JP4539460B2 - データ収集システム及び方法 - Google Patents

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本発明は、無線により多数の観測局からデータ収集を行うシステム及び方法に関する。
環境測定等を目的として、地理的に広範囲に設置された多数の観測局から、無線によりデータ収集を行うシステムでは、観測局が観測し、データ収集局に定期的に送信する定期データと、何らかの異常を通知するデータ、緊急に通知すべきデータ又は送信失敗時における再送データ等、観測局がデータ収集局に不定期に送信する不定期データとが混在する。
不定期データの送信方法として、データ長が短い場合にはランダムアクセス方式が適しており、純アロハ方式や、スロット付きアロハ方式等が良く知られている。しからこれら方式は、通常、1つの周波数チャネルを共有するため、2局以上の観測局が同時にデータを送信したときには、衝突によりデータ損失が発生し、その発生確率は、送信データ量の増大に応じて上昇する。
衝突確率を低減するために、例えば、特許文献1には、複数の周波数チャネルと複数の時間スロットの中から、使用する周波数チャネルと時間スロットを選択してデータを送信する構成が開示されている。
特許第2504457号明細書
特許文献1に記載の構成は、複数の周波数チャネルをランダムアクセス用のチャネルに占有させるため、この構成をデータ収集システムに適用した場合、定期データのための周波数チャネルに加え、不定期データのためのランダムアクセス用周波数チャネルが必要となり、確保すべき周波数チャネル数が増大するという問題がある。
従って、本発明は、定期データと、不定期データが混在する環境においても、必要とする周波数チャネル数を抑え、かつ、不定期データについては、衝突によるデータ損失を抑えることが可能なデータ収集システム及び方法を提供することを目的とする。
本発明におけるシステムによれば、
データ収集局が、複数の観測局から1以上の周波数チャネルによりデータ収集を行うシステムであって、データ収集局は、各観測局から定期的に受信する定期データについて、各観測局の定期データ送信時刻及びそのときに使用する周波数チャネルについての情報である定期スケジュールを保存する手段と、定期スケジュールを各観測局に通知する手段とを有し、観測局は、通知された定期スケジュールに基づき定期データを送信する手段と、定期データ以外の不定期データが発生した場合は、通知された定期スケジュールから判定できる、周波数チャネルの空き時間を使用して不定期データを送信する手段とを有することを特徴とする。
本発明のシステムにおける他の実施形態によれば、
データ収集局が、複数の観測局から1以上の周波数チャネルによりデータ収集を行うシステムであって、データ収集局は、各観測局から定期的に受信する定期データについて、各観測局の定期データ送信時刻及びそのときに使用する周波数チャネルについての情報である定期スケジュールを保存する手段と、定期スケジュールを各観測局に通知する手段と、定期スケジュールから、各周波数チャネルの空き時間の情報である空きスケジュールを求め、空きスケジュールを各観測局に通知する手段とを有し、観測局は、通知された定期スケジュールに基づき定期データを送信する手段と、定期データ以外の不定期データが発生した場合は、通知された空きスケジュールに基づき、周波数チャネルの空き時間を使用して不定期データを送信する手段とを有することを特徴とする。
本発明における方法によれば、
各観測局から定期的に受信する定期データの、各観測局での送信時刻及びそのときに使用する周波数チャネルについての情報である定期スケジュールを有するデータ収集局が、複数の観測局から1以上の周波数チャネルにより定期データ及び定期データ以外の不定期データを収集する方法であって、データ収集局が、定期スケジュールを各観測局に通知するステップと、観測局が、通知された定期スケジュールに基づき定期データを送信するステップとを有し、観測局において不定期データが発生した場合に、観測局は、通知された定期スケジュールから判定できる、周波数チャネルの空き時間を使用して不定期データを送信することを特徴とする。
本発明の方法における他の実施形態によれば、
各観測局から定期的に受信する定期データの、各観測局での送信時刻及びそのときに使用する周波数チャネルについての情報である定期スケジュールを有するデータ収集局が、複数の観測局から1以上の周波数チャネルにより定期データ及び定期データ以外の不定期データを収集する方法であって、データ収集局が、定期スケジュールを各観測局に通知するステップと、データ収集局が、定期スケジュールに基づき、各周波数チャネルの空き時間の情報である空きスケジュールを各観測局に通知するステップと、観測局が、通知された定期スケジュールに基づき定期データを送信するステップとを有し、観測局において不定期データが発生した場合に、観測局は、通知された空きスケジュールに基づき、周波数チャネルの空き時間を使用して不定期データを送信することを特徴とする。
また、本発明の他の実施形態によれば、
データ収集局は、空きスケジュールの通知を、通知の時点で空いている周波数チャネルを指定する空き周波数通知信号の送信により行うことも好ましい。
更に、本発明の他の実施形態によれば、
データ収集局は、観測局を1以上の観測局からなるグループに分け、グループに通知する空きスケジュールを、定期スケジュールから求めた空きスケジュールの全部又は一部に、グループに応じて変更することも好ましい。
更に、本発明の他の実施形態によれば、
データ収集局は、前記定期スケジュールの通知を、定期データ送信時刻毎に、その時刻で定期データを送信する観測局及びその観測局が使用する周波数チャネルを指定する送信周波数割当信号の送信により行うことも好ましい。
観測局において不定期に発生する不定期データについては、観測局が定期的にデータ収集局に送信する、観測データ等の定期データ用の周波数チャネルの空き時間を利用して送信することで、システムで確保すべき周波数チャネル数を抑制することができる。
定期データの送信に使用する周波数チャネルとその時刻についての情報である定期スケジュールを通知することで、観測局は周波数チャネルの空き時間を認識でき、更に、観測局は、1以上ある周波数チャネルの、1以上ある空き時間から、不定期データの送信に使用する周波数チャネルと時間が決定できるため、送信する不定期データの衝突確率を減少させることができる。
また、データ収集局が空きスケジュールを通知することで、観測局における空きスケジュールの算出は不要となり、更に、観測局を1つ以上のグループに分け、グループに応じて通知する空きスケジュールを変えることで、不定期データの衝突確率を減少させることができる。
データ収集局が、定期スケジュール又は空きスケジュールをその都度通知することで、観測局におけるスケジュールの保存のためのメモリ量を減らすことができる。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。
図1は、データ収集局1と、複数の観測局2−1〜2−Nとにより構成されるデータ収集システムの構成図である。各観測局は、データ収集を行い、収集したデータについては、定期的にデータ収集局1に送信する。また、各観測局では、観測データのように定期的にデータ収集局1に送信する定期データ以外に、その発生が不定期である、異常を示すデータのような、不定期データが発生する。
データ収集局1は、各観測局の局条件、即ち、各観測局での定期データの所要伝送時間、データ取得間隔及び許容伝送遅延時間に基づき、以後、定期スケジュールと呼ぶ、各観測局の定期データ送信時刻及びそのときに使用する周波数チャネルを、例えば、オペレーションズリサーチ法等を用いて決定する。
データ収集局1における、定期スケジュールの決定においては、システム全体で使用する周波数チャネルの数を出来るだけ少なくするように決定する方法と、システム全体でデータ送信がなされていない時間をできるだけ長くするように決定する方法とがある。以下では、システム全体で使用する周波数チャネルの数を出来るだけ少なくするように決定する場合を例にして説明を行うが、システム全体でデータ送信がなされていない時間をできるだけ長くするように決定する場合にも、本発明は適用可能である。
図2は、データ収集局1が、システム全体で使用する周波数チャネルの数を出来るだけ少なくするように、定期スケジュールを決定した場合における、定期データの収集に使用する周波数チャネルと時刻の関係を示す図である。定期データ収集に使用する周波数チャネルは、時間と共に変化し、使用する周波数チャネル数の最大値が、事前に確保されるべき周波数チャネル数となる。このとき本発明では、使用されていない、つまり空き時間のある周波数チャネルを、緊急データ等の不定期データの伝送に利用する。これにより、システムが使用する周波数チャネル数の増大を抑える。
図3は、各実施形態の説明において使用する定期スケジュールと、発生する不定期データを示す図である。図3によると、データ収集局1は、観測局2−1より時刻T1において周波数チャネルf1で定期データを収集し、観測局2−2より時刻T1において周波数チャネルf2で、時刻T2において周波数チャネルf1で、定期データを収集し、観測局2−Nより時刻T2において周波数チャネルf2で定期データを収集する。また、時刻TA(TA<T1)において、観測局2−Nで不定期データが発生し、時刻TB(T1<TB<T2)において、観測局2−1で不定期データが発生したものとする。尚、本システムにおいては、f1からf3の3つの周波数チャネルが確保されている。
(第1実施形態) 図4は、本発明の第1実施形態によるデータ収集のシーケンス図である。図4において、各観測局からデータ収集局1方向での実線は不定期データを、点線は定期データを示している。前記表記方法は、以後の各実施形態のシーケンス図についても同様である。
本実施形態において、データ収集局1は、定期データの収集を行う時刻毎に、その時刻で定期データを送信する観測局と、その観測局が定期データの送信に使用する周波数チャネルを指定する送信周波数割当信号を各観測局に送信する。本説明例では、データ収集局1は、観測局2−1に周波数チャネルf1を、観測局2−2に周波数チャネルf2を指定する送信周波数割当信号を時刻T1に送信する。一方、観測局2−Nにおいて、時刻TA(TA<T1)に不定期データが発生しているが、観測局2−Nは、時刻T1における送信周波数割当信号から、周波数チャネルf3の空きを判断することができ、よって、周波数チャネルf3を使用して不定期データを送信する。
同様に、データ収集局1は、観測局2−2に周波数チャネルf1を、観測局2−Nに周波数チャネルf2を指定する送信周波数割当信号を時刻T2に送信する。一方、観測局2−1において、時刻TB(T1<TB<T2)に不定期データが発生しているが、観測局2−1は、時刻T2における送信周波数割当信号から、周波数チャネルf3の空きを判断することができ、よって、周波数チャネルf3を使用して不定期データを送信する。
尚、空き周波数チャネルが複数ある場合は、任意の1つの周波数チャネルを選択する、又は観測局の優先度により空き周波数チャネルの割当て数を変えて、その中から選択する等の方法により周波数チャネルを1つ選択する。
本実施形態では、データ収集局1が、送信周波数割当信号により、定期スケジュールを定期データの送信時刻毎に各観測局に通知し、各観測局は、送信周波数割当信号に基づき定期データの送信を行うと共に、不定期データの送信に使用可能な空き周波数チャネルの判断を行う。このため、データ収集局1が空き周波数チャネルを各観測局に通知することが不要であり、各観測局は定期スケジュールを記憶する必要がなく、送信周波数割当信号の送信間隔で不定期データの送信が可能という特徴がある。
図5は、本発明の第1実施形態によるデータ収集局1及び観測局2のブロック図である。尚、観測局2は、観測局2−1〜2−Nと同じものである。
図5によると、データ収集局1は、送受信部11と、回線設定部12と、収集データ蓄積部13と、局条件データベース部14と、タイマ部15とを備える。
局条件データベース部14は、各観測局からの局条件を保存しているデータベースであり、回線設定部12は、局条件データベース部14が保存している局条件に基づき、各観測局のデータ送信時刻及び送信周波数チャネルについての情報、即ち定期スケジュールを決定して保存している。また、タイマ部15からの時刻情報に基づき、各観測局に送信周波数割当信号を送受信部11経由で送信する。各観測局から収集するデータは、収集データ蓄積部13に蓄積される。
また、図5によると、観測局2は、送受信部21と、回線設定部22と、観測部23と、スケジュール蓄積部24とを備える。
スケジュール蓄積部24は、送信周波数割当信号で通知された周波数チャネルについての情報を保存し、観測部23は、観測データを保存し、回線設定部22は、スケジュール蓄積部24が保存している自局が使用する周波数チャネルについての情報に基づき、観測データの送信を行う。また、不定期データが発生した場合は、スケジュール蓄積部24が保存している周波数チャネルについての情報に基づき、現時点で使用されていない周波数チャネルの判断を行い、使用されていない周波数チャネルを使用して不定期データを送信する。
(第2実施形態) 図6は、本発明の第2実施形態によるデータ収集のシーケンス図である。本実施形態において、データ収集局1は、あらかじめ各観測局に対して、定期データの送信時刻及びそのときに使用する周波数チャネルについての情報、つまり定期スケジュールそのものを、送信周波数・時刻割当信号により通知しておく。各観測局は、以後、通知された定期スケジュールに従い、即ち、通知された送信時刻に、通知された周波数チャネルを使用して定期データを送信する。従って、本説明例では、時刻T1において観測局2−1が周波数チャネルf1を、観測局2−2が周波数チャネルf2を使用し、時刻T2において観測局2−2が周波数チャネルf1を、観測局2−Nが周波数チャネルf2を使用することを通知する送信周波数・時刻割当信号を、データ収集局1は、あらかじめ各観測局に送信しておく。
観測局2−Nには、時刻TA(TA<T1)に不定期データが発生しているが、観測局2−Nは、事前に送信周波数・時刻割当信号により通知されている定期スケジュールから、時刻T1からT2間の周波数チャネルf3の空きが判断でき、よって、周波数チャネルf3を使用して不定期データを送信する。
同様に、観測局2−1には、時刻TB(T1<TB<T2)に不定期データが発生しているが、観測局2−1は、事前に送信周波数・時刻割当情報により通知されている定期スケジュールから、周波数チャネルf3の空きが判断でき、よって、周波数チャネルf3を使用して不定期データを送信する。尚、不定期データがその内容から緊急に送信する必要のないものである場合は、周波数チャネルの他の空き時間を使用して送信することもできる。
本実施形態では、あらかじめ定期スケジュールの総てを各観測局に通知している。このため、データ収集局1は、データ送信時刻毎に、スケジュールを各観測局に通知する必要はなく、観測局は、不定期データの発生時に空き周波数チャネルがあれば直ちにデータ送信が可能である。また、定期スケジュールに基づき各観測局は、各周波数チャネルの空き時間を判断できるため、不定期データの送信に使用する周波数チャネルと時間帯の組合せの、選択の自由度が高く、第1実施形態と比較して、不定期データ間での衝突の確率を低くすることができるという特徴がある。
図7は、本発明の第2実施形態によるデータ収集局1及び観測局2のブロック図である。図7によると、データ収集局1は、送受信部11と、回線設定部12と、収集データ蓄積部13と、局条件データベース部14とを備え、回線設定部12は、局条件データベース部14が保存している局条件に基づき、定期スケジュールを決定して保存している。また、決定した定期スケジュールを各観測局に通知する。その他の機能ブロックは、第1実施形態と同じであり説明は省略する。
また、図7によると、観測局2は、送受信部21と、回線設定部22と、観測部23と、スケジュール蓄積部24と、タイマ部25とを備える。
スケジュール蓄積部24は、データ収集局1から受信した定期スケジュールを保存し、回線設定部22は、スケジュール蓄積部24が保存している定期スケジュールに基づき、観測部23が保存している観測データの送信を行うと共に、不定期データがある場合は、定期スケジュールから各周波数チャネルの空き時間を判断し、周波数チャネルの空き時間を使用して不定期データの送信を行う。
(第3実施形態) 図8は、本発明の第3実施形態によるデータ収集のシーケンス図である。本実施形態において、データ収集局1は、空き周波数チャネルを通知するため、空き周波数通知信号を各観測局に随時送信する。図8においては、時刻T1及び時刻T2に送信している。尚、データ収集局1は、第2実施形態と同様に、あらかじめ各観測局に対して、定期スケジュールの総てを送信周波数・時刻割当信号により通知するものとして説明を行うが、第1実施形態と同様に、定期データ収集時刻毎に、使用周波数チャネルを各観測局に通知する構成とすることも可能である。
観測局2−Nには、時刻TA(TA<T1)に不定期データが発生しており、時刻T1における空き周波数通知信号に基づき、周波数チャネルf3を使用して不定期データを送信する。同様に、観測局2−1には、時刻TB(T1<TB<T2)に不定期データが発生しており、時刻T2における空き周波数通知信号に基づき、周波数チャネルf3を使用して不定期データを送信する。
本実施形態では、その時点で空いている周波数チャネルが空き周波数通知信号により、各観測局に随時通知されるため、各観測局における空き周波数チャネルの判定が不要となり、空き周波数通知信号の送信間隔で不定期データの送信が可能であるという特徴がある。
図9は、本発明の第3実施形態によるデータ収集局1及び観測局2のブロック図である。図9によると、データ収集局1は、送受信部11と、回線設定部12と、収集データ蓄積部13と、局条件データベース部14と、タイマ部15とを備える。回線設定部12は、定期スケジュールの決定、保存及び各観測局への通知に加え、定期スケジュールから各周波数チャネルの空き時間についての情報である空きスケジュールを生成し、タイマ部15から通知される送信タイミングで、その時点における空き周波数チャネルを指定する空き周波数通知信号を各観測局へ送信する。その他の機能ブロックは、第2実施形態と同じであり説明は省略する。尚、図9のブロック図は、後述する第4実施形態及び第5実施形態のブロック図でもある。
また、図9によると、観測局2は、送受信部21と、回線設定部22と、観測部23と、スケジュール蓄積部24と、タイマ部25とを備える。
スケジュール蓄積部24は、定期スケジュールと、空き周波数通知信号で通知された空き周波数チャネルについての情報を保存し、回線設定部22は、定期スケジュールに従い観測部23が保存している観測データの送信を行うと共に、不定期データが発生した場合には、保存している空き周波数チャネルについての情報に基づき、空き周波数チャネルを使用して不定期データを送信する。
(第4実施形態) 図10は、本発明の第4実施形態によるデータ収集のシーケンス図である。本実施形態において、データ収集局1は、あらかじめ、空きスケジュールを、空き周波数・時間通知信号により各観測局に通知しておく。
観測局2−Nは、事前に通知されている空きスケジュールに基づき、時刻TAで発生した不定期データを、周波数チャネルf3を使用して送信し、同様に、観測局2−1は、時刻TBに発生した不定期データを、周波数チャネルf3を使用して送信する。
本実施形態では、事前に空きスケジュールが通知されるため、各観測局における空き周波数チャネルの判定が不要となり、不定期データの発生時に空いている周波数チャネルがあれば直ちに不定期データの送信が可能であり、不定期データの送信に使用する周波数チャネルと時間帯の組み合わせの選択の自由度が高く、第3実施形態と比較して送信する不定期データの衝突確率を低くすることができるという特徴がある。
図9に示す本実施形態のブロック図において、データ収集局1の回線設定部12は、定期スケジュールに加え、空きスケジュールも、事前に各観測局に通知する。その他の機能ブロックは、第3実施形態と同じであり説明は省略する。
また、観測局2のスケジュール蓄積部24は、定期スケジュール及び空きスケジュールを保存し、回線設定部22は、定期スケジュールに従い観測部23が保存している観測データの送信を行うと共に、不定期データが発生した場合には、空きスケジュールに基づき、周波数チャネルの空き時間を使用して不定期データの送信を行う。
(第5実施形態) 図11は、本発明の第5実施形態によるデータ収集のシーケンス図である。本実施形態において、データ収集局1は、空きスケジュールから、全部又は一部の周波数チャネルについての、全部又は一部の空き時間情報を切り出して、観測局に応じて通知する空きスケジュールを変更する。図11においては、観測局を単位として割当てを行っているが、観測局をグループ化して、グループ毎に割当てを行っても良い。
図11に示す様に、本説明例では周波数チャネルf3のみが空きであるため、空きスケジュールとして、周波数チャネルf3を順に通知し、観測局2−Nは、時刻TAで発生した不定期データを周波数チャネルf3により送信し、同様に、観測局2−1は、時刻TBに発生した不定期データを周波数チャネルf3により送信する。
本実施形態では、観測局毎又は観測局のグループに応じて、通知する空きスケジュールを、全空きスケジュールの全部又は一部に変更する。従って、観測局毎に重複しない空きスケジュールを通知する場合には、不定期データの衝突は生じず、観測局のグループ毎に通知する場合にも、不定期データの発生の性質を考慮して分割した空きスケジュールを通知することにより衝突確率を低く抑えることができるという特徴がある。
図9に示す本実施形態のブロックにおいて、データ収集局1の回線設定部12は、定期スケジュールの各観測局への通知に加え、空きスケジュール全体から、観測局又は観測局のグループに応じて通知する部分を決定して、当該観測局又は観測局のグループに送信する。その他の機能ブロックは、第3実施形態と同じであり説明は省略する。
データ収集システムの構成図である。 定期データの収集に使用する周波数チャネルと時刻の関係を示す図である。 各実施形態の説明において使用する定期データの収集スケジュールと、発生する不定期データを示す図である。 本発明の第1実施形態によるデータ収集のシーケンス図である。 本発明の第1実施形態によるデータ収集局及び観測局のブロック図である。 本発明の第2実施形態によるデータ収集のシーケンス図である。 本発明の第2実施形態によるデータ収集局及び観測局のブロック図である。 本発明の第3実施形態によるデータ収集のシーケンス図である。 本発明の第3〜5実施形態によるデータ収集局及び観測局のブロック図である。 本発明の第4実施形態によるデータ収集のシーケンス図である。 本発明の第5実施形態によるデータ収集のシーケンス図である。
符号の説明
1 データ収集局
11 送受信部
12 回線設定部
13 収集データ蓄積部
14 局条件データベース部
15 タイマ部
2、2−1、2−2、2−N 観測局
21 送受信部
22 回線設定部
23 観測部
24 スケジュール蓄積部
25 タイマ部

Claims (10)

  1. データ収集局が、複数の観測局から1以上の周波数チャネルによりデータ収集を行うシステムであって、
    データ収集局は、
    各観測局から定期的に受信する定期データについて、各観測局の定期データ送信時刻及びそのときに使用する周波数チャネルについての情報である定期スケジュールを保存する手段と、
    定期スケジュールを各観測局に通知する手段と、
    を有し、
    観測局は、
    通知された定期スケジュールに基づき定期データを送信する手段と、
    定期データ以外の不定期データが発生した場合は、通知された定期スケジュールから判定できる、周波数チャネルの空き時間を使用して不定期データを送信する手段と、
    を有することを特徴とするシステム。
  2. データ収集局が、複数の観測局から1以上の周波数チャネルによりデータ収集を行うシステムであって、
    データ収集局は、
    各観測局から定期的に受信する定期データについて、各観測局の定期データ送信時刻及びそのときに使用する周波数チャネルについての情報である定期スケジュールを保存する手段と、
    定期スケジュールを各観測局に通知する手段と、
    定期スケジュールから、各周波数チャネルの空き時間の情報である空きスケジュールを求め、空きスケジュールを各観測局に通知する手段と、
    を有し、
    観測局は、
    通知された定期スケジュールに基づき定期データを送信する手段と、
    定期データ以外の不定期データが発生した場合は、通知された空きスケジュールに基づき、周波数チャネルの空き時間を使用して不定期データを送信する手段と、
    を有することを特徴とするシステム。
  3. データ収集局は、空きスケジュールの通知を、通知の時点で空いている周波数チャネルを指定する空き周波数通知信号の送信により行うことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. データ収集局は、観測局を1以上の観測局からなるグループに分け、グループに通知する空きスケジュールを、定期スケジュールから求めた空きスケジュールの全部又は一部に、グループに応じて変更することを特徴とする請求項2又は3に記載のシステム。
  5. データ収集局は、前記定期スケジュールの通知を、定期データ送信時刻毎に、その時刻で定期データを送信する観測局及びその観測局が使用する周波数チャネルを指定する送信周波数割当信号の送信により行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 各観測局から定期的に受信する定期データの、各観測局での送信時刻及びそのときに使用する周波数チャネルについての情報である定期スケジュールを有するデータ収集局が、複数の観測局から1以上の周波数チャネルにより定期データ及び定期データ以外の不定期データを収集する方法であって、
    データ収集局が、定期スケジュールを各観測局に通知するステップと、
    観測局が、通知された定期スケジュールに基づき定期データを送信するステップと、
    を有し、
    観測局において不定期データが発生した場合に、観測局は、通知された定期スケジュールから判定できる、周波数チャネルの空き時間を使用して不定期データを送信することを特徴とする方法。
  7. 各観測局から定期的に受信する定期データの、各観測局での送信時刻及びそのときに使用する周波数チャネルについての情報である定期スケジュールを有するデータ収集局が、複数の観測局から1以上の周波数チャネルにより定期データ及び定期データ以外の不定期データを収集する方法であって、
    データ収集局が、定期スケジュールを各観測局に通知するステップと、
    データ収集局が、定期スケジュールに基づき、各周波数チャネルの空き時間の情報である空きスケジュールを各観測局に通知するステップと、
    観測局が、通知された定期スケジュールに基づき定期データを送信するステップと、
    を有し、
    観測局において不定期データが発生した場合に、観測局は、通知された空きスケジュールに基づき、周波数チャネルの空き時間を使用して不定期データを送信することを特徴とする方法。
  8. データ収集局は、空きスケジュールの通知を、通知の時点で空いている周波数チャネルを指定する空き周波数通知信号の送信により行うことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. データ収集局は、観測局を1以上の観測局からなるグループに分け、グループに通知する空きスケジュールを、定期スケジュールから求めた空きスケジュールの全部又は一部に、グループに応じて変更することを特徴とする請求項7又は8に記載の方法。
  10. データ収集局は、定期スケジュールの通知を、定期データ送信時刻毎に、その時刻で定期データを送信する観測局及びその観測局が使用する周波数チャネルを指定する送信周波数割当信号の送信により行うことを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の方法。
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