JP4526925B2 - 液状シリコーンゴムの発泡射出成形法 - Google Patents

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本発明は液状シリコーンゴムの発泡射出成形法に関する。
成形材料を発泡して使うことにより、省資源につながり、軽量化と更にクッション性が向上する等の数々の利点を有しているシリコーンゴムは、家庭用品、家電、OA機器、自動車機器等に幅広い用途がある。
従来のシリコーンゴムの発泡成形法では、ミラブル型等のシリコーンゴムに発泡剤を予め混練し発泡反応させて発泡材料を得(例えば、特許文献1及び2等参照)、得られた発泡材料を成形することでシリコーンゴムの発泡成形品を得ている。
特表2001−523743号公報 特開平9−124820号公報
しかし、発泡剤による発泡反応によって得られたシリコーンゴムの発泡材料を用いた成形では、先ず発泡材料を得るための発泡反応を密封容器で行うことができないために材料中に異物が混入し易く、また、成形時の成形サイクルタイムが約5〜8分と長く、更に発泡後の発泡材料では成形中の発泡倍率の調整・変更ができない等の不都合を有している。
また、ミラブル型のシリコーンゴムは液状シリコーンゴムに比して高価であり、更に発泡剤を必要とするためコスト高であった。
そこで本発明の課題は、異物の混入の心配の無い材料の使用が可能であり、成形時の成形サイクルタイムの短縮化が可能であり、成形中での発泡倍率の調整・変更が可能であり、低コストな液状シリコーンゴムを用いた射出成形が可能な発泡射出成形法を提供することにある。
上記課題を解決する本発明は下記構成を有する。
1.ガス供給装置、液状シリコーンゴム原料供給装置、ガス導入装置、制御装置、加圧装置、分散装置及び吐出装置を有するガス混入装置を用いて、液状シリコーンゴム発泡材料を形成し、これを射出成形機ノズルに導入し、この射出成形機ノズルから前記液状シリコーンゴム発泡材料を金型のキャビティに射出充填する液状シリコーンゴムの発泡射出成形法において、
前記制御装置がモーター及び弁を制御することによって、ピストンがシリンダー内を往復移動して吸入工程と吐出工程を行うピストンポンプを用い、該ピストンポンプの吸入工程において前記シリンダー内に0.1〜5kg/cm のガスを供給し、前記ピストンが吸入端に達して吸入行程が終了し且つ前記シリンダー内に調整された圧力のガスが充填された状態となった後で、前記シリンダー内に液状シリコーンゴム原料を供給し、該液状シリコーンゴム原料の供給の終了後に前記ピストンポンプの吐出工程を行い、前記吐出工程において前記ガス及び液状シリコーンゴム原料をバルブノズルに導入し、このバルブノズルから前記射出成形機ノズルに導入し、この射出成形機ノズルから前記液状シリコーンゴム発泡材料を金型のキャビティに射出充填することで射出成形中での発泡倍率の調整・変更が前記制御装置により制御される構成であることを特徴とする液状シリコーンゴムの発泡射出成形法。
2.ガス供給装置、液状シリコーンゴム原料供給装置、ガス導入装置、制御装置、加圧装置、分散装置及び吐出装置を有するガス混入装置を用いて、液状シリコーンゴム発泡材料を形成し、これを射出成形機ノズルに導入し、この射出成形機ノズルから前記液状シリコーンゴム発泡材料を金型のキャビティに射出充填する液状シリコーンゴムの発泡射出成形法において、
前記制御装置がモーター及び弁を制御することによって、ピストンがシリンダー内を往復移動して吸入工程と吐出工程を行うピストンポンプを用い、該ピストンポンプの吸入工程において前記シリンダー内に0.1〜5kg/cm のガスを供給し、前記ピストンが吸入端に達して吸入行程が終了し且つ前記シリンダー内に調整された圧力のガスが充填された状態となった後で、前記シリンダー内に液状シリコーンゴム原料を供給し、該液状シリコーンゴム原料の供給の終了後に前記ピストンポンプの吐出工程を行い、前記吐出工程において前記ガス及び液状シリコーンゴム原料をバルブノズルに導入し、このバルブノズルから、ゲートの開閉動作をオープンゲート方式、空気圧・油圧式又はスプリング方式に
より行う射出成形機ノズルに導入し、この射出成形機ノズルから前記液状シリコーンゴム発泡材料を金型のキャビティに射出充填することで射出成形中での発泡倍率の調整・変更が前記制御装置により制御される構成であることを特徴とする液状シリコーンゴムの発泡射出成形法。
3.射出成形機ノズルが、ゲートの開閉動作がスプリング方式であり、ノズルの流路の中央にニードルを配置し、このニードルの先端部をノズルのゲートに係合させると共に、該ニードルの後端大径部側にスプリングを配置して、該スプリングによる押圧力と前記流路に導入される成形用材料の圧力との差により該ニードルを移動させて前記ノズルのゲートの開閉制御を行う構成であることを特徴とする上記2に記載の液状シリコーンゴムの発泡射出成形法。
請求項1に示す発明によれば、高粘度材料へのガス混入方法を用いて、液状シリコーンゴム発泡材料を形成し、該液状シリコーンゴム発泡材料を金型のキャビティに射出充填する構成とすることで、低コストの液状シリコーンゴムを用いた発泡射出成形が可能となった。
しかも、従来の発泡剤によって発泡反応させたシリコーンゴムの発泡材料を用いた技術に比して、異物の混入の心配の無い材料の使用が可能であり、成形時の成形サイクルタイムの短縮化が可能であり、成形中での発泡倍率の調整・変更が可能となる等の効果を発揮できる。尚、従来、液状シリコーンゴムの発泡射出成形は不可能と云われていた。
請求項2又は3に示す発明によれば、汎用の射出成形ノズルを使用した上で、液状シリコーンゴムの発泡射出成形が可能となった。
特に、請求項3に示す発明によれば、スプリングによる押圧力と前記流路に導入される成形用材料の圧力との差によりニードルを移動させてノズルのゲートの開閉制御を行う構成のスプリング方式の射出成形機ノズルを使用する構成によって、ゲート付近の樹脂の流れが阻害されることなく、しかもゲートの開閉が樹脂の流れに連動するので、成形品にフローマークやウェルドラインがつき難いという効果を発揮できる。
先ず、本発明に用いる液状シリコーンゴムについて説明する。
液状シリコーンゴムとはLSR組成物と称されるものを示し、例えば、反応性基を有する液状のポリオルガノシロキサン、架橋剤、硬化触媒等を主剤としている。
硬化機構から分類すると縮合反応型、付加反応型、ラジカル反応型等が挙げられるが、硬化速度や反応副生成物の問題等から付加型のLSR組成物が好ましい。
例えば、ポリオルガノシロキサンとしては、主鎖シロキサンの官能基にメチル基、ビニル基、水酸基、ケトン基等を有するものが挙げられるが、付加型としてビニル基を有するものが好ましい。
また、架橋剤としては、水酸基を持ったポリシロキサン等が用いられる。触媒としては、白金化合物、有機金属系化合物等が用いられる。
更に、LSR組成物には、反応制御剤、補強用シリカ、その他の充填材且つ/又は添加剤等を含有してもよい。
次に、添付の図面に従って本発明を更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る射出成形装置の一実施例を示す概略断面図、図2は液状シリコーンゴム原料へのガス混入方法に用いられる装置の回路図、図3はバルブノズル(ゲート閉状態)の一例を示す断面図、図4は図3のバルブノズルのゲート開状態を示す断面図である。
図1に示すように、本発明に係る射出成形装置は、ガス混入装置1、ノズル例えば、バルブノズル2、金型3(上型31、下型32)とから主として構成されている。
ガス混入装置1による液状シリコーンゴム原料へのガス混入方法を用いて、液状シリコーンゴム発泡材料を形成し、これをバルブノズル2に導入し、該バルブノズル2によって金型3のキャビティ33に射出充填することで液状シリコーンゴムの発泡射出成形が可能となる。
金型3の基本的な構成は公知公用の射出成形用金型を特別の制限なく用いることができる。
次に本発明に用いられる液状シリコーンゴム原料へのガス混入方法について説明する。
ピストンがシリンダー内を往復移動して吸入程と吐出工程を行うピストンポンプを用い、前記ピストンポンプの吸入工程において前記シリンダー内に0.1〜5kg/cmのガスを供給し、前記ピストンが吸入端に達して吸入行程が終了し且つ前記シリンダー内に調整された圧力のガスが充填された状態となった後で、前記シリンダー内に液状シリコーンゴム原料を供給し、前記液状シリコーンゴム原料の供給の終了後に前記ピストンポンプの吐出工程を行い、前記吐出工程において前記ガス及び液状シリコーンゴム原料をバルブノズルに導入する。
図2は、液状シリコーンゴム原料へのガス混入方法に用いられるガス混入装置の回路図である。
図2において、ガス混入装置1は、ガス供給装置10、液状シリコーンゴム原料供給装置11、ガス導入装置12、制御装置19、加圧装置13、分散装置14、吐出装置15
から構成されている。
ガス供給装置10は、0.1〜5kg/cm 範囲内、好ましくは0.1〜3kg/cm程度の範囲内で調整された低圧力のガスを供給するものであり、コンプレッサからの圧縮空気を受け入れるポート101、圧力調整弁104、ガス流量計105等から構成される。該ガス供給装置10としては、圧力空気を供給する。
液状シリコーンゴム原料供給装置11は、高粘度材料を、例えば、100〜300kg/cm程度の範囲内、好ましくは150〜250kg/cm程度の範囲内で調整された高圧力で管路111に送出する。該液状シリコーンゴム原料供給装置11としては、例えば、フォロアプレート式のプランジャーポンプ112等が用いられる。プランジャーポンプ112は、収納缶に充填された液状シリコーンゴム原料4を高圧で管路111に送出する。
ガス導入装置12は、交互に動作する2つのピストンポンプ121・122からなっている。各ピストンポンプ121・122は、夫々のピストンがモーター123・124によって往復直線駆動され、これによってピストンがシリンダー内を往復移動して吸入工程と吐出工程を行う。ピストンポンプ121・122は、管路111と管路125との間に介在し、液状シリコーンゴム原料供給装置11から圧送される液状シリコーンゴム原料4と、ガス供給装置10から送出されるガスとを、所定の比率で、夫々別々にバッチ式に導入する。
制御装置19は、各ピストンポンプ121・122のシリンダー内に、吸入工程においてガスを供給し、吸入工程の後に液状シリコーンゴム原料4を供給し、液状シリコーンゴム原料4の供給の終了後に吐出工程を行ってガス及び液状シリコーンゴム原料4を管路125に吐出するように、モーター113・123・124及び弁を制御する。
加圧装置13は、モーターにより直線往復駆動されるピストンによって流体を加圧するピストンポンプ131・132、開閉弁133・134・135・136、圧力センサー137・138等から構成されている。
管路125を通りガス導入装置12から送出された混入状物は、交互に動作するピストンポンプ131・132によって加圧され、管路139に圧送される。シリンダー内の圧力は圧力センサ137・138によって検出され、検出信号が制御装置19に送られる。ピストンポンプ131・132からの押出し圧力は、例えば、150kg/cm2以上である。ピストンを駆動するモータは制御装置19からの信号によって制御され、これによってピストンポンプ131・132の吸入と押出し、及びその流量(押出し量)が制御されている。
分散装置14は、分散用管路141、開閉弁142からなる。分散用管路141内において、混合状物の圧力は、例えば、150kg/cm2以上、200〜250kg/cm2、流量は100〜1000ml/min.程度である。加圧された混合状物が分散用管路141を流通する間に、ガスが平均直径0.01mm程度の微細なものとなって高粘度材料4内に分散する。
吐出装置15は、分散装置14から送出する混合状物を常圧に戻して吐出させ発泡させるためのものである。吐出装置15は、吐出用管路151、吐出開閉弁152、ノズル153などからなっている。
分散装置14から送出された混合状物は、吐出開閉弁152が開いているときは、液状シリコーンゴム原料4とガスとの混合状物がノズル153から射出成形装置のノズル、例えば、バルブノズルに導入される。そしてキャビティ220内の大気圧中に射出したときにガスが膨張して発泡する。
本発明は上記のような液状シリコーンゴム原料へのガス混入方法を用いて、液状シリコーンゴム発泡材料を形成する。
本発明に用いられる射出成形装置のノズルの一例について図3及び図4に基づき説明する。なお、射出成形機ノズルについては本発明者の先提案技術である特許第2850203号に記載のものが一例である。
図3、図4に示す例では、ノズル210が複数配置されており、それぞれのノズル210を通して加圧された成形材料が多数個取りまたは多点ゲートのキャビティ220内に射出される。尚、この例は液状シリコーンゴム(LSR)を射出成形するものとして設計されている。
ノズル210は、先端にゲート211が備えられている流路212と、この流路212の中心に配置されるニードル213とで構成されており、このニードル213の先端部214は、ゲート211に対して挿入・引抜き動作を行う弁となっている。また、ニードル213の後部は大径部215となっており、この大径部215はニードル213との断面積差を大きくすることにより低圧力でも射出を可能にすることができる。
流路212に図示しない吐出装置15のノズル153から射出成形機のノズルにLSRが導入され、流路212が一定値以上の圧力に至ると、ニードル213は、スプリング217の押圧力に抗して図面上において上方向に移動され、ゲート211に挿入されていた先端部214が後退する結果、ゲート211が開となり、LSRがキャビティ220内に射出される。一定時間のLSRの射出が行われた後、キャビティ内の液状シリコーンゴム発泡材料が一定値以上の圧力に至り、流路212の圧力が一定値以下に下がり、また射出成形機ノズルのがゲート211から相対的に離れるように移動するので、ニードル213は、スプリング217の押圧力が開放され、ゲート211に挿入されていた先端部214が後進する結果、ゲート211が閉となり、図面上において下方向に移動され先端部214がゲート211に挿入されゲート211が閉鎖される結果、LSRの射出は停止される。
上記において、ニードル213の作動、即ち、ゲート211の開閉制御は、射出成形機ノズル210等により導入されるLSRの圧力とスプリング217の強さに関係している。従って、スプリング217の押圧力が強ければ流路212に導入されるLSRの圧力をより高くしなければゲート211を開とすることができない。
ノズル210が複数個配置されている多数個取り多点ゲートのキャビティ220による射出成形では、ノズル210毎にLSRの射出・射出停止(ゲート211の開・閉)のタイミングを制御することが必要である。そこで本発明に係る射出成形機ノズルでは、各ノズル210毎にスプリング217の押圧力を調整する機構が用意されている。
上記の機構としては、例えば、スプリング217の基端を支持するプレート231に連続するブロック232に対しテーパー部で接触する調整ブロック233を配置し、この調整ブロック233を、調整ネジ234の正回転・逆回転操作により往復直線運動させることにより、スプリング217の基端を支持するプレート231の位置を、図面上において上下に移動させる機構が適用される。プレート231が図面上において上方向に移動されるとスプリング217の押圧力は弱められ、逆に下方向に移動されるとスプリング217の押圧力は強められる。
従って、液状シリコーンゴム原料へのガス混入装置1の吐出装置15のノズル153により導入されるLSRの圧力が低くてもゲート211が開となるようにノズル210を調整するためには、調整ブロック233を、図面上のおいて左方向に移動させて、スプリング217の押圧力を弱めればよい。逆の操作では、調整ブロック233を、図面上のおいて右方向に移動させて、スプリング217の押圧力を強めればよい。
上記から自明なように、ノズル210の開閉制御は、吐出装置15のノズル153から導入されるLSRの圧力とスプリング217の押圧力との関数で決定されるが、本発明においては、各ノズル210毎にスプリング217の押圧力を調整する機構が設けられているので、LSRの圧力を優先とする制御が好ましく実施可能となる。
スプリング217の押圧力を調整する機構としては、スプリング217の基端を支持するプレート231の位置を移動させる様々な機構が採用可能であり、図示した機構でいえば、調整ネジ234をモーターにより正逆回転させる機構、調整ブロック233をソレノイドにより移動させる機構、とすることができ、更に、調整ブロック233に代えて偏心カムを利用し、その回動位置によりバネ圧を調整する機構、ニードル213と同軸線上でプレート231に連続して調整ネジを配置して、この調整ネジの回転操作によりプレート231の位置を変更してバネ圧を調整する機構、等が採用可能である。
更に好ましい態様では、吐出装置15のノズル153によるLSRの圧力をある一定の値としたときの、各スプリング217の押圧力の調整が自動制御される。即ち、射出シリンダー等の内圧の自動制御に連動してスプリング217の押圧力を自動制御する方式である。
本発明は上記のようなノズル、又は公知公用のノズルを特別の制限なく用いて、液状シリコーンゴム発泡材料を射出し、成形することができる。
本発明に用いられる射出成形装置の一実施例を示す概略断面図 液状シリコーンゴム原料へのガス混入方法に用いられる装置の回路図 ノズルの一例を示す断面図 図3の中央部縦断面図
符号の説明
1 ガス混入装置
2 ノズル
3 金型
状シリコーンゴム原

Claims (3)

  1. ガス供給装置、液状シリコーンゴム原料供給装置、ガス導入装置、制御装置、加圧装置、分散装置及び吐出装置を有するガス混入装置を用いて、液状シリコーンゴム発泡材料を形成し、これを射出成形機ノズルに導入し、この射出成形機ノズルから前記液状シリコーンゴム発泡材料を金型のキャビティに射出充填する液状シリコーンゴムの発泡射出成形法において、
    前記制御装置がモーター及び弁を制御することによって、ピストンがシリンダー内を往復移動して吸入工程と吐出工程を行うピストンポンプを用い、該ピストンポンプの吸入工程において前記シリンダー内に0.1〜5kg/cm のガスを供給し、前記ピストンが吸入端に達して吸入行程が終了し且つ前記シリンダー内に調整された圧力のガスが充填された状態となった後で、前記シリンダー内に液状シリコーンゴム原料を供給し、該液状シリコーンゴム原料の供給の終了後に前記ピストンポンプの吐出工程を行い、前記吐出工程において前記ガス及び液状シリコーンゴム原料をバルブノズルに導入し、このバルブノズルから前記射出成形機ノズルに導入し、この射出成形機ノズルから前記液状シリコーンゴム発泡材料を金型のキャビティに射出充填することで射出成形中での発泡倍率の調整・変更が前記制御装置により制御される構成であることを特徴とする液状シリコーンゴムの発泡射出成形法。
  2. ガス供給装置、液状シリコーンゴム原料供給装置、ガス導入装置、制御装置、加圧装置、分散装置及び吐出装置を有するガス混入装置を用いて、液状シリコーンゴム発泡材料を形成し、これを射出成形機ノズルに導入し、この射出成形機ノズルから前記液状シリコーンゴム発泡材料を金型のキャビティに射出充填する液状シリコーンゴムの発泡射出成形法において、
    前記制御装置がモーター及び弁を制御することによって、ピストンがシリンダー内を往復移動して吸入工程と吐出工程を行うピストンポンプを用い、該ピストンポンプの吸入工程において前記シリンダー内に0.1〜5kg/cm のガスを供給し、前記ピストンが吸入端に達して吸入行程が終了し且つ前記シリンダー内に調整された圧力のガスが充填された状態となった後で、前記シリンダー内に液状シリコーンゴム原料を供給し、該液状シリコーンゴム原料の供給の終了後に前記ピストンポンプの吐出工程を行い、前記吐出工程において前記ガス及び液状シリコーンゴム原料をバルブノズルに導入し、このバルブノズルから、ゲートの開閉動作をオープンゲート方式、空気圧・油圧式又はスプリング方式により行う射出成形機ノズルに導入し、この射出成形機ノズルから前記液状シリコーンゴム発泡材料を金型のキャビティに射出充填することで射出成形中での発泡倍率の調整・変更
    が前記制御装置により制御される構成であることを特徴とする液状シリコーンゴムの発泡射出成形法。
  3. 射出成形機ノズルが、ゲートの開閉動作がスプリング方式であり、ノズルの流路の中央にニードルを配置し、このニードルの先端部をノズルのゲートに係合させると共に、該ニードルの後端大径部側にスプリングを配置して、該スプリングによる押圧力と前記流路に導入される成形用材料の圧力との差により該ニードルを移動させて前記ノズルのゲートの開閉制御を行う構成であることを特徴とする請求項2に記載の液状シリコーンゴムの発泡射出成形法。
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