JP4540281B2 - 外耳道洗浄装置 - Google Patents
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Description
(発明の属する技術分野)
本発明は、少なくとも1つの洗浄液用注入路、および注入路の末端部を外部環境と結ぶ放出路を含む外耳道洗浄装置において、洗浄液および洗浄産物(耳垢、上皮鱗屑等)を外部に排出するよう設計された別流路が洗浄産物により少なくとも部分的に詰まった場合に、洗浄液を外部に放出するよう放出路を設計した外耳道洗浄装置に関する。この別流路は、外耳道、洗浄装置を挿入した耳鏡または洗浄装置本体に設けた排出路からなる。
【0002】
(先行技術)
通常少なくとも1つの注入路および排出路を含み、外耳道および/または外部から進入可能な体腔に適当な特性および/または組成の液状物(以下「液体」とする)を(起こり得る疾患の衛生、予防および治療のために)導入するよう設計された装置は公知であり、かつ市販されている。液体中に(恐らく)存在する活性物質は、その液体を設計した具体的目的によりその都度変わる(または変わるかもしれない)。したがって、活性物質はいずれの場合も本発明とは無関係であるので、ここではこれ以上検討しないものとする。
【0003】
特に、公知の外耳道洗浄装置は洗浄液用注入路を備えており、この注入路の断面は洗浄液および洗浄産物(耳垢、上皮鱗屑等)を外部に排出する排出路の断面よりも小さい。このため、外耳道に(通常、耳垢を分離し、かつ除去する作用をより効果的にするために大気圧よりも若干高い圧力で)導入した洗浄液の量が排出路から出た洗浄液の量よりも多くなり、その結果、鼓膜の完全性および/または機能性を(少なくとも潜在的に)損なう危険性のある外耳道内の過剰圧力の発生を防ぐことができる。
【0004】
液体の作用により外耳道の壁面より分離・除去された洗浄産物は、通常液体自体により排出路内に運ばれ、外部に排出される。しかし、洗浄産物の大きさが排出路の入口の大きさに匹敵する(または入口の大きさより大きい)場合、洗浄産物が(少なくとも部分的に)前記流路に詰まり、その結果、液体および洗浄産物が流れることのできる空間が狭まり、かつ外耳道内で鼓膜に対して洗浄液が過剰圧力となる。過剰圧力は鼓膜自体の完全性および/または機能性を(少なくとも潜在的に)損なう危険性があり、さらに耳鳴りおよび/または聴覚障害の発生ならびに聴力の減少を伴って内耳を傷つける場合がある。
【0005】
患者が公知の洗浄装置を用いて、有資格者またはいずれにせよ他人の補助(他者による洗浄)なしに外耳道を洗浄する(自己洗浄)場合、洗浄液が過剰圧力となる危険は特に重要となる。この場合、患者が液体および洗浄産物の定常流量を直接的かつ連続的に制御することはできず、また(少なくとも潜在的に)危険な異常事態が発生した(または発生し得る)とき直ちに外耳道への洗浄液の導入を中断することができないからである。前記の危険は、他者により洗浄を行う際にも、洗浄操作を行う者が(少なくとも潜在的に)危険な状態を適時に(いかなる理由であれ)検出できない、および/または適切な迅速さを持って対応できないと発生する場合がある。
【0006】
これが公知の洗浄装置の深刻な欠点である。この欠点により、洗浄装置の使用、特には外耳道の自己洗浄への使用が制限される(または制限され得る)。本発明の課題となる洗浄装置は、前記の過剰圧力の発生を防止するよう設計された手段であって、公知の洗浄装置の深刻な欠点および危険性を解消する手段を含む。
【0007】
(発明の概要)
本発明の課題は、外耳道洗浄装置において、洗浄液用注入路および注入路の末端部を外部環境と結ぶ放出路とを含む外耳道洗浄装置を含み、洗浄液および洗浄産物を外部に排出するよう設計された別流路が洗浄産物により少なくとも部分的に詰まった場合に、洗浄液を外部に放出するように放出路を設計した外耳道洗浄装置である。別流路は、外耳道、洗浄装置を挿入した耳鏡、または洗浄装置本体に設けた排出路から構成してもよい。
【0008】
(詳細な説明)
以下、図に示した実施態様を参照して本発明を詳細に説明する。本発明はこれらの例に限定されるものではない。図中、対応する要素には同じ参照番号を付した。
【0009】
図1は、本発明に従って作られた洗浄装置10の第1の実施態様の略断面図である。洗浄装置10は外耳道に挿入されており、かつ洗浄液13を収容しチューブ11で洗浄装置10に接続された手段(図1においては、バッグ18からなり、特に自己洗浄に好適である)に連結されている。
【0010】
図1に、外耳1、壁4により画定されかつ鼓膜3により閉鎖された外耳道2、外耳道2の内壁4に付着した耳垢片15、および鼓膜3に付着した耳垢片5を示す。
【0011】
洗浄装置10(図1においては極めて概略的にかつ透視図で図示した)は、洗浄液13用注入路6および放出路8を含む。放出路8は注入路6の末端部7を外部環境と結んでおり、洗浄装置10の本体に設けられかつ液体13および(少なくとも1片の耳垢からなる)洗浄産物14を外部に排出するよう設計された別流路9(「排出路」と呼ぶ)が洗浄産物14により少なくとも部分的に詰まった場合に、洗浄液13を外部に放出する。
【0012】
注入路6の末端部7の断面は注入路6の始端部の断面よりも大きい。注入路6の末端部7の断面は、放出路8の断面により拡大した注入路6の始端部の断面より小さくないことが好ましい。
【0013】
図1を参照し、以下に洗浄装置10の操作を簡単に説明する。
【0014】
通常の操作条件において、洗浄液13はチューブ11(外部コンテナ18または可能な吐出手段に接続されている)を通って注入路6に達し、注入路6を流れ、(注入路6の末端部7を介して)外耳道の内部に達する。洗浄液13は、外耳道2の内壁4を刺激し、および/または鼓膜3を損傷することなく、外耳道2の内壁4に付着している耳垢15および鼓膜3に蓄積しているであろう耳垢5の小片を分離・除去するのに十分なエネルギーを有する。注入路6に導入した洗浄液13のうち全体として極少量が放出路8から流出する。洗浄産物14、すなわち外耳道2の内壁4および/または鼓膜3の領域からから除去した耳垢片を洗浄液により入口12を介して排出路9内に運び入れ、外部に排出する。
【0015】
排出路9の断面は注入路6の断面より大きいことに留意されたい。排出路9を十分に通るようにしておき、外耳道2内の洗浄液の圧力を外圧と平衡に保ち、それにより外耳道2内で、鼓膜3の機能性および/または完全性に対して(少なくとも潜在的に)危険な過剰圧力が発生する危険性を防止しているが、断面が大きいことにより液体13および洗浄産物14が好適に排出できる。
【0016】
図1に示す通り、少なくとも1つの洗浄産物14が排出路9の入口12を(ほぼ)完全に塞ぐほどの大きさであり、流路6を通って外耳道2に入った液体13が排出路9を通って流出するのを妨げている場合、鼓膜3の機能性および/または完全性に対して(少なくとも潜在的に)危険な洗浄液の過剰圧力が外耳道2内に形成される危険性無しに、液体13は放出路8を通って自由に流出する。このため、放出路8の断面は注入路6の始端部の断面より小さくなければならない。
【0017】
図1に示した洗浄装置10において、放出路8の末端部は洗浄装置10の本体の側方に取り付けられ、そこから突き出している。この突き出した末端部が洗浄装置10のグリップを構成すると有利であり、放出路8から流出した洗浄液13が深皿(または他の容器)に廃棄されるようチューブ(図解を単純にするため図1に示していない)に接続することができる。
【0018】
図1において、チューブ11、注入路6、末端部7および放出路8の内部の液体13の流れを矢印で概略的に示す。
【0019】
添付した図面の1つまたはそれ以上を参照して、以下に本発明に従って作られた他の洗浄装置10を説明する。
【0020】
図2は外耳道2に挿入された耳鏡の略断面図である。注入路6と放出路8とのみを含み、図3(図18〜20により明確に図示された)、図4(図15〜17により明確に図示された)、図24〜26または図30〜32で説明する洗浄装置10の第2の実施態様と共に耳鏡を用いてもよい。耳鏡の、洗浄装置10に占有されていない部分が排出路9となる。
【0021】
図3および4は、外耳道2に挿入された、本発明による洗浄装置10の第2の実施態様を概略的に断面図で示したものである。この実施態様は、図1を参照して説明した実施態様と、排出路が外耳道2で構成されているという点で本質的に異なる。図1に関連しながら前記して考慮した事項の全てを(当業者に明白な可能性のある変形を含んで)この洗浄装置10に適用する。
【0022】
図3(図18〜20により明確に図示された)の洗浄装置10において、注入路6および放出路8を積み重ねて配置し、かつ放出路8の末端部を洗浄装置10の本体の側方に取り付け、そこから突き出す。図4(図15〜17により明確に図示された)の洗浄装置10において、注入路6および放出路8を積み重ねて配置し、かつ互いに平行にする。洗浄液13を供給するバッグ18を外した図1の洗浄装置10を図5に示す。図6〜8は、図5の洗浄装置10の変形を概略的に図示したものである。これらの変形に対して、図1を参照しながら前記して考慮した事項の全てを(当業者に明白な可能性のある変形を含んで)適用する。
【0023】
図5(図9〜11により明確に図示された)の洗浄装置10において、注入路6および放出路8を積み重ねて配置し、かつ放出路8の末端部を洗浄装置10の本体側方に取り付ける。
【0024】
図6(図12〜14により明確に図示された)の洗浄装置10において、注入路6および放出路8を積み重ねて配置し、かつ互いに平行にする。
【0025】
図7(図27〜29により明確に図示された)の洗浄装置10において、注入路6および放出路8を互いに並べて配置し、かつ放出路8の末端部を洗浄装置10の本体側方に取り付ける。
【0026】
図8(図21〜23により明確に図示された)の洗浄装置10において、注入路6および放出路8を互いに並べて配置し、かつ互いに平行にする。
【0027】
図9〜11は、図5の洗浄装置10の縦断面図および2つの正面図を概略的に示す。
【0028】
図9は、図5の洗浄装置10の縦断面を概略的に示す。図9に、洗浄装置10の本体内に設けた排出路9、排出路9の入口12および出口22、注入路6および放出路8を示す。放出路8は注入路6に重ねて配置され、注入路6の末端部7を外部環境と結ぶ。また、図9は、注入路6を放出路8から分離し、かつ注入路6の末端部7を画定する隔壁16(洗浄装置の長さより短い)も示す。隔壁16の存在は必要であり、かついずれの場合も有利である。
【0029】
実際、注入路6の末端部7が無ければ、放出路8の入口が排出路9の入口12と一列になり、非常に大きな洗浄産物14が排出路9の入口12に加えて放出路8の入口も(ほとんど)完全に塞いでしまい、外耳道2に入った液体13が排出路9および放出路8を通って流出するのを妨げる場合がある。その結果、外耳道2内で、鼓膜3の完全性および/または機能性に対して(少なくとも潜在的に)危険な洗浄液の過剰圧力が発生する危険性が高まる。
【0030】
さらに、外耳道2内に導入するために液体13が末端部7(注入路6の始端部の断面より断面が大きい)に達した際、液体13の圧力が降下するため、液体13の噴流が外耳道2の内壁4を刺激し、および/または鼓膜3を損傷する危険性が減る。
【0031】
洗浄装置10から出た液体13の噴流を外耳道2の内壁4に偏向する(したがって、この噴流が直接鼓膜3に衝突して、鼓膜3を損傷する危険性を完全に排除する)ように設計され、かつこの噴流を方向付け、および/または広げ、および/または平らにすることで、それぞれ外耳道2の内壁4および鼓膜3に付着した耳垢片15および5を分離・除去する能力を向上させるように設計された手段17が注入路6の末端部7の出口に(好ましくは)存在する。
【0032】
図1と同様に、図9において、注入路6、末端部7および放出路8の内部における液体13の流れを矢印で概略的に示す。
【0033】
図10は、前記した図5の洗浄装置の、耳の外部にある装置末端における略正面図である。図10に、排出路9の入口12および出口22、注入路6、注入部6の末端部7の先端、および洗浄装置10の本体から突き出ており、グリップを構成すると有利な放出路8の末端部を示す。
【0034】
図11は、図5の洗浄装置の、外耳道に挿入されるべき装置の末端における略背面図である。図11に、排出路9の入口12および出口22、洗浄装置10の本体から突き出た放出路8の末端部、および偏向手段17の存在のため楕円または扁平形状であることが望ましい注入路6の末端部7の先端を示す。
【0035】
図12〜14は、放出路8が全長にわたり注入路6と平行であるという点で図5に示したものと異なる図6の洗浄装置10の略縦断面図および2つの略正面図である。図9〜11を参照しながら前記して考慮した事項の全てを(当業者に明白な可能性のある変形を含んで)図12〜14に適用する。
【0036】
図15〜17は、図4の洗浄装置10の縦断面図および2つの略正面図である。
【0037】
図15は、図4の洗浄装置10の縦断面を概略的に図示したものである。図15に、注入路6、注入路6の末端を外部環境と結ぶ放出路8(注入路6に積み重ねて配置され、隔壁16で分離されている)、および注入路6の末端部7の出口に配置した偏向手段17を示す。
【0038】
図9〜12と同様に、図15において、注入路6、末端部7および放出路8の内部の液体13の流れを矢印で概略的に図示する。
【0039】
図16は、図4の洗浄装置10の、耳の外部にある装置自体の端部における略正面図である。図16に、注入路6、注入部6の末端部7および積み重ねた放出路8を示す。
【0040】
図17は、図4の洗浄装置10の、外耳道に挿入されるべき装置自体の端部における略背面図である。図17に、偏向手段17の存在のため楕円または扁平形状であることが好ましい注入路6の末端部7の上壁を示す。
【0041】
図18〜20は、放出路8の末端部が洗浄装置10の本体から突き出ており、グリップを構成すると有利であるという点で図4に示したものと異なる図3の洗浄装置10の略縦断面図および2つの略正面図である。図15〜17を参照しながら前記して考慮した事項の全てを(当業者に明白な可能性のある変形を含んで)図18〜20に適用する。
【0042】
図21〜23は、放出路8を注入路6と並べて配置し、全長にわたり平行とした点で図6に示したものと異なる図8の洗浄装置10の略縦断面図および2つの略正面図である。図9〜11を参照しながら前記して考慮した事項の全てを(当業者に明白な可能性のある変形を含んで)図21〜23に適用する。
【0043】
図24〜26は、放出路8を注入路6と並べて配置し、全長にわたり平行とした点で図4に示したものと異なる図4の洗浄装置10の変形の略縦断面図および2つの略正面図である。図15〜17を参照しながら前記して考慮した事項の全てを(当業者に明白な可能性のある変形を含んで)図24〜26に適用する。
【0044】
図27〜29は、放出路8を注入路6と並べて配置した点で図5に示したものと異なる図7の洗浄装置10の略縦断面図および2つの略正面図である。図9〜11を参照しながら前記して考慮した事項の全てを(当業者に明白な可能性のある変形を含んで)図27〜29に適用する。
【0045】
図30〜32は、放出路8を注入路6と並べて配置した点で図3に示したものと異なる図3の洗浄装置10の変形の略縦断面図および2つの略正面図である。図15〜17を参照しながら前記して考慮した事項の全てを(当業者に明白な可能性のある変形を含んで)図30〜32に適用する。
【0046】
図33は、図24の洗浄装置10の略上面図である。図33に、注入路6に並べて配置した放出路8(隔壁16により注入路6から分離されている)および注入路6の末端部7を透視図で示す。
【0047】
図30〜32は、放出路8を注入路6と並べて配置した点で図3に示したものと異なる図3の洗浄装置10の変形の略縦断面図および2つの略正面図である。図15〜17を参照しながら前記して考慮した事項の全てを(当業者に明白な可能性のある変形を含んで)図30〜32に適用する。
【0048】
図34〜37は、本発明に従って作った洗浄装置10を洗浄液を供給する手段に連結した概略図である。この装置は、専門の医療関係者により通常使用されるように設計されており、外耳道2の自己洗浄に(不適当に)用いられると、鼓膜3を損傷する危険が生じ(または生じる場合があり)、および/または外耳道2の内壁4を刺激する場合がある。
【0049】
図34は、図5に示したものと同様の洗浄装置10をシリンジ20に連結した図である。図35は、図3に示したものと同様の洗浄装置を、図2に示したものと同様の耳鏡に挿入し、スプレーガン21に連結した図である。図36および37は、図3に示したものと同様の洗浄装置を示している。図36の場合、洗浄装置10をスプレーガン21に連結しており、図37の場合、洗浄装置10をシリンジ20に連結している。
【0050】
最後に、本発明に従って作られた洗浄装置10を、外耳道2および/または鼓膜3の自己観察用装置における、外耳道2および/または鼓膜3の検査手段として、(非制限的例としてのみ例示する)同時継続イタリア国特許出願第MI99A000036、1999年1月12日出願で説明した装置と同様に使用すると有利である。
【0051】
当業者であれば、本発明の範囲を離れることなく、本明細書で主題とした外耳道洗浄用装置10に対し、通常の経験および技術の自然な発展により示唆される全ての変形および改良を行うことができる。例えば、2つ以上の注入路6および/または2つ以上の放出路8を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 外耳道に挿入された、本発明による洗浄装置の第1の実施態様の略断面図である。
【図2】 外耳道に挿入された耳鏡の略断面図である。
【図3】 外耳道に挿入された、本発明による洗浄装置の第2の実施態様の略断面図である。
【図4】 外耳道に挿入された、本発明による洗浄装置の第2の実施態様の略断面図である。
【図5】 洗浄液を供給する手段を外した、図1の洗浄装置を表す。
【図6】 図5の洗浄装置の変形を表す略図である。
【図7】 図5の洗浄装置の変形を表す略図である。
【図8】 図5の洗浄装置の変形を表す略図である。
【図9】 図5の洗浄装置の縦断面を表す略図である。
【図10】 図5の洗浄装置の正面略図である。
【図11】 図5の洗浄装置の背面略図である。
【図12】 図6の洗浄装置の縦断面を表す略図である。
【図13】 図6の洗浄装置の正面略図である。
【図14】 図6の洗浄装置の背面略図である。
【図15】 図4の洗浄装置の縦断面を表す略図である。
【図16】 図4の洗浄装置の正面略図である。
【図17】 図4の洗浄装置の背面略図である。
【図18】 図3の洗浄装置の縦断面を表す略図である。
【図19】 図3の洗浄装置の正面略図である。
【図20】 図3の洗浄装置の背面略図である。
【図21】 図8の洗浄装置の縦断面を表す略図である。
【図22】 図8の洗浄装置の正面略図である。
【図23】 図8の洗浄装置の背面略図である。
【図24】 図4の洗浄装置の変形の側面略図である。
【図25】 図4の洗浄装置の変形の正面略図である
【図26】 図4の洗浄装置の変形の背面略図である
【図27】 図7の洗浄装置の縦断面を表す略図である。
【図28】 図7の洗浄装置の正面略図である。
【図29】 図7の洗浄装置の背面略図である。
【図30】 図3の洗浄装置の変形の側面略図である。
【図31】 図3の洗浄装置の変形の正面略図である
【図32】 図3の洗浄装置の変形の背面略図である
【図33】 図24の洗浄装置の略上面図である。
【図34】 洗浄液を供給するよう設計された手段(20)に連結した、本発明による洗浄装置の概略図である。
【図35】 洗浄液を供給するよう設計された手段(21)に連結した、本発明による洗浄装置の概略図である。
【図36】 洗浄液を供給するよう設計された手段(21)に連結した、本発明による洗浄装置の概略図である。
【図37】 洗浄液を供給するよう設計された手段(20)に連結した、本発明による洗浄装置の概略図である。
Claims (17)
- 外耳道洗浄装置において、該外耳道洗浄装置が、少なくとも1つの洗浄液(13)用注入路(6)と、少なくとも1つの注入路(6)の末端部(7)と外部環境とを結ぶ少なくとも1つの放出路(8)であって、液体(13)および洗浄産物(14)を外部に放出するよう設計された別流路(9)が洗浄産物(14)により少なくとも部分的に詰まった場合、洗浄液(13)を外部に放出するよう設計された少なくとも1つの放出路(8)とを含み、洗浄装置(10)の長さよりも短く、かつ注入路(6)の末端部(7)も画定する隔壁(16)により注入路(6)が放出路(8)から分離されていることを特徴とする外耳道洗浄装置。
- 耳鏡に挿入された請求項1に記載の装置において、前記別経路(9)が耳鏡の洗浄装置(10)で占有されていない部分であることを特徴とする装置。
- 請求項1に記載の装置において、該装置が1つの注入路(6)および1つの放出路(8)を含むことを特徴とする装置。
- 請求項1に記載の装置であって、注入路(6)の末端部(7)の断面が注入路(6)の始端部の断面よりも大きいことを特徴とする装置。
- 請求項4に記載の装置であって、注入路(6)の末端部(7)の断面が放出路(8)の断面により増加した注入路(6)の始端部の断面より小さくないことを特徴とする装置。
- 請求項3に記載の装置であって、放出路(8)の断面が注入路(6)の始端部の断面より小さくないことを特徴とする装置。
- 請求項3に記載の装置であって、注入路(6)および放出路(8)を積み重ねて配置したことを特徴とする装置。
- 請求項3に記載の装置であって、注入路(6)および放出路(8)を互いに並べて配置したことを特徴とする装置。
- 請求項3に記載の装置であって、注入路(6)および放出路(8)が互いに平行であることを特徴とする装置。
- 請求項3に記載の装置であって、放出路(8)の末端部を洗浄装置(10)本体の側方に取り付け、そこから突き出していることを特徴とする装置。
- 請求項10に記載の装置であって、洗浄装置(10)の本体から突き出した放出路(8)の末端部が装置自体のグリップを構成することを特徴とする装置。
- 請求項10に記載の装置であって、洗浄装置(10)の本体から突き出した放出路(8)の末端部を、放出路(8)から流出する洗浄液(13)を廃棄するよう設計された手段に接続されていることを特徴とする装置。
- 請求項1に記載の装置であって、洗浄装置(10)から出た液体(13)の噴流を外耳道(2)の壁(4)に向けて偏向するよう設計された手段(17)が注入路(6)の末端部(7)の出口に存在することを特徴とする装置。
- 請求項13に記載の装置であって、さらに前記手段(17)が洗浄装置(10)から出た液体(13)の噴流を方向付け、および/または広げ、および/または平らにするよう設計されていることを特徴とする装置。
- 請求項13に記載の装置であって、注入路(6)の末端部(7)の出口が楕円または扁平形状であることを特徴とする装置。
- 請求項1に記載の装置であって、外耳道(2)および鼓膜(3)の自己観察用装置の外耳道(2)および鼓膜(3)の検査用手段として用いることを特徴とする装置。
- 請求項1に記載の装置であって、洗浄液(13)を供給するよう設計された手段(18、20、21)に連結されたことを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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IT99A001639 | 1999-07-26 | ||
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