JP4541654B2 - 反射型マスクの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体のパターン転写などに使用される露光用反射型マスクの製造方法に関し、特に電子線照射によるマスクパターン欠陥の修正を行う工程を有する反射型マスクの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体産業において、半導体デバイスの微細化に伴い、EUV(Extreme Ultra Violet)光を用いた露光技術であるEUVリソグラフィが有望視されている。なお、ここで、EUV光とは、軟X線領域又は真空紫外線領域の波長帯の光を指し、具体的には波長が0.2〜100nm程度の光のことである。この、EUVリソグラフィにおいて用いられるマスクとしては、たとえば下記特許文献1に記載された露光用反射型マスクが提案されている。
このような露光用反射型マスクは、基板上に露光光を反射する反射多層膜が形成され、反射多層膜上にバッファー層が形成され、さらにバッファー層上には露光光を吸収する吸収膜がパターン状に形成されたものである。露光機において反射型マスクに入射した光は、吸収膜のある部分では吸収され、吸収膜のない部分では反射多層膜により反射された像が反射光学系を通して半導体基板上に転写される。ここで、上記バッファー層は、マスクの製造工程において、ドライエッチングなどを用いて吸収膜のパターンを形成する際に、反射多層膜を保護するために設けられるものである。
なお、下記特許文献1には、バッファー層(当該文献では「中間層」と呼んでいる)としてCr系材料を用いた反射型マスクブランクスが開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−319542号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
通常、上記マスクブランクスから反射型マスクを製造する場合、設計どおりにパターンが形成されているかどうかの検査が行われる。通常は、吸収体だけをパターン状に加工した状態でマスクパターンの欠陥及び寸法検査を行い、パターン検査後、収束イオンビーム(Focused Ion Beam、以下FIBと称す)を用いてマスクパターンの必要な修正を行う。
ところで、上記特許文献1に開示されるCr系バッファー層は、良く用いられるTa系の吸収体材料との組み合わせにおいて、Taにパターン形成する際のドライエッチング条件に対する耐性が良い優れた材料である。しかしながら、吸収体のパターン修正に通常使用されるFIB照射に対する耐性は低いことが判明した。すなわち、FIB照射において、Ta系の吸収体とのエッチング選択比が1〜1.5程度と低く、また、Gaイオンの打ち込み深さが大きい。このため、FIBを用いた修正を行う場合には、反射多層膜にダメージを与えないためにバッファー層を50nm程度に厚くする必要があった。このようにバッファー層が厚いと、パターンの加工精度が低下し、パターンの形状精度等に影響を及ぼす。パターンの微細化に伴い益々この影響は大きくなるため、バッファー層は出来るだけ薄くすることが望まれている。
そこで、本発明の目的とするところは、バッファー層を薄くできて、パターンの形状精度に優れ、良好なパターン転写を実現できる反射型マスクの製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、Crが非常に高い耐電子線特性を有していることに着目した。すなわち、低加速の電子線を用いると、下地(反射多層膜)へのダメージを殆ど生じず、また、特定のガスを用いることで、Cr系のバッファー層は殆どエッチングされないことが判った。Cr系バッファー層と電子線によるパターン修正を適用することで、バッファー層を非常に薄くしても十分な反射多層膜の保護能が得られ、従来技術の問題点が解決できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は以下の構成を有する。
(構成1)基板上に、露光光を反射する反射多層膜を有し、該反射多層膜上に露光光を吸収する吸収体層がパターン状に形成され、前記反射多層膜と吸収体層との間に、吸収体層へのパターン形成時のエッチング環境に対して耐性を有するバッファー層を備えた反射型マスクの製造方法であって、
(a)基板上に、反射多層膜、バッファー層及び吸収体層が順次形成された反射型マスクブランクスを製造する工程と、
(b)吸収体層の一部を除去し、吸収体層に所定のパターンを形成する工程と、
(c)(b)工程で生じた吸収体層のパターン欠陥を修正するリペア工程と、
を有し、前記バッファー層はクロム(Cr)単体又はCrを主成分とする材料からなり、且つ、前記(c)のリペア工程は、吸収体層のパターン欠陥の修正箇所への電子線照射を含むプロセスにより行うことを特徴とする反射型マスクの製造方法。
【0006】
(構成2)前記リペア工程は、吸収体層に形成されたパターンの余剰の欠陥領域を除去する工程であることを特徴とする構成1記載の反射型マスクの製造方法。
(構成3)前記バッファー層はCrを主成分とし、少なくとも窒素(N)を含む材料からなることを特徴とする構成1又は2記載の反射型マスクの製造方法。
(構成4)前記バッファー層はCrを主成分とし、ルテニウム(Ru)と珪素(Si)の少なくとも何れか1つの元素を含む材料からなることを特徴とする構成1又は2記載の反射型マスクの製造方法。
(構成5)前記吸収体層がタンタル(Ta)を主成分とする材料からなることを特徴とする構成1乃至4の何れかに記載の反射型マスクの製造方法。
(構成6)前記吸収体層がTaとBを含む材料からなることを特徴とする構成5記載の反射型マスクの製造方法。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る反射型マスクの製造方法を実施の形態により説明する。
図1は反射型マスクブランクス及びこのマスクブランクスを用いて反射型マスクを製造する工程を示す概略断面図である。
反射型マスクブランクス10は、図1(a)に示すように、基板1上に順次、反射多層膜2、バッファー層3、及び吸収体層4の各層が形成された構造をしている。
反射型マスクブランクス10を構成する各層について説明する。
【0008】
基板1としては、露光時の熱によるパターンの歪みを防止するため、0±1.0×10-7/℃の範囲内、より好ましくは0±0.3×10-7/℃の範囲内の低熱膨張係数を有するものが好ましい。この範囲の低熱膨張係数を有する素材としては、アモルファスガラス、セラミック、金属の何れでも使用できる。例えばアモルファスガラスであれば、SiO2−TiO2系ガラス、石英ガラス、結晶化ガラスであれば、β石英固溶体を析出した結晶化ガラス等を用いることが出来る。金属基板の例としては、インバー合金(Fe−Ni系合金)などが挙げられる。
また、基板1は、高反射率及び高転写精度を得るために、高い平滑性と平坦性を備えた基板が好ましい。特に、0.2nmRms以下の平滑な表面(10μm角エリアでの平滑性)と、100nm以下の平坦度(142mm角エリアでの平坦度)を有することが好ましい。また、基板1は、その上に形成される膜の膜応力による変形を防止するために、高い剛性を有しているものが好ましい。特に、65GPa以上の高いヤング率を有しているものが好ましい。
なお、平滑性を示す単位Rmsは、二乗平均平方根粗さであり、原子間力顕微鏡で測定することができる。また平坦度は、TIR(Total Indicated Reading)で示される表面の反り(変形量)を表す値で、基板表面を基準として最小自乗法で定められる平面を焦平面とし、この焦平面より上にある基板表面の最も高い位置と、焦平面より下にある基板表面の最も低い位置との高低差の絶対値である。
【0009】
次に、反射多層膜2について説明すると、該反射膜2は、屈折率の異なる元素が周期的に積層された多層膜が用いられる。一般的には、重元素又はその化合物の薄膜と、軽元素又はその化合物の薄膜とが交互に40周期程度積層された多層膜が用いられる。
例えば、波長13〜14nmのEUV光に対する反射多層膜としては、MoとSiを交互に40周期程度積層したMo/Si周期積層膜が好ましく用いられる。その他に、EUV光の領域で使用される反射多層膜として、Ru/Si周期多層膜、Mo/Be周期多層膜、Mo化合物/Si化合物周期多層膜、Si/Nb周期多層膜、Si/Mo/Ru周期多層膜、Si/Mo/Ru/Mo周期多層膜、Si/Ru/Mo/Ru周期多層膜などがある。露光波長により、材質を適宜選択すればよい。
反射多層膜2は、DCマグネトロンスパッタ法や、イオンビームデポジション法などにより、各層を成膜することにより形成できる。上述したMo/Si周期多層膜の場合、DCマグネトロンスパッタ法により、まずSiターゲットを用いてArガス雰囲気で厚さ数nm程度のSi膜を成膜し、その後Moターゲットを用いてArガス雰囲気で厚さ数nm程度のMo膜を成膜し、これを一周期として、30〜60周期積層した後、最後にSi膜を形成すればよい。
【0010】
次に、バッファー層3について説明する。
本発明におけるバッファー層3は、Crを主成分とする材料からなる。このCr系のバッファー層は、電子線耐性に非常に優れていて、電子線照射によりほとんどエッチングされないため、非常に薄く形成するだけで反射多層膜2を保護できる。ここで、Crを主成分とするとは、成分中の金属元素のうち、最も組成比の大きい金属がCrであるという意味である。
また、バッファー層には以下の条件も必要とされる。
1.吸収体層に対して高いエッチング選択比を持つこと。
2.表面粗さが小さく平滑であること。
3.製造工程において洗浄液として通常用いられる濃硫酸/過酸化水素水等の薬品(酸やNH4OH/H22等のアルカリ)に対し耐性があること。
4.成膜後の膜応力が小さいこと。
本発明におけるCr系の材料は、上記の条件をも全て満足するバッファー層に適した材料である。
【0011】
本発明におけるCrを主成分とする材料は、Cr単体でも、その合金でもよい。
このCrを主成分とする材料に更に窒素を含むことで、表面の平滑性が向上し、膜の応力制御性が向上するため好ましい。
好ましいNの含有量の範囲は、5〜50at%である。Nの量をふやすほど、平滑性が向上し、低応力となる傾向になるが、多すぎると耐薬品性が低下するため好ましくない。
このようなCrを主成分とし更にNを含む材料からなるバッファー層は、例えばCrNの場合、DCマグネトロンスパッタ法により、Crターゲットを用い、Arに窒素を5〜40%程度添加した混合ガス雰囲気中で成膜する。
また、Crを主成分とし、更にルテニウム(Ru)と珪素(Si)の少なくとも何れか1つの元素を含む材料は、特にDUV光の検査での光学反射率が向上し、コントラストが良くなるという効果が得られる。
Ru又はSiの好ましい含有量(RuとSiの両方を含む場合はその合計)の範囲は、10〜80at%である。Crに対するRu又はSiの量が少ないと、例えば200nm付近の検査光に対する高反射率が得られない。また、Ru又はSiの量が多すぎると、平滑性が低下し、膜応力が大きくなるため好ましくない。
【0012】
なお、吸収体パターン形成後に行うパターンの欠陥を検出するための検査において、検査光に対する吸収体層2における反射光とバッファー層3における反射光とのコントラストは、例えば次の式で定義される。
コントラスト(%)=((R2−R1)/(R2+R1))×100
(ただし、R1、R2は検査を行う各層における反射率で、ここではバッファー層3の反射率をR2、吸収体層2の反射率をR1とする。)
このようなCrを主成分とし更にRuとSiの少なくとも何れか1つの元素を含む材料からなるバッファー層は、例えばCrRuの場合、DCマグネトロンスパッタ法により、Cr-Ru合金ターゲットを用い、Arガス雰囲気中で成膜する。
また、バッファー層3の結晶状態は、平滑性の点から、微結晶或いはアモルファスであることが好ましい。
【0013】
本発明におけるCr系バッファー層は、電子線照射に対する耐性に優れ、吸収体層との間で高いエッチング選択比を持つので、バッファー層の膜厚を1〜10nm程度に薄くできる。
バッファー層がこのように薄いので、バッファー層にパターン形成をする際に、加工精度の良いパターン形成が行える。また、バッファー層の膜厚が薄いことから、吸収体層との合計の厚みを薄くする事が出来るので、パターンの高さを抑えて、たとえばパターンエッジにおけるぼやけの発生を無くすことができる。
また、バッファー層を薄く出来るので、場合によってはバッファー層を吸収体層と同様のパターン状に加工せず、反射多層膜上に残すこともできる。
【0014】
次に、吸収体層4は、露光光である例えばEUV光を吸収する機能を有するもので、タンタル(Ta)を主成分とする材料を好ましく用いることができる。ここで、Taを主成分とするとは、成分中の金属元素のうち、最も組成比の大きい金属がTaであるという意味である。Taを主成分とする材料は、通常、金属単体又はその合金である。このような吸収体層の結晶状態は、平滑性、平坦性の点から、アモルファス状又は微結晶の構造を有しているものが好ましい。
Taを主成分とする材料としては、Ta単体、TaとBを含む材料、TaとNを含む材料、TaとBを含み、更にOとNの少なくとも何れかを含む材料、TaとSiを含む材料、TaとSiとNを含む材料、TaとGeを含む材料、TaとGeとNを含む材料、等を用いることが出来る。TaにBやSi、Ge等を加えることにより、アモルファス状の材料が容易に得られ、平滑性を向上させることができる。また、TaにNやOを加えれば、酸化に対する耐性が向上するため、経時的な安定性を向上させることが出来るという効果が得られる。
【0015】
この中でも特に好ましい材料として、例えば、TaとBを含む材料(組成比Ta/Bが8.5/1.5〜7.5/2.5の範囲である)、TaとBとNを含む材料(Nが5〜30at%であり、残りの成分を100とした時、Bが10〜30at%)が挙げられる。これらの材料の場合、容易に微結晶或いはアモルファス構造を得ることが出来、良好な平滑性と平坦性が得られる。
このようなTaを主成分とする吸収体層は、マグネトロンスパッタリングなどのスパッタ法で形成するのが好ましい。例えば、TaBN膜の場合、タンタルとホウ素を含むターゲットを用い、窒素を添加したアルゴンガスを用いたスパッタリング法で成膜することができる。スパッタ法で形成した場合には、スパッタターゲットに投入するパワーや投入ガス圧力を変化させることにより、容易に内部応力を制御できる。また、室温程度の低温での形成が可能であるので、反射多層膜等への熱の影響を少なくすることが出来る。
Taを主成分とする材料以外では、例えば、WN、TiN、Ti等の材料が挙げられる。
なお、吸収体層4は、複数層の積層構造としてもよい。
吸収体層4の膜厚は、露光光であるEUV光が十分に吸収できる厚みであれば良いが、通常30〜100nm程度である。
【0016】
反射型マスクブランクス10は以上の如く構成されている。
次に、この反射型マスクブランクスを用いた反射型マスクの製造工程を説明する。
反射型マスクブランクス10(図1(a)参照)は、基板1上に順次、反射多層膜2、バッファー層3及び吸収体層4の各層を形成することで得られ、各層の材料及び形成方法については上述した通りである。
次に、この反射型マスクブランクス10の吸収体層4に吸収体パターンを形成する。まず、吸収体層4上に電子線用レジストを塗布し、ベーキングを行う。次に、電子線描画機を用いて描画し、これを現像して、所定のレジストパターンを形成する。
形成されたレジストパターンをマスクとして、吸収体層4をドライエッチングして、吸収体パターン4aを形成する(図1(b)参照)。吸収体層4がTaを主成分とする材料からなる場合、塩素ガスを用いたドライエッチングを用いることが出来る。
【0017】
なお、熱濃硫酸を用いて、吸収体パターン4a上に残ったレジストパターンを除去する。
ここで、吸収体パターン4aが設計通りに形成されているかどうかの検査を行う。吸収体パターン4aの検査には、例えば波長190nm〜260nm程度のDUV光が用いられ、この検査光が吸収体パターン4aが形成されたマスク上に入射される。ここでは、吸収体パターン4a上で反射される検査光と、吸収体層4が除去されて露出したバッファー層3で反射される検査光とを検出し、そのコントラストを観察することによって、検査を行う。
【0018】
このようにして、例えば図1(b)に示すように、除去されるべきでない吸収体層が除去されたピンホール欠陥(白欠陥)5及び、エッチング不足により一部が除去されずに残っているエッチング不足欠陥(黒欠陥)6を検出する。
このようなピンホール欠陥や、エッチング不足による欠陥が検出された場合には、これを修正する。本発明では、パターン欠陥修正箇所への電子線照射を含むプロセスにより修正を行う。
黒欠陥を修正する場合には、ガスを供給しながら電子線を照射して不要部分(例えば図1(b)の6aで示す部分)の除去を行う。この際、使用するガスとしては、例えばXeF2等が好ましい。また、照射時の加速電圧は1keV程度が好適である。
このとき、バッファー層3は、電子線照射に対して、反射多層膜2を保護する保護膜となる。本発明におけるCr系のバッファー層は、電子線耐性に非常に優れており、電子線照射によりほとんどエッチングされないため、バッファー層を非常に薄く形成するだけで反射多層膜2を保護することができる。
【0019】
また、白欠陥を修正する場合には、ガスを供給しながら電子線照射し、ガスに含まれる物質(例えば下記ガスの場合Pt)をピンホール欠陥5に堆積させる。この際、使用するガスとしては、例えば、メチルシクロペンタジエニル白金(CH354)Pt(CH33等が挙げられる。照射時の加速電圧は黒欠陥修正の場合と同程度である。
なお、白欠陥修正の場合は、黒欠陥修正に比べて、バッファー層へのダメージはそもそも少ないと思われるが、従来のFIBアシストデポジション法と比較して、はるかに精度良く修正を行う事が出来る。
以上のような電子線照射によるパターン修正は、従来のFIBを用いた修正と比較して、精度が大変良いため、細パターンにも好適に対応することができる。
こうして、ピンホール欠陥5部分には金属等の膜7が堆積し、エッチング不足欠陥6部分では不要部分6aが除去されて設計通りの開口部8を形成する(図1(c)参照)。
【0020】
次に、露出したバッファー層3を吸収体パターン4aに従って除去し、バッファー層にパターン3aを形成して、反射型マスク20を作製する(図1(d)参照)。ここで、本発明のCr系材料からなるバッファー層3は、例えば塩素と酸素を含む混合ガスでのドライエッチングを用いることができる。バッファー層を除去した部分では、反射多層膜2が露出する。
本発明においてはバッファー層を薄くできるので、バッファー層にパターン形成をする際に、加工精度の良いパターン形成が行える。また、バッファー層の膜厚が薄いことから、吸収体層との合計の厚みを薄くする事が出来、パターンの高さを抑えて、パターンエッジにおけるぼやけ等の問題を無くすことができる。
なお、上述したマスク製造工程でのバッファー層3の除去は必要に応じて行えばよく、とくに本発明ではバッファー層を薄く出来るので、場合によってはバッファー層を吸収体層と同様のパターン状に加工せず、反射多層膜上に残すこともできる。
【0021】
最後に、仕様通りの寸法精度で吸収体パターン4aが形成されているかどうかの最終的な確認の検査を行う。
なお、本発明により製造される反射型マスクは、EUV 光(波長0.2〜100nm程度)を露光光として用いた場合に特に好適であるが、他の波長の光に対しても適宜用いることができる。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。なお、説明の便宜上、図1における符号を適宜使用する。
【0022】
(実施例1)
まず、図1(a)に示すような反射型マスクブランクス10を作製した。使用する基板1は、SiO2−TiO2系のガラス基板(外形6インチ角、厚さが6.3mm)である。この基板1の熱膨張率は0.2×10-7/℃、ヤング率は67GPaである。そして、このガラス基板は機械研磨により、0.2nmRms以下の平滑な表面と100nm以下の平坦度に形成した。
基板1上に形成される反射多層膜2は、13〜14nmの露光光波長帯域に適した反射多層膜を形成するために、本実施例では、Mo/Si周期反射多層膜を採用した。すなわち、反射多層膜2は、MoとSiをDCマグネトロンスパッタ法により基板1上に交互に積層して形成した。まず、Siターゲットを用いて、Arガス圧0.1PaでSi膜を4.2nm成膜し、その後Moターゲットを用いて、Arガス圧0.1PaでMo膜を2.8nm成膜し、これを一周期として、40周期積層した後、最後にSi膜を4nm成膜した。合計膜厚は284nmである。この反射多層膜2に対し、13.4nmの光の入射角5度での反射率は65%であった。又、この反射多層膜2表面の表面粗さは0.12nmRmsであった。
【0023】
反射多層膜2上に形成されるバッファー層3は、CrN(N=0.2)を膜厚3nmに形成した。このCrNバッファー層3は、Crターゲットを用いて、スパッタガスとしてArに窒素を20%混合したガスを用い、DCマグネトロンスパッタ法により形成した。形成されたバッファー層3の結晶状態は微結晶であることをX線回折法にて確認した。
このバッファー層3表面の257nmの検査光に対する反射率は50%であった。また、このバッファー層3の表面粗さは、0.15nmRmsであった。
次に、吸収体層4として、まずTaBNを膜厚70nmに形成した。TaBNの組成は、Ta:B:N=80:10:10とした。このTaBN層は、DCマグネトロンスパッタ法により、TaとBを含むターゲットを用い、Arに窒素10%を添加した混合ガスを用いて成膜した。次いで、このTaBN層上に、TaBOを膜厚15nmに形成した。TaBOの組成は、Ta:B:O=40:10:50とした。このTaBO層は、DCマグネトロンスパッタ法により、TaとBを含むターゲットを用い、Arに酸素50%を添加した混合ガスを用いて成膜した。このような成膜条件によって成膜した吸収体層4の結晶状態はアモルファスであった。
又、この吸収体層4表面における257nmの光に対する反射率は5%であった。
【0024】
以上のようにして、図1(a)に示すような本実施例の反射型マスクブランクス10を得た。
次に、上述した反射型マスクブランクス10から、前述の同図(d)に示す反射型マスク20を作製する方法を説明する。まず、上記反射型マスクブランクス10の吸収体層4上に電子線照射用レジストを塗布し、電子線によりデザインルールが0.07μmの16Gbit−DRAM用のパターン描画を行ってから現像し、レジストパターンを形成した。
このレジストパターンをマスクとして、塩素を用いて吸収体層4をドライエッチングし、吸収体パターン4aを形成した(前述の同図(b)参照)。この塩素を用いたドライエッチングに対する吸収体層とバッファー層とのエッチング選択比は約20である。
次に、吸収体パターン4a上に残ったレジストパターンを100℃の熱硫酸で除去した。
【0025】
この状態で、吸収体パターン4aの検査を行った。吸収体パターン4aの検査は、波長257nmの検査光を用いて行った。
検査の結果、検出された欠陥については、電子線を用いたプロセスによりパターン修正を行った。黒欠陥の修正は、1keVの加速電圧で、XeF2ガスを供給しながら電子線照射を行い、不要部分を除去した。また、白欠陥の修正は、1keVの加速電圧で、メチルシクロペンタジエニル白金ガスを供給しながら電子線照射を行い、ガスに含まれるPtを白欠陥部分に堆積させた(前述の同図(c)参照)。
次に、反射領域上(吸収体パターン4aのない部分)に残存しているバッファー層3を吸収体パターン4aに従って除去し、バッファー層パターン3aを形成した(前述の同図(d)参照)。このバッファー層3の除去には、塩素と酸素の混合ガスによるドライエッチングを用いた。
なお、バッファー層除去後、露出した反射多層膜表面の13.4nmの光に対する反射率を測定したところ、反射率の低下はみられず、バッファー層を3nmと非常に薄くしたにも拘わらず、反射多層膜へのダメージは生じていなかった。
【0026】
以上のようにして、同図(d)に示す構造の反射型マスク20を得た。
次いで、反射型マスク20の最終確認検査を行ったところ、デザインルールが0.07μmの16Gbit−DRAM用のパターンを設計通り形成できている事が確認できた。
次に、図2に示すパターン転写装置により、反射型マスク20を用いてレジスト付き半導体基板(シリコンウエハ)にEUV光によってパターンを転写した。本実施例の反射型マスク20を搭載したパターン転写装置50は、レーザープラズマX線源31、反射型マスク20、縮小光学系32等から概略構成される。縮小光学系32は、X線反射ミラーを用いている。縮小光学系32により、反射型マスク20で反射されたパターンは通常1/4程度に縮小される。尚、露光波長として13〜14nmの波長帯を使用するので、光路が真空中になるように予め設定した。
【0027】
このような状態で、レーザープラズマX線源31から得られたEUV光を反射型マスク20に入射し、ここで反射された光を縮小光学系32を通してシリコンウエハ33上に転写した。
反射型マスク20に入射した光は、吸収体パターン4aのある部分では、吸収体層に吸収されて反射されず、一方、吸収体パターン4aのない部分に入射した光は反射多層膜2により反射される。このようにして、反射型マスク20から反射される光により形成される像が縮小光学系32に入射する。縮小光学系32を経由した露光光は、シリコンウエハ33上のレジスト層に転写パターンを露光する。そして、この露光済レジスト層を現像することによってシリコンウエハ33上にレジストパターンを形成した。
以上のようにして半導体基板上へのパターン転写を行った結果、本実施例による反射型マスク20の精度は70nmデザインルールの要求精度である16nm以下であることが確認できた。
【0028】
(実施例2)
本実施例では、バッファー層として、CrRuを用いた点が、実施例1と異なる。
実施例1と同様にして、基板1上に反射多層膜2を形成した。
次に、反射多層膜2上にバッファー層3として、CrRu(Ru=0.25)を膜厚10nmに形成した。このCrRuバッファー層3は、CrRu(Ru=25at%)ターゲットを用いて、スパッタガスとしてArガスを用い、DCマグネトロンスパッタ法により形成した。形成されたバッファー層3の結晶状態は微結晶であることをX線回折法にて確認した。
このバッファー層3表面の257nmの光に対する反射率は55%と高反射率であった。
次に、吸収体層4として、実施例1と同様のTaBNとTaBOの積層膜を膜厚85nmに形成した。この吸収体層4表面における257nmの光に対する反射率は5%であった。
【0029】
以上のようにして、本実施例の反射型マスクブランクス10を得た。
次に、実施例1と同様の方法で、本実施例の反射型マスクブランクスから反射型マスクを製造した。
すなわち、吸収体層4に吸収体パターン4aを形成した後、実施例1と同様に吸収体パターン4aの検査を行った。
本実施例では、実施例1に比較してバッファー層3表面の光学反射率を高く取れたため、検査において高いコントラストが得られた。検査の結果、検出された欠陥については、実施例1と同様に電子線を用いたプロセスによりパターン修正を行った。
次に、実施例1と同様に、反射領域上(吸収体パターン4aのない部分)に残存しているバッファー層3を吸収体パターン4aに従って除去した後、反射型マスク20の最終確認検査を行ったところ、デザインルールが0.07μmの16Gbit−DRAM用のパターンを設計通り形成できている事が確認できた。
また、本実施例による反射型マスク20を用い、実施例1と同様、図2に示すパターン転写装置を使用して、シリコンウエハ上へのパターン転写を行ったところ、本実施例による反射型マスクの精度は70nmデザインルールの要求精度である16nm以下であることが確認できた。
【0030】
(実施例3)
本実施例では、バッファー層として、CrSiを用いた点が、実施例1と異なる。
実施例1と同様にして、基板1上に反射多層膜2を形成した。
次に、反射多層膜2上にバッファー層3として、CrSi(Si=0.2)を膜厚8nmに形成した。このCrSiバッファー層3は、CrSiターゲットを用いて、スパッタガスとしてArガスを用い、DCマグネトロンスパッタ法により形成した。形成されたバッファー層3の結晶状態は微結晶であることをX線回折法にて確認した。
このバッファー層3表面の257nmの光に対する反射率は55%と高反射率であった。
次に、吸収体層4として、実施例1と同様のTaBNとTaBOの積層膜を膜厚85nmに形成した。この吸収体層4表面における257nmの光に対する反射率は5%であった。
【0031】
以上のようにして、本実施例の反射型マスクブランクス10を得た。
次に、実施例1と同様の方法で、本実施例の反射型マスクブランクスから反射型マスクを製造した。
すなわち、吸収体層4に吸収体パターン4aを形成した後、実施例1と同様に吸収体パターン4aの検査を行った。
本実施例では、実施例1に比較してバッファー層3表面の光学反射率を高く取れたため、検査において高いコントラストが得られた。検査の結果、検出された欠陥については、実施例1と同様に電子線を用いたプロセスによりパターン修正を行った。
次に、実施例1と同様に、反射領域上(吸収体パターン4aのない部分)に残存しているバッファー層3を吸収体パターン4aに従って除去した後、反射型マスク20の最終確認検査を行ったところ、デザインルールが0.07μmの16Gbit−DRAM用のパターンを設計通り形成できている事が確認できた。
また、本実施例による反射型マスク20を用い、実施例1と同様、図2に示すパターン転写装置を使用して、シリコンウエハ上へのパターン転写を行ったところ、本実施例による反射型マスクの精度は70nmデザインルールの要求精度である16nm以下であることが確認できた。
【0032】
(実施例4)
本実施例では、実施例1において、吸収体パターン4aを形成し、この吸収体パターン4aの検査及び電子線照射によるパターン修正を行った後、反射領域上(吸収体パターン4aのない部分)に残存しているCrNバッファー層3を除去しなかった点のみが異なる。
反射領域における13.4nmの光に対する反射率を測定したところ、バッファー層を吸収体パターンに従って除去した場合と比較して3%程度低下しただけであり、実施例1と同様、図2に示すパターン転写装置を使用して、シリコンウエハ上へのパターン転写を行ったところ、70nmデザインルールの要求精度である16nm以下であることが確認できた。
【0033】
(比較例)
本比較例では、バッファー層の材料として、実施例1と同じCrNを用いたが、従来のFIBを用いてパターン修正を行った点が、実施例1と異なる。
実施例1と同様にして、基板1上に反射多層膜2を形成した。
次に、反射多層膜2上にバッファー層3として、CrN(N=0.2)を膜厚40nmに形成した。このCrNバッファー層の成膜方法は実施例1と同様である。
次に、吸収体層4として、実施例1と同じTaBNとTaBOの積層膜を形成した。但し、TaBNを45nm、TaBOを15nmとし、合計膜厚は60nmとした。
以上のようにして、本比較例の反射型マスクブランクス10を得た。
次に、本比較例の反射型マスクブランクスから反射型マスクを製造した。
【0034】
すなわち、吸収体層4に吸収体パターン4aを形成した後、実施例1と同様に吸収体パターン4aの検査を行った。検査の結果、検出された欠陥については、FIBを用いたプロセスによりパターン修正を行った。黒欠陥の修正は、ガリウムイオンを用い、20keVの加速電圧で、Brガスを供給しながらFIB照射を行った。また、白欠陥の修正は、20keVの加速電圧で、ピレン・スチレンガスを供給しながらFIB照射を行った。
次に、反射領域上(吸収体パターン4aのない部分)に残存しているバッファー層3を吸収体パターン4aに従って除去した後、反射型マスク20の最終確認検査を行った。
バッファー層が40nmと厚いために、バッファー層を除去する際の加工精度の低下により、側面が垂直なパターンを形成するのが困難で、パターンの形状が設計通りに形成できない箇所があった。このような箇所においては転写テストで良好な転写像が得られなかった。
又、バッファー層を厚く形成する必要があったため、吸収体とバッファー層の合計膜厚が厚くなり、パターンエッジにおいてぼやけが生じている箇所が見られた。
【0035】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、バッファー層を薄くできるので、パターンの形状精度に優れ、パターンの高さを抑えた、良好なパターン転写を実現できる反射型マスクが得られる。また、電子線による高精度のパターン修正が行えるので、微細パターンにも対応することができる。
また、本発明によれば、吸収体層に形成されたパターンの余剰の欠陥を電子線照射により除去するリペアを行った場合、バッファー層を薄くしても十分な反射多層膜の保護能が得られる。
また、本発明においては、バッファー層として、Crを主成分とし、少なくとも窒素を含む材料を使用することにより、特に平滑性と応力制御性が向上するので好ましい。
また、バッファー層として、Crを主成分とし、ルテニウムと珪素の少なくとも何れか1つの元素を含む材料を使用することにより、特にパターン検査時のコントラストが向上するので好ましい。
また、本発明は、パターン形成時のCr系バッファー層との組み合わせが良いTa系吸収体層を有する反射型マスクの製造に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる反射型マスクブランクスの実施形態及び該マスクブランクスから反射型マスクを製造する工程を示す概略断面図である。
【図2】反射型マスクを用いて半導体基板上へのパターン転写を行うパターン転写装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 基板
2 反射多層膜
3 バッファー層
3a バッファー層パターン
4 吸収体層
4a 吸収体パターン
10 反射型マスクブランクス
20 反射型マスク

Claims (4)

  1. 基板上に、露光光を反射する反射多層膜を有し、該反射多層膜上に露光光を吸収する吸収体層がパターン状に形成され、前記反射多層膜と吸収体層との間に、吸収体層へのパターン形成時のエッチング環境に対して耐性を有するバッファー層を備えた反射型マスクの製造方法であって、
    (a)基板上に、反射多層膜、バッファー層及び吸収体層が順次形成された反射型マスクブランクスを製造する工程と、
    (b)吸収体層の一部を除去し、吸収体層に所定のパターンを形成する工程と、
    (c)(b)工程で生じた吸収体層のパターン欠陥を修正するリペア工程と、
    を有し、前記吸収体層はタンタル(Ta)を主成分とする材料からなり、前記バッファー層はクロム(Cr)単体又はCrを主成分とする材料によって膜厚1〜10nmで形成され、前記(c)のリペア工程は、吸収体層に形成されたパターンの余剰の欠陥領域にXeF ガスを供給しながら電子線照射を行って除去する工程であることを特徴とする反射型マスクの製造方法。
  2. 前記バッファー層はCrを主成分とし、少なくとも窒素(N)を含む材料からなることを特徴とする請求項1に記載の反射型マスクの製造方法。
  3. 前記バッファー層はCrを主成分とし、ルテニウム(Ru)と珪素(Si)の少なくとも何れか1つの元素を含む材料からなることを特徴とする請求項1に記載の反射型マスクの製造方法。
  4. 前記吸収体層がTaとBを含む材料からなることを特徴とする請求項記載の反射型マスクの製造方法。
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