JP4522155B2 - 情報処理装置及びその表示制御方法及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置及びその表示制御方法及びプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置などの情報処理装置に構造化文書のプレビュー機能を持たせるための技術に関するものである。
データのレンダリング機能を備えた印刷装置としては、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等から画像データを読み出し、印刷装置単体で印刷を行うことができる印刷装置が一般的に広く普及している。
これらの印刷装置の使用者が、CFカード等に保存されている写真データから希望するデータを選択する方式には、幾つかの方式が存在している。ファイル名や番号などの、データに1対1で単純に機械的に結び付けられたIDを使用して印刷希望のデータを指定する方式や、印刷装置に備えられた液晶画面上でプレビューしながら希望の写真データを指定する方式、さらには画像のインデックスを印刷し、その紙面上で使用者がマークを付けて指定する方式などである。
一方で、構造化文書の印刷に関しては、印刷装置単体で構造化文書を印刷する機能を備えた印刷装置も存在しているが、構造化文書のデータをCFカード等から読み出して印刷する機能は備えておらず、使用者が別の機器から印刷希望の文書データを有線あるいは無線で明示的に指定して送信する方式にとどまっており、印刷装置上でのプレビューなどは実現されていない。
構造化文書の視覚化という観点では、従来から、Webブラウザと呼ばれるアプリケーションが一般的に存在している。このアプリケーションは、構造化文書をレンダリングするアプリケーションであり、構造化文書の作成者が目指す最終的なイメージを生成するものである。オプション等の設定により、画像ファイルの表示を行わないなどの指定が可能なもの、あるいは、最初からコンテンツ情報しか表示できないものなどが存在しているが、あくまでも構造化文書の作成者が目指す最終的なイメージを生成するレンダリングの過程を簡略化したものである。また、これらのアプリケーションは通常ソース表示と呼ばれる機能も備えているが、これは、単純に構造化文書データ自身を表示するだけの機能である。
より技術的な面では、印刷装置における構造化文書の簡易解釈という観点から、構造化文書の要素ごとに重要度を設定し、重要度評価基準に基づき出力のスペースに合わせて必要な要素から印刷あるいは表示するという技術が特開2002−214394号公報(特許文献1)に開示されており、その処理系が特開2001−30260号公報(特許文献2)に開示されている。また、上記技術に関連して、出力する際の整形方式という観点から、構造化文書の要素ごとに重要度を設定し、要素ごとに出力スタイルを設定して整形するという技術が特開2001−30261号公報(特許文献3)に開示されている。
特開2002−214394号公報 特開2001−30260号公報 特開2001−30261号公報
構造化文書印刷機能を備えた印刷装置で、文書データの保存されているCFカード等から文書データを読み出し印刷する機能を備えた印刷装置を考えた場合、単純に画像印刷で行われている従来方式を採用すると、CFカード等に保存されている文書データを固有の識別子(ID)で指定する方式、印刷装置が備える液晶画面上で文書データを1つ1つプレビューしながら選択する方式、あるいは、インデックス印刷を行って指定する方式が考えられることになる。
上記方式の中では、印刷装置に備えた液晶画面に1つ1つ文書データをプレビューしながら選択する方式が最も一般的な方式となるが、この方式を構造化文書に対して採用した場合、プレビュー画面を作成するために、1つ1つのデータに対して構造化文書のレンダリング処理が毎回発生することになる。
レンダリングするデータが画像データの場合は、あらかじめサムネイルデータがCFカード中に存在していたり、また、JPEG等の画像データであれば、ハードウェアのレンダリングエンジンが備えられている場合も多く、短時間でプレビュー画面を作成したりすることが出来るが、構造化文書の場合はサムネイル画像も存在せず、また、ハードウェアレンダリングエンジンも存在しないため、一般的な印刷装置の処理能力では構造化文書をレンダリングするのに非常に時間がかかってしまう。
結果として、素早いプレビューが不可能になってしまい、構造化文書印刷機能を備えた印刷装置において、構造化文書をプレビューしながら、データを選択して印刷するという方式を採用するのが難しくなってしまうという課題があった。
仮に、レンダリング処理を短時間で行うことが可能になったとしても、印刷装置に備えられた小さな液晶画面では文字がつぶれてしまうという現象が頻繁に発生し、文書データが中心になることの多い構造化文書データの内容を判別することが非常に難しく、使用者が希望するデータを選択することが困難になってしまうという課題もあった。
構造化文書をソース表示することでレンダリング処理を省き、その表示の際にフォントを大きくするという手段で、上記課題を回避することも考えられるが、この場合は、構造化文書中に含まれる文書整形のための情報や、コメント情報あるいはメタ情報など、文書データを選択するという目的からすれば関係の無い情報が多数表示されてしまい、使用者自身が構造化文書データから、それがどのような内容のデータであるかを汲み取らなければならないという課題が新たに生じてしまう。
レンダリング処理を行う際に、要素に重要度を付け重要度の高い要素だけをレンダリングして表示することで無用な情報を省き、データ内容を認識しやすくするという方式(特許文献1乃至3の技術を採用した方式)も考えられるが、レンダリング処理が必要になってしまうというという点では課題が残ってしまう。
また、上記技術では、複数の要素の中から必要な要素を選択し、結果として上手く表示することが可能なケースも存在するが、印刷装置の液晶画面の表示の大きさでは、1つの要素を表示するだけで液晶画面を埋め尽くしてしまい、結果として文字がつぶれて読めなくなってしまうケースがあるという課題が残る。
さらに上記課題を、文字フォントを大きくして液晶画面内でスクロール処理等を行うことにより解決したとしても、要素間の重要度判定によりに選択された要素があまり有意な情報をもっていない、あるいは、その他の文書データと区別できない内容しかなかった場合に、文書データを選択するためのプレビューという本来の意味からすると、選択基準となる内容を表示できていないことになり、課題が残ってしまう。
従って、本発明は上述した課題に鏡みてなされたものであり、その目的は、情報処理装置において、構造化文書を印刷する場合に、文書データを選択するための十分な情報量を容易にプレビュー表示できるようにすることである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる情報処理装置は、テキストコンテンツ情報とタグとを有する構造化文書データを表示部に表示する情報処理装置であって、メモリに記憶されている表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグのリストに基づいて、前記構造化文書データ中のタグが、表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により判定された前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを、前記表示対象のテキストコンテンツ情報と関連付けて保存する保存手段と、前記保存されている表示対象のテキストコンテンツ情報を、前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを参照することなく前記表示部に表示させる表示手段と、ユーザからの第一の操作指示に応じて、前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを参照することにより前記テキストコンテンツ情報の前記表示部における表示の制御を行い、ユーザからの第二の操作指示に応じて、前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを参照することなく前記テキストコンテンツ情報の前記表示部における表示の制御を行う表示制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる情報処理装置において、前記構造化文書データをレンダリングするレンダリング手段と、該レンダリング手段によりレンダリングされた文書データを印刷する印刷手段とをさらに具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる情報処理装置において、前記表示制御手段は、前記テキストンテンツ情報の前記表示部における表示位置を指示する指示手段を備えることを特徴とする。
また、本発明に係わる情報処理装置の表示制御方法は、テキストコンテンツ情報とタグとを有する構造化文書データを表示部に表示する情報処理装置の表示制御方法であって、メモリに記憶されている表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグのリストに基づいて、前記構造化文書データ中のタグが、表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグか否かを判定手段判定する判定工程と、前記判定工程で判定された前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを、前記表示対象のテキストコンテンツ情報と関連付けて保存手段保存する保存工程と、前記保存手段に保存されている表示対象のテキストコンテンツ情報を、前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを参照することなく表示手段前記表示部に表示る表示工程と、ユーザからの第一の操作指示に応じて、前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを参照することにより前記テキストコンテンツ情報の前記表示部における表示の制御を表示制御手段い、ユーザからの第二の操作指示に応じて、前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを参照することなく前記テキストコンテンツ情報の前記表示部における表示の制御を表示制御手段が行う表示制御工程と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に関わるプログラムは、上記の情報処理装置の表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係わる記憶媒体は、上記のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置において、構造化文書を印刷する場合に、文書データを選択するための十分な情報量を容易にプレビュー表示することが可能となる。また、使用者の指示により表示用の要素を選択・移動でき、要素内の文章情報も表示部分を自由に変更できるため、重要度判定結果が使用者の意図にそぐわないケースや、印刷用文書の選択には意味の無い要素が選択されてしまうケースを防ぐことが出来る。
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる印刷装置の処理構造を説明する図である。
CFカードなどに代表される着脱可能な記憶媒体(リムーバブル記憶メディア)101には、印刷に用いるHTMLファイルがあらかじめ幾つか保存されている。本実施形態の印刷装置100は、印刷装置100に挿入されたリムーバブル記憶メディア101に保存されているファイルの中から、HTMLファイル検索部105を通じて適当なHTMLファイルを見つけ出し、ファイル読み出し部106を通じてHTMLファイルの内容を読み出す。読み出すHTMLファイルの指定は、操作キー103によって行われる。操作キー103による操作は、キー操作読み取り部110によってオペレータの指示が読み取られ、指示操作判定部109によってファイル選択と解釈される。そして、ファイル選択の指示がHTMLファイル検索部105に送られることで、オペレータが指示したHTMLファイルが選択される。
HTMLファイルの印刷時には、ファイル読み出し部106によって読み出された内容がHTMLレンダリング部107に送られ、印刷イメージを作成するレンダリング処理が行われる。具体的には、HTML文書中のフォント情報、スタイル情報に基づいて、レンダリング対象のコンテンツ情報に対して、レンダリング処理が実行される。作成されたイメージは、印刷部108の指示によって印刷機構102により印刷される。印刷の指示は、操作キー103によって行われる。HTMLファイルの指定の場合と同様に、操作キー103による操作が、キー操作読み取り部110によって読み取られ、指示操作判定部109によって印刷指示と解釈される。そして、印刷の指示がHTMLレンダリング部107に送られることで、HTMLファイルの印刷処理が開始される。
一方、HTMLファイルのプレビュー時には、ファイル読み出し部106によって読み出された内容はHTML要素解析部111に送られる。HTML要素解析部111によって、コンテンツ情報(内容)を有すると判断された要素から、コンテンツ情報のみが取り出されて一時的に中間バッファ114に整理して保存される。要素内テキストデータ読み出し部112は、操作キー103による指示を受け、RAMなどのメモリからなる中間バッファ114の内容から、プレビュー表示に必要な部分を読み出す。プレビュー用に読み出されたコンテンツ情報は、テキストデータ表示部113によって簡易に整形され、表示装置104によって表示される。
次に、上述した印刷装置100のHTML要素解析部111で行われるHTMLファイルの要素解析処理の詳細を図2のフローチャートを参照して説明する。
HTML要素解析部111では、まずステップS201にて、ファイル読み出し部105からデータを読み出し字句解析を行う。この字句解析では、読み出したデータがHTMLのタグであるか、テキストで記述されたコンテンツ情報であるかの判別を行う。読み出したデータがステップS202にてファイルの終端(EOF)であると判定されるまで以降で説明する要素解析処理を繰り返し行う。
字句解析の結果、読み出したデータがステップS203にてタグであると判断された場合、続けて、そのタグの種類の判断が行われる。HTMLのタグはそれぞれ、あらかじめ図3に示すように分類・定義して印刷装置内のメモリに記憶しておく。そしてその定義に従い、読み出したタグの種類の判定を行う。図3において、(a)は、レンダリング(出力)対象のコンテンツ情報を有する種類のタグのリストであり、(b)は、コンテンツ情報を有さない種類のタグのリストであり、(c)は、コンテンツ情報を有するが、そのコンテンツ情報が出力対象のコンテンツ情報に対するスタイルに関する情報など、レンダリング(出力)対象のコンテンツ情報ではない種類のリストである。ステップS205にて、タグの種類がレンダリング(出力)対象のコンテンツ情報を有するタイプの要素であると判定された場合、ステップS206にて中間バッファ114上に構築するデータ構造内にタグ情報を保存する。
ステップS205にて、タグの種類がコンテンツ情報を有するタイプのものではないと判定された場合、ステップS207にてタグがコンテンツ情報自体に影響を及ぼさないタイプのタグであるかどうかの判定を行う。コンテンツ情報を持たないタグであれば、ステップS208にて、そのタグ自身のデータ分、もしくはそのタグによって囲まれた分のデータを読み飛ばす。ステップS207にて、コンテンツ情報を持たないタグでもないと判定された場合は、コンテンツ情報に対して影響を及ぼさない要素であると判定し、ステップS209でタグのデータ分を無視する。
ステップS203にて、読み出したデータがタグではなく、レンダリングすべきコンテンツ情報であると判断された場合には、ステップS204にて、中間バッファ114上に構築するデータ構造内の現処理中のタグ部分、そのタグに対応するコンテンツ情報として保存する。
実際に、図3に示す定義を用いて、上述したHTML要素解析部111で行われるHTMLファイルの要素解析処理により図4に示すHTMLファイルを処理した場合に、中間バッファ114に保存されるデータ構造を図5に示す。
図4のHTMLファイルの1〜2行目は、ステップS207にて、コンテンツ情報のレンダリングに対して影響を及ぼさない要素であると判定され、読み飛ばされる。3行目は、ステップS207にてコンテンツ情報を持たないタグであると判断され、タグ全体が読み飛ばされる。4行目は、ステップS205にて、コンテンツ情報をもつ要素であると判定され、タグ情報が図5に示すように中間データ構造に保存されるとともに、そのタグによって囲まれるコンテンツ情報がステップS204にて保存される。
6行目は、ステップS205にてコンテンツ情報をもつ要素であると判定され、タグ情報が中間データ構造に保存される。7行目は、ステップS205にてコンテンツ情報をもつ要素であると判定され、タグ情報が中間データ構造に保存されるとともに、そのタグによって囲まれるコンテンツ情報がステップS204にて保存される。
同様にして、8,9行目でもタグ情報が中間データ構造に保存されるが、このタグによって囲まれる10〜13行目では、「<li>」要素がステップS207にてコンテンツ情報に対して影響を及ぼさない要素であると判定されて読み飛ばされるため、10〜13行目に含まれる文書が結合されて1つのコンテンツ情報として、中間データ構造に保存される。
以上のような処理を繰り返すことで、最終的には図5に示す中間データ構造が作成される。
続いて、図5および図6を用いて、操作キー103による指示を受けて要素内テキストデータ読み出し部112がテキストデータ表示部113とともに、プレビュー用画面を作成する手順を説明する。ここで、表示装置104は、固定ピッチのフォントを10×10文字表示する能力を持つものとし、先頭一行目は、「title」タグに含まれるコンテンツ情報を表示するような方式でプレビューするものとする。
初期状態では、要素内テキストデータ読み出し部112は、文章データの読み出しポイントを、「title」要素を除く先頭タグ(この場合、「body」,「h1」タグ)のコンテンツ情報の先頭(この場合、文字「カ」)に位置させる。
この状態で、まず、要素内テキストデータ読み出し部112は、中間データ構造から、「title」タグに含まれる文章情報を最大10文字(プレビュー画面上の1行分)の範囲で取り出す。図5の例の場合、「title」に含まれる文章情報は6文字となるので、そのすべてが取り出され、テキストデータ表示部113によって、表示装置104の1行目に表示される。
次に、要素内テキストデータ読み出し部112は、文章データの読み出しポイント(この場合、「body」,「h1」の文字「カ」)から残りの90文字分のデータを取り出すことを試みる。最初のタグ(「body」,「h1」)から取り出される文章は7文字となるので、まずは、そのすべてが取り出され、テキストデータ表示部113によって、表示装置104の2行目に表示される。ここで、タグごとの表示に改行を入れるとすると、残り80文字分が表示領域として残っているので、続くタグ(「p」,「o1」)からも文章情報を取り出す。以上の処理を繰り返すことで、図6の表示例1に示すようなプレビュー画面が作成される。
プレビュー表示状態で操作キー103による指示を受けると、要素内テキストデータ読み出し部112は、中間データ構造内の文章データ読み出し先頭ポイントを移動させ、テキストデータ表示部113によって再表示を行う。操作キー103の上下ボタンを押下した際には、中間データ構造の表上で取り出すタグの位置を上下させ再表示を行う。操作キー103の左右ボタンを押下した際には、中間データ構造の表上で文章データ読み出しポイントを左右に移動させ再表示を行う。
例えば、表示例1に示すプレビュー状態で、操作キー103の下ボタンを1回押下すると、中間データ構造内の文章データ読み出しタグの位置が1つ下(「p」,「o1」)になり、表示例2に示すプレビュー状態となる。この状態からさらに、操作キー103の右ボタンを23回押下する(連続押しでも良い)と、文章データ読み出しポイントが「に」の位置に移動し、表示例3のプレビュー状態となる。さらに、その状態から操作キー103の下ボタンを2回押下すると、文章データ読み出しタグの位置が2つ下(「h1」)になり、表示例4のプレビュー状態となる。
このプレビュー表示状態で、操作キー103により印刷が指示されると、現在表示中のHTMLファイルがHTMLレンダリング部107に送られ印刷イメージが作成されて、印刷部108の指示によって、印刷機構102により実際に印刷が行われる。
以上のような処理を行うことによって、印刷装置100は負荷の重いレンダリング処理を行わずに簡易にHTMLファイルのプレビュー表示を行うことが可能となる上、上述したような簡易な表示装置しか備えない印刷装置においても、キー操作により表示部分を自由に移動できるために、HTMLファイルの内容を把握し、印刷を行うHTMLファイルを選択することができるようになる。
以上説明したように、CFカード等から構造化文書のデータを読み出し、液晶画面に1つ1つ内容をプレビューしながら印刷する文書を選択するような場合において、構造化文書に含まれた要素の意味にかかわらずあらかじめ定めた方式で整形し、固定フォントで表示することになるため、通常の構造化文書の表示に必要なレンダリング処理やイメージバッファが不要となる。従って、CPUパワーやメモリ量などの資源に制限のあることの多い印刷装置において、非常に素早く簡易に表示処理をこなすことができるようになるという効果がある。また、固定フォントを用いての表示となるため、通常のレンダリングによるプレビュー方式と比べ、文字がつぶれて判読できないような場合も無くなり、表示装置が非常に小さく簡易な場合でも表示できるという効果がある。
また、上記の方式では、単純なソース表示による形態とは異なり、表示用の情報をもつ要素から文章情報だけを取り出して表示するため、使用者が内容を把握する際には意味の無い、整形用の情報や、メタ情報と呼ばれるもの、あるいはスクリプト等の情報を表示してしまうことなく、意味のある情報のみを表示することが出来る。
また、上記の方式では、あらかじめ定めた表示用要素のみを取り出せば良く、また、その表示用要素から実際に表示する要素を選択する際にも、使用者による指示等を用いるため、要素に対する重要度判定を行う必要の無い単純な処理となっている。また、要素を取り出した後の処理も異なり、整形後の物が実際の表示範囲に収まるかどうかを要素の選択基準にフィードバックするような複雑な処理も不要となっている。従って、CPUパワーやメモリ量などの資源に制限のあることの多い印刷装置にとって、より適した処理方式となっている。
一方で、使用者の指示により表示用の要素を選択・移動でき、要素内の文章情報も表示部分を自由に変更できるため、重要度判定結果が使用者の意図にそぐわないケースや、印刷用文書の選択には意味の無い要素が選択されてしまうケースを防ぐことが出来る。
以上のように、上記構成による本方式によって、CPUパワーやメモリ量あるいは表示装置などの資源に制限のあることの多い印刷装置においても、非常に素早く簡易に、しかも印刷用文書を選択する上で意味のあるプレビュー表示を行なうことが可能となる効果がある。もちろん、本実施の形態図6に示した表示例は、パソコンなどの情報処理装置に接続されたディスプレイ上に表示させることも可能である。また、上述した実施の形態はHTMLに関して述べたが、XMLにおいても図3のようなXMLに対応した定義をおこなうことによって実施可能である。
(他の実施形態)
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の一実施形態に係わる印刷装置の機能的構成を示すブロック図である。 HTMLファイルの解析を行う動作を示すフローチャートである。 HTML要素を分類・定義した例を示す図である。 解析を行うHTMLファイルの例を示す図である。 本発明の一実施形態において作成される中間データ構造の例を示す図である。 プレビュー表示の例を示す図である。
符号の説明
100 印刷装置
101 リムーバブル記憶メディア
102 印刷機構
103 操作キー
104 表示装置
105 HTMLファイル検索部
106 ファイル読み出し部
107 HTMLレンダリング部
108 印刷部
109 指示操作判定部
110 キー操作読み取り部
111 HTML要素解析部
112 要素内テキストデータ読み出し部
113 テキストデータ表示部
114 中間バッファ

Claims (6)

  1. テキストコンテンツ情報とタグとを有する構造化文書データを表示部に表示する情報処理装置であって、
    メモリに記憶されている表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグのリストに基づいて、前記構造化文書データ中のタグが、表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを、前記表示対象のテキストコンテンツ情報と関連付けて保存する保存手段と、
    前記保存されている表示対象のテキストコンテンツ情報を、前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを参照することなく前記表示部に表示させる表示手段と、
    ユーザからの第一の操作指示に応じて、前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを参照することにより前記テキストコンテンツ情報の前記表示部における表示の制御を行い、ユーザからの第二の操作指示に応じて、前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを参照することなく前記テキストコンテンツ情報の前記表示部における表示の制御を行う表示制御手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記構造化文書データをレンダリングするレンダリング手段と、該レンダリング手段によりレンダリングされた文書データを印刷する印刷手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記テキストンテンツ情報の前記表示部における表示位置を指示する指示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. テキストコンテンツ情報とタグとを有する構造化文書データを表示部に表示する情報処理装置の表示制御方法であって、
    メモリに記憶されている表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグのリストに基づいて、前記構造化文書データ中のタグが、表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグか否かを判定手段判定する判定工程と、
    前記判定工程で判定された前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを、前記表示対象のテキストコンテンツ情報と関連付けて保存手段保存する保存工程と、
    前記保存手段に保存されている表示対象のテキストコンテンツ情報を、前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを参照することなく表示手段前記表示部に表示る表示工程と、
    ユーザからの第一の操作指示に応じて、前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを参照することにより前記テキストコンテンツ情報の前記表示部における表示の制御を表示制御手段い、ユーザからの第二の操作指示に応じて、前記表示対象のテキストコンテンツ情報を示すタグを参照することなく前記テキストコンテンツ情報の前記表示部における表示の制御を表示制御手段が行う表示制御工程と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置の表示制御方法。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置の表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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