JP4535161B2 - 電子機器、通信システム、通信方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
また、パーソナルコンピュータ(以下、PC)や家庭用ビデオカメラにもテレビジョン受像機に出力するためのHDMIポートが装備される事例が拡大しつつある。
これらの機能によりユーザーはリモコンを持ち替えることなく、TVとVideoの機器操作をすることが可能となる。
2)これらのメッセージは、拡張可能であるため、機器によってはこのメッセージによって誤動作するかもしれない。
3)バス混雑時に、これらのメッセージによるトラフィック(Traffic)が増えることで、機器の状態や処理スピードの関係で他の重要なメッセージを取り逃してしまう可能性がある。
しかし、“Vendor Command”を使用しない機器は、“Vendor ID”の含むメッセージを送らない可能性があり、“Vendor ID”のみの判別では十分な効果は得られない。
図2は、本発明の実施形態に係る通信方法を適用した通信システムの第2の基本構成例を示す図である。
図3は、本発明の実施形態に係る通信方法を適用した通信システムの第3の基本構成例を示す図である。
また、通信システム100,100A,100Bは、1本の通信ケーブルで映像と音声のデータ伝送と接続機器情報の交換および認証、機器制御データの通信、並びにLAN通信を行うシステムとして構成可能である。
ソース機器120,140,150,170,180として機能する電子機器としては、映像を出力する映像出力装置である、DVDプレーヤ、DVレコーダ、BDプレーヤ、CSチューナ等を例示することができる。
なお、本実施形態においては、EDIDにはE-EDID(Enhanced Extended Display Identification Data)も含まれるものとする。
(2):HDMI接続において、CECメッセージの情報を使用してVendorを判別することで、接続された機器のVendorによって処理を変更する接続機器判別機能を有する。
(3):HDMI接続において、EDIDとCECメッセージの両方を用いてVendor特有のメッセージを送らない判断をすることにより、CECバスラインのトラフィック(Traffic)を軽減させることが可能な接続機器判別機能を有する。
(4):HDMI接続において、EDIDとCECメッセージの両方を用いてVendor特有のメッセージを特定の機器へ搬送可能となる接続機器判別機能を有する。
(5):HDMI接続において、EDIDとCECメッセージの両方を用いてVendor特有のメッセージを特定の機器へ搬送しないようにできる接続機器判別機能を有する。
(6):HDMI接続において、EDIDとCECメッセージの両方を用いてVendor特有のメッセージを送る判断をすることにより、特定のVendorの機器のみとメッセージのやりとりを実現可能な接続機器判別機能を有する。
(7):HDMI接続において、EDIDの情報またはCECメッセージの情報を使用して、Vendorを判別し、Vendor特有のメッセージを送らない判断をする機能を有する。
(8):HDMI接続において、EDIDの情報またはCECメッセージの情報を使用して、Vendorを判別し、Vendor特有のメッセージを特定の機器へ搬送可能となる接続機器判別機能を有する。
HDMIソース120およびHDMIシンク110は、現行のHDMIとの互換性を保ちながら、HDMIケーブル130を利用して、双方向のIP通信を行うことができる。
HDMIソース120は、水平帰線区間または垂直帰線区間において、少なくとも画像に付随する音声データや制御データ、その他の補助データ等に対応する差動信号を、複数のチャンネルで、HDMIシンク110に一方向に送信する。
HDMIソース120は、HDMIケーブル130を介して接続されているHDMIシンク110から、そのHDMIシンク110のEDIDROM112が記憶しているE-EDIDをDDC200を介して読み出し、そのE-EDID情報に基づき、HDMIシンク110の設定や性能、すなわち、たとえばHDMIシンク110(を有する電子機器)が対応している画像のフォーマット(プロファイル)、たとえばRGB(Red, Green, Blue)の、YCbCr4:4:4,YCbCr4:2:2などを認識する。
このEDID中のデータには、TVが持つ解像度の能力や、オーディオの能力などが記述されている。
図6は、EDIDにおける“ID Manufacturer Name”の構成例を示す図である。
図5に示すように、EDIDの0x08番地から0x09番地には、“ID Manufacturer Name”が記述される。
本実施形態では、接続機器判別機能でこの“ID Manufacturer Name”データを使用する。
図6に例として、“SONY”の場合の“ID Manufacturer Name”のデータ構造を示している。
このDDCライン200は、TVなどのシンク機器と接続されたソース機器とのデータのやりとりに使用されるラインである。
通信プロトコルとしては、I2CバスがベースになっているDDCという技術が使われる。
そして、主に、HDCPやEDIDの読み込みなどに使用される。
このCECライン300を通じて、CECのメッセージの通信が行われる。
CECのメッセージの中には、“Device Vendor ID”というメッセージがあり、このメッセージにはVendorのユニークな固有IDが入っている。
本実施形態では、上述した接続機器判別機能において、他機器から送信されるこのメッセージを使用する。
図8は、CECメッセージの第2の構造例を示す図である。
また、図9は“Device Vendor ID”のメッセージ構造を示す図である。
情報を持つ。
たとえば、図9の例では、“Device Vendor ID”メッセージは、“Playback Device1”から接続機器全体にブロードキャスト(Broadcast)する論理アドレスのデータが格納されている。
ここでは、一例としてTVであるシンク機器110に、二つのDVDプレーヤであるソース機器140,150がCECラインを含むHDMIケーブル131,132を介して接続した例を示す。
ソース機器140,150においては、たとえば保持されているコンテンツCNT0、CNT1のリストLST1,LST2はそれぞれのメモリに保管されており、ユーザーUSRは、そのリストを見ることでソース機器140,150内の情報を知ることができる。
ソース機器140,150の接続機器判別部としてのシステム制御部143,153は、解析の結果“SONY”ではないことが分かると、メモリに作られた“ID Manufacturer Nameフラグ”145,155を設定しない。たとえば、ソース機器140,150のシステム制御部143,153は、“ID Manufacturer Nameフラグ”145,155を論理「0」に設定する。
ソース機器140,150のシステム制御部143,153は、解析の結果“SONY”であることが分かると、メモリに作られた“ID Manufacturer Nameフラグ”145,155を設定する。たとえば、ソース機器140,150のシステム制御部143,153は、“ID Manufacturer Nameフラグ(IFL)”145,155を論理「1」に設定する。
ソース機器140,150のシステム制御部143,153は、解析の結果、“SONY”でないことが分かると、メモリに作られた“Vendorフラグ”を設定しない。たとえば、ソース機器140,150のシステム制御部143,153は、“Vendorフラグ”(VFL)”146,156を論理「0」に設定する。
ソース機器140,150のシステム制御部143,153は、解析の結果、“SONY”であることが分かると、メモリに作られた“Vendorフラグ”を設定する。たとえば、ソース機器140,150のシステム制御部143,153は、“Vendorフラグ”(VFL)”146,156を論理「1」に設定する。
ソース機器140,150のシステム制御部143,153は、“ID Manufacturer Nameフラグ”および“Vendorフラグ”が設定されている場合には、Vendorユニークなメッセージである“Vendor Command”や“Vendor Command With ID”をCECバスライン上に流す。
するとTVであるシンク機器110のシステム制御部113は表示切替回路112を設定して、ソース機器140の映像を受信しているHDMIレシーバ118を有効にし、リモコン信号受信部114から入力される命令をCECデバイス116−CECデバイス141間を通してソース機器140のシステム制御部143に送信する。
TVであるシンク機器110のシステム制御部113は、表示切替回路112の設定をHDMI レシーバ117を有効にするように設定して、ユーザーUSRからの命令をCECデバイス116−CECデバイス151間を通してシステム制御部153に送る。
このようにユーザーUSRは明示的にDVDプレーヤであるソース機器140,150のコンテンツCNT0,CNT1を把握する必要があり、CECを利用して機器操作する効果として、システム制御部113が表示切替回路112を自動で設定することができる。
たとえば、現状のタッチパネルモニタには、AV入力のほかにタッチパネル情報を出力するRS232CケーブルやUSBインタフェースが付属している。これがHDMIケーブルだけで実現できる。
このように構成することにより、TVの高付加価値化と、TVを中心とした機器間の連携動作の幅を格段に広げることができる。
図7(A),(B)は、通常のCECのプロトコルを示す図である。
Data Blockは最大16 Blockで、最小 1Blockとなる。Data Blockの構成(5)は8bitデータ(6)と1bitのEOM(7)とACK(8)の計10で構成されており、ACKのみフォロワー(Follower;スレーブ)が送信する。
Start Bitを除いた、すべてのbitは、図7(B)に示すように、同じタイミングダイアグラム(9)をとり、立下りから始まって、スタートタイム(Sample Time)(10)の極性で論理(Logical) 1(11)、Logical 0(12)を判断する。
1bitを構成するスタートイベント(Start event)(13)やサンプルタイムリターントーハイ(Sample Time、Return to High)(14,15)はマージンを持つが、すべて規格で規定されており、1bitは標準で2.4msecの長さを持ち、これにより転送レートの理論値416bpsが導き出される。
EOMはエンドオブメッセージ(End Of Message)の略で、Data Blockの終了を表し、現在のData Blockで通信が終了することを意味する。フォロワー(Follower)はこのEOMを検出してFrameの終了を検出することができる。
ここでは、理解を容易するために、シンク機器とソース機器を1対1で接続する図1の通信システムを構築する場合を例に説明する。
なお、シンク機器とソース機器は、図10の例と同様な構成を有する。
また、図12は、図1の接続で、シンク機器であるTVとソース機器とのメッセージのやりとりを参考資料として示す図である。
図1の接続を行う。
この条件1では、TVが“SONY”以外の製品であるとする。
また、ソース機器120は、“SONY”の製品であるとする。
そして、EDID内部の“ID Manufacturer Name”を解析する(ST2)。
この場合、“SONY”製品ではないことが分かるため、ソース機器120内のメモリに作られた“ID Manufacturer Nameフラグ”を立てない。
たとえば、ソース機器120において論理アドレスが確定され、自身の物理アドレスをTVであるシンク機器110に送信する。
シンク機器110から“Give Device Vendor ID”メッセージを受けとると、ソース機器120は、自身の“Device Vendor ID”をシンク機器110側に送信する。
ここで、他機器からの“Device Vendor ID”を受信すると、その“Device Vendor ID”のVendor IDを解析する(ST6,ST7)。
この場合、“SONY”製品ではないことが分かるため、ソース機器120内のメモリに作られた“Vendorフラグ”を立てない。
ソース機器120は、“Vendorフラグ”を判別し、接続されているTVが“SONY”製品であるか、“SONY”製品ではないかを判断する(ST9)。
“ID Manufacturer Nameフラグ”および“Vendorフラグ”が立っていないため、ソース機器120は、Vendorユニークなメッセージである“Vendor Command”や“Vendor Command With ID”をCECバスライン上に流さない。
図1の接続を行う。
この条件2では、TVが“SONY”製品であるとする。
また、ソース機器120は、“SONY”の製品であるとする。
そして、EDID内部の“ID Manufacturer Name”を解析する(ST2)。
この場合、“SONY”製品であることが分かるため、ソース機器120内のメモリに作られた“ID Manufacturer Nameフラグ”を立てる(ST3)。
たとえば、ソース機器120において論理アドレスが確定され、自身の物理アドレスをTVであるシンク機器110に送信する。
シンク機器110から“Give Device Vendor ID”メッセージを受けとると、ソース機器120は、自身の“Device Vendor ID”をシンク機器110側に送信する。
ここで、他機器からの“Device Vendor ID”を受信すると、その“Device Vendor ID”のVendor IDを解析する(ST6,ST7)。
この場合、“SONY”製品であることが分かるため、ソース機器120内のメモリに作られた“Vendorフラグ”を立てる(ST8)。
ソース機器は、“Vendorフラグ”を判別し、接続されているTVが“SONY”製品であるか、“SONY”製品ではないかを判断する(ST9)。
“ID Manufacturer Nameフラグ”および“Vendorフラグ”が立っているため、ソース機器120は、Vendorユニークなメッセージである“Vendor Command”や“Vendor Command With ID”を、CECバスラインを介して任意の機器だけに向けて送り出すことができる(ST10)。
他社機器との接続された場合に出るメニューでは、基本的な操作ができるメニューを出し、自社機器との接続された場合に出るメニューでは、より複雑な操作を持たせるなど、機器ごと差別化した機能が実現可能である。
ソース機器は、解析の結果たとえば“SONY”ではないことが分かると、 “ID Manufacturer Nameフラグ”を設定せず、解析の結果“SONY”であることが分かると、“ID Manufacturer Nameフラグ”を設定する。
そして、ソース機器は、他機器からの“Device Vendor ID”を受信すると、その“Device Vendor ID”のVendor IDを解析し、解析の結果、“SONY”でないことが分かると、“Vendorフラグ”を設定せず、解析の結果、“SONY”であることが分かると、“Vendorフラグ”を設定する。
さらに、ソース機器は、“ID Manufacturer Nameフラグ”および“Vendorフラグ”が設定されていない場合には、たとえばVendorユニークなメッセージである“Vendor Command”や“Vendor Command With ID”をCECバスライン上に流さず、 “ID Manufacturer Nameフラグ”および“Vendorフラグ”が設定されている場合には、Vendorユニークなメッセージである“Vendor Command”や“Vendor Command With ID”をCECバスライン上に流す。
様々な接続ケースでCECバスラインのトラフィック(Traffic)を軽減することができる。
HDMIに接続される機器全てが、同一メーカーであるとは限らず、他社機器へVendorユニークで冗長なメッセージを与える必要がなくなる(メッセージを投げなくてすむ)。
たとえば、図1に示すように、TVとソース機器で、1対1で接続した場合であって、TVがソース機器と違うVendorである場合に、他社機器へVendorユニークで冗長なメッセージを与える必要がなくなる。
あるいは、その他、自身のソース機器以外のHDMIで接続されている全機器が自身のソース機器のVendorと違う場合などにも、冗長なメッセージを与える必要がなくなる。
また、HDMIで接続された全ての接続された機器に対して有効である。
また、EDIDだけの条件では、EDIDを持つ機器のみが対象になってしまい、CECメッセージの“Vendor ID”のみの条件では、Vendor IDを含むメッセージを送らない機器に対して漏れが出てしまう。
このため、EDIDとCECメッセージの両方の条件を加味することで広範囲の接続を対象にできる。
CECバスライン上でVendorユニークなメッセージが減ることで、CECバスラインの安定、他社機器との接続性向上に貢献できる。
また、Vendorの判別ができることで、上記以外の応用としてはVendor毎に下記のようなことが実現可能である。
たとえば、あるVendorに対しては、CECメッセージを送り出すタイミングを変えることができる。
また、あるVendorからのCECメッセージに対しては、自社とは異なる動作をする仕様を作ることができる。
また、HDCPの認証(Authentication)のタイミングを変えることができる。
また、このようなプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体、この記録媒体をセットしたコンピュータによりアクセスし上記プログラムを実行するように構成可能である。
141・・・CECデバイス、142・・・HDMIトランスミッタ(Tx)、143・・・システム制御部、144・・・リモコン信号受信部、145・・・ID Manufacturer Nameフラグ、146・・・Vendorフラグ、151・・・CECデバイス、152・・・HDMIトランスミッタ(Tx)、153・・・システム制御部、154・・・・・・リモコン信号受信部、155・・・ID Manufacturer Nameフラグ、156・・・Vendorフラグ。
Claims (12)
- CEC(Consumer Electronic Control)デバイスを含み、
性能に関するEDID(Extended Display Identification Data)の情報を有する他の電子機器と、映像と音声のデータ伝送と接続機器情報の交換、機器制御データの通信を可能とする通信ケーブルにより接続可能であり、
上記他の電子機器から上記通信ケーブルを通して取得したEDID情報および上記CECメッセージにより、上記他の機器のベンダー(Vendor)を判別し、上記通信ケーブルにより接続された機器のVendorによって処理を変更する接続機器判別部を有し、
上記接続機器判別部は、
EDID情報内部の“ID Manufacturer Name”を解析し、上記電子機器が所定の条件に従ったVendorの機器でない場合には、“ID Manufacturer Nameフラグ”を設定せず、所定の条件に従ったVendorの機器である場合には、“ID Manufacturer Nameフラグ”を設定し、
自機器の論理アドレスを確定して自機器の物理アドレスを他機器に送信し、
他機器からの“Device Vendor ID”を受信すると、その“Device Vendor ID”のVendor IDを解析し、所定の条件に従ったVendorの機器でない場合には、“Vendorフラグ”を設定せず、所定の条件に従ったVendorの機器である場合には、“Vendorフラグ”を設定し、
“ID Manufacturer Nameフラグ”および“Vendorフラグ”が設定されていない場合には、Vendorユニークなメッセージを上記通信ケーブルに送信せず、“ID Manufacturer Nameフラグ”および“Vendorフラグ”が設定されている場合には、Vendorユニークなメッセージを上記通信ケーブルに送信する
電子機器。 - 上記接続機器判別部は、
上記EDID情報およびCECメッセージの両方に基づき、所定の条件に従ってVendor特有のメッセージを送らない判断をする
請求項1記載の電子機器。 - 上記接続機器判別部は、
上記EDID情報およびCECメッセージの両方に基づき、所定の条件に従ったVendorである場合にVendor特有のメッセージを特定の機器へ搬送可能である
請求項1または2記載の電子機器。 - 上記接続機器判別部は、
上記EDID情報およびCECメッセージの両方に基づき、所定の条件に従ったVendorである場合にVendor特有のメッセージを特定の機器へ搬送を停止可能である
請求項1または2記載の電子機器。 - 上記接続機器判別部は、
上記EDID情報およびCECメッセージの両方に基づき、所定の条件に従ってVendor特有のメッセージを送る判断をして、特定のVendorの機器のみとメッセージのやりとりを実現可能である
請求項1記載の電子機器。 - CEC(Consumer Electronic Control)デバイスを含むソース機器と、
CECデバイスを含み、性能に関するEDID(Extended Display Identification Data)の情報を有する少なくとも一つのシンク機器と、
上記ソース機器と上記シンク機器とを接続可能で、映像と音声のデータ伝送と接続機器情報の交換、機器制御データの通信を可能とする少なくとも一つの通信ケーブルと、を有し、
上記通信ケーブルは、
CECメッセージとEDIDの情報を転送可能であり、
上記ソース機器は、
上記シンク機器から上記通信ケーブルを通して取得したEDID情報および上記CECメッセージにより、機器のベンダー(Vendor)を判別し、上記通信ケーブルにより接続された機器のVendorによって処理を変更する接続機器判別機能を有し、
上記ソース機器は、
EDID情報内部の“ID Manufacturer Name”を解析し、上記シンク機器が所定の条件に従ったVendorの機器でない場合には、“ID Manufacturer Nameフラグ”を設定せず、所定の条件に従ったVendorの機器である場合には、“ID Manufacturer Nameフラグ”を設定し、
自機器の論理アドレスを確定して自機器の物理アドレスをシンク機器に送信し、
シンク機器からの“Device Vendor ID”を受信すると、その“Device Vendor ID”のVendor IDを解析し、所定の条件に従ったVendorの機器でない場合には、“Vendorフラグ”を設定せず、所定の条件に従ったVendorの機器である場合には、“Vendorフラグ”を設定し、
“ID Manufacturer Nameフラグ”および“Vendorフラグ”が設定されていない場合には、Vendorユニークなメッセージを上記通信ケーブルに送信せず、“ID Manufacturer Nameフラグ”および“Vendorフラグ”が設定されている場合には、Vendorユニークなメッセージを上記通信ケーブルに送信する
通信システム。 - 上記ソース機器は、
上記EDID情報およびCECメッセージの両方に基づき、所定の条件に従ってVendor特有のメッセージを送らない判断をする
請求項6記載の通信システム。 - 上記ソース機器は、
上記EDID情報およびCECメッセージの両方に基づき、所定の条件に従ったVendorである場合にVendor特有のメッセージを特定の機器へ搬送可能である
請求項6または7記載の通信システム。 - 上記ソース機器は、
上記EDID情報およびCECメッセージの両方に基づき、所定の条件に従ったVendorである場合にVendor特有のメッセージを特定の機器へ搬送を停止可能である
請求項6または7記載の通信システム。 - 上記ソース機器は、
上記EDID情報およびCECメッセージの両方に基づき、所定の条件に従ってVendor特有のメッセージを送る判断をして、特定のVendorの機器のみとメッセージのやりとりを実現可能である
請求項6記載の通信システム。 - CEC(Consumer Electronic Control)デバイスを含むソース機器と、
CECデバイスを含み、性能に関するEDID(Extended Display Identification Data)の情報を有する少なくとも一つのシンク機器と、を
上記ソース機器と上記シンク機器とを接続可能で、映像と音声のデータ伝送と接続機器情報の交換、機器制御データの通信を可能とする通信ケーブルにより接続し、
上記ソース機器において、
上記シンク機器から上記通信ケーブルを通して取得したEDID情報および上記CECメッセージにより、機器のベンダー(Vendor)を判別し、上記通信ケーブルにより接続された機器のVendorによって処理を変更する接続機器判別ステップを有し、
上記接続機器判別ステップにおいて、
EDID情報内部の“ID Manufacturer Name”を解析し、上記シンク機器が所定の条件に従ったVendorの機器でない場合には、“ID Manufacturer Nameフラグ”を設定せず、所定の条件に従ったVendorの機器である場合には、“ID Manufacturer Nameフラグ”を設定し、
自機器の論理アドレスを確定して自機器の物理アドレスをシンク機器に送信し、
シンク機器からの“Device Vendor ID”を受信すると、その“Device Vendor ID”のVendor IDを解析し、所定の条件に従ったVendorの機器でない場合には、“Vendorフラグ”を設定せず、所定の条件に従ったVendorの機器である場合には、“Vendorフラグ”を設定し、
“ID Manufacturer Nameフラグ”および“Vendorフラグ”が設定されていない場合には、Vendorユニークなメッセージを上記通信ケーブルに送信せず、“ID Manufacturer Nameフラグ”および“Vendorフラグ”が設定されている場合には、Vendorユニークなメッセージを上記通信ケーブルに送信する
通信方法。 - 映像と音声のデータ伝送と接続機器情報の交換、機器制御データの通信を可能とする通信ケーブルによりCECデバイスを含み、性能に関するEDID(Extended Display Identification Data)の情報を有する少なくとも一つのシンク機器と接続されたソース機器で、
上記シンク機器から上記通信ケーブルを通して取得したEDID情報および上記CECメッセージにより、機器のベンダー(Vendor)を判別し、上記通信ケーブルにより接続された機器のVendorによって処理を変更する接続機器判別処理を実行するに際し、
EDID情報内部の“ID Manufacturer Name”を解析し、上記シンク機器が所定の条件に従ったVendorの機器でない場合には、“ID Manufacturer Nameフラグ”を設定せず、所定の条件に従ったVendorの機器である場合には、“ID Manufacturer Nameフラグ”を設定する処理と、
自機器の論理アドレスを確定して自機器の物理アドレスをシンク機器に送信する処理と、
シンク機器からの“Device Vendor ID”を受信すると、その“Device Vendor ID”のVendor IDを解析し、所定の条件に従ったVendorの機器でない場合には、“Vendorフラグ”を設定せず、所定の条件に従ったVendorの機器である場合には、“Vendorフラグ”を設定する処理と、
“ID Manufacturer Nameフラグ”および“Vendorフラグ”が設定されていない場合には、Vendorユニークなメッセージを上記通信ケーブルに送信せず、“ID Manufacturer Nameフラグ”および“Vendorフラグ”が設定されている場合には、Vendorユニークなメッセージを上記通信ケーブルに送信する処理と
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