JP4519974B2 - X線断層画像を再構成する方法及び装置 - Google Patents

X線断層画像を再構成する方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明の分野は、計算機式断層撮影法に関し、より具体的には、X線医用計算機式断層撮影法に関する。
【0002】
【従来の技術】
コーン・ビーム投影技術を用いた計算機式断層撮影(CT)方法では、典型的には、X線源を用いて円錐(コーン)の形状の頂点を形成する。X線源の走査軌道は、走査中にコーン・ビームの頂点がそこに沿って移動するような曲線となる。コーン・ビーム源から固定された距離に、1組の検出器が配置されている。現在では、コーン・ビーム投影と、これらの投影の3次元(3D)ラドン変換の1次導関数との間の関係を確立した方法が存在している。理論的には、各々の線源位置Sが、球上に位置するラドン・データ、即ち、Sのラドン・シェルを生成することができる。円軌道上の対応する各球は、物体のラドン空間を掃引するものとなり、これをトーラス(円環体)と呼ぶ。物体を包含する最小の球内で且つトーラスの外部にある領域は、シャドウ・ゾーンと呼ばれる。シャドウ・ゾーンは、円軌道からラドン・データが欠落している領域を表わす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
円−線軌道を用いる場合には、典型的には、線軌道データを用いてシャドウ・ゾーンを充填する。シャドウ・ゾーンは、円軌道によって生成される有効ラドン・データ全体の体積に比べると極く小さなものであるが、現状でのコーン・ビーム投影法は計算集約的である(すなわち、計算量が膨大になる)。従って、円−線軌道に基づいた画像再構成を簡単化する必要性が存在する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明では、円−線軌道(circle-and-line orbit) に基づいてX線断層画像を再構成するシステムが提供される。本システムは、周波数領域において、円−線軌道データから別々に再構成された画像を結合する工程を含んでいる。詳しく述べると、この方法は、(1)シャドウ・ゾーンを周波数領域でシャドウ・コーンへ変換する工程と、(2)3次元フーリエ空間のシャドウ・コーンを1組の2次元フーリエ平面へ写像する工程と、(3)円軌道データのフーリエ変換から、シャドウ・コーンの投影としてマークされた領域内に位置するデータを除去すると共に、線軌道データのフーリエ変換からの同じデータで置き換える工程と、(4)各々の2次元フーリエ平面をそれぞれの2次元画像平面へ変換する工程と、(5)ホーン(horn)形状ボリュームを変換して格子(grid)形ボリュームへ戻す工程とを含んでいる。又、正フーリエ法(Direct Fourier Method、DFM)を用いて線軌道データを再構成する補間法も提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を説明する一実施例に全体的に従ったCTイメージング・システム10を示す。システム10内には、中央処理ユニット(CPU)16と、サンプリング装置12と、その他の画像支援及び処理サブシステム(14、18、20及び22)とが含まれている。サンプリング装置12は、X線源34と画像検出アレイ32とを、起動装置と共に含んでいる。画像支援装置(14、18及び22)は、高速フーリエ・プロセッサ14と、補間器18と、メモリ20と、表示装置22とを含んでいる。
【0006】
2次元(2D)断層像再構成において、フィルタ補正逆投影(FBP)の1つの代替技術として正フーリエ法(DFM;Direct Fourier Method)逆投影がある。正フーリエ法逆投影は、投影スライス定理に基づいており、この定理は、特定の角度における投影データの1次元(1D)フーリエ変換(FT)が同じ角度における物体の2次元FTの断面に対応するものと仮定している。DFMは、線軌道に関連する従来の逆投影再構成の代替として用いられることになる。
【0007】
【外1】
Figure 0004519974
【0008】
【数1】
Figure 0004519974
【0009】
【外2】
Figure 0004519974
【0010】
(例えば、Feldkamp等、及びHuによって与えられたようなもの)を用いて評価される。例えば、Feldkamp等は、Journal of the Optical Society of America、第1巻、第6号、1984年6月、第612頁・第619頁に記載された「実用コーン・ビーム・アルゴリズム(PRACTICAL CONE-BEAM ALGORITHM)」と題した論文においてコーン・ビーム・アルゴリズムを発表している。尚、本論文はここに参照されるべきものである。第2の要素は、第3項がラドン空間で評価される場合にのみ必要とされる。ここでは、第3項をフーリエ空間内で評価するので、第2項は無視される。
【0011】
【外3】
Figure 0004519974
【0012】
は、円軌道によって回転軸の周りで掃引されるトーラス24と、物体40を包含する最小の球面とによって画定されるシャドウ・ゾーン28を充填するために用いられる(図2)。ラドン空間内で画定されるこのシャドウ・ゾーン28は、トーラス24に比較すると小さいが、現在の逆投影法は計算集約的であり、このことは、例えば1997年1月31日、GE社のMedical System事業部のThe Applied Science Laboratory刊のHui Huによる「円軌道並びに円−線軌道のためのコーン・ビーム再構成アルゴリズム(CONE BEAM RECONSTRUCTION ALGORITHM FOR THE CIRCULAR ORBIT AND A CIRCLE-AND-LINE ORBIT)」と題した論文において定義
【0013】
【外4】
Figure 0004519974
【0014】
【数2】
Figure 0004519974
【0015】
ここで、
【0016】
【数3】
Figure 0004519974
【0017】
また、w(z0,Θ,L )は、2L z0 cos Θ+z0 2 cos2 Θ−d2 sin2 Θ>0の場合には、w(z0,Θ,L )=1であり、その他の場合には、w(z0,Θ,L )=0である。
また更に、ここで、H(z0 ,Θ,L )は、z=z0 において得られるスナップショットから算出されるラドン・データの加重付き2次導関数である。物体空間
【0018】
【外5】
Figure 0004519974
【0019】
ている。原点(0,0)及び(Y0,Z0)を直径の2端として用いて検出器平面上で円を描くと、円が切り取るすべての有効ラドン・データH(z0 ,Θ,L )は、制限 L=Y0 sin Θ+Z0 cos Θを満たす。各々の点(Y0,Z0)毎に、加算された後に物体空間に逆投影されるべき対応するラドン・データの集合H(z0 ,Θ,L )が存在する。従って、この処理の計算の複雑さは、O(N5 )に近付く。
【0020】
本発明は、物体40(図2に示す)の線軌道走査から得られたデータを用いて計算効率のよいCT再構成を決定する方法を記載する。第1に、ラドン空間におけるシャドウ・ゾーン28を拡大して、周波数空間におけるシャドウ・コーン30へ変換する(図3)。第2に、CPU16によって実行されるパッチ処理(patching)を、元の3次元周波数空間から多数の2次元周波数スライスへ単純化する。
【0021】
第1段階は、3次元ラドン空間での半径線のフーリエ変換は、3次元フーリエ空間内の同じ半径線と等価であるという事実に基づく。3次元ラドン空間での半径線がシャドウ・ゾーン28を切り取るならば、3次元フーリエ空間内の対応する半径線は、ラドン半径線における幾分かのラドン・データが欠落するために「汚染」される。シャドウ・ゾーン28を切り取るすべての半径線がシャドウ・コーン30を形成するので、3次元フーリエ空間における対応する半径線の集合も又、周波数欠落コーンを形成する。フーリエ空間で定義される式(1)の第1項の周波数欠落コーン(又は汚染されたコーン)は、式(1)の第3項のコーンによって置き換えられる。
【0022】
第2段階は、線軌道が、(円軌道に起因する)汚染されたコーンを置き換えるのに十分な周波数データを支持することを示すものであり、この後に、2次元フーリエ空間での汚染されたコーンを置き換える手順が続く。
【0023】
図6は、X線源34及び検出器パネル32を静止したままにして、物体40をz軸(この軸は、円軌道の回転軸でもある)に沿って移動させることにより、線走査軌道を実現し得ることを示している。物体40は、「zステップ」36の増分に示す離散的な増分でz方向に移動するものとして示されている。複数の検出器32から成る各々の垂直な列は、線源34と共に、物体40を通る平面を画定する。各々の垂直な平面内で、各々の検出器位置が特定の角度を画定し、各検出器によって収集されたデータは、zステップ36の間隔でサンプリングされた物体の平行投影に対応する。図7は、角度θm =θmax における物体40のいくつかの平行投影を示しており、図8は、角度θm =θmin における物体40の平行投影を示している。これらの平行投影を用いて、2次元FT平面における対応する欠落した角セグメント(angular segment) を充填する。θmax 及びθmin は、シャドウ・ゾーン28のデータ・ボリュームを置き換えるのに用いられるシャドウ・コーン30(図3)のデータ・ボリュームが、シャドウ・ゾーンのデータ・ボリュームを包含するように選択される角度である。この条件は、図2に示すように、θ0 =θm のときに満たされる。ここで、
θ0=sin-1(R/d)
であり、ここで、Rは物体40を包含する最小の球の半径であり、dは円軌道の半径である。
【0024】
3次元フーリエ空間内のシャドウ・コーン30(図3)は、2次元シャドウ・コーンとして2次元フーリエ平面の集合へ投影することができる。これらの2次元フーリエ平面の各々の逆変換は、X線源及び検出器32の列Nによって画定される画像平面に対応する(図6)。
【0025】
先ず、F(u,v)を2次元関数f(x,y)のフーリエ変換であるとする。x=x0 上の1次元フーリエ・データは、次のようにして導かれる。
【0026】
【数4】
Figure 0004519974
【0027】
同様に、3次元関数f(x,y,z)のフーリエ変換について、x=x0 における物体スライスの2次元フーリエ変換は、次のように表わされる。
【0028】
【数5】
Figure 0004519974
【0029】
所望のn次元フーリエ空間が、拡大された(n+1)次元フーリエ空間の(n+1)次元と直交していない場合について述べる。例えば、所望の1次元フーリエ変換が、式x cos θ+y sin θ−p=0によって定義される線上に位置しているならば、元の2次元座標(x,y)を新たな座標(x′,y′)へ角度θだけ回転させると適当である。F(u′,v′)をf(x′,y′)のフーリエ変換であるとする。すると、F(u′,v′)も又、F(u,v)を角度θだけ回転させることにより得られる。線x cos θ+y sin θ−p=0に沿ったフーリエ変換は、次のように表わされる。
【0030】
【数6】
Figure 0004519974
【0031】
同様に、x cos ψ+y sin ψ−p=0によって画定される平面に沿った2次元フーリエ変換は、次の式によって与えられる。
【0032】
【数7】
Figure 0004519974
【0033】
また、F(u′,v′,w)は図4に示すように、w座標を不変に保ったまま(u,v)座標を角度ψだけ回転させることにより得られる。回転後の座標系を図4及び図5に図形的に示しており、ここでは、新たな座標(u′,v′,w)
【0034】
【外6】
Figure 0004519974
【0035】
要約すると、3次元フーリエ空間においてラドン空間の面積を画定するシャドウ・コーン30(図4)は、1次元逆フーリエ変換を適用することにより2次元フーリエ部分空間へ投影される。換言すると、3次元フーリエ空間のシャドウ・コーンを置き換えるのではなく、走査されている物体40を一連の2次元フーリエ平面内に表わして、すべての個々の平面における投影後の2次元シャドウ・ディスク26に置き換える。
【0036】
以上の原理を適用するに当たって、次のアレイ及びスキャナのパラメータを仮定する。検出器アレイ32(図6)は、D(M×N)という表現によって表わし、ここで、検出器アレイ32はM行及びN列を有するものとする。円軌道の投影データをPc (M×N×Vc )という表現によって表わし、ここで、Vc は、ビューの総数である。線軌道の投影データは、PL (M×N×VL )という表現によって表わし、ここでも又、VL は、ビューの総数である。円軌道データから再構成される画像は、Ic (K×K×K)又はIcs(K×N×K)という形態を有する。前者は立方ボリュームであり、後者はX線源及び検出器パネルによって画定される「ホーン形状」のボリュームである。線軌道データから再構成される画像は、IL (K×K×K)又はILs(K×N×K)という形態を有し、同様に、前者は立方ボリュームであり、後者は「ホーン形状」のボリュームである。
【0037】
画像は、線軌道データから再構成される。第1段階として、線軌道投影データを修正して、図6、図7及び図8に図形的に示すように、複数の射線が線源34から検出器アレイ32へ走行する際の発散の効果を収容するようにする。検出器パネル上で検出される発散した射線は、検出器の値に次のような加重関数を乗算することにより修正される。
【0038】
W(m,n)=D/[D2+(m−m022+(n−n0221/2
【0039】
【外7】
Figure 0004519974
【0040】
検出器パネル32の(m0 ,n0 )へ投影されている。値a及びbは、それぞれ行次元及び列次元での検出器ピッチである。検出器ピッチは、2つの隣接した検出器の中心と中心との間の距離を定義する標準的な定義である。
【0041】
次に、n番目の傾斜(angular) 垂直平面を再構成する。n番目の傾斜垂直平面を再構成するためには、PL 配列のn番目の列から投影データPLn(M×VL )を抽出する。ここで、m番目の行は、固定されたビーム角度θm に対応している。
【0042】
m の行要素は、この垂直スライスの物体中心が、v=V1 /2に再整列するようにシフトされる。PLn′を再整列後の投影配列であるとする。
【0043】
物体空間に復帰するためには、2つの方法のうちいずれか一方を採用することができる。第1の選択肢としては、1次元FFTをPLn′の各々の行に適用する。そして、FFTデータの各々の集合を、m=1,...,Mとした場合の角度θm における半径線上に配置する。そして、逆FFTを用いて、フーリエ・データ集合を物体空間へ変換する。
【0044】
第2の選択肢としては、すべてのN列についてのフィルタ補正後のPLn′を逆投影して、X線源34及びN列の検出器列のNによって画定されるN個の垂直平面を含むホーン形状ボリュームを得る。fn (x,y)をn番目の列に基づく再構成後の画像であるとし、Qn をフィルタ補正後の投影配列であるとすると、
【0045】
【数8】
Figure 0004519974
【0046】
となる。
【0047】
上の式をシフト後の行要素に適用した結果は、ホーン形状を有する立体配列ILsとして表わされる。
【0048】
最終画像は、2つの可能な方法のうち一方によって再構成することができる。先ず、シャドウ・コーン30を3次元フーリエ空間内で置き換えることができる。代替的には、シャドウ・コーン30を2次元フーリエ空間内で置き換えた後に、ホーン形状ボリュームから立方ボリュームへ戻すように補間してもよい。
【0049】
最初に、3次元空間でのシャドウ・コーン30の置き換えについて述べる。第1段階として、Feldkampのアルゴリズムを用いて、円軌道データから、トーラス24に関連した画像Ic を再構成する。次いで、Ic から3次元フーリエ変換F(Ic )を得る。
【0050】
ホーン形状ボリュームILsを補間して、対応する立方ボリュームIL を得る。IL から3次元フーリエ変換F(IL )が得られる。
【0051】
F(Ic )のシャドウ・コーン部分は、F(IL )の対応部分で置き換えられ、修復されたフーリエ・データ配列を与える。次いで、修復後のフーリエ・データ配列に対して逆フーリエ変換を適用して、立方空間に復帰する。
【0052】
次に、シャドウ・コーンを2次元フーリエ空間内で置き換える方法について述べる。第1段階として、この場合にもやはり、Feldkampのアルゴリズムを用いて、円軌道データから画像Icを再構成する。次に、Ic を補間してIcsとする。ここで、Is は、複数の傾斜垂直平面を画定する。ILsは、上述のように、線軌道データから得られる。
【0053】
フーリエ変換F(Ics)及びF(ILs)は、Ics及びILsから得られる。シャドウ・コーンは、F(Ics)の各々の2次元平面内でF(ILs)において定義される対応データによって置換される。修復後のフーリエ・データの2次元集合の各々に対して逆フーリエ変換を適用する。最後に、ホーン形状ボリュームを補間して、立方ボリュームに戻す。
【0054】
以上に述べたDFM法は、極座標から直交座標への補間を要求する。
【0055】
上述のコーン・ビーム再構成は、円−線の軌道に基づいており、フーリエ領域の円軌道データの欠落したシャドウ・ゾーン28を線軌道データによって置き換えることを必要とする。図6に示す線軌道配向の場合には、物体40は、zステップ36の増分として示す離散的な増分でz方向に移動するものとして示されている。複数の検出器32から成る各々の垂直列は、線源34と共に、物体40を通る平面を画定する。各々の垂直な平面内で、各々の検出器位置が特定の角度を画定し、各検出器によって収集されたデータは、zステップの間隔でサンプリングされた物体の平行投影に対応する(図6、図7及び図8)。図7は、角度θm =θmax における物体40のいくつかの平行投影を示しており、図8は、角度θm =θmin における物体40の平行投影を示している。これらの平行投影を用いて、2次元FT平面における対応する欠落した角セグメントを充填する。θmax 及びθmin は、シャドウ・ゾーン28のデータボリュームを置き換えるのに用いられるシャドウ・コーン30(図3)のデータボリュームが、シャドウ・ゾーンのデータボリュームを包含するように選択される角度である。この条件は、図2に示すように、θ0 =θm のときに満たされる。
【0056】
1つのアプローチは、限定された角度ビューの集合から、平行投影を用いて、各々の傾斜平面毎にフィルタ補正逆投影(FBP)画像を再構成し、次いで、2次元FTを算出し、これを用いて欠落した角セグメントを置き換えるものである。
【0057】
もう1つの代替的な方法は、極格子データを平行投影の1次元FTから2次元FT領域内の直交格子へ直接変換するものである。この方法は、正フーリエ法逆投影に要求される補間に類似している。
【0058】
線軌道では、各々の平面毎に、所定の数の投影(各々の垂直列におけるM個の検出器に等しい)を、θmin からθmax の角度範囲について取得する。線データのための補間手法は、コーン・ビーム再構成方法の計算に有用な以下に述べる補間法を展開するための方法論を提供する。
【0059】
【外8】
Figure 0004519974
【0060】
【数9】
Figure 0004519974
【0061】
となる。
【0062】
【外9】
Figure 0004519974
【0063】
【数10】
Figure 0004519974
【0064】
【外10】
Figure 0004519974
【0065】
【数11】
Figure 0004519974
【0066】
となり、ここで、
ρ>0、0≦φ<2πである。
【0067】
M(ρ,φ)が既知であると仮定すると、極座標でのこのFTデータは、表現M(ρ cosφ,ρ sinφ)=M(ρ,φ)によってデカルト座標へ変換することができる。物体は、次の表現を用いて2次元逆FTによって再構成される。
【0068】
【数12】
Figure 0004519974
【0069】
しかしながら、M(ρ,φ)は、すべての位置において既知であるわけではなく、離散的な点(ρj ,φk )の有限な集合においてのみ既知であるに過ぎない。そこで、極座標点の既知の値から直交デカルト格子の全体に要求される値へ補間する問題となる。
【0070】
この問題を解くために既存の定理が利用される。先ず、x(t)を、時間空間tにおいて周期Tを有する周期関数であるとする。cが定数であり、Kがx(t)の標本数に関連した整数である場合に、x(t)が値[c(1/T)]に角度に関して帯域限定されるならば、x(t)を次のように書くことができる。
【0071】
【数13】
Figure 0004519974
【0072】
ここで、Ts =T/(2K+1)である。
【0073】
この証明は、シャノンのサンプリング定理から、次のようにして導かれる。
【0074】
【数14】
Figure 0004519974
【0075】
ここで、データ配列の行数は、N=2K+1である。
【0076】
角度補間は、関数M(ρ,φ)を用い、ここで、変数φは、2πの周期を有する。M(ρ,φ)は、角度に関してKに帯域限定されている(即ち、フーリエ級数の係数が、|n|>Kについてcn =0を満たす)ので、
【0077】
【数15】
Figure 0004519974
【0078】
となり、ここで、
σ(φ)=[sin{((2K+1)/2)φ}]/[(2K+1)sin((1/2)φ)](15)
である。
【0079】
次に、半径補間について記載する。Aが、物体40を包含する最小の球面の半径であるとして前に示した半径Rと等価である場合に、物体が直径2Aに空間限定されているならば、物体の投影も又、直径2Aに限定され、従って、シャノンのサンプリング定理を用いると、投影Pφ(u)のFTを次の式として再構成することができる。
【0080】
【数16】
Figure 0004519974
【0081】
角度補間と半径補間とを組み合わせると、次の式が得られる。
【0082】
【数17】
Figure 0004519974
【0083】
c (ul ,vm )は、デカルト空間全体にわたって次の式として算出される。
【0084】
c(ul,vm
=M(um 2+vm 21/2,cos -1[um/(um 2+vm 21/2
補間誤差を減少させるために、以下に述べるようないくつかの段階を踏むことができる。先ず、空間内での不十分なサンプリングからの誤差を考察する。
【0085】
線軌道の最中に、予め定められたzステップ36の間隔で平行投影データがサンプリングされる。投影は空間限定されるので、帯域限定されない。所定のzステップ・ウィンドウ(例えば、2A)にわたって投影をサンプリングすると、帯域幅を効率的に縮小すると共に、2次元FT領域にエイリアシング(折り返し)アーティファクトを導入することになる。結果として、zステップ36は、実効帯域幅B=1/(2*zステップ)[点/サイクル]が投影の周波数内容を実質的に包含するように十分小さいものに選択される。
【0086】
誤差のもう1つの原因は、半径周波数における不十分なサンプリングである。物体が、直径について1/(2*A)に空間限定されているならば、物体の投影も又、2Aに空間限定され、このため、エイリアシングを回避するためにFTは少なくとも1/(2A)[点/サイクル]の間隔で一様にサンプリングされる。
【0087】
線データの場合には、実効帯域幅はBと定義される。半径標本の数Nは、(2*B)/N=1/(N*zステップ)≦1/(2*A)となるように選択される。又、2次元FT領域における格子間隔も、最大で1/2A[点/サイクル]である。
【0088】
誤差のもう1つの原因は、ビューの不十分な数である。非等方的で且つ中心がずれた物体は、角度に関して帯域限定されない。このため、投影の数を非常に大きくすることができる。しかしながら、実用上は、投影の数は、2次元FT領域において2つの隣接した半径線の間のサンプリングが、最大格子間隔1/2A[点/サイクル]に近似的に等しくなるように選択される。
【0089】
次に、2次元FT領域内での補間について述べる。線軌道データの場合には、2次元FT領域内で直交格子間隔1/2A[点/サイクル]を用いる。コンピュータでの実現時には、典型的には、高速フーリエ変換(FFT)を用いて各々の投影の1次元FTを算出する。半径サンプリングを改善するために、FFTを適用する前に、投影データのゼロ充填を行う。本明細書では、ゼロ充填は、データ集合に対してゼロを付加して、FFTが行われた後のアーティファクトを最小化する工程を含んでいる。一旦、半径方向サンプリングが得られたら、最近接補間又は線形補間を用いて、新たな標本点の間の値を算出する。
【0090】
前述のように、線軌道の場合には、小さな角セグメントについて複数の投影が要求される(即ち、角度方向は、半径サンプリングに比べてオーバサンプリングされる。)。1つの問題は、このデータを効率的に利用する仕方にある。最近接法のような単純な補間法は、利用可能なデータのすべてを利用しない。1つの代替的なアプローチは、行をグループ化し、次いで、以下に詳細に記載するような逆双1次補間法を利用して信号対ノイズ比(SNR)を増大させるように各々のグループからの行を加算することにより、ビューの数をデシメート(decimate)するものである。
【0091】
本発明では、逆双1次補間法を極格子フォーマットのデータに対して利用する。方位角方向での最適な補間のためには、式(15)で定義されたσ(φ)関数を用いることができる。但し、この関数は、計算面では実用的でない。コンピュータでの実現のためには、補間関数における値をトランケート(切捨て)せねばならず、これにより、アーティファクトが生ずる。
【0092】
コンピュータ計算の観点から、実現が最も簡単な補間アルゴリズムは、最近接(NN)アルゴリズムであり、このアルゴリズムでは、各々のピクセルに対し、各ピクセルに最も近接した標本の値を与える。NNは、サンプリングされたデータを矩形関数によって畳み込むことと等価である。空間領域での矩形関数による畳み込みは、周波数領域において信号にsinc関数を乗算することと等価であるが、sinc関数は顕著なサイドローブを有するため、不十分な低域通過フィルタである。
【0093】
線形補間は、サンプリングされたデータの三角形ウィンドウによる畳み込みに相当する。この関数は、周波数領域においてNNよりも良好な低域通過フィルタ特性を有するsinc2 関数に対応する。
【0094】
NN法は、単一の点を基盤として補間する。線形補間アルゴリズムは、2つの最も近接した点を基盤として補間する。補間に3つの点を用いると、1辺では2つの点が得られ、他辺では唯一の点が得られる。Bスプライン法は、各々の方向において2つの最も近接した点にわたる補間を可能にする。3次Bスプライン法は、NN法の矩形関数の4つの畳み込みを含む。3次Bスプラインは対称であるので、区間(0,2)において定義するだけでよい。数学的には、これらのBスプラインは、次のように書くことができる。
【0095】
f(x)=x3−x2+(4/6) x∈(0,1)
f(x)=−(x3/6)+x2−2x+(8/6) x∈(1,2)
上で定義した3次Bスプライン方程式は、シャドウ・コーン30のデータの利用可能な集合の全体にわたって滑らかな3次多項式にフィットするように適合させることができる。
【0096】
もう1つの補間関数は、σ(φ)のトランケートに関連している。前述したように、σ(φ)関数の角度方向における理想的な補間関数を見出すことが望ましい。しかしながら、σ(φ)関数は、かなりのエネルギを有しており、このため、長い距離にわたって急速に減衰せず、従って、空間領域での畳み込みとして容易に実現することができない。短い距離にわたってこの関数をトランケートすると自然であるが、トランケートは、上述のエネルギの殆どを無視する。更に、空間領域でのトランケートは、物体が空間領域から信号領域へ変換されるときに、リンギング・アーティファクトを生ずる。
【0097】
双1次補間は、2次元の補間方法である。この補間法においては、f(x,y)は、n1 T≦x≦(n1 +1)T及びn2 T≦y≦(n2 +1)Tについて4つの最も近接した点におけるf(n1 ,n2 )の線形結合によって評価される。双1次法における補間後の値f(x,y)は、
Figure 0004519974
となる。ここで、
Δx=(x−n1T)/T、及びΔy=(y−n2T)/T
である。
【0098】
逆双1次補間は、逆双1次加重を介して極格子データを直交格子データへ変換する。即ち、各々の極格子要素は、4つの部分面積を正規化された加重として用いて各要素の4つの最も近接した直交格子に再分配される。この方法は、原データが各々の矩形方形に少なくとも1つの要素を有している限りにおいて、原データが規則的に分配されなくてもよいという意味で、ロバストなものである。このため、検出器アレイ32(図6)の欠陥又は継ぎ目によって生ずる望ましくないデータ要素を無視することができる。この処理のもう1つの利点は、すべての良好なデータが完全に利用されることであり、この結果、よりよい信号対ノイズ比(SNR)を提供する。
【0099】
線軌道データ値x、及び逆双1次補間に用いられる関連する格子点を図9に図形的に示す。データ値xは、次のようにその4つの最も近接した格子点に分配される。
【0100】
i,j=gi,j+a11x gi+1,j=gi+1,j+a01
i,j+1=gi,j+1+a10x gi+1,j+1=gi+1,j+1+a00
各々の格子点は、積算された値gi,j を有しており、4つの隣接した正方形からの積算された加重後のxの値を表わす。各々の格子点において積算された値を正規化するために、もう1つの変数wijを保持する必要があり、この変数は、ピクセル(i,j)の双1次分布に関連した積算された加重(aij)で表わされる。実際には、この工程は、各々の格子点が積算された加重wijで除算されるので、補間手順の終盤での正規化工程となる。
【0101】
2次元FT領域及び画像領域について、所載の補間法を用いて6組のシミュレーションを行った。シミュレーションの結果は、最近接(NN)補間法、線形補間法、3次Bスプライン補間法及びフィルタ補正逆投影(FBP)補間法と比較した場合の逆双1次補間を示す。結果を表I・表VIに掲げる。
【0102】
最初の3つのシミュレーションについては、線形補間を半径方向に用いた。最近接補間法、線形補間法及び3次Bスプライン補間法は、方位角方向に用いた。2次元FT領域での角セグメントの再構成は、線軌道データを用いてシミュレートされた。関心のあるスライスは、図6の物体を通る中央のスライスとした。物体は3つの水平な円板から成り、z(垂直)方向に尖端を有するようにした。
【0103】
又、トランケートσ(φ)補間法を方位角方向(8つの近接点を含めて)に用いた。線形補間は、半径方向に用いた。最近接補間及び線形補間は、3次Bスプライン補間よりも良好な性能の結果を生じた。しかしながら、3次Bスプラインは、トランケートσ(φ)補間における8つの点に対して4つの点しか用いない。従って、3次Bスプラインは、8点のトランケートσ(φ)補間よりも計算面でより好ましく、このため、トランケートσ(φ)補間は比較に含めなかった。
【0104】
極座標点に基づく双1次補間についても評価を行った。関心のあるスライスの2次元FTを算出し、上述の方法を比較する基本的な基準として用いた。FBP再構成の2次元FTも又、比較に含めた。FBP再構成は、2次元FMP画像の再構成及びこの後に2次元FTの算出を必要とする。しかしながら、極座標双1次補間は、画像領域へ戻す変換を必要としない。これにより、FBP法を凌ぐ計算面の利点が得られる。
【0105】
各々の方法の性能を測定するために、様々な数のビュー及び半径標本について上述の方法を用いて補間後の直交格子値を算出した。誤差は、次のような実数2次元FTによって算出した。則ち、ノルム1(全絶対差;表1)、ノルム2(全平方距離の平方根;表2)、及びノルム∞(最大絶対差;表3)である。尚、ノルム1、ノルム2及びノルム∞という用語は、統計分析において用いられる標準的な用語であることに留意されたい。
【0106】
【表1】
Figure 0004519974
【0107】
【表2】
Figure 0004519974
【0108】
【表3】
Figure 0004519974
【0109】
又、補間された直交格子から、逆2次元FTを用いて、対応する限定されたビュー画像も算出した(表4乃至表6)。誤差は、再構成画像と真の画像とで比較した。FBP画像も比較に含めた。尚、線軌道の実際の実現時には、2次元FTデータにパッチを当ててFeldkampの2次元FTデータとする前に画像を再構成する必要はないことに留意されたい。
【0110】
【表4】
Figure 0004519974
【0111】
【表5】
Figure 0004519974
【0112】
【表6】
Figure 0004519974
【0113】
半径サンプリングを増大させても、画像領域の誤差は減少しないことが観察されよう。しかしながら、半径サンプリングを減少させると、直交格子間隔が半径サンプリングと最早同程度でなくなるので、誤差が導入される。但し、zステップ36の値は、帯域幅制限の故に固定されている。従って、各々の投影毎に、Nにzステップを乗じたものが2AとなるようなN個のサンプルが利用可能となる。
【0114】
各々の例で、逆双1次補間は、2次元FT領域においても、画像領域においても、所載の他の補間法と比較して誤差が少ない。又、例えば、表VIのデータによって観察され得るように、画像誤差を大幅に増大させずに、2次元FT領域及び画像領域におけるビューの数を256から減少させることもできる。
【0115】
本発明に従ってCT画像を再構成する様々な方法及び装置の特定の実施例を、本発明を実行し利用する方式を説明する目的で記載した。本発明の他の変形及び改変の実現並びにその様々な側面は当業者には明らかであり、本発明はここに記載した特定の実施例によって限定されないことを理解されたい。従って、本発明はここに開示し請求した基礎にある基本的な原理の要旨の範囲内にある任意の及びすべての改変、変形又は均等構成を網羅するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線断層撮影イメージング・システムを示すブロック図である。
【図2】図1のシステムによって形成される円軌道の断面を示す模式図である。
【図3】図2のシャドウ・ゾーン及び対応するシャドウ・コーンを示す模式図である。
【図4】平面へ投影された図2のシャドウ・コーンの断面を示す模式図である。
【図5】平面へ投影された図2のシャドウ・コーンの断面を示す模式図である。
【図6】図1のシステムによってz方向に実行される漸増式処理工程を示す模式図である。
【図7】角度θmax における平行投影データの集合(図6に示す検出器アレイのM番目の行から得られる)を示す模式図である。
【図8】角度θmin における平行投影データの集合(図6に示す検出器アレイの1番目の行から得られる)を示す模式図である。
【図9】図1のシステムの逆双1次補間を示す模式図である。
【符号の説明】
10 CTイメージング・システム
12 サンプリング装置
14 高速フーリエ変換プロセッサ
16 中央処理ユニット(CPU)
18 補間器
20 メモリ
22 表示装置
24 トーラス
26 シャドウ・ディスク
27 水平な平面
28 シャドウ・ゾーン
30 シャドウ・コーン
32 画像検出器アレイ
34 X線源
36 z軸
40 物体

Claims (19)

  1. 円軌道からのデータと線軌道からのデータとを含むX線断層画像を再構成する方法であって、前記円軌道が、3次元ラドン空間において、当該円軌道から3次元ラドン・データが欠落している部分の領域を表わすシャドウ・ゾーン(28)を規定する、X線断層画像再構成方法において
    円形の第1ホーン形状ボリューム内、前記円軌道から得られる画像を表現する円軌道画像表現工程と、
    前記円形第1ホーン形状ボリュームに対応する線形の第2のホーン形状ボリューム内、前記線軌道から得られる画像を表現する線軌道画像表現工程と、
    前記円形第1のホーン形状ボリュームの各々と前記線形第2ホーン形状ボリュームの各々を夫々横切る垂直平面(27)にある2次元画像を複数の2次元フーリエ平面へ変換する2次元フーリエ平面変換工程と、
    前記3次元ラドン空間の前記シャドウ・ゾーン(28)が前記3次元フーリエ空間にマッピングされることにより生ずる3次元シャドウ・コーン(30)の前記複数の2次元フーリエ平面における投影(24)を、前記円軌道データから、除去し、該投影(24)を、前記線軌道データから得られた対応する投影により置き換えて、修復された複数の2次元フーリエ平面を形成する2次元フーリエ平面修復工程と、
    前記修復された複数の2次元フーリエ平面に対して逆2次元フーリエ変換を施して、結果として得られる第3のホーン形状ボリュームを表わすそれぞれの複数の2次元画像平面を得る2次元画像平面形成工程と、
    結果として得られ前記第3ホーン形状ボリュームを前記X線断層画像へ変換するX線断層画像変換工程と、
    を具備したことを特徴とするX線断層画像再構成方法。
  2. 前記円軌道画像表現工程は、
    θを3次元ラドン空間における前記シャドウ・ゾーン(28)の限界を表わす角度θとして定義すると、コーン頂角2θを有するシャドウ・コーンを選択する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のX線断層画像再構成方法。
  3. 前記線軌道画像表現工程は、前記線軌道データから複数の垂直画像スライスを生成して、前記線形第2ホーン形状ボリュームを形成する垂直画像スライス生成工程を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のX線断層画像再構成方法。
  4. 前記垂直画像スライス生成工程は、前記線軌道データの投影から形成される複数の平行ビームを再構成する工程を含むことを特徴とする請求項3に記載のX線断層画像再構成方法。
  5. さらに、前記垂直画像スライスをフィルタ補正逆投影法を用いて再構成するフィルタ補正逆投影法再構成工程を有することを特徴とする請求項4に記載のX線断層画像再構成方法。
  6. さらに、前記複数の垂直画像スライスを正フーリエ法を用いて再構成する正フーリエ法再構成工程を有することを特徴とする請求項4に記載のX線断層画像再構成方法。
  7. 前記正フーリエ法再構成工程は、逆双1次補間を用いて、データを極格子から直交格子へ変換する第1逆双1次補間工程を含んでいることを特徴とする請求項6に記載のX線断層画像再構成方法。
  8. 前記第1逆双1次補間工程は、4つの最も近接した格子位置gi,j、gi+1,j、gi,j+1及びgi+1,j+1対して各々の線軌道フーリエ・データ値xに対して逆双1次補間を行う第2逆双1次補間工程を含むことを特徴とする請求項7に記載のX線断層画像再構成方法。
  9. 前記第2逆双1次補間工程は、各々の前記線軌道データ値xのそれぞれの位置と、前記4つの最も近接した格子位置gi,j、gi+1,j、gi,j+1及びgi+1,j+1の各々との間の正規化された部分面積a00、a01、a10、a11を決定する部分面積演算工程を含むことを特徴とする請求項8に記載のX線断層画像再構成方法。
  10. それぞれの前記線軌道データ値xに隣接した各々の格子点gi,jを収集すると共に加重wijを割り当てる工程を更に含んでいることを特徴とする請求項9に記載のX線断層画像再構成方法。
  11. 前記部分面積演算工程は、次の等式 gi,j=gi,j+a11x gi+1,j=gi+1,j+a01x gi,j+1=gi,j+1+a10x gi+1,j+1=gi+1,j+1+a00xに従って各々の前記格子位置を更新する工程を含んでいることを特徴とする請求項10に記載のX線断層画像再構成方法。
  12. それぞれのgi,jをwijにより除算することにより各々の格子データgi,jを正規化する工程を更に含んでいることを特徴とする請求項11に記載のX線断層画像再構成方法。
  13. 円軌道からのデータと線軌道からのデータとを含むX線断層画像を再構成するX線断層画像再構成装置において、前記円軌道が、3次元ラドン空間において、当該円軌道から3次元ラドン・データが欠落している部分の領域を表わすシャドウ・ゾーン(28)を規定する、X線断層画像再構成装置であって、
    円形の第1ホーン形状ボリューム内、前記円軌道から得られる画像を表現する円軌道画像表現手段と、
    前記円形第1ホーン形状ボリュームに対応する線形の第2のホーン形状ボリューム内、前記線軌道から得られる画像を表現する線軌道画像表現手段と、
    前記円形第1のホーン形状ボリュームの各々と前記線形第2ホーン形状ボリュームの各々を夫々横切る垂直平面(27)にある2次元画像を複数の2次元フーリエ平面へ変換する2次元フーリエ平面変換手段と、
    前記3次元ラドン空間の前記シャドウ・ゾーン(28)が前記3次元フーリエ空間にマッピングされることにより生ずる3次元シャドウ・コーン(30)の前記複数の2次元フーリエ平面における投影(24)を、前記円軌道データから、除去し、該投影(24)を、前記線軌道データから得られた対応する投影により置き換えて、修復された複数の2次元フーリエ平面を形成する2次元フーリエ平面修復手段と、
    前記修復された複数の2次元フーリエ平面に対して逆2次元フーリエ変換を施して、結果として得られる第3のホーン形状ボリュームを表わすそれぞれの複数の2次元画像平面を得る2次元画像平面形成手段と、
    結果として得られ前記第3ホーン形状ボリュームを前記X線断層画像へ変換するX線断層画像変換手段と、
    を備えたことを特徴とするX線断層画像再構成装置。
  14. 前記円軌道画像表現工程は、
    θを3次元ラドン空間における前記シャドウ・ゾーン(28)の限界を表わす角度θとして定義すると、コーン頂角2θを有するシャドウ・コーンを選択する工程を含むことを特徴とする請求項13に記載のX線断層画像再構成装置。
  15. 前記線軌道画像表現工程は、前記線軌道データから複数の垂直画像スライスを生成して、前記線形第2ホーン形状ボリュームを形成する垂直画像スライス生成工程を含んでいることを特徴とする請求項13に記載のX線断層画像再構成装置。
  16. 前記垂直画像スライス生成工程は、前記線軌道データの投影から形成される複数の平行ビームを再構成する工程を含むことを特徴とする請求項15に記載のX線断層画像再構成装置。
  17. さらに、前記垂直画像スライスをフィルタ補正逆投影法を用いて再構成するフィルタ補正逆投影法再構成工程を有することを特徴とする請求項16に記載のX線断層画像再構成装置。
  18. さらに、前記複数の垂直画像スライスを正フーリエ法を用いて再構成する正フーリエ法再構成工程を有することを特徴とする請求項16に記載のX線断層画像再構成装置。
  19. 前記正フーリエ法再構成工程は、逆双1次補間を用いて、データを極格子から直交格子へ変換する第1逆双1次補間工程を含んでいることを特徴とする請求項18に記載のX線断層画像再構成装置。
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