JP4523040B2 - チャネル制約を用いた信号の効率的伝送 - Google Patents

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Description

本発明は一般に通信に関する。より詳細には、通信システムにおける信号伝送のための技術に関する。
通信システムは音声、パケットデータなど種々の通信サービスを提供するために広く展開される。これらのシステムは利用可能なシステム資源を共有することによって、同時に複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムであるかもしれない。そのような多元接続システムの例は符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
通信システムはデータ伝送の信頼性を向上するためにフィードバックを伴う伝送方式を用いるかもしれない。例えば、送信機はデータパケットを受信機に送信し、この受信機はパケットが正しく復号された場合は肯定応答(ACK)を、またはパケットが誤りとなって復号された場合は否定応答(NAK)を送り返すかもしれない。送信機は受信機からのACKフィードバックを用いて復号されたパケットの送信を終了し、またNAKフィードバックを用いてデータパケットのすべてまたは一部を再送信する。このように、送信機は受信機からのフィードバックに基づいて各パケットに対して不足なくデータを送信することができる。
多元接続システムの基地局はいかなる時でも順方向および逆方向リンクで複数の端末と同時に交信するかもしれない。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクのことであり、また逆方向リンク(またはアップリンク)は端末から基地局への通信リンクのことである。基地局は逆方向リンクで同時に複数の端末からデータ伝送を受信し、各時間インターバル(例えば各スロットまたはフレーム)内に複数のACK/NAKをこれらの端末に送信する必要があるかもしれない。基地局はACK/NAKをユニキャスト送信を用いて個々の端末に送信するかもしれない。ACK/NAKは端末に割り当てられた識別子(ID)にマッピングされるかもしれない。また、各端末は端末のIDに基づいてACK/NAKを再生することができる。多くの端末に対して個々のACK/NAKを送信することは過大なシステム資源を必要とするかもしれず、これは望ましくない。
したがって、当業者において、通信システムにおけるより効率的にACK/NAKを伝送するための技術に対する要求がある。
通信システムにおける信号(例えばACK/NAK)の効率的伝送のための技術がここに説明される。以下に説明されるように、1組のチャネルがチャネルツリーまたは他の構造に基づいて、利用可能なシステム資源(例えば、周波数サブバンド)に対して定義される。これらのチャネルには、使用に関して、以下に説明するように、ある与えられたチャネルを使用すると1つ以上の他のチャネルの使用が排除されるような一定の制約がある。
信号を送信するために、基地局は使用するために割り当てられているチャネルのグループに対する信号(例えば、ACK/NAK)を初めに得る。基地局はチャネル制約に基づいて信号を圧縮し、信号のための少なくとも1つのメッセージを得る。複数のメッセージが送信される(例えば、異なるチャネル状態を持つ端末へ)ことになる場合、割り当てられたチャネルは複数のサブグループに分割される。各サブグループ内のチャネルに対する信号は、そのサブグループに対するメッセージを得るために、チャネル制約に基づいて圧縮される。チャネル制約に基づくいくつかの代表的圧縮方式を以下に説明する。各メッセージは、そのメッセージに対して選択されたスペクトル効率または符号レートに基づいて符号化および変調され、そのメッセージに対して選択された電力レベルで送信されるかもしれない。巡回冗長検査(CRC)値が生成され、メッセージに付加され、誤り検出に用いられる。
信号を受信するために、端末は割り当てられたチャネルに対する信号を含む送信メッセージを受信し、付加されたCRCで受信メッセージを検査し、CRCをパスした場合は復号し、復号されたメッセージをチャネル制約に基づいて伸張し、割り当てられたチャネルに対する信号を抽出する。CRCが失敗した場合、端末はデフォルトの信号値(例えば、NAK)を送る。
本発明の種々態様および実施例を以下に詳細に説明する。
同じ参照記号は全般にわたり同一として取り扱う図面と共に、本発明の特徴および本質は、以下に記載された詳細な説明からより明らかになるだろう。
「代表的」という言葉は、ここでは「例、実例、または例証として役立つこと」を意味するために用いられる。ここで「代表的」と説明されたいかなる実施例または設計も、必ずしも他の実施例より好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。
図1に多くの無線端末120のための通信をサポートする多くの基地局110を備えた無線通信システム100を示す。基地局は端末と交信するために用いられる固定局であり、アクセスポイント、基地送受信局(BTS)、ノードB、または他の用語で呼ばれるかもしれない。端末は固定または移動であるかもしれないし、また移動局(MS)、移動機器(ME)、ユーザ機器(UE)、無線装置、加入者ユニット、または他の用語で呼ばれるかもしれない。端末はシステム全体にわたり分散されるかもしれない。各基地局は例えば基地局のカバレッジ内の端末数、平均システム資源、端末のデータ要求などのような種々の要素に従って、いかなる時にも多くの端末と交信するかもしれない。システム制御器130は基地局に対して調整と制御を提供する。
ここに説明される信号伝送技術は、ACK/NAK(すなわち、ACK情報)、電源制御命令などの種々の形式の信号を送信するために用いられるかもしれない。明快さのために、これらの技術はACK情報を送信について説明している。
図2はシステム100の逆方向リンクに用いられるかもしれないインクリメンタル冗長(IR)送信方式を示す。端末に基地局に送信するデータがある場合、端末は最初に基地局へのデータ伝送に用いるデータレートを得る。基地局は、例えば基地局によって獲得された端末についての信号対雑音比(SNR)推定に基づいて、データレートを選択し、その選択されたデータレートを端末に送信するかもしれない。端末はデータパケットを選択されたデータレートで処理(例えば、符号化および変調)し、符号化されたパケットを複数のサブパケットに分割する。第1のサブパケットは、通常、基地局が良好なチャネル状態のもとでデータパケットを再生することができる十分な情報を含む。残りの各サブパケットは、通常、データパケットに対する付加的冗長情報を通常含む。
端末は第1のサブパケットを物理チャネルで基地局に送信する。基地局は最初のサブパケットを受信し、そのサブパケットを処理(例えば、復調および復号)し、データパケットが正しく復号されたかどうかを判定する。パケットが正しく復号されなかった場合、基地局はNAKをオーバーヘッド/信号チャネルで端末に送信し、端末はこのNAKを受信すると第2のサブパケットを送信する。基地局は、第2のサブパケットを受信し、第1および第2のサブパケットを復号し、パケットが正しく復号されない場合は、別のNAKを送信する。サブパケット送信と復号は、このような方法でパケットが基地局によって正しく復号されるか、またはパケットに対するすべてのサブパケットが端末によって送信されるまで、続く。
明快さのために、図2はフィードバック用のNAKとACKの両方の送信を示す。多くのシステムは信号量を減少するためにACKのみ、またはNAKのみを送信する。ACKベースの方式において、受信機はパケットが正しく復号される場合にのみACKを送信し、NAKは送信しない。このように、ACKは明示的に送信され、NAKは暗黙的に送信される(すなわち、ACKが無いことから推定されるか、または他の方法で示される)。NAKベースの方式において、逆は真である。ACKが送信されてもNAKと誤検出される場合、ACKツーNAK誤りが発生する。NAKが送信されてもACKと誤検出される場合、NAKツーACK誤りが発生する。通常ACKツーNAK誤りはNAKツーACK誤りより好ましい。ACKツーNAK誤りは追加サブパケットを送信することになるが、NAKツーACK誤りは消滅パケットとなるからである。明快さのために、別に注記されない限り、以下の説明は明示的ACKによるACKベースの方式を用いることを仮定する。
図2は各スロットが特定の継続時間を有するスロットに分割されている送信タイムラインも示している。1つのパケットは各スロット内の各物理チャネルで送信されるかもしれない。基地局は複数の端末から異なる物理チャネルでの送信を同時に受信するかもしれない。次に、基地局は各スロット内で受信されたすべてのサブパケットに対するACK情報をこれらのサブパケットを送信した端末に送信するだろう。
システム100は利用可能なシステム資源の配分と使用を容易にするための1セットの物理チャネルを定義するかもしれない。物理チャネルはデータを送信するための手段であり、チャネル、トラヒックチャネル、データチャネル、符号チャネル、周波数チャネル、サブチャネル、または他の用語で呼ばれるかもしれない。物理チャネルは周波数サブバンド、時間インターバル(またはスロット)、符号シーケンス、および/または他のシステム資源のような任意の形式のシステム資源に対して定義されるかもしれない。例えば、システム100は直交周波数分割多重(OFDM)を利用するかもしれない。これは、システム帯域全体を複数(K個)の直交周波数サブバンドに等価的に分割する多搬送波変調法である。これらのサブバンドはトーン、副搬送波、ビン、周波数チャネルなどと呼ばれる。各サブバンドはデータで変調されるかもしれないそれぞれの副搬送波に関連している。複数の物理チャネルがK個のサブバンドで定義されるかもしれない。ここで、各物理チャネルが少なくとも1つのサブバンドの異なるセットに関連しているかもしれない。
システム100はより効率的にシステム資源を端末に割り当てるために、異なる伝送容量を有する物理チャネルを定義するかもしれない。異なる伝送容量を持つ物理チャネルは以下に説明されるように種々の方法で定義されるかもしれない。
図3に2進チャネルツリー300の一実施例を示す。この実施例において、利用可能なシステム資源は0から63のポート番号が割り当てられる64個の「ポート」に分割される。ポートは資源ユニットまたは他の用語で呼ばれるかもしれない。各ポートは利用可能なシステム資源全体の特定の部分に対応している。前記64個のポートは互いに直交しているかもしれない。またこれらのポートは、どの2つのポートも同じシステム資源に対応しないように、独立または重なりのない異なるシステム資源と関連しているかもしれない。例えば各ポートは異なる独立したセットのサブバンドに対応するかもしれない。また、64個のポートはデータ伝送に利用可能なすべてのサブバンドをカバーするかもしれない。しかし、ポートが互いに直交していることは必要でない(例えば、ポートは、非直交であるか、または準直交であるかもしれない)。
1組の物理チャネルは64個のポートで定義される。各物理チャネルはポートの特定のセットに関連しており、また、一意的なチャネルIDを割り当てられる。以下の物理チャネルは2進チャネルツリー300に対して定義される:
層1 − 0から63のチャネルIDを持つ64個の物理チャネル。
層2 − 64から95のチャネルIDを持つ32個の物理チャネル。
層3 − 96から111のチャネルIDを持つ16個の物理チャネル。
層4 − 112から119のチャネルIDを持つ8個の物理チャネル。
層5 − 120から123のチャネルIDを持つ4個の物理チャネル。
層6 − 124から125のチャネルIDを持つ2個の物理チャネル。
層7 − 126のチャネルIDを持つ1個の物理チャネル。
図3に示す実施例において、物理チャネルは最下層1で0のチャネルIDから始めて、各層において連続して左から右へ付番される。最下層1内の64個の物理チャネルは0から63のチャネルIDを有する。これはそれぞれポート番号0から63と同じである。一般に、物理チャネルは任意の順序と方法でチャネルIDを割り当てられるかもしれない。
2進チャネルツリー300は一定の特性で定義された構造を有する。各層(最下層1を除く)の各物理チャネルは直下の層の2つの物理チャネルで構成される。各物理チャネル(最上層7の物理チャネル126を除く)は別の物理チャネルのサブセットである。これは、各物理チャネルに対するポートは別の物理チャネルに対するポートのサブセットであることを意味する。例えば、物理チャネル0は物理チャネル64のサブセットであり、それは物理チャネル96のサブセットであり、それは物理チャネル112のサブセット等々である。このツリー構造は直交システムのために物理チャネルを用いることにある制限を課す。特に、割り当てられる各物理チャネルにおいて、割り当てられた物理チャネルのサブセットであるすべての物理チャネル、および割り当てられた物理チャネルがサブセットであるすべての物理チャネルは「制限」される。制限された物理チャネルは割り当てられた物理チャネルと同時には利用できない。そのため2つの物理チャネルは同時に同じシステム資源を使用しない。
各物理チャネルはチャネルツリー内のノードと見なされるかもしれない。与えられたノードxに関して、直接的または間接的に下からノードxに接続される各ノードはノードxの下位であると見なされ、直接的または間接的に上からノードxに接続される各ノードはノードxの上位であると見なされる。ノードxの下位および上位は制限されたノードであり、ノードxと同時に用いられない。例えば、物理チャネル112は、物理チャネル112に下から接続されている下位物理チャネル0から7、64から67、並びに96および97を有し、かつ物理チャネル112へ上から接続されている上位物理チャネル120,124および126を有する。物理チャネル112が用いられる場合、この上位および下位物理チャネルはどれも物理チャネル112と同時に使用できない。
上で説明した制限は物理チャネルの使用を限定するチャネル制約を表す。そのため、物理チャネルの取り得るすべての組合せが許されるというわけではない。同じポートを共有しない直交物理チャネルのみが同時に用いられるかもしれないため、物理チャネルの使用は制約される。このチャネル制約は、以下に説明するように、割り当てられた物理チャネルに対する信号を効率的に伝送するために利用されるかもしれない。
図3の2進チャネルツリー300において、同じ層にあるすべての物理チャネルは同じ数のポートに関連しており、したがって等しい伝送容量を持っている。各層(最下層1を除く)内の物理チャネルは、直下の層にある物理チャネルの2倍の数のポートを有しており、したがって2倍の伝送容量を有する。このように異なる伝送容量を持つ多くの物理チャネルが2進チャネルツリー300によって形成される。物理チャネルは異なるデータ要求、チャネル状態などを有している端末に効率的に割り当てられるかもしれない。
基地局は任意の時に物理チャネルの特定のグループを端末のグループに割り当てるかもしれない。複数の端末は異なるデータ要求および/または処理能力を有するかもしれない。各端末は、基地局における負荷および場合により他の要素に基づいて、要求数のポートまたは可能な限り多くのポートを持つ物理チャネルを割り当てられるかもしれない。割り当てられた物理チャネルは定義されたすべての物理チャネルのセットのサブセットである。割り当てられた物理チャネルの数は物理チャネルの総数よりはるかに少ないかもしれない。従って、割り当てられた物理チャネルに対するACK情報は圧縮され、より少ないビットを用いて表されるかもしれない。従って、ACK情報はより少ないシステム資源を用いて送信されるかもしれない。または、ACK/NAKを個々の端末へ送信する従来の方式に必要とされる同じ量のシステム資源を用いて、より大きな信頼性で送信されるかもしれない。
種々の圧縮方式が、各スロット内の割り当てられた物理チャネルに対するACK情報を圧縮するために用いられるかもしれない。これらの圧縮方式はACK情報を表すためのビット数を減少させるためにチャネル制約を利用するかもしれない。例えば、いったん特定の物理チャネルのACK状態が提供されると、チャネル制約のために、この物理チャネルと同時に用いることができない多くの物理チャネルは排除されるかもしれない。また、排除/制限された物理チャネルは圧縮においてこれ以上考慮される必要がない。いくつかの代表的な圧縮方式を以下に説明する。
第1の圧縮方式において、信号ビットは各「マークした」物理チャネルに提供される。このチャネルは割り当てられたチャネルに対するACK情報を伝達するために用いられる物理チャネルである。マークされた物理チャネルは、多くの場合割り当てられた物理チャネルであるが、チャネルツリーにおける他の物理チャネルであるかもしれない。各マークされた物理チャネルに対する信号ビットは以下のように定義されるかもしれない:
論理ハイ(「1」) − マークされた物理チャネルに対してACKが送信される。
論理ロー(「0」) − マークされた物理チャネルに対してNAKが送信されるか、またはマークされた物理チャネルは使用中でない。
第1の圧縮方式はツリーの頂点から始め、割り当てられたすべての物理チャネルまたはすべてのポートが考慮される(すなわち「覆われる」または隠される)まで、1回に1層づつ段階的に進み、各層を左から右に作動しながらチャネルツリーを、トラバースする。第1の圧縮方式の動作は一例によってより明確に説明されるかもしれない。
図4に、図3の2進チャネルツリー300の物理チャネル124、123、116、106、86および87が使用のために割り当てられ、図4内に黒丸で示される一例を示す。簡単さのために、以下の説明はACKがすべての6個の割り当てられた物理チャネルに対して送信されると仮定する。各マークされた物理チャネルに対する信号ビットは図4の角括弧の中に示される。
第1の圧縮方式は、チャネルツリー300の最上層7の物理チャネル126に、この物理チャネルが使用中でないことを示すために、「0」を与える。次に、本圧縮方式は次の下層6の割り当てられた物理チャネル124に、その物理チャネルに対してACKが送信されることを示すために「1」を与える。物理チャネル124の使用は物理チャネル124のサブセット/下位である62個の物理チャネルの使用を制限する。これらの62個の制限された物理チャネルは、圧縮においてこれ以上考慮される必要はない。次に、本圧縮方式は「0」を物理チャネル125に与える。物理チャネル125は、物理チャネル125が使用中でないことを示すために最前マークされた物理チャネル124と同じ層にある。次に、本圧縮方式は次の下層5の物理チャネル122に、この物理チャネルが使用中でないことを示すために「0」を与え、次に物理チャネル123にこの物理チャネルに対してACKが送信されることを示すために「1」を与える。物理チャネル123の使用は物理チャネル123のサブセット/下位である30個の物理チャネルの使用を制限し、これらの30個の物理チャネルは圧縮においてこれ以上考慮される必要はない。
次に、第1の圧縮方式は次の下層4の物理チャネル116に、物理チャネル116に対してACKが送信されることを示すために「1」を与え、次に物理チャネル117にこの物理チャネルが使用中でないことを示すために「0」を与える。次に、本圧縮方式は次の下層3の物理チャネル106に、この物理チャネルに対してACKが送信されることを示すために「1」を与え、次に物理チャネル107にこの物理チャネルが使用中でないことを示すために「0」を与える。次に、本圧縮方式は次の下層2の物理チャネル86に、この物理チャネルに対してACKが送信されることを示すために「1」を与え、次に物理チャネル87に、この物理チャネルに対してACKが送信されることを示すために「1」を与える。この時点で、64個のポートのすべてが考慮され、圧縮方式は終了する。
図4の6個の割り当てられた物理チャネルに対して第1の圧縮方式で生成された信号ビットのシーケンスは、以下のように与えられるかもしれない。{「0」(126),「1」(124),「0」(125),「0」(122),「1」(123),「1」(116),「0」(117),「1」(106),「0」(107),「1」(86),「1」(87)}。信号ビットに続く括弧内は各信号ビットに関連している物理チャネルを示す。基地局は関連チャネルIDではなく信号ビットのシーケンスすなわちビットシーケンス{0,1,0,0,1,1,0,1,0,1,1}を送信するのみである。このビットシーケンスはACK情報を含むACKメッセージを表す。端末は信号ビットシーケンス、物理チャネルの既知の構造およびそれらの制約並びに信号ビットを生成するために用いられる圧縮方式に基づいて、割り当てられたすべての物理チャネルに対する情報を再生できる。
明快さのために、上記の説明はACKが6個の割り当てられた物理チャネルすべてに対して送信されると仮定している。割り当てられた物理チャネルに対してNAKが種々の方法で送信されるかもしれない。最下層1の中にない与えられた物理チャネルxについて、物理チャネルxに「0」を、および物理チャネルxの直下の2つの物理チャネルには2つの「1」を与えることにより、NAKが物理チャネルxに対して送信されるかもしれない。例えば、物理チャネル124に「0」を、物理チャネル120に「1」を、物理チャネル121に「1」を与えることにより、NAKが物理チャネル124に対して送信されるかもしれない。物理チャネル124を割り当てられた端末は、この物理チャネルに送信された「0」に基づいてこの物理チャネルに対するNAKを受信するだろう。他の端末は物理チャネル120に対する「1」を物理チャネル120で始まるチャネルクラスタを覆うACKとして解釈するだろう。物理チャネル121に対する「1」は同様に物理チャネル121で始まるチャネルクラスタを覆うACKとして解釈されるだろう。ビットシーケンスは以下のように与えられるかもしれない。{「0」(126),「0」(124),「0」(125),「1」(120),「1」(121),「0」(122),「1」(123),「1」(116),「0」(117),「1」(106),「0」(107),「1」(86),「1」(87)}。他の割り当てられた物理チャネルに対するNAKが同様の方法で送信されるかもしれない。
図4について上で説明した例において、わずか11個の信号ビットが6個の割り当てられた物理チャネルに対する6個のACKを送信するために用いられ、13個の信号ビットがこれら6個の物理チャネルに対する5個のACKおよび1個のNAKを送信するために用いられる。同じACK情報を個々の端末に送信するためには、より多くの信号ビットが必要であるかもしれない。例えば、チャネルツリー300の127個の各物理チャネルは7ビットのIDで識別されるかもしれない。6個の割り当てられた物理チャネルに対するACK情報は42ビット、すなわち6個の割り当てられた物理チャネルの各々に対して7ビット、を用いて送信される。ACK情報は、特定の端末に、例えばその端末に割り当てられた媒体アクセス制御(MAC)IDに基づいて、マッピングされるかもしれない。この場合、信号ビットの数はMAC IDサイズに依存する。例えば、各端末が8ビットのMAC IDで識別される場合、6個の割り当てられた物理チャネルに対するACK情報は48ビット、すなわち物理チャネルを割り当てられた6個の端末の各々に対して8ビット、を用いて送信されるかもしれない。各物理チャネルはACKチャネル上の各スロットに対して特定のビット位置にマッピングされるかもしれない。上例においては6個の割り当てられた物理チャネルに対してわずか6ビットが送信されるだけであったが、この場合には、127個の全物理チャネルに個別にアドレス指定するのに127のビット位置が必要とされるだろう。
上で説明した例において、64個の利用可能なすべてのポートは6個の割り当てられた物理チャネルによって用いられる。一般に、利用可能のポートの任意の数および任意の1つは任意の時に用いられるかもしれない。可能な限り使用されないポートを利用することにより、および/または複数物理チャネルに対するACK/NAKを結合することにより、以下に説明するように改良された圧縮性能が得られるかもしれない。
第1のビット削減方式において、使用されない物理チャネルの取り得る最も大きいクラスタに対して「仮想」または、偽ACKを送信する。上で説明され、図4に示された例において、物理チャネル124が割り当てられず、またポート0から31が使用されない場合、物理チャネル124に対して仮想ACKのための「1」の信号ビットを送信するかもしれない。この単一ビットは物理チャネル124およびその62個の下位物理チャネルのすべて、すなわち全体で63個の物理チャネルすべてを効率的にカバーするだろう。端末は物理チャネル124に対する「1」を受信し、この物理チャネルが用いられていると仮定するだろう。また、次に続く信号ビットは物理チャネル125に対するものと解釈するだろう。これらの端末は物理チャネル124に対して送信された仮想ACKでカバーされた63個の物理チャネルのいずれも割り当てられず、またこの仮想ACKの伝送によって影響を受けないだろう。仮想ACKの使用は、特に利用可能なポートのわずかなパーセントだけが用いられる場合は、ACK情報を表すために用いられる信号ビットの数を実質的に減少させるかもしれない。
第2のビット削減方式において、割り当てられた物理チャネルに対するACKまたはNAKは、この割り当てられた物理チャネルをカバーしているが、他のいかなる割り当てられた物理チャネルもカバーしない最上位の物理チャネルに対する「プロキシ」ACKを送信することによって、伝達される。プロキシACKは、割り当てられた物理チャネルに対する暗黙的NAKまたは暗黙的ACKのいずれかを伝達するために用いられるかもしれない。暗黙的NAKによるフィードバック方式に関する例として、物理チャネル100が与えられた端末yに割り当てられ、物理チャネル124の他の下位物理チャネルがどの端末にも割り当てられない場合、物理チャネル100に対するNAKを伝達するために物理チャネル124に対してプロキシACKが送信されるかもしれない。この単一信号ビットは物理チャネル124で始まる63個の物理チャネルのクラスタを効率的にカバーするだろう。このクラスタでは端末yのみが物理チャネルを割り当てられるため、端末yのみが物理チャネル124に対して送信されたプロキシACKによって影響を受ける。端末yは物理チャネル124に対するプロキシACKを受信し、このACKが物理チャネル124に対して実際に送信されたものでないと認識するだろう。なぜなら、端末yは物理チャネル100を割り当てられ、物理チャネル124は制限され従って同時に割り当てられることができないからである。端末yは物理チャネル124に対するプロキシACKをその割り当てられた物理チャネル100に対して送信されたものと解釈するだろう。他の端末は物理チャネル124に対するプロキシACKを受信し、この物理チャネルが用いられていると仮定するだろう。また次に続く信号ビットは物理チャネル125に対するものであると解釈するだろう。逆に、物理チャネル124に「0」、物理チャネル120に仮想ACKのための「1」、物理チャネル121および114に「0」、物理チャネル100に「1」、並びに物理チャネル101および115に仮想ACKのための「1」を与えることにより、物理チャネル100に対してACKが送信されるかもしれない。
上の例を用いる暗黙的ACKによるフィードバック方式において、プロキシACKは、物理チャネル100に対するACKを伝達するために、物理チャネル124に対して送信されるかもしれない。この単一信号ビットは物理チャネル124で始まる63個の物理チャネルのクラスタをカバーするだろう。しかし、プロキシACKは、物理チャネル100を割り当てられた端末yによって、物理チャネル100に対するACK(NAKではなく)であると解釈されるだろう。いずれにしても、プロキシACKが暗黙的NAKまたは暗黙的ACKを伝達するために用いられているかに拘わらず、可能な場合はいつも、プロキシACKを送信することは、特にチャネルツリーが疎に用いられている場合、信号ビット数を実質的に減少させるかもしれない。
第3のビット削減方式において、「複合」ACKが同じACKまたはNAKを割り当てられた物理チャネルの取り得る最も大きい集合に対して送信される。複合ACKはこれらの割り当てられた物理チャネルに対する暗黙的NAKまたは暗黙的ACKのいずれかを伝達するために用いられるかもしれない。暗黙的NAKによるフィードバック方式に関する一例として、3個のNAKが図4の物理チャネル86、87および106に対して送信される場合、単一の複合ACKが物理チャネル117に対して送信され、3個のすべての物理チャネル86、87および106に対するNAKを伝達するために用いるかもしれない。物理チャネル106を割り当てられた端末は物理チャネル117に対する複合ACKを受信し、このACKが実際には物理チャネル117に対して送信されていないことを認識するだろう。何故なら、この端末は物理チャネル106を割り当てられ、物理チャネル117は制限され、したがって同時に割り当てることができないからである。この端末は物理チャネル117に対する複合ACKをその割り当てられた物理チャネル106に対する暗黙的NAKであると解釈するだろう。物理チャネル86および87を割り当てられた2つの端末は物理チャネル117に対する複合ACKを受信し、同じ推論の下に、このACKをそれらの物理チャネル86および87に対する暗黙的NAKとして解釈するだろう。上述の例を用いる暗黙的ACKによるフィードバック方式において、物理チャネル86、87および106に対する暗黙的ACKを伝達するために、複合ACKが物理チャネル117に対して送信されるかもしれない。いずれにしても、第3のビット削減方式は最上位の物理チャネルに対してプロキシACKを送信する第2のビット削減方式の拡張と見なされるかもしれない。上の例において、物理チャネル86、87および106を割り当てられた各端末は、物理チャネル117に対して送信される複合ACKを、あたかも物理チャネル117に対してプロキシACKが送信されたと同様に、解釈するだろう。
一般に、異なる形式のACK(例えばプロキシおよび複合ACK)は、他の1つ以上の物理チャネルに対して暗黙的ACKまたは暗黙的NAKを伝達するために、与えられた物理チャネルで送信されるかもしれない。暗黙的ACKまたは暗黙的NAKかのいずれが伝達されたかによって、異なる圧縮が実行される。ACKツーNAK誤りがNAKツーACK誤りより好ましいため、暗黙的NAKが好ましいかもしれない。
図4に、最上位層から始めて、チャネルツリーの中をジグザグに進むことによりチャネルツリーをトラバースするための特定の実施例を示す。また、チャネルツリーはツリーの先端から下端へおよび左から右へトラバースされるかもしれない。さらに、チャネルツリーはチャネルID、例えば、物理チャネル126に始まり、次に125、次に124,次に123などで最後に0となる、連続した順序に基づいてトラバースされるかもしれない。一般に、チャネルツリーは任意の順序でトラバースされるかもしれない。いくつかの順序は他のものより良い圧縮性能を与えるかもしれない。
第2の圧縮方式において、チャネルツリーの各指定された層に対して指示ビットが送信され、ACKがその層の中のいずれかの物理チャネルに対して送信されているかどうかを示す。指示ビットはチャネルツリーのすべての層に対して送信されるか、またはある指定された層に送信されるかもしれない。例えば、指示ビットは、チャネルツリー300の最上層7に対しては、いずれにしてもこの層に対してただ1つの信号ビットが送信されるため、省略されるかもしれない(すなわち、送信しない)。指示ビットを送信することによってビット節約が得られるかどうかによって、次の下位層6およびより下位層に対しても、指示ビットが送信されるかまたは省略される。
信号ビットのシーケンスは、例えば上述の第1の圧縮方式を用いて、割り当てられた物理チャネルに対して生成される。各指定された層において、その層の任意の物理チャネルに対してACKが送信されることになる場合、指示ビットは「1」に設定され、そうでなければ「0」に設定されるかもしれない。与えられた層に対する指示ビットが「1」に設定される場合、その層のマークされた物理チャネルに対する信号ビットは、例えば、第1の圧縮方式について上述したような通常の方法で送信される。しかし、与えられた層に対する指示ビットが「0」に設定される場合、その層に対して信号ビットは送信されない。第2の圧縮方式の動作は一例によってより明確に説明されるかもしれない。
図5に図3の2進チャネルツリー300の物理チャネル124、123および32から47が割り当てられる例を示す。これらの割り当てられた18個の物理チャネルを図5内に黒丸で示す。簡単さのために、以下の説明はACKが18個の割り当てられたすべての物理チャネルに対して送信されると仮定する。層2から7におけるマークされた物理チャネルに対する信号ビットを図5内の角括弧で示す。層1内の物理チャネル32から47に対する信号ビットはすべて「1」であるが、図5には示さない。第1の圧縮方式により生成される信号ビットのシーケンスは上述のどのビット削減方式も用いず、以下のように与えられるかもしれない。{,0,,1,,0,,0,0,0,,0,0,0,0,0,0,0,,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1}、ここで各層に対する最初の信号ビットはシーケンス中の下線で示す。
図5に示す例において、指示ビットは層1から5に対して送信され、層6および7に対しては送信されない。この例において、ACKは層2、3および4の任意の物理チャネルに対して送信されないため、これらの層の各々に対する指示ビットは「0」に設定される。層2,3,および4の各々に対して「0」の信号ビットは送信されない。これらの層に対する指示ビットが「0」であるからである。各層に対する指示ビットがその層に対する最初の信号ビットより前に送信される場合、第2の圧縮方式により生成されるビットのシーケンスは、やはり上述のどのビット削減方式も用いず、以下のように与えられるかもしれない。{,0,1,1,0,0,0,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1}、ここで、各層に対する指示ビットはシーケンス中の*で示され、信号ビットを有する各層の最初の信号ビットは下線で示される。上で説明した例において、指示ビットの使用により信号ビットの数は35から26に削減される。
また、第2の圧縮方式は信号ビットの数をさらに削減するために上で説明した信号削減方式も使うかもしれない。特に、ポートがほとんどない(例えば、1ポート)物理チャネルがしばしば割り当てられる場合は、指示ビットの使用により、ACK情報を表すための信号ビットの数は平均して削減されるかもしれない。
第3の圧縮方式において、ランレングス符号化に基づいてACK情報のための信号ビットが生成される。一実施例において、ACKを含む、割り当てられた各物理チャネルは「1」をマークされ、残余のすべての物理チャネルは「0」をマークされる。次に、チャネルツリーは予め定めた順序でトラバースされ、すべての物理チャネルに対してマークされた「1」および「0」でビットシーケンスが形成される。図3の2進チャネルツリー300において、127ビットのシーケンスが127個の物理チャネルに対して生成される。ビットシーケンスはランレングス符号器に送られる。符号器は、「1」の各ストリングおよびそれに続くすべての(もしあれば)「0」または(もしあれば)「1」を特定の符号値で置き換える。ビットシーケンス中のすべてのビットストリングに対する符号値のシーケンスは、ACK情報に対して送信されるべきACKメッセージを表す。符号値の符号表およびそれらの対応するビットストリングと同様にチャネルツリーがトラバースされる順序は、ACKメッセージ用信号ビットの数の期待値または平均値を最小にするように選択されるかもしれない。例えば、物理チャネルの走査順序は、「0」の長いランを得る可能性を最大にするように選択されるかもしれない。また、符号表は、よりありそうなビットストリングに対して用いられる符号ビットの数を最小にするように定義されるかもしれない。
上で説明したすべての圧縮方式において、チャネルツリーは終了状態に達するまでトラバースされるかもしれない。一実施例において、すべての割り当てられた物理チャネルが考慮されたとき終了状態に達する。例えば、図4に示す例で、物理チャネル124および123のみが割り当てられる場合、これらの2つの物理チャネルに対する2つのACKが下記の信号ビットシーケンスで送信されるかもしれない。{0,1,0,0,1}、ここで、この5つのビットは物理チャネル126、124、125、122および123に対するものである。暗黙的ACKが認められている場合、物理チャネル123および125に暗黙的ACKを伝達するために、物理チャネル126に対して複合ACKが送信されるかもしれない。これにより、さらに信号ビット数が削減されるだろう。この終了の実施例において、信号ビットは物理チャネル116および117で始まる物理チャネルの2つのクラスタに対しては送信されない。端末がこれらの物理チャネルのいずれも割り当てられていないからである。
別の実施例において、チャネルツリーでカバーされるすべてのポートが考慮されるとき、終了状態に達する。物理チャネルが任意の種類のACKに対して「1」をマークされるときはいつも、その物理チャネルによって用いられるすべてのポートは覆われる。すべてのポートが覆われている場合、他の物理チャネルは考慮される必要がなく、圧縮方式は終了できる。ACKメッセージは、端末に割り当てられた特定の物理チャネルおよびこれらの割り当てられた物理チャネルに対して送信される特定のACK/NAKによって決定される可変長を有する。圧縮処理においてすべてのポートを考慮することによって、受信機は、すべてのポートが覆われたときACKメッセージの終了を確認できる。ACKメッセージの長さはメッセージの内容に基づいて自己判定されるだろう。長さフィールドはACKメッセージに必要とされないだろう。これにより、メッセージの全長を縮小することができる。ACKメッセージが他のオーバヘッドメッセージと組み合わせられるかまたは連結され、一緒に符号化される場合、メッセージ長を自己判定するこの特徴は特に有効である。
ACK情報がチャネル制約を用いて圧縮されるかもしれない方法のいくつかを例証するために、3つの代表的圧縮方式を上で説明した。一般に、ACK情報を可能な限り少ないビット数のACKメッセージに圧縮するために、種々の圧縮方式が用いられるかもしれない。これらの圧縮方式は信号ビットの数を縮小するためにチャネルツリーまたは構造に基づいて物理チャネルに課された制約を利用する。ACK情報に対する達成可能な圧縮量は、チャネルツリーまたは構造、利用のために割り当てられた特定物理チャネル、送信される特定のACK/NAK、利用のために選択された圧縮方式などの種々の要素に依存している。
システムは複数の圧縮方式もサポートするかもしれない。この場合、最良の性能を提供する圧縮方式が各ACKメッセージに対して選択されるかもしれない。上で説明した第1の圧縮方式は多くのシナリオの下で良好な圧縮性能を提供するが、物理チャネル0から63が割り当てられ、異なるACK/NAKを有する最悪のシナリオにおいては、127個の信号ビットシーケンスを生成することがあり得る。上で説明した第2の圧縮方式は同じ最悪のシナリオにおいて71個の信号ビットシーケンスを生成する。第3の圧縮方式は符号表および走査順序の設計によってさらに少ない信号ビットを生成するかもしれない。スロットに対して送信されるべきACK/NAKの各ブロックにおいて、ANK/NAKはサポートされた圧縮方式の各々を用いて圧縮され、最少の信号ビットを生成する圧縮方式がそのブロックに対して選択されるかもしれない。選択された圧縮方式はACKメッセージの始めにヘッダフィールドにより指示されるかもしれない。このヘッダフィールドのサイズはサポートされた圧縮方式に依存する。たとえば2つのサポートされた圧縮方式に対しては1ビット、4つのサポートされた圧縮方式に対しては2ビット、等々である。
基地局は物理チャネルの特定のグループを任意の時に端末のグループに割り当てる。この端末のグループは良好またはフェアなチャネル状態を観察する「強い」端末、および不十分なチャネル状態を観察する「弱い」端末を含むかもしれない。一実施例において、各スロットに割り当てられた物理チャネルに対するACK情報はすべての端末へ送信される単一のACKメッセージを得るために、上述したように圧縮される。この実施例において、ACKメッセージはACKメッセージがすべての指定端末で信頼性を持って復号されることができるように、適切なスペクトル効率または符号レートで符号化され、適当な電力レベルで送信される。
他の実施例において、各スロットに割り当てられた物理チャネルに対するACK情報は分離され、複数ACKメッセージで送信される。例えば、強い端末に割り当てられた物理チャネルに対するACK情報は1つのACKメッセージで送信されるかもしれない。また弱い端末に割り当てられた物理チャネルに対するACK情報はもう一つのACKメッセージで送信されるかもしれない。この実施例において、送信されるべき各ACKメッセージに対して1つのチャネルツリーがあるように、チャネルツリーが最初に複製される。複数のACKメッセージに対して複数の「分割」ツリーがこのように形成される。次に、各割り当てられた物理チャネルは分割ツリーの1つにマッピングされる。圧縮は各分割ツリーについて別々に実行され、その分割ツリーに対するACKメッセージを生成する。分割ツリーに対する圧縮は一例によってより明確に説明されるかもしれない。
図6Aおよび6Bに、図4と同様に、図3の2進チャネルツリー300の物理チャネル124、123、116、106、86および87が使用のために割り当てられる例を示す。この例において、物理チャネル124および123は弱い端末に割り当てられ、これらの物理チャネルに対するACK情報は1つのACKメッセージで送信される。物理チャネル116、106、86および87は強い端末に割り当てられ、これらの物理チャネルに対するACK情報は他のACKメッセージで送信される。簡単さのために、以下の説明では第1の圧縮方式が使用のために選択され、ACKは6個の割り当てられた物理チャネルに対して送信されると仮定する。
図6Aに物理チャネル124および123に関する分割ツリーを示す。第1の圧縮方式は使用しない物理チャネル126に「0」を、次に物理チャネル124にACKのための「1」を、次に使用しない物理チャネル125に「0」を、次に物理チャネル122に仮想ACKのための「1」を、次に物理チャネル123にACKのための「1」を与える。従って、信号ビットのシーケンスは{0,1,0,1,1}である。暗黙的ACKが許される場合、圧縮方式は、物理チャネル124および123の双方に対してACKを伝達するために、物理チャネル126に対して複合ACKのための「1」を送信するかもしれない。従って、信号ビットシーケンスは単に{1}となるだろう。
図6Bに物理チャネル116、106、86および87に対する分割ツリーを示す。第1の圧縮方式は、使用しない物理チャネル126に「0」を、次に物理チャネル124に仮想ACKのための「1」を、次に使用しない物理チャネル125に「0」を、次に使用しない物理チャネル122に「0」を、次に物理チャネル123に仮想ACKのための「1」を、次に物理チャネル116にACKのための「1」を、次に使用しない物理チャネル117に「0」を、次に物理チャネル106にACKのための「1」を、次に使用しない物理チャネル107に「0」を、次に物理チャネル86にACKのための「1」を次に物理チャネル87にACKのための「1」を与える。従って、信号ビットシーケンスは{0,1,0,0,1,1,0,1,0,1,1}である。暗黙的ACKが許される場合、圧縮方式は、物理チャネル116、106,86および87に対してACKを伝達するために、物理チャネル126に対して複合ACKのための「1」を送信するかもしれない。従って、信号ビットシーケンスは単に{1}となるだろう。
図6Aおよび6Bについての上の説明では、各分割ツリーに対するACKメッセージがその分割ツリーにマッピングされた物理チャネルを割り当てられた端末にのみ送信され、かつ復号されると仮定する。この場合、各分割ツリーに対する圧縮は、上で説明したように他の分割ツリーと関係なく独立に実行されるかもしれない。しかし、1つの分割ツリーに対するACKメッセージがもう一つの分割ツリーにマッピングされた物理チャネルを割り当てられた端末によって復号されるかもしれない場合は、信号ビットの間違った検出による有害な影響を避けるような方法で、各分割ツリーに対する圧縮が実行されるかもしれない。
例えば、使用しない物理チャネルを覆うために仮想ACKを用い、暗黙的NAKを伝達するためにプロキシおよび/または複合ACKを用いる場合、割り当てられた物理チャネルに対する誤ったACK検出を避けるために、これらのACKは使用しない物理チャネルにのみ送信される。図6Aに示す例において、物理チャネル122に対してこの物理チャネルおよびその下位のすべての物理チャネルを覆うために、仮想ACKが送信される。この仮想ACKが物理チャネル116、106、86または87を割り当てられた端末によって検出される場合、この端末は暗黙的NAKが割り当てられた物理チャネルに送信されていると誤って推測し、別のサブパケットを送信するだろう。この冗長な送信は付加的なシステム資源を無駄に使うが、破局的ではないだろう。
図6Bに示す例において、物理チャネル124と123に対して「0」の信号ビットが送信されるかもしれない。また、物理チャネル120、121、118および119に対して仮想ACKが送信されるかもしれない。仮想ACKは、物理チャネル124と123に対しては、これらの物理チャネルが割り当てられているため送信されない。仮想ACKが物理チャネル124に対して送信され、この仮想ACKがこの物理チャネルを割り当てられた端末によって検出される場合、この端末は割り当てられた物理チャネルに対するACKを誤って受信し、現在のパケットの送信を終了するだろう。この意図しないACKによりパケット伝送は早く終了し、極めて望ましくないパケット消失をもたらすかもしれない。NAKツーACK誤りは、仮想、プロキシ、および複合ACKを、使用しない物理チャネルだけに制限することによって、避けられるかもしれない。
各分割ツリーに対するACK情報はその分割ツリーへのACKメッセージを生成するために独立して圧縮されるかもしれない。各分割ツリーに対する圧縮は、上述したような誤検出による有害な影響を避けるために、他の分割ツリーに対して割り当てられた物理チャネルを考慮に入れるかもしれない。それにもかかわらず、各分割ツリーに対する圧縮は、その分割ツリーに対して生成したACKメッセージに基づいて分割ツリー全体に対するACK情報が再生できる場合には、独立していると考えられる。
また、複数分割ツリーに対するACK情報は相互従属的方法で圧縮されるかもしれない。例えば、弱い端末に割り当てられた物理チャネルに対するACK情報は、これらの端末がそれらに対して送信されたACKメッセージの復号だけできるという仮定に基づいて、圧縮されるかもしれない。強い端末に割り当てられた物理チャネルに対するACK情報は、これらの端末が弱い端末に対して送信されたACKメッセージも再生できるという仮定に基づいて、圧縮されるかもしれない。強い端末は弱い端末に送信されたACKでそれらのチャネルツリーを埋め、多くのポートを覆うことができる。従って、強い端末に対するACKメッセージは、これらの強い端末に送信されるべき付加的ACKを考慮するだけでよいだろう。この従属的な圧縮は、強い端末に対するACKを覆い尽くすためではなく、インクリメンタルな圧縮を可能とするために、弱い端末に対して仮想ACKの使用を制約する。
一般に、割り当てられた物理チャネルに対するACK情報は任意の数のACKメッセージで送信されるかもしれない。複数のACKメッセージが送信される場合、これらのメッセージに同じまたは異なる圧縮方式が用いられるかもしれない。複数のACKメッセージは同じまたは異なる符号化および変調方式を用いて、また同じ若しくは異なるスペクトル効率または符号レートで符号化されるかもしれない。また、複数のACKメッセージは同じまたは異なる電力レベルで送信されるかもしれない。例えば、強い端末に割り当てられた物理チャネルに対するACKメッセージは、信頼性のある検出のための第1のSNRまたはそれ以上を要求する第1のスペクトル効率で符号化および変調されるかもしれない。弱い端末に割り当てられた物理チャネルに対するACKメッセージは、信頼性のある検出のための第2のSNRまたはそれ以上を要求する第2のスペクトル効率で符号化および変調されるかもしれない。ここで第2のSNRは第1のSNRより低い。代替的または付属的に、弱い端末に対するACKメッセージは強い端末に対するACKメッセージより大きい送信電力で送信されるかもしれない。
図3に64個のポートを用いて形成した127個の物理チャネルを持つ特定の2進チャネルツリーを示す。物理チャネルは他のチャネルツリーまたは構造でも形成されるかもしれない。非2進チャネルツリーはポートへの異なる伝送容量および/または異なるマッピングで物理チャネルを形成するための、より大きい柔軟性を提供する。非2進チャネルツリーは、例えば利用可能なポートが同じ特性を持たない(すなわち、同等でない)場合、および異なる伝送容量の異なる物理チャネルが、予想される使用に一層良く合致することが望まれているなどの場合のような特定の状況に対しては好ましいかもしれない。
図7に非2進チャネルツリー700の一実施例を示す。この実施例において、利用可能なシステム資源は0から63のポート番号が割り当てられる64個のポートに分割される。チャネルツリー700に対して以下の物理チャネルが定義される:
層1 − 0から43および91から110のチャネルIDを持つ64個の物理チャネル。
層2 − 44から65のチャネルIDを持つ22個の物理チャネル。
層3 − 66から76のチャネルIDを持つ11個の物理チャネル。
層4 − 77から82および111のチャンネルIDを持つ7個の物理チャネル。
層5 − 83、84および112のチャンネルIDを持つ3個の物理的チャンネル。
層6 − 85のチャネルIDを持つ1個の物理チャネル。
層7 − 86から90のチャネルIDを持つ5個の物理チャネル。
層8 − 113のチャネルIDを持つ1個の物理チャネル。
チャネルツリー700は114個の物理チャネルに対する114個のノードおよびこれらのノード間の特定の接続で定義される構造を有している。図7に示すように、各層(最下層1を除く)の各物理チャネルは1つ以上下にある少なくとも2つの下位物理チャネルを有する。また、各物理チャネル(最上層8を除く)は少なくとも1つ上の層の少なくとも1つの上位物理チャネルを有する。与えられた物理チャネル(例えば、物理チャネル81)は複数の上位物理チャネルと複数の直接接続を有するかもしれない。対照的に、2進チャネルツリー300においては、各物理チャネルは直上層の1つ上位物理チャネルとただ1つの直接接続を有する。
各物理チャネルは特定のセットのポートに関連している。同じ層にある物理チャネルは異なる数のポートに関連し、したがって異なる伝送容量に関連しているかもしれない。異なる伝送容量を有する多くの物理チャネルが形成されるかもしれない。物理チャネルの分配は端末の予測データ要求に合致するように定義されるかもしれない。物理チャネルは異なるデータ要求を有する端末に効率的に割り当てられるかもしれない。
図7に示すように、物理チャネルはいくつかの物理チャネルが他の物理チャネルのサブセットとなるように構成される。この構造では、同じ下位物理チャネルを共有(または、同じポートにマッピング)しない物理チャネルだけが同時に使用されるかもしれないように、物理チャネルの使用を制約する。
利用可能なポートは異なる特性を有するかもしれない。図7において、物理チャネル0から43にそれぞれ対するポート0から43は、第1のポートセットに属すかもしれない。また物理チャネル91から110にそれぞれ対するポート44から63は第2のポートセットに属すかもしれない。第1および第2のポートセットは異なるレベルの干渉、異なる許容送信電力レベル等に関連しているかもしれない。これらの2つのセットのポートは異なるチャネル状態の端末に割り当てられるかもしれない。例えば、第1のセットのポートはより高いレベルの干渉を観測し、強い端末に割り当てられるかもしれない。また、2番目のセットのポートはより低い干渉レベルを観測し、弱い端末に割り当てられるかもしれない。異なるセットのポートもポートのシステム資源への異なるマッピングに関連しているかもしれない。例えば、第1のセットのポートはソフトハンドオフ時ではないときに端末に割り当てられ、第2のセットのポートはソフトハンドオフ時に端末に割り当てられるかもしれない。ソフトハンドオフは端末が同時に複数の基地局と交信するための過程である。一般に、多くのポートセットが形成されるかもしれない。また各セットのポートは任意の特性を持つかもしれない。物理チャネルは利用可能なポートで任意の方法で定義されるかもしれない(例えば、ポートへの任意のマッピングで)。
図3および図7に2つの代表的なチャネルツリーを示す。また、他の種々のチャネルツリーがシステムのための物理チャネルを定義するために用いられるかもしれない。
図8にACK情報を送信するために基地局で実行される処理800のフローチャートを示す。基地局は最初に、スロット内の使用のために割り当てられた物理チャネルのグループに対するACK情報を得る(ブロック810)。次に、スロットに1つまたは複数のACKメッセージを送信すべきかどうかの判定がなされる(ブロック812)。複数のACKメッセージを送信すべきである場合、割り当てられた物理チャネルは、例えばこれらの物理チャネルを割り当てられた端末のチャネル状態に基づいて、複数のサブグループに分割される(ブロック820)。各サブグループの物理チャネルに対するACK情報はサブグループに対するACKメッセージを得るために、チャネル制約およびおそらく他の割り当てられた物理チャネルの知識に基づいて圧縮される(ブロック822)。各サブグループに対するACKメッセージは、そのサブグループに対して選択されたスペクトル効率、符号化方式、または符号レートに基づいて符号化される(ブロック824)。CRCが生成され、スロットに対する符号化されたACKメッセージに付加される(ブロック826)。各サブグループに対する符号化されたACKメッセージは、さらに処理され(例えば、変調され)、サブグループに対して選択された電力レベルで送信される(ブロック828)。
ブロック812で判定され、ただ1つのACKメッセージがスロットに送信されることになる場合、割り当てられたすべての物理チャネルに対するACKメッセージは1つのACKメッセージを得るためにチャネル制約に基づいて圧縮される(ブロック832)。次に、ACKメッセージは符号化され(ブロック834)、CRCを付加され(ブロック836)、さらに処理され、メッセージに対して選択された電力レベルで送信される(ブロック838)。
図9にACK情報を受信するために端末で実行される処理900のフローチャートを示す。端末はその割り当てられた物理チャネルに対するACKまたはNAKを含む符号化されたACKメッセージを受信する(ブロック910)。端末は、メッセージに付加されたCRCに基づいて受信ACKメッセージを検査し(ブロック912)、CRCがパスするかどうかを判定する(ブロック914)。CRCが失敗する場合、端末はNAK(これはデフォルト値である)をその割り当てられた物理チャネルに送る。(ブロック922)そうではなく、CRCがパスする場合、端末は受信されたACKメッセージを復号し(ブロック916)、チャネル制約に基づいてACKメッセージを伸長し(ブロック918)、その割り当てられた物理チャネルに対するACKまたはNAKを伸長されたACKメッセージから抽出する(ブロック920)。
図10に基地局110xおよび端末120xのブロックダイアグラムを示す。これらはそれぞれ図1の基地局の1つおよび端末の1つである。逆方向リンクにおいて、端末120xで、送信(TX)データプロセッサ1014はデータバッファ1012からトラヒックデータを受け、各データパケットを選択された符号化および変調方式に基づいて処理(例えば符号化、インタリーブおよびシンボルマップ)し、データシンボルを出力する。データシンボルはデータの変調シンボルであり、パイロットシンボルはパイロット(先験的に知られている)の変調シンボルである。変調器1016は、データシンボル、パイロットシンボル、およびおそらく逆方向リンクのための信号を受け、システムによって指定されるOFDM変調および/または他の処理を実行し、さらに出力チップのストリームを出力する。送信機ユニット(TMTR)1018は出力チップストリームを処理(例えばアナログへの変換、フィルタリング、増幅および周波数アップコンバート)し、さらにアンテナ1020から送信される変調された信号を生成する。
基地局110xにおいて、端末120xおよび基地局110xと交信している他の端末によって送信される変調信号がアンテナ1052で受信される。受信機ユニット(RCVR)1054はアンテナ1052からの受信信号を処理(例えば調整およびディジタル化)し、受信サンプルを出力する。復調器(Demod)1056は受信サンプルを処理(例えば復調および検出)し、検出されたデータシンボルを出力する。これらは端末から基地局110xへ送信されるデータシンボルの雑音性推定である。受信(RX)データプロセッサ1058は各端末に対する検出されたデータシンボルを処理(例えばシンボルでマッピング、デインタリーブおよび復号)し、復号されたデータをその端末に出力する。
順方向リンクにおいて、基地局110xで、トラヒックデータはデータシンボルを生成するためにTXデータプロセッサ1060によって処理される。変調器1062はデータシンボル、パイロットシンボルおよび順方向リンクのための信号を受け、OFDM変調および/または他の関連処理を実行し、出力チップストリームを出力する。これは送信機ユニット1064で調整され、アンテナ1052から送信される。順方向リンク信号は逆方向リンクで基地局110xへ送信するすべての端末に対して制御器1070で生成される符号化された(Enc)ACKメッセージを含むかもしれない。端末120xにおいて、基地局110xによって送信された変調信号はアンテナ1020で受信され、受信機ユニット1022で調整され、ディジタル化され、さらに検出されたデータシンボルを得るために復調器1024で処理される。RXデータプロセッサ1026は検出されたデータシンボルを処理し、端末に対する復号されたデータおよび順方向リンク信号を出力する。制御器1030は符号化されたACKメッセージを受け、端末120xに対するACK/NAKを抽出し、基地局110xへの逆方向リンク上のデータ伝送を制御する。
制御器1030および1070はそれぞれ端末120xおよび基地局110xの動作を指示する。メモリユニット1032および1072は、それぞれ制御器1030および1070によって用いられるプログラムコードおよびデータを格納する。
図11に基地局110xにおける制御器1070の一実施例のブロックダイアグラムを示す。制御器1070内で、スケジューラ1110は順方向および/または逆方向リンクでのデータ伝送のために端末から送信された資源要求を受信する。スケジューラ1110は端末に対するチャネル状態、それらの優先度、要求されるシステム資源の量、等のような種々の要素に基づいて資源要求を処理する。スケジューラ1110はデータ伝送を要求している端末のすべてまたはサブセットを選択し、各選択された端末に適切な物理チャネルを割り当てる。割り当てられた物理チャネルは選択された端末へ無線信号、例えば、チャネル割当メッセージを介して送信される。
圧縮器1120は割り当てられたすべての物理チャネルに対するACK情報を受け、選択された圧縮方式に基づいて各スロットに対するACK情報を圧縮し、そのスロットに対して1つ以上のACKメッセージを出力する。符号器1130はACKメッセージを符号化し、符号化されたACKメッセージを出力する。符号器1130は畳み込み符号、ブロック符号および/または他の形式の誤り訂正符号を利用するかもしれない。一般に、符号器1130は各ACKメッセージを別々に、または各スロットに対するすべてのACKメッセージを一緒に、またはすべてのACKメッセージおよび各スロットに対する他の信号を一緒に、等で符号化するかもしれない。CRC発生器1140は各スロットに対する符号化されたACKメッセージに対してCRC値を生成し、そのCRC値を符号化されたACKメッセージに付加する。CRC発生器1140は他の誤り検出符号も利用するかもしれない。
図12に端末120xの制御器1030の一実施例のブロックダイアグラムを示す。制御器1030内で、CRCチェッカ1210は各スロットに対する符号化されたACKメッセージを受け、付加されたCRC値に基づいて符号化ACKメッセージが誤りであるかるどうかを判定する。CRCが失敗する場合、制御器1030はNAKがスロットに送信されたと推定する。CRCがパスした場合、復号器1220は復号されたACKメッセージを得るために、端末120xに割り当てられた物理チャネルに対するACK情報を含む符号化されたACKメッセージを復号する。伸張器1230はチャネル制約およびACKメッセージを生成するために用いた圧縮方式に基づいて復号されたACKメッセージを伸張し、物理チャネルに対して送信されたACKまたはNAKを抽出する。制御器1030は基地局110xへのデータ伝送を制御するために抽出されたACKまたはNAKを用いる。
明快さのために、上述の説明の多くは、ACKが明示的に送信され、NAKが暗黙的に送信されるかもしれないACKベースの方式に対するものである。ここに説明された技術は、NAKが明示的に送信されACKが暗黙的に送信されるかもしれないNAKベースの方式に対しても用いられるかもしれない。
明快さのために、本信号伝送技術をACK情報の送信に対して説明した。これらの技術は例えば電力制御(PC)ビット/命令、SNR測定、データレート制御、特定の情報(例えばSNR)に対する要求、等のような他の形式の信号を送信するためにも用いられるかもしれない。一般に、本技術はチャネルにマッピングされる任意の信号に用いられるかもしれない。ただし、このチャネルは信号を圧縮するために利用できるかもしれない使用上のいくつかの制約を有している。信号は各チャネルに対して1ビット(例えば、ACK/NAKもしくは電源制御装置命令)または各チャネルに対して複数ビットを含むかもしれない。
マルチキャスト送信を用いて物理チャネルのグループに対して信号(例えばACK情報)を送信することはある利点を提供することができる。信号のためのメッセージは、信頼性を向上するために誤り訂正および/または誤り検出符号で符号化されるかもしれない。この符号化は、符号化のオーバーヘッド故、独立して送信される信号に対しては多くの場合適切ではない。
ここに説明した信号伝送技術は種々の手段で実施されるかもしれない。例えば、これらの技術はハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せで実施されるかもしれない。ハードウェアの実施において、信号を処理(例えば圧縮および符号化)するために用いられる処理ユニットは、1つ以上の特定用途向IC(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理回路(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、制御器、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、ここに説明された機能を実行するように設計された電子ユニット、またはそれらの組合せの中で実施されるかもしれない。信号を復号し、伸張するために用いられる処理ユニットは1つ以上のASIC、DSPなどで実施されるかもしれない。
ソフトウェアの実施において、信号伝送技術はここに説明された機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能など)で実施されるかもしれない。ソフトウェア符号はメモリユニット(例えば、10図のメモリユニット1032または1072)に格納され、プロセッサ(例えば、制御器1030または1070)によって実行されるかもしれない。メモリユニットはプロセッサの内部またはプロセッサの外部で実施されるかもしれない。
開示された実施例のこれまでの説明は当業者が本発明を製造しまたは使用することを可能にするように提供されている。これらの例への種々の変更は当業者に容易に明らかになるだろう。また、ここに定義した原理は本発明の精神または範囲から逸脱することなく他の実施例に適用されるかもしれない。したがって、本開示はここに示した実施例に制限されることを意図されていず、ここに開示した原理および新規な機能に矛盾しない最も広い範囲に一致するということである。
無線通信システムを示す。 インクリメンタル冗長(IR)送信方式を示す。 代表的2進チャネルツリーを示す。 6個の割り当てられた物理チャネルを持つ例を示す。 18個の割り当てられた物理チャネルを持つ例を示す。 図4の6個の割り当てられた物理チャネルに対する2個のACKメッセージを生成するために用いる第1の分割ツリーを示す。 図4の6個の割り当てられた物理チャネルに対する2個のACKメッセージを生成するために用いる第2の分割ツリーを示す。 代表的非2進チャネルツリーを示す。 ACK情報を送信するための処理を示す。 ACK情報を受信するための処理を示す。 基地局および端末のブロックダイアグラムを示す。 ACK情報の圧縮および符号化のための制御器を示す。 ACK情報の復号および伸張のための制御器を示す。
符号の説明
100…無線通信システム、110…基地局、120…端末、300…2進チャネルツリー、700…非2進チャネルツリー、800…基地局で実行される処理のフローチャート、900…端末で実行される処理のフローチャート

Claims (55)

  1. データ伝送に用いられ、かつ使用に関する制約を有する複数のチャネルの中から選択されるチャネルのグループに対する信号を得ることと、
    少なくとも1つのメッセージを得るためにチャネル制約に基づいてチャネルのグループに対する信号を圧縮することと、
    通信リンクを介する伝送のために少なくとも1つのメッセージを処理することとを含む、通信システムにおける信号伝送方法。
  2. 信号を圧縮することが、
    データ伝送に用いられないチャネルのクラスタに対して仮想信号値を与えることを含む請求項1に記載の方法。
  3. 信号を圧縮することが、
    第1のチャネルのサブセットである少なくとも1つのチャネルに対して第2の信号値を伝達するために、第1のチャネルに対して第1の信号値を与えることを含む請求項1に記載の方法。
  4. 信号を圧縮することが、
    複数のチャネルに対してチャネルツリーを予め定めた順序でトラバースすることと、
    終了条件に達するまでチャネルツリー内の各チャネルに信号値をマークすることとを含む請求項1に記載の方法。
  5. 信号を圧縮することが、
    チャネルのグループに対する信号をランレングス符号化を用いて圧縮することを含む請求項1に記載の方法。
  6. 信号を圧縮することが、
    チャネルのグループを少なくとも2つのサブグループに分割することと、
    各サブグループに対するメッセージを得るために、チャネル制約に基づいてそのサブグループ内のチャネルに対する信号を圧縮することとを含む請求項1に記載の方法。
  7. 信号を圧縮することが、
    チャネルのグループを少なくとも2つのサブグループに分割することと、
    各サブグループに対するメッセージを得るために、チャネル制約に基づいてそのサブグループ内のチャネルに対する信号を独立して圧縮することとを含む請求項1に記載の方法。
  8. 信号を圧縮することが、
    チャネルのグループを第1および第2のサブグループに分割することと、
    チャネル制約に基づいて第1のサブグループ内のチャネルに対する信号を圧縮することと、
    チャネル制約および第1のサブグループ内のチャネルに対する信号に基づいて第2のサブグループ内のチャネルに対する信号を圧縮することとを含む請求項1に記載の方法。
  9. 少なくとも1つのメッセージを処理することが、
    少なくとも1つのメッセージを符号化することと、
    少なくとも1つのメッセージに対する誤り検出符号を生成することとを含む請求項1に記載の方法。
  10. データ伝送に用いられ、かつ使用に関する制約を有する複数のチャネルの中から選択されるチャネルのグループに対する信号を得るように動作可能であり、かつ少なくとも1つのメッセージを得るためにチャネル制約に基づいてチャネルのグループに対する信号を圧縮するように動作可能である圧縮器と、
    通信リンクを介する伝送のために少なくとも1つのメッセージを処理するように動作可能な復号器とを含む、通信システムにおける装置。
  11. 信号が、肯定応答(ACK)、否定応答(NAK)、またはACKおよびNAK双方のためのものである請求項10に記載の装置。
  12. 信号が、電力制御命令用である請求項10に記載の装置。
  13. 圧縮器が、データ伝送に用いられないチャネルのクラスタに対して仮想信号値を与えるように動作可能である請求項10に記載の装置。
  14. 圧縮器が、第1のチャネルのサブセットである少なくとも1つのチャネルに対して第2の信号値を伝達するために、第1のチャネルに対して第1の信号値を与えるように動作可能である請求項10に記載の装置。
  15. 圧縮器が、チャネルのグループを少なくとも2つのサブグループに分割するように動作可能であり、かつ各サブグループに対するメッセージを得るためにチャネル制約に基づいてそのサブグループ内のチャネルに対する信号を圧縮するように動作可能な請求項10に記載の装置。
  16. チャネルの少なくとも2つのサブグループが、異なるチャネル状態を有する端末の少なくとも2つのサブグループに割り当てられる請求項15に記載の装置。
  17. チャネルの少なくとも2つのサブグループが、異なる干渉レベル、異なる送信電力制限、または異なる干渉レベルおよび異なる送信電力制限双方を有する請求項15に記載の装置。
  18. 符号器が、少なくとも1つのメッセージを符号化するように動作可能であり、かつ少なくとも1つのメッセージに対する誤り検出符号を生成するように動作可能である請求項10に記載の装置。
  19. 複数のチャネルがチャネルツリーで定義される請求項10に記載の装置。
  20. 複数のチャネルに対する制約が、特定のチャネルの使用がチャネルツリー内で前記特定のチャネルの上位または下位にある他のチャネルの使用を制限するような制約である、請求項19に記載の装置。
  21. 複数のチャネルの各々が、チャネルツリーの最上層にあるチャネルを除き、少なくとも1つの他のチャネルのサブセットである請求項19に記載の装置。
  22. 複数のチャネルが、2進チャネルツリーで定義される請求項10に記載の装置。
  23. 複数のチャネルが、非2進チャネルツリーで定義される請求項10に記載の装置。
  24. チャネルのグループが、データ伝送のための端末のグループに割り当てられる請求項10に記載の装置。
  25. 複数のチャネルが、データ伝送用に利用可能な複数の周波数サブバンドに対して定義される請求項10に記載の装置。
  26. 複数のチャネルが、データ伝送用に利用可能な複数のタイムススロットに対して定義される請求項10に記載の装置。
  27. 複数のチャネルが、データ伝送用に使用できる複数の直交符号シーケンスに対して定義される請求項10に記載の装置。
  28. 少なくとも1つのメッセージの各々が、メッセージの内容に基づいて決定可能な可変長を有している請求項10に記載の装置。
  29. データ伝送に用いられ、かつ使用に関する制約を有する複数のチャネルの中から選択されるチャネルのグループに対する信号を得るための手段と、
    少なくとも1つのメッセージを得るためにチャネル制約に基づいてチャネルのグループに対する信号を圧縮するための手段と、
    通信リンクを介する伝送のために少なくとも1つのメッセージを処理するための手段とを含む、無線通信システムにおける装置。
  30. 信号を圧縮するための手段が、
    データ伝送に用いられないチャネルのクラスタに対して仮想信号値を与えるための手段を含む請求項29に記載の装置。
  31. 信号を圧縮するための手段が、
    第1のチャネルのサブセットである少なくとも1つのチャネルに対して第2の信号値を伝達するために、第1のチャネルに対して第1の信号値を与えるための手段を含む請求項29に記載の装置。
  32. 信号を圧縮するための手段が、
    チャネルのグループを少なくとも2つのサブグループに分割するための手段と、
    各サブグループに対するメッセージを得るために、チャネル制約に基づいてそのサブグループ内のチャネルに対する信号を圧縮するための手段とを含む請求項29に記載の装置。
  33. 少なくとも1つのメッセージを処理するための手段が、
    少なくとも1つのメッセージを符号化するための手段と、
    少なくとも1つのメッセージに対する誤り検出符号を生成するための手段とを含む請求項29に記載の方法。
  34. データ伝送に用いられ、かつ使用に関する制約を有する複数のチャネルの中から選択されるチャネルのグループに対する肯定応答(ACK)情報を得ることと、
    少なくとも1つのメッセージを得るためにチャネル制約に基づいてチャネルのグループに対するACK情報を圧縮することと、
    通信リンクを介する伝送のために少なくとも1つのメッセージを処理することとを含む、通信システムにおけるACK送信方法。
  35. チャネルのグループに対するACK情報を圧縮することが、
    ACKが送信されるべき各チャネルに対して第1の信号値を提供することを含む請求項34に記載の方法。
  36. チャネルのグループに対するACK情報を圧縮することが、
    ACKが送信されない少なくとも1つのチャネルの各々に対して第2の信号値を提供することをさらに含む請求項35に記載の方法。
  37. チャネルのグループに対するACK情報を圧縮することが、
    データ伝送に用いられないチャネルのクラスタに対して仮想信号値を提供することを含む請求項34に記載の方法。
  38. チャネルのグループに対するACK情報を圧縮することが、
    第1のチャネルのサブセットである少なくとも1つのチャネルに対して否定応答(NAK)を伝達するために、第1のチャネルに対して第1の信号値を与えることを含む請求項34に記載の方法。
  39. チャネルのグループに対するACK情報を圧縮することが、
    第1のチャネルのサブセットである少なくとも1つのチャネルに対してACKを伝達するために、第1のチャネルに対して第1の信号値を提供することを含む請求項34に記載の方法。
  40. 少なくとも1つのメッセージを処理することが、
    少なくとも1つのメッセージを符号化することと、
    少なくとも1つのメッセージに対する誤り検出符号を生成することとを含む請求項34に記載の方法。
  41. チャネルのグループに対するACK情報を圧縮することが、
    チャネルのグループを少なくとも2つのサブグループに分割することと、
    各サブグループに対するメッセージを得るために、チャネル制約に基づいてそのサブグループ内のチャネルに対するACK情報を圧縮することとを含む請求項34に記載の方法。
  42. 少なくとも1つのメッセージを処理することが、
    チャネルの各サブグループに対するメッセージをサブグループに対して選択された符号レートに基づいて符号化することを含む請求項41に記載の方法。
  43. チャネルの各サブグループに対するメッセージをサブグループに対して選択された電力レベルで送信することをさらに含む請求項41に記載の方法。
  44. データ伝送に用いられ、かつ使用に関する制約を有する複数のチャネルの中から選択されるチャネルのグループに対する肯定信号を得ることと、
    伸張されたメッセージを得るためにチャネル制約に基づいてメッセージを伸張することと、
    伸張されたメッセージからチャネルのグループ内の選択されたチャネルに対して送信された信号を得ることとを含む、通信システムにおける信号受信方法。
  45. メッセージが誤っているかを判定するためにメッセージに誤り検出を実行することをさらに含み、メッセージに誤りがない場合、伸張が実行される請求項44に記載の方法。
  46. メッセージが誤っている場合、選択されたチャネルに対する信号に対してデフォルト値を与えることをさらに含む請求項45に記載の方法。
  47. 復号されたメッセージを得るためにメッセージを復号することをさらに含み、復号されたメッセージに伸張を実行する請求項44に記載の方法。
  48. データ伝送に用いられ、かつ使用に関する制約を有する複数のチャネルの中から選択されるチャネルのグループに対する信号を含むメッセージを得るように動作可能であり、伸張されたメッセージを得るためにチャネル制約に基づいてメッセージを伸張するように動作可能であり、かつ伸張されたメッセージからチャネルのグループ内の選択されたチャネルに対して送信された信号を得るように動作可能である伸張器を含む、通信システムにおける装置。
  49. 信号が、肯定応答(ACK)、否定応答(NAK)またはACKおよびNAK双方のためのものである請求項48に記載の装置。
  50. メッセージが誤っているかを判定するためにメッセージに誤り検出を実行するように動作可能なチェッカをさらに含み、誤りがない場合、伸張器がメッセージを伸張するように動作可能な請求項48に記載の装置。
  51. 復号されたメッセージを得るためにメッセージを復号するように動作可能な復号器をさらに含み、伸張器が復号されたメッセージを伸張するように動作可能な請求項48に記載の装置。
  52. 複数のチャネルが、データ伝送用に利用可能な複数の周波数サブバンドに対して定義される請求項48に記載の装置。
  53. データ伝送に用いられ、かつ使用に関する制約を有する複数のチャネルの中から選択されるチャネルのグループに対する信号を含むメッセージを得るための手段と、
    伸張されたメッセージを得るためにチャネル制約に基づいてメッセージを伸張するための手段と、
    伸張されたメッセージからチャネルのグループ内の選択されたチャネルに対して送信された信号を得るための手段とを含む、無線通信システムにおける装置。
  54. メッセージが誤っているかを判定するためにメッセージに誤り検出を実行するための手段をさらに含み、誤りがない場合、メッセージが伸張される請求項53に記載の装置。
  55. 復号されたメッセージを得るためにメッセージを復号するための手段をさらに含み、復号されたメッセージが伸張される請求項53に記載の装置。
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