JP4526640B2 - アキシャルピストンポンプ・モータ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アキシャルピストンポンプ・モータの構成に関し、特にプランジャブロックに嵌装されプランジャを拘束するためのリテーナの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、アキシャルピストンポンプ・モータにおいては、図32に示すように、回転軸101と一体的に回転可能なプランジャブロック102に、複数のプランジャ103が摺動自在に挿嵌され、該プランジャ103先端部に取り付けられるシュー104が斜板105に当接されている。プランジャブロック102の斜板105側端部には、リテーナガイド112が回転軸101と一体的に回転可能に嵌装されており、該リテーナガイド112の外周面は球面状に形成されて、このリテーナガイド112の外周面に、板状部材のリテーナ106が摺動自在に支承されている。該リテーナ106における支承部より外周の部分は、シュー104とプランジャ103との間に配置されている。
【0003】
また、プランジャブロック102の中心部には収納室107が形成されており、該シリンダブロック102のボス部を貫通するリテーナ押えピン108を複数本設けて、該リテーナ押えピン108の一端が、収納室107内に収容される環状の係止部材109に当接するとともに、他端がリテーナガイド112に当接する状態としている。さらに、収納室107内には、止輪110と係止部材との間にスプリング111が介装され、回転軸101方向へ摺動可能に収納される係止部材109が該スプリング111により斜板105側へ付勢されている。斜板105側へ付勢される係止部材109はリテーナ押えピン108を付勢し、該リテーナ押えピン108によりリテーナガイド112が斜板105側へ押圧される。そして、リテーナガイド112の押圧力が、リテーナガイド112に支承されるリテーナ106に伝達されて、該リテーナ106によりシュー104が斜板105に押圧されるように構成している。
【0004】
このように、リテーナ106をシュー104のプランジャ103側へ配置し、該リテーナ103によりシュー104を斜板105側へ押圧することで、アキシャルピストンポンプ・モータの運転中において、プランジャ103が吸入工程となったときに、吸入側の管路抵抗により該シュー104が斜板105から離れてしまうことを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の如く構成したアキシャルピストンポンプ・モータにおいては、前記シュー104が斜板105から離反することを防止するために、リテーナ106、リテーナガイド112、リテーナ押えピン108、係止部材109、スプリング111、及び止輪110といった多数の部材が必要であり、構造が複雑となっていた。従って、アキシャルピストンポンプ・モータの組立性が悪化するとともに装置が大型化し、また高コスト化することとなっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【0007】
請求項1においては、円板状に形成されるとともにプランジャと同数のガイドホールが形成されたリテーナを、リテーナとの当接部が球面状に形成されるプランジャブロック先端部に直接嵌装して、プランジャの先端部に配置され該プランジャと一体的に形成されるシューを拘束し、該プランジャブロック先端部と当接するリテーナの内周部の、該ガイドホールへ達する切込を形成したものである。
【0008】
請求項2においては、円板状に形成されるとともにプランジャと同数のガイドホールが形成されたリテーナを、リテーナとの当接部が球面状に形成されるプランジャブロック先端部に直接嵌装して、プランジャの先端部に配置され該プランジャと一体的に形成されるシューを拘束し、該リテーナのプランジャブロック先端部との当接部を、シューを拘束するリテーナ機能部から延出される複数のアームにて構成し、該アームに弾性を具備させ、前記リテーナをプランジャブロックに嵌装した際には、円板状に形成されたリテーナ機能部の内周部とプランジャブロックとの間に間隙が設けられ、該リテーナが嵌装状態からさらに押し込まれると、リテーナ機能部の内周部がプランジャブロックに当接するように構成したものである。
【0009】
請求項3においては、請求項2記載のアキシャルピストンポンプ・モータにおいて、前記アームのプランジャブロックとの当接部を略凹球面状に形成し、該アームの球面の曲率と、プランジャブロックにおけるアームとの当接部の球面の曲率とを略同じに形成したものである。
【0010】
請求項4においては、請求項2記載のアキシャルピストンポンプ・モータにおいて、前記アームが、該リテーナ機能部の外縁部から内周側へ延出したものである。
【0011】
請求項5においては、請求項2記載のアキシャルピストンポンプ・モータにおいて、前記アームを、リテーナ機能部の内側端に3本延出して形成したものである。
【0012】
請求項6においては、請求項2記載のアキシャルピストンポンプ・モータにおいて、前記アームは、リテーナ機能部の外縁部から直接内周側へ延出され、前記アームの基端部両側部にくびれを形成したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を説明する。
【0014】
図1は本発明のアキシャルピストンポンプ・モータを示す側面断面図、図2はリテーナを示す平面図、図3は同じく側面断面図、図4はリテーナの第二の別実施例を示す底面側から見た斜視図、図5は同じくリテーナの第三の実施例を示す底面側から見た斜視図、図6は同じくリテーナの第四の実施例を示す底面側から見た斜視図、図7は同じくリテーナの第五の実施例を示す底面側から見た斜視図、図8は同じくリテーナの第六の実施例を示す底面側から見た斜視図、図9は同じくリテーナの第七の実施例を示す底面側から見た斜視図、図10は同じくリテーナの第八の実施例を示す底面側から見た斜視図、図11は図10におけるリテーナを示す側面図、図12はリテーナの第九の実施例を示す底面側から見た斜視図、図13は同じくリテーナの第十の実施例を示す底面側から見た斜視図、図14は同じくリテーナの第十一の実施例を示す底面側から見た斜視図である。
【0015】
図15はリテーナのアームを示す側面図、図16は同じくアームの第二の実施例を示す側面図、図17は同じくアームの第三の実施例を示す側面図、図18はアームの第四の実施例を示す斜視図、図19は同じくアームの第五の実施例を示す斜視図、図20は同じくアームの第六の実施例を示す斜視図、図21は同じくアームの第七の実施例を示す斜視図、図22は図21におけるアームを示す平面断面図、図23はアームの第八の実施例を示す斜視図、図24は図23におけるアームを示す側面断面図、図25はアームの第九の実施例を示す斜視図、図26は図25におけるアームを示す側面断面図、図27はアームの第十の実施例を示す斜視図、図28はアームの第十一の実施例を示す斜視図、図29は図28におけるアームを示す平面断面図、図30はアームの第十二の実施例を示す側面図、図31は図30における状態からプランジャブロックの基端部側へ押圧された状態のアームを示す側面図、図32は従来のアキシャルピストンポンプ・モータを示す側面断面図である。
【0016】
本発明のアキシャルピストンポンプ・モータの全体構成について説明する。図1に示すアキシャルピストンポンプ・モータAにおいては、回転軸1が軸受9等により回転自在に支持されており、該回転軸1にはプランジャブロック2のボス部2aがスプラインにより一体的に回転可能に嵌装されている。
【0017】
プランジャブロック2には、複数のプランジャ3が回転軸方向へ摺動自在に挿嵌され、該プランジャ3先端部に取り付けられるシュー4が斜板5に当接されている。プランジャブロック2の斜板5側端部の外周面2bは球面状に形成されており、該外周面2bに、板状部材により形成されるリテーナ6が摺動自在に支承されている。
【0018】
図1、図2に示すように、該リテーナ6の前記外周面2bによる支承部よりも外周の部分には、プランジャブロック2に挿嵌されるプランジャ3と同数のガイドホール6aが形成され、該ガイドホール6aには、一体的に形成されるシュー4及びプランジャ3が挿入されており、該シュー4がガイドホール6aに嵌合している。リテーナ6はシュー4のプランジャ3側に位置しており、ガイドホール6aの内径よりもシュー4の外径の方が大径に形成されている。
【0019】
ここで、アキシャルピストンポンプ・モータAを例えばモータとして用いた場合、高圧油が高圧側のポートを通じてバルブプレート18からプランジャブロック2内に浸入すると、高圧油の圧力がプランジャ3の基端部端面に作用して、プランジャ3を斜板5側へ摺動させてシュー4が斜板5へ押圧される。このシュー4の斜板5への押圧によりプランジャ3の摺動方向と直交する方向の分力が発生し、この分力が回転力となってプランジャブロック2を回転させることとなる。この場合、高圧側のプランジャ3が上死点から下死点に移動するとともに、低圧側のプランジャ3が下死点から上死点に移動することとなり、作動後の低圧油はバルブプレート18から低圧側ポートへ流出する。
【0020】
逆に、アキシャルピストンポンプ・モータAをポンプとして用いた場合は、回転軸1の回転によりプランジャブロック2が回転し、該プランジャブロック2の回転によりプランジャ3が回転軸1方向に往復運動し、これにより吸い込み工程と吐き出し工程とが順次実行されるとともに、バルブプレート18による油路の切り換えが自動的に行われて、作動油が一方のポートから吸い込まれて、他方のポートから吐き出される。
【0021】
このような動作での吸い込み工程においては、プランジャ3にはバルブプレート18側方向への引き込み力が作用するが、この引き込み力によりシュー4が斜板5から離れてしまうと、次の工程でシュー4が斜板5に叩きつけられてしまうこととなってしまう。従って、アキシャルピストンポンプ・モータAにおいては、シュー4が斜板5から離反しないように、シュー4を前記リテーナ6により斜板5側へ押圧して保持するようにしている。
【0022】
次に、シュー4を斜板5側へ押圧して保持するリテーナ6について説明する。図2、図3に示すように、リテーナ6は板状部材の中央部に嵌装孔6cが形成される略リング形状に形成されており、該嵌装孔6cをプランジャブロック2先端部の外周面2bに摺動自在に嵌装することで、該リテーナ6をプランジャブロック2に支承するようにしている。
【0023】
リテーナ6は円板状に形成されるリテーナ機能部6dと、プランジャブロック2の外周面2bに当接するバネ部6bとにより形成されており、該該リテーナ機能部6dに前記ガイドホール6aが形成されている。該ガイドホール6aは、プランジャ3のプランジャブロック2への挿嵌位置に合わせて、該プランジャ3の数量と同数だけ形成されている。また、リテーナ6は、リテーナ機能部6dの途中部から内側部分を下方へ屈曲させ、さらに内側部分の周縁部を上方へ屈曲してバネ部6bを形成しており、該バネ部6b及び嵌装孔6cにより嵌装部を構成している。
【0024】
そして、該ガイドホール6aに斜板5側から挿入され、該ガイドホール6aと嵌合しているシュー4は、ガイドホール6aよりも大径に形成されているので、リテーナ機能部6dと係合して、リテーナ6のプランジャ3側へ抜け出ないようになっている。また、リテーナ6をプランジャブロック2に嵌装した際には、該リテーナ6のバネ部6b内周面と、プランジャブロック2先端部の外周面2bとが当接するように構成されている。
【0025】
リテーナ6は薄板により形成されバネ部6bは弾性を有しており、球面状に形成されるプランジャブロック2先端部の外周面2bに嵌装されたリテーナ6が、プランジャブロック2の基端部側(バルブプレート18側)へ押し込まれると、該バネ部6bが外周面2bにより押し広げられて、バネ部6bの屈曲度合いが大きくなるが、該バネ部6bは自身が有する弾性により元に戻ろうとするため、リテーナ6には斜板5側方向への付勢力が働くこととなる。
【0026】
そして、リテーナ6は、アキシャルピストンポンプ・モータAに、プランジャブロック2の基端部側(バルブプレート18側)へ押し込まれた状態で装着されており、組み立てられたアキシャルピストンポンプ・モータAにおいては、リテーナ6の付勢力によりシュー4が斜板5へ押圧されている。即ち、リテーナ6は、嵌装孔6cにシュー4を嵌合させることで、リテーナ機能部6dにより、シュー4と一体的に形成されるプランジャ3を拘束するとともに、プランジャブロック2の外周面2bに嵌装されるバネ部6bにより、シュー4を斜板5から離反しないように押圧している。
【0027】
また、リテーナ6においては、ガイドホール6aよりも内周側部分、即ちバネ部6bに切込6fを形成して、該バネ部6bを複数に分割している。図2におけるリテーナ6では、例えば、9箇所に形成されるガイドホール6aに対して3箇所毎に切込6fを形成し、この切込6fによってバネ部6bを3分割している。このように、バネ部6bに切込6fを形成し、該バネ部6bの剛性を低下させて弾性を高め、バネ部6bのバネ機能を向上させている。そして、図2においてはバネ部6bを3分割しているが、これにより、リテーナ6がプランジャブロック2の外周面2bに3点支持されることとなるため、該リテーナ6の支承が安定して行われることになる。
【0028】
さらに、切込6fは、図4に示すように、全てのガイドホール6aに対して形成することもでき、該切込6fは何箇所に形成してもよい。そして、形成される切込6fの数量によってバネ部6bの弾性力が変化するため、適宜数量の切込6fを形成することによって、該バネ部6bのバネ定数を適切な値に調節することができる。
【0029】
尚、前記切込6fは、リテーナ機能部6dにおけるガイドホール6aより外側部分、即ちリテーナ機能部6dの外周とガイドホール6aとの間に形成することも可能である。このように、リテーナ6の外周部に切込6fを形成することによっても、リテーナ機能部6dの弾性を高めて、全体的にリテーナ6のバネ機能を向上させることができる。
【0030】
以上の如く、リテーナ6に、シュー4を拘束する機能と、シュー4を斜板5に押圧する機能との両方を具備させるとともに、プランジャブロック2先端部の外周面2bを球面状に形成して、弾性を有するリテーナ6のバネ部6bを該外周面2bに直接嵌装しているので、シュー4及びプランジャ3を拘束してシュー4が斜板5から離反しないように押圧して保持するための部材として、リテーナガイドや、リテーナ押えピンや、係止部材や、スプリングや、止輪といった部材を設ける必要がなく、リテーナ6のみを用いればよく、部材点数を減少させて構造を簡略化することができる。これにより、アキシャルピストンポンプ・モータAの組立性を向上させるとともに装置を小型化することができ、またコスト低減を図ることが可能となる。
【0031】
また、リテーナ6において、ガイドホール6aは平板状に形成されるリテーナ機能部6dにプランジャ3と同数が形成されているため、アキシャルピストンポンプ・モータAが有するプランジャ3の全てを確実に拘束することができるとともに、プレス加工等で容易に形成することができる。
【0032】
また、プランジャブロック2の外周面2bに当接するリテーナ6のバネ部6bは、図5に示すように、リテーナ機能部6dから延出される複数のアーム11により構成することもできる。図5におけるリテーナ機能部6dは平板状に形成され、アーム11は該リテーナ機能部6dの外縁部から一体的に延出されている。アーム11は弾性を有しており、リテーナ機能部6dの外縁部から内側方向へ折り返されて、リテーナ機能部6dの内縁よりも内側まで延設されている。
【0033】
このように、弾性を有するアーム11をリテーナ機能部6dから延出してバネ部6bを構成することによっても、高いバネ機能を有するバネ部6bを構成することができる。そして、該アーム11は、リテーナ機能部6dの外縁部から内縁まで延設されているので長い寸法を確保することができ、高い弾性を得てバネ定数を低く設定することが可能となる。
【0034】
また、アーム11を有するリテーナ6は次のように構成することもできる。図6に示すように、平板状のリテーナ機能部6dのガイドホール6aとガイドホール6aとの間に形成される連結部6eの一部を、外周側の基端部から一旦下方へ屈曲し、途中部から逆に上方へ屈曲させて、プランジャブロック2の外周部2bに当接するアーム11として構成するのである。図6に示すリテーナ6の場合、各ガイドホール6a部分におけるリテーナ機能部6dの内側端に切込6fを形成しており、3箇所に対して1箇所の割合で連結部6eをアーム11として構成し、3本のアーム11を形成している。該アーム11の先端は、連結部6eの先端よりも内側に位置するように構成されている。即ち、該アーム11は、リテーナ機能部6dの外縁部から直接内周側へ延出され、該リテーナ機能部6dの内縁よりも内周側まで設けられている。
【0035】
このように、平板状のリテーナ機能部6dにおける連結部6eの一部を屈曲させてアーム11を形成することで、ガイドホール6aや切込6f等とともに、高い弾性を有するアーム11をプレス等の簡単な加工により形成することができ、リテーナ6を低コストで形成することが可能となる。
【0036】
また、図7に示すように、リテーナ機能部6dの外縁部から直接内周側へ延出されるアーム11の基端部両側部に、くびれ6gを形成することも可能であり、このくびれ6gを形成することにより、アーム11に力がかかった際に該アーム11の基端部に応力が集中することを防止することができるとともに、アーム11のバネ定数をさらに低減させることが可能となる。
【0037】
また、アーム11の基端部に形成するくびれは、図8に示すくびれ6hの如く、アーム11の基端部の外周側に形成してもよい。また、図8に示すリテーナ6のリテーナ機能部6dの裏面におけるガイドホール6aの外周部、即ち該ガイドホール6aのピッチサークル付近には複数(例えば2点)の突起部6iが形成されている。そして、該突起部6iにより、ガイドホール6aに嵌合されるシュー4の外周部をガイドして保持するようにしている。このように、シュー4をガイドする突起部6iを形成することにより、リテーナ6によるシュー4の拘束を安定且つ確実なものとすることができる。
【0038】
また、リテーナ6は、図9に示すように、円板状に形成したリテーナ機能部6dの外周部を全周にわたって屈曲してフランジ部6jを形成することができる。このように、フランジ部6jを形成することにより、リテーナ機能部6d及びアーム11を薄板で形成して、該アーム11のバネ定数を低く構成しながら、リテーナ機能部6dの剛性をフランジ部6jにより高めて、シュー4を確実且つ安定に拘束することが可能となる。
【0039】
さらに、リテーナ6においては、図10に示すように、リテーナ機能部6dの内周部と外周部との両方に切込6fを形成して、リテーナ6に必要なバネ弾性を得るように構成してもよい。そして、図11に示すように、該リテーナ6は、プランジャブロック2の外周面2bに嵌装された状態では、リテーナ機能部6dの内縁部と外周面2bとの間に間隙が形成され、該リテーナ6が、嵌装された状態からプランジャブロック2の基端部側(バルブプレート18側)へさらに押し込まれると、リテーナ機能部6dの内周部が外周面2bに当接するように構成されている。
【0040】
このように、リテーナ6が嵌装状態から押し込まれると、リテーナ機能部6dの内縁部と外周面2bとが当接するように構成することで、アキシャルピストンポンプ・モータAの運転中でプランジャブロック2の挙動変動が大きいとき等には、リテーナ機能部6dの内縁部がプランジャブロック2の外周面2bに当接して、それ以上リテーナ6がプランジャブロック2の基端部側に押し込まれないようにして、該リテーナ6が破損することを防止することができる。即ち、リテーナ機能部6dの内縁部をストッパとして用いて、リテーナ6の基端部側への押込量を規制しているのである。
【0041】
また、図12、図13、図14に示すように、バネ部6bを構成するアーム11はリテーナ機能部6dの内縁部から延出するように形成することもできる。該アーム11はガイドホール6aとガイドホール6aとの間、即ち連結部6eの内側端部に形成されている。図12においては、ガイドホール6aが9箇所に形成されているリテーナ6に対して、3箇所にアーム11が形成され、等間隔に配置されている。即ち、アーム11は、アキシャルピストンポンプ・モータAのプランジャ3数の3分の1の本数が形成されている。また、図13においては、ガイドホール6aが9箇所に形成されているリテーナ6に対して、6箇所にアーム11が形成され、隣接した2本のアーム11を1一組として、3組のアーム11が等間隔に配置されている。即ち、アーム11は、アキシャルピストンポンプ・モータAのプランジャ3数の3分の2の本数が形成されている。また、図14においては、ガイドホール6aが9箇所に形成されているリテーナ6に対して、9箇所にアーム11が形成され、それぞれ等間隔に配置されている。即ち、アーム11は、アキシャルピストンポンプ・モータAのプランジャ3数と同じ本数が形成されている。
【0042】
このように、プランジャブロック2の外周面2bに当接するアーム11は、リテーナ機能部6dの内縁部に形成してもよく、前述の如く、3本、6本、9本といったように、任意の本数のアーム11を設けることで、アキシャルピストンポンプ・モータAの仕様等に応じて、アーム11により構成されるバネ部6bのバネ定数を最適な値に調節することが可能となる。また、形成するアーム11の本数を3本以上とすることで、リテーナ6とプランジャブロック2とが3点以上で当接することとなるため、該プランジャブロック2によりリテーナ6を安定して支承することが可能となる。さらに、アーム11を内縁部に形成することで、バネ部6bの適正なバネ弾性を確保しつつ、リテーナ機能部6dに必要な剛性を確保することができ、安定してシュー4を拘束することができる。
【0043】
次に、リテーナ6に形成されるアーム11の形状について説明する。図15に示すように、アーム11は側面視略S字状に形成されており、該アーム11における、プランジャブロック2の外周面2bとの当接部11aは、該外周面2bに対して凸の円弧状に形成されている。このようにアーム11を略S字状に形成することで、アーム11のバネ弾性を高めるとともに、該アーム11の当接部11aと外周面2bとが確実に当接するようにしている。また、アーム11は図16に示すように、側面視において、外周面2bに対して凸の略円弧状に形成しても、図15に示すアーム11の場合と同様に、アーム11のバネ弾性を高めるとともに、該アーム11の当接部11aと外周面2bとを確実に当接させることが可能となる。
【0044】
また、アーム11は図17に示すように、直線状に形成された部材を途中部で屈曲して、外周面2bと当接する当接部11aの形状を直線状に形成しても構成することができる。このようにアーム11を直線状に形成した場合は、簡単な加工でリテーナ6を形成することができて、該リテーナ6を容易且つ安価に製作することが可能となる。さらに、直線状に形成されたアーム11における当接部11aの外周部2bへの当接面は、図18に示すように、平面状に形成されており、リテーナ6に必要な剛性と、アーム11がバネ状部材として作用する弾性との両方を兼ね備えることが可能となっている。
【0045】
また、図19に示すように、アーム11は、当接部11aにおける外周面2bとの当接面を略凹球面状に形成し、該当接部11aの球面の曲率と球面状に形成される外周面2bの曲率とを略同じに形成することもできる。このように、当接部11aを球面状に形成することにより、該当接部11aと外周面2bとの接触面積を増やして、両者にかかるヘルツ面圧を低減し、リテーナ6及びプランジャブロック2の耐久性を向上することができる。尚、図6、図7に示すリテーナ6の、アーム11の当接部11aにおける外周面2bとの当接面は、本例の如く略凹球面状に形成した状態を示している。また、当接部11aの凹球面は、プレス形成により形成することが可能である。
【0046】
また、アーム11の当接部11aにおける外周面2bとの当接面を孔面取りして、該外周面2bに形成された孔の周縁部が外周面2bに当接するようにすることもできる。この場合も、該当接部11aと外周面2bとの接触面積を増やして、両者にかかるヘルツ面圧を低減し、リテーナ6及びプランジャブロック2の耐久性を向上することが可能となる。
【0047】
また、図21、図22に示すように、アーム11の当接部11aにおける外周面2bとの当接面を平面視略凹円弧状に形成し、該当接部11aの円弧の曲率と外周面2bの曲率とを略同じに形成してもよい。同じく図23、図24に示すように、アーム11の当接部11aにおける外周面2bとの当接面を側面視略凹円弧状に形成し、該当接部11aの円弧の曲率と外周面2bの曲率とを略同じに形成してもよい。このように、当接部11aを平面視略凹円弧状又は側面視略凹円弧状に形成した場合においても、該当接部11aと外周面2bとの接触面積を増やして、両者にかかるヘルツ面圧を低減し、リテーナ6及びプランジャブロック2の耐久性を向上することが可能である。さらに、リテーナ6のプレス加工等の加工時に、絞り加工を伴わないので、加工が簡略化できて低コスト化を図ることができる。
【0048】
また、図25、図26に示すように、アーム11は、当接部11aにおける外周面2bとの当接面を側面視略凹円弧状に形成し、該当接部11aの円弧の曲率を、前記外周面2bの曲率よりも大きく形成することもできる。このように、当接部11aの円弧の曲率を外周面2bの曲率よりも大きくすることにより、該当接部11aと外周面2bとの接触面積をある程度増やして両者にかかるヘルツ面圧を低減し、リテーナ6及びプランジャブロック2の耐久性を向上することができるとともに、当接部11aを外周面2bへ確実に接触させることが可能となる。尚、当接部11aを平面視略凹円弧状に形成したり、球面状に形成して、該当接部11aの円弧又は球面の曲率を、外周面2bの曲率よりも大きく形成した場合も同様である。
【0049】
また、図27に示すように、アーム11は、当接部11aにおける外周面2bとの当接面を略凸円弧状に形成することもできる。このように、当接部11aを略凸円弧状に形成することにより、該当接部11aをプランジャブロック2の外周面2bへ確実に接触させることが可能となる。
【0050】
また、図28、図29に示すように、アーム11は、当接部11aにおける外周面2bとの当接面を平面視において略V字状に屈曲して、該当接部を2点で外周面2bに当接させることもできる。このように、当接部11aを平面視略V字状に屈曲して2点で外周面2bに当接させることにより、該当接部11aをプランジャブロック2の外周面2bへ確実かつ安定して接触させることが可能となる。
【0051】
また、図30、図31に示すように、アーム11は、当接部11aにおける外周面2bとの当接面を側面視において略V字状に屈曲して、リテーナ6をプランジャブロック2へ装着した初期状態(図30図示)においては、当接部11aと外周面2bとが1点で当接し、該リテーナ6がプランジャブロック2の基端部側に押圧されて移動した状態(図31図示)においては、当接部11aが2点で外周面2bに当接するように構成することもできる。
【0052】
このように、構成することで、リテーナ6のプランジャブロック2への装着状態(装着位置)によって、該リテーナ6におけるアーム11の基端部から外周面2bへの当接部までの寸法を切り換えて(例えば寸法が長い状態から短い状態へ切り換える)、該アーム11により構成されるバネ部6bのバネ定数を変更することができ、リテーナ6の装着状態に適したバネ部6bのバネ定数を得ることが可能となる。また、当接部11aを2点で外周面2bに当接させることにより、該当接部11aをプランジャブロック2の外周面2bへ確実かつ安定して接触させることが可能となる。
【0053】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1記載の如く、円板状に形成されるとともにプランジャと同数のガイドホールが形成されたリテーナを、リテーナとの当接部が球面状に形成されるプランジャブロック先端部に直接嵌装して、プランジャの先端部に配置され該プランジャと一体的に形成されるシューを拘束し、該プランジャブロック先端部と当接する、該リテーナの内周部にガイドホールへ達する切込を形成したので、シューを拘束して斜板から離反しないように押圧して保持するための部材として、リテーナガイドや、リテーナ押えピンや、係止部材や、スプリングや、止輪といった部材を設ける必要がなく、リテーナのみを用いればよく、部材点数を減少させて構造を簡略化することができる。
これにより、アキシャルピストンポンプ・モータの組立性を向上させるとともに装置を小型化することができ、またコスト低減を図ることが可能となる。
また、リテーナのプランジャブロックとの当接部に形成した切込により、該当接部の剛性を低下させて弾性を高め、当接部のバネ機能を向上することができる。
また、アキシャルピストンポンプ・モータが有するプランジャの全てを確実に拘束することができるとともに、ガイドホールをプレス加工等で容易に形成することができる。
【0054】
請求項2記載の如く、円板状に形成されるとともにプランジャと同数のガイドホールが形成されたリテーナを、リテーナとの当接部が球面状に形成されるプランジャブロック先端部に直接嵌装して、プランジャの先端部に配置され該プランジャと一体的に形成されるシューを拘束し、該リテーナのプランジャブロック先端部との当接部を、シューを拘束するリテーナ機能部から延出される複数のアームにて構成し、該アームに弾性を具備させたので、該当接部の剛性を低下させて弾性を高め、当接部のバネ機能を向上することができ、高いバネ機能を有する当接部を構成することができる。
また、リテーナのリテーナ機能部に形成されるガイドホールや切込等とともに、高い弾性を有するアームをプレス等の簡単な加工により形成することができ、リテーナを低コストで形成することが可能となる。
【0055】
更に、前記リテーナをプランジャブロックに嵌装した際には、リテーナ機能部の内周部とプランジャブロックとの間に間隙が設けられ、該リテーナが嵌装状態からさらに押し込まれると、リテーナ機能部の内周部がプランジャブロックに当接するように構成したので、アキシャルピストンポンプ・モータの運転中でプランジャブロックの挙動変動が大きいとき等には、リテーナ機能部の内縁部が、プランジャブロックのリテーナとの当接面に当接して、それ以上リテーナがプランジャブロックの基端部側に押し込まれないようにして、該リテーナが破損することを防止することができる。
【0056】
請求項3記載の如く、請求項2記載のアキシャルピストンポンプ・モータにおいて、前記アームのプランジャブロックとの当接部を略凹球面状に形成し、該アームの球面の曲率と、プランジャブロックにおけるアームとの当接部の球面の曲率とを略同じに形成したので、該アームの当接部とプランジャブロックとの接触面積を増やして、両者にかかるヘルツ面圧を低減し、リテーナ及びプランジャブロックの耐久性を向上することができる。
【0057】
請求項4記載の如く、請求項2記載のアキシャルピストンポンプ・モータにおいて、前記アームが、該リテーナ機能部の外縁部から内周側へ向けて延出するので、該アームをリテーナ機能部の内縁まで延設することにより、アームの長さ寸法を大きく確保することができ、高い弾性を得てバネ定数を低く設定することが可能となる。
【0058】
請求項5記載の如く、請求項2記載のアキシャルピストンポンプ・モータにおいて、前記アームを、リテーナ機能部の内側端に3本延出して形成したので、ガイドホールや切込等とともに、高い弾性を有するアームをプレス等の簡単な加工により形成することができ、リテーナを低コストで形成することが可能となる。
また、アキシャルピストンポンプ・モータが有するプランジャの全てを、確実に拘束することができるとともに、該リテーナをプレス加工等で容易に形成することができる。
【0059】
請求項6に記載の如く、請求項2記載のアキシャルピストンポンプ・モータにおいて、前記アームは、リテーナ機能部の外縁部から直接内周側へ延出され、前記アームの基端部両側部にくびれを形成したので、アームに力がかかった際に該アームの基端部に応力が集中することを防止することができるとともに、アームのバネ定数をさらに低減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアキシャルピストンポンプ・モータを示す側面断面図である。
【図2】 リテーナを示す平面図である。
【図3】 同じく側面断面図である。
【図4】 リテーナの第二の別実施例を示す底面側から見た斜視図である。
【図5】 同じくリテーナの第三の実施例を示す底面側から見た斜視図である。
【図6】 同じくリテーナの第四の実施例を示す底面側から見た斜視図である。
【図7】 同じくリテーナの第五の実施例を示す底面側から見た斜視図である。
【図8】 同じくリテーナの第六の実施例を示す底面側から見た斜視図である。
【図9】 同じくリテーナの第七の実施例を示す底面側から見た斜視図である。
【図10】 同じくリテーナの第八の実施例を示す底面側から見た斜視図である。
【図11】 図10におけるリテーナを示す側面図である。
【図12】 リテーナの第九の実施例を示す底面側から見た斜視図である。
【図13】 同じくリテーナの第十の実施例を示す底面側から見た斜視図である。
【図14】 同じくリテーナの第十一の実施例を示す底面側から見た斜視図である。
【図15】 リテーナのアームを示す側面図である。
【図16】 同じくアームの第二の実施例を示す側面図である。
【図17】 同じくアームの第三の実施例を示す側面図である。
【図18】 アームの第四の実施例を示す斜視図である。
【図19】 同じくアームの第五の実施例を示す斜視図である。
【図20】 同じくアームの第六の実施例を示す斜視図である。
【図21】 同じくアームの第七の実施例を示す斜視図である。
【図22】 図21におけるアームを示す平面断面図である。
【図23】 アームの第八の実施例を示す斜視図である。
【図24】 図23におけるアームを示す側面断面図である。
【図25】 アームの第九の実施例を示す斜視図である。
【図26】 図25におけるアームを示す側面断面図である。
【図27】 アームの第十の実施例を示す斜視図である。
【図28】 アームの第十一の実施例を示す斜視図である。
【図29】 図28におけるアームを示す平面断面図である。
【図30】 アームの第十二の実施例を示す側面図である。
【図31】 図30における状態からプランジャブロックの基端部側へ押圧された状態のアームを示す側面図である。
【図32】 従来のアキシャルピストンポンプ・モータを示す側面断面図である。
【符号の説明】
A アキシャルピストンポンプ・モータ
2 プランジャブロック
2b 外周面
3 プランジャ
4 シュー
5 斜板
6 リテーナ
6a ガイドホール
6b バネ部
6d リテーナ機能部
6f 切込
6g・6h くびれ
6i 突起
6j フランジ
11 アーム

Claims (6)

  1. 円板状に形成されるとともにプランジャと同数のガイドホールが形成されたリテーナを、リテーナとの当接部が球面状に形成されるプランジャブロック先端部に直接嵌装して、プランジャの先端部に配置され該プランジャと一体的に形成されるシューを拘束し、該プランジャブロック先端部と当接するリテーナの内周部の、該ガイドホールへ達する切込を形成したことを特徴とするアキシャルピストンポンプ・モータ。
  2. 円板状に形成されるとともにプランジャと同数のガイドホールが形成されたリテーナを、リテーナとの当接部が球面状に形成されるプランジャブロック先端部に直接嵌装して、プランジャの先端部に配置され該プランジャと一体的に形成されるシューを拘束し、該リテーナのプランジャブロック先端部との当接部を、シューを拘束するリテーナ機能部から延出される複数のアームにて構成し、該アームに弾性を具備させ、前記リテーナをプランジャブロックに嵌装した際には、円板状に形成されたリテーナ機能部の内周部とプランジャブロックとの間に間隙が設けられ、該リテーナが嵌装状態からさらに押し込まれると、リテーナ機能部の内周部がプランジャブロックに当接するように構成したことを特徴とするアキシャルピストンポンプ・モータ。
  3. 請求項2記載のアキシャルピストンポンプ・モータにおいて、前記アームのプランジャブロックとの当接部を略凹球面状に形成し、該アームの球面の曲率と、プランジャブロックにおけるアームとの当接部の球面の曲率とを略同じに形成したことを特徴とするアキシャルピストンポンプ・モータ。
  4. 請求項2記載のアキシャルピストンポンプ・モータにおいて、前記アームが、該リテーナ機能部の外縁部から内周側へ延出することを特徴とするアキシャルピストンポンプ・モータ。
  5. 請求項2記載のアキシャルピストンポンプ・モータにおいて、前記アームを、リテーナ機能部の内側端に3本延出して形成したことを特徴とするアキシャルピストンポンプ・モータ。
  6. 請求項2記載のアキシャルピストンポンプ・モータにおいて、前記アームは、リテーナ機能部の外縁部から直接内周側へ延出され、前記アームの基端部両側部にくびれを形成したことを特徴とするアキシャルピストンポンプ・モータ。
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