JP4519936B2 - マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーション - Google Patents

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Description

本発明は、マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーション装置、マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーションを行うチャネル・モジュール、及びマルチアンテナ無線チャネルのシミュレーションを行う方法に関する。
MIMO(多重入力多重出力)マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーションでは、送信アンテナと受信アンテナとの間の無線サブチャネルを通じた無線信号の伝搬のシミュレーションが必要となる。典型的な無線チャネル・シミュレータでは、無線チャネル・ユニットにおいて各無線サブチャネルのシミュレーションを行う。通常、無線チャネル・ユニットの前にはプレルータ(pre-router)が置かれており、これがアンテナ信号を該当する無線チャネル・ユニットに切り換える。無線チャネル・ユニットから出力される信号は、ポストルータ(post-router)に供給され、これらの信号を結合して、該当する出力チャネルに誘導する。
しかしながら、誘導及び結合ルーチンには、障害が起きやすい外部配線や、複雑な切換マトリクス及び加算器が必要となる。したがって、マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーションを行う方法を検討し一層発展させれば有用であろう。
本発明の目的は、改良した装置、モジュール、及び方法を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーション装置を提供する。この装置は、伝搬効果を、伝搬経路を沿って伝搬する無線信号を表すチャネル信号に組み込むチャネル・モジュールを備えており、チャネル・モジュールは、(m×n)アレイ構成を形成するために、隣接するチャネル・モジュールに電気的に接続されており、少なくとも1つの(m,n)チャネル・モジュールが第1の(m,n−1)チャネル信号及び第2の(m−1,n)チャネル信号を受け取るように構成されている。少なくとも1つの(m,n)チャネル・モジュールは、チャネル・モデルに応じて第1の(m,n−1)チャネル信号を処理して、処理済(m,n)チャネル信号を発生する、少なくとも1つの処理リソースと、処理済(m,n)信号及び第2の(m−1,n)チャネル信号を結合して、第2の(m,n)チャネル信号(512)を発生する、コンバイナとを備えており、少なくとも1つの(m,n)チャネル・モジュールは、更に、第2の(m,n)チャネル信号(512)を出力するように構成されている。
本発明の第2の態様によれば、マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーションを行うチャネル・モジュールを提供する。このチャネル・モジュールは、(m×n)アレイ構成を形成するために、隣接するチャネル・モジュールに電気的に接続されており、チャネル・モジュールが第1の(m,n−1)チャネル信号及び第2の(m−1,n)チャネル信号を受け取るように構成されている。チャネル・モジュールは、チャネル・モデルに応じて第1の(m,n−1)チャネル信号を処理して、処理済(m,n)チャネル信号を発生する少なくとも1つの処理リソースと、処理済(m,n)信号及び第2の(m−1,n)チャネル信号を結合して、第2の(m,n)チャネル信号を発生するコンバイナとを備えている。チャネル・モジュールは更に、第2の(m,n)チャネル信号を出力するように構成されている。
本発明の別の態様によれば、マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーション方法を提供する。この方法は、アレイ構成に編成されている隣接チャネル・モジュールに電気的に接続されている(m,n)チャネル・モジュールにおいて、第1の(m,n−1)チャネル信号及び第2の(m−1,n)チャネル信号を受け取るステップと、チャネル・モデルに応じて第1の(m,n−1)チャネル信号を処理することにより、処理済(m,n)チャネル信号を発生するステップと、処理済(m,n)チャネル信号及び第2の(m−1,n)チャネル信号を結合して、第2の(m,n)チャネル信号を発生するステップと、第2の(m,n)チャネル信号を出力するステップとを備えている。
本発明から様々な利点が得られる。無線チャネル・シミュレータ内を伝搬するチャネル信号の誘導は、伝搬効果をチャネル信号に組み入れるチャネル・モジュールの電気接続及びアレイ構造によって内部で実現する。内部で誘導することにより、複雑な誘導及び切換システムの必要性が低下し、無線チャネル・シミュレータの構造が簡素化する。一実施形態では、本発明は、更に、無線チャネル・シミュレータを、容易に拡張可能なモジュール構造で実施することも可能にする。
以下に、添付図面を参照しながら、本発明について更に詳細に説明する。
図1は、送信受信アンテナ対によって形成された伝搬チャネル114を示す。アンテナ対は、送信アンテナ100と、受信アンテナ102とを備えている。送信信号116が送信アンテナ100に入力され、送信アンテナ100は、送信信号116を電磁波120に変換する。電磁波120の一部は受信アンテナ102に伝搬し、受信アンテナ102は、この電磁波120の一部を受信信号118に変換する。
伝搬チャネル114は、電磁波120のために少なくとも1つの伝搬経路104、106を含む。伝搬経路104、106は、送信アンテナ100から受信アンテナ118への電磁波120の異なるルートを表す。伝搬経路104、106は、受信アンテナ102における電磁波120の受信電力に関して、電磁波120にとって最も好ましい伝搬効果が得られるルートを表す。各伝搬経路104、106は、電磁波120に対してその特性的な伝搬効果を有することができる。
無線システムでは、電磁波120は送信アンテナ100から受信アンテナ102に情報を搬送する。マルチパス伝搬では、伝搬チャネル114は複数の伝搬経路104、106を含む。一般に、受信信号181の振幅は、電磁場120のマルチパス成分のベクトル和である。
送信アンテナ100から受信アンテナ102に伝搬している間、電磁波120は、減衰、吸収、反射、散乱、回折、及び屈折というような伝搬効果を受ける。吸収、反射、散乱、回折、及び屈折のような伝搬効果の一部は、電磁波120が遭遇する障害物108、110、112によって生ずる場合がある。障害物108、110、112の一部は、送信アンテナ100及び/又は受信アンテナ102に対しての方が関係が深い場合もある。通例、減衰は、伝搬経路104、106の物理的長さの関数として電磁波120の電力低下によって生ずる。電磁波120の特性に関して、伝搬効果は、電磁波120の振幅、位相及び周波数に影響を及ぼす可能性がある。
更に、電磁波120は、無線送信機のようなその他の信号源や、熱ノイズによる干渉も受ける可能性がある。
更に、伝搬チャネル114は、送信アンテナ100及び受信アンテナ102の特性にも依存する。電磁波120に付随する波頭は、送信アンテナ100の形式に依存する。更に、受信アンテナ102に到達する電磁波120の部分のサンプリングは、受信アンテナ102の形式に依存する。したがって、無線チャネル・シミュレーションにおいては、送信アンテナ100及び受信アンテナ102のアンテナ特性を考慮に入れることが好ましい。
尚、図1に示す伝搬チャネル114の一例は、1つの送信アンテナ100及び1つの受信アンテナ102を適用した場合を示している。マルチアンテナ無線チャネルの場合、少なくとも3本のアンテナを用いて無線チャネルを形成する。各送信−受信アンテナ対は、アンテナ対特定の伝搬経路と共に、アンテナ対特定伝搬チャネルを形成する。
通例、無線チャネル・シミュレーションは、伝搬チャネルを特徴化するチャネル・モデルに基づく。図2は、無線チャネル及び付随する無線チャネル・パラメータのブロック図表現を示す。図2に示す無線チャネルの一例はMIMO(多重入力多重出力)であり、少なくとも2つの送信アンテナ206、208及び少なくとも2つの受信アンテナ210、212を用いることによって形成する。
無線チャネル・シミュレーションは、ワイヤレス電気通信システムの既知の送受信局と移動局というように、2つの送受信機の間で行うことができる。しかしながら、本発明は電気通信システムに限定されるのではなく、無線チャネルを形成する際に少なくとも3つのアンテナを提供するいずれのシステムにでも適用することができる。
MIMOチャネルから習得した教示を、MISO(多重入力単一出力)及びSIMO(単一入力多重出力)のような、もっと単純なシステムにどのように適用するかは、当業者には明らかであろう。
図2は、送信アンテナ206、208に接続されている送信機200、受信アンテナ210、212に接続されている受信機202、ならびに伝搬経路104、106及びアンテナ208〜212からの影響を含む無線チャネル204を示す。
送信機200は、信号220A及び220Bを送信アンテナ206及び208にそれぞれ入力する。受信機202は、送信アンテナ206、208が生成する電磁波の一部を受信し、受信アンテナ210及び212から受信信号222A及び22Bをそれぞれ出力する。
更に、図2は伝搬チャネル214、216、218、及び220も示している。
一実施形態では、無線チャネルは、チャネル方程式を用いて特徴化することができる。
Figure 0004519936
ここで、送信信号ベクトルのベクトル成分x(k=1,...M)は、k番目の送信アンテナに送出された送信信号を表し、受信信号ベクトルy(j=1,...,N)のベクトル成分は、j番目の受信アンテナが出力する受信信号を表し、係数hkjは、k番目の送信アンテナ及びj番目の受信アンテナに付随する無線チャネルの部分を表す。また、チャネル係数は、チャネル・タップ及び/又はインパルス応答と呼ぶこともできる。帯域幅Bの広帯域チャネルでは、チャネル・タップは、更に、伝搬チャネルの周波数応答も特徴化することができる。
無線チャネルの時間変動、及びマルチパス伝搬は、以下のように記述することによって考慮に入れることができる。
Figure 0004519936
ここで、上付き文字Iは、I番目の伝搬経路を示す。各伝搬経路Iには、伝搬経路特定のチャネル係数hl kj(t)及び受信信号yl j(t)を関連付けることができる。チャネル係数hl kj(t)及び受信信号yl j (t)は、時間依存性があってもなくてもよい。チャネル係数hl kj(t)は、通常、複素変数である。
図3に示す例を参照すると、マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーション装置300は、入力無線周波数ドメイン(IRFD)302を含む。入力無線周波数ドメイン302は、無線周波数入力信号312を受信し、無線周波数入力信号312をベースバンド入力信号314に変換する。
無線周波数入力信号312は、例えば、基地局又は移動局のような無線送信機を代表する装置において発生するMIMO送信信号のような、無線周波数チャネル信号とすることができる。
ベースバンド入力信号314は、前処理ユニット(PRPU)304に入力される。前処理ユニット304は、ベースバンド入力信号314のスケーリング、パケット化、タイム・シェアリング、分周、及び/又はIQ−分割のようなタスクを責務とする。
前処理ユニット314は、シミュレーションを行おうとする伝搬経路104、106に入力する無線信号を表すチャネル信号316を出力する。
チャネル信号316は、シミュレーション・アレイ(SA)に入力され、シミュレーション・アレイ306はマルチアンテナ無線チャネルの伝搬効果をチャネル信号316に組み込む。マルチアンテナ無線チャネルにおけるチャネル信号の伝搬のシミュレーションを行うには、チャネル信号に対して一連の数学的演算を実行する。
本発明の一実施形態では、シミュレーション・アレイ306は、M個の送信アンテナ及びN個の受信アンテナによって設けられるM×N個のMIMO無線チャネルのシミュレーションを行うために用いられる。このような場合、シミュレーション・マトリクスの各列は、シミュレーションのM×1部分のシミュレーションを行う。
シミュレーション・アレイ306は、チャネル信号318を出力する。チャネル信号318は、伝搬経路104、106から出射する無線信号を表す。
チャネル信号318は、後処理ユニット(POPU)308に入力され、後処理ユニット308は、例えば、チャネル信号318を結合することによって、チャネル信号318を処理する。
後処理ユニット308は、ベースバンド出力信号320を出力無線周波数ドメイン(ORFD)310に出力し、出力無線周波数ドメイン310はベースバンド出力信号320を無線周波数出力信号322に変換する。無線周波数出力信号は、例えば、MIMO受信信号とすることができる。
装置300は更に、装置300の機能ブロック302〜310を制御するコントローラ324も備えている。制御は、装置300におけるビット・フローの同期、チャネル・モデルに応じたシミュレーション・アレイ306のチャネル・モジュールのプログラミング、及び入力/出力トラフィックの制御のようなタスクを含むことができる。
図4Aを参照すると、シミュレーション・アレイ306は、チャネル・モジュール(CM)4A〜4Iを備えており、これらは伝搬効果をチャネル信号404A〜404Cに組み込む。3A〜3Rは、伝搬経路104、106に沿って伝搬する無線信号を表す。チャネル・モジュール4A〜4Iは、電気的に(m×n)アレイ構成に接続されており、各(m,n)チャネル・モジュールが、隣接する(m,n)チャネル・モジュールに電気的に接続されている。採用した表記では、各(m,n)チャネル・モジュールには、異なる(m,n)インデックスが付随し、m及びnがシミュレーション・アレイ306の行及び列をそれぞれ示すようになっている。
チャネル信号404A〜404C、3A〜3Rは、パラレル・バス上を伝達する32ビットを含むことができる。チャネル信号404A〜404C、3A〜3Rは、Q成分専用の16ビットと、I成分専用の16ビットとを含むことができる。データ伝達のクロック周波数は、例えば、200MHzとすることができる。
シミュレーション・アレイ306の寸法は、M及びNであり、M及びNは、それぞれ、m及びnの最大値である。
チャネル信号404A〜404C、3A〜3Rは、(m,n)表記で識別する。第1の(m,n)チャネル信号404A〜404C、3A〜3C、3G〜3I、3P〜3Rは、(m,n)チャネル・モジュール及び/又は前処理ユニット304において発生し、(m,n+1)チャネル・モジュールが受け取るチャネル信号である。第1の(m,n)チャネル信号404A〜404C、3A〜3C、3G〜3I、3P〜3Rは、シミュレーション・アレイ306内を水平方向に伝搬する。
第2の(m,n)チャネル信号406A〜406C、3D〜3F、3J〜3L、3M〜3Oは、(m,n)チャネル・モジュールによって出力され、(m+1,n)チャネル・モジュール又は後処理ユニット308が受け取るチャネル信号である。第2の(m,n)チャネル信号406A〜406C、3D〜3F、3J〜3L、3M〜3Oは、シミュレーション・アレイ306内を垂直方向に伝搬する。
前処理ユニット304が出力するチャネル信号404A〜404Cを、(m,n=1)で示す。チャネル方程式(1)に関して、前処理ユニット304が出力するチャネル信号404A〜404Cは、式(1)の右辺の列ベクトルのx成分を表すことができる。
シミュレーション・アレイ306が出力するチャネル信号406A〜406Cを(M,n)で示す。チャネル方程式(1)に関して、シミュレーション・アレイ306が出力するチャネル信号406A〜406cは、式(1)の左辺のベクトルのy成分を表すことができる。
前処理ユニット304には、ベースバンド・ドメインにおける送信アンテナ信号を表すことができる複数のベースバンド入力信号402A〜402Cを供給することができる。本発明の一実施形態では、前処理ユニット304は、各ベースバンド入力信号402A〜402Cをいずれかの(m,n−1)チャネル・モジュール4A、4D、4Gに誘導することができる。誘導は、コントローラ324が制御するスイッチによって実施することができる。
本発明の一実施形態では、後処理ユニット308はいずれの(m=M,n)チャネル信号406A〜406Cをいずれのベースバンド出力信号408A〜408Cにでも変換することができる。変換は、コントローラ324が制御するスイッチを用いて実施することができる。後処理ユニット308は、更に、少なくとも2つの(m=M,n)チャネル信号406A〜406Cを1つのベースバンド出力信号408A〜408Cに結合する、加算器のようなコンバイナを備えることができる。
図4Bを参照しながら、4×4MIMOシステムのシミュレーションを行うことができるシミュレーション・アレイ410について検討する。
この場合、前処理ユニット304は、4つのベースバンド入力信号402A〜402Dを受け取り、4つのチャネル信号404A〜404Dをシミュレーション・アレイ410に入力する。シミュレーション・アレイ410は、チャネル信号を誘導及び処理して、4つのチャネル信号406A〜406Dを後処理ユニット308に出力する。後処理ユニット308は、4つのチャネル信号406A〜406Dを受け取り、4つのベースバンド出力信号408A〜408Dを出力する。この場合、シミュレーション・アレイの各列は、4×1MIMOサブチャネルのシミュレーションを行うために用いられる。
前処理ユニット304及び後処理ユニット308によって誘導及び変換が可能となることにより、処理パワーを所望のサブチャネルに割り当てることが可能になる。例えば、4×4シミュレーション・アレイ410は、チャネル信号406A及び406Bを1つのベースバンド出力信号408Aに結合することによって、4×3MIMOシステムのシミュレーションを行うために用いることができる。この場合、点線の矩形の内側にある列は、1×3MIMOサブチャネルの1つに割り当てられる。
シミュレーションを行おうとする無線信号の帯域幅が狭い場合、複数のサブチャネルのシミュレーションを行うために1つのチャネル・モジュール5A〜5Pを用いることもできる。式(1)のチャネル・モデルに関して、1つのチャネル・モジュール5A〜5Pは、1つよりも多いhmnチャネル・タップを実施する。サブチャネル間でチャネル・モジュールを時間多重化することによって、サブチャネルのシミュレーションを行うことができる。
図5を参照すると、(m,n)チャネル・モジュール500は、処理リソース(PR)502と、処理リソース502に接続されているコンバイナ(COMB)504とを備えている。
処理リソース502は、第1の(m,n)チャネル信号508を(m,n−1)チャネル・モジュール又は前処理ユニット304から受け取り、無線チャネル・シミュレーションに適用するチャネル・モデルに応じて、第1の(m,n−1)チャネル信号508を処理する。処理の結果、処理済(m,n)チャネル信号514が得られる。チャネル方程式(1)に関して、(m,n)チャネル・モジュールは、式(2)に示すhmn(t)チャネル・タップを実現することができる。
処理リソース502は、処理済(m,n)チャネル信号514をコンバイナ504に入力し、コンバイナ504は、処理済(m,n)チャネル信号514を、(m−1,n)チャネル・モジュールから受け取った第2の(m−1,n)チャネル信号506と結合することによって、第2の(m,n)チャネル信号512を得る。コンバイナ504は、第2の(m,n)チャネル信号512を、(m+1,n)チャネル・モジュール又は後処理ユニット308に出力する。
シミュレーション・アレイ306の同じ行にある各チャネル・モジュールには、同じ第1チャネル信号を供給する。例えば、チャネル信号404Aに等しいチャネル信号3A〜3C、チャネル信号404Bに等しいチャネル信号3G〜3I、及びチャネル信号404Cに等しいチャネル信号3P〜3Rである。
本発明の一実施形態では、同じ行にあるチャネル・モジュールは、外部接続を介して、隣接するチャネル・モジュールと電気的に接続されている。外部接続は、チャネル・モジュール4A〜4Iを取り付けてある印刷基板又はその他の構造によって設けることができる。
本発明の一実施形態では、(m,n)チャネル・モジュール500は、第1の(m,n−1)チャネル信号508を第1の(m,n)チャネル信号510として出力することによって、シミュレーション・アレイ306における水平信号の内部誘導(local routing)を可能にするように構成されている。内部誘導は、第1の(m,n−1)チャネル信号510の入力バスを第1の(m,n)チャネル信号510の出力バスに接続することによって実現することができる。
コンバイナ504は、例えば、加算器又は乗算器とすることができる。
本発明の一実施形態では、シミュレーション・アレイ306のチャネル・モジュール4A〜4Iは、互いに同一であり、処理リソース502及びコンバイナ504を備えている。(m=1,n)で示す最上位のチャネル・モジュール4A〜4Cには、第2の(m=0,n)チャネル信号として0ビットを供給することができる。0ビットは、最上位のチャネル・モジュール4A〜4Cにおいて発生してもよい。
図6を参照すると、本発明の一実施形態において、(m=1,n)チャネル・モジュール600は、第1の(m=1,n−1)チャネル信号602を受け取るように構成されている。(m=1,n)チャネル・モジュール600は、例えば、図4Aのチャネル・モジュール4A〜4Cに対応する。(m=1,n)チャネル・モジュール600は、伝搬効果(伝搬上の影響)を第1の(m=1,n−1)チャネル信号602に組み込むために少なくとも1つの処理リソース502を備えており、こうして第2の(m=1,n)チャネル信号604を発生する。(m=1,n)チャネル・モジュール600は、更に、第2の(m=1,n)チャネル信号604も出力する。
チャネル・モジュール600は、第1の(m=1,n)チャネル信号602を無視し、第1の(m=1,n+1)チャネル信号606を出力することができる。
図7を参照すると、(m,n)チャネル・モジュール700は、K個の遅延エレメント704A〜704C、K個の乗算器706A〜706C、及び加算器708を備えている。遅延エレメント704A、704B及び703Cの遅延長は、それぞれ、τ、τ、τで表される。乗算器706A、706B及び706Cの乗算係数は、それぞれ、g、g及びgで表される。遅延長及び乗算係数の値は、例えば、コントローラ324の制御に応じて変更することもできる。更に、遅延エレメント704A〜704Cの相対的位置及び乗算器706A〜706Cの相対的位置は、図7には示さないスイッチによって制御することもできる。スイッチの構成は、コントローラ324によって制御することができる。
図7において、遅延エレメント704A及び乗算器706Aは、(m,n)伝搬チャネルの第1伝搬経路を表し、遅延エレメント704B及び乗算器706Bは、第2伝搬経路を表し、遅延エレメント704C及び乗算器706Cは第3伝搬経路を表す。3つの伝搬経路の所望の特性に応じて、第1(m,n−1)チャネル信号508を、遅延エレメント704A〜704Cにおいて遅延させ、乗算器706A〜706Cにおいて乗算する。伝搬経路を伝搬したチャネル信号を、加算器708において結合する。更に、加算器708において、第2の(m−1,n)チャネル信号506をチャネル信号と結合することができる。
図8に示すように、L−1個の遅延エレメント804A〜804Cは直列に接続されている。第1(m,n−1)チャネル信号508を一連の遅延エレメント806A、806B、806Cに入力し、各遅延エレメント806A、806B、806Cの後、信号を乗算器806A〜806Dに導く。乗算器806A〜806Dが出力した信号を、加算器808において互いに加算する。加算器808は、第2(m−1,n)チャネル信号810を出力する。
チャネル・モジュール700、800は、ASIC(特定用途集積回路)及び/又はFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)によって実施することができる。
図9を参照すると、装置は印刷基板900を備えることができ、その上にチャネル・モジュール9A〜9Iを実装し接続することができる。印刷基板900は、チャネル・モジュール9A〜9Iに合わせたチャネル・モジュール・インターフェース10A〜10Lを備えることができる。
チャネル・モジュール9A〜9Iは、チャネル・モジュール9A〜9Iをチャネル・モジュール・インターフェース10A〜10Lに取り付けるためにバス11A〜11Cを備えている。
チャネル・モジュール・インターフェース10A〜10Lは、チャネル・モジュール9A〜9Iをチャネル・モジュール10A〜10Lへの瞬時設置を可能とする瞬間切断コネクタとするとよい。一実施形態では、チャネル・モジュールをチャネル・モジュール・インターフェース10A〜10Lに永続的に接続する。
アレイ構成では、チャネル・モジュール・インターフェース10A〜10Lを互いに接続することにより、チャネル・モジュール9A〜9Iを印刷基板900に実装するときに、チャネル・モジュール9A〜9Iのアレイ構成を形成することが可能になる。
印刷基板900は、装置の購入後に、印刷基板にチャネル・モジュールを追加することができるように、未使用のチャネル・モジュール・インターフェース10J〜10Lを含むこともできる。更に、未使用のチャネル・モジュール・インターフェース10J〜10Lによって、チャネル・モジュール9A〜9Iをチャネル・モジュール・インターフェース10A〜10L間で移動させることにより、アレイ構成を変更することも可能になる。この手順によって、アレイ構成は、例えば、4×4構成から2×8構成に変更することができる。
図10を参照すると、印刷基板902は、チャネル・モジュール・インターフェース13A〜13Dを備えており、その各々が複数のチャネル・モジュールに接続することができる。この場合、チャネル・モジュールをサブユニット12A〜12D上に実装する。サブユニット12A〜12Dの各々は、例えば、シミュレーション・アレイ306の1列にあるチャネル・モジュールから成る。この場合、図4に示すチャネル信号3D〜3F、3J〜3L、3M〜3Oのような垂直信号に必要な接続経路は、サブユニット12A〜12D内部で設定することができる。
図11を参照すると、本発明の一実施形態による方法論がフロー・チャートで示されている。
ステップ940において、本方法が開始する。
ステップ942において、第1の(m,n−1)チャネル信号508及び第2の(m−1,n)チャネル信号506が、アレイ構成に編成されている隣接チャネル・モジュールに電気的に接続されている(m,n)チャネル・モジュール500において受け取られる。
ステップ944において、チャネル・モデルに応じて第1の(m,n−1)チャネル信号508を処理することにより、処理済(m,n)チャネル信号514を発生する。
ステップ946において、処理済(m,n)チャネル信号514及び第2の(m−1,n)チャネル信号を結合して、第2の(m,n)チャネル信号512を発生する。
ステップ948において、第2の(m,n)チャネル信号512を出力する。
ステップ950において、第1の(m,n−1)チャネル信号508を第1の(m,n)チャネル信号510として出力する。
ステップ952において、本方法は終了する。
以上、添付図面にしたがって一例を参照しながら本発明について説明したが、本発明はこれに限定されるのではなく、添付した特許請求の範囲内で様々な方法で変更することが可能である。
無線システムに典型的な信号伝搬環境を示す図である。 チャネル・モジュールの一例を示すブロック図である。 マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーション装置の構造の一例を示す図である。 シミュレーション・アレイの構造を示す図である。 シミュレーション・アレイの構造を示す図である。 チャネル・モジュールの第1例を示す図である。 チャネル・モジュールの第2例を示す図である。 チャネル・モジュールの第3例を示す図である。 チャネル・モジュールの他の例を示す図である。 シミュレーション・アレイの実施態様の第1例を示す図である。 シミュレーション・アレイの実施態様の第2例を示す図である。 本発明の実施形態による方法論を示す図である。

Claims (10)

  1. マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーション装置であって、該装置が、伝搬経路を沿って伝搬する無線信号を表すチャネル信号に伝搬効果(伝搬影響)を組み込むチャネル・モジュール(4A〜4I)を備えており、前記チャネル・モジュール(4A〜4I)が、m×nアレイ構成を形成するために、隣接するチャネル・モジュール(4A〜4I)に電気的に接続されており、少なくとも1つの(m,n)チャネル・モジュール(500)が第1の(m,n−1)チャネル信号(508)及び第2の(m−1,n)チャネル信号(506)を受け取るように構成されており、前記少なくとも1つの(m,n)チャネル・モジュール(50)が、
    チャネル・モデルに応じて前記第1の(m,n−1)チャネル信号(508)を処理して、処理済(m,n)チャネル信号(514)を発生する、少なくとも1つの処理リソース(502)と、
    前記処理済(m,n)チャネル信号(514)及び前記第2の(m−1,n)チャネル信号(506)を結合して、第2の(m,n)チャネル信号(512)を発生する、コンバイナ(504)と、
    を備えており、
    前記少なくとも1つの(m,n)チャネル・モジュール(500)が、更に、前記第2の(m,n)チャネル信号(512)を出力するように構成されている
    ことを特徴とするシミュレーション装置。
  2. 請求項1記載の装置において、各(m,n)チャネル・モジュール(50)は、
    チャネル・モデルに応じて前記第1の(m,n−1)チャネル信号(508)を処理して、処理済(m,n)チャネル信号(514)を発生する、少なくとも1つの処理リソース(502)と、
    前記処理済(m,n)チャネル信号(514)及び前記第2の(m−1,n)チャネル信号(506)を結合して、第2の(m,n)チャネル信号(512)を発生する、コンバイナ(504)と、
    を備えており、
    各(m,n)チャネル・モジュール(50)が更に、前記第2の(m,n)チャネル信号(512)を出力するように構成されている
    ことを特徴とする、装置。
  3. 請求項1記載の装置において、前記(m,n)チャネル・モジュール(500)は更に、前記第1の(m,n−1)チャネル信号(508)を第1の(m,n)チャネル信号(510)として出力するように構成されていることを特徴とする装置。
  4. 請求項1記載の装置において、(m=1,n)チャネル・モジュール(4A〜4C)が、第1の(m=1,n−1)チャネル信号(404A、3A〜C)を受け取るように構成されており、前記少なくとも1つの(m=1,n)チャネル・モジュール(600)は、伝搬効果を前記第1(m=1,n−1)チャネル信号(602)に組み込むことにより、第2の(m=1,n)チャネル信号(604)を発生する少なくとも1つの処理リソース(502)を備えており、前記少なくとも1つの(m=1,n)チャネル・モジュール(600)は、更に、前記第2の(m=1,n)チャネル信号(604)を出力するように構成されていることを特徴とする装置。
  5. 請求項1記載の装置において、該装置は更に、アレイ構成に接続した複数のチャネル・モジュール・インターフェース(10A〜10L)を備えており、各チャネル・モジュール・インターフェースが少なくとも1つのチャネル・モジュール(9A〜9I)に順応し、
    前記チャネル・モジュール(9A〜9I)は、チャネル・モジュール・インターフェース(10A〜10L)に接続するバス(11A〜11I)を備えていることを特徴とする装置。
  6. マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーションを行うチャネル・モジュールであって、該チャネル・モジュールが、m×nアレイ構成を形成するために、隣接するチャネル・モジュール(4A〜4I)に電気的に接続されており、前記チャネル・モジュールが第1の(m,n−1)チャネル信号(508)及び第2の(m−1,n)チャネル信号(506)を受け取るように構成されており、前記チャネル・モジュール(50)は、
    チャネル・モデルに応じて前記第1の(m,n−1)チャネル信号(508)を処理して、処理済(m,n)チャネル信号(514)を発生する、少なくとも1つの処理リソース(502)と、
    前記処理済(m,n)チャネル信号(514)及び前記第2の(m−1,n)チャネル信号(506)を結合して、第2の(m,n)チャネル信号(512)を発生する、コンバイナ(504)と、
    を備えており、
    前記チャネル・モジュール(500)が更に、前記第2の(m,n)チャネル信号(512)を出力するように構成されている
    ことを特徴とするチャネル・モジュール。
  7. 請求項6記載のチャネル・モジュールにおいて、該チャネル・モジュールは更に、前記第1の(m,n−1)チャネル信号(508)を第1の(m,n)チャネル信号(510)として出力するように構成されていることを特徴とするチャネル・モジュール。
  8. 請求項6記載のチャネル・モジュールにおいて、該チャネル・モジュール(9A〜9I)は、チャネル・モジュール・インターフェース(10A〜10L)に接続するバス(11A〜11I)を備えていることを特徴とするチャネル・モジュール。
  9. マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーション方法であって、
    アレイ構成に編成されている隣接チャネル・モジュールに電気的に接続されている(m,n)チャネル・モジュールにおいて、第1の(m,n−1)チャネル信号及び第2の(m−1,n)チャネル信号を受け取るステップ(942)と、
    チャネル・モデルに応じて前記第1の(m,n−1)チャネル信号を処理することにより、処理済(m,n)チャネル信号を発生するステップ(944)と、
    前記処理済(m,n)チャネル信号及び前記第2の(m−1,n)チャネル信号を結合して、第2の(m,n)チャネル信号を発生するステップ(946)と、
    前記第2の(m,n)チャネル信号を出力するステップ(948)と、
    からなることを特徴とする方法。
  10. 請求項9記載の方法において、該方法はさらに、前記第1の(m,n−1)チャネル信号を第1の(m,n)チャネル信号として出力するステップ(950)を有することを特徴とする方法。
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