JP4533828B2 - 電動ブレーキ - Google Patents

電動ブレーキ Download PDF

Info

Publication number
JP4533828B2
JP4533828B2 JP2005273501A JP2005273501A JP4533828B2 JP 4533828 B2 JP4533828 B2 JP 4533828B2 JP 2005273501 A JP2005273501 A JP 2005273501A JP 2005273501 A JP2005273501 A JP 2005273501A JP 4533828 B2 JP4533828 B2 JP 4533828B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating member
electric brake
rotating
brake
torque limiter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005273501A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007085421A (ja
Inventor
晃一 木野下
秀明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Brake Industry Co Ltd filed Critical Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority to JP2005273501A priority Critical patent/JP4533828B2/ja
Publication of JP2007085421A publication Critical patent/JP2007085421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4533828B2 publication Critical patent/JP4533828B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ブレーキ装置に固定したモータの回転運動を直線運動に変換してブレーキ装置内のピストン部材を前進させ、摩擦部材を回転体に押圧して制動を行う電動ブレーキに関する。
従来から、自動車等の車両においてはガソリン等を燃料とする内燃機関が高出力が得られる動力源として多用されてきた。近年では、環境対策や省燃費の観点から、電気自動車やハイブリッドエンジンとして電動モータが主動力ないし補助動力として採用されるようになった、そのようなことから、電力を供給された電動モータを駆動源とした電動ブレーキも多用されるようになった。電動モータを駆動源とした電動ブレーキでは、一般的に、モータの回転運動を直線運動に変換してブレーキ装置内のピストン部材を前進させ、摩擦部材を回転体に押圧して制動を行うように構成されている。そのために、モータの回転運動を直線運動に変換する過程で応答性にやや遅れを生じる。そこで、電動ブレーキにおけるブレーキパッドとブレーキロ−タとのクリアランスを狭めて応答性を改善する様々な技術が提案されている(例えば下記特許文献1参照)。
特開2001−341626号公報(特許請求の範囲参照)
前記特許文献1に開示されたものを図6を用いて簡単に説明する。モータ133におけるロータ135の回転運動がボールランプ機構134で直線運動に変換されてピストン部140に伝達される。この直線運動により、ピストン部140および爪部153を介してインナパッド114およびアウタパッド115により、ディスク113を押圧して制動力を発生させる。その際、車両の状態を検出するセンサ161〜164からの検出信号が、制動動作条件より緩い条件で設定したしきい値を超えたか否かで、制動動作が必要となりそうか否かを予測する制動予測手段を有し、モータ133を制御する制御手段160は、前記制動予測手段の予測結果に応じて、ブレーキパッド114、115とブレーキロ−タ113のクリアランスを狭めるように前記モータ133を制御するものである。
上記特許文献1に開示された電動ブレーキ装置により、運転者がブレーキ操作を行わずに制動力が自動的に発揮されるものにおいて、制動時のパッドクリアランスの空時間を短縮させて応答性の向上が図られることとなった。しかしながら、前記従来例のものでは、車両状態のセンシングのためのセンサ類を数多く必要とし、高コストで制御も複雑になった。そして、ブレーキのひきずりを発生させる虞れもあって、実用的でない。
そこで本発明は、前記従来の電動ブレーキ装置の課題を解決して、車両状態のセンシングが不要で、機械的な簡素な機構を用いて制御もシンプルな、低コストで信頼性の高い電動ブレーキを提供することを目的とする。
このため本発明は、ブレーキ装置に固定したモータの回転運動を直線運動に変換してブレーキ装置内のピストン部材を前進させ、摩擦部材を回転体に押圧して制動を行う電動ブレーキにおいて、ブレーキ装置の静止部に螺合し前記モータの回転により回転駆動される第1の回転部材と、該第1の回転部材に当接するとともに軸動のみ自在な前記ピストン部材に螺合する第2の回転部材とを有し、該第2の回転部材が、前記第1の回転部材の回転により前記ピストン部材から螺出するとともに、所定値以上の回転トルクにより前記第1の回転部材との連結が解除されるトルクリミッタを備えたことを特徴とする。また本発明は、前記第2の回転部材がスラスト軸受を介して前記第1の回転部材により軸方向に押圧されることを特徴とする。また本発明は、前記第1の回転部材の静止部への螺合部のリードをL1とし、前記第2の回転部材のピストン部材への螺合部のリードをL2としたとき、L2>L1なる関係に構成したことを特徴とする。また本発明は、前記トルクリミッタがばねにより径方向に付勢されたクラッチ部材により構成されたことを特徴とする。また本発明は、前記トルクリミッタがゴム材により径方向に付勢されたクラッチ部材により構成されたことを特徴とする。また本発明は、前記トルクリミッタが摩擦材からなるクラッチ部材により構成されたことを特徴とするもので、これらを課題解決のための手段とする。
本発明によれば、ブレーキ装置に固定したモータの回転運動を直線運動に変換してブレーキ装置内のピストン部材を前進させ、摩擦部材を回転体に押圧して制動を行う電動ブレーキにおいて、ブレーキ装置の静止部に螺合し前記モータの回転により回転駆動される第1の回転部材と、該第1の回転部材に当接するとともに軸動のみ自在な前記ピストン部材に螺合する第2の回転部材とを有し、該第2の回転部材が、前記第1の回転部材の回転により前記ピストン部材から螺出するとともに、所定値以上の回転トルクにより前記第1の回転部材との連結が解除されるトルクリミッタを備えたことにより、所定値の制動トルクを得て確実にブレーキ動作を行えるとともに、トルクリミッタを介して第1の回転部材と第2の回転部材とを連結することにより、第2の回転部材の回転によるピストン部材の螺出、すなわち逆ねじ機構によって、ピストン部材による摩擦部材の回転体へのクリアランスを詰めて応答性を向上させることができる。
また、前記第2の回転部材がスラスト軸受を介して前記第1の回転部材により軸方向に押圧される場合は、直線運動に変換された第1の回転部材からの軸方向の押圧力を第2の回転部材に確実かつ円滑に伝達することができる。さらに、前記第1の回転部材の静止部への螺合部のリードをL1とし、前記第2の回転部材のピストン部材への螺合部のリードをL2としたとき、L2>L1なる関係に構成した場合は、静止部に対して比較的密に形成されて第1の回転部材のへの螺合部により、確実に直線運動に変換された軸方向の移動が、第2の回転部材を介して、該第2の回転部材に螺合したピストン部材を大きなリードにて素早くブレーキロータ等の回転体に接触させることができるので、制動の応答性能を向上させることができる。
さらにまた、前記トルクリミッタがばねにより径方向に付勢されたクラッチ部材により構成された場合は、第1の回転部材と第2の回転部材との間に配設されたトルクリミッタを構成するクラッチ部材と別部材のばね特性を適切に選定することで、クラッチ部材の選定の自由度の向上が図れる上に、第1の回転部材と第2の回転部材との間の連結の解除力を調整することが可能となる。また、前記トルクリミッタがゴム材により径方向に付勢されたクラッチ部材により構成された場合は、比較的簡素なゴム材の弾性力のみを利用して、第1の回転部材と第2の回転部材との間の連結の解除力を調整することが可能となる。さらに、前記トルクリミッタが摩擦材からなるクラッチ部材により構成された場合は、例えば、軸方向に対向する摩擦材を介したクラッチ部材により、直線運動に変換された回転部材の軸力を得て所定の摩擦力が得られ、解除力を設定できる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の電動ブレーキの第1実施例を示す要部断面図で、ディスクブレーキに適用された例の要部縦断面図およびクラッチ部材の横断面図、図2はクラッチ部材の第2実施例を示す横断面図、図3はクラッチ部材の第3実施例を示す縦断面図、図4は本発明の電動ブレーキの第4実施例を示す要部断面図で、ドラムブレーキに適用された例の要部縦断面図およびブレーキ部の拡大図、図5は本発明の電動ブレーキの第5実施例を示すもので、トルクモジュレーションブレーキに適用された拡大図である。
本発明の電動ブレーキの基本的な構成は、図1の第1実施例に示すように、ブレーキ装置に固定したモータ9の回転運動を直線運動に変換してブレーキ装置内のピストン部材4を前進させ、摩擦部材2を回転体3に押圧して制動を行う電動ブレーキにおいて、ブレーキ装置の静止部に螺合し前記モータ9の回転により回転駆動される第1の回転部材16と、該第1の回転部材16に当接するとともに軸動のみ自在な前記ピストン部材4に螺合する第2の回転部材11とを有し、該第2の回転部材11が、前記第1の回転部材16の回転により前記ピストン部材4から螺出するとともに、所定値以上の回転トルクにより前記第1の回転部材16との連結が解除されるトルクリミッタ5を備えたことを特徴とするものである。
以下に詳述する。本発明のブレーキ装置は、電気的エネルギーを動力源としたモータ9の回転運動を直線運動に変換してブレーキ装置内のピストン部材4を前進させ、摩擦部材であるブレーキパッド2を回転体であるブレーキロータ3に押圧して制動を行う電動ブレーキである。図示省略のペダルの踏動が踏力センサ等により検出されると、所定の踏力信号が制御器に入力される。該制御器内にて算出された踏力信号に応じたモータ操作電圧がブレーキ装置ボディ1のモータボディ1Cに固定されたモータ9に印加される。操作電圧に応じてモータ9が回転すると、モータ9の軸に固定されたピニオンギヤ9Aに噛合する大径の減速ギヤ10によってブレーキ装置ボディ1のクラッチボディ1B内に配設された第1の回転部材であるロータアウタ16が減速回転する。該ロータアウタ16の軸部16Aの外周にはねじ部5Aが刻設されている。該第1の回転部材であるロータアウタ16の静止部であるクラッチボディ1Bへの螺合部の所定のねじピッチのリードをL1とする。
ロータアウタ16は皿状を呈し、その内周側にトルクリミッタを構成するクラッチ部材5を介してロータインナ11が配設される。ロータアウタ16とロータインナ11との対向端面間にはスラスト軸受6が介設される。ロータインナ11の軸心からは前記ロータアウタ16の軸部16Aと同軸でブレーキロータ3側に延びる軸部11Aが延設される。該軸部11Aの外周はピストン部材4の内周に逆ねじにて螺合される。ピストン部材4はブレーキ装置ボディ1のキャリパボディ1A内に軸方向のスライドのみ自在で回転不能に装着される。
ピストン部材4へのロータインナ11の軸部11Aの螺合部のリードをL2とし、前記ロータアウタ16の軸部16Aのクラッチボディ1Bへの螺合部のリードL1との関係をL2>L1なる関係に構成する。例えば、L2=2L1とすれば、ロータアウタ16がクラッチボディ1Bに対して1回転で直線運動に変換されて1の軸移動量が得られた場合、ロータインナ11の軸部11Aの1回転で直線運動に変換されるピストン部材4の軸移動量は2となる。これにより、簡素な機械的な構造のみにて、ピストン部材4が迅速に軸方向に移動することができ、ピストン部材4に隣接配置された摩擦部材であるブレーキパッド2を迅速に作動させてブレーキロータ3とブレーキパッド2とのクリアランスを速やかに詰めて制動の応答性を向上させることが可能となる。
クリアランスを詰めた後、さらにモータ9が回転を続行してブレーキロータ3に対してブレーキパッド2を押し付け、制動力が発生しようとする。図1(B)に示すように、ロータアウタ16内周面とロータインナ11外周面との間には、トルクリミッタを構成するクラッチ部材5が構成されている。ロータアウタ16内周面の円周上の例えば4か所には、それぞればね14により中心方向に付勢された爪15が装着されている。符号13はばね受け、12はOリングを示す。ロータインナ11には前記各爪15に対応してこれらを受け入れる凹部が刻設されている。このような構成によって、クリアランスが詰まった後、ロータインナ11の軸部11AのリードL2は、L1に対して大きいため、回転させるための負荷がL1に比べて増大し、静止しようとする。静止しようとするロータインナ11に対してロータアウタ16が回転を続行しようとし、トルクリミッタ5を構成する各爪15がばね14の復元力に抗してロータインナ11の凹部から後退して両者の連結が開放される。これにより、ロータインナ11に対するロータアウタ16の相対回転が可能となり、ロータアウタ16の軸部16AのリードL1によって軸方向にスラスト軸受6を介してロータインナ11を押圧する。ロータインナ11がピストン部材4を介してブレーキパッド2を押圧し、制動力を得る。
図2はクラッチ部材の第2実施例を示す横断面図である。本実施例では、トルクリミッタがゴム材15−2により径方向に付勢されたクラッチ部材により構成されたものである。ゴム材15−2は、例えば、ロータアウタ16の内周面の円周上の4か所の凹部に固定され、ロータインナ11の外周面にはゴムの弾性により摺接しているだけである。このように構成されているので、比較的簡素なゴム材の弾性力のみを利用して、第1の回転部材であるロータアウタ16と第2の回転部材であるロータインナ11との間のトルクリミッタとしての連結の解除力を適宜設定することが可能となる。
図3はクラッチ部材の第3実施例を示す縦断面図である。本実施例では、トルクリミッタが摩擦材からなるクラッチ部材により構成されたものである。例えば、軸方向に対向する所定の摩擦係数を有する摩擦材11−3、16−3を介したクラッチ部材11−2、16−2により、直線運動に変換された回転部材の軸力を得て所定の摩擦力が得られ、トルクリミッタとしての連結の解除力を設定できる。
図4は本発明の電動ブレーキの第4実施例を示す要部断面図で、ドラムブレーキに適用された例の要部縦断面図およびブレーキ部の拡大図である。図4(A)に示すように、トルクリミッタ26を構成するクラッチ部は、モータ22のギヤと噛合するギヤ27とピストン部材24に螺合する各軸端部間に対向して接触配置される入力ロータ28と出力ロータ29とからなる。トルクリミッタ26が収容されるトルクリミッタハウジング25は、図4(B)に示すように、ブレーキ装置のバックプレート17の表面側に固定される。図4(A)にも示されるように、バックプレート17の裏面側のモータハウジング23内に前記モータ22が設置される。
図4(A)に示すように、ピストン部材24が進出すると、図4(B)のレバー18を時計方向に回動させ、ストラット20を介しばね21の復元力に抗してブレーキシュー19、19をアンカー30側を中心として拡開させる。ブレーキシュー19、19が拡開して図示省略のブレーキドラムの内周面に摺接して制動動作が行われる。制動が行われ、クリアランスが詰まった後、出力ロータ29の軸部リードL2は入力ロータ28の軸部リードL1に対して大きいため、回転させるための負荷がL1に比べて増大し、静止しようとする。静止しようとする出力ロータ29に対して入力ロータ28が回転を続行しようとすると、トルクリミッタ26を構成するこれらの入出力ロータ28、29間が所定の摩擦力を超えると、両者の連結が開放される。これにより、出力ロータ29に対する入力ロータ28の相対回転が可能となり、入力ロータ28の軸部のリードL1によって軸方向に出力ロータ29を押圧する。出力ロータ29がピストン部材24を押圧し、制動力を得る。
図5は本発明の電動ブレーキの第5実施例を示すもので、トルクモジュレーションブレーキに適用された拡大図である。トルクリミッタハウジング25からピストン部材24が進出すると、レバープレート32をアンカーピン31を中心に反時計方向に回動させる。レバープレート32のアンカーピン31を中心とした回動により、レバープレート32に係止されたカムピン34a、34bも反時計方向に揺動する。これによって、アンカーピン31の周囲に配設された制御レバー33a、33bが反時計方向に揺動して、ブレーキシュー19a、19bの端部を拡開する。ブレーキシュー19a、19bのシュー面が図示省略のブレーキドラムの内周面に摺接して制動動作が行われる。
以上、本発明の実施例について説明してきたが、本発明の趣旨の範囲内で、モータの形状、形式、減速ギヤの形式(好適には軸力に対応するはす歯噛合が採用される)およびその減速比、モータからの回転運動の直線運動への変換形態(ボールねじ機構を利用した軸部の静止部への螺合等)、トルクリミッタを構成するクラッチ部材の形状(所定値以上の回転トルクにより第1の回転部材との連結が解除される第2の回転部材の関連構成)、形式(トルクリミッタがばねにより径方向に付勢されたクラッチ部材により構成されたり、所定弾性係数のゴム材により径方向に付勢されたクラッチ部材により構成されたり、所定摩擦係数の摩擦材により対向接触するクラッチ部材により構成されてもよい)、ピストン部材の形状、形式およびクラッチ部材からの回転運動の直線運動への変換形態ならびにピストン部材の軸動のみ自在の構成(スプライン嵌合や、非円形断面によるピストン部材のブレーキ部材等の静止部への嵌合等)、ピストン部材を介した摩擦部材の回転体への押圧形態、ブレーキ装置の静止部に螺合する第1の回転部材の螺合リードとピストン部材に螺合する第2の回転部材の螺合リードの比率、クラッチ部材が解除される回転トルクの大きさ、第2の回転部材のスラスト軸受を介した第1の回転部材の軸方向への押圧形態等については適宜選定できる。実施例に記載の諸元はあらゆる点で単なる例示に過ぎず限定的に解釈してはならない。
本発明の電動ブレーキの第1実施例を示す要部断面図で、ディスクブレーキに適用された例の要部縦断面図およびクラッチ部材の横断面図である。 本発明の電動ブレーキにおけるクラッチ部材の第2実施例を示す横断面図である。 本発明の電動ブレーキにおけるクラッチ部材の第3実施例を示す縦断面図である。 本発明の電動ブレーキの第4実施例を示す要部断面図で、ドラムブレーキに適用された例の要部縦断面図およびブレーキ部の拡大図である。 本発明の電動ブレーキの第5実施例を示すもので、トルクモジュレーションブレーキに適用された拡大図である。 従来の電動ブレーキ装置の断面図である。
符号の説明
1 ブレーキ装置
2 摩擦部材(ブレーキパッド)
3 回転体(ブレーキロータ)
4 ピストン部材
4A 逆ねじ部
5 クラッチ部材(トルクリミッタ)
5A ねじ部
6 スラスト軸受
7 トルクリミッタハウジング
8 モータハウジング
9 モータ
9A ピニオンギヤ
10 減速ギヤ
11 第2の回転部材(ロータインナ)
14 ばね
15 爪
16 第1の回転部材(ロータアウタ)

Claims (6)

  1. ブレーキ装置に固定したモータの回転運動を直線運動に変換してブレーキ装置内のピストン部材を前進させ、摩擦部材を回転体に押圧して制動を行う電動ブレーキにおいて、ブレーキ装置の静止部に螺合し前記モータの回転により回転駆動される第1の回転部材と、該第1の回転部材に当接するとともに軸動のみ自在な前記ピストン部材に螺合する第2の回転部材とを有し、該第2の回転部材が、前記第1の回転部材の回転により前記ピストン部材から螺出するとともに、所定値以上の回転トルクにより前記第1の回転部材との連結が解除されるトルクリミッタを備えたことを特徴とする電動ブレーキ。
  2. 前記第2の回転部材がスラスト軸受を介して前記第1の回転部材により軸方向に押圧されることを特徴とする請求項1に記載の電動ブレーキ。
  3. 前記第1の回転部材の静止部への螺合部のリードをL1とし、前記第2の回転部材のピストン部材への螺合部のリードをL2としたとき、L2>L1なる関係に構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の電動ブレーキ。
  4. 前記トルクリミッタがばねにより径方向に付勢されたクラッチ部材により構成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電動ブレーキ。
  5. 前記トルクリミッタがゴム材により径方向に付勢されたクラッチ部材により構成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電動ブレーキ。
  6. 前記トルクリミッタが摩擦材からなるクラッチ部材により構成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電動ブレーキ。
JP2005273501A 2005-09-21 2005-09-21 電動ブレーキ Expired - Fee Related JP4533828B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005273501A JP4533828B2 (ja) 2005-09-21 2005-09-21 電動ブレーキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005273501A JP4533828B2 (ja) 2005-09-21 2005-09-21 電動ブレーキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007085421A JP2007085421A (ja) 2007-04-05
JP4533828B2 true JP4533828B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=37972599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005273501A Expired - Fee Related JP4533828B2 (ja) 2005-09-21 2005-09-21 電動ブレーキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4533828B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103522301A (zh) * 2013-09-30 2014-01-22 中国计量学院 气动肌肉驱动的变转轴仿生关节
KR101860581B1 (ko) * 2013-07-26 2018-05-23 주식회사 만도 전동식 디스크 브레이크 장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100987087B1 (ko) * 2008-06-02 2010-10-11 한국과학기술연구원 항복 토크 발생장치 및 이를 이용한 회전기구

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08296674A (ja) * 1995-04-26 1996-11-12 Akebono Brake Res & Dev Center Ltd ブレーキ装置
JPH10267045A (ja) * 1997-03-25 1998-10-06 Sanden Corp 動力伝達機構
JPH11101283A (ja) * 1997-09-30 1999-04-13 Tokico Ltd 電動式ブレーキ装置
JP2001343026A (ja) * 2000-03-29 2001-12-14 Toyota Industries Corp 動力伝達機構
JP2004044778A (ja) * 2002-03-20 2004-02-12 Advics:Kk 車両用ブレーキ装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08296674A (ja) * 1995-04-26 1996-11-12 Akebono Brake Res & Dev Center Ltd ブレーキ装置
JPH10267045A (ja) * 1997-03-25 1998-10-06 Sanden Corp 動力伝達機構
JPH11101283A (ja) * 1997-09-30 1999-04-13 Tokico Ltd 電動式ブレーキ装置
JP2001343026A (ja) * 2000-03-29 2001-12-14 Toyota Industries Corp 動力伝達機構
JP2004044778A (ja) * 2002-03-20 2004-02-12 Advics:Kk 車両用ブレーキ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101860581B1 (ko) * 2013-07-26 2018-05-23 주식회사 만도 전동식 디스크 브레이크 장치
CN103522301A (zh) * 2013-09-30 2014-01-22 中国计量学院 气动肌肉驱动的变转轴仿生关节
CN103522301B (zh) * 2013-09-30 2015-07-08 中国计量学院 气动肌肉驱动的变转轴仿生关节

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007085421A (ja) 2007-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6076023B2 (ja) 電動パーキングブレーキ装置及び電動ブレーキ装置
KR101937518B1 (ko) 전동 파킹 브레이크 장치 및 그 해제 방법
JP6602305B2 (ja) 不可逆なねじナットシステムを有するアクチュエータ、ドラムブレーキ、およびこれを備えるブレーキ装置
JP5093476B2 (ja) 電動ディスクブレーキ
KR102281170B1 (ko) 전동 브레이크 장치
JP5488909B2 (ja) ディスクブレーキ
JP5499930B2 (ja) 電動ブレーキ装置
JP5614528B2 (ja) ディスクブレーキ
US20230256951A1 (en) Electromechanical brake and method of operating the same
JP2005512001A (ja) ブレーキ付きスクリュウ・アクチュエータ
JP4032386B2 (ja) 電動ディスクブレーキ
JP4659461B2 (ja) 車両用ホイールモータおよびその制御方法
JP4533828B2 (ja) 電動ブレーキ
JP7040287B2 (ja) 車両用ブレーキ装置
CN104340188B (zh) 机电制动装置
JP2008164111A (ja) 電動ディスクブレーキ
JP2013217468A (ja) ディスクブレーキ倍力機構
JP4288501B2 (ja) 電動ブレーキ装置
KR20210002011A (ko) 전자기계식 브레이크 시스템
JP2011149536A (ja) ロック防止機構を備えた送りねじ装置
JP2007107719A (ja) 車両用のコンパクトなパーキングブレーキ
US20230287949A1 (en) Electromechanical brake and method of operating the same
JP4385164B2 (ja) 電動ディスクブレーキ装置
JP2014101973A (ja) 電動パーキングブレーキ装置
CN113966443A (zh) 紧凑型机电制动器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080912

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100520

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100614

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees