JP4536778B2 - 循環遅延ダイバーシチを達成するための装置および方法 - Google Patents

循環遅延ダイバーシチを達成するための装置および方法 Download PDF

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Description

無線通信においては、フェージングの悪影響を軽減するために、送信ダイバーシチ技術が使用される。簡単な送信ダイバーシチ技術は、同じ信号が複数のアンテナからそれぞれ異なる遅延時間で送信される遅延ダイバーシチである。これは、それぞれがそれぞれの受信アンテナへ送信する元々のサブチャンネルと比較すれば、大きな周波数選択性すなわち大きな周波数ダイバーシチを備えた等価単一入力チャンネルを形成することになる。直交周波数分割多重(OFDM)においては、この周波数ダイバーシチは、順方向誤り訂正復号器によって利用されてもよい。しかしながら、付加的な遅延を導入することは、より長いガードインターバルを必要とし、その結果として、帯域効率を減少させる。ガードインターバルが、十分に長くなければ、付加的な遅延は、キャリア間干渉を発生させる。ガードインターバルを増大させることなく大きな周波数選択性を提供するための洗練された方法が、A.Dammann and S.Kaiser:Standard conformable antenna diversity techniques for OFDM systems and its application to the DVB−T system,IEEE Globecom,pages 3100−3105,November 2001、A.Dammann and S.Kaiser:Low complex standard conformable antenna diversity techniques for OFDM systems and its application to the DVB−T system,4th International ITG Conference on Source and Channel Coding,pages 253−259,January 2002、A.Dammann,R.Raulefs,and S.Kaiser:Beamforming in combination with space−time diversity for broadband OFDM systems,IEEE International Conference on Communications(ICC),pages 165−171,April 2002に提案されており、また、循環遅延ダイバーシチとして、D.Gore,S.Sandhu,and A.Paulraj:Delay diversity codes for frequency selective channels,International Conference on Communications(ICC),pages 1949−1953.IEEE,April 2002に提案されている。これらにおいては、遅延は、ガードインターバルを増大させないように循環的になされる。
循環遅延の選択は、重要な設計パラメータである。十分な空間ダイバーシチを利用できるようにするために、循環遅延は、最大チャンネル遅延よりも大きくなるように選択されなければならない。しかしながら、この基準は、容量を最大化するという観点からは十分なものではない。さらに、現実世界のFEC符号は、拘束長を制限している。したがって、十分な空間ダイバーシチは、制御可能な限られた数のサブキャリアからなる周波数ダイバーシチに変換されなければならない。これは、2の倍数である大きな循環遅延を選択することによって達成することができる。具体的には、Ns/2の循環遅延を備え、ここで、Nsは、OFDM変調器のFFTサイズである、2つの送信アンテナシステムにおいて、空間ダイバーシチは、ただ2つの隣接サブキャリア間における周波数ダイバーシチに変換される。これは、例えば、符号化率R≦1/2である標準的な畳み込み符号によって最適フレーム誤り率(FER)がもたらされることを示す。さらに、循環遅延のこの選択は、チャンネルを評価する場合、あるいは、差分変調が使用される場合には、有益である。しかしながら、符号化率がR=1/2よりも大きい場合には、循環遅延のこの選択は、準最適なものとなる。
以下において、OFDMシステムに関連して循環遅延ダイバーシチを説明する。
T個の送信アンテナおよびnR個の受信アンテナを備えた多入力多出力(MIMO)チャンネルを考える。時刻tにおける送信アンテナnから受信アンテナmへのインパルス応答は、1×Ns個のベクトル、
Figure 0004536778
によって与えられ、ここで、Dは、送信アンテナから受信アンテナへのサブチャンネルの最大メモリである。
循環遅延ダイバーシチの原理が、図6および図7に示される。データは、順方向誤り訂正(FEC)符号器によって符号化される。随意的なインターリーバΠの次に、符号ビットは、例えば、QAMシンボルまたはPSKシンボルに変調される。OFDMは、サイズNsの逆高速フーリエ変換(IFFT)を用いて実施され、ここで、Nsは、サブキャリアの数である。IFFTの出力シンボルは、
Figure 0004536778
によって表現される。それぞれのアンテナは、異なる循環遅延
Figure 0004536778
を発生させる。すなわち、時刻tにおけるアンテナnからの送信シンボルは、
Figure 0004536778
によって与えられる。送信する前に、OFDMにおいて一般的になされるように、それぞれの送信アンテナには循環ガードインターバル(GI)が含まれる。
システムは、1つの送信アンテナおよびインパルス応答、
Figure 0004536778
を備えた周波数選択チャンネルを介して、系列
Figure 0004536778
を送信することと等価である。受信機は、標準的なOFDM受信機であり、それは、復調および復号化の前に、ガードインターバルを除去し、FFTを実行する。
基本的には、循環遅延ダイバーシチは、多入力多出力(MIMO)チャンネルを大きな周波数選択性を備えた単入力多出力(SIMO)チャンネルに変換している。すなわち、空間ダイバーシチは、周波数ダイバーシチに変換される。その効果が図8に示される。図8の左側に示されるような一様フェージングチャンネルにおいては、ビット誤り率(BER)は、それぞれのサブキャリアにおいて同一である。循環遅延ダイバーシチは、図8の右側に示されるように、そのチャンネルを周波数選択チャンネルに変換する。符号化された送信に対する平均BERは、一様フェージングチャンネルの場合と同一である。しかしながら、このBERは、サブキャリア全体にわたって一定ではない。外側FEC復号器は、有効周波数ダイバーシチを検出することができる。そのダイバーシチを利用するために、循環遅延ダイバーシチは、FEC復号器を必要とする。
k番目のOFDMシンボルの受信アンテナmにおけるd番目のサブキャリアの結果として得られるチャンネル係数は、
Figure 0004536778
によって与えられ、ここで、
Figure 0004536778
は、インパルス応答(1)のFFTである。
十分な空間ダイバーシチは、循環遅延が、
Figure 0004536778
を満足する場合にのみ利用できることが、G.Bauch and J.S.Malik:Orthogonal frequency division multiple access with cyclic delay diversity.in ITG Workshop on Smart Antennas,March 2004において証明されており、ここで、Δnは、FFTサンプル間隔に対して正規化され、Dは、送信アンテナから受信アンテナへのサブチャンネルの最大メモリである。この条件は、必要なものではあるが、最適性能には不十分である。1つの可能性は、
Figure 0004536778
に基づいて、循環遅延を選択することであり、ここで、Gは、ガードインターバルの長さである。しかしながら、FER性能、チャンネル評価、または、差分変調の使用の観点から、最大可能循環遅延を選択することは有益であることが、G.Bauch and J.S.Malik:Orthogonal frequency division multiple access with cyclic delay diversity.in ITG Workshop on Smart Antennas,March 2004、G.Bauch:Multi−stream differential modulation for cyclic delay diversity in OFDM,IEEE International Conference on Communications(ICC),June 2004、G.Auer:Channel estimation for OFDM with cyclic delay diversity,IEEE International Symposium on Personal,Indoor and Mobile Radio Communications(PIMRC),September 2004において証明されている。これは、
Figure 0004536778
に基づいて、循環遅延を選択することをもたらす。しかしながら、それは、結局、この選択は、FEC符号化率R≦1/2の場合にのみ最適なものとなる。より大きな符号化率の場合には、より小さい循環遅延が最適なものとなる。
これは、以下のように説明することができる。すなわち、元々のチャンネルが、周波数一様であって、循環遅延が2の倍数であれば、(5)に基づいた有効チャンネルの周波数領域チャンネル係数は、限られた数の別個の状態をとることができる。例えば、nT=2の送信アンテナおよびΔ2=Ns/2の循環遅延の場合において、項
Figure 0004536778
は、2つの異なる状態、
Figure 0004536778
をとることができる。一様フェージングMIMOチャンネルの例が図9に示される。相関行列、
Figure 0004536778
を仮定して、第1のサブキャリアに対する相関関数
Figure 0004536778
が図10に示される。1つおきのサブキャリアのチャンネル係数は同一であるが、隣接するサブキャリアは無相関であることがわかる。空間ダイバーシチは、隣接サブキャリア間における周波数ダイバーシチへと変換される。
同様の結果が、周波数選択チャンネルに対して得られる。相関関数が、それぞれの送信アンテナからそれぞれの受信アンテナへの等しい平均電力を有するD+1=3の独立フェージングタップ
Figure 0004536778
を備えたチャンネルについて図11に示される。元々のチャンネルの周波数選択性のために、1つおきのサブキャリアのチャンネルタップ
Figure 0004536778
は、もはや同一ではない。
本発明の目的は、大きな帯域効率を備えた簡単な循環遅延ダイバーシチ方式を提供することである。
この目的は、請求項1に記載のnT個の出力系列を生成するための装置、請求項6に記載のnT個の出力系列から1つの出力系列を生成するための装置、請求項7に記載の受信装置、請求項8に記載の1つの入力系列からnT個の出力系列を生成するための方法、請求項9に記載のnT個の出力系列から1つの出力系列を生成するための方法、請求項10に記載の受信する方法、または、請求項11に記載のコンピュータプログラムによって達成される。
本発明は、循環遅延ダイバーシチ方式に関連する任意の2つの循環遅延を割り算する最大公約数が1に等しくなるように、使用される循環遅延ダイバーシチ方式に関連する循環遅延を選択すれば、帯域効率を増大させることができるという所見に基づくものである。
循環遅延ダイバーシチ方式を使用するとき、例えば1つの入力系列の例えばnT−1個のコピーは、それぞれのコピーに対応しかつ入力系列が循環的にシフトされるべきある数の値を決定する異なるシフト数だけシフトされ、ここで、第1の出力系列は、入力系列のシフトされないバージョンに対応してもよい。本発明によれば、使用されるシフト数は、任意の2つのシフト数を割り算する最大公約数が1に等しいという特性を有するシフト数だけを備えたシフト数の集合からだけ選択され、ここで、許容シフト数の集合の中に存在する最も小さいシフト数は1よりも大きく、それによって、好ましくは、大きな遅延が導入される。
例えば、シフト数の集合は、次の数、5、7、9、13を備える。9は、絶対的な素数ではないが、シフト数の集合の中に存在するその他のシフト数と互いに素である。なぜなら、最大公約数は1に等しいからである。
本発明によれば、好ましくは、発明性のある制約を満足する最も大きなシフト数が、シフト数の集合から選択される。
また、本発明によれば、循環的にシフトするのに使用されるシフト数は、絶対的な素数であってもよい。なぜならば、素数の最大公約数も1に等しいからである。さらに、シフト数は、2つのシフト数間の最大公約数が1よりも大きければ、許容シフト数から除外される。発明性のある制約によれば、循環遅延ダイバーシチを導入するのに使用される任意の2つのシフト数によって共有される最大公約数が1よりも大きくないようなシフト数だけが、循環遅延ダイバーシチを導入するのに使用され、このことはまた、上述した実施形態によって反映される。
本発明のさらなる実施形態が、添付の図面を参照して説明される。
図1は、循環遅延ダイバーシチを達成するために、1つの入力系列からnT個の出力系列を生成するための装置のブロック図を示す。例えば、出力系列はnT個の送信点によって送信され、それぞれの送信点は1つの送信アンテナを含む。図1においては、単なる例として、nT=3の場合を考える。
装置は、1つの入力103および複数の出力を有するコピア101を備える。図1においては、単なる例として、3つの出力、すなわち、第1の出力105、第2の出力107、および、第3の出力109を考える。
コピア101の出力は、手段111の入力に結合され、その手段111は、nT−1個の出力系列を得るために、入力103を介してコピア101へ提供される入力系列のnT−1個のコピーを、第1の出力105を介して提供される入力系列の第1のコピーに対して、あるいは、その入力系列に対して、循環的にシフトする。
循環的にシフトするための手段111は、コピアの出力107に結合されて1つの出力を有する循環シフトエレメント113と、コピアの第3の出力109に結合されて1つの出力を有する循環遅延エレメント115とを備える。
例えば、循環的にシフトするための手段111は、nT−1個の循環シフトエレメントを備え、それぞれの循環シフトエレメントは、入力系列のコピーを循環的にシフトするように構成され、そのコピーは、コピア101の対応する出力を介して提供される。
そのために、コピア101は、入力系列のnT個のコピーを生成するように構成され、入力系列の第1のコピーは、第1の出力系列に対応しており、nTは3以上である。
入力系列の第1のコピーは、図1に示されるように、第1の出力系列として、循環的にシフトされることなく、直接に提供される。しかしながら、本発明のさらなる態様によれば、入力系列の第1のコピーは、循環的にシフトすることによって、循環的にシフトされてもよく、入力系列の第1のコピーがシフトされるべき数の値を決定するシフト数は、上述したように、許容されるシフト数の集合から選択される。
本発明によれば、循環的にシフトするための手段111は、入力系列のnT−1個のコピーからなるそれぞれのコピーを、nT−1個のシフト数の集合から得られる異なるシフト数だけ循環的にシフトするように構成され、シフト数の集合の中に存在するそれぞれのシフト数は、入力系列のコピーが循環的にシフトされるべき異なる数の値を決定し、nT−1個のシフト数を備えるシフト数の集合の中に存在する最も小さいシフト数は1よりも大きく、シフト数の集合の中に存在する任意の2つのシフト数を割り算する最大公約数は1に等しい。
換言すれば、シフト数の集合に存在する許容シフト数は、任意の2つのシフト数によって共有される最大公約数が1よりも大きくないように選択される。例えば、シフト数の集合は、次の数、すなわち、3、5、8を備えてもよい。しかしながら、この場合には、4と8との最大公約数は2であり、3と9との最大公約数は3であるので、シフト数4および9は、除外される。
本発明によれば、第1の出力105によって提供される入力系列の第1のコピーは、単なる例として、例えば、nT個のシフト数を備える許容シフト数の集合から選択されたシフト数だけシフトされてもよく、シフト数のこの集合の中に存在する任意の2つのシフト数を割り算する最大公約数は1に等しい。
上述したように、シフト数の集合の中に存在する最も小さいシフト数は、循環遅延が十分に大きくなることを保証するために3以上である。さらに、シフト数の集合の中に存在するシフト数は素数でありうる。この場合、発明性のある制約、すなわち、任意の2つのシフト数によって共有される最大公約数が1よりも大きくないという制約は、自動的に満たされる。
例えば、nT個の出力系列は、循環遅延ダイバーシチ方式に基づいて、nT個の送信点によってnT個の通信チャンネルを介して送信されることになる。
循環遅延ダイバーシチのために、nT個の通信チャンネルは、循環遅延ダイバーシチ方式によって達成される有効チャンネルによって表現される。
後に説明するように、有効チャンネルの容量は、結果的に達成される循環遅延ダイバーシチ方式、すなわち、入力系列のコピーがシフトされるべき数の値に依存することがわかった。
考えられる送信条件である有効チャンネル容量を増加させるために、発明性のある装置は、入力系列のそれぞれのコピーがシフトされるべき数の値を決定するための手段をさらに備えてもよく、それによって、有効チャンネルの容量は、別の数の値と比較すれば、増加する。例えば、決定するための手段は、一集合の数からある特定の数を決定するように構成されてもよく、数の集合の中に存在する最も小さい数は3以上であり、数の集合の中に存在する任意の2つの数(シフト数)を割り算する最大公約数は1に等しい。換言すれば、数を決定するための手段は、発明性のある基準を満足するシフト数だけを参照するように構成され、それによって有効チャンネルの容量が増加する。
本発明によれば、シフト数を決定するための手段は、要求されるシフト数の組み合わせを見出すために、統合的アプローチによる解析を実行するように構成されてもよい。例えば、決定するための手段は、発明性のある基準を満足するシフト数の第1の集合を決定するように構成されてもよく、それによって、循環遅延ダイバーシチを達成するためにそのシフト数を使用するときに結果として得られる有効チャンネルの容量を計算し、シフト数のさらなる集合を決定し、その結果として得られる有効チャンネルのさらなる容量を計算し、そして、大きな容量を得るためにはシフト数のどの集合を選択すべきかを決定するために、その容量とさらなる容量とを比較する。容量を計算するために、決定するための手段は、後に説明する発明性のあるチャンネル容量計算式を参照してもよい。
循環遅延ダイバーシチは、受信機においても使用されてよいので、発明性のある概念は、受信機側循環遅延ダイバーシチを達成するために、受信機において使用されてもよく、それは、循環遅延ダイバーシチ方式の線形性によるものである。
本発明は、さらに、循環遅延ダイバーシチを達成するために、nT個の入力系列から1つの出力系列を生成するための装置を提供する。入力系列は、例えば、様々な受信点によって受信することのできる送信系列のバージョンであってもよく、それぞれの受信点は受信アンテナを備える。
装置は、nT個の入力系列からのnT−1個の入力系列を循環的にシフトするための手段を備え、単なる例として、第1の入力系列は、シフトされることなく提供されてもよい。
装置は、出力系列を得るために、nT個の循環的にシフトされた入力系列と第1の入力系列とを加算するための加算器をさらに備える。本発明によれば、循環的にシフトするための手段は、図1の実施形態に関連して説明した循環的にシフトするための手段とまったく同じ機能を有する。
本発明は、nT個の入力系列を提供するためのnT個の受信点を備える受信装置をさらに提供し、それぞれの入力系列は、様々な受信点によって受信することのできる送信系列の受信可能なバージョンであり、受信装置は、好ましくは、nT個の入力系列から1つの出力系列を生成するための上述した装置を備える。
以下において、発明性のある概念をより詳細に説明する。
再び、図9および図10の実施形態を参照すると、隣接するサブキャリアは、無相関のままである。したがって、元々のチャンネルの空間ダイバーシチは、隣接するサブキャリアから達成されるが、元々のチャンネルの周波数ダイバーシチは、偶数番号のサブキャリアおよび奇数番号のサブキャリアを符号化することによって達成されてもよい。
例えば、Δ2=Ns/4である循環遅延を選択すれば、(5)における項
Figure 0004536778
は、4つの異なる値をとることができる。すなわち、フラット(一様)なチャンネルにおいて、結果として得られる周波数領域チャンネル
Figure 0004536778
の4つの異なるチャンネル状態を観察する。空間ダイバーシチは、4つの隣接するサブキャリアにおける周波数ダイバーシチに変換される。例えば、Δ2=Ns/8の場合には、8つの異なる状態が得られる。
そのために、ある周波数フラット(一様)チャンネルをもたらす異なるチャンネル状態の数をSによって表現する。図2cは、循環遅延の様々な値に対する容量を示し、それは、nT=2である送信アンテナに対して様々な値のSをもたらす。同じ値のSが、異なる循環遅延によって得ることができることに注意されたい。これらの循環遅延の正確な値は、サブキャリアの数Nsに依存する。循環遅延の最適性は、符号化率に依存することがわかる。より大きな符号化率の場合、より大きな値のSが、最適性能を得るのに必要とされることがわかる。興味深いことには、きわめて大きな符号化率の場合、S=2は、再び、最適なものとなる。
直観的な説明は、以下の通りである。符号化率Rであり、例えば、Δ=Ns/2であるS=2となる循環遅延を有する組織符号を考える。2つの異なるチャンネル状態しか存在しないので、たまたま、その他の全てのサブキャリアがきわめて悪い状態にあり、それらのサブキャリア上で送信されるシンボルは本質的に傷つけられるかもしれない。ここで、符号化率が1/2よりも大きければ、すなわち、R≧1/2であれば、例えば、全てのパリティービット+いくつかの組織ビットが傷つけられ、その符号は、誤りがないことを検出することができない。同様に、S=4の場合において、符号化率R>3/4を有する組織符号は適切なものではない。
より多くの送信アンテナに対しては、類似するがそのように明瞭ではない動作を観察することになる。nT=4の場合に得られる送信アンテナの容量が、図3aに示される。ここでは、Δn=Δn-1+Ns/4、すなわち、Δ=[0、16、32、48]による循環遅延は、符号化率R<3/4に対して、すでに、準最適なものである。それにもかかわらず、R=3/4、すなわち、1.5ビット/チャンネル利用率の相互情報量において、特徴的なブリップが観察される。最適性能に近い良好な解決法は、互いに素の循環遅延、例えば、Δ=[0、3、5、7]を選択することのように思われる。Ns=64に対する最良の性能は、Δ=[0、15、31、43]であることがわかった。これは、互いに素な大きな遅延が選択されるべきであることを指示するものである。S=4の異なるチャンネル状態をもたらす循環遅延[Δ1、Δ2、Δ3、Δ4]=[0、Ns/4、Ns/2、3Ns/2]は、容量の観点から、最適ではないが、G.Bauch and J.S.Malik:Parameter optimization,interleaving and multiple access in OFDM with cyclic delay diversity,IEEE Vehicular Technology Conference(VTC),May 2004、G.Bauch and J.S.Malik:Orthogonal frequency division multiple access with cyclic delay diversity,ITG Workshop on Smart Antennas,March 2004、J.S.Malik:Cyclic delay diversity in OFDM,master thesis,Department of Communications Engineering,TU Munich,October 2003に説明されるように、それらの遅延は、限られた拘束長を備えた符号に対して符号化率R≦3/4である場合に最適FERを達成するのを可能にすることが証明された。
さらに、これらの遅延は、G.Bauch:Higher order differential matrix modulation.in IEEE International Symposium on Information Theory(ISIT),June/July 2004に説明されるように、差分変調による循環遅延ダイバーシチに適切なものである。
BPSK変調およびQPSK変調に関する例だけが説明されたが、上述した効果は、特定の変調方法に依存しないことが確認されていることに注意されたい。
以下では、考察したチャンネルモデルについて説明する。
チャンネル係数は、複素ガウス確率変数に依存しないと仮定する。チャンネルは、OFDMシンボルの送信中に不変であると仮定し、そのために、十分に長いガードインターバルの場合には、キャリア間干渉は発生しない。電力遅延スペクトルの調査された種類が、図2aに簡単に示され、ここで、Tsは、時間領域サンプル間隔を表現する。付加白色ガウス雑音が、それぞれの受信アンテナにおいて付加される。1タイムスロット当たりの総送信エネルギー、すなわち、それぞれのアンテナから送信される1サブシンボル当たりのエネルギーは、Esによって表現される。
図2aは、ガウス送信シンボルによる周波数一様チャンネルにおける2つの送信アンテナのための1%のアウテージ容量を示す。1つの受信アンテナの場合、わずかな低下を示す32の循環遅延を除けば、全ての循環遅延が同じ容量をもたらす。2つの受信アンテナの場合、この効果は消滅する。比較のために、さらに、チャンネル自体の容量を1つの送信アンテナおよび2つの送信アンテナの両方に含めた。1つの送信アンテナの場合、循環遅延ダイバーシチは、2つの送信アンテナの場合のチャンネル容量をほぼ達成し、ただ1つの送信アンテナシステムよりも優れた大きなダイバーシチ効果を示す。2つの受信アンテナの場合、依然として、ただ1つの送信アンテナシステムよりも優れた明瞭なダイバーシチ利得が存在する。しかしながら、送信ダイバーシチ方式は、複数の受信アンテナの場合に、チャンネル容量を達成できないので、2つの送信アンテナの場合のチャンネル容量と比較すれば、低下が存在し、それは、容量曲線の異なる漸近的な勾配に起因する。
図3bは、2つの送信アンテナの場合の周波数選択チャンネルの性能を示し、Δ2がDよりも大きいことを満足する全ての循環遅延が同様の性能を示す。図3bは、循環遅延は最大チャンネル遅延よりも大きいように選択されなければならないことをさらに示す。さもなければ、有効時間領域チャンネルは、異なる送信アンテナからのタップの和からなる解析不能タップを含むことになり、小さなダイバーシチレベルをもたらす。
本発明は、1つの入力系列を得るために処理体系を用いて情報系列を処理するためのプロセッサと、上述したように循環ダイバーシチを達成するためにその入力系列から複数の出力系列を生成するための装置とを備える送信装置をさらに提供する。
好ましくは、それぞれが送信アンテナを含む複数の送信点によって送信されるべき複数の出力系列を生成するための装置は、循環シフトエレメントのコピーがシフトされるべきある数の値を、例えば、符号化方式を備える処理体系に適応させるために循環シフトエレメントを制御するためのコントローラを備え、それによって、シフト数は効率を増加させるための符号化方式に適応する。
本発明のさらなる態様によれば、プロセッサは、符号化された系列を得るために符号化方式を用いて情報系列を符号化するための符号器、ストリーム数の値を指示する制御信号に応じて、ストリームの値ごとに、符号化された系列をストリーム数の値に多重分離するための多重分離装置、ストリーム数のシンボルを得るために、マッピング方式、例えば、QAM(QAM=直交振幅変調)に基づいて、ストリーム数の値のグループをシンボル上にマッピングするためのマッピング装置を備えてもよい。さらに、送信装置は、周波数領域におけるマルチキャリア信号を得るために、シンボルのそれぞれのストリームのいくつかの連続するシンボルを連続するサブキャリアの異なる集合に割り当てるための割り当て装置を備えてもよい。
送信されるべき入力系列を得るために、送信機は、周波数時間変換器、例えば、逆フーリエ変換器を備えてもよく、入力系列を得るためにマルチキャリア信号を変換し、複数の出力系列を生成するための発明性のある装置によって複数の出力系列を提供するための基盤の役割をなす。例えば、複数の送信系列(出力系列)を生成するための装置に含まれるコントローラは、ストリーム数の値を指示する制御信号を多重分離装置に提供するように構成されてもよく、そのストリーム数の値は符号化方式に依存する。例えば、ストリーム数の値は、ある種の符号化方式を使用するときに得られる符号化率に密接に関係する。上述した発明性のある概念を備えた送信装置の実施形態が図4に示される。
図4の送信装置は、符号器401、例えば、FEC符号器(FEC=順方向誤り訂正)を備え、符号器401は、入力403、制御入力405、および、出力407を有し、出力407は、スイッチ409に結合され、スイッチ409は、単なる例として、上述した多重分離装置を表現する。
スイッチ409は、いくつかの出力を有し、その出力の数は、上述したストリームの数Sに対応し、それぞれの出力は、S個の信号処理経路の中の1つの信号処理経路に対応する。それぞれの信号処理経路は、スイッチ409のそれぞれの出力とマッピング装置413との間に結合されたインターリーバ411を備える。それぞれのマッピング装置413は、1つの出力を有し、マッピング装置413のS個の出力は、割り当て装置415に結合される。割り当て装置415は、IFFT変換器417(IFFT=逆高速フーリエ変換)の複数の入力に結合された複数の出力を有する。IFFT変換器は、複数の出力系列(送信系列)を生成するための発明性のある装置419の入力に結合された1つの出力を有する。
発明性のある装置419は、IFFT変換器419によって提供される入力系列の複数のコピーを提供するためのコピアを備え、そのコピアは、ノードとして表現される。入力系列の第1のコピーを除けば、入力系列のその他の全てのコピーは、発明性のある装置419に含まれる制御可能な循環シフトエレメント421を用いてシフトされる。
それぞれの出力系列は、ガードインターバル、例えば、OFDM送信方式に基づいた循環プレフィックスを挿入するために、ガード挿入インターバル423(GI)に提供される。それぞれのガードインターバルエレメント423は、完全を期すために図4に示されるように、アンテナに結合される。
図4に示される装置は、符号化率適応ユニット425をさらに備え、その符号化率適応ユニット425は、上述した発明性のあるコントローラの機能を備える。
より詳細には、図4に示されるように、符号化率適応ユニット425は、符号器405によって使用されるべき符号化率Rに関連する符号化方式を決定するために、符号器405を制御するように構成されてもよく、および/または、ストリームの数Sを決定するために、スイッチ409を制御するように構成されてもよく、および/または、循環遅延、すなわち、入力系列のコピーがシフトされるべき数の値を制御するように構成されてもよい。
符号器402は、例えば、チャンネル状態情報(CSI)、サービスの品質(QoS)、または、その他の送信条件を備える送信条件に基づいて、符号器401を制御するための制御信号、および/または、スイッチ409を制御するための制御信号、および/または、循環遅延エレメント421を制御するための制御信号を生成するように構成されてもよく、送信条件は、発明性のある送信機に含まれるさらなる制御エンティティーから制御入力427を介して符号化率適応ユニット425に提供されてもよく、さらなる制御エンティティーは、例えば、送信処理全体を制御するように構成される。
図5に示されるように、情報ビットは、順方向誤り制御(FEC)符号の符号器によって符号化される。符号ビットは、S個のストリームに多重分離される。それぞれのストリーム内において、随意的なインターリービングが、一集合のビットインターリーバΠ(s)によって実行される。そして、インターリービングされた符号ビットは、例えば、QAM、PSK、または、差分変調方式などのディジタル変調方式のマッピング規則に基づいて、送信シンボル上にマッピングされる。送信シンボルは、サブキャリア割り当てユニットΠfによって、OFDMのようなマルチキャリア変調方式のサブキャリア上にマッピングされる。OFDM変調は、逆高速フーリエ変換(IFFT)によって実行される。結果として得られた時間領域サンプルは、nT個のアンテナから同時に送信され、それぞれのアンテナnは、上述したように循環遅延Δnを導入する。
符号化率Rは、現在のチャンネル状態または必要とされるサービスの品質のような基準に基づいて、符号化率適応ユニットによって決定される。符号化率適応ユニットは、循環遅延Δnおよびインターリーバストリームの数Sも決定する。循環遅延およびSを選択する場合、3つのモードが存在する。すなわち、
モード1:符号化率に関係のない循環遅延
循環遅延は、符号化率に関係なく選択される。
循環遅延は、
Δn=Δn-1+G (13)
に基づいて選択され、ここで、Gは、ガードインターバルGIの長さである。ストリームの数は、好ましくは、S=1である。
モード2:符号化率に関係のない互いに素の循環遅延
循環遅延は、符号化率に関係なく選択される。
循環遅延は、
Δn=Δn-1+G (14)
となるように選択され、ここで、Gは、ガードインターバルGIの長さであり、全てのΔnは、互いに素であり、FFTサイズNsに対しても素である。当然ながら、大きな遅延が好ましい。それほど厳しくない条件は、少なくともいくつかのΔnを除けば、全てのΔnが互いに素であることである。ストリームの数は、好ましくは、S=1である。
モード3:符号化率に依存した循環遅延の選択
循環遅延は、符号化率Rに依存して選択される。より詳細には、循環遅延は、元々のチャンネルが周波数一様である場合の等価周波数領域チャンネルがS個の異なる状態を有するように選択される。Sの値は、図5から得られる。
所定の数Sの異なるチャンネル状態を得るためには、循環遅延には、いくつかの可能性が存在する。偶数nTの送信アンテナの場合、
Figure 0004536778
に基づいて、循環遅延を選択することが、推奨される。
しかしながら、条件、
Figure 0004536778
が満たされるべきであり、ここで、Dは、上で定義されたチャンネルメモリである。
符号化率適応ユニットは、チャンネル状態またはQoSのような基準に基づいて符号化率を選択する。符号化率に依存して、その符号化率適応ユニットは、所与の数nTの送信アンテナに対して考えられる最も小さい値のSを図5から選択する。循環遅延は、S個の異なるチャンネル状態が一様なフェージングチャンネルをもたらすように決定される。
また、随意的に、インターリービング方式は、符号ビットがS個のストリームに多重分離されるように変更される。それぞれのストリームは、並べ換え規則Π(s)に基づいて、随意的なインターリービングを実行する。そして、並べ換えられたビットは、QAMまたはPSKのようなディジタル変調方法の複素コンステレーションエレメント上にマッピングされる。また、それぞれのストリームにおいて、差分変調が可能である。
送信シンボルは、サブキャリア割り当てユニットΠfによってサブキャリア上にマッピングされる。これは、特定のストリームsのシンボルが一様なフェージングチャンネルにおいて同じチャンネル状態に直面するサブキャリアに割り当てられるようになされる。これは、図9に示されるように達成され、S個のストリームのシンボルは、S個の隣接サブキャリアに割り当てられる。サイズSのグループのさらなる周波数インターリービングが可能である。
受信機は、現在の符号化率およびストリームの数を通知されている。基本的には、受信機が符号化率Rを通知されていれば十分である。符号化率から、受信機は、受信機に記憶されているルックアップテーブルから循環遅延を決定することができる。受信機は、送信機とは逆の動作を実行する。すなわち、FFTの後、デマッピングユニットが、受信されたシンボルをビットにデマッピングする。好ましくは、軟判定値、例えば、対数尤度比が計算される。デマッピング装置のこれらの出力値は、S個のストリームのそれぞれにおいてデインターリービングされる。S個のストリームは、多重化され、FEC復号器へ送出される。
循環遅延ダイバーシチの容量は、等価周波数選択単入力多出力(SIMO)チャンネルの周波数領域表現式(5)から計算されてもよい。nr×1行列におけるサブキャリアdに対するSIMOチャンネルのチャンネル係数を集め、
Figure 0004536778
かつ、長さG≧Dの十分に長いガードインターバルを考える。そして、チャンネル実現性Hkに対して送信機においてはチャンネル状態情報(CSI)が存在しないが受信機において完全なCSIが存在する場合の循環遅延ダイバーシチの容量は、
Figure 0004536778
によって与えられる。
チャンネルの時間変化に依存して、様々な容量概念が意味をなす。すなわち、エルゴードチャンネルにおいては、容量は、
Figure 0004536778
によって与えられ、ここで、
Figure 0004536778
は、Hkに対する期待値を表現する。このエルゴード容量は、それぞれの符号語が全ての起こり得るチャンネル状態、すなわち、高速フェージングチャンネルに直面することを意味する。エルゴード容量、すなわち、損失は、空間ダイバーシチ技術を評価するのに適している。暗黙的な時間ダイバーシチは、すでに、きわめて高いダイバーシチレベルを提供している。したがって、付加的な空間ダイバーシチからの容量利点はわからない。ダイバーシチの観点からのより有益な観察は、アウテージ容量である。これは、時間的にゆっくりと変化するチャンネルを意味し、それぞれの符号語は、1つのチャンネル状態にしか直面しない。より詳細には、準静的チャンネルモデルが使用される。すなわち、チャンネルは、1つのブロックの送信中には不変であり、あるブロックから次のブロックへ独立して変化すると仮定される。x%のアウテージ容量Cxは、(100−x)%のチャンネル実現性を保証された容量である。すなわち、x%のアウテージが期待される。
容量は、ガウス送信シンボルを意味する。しかしながら、現実世界のシステムにおいては、送信シンボルは、M−QAMコンステレーションまたはM−PSKコンステレーションから得られる。送信シンボル文字に関するこの制限を考慮すれば、容量または相互情報量は、それぞれ、有効周波数領域チャンネルの特定の実現性
Figure 0004536778
に対するM−ary周波数領域送信シンボル
Figure 0004536778
と受信シンボルy(d)との間の条件付き相互情報量のための一般的公式、
Figure 0004536778
を用いて計算することができ、ここで、H(x)および
Figure 0004536778
は、それぞれ、エントロピーおよび条件付きエントロピーを表現し、y(d)、y(d)、および
Figure 0004536778
は、それぞれ、サブキャリアdに対して、送信シンボル、受信シンボル、およびSIMOチャンネルを表現する。
送信シンボルxtは、同程度に確からしいと仮定される。すなわち、エントロピーは、
Figure 0004536778
によって与えられる。条件付きエントロピーは、
Figure 0004536778
から得られ、ここで、
Figure 0004536778
は、xt(d)およびy(d)に対する期待値を表現し、かつ、
Figure 0004536778
となる。ガウス送信シンボルに対する容量の場合と同じように、エルゴード相互情報量またはアウテージ相互情報量を解析することができる。
モデム無線通信システムは、適応FEC符号化および適応FEC変調を使用するので、符号化率および変調方式は、現在のチャンネル状態またはサービス品質(QoS)要件のような基準に依存して、適応性を有するように選択される。したがって、本発明は、例えば、現在の符号化率に基づいた最適循環遅延を使用する適応循環遅延ダイバーシチ方式を提供する。
さらにまた、発明性のあるインターリービング方式は、十分な空間ダイバーシチを提供するように適応されてもよい。
本発明はさらに、循環遅延が符号化率に関係なく選択されてもよいモードを提供し、それによって、方式は全ての符号化率の観点から最適なものとなる。
本発明によれば、循環遅延は、FEC符号の符号化率に依存して選択される。発明性のある方式は、空間ダイバーシチを最小数の隣接サブキャリア間における周波数ダイバーシチに変換し、それは、現在の符号化率に最適なものである。これは、限られた拘束長の符号を用いて、適応符号化を備えたシステムにおける最適FER性能をもたらす。
発明性のある循環遅延ダイバーシチ方式は、単一アンテナシステムと比較して受信機の複雑さを増大させることなく、符号化OFDMシステムにおいて空間ダイバーシチを利用するのを可能にする。さらに、ガードインターバルを増大させる必要がない。さらにまた、適応符号化率は、選択された符号化率に循環遅延を適応させることによって維持され、それによって、符号化率ごとに最適な循環遅延が選択される。さらに、周波数領域における差分変調は、提案された循環遅延の適応性のある選択によって維持される。
さらに、発明性のある方法の特定の実施要件に応じて、その発明性のある方法は、ハードウェアまたはソフトウェアによって実施されてもよい。その実施は、ディジタル記憶媒体、特に、それに記憶された電子的に読み込むことのできる制御信号を有するディスクまたはCDを用いてなされてもよく、それは、発明性のある方法を実行するように、プログラマブルコンピュータシステムと協力してもよい。したがって、一般的には、本発明は、機械可読支持体上に記憶されたプログラムコードを備えたコンピュータプログラムプロダクトであり、そのプログラムコードは、コンピュータプログラムプロダクトがコンピュータ上で実行されたときに発明性のある方法の少なくとも1つを実行するように構成される。したがって、換言すれば、発明性のある方法は、コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されたときに発明性のある方法を実行するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラムである。
本発明の実施形態によるnT個の出力系列を生成するための装置のブロック図である。 発明性のある循環遅延ダイバーシチアプローチの性能を示す図である。 発明性のある循環遅延ダイバーシチアプローチの性能を示す図である。 本発明の実施形態による送信装置を示す図である。 発明性のある循環遅延を決定するのに使用される好ましいパラメータを示す図である。 符号化OFDMにおいて循環遅延ダイバーシチを使用する送信機のブロック図である。 符号化OFDMにおいて循環遅延ダイバーシチを使用する受信機のブロック図である。 循環遅延ダイバーシチによるチャンネルの変化を示す図である。 循環遅延ダイバーシチが使用されたときに得られるチャンネル周波数応答の実施形態を示す図である。 循環遅延ダイバーシチの実施形態に対する相関関数を示す図である。 循環遅延ダイバーシチのさらなる実施形態に対する相関関数を示す図である。

Claims (11)

  1. 入力系列があるマルチキャリア信号のサンプルの離散時間系列であって、出力系列が複数の送信アンテナの中の1つを介して送信されるものである、循環遅延ダイバーシチを達成するためにある入力系列からnT個の出力系列を生成するための装置であって、
    入力系列のnT個のコピーを生成するためのコピア(101)であって、入力系列の第1のコピーが第1の出力系列に対応し、nTが3以上である、コピア(101)と、
    入力系列のそれぞれのコピーがシフトされるべきある数のいくつかの値を決定する手段と、
    T−1個の出力系列を得るために、入力系列のnT−1個のコピーを循環的にシフトする手段(111)と
    を備えてなり、
    循環的にシフトする手段(111)が、入力系列のnT−1個のコピーからなるそれぞれのコピーを、いくつかのシフト数の集合から得られるある異なるシフト数だけ循環的にシフトするように構成され、シフト数の集合の中に存在するそれぞれのシフト数が、入力系列のコピーが循環的にシフトされるべきある異なる数の値を決定し、シフト数の集合の中に存在するシフト数が、あるサンプル間隔に対して正規化され、ある基準に基づいて、シフト数の集合の中に存在する最も小さなシフト数が1よりも大きく、シフト数の集合の中に存在する任意の2つのシフト数を割り算する最大公約数が1に等しいものであり、
    決定するための手段が、循環遅延ダイバーシチを達成するために第1の集合のシフト数を使用するときに得られる有効チャンネルの第1の容量を計算し、循環遅延ダイバーシチを達成するために第2の集合のシフト数を使用するときに得られる有効チャンネルの第2の容量を計算し、第1の容量と第2の容量とを比較し、より大きな容量をもたらすシフト数の集合を、入力系列のそれぞれのコピーがシフトされるべき前記数の値として決定するように構成されている、装置。
  2. 第1の出力系列が、入力系列の第1のコピーかまたは入力系列をシフトしたバージョンである請求項1に記載の装置。
  3. シフト数の集合の中に存在する最も小さい数が3以上である請求項1または2に記載の装置。
  4. シフト数の集合の中に存在する数が素数である請求項1から3のいずれかに記載の装置。
  5. T個の出力系列が、nT個の送信点によって、複数の通信チャンネルを介して送信され、nT個の通信チャンネルが、有効チャンネルを表現し、有効チャンネルの容量が、入力系列のコピーがシフトされるべきある数の値に依存しており、
    前記装置が、入力系列のコピーがシフトされるべきある数の値を決定する手段をさらに備え、前記決定する手段が、ある数の値の集合からある数の値を決定するように構成され、数の値の集合の中に存在するある数の値の最も小さいものが3以下であり、数の値の集合の中に存在する任意の2つの数の値を割り算する最大公約数が1に等しく、それによって有効チャンネルの容量が増大するものである、請求項1から4のいずれかに記載の装置。
  6. 入力系列が、複数の受信アンテナの中の1つを介して受信され、出力系列が、マルチキャリア信号のサンプルの離散時間系列である、循環遅延ダイバーシチを達成するためにnT個の入力系列から1つの出力系列を生成するための装置であって、
    それぞれの入力系列がシフトされるべきある数の値を決定する手段と、
    循環的にシフトされた入力系列を得るために、nT−1個の入力系列を循環的にシフトする手段と、
    循環的にシフトされた入力系列と第1の入力系列のバージョンとを加算して出力系列を得るための加算器と
    を備えてなり、
    循環的にシフトする手段が、nT個の入力系列のそれぞれのコピーを、いくつかのシフト数の集合から得られるある異なるシフト数だけ循環的にシフトするように構成され、シフト数の集合の中に存在するそれぞれのシフト数が、入力系列が循環的にシフトされるべきある異なる数の値を決定し、シフト数の集合の中に存在するシフト数が、あるサンプル間隔に対して正規化され、ある基準に基づいて、シフト数の集合の中に存在する最も小さなシフト数が1よりも大きく、シフト数の集合の中に存在する任意の2つのシフト数を割り算する最大公約数が1に等しいものであり、
    決定する手段が、循環遅延ダイバーシチを達成するために第1の集合のシフト数を使用するときに得られる有効チャンネルの第1の容量を計算し、循環遅延ダイバーシチを達成するために第2の集合のシフト数を使用するときに得られる有効チャンネルの第2の容量を計算し、第1の容量と第2の容量とを比較し、より大きな容量をもたらすシフト数の集合を、入力系列のそれぞれのコピーがシフトされるべき前記数の値として決定するように構成されている、装置。
  7. 個の入力系列を提供するためのn個の受信点であって、それぞれの入力系列が、送信系列の受信可能なバージョンである、前記n個の受信点と、
    マルチキャリア信号のサンプルの離散時間系列をn 個の入力系列から得るための装置と
    を備える受信装置であって、
    前記n 個の入力系列から得るための装置は、
    それぞれの入力系列がシフトされるべきある数の値を決定する手段と、
    循環的にシフトされた入力系列を得るために、n −1個の入力系列を循環的にシフトする手段と、
    循環的にシフトされた入力系列と第1の入力系列のバージョンとを加算して出力系列を得るための加算器と
    を備えてなり、
    循環的にシフトする手段が、n 個の入力系列のそれぞれのコピーを、いくつかのシフト数の集合から得られるある異なるシフト数だけ循環的にシフトするように構成され、シフト数の集合の中に存在するそれぞれのシフト数が、入力系列が循環的にシフトされるべきある異なる数の値を決定し、シフト数の集合の中に存在するシフト数が、あるサンプル間隔に対して正規化され、ある基準に基づいて、シフト数の集合の中に存在する最も小さなシフト数が1よりも大きく、シフト数の集合の中に存在する任意の2つのシフト数を割り算する最大公約数が1に等しいものであり、
    決定する手段が、循環遅延ダイバーシチを達成するために第1の集合のシフト数を使用するときに得られる有効チャンネルの第1の容量を計算し、循環遅延ダイバーシチを達成するために第2の集合のシフト数を使用するときに得られる有効チャンネルの第2の容量を計算し、第1の容量と第2の容量とを比較し、より大きな容量をもたらすシフト数の集合を、入力系列のそれぞれのコピーがシフトされるべき前記数の値として決定するように構成されている、受信装置
  8. 入力系列が、マルチキャリア信号のサンプルの離散時間系列であり、出力系列が、複数の送信アンテナの中の1つを介して送信されるものである、循環遅延ダイバーシチを達成するためにある入力系列からnT個の出力系列を生成するための方法であって、
    入力系列のnT個のコピーを生成するステップであって、nTが2以上である、前記生成するステップと、
    入力系列のそれぞれのコピーがシフトされるべきある数の値を決定するステップと、
    入力系列のnT−1個のコピーを循環的にシフトしてnT−1個の出力系列を得るステップであって、第1の出力系列が、入力系列のコピーかまたは入力系列をシフトしたバージョンである、前記出力系列を得るステップと
    を備えてなり、
    入力系列のそれぞれのコピーが、いくつかのシフト数の集合から得られるある異なるシフト数だけ循環的にシフトされ、シフト数の集合の中に存在するそれぞれのシフト数が、入力系列のコピーがシフトされるべきある異なる数の値を決定し、シフト数の集合の中に存在するシフト数が、あるサンプル間隔に対して正規化され、ある基準に基づいて、シフト数の集合の中に存在する最も小さなシフト数が1よりも大きく、シフト数の集合の中に存在する任意の2つのシフト数を割り算する最大公約数が1に等しいものであり、
    決定するステップが、循環遅延ダイバーシチを達成するために第1の集合のシフト数を使用するときに得られる有効チャンネルの第1の容量を計算することと、循環遅延ダイバーシチを達成するために第2の集合のシフト数を使用するときに得られる有効チャンネルの第2の容量を計算することと、第1の容量と第2の容量とを比較することと、より大きな容量をもたらすシフト数の集合を、入力系列のそれぞれのコピーがシフトされるべき前記数の値として決定することとを備えている、方法。
  9. 入力系列が、複数の受信アンテナの中の1つを介して受信され、出力系列が、マルチキャリア信号のサンプルの離散時間系列である、循環遅延ダイバーシチを達成するためにnT個の入力系列から1つの出力系列を生成するための方法であって、
    それぞれの入力系列がシフトされるべき数の値を決定するステップと、
    T−1個の循環的にシフトされた入力系列を得るために、nT−1個の入力系列を循環的にシフトするステップと、
    循環的にシフトされた入力系列と第1の入力系列のバージョンとを加算器において加算して出力系列を得るステップと
    を備えてなり、
    前記循環的にシフトするステップが、nT個の入力系列のそれぞれのコピーを、いくつかのシフト数の集合から得られる異なるシフト数だけ循環的にシフトするように構成され、シフト数の集合の中に存在するそれぞれのシフト数が、入力系列が循環的にシフトされるべきある異なる数の値を決定し、シフト数の集合の中に存在するシフト数が、あるサンプル間隔に対して正規化され、ある基準に基づいて、シフト数の集合の中に存在する最も小さなシフト数が1よりも大きく、シフト数の集合の中に存在する任意の2つのシフト数を割り算する最大公約数が1に等しいものであり、
    前記決定するステップが、循環遅延ダイバーシチを達成するために第1の集合のシフト数を使用するときに得られる有効チャンネルの第1の容量を計算することと、循環遅延ダイバーシチを達成するために第2の集合のシフト数を使用するときに得られる有効チャンネルの第2の容量を計算することと、第1の容量と第2の容量とを比較することと、より大きな容量をもたらすシフト数の集合を、入力系列のそれぞれのコピーがシフトされるべき前記数の値として決定することとを備えている、方法。
  10. 個の受信点を用いてn個の入力系列を受信するステップであって、それぞれの入力系列が、異なる受信点によって受信することのできる送信系列の受信可能なバージョンである、前記受信するステップと、
    マルチキャリア信号のサンプルの離散時間系列をn 個の入力系列から生成するためのステップと
    を備える受信方法であって、
    前記n 個の入力系列から生成するためのステップは、
    それぞれの入力系列がシフトされるべき数の値を決定することと、
    −1個の循環的にシフトされた入力系列を得るために、n −1個の入力系列を循環的にシフトすることと、
    循環的にシフトされた入力系列と第1の入力系列のバージョンとを加算器において加算して出力系列を得ることと
    を備えてなり、
    前記循環的にシフトすることが、n 個の入力系列のそれぞれのコピーを、いくつかのシフト数の集合から得られる異なるシフト数だけ循環的にシフトするように構成され、シフト数の集合の中に存在するそれぞれのシフト数が、入力系列が循環的にシフトされるべきある異なる数の値を決定し、シフト数の集合の中に存在するシフト数が、あるサンプル間隔に対して正規化され、ある基準に基づいて、シフト数の集合の中に存在する最も小さなシフト数が1よりも大きく、シフト数の集合の中に存在する任意の2つのシフト数を割り算する最大公約数が1に等しいものであり、
    前記決定することが、循環遅延ダイバーシチを達成するために第1の集合のシフト数を使用するときに得られる有効チャンネルの第1の容量を計算することと、循環遅延ダイバーシチを達成するために第2の集合のシフト数を使用するときに得られる有効チャンネルの第2の容量を計算することと、第1の容量と第2の容量とを比較することと、より大きな容量をもたらすシフト数の集合を、入力系列のそれぞれのコピーがシフトされるべき前記数の値として決定することとを備えている、受信方法
  11. コンピュータ上において実行されたとき、請求項8から10のいずれかに記載の方法を実行するためのコンピュータプログラム。
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