JP4524932B2 - リング型ネットワークにおけるノード間のタイミング同期方法、及びそのノード - Google Patents

リング型ネットワークにおけるノード間のタイミング同期方法、及びそのノード Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リング型ネットワークシステムにおいて、ノード間のタイミングを同期させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のノードをネットワークに接続する形態として、バス型やリング型のネットワークシステムがある。
【0003】
バス型は、共通の経路であるバスに複数ノードを並列に接続した形態で、あるノードの送信したフレームがほぼ同時に全ノードに到達するという特徴がある。
図9は、4つのノード50a〜50dをネットワーク51にバス型に接続した例で、ノード50aが送信するフレームは、ほぼ同時にノード50b〜50dに到達する。
【0004】
図10は、全ノードの同期を取るために、ノード50aが同期用のフレームを送信したときに、そのフレームが他のノードにどう届き、どういう同期がどうとれるかを表した図である。この同期用フレームは、プロトコルヘッダに同期用フレームを表すコードが格納されたブロードキャストフレームである。ノード50aが送信した同期用のフレーム52は、ほぼ同時に自分を含めた全ノードに受信されるので、この受信タイミングを同期ポイントとして同期をとれば、全ノードの同期はほぼ一致する。
【0005】
一方、図11の示すようなリング型は、複数ノードをデイジーチェインで環状に接続する形態で、あるノードの送信したフレームは下流のノードの中継でリングを1周するので、ノード毎の中継遅延の影響で全ノードに同時に到達しないという特徴がある。なお、フレームは、リングを1周まわったところで、最初に送信したノードが削除する。
【0006】
図11は、4つのノード60a〜60dをネットワーク61でリング型に接続した例で、ノード60aが送信するフレームは、ノード60b,ノード60c,ノード60dの順に中継されてネットワーク61を1周まわり、ノード60aに戻ったところで削除される。
【0007】
図12は、図11のノード60a〜60dの構成の一例を示す図であり、同図ではノード60aを例にするが、他のノードの構成も同様である。
同図において、フレーム処理部63は、受信したフレームの判定を行ない、これを下流に送信する事によりフレームを中継する。CPU62は、ノード60a全体を制御する中央処理装置であり、フレーム処理部63も制御する。
【0008】
図13は、全ノードの同期を取るために、ノード60aが同期用のフレームを送信したときに、そのフレームが他のノードにどう届き、どういう同期がどうとれるかを表した図である。ノード60aが送信した同期用フレーム64aは、まずノード60bに受信され、図12のフレーム処理部63でフレームの判定を行ない、これを下流に送信する事により中継される。ここでは、フレーム受信してからの送信するまでのフレーム処理部63の遅延を2μ秒とすると、次のノード60cが中継された同期用フレーム64bを受信するのは、ノード60bが同期用フレーム64aを受信した時点より2μ秒遅れる。同様にノード60dが同期用フレーム64cを受信するのは、ノード60cより2μ秒、すなわち、ノード60bより4μ秒遅れる。ノード60aが同期用フレーム64dを受信するのは、ノード60bより6μ秒遅れる。この為、各ノードがそれぞれ同期用フレームの受信認識のタイミングを同期ポイントとすると、4つのノードしか無いにもかかわらず、6μ秒もの同期のずれが生じることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、ノード間で同期をとる場合、フレームの受信タイミングがほぼ一致するバス型に比べ、リング型ではフレームの受信タイミングの遅れが同期タイミングの遅れに繋がり、リングの下流のノードほど同期が遅れていく。
【0010】
例えば、1ノードで2μ秒の遅れになるとすれば、100ノードで200μ秒の遅れになる。最上流のノードと最下流のノードでそれぞれX軸,Y軸のモーターを制御させ、最上流のノードと最下流のノードの間にあるノードにセンサー類を配置すると、軸間の同期のずれは200μ秒になる。このずれが問題になる様な高速制御に適用する際は、モーターを制御するノードを接近させる(間にノードを挟まない)ように制約を設け、エンジニアリングや設置の際に注意しなければならない。
【0011】
本発明の課題は、リング型ネットワークにおける上述したノード間の同期のずれを解消し、タイミングが一致した同期がとれ、高速制御にも問題なく適用できるリング型ネットワークにおけるノード間のタイミング同期方法、及びそのノードを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明による第1のタイミング同期方法は、リング型ネットワークシステムにおける同期方法であって、送信元のノードは、特定のコマンドフレームを送信し、他のノードは、該特定のコマンドフレームを受信すると、該コマンドフレームを中継すると共にバイパスモードに移行し、リングを一巡した前記特定のコマンドフレームを受信した前記送信元のノードは、同期用フレームを送信し、前記バイパスモード状態にある他のノードは、該同期用フレームをバイパスすると共に、該同期用フレームの受信タイミングで同期をとるものである。
【0013】
上記第1のタイミング同期方法では、同期の基準となるノード(送信元のノード)が、自ノード以外の全ノードの中継経路上のフレーム処理が一時的にバイパス状態になる命令を持つコマンドフレームを他のノードに送信し、その後に同期用フレームを送信する。各ノードは、この同期用フレームをバイパスすると共に、この同期用フレーム受信時を同期タイミングにする。
【0014】
このように一時的にフレーム処理をバイパスする事により、各ノードのフレーム処理部で発生していた中継遅延は無くなる。すると、全モジュールがほぼ同時に同期用フレームを受信する事ができ、このフレーム受信を同期のタイミングにすることにより、バス型と同等の精度でモジュール間の同期をとることができる。同期を取った後はバイパス状態を解除する必要があるが、同期用フレームの受信をフレーム処理部で認識する頃には、中継し終わっているので、同期用フレームの受信をもってバイパス状態を解除すれば、次のフレームから本来のリング型のネットワークで送受信できる。
【0015】
または、上記バイパス状態の解除の条件に、一定時間以上バイパス状態が継続したことを加えるようにしてもよい。
全モジュールがフレーム処理部をバイパス状態にした後に、同期用フレームが消失等、何らかの原因で、受信されなければ、バイパス状態を解除する事はできない。しかし上記解除条件を加えることにより、遅くとも一定時間経過後にはバイパス状態が解除され、その次のフレームから本来のリング型のネットワークで送受信できる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1(a)、(b)は、第1の実施例を説明する為の図である。
【0029】
本実施例では、ノード2a〜2dの4つのノードを、ネットワーク1によってリング型に接続している。
また、図2に示す様に、各ノード2a〜2dは、フレーム処理部3、CPU4、スイッチ5を有する。尚、図1では、CPU4、スイッチ5は省略し、ノード2a〜2d内にフレーム処理部3を示し、またスイッチ5の切換/選択(フレーム処理部3側か、バイパス側かの切換/選択;選択されていない側はバツ印(×)を示す)を記述している。
【0030】
ここでは、ノード2aのタイミングにノード2b〜2dを同期させる場合を例にして説明する。
まず、通常時には、図1(a)に示すように、各ノード2a〜2dのスイッチ5は、フレーム処理部3側になっている(これを通常モードと呼ぶ)。
【0031】
同期をとる際には、ノード2aは、ネットワーク1を介してノード2b〜2dに対して、バイパスモード(スイッチ5がバイパス側に切換えられ、受信したフレームはフレーム処理部3を介さずに中継させる状態)に移行させるための特定の命令フレームを送信する。
【0032】
ノード2b〜2dは、受信したフレームをそのフレーム処理部3で解析し、上記命令フレームであると認識すると、当該命令フレーム中継後にスイッチ5をバイパス側に切り替える。これにより、命令フレームがネットワークを一巡してノード2aに戻ったときには、図1(b)に示す状態になる。すなわち、ノード2a以外のノード2b〜2dのスイッチ5は、バイパス側に切り替わっている(すなわち、各ノード2b〜2dはバイパスモードになっている)。ノード2b〜2dの全てスイッチ5がバイパス側になると、バス型と同様で中継遅延の影響の無いネットワークになる。
【0033】
ノード2aは、上述の命令フレームがネットワーク1を1周して戻ってきた事をそのフレーム処理部3で認識したら、続いて同期用フレームを送信する。ノード2b〜2dは、この同期用フレームをバイパスして中継すると共に、フレーム処理部3により同期用フレームの受信を認識する。フレーム処理部3はCPU4に同期用フレーム受信を通知する。また、ノード2aのフレーム処理部3は、この同期用フレームがネットワーク1を1周して自ノードに戻ってきた事を認識すると、CPU4に同期用フレーム受信を通知する。
【0034】
上記の通り、同期用フレームはバイパスされるので、全てのノード2a〜2dにおいて、上記CPU4に同期用フレーム受信が通知されるタイミングはほぼ同時であるので、各ノード2a〜2dのCPU4が、このタイミングを同期タイミングとすることにより、リング型ネットワークにおいてもノード間の同期のずれが生じることなく、タイミングが一致した同期がとれ、高速制御にも問題なく適用できるようになる。
【0035】
また、ノード2b〜2dのCPU4は、上記同期用フレーム受信が通知された後、スイッチ5を切り替え制御して、元の状態である図1(a)の状態に戻す。
尚、CPU4により通常モード/バイパスモードに切換え制御される構成は、スイッチ5に限るものではなく、一時的に同期用フレームをバイパスさせる状態にできるものであれば何でもよい。
【0036】
ノード2aのCPU4は、上記ネットワーク1を1周して戻ってきた同期用フレーム受信が通知された後、当該同期用フレームを削除する。
以上の動作を表したタイムチャートが図3である。
【0037】
ノード2aの送信したスイッチ切り替え用の命令フレーム(コマンドフレーム)6aは、ノード2bに受信され、命令フレーム6bとして中継される。同様に、ノード2c、2dで中継され、命令フレーム6dがノード2aに戻ってくる。この命令フレーム6a〜6cの受信でノード2b〜2d内のスイッチ5がバイパス側に切り替わる。
【0038】
尚、命令フレーム6a〜6dは、その内容が変わるわけではないが、ヘッダ部の送信元/送信先(中継元/中継先)情報が変わるので、一応区別して符号を変えているだけである。
【0039】
この状態で、次に、ノード2aは同期用フレーム7を送信する。ノード2a〜2dはバイパスモードになっているので、この同期用フレーム7はバイパスされて、中継遅延無しでネットワーク1を1周する。また、この同期用フレーム7はバイパスされると共に、各ノード2b〜2dのフレーム処理部3で受信される。各フレーム処理部3は、同期用フレームを受信した旨をCPU4に通知する。上記のように、各ノード2a〜2dが同期用フレーム7を受信するタイミングはほぼ同時なので、上記通知を受けたタイミングでCPU4が同期をとれば、全ノードでほぼタイミングが一致した同期をとることができる。
【0040】
なお、ノード2b〜2dは、同期用フレーム7の受信を以てスイッチ5を切り替えて通常モードに戻す。あるいはこれに限るものではなく、例えばバイパスモード中に何らかのフレームを受信すると通常モードに戻るようにしてもよい。このようにすると、何らかの異常で同期用フレーム7を受信できなくとも、次のフレームの受信で元の状態に戻ることができる。
【0041】
次に、第2の実施例について説明する。
第1の実施例では、上記バイパスモードからスイッチ5を切り替えて通常モードに戻す条件を、同期用フレーム7の受信としている。または任意の(次の)フレーム受信としている。しかしながら、例えば、次のフレーム受信までに(すなわち、何れかのノードが何等かのフレームを送信するまでに)時間が掛かったり、あるいは例えばノード2aが命令フレーム6aを送信後に故障する等した場合には、他の全てのノード2b〜2dがバイパス状態で同期用フレーム7の受信を待つ為、任意の(次の)フレームを送信するノードがなくなる。
【0042】
第2の実施例では、上記の状況発生を考慮して、各ノード内にバイパスモード(バイパス状態)の継続時間を計時するタイマーを設け(通常、CPU4のタイマ機能を利用できる)、これが一定時間以上、例えば100μ秒以上続いた場合に、スイッチを元に戻すことを特徴とする。
【0043】
これを行うと、何らかの異常で同期用フレーム7や任意のフレームを受信できなくとも、自動的に通常モードに戻ることができる。
次に、第3の実施例について説明する。
【0044】
第3の実施例では、上記第1の実施例、第2の実施例とは異なり、各ノードの構成自体は、従来とほぼ同じでよい。すなわち、各ノード10の構成は、図4に示すように、フレーム処理部13とCPU12を有しているが、バイパス路やスイッチ5は有していない。よって、スイッチ切り替え用の命令フレームを用いることも、各ノードがバイパスモードに移行することもないので、各ノードが同期用フレームを受信するタイミングはズレる。これは、後に説明する第4の実施例以降でも同様である。
【0045】
しかしながら、従来と異なるのは、このズレを修正して、全てのノードでタイミングが一致した同期がとれるようにしている点である。
すなわち、第3の実施例では、各ノードで同期用フレームを受信した時点を同期タイミングとするのではなく、同期用フレーム受信時から任意の時間(本例では同期予定時間)遅らせた時点を同期タイミングとする。
【0046】
第3の実施例の説明においても、4つのノードがリング型に接続したネットワークシステムを例にして説明する(特に図示しないが、ノード10a〜ノード10dがネットワーク11に接続された構成とする)。また、ノード10aのタイミングにノード10b〜10dを同期させる場合を例にして説明する。
【0047】
各ノード10a〜ノード10dの構成は、上記の通り、図4に示す。
フレーム処理部13は、リングの上流から来るフレームを処理して下流に中継すると共に、CPU12とデータや制御信号のやりとりを行なっている。
【0048】
まず、ノード10aは、ネットワークを介してノード10b〜10dに同期用フレームを送信する。
この同期用フレームは、そのプロトコルヘッダに同期用フレームを表すコードが格納され、データ部には同期予定時間が格納された、ブロードキャストフレームである。この同期予定時間は、同期用フレーム受信から同期タイミングまでの時間を表わし、本実施例では初期状態では100μ秒とする。
【0049】
第3の実施例の動作を表すものとして、図5のタイムチャートを示す。
ノード10aは、同期予定時間100μ秒の同期用フレーム14aを送信する。ノード10bは、このフレームを受信すると、予め設定されている自己の中継遅延時間を同期予定時間から引いた値を、新たな同期予定時間とする同期用フレーム14bを作成して、これを次の(下流の)ノード10cに送信する。本実施例ではノード10b〜10dの中継遅延時間を何れも2μ秒とする。すると、ノード10bでは、受信した際の同期予定時間が100μ秒なので、2μ秒を引いて、98μ秒を新たな同期予定時間とする同期用フレーム14bを中継送信する。同様にノード10cでは、受信したフレームの同期予定時間が98μ秒なので、これを96μ秒とする同期用フレーム14cを中継送信する。同様にノード10dでは、受信したフレームの同期予定時間が96μ秒なので、これを94μ秒とするフレーム14dを中継送信する。ノード10aは、ノード10dが中継した同期用フレーム14dを受信すると、これを削除する。
【0050】
そして、各ノード10a〜10dは、各々が同期用フレームを受信した時点から、この受信した同期用フレームの同期予定時間経過した時点を、同期タイミングとする。これにより、全ノードでほぼタイミングが一致した同期をとることができる。
【0051】
すなわち、上記の例において、各ノードが同期用フレームを受信したタイミングと同期予定時間を示すと、ノード10aが同期用フレーム14aを送信したタイミングを原点とすると、ノード10bは原点から0μ秒経過した時点で同期予定時間100μ秒の同期用フレーム14aを受信し、ノード10cは原点から2μ秒経過した時点で同期予定時間98μ秒の同期用フレーム14bを受信し、ノード10dは原点から4μ秒経過した時点で同期予定時間96μ秒の同期用フレーム14cを受信し、ノード10aは原点から6μ秒経過した時点で同期予定時間94μ秒の同期用フレーム14dを受信する。よって、同期用フレームを受信したタイミングから同期予定時間経過時点は、全ノードとも、原点から100μ秒経過した時点となる。よって、この時点を同期タイミングとすれば、全ノードでほぼタイミングが一致した同期をとることができる。
【0052】
次に、第4の実施例について説明する。
上述した第3の実施例では、同期予定時間の初期値を100μ秒としており、最後に同期用フレームを受信した時点(ネットワーク11を一巡した同期用フレームをノード10aが受信した時点)から同期タイミングまで94μ秒掛かっている。勿論、これは一例であるが、第3の実施例では、同期予定時間の初期値を多めに設定しておく必要がある。これは、当該ネットワークシステムは稼働開始後であっても随時ノード数を増減させる事が出来るため、ノード数が増加することを考慮しているからである。そうでないと、同期用フレームがネットワーク11を一巡する前に同期予定時間を過ぎてしまう可能性もある。
【0053】
これに対して、第4の実施例では、現在、フレームがネットワークを一巡するのに要する時間を、実測することにより、ノードの個数が変わっても最短の同期予定時間を設定可能にするものである。尚、第3の実施例においても、そのネットワークシステムではノードの個数があまり変わらないことが分かっている場合には、同期予定時間の初期値を多めに設定しておく必要はないことは言うまでもない。
【0054】
第4の実施例は、上記同期予定時間を、同期用フレームを送信する前に、任意のフレームがネットワークを1周するのに掛かる時間を実測値して決定/設定するものである。
【0055】
第4の実施例のノードの構成は、基本的には図4と同様であり、その処理内容が異なるので、ここでは図4に括弧内に示すように符号のみを変えて説明していくものとする。すなわち、ノード20a〜20dがネットワークに接続され、各ノードはフレーム処理部23とCPU22を有するものとして説明する。
【0056】
ノード20aは、同期用フレームを送信する前に、何等かのフレーム(内容が無いテスト用フレームでよい)を送信して、このフレームがネットワークを一巡する時間を計測する。これは、例えばCPUが通常備えるタイマ機能を用いて、CPU22が、フレーム送信時にタイマーを起動し、1周まわって戻ってきたフレームを受信したときタイマーを停止し、その値を保持すれば良い。この値は、例えば第3の実施例で述べた例のように各ノードでの遅延時間が2μ秒であるとした場合には、ノード20b〜20dの遅延時間の合計である6μ秒となる。そして、この6μ秒にオフセット値を加えた値を同期予定時間にする。本例ではオフセット値を例えば4μ秒とすると、同期予定時間は10μ秒になる。
【0057】
上記オフセット値(例えば4μ秒)は、例えば、ノード20aの同期用フレーム受信からのオフセット時間(同期用フレーム受信から同期ポイントまでのCPUのオーバーヘッド時間)を用いる。この時間は、ノードの個数に依存しない。従って、同期用フレーム受信から同期ポイントまでにCPUのオーバーヘッド時間を必要とする場合でも、そのオーバーヘッド時間をオフセット値にすれば、ノードの個数に関係無く最短の時間の同期ポイントを設定する事が出来る。
【0058】
第4の実施例の動作を表すものとして、図6のタイムチャートを示す。
同図には、上記同期予定時間を決定後の動作を示す。よって、図6に示す動作は、同期予定時間が10μ秒である以外は、上記第3の実施例の図5と同じであるので、説明は省略する。
【0059】
次に、第5の実施例について説明する。
第5の実施例においても、そのノードの構成は、基本的には図4と同様であり、その処理内容が異なるので、ここでは図4に括弧内に示すように符号のみを変えて説明していくものとする。すなわち、ノード30a〜30dがネットワークに接続し、各ノードはフレーム処理部33とCPU32を有し、リングの上流から来るフレームをフレーム処理部33で処理して下流に中継すると共に、CPU32との間でデータや制御信号のやりとりを行なっているものとして説明する。
【0060】
第5の実施例においては、ノード30aは、ネットワーク31を介してノード30b〜30dに、同期用フレームを2回送信する。
この同期用フレームは、プロトコルヘッダには同期用フレームを表すコードがあり、データ部には、このフレームが1周目か2周目かを判断する為の周回数ビット、および、同期予定時間が入った、ブロードキャストフレームである。
【0061】
この同期予定時間は、初期値は0μ秒であり、1周目を巡回中に各ノードにおいて中継遅延時間が累積加算されていき、2周目においてはこの累積加算された結果としての同期予定時間(以下の例では8μ秒)が格納された同期用フレームが、ネットワーク31を一巡する。そして、詳しくは以下に説明するが、各ノードは、1周目の同期予定時間(一時的に保持しておく)と2周目の同期予定時間とを用いて、同期タイミングを判断する。
【0062】
第5の実施例の動作を表すものとして、図7のタイムチャートを示す。
ノード30aは、同期予定時間0μ秒、周回数ビットを1周目を示す値(図では白四角で示す)とした同期用フレーム34aを送信する。ノード30bは、このフレーム34aを受信すると、その同期予定時間を保持するとともに、予め設定されている自ノードの中継遅延時間を同期予定時間に加えてから中継送信する。本例ではノード30a〜30dの中継遅延時間を一律2μ秒とする。すると、ノード30bでは、受信した際の同期予定時間が0μ秒なので、この値を保持すると共に2μ秒を加えて2μ秒を新たな同期予定時間とする同期用フレーム34bを中継送信する。同様にノード30cでは、受信したフレームの同期予定時間が2μ秒なので、これを保持するとともに、4μ秒とした同期用フレーム34cを中継送信する。同様にノード30dでは、受信したフレームの同期予定時間が4μ秒なので、これを保持するとともに、6μ秒とした同期用フレーム34dを中継送信する。ノード30aは、ノード30dが中継した同期用フレーム34dを受信すると、その同期予定時間6μ秒を保持すると共に、周回数ビットを2周目を示す値(図では黒四角で示す)とし且つ自ノードの中継遅延時間2μ秒を加えて同期予定時間が8μ秒とした同期用フレーム35aを送信する。
【0063】
ノード30bは、このフレーム35aを受信すると、その同期予定時間を保持してから中継送信する。本例では、同期予定時間が8μ秒なので、これを保持するとともに、今度は同期予定時間を更新することなく、同期用フレーム35bを中継送信する。このように2周目では同期予定時間を更新せずに中継するので、ノード30c、30dにおいても、受信したフレームの同期予定時間が8μ秒なので、これを保持すると共に中継送信する。そして、ノード30aは、ノード30dが中継した同期用フレーム35dを受信すると、その同期予定時間8μ秒を保持すると共に受信フレーム35dを削除する。
【0064】
なお、同期用フレームを受信した際のノードの動作が1周目と2周目とで違うが、これは、受信した同期用フレーム上の周回数ビットの状態でどちらの動作を行うか判断する。
【0065】
上述した動作により、各ノードには、1周目と2周目にそれぞれ受信した同期用フレームに格納される同期予定時間が保持される。
ここで、各ノードが2周目の同期用フレームを受信したタイミングと同期予定時間を示すと、ノード30aが1周目の同期用フレーム34aを送信したタイミングを原点とすると、ノード30bは、原点から8μ秒後に2周目の同期用フレーム35aを受信する。また、保持される同期予定時間は、1周目が0μ秒で2周目が8μ秒である。ノード30cは、原点から10μ秒後に同期用フレーム35bを受信する。また、保持される同期予定時間は、1周目が2μ秒で2周目が8μ秒である。ノード30dは、原点から12μ秒後に同期用フレーム35cを受信する。また、保持される同期予定時間は、1周目が4μ秒で2周目が8μ秒である。ノード30aは、原点から14μ秒後に同期用フレーム35dを受信する。また、保持される同期予定時間は、1周目が6μ秒で2周目が8μ秒である。
【0066】
つまり、2周目の同期用フレームを受信したタイミングに、2周目と1周目の同期予定時間の差分(本例ではそれぞれ8μ秒,6μ秒,4μ秒,2μ秒)を加えた時間は、全ノードとも16μ秒になる。
【0067】
よって、この時点(すなわち、原点から16μ秒後)を同期タイミングとすれば、全ノードでほぼタイミングが一致した同期をとることができる。すなわち、各ノードは、2周目の同期用フレームを受信した時点から、2周目と1周目の同期予定時間の差分の時間経過したときが、同期タイミングであると判断する。本例では、2周目の同期用フレームを受信した時点から、ノード30bは8−0=8μ秒後、ノード30cは8−2=6μ秒後、ノード30dは8−4=4μ秒後、ノード30aは8−6=2μ秒後を、それぞれ、同期タイミングとすることにより、結果、いずれのノードにおいても、原点から16μ秒後が同期タイミングとなり、全ノードでほぼタイミングが一致する。
【0068】
次に、第6の実施例について説明する。
第6の実施例においても、そのノードの構成は、基本的には図4と同様であり、その処理内容が異なるので、ここでは図4に括弧内に示すように符号のみを変えて説明していくものとする。すなわち、ノード40a〜40dがネットワークに接続し、各ノードはフレーム処理部43とCPU42を有し、リングの上流から来るフレームをフレーム処理部43で処理して下流に中継すると共に、CPU42との間でデータや制御信号のやりとりを行なっているものとして説明する。
【0069】
第6の実施例は、上記第5の実施例における各ノードの中継遅延時間の累積値に、オフセットを加えたものを同期予定時間とするものである。これは、第4の実施例と同様に、同期用フレーム受信から同期ポイントまでに、CPUのオーバーヘッド等で余裕が必要な場合に対応するものである。
【0070】
本例ではオフセットとして4μ秒を、ノード40aの本来の中継遅延時間である2μ秒に加えて、6μ秒を新たな中継遅延値とする。この状態でノード40aに同期をとる際のタイムチャートを図8に示す。
【0071】
ノード40aが送信する同期用フレーム44aの1周目の動きは、上記第5の実施例と同じである。1周まわった同期用フレーム44dを受信したノード40aは、それを2周目に変更して中継する際に、受信した同期予定時間である6μ秒に上記新たな中継遅延値である6μ秒を加える。すると2周目の同期用フレーム45aの同期予定時間は12μ秒になる。これ以降の動作も上記第5の実施例と同じであるが、同期ポイントがオフセットの分だけ遅れたタイミングになる。
【0072】
上述した動作により、各ノードには、1周目と2周目にそれぞれ受信した同期用フレームに格納される同期予定時間が保持される。
ここで、各ノードが2周目の同期用フレームを受信したタイミングと同期予定時間を示すと、ノード40aが1周目の同期用フレーム44aを送信したタイミングを原点とすると、ノード40bは、原点から8μ秒後に2周目の同期用フレーム45aを受信する。また、保持される同期予定時間は、1周目が0μ秒で2周目が12μ秒である。ノード40cは、原点から10μ秒後に同期用フレーム45bを受信する。また、保持される同期予定時間は、1周目が2μ秒で2周目が12μ秒である。ノード40dは、原点から12μ秒後に同期用フレーム45cを受信する。また、保持される同期予定時間は、1周目が4μ秒で2周目が12μ秒である。ノード40aは、原点から14μ秒後に同期用フレーム45dを受信する。また、保持される同期予定時間は、1周目が6μ秒で2周目が12μ秒である。
【0073】
つまり、2周目の同期用フレームを受信したタイミングに、2周目と1周目の同期予定時間の差分(本例ではそれぞれ12μ秒,10μ秒,8μ秒,6μ秒)を加えた時間は、全ノードとも20μ秒になる。
【0074】
この時点を同期タイミングとすれば、全ノードでほぼタイミングが一致した同期をとることができる。また、このタイミングは、上記の通り、第5の実施例のタイミングにオフセットである4μ秒を加えたものであり、ノード40aにおいて2周目の同期用フレーム45dを受信してから同期ポイントまでに、CPUのオーバーヘッド等で余裕が必要な場合にも対応することができる。
【0075】
上述の第1の実施例〜第6の実施例のいずれの同期方法を用いても、ノード毎に中継遅延のあるリング型ネットワークにおいても、同期ずれをほぼ0にすることができる。
【0076】
例えば、上記第1の実施例で、ノード2a,2b,2cにそれぞれX,Y,Z軸のモーターを制御させた場合、従来技術では、X軸とY軸間で2μ秒、X軸とZ軸間で4μ秒、の誤差が発生する。さらに、ノード2a,2b,2cの間にノードを49個ずつ入れれば、追加ノードの中継遅延の影響で軸間の誤差は大きなり、X軸とY軸間で100μ秒、X軸とZ軸間で200μ秒になる。このため、X,Y,Z軸間のノードを減らさなければ同期ずれによる障害が発生するかもしれない。また、この事をエンジニアリングや設置の際に注意しなければならない。
【0077】
しかし、本発明の同期方法を使えば、中継遅延の影響を除くことが出来るので、X,Y,Z軸のモーターを繋げるノードとノードの間に別のノードがいくつ有っても同期ずれはなくなり、エンジニアリングや設置の際の自由度が増すとともに、不注意な配置が原因の同期ずれによる障害を未然に防ぐことが出来る。
【0078】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明のリング型ネットワークにおけるノード間のタイミング同期方法によれば、ノード毎に中継遅延のあるリング型ネットワークにおいても、同期ずれをほぼ0にすることができ、全ノードでほぼタイミングが一致した同期をとることができる。特に、当該リング型ネットワークを例えば制御システムに適用する場合でも、同期ずれによる障害を未然に防ぐことができ、高速制御にも問題なく適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は、第1の実施例を説明する為の図である。
【図2】図1の各ノードの概略構成図である。
【図3】第1の実施例において全ノードの同期をとる動作を表したタイムチャート図である。
【図4】第3の実施例(または第4〜第6の実施例)におけるノードの概略構成図である。
【図5】第3の実施例において全ノードの同期をとる動作を表したタイムチャート図である。
【図6】第4の実施例において全ノードの同期をとる動作を表したタイムチャート図である。
【図7】第5の実施例において全ノードの同期をとる動作を表したタイムチャート図である。
【図8】第6の実施例において全ノードの同期をとる動作を表したタイムチャート図である。
【図9】バス型のネットワークシステムの一例を示す図である。
【図10】バス型において全ノードの同期を取るタイムチャート図である。
【図11】リング型のネットワークシステムの一例を示す図である。
【図12】図11における各ノードの概略構成図である。
【図13】リング型において全ノードの同期を取るタイムチャート図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク
2a〜2d ノード
3 フレーム処理部
4 CPU
5 スイッチ
6a〜6d 命令フレーム
7 同期用フレーム
10(10a〜10d) ノード
12 CPU
13 フレーム処理部
14a〜14d 同期用フレーム
20(20a〜20d) ノード
22 CPU
23 フレーム処理部
24a〜24d 同期用フレーム
30(30a〜30d) ノード
32 CPU
33 フレーム処理部
34a〜34d 同期用フレーム(1周目)
35a〜35d 同期用フレーム(2周目)
40(40a〜40d) ノード
42 CPU
43 フレーム処理部
44a〜44d 同期用フレーム(1周目)
45a〜45d 同期用フレーム(2周目)

Claims (3)

  1. リング型ネットワークシステムを構成する複数のノード間でのタイミング同期方法であって、
    送信元のノードは、所定のコマンドフレームを送信し、
    他のノードは、該所定のコマンドフレームを受信すると、該コマンドフレームを中継すると共にバイパスモードに移行し、
    リングを一巡した前記所定のコマンドフレームを受信した前記送信元のノードは、同期用フレームを送信し、
    前記バイパスモード状態にある他のノードは、該同期用フレームをバイパスすると共に、該同期用フレームの受信タイミングで同期をとることを特徴とするリング型ネットワークにおけるノード間のタイミング同期方法。
  2. 前記他のノードは、前記同期用フレームを受信後、または前記バイパスモードに移行してから所定時間経過しても前記同期用フレームを受信しなかった場合、前記バイパスモードから通常モードに移行することを特徴とする請求項1記載のリング型ネットワークにおけるノード間のタイミング同期方法。
  3. リング型ネットワークシステムにおけるノードにおいて、
    フレームの送受信および解析を行うフレーム処理手段と、
    該フレーム処理手段により所定のコマンドフレームを受信された場合、該コマンドフレームを中継後に、フレーム処理手段を介さずに受信フレームを出力するバイパスモードに切り替える制御手段とを備え、
    前記バイパスモードに移行後に受信した同期用フレームをバイパスすると共に該同期用フレームの受信タイミングで同期を取ることを特徴とするリング型ネットワークにおけるノード。
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