JP4530701B2 - バレルメッキ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品等の被メッキ物に金属膜を形成するバレルメッキ装置に関するものである。
バレルメッキ装置は、支持部材に回転自在に支持された筒状のバレルと、バレル内に配置されその両端を支持部材に非回転で支持された電極とを備えており、被メッキ物及び被メッキ物への通電を補助する通電媒介物が投入されたバレルをメッキ液中で回転させ、且つ、電極に通電することにより被メッキ物に対して所期のメッキ処理を行う。電極はその両端に設けられた断面矩形状の軸部を支持部材に設けられた断面矩形状の孔に嵌合することにより支持部材に非回転で支持されている。
特許第2769722号公報
電極の両端を支持部材に非回転で支持するために前記の如き多角形の嵌め合いを利用する場合には電極の軸部と支持部材の孔の両者を高い寸法精度で加工または成形する必要があるが、実際上、多角形嵌め合いに適した寸法精度を得ることは容易なことではなく、往々にして所期の寸法精度が得られずに嵌め合わせ不良やガタツキ等の不具合を生じ易い。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、支持部材に依る電極の非回転支持を簡単、且つ、的確に行えるバレルメッキ装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、筒状のバレルと、バレル内に配置された電極と、バレルの両側に配置された支持部材とを備えたバレルメッキ装置において、バレルの両端面に設けた支持孔には支持部材に設けた筒状部がバレルの回転を許容するように挿入されており、電極はその両端に設けた絶縁材被覆の軸部を支持部材の筒状部の内孔に挿入され、且つ、筒状部との間に設けられた回り止め手段によって筒状部に対する回転が規制されている、ことをその特徴とする。
本発明によれば、バレルの両端面に設けた支持孔に支持部材に設けた筒状部を挿入すると共に該筒状部の内孔に電極の両端に設けた絶縁材被覆の軸部を挿入し、筒状部との間に設けられた回り止め手段によって電極の筒状部に対する回転を規制することにより、高度な加工または成形を要することなく、支持部材に依る電極の非回転支持を簡単、且つ、的確に行うことができる。
図1〜図7は本発明の一実施形態を示すもので、図1はバレルメッキ装置の上面図、図2は図1のA−A線矢視図、図3は図1のB−B線断面図、図4は図3のC−C線断面図、図5は図4の櫛形電極支持部分の要部断面図、図6は図5のD−D線断面図、図7は櫛形電極組み付け方法の説明図である。
このバレルメッキ装置は、上面を開口したメッキ槽1と、メッキ槽1にメッキ液PLを供給するための給液パイプ2と、メッキ槽1から排出されるメッキ液PLを収集し排液パイプ2に送り込むための合流ケース3と、合流ケース3に収集されたメッキ液PLを排出するための排液パイプ4と、メッキ槽1の内部に配置され、アノード材AMを収容するアノードケース5と、スクリーン7と、図示しないバレルハンガーによりメッキ槽1の内部に配置されるバレル10と、バレル10の内部に配置された櫛形電極20と、バレル10の両側に配置された支持部材30とを備えている。
メッキ槽1はメッキ液PLに対して耐性を有するポリ塩化ビニル等のプラスチックやプラスチックコーティングが施された金属材料等から成る上面を開口した直方体形状の絶縁性容器であり、側壁の1面の上部両側にはメッキ液PLを排出するための排出口1aが設けられている。
給液パイプ2は一端2aが閉じられた円筒形状を成し、メッキ液PLに対して耐性を有するポリ塩化ビニル等のプラスチックから形成されている。また、給液パイプ2の円筒部2bにはメッキ液PLをメッキ槽1内に供給する複数の給液口2cが設けられている。この給液パイプ2は一端2aを下に向けてメッキ槽1内の底面近傍まで挿入されており、他端は図示しないメッキ液循環装置に接続されている。
合流ケース3は側壁の1面をメッキ槽1の側壁により形成された矩形容器状を成し、メッキ液PLに対して耐性を有するポリ塩化ビニル等のプラスチックから形成されている。この合流ケース3内にはメッキ槽1の排出口1aが連通していて、排出口1aから排出されるメッキ液PLが合流ケース3内に流入するようになっている。また、合流ケース3の底面は中央部に向かって下方に傾斜し、底面の中央部には排液パイプ4に接続される排出口3aが設けられている。
排液パイプ4はメッキ液PLに対して耐性を有するポリ塩化ビニル等のプラスチックから形成され、一端を合流ケース3の排出穴3aの下方に接続され、他端を図示しないメッキ液循環装置に接続されている。
アノードケース5はチタン等の導電性金属材料から形成されており、アノードAMを収容するケース部5aと、メッキ槽1に両端を固定された吊り下げバー5bに吊り下げるためのフック部5cとを備えている。アノードケース5はメッキ槽1内の側壁近傍に配置されて、ケース部5aには導線6が接続されている。また、ケース部5aは上部を開口した直方体形状を成し、最も大きな2つの側面には矩形状のメッシュ窓5dが設けられている。
スクリーン7はメッキ槽1の内側壁に設けられた断面コの字型の取付枠7aに着脱自在に差し込まれていて、メッキ槽1内を中央のメッキ室1bとその両側のアノード室1cとに区画している。このスクリーン7はメッキ液PLに対して耐性を有するポリエステル等のプラスチックから形成されたメッシュ部7cをメッキ液PLに対して耐性を有するポリ塩化ビニル等のプラスチックから形成された外枠部7bで保持した矩形板状のフィルターである。メッキ処理の際にバレル10の回転によってメッキ室1bのメッキ液PLに対流が生じるが、スクリーン7の存在によって各アノード室1cにはその影響が及び難いため、アノード室1cの下側に溜まるスライムやスラッジと称される泥状物質が分散して排出口1aから排出され排液パイプ4を通じてメッキ液循環装置に送り込まれることを防止できる。
バレル10は横長矩形状の6つの面を有する断面6角形状の筒部11と、筒部11の両端を閉じる端部12とからなり、筒部11の内面には被メッキ物W及び通電媒介物Mの通過を阻止し、且つ、メッキ液の通過を許容するメッキ液PLに対して耐性を有するポリエステル等のプラスチックから形成されたメッシュ部材11aが貼り付けられている。また、筒部11の1つの面は被メッキ物W及び通電媒介物Mを出し入れするための蓋部13として着脱自在になっている。
筒部11の6つの面それぞれは、横長矩形状の枠部11bと、枠部11bの内側に軸方向と直交する向きで設けられた複数の仕切部11eと、仕切部11eによって軸方向に区画された複数の開口部11c、11dとから成り、各開口部11c、11dからはメッシュ部材11aが露出している。因みに、隣接する2つの面は枠部11bの一部を共有しており、枠部11b及び仕切部11eはメッキ液PLに対して耐性を有するポリ塩化ビニル等のプラスチックから形成されている。
各端部12は中央部に断面円形の支持孔12aを有し、支持孔12aはバレル10の両端に配置されたボス31にメッキ液PLに対して耐性を有するフッ素系等のプラスチックから形成されたブッシュ32を介して回転自在に支持されている。また、各端部12はメッキ液PLに対して耐性を有するポリ塩化ビニル等のプラスチックから形成されている。
因みに、ボス31はメッキ液PLに対して耐性を有するポリプロピレンやポリアセタール等のプラスチックから形成され、断面円形状の内孔31aを有する円筒形状の筒状部31bと、筒状部31bから半径方向外側に延びるフランジ部31cとを有する。このボス31は筒状部31bを支持部材30に設けた断面円形状の孔30aに挿入されフランジ部31cを支持部材30の外側面にボルト30bによって固定されている。
櫛形電極20はバレル10内に配置された陰極であり、被メッキ物W及び通電媒介物Mの撹拌及び電圧の印加を行う複数本の棒状の電極棒21と、各電極棒21が軸方向に間隔をおいて固定された1本の棒状の電極支持部22とを備えている。
各電極棒21は内部に真鍮等の導電材料から成る電極部材21aを有し、電極部材21aは一端に被メッキ物W及び通電媒介物Mに通電するための先端が半球状を成す電極部21bが設けられ、他端には雄螺子21cが設けられている。また、各電極棒21は電極部21b及び雄螺子21cを除きメッキ液PLに対して耐性を有するポリ塩化ビニル等のプラスチックの絶縁材21dにより被覆され、全体が円柱状を成し全てが同じ長さを有している。また、電極部21bと絶縁材21dとの間にはメッキ液PLに対して耐性を有するシリコンゴム等から成るシール21eが介装されている。
電極支持部22は内部に真鍮等の導電材料から成る導電軸22aを有し、導電軸22aは複数の雌螺子穴22bが軸方向にほぼ等間隔で設けられ、導電軸22aの両端は導線23にそれぞれ接続されている。尚、導線23は導電軸22aとの接続部を除きメッキ液PLに対して耐性を有するポリ塩化ビニル等のプラスチックから成る絶縁材23aで被覆されている。また、導電軸22aは雌螺子穴22b及び導線23との接続部を除きメッキ液に対して耐性を有するポリ塩化ビニル等のプラスチックの絶縁材22c、22d、22eにより被覆されている。
詳しくは、電極支持部22のバレル10内に配置される部分は絶縁材22cにより被覆され、絶縁材22cから突出した導電軸22aの両端は絶縁材22d、22eでそれぞれ被覆されている。この導電軸22aの両端の絶縁材22d、22eでそれぞれ被覆された部分が請求範囲で言うところの軸部に相当する。絶縁材22cは図6に示すように上部に2つの斜面22fを有する断面形状に形成されている。絶縁材22d、22eは断面円形状に形成され、絶縁材22cと絶縁材22dとの間及び絶縁材22cと絶縁材22eとの間にはメッキ液に対して耐性を有するシリコンゴム等から成るシール22gが介装されている。
また、絶縁材22d、22eは支持部材30に固定されたボス31の筒状部31bに形成された断面円形状の内孔31aに挿入されている。また、絶縁材22cの両端には係合穴22hが設けられ、これと対向するボス31の筒状部31bの一端には係合穴31dが設けられ、両係合穴22h、31dに円柱状または角柱状を成す回転防止ピン31eが挿入されている。つまり、櫛形電極20は、電極支持部22の絶縁材22cとボス31の筒状部31bとを係合する回転防止ピン31eによって、バレル10内に回転不能に配置されている。この両係合穴22h、31dと回転防止ピン31eは請求範囲で言うところの回り止め手段に相当する。因みに、回転防止ピン31eはメッキ液PLに対して耐性を有するチタン等の金属から成る。
前記の櫛形電極20をバレル10内に配置するときには、図7に示すように、先ず、支持部材30の孔30a及びバレル10の端部12の孔12a(ブッシュ32の内孔)を通じてバレル10内に電極支持部22を挿入し、次に、バレル10内で電極支持部22の雌螺子穴22bに電極棒21を螺合する。この螺合時には電極支持部22と電極棒21との間にメッキ液PLに対して耐性のあるシリコンゴム等から成るシール24を介装する。次に、電極支持部22の両端を被覆する絶縁材22d、22eをボス31に設けた筒状部31bの内孔31aに挿入すると共に係合穴22hに一端を差し込んだ回転防止ピン31eの他端をボス31側の係合穴31dに差し込み、次に、ボス31を支持部材30にボルト30bにより固定する。
以下に、前述のバレルメッキ装置によって、被メッキ物W、例えば電子部品用チップに設けられた下地金属膜上にニッケル膜や錫膜や銅膜や半田膜等の金属膜を形成する方法について説明する。
先ず、メッキ槽1に給液パイプ2を通じてメッキ液PLを供給し、メッキ槽1に設けた排出口1aから余剰のメッキ液PLを排出することにより、メッキ槽1内のメッキ液PLの濃度及び液位を一定に保つ。尚、排出されたメッキ液PLは合流ケース3及び排出パイプ4を通じてメッキ液循環装置に送り込まれ、メッキ液循環装置で濃度調節及び浄化をされた後、給液パイプ2を通じてメッキ槽1に供給される。
アノードケース5のケース部5aにはメッキの種類に対応した所定のアノード材AMを収容し、アノードケース5のフック部5cを吊り下げバー5bに吊り下げることにより、ケース部5a内のアノード材AMをメッキ液PLに浸漬する。また、所定量の被メッキ物W及び通電媒介物Mをバレル10内に投入し、図示しないバレルハンガーで支持部材30を移動させ、メッキ槽1内のメッキ液PLに支持部材30と共にバレル10を浸漬する。
次に、メッキ槽1内のメッキ液PLに浸漬されたバレル10を図3に矢印で示す方向に所定速度、例えば約8回転/1分間の速度で回転させながら、アノードケース5及び櫛形電極20に導線6、23を通じて所定の電圧を印加することにより、所期のメッキ処理を行う。
このバレル回転時には図3に示すように被メッキ物W及び通電媒介部Mはバレル10の底付近に集積し塊となってバレル回転方向と同方向に流動し、非回転の櫛型電極20の各電極棒21は前記塊に差し込まれた状態となるため、流動する被メッキ物W及び通電媒介物Mは各電極棒21によって撹拌され被メッキ物W同志の張り付き等は解消される。
このように、前述のバレルメッキ装置によれば、バレル10の両端部12に設けた断面円形の支持孔12aに支持部材30に固定したボス31の筒状部31bを挿入すると共に該筒状部31bの内孔31aに櫛形電極20の導電軸22aの両端の絶縁材22d、22eでそれぞれ被覆された部分を挿入し、絶縁材22cの係合穴22hに一端を差し込んだ回転防止ピン31eの他端をボス31側の係合穴31dに差し込んで櫛形電極20の筒状部31bに対する回転を規制することにより、支持部材30に依る櫛形電極20の非回転支持を行うことができる。
即ち、バレル10の支持孔12aへのボス31の筒状部31bの挿入、並びに、筒状部31bの内孔31aへの櫛形電極20両端の軸部分の挿入を簡単に行え、回り止め手段を構成する回転防止ピン31eが櫛形電極20及び支持部材30と別に設けてあるため、従来の多角形嵌め合いのような高度な加工または成形を要することなく、支持部材30に依る櫛形電極20の非回転支持を簡単、且つ、的確に行うことができる。
また、回り止め手段を構成する回転防止ピン31eがメッキ液PLに対して耐性を有するチタン等の金属から形成されているため、該回転防止ピン31eにメッキ液PLが接触しても前記の回り止め効果が損なわれることはないし、回転防止ピン31dは導電軸22aと絶縁材22c、22d、22eにより電気的に絶縁されているため該回転防止ピン31eから漏電する恐れもない。
さらに、図7を引用して説明したように、支持部材30の孔30a及びバレル10の端部12の孔12aを通じてバレル10内に電極支持部22を挿入してから支持部材30にボス31を取り付けることができるので、バレル10内に櫛形電極20の電極支持部22を挿入する作業、並びに、バレル10内で電極支持部22に電極棒21を螺合する作業を容易に行うことができる。
尚、前記実施形態では、櫛形電極20の絶縁材22cの両端に係合穴22hを設け、これと対向するボス31の筒状部31bの一端に係合穴31dを設け、両係合穴22h、31dに回転防止ピン31eを差し込むものを例示したが、図8に示すように回転防止ピン31fをボス31と一体に形成しておいてもよく、また、図9に示すように回転防止ピン22iを絶縁材22cと一体に形成しておいてもよい。
また、図10に示すようにボス31のフランジ部31cのボルト30bを挿通させる取付穴31gを長穴にすれば、バレル10内に配置された櫛形電極20の電極棒21のバレル回転方向の位置を長穴31bの許容する範囲内で容易に調節することができる。
本発明の一実施形態を示すバレルメッキ装置の上面図である。 図1のA−A線矢視図である。 図1のB−B線断面図である。 図3のC−C線断面図である。 図4の櫛形電極支持部分の要部断面図である。 図5のD−D線断面図である。 櫛形電極組み付け方法の説明図である。 櫛形電極支持部分の変形例を示す要部断面図である。 櫛形電極支持部分の他の変形例を示す要部断面図である。 櫛形電極の位置調節方法の説明図である。
符号の説明
10…バレル、11…筒部、12…端部、12a…支持孔、20…櫛形電極、21…電極棒、22…電極支持部、22d…絶縁材、22e…絶縁材、22h…係合穴、30…支持部材、30a…孔、31…ボス、31a…筒状部、31c…回転防止ピン、31d…係合穴、32…ブッシュ。

Claims (3)

  1. 筒状のバレルと、バレル内に配置された電極と、バレルの両側に配置された支持部材とを備えたバレルメッキ装置において、
    断面円形状の内孔を有する円筒形状の筒状部と、該筒状部から半径方向外側に延びるフランジ部とを備えたボスが、筒状部を各支持部材に設けた断面円形状の孔に挿入され、且つ、フランジ部を各支持部材の外側面にボルト固定されており、
    バレルの両端部中央に設けた断面円形状の支持孔には、ブッシュを介して各ボスの筒状部の内側突出部分がバレルの回転を許容するように挿入されており、
    電極は、複数の雌螺子穴を設けた導電軸及び該導電軸の雌螺子穴を除く部分を被覆した絶縁材を有する棒状の電極支持部と、該電極支持部の導電軸の雌螺子穴にその雄螺子を螺合して固定された複数本の電極棒とを備えた櫛歯電極から成り、
    該櫛歯電極の電極支持部は、両端に設けた断面円形状の絶縁材被覆の軸部を各ボスの筒状部の内孔に挿入されると共に、筒状部との間に設けた回り止め手段によって各ボスの筒状部に対する回転が規制されており
    また、該櫛歯電極の電極支持部は、支持部材の孔とブッシュの内孔を通じてバレル内に挿入可能な断面形状を有する、
    ことを特徴とするバレルメッキ装置。
  2. 回り止め手段は、軸部の絶縁材に設けた係合穴と、ボスの筒状部に設けた係合穴と、両係合穴に差し込まれた回転防止ピンとから成る、
    ことを特徴とする請求項1に記載のバレルメッキ装置。
  3. 回り止め手段は、軸部の絶縁材とボスの筒状部の一方に設けた係合穴と、他方に一体形成され、且つ、該係合穴に差し込まれた回転防止ピンとから成る、
    ことを特徴とする請求項に記載のバレルメッキ装置。
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