JP4529825B2 - Av機器 - Google Patents

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Description

本発明は、無線ネットワークへの接続機能を有するAV機器に関し、特に、認証・暗号処理の経過をAV機器自身によって時系列に表示するようにしたものに関する。
今日、様々なAV機器に、IEEE 802.11規格群の無線LANに接続する機能が搭載されつつある。そうしたAV機器のひとつに、プロジェクタ(投射型表示装置)が存在する。
無線LAN接続機能を有するプロジェクタは、例えば会議室で、各出席者が持参したノート型パーソナルコンピュータから無線LAN経由で会議の資料のデータを転送して投影するというようにして用いることができる。
無線LANへの接続を確立するためには、所定の手順を経る必要がある。例えば、インフラストラクチャー・モードでIEEE 802.1x規格の無線LANに接続するためには、予め、クライアントの機器に、SSID(Service Set ID)や、暗号キーや、ユーザ認証のためのユーザID,パスワード等を設定しておく。そして、クライアントの機器がこの設定内容に基づいて接続要求を行い、認証サーバ(RADIUSサーバ)がこの接続要求に応じて認証を行って接続を確立する。
しかし、この接続時の認証の過程では、なんらかの原因で接続の確立に失敗することがある。例えば、SSID,暗号キー,ユーザID,パスワード等の設定を間違えていたり、クライアントの機器と認証サーバとで認証プロトコルが相違したりしていると、接続の確立に失敗する。
また、無線LANのセキュリティ方式における複雑な相互接続性を原因として、接続の確立に失敗したり、接続の確立に成功した後でも接続が切断されてしまうことがある。
例えば会議室に設置しているプロジェクタで、無線LANへの接続時や接続中にこのような問題が発生した場合、会議を開始したり続行するためには、その問題の原因を究明して、再度接続を試みなければならない。従来、こうした場合に原因を究明するためには、認証サーバのほうで、そのプロジェクタとの間での認証・暗号処理の経過を閲覧しなければならなかった。
他方、PHS規格の無線通信に関する技術としては、画像形成装置(プリンタ等)にワイヤードで接続した子機と、ホストコンピュータにワイヤードで接続した親機とにそれぞれ通信履歴情報を記憶させ、この子機,親機にそれぞれワイヤードで接続した専用の表示装置に、この通信履歴情報を1項目ずつ(1コードずつ)表示させる技術が提案されていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−290694号公報(段落番号0057〜0059、図7,1,15,16)
しかし、認証サーバは、無線LANに接続される多数の機器との間で認証・暗号処理を行っているので、目的とするプロジェクタとの間での認証・暗号処理の経過だけを見つけ出して閲覧することは困難である。
また、認証サーバを操作する権限がネットワーク管理者にしか与えられていなかったり、あるいは会議室と認証サーバの設置場所とが遠く離れていることにより、認証サーバでの閲覧が制約されることも少なくない。
他方、上記特許文献1に記載の技術では、本来使用する装置である画像形成装置以外に専用の表示装置を操作しなければならないので、操作性が悪くなる。しかも、1項目ずつしか表示が行われないので、何度も表示の切り換え操作を行わなければならない。その結果、さらに操作性が悪くなり、原因の究明にも時間がかかる。
本発明は、上述の点に鑑み、無線ネットワーク接続機能を有するAV機器において、無線ネットワークへの接続時や接続中に問題が発生した場合に、容易にその原因を究明できるようにすることを課題としてなされたものである。
本発明は、無線ネットワークへの接続機能を有するAV機器において、無線ネットワークへの接続時及び接続中に無線ネットワークへの接続を認証する認証サーバとの間で行われる認証・暗号処理の経過を示す情報を、当該AV機器内で生成される時刻を示す情報と関連付けて記憶する記憶処理手段と、この記憶処理手段によって記憶された情報に基づき、この認証・暗号処理の経過を時系列に示す画面を表示する表示処理手段と、外部から入力されたファイルのうち、電子証明書のファイルを選択して記憶させるためのユーザインタフェース画面と、前記選択した電子証明書を管理するためのユーザインタフェース画面とを表示手段に表示させ、前記ユーザインタフェース画面上の操作に基づいて、電子証明書のファイルを記憶手段に記憶する処理と、記憶した電子証明書を管理する処理とを行う処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によるAV機器では、無線ネットワークへの接続時(接続要求があってから接続が確立されるまで)及び接続中に認証サーバとの間で行われる認証・暗号処理の経過を示す情報が、当該AV機器内で生成される時刻を示す情報と関連付けてAV機器内部に記憶される。そして、この記憶された情報に基づき、この認証・暗号処理の経過を示す画面が、AV機器自身によって表示される。さらに、外部から入力されたファイルのうち、電子証明書のファイルを選択して記憶させるためのユーザインタフェース画面と、選択した電子証明書を管理するためのユーザインタフェース画面とが表示手段に表示される。そして、ユーザインタフェース画面上の操作に基づいて、電子証明書のファイルが記憶手段に記憶され、記憶した電子証明書が管理される。
したがって、無線ネットワークへの接続時や接続中に問題が発生した場合に、認証サーバのような他の機器で閲覧を行ったり、上記特許文献1に記載のように専用の装置を操作したりすることなく、そのAV機器自身が画面表示する情報を閲覧して、接続状況を確認し、問題の原因を究明することができる。
そして、この画面では、認証・暗号処理の経過が時系列に(1項目ずつではなく時間順に連続して複数項目)表示され、且つ、そのAV機器自身が行った認証・暗号処理の経過だけが表示される(認証サーバのように、そのAV機器以外の機器同士の間での認証・暗号処理の経過が表示されることはない)。これにより、どの段階でどのような原因によって問題が発生したのかを、容易に究明することができる。
本発明によれば、無線ネットワーク接続機能を有するAV機器において、無線ネットワークへの接続時や接続中に問題が発生した場合に、容易にその原因を究明することができるという効果が得られる。
以下、本発明を図面を用いて具体的に説明する。なお、以下では、液晶プロジェクタに本発明を適用した例について説明する。
図1は、本発明を適用した液晶プロジェクタを、その利用例とともに示す図である。例えば会議室で、液晶プロジェクタ(以下単にプロジェクタと呼ぶ)21が、アクセスポイント(AP)23を介して認証サーバ24に接続要求を行うことにより、インフラストラクチャー・モードでIEEE 802.1x規格の無線LANに接続する。
同様に、各出席者が会議室に持参したノート型パーソナルコンピュータ(以下ノートPCと呼ぶ)22(1)〜22(n)が、アクセスポイント23を介して認証サーバ24に接続要求を行うことにより、インフラストラクチャー・モードでIEEE 802.1x規格の無線LANに接続する。
そしてノートPC22(1)〜22(n)から無線LAN経由でプロジェクタ21に会議の資料のデータを転送し、プロジェクタ21でその資料をスクリーン25に投影する。
図2は、プロジェクタ21内の回路のうち、本発明に関連する部分の構成を示すブロック図である。無線アンテナ1は、電波信号を受信して送受信部2へ受信信号を出力するとともに、送受信部2から出力される信号を電波信号として送信する。
送受信部2は、無線アンテナ1から受信した信号を認証・暗号処理部3へ出力するとともに、認証・暗号処理部3から出力した信号を無線アンテナ1へ出力する。
認証・暗号処理部3は、無線LANのセキュリティ規格の一つであるWPA(Wi-Fi Alliance)を利用するためのソフトウェアであるサプリカントがインストールされたプロセッサである。WPAでは、IEEE 802.1x規格の認証プロトコルであるEPA(Extensible Authentication Protocol)が採用されるとともに、暗号化プロトコルとしてTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)が採用されている。
認証・暗号処理部3は、無線LANへの接続時(接続要求があってから接続が確立されるまで)及び接続中に、送受信部2からの受信信号に対してWPAを利用して認証・暗号処理を行なうとともに、WPAを利用して認証・暗号処理を行なった送信信号を送受信部2へ出力する。
また、認証・暗号処理部3は、この認証・暗号処理の経過を示す情報を、ログコードの形式で順次制御部6に供給する。制御部6は、プロジェクタ21内の各部を制御するプロセッサである。制御部6は、認証・暗号処理部3から供給される情報を、タイマ8から供給される時刻情報(現在の日付け及び時分秒の情報)と関連付けて、メモリ7に記憶させる。
キー操作部5には、通常のプロジェクタにおけるのと同じ操作を行うためのキーに加えて、無線LANへの接続状況を表示するためのキーが設けられている。制御部6は、このキーの操作に応じて、メモリ7に記憶した前述の認証・暗号処理の経過情報及び時刻情報に基づき、この認証・暗号処理の経過を時系列に示す画面である接続状況画面の画像データを生成する。そして、その画像データを、プロジェクタ21内の液晶パネル(図示略)を駆動するLCDドライバ4に供給する。
これにより、この接続状況画面がプロジェクタ21から投影(図1ではスクリーン25に投影)される。
図3は、この接続状況画面のレイアウト及び表示内容の例を示す図である。この接続状況画面の「Log:」欄には、最も上の行に現在の時刻(図3(a)の例では6/10 07:50:00、図3(b)の例では6/10 08:50:20)が表示され、2行目以下に認証・暗号処理の経過が時刻の新しい順に1行ずつ表示されるようになっている。
図3(a)は、接続の確立に成功し(上から2行目の「6/10 07:14:48 IP Address-Assigned」)、その後接続が切断されることなく現在の時刻に至っている場合の例である。
図3(b)は、ユーザIDが相違する(上から5行目の「6/10 08:50:08 802.1x-Err_Misc」)ために接続の確立に失敗し(上から3行目の「6/10 08:50:08 802.1x-Disconnected」)、再度接続を試みて(上から2行目の「6/10 08:50:09 802.1x-Connecting」)、現在の時刻に至っている場合の例である。
この図3(a),(b)に例示した以外にも、例えば、パスワードの設定を間違えていた場合には、図3(a)の上から6行目の「6/10 07:14:46 802.1x-hase2-Request-MSCHAPv2」に相当する段階で、パスワードが相違することを示す情報が表示され、接続の確立に失敗する。
また、プロジェクタ21と図1の認証サーバ24とで認証プロトコルが相違している場合には、図3(a)の下から4行目の「6/10 07:14:46 802.1x-Authenticating」と下から5行目との間に相当する段階で、認証プロトコルが相違することを示す情報が表示され、接続の確立に失敗する。
また、接続の確立に成功した後に接続が切断された場合には、図3(a)の上から2行目の「6/10 07:14:48 IP Address-Assigned」と最も上の行との間に相当する段階で、その経過を示す情報が表示される。
図1に戻り、キー操作部5には、プロジェクタ21にインストールしたい電子証明書を選択するためのGUI画面(以下「電子証明書選択用GUI画面」と呼ぶ)や、この電子証明書選択用GUI画面によってインストールした電子証明書を管理するためのGUI画面(以下「電子証明書管理用GUI画面」と呼ぶ)を表示するためのキーも設けられている。
ファイル入力部9は、この電子証明書選択用GUI画面を実現するためのプロセッサである。プロジェクタ21に設けられている小型メモリメディアインタフェース10に小型メモリメディアが装着されている状態で、電子証明書選択用GUI画面を表示する操作がキー操作部5で行われると、ファイル入力部9は、その小型メモリメディアから電子証明書のファイルを検索する。
また、図示は省略するが、プロジェクタ21はWEBサーバー機能を搭載している。そして、既に無線LANに接続されており、ネットワーク上のWEBブラウザを搭載した他の機器(パーソナルコンピュータ等)にアクセスしている場合は、ファイル入出力部9は、無線アンテナ1,送受信部2,認証・暗号処理部3及びWEBサーバー機能部を介して、その機器からも電子証明書のファイルを検索する。
ファイル入力部9は、このようにして検索した電子証明書のファイルのパス名の情報を、制御部6に供給する。
制御部6は、ファイル入力部9からこのパス名の情報が供給されると、電子証明書ファイル選択用GUI画面の画像データを生成する。そして、その画像データをLCDドライバ4に供給する。これにより、この電子証明書ファイル選択用GUI画面がプロジェクタ21から投影される。
図4は、この電子証明書ファイル選択用GUI画面のレイアウト及び表示内容の例を示す図である。ファイル入力部9によって検索された電子証明書のファイルのディレクトリ名(この例では‘Certificate’)及びパス名(この例では‘FPJ2.pfx’,‘Cert1’等)が表示される。
ユーザが、このGUI画面上で、インストールしたい電子証明書のパス名を選択する操作(この例では‘Cert1’が選択されている)と、選択ボタン21を押す操作とをキー操作部5で行うと、制御部6は、その選択された電子証明書のファイルをメモリ7にインストールする。
すなわち、その電子証明書のファイルが小型メモリメディアに格納されている場合には、ファイル入力部9にそのファイルを読み出させて、メモリ7にインストールする。
また、その電子証明書のファイルがネットワーク上の他の機器に格納されている場合には、無線アンテナ1,送受信部2,認証・暗号処理部3によってそのファイルをダウンロードして、メモリ7にインストールする。
電子証明書管理用GUI画面を表示する操作がキー操作部5で行われると、制御部6は、電子証明書管理用GUI画面の画像データを生成する。そして、その画像データをLCDドライバ4に供給する。これにより、この電子証明書管理用GUI画面がプロジェクタ21から投影される。
図5は、この電子証明書管理用GUI画面のレイアウト及び表示内容の例を示す図である。既にインストール済みの電子証明書の名称(この例では‘CA1’〜CA4’)が一覧表示される。
ユーザが、このGUI画面上で、利用したい電子証明書の名称を選択する操作と、追加ボタン22を押す操作とをキー操作部5で行うと、制御部6は、その選択された電子証明書を、認証・暗号処理部3での認証処理に利用する電子証明書として決定する。そして、その電子証明書を、電子証明書管理部11に管理させる。
また、このGUI画面上で、既に利用している電子証明書の名称を選択する操作と、削除ボタン23を押す操作とをキー操作部5で行うと、制御部6は、その選択された電子証明書に関する情報を、電子証明書管理部11から削除させる。
また、このGUI画面上で、既に利用している電子証明書の名称を選択する操作と、表示ボタン24を押す操作とをキー操作部5で行うと、制御部6は、その選択された電子証明書のプロパティ(バージョン,シリアル番号,署名アルゴリズム,発行者,有効期間等)の画面の画像データを生成する。そして、その画像データをLCDドライバ4に供給する。これにより、電子証明書のプロパティの画面がプロジェクタ21から投影される。
電子証明書管理部11は、電子証明書を管理するソフトウェアがインストールされたプロセッサである。認証・暗号処理部3は、電子証明書管理部11が電子証明書を管理している場合には、その電子証明書を利用したPKI(公開鍵基盤)による認証処理を行う。
次に、このプロジェクタ21を無線LANに接続する様子について説明する。プロジェクタ21に、予め、SSID(Service Set ID)や、暗号キーや、ユーザ認証のためのユーザID,パスワード等を設定しておく。そして、図1に示したように、例えば会議室で、プロジェクタ21がこの設定内容に基づいて接続要求を行い、認証サーバ24がこの接続要求に応じて認証を行って接続を確立する。
しかし、この接続時の認証の過程では、なんらかの原因で接続の確立に失敗することがある。例えば、SSID,暗号キー,ユーザID,パスワード等の設定を間違えていたり、プロジェクタ21の機器と認証サーバ24とで認証プロトコルが相違したりしていると、接続の確立に失敗する。
また、無線LANのセキュリティ方式における複雑な相互接続性を原因として、接続の確立に失敗したり、接続の確立に成功した後でも接続が切断されてしまうことがある。
無線LANへの接続時や接続中にこのような問題が発生した場合、会議を開始したり続行するためには、その問題の原因を究明して、再度接続を試みなければならない。
そうした場合、会議の出席者は、プロジェクタ21のキー操作部5を操作して、図3に示したような接続状況画面をプロジェクタ21からスクリーン25に投影させる。そして、この接続状況画面で接続状況を確認し、問題の原因を究明する。
例えば、接続状況画面の表示内容が図3(b)のようなものであった場合には、「Log:」欄の上から5行目の「6/10 08:50:08 802.1x-Err_Misc」という表示から、ユーザIDの設定を間違えており、プロジェクタ21に正しいユーザIDを設定し直さなければならないことが判明する。
このように、プロジェクタ21での無線LANへの接続時や接続中に問題が発生した場合に、認証サーバ24のような他の機器で閲覧を行ったり、プロジェクタ21以外の専用の装置を操作したりすることなく、プロジェクタ21自身を操作し、プロジェクタ21自身によって表示される接続状況画面を閲覧して、接続状況を確認し、問題の原因を究明することができる。
そして、この接続状況画面では、認証・暗号処理の経過が時系列に(1項目ずつではなく時間順に連続して複数項目)表示され、且つ、そのプロジェクタ21自身が行った認証・暗号処理の経過だけが表示される(認証サーバ24のように、プロジェクタ21以外の機器同士の間での認証・暗号処理の経過が表示されることはない)。
これにより、無線LANへの接続時や接続中に問題が発生した場合に、どの段階でどのような原因によって問題が発生したのかを、容易に究明することができる。したがって、WPAのような複雑な相互接続性を有するセキュリティ方式を採用した無線LANに接続する場合にも、このプロジェクタ21を有効に活用することができる。
さらに、このプロジェクタ21では、図4,図5に示した電子証明書選択用GUI画面,電子証明書管理用GUI画面上で操作を行うことにより、他の機器(パーソナルコンピュータ等)を用いることなく、容易に電子証明書をインストールして管理することができる。
これにより、電子証明書を利用した認証処理を行うセキュリティ方式を採用した無線LANにも、容易にこのプロジェクタ21を接続することができる。こうした無線LANにプロジェクタ21を接続することにより、図1に例示したようにパーソナルコンピュータ等からプロジェクタ21に会議の資料のデータを転送する場合に、セキュリティの強化が期待できる。
さらに、このプロジェクタ21では、WPAを利用して認証・暗号処理を行うので、パーソナルコンピュータ等におけると同様のネットワーク設定を行なうことができる。これにより、プロジェクタ21を無線LANに接続するために独自のセキュリティ設定等を行う必要がなくなり、ネットワーク管理の負担軽減効果が期待できる。
また、パーソナルコンピュータ等から、セキュリティ規格としてWPAが採用されている無線LANを介してこのプロジェクタ21を操作することも可能になる。これにより、プロジェクタの活用範囲を広げることができる。
なお、以上の例では、接続状況画面(図3)で認証・暗号処理の経過を表示しているが、これに加えて、なんらかの問題があった場合にその部分をクローズアップするような表示(図3(b)の例では、ユーザIDが相違しているので、「ユーザIDが相違しています」というような文字の表示」)を接続状況画面で行うようにしてもよい。
また、以上の例ではWPAを利用して認証・暗号処理を行っているが、別の例として、暗号化プロトコルとしてAES(Advanced Encription Standard)を採用したセキュリティ規格であるWPA2(Wi-Fi Alliance2)を利用して認証・暗号処理を行うようにしてもよい。
また、以上の例では、プロジェクタ21をインフラストラクチャー・モードで無線LANに接続しているが、WPA2を利用する場合には、プロジェクタ21をアドホック・モードで無線LANに接続するようにしてもよい。例えば図1のノートPC22(1)〜22(n)とプロジェクタ21とでアドホック・モードの無線LANを構築した場合には、プロジェクタ21と個々のノートPC22(1)〜22(n)との間で接続時及び接続中に行われる認証・暗号処理の経過が接続状況画面(図3)に表示されるので、個々のノートPC22(1)〜22(n)との接続状況を確認することができる。
また、以上の例ではプロジェクタに本発明を適用しているが、無線ネットワークへの接続機能を有するあらゆる種類のAV機器に本発明を適用してよい。
本発明を適用したプロジェクタを、その利用例とともに示す図である。 図1のプロジェクタ内の回路のうち、本発明に関連する部分の構成を示すブロック図である。 接続状況画面のレイアウト及び表示内容の例を示す図である。 電子証明書ファイル選択用GUI画面のレイアウト及び表示内容の例を示す図である。 電子証明書管理用GUI画面のレイアウト及び表示内容の例を示す図である。
符号の説明
1 無線アンテナ、 2 送受信部、 3 認証・暗号処理部、 4 LCDドライバ、 5 キー操作部、6 制御部、 7 メモリ、 8 タイマ、 9 ファイル入力部、 10 メモリメディアI/F、 11 電子証明書管理部、 21 プロジェクタ、 22(1)〜22(n) ノートPC、 23 アクセスポイント、 24 認証サーバ、 25 スクリーン

Claims (3)

  1. 無線ネットワークへの接続機能を有するAV機器において、
    無線ネットワークへの接続時及び接続中に、前記無線ネットワークへの接続を認証する認証サーバとの間で行われる認証・暗号処理の経過を示す情報を、当該AV機器内で生成される時刻を示す情報と関連付けて記憶する記憶処理手段と、
    前記記憶処理手段によって記憶された情報に基づき、前記認証・暗号処理の経過を時系列に示す画面を表示する表示処理手段と
    外部から入力されたファイルのうち、電子証明書のファイルを選択して記憶させるためのユーザインタフェース画面と、前記選択した電子証明書を管理するためのユーザインタフェース画面とを表示手段に表示させ、前記ユーザインタフェース画面上の操作に基づいて、電子証明書のファイルを記憶手段に記憶する処理と、記憶した電子証明書を管理する処理とを行う処理手段と、を備えた
    AV機器。
  2. 無線ネットワークのセキュリティ規格としてWPAを用いた
    請求項1に記載のAV機器。
  3. 前記AV機器は投射型表示装置であり、
    前記表示処理手段は、前記認証・暗号処理の経過を時系列に示す画面を投影する
    請求項1に記載のAV機器。
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