JP4520832B2 - 多チャンネル入力方式映像装置、画質調整装置、及び画質調整方法 - Google Patents

多チャンネル入力方式映像装置、画質調整装置、及び画質調整方法 Download PDF

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本発明は、多チャンネル入力方式映像装置、その画質調整装置、及び画質調整方法に係り、特に入力メディアが異なる多チャンネル入力方式映像装置、その画質調整装置、及び画質調整方法に関する。
テレビジョン受像機などの映像装置として、各種メディアからの信号を受信し再生する多チャンネル入力方式のものが実用化されている。この多チャンネル入力方式の映像装置には、アナログ放送、地上ディジタル放送、衛星ディジタル放送、DVDコンポなど、複数種類のメディアからの信号を入力することができる。
これら複数種類のメディアから入力された映像信号を再生すると、それぞれの信号データが異なっているため、映像の画質が異なって再生されることになる。このため、チャンネルを切り換えた場合に映像の画質が異なっているため違和感を覚えることがある。あるいは好みの画質でないため、チャンネル個々に調整することになる。
図7は従来技術として、特開2000−184308号公報(特許文献1)に記載された多チャンネル入力方式のテレビジョン受像機における画質調整の方法を示したものである。
図7において、41はアナログ受信部、42はディジタル受信部、43はアナログ受信部41の信号あるいはディジタル受信部42のいずれか一方を選択する選択部、44は映像信号処理部、45は画質調整部、46は走査変換部、47は表示部、48は全体を制御する制御部、49は予め決めた画質調整パラメータの組み合わせデータを記憶した記憶部、50はリモコンである(詳細動作などは特許文献1の内容を参照)。
この従来技術はアナログ放送の受信時には選択部43でアナログ受信部41からの信号を選択し画質調整部45で画質を調整し、ディジタル放送の受信時には選択部43でディジタル受信部42からの信号を選択し画質調整部45で画質を調整するように構成されている。このときの画質調整には記憶部49に格納された画質調整パラメータが共通に使用され、チャンネル毎の画質変更はできない。
また、図8は上記特許文献1に記載された、多チャンネル入力方式のテレビジョン受像機における画質調整の他の方法を示したものである。
図8における49は予め決めた画質調整パラメータの組み合わせデータを記憶した記憶部であるが、アナログ放送の受信時とディジタル放送の受信時に対応したそれぞれの画質調整パラメータの組み合わせデータ49a、49bを用意している点が図7の場合と異なる。図8の構成であればアナログ放送の受信時とディジタル放送の受信時でそれぞれに適した異なる画質調整パラメータの組み合わせデータを使用でき、最適画質で映像再生ができるとされている。
特開2000−184308号公報
ところで、上記従来技術においては、各チャンネル入力に対して共通に画質調整が行われ、最適な画質に調整することができなかったり、あるいは各チャンネル入力毎にそれぞれの状態で画質を調整していくという作業が必要であった。このような作業は、各種メディアからの入力の画質を最適に調整して映像を見たいときに大変不便で時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決し、画質調整を簡単に一度に行え、調整時間の短縮ができる多チャンネル入力方式映像装置の画質調整装置、及び画質調整方法を提供することにある。
発明の請求項1に係る発明の要旨は、映像信号を複数のチャンネルから入力する多チャンネル入力方式映像装置において、各チャンネル毎に画面の画質を決定する画質調整パラメータを記憶する記憶手段と、前記各チャンネルの前記画質調整パラメータ間の比率を記憶する画質調整パラメータ変換係数記憶手段と、前記各チャンネルに対応する映像画面をモニタ装置に分割して表示するマルチ画面表示手段と、画質調整の際に、前記分割して表示された画面の任意の1つの画面で画質調整され、該画質調整により得られた画質調整パラメータを、前記分割して表示された他の任意の画面の画質調整パラメータとして前記記憶手段にコピーする手段と、任意の1つの画面で調整された画質調整パラメータを他の任意の画面の画質調整パラメータとして前記記憶手段にコピーする際、前記画質調整パラメータ変換係数記憶手段に記憶された係数で重み付けする手段を備えたことを特徴とする多チャンネル入力方式映像装置に存する。
た、本発明の請求項2に係る発明の要旨は、前記記憶手段は不揮発性メモリであることを特徴とする請求項1に記載の多チャンネル入力方式映像装置に存する。
た、本発明の請求項3に係る発明の要旨は、映像信号を複数のチャンネルから入力する多チャンネル入力方式映像装置の画質調整装置において、各チャンネル毎に画面の画質を決定する画質調整パラメータを記憶する記憶手段と、前記各チャンネルの前記画質調整パラメータ間の比率を記憶する画質調整パラメータ変換係数記憶手段と、前記各チャンネルに対応する映像画面をモニタ装置に分割して表示するマルチ画面表示手段と、画質調整の際に、前記分割して表示された画面の任意の1つの画面で画質調整され、該画質調整により得られた画質調整パラメータを、前記分割して表示された他の任意の画面の画質調整パラメータとして前記記憶手段にコピーする手段と、任意の1つの画面で調整された画質調整パラメータを他の任意の画面の画質調整パラメータとして前記記憶手段にコピーする際、前記画質調整パラメータ変換係数記憶手段に記憶された係数で重み付けする手段を備えたことを特徴とする多チャンネル入力方式映像装置の画質調整装置に存する。
た、本発明の請求項4に係る発明の要旨は、前記記憶手段は不揮発性メモリであることを特徴とする請求項3に記載の多チャンネル入力方式映像装置の画質調整装置に存する。
た、本発明の請求項5に係る発明の要旨は、映像信号を複数のチャンネルから入力する多チャンネル入力方式映像装置の画質調整方法において、各チャンネル毎に画面の画質を決定する画質調整パラメータを記憶し、前記各チャンネルの前記画質調整パラメータ間の比率を記憶し、前記各チャンネルに対応する映像画面をモニタ装置に分割して表示し、画質調整の際に、前記分割して表示された画面の任意の1つの画面で画質調整され、該画質調整により得られた画質調整パラメータを、前記分割して表示された他の任意の画面の画質調整パラメータとして前記記憶手段にコピーし、任意の1つの画面で調整された画質調整パラメータを他の任意の画面の画質調整パラメータとして前記記憶手段にコピーする際、係数で重み付けすることを特徴とする多チャンネル入力方式映像装置の画質調整方法に存する。
た、本発明の請求項6に係る発明の要旨は、前記画質調整パラメータは不揮発性メモリに記憶されることを特徴とする請求項5に記載の多チャンネル入力方式映像装置の画質調整方法に存する。
本発明によれば、画質調整を簡単に一度に行え、調整時間の短縮ができるという効果がある。
また、マルチ画面表示することにより同じ設定状態での画質の比較ができるという効果がある。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態である、多チャンネル入力方式映像装置の構成を示したものである。
図1において、1は各メディアからの信号を受信し復調、増幅するチューナーである。1−1から1−nは、図1の例では1−1がアナログ放送受信のチューナーであるch.1、1−2が地上ディジタル放送受信のチューナーであるch.2、1−3が衛星ディジタル放送受信のチューナーであるch.3、1−nがDVDコンポからの信号受信のチューナーであるch.nとなっている。
2は映像処理回路であり、画質を調整する機能を備えている。また、映像処理回路2は画質調整用のパラメータを記憶するレジスタを備えている。図1の例では2−1がアナログ放送受信の映像処理回路、2−2が地上ディジタル放送受信の映像処理回路、2−3が衛星ディジタル放送受信の映像処理回路、2−nがDVDコンポからの信号受信の映像処理回路となっている。
3はマルチ画面処理回路で、1画面のメモリにそれぞれのチャンネルの映像処理回路のデータを書き込み、マルチ画面表示データを作成する。
4はCRT、液晶表示装置などの画像表示装置であるモニタ装置を示している。モニタ装置4はマルチ画面処理回路からの信号によりマルチ画面表示、あるいは1画面表示などとして映像を再生する。5〜7はアンテナ、8はDVDコンポを示している。
9はマイクロコンピュータを含む制御部で、多チャンネル入力方式映像装置の全体の制御を行っている。10は演算データなどを記憶するRAMである。11は画質調整用のパラメータが記憶される読み書き可能な不揮発性メモリで、フラッシュメモリなどが使用される。
12は制御部のマイクロコンピュータの制御に必要なプログラムが記憶されたROMで、画質調整用のプログラム(後述のフローチャートに示した画質調整用のプログラムなど)も含まれている。
13はリモートコントローラ(以下、リモコンという)であり、操作者が操作することにより、赤外線、あるいは電波などによりその操作データを送信することができる。14はリモコン13からの操作データを受信するリモコン受信部であり、データバスを介して受信したデータを制御部9に出力する。
図2は不揮発性メモリ11の記憶内容を説明するもので、各チャンネルに対応して画質調整用のパラメータを記憶する領域を有している。領域1はチャンネル1(ch.1)に、領域2はチャンネル2(ch.2)に、・・・領域nはチャンネルn(ch.n)に対応する画質調整用パラメータの記憶領域である。
このように構成された多チャンネル入力方式映像装置の動作を図3のフローチャートにしたがって以下説明する。
ステップS1において、リモコン13のキー操作がおこなわれると、ステップ2に進み、リモコン13のMENUキーが押下されたかどうかを判断する。押下されたキーがMENUキーでなければ、ステップS3に進み、各キーに応じた制御などを実行し、ステップS2に戻り、ステップS2以下の制御が行われる。
押下されたキーがMENUキーのときは、ステップS4に進み、モニタ4にメニュー画面を表示しステップ5に進む。ステップS5でキーが押下されると、押下されたキーがEXITキーかどうかが判断される。
ステップS5でEXITキーが押下されたと判断されたときはステップS2に戻り、ステップS2以下の制御が行われる。
ステップS5で、押下されたキーがEXITキーの押下でなければステップS6に進み、リモコン13のキー操作によって、メニューに表示された項目の選択が行われステップS7に進む。
ステップ7では画質調整の項目が選択されたかどうか判断される。画質調整の項目が選択されなかったときはステップS8に進み、選択された他の各項目に応じた制御などを実行し、ステップS5に戻り、メニュー画面表示によるリモコン13からのキー操作による入力待ち状態となる。
ステップS7で画質調整の項目が選択されたと判断されたときはステップS9に進み、モニタ4に「複数画面表示を行う」「複数画面表示を行なわない」を選択させる表示を行い、どちらが選択されたかを判断する。
ステップS9で複数画面表示を行うと判断されたときは、制御部9は、マルチ画面処理回路3を制御して、図4に示したように、モニタ4の表示を複数画面表示にするよう制御する。
図4は、多チャンネル入力方式映像装置15をモニタ装置4側から見たもので、モニタ装置4の表示が4−1〜4−4の4つ画面に分割表示されている。4−1はチャンネル1(ch.1)に対応した画面、4−2はチャンネル2(ch.2)に対応した画面、4−3はチャンネル3(ch.3)に対応した画面、4−4はチャンネル4(ch.4)に対応した画面を示している。この画面表示は一例であり他の画面分割表示としてもよい。
ステップ10において、任意の1画面を選択し画質調整が行われる。例えば画面4−3が選択されコントラスト、黒レベル、周波数特性、輪郭補正などの画質調整が行われる。画質調整が終了したとき操作者はリモコン13を操作し画質調整を決定する。
ステップS11は画質調整を決定するかどうかを判断するステップであり、画質調整の決定はモニタ4の画面の一部に「画質調整決定」の表示をしておき、リモコン13を操作してこれを選択することにより行われる。画質調整決定がされないときはステップS10、S11が繰り返し実行される。
ステップS11において画質調整が決定されたときは、ステップS12に進み、今画質調整した画面4−3の画質を、他のチャンネル入力に対する画面4−1、4−2、4−4の画質に適用するかどうかを判断する。すなわち「他の画面にこの画質を適用する」「他の画面にこの画質を適用しない」の画面に表示された指示に従い、リモコン13を操作しいずれかが選択される。
ステップS12で、他の画面にこの画質を適用しないと判断されたときにはステップS14に進み、画質調整パラメータをフラッシュメモリ11に格納するなどの画質決定の処理を行い、複数入力画質調整の工程を終了させ、ステップS5に進み、メニュー画面表示によるリモコン13からのキー操作による入力待ち状態となる。
ステップS12で他の画面にこの画質を適用すると判断されたときにはステップS13に進み、画面4−3の画質をどの画面に適用するかを選択する。この場合、適用画面は任意に選択できる。例えば画面4−1、4−2が選択されたときには、画面4−1、4−2が画面4−3と同一画質調整パラメータの画質に調整され、画面4−4の画質はもとのままとなる。これは適用画面に対応する画質調整パラメータを変更することで行われる。
画面4−3の画質調整パラメータを画面4−1、4−2の画質調整パラメータに適用する制御は、画面4−3の画質調整パラメータの記憶データを画面4−1、4−2の画質調整パラメータとしてコピーすることにより実行される。このコピーの実行はフラッシュメモリ11の領域3のデータを領域1、2にコピーして行われる。あるいは演算実行結果が記憶されたRAM10のデータを画面4−1、4−2の画質調整パラメータとしてRAM10に記憶し、更にRAM10に記憶された画質調整パラメータデータはフラッシュメモリ11に記憶するようにしても良い。フラッシュメモリ11に記憶された画質調整パラメータデータは最終的に映像処理回路2のレジスタに記憶される。
ステップS9において、複数画面表示を行わないと判断されたときは、モニタ4の表示を複数画面表示とせず、ステップS15において、画質調整する所望の1画面により個々の画質調整を行う。
ステップS16は画質調整を決定するかどうかを判断するステップであり、画質調整の決定はモニタ4の画面の一部に「画質調整決定」の表示をしておき、リモコン13を操作してこれを選択することにより行われる。画質調整決定がされないときはステップS15、S16が繰り返し実行される。
ステップS16において画質調整が決定されたときは、ステップS17に進み画質調整パラメータをフラッシュメモリ11に格納するなどの画質調整決定の処理を行う。
以上、画質調整の方法について説明したが、画質調整が行われると、その画質調整により決定された画質調整パラメータが、各チャンネルに対応して図2に示したフラッシュメモリ11の各領域に格納される。制御部9は定期的にフラッシュメモリ11に格納された画質調整パラメータを対応するチャンネルの映像処理回路2に書き込むように動作している。映像処理回路2の各映像処理回路2−1〜2−nは、それぞれ画質調整パラメータを記憶するレジスタを備えており、このレジスタに記憶された画質調整パラメータにより各チャンネルの画質が調整される。
なお、画質調整による画質調整パラメータの値は、画質調整作業の工程が終了したステップS14、ステップS17において最終的に値が決定したときフラッシュメモリ11に格納するようにすれば、フラッシュメモリ11の書き込みに伴う寿命の点で有利になる。この場合には、画質調整作業中は、定期的にフラッシュメモリ11の画質調整パラメータの値を映像処理回路2のレジスタに書き込む動作を停止し、調整中に画質調整パラメータとして得られた値を直接映像処理回路のレジスタに書き込むようにすれば良い。もちろん、画質調整作業中もフラッシュメモリ11の画質調整パラメータを変更するようにしておけば、上記定期的にフラッシュメモリ11に格納された画質調整パラメータを対応するチャンネルの映像処理回路2に書き込む処理で、各映像処理回路4−1〜4−nのレジスタの値を変更することもできる。
最終的に調整され決定された画質調整パラメータの値はフラッシュメモリ11に格納されるので、電源がOFFされてもその値を保つことができる。
また、画面4−3の画質を画面4−4に適用することを後で思い立ったときでも、フラッシュメモリ11の領域3に格納され画質調整パラメータを領域4にコピーすることで、上記画質調整の工程が終了した後にも容易に実行することができる。
本実施の形態によれば、複数のチャンネルの画面をモニタ装置に複数画面として分割表示し、これらの画面を比較しながら、所望の任意の画面について、画質を同時に決定できるので、画質調整に時間がかからないという効果がある。また、複数のチャンネルの画面の画質を変更する場合、視覚的に見ることができ画質の違いが理解しやすいという効果がある。
(第2の実施の形態)
図5は本発明の第2の実施の形態である、多チャンネル入力方式映像装置の構成を示したものである。図5において図1と同一符号のものは同じものを示す。16は映像処理回路で、図1の映像処理回路2と同様であるが、内部に画質調整パラメータを記憶する読み書き可能な不揮発性メモリを備えている。18は、図1に示したROM12と同様、画質調整用のプログラムを含むマイクロコンピュータの動作に必要なプログラムが記憶されたROMである。
図2において、第1の実施の形態と異なる点は、画質調整パラメータの値を格納するフラッシュメモリ11の代わりに、各映像処理回路16の内部に備わるメモリを使用したことである。他の画面に調整された画質を適用するときは、画質調整された映像処理回路16のメモリに記憶された画質調整パラメータが、適用すべき他の像処理回路16のメモリに直接コピーされる。
この実施の形態の動作は、第1の実施の形態におけるフラッシュメモリ11が各映像処理回路16の内部に備わるメモリに代わるだけなので、詳細説明は省略する。
この実施の形態によれば、上記第1の実施の形態の効果の他に、画質調整パラメータを記憶するフラッシュメモリ11が映像処理回路16のレジスタで兼用できるという効果がある。また、画質調整パラメータを直接各映像処理回路16の内部に備わるメモリに書き込むので、定期的にフラッシュメモリ11の画質調整パラメータの値を各映像処理回路のレジスタに書き込む処理が不要になるという効果がある。
(第3の実施の形態)
図6は本発明の第3の実施の形態で、第1の実施の形態、第2の実施の形態に対し変更となっている要部のみ記載してある。図6において図1と同一符号のものは同じものを示す。
上記第1、第2の実施の形態では、所望の画面の画質を調整し、その調整された画質に対応する画質調整パラメータを他の画面にそのまま適用するようにしている。しかし、画質調整パラメータを同一にしても、入力されるメディアの種類により微妙に画質が異なる場合がある。したがって上記第1、第2の実施の形態では画質調整が終了した後、再調整することもあり得る。
このような問題を解決したのが、この実施の形態による画質調整である。この実施の形態では、各チャンネルの画質調整パラメータ間の比率に対応する係数を記憶する画質調整パラメータ変換係数記憶部19を備えている。この比率はどれか1つの画面を基準に決めることができる。
この実施の形態では、まず、第1、第2の実施の形態と同様にして画質の調整が行われる(図3のステップS1〜S14)。そして画質調整の適用が行われたチャンネルの画質調整パラメータが同一の値になる。このとき調整された各画面を見て再調整が必要な画面を単独で画質調整する(図3のステップ15〜S17)。
この画質調整パラメータ変換係数記憶部19は、初期状態では係数が全て同一になっている。そして上記画質再調整後に各チャンネルの画質調整パラメータ間の比率に対応して係数が変更される。
次回、画質調整が必要になったときは、図3のステップS14で、調整した画質調整パラメータを複数画面に適用する際に、画質調整パラメータ変換係数記憶部19から係数を呼び出して重み付けして適用画面の画質調整パラメータを決定し、フラッシュメモリ11に格納する。
この第3の実施の形態によれば、上記第1、2の実施の形態の効果の他に、各チャンネルの初回の画質調整は好みの画質からずれる可能性があるが、2回目以降は再調整の必要が無くなるという効果がある。
なお、第1、第2の実施の形態であっても、大まかな画質調整は行われるので、再調整は最小の手間で済むようになる。
なお、画質調整パラメータ変換係数記憶部19をメディアの種類毎に係数を変えるように構成しておけば、例えばアナログ放送入力をチャンネル1からチャンネル2に接続変更してもこれに対応することができる。また、上記係数は画質調整パラメータ間の比率でなく、画質調整パラメータ間の差分としてもよい。
以上、第1〜3の実施の形態について具体的に説明したが、本発明はこれら実施の形態に限らず、発明の主旨を変更しない範囲で変更して実施できることはいうまでもない。
本発明は、多チャンネル入力方テレビジョン受像機に限らず、多チャンネル入力方式映像装置の画質調整に広く利用できる。
本発明による第1の実施の形態の、多チャンネル入力方式映像装置の制御構成を示す図である。 本発明による第1の実施の形態のメモリ内容を示す図である。 本発明による第1の実施の形態の制御フローチャートである。 本発明による第1の実施の形態の、多チャンネル入力方式映像装置を示す図である。 本発明による第2の実施の形態の、多チャンネル入力方式映像装置の制御構成を示す図である。 本発明による第3の実施の形態の、多チャンネル入力方式映像装置の制御構成を示す図である。 従来技術の多チャンネル入力方式テレビジョン受像機の制御構成を示す図である。 従来技術の多チャンネル入力方式テレビジョン受像機の制御構成を示す図である。
符号の説明
1、1−1〜1−n・・・チューナー
2、2−1〜2−n・・・映像処理回路
3・・・マルチ画面処理回路
4・・・モニタ装置
5〜7・・・アンテナ
8・・・DVDコンポ
9・・・制御部
10・・・RAM
11・・・フラッシュメモリ(読み書き可能な不揮発性メモリ)
12・・・ROM
13・・・リモコン
14・・・リモコン受信部
15・・・多チャンネル入力方式映像装置
16、16−1〜16−n・・・映像処理回路
17−1〜17−n・・・不揮発性メモリ
18・・・ROM
19・・・画質調整パラメータ変換係数記憶部
41・・・アナログ受信部
42・・・ディジタル受信部
43・・・選択部
44・・・映像信号処理部
45・・・画質調整部
46・・・走査変換部
47・・・表示部
48・・・制御部
49、49a、49b・・・記憶部
50・・・リモコン

Claims (6)

  1. 映像信号を複数のチャンネルから入力する多チャンネル入力方式映像装置において、
    各チャンネル毎に画面の画質を決定する画質調整パラメータを記憶する記憶手段と、
    前記各チャンネルの前記画質調整パラメータ間の比率を記憶する画質調整パラメータ変換係数記憶手段と、
    前記各チャンネルに対応する映像画面をモニタ装置に分割して表示するマルチ画面表示手段と、
    画質調整の際に、前記分割して表示された画面の任意の1つの画面で画質調整され、該画質調整により得られた画質調整パラメータを、前記分割して表示された他の任意の画面の画質調整パラメータとして前記記憶手段にコピーする手段と、
    任意の1つの画面で調整された画質調整パラメータを他の任意の画面の画質調整パラメータとして前記記憶手段にコピーする際、前記画質調整パラメータ変換係数記憶手段に記憶された係数で重み付けする手段を備えたことを特徴とする多チャンネル入力方式映像装置。
  2. 前記記憶手段は不揮発性メモリであることを特徴とする請求項1に記載の多チャンネル入力方式映像装置。
  3. 映像信号を複数のチャンネルから入力する多チャンネル入力方式映像装置の画質調整装置において、
    各チャンネル毎に画面の画質を決定する画質調整パラメータを記憶する記憶手段と、
    前記各チャンネルの前記画質調整パラメータ間の比率を記憶する画質調整パラメータ変換係数記憶手段と、
    前記各チャンネルに対応する映像画面をモニタ装置に分割して表示するマルチ画面表示手段と、
    画質調整の際に、前記分割して表示された画面の任意の1つの画面で画質調整され、該画質調整により得られた画質調整パラメータを、前記分割して表示された他の任意の画面の画質調整パラメータとして前記記憶手段にコピーする手段と、
    任意の1つの画面で調整された画質調整パラメータを他の任意の画面の画質調整パラメータとして前記記憶手段にコピーする際、前記画質調整パラメータ変換係数記憶手段に記憶された係数で重み付けする手段を備えたことを特徴とする多チャンネル入力方式映像装置の画質調整装置。
  4. 前記記憶手段は不揮発性メモリであることを特徴とする請求項3に記載の多チャンネル入力方式映像装置の画質調整装置。
  5. 映像信号を複数のチャンネルから入力する多チャンネル入力方式映像装置の画質調整方法において、
    各チャンネル毎に画面の画質を決定する画質調整パラメータを記憶し、
    前記各チャンネルの前記画質調整パラメータ間の比率を記憶し、
    前記各チャンネルに対応する映像画面をモニタ装置に分割して表示し、
    画質調整の際に、前記分割して表示された画面の任意の1つの画面で画質調整され、
    該画質調整により得られた画質調整パラメータを、前記分割して表示された他の任意の画面の画質調整パラメータとして前記記憶手段にコピーし、
    任意の1つの画面で調整された画質調整パラメータを他の任意の画面の画質調整パラメータとして前記記憶手段にコピーする際、係数で重み付けすることを特徴とする多チャンネル入力方式映像装置の画質調整方法。
  6. 前記画質調整パラメータは不揮発性メモリに記憶されることを特徴とする請求項5に記載の多チャンネル入力方式映像装置の画質調整方法。
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