JP4537480B2 - 連結装置及び電子機器 - Google Patents

連結装置及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4537480B2
JP4537480B2 JP2008315115A JP2008315115A JP4537480B2 JP 4537480 B2 JP4537480 B2 JP 4537480B2 JP 2008315115 A JP2008315115 A JP 2008315115A JP 2008315115 A JP2008315115 A JP 2008315115A JP 4537480 B2 JP4537480 B2 JP 4537480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating member
housing
casing
groove
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008315115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009186006A (ja
Inventor
穣 小山
康彦 川崎
Original Assignee
株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ filed Critical 株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ
Priority to JP2008315115A priority Critical patent/JP4537480B2/ja
Priority to US12/352,466 priority patent/US8707516B2/en
Publication of JP2009186006A publication Critical patent/JP2009186006A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4537480B2 publication Critical patent/JP4537480B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

本発明は、連結装置及び電子機器に関する。
携帯電話機には様々なタイプのものがある。例えば、1つの筐体の前面に表示部と入力部が設けられた所謂ストレートタイプ型、2つの筐体をヒンジ機構によって連結した折り畳み型(例えば、特許文献1参照)、2つの筐体を直線的にスライドするよう連結した直線スライド型、2つの筐体を円弧状にスライドするよう連結した回転スライド型等がある。
特開2001−136252号公報
2つの筐体を連結した携帯電話機などの電子機器においては、連結部の隙間に塵・砂等の異物が進入してしまう。異物が進入した状態で2つの筐体を動かすと、異物によって筐体や連結部を傷つけてしまう。
そこで、本発明の課題は、電子機器の連結部分等の異物による損傷を抑えるようにすることである。
以上の課題を解決するために、本願発明に係る連結装置は、
第1の筐体と第2の筐体とを回動可能に連結する連結装置であって、
前記第1の筐体に設けられた第1の回動部材と、
前記第2の筐体に設けられ、前記第1の筐体の表面の一部に沿う周面を有し、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが相対的に回動するように、前記第1の回動部材と連結された第2の回動部材と、
前記第2の回動部材に凸設され、前記第1の筐体と前記第2の回動部材との間に構成される隙間を、前記第2の筐体の回動に伴って移動し清掃するワイパブレードと、
を備えることを特徴とする。
前記第1の回動部材に対して回動可能に連結されていると共に前記第2の回動部材に回動可能に連結されている第3の回動部材を更に備え、前記隙間内を前記第2の筐体の回動に伴って移動するワイパブレードは、前記第3の回動部材に支持されていてもよい。
前記第1の回動部材と前記第3の回動部材との一方に設けられ、前記第1の回動部材及び前記第3の回動部材の回動軸を中心とした円弧状に形成された第1の溝と、前記第1の回動部材と前記第3の回動部材との他方に設けられ、前記第1の溝に挿入された第1のピンと、前記第2の回動部材と前記第3の回動部材との一方に設けられ、前記第2の回動部材及び前記第3の回動部材の回動軸を中心とした円弧状に形成された第2の溝と、前記第2の回動部材と前記第3の回動部材との他方に設けられ、前記第2の溝に挿入された第2のピンとを更に備えてもよい。
前記ワイパブレードの移動範囲は、前記第1の溝及び前記第2の溝によって、前記第1の筐体の表面の一部と前記第2の回動部材の周面との間の隙間の一方の開口から他方の開口に制限されているようにしてもよい。
前記ワイパブレードを複数凸設するようにしてもよい。
前記ワイパブレードは弾性材からなるヒンジラバーに凸設され、このヒンジラバーを一体的に設けるようにしてもよい。
上述の連結装置と第1及び第2の筐体とを備える電子機器を提供してもよい。
本発明によれば、2つの筐体を連結した電子機器の連結部の隙間に塵・砂等の異物が進入しても、その隙間に進入した異物が清掃機構によって拭い出される。そのため、電子機器の連結部分等の損傷を抑えることができる。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも、電子機器から異物を除去するための清掃機構を備える電子機器である。以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
(実施形態1)
図1は、電子機器1を示した斜視図である。
この電子機器1は携帯電話機である。この電子機器1においては、第1の筐体2がヒンジ機構3によって第2の筐体8に連結されている。第1の筐体2の前面側には操作部21が設けられている。操作部21は、複数のキートップ22及び各キートップ22に対応したプッシュスイッチ等を有するものである。第2の筐体8の前面側には、液晶ディスプレイパネル又は有機ELディスプレイパネル等を有する表示部81が設けられている。
ヒンジ機構3によって第2の筐体8が第1の筐体2に対して相対的に回動可能となっている。具体的には、ヒンジ機構3による第1の筐体2と第2の筐体8の回動によって、第1の筐体2の前面が第2の筐体8の前面に相対して第1の筐体2と第2の筐体8が閉じた状態となるとともに、第1の筐体2及び第2の筐体8の前面が正面を向いて第1の筐体2と第2の筐体8が開いた状態となる。
ヒンジ機構3について詳細に説明する。図2は、ヒンジ機構3を分解して第1の筐体2と第2の筐体8を離した状態を示した分解斜視図であり、図3は、ヒンジ機構3の枢軸38に垂直な面を示した断面図である。
図2及び図3に示すように、ヒンジ機構3は、第1の筐体2に設けられた2つの第1の回動部材31,33と、第2の筐体8に設けられた第2の回動部材35と、これら回動部材31,33,35に通された枢軸38と、枢軸38を通したリング状のラバー46と、第2の回動部材35の周面に凸設されたワイパブレード40と、第1の回動部材33の軸孔34を側方から閉塞したカバー39と、を備える。なお、第1の回動部材31,33が第1の連結部材であり、第2の回動部材35が第2の連結部材である。
一方の第1の回動部材31は、第1の筐体2の上端部であってその左側に設けられ、他方の第1の回動部材33は、第1の筐体2の上端部であってその右側に設けられている。
第1の回動部材31,33は、第1の筐体2と一体成型されたものであるか、又は、第1の筐体2に組み付けられたものである。第1の回動部材31,33には、第1の筐体2の幅方向に対して平行な軸孔32,34がそれぞれ形成されている。軸孔32,34は同心となっている。
第2の回動部材35は、第2の筐体8の下端部であってその左右方向における中央部に設けられている。第2の回動部材35は、第2の筐体8と一体成形されたものであるか、又は、第2の筐体8に組み付けられたものである。第2の回動部材35には、第2の筐体8の幅方向に対して平行な軸孔36が形成されている。また、この第2の回動部材35の周面37は、軸孔36の軸線を中心とした円柱面となっている。
枢軸38は第1の回動部材33の右側から軸孔34に通され、更に第2の回動部材35の軸孔36に通され、更に第1の回動部材31の軸孔32に通されている。これら回動部材31,33,35が枢軸38に軸支されている。このような枢軸38によって第2の回動部材35が枢軸38の軸心を中心にして第1の回動部材31,33に対して回動可能となって第1の回動部材31,33に連結されている。そのため、第2の回動部材35が枢軸38及び第1の回動部材31,33を介して第1の筐体2に連結され、第2の回動部材35が第1の筐体2に対して相対的に回動可能となっている。なお、枢軸38が第1の回動部材31,33と第2の回動部材35のどちらか一方に固定されていてもよい。また、二本の枢軸を用いて一方の枢軸によって第1の回動部材31と第2の回動部材35を回動可能に連結するとともに他方の枢軸によって第1の回動部材33と第2の回動部材35を回動可能に連結してもよい。また、ヒンジユニット(ヒンジユニットは回動可能に連結された二つの回動部を有するものである。)の一方の回動部を第1の回動部材31の軸孔32にはめ込み、他方の回動部を第2の回動部材35の軸孔36にはめ込み、枢軸38によって第1の回動部材33と第2の回動部材35を回動可能に連結してもよい。
また、枢軸38は第1の回動部材33と第2の回動部材35との間においてリング状のラバー46に通され、ラバー46が第1の回動部材33と第2の回動部材35との間に挟持されている。第1の回動部材33と第2の回動部材35の隙間がラバー46によって埋められ、第1の回動部材31と第2の回動部材35の隙間が解消される。なお、ラバー46は第1の回動部材33と第2の回動部材35によって圧縮されてもよい。また、ラバー41と同様のラバーが第1の回動部材33と第2の回動部材35との間に挟持されてもよい。
第1の筐体2の上端部であって第1の回動部材31,33の間には、凹面状の円柱面23が形成されている。この円柱面23は、軸孔32,34の中心線を中心とした円柱面である。そして、第2の回動部材35が枢軸38によって第1の回動部材31,33に連結された状態では、第2の回動部材35の周面37が円柱面23に沿っている。そのため、第2の回動部材35が、第1の筐体2の表面の一部である円柱面23に沿って第1の筐体2に対して相対的に移動可能な連結部材である。
第2の回動部材35の周面37と円柱面23との間に隙間41が形成される。この隙間41は、第1の筐体2の前面側で開口するとともに、第1の筐体2の上端側でも開口している。
第2の回動部材35の周面37には、ワイパブレード40が凸設されている。ワイパブレード40は、軸孔36の軸心に対して平行な方向に延在した条状の突部であって、第2の回動部材35の左端から右端にかけて形成されている。ワイパブレード40の設置位置は、第1の筐体2と第2の筐体8が開いた状態において前側になるような位置である。第2の回動部材35の周面37を基準としたワイパブレード40の高さが隙間41の間隔と等しいと、ワイパブレード40が隙間41に入り込んだ状態ではワイパブレード40の頂上部が第1の筐体2の円柱面23に接する。なお、ワイパブレード40は、筐体2と筐体8を開閉したときにワイパブレード40が円柱面23上を動く位置ならば回動部材35の周面のどこに設けてもよい。
以上のように構成された電子機器1においては、ユーザが第1の筐体2と第2の筐体8を閉じると、ワイパブレード40が隙間41の前側開口42に入り込み、隙間41に入り込んだ異物がワイパブレード40によって隙間41の上側開口43に拭い去られる。第1の筐体2の前面と第2の筐体8の前面が向き合って第1の筐体2と第2の筐体8が閉じた状態では、ワイパブレード40が上側開口43に位置してその開口43を塞ぐか、又は、上側開口43から隙間41の外へ出ている。一方、ユーザが第1の筐体2と第2の筐体8を開くと、隙間41に入り込んだ異物がワイパブレード40によって隙間41の前側開口42に拭い去られる。
このように、第1の筐体2と第2の回動部材35との間に生じている隙間41に塵・砂等の異物が進入しても、各筐体2,8を相対的に移動させた場合に異物を排除することができ、第1の筐体2や第2の回動部材35の表面を傷つけることがなくなる。
なお、第2の筐体8の下端部であって第2の回動部材35の左右両側には、軸孔36の中心線を中心とした円柱面状の凹面が形成され、第1の回動部材31,33の周面がそれら凹面に沿い、第1の回動部材31,33の周面とそれら凹面との間に隙間が形成され、第1の回動部材31,33の周面にワイパブレードが凸設されてもよい。これにより、ユーザが第1の筐体2と第2の筐体8を開閉すると、第1の回動部材31,33と第2の筐体8との間に形成された隙間に異物が進入しても、第1の回動部材31,33の周面に凸設されたワイパブレードによって異物が拭い去られる。
また、ワイパブレード40は第2の回動部材35と一体成形された突起でなはなく、第2の回動部材35に取り付けられたブラシ又はゴム弾性材であってもよい。
(実施形態2)
図4は、電子機器1Aを示した斜視図である。図5は、ヒンジ機構3Aを分解して第1の筐体2Aと第2の筐体8Aを離した状態を示した分解斜視図であり、図6は、ヒンジ機構3Aの枢軸に垂直な面を示した断面図である。実施形態1の電子機器1の各部とこれに相当する実施形態2の電子機器1Aの各部とに対して共通数字の符号を付し、実施形態2の電子機器1Aの各部の符号については共通数字に「A」を付す。
実施形態2の電子機器1Aにおいては、複数のワイパブレード40Aが第2の回動部材35Aの周面37Aに凸設されている。これらワイパブレード40Aは、第2の回動部材35Aの左端から右端にかけて軸孔36Aの軸心に対して平行に設けられている。そして、これらワイパブレード40Aは、第2の回動部材35Aの周方向に配列されている。このように複数のワイパブレード40Aが設けられているので、第1の筐体2Aに対する第2の筐体8Aの開き角がどの程度であっても、異物を拭い去ることができるとともに異物の進入も抑えることができる。
なお、複数のワイパブレード40Aが第2の回動部材35Aに設けられたことを除いて、実施形態2の電子機器1Aの各部は、それに相当する実施形態1の電子機器1の各部と同様に構成されている。
(実施形態3)
図7は、電子機器1Bを示した斜視図である。図8(a)は、ヒンジ機構3Bを分解して第1の筐体2Bと第2の筐体8Bを離した状態を示した分解斜視図であり、図8(b)は、ヒンジ機構3Bのヒンジラバー44Bを示した斜視図であり、図9は、ヒンジ機構3Bの枢軸に垂直な面を示した断面図である。実施形態1の電子機器1の各部とこれに相当する実施形態3の電子機器1Bの各部とに対して共通数字の符号を付し、実施形態3の電子機器1Bの各部の符号については共通数字に「B」を付す。
実施形態1においてはワイパブレード40が第2の回動部材35に一体成型されたものであるが、本実施形態においてはワイパブレード40Bが第2の回動部材35Bに一体成型されておらず、ワイパブレード40Bがヒンジラバー44Bに設けられている。ここで、ヒンジラバー44Bには収納空間85Bが形成されており、第2の回動部材35Bが収納空間85Bに収納され、ヒンジラバー44Bが第2の回動部材35Bを抱持している。第2の回動部材35Bにヒンジラバー44Bが組み付けられた状態では、ヒンジラバー44Bの周面45Bが第1の筐体2Bの円柱面23Bに沿い、ヒンジラバー44Bの周面
45Bと円柱面23Bとの間に隙間41Bが形成される。
ワイパブレード40Bはヒンジラバー44Bの周面45Bに凸設されている。ワイパブレード40Bはヒンジラバー44Bに一体成型され、これらワイパブレード40B及びヒンジラバー44Bはゴム弾性材からなる。ワイパブレード40Bと第1の筐体2Bの円柱面23Bとの間に異物が進入しても、ゴム弾性材であるワイパブレード40Bが変形するので、異物によってワイパブレード40B及び円柱面23Bが傷つくことがない。
また、第1の回動部材33Bと第2の回動部材35Bとの間にラバーが介在していないが、ヒンジラバー44Bの端面86Bが第1の回動部材31Bと第2の回動部材35Bの間に挟まれ、反対側の端面87Bが第1の回動部材33Bと第2の回動部材35Bの間に挟まれている。これにより、第1の回動部材31B,33Bと第2の回動部材35Bとの間に異物が進入するのが防止されている。なお、端面86B,87Bには軸孔88Bが形成され、枢軸38Bは軸孔88Bに通される。
以上に説明したことを除いて、実施形態3の電子機器1Bの各部は、それに相当する実施形態1の電子機器1の各部と同様に構成されている。
(実施形態4)
図10は、電子機器1Cを示した斜視図である。図11は、ヒンジ機構3Cを分解して第1の筐体2Cと第2の筐体8Cを離した状態を示した分解斜視図であり、図12は、ヒンジ機構3Cの枢軸38Cに垂直な面を示した断面図である。実施形態3の電子機器1Bの各部とこれに相当する実施形態4の電子機器1Cの各部とに対して共通数字の符号を付し、実施形態4の電子機器1Cの各部の符号については共通数字に「C」を付す。
実施形態4の電子機器1Cにおいては、複数のワイパブレード40Cがヒンジラバー44Cの周面45Cに凸設されている。これらワイパブレード40Cは、ヒンジラバー44Cの周方向に配列されている。複数のワイパブレード40Cがヒンジラバー44Cに設けられたことを除いて、実施形態4の電子機器1Cの各部は、それに相当する実施形態3の電子機器1Bの各部と同様に構成されている。
(実施形態5)
図13は、電子機器1Dを示した斜視図である。図14は、図13に示されたD領域を拡大して示した正面図であり、図15は、ヒンジ機構3Dを分解して第1の筐体2Dと第2の筐体8Dを離した状態を示した分解斜視図である。実施形態1の電子機器1の各部とこれに相当する実施形態5の電子機器1Dの各部とに対して共通数字の符号を付し、実施形態5の電子機器1Dの各部の符号については共通数字に「D」を付す。
本実施形態の電子機器1Dと実施形態1の電子機器1とでは、第1の筐体2,2Dの前面側に操作部21,21Dが設けられ、第2の筐体8,8Dの前面側に表示部81,81Dが設けられている点で一致する。一方、電子機器1Dのヒンジ機構3Dが電子機器1のヒンジ機構3と相違するので、ヒンジ機構3Dについて詳細に説明する。
ヒンジ機構3Dは、第1の筐体2Dに設けられた2つの第1の回動部材31D,33Dと、第2の筐体8Dに設けられた第2の回動部材35Dと、第1の回動部材31Dと第2の回動部材35Dとの間に介在した第3の回動部材50Dと、第1の回動部材33Dと第2の回動部材35Dとの間に介在した第3の回動部材60Dと、これら回動部材31D,33D,35D、第3の回動部材50D,60Dに通された枢軸38Dと、第3の回動部材50D,60Dに架設されたワイパブレード40Dと、第1の回動部材33Dの軸孔34Dを側方から閉塞したカバー39Dと、第3の回動部材50Dに巻かれたリング状のラバー71D,72Dと、第3の回動部材60Dに巻かれたリング状のラバー73D,74Dと、を備える。
一方の第1の回動部材31Dは、第1の筐体2Dの上端部であってその左側に設けられ、他方の第1の回動部材33Dは、第1の筐体2Dの上端部であってその右側に設けられている。第1の回動部材31D,33Dには、軸孔32D,34Dがそれぞれ形成されている。また、第1の筐体2Dの上端部であって第1の回動部材31D,33Dの間には、凹面状の円柱面23D(図18、図20に図示)が形成されている。
第2の回動部材35Dは、第2の筐体8Dの下端部であってその左右方向における中央部に設けられている。第2の回動部材35Dには、第2の筐体8Dの幅方向に対して平行な軸孔36Dが形成されている。また、この第2の回動部材35Dの周面37Dは、軸孔36Dの中心線を中心とした円柱面となっている。
第3の回動部材50D,60Dには軸孔51D,61Dがそれぞれ形成され、軸孔51D,61Dが同心となっている。
枢軸38Dは第1の回動部材33Dの右側から軸孔34Dに通され、第3の回動部材60Dの軸孔61D、第2の回動部材35Dの軸孔36D、第3の回動部材50Dの軸孔51D及び第1の回動部材31Dの軸孔32Dに順に通されている。これら回動部材31D,33D,35D,第3の回動部材50D,60Dが枢軸38Dに軸支されている。
第3の回動部材50D,60Dが枢軸38Dによって第1の回動部材31D,33Dに対して相対的に回動可能となって第1の回動部材31D,33Dに連結されている。また、第3の回動部材50D,60Dが枢軸38Dによって第2の回動部材35Dに対して相対的に回動可能となって第2の回動部材35Dに連結されている。そのため、第3の回動部材50D,60Dが、第1の筐体2Dの表面の一部である円柱面23D(図18〜図21に図示)に沿って第1の筐体2Dに対して相対的に移動可能な連結部材である。
図16、図17は、ヒンジ機構3Dの主要部を分解した状態で示した斜視図である。
図16、図17に示すように、第1の回動部材31Dの右側の側面(第3の回動部材50Dの面)には、軸孔32Dの中心線を中心とした円弧状の第1の溝56Dが形成されている。第3の回動部材50Dの左側の側面(第1の回動部材31D側の面)には第1のピン55Dが凸設されている。軸孔51Dの中心線からピン55Dまでの距離は軸孔32Dを中心とした溝56Dの径に等しく、ピン55Dが溝56Dに挿入されている。第3の回動部材50Dが第1の回動部材31Dに対して相対的に回動可能となっているので、ピン55Dが溝56Dに沿って移動可能となっている。溝56Dの両端部57D,58Dがス
トッパとして機能し、第1の回動部材31Dに対する第3の回動部材50Dの回動可能範囲は、ピン55Dが溝56Dの一端部57Dに当接する位置からピン55Dが溝56Dの他端部58Dに当接する位置までに制限される。なお、ピン55Dが第1の回動部材31Dの右側の側面に形成され、溝56Dが第3の回動部材50Dの左側の側面に形成されてもよい。
第1の回動部材33Dと第3の回動部材60Dについても、円弧状の溝66Dが第1の回動部材33Dに形成され、ピン65Dが第3の回動部材60Dに凸設され、ピン65Dが溝66Dに挿入されている。これにより、第1の回動部材33Dに対する第3の回動部材60Dの回動可能範囲は、ピン65Dが溝66Dの一端部67Dに当接する位置からピン65Dが溝66Dの他端部68Dに当接する位置までに制限される。
第3の回動部材50Dの右側の側面(第2の回動部材35D側の面)には、軸孔51Dの中心線を中心とした円弧状の第2の溝52Dが形成されている。第2の回動部材35Dの左側の側面(第3の回動部材50D側の面)には第2のピン59Dが凸設されている。軸孔36Dの中心線からピン59Dまでの距離は軸孔51Dを中心とした溝52Dの径に等しく、ピン59Dが溝52Dに挿入されている。第3の回動部材50Dが第2の回動部材35Dに対して相対的に回動可能となっているので、ピン59Dが溝52Dに沿って移動可能となっている。溝52Dの両端部53D,54Dがストッパとして機能し、第2の回動部材35Dに対する第3の回動部材50Dの回動可能範囲は、ピン59Dが溝52Dの一端部53Dに当接する位置からピン59Dが溝52Dの他端部54Dに当接する位置までに制限される。なお、ピン59Dが第3の回動部材50Dの右側の側面に形成され、溝52Dが第2の回動部材35Dの左側の側面に形成されてもよい。
第2の回動部材35Dと第3の回動部材60Dについても、円弧状の溝62Dが第3の回動部材60Dに形成され、ピン69Dが第2の回動部材35Dに凸設され、ピン69Dが溝62Dに挿入されている。これにより、第2の回動部材35Dに対する第3の回動部材60Dの回動可能範囲は、ピン69Dが溝62Dの一端部63Dに当接する位置からピン69Dが溝62Dの他端部64Dに当接する位置までに制限される。
ワイパブレード40Dは第3の回動部材50D,60Dと一体成型されている。ワイパブレード40Dは、第2の回動部材35Dの軸孔36Dに対して平行な状態となって第2の回動部材35Dの周面37Dに当接している。なお、ワイパブレード40Dはゴム弾性材であってもよいし、ブラシであってもよい。
図15に示すように、ラバー71Dが第2の回動部材35Dと第3の回動部材50Dとの間の隙間を埋め、ラバー72Dが第1の回動部材31Dと第3の回動部材50Dとの間の隙間を埋め、ラバー73Dが第2の回動部材35Dと第3の回動部材60Dとの間の隙間を埋め、ラバー74Dが第1の回動部材33Dと第3の回動部材60Dとの間の隙間を埋めている。
図18〜図21を用いて、ヒンジ機構3D及び電子機器1Dの動きについて説明する。
図18及び図20は、図14に示されたAA線に沿った面の矢視断面図であり、図19及び図21は、図14に示されたBB線に沿った面の矢視断面図である。図18及び図19では、第1の筐体2Dと第2の筐体8Dが開く動作を(a)〜(d)に順に示す。図20及び図21では、第1の筐体2Dと第2の筐体8Dが開く動作を(a)〜(d)の順に示す。
図18(a)及び図19(a)に示すように、第1の筐体2Dと第2の筐体8Dが閉じた状態では、ピン69Dが溝62Dの端部64D側に位置し、ピン65Dが溝66Dの端部67Dに当接し、ワイパブレード40Dが隙間41Dの一方の開口42Dに位置してその開口42Dを閉塞している。図示は省略するが、ピン59Dが溝52Dの端部54D側に位置し、ピン55Dが溝56Dの端部57Dに当接している。
ユーザが第1の筐体2Dと第2の筐体8Dを開くと、第2の回動部材35Dが第3の回動部材50D,60Dに対して回動するので、ピン59D,69Dが溝62Dの端部64D側から端部63D側へ移動する。この時、第3の回動部材50D,60Dが第1の回動部材31D,33Dに対して回動しないので、ピン55D,65Dが溝56D,66Dの端部57D,67Dから離れない。そのため、隙間41Dの一方の開口42Dがワイパブレード40Dによって塞がれた状態が保たれる。
こうして、ユーザが図18(a)、図19(a)の状態を基準として第1の筐体2Dに対して第2の筐体8Dを80°開くと、ピン59D,69Dが溝52D,62Dの他方の端部53D,63Dに当接する(図18(b)、図19(b)参照)。そのため、ユーザが第1の筐体2Dに対して第2の筐体8Dを更に開くと、ピン59D,69Dによって第3の回動部材50D,60Dが押されて、第3の回動部材50D,60Dが第2の回動部材35Dとともに回動する(図18(c)、図19(c)参照)。この時、第3の回動部材50D,60Dが第1の回動部材31D,33Dに対して回動するので、ピン55D,
65Dが溝56D,66Dの一方の端部57D,67Dから離れて他方の端部58D,68Dに向かって移動するとともに、ワイパブレード40Dが隙間41Dを一方の開口42Dから他方の開口43Dに向かって移動する。このように、第1の筐体2Dと第2の回動部材35Dとの間に生じている隙間41Dに異物が進入しても、異物がワイパブレード40Dによって拭い去れる。
そして、ユーザが図18(a)、図19(a)の状態を基準として第1の筐体2Dに対して第2の筐体8Dを170°開くと、ピン55D,65Dが溝56D,66Dの他方の端部58D,68Dに当接し(図18(d)、図19(d)、図20(a)、図21(a)参照)、第3の回動部材50D,60Dが第1の回動部材31D,33D及び第1の筐体2Dに対してそれ以上回動しない。更に、ピン59D,69Dが溝の端部53D,63Dに当接しているので、第2の筐体8Dが第3の回動部材50D,60Dに対してそれ以上開く方向に回動しない。従って、第1の筐体2Dと第2の筐体8Dが170°以上開かなくなる。この状態において、ワイパブレード40Dが隙間41Dの他方の開口43Dに位置してその開口43Dを閉塞している。
一方、ユーザが図20(a)、図21(a)の状態から第1の筐体2Dと第2の筐体8Dを閉じると、第2の回動部材35Dが第3の回動部材50D,60Dに対して回動するので、ピン59D,69Dが溝62Dの端部63D側から端部64D側へ移動する。この時、第3の回動部材50D,60Dが第1の回動部材31D,33Dに対して回動しないので、ピン55D,65Dが溝56D,66Dの端部58D,68Dから離れない。そのため、隙間42Dの開口43Dがワイパブレード40Dによって塞がれた状態が保たれる。
こうして、ユーザが図20(a)、図21(a)の状態を基準として第1の筐体2Dに対して第2の筐体8Dを80°閉じると、ピン59D,69Dが溝52D,62Dの端部54D,64Dに当接する(図20(b)、図21(b)参照)。そのため、ユーザが第1の筐体2Dに対して第2の筐体8Dを更に閉じると、ピン59D,69Dによって第3の回動部材50D,60Dが押されて、第3の回動部材50D,60Dが第2の回動部材35Dとともに回動する(図20(c)、図21(c)参照)。この時、第3の回動部材50D,60Dが第1の回動部材31D,33Dに対して回動するので、ピン55D,6
5Dが溝66Dの端部58D,68Dから離れて反対の端部57D,67Dに向かって移動するとともに、ワイパブレード40Dが隙間41Dを開口43Dから他方の開口42Dに向かって移動する。このように、第1の筐体2Dと第2の回動部材35Dとの間に生じている隙間41Dに異物が進入しても、異物がワイパブレード40Dによって拭い去れる。
そして、ユーザが図20(a)、図21(a)の状態を基準として第1の筐体2Dに対して第2の筐体8Dを170°閉じると、第1の筐体2Dの前面と第2の筐体8Dの前面が向き合い、第1の筐体2Dと第2の筐体8Dがそれ以上回動しなくなる(図20(d)、図21(d)、図18(a)、図19(a)参照)。この状態において、ピン55D,65Dが溝56D,66Dの端部57D,67Dに当接し、第3の回動部材50D,60Dが第1の回動部材31D,33D及び第1の筐体2Dに対してそれ以上回動しない。この状態において、ワイパブレード40Dが隙間41Dの開口42Dに位置してその開口4
2Dを閉塞している。
以上のように、第1の筐体2Dと第2の筐体8Dが閉じた状態(図18(a)、図19(a)、図20(d)、図21(d))では、隙間41Dの前側の開口43Dが第1の筐体2Dによって覆われ、隙間41Dの上側の開口42Dがワイパブレード40Dによって塞がれているので、隙間41Dに異物が進入しにくい。一方、第1の筐体2Dと第2の筐体8Dが開いた状態(図18(d)、図19(d)、図20(a)、図21(a))では、隙間41Dの前側の開口43Dがワイパブレード40Dによって塞がれているので、隙間41Dに異物が進入しにくい。
また、枢軸38Dを中心とした隙間41Dの開口42Dから開口43Dまでの角度は、第1の筐体2Dに対して第2の筐体8Dが回動可能な範囲の角度よりも狭い。そうしたなか、第3の回動部材50D,60Dが第1の回動部材31D,33Dと第2の回動部材35Dとの間に介在し、第3の回動部材50D,60Dが第1の回動部材31D,33Dに対しても、第2の回動部材35に対しても回動可能となっている。そして、第1の回動部材31D,33Dに対して第3の回動部材50D,60Dが回動可能な範囲は、溝56D,66Dによって規定され、第2の回動部材35Dに対して第3の回動部材50D,60
Dが回動可能な範囲は溝52D,62Dによって規定されている。これら溝52D,62D,56D,66Dによって、第3の回動部材50D,60Dやワイパブレード40Dの回動可能な範囲の角度を、枢軸38Dを中心とした隙間41Dの開口42Dから開口43Dまでの角度に合わせることができる。
(実施形態6)
図22は電子機器1Eの正面図であり、図23は図22に示されたXXIII−XXIIIに沿った面の矢視断面図であり、図24は図22に示されたXXIV−XXIVに沿った面の矢視断面図である。
この第1の筐体2Eの前面の下部に操作部21Eが設けられている。操作部21Eは、複数のキートップ22E及び各キートップ22Eに対応したプッシュスイッチ等を有するものである。第1の筐体2Eの前面には、スライド機構90Eによって第2の筐体8Eの後面が連結されている。第2の筐体8Eが第1の筐体2Eの前面に沿って第1の筐体2Eに対して相対的に移動可能な連結部材である。つまり、スライド機構90Eによって第2の筐体8Eが第1の筐体2Eに対して相対的に、上下方向に且つ直線状にスライド移動可能となっている。第2の筐体8Eのスライド移動可能な範囲はスライド機構90Eによって定まり、その範囲は第1の筐体2Eの全体と第2の筐体8Eの全体が重なった位置から第2の筐体8Eが第1の筐体2Eに対して上にずれて第2の筐体8Eの下部が第1の筐体2Eの上部に重なった位置までである。第2の筐体8Eが第1の筐体2Eに対して上にずれた状態では、操作部21が露出し、第2の筐体8Eが第1の筐体2Eに重なった状態では、操作部21が第2の筐体8Eによって隠れる。
第2の筐体8Eの前面には、液晶ディスプレイパネル又は有機ELディスプレイパネル等を有する表示部81Eが設けられている。更に、第2の筐体8Eの前面であって表示部81Eの下側には、複数のキートップ82E等からなる操作部83Eが設けられている。
第1の筐体2Eの前面と第2の筐体8Eの後面との間には隙間41Eが形成されている。また、第2の筐体8Eの後面であってその上下の中間部には、複数のワイパブレード40Eが設けられている。これらワイパブレード40Eは、第2の筐体8Eのスライド方向に対して垂直な方向に延在した突条である。これらワイパブレード40Eは、第2の筐体8Eのスライド方向に対して垂直な方向に一列に配列されている。これらワイパブレード40Eは、ゴム弾性材又はブラシからなり、可撓性を有するものである。なお、ワイパブレード40Eは、第2の筐体8Eと一体成型されたものであって、第2の筐体8Eの後面
から突出した突起形状であってもよい。
第2の筐体8Eの後面を基準としたワイパブレード40Eの高さは隙間41Eの幅に等しく、ワイパブレード40Eの頂上部が第1の筐体2Eの前面に当接している。なお、ワイパブレード40Eの頂上部が第1の筐体2Eの前面から僅かに離れていてもよい。
ユーザが第1の筐体2Eに対して第2の筐体8Eを上にスライドさせると、第2の筐体8Eとともにワイパブレード40Eが上に移動する。そのため、隙間41Eに進入した異物がワイパブレード40Eによって隙間41Eから上側開口に拭い去られる。第2の筐体8Eがそのスライド可能な範囲の最上端に位置すると、ワイパブレード40Eが隙間41Eの上側開口に位置してその上側開口を塞ぐ。一方、ユーザが第1の筐体2Eに対して第2の筐体8Eを下にスライドさせると、第2の筐体8Eとともにワイパブレード40Eが下にスライドする。
(実施形態7)
図25及び図26は、電子機器1Fを示した背面図である。図25は表示部筐体8Fが縦長状態から横長状態に回動する過程を示し、図25(a)は縦長状態を示し、図25(d)は横長状態を示し、図25(b)、(c)は縦長状態と横長状態の間の状態を示す。図26は表示部筐体8Fが横長状態から縦長状態に回動する過程を示し、図26(a)は横長状態を示し、図26(d)は縦長状態を示し、図26(b)、(c)は横長状態と縦長状態の間の状態を示す。
本体部筐体2Fの上端部にはヒンジ部3Fを介して連結部材100Fが連結され、ヒンジ部3Fによる本体部筐体2Fと連結部材100Fの回動によって、本体部筐体2Fの前面が連結部材100Fの前面に対して相対して本体部筐体2Fと連結部材100Fが閉じた状態となるとともに、本体部筐体2F及び連結部材100Fの前面が正面を向いて本体部筐体2Fと連結部材100Fが開いた状態となる。
本体部筐体2Fの前面には、複数のキートップ等を有する操作部が設けられ、本体部筐体2Fの後面には、電子カメラ部29Fが設けられている。
連結部材100Fの前面にはスライド・回動機構を介して表示部筐体8Fの後面が連結され、連結部材100Fが表示部筐体8Fの後面に沿って表示部筐体8Fに対して相対的な移動を可能となっている。具体的には、表示部筐体8Fはスライド・回動機構によって連結部材100Fの前面に垂直な軸の回りに回動可能に設けられ、その軸が連結部材100Fの前面において上下にスライド可能となっている。そのため、表示部筐体8Fが連結部材100Fに対して縦長状態から横長状態に往復回動可能であり、表示部筐体8Fが横長状態及び縦長状態のどちらになっても、表示部筐体8Fが左右線対称となっている。
表示部筐体8Fの前面には、液晶ディスプレイパネル又は有機ELディスプレイパネル等を有する表示部が設けられている。
連結部材100Fの前面と表示部筐体8Fの後面との間において、ワイパブレード40Fが連結部材100Fの前面に設けられている。ワイパブレード40Fは、連結部材100Fの前面の左縁、上縁及び右縁に沿って設けられている。ワイパブレード40Fは、ゴム弾性材又はブラシからなり、可撓性を有するものである。なお、ワイパブレード40Fは連結部材100Fと一体成型されたものであって、連結部材100Fの前面から突起した突起形状であってもよい。
連結部材100Fの前面の前面を基準としたワイパブレード40Fの高さが連結部材100Fの前面と表示部筐体8Fの後面との間の隙間の間隔に等しく、ワイパブレード40Fの頂上が表示部筐体8Fの後面に当接している。なお、ワイパブレード40Fの頂上部が表示部筐体8Fの後面から僅かに離れていてもよい。
図25に示すように、ユーザが表示部筐体8Fを縦長状態から横長状態に回動させると、表示部筐体8Fの後面に付着した異物101Fがワイパブレード40Fによって拭い去られる。また、図26に示すように、ユーザが表示部筐体8Fを横長状態から縦長状態に回動させると、異物102Fがワイパブレード40Fによって拭い去られる。そのため、異物101F,102Fが表示部筐体8Fと連結部材100Fとの間の隙間に進入しない。
(実施形態8)
上記実施形態1から7においては、ワイパブレードを用いて異物を清掃したが、本願発明は、ワイパブレードを用いて異物を清掃する実施形態に限定されない。以下、隙間に空気噴射をすることにより、異物を除去する実施形態を説明する。
図27は、実施形態8に係る電子機器1Gを示した斜視図である。図28はヒンジ機構3Gを分解した状態を示した分解斜視図である。図29(a)はヒンジ機構3Gの枢軸38Gの中心線に沿う断面を示した概略図であり、図29(b)は図29(a)に示されたEE線に沿う面を示した矢視断面図であり、図29(c)は図29(a)に示されたFF線に沿う面を示した矢視断面図である。実施形態1の電子機器1の各部とこれに相当する実施形態8の電子機器1Gの各部とに対して共通数字の符号を付し、実施形態8の電子機器1Gの各部の符号については共通数字に「G」を付す。
電子機器1Gでは、第1の筐体2Gに小型の空気圧縮機111Gが取り付けられている。空気圧縮機111Gの吹き出し口は、可撓性を有するチューブ112Gを備えている。
第1の筐体2Gには、円筒状の継手部材113Gと、継手部材113Gを貫通して第1の回動部材へと導通する第1の流路114Gが形成されている。チューブ112Gは継手部材113Gに接続されている。
第1の回動部材33Gには、軸孔34Gの外側に、軸孔34Gの中心線を中心とする円弧状の第2の流路115Gが形成されている。第2の流路115Gは第1の回動部材33Gを貫通するとともに、第1の流路114Gと導通している。
第2の回動部材35Gには、軸孔36Gの中心線を中心とする円柱溝116Gと、軸孔36Gの外側に軸孔36Gの中心線を中心とする円弧状の溝である第3の流路117Gと、第3の流路117Gと周面37Gを貫通する空気噴射口118Gと、が形成されている。
ラバー46Gは、第1の回動部材33Gと第2の回動部材35Gの隙間を解消するとともに、流路を機器外部から気密する役割を果たしている。また、カバー39Gは、第1の回動部材33Gの軸孔34G及び第2の流路115Gを閉塞し、圧縮空気の流路を機器外部から気密する役割を果たしている。
空気圧縮機111Gが吐き出した圧縮空気は、チューブ112Gと、第1の流路114Gと、第2の流路115Gと、円柱溝116Gと、第3の流路117Gと、空気噴射口118Gと、を経由して隙間41Gへ噴射され、進入した異物を排出する。
電子機器1Gは、筐体の開閉動作を検出する図示しない開閉検出スイッチと図示しないメイン基板上の制御手段とを備え、開動作や閉動作の後に所定の時間だけ空気圧縮機111Gを作動させて隙間41Gを清掃する。
(実施形態9)
図30は、電子機器1Hを示した斜視図である。図31はヒンジ機構3Hを分解した状態を示した分解矢視図である。図32(a)はヒンジ機構3Hの枢軸38Hの中心線に沿う断面の概略図であり、図32(b)は図32(a)のGG線に沿った断面の概略図であって、共に第2の筐体8Hが第1の筐体2Hに対して閉じる動作を示している。図33(a)はヒンジ機構3Hの枢軸38Hの中心線に沿う断面の概略図であり、図33(b)は図33(a)のHH線に沿った断面の概略図であって、共に第2の筐体8Hが第1の筐体2Hに対して開く動作を示している。実施形態1の電子機器1の各部とこれに相当する実施形態9の電子機器1Hの各部とに対して共通数字の符号を付し、実施形態9の電子機器1Hの各部の符号については共通数字に「H」を付す。
電子機器1Hは、回動によって作動する空気圧縮機構を備える。
第1の回動部材33Hには、軸孔34Hの中心線に沿う扇形溝121H及び円柱溝122Hが形成されている。
枢軸38Hには、一端にスプラインが形成されている。
第2の回動部材35Hの軸孔36Hには、枢軸38Hに相当するスプラインが形成されている。
ベーン123Hは、円筒部124Hと、円筒部124Hの外周に中心線に沿うように設けられた羽根部125Hを備えたゴム成型品である。
カバー39Hには、枢軸38Hを受け入れる円筒状の軸溝126Hと、通気口127Hと、逆止弁128Hと、が設けられている。
第1の筐体2Hには、扇形溝121Hへ導通する第1の流路129Hと、円柱面23Hに沿う第2の流路130Hと、第2の流路130Hから円柱面23Hへ導通する空気噴射口131Hと、が形成されている。第1の流路129Hと第2の流路130Hは、可撓性のあるチューブ132Hで連結されて導通している。チューブ132Hの一端には、空気噴射口131Hからの空気の逆流を防止する逆止弁136Hが設けられている。
枢軸38Hは、ベーン123Hの円筒部124Hの内径に挿入されている。円筒部124Hの内径は枢軸38Hの外径よりやや小さくなっているため、ベーン123Hは枢軸38Hに結合する。
枢軸38Hの一端は、第1の回動部材33Hの軸孔34Hを通って、第2の回動部材35Hの軸孔36Hとスプラインで連結される。枢軸38Hの他端は、カバー39Hの軸溝126Hによって軸支される。
ベーン123Hの円筒部124Hの外周は第1の回動部材33Hの円柱溝122Hの円柱面と枢軸38Hに挟持され、羽根部125Hは扇形溝121Hおよびカバー39Hによって囲まれた扇形空間133Hの壁面と接触しているため、ベーン123Hは扇形空間133Hを大気室134Hと圧縮室135Hの二つの空間に仕切る。
このとき、通気口127Hは大気室134Hの周方向の端面に近い位置にあり、逆止弁128Hは圧縮室135Hの周方向の端面に近い位置にある。逆止弁128Hは、圧縮室135Hの吸気を可能とし、排気を不可能とする方向である。
カバー39Hの外側には、扇形空間133Hへの異物の進入を防止するフィルタ137Hが設けられている。
図32(a),(b)に示すように、第2の筐体8Hが閉じるとき、圧縮室135Hではベーン123Hの回動に伴い空気が圧縮される。圧縮空気は第1の流路129Hと、チューブ132Hと、第2の流路130Hと、空気噴射口131Hを経由して円柱面23Hから隙間41Hに噴射される。このときカバー39Hに設けられた逆止弁128Hは閉じており、チューブ132Hに設けられた逆止弁136Hは開いている。また、大気室134Hでは通気口127Hが機器外部から空気を取り込み、圧力変化による回動抵抗を解消する。
図33(a),(b)に示すように、第2の筐体8Hが開くとき、圧縮室135Hではベーン123Hの回動に伴い空気が膨張される。このときチューブ132Hに設けられた逆止弁136Hが閉じ、カバー39Hに設けられた逆止弁128Hが開いて吸気するため、空気噴出口131Hからの逆流が防止される。また、大気室134Hでは通気口127Hが機器外部へ空気を放出し、圧力変化による回動抵抗を解消する。
第1の回動部材33Hに構成した空気圧縮機構と同一の機構は、第1の回動部材31Hにも配置され、互いの圧縮空気は第2の流路130Hで合流する。
実施形態8に準じ、第1の回動部材34Hに第2の回動部材35Hへ導通する流路を形成し、第2の回動部材35Hに流路および空気噴射口を形成してもよい。
本実施形態では第2の筐体8Hが閉じるときにのみ空気噴射がなされるが、第1の回動部材31H、33Hに独立して設けられた空気圧縮機構に、それぞれ独立した流路および空気噴射口を形成することにより、開動時と閉動時の噴射を分担させてもよい。
(実施形態10)
本実施形態は、隙間内を弾性的に変位するヒンジカバーを備える。
図34は、電子機器1Iを示した斜視図である。図35(A)はヒンジ機構3Iを分解した状態を示した分解矢視図であり、図35(B)はヒンジ機構3Iのヒンジカバー141Iを示した斜視図である。図36は、ヒンジ機構3Iの回動の軸心に沿う断面を示した概略図である。
ヒンジカバー141Iは円筒形状の樹脂成型部品であり、開口142Iを備える。
弾性リング143Iはゴム成型部品であり、ヒンジカバー141Iの内径に相当する外径と、枢軸38Iの外径に相当する内径を備える。
第2の回動部材35Iは開口142Iからヒンジカバー141Iに挿入され、ヒンジカバー141Iに内包される。ただし、第2の回動部材35Iの周面とヒンジカバー141Iの内面は固定されず、間隙を持っている。
弾性リング143Iはヒンジカバー141Iの円筒部に両端から挿入される。
枢軸38Iは軸孔34Iと、弾性リング143Iと、軸孔36Iと、再び弾性リング143Iと、軸孔31Iを通ってヒンジ機構3Iを連結する。
第2の回動部材35Iの回動により、第2の筐体8Iが開口142Iの端面に当接するため、ヒンジカバー141Iもそれに伴って回動する。
ヒンジカバー141Iは、枢軸38Iに軸支された弾性リング143Iによって弾性的に保持されているが、ヒンジカバー141Iと他の要素との間には間隙がある。従って、第2の回動部材35Iの周面37Iと円柱面23Iとの間に構成される隙間41I内を弾性的に動くことができる。
ヒンジカバー141Iは、清掃のために手動で容易に動かすことができる。またヒンジカバー141Iは第1の筐体2Iに内蔵した図示しないバイブレータの作動によって振動することにより、隙間41Iに進入した異物を排出する。
なおヒンジカバー141Iを弾性的に保持する手段として、渦巻きばねなどのばね弾性体を用いてもよい。また、第2の回動部材35Iとヒンジカバー141Iの間に弾性体を設けてもよい。さらに、ヒンジカバー141Iと弾性リング143Iを弾性材料で一体に成型し、ヒンジカバー141I自体の変形を利用した清掃ができるようにしても良い。
なお、上記実施形態1から10に示した機構の何れか2つ以上を組みあわせてもよい。
また、上記実施形態8,10に示した機構の清掃タイミングは、電子機器の開閉に関係なく、所定スイッチの操作により所定の時間だけ噴射、あるいは振動を行うようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、電子機器1、1A〜1Iが携帯電話機であったが、ノート型パーソナルコンピュータ、ウェアラブルパーソナルコンピュータ、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、PDA(Personal Digital Assistance)、電子計算機、電卓、電子手帳、携帯型無線機、多機能型電子機器、その他の電子機器にも本発明を適用しても良い。
本発明の実施形態1における電子機器を示した斜視図である。 上記実施形態1の電子機器を分解して示した斜視図である。 上記実施形態1の電子機器のヒンジ機構を示した断面図である。 本発明の実施形態2における電子機器を示した斜視図である。 上記実施形態2の電子機器を分解して示した斜視図である。 上記実施形態2の電子機器のヒンジ機構を示した断面図である。 本発明の実施形態3における電子機器を示した斜視図である。 上記実施形態3の電子機器を分解して示した斜視図である。 上記実施形態3の電子機器のヒンジ機構を示した断面図である。 本発明の実施形態4における電子機器を示した斜視図である。 上記実施形態4の電子機器を分解して示した斜視図である。 上記実施形態4の電子機器のヒンジ機構を示した断面図である。 本発明の実施形態5における電子機器を示した斜視図である。 図13に示された領域Dを示した平面図である。 上記実施形態5の電子機器を分解して示した斜視図である。 上記実施形態5の電子機器のヒンジ機構を分解して示した斜視図である。 上記実施形態5の電子機器のヒンジ機構を分解して示した斜視図である。 上記実施形態5の電子機器のヒンジ機構の動きを示した断面図である。 上記実施形態5の電子機器のヒンジ機構の動きを示した断面図である。 上記実施形態5の電子機器のヒンジ機構の動きを示した断面図である。 上記実施形態5の電子機器のヒンジ機構の動きを示した断面図である。 本発明の実施形態6における電子機器を示した正面図である。 図22に示されたXXIII−XXIIIに沿った面の矢視断面図である。 図22に示されたXXIV−XXIVに沿った面の矢視断面図である。 本発明の実施形態7における電子機器の動きを示した背面図である。 上記実施形態7における電子機器の動きを示した背面図である。 本発明の実施形態8における電子機器の構成を示す斜視図である。 上記実施形態8の電子機器を分解して示した斜視図である。 (a)は、上記実施形態8の電子機器のヒンジ機構の断面図である。(b)は、図29(a)のE−E線での断面図である。(c)は、図29(a)のF−F線での断面図である。 本発明の実施形態9における電子機器の構成を示す斜視図である。 上記実施形態9の電子機器を分解して示した斜視図である。 (a)は、上記実施形態9の電子機器のヒンジ機構の断面図である。(b)は、図32(a)のG−G線での断面図である。 (a)は、上記実施形態9の電子機器のヒンジ機構の断面図である。(b)は、図32(a)のH−H線での断面図である。 本発明の実施形態10における電子機器の構成を示す斜視図である。 上記実施形態10の電子機器を分解して示した斜視図である。 は、上記実施形態10の電子機器のヒンジ機構の断面図である。
符号の説明
1,1A〜1I…電子機器、2,2A〜2E,2G〜2I…第1の筐体、2F…本体部筐体、3,3A〜3E,3G〜3I…ヒンジ機構、3F…ヒンジ部、8,8A〜8E,8G〜8I…第2の筐体、8F…表示部筐体、21,21A〜21I…操作部、22,22A〜22I…キートップ、23,23A〜23I…円柱面、29F…電子カメラ部、31,31A〜31I,33,33A〜33I…第1の回動部材、32,32A〜32I,34,34A〜34I…軸孔、35,35A〜35I…第2の回動部材、36,36A〜36I…軸孔、37,37A〜37I…周面、38,38A〜38I…枢軸、39,39A〜39I…カバー、40,40A〜40F…ワイパブレード、41,41A〜41I…隙間、42,42A〜42D,43,43A〜43D…開口、44B,44C…ヒンジラバー、45B,45C…周面、46,46A〜46H…ラバー、50D,60D…第3の回動部材、51D,61D… 軸孔、52D,62D,56D,66D…溝、53D,63D,54D,64D,57D,67D,58D,68D…端部、55D,65D,59D,69D…ピン、71D,72D,73D,74D…ラバー、81,81A〜81I…表示部、82E…キートップ、83E…操作部、85B,85C…収納空間、86B,87B,86C,87C…端面、88B,88C…軸孔、90E…スライド機構、100F…連結部材101F…異物、102F…異物、111G…空気圧縮機、112G…チューブ、113G…継手部材、114G…第1の流路、115G…第2の流路、116G…円柱溝、117G…第3の流路、118G…空気噴射口、121H…扇形溝、122H…円柱溝、123H…ベーン、124H…円筒部、125H…羽根部、126H…軸溝、127H…通気口、128H…逆止弁、129H…第1の流路、130H…第2の流路、131H…空気噴射口、132H…チューブ、133H…扇形空間、134H…大気室、135H…圧縮室、136H…逆止弁、137H…フィルタ、141I…ヒンジカバー、142I…開口、143I…弾性リング

Claims (7)

  1. 第1の筐体と第2の筐体とを回動可能に連結する連結装置であって、
    前記第1の筐体に設けられた第1の回動部材と、
    前記第2の筐体に設けられ、前記第1の筐体の表面の一部に沿う周面を有し、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが相対的に回動するように、前記第1の回動部材と連結された第2の回動部材と、
    前記第2の回動部材に凸設され、前記第1の筐体と前記第2の回動部材との間に構成される隙間を、前記第2の筐体の回動に伴って移動し清掃するワイパブレードと、
    を備えることを特徴とする連結装置。
  2. 記第1の回動部材に対して回動可能に連結されていると共に前記第2の回動部材に回動可能に連結されている第3の回動部材を更に備え、
    前記隙間内を前記第2の筐体の回動に伴って移動するワイパブレードは、前記第3の回動部材に支持されている、ことを特徴とする請求項に記載の連結装置。
  3. 前記第1の回動部材と前記第3の回動部材との一方に設けられ、前記第1の回動部材及び前記第3の回動部材の回動軸を中心とした円弧状に形成された第1の溝と、
    前記第1の回動部材と前記第3の回動部材との他方に設けられ、前記第1の溝に挿入された第1のピンと、
    前記第2の回動部材と前記第3の回動部材との一方に設けられ、前記第2の回動部材及び前記第3の回動部材の回動軸を中心とした円弧状に形成された第2の溝と、
    前記第2の回動部材と前記第3の回動部材との他方に設けられ、前記第2の溝に挿入された第2のピンと、
    を更に備えることを特徴とする請求項に記載の連結装置。
  4. 前記ワイパブレードの移動範囲は、前記第1の溝及び前記第2の溝によって、前記第1の筐体の表面の一部と前記第2の回動部材の周面との間の隙間の一方の開口から他方の開口に制限されていることを特徴とする請求項に記載の連結装置。
  5. 前記ワイパブレードを複数凸設したことを特徴とする請求項1に記載の連結装置。
  6. 前記ワイパブレードは弾性材からなるヒンジラバーに凸設され、このヒンジラバーを一体的に設けたことを特徴とする請求項1に記載の連結装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の連結装置と第1及び第2の筐体とを備える電子機器。
JP2008315115A 2008-01-10 2008-12-10 連結装置及び電子機器 Expired - Fee Related JP4537480B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008315115A JP4537480B2 (ja) 2008-01-10 2008-12-10 連結装置及び電子機器
US12/352,466 US8707516B2 (en) 2008-01-10 2009-01-12 Coupling device and electronic device

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008003278 2008-01-10
JP2008315115A JP4537480B2 (ja) 2008-01-10 2008-12-10 連結装置及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009186006A JP2009186006A (ja) 2009-08-20
JP4537480B2 true JP4537480B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=41069443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008315115A Expired - Fee Related JP4537480B2 (ja) 2008-01-10 2008-12-10 連結装置及び電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4537480B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5609622B2 (ja) * 2010-12-22 2014-10-22 トヨタ紡織株式会社 車両用シート
US11079810B2 (en) * 2019-06-18 2021-08-03 Apple Inc. Flexible cable durability
KR102696743B1 (ko) * 2019-12-10 2024-08-21 삼성전자주식회사 이물 대응 구조를 포함하는 전자 장치
KR20210156893A (ko) * 2020-06-18 2021-12-28 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001507419A (ja) * 1996-12-26 2001-06-05 オースチン アール ベア 長手方向被支持部分および長手方向自由端を備えた連続ヒンジ
JP2004153597A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Sanyo Electric Co Ltd スライド式無線端末機
JP2004161473A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Ricoh Co Ltd 異物除去装置、および画像形成装置
JP2006345283A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Sharp Corp 電子機器の筐体構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001507419A (ja) * 1996-12-26 2001-06-05 オースチン アール ベア 長手方向被支持部分および長手方向自由端を備えた連続ヒンジ
JP2004153597A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Sanyo Electric Co Ltd スライド式無線端末機
JP2004161473A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Ricoh Co Ltd 異物除去装置、および画像形成装置
JP2006345283A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Sharp Corp 電子機器の筐体構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009186006A (ja) 2009-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4537480B2 (ja) 連結装置及び電子機器
JP6357203B2 (ja) 電子機器のヒンジアセンブリ
US8707516B2 (en) Coupling device and electronic device
JP5599226B2 (ja) 開閉装置
CN100566646C (zh) 地板用吸尘头
US8414203B2 (en) Barrier device and image pickup apparatus having the same
US8182160B2 (en) Lens barrier apparatus
US20120149438A1 (en) Mobile phone of folding type and hinge device of the same
CN110213464B (zh) 相机模块以及电子装置
KR100500841B1 (ko) 진공청소기의 흡입유니트
CN1738366B (zh) 用于便携式终端的相机门打开/关闭装置
US8321986B2 (en) Nozzle cleaner
TWI739561B (zh) 電子裝置
TW201818397A (zh) 顯示裝置
JP2005117450A5 (ja)
JP2005323049A (ja) 撮像装置
US20120293927A1 (en) Sliding module for electronic device
KR102448087B1 (ko) 청소기
US20110262125A1 (en) Camera
KR101117585B1 (ko) 휴대단말기용 틸트힌지모듈 및 그 작동방법
KR100596715B1 (ko) 이동통신단말기의 이중힌지장치
JP4439225B2 (ja) レンズバリヤ装置
TW201314066A (zh) 掀蓋結構與具有掀蓋結構的電子系統
JP6970921B2 (ja) 建具
CN218528393U (zh) 杯盖组件和杯子

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100617

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees