤差アンプとヒステリシスを有するコンパレータを使用したPWM(パルス幅変調)方式あるいはPFM(パルス周波数変調)方式のスイッチング・レギュレータにも利用することができる。
本発明を適用したスイッチング電源制御用ICとそれを用いた降圧型のスイッチング・レギュレータの第1の実施例を示す回路構成図である。 本発明を適用したスイッチング電源制御用ICとそれを用いた降圧型のスイッチング・レギュレータの第2の実施例を示す回路構成図である。 図2の実施例のスイッチング・レギュレータにおけるコイル電流ILおよび出力電流Ioutの変化と、スイッチング・トランジスタQ1,Q2のオン、オフ・タイミングを示すタイミングチャートである。 実施例のスイッチング・レギュレータを複数個並列に接続したカレントシェア型の電源装置の構成例を示す回路構成図である。 スイッチング電源制御用ICを適用した昇圧型のスイッチング・レギュレータの構成例を示す回路構成図である。 スイッチング電源制御用ICを適用した負電圧発生用のスイッチング・レギュレータの構成例を示す回路構成図である。
符号の説明
10 直流電源
20 スイッチング電源制御用IC
21 誤差アンプ
22 ヒステリシス・コンパレータ
23 ソフトスタート回路

Claims (5)

  1. 出力電圧に応じた電圧と基準となる電圧とを比較して電位差に応じた電圧を出力する誤差アンプと、ヒステリシスを有し前記誤差アンプの出力と電圧変換用のインダクタに流れる電流に応じた電圧とを比較して前記インダクタに流れる電流を制御するスイッチング・トランジスタの駆動信号を生成するヒステリシス・コンパレータとを備えた電源制御用半導体集積回路であって、
    前記誤差アンプの出力電圧を外部へ出力するための外部端子と、該外部端子と前記誤差アンプの出力端子との間に設けられたスイッチ素子と、該スイッチ素子の制御端子に接続され起動時に前記スイッチ素子を徐々にオン状態にさせるソフトスタート回路とを備えてなることを特徴とする電源制御用半導体集積回路。
  2. 前記ソフトスタート回路は、第1の電源電圧端子と第2の電源電圧端子との間に直列形態に接続された電流源もしくは抵抗と容量素子とからなる時定数回路を含んでなることを特徴とする請求項1に記載の電源制御用半導体集積回路。
  3. 前記ソフトスタート回路は、第1の電源電圧端子と第2の電源電圧端子との間に直列形態に接続された第2スイッチ素子と電流源もしくは抵抗と容量素子とからなる時定数回路を含んでなり、前記第2スイッチ素子が外部からの制御信号に基づいてオン、オフ制御可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電源制御用半導体集積回路。
  4. 前記スイッチ素子は、基体に前記誤差アンプの出力側の電圧が印加されるように形成されたNチャネルMOSトランジスタにより構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電源制御用半導体集積回路。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の電源制御用半導体集積回路と、
    電圧変換用のインダクタと、
    前記ヒステリシス・コンパレータにより生成された駆動信号によって駆動され前記インダクタに流れる電流を制御するスイッチング・トランジスタと、
    出力端子と基準電位点との間に接続され出力電圧を平滑する容量素子と、
    前記インダクタに流れる電流を検出して前記ヒステリシス・コンパレータに供給する第1の検出素子と、
    前記出力端子の電圧を検出して前記誤差アンプに供給する第2の検出素子とを備え、
    前記誤差アンプの出力電圧を外部へ出力するための外部端子もしくは該外部端子に接続された配線には安定化容量が接続され、
    前記電源制御用半導体集積回路が起動されてから所定時間後に前記スイッチ素子がオン状態にされるように構成されていることを特徴とするスイッチング電源装置。
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