JP4526745B2 - 液体噴出器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はポンプ・スプレーなど、容器内の内容物を吸引、加圧して噴出させる液体噴出器に関し、内容物との接触による構成部品の腐食等を効果的に回避しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
液体噴出器は一般的には、容器の口部に装着されるキャップとこのキャップに固定保持され容器の口部に適合するシリンダとこのシリンダ内で往復動することによって容器内の内容物を吸引するとともに加圧、噴出させるピストンとを組み合わせ、該ピストンをシリンダ内で常に初期位置に復帰できるように弾性部材を介して支持した構造になっている。
【0003】
この種の液体噴出器は、コストの軽減や効率的な製造を図る観点から、各構造部材の殆どは合成樹脂にて成形されているのが普通であるが、ピストンを支持する弾性部材は所望の弾性力を安定的に確保すべく、金属製のスプリングが使用されている。
【0004】
ところで、金属製のスプリングは内容物に常に触れるシリンダ内に配置されており、従来は、耐食性に富むSUS304やSUS316のステンレス鋼線からなるものが適用されてきたが、内容物の種類によってはスプリングに腐食が発生して、内容物が変色したり、ピストンの正常な作動を導くことができない場合も想定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、内容物の種類の如何にかかわりなくその接触による部材の腐食等の不具合を回避できる液体噴出器を提案するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、容器の口部に装着されるキャップと、このキャップに固定支持され容器の口部に内挿されるシリンダと、このシリンダ内で弾性部材を介して保持され、その内部における往復動作によって容器内の内容物の吸引と噴出を行なうピストンとを備えた液体噴出器であって、
前記弾性部材は、成分組成として不可避的に含まれるよりも多量のNを含有する高強度・高耐食・非磁性ステンレス鋼線のスプリングよりなり、
前記シリンダに、通路を残して該シリンダと一体になるピストンガイドを設け、
前記ピストンは、ピストンガイドに被さり該ピストンガイドとシリンダとの相互間に形成される隙間内にて移動可能で、かつ、加圧した内容物を噴出させる噴出口を有する第1のピストンと、この第1のピストンの外周において嵌合し該第1のピストンとともに移動可能な第2のピストンからなり、
前記第2のピストンを液密状態で移動可能に保持しそれ自身も第2のピストンとともに移動可能であり、かつ該第1のピストンとの連係によって噴出バルブを形成するヘッドシリンダを設け、
前記スプリングの成分組成として、
C:0.03mass%以下、 Si:0.5mass%以下、
S:0.005mass%以下、 Ni:9.0〜11.0mass%、
Cr:19.0〜23.0mass%、Mo:1.0〜3.0mass%、
Mn:5.0〜7.0mass%、 N:0.35〜0.5mass%、
B:0.0080mass%以下、を含み、残部実質的にFeからなる、
ことを特徴とする液体噴出器である。
【0009】
内容物としてはとくに、ヨウ素を含む液体が本発明において有利に適合する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従う液体噴出器の構成例を模式的に示したものである。
【0011】
図において番号1は容器の口部、2は容器の口部1に例えばねじ止めによって係合、装着されるキャップ、3はこのキャップ2に保持されるシリンダである。シリンダ3は容器内の内容物を吸引するパイプSにつながる開口3aを有しており、その内部には吸引した内容物の加圧に際して該開口3aを閉じるボール状のチャッキ弁3bと通路3cを残してシリンダ3と一体になるピストンガイド3dを設けてあり、キャップ2が容器の口部1に係合、装着される際に容器の口部1に内挿されるようになっている。
【0012】
また、4はピストンガイド3dに被さり該ピストンガイド3dとシリンダ3との相互間に形成される隙間内にて移動可能な第1のピストンである。この第1のピストン4には加圧した内容物を噴出させるための噴出口4aが設けられている。
【0013】
5は第1のピストン4の外周において嵌合し該第1のピストン4とともに移動可能な第2のピストン、6は第2のピストン5を液密状態で移動可能に保持するとともにそれ自身もピストン5とともに移動可能なヘッドシリンダであり、このヘッドシリンダ6と第1のピストン4によって内容物を所定の圧力でもって噴出させる噴出バルブVを形成する。
【0014】
7はシリンダ3内で第1のピストン4を弾性支持する弾性部材、8はヘッドシリンダ6を第1のピストン4及び第2のピストン5とともに押圧する押圧部材であり、この押圧部材8には内容物を噴出させるためのノズル8aが備えられている。
【0015】
押圧部材8を押圧して第1のピストン4がシリンダ3の最下端に達した後にその際の押圧力を解除すると弾性部材7の復元力にてピストン4は初期位置に復帰することになり、このときシリンダ3内は負圧になることからパイプS、開口3aを通して容器内の内容物がシリンダ3内に吸引され、弾性部材7は不可避的に内容物と接触することになる。本発明においては弾性部材7を多量のNを含有する高強度・高耐食・非磁性ステンレス鋼線よりなるスプリングを適用しているため、該弾性部材7が内容物に触れたとしてもそれによって腐食するようなことはない。
【0016】
本発明に従う液体噴出器につき、弾性部材7に含まれるNを不可避的に含まれるよりも多量に含有させる理由は以下のとおりである。
【0017】
NはSUS316では通常0.01mass%程度しか含まれていないが、これを不可避的に含まれるよも多量に含有させることにより強度を上昇させ、オーステナイト相の安定ならびに耐食性の向上に寄与するからである。そのためには、Nは少なくとも0.35mass%以上とする必要があるが、0.5mass%を超えて含有させると、固溶化熱処理を施しても窒化物を完全に固溶させることができず、加工性や靭性、延性を劣化させることになる。このため、Nについては、0.35〜0.5mass%(以下、mass%を単に%で記す。)の範囲で含有させる
【0018】
Mnについては5.0〜7.0%の範囲で含有させる。Mnはオーステナイト生成元素であり、また、Nの固溶量を著しく増加させる元素である。その為、SUS316では通常1.50%以下しか含まれないものを、多量に含有させる必要が有る。但し、冷間加工後の非磁性の維持と熱間加工性の点から、5.0〜7.0%の範囲で含有するのが好ましい。
【0019】
その他、弾性部材7を構成する鋼の基本的な成分組成とその限定理由は以下の通りである。
【0020】
C:0.03%以下
Cは強度の向上に寄与する元素であるが、Cを多量に添加するとCrと結合して炭化物を生成し却って耐食性を劣化させることになる。このため本発明ではCは0.03%以下とする。
【0021】
Si:0.5%以下
Siは鋼の溶製時において脱酸剤として使用される元素である。Siは多量に添加すると加工性を劣化させることになるので本発明ではその上限を0.5%以下とする。
【0022】
S:0.005%以下
Sは加工性を劣化させるため低いほど望ましく、本発明では0.005%以下とする。
【0023】
Ni:9.0〜11.0%
Niはオーステナイト生成元素であり、オーステナイト相の安定に寄与する。また、鋼の加工硬化性を低下させ冷間加工性を向上させるため、9.0〜11.0%の範囲で含有するのが好ましい。
【0024】
Cr:19.0〜23.0%
Crはステンレス鋼におけるNの固溶量の増加、耐食性の向上に寄与する元素であり、また、フェライト生成元素でもあり、その含有量は非磁性の維持の点から19.0〜23.0%の範囲で含有するのが好ましい。
【0025】
Mo:1.0〜3.0%
Moはステンレス鋼におけるNの固溶量の増加、耐食性の向上に寄与する元素であるとともに、フェライト生成元素でもあり、その含有量は1.0〜3.0%の範囲で含有するのが好ましい。
【0026】
上記の成分組成になる弾性部材(スプリング)としては例えばC:0.015%、Si:0.25%、Mn:5.9%、Ni:9.95%、Cr:22.07%、Mo:1.95%、N:0.40%を含有するNAS106N(日本精線株式会社)の鋼線を適用することができ、これは、焼鈍状態での引張強さがSUS316Lの約1.4倍であり、強度の冷間加工を施しても透磁率は1.01以下を維持し、生理食塩水中での孔食電位がSUS316Lの2倍以上となり、高強度で優れた耐食性を示し、かつ、AISI205並の非磁性を示す。尚、上記成分組成には、熱間加工性の点から、必要に応じてBを0.0080%以下含んでいてもよい。
【0027】
シリンダ3内に設けたチャッキ弁3bは合成樹脂にて構成することができるが、このチャッキ弁3bは金属材料にて構成することも可能であり、この場合、上記の材料を適用することも可能である。
【0028】
本発明に従う噴出器は食塩水やヨウ素等の薬剤等を噴射するのにとくに有利に適合する。また、本発明に適用される液体噴出器としては、スプレータイプの他、ポンプタイプ、トリガータイプ等の公知の各種液体噴出器が適用可能である。
【0029】
SUS304、SUS316、NAS106Nのそれぞれの鋼線より同一サイズのスプリングを作製してこれらを酸化作用が強いヨウ素を含有する3種類の液体にそれぞれ約1/3程度の領域だけ浸漬させて密閉空間(容量5ccになる密閉容器)に保持し、50℃の温度のもとで1カ月放置して該スプリングの腐食状況を目視により観察した。
【0030】
その結果、SUS304を用いたものについては、3種類の液体ともスプリングに全面的に腐食の進行が見られた。
【0031】
また、SUS316については、3種類の液体ともに内容物に変化は生じなかったものの、スプリングには部分的な腐食が避けられなかった。
【0032】
これに対してNを多量に含むNAS106Nを用いたものにおいては何らの異常も見られなかった。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、内容物との接触による構成部材の腐食が避けられ、安定した噴出が可能である。また、内容物の品質を長期にわたって保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う液体噴出器の構成例を示した図である。
【符号の説明】
1 口部
2 キャップ
3 シリンダ
3a 開口
3b チャッキ弁
3c 通路
3d ピストンガイド
4 第1のピストン
4a 噴出口
5 第2のピストン
6 ヘッドシリンダ
7 弾性部材
8 押圧部材
8a ノズル
S パイプ
Claims (2)
- 容器の口部に装着されるキャップと、このキャップに固定支持され容器の口部に内挿されるシリンダと、このシリンダ内で弾性部材を介して保持され、その内部における往復動作によって容器内の内容物の吸引と噴出を行なうピストンとを備えた液体噴出器であって、
前記弾性部材は、成分組成として不可避的に含まれるよりも多量のNを含有する高強度・高耐食・非磁性ステンレス鋼線のスプリングよりなり、
前記シリンダに、通路を残して該シリンダと一体になるピストンガイドを設け、
前記ピストンは、ピストンガイドに被さり該ピストンガイドとシリンダとの相互間に形成される隙間内にて移動可能で、かつ、加圧した内容物を噴出させる噴出口を有する第1のピストンと、この第1のピストンの外周において嵌合し該第1のピストンとともに移動可能な第2のピストンからなり、
前記第2のピストンを液密状態で移動可能に保持しそれ自身も第2のピストンとともに移動可能であり、かつ該第1のピストンとの連係によって噴出バルブを形成するヘッドシリンダを設け、
前記スプリングの成分組成として、
C:0.03mass%以下、 Si:0.5mass%以下、
S:0.005mass%以下、 Ni:9.0〜11.0mass%、
Cr:19.0〜23.0mass%、Mo:1.0〜3.0mass%、
Mn:5.0〜7.0mass%、 N:0.35〜0.5mass%、
B:0.0080mass%以下、を含み、残部実質的にFeからなる、
ことを特徴とする液体噴出器。 - 内容物がヨウ素を含む液体である、請求項1に記載の液体噴出器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001249727A JP4526745B2 (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 液体噴出器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP2003063547A JP2003063547A (ja) | 2003-03-05 |
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JP2001249727A Expired - Fee Related JP4526745B2 (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 液体噴出器 |
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Citations (4)
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JPH0252061A (ja) * | 1988-05-18 | 1990-02-21 | Pittway Corp | 指作動式ポンプ |
JPH0551468U (ja) * | 1991-12-13 | 1993-07-09 | 株式会社三谷バルブ | 噴出器 |
JPH1192874A (ja) * | 1997-09-18 | 1999-04-06 | Daido Steel Co Ltd | 高強度・高耐食非磁性ステンレス鋼線 |
JPH11276943A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 手動ポンプ |
-
2001
- 2001-08-21 JP JP2001249727A patent/JP4526745B2/ja not_active Expired - Fee Related
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