JP4520955B2 - 電子文書交換システムおよびこれに用いるシステムサーバ - Google Patents

電子文書交換システムおよびこれに用いるシステムサーバ Download PDF

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本発明は、インターネットを介して電子文書を送受信するに際し、電子文書に対しXML署名及びタイムスタンプを付与可能な電子文書交換システム及びこれに用いるシステムサーバに関する。
近年、インターネットを介して電子文書の送受信が行われている。特に、電子商取引や電子公証、電子申請などを行う場合には、やり取りされる電子文書が、誰により、いつ作成されたものかを証明することが必要とされている。
従来、インターネット間でやり取りされる電子文書において、誰がいつ作成したのかを保証するものとして、例えば、特許文献1に記載のタイムスタンプ付与機能をもつXML署名生成システムがある。
このシステムにおいては、電子文書の一部分あるいは全部に対してXML署名を生成し、この生成されたXML署名の<SignatureValue>タグを対象としてハッシュ値を計算し、このハッシュ値をタイムスタンププロバイダに送信する。その後、タイムスタンププロバイダ(タイムスタンプ発行機関)からこのハッシュ値を対象として生成されたタイムスタンプを受信し、この受信したタイムスタンプをXML署名の<SignatureProperty>タグの中に付与するとしている。
ところで、電子文書を作成するツールとして、現在、電子メールソフトすなわち、Outlook Express、Netscape Messenger等のメーラーや携帯電話機のメーラーが広く使用されている。このようなメーラーは簡易に電子文書を作成
することが出来るので、このメーラーによりメールを作成し、そのメールが誰によりいつ作成されたのかの記録が残れば、電子商取引や電子申請などを行うに際し非常に便利である。
確かに、このメーラーを使用して作成したメールのやり取りにおいても、送受信者、送受信日時の記録は残る。しかしながら、この送受信日時は、メールサーバが有する時計により記録されたものであり、タイムスタンプ発行機関などの保証された第三者機関により記録されたものではないので信頼性に欠ける。
一方、上記特許文献1に記載のXML署名生成システムにおいては、タイムスタンプ発行機関が発行したタイムスタンプを電子文書に対し付与するとしているので、送受信日時の信頼性は確保されるが、電子文書はメーラーにより作成するものではなく、利用者にとっては使い勝手が悪かった。
特開2004−260664号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、メーラーで作成された電子文書を送信するに際し、その電子文書にXML署名及びタイムスタンプを付与可能な電子文書交換システム及びこれに用いるシステムサーバを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、送信者端末と受信者端末との間でやり取りされる電子文書に対しXML署名とタイムスタンプとを付与するシステムサーバと、データベースサーバと、を備えた電子文書交換システムであって、上記電子文書は、上記送信者端末においてメーラーを用いて作成されるとともに、インターネットを介して上記送信者端末からメールサーバに送信されるものであり、上記メールサーバは、上記送信者端末から送信された電子文書を上記システムサーバに送信し、上記データベースサーバは、上記送信者端末を特定する送信者IDと上記受信者端末を特定する受信者IDとを予め登録し、上記タイムスタンプは、上記インターネットに接続されたタイムスタンプサーバより上記システムサーバに対し送付されるものであり、上記システムサーバは、上記送信者端末から送信された電子文書をXMLデータに変換するXML変換部と、上記XML変換部により変換された電子文書を保存するXMLファイルと、上記送信者端末から送信された電子文書を基にしてダイジェスト値を算出するダイジェスト値算出部と、を有するとともに、上記システムサーバは、上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第1のダイジェスト値を算出し、この算出した第1のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、上記第1のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第1のタイムスタンプを受信するとともに、この第1のタイムスタンプを上記XML変換部によりXMLデータに変換して上記XMLファイルに保存し、上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第2のダイジェスト値を算出し、この算出した第2のダイジェスト値を対象としてXML署名を生成するとともに、この生成されたXML署名を上記XMLファイルに保存するとともに、上記タイムスタンプの付与された電子文書を上記受信者端末に対し提供可能にしたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明は、送信者端末と受信者端末との間でやり取りされる電子文書に対しXML署名とタイムスタンプとを付与するシステムサーバと、データベースサーバと、を備えた電子文書交換システムであって、上記電子文書は、上記送信者端末においてメーラーを用いて作成されるとともに、インターネットを介して上記送信者端末からメールサーバに送信されるものであり、上記メールサーバは、上記送信者端末から送信された電子文書を上記システムサーバに送信し、上記データベースサーバは、上記送信者端末を特定する送信者IDと上記受信者端末を特定する受信者IDとを予め登録し、上記タイムスタンプは、上記インターネットに接続されたタイムスタンプサーバより上記システムサーバに対し送付されるものであり、上記システムサーバは、上記送信者端末と上記受信者端末との間の送受信の履歴を記録するログファイルと、上記送信者端末から送信された電子文書をXMLデータに変換するXML変換部と、上記XML変換部により変換された電子文書を保存するXMLファイルと、上記送信者端末から送信された電子文書を基にしてダイジェスト値を算出するダイジェスト値算出部と、を有するとともに、上記システムサーバは、第1の保存処理と第2の保存処理とをするものであり、上記第1の保存処理は、上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第1のダイジェスト値を算出し、この算出した第1のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、上記第1のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第1のタイムスタンプを受信するとともに、この第1のタイムスタンプを上記XML変換部によりXMLデータに変換して上記XMLファイルに保存し、上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第2のダイジェスト値を算出し、この算出した第2のダイジェスト値を対象として第1のXML署名を生成するとともに、この生成された第1のXML署名を上記XMLファイルに保存するものであり、上記第2の保存処理は、上記受信した電子文書を基に、この電子文書を上記システムサーバが受信した時刻情報と、この電子文書を特定するためのメッセージIDと、上記送信者IDと、上記受信者IDと、を取得し、この取得した上記時刻情報、上記メッセージID、上記送信者ID及び上記受信者IDを、上記XML変換部によりXMLデータに変換するとともに、このXMLデータから上記ダイジェスト値算出部により第3のダイジェスト値を算出し、この算出した第3のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、上記第3のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第2のタイムスタンプを受信するとともに、この第2のタイムスタンプをXMLデータに変換して上記ログファイルに保存し、上記メッセージID、上記送信者ID、上記受信者ID及び上記システムサーバが受信した時刻情報をXMLデータに変換したものから上記ダイジェスト値算出部により第4のダイジェスト値を算出し、この算出した第4のダイジェスト値を対象として第2のXML署名を生成するとともに、この生成された第2のXML署名を上記ログファイルに保存するとともに、上記タイムスタンプの付与された電子文書を上記受信者端末に対し提供可能にしたことを特徴とする。
また、上記システムサーバは、更に、上記受信者端末からの受信メッセージ表示要求信号を受けるとともに、このメッセージ表示要求信号を基に、上記受信者ID、上記メッセージID、上記システムサーバが上記メッセージ表示要求信号を受信した日時情報を取得し、この取得した上記受信者ID、上記メッセージID、上記日時情報を、上記XML変換部により、XMLデータに変換するとともに、このXMLデータから上記ダイジェスト値算出部により第5のダイジェスト値を算出し、この算出した第5のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、上記第3のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第3のタイムスタンプを受信するとともに、この第3のタイムスタンプをXMLデータに変換して上記ログファイルに保存し、上記メッセージID、上記受信者ID及び上記システムサーバが上記メッセージ表示要求信号を受信した日時情報をXMLデータに変換したものから上記ダイジェスト値算出部により第6のダイジェスト値を算出し、この算出した第6のダイジェスト値を対象として第3のXML署名を生成するとともに、この生成された第3のXML署名を上記ログファイルに保存するようにしてもよい。
また、上記送信者端末と上記受信者端末との少なくとも一方は、携帯電話機であってもよい。
また、上記送信者端末と上記受信者端末との間で送受信される電子文書には、SSLによる暗号化が施されていてもよい。
上記目的を達成するために、本発明は、送信者端末と受信者端末との間でやり取りされる電子文書に対しXML署名とタイムスタンプとを付与するとともに、上記XML署名及び上記タイムスタンプに関する情報をデータベースサーバに登録する電子文書交換システムに用いるシステムサーバであって、上記電子文書は、上記送信者端末においてメーラーを用いて作成されるとともに、インターネットを介して上記送信者端末からメールサーバに送信されるものであり、上記メールサーバは、上記送信者端末から送信された電子文書を上記システムサーバに送信し、上記データベースサーバは、上記送信者端末を特定する送信者IDと上記受信者端末を特定する受信者IDとを予め登録し、上記タイムスタンプは、上記インターネットに接続されたタイムスタンプサーバより上記システムサーバに対し送付されるものであり、上記システムサーバは、上記送信者端末から送信された電子文書をXMLデータに変換するXML変換部と、上記XML変換部により変換された電子文書を保存するXMLファイルと、上記送信者端末から送信された電子文書を基にしてダイジェスト値を算出するダイジェスト値算出部と、を有するとともに、上記システムサーバは、上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第1のダイジェスト値を算出し、この算出した第1のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、上記第1のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第1のタイムスタンプを受信するとともに、この第1のタイムスタンプを上記XML変換部によりXMLデータに変換して上記XMLファイルに保存し、上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第2のダイジェスト値を算出し、この算出した第2のダイジェスト値を対象としてXML署名を生成するとともに、この生成されたXML署名を上記XMLファイルに保存するとともに、上記タイムスタンプの付与された電子文書を上記受信者端末に対し提供可能にしたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明は、送信者端末と受信者端末との間でやり取りされる電子文書に対しXML署名とタイムスタンプとを付与するとともに、上記XML署名及び上記タイムスタンプに関する情報をデータベースサーバに登録する電子文書交換システムに用いるシステムサーバであって、上記電子文書は、上記送信者端末においてメーラーを用いて作成されるとともに、インターネットを介して上記送信者端末からメールサーバに送信されるものであり、上記メールサーバは、上記送信者端末から送信された電子文書を上記システムサーバに送信し、上記データベースサーバは、上記送信者端末を特定する送信者IDと上記受信者端末を特定する受信者IDとを予め登録し、上記タイムスタンプは、上記インターネットに接続されたタイムスタンプサーバより上記システムサーバに対し送付されるものであり、上記システムサーバは、上記送信者端末と上記受信者端末との間の送受信の履歴を記録するログファイルと、上記送信者端末から送信された電子文書をXMLデータに変換するXML変換部と、上記XML変換部により変換された電子文書を保存するXMLファイルと、上記送信者端末から送信された電子文書を基にしてダイジェスト値を算出するダイジェスト値算出部と、を有するとともに、上記システムサーバは、第1の保存処理と第2の保存処理とをするものであり、上記第1の保存処理は、上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第1のダイジェスト値を算出し、この算出した第1のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、上記第1のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第1のタイムスタンプを受信するとともに、この第1のタイムスタンプを上記XML変換部によりXMLデータに変換して上記XMLファイルに保存し、上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第2のダイジェスト値を算出し、この算出した第2のダイジェスト値を対象として第1のXML署名を生成するとともに、この生成された第1のXML署名を上記XMLファイルに保存するものであり、上記第2の保存処理は、上記受信した電子文書を基に、この電子文書を上記システムサーバが受信した時刻情報と、この電子文書を特定するためのメッセージIDと、上記送信者IDと、上記受信者IDと、を取得し、この取得した上記時刻情報、上記メッセージID、上記送信者ID及び上記受信者IDを、上記XML変換部によりXMLデータに変換するとともに、このXMLデータから上記ダイジェスト値算出部により第3のダイジェスト値を算出し、この算出した第3のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、上記第3のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第2のタイムスタンプを受信するとともに、この第2のタイムスタンプをXMLデータに変換して上記ログファイルに保存し、上記メッセージID、上記送信者ID、上記受信者ID及び上記システムサーバが受信した時刻情報をXMLデータに変換したものから上記ダイジェスト値算出部により第4のダイジェスト値を算出し、この算出した第4のダイジェスト値を対象として第2のXML署名を生成するとともに、この生成された第2のXML署名を上記ログファイルに保存するとともに、上記タイムスタンプの付与された電子文書を上記受信者端末に対し提供可能にしたことを特徴とする。
また、上記システムサーバは、更に、上記受信者端末からの受信メッセージ表示要求信号を受けるとともに、このメッセージ表示要求信号を基に、上記受信者ID、上記メッセージID、上記システムサーバが上記メッセージ表示要求信号を受信した日時情報を取得し、この取得した上記受信者ID、上記メッセージID、上記日時情報を、上記XML変換部により、XMLデータに変換するとともに、このXMLデータから上記ダイジェスト値算出部により第5のダイジェスト値を算出し、この算出した第5のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、上記第3のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第3のタイムスタンプを受信するとともに、この第3のタイムスタンプをXMLデータに変換して上記ログファイルに保存し、上記メッセージID、上記受信者ID及び上記システムサーバが上記メッセージ表示要求信号を受信した日時情報をXMLデータに変換したものから上記ダイジェスト値算出部により第6のダイジェスト値を算出し、この算出した第6のダイジェスト値を対象として第3のXML署名を生成するとともに、この生成された第3のXML署名を上記ログファイルに保存するようにしてもよい。
また、上記送信者端末と上記受信者端末との少なくとも一方は、携帯電話機であってもよい。
また、上記送信者端末と上記受信者端末との間で送受信される電子文書には、SSLによる暗号化が施されていてもよい。
以上説明したように本発明によれば、メーラーで作成された電子文書を送信するに際し、その電子文書にXML署名及びタイムスタンプを付与可能とした。これにより、電子文書を簡易に作成できるので使用者にとって使い勝手がよく、更に、その電子文書がいつ誰により作成されたかの信頼性、信憑性を確保できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明を適用したメッセージ送受信システムの全体構成図であり、このシステムは、システムサーバ1と、データベースサーバ2、メールサーバ3、タイムスタンプサーバ4とからなり、クライアントAの端末5(以下「送信者端末5」と言う)とクライアントBの端末6(以下「受信者端末6」と言う)とがインターネット7を介して接続されている。以下、本実施形態では、クライアントAからメッセージを送信し、クライアントBがそのメッセージを受信する場合について説明する。
システムサーバ1は、送受信部11、XML変換部12、ダイジェスト値算出部13、Webページ作成部14、XMLファイル15、ログファイル16からなる。
送受信部11は、メールサーバ3から送信されるメッセージを受信する機能を有し、タイムスタンプサーバ4、データベースサーバ2、送信者端末5及び受信者端末6とデータの送受信が可能に構成されている。
XML変換部12は、送信者端末5から送信されたメッセージを含むデータをXML(extensible markup language)形式のデータ(以下「XMLデータ」と言う)に変換する処理、タイムスタンプサーバ4から送信されたタイムスタンプをXMLデータに変換する処理、後述するログファイル16に保存するデータをXMLデータに変換する処理、メッセージにXML署名を付する処理などを行うように構成されている。
ダイジェスト値算出部13は、上記XML変換部12によりXMLデータに変換されたメッセージの一部からダイジェスト値(ハッシュ値)を算出する処理、上記XML変換部12においてログファイル16に保存するものとしてXMLデータに変換されたデータからダイジェスト値を算出する処理などを行うよう構成されている。
Webページ作成部14は、XML変換部12によりXMLデータに変換されたメッセージから、送信者端末5及び受信者端末6に提供される送信済みメッセージ一覧画面600、受信メッセージ一覧画面800及びメッセージ表示画面900等のWebページを作成するよう構成されている。なお、XMLデータに変換されたメッセージを更にHTML形式のデータに変換してWebページを作成するようにしてもよい。
XMLファイル15は、XML変換部12により変換された上記XMLデータ、例えば、メッセージ、タイムスタンプ、ダイジェスト値及びXML署名を保存するように構成されている。
ログファイル16は、送信者端末5と受信者端末6との間で送受信された履歴を記録するものである。システムサーバ1が受信したメッセージを基に、このメッセージを受信した時刻情報と、このメッセージを特定するためのメッセージIDと、上記送信者IDと、上記受信者IDが、上記XML変換部12によりXMLデータに変換された後、このログファイル16に保存されるように構成されている。図3には、ログファイル16の構成概念図が示されており、1行目から順に上から説明すると、1:文書交換ログ、2:ログ認証情報、3:タイムスタンプ情報、4:タイムスタンプトークン(発行した場合/Base64エンコード)、5:電子署名、6:電子署名(発行した数分追加)・電子署名を識別するID(ユーザIDまたはサーバID)、7:署名情報、8:正規化メソッド・正規化メソッドを指定(minimal)、9:署名のメソッド・署名のメソッドを指定(RSA−SHA1)、10:署名対象(今回のシステムでは1つのみ)・署名対象URI(♯exchange_log_event)・署名対象を識別するID、11:ダイジェストメソッド・ダイジェストメソッドを指定(SHA−1)、12:ダイジェスト値、13:署名値(Base64エンコード)、14:鍵情報、15:文書交換ログイベント・ログ出力時刻・イベント種別、16:イベント発生時刻、17:送信者・送信者ID、18:受信者・受信者ID、19:メッセージ・メッセージIDである。
データベースサーバ2は、主に、このシステムのクラインアントに関するデータと、システムサーバ1から送信されたデータとを格納するデータベース21を有し、このデータベース21は、図2に示すように、メッセージテーブル21A、メッセージ管理テーブル21Bからなる。
メッセージテーブル21Aには、メッセージID、送信者ID、メッセージファイル保存パス、件名及び送信日時が保存されるように構成されている。メッセージIDは、送信された各メッセージに対して付される識別情報であり、各メッセージには固有のメッセージIDが付されるように構成されている。送信者IDは、メッセージを誰が送信したかを識別する情報である。このシステムを利用するにはこのIDの登録が必要であり、このIDは、例えば、データベース21に予め登録されており、本実施形態における送信者IDはクライアントAのIDである。また、メッセージファイル保存パスは、上記XMLファイル15内に保存されているメッセージを特定する情報である。件名は、メッセージを作成する際に送信者により記載された件名を示す情報であり、送信日時は、システムサーバ1の有する時計により判断されたメッセージの送受信日時情報である。
メッセージ管理テーブル21Bには、メッセージID、受信者ID、開封通知フラグ、開封日時が登録されている。メッセージIDは上記メッセージテーブル21Aに保存されたメッセージIDに対応するものであり、受信者IDは、メッセージを誰に対して送信したかを識別する情報である。このシステムを利用するにはこのIDの登録が必要であり、このIDは、例えば、データベース21に予め登録されており、本実施形態における受信者IDはクライアントBのIDである。開封通知フラグは、送信者が送信したメッセージを受信者が開封したか否かを確認したい場合に記録されるものである。また、開封日時は、受信者において送信されたメッセージを開封した場合に記録されるものであり、本実施形態においては、クライアントAから送信されたメッセージをクライアントBが受信し開封した場合に、その開封日時が記録されるように構成されている。
また、メッセージテーブル21A、メッセージ管理テーブル21Bへの記録、管理は、データベースサーバ2が有するDBMS(Database Management System)により実現可能である。本実施形態において、クライアントAのIDを送信者ID、クライアントBのIDを受信者IDとして説明したが、説明の便宜上、送信者が有するIDを送信者IDとし、受信者が有するIDを受信者IDとしたものであり、いずれも本システムを利用する者のIDとして予めデータベース21に登録されたものである。なお、これらメッセージテーブル21A、メッセージ管理テーブル21Bは、本システムを利用するクライアント固有のものとして、各クライアントに対応してデータベース21に格納されている。
メールサーバ3は、送受信部31と宛先変換部32とからなる。クライアントAがメーラーでメッセージを作成し、図示しないクライアントAのプロバイダのメールサーバに対しそのメッセージを送信すると、そのメッセージはこのメールサーバからメールサーバ3に送信され、送受信部31はそのメッセージを受信する。更に、送受信部31は、このメッセージをシステムサーバ1に送信するよう機能する。また、宛先変換部32は、送信者端末5から送信されたメッセージを受信者端末6が受信し得るように宛先を変換する機能を有している。詳細は後述する。
また、メールサーバ3に、「SMTP over SSL」、「POP over SSL」などの機能を有するようにしておけば、送信者端末5から送信されるメッセージはSSLによって暗号化され、システムサーバ1に対してもSSLによって暗号化されたメッセージを送信し得るので、盗聴や改ざん、なりすまし等を防止できるので好適である。
なお、本実施形態においては、システムサーバ1、データベースサーバ2及びメールサーバ3がインターネット7を介して接続されるように構成しているが、インターネット7に接続されている必要はなく、相互にデータの送受信が可能に構成されていればよい。また、システムサーバ1、データベースサーバ2及びメールサーバ3は、それぞれ独立した構成としているが、これら全ての機能を備えた1のサーバにより構成されていてもよい。
タイムスタンプサーバ4は、時刻配信業務認定事業者(TA)や時刻認証業務認定事業者(TSA)が所有するサーバであり、例えば、アマノタイムスタンプサービス3161(商品名)などがある。このタイムスタンプサーバ4は、上記ダイジェスト値算出部13で算出したダイジェスト値がシステムサーバ1から送信されこれを受信すると、このダイジェスト値を対象として、信頼のおける確定日時を付与し、改ざん検知を可能とするよう構成されている。
送信者端末5及び受信者端末6は、このシステムを利用可能なクライアントが操作する端末であり、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話機などにより構成されている。また、送信者端末5及び受信者端末6には、Webページ閲覧ソフト、例えば、Internet Exproler等がインストールされており、Webページが閲覧可能に構成されている。また、本発明のメッセージ送受信システム1においては、送信者端末5においてメーラーで作成したメッセージを受信者端末6に送信するので、送信者端末5には、電子メールソフト、例えば、Outlook Express、Netscape Messenger等のメーラーや携帯電話機のメーラーを備えている必要がある。
なお、本実施形態においては、送信者端末5、受信者端末6として説明しているが、これら端末はそれぞれ送信用、受信用という特別な機能を有する端末を意味するものではなく、説明の便宜上、メッセージを送信する側の端末を送信者端末とし、このメッセージを受信する側の端末を受信者端末としたものである。
また、本実施形態においては、端末を送信者端末5、受信者端末6と2台の構成となっているが、2台以上の複数端末により本システムが構成されていてもよい。
次に、本システムの動作について、図4〜図9を参照して、送信者端末5のメッセージ送信動作と、受信者端末6のメッセージ受信動作とに分けて以下に説明する。図4はメッセージ送信時のフロー図、図5はメッセージ送信時のメッセージ作成画面を示す図、図6は送信済みリストの表示画面を示す図、図7はメッセージ受信時のフロー図、図8は受信メッセージ一覧画面を示す図、図9はメッセージ表示画面を示す図である。
<メッセージ送信動作>
まず、クライアントAは、メーラーを起動し、送信者端末5の画面上にメッセージ作成画面500を表示し、メッセージの作成、宛先の指定をした後、図示しない送受信ボタンをクリックする。すると、このメッセージは、インターネット7を介して図示しないクライアントAのプロバイダのメールサーバに対し送信されるとともに、このメッセージをこのメールサーバが受信し、受信したメッセージをメールサーバ3に送信し、メールサーバ3の送受信部31においてこのメッセージは受信される(ステップ401)。メールサーバ3は、このメッセージを受信するとともに、宛先を変換した後(ステップ402)、システムサーバ1にメッセージを送信する(ステップ403)。
このメッセージ作成画面500は、図5(a)、(b)に示すように、送信者欄501、宛先欄502、CC(Carbon Copy)503、件名欄504、添付資料505及びメッセージ記入欄506などからなり、この図5はOutlook Expressのメッセージ作成画面を概略的に示したものである。
また、メッセージ作成画面500における宛先欄502の記入法として、例えば、図5(a)及び(b)に示す2つのパターンがあり、また、メールサーバ3における宛先の変換の仕方も以下のように2パターンある。このように宛先を変換するのは、送信者端末5からメッセージがシステムサーバ1に直接送信されるわけではなく、メールサーバ3を介してシステムサーバ1に送信されるからである。なお、以下において、システムサーバ1の「未来太郎」の宛先として「taro@ftl.co.jp」としている。
1のパターンについて図5(a)を参照して説明する。図5(a)は、メッセージ送受信システム1の利用者全員に対し、固有のメールアドレスが発行されている場合における宛先欄502の記入例を示している。例えば、「未来太郎」に対し「taro@exchange.ftl.co.jp」が固有のメールアドレスとして発行されており、「exchange.ftl.co.jp」というドメインのメールは、メールサーバ3が受信するように構成されているとともに、「ftl.co.jp」というドメインのメールはシステムサーバ1が受信するように構成されている。メールサーバ3は、送信者端末5からメッセージを受信すると、そのメッセージの宛先を「taro@ftl.co.jp」に変換してシステムサーバ1に対してメッセージを送信する。
他のパターンについて図5(b)を参照して説明する。図5(b)は、宛先を一意に決められている場合の宛先欄502の記入例を示している。例えば、宛先欄502に入力するのは、「exchange@ftl.co.jp」と決めておき、この宛先のメッセージはメールサーバ3に送信されるとともに、メールサーバ3はこのメッセージを受信し得るように構成しておく。メールサーバ3は、このメッセージを受信すると、メッセージ記入欄506をサーチし、システムサーバ1における「未来太郎」の宛先を取得する。この方法として、ここでは、図5(b)の点線に囲まれた506Aのような入力をメッセージ記入欄506にすることにより、この宛先を取得する。すなわち、文字列「EX_TO」を宛先の指定のための識別子としてメールサーバ3に予め設定しておくとともに、この「EX_TO」の「:」の後に入力された文字列(ここでは「taro」)を宛先として予め設定しておく。すると、メールサーバ3は送信者端末5から受信したメッセージ本文、すなわち、メッセージ記入欄506内にインプットされたメッセージから、文字列「EX_TO」を探し、この「EX_TO」に続く「:」の後に入力された文字列「taro」を宛先として認識し、メッセージの宛先を「taro@ftl.co.jp」に変換してシステムサーバ1に送信する。
なお、この図5(b)の場合においては、上記した宛先の認識法と同様の方法を採用すれば、電子署名の発行の選択が可能となる。例えば、メッセージの送信者において電子署名の発行を依頼する場合には、メッセージ記入欄506内に「SIGNATURE」という文字列を入力してメールサーバ3を介してシステムサーバ1に送信する(点線に囲まれた506B)。すると、システムサーバ1は、メッセージ記入欄506内にインプットされたメッセージから、文字列「SIGNATURE」の有無を調べ、「SIGNATURE」という文字列が有る場合には、電子署名を発行し、無い場合には電子署名を発行しないように構成する。このように構成すれば、送信者において電子署名の発行の有無を選択可能となる。その他にも、Outlook Expressのデジタル署名機能を利用して電子署名を発行するようにしてもよい。
このようにして、メールサーバ3により宛先が変換されたメッセージがシステムサーバ1に送信されると、システムサーバ1はそのメッセージがデータベース2内に予め登録された者によるものかを送信者IDにより調べる。そして、登録された者である場合にはそのメッセージを受信し(ステップ404のY)、そのメッセージをXMLデータに変換し(ステップ405)、更にこのXMLデータからダイジェスト値を算出する(ステップ406)。一方、登録された者によるメッセージでない場合には、そのメッセージは受信せず、登録された者によるメッセージが送信されるまで待機する(ステップ404のN)。
更に、システムサーバ1は、ダイジェスト値を算出後、タイムスタンプサーバ4に対しタイムスタンプの発行要求信号を送信し(ステップ407)、この送信された信号をタイムスタンプサーバ4は受信するとともに、メッセージに対して付与するためのタイムスタンプを発行し、システムサーバ1に送信する(ステップ408)。そして、このタイムスタンプを受信したシステムサーバ1はデータベースサーバ2に対しメッセージ保存要求信号を送信し(ステップ409)、データベースサーバ2はメッセージの情報を登録する(ステップ410)。
ここで、このタイムスタンプサーバ4に対するタイムスタンプの発行要求処理は次のようにして行われる。まず、システムサーバ1は受信したメッセージをXML変換部12により、XMLデータに変換し、次にこのXMLデータに変換されたデータのうちの一部、すなわち、メッセージの本文、送信者情報(送信者ID)、受信者情報(受信者ID)及びシステムサーバ1がメッセージを受信した時刻情報等からダイジェスト値算出部13がダイジェスト値(第1のダイジェスト値)を計算する。そして、この計算により算出されたダイジェスト値をシステムサーバ1がタイムスタンプサーバ4に送信し、この送信されたダイジェスト値がタイムスタンプ発行要求信号として機能することになる。
また、上記のようにしてメッセージを含むデータは、XMLデータに変換されてXMLファイル15に保存されるが、データベースサーバ2、具体的には、メッセージテーブル21Aには、このメッセージID、送信者ID、XMLファイル15のメッセージの保存パスに関する情報、件名及びシステムサーバ1が有する時計により付与された送信日時に関する情報が記録される。他方、メッセージ管理テーブル21Bには、メッセージID、受信者IDが記録され、受信者によりメッセージが開封された場合には開封通知フラグが立てられる。
次に、システムサーバ1はメッセージに対して電子署名を発行するとともに(ステップ411)、ログファイル16にメッセージの送受信履歴を記録する(ステップ412)。
この電子署名は、メッセージの本文、送信者情報(送信者ID)、受信者情報(受信者ID)及びシステムサーバ1がメッセージを受信した時刻情報等から上記ダイジェスト値算出部13により算出されたダイジェスト値(第2のダイジェスト値)を対象として発行される。
更に、システムサーバ1は、タイムスタンプサーバ4に対し、ログファイルのためのタイムスタンプの発行要求をし(ステップ413)、この発行要求信号を受信したタイムスタンプサーバ4はログファイル16に対しタイムスタンプを発行してシステムサーバ1に送信するとともに(ステップ414)、システムサーバ1はログファイル16に対し電子署名を発行する(ステップ415)。
ここで、ログファイル16に対するタイムスタンプの発行及び電子署名の発行処理は次のようにして行われる。
まず、上記受信したメッセージを基に、このメッセージを上記システムサーバ1が受信した時刻情報と、このメッセージのメッセージIDと、上記送信者IDと、上記受信者IDと、を取得し、この取得した上記時刻情報、上記メッセージID、上記送信者ID及び上記受信者IDを、上記XML変換部12によりXMLデータに変換するとともに、このXMLデータからダイジェスト値(第3のダイジェスト値)を算出する。この算出したダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバ4に送信し、この送信されたダイジェスト値をタイムスタンプサーバ4が受信するとともに、このダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバ4がタイムスタンプ(第2のタイムスタンプ)を付与して、システムサーバ1に対し送信する。すると、システムサーバ1は、このタイムスタンプをXML変換部12によりXMLデータに変換して上記ログファイル16に保存する。次に、上記と同様のデータ、すなわち、取得した上記時刻情報、上記メッセージID、上記送信者ID及び上記受信者IDをXMLデータに変換したものから、上記ダイジェスト値算出部13によりダイジェスト値(第4のダイジェスト値)を算出するとともに、この算出したダイジェスト値を対象として電子署名(第2のXML署名)を生成し、この生成された電子署名を上記ログファイル16に保存する。
このようにしてメッセージ送信処理が行われると、送信済みメッセージ情報として、ログファイル16、データベース21等に記録され、他方、メッセージの送信者であるクライアントAに対しては、システムサーバ1より送信済みメッセージ一覧が提供され、メッセージの宛先、件名、送信日時等が閲覧可能となっている。
例えば、クライアントAの送信者端末5においてブラウザを起動し、システムサーバ1が提供するWebページにアクセスするとともに、送信者IDとパスワードを入力し、図6に示す送信済みメッセージ一覧画面600を表示させる。この送信済みメッセージ一覧画面600は、宛先欄601、件名欄602、送信日時欄603から構成されており、上記メッセージ作成画面500において宛先欄502にインプットされた情報がこの宛先欄601に、件名欄504にインプットされた情報がこの件名欄602に、システムサーバ1がメッセージを受信した時刻情報がこの送信日時欄603にそれぞれ反映されるように構成されている。また、この送信済みメッセージ一覧画面600には、タイムスタンプ発行済みアイコン604、電子署名発行済みアイコン605が表示されるように構成されている。なお、タイムスタンプ発行済みアイコン604をクリックすると、タイムスタンプサーバ4により発行された時刻情報が表示されるようにするとよい。
このように、送信者がメーラーで作成したメッセージに対しタイムスタンプ及びXML署名の発行を要求できるので、送信者によっては、使い勝手がよい。また、メッセージ送信の際に、メッセージのためのタイムスタンプ及び電子署名と、ダイジェスト値を対象として付与するように構成している。これにより、例えば、タイムスタンプあるいは電子署名が付与された後に改ざんなどが行われた場合には、このダイジェスト値が改ざん前と改ざん後で変化することになるので、改ざんの検知が容易となる一方、ダイジェスト値に変化がなければ、改ざんが行われていないことを客観的に証明することができる。
更に、メッセージ送信の際に、ログファイル16にも、タイムスタンプ及び電子署名とをダイジェスト値を対象として付与するようにした。これにより、改ざんの検知が容易となり、ログファイル16の信頼性の向上を図れる。
<メッセージ受信動作>
次にメッセージ受信動作について図7〜図9を参照して説明する。
まず、クライアントBの受信者端末6から受信者IDとパスワードを入力して、システムサーバ1が送信する受信メッセージ一覧画面800を、受信者端末6の画面上に表示し(ステップ701)、この受信メッセージ一覧画面800に表示された一覧から表示したいメッセージを選択する。
例えば、図8に示すように、この受信メッセージ一覧画面800は、開封未開欄801、送信者欄802、件名欄803、受信日時欄804から構成されている。開封未開欄801はクライアントBが既にメッセージを開封したか否かを表示するものであり、開封した場合には開封マーク801Aが表示され、未開封の場合には未開封マーク801Bが表示される。また、この開封マーク801A、未開封マーク801Bをクリックするとメッセージの内容が表示されるようになっている。送信者欄802にはメッセージを作成し送信した送信者の送信者IDが表示され、件名欄803にはメッセージ作成画面500にインプットされた件名が表示され、受信日時欄804には、システムサーバ1がメッセージを受信した時刻情報が表示される。なお、件名欄803をクリックするとメッセージ内容が表示されるように構成してもよい。
また、この受信メッセージ一覧画面800には、タイムスタンプ発行済みアイコン805、電子署名発行済みアイコン806が表示されるように構成されている。なお、タイムスタンプ発行済みアイコン805をクリックすると、タイムスタンプサーバ4により発行された時刻情報が表示されるようにするとよい。なお、受信メッセージ一覧画面800の表示内容を最新のものとする場合には、更新ボタン807をクリックすれば表示内容が最新の情報に更新される。
次に、システムサーバ1は、メッセージの表示が1度目、すなわち初めて開封するか否かを調べ(ステップ702)、1度目の場合は(ステップ702でY)、メッセージ開封ログを出力するとともに(ステップ703)、タイムスタンプサーバ4に対しログファイル用タイムスタンプの発行要求をする(ステップ704)。タイムスタンプサーバ4は、このタイムスタンプ発行要求信号を受信し、ログファイル16に対しタイムスタンプを発行するとともに(ステップ705)、システムサーバ1はこのタイムスタンプを受信し、その後、ログファイル16に対し電子署名を発行する(ステップ706)。
他方、メッセージの表示が1度目でない場合は、このタイムスタンプ発行要求処理、電子署名発行処理は行わず(ステップ702でN)、後述するステップ707の処理に移行する。
ここで、上記ログファイル16に対するタイムスタンプ発行処理及び電子署名発行処理は、次のようにして行われる。まず、システムサーバ1は、受信者端末6からの受信メッセージ表示要求を受けると(ステップ701)、この要求信号から受信者IDを取得し、該当するメッセージIDをメッセージテーブル21A内から検索するとともに、この要求信号をシステムサーバ1が受信した日時の情報を取得する。そして、これら取得した受信者ID、メッセージID及び受信日時情報を上XML変換部12により、XMLデータに変換するとともに、このXMLデータに変換されたデータはXMLファイル15に保存される。
次に、このXMLデータに変換されたデータから、ダイジェスト値算出部13によりダイジェスト値(第5のダイジェスト値)が算出される。この算出されたダイジェスト値をシステムサーバ1がタイムスタンプサーバ4に送信し、この送信されたダイジェスト値を対象としてタイムスタンプサーバ4はタイムスタンプを発行する。このタイムスタンプはXML変換部12によりXMLデータに変換されるとともに、XMLファイル15に保存される。
更に、システムサーバ1は、上記と同様のデータ、すなわち、取得した受信者ID、メッセージID及び受信日時情報をXMLデータに変換したものから、上記ダイジェスト値算出部13により算出したダイジェスト値(第6のダイジェスト値)を対象として電子署名(第3のXML署名)を生成し、この生成された電子署名を上記ログファイル16に保存する。
次に、上記タイムスタンプ発行処理及び電子署名発行処理が終了すると、データベースサーバ2に対しメッセージ情報取得要求信号を送信し(ステップ707)、この信号を受信したデータベースサーバ2は、該当する受信メッセージの情報をシステムサーバ1に送信するとともに(ステップ708)、メッセージを受信者端末6の表示画面に表示させる(ステップ709、710)。
メッセージを検索し該当するメッセージが表示画面に表示されるまでの具体的な処理は次のようにして行われる。
まず、システムサーバ1は、上記受信メッセージ表示要求信号を基に、この要求信号に対応するメッセージIDをメッセージテーブル21Aから検索するとともに、システムサーバ1はデータベースサーバ2に対し、このメッセージIDに対応してメッセージテーブル21Aに保存されているメッセージファイルの保存パスを検索するよう指示する。システムサーバ1は、これら検索により検索結果として出力されたメッセージファイル保存パスを参照し、この保存パスに対応するメッセージをXMLファイル15から検索する。
そして、この検索により検索結果として出力されたメッセージをXSLT(XML Stylesheet Language Transformations)を使用してHTML(Hyper Text Markup Language)のフォーマットに整形して出力する。
例えば、このメッセージの表示画面は、図9に示すように構成されている。このメッセージ表示画面900には、タイムスタンプ901と電子署名902が表示されており、送信者欄903、宛先欄904、件名欄906が表示されている。これら表示欄の内容は、上記同様、メッセージ作成画面500における記載内容が反映されたものである。また、送信日時欄にはシステムサーバ1がメッセージを受信した日時が表示され、開封日時欄908には、受信者であるクライアントBが上記受信メッセージ一覧画面800を使用して初めて該当するメッセージを開封した日時が表示され、メッセージ表示欄910には送信者であるクライアントAが記載したメッセージが表示される。なお、添付ファイル表示欄909には、クライアントAが添付ファイルを付してメッセージを送信した場合に、その添付ファイルが表示される。なお、905はCC(Carbon Copy)である。
また、システムサーバ1は、クライアントBが開封したメッセージに対し開封通知要求があるか否かを調べ(ステップ711)、開封通知要求がある場合には(ステップ711でY)、クライアントAに対し、メッセージ開封通知を送信し、この送信されたメッセージ開封通知をクライアントAは受信する(ステップ713)。他方、開封通知要求が無い場合は(ステップ711でN)、メッセージ受信処理は終了する。
このように、メッセージ受信の際にも、ログファイル16に対し、タイムスタンプ及び電子署名とをダイジェスト値を対象として付与するようにした。これにより、改ざんの検知が容易となり、ログファイルの信頼性の向上を図れる。
本発明を適用したメッセージ送受信システムの全体構成図。 メッセージテーブル、メッセージ管理テーブルの構成図。 ログファイルの内容を示す図。 メッセージ送信時のフロー図。 (a)及び(b)は、メッセージ送信時のメッセージ作成画面を示す図。 送信済みリストの表示画面を示す図。 メッセージ受信時のフロー図。 受信メッセージ一覧画面を示す図。 メッセージ表示画面を示す図。
符号の説明
1 システムサーバ
11 送受信部
12 XML変換部
13 ダイジェスト値算出部
14 Webページ作成部
15 XMLファイル
16 ログファイル
2 データベースサーバ
21 データベース
21A メッセージテーブル
21B メッセージ管理テーブル
3 メールサーバ
31 送受信部
32 宛先変換部
4 タイムスタンプサーバ
5 送信者端末
6 受信者端末
7 インターネット

Claims (10)

  1. 送信者端末と受信者端末との間でやり取りされる電子文書に対しXML署名とタイムスタンプとを付与するシステムサーバと、データベースサーバと、を備えた電子文書交換システムであって、
    上記電子文書は、
    上記送信者端末においてメーラーを用いて作成されるとともに、インターネットを介して上記送信者端末からメールサーバに送信されるものであり、
    上記メールサーバは、
    上記送信者端末から送信された電子文書を上記システムサーバに送信し、
    上記データベースサーバは、
    上記送信者端末を特定する送信者IDと上記受信者端末を特定する受信者IDとを予め登録し、
    上記タイムスタンプは、
    上記インターネットに接続されたタイムスタンプサーバより上記システムサーバに対し送付されるものであり、
    上記システムサーバは、
    上記送信者端末から送信された電子文書をXMLデータに変換するXML変換部と、
    上記XML変換部により変換された電子文書を保存するXMLファイルと、
    上記送信者端末から送信された電子文書を基にしてダイジェスト値を算出するダイジェスト値算出部と、を有するとともに、
    上記システムサーバは、
    上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第1のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第1のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、
    上記第1のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第1のタイムスタンプを受信するとともに、この第1のタイムスタンプを上記XML変換部によりXMLデータに変換して上記XMLファイルに保存し、
    上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第2のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第2のダイジェスト値を対象としてXML署名を生成するとともに、この生成されたXML署名を上記XMLファイルに保存するとともに、
    上記タイムスタンプの付与された電子文書を上記受信者端末に対し提供可能にした
    ことを特徴とする電子文書交換システム。
  2. 送信者端末と受信者端末との間でやり取りされる電子文書に対しXML署名とタイムスタンプとを付与するシステムサーバと、データベースサーバと、を備えた電子文書交換システムであって、
    上記電子文書は、
    上記送信者端末においてメーラーを用いて作成されるとともに、インターネットを介して上記送信者端末からメールサーバに送信されるものであり、
    上記メールサーバは、
    上記送信者端末から送信された電子文書を上記システムサーバに送信し、
    上記データベースサーバは、
    上記送信者端末を特定する送信者IDと上記受信者端末を特定する受信者IDとを予め登録し、
    上記タイムスタンプは、
    上記インターネットに接続されたタイムスタンプサーバより上記システムサーバに対し送付されるものであり、
    上記システムサーバは、
    上記送信者端末と上記受信者端末との間の送受信の履歴を記録するログファイルと、
    上記送信者端末から送信された電子文書をXMLデータに変換するXML変換部と、
    上記XML変換部により変換された電子文書を保存するXMLファイルと、
    上記送信者端末から送信された電子文書を基にしてダイジェスト値を算出するダイジェスト値算出部と、を有するとともに、
    上記システムサーバは、
    第1の保存処理と第2の保存処理とをするものであり、
    上記第1の保存処理は、
    上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第1のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第1のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、
    上記第1のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第1のタイムスタンプを受信するとともに、この第1のタイムスタンプを上記XML変換部によりXMLデータに変換して上記XMLファイルに保存し、
    上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第2のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第2のダイジェスト値を対象として第1のXML署名を生成するとともに、この生成された第1のXML署名を上記XMLファイルに保存するものであり、
    上記第2の保存処理は、
    上記受信した電子文書を基に、この電子文書を上記システムサーバが受信した時刻情報と、この電子文書を特定するためのメッセージIDと、上記送信者IDと、上記受信者IDと、を取得し、
    この取得した上記時刻情報、上記メッセージID、上記送信者ID及び上記受信者IDを、上記XML変換部によりXMLデータに変換するとともに、このXMLデータから上記ダイジェスト値算出部により第3のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第3のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、
    上記第3のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第2のタイムスタンプを受信するとともに、この第2のタイムスタンプをXMLデータに変換して上記ログファイルに保存し、
    上記メッセージID、上記送信者ID、上記受信者ID及び上記システムサーバが受信した時刻情報をXMLデータに変換したものから上記ダイジェスト値算出部により第4のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第4のダイジェスト値を対象として第2のXML署名を生成するとともに、この生成された第2のXML署名を上記ログファイルに保存するとともに、
    上記タイムスタンプの付与された電子文書を上記受信者端末に対し提供可能にした
    ことを特徴とする電子文書交換システム。
  3. 上記システムサーバは、更に、
    上記受信者端末からの受信メッセージ表示要求信号を受けるとともに、このメッセージ表示要求信号を基に、上記受信者ID、上記メッセージID、上記システムサーバが上記メッセージ表示要求信号を受信した日時情報を取得し、
    この取得した上記受信者ID、上記メッセージID、上記日時情報を、上記XML変換部により、XMLデータに変換するとともに、このXMLデータから上記ダイジェスト値算出部により第5のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第5のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、
    上記第3のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第3のタイムスタンプを受信するとともに、この第3のタイムスタンプをXMLデータに変換して上記ログファイルに保存し、
    上記メッセージID、上記受信者ID及び上記システムサーバが上記メッセージ表示要求信号を受信した日時情報をXMLデータに変換したものから上記ダイジェスト値算出部により第6のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第6のダイジェスト値を対象として第3のXML署名を生成するとともに、この生成された第3のXML署名を上記ログファイルに保存する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子文書交換システム。
  4. 上記送信者端末と上記受信者端末との少なくとも一方は、携帯電話機であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の電子文書交換システム。
  5. 上記送信者端末と上記受信者端末との間で送受信される電子文書には、SSLによる暗号化が施されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の電子文書交換システム。
  6. 送信者端末と受信者端末との間でやり取りされる電子文書に対しXML署名とタイムスタンプとを付与するとともに、上記XML署名及び上記タイムスタンプに関する情報をデータベースサーバに登録する電子文書交換システムに用いるシステムサーバであって、
    上記電子文書は、
    上記送信者端末においてメーラーを用いて作成されるとともに、インターネットを介して上記送信者端末からメールサーバに送信されるものであり、
    上記メールサーバは、
    上記送信者端末から送信された電子文書を上記システムサーバに送信し、
    上記データベースサーバは、
    上記送信者端末を特定する送信者IDと上記受信者端末を特定する受信者IDとを予め登録し、
    上記タイムスタンプは、
    上記インターネットに接続されたタイムスタンプサーバより上記システムサーバに対し送付されるものであり、
    上記システムサーバは、
    上記送信者端末から送信された電子文書をXMLデータに変換するXML変換部と、
    上記XML変換部により変換された電子文書を保存するXMLファイルと、
    上記送信者端末から送信された電子文書を基にしてダイジェスト値を算出するダイジェスト値算出部と、を有するとともに、
    上記システムサーバは、
    上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第1のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第1のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、
    上記第1のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第1のタイムスタンプを受信するとともに、この第1のタイムスタンプを上記XML変換部によりXMLデータに変換して上記XMLファイルに保存し、
    上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第2のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第2のダイジェスト値を対象としてXML署名を生成するとともに、この生成されたXML署名を上記XMLファイルに保存するとともに、
    上記タイムスタンプの付与された電子文書を上記受信者端末に対し提供可能にした
    ことを特徴とする電子文書交換システムに用いるシステムサーバ。
  7. 送信者端末と受信者端末との間でやり取りされる電子文書に対しXML署名とタイムスタンプとを付与するとともに、上記XML署名及び上記タイムスタンプに関する情報をデータベースサーバに登録する電子文書交換システムに用いるシステムサーバであって、
    上記電子文書は、
    上記送信者端末においてメーラーを用いて作成されるとともに、インターネットを介して上記送信者端末からメールサーバに送信されるものであり、
    上記メールサーバは、
    上記送信者端末から送信された電子文書を上記システムサーバに送信し、
    上記データベースサーバは、
    上記送信者端末を特定する送信者IDと上記受信者端末を特定する受信者IDとを予め登録し、
    上記タイムスタンプは、
    上記インターネットに接続されたタイムスタンプサーバより上記システムサーバに対し送付されるものであり、
    上記システムサーバは、
    上記送信者端末と上記受信者端末との間の送受信の履歴を記録するログファイルと、
    上記送信者端末から送信された電子文書をXMLデータに変換するXML変換部と、
    上記XML変換部により変換された電子文書を保存するXMLファイルと、
    上記送信者端末から送信された電子文書を基にしてダイジェスト値を算出するダイジェスト値算出部と、を有するとともに、
    上記システムサーバは、
    第1の保存処理と第2の保存処理とをするものであり、
    上記第1の保存処理は、
    上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第1のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第1のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、
    上記第1のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第1のタイムスタンプを受信するとともに、この第1のタイムスタンプを上記XML変換部によりXMLデータに変換して上記XMLファイルに保存し、
    上記受信した電子文書を基にして上記ダイジェスト値算出部により第2のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第2のダイジェスト値を対象として第1のXML署名を生成するとともに、この生成された第1のXML署名を上記XMLファイルに保存するものであり、
    上記第2の保存処理は、
    上記受信した電子文書を基に、この電子文書を上記システムサーバが受信した時刻情報と、この電子文書を特定するためのメッセージIDと、上記送信者IDと、上記受信者IDと、を取得し、
    この取得した上記時刻情報、上記メッセージID、上記送信者ID及び上記受信者IDを、上記XML変換部によりXMLデータに変換するとともに、このXMLデータから上記ダイジェスト値算出部により第3のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第3のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、
    上記第3のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第2のタイムスタンプを受信するとともに、この第2のタイムスタンプをXMLデータに変換して上記ログファイルに保存し、
    上記メッセージID、上記送信者ID、上記受信者ID及び上記システムサーバが受信した時刻情報をXMLデータに変換したものから上記ダイジェスト値算出部により第4のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第4のダイジェスト値を対象として第2のXML署名を生成するとともに、この生成された第2のXML署名を上記ログファイルに保存するとともに、
    上記タイムスタンプの付与された電子文書を上記受信者端末に対し提供可能にした
    ことを特徴とする電子文書交換システムに用いるシステムサーバ。
  8. 上記システムサーバは、更に、
    上記受信者端末からの受信メッセージ表示要求信号を受けるとともに、このメッセージ表示要求信号を基に、上記受信者ID、上記メッセージID、上記システムサーバが上記メッセージ表示要求信号を受信した日時情報を取得し、
    この取得した上記受信者ID、上記メッセージID、上記日時情報を、上記XML変換部により、XMLデータに変換するとともに、このXMLデータから上記ダイジェスト値算出部により第5のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第5のダイジェスト値を上記タイムスタンプサーバに送信し、
    上記第3のダイジェスト値を対象として上記タイムスタンプサーバが付与した第3のタイムスタンプを受信するとともに、この第3のタイムスタンプをXMLデータに変換して上記ログファイルに保存し、
    上記メッセージID、上記受信者ID及び上記システムサーバが上記メッセージ表示要求信号を受信した日時情報をXMLデータに変換したものから上記ダイジェスト値算出部により第6のダイジェスト値を算出し、
    この算出した第6のダイジェスト値を対象として第3のXML署名を生成するとともに、この生成された第3のXML署名を上記ログファイルに保存する
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子文書交換システムに用いるシステムサーバ。
  9. 上記送信者端末と上記受信者端末との少なくとも一方は、携帯電話機であることを特徴とする請求項6〜8いずれか1項に記載の電子文書交換システムに用いるシステムサーバ。
  10. 上記送信者端末と上記受信者端末との間で送受信される電子文書には、SSLによる暗号化が施されていることを特徴とする請求項6〜9いずれか1項に記載の電子文書交換システムに用いるシステムサーバ。
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