JP4519452B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、超音波診断装置に関するものである。
超音波診断装置は、超音波を用いて被検体を診断する装置として知られている。超音波診断装置は、リアルタイムな断層撮影が容易にできるなどの利点があるため、特に、胎児検診や心臓検診などの医療分野において重用されている。
超音波診断装置には、Bモード、ドプラモード、カラードプラモードなど様々なモードがある。Bモードは、主に、被検体内の臓器の断層像を撮影する際に用いられる。また、ドプラモードやカラードプラモードは、超音波が移動体により反射される時に、移動体の移動速度に比例してエコーの周波数が偏移するドプラ効果を利用するモードであり、たとえば、ドプラ効果による偏移周波数を用いて血流の移動速度などの血流情報を測定および撮影する際に用いられる。
そして、被検体内の血流情報を有する信号に対してカラードプラモードの処理を施すことにより、血流速度、分散、パワーなどの情報が得られ、たとえば、CFM(Color Flow Mapping)画像として生成され、超音波診断装置の表示部にBモードによる断層像に対応するように重ねられて表示される。
カラードプラモードにおいて血流情報を取得する際、クラッタ成分である組織からのエコーと、血流成分などの流体からのエコーとの両者を含むエコーを受信し、クラッタ成分である組織からのエコーによるデータを除去して、血流成分からのエコーによるデータを抽出するために、MTIフィルタ(Moving Target Indication Filter)が用いられる。
しかし、従来のMTIフィルタは、除去対象であるクラッタ成分の組織からのエコーによるデータのうち、消化器官のように静止している組織によるデータを容易に除去できるが、心臓弁や心筋などのように運動している組織によるデータは十分に除去できなかった。このため、運動している組織によるデータが血流によるデータと混在することになり、血流情報を正確に取得することが困難であり、心臓弁や心筋などの組織の動きに起因するノイズがCFM画像上に表示されていた。
このため、従来においては、運動している組織によるデータを除去して血流情報を正確に取得して良好な画像品質のCFM画像とするために、さまざまな方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平08−243103号公報
しかしながら、従来の方法においては、組織の動きが大きい心臓収縮期などの場合には急峻な運動の組織よるデータを除去できずにCFM画像上にノイズが表示され、一方、組織の動きが小さい心臓拡張期などの場合には、血流による必要なデータまで除去してしまい、血流情報がCFM画像として正確に表示されないことがあった。
このように、従来においては、急峻な運動をする心臓部などの組織によるデータを含む場合、正確な血流情報を取得することができず、画像品質を向上させることが困難であった。
したがって、本発明の目的は、急峻な運動をする組織によるデータを含む場合であっても、正確な血流情報を取得し、画像品質を向上することができる超音波診断装置を提供することにある。
上記目的を達成する観点の超音波診断装置は、被検体内に送信され前記被検体内で反射され受信される超音波による受信信号に基づいて前記被検体内の血流情報を得る超音波診断装置であって、前記受信信号を直交検波して同相成分信号と直交成分信号とを出力する直交検波手段と、前記直交検波手段から出力される前記同相成分信号と前記直交成分信号とのそれぞれについて低域の周波数成分を通過させるローパスフィルタ手段と、前記ローパスフィルタ手段により通過された前記同相成分信号と前記直交成分信号との前記低域の周波数成分に基づいて前記被検体内の組織の運動速度とパワーとを算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記運動速度と前記パワーとの組み合わせに応じる位相偏移量信号を閾値に基づいて出力する位相偏移量信号出力手段と、前記位相偏移量信号に基づいて前記直交検波手段から出力される前記同相成分信号と前記直交成分信号とのそれぞれの位相を引き戻す位相偏移手段と、前記位相偏移手段により位相が引き戻された前記同相成分信号と前記直交成分信号とのそれぞれについて高域の周波数成分を通過させるハイパスフィルタ手段と、前記ハイパスフィルタ手段により通過された前記同相成分信号と前記直交成分信号との前記高域の周波数成分に基づいて前記血流情報を生成する血流情報生成手段と、を備え、前記受信信号を受信する際に前記被検体の心電信号を検出する心電信号検出手段と、前記心電信号に基づいて前記位相偏移量信号を出力する際に用いる前記閾値を生成する位相偏移閾値生成手段とが設けられており、前記位相偏移量信号出力手段は、前記位相偏移閾値生成手段により生成された閾値に基づいて前記位相偏移量信号を出力する。
以上により、上記観点の超音波診断装置は、直交検波手段によって受信信号を直交検波して同相成分信号と直交成分信号とを出力する。そして、ローパスフィルタ手段によって直交検波手段から出力される同相成分信号と直交成分信号とのそれぞれについて低域の周波数成分を通過させる。そして、ローパスフィルタ手段により通過された同相成分信号と直交成分信号との低域の周波数成分に基づいて被検体内のクラッタ成分である組織の運動速度とパワーとを算出手段によって算出する。また、組織の運動速度とパワーとの算出と並行して、受信信号を受信する際に心電信号検出手段によって検出された被検体の心電信号に基づいて、位相偏移量信号出力手段が位相偏移量信号を出力するための閾値を位相偏移閾値生成手段により生成する。そして、算出手段により算出されたクラッタ成分の運動速度とパワーとの組み合わせに応じる位相偏移量信号を、位相偏移閾値生成手段が生成した閾値に基づいて位相偏移量信号出力手段により出力する。そして、位相偏移量信号出力手段からの位相偏移量信号に基づいて直交検波手段から出力される同相成分信号と直交成分信号とのそれぞれの位相を位相偏移手段により引き戻す。そして、位相偏移手段によって位相が引き戻された同相成分信号と直交成分信号とのそれぞれについて高域の周波数成分をハイパスフィルタ手段により通過させ、ハイパスフィルタ手段によって通過された同相成分信号と直交成分信号との高域の周波数成分に基づいて血流情報生成手段を用いることにより血流情報を生成する。本発明においては、受信信号を受信する際に検出された心電信号に基づいて、位相偏移量信号を出力する際に用いる閾値を生成するため、急峻な運動をする組織による同相成分信号と直交成分信号を含む場合であっても、それぞれの位相を位相偏移手段により引き戻すことができ、ハイパスフィルタ手段によって血流成分による同相成分信号と直交成分信号とが抽出される。
上記目的を達成する観点の超音波診断方法は、被検体内に送信され前記被検体内で反射され受信される超音波による受信信号に基づいて前記被検体内の血流情報を得る超音波診断方法であって、前記受信信号を直交検波して同相成分信号と直交成分信号とを出力する第1ステップと、前記第1ステップにより出力される前記同相成分信号と前記直交成分信号とのそれぞれについて低域の周波数成分を通過させる第2ステップと、前記第2ステップにより通過された前記同相成分信号と前記直交成分信号との前記低域の周波数成分に基づいて前記被検体内の組織の運動速度とパワーとを算出する第3ステップと、前記第3ステップにより算出された前記運動速度と前記パワーとの組み合わせに応じる位相偏移量信号を閾値に基づいて出力する第4ステップと、前記位相偏移量信号に基づいて前記第1ステップにより出力される前記同相成分信号と前記直交成分信号とのそれぞれの位相を引き戻す第5ステップと、前記第5ステップにより位相が引き戻された前記同相成分信号と前記直交成分信号とのそれぞれについて高域の周波数成分を通過させる第6ステップと、前記第6ステップにより通過された前記同相成分信号と前記直交成分信号との前記高域の周波数成分に基づいて前記血流情報を生成する第7ステップと、を備え、前記受信信号が受信される際に共に受信される前記被検体の心電信号に基づいて前記位相偏移量信号を出力する際に用いる前記閾値を生成する第8ステップを有し、前記第4ステップにおいては、前記第8ステップにより生成された閾値に基づいて前記位相偏移量信号を出力する。
以上により、上記観点の超音波診断方法は、第1ステップにおいて、受信信号を直交検波して同相成分信号と直交成分信号とを出力する。そして、第2ステップにおいては、第1ステップにて出力される同相成分信号と直交成分信号とのそれぞれについて低域の周波数成分を通過させる。そして、第3ステップにおいては、第2ステップにて通過された同相成分信号と直交成分信号との低域の周波数成分に基づいて被検体内のクラッタ成分である組織の運動速度とパワーとを算出する。そして、第4ステップにおいては、第3ステップにより算出された運動速度とパワーとの組み合わせに応じる位相偏移量信号を閾値に基づいて出力する。そして、第5ステップにおいては、位相偏移量信号に基づいて第1ステップにより出力される同相成分信号と直交成分信号とのそれぞれの位相を引き戻す。そして、第6ステップにおいては、第5ステップにより位相が引き戻された同相成分信号と直交成分信号とのそれぞれについて高域の周波数成分を通過させる。そして、第7ステップにおいては、第6ステップにより通過された同相成分信号と直交成分信号との高域の周波数成分に基づいて血流情報を生成する。ここで、受信信号が受信される際に共に受信される被検体の心電信号に基づいて位相偏移量信号を出力する際に用いる閾値を第8ステップにおいては生成する。そして、前述の第4ステップにおいては、第8ステップにより生成された閾値に基づいて前記位相偏移量信号を出力する。以上のように、本発明においては、受信信号を受信する際に検出された心電信号に基づいて、位相偏移量信号を出力する際に用いる閾値を生成するため、急峻な運動をする組織による同相成分信号と直交成分信号を含む場合であっても、それぞれの位相を位相偏移手段により引き戻すことができ、ハイパスフィルタ手段によって血流成分による同相成分信号と直交成分信号とが抽出される。
上記観点の発明によれば、急峻な運動をする組織によるデータを含む場合であっても、正確な血流情報を取得し、画像品質を向上可能な超音波診断装置および超音波診断方法を提供することができる。
以下より、本発明にかかる実施形態について説明する。
図1は、本発明にかかる実施形態の超音波診断装置1の全体構成を示すブロック(block)図である。
図1に示すように、本実施形態の超音波診断装置1は、超音波プローブ(probe)2と、送受信部6と、心電信号検出部8と、Bモード処理部10と、カラードプラモード処理部12と、画像処理部14と、表示部16と、制御部18と、操作部20とを有する。
超音波プローブ2は、超音波トランスデューサ(transducer)(図示なし)がアレイ(array)状に配列されて構成されている。それぞれの超音波トランスデューサは、たとえば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)セラミックス(ceramics)などの圧電材料により構成されている。超音波プローブ2は、図1に示すように、オペレータにより被検体4に当接して使用され、送受信部6からの駆動信号に基づいて、超音波を被検体内に照射し、被検体4内から返ってくる超音波のエコーを検出する。
送受信部6は、超音波プローブ2に接続されており、制御部18からの指令に基づいて、超音波プローブ2に駆動信号を与えて超音波を被検体内に送波させ、超音波プローブ2が検出したエコーに基づく受信信号をBモード処理部10とカラードプラモード処理部12とに出力する。たとえば、送受信部6は、超音波プローブ2に駆動信号を送信し、超音波の音線の方位を所定量ずつ変位させながら、所定の時間間隔で繰り返して超音波を送波させる。そして、超音波プローブ2に受信されたエコーに増幅、遅延、加算などの処理を実施して、受信信号を生成する。
心電信号検出部8は、制御部18からの指令に基づいて、被検体4の心電信号を検出するために設けられている。心電信号検出部8は、受信信号を受信する際に被検体4の心電信号を検出し、カラードプラモード処理部12に出力する。
Bモード処理部10は、送受信部6に接続されており、制御部18からの指令に基づいて、送受信部6が出力する受信信号を処理してBモード画像データを生成する。Bモード処理部10は、対数増幅ユニット(図示なし)と包絡線検波ユニット(図示なし)とを有している。Bモード処理部10は、対数増幅ユニットにより受信信号を対数増幅し、包絡線検波ユニットにより包絡線を検波して音線上の個々の反射点でのエコーの強度を表すエコー強度信号を生成し画像処理部14に出力する。
カラードプラモード処理部12は、送受信部6に接続されており、制御部18からの指令に基づいて、送受信部6が出力する受信信号を処理してカラードプラモード画像データを生成する。また、カラードプラモード処理部12は、心電信号検出部8が接続されており、被検体4の心電信号が入力される。
図2は、カラードプラモード処理部12の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、カラードプラモード処理部12は、直交検波部3と、ローパスフィルタ(Low−pass Filter)部401と、算出部403と、位相偏移量信号出力部404と、位相偏移量信号補正部405と、位相偏移部406と、ハイパスフィルタ(High−pass filter)部407と、血流情報生成部5とを有する。
直交検波部3は、互いの位相が90°異なる2つの参照周波数信号を用いて送受信部6による受信信号を直交検波し、同相成分信号I1と直交成分信号Q1とを生成する。
ローパスフィルタ部401は、直交検波部3からの同相成分信号I1および直交成分信号Q1において、周波数0を含む低域の周波数成分である同相成分信号I2および直交成分信号Q2を算出部403に通過させるものであり、その通過帯域は、運動している組織からのエコーの周波数範囲を包むように定められている。これらローパスフィルタ401としては、IIR(Infinite Impulse Response Filter)フィルタ、FIRフィルタ(Finite Impulse Response Filter)が用いられる。IIRフィルタはカットオフ周波数が急峻になる点で好ましく、FIRフィルタは所定の周波数特性に達するまでの整定時間が短い点で好ましい。
算出部403は、ローパスフィルタ401を通過した同相成分信号I2と直交成分信号Q2に対して、たとえば、自己相関演算を実施し、クラッタ成分である組織による運動速度V1とパワー値P1とを算出する。そして、算出された組織の運動速度V1とパワーP1とに基づく信号を位相偏移量信号出力部404へ出力する。
位相偏移量信号出力部404は、たとえば、ルックアップ・テーブルにより構成され、算出部403から出力される運動速度V1とパワーP1との組み合わせに応じた位相偏移量信号Sを、後述の位相偏移閾値生成部405が生成する閾値Hに基づいて位相偏移部406へ出力する。位相偏移量信号出力部404は、たとえば、パワーが所定の閾値H以上ある入力信号の組み合わせに対しては、入力信号に含まれている速度データに相当する位相偏移量信号Sを出力し、パワーが所定の閾値Hに達しない入力信号の組み合わせに対しては、入力信号に含まれる速度データに無関係に位相偏移量信号Sを0とするように出力処理の内容が構成されている。
位相偏移閾値生成部405は、心電信号検出部8が検出する心電信号に基づいて、位相偏移量信号出力部404が位相偏移量信号Sを出力する際に用いる閾値Hを生成する。本実施形態においては、位相偏移量信号Sを出力する際に用いる閾値Hが心電信号の変化に同期するように生成する。
位相偏移部406は、直交検波部3からの同相成分信号I1と直交成分信号Q1とを入力信号とし、その同相成分信号I1と直交成分信号Q1との位相を、位相偏移量信号出力部404が出力する位相偏移量信号Sに応じてそれぞれ偏移させられた同相成分信号I3と直交成分信号Q3とを出力する。
ハイパスフィルタ部407は、位相偏移部406によって位相が偏移させられた同相成分信号I3および直交成分信号Q3について、所定の周波数以上の高域の周波数成分を通過させて、血流情報生成部5へ出力する。つまり、ハイパスフィルタ部407は、周波数0を含む所定の低周波数領域を阻止帯域として、クラッタ成分による信号を除去するMTIフィルタとして機能し、血流成分による同相成分信号I4と直交成分信号Q4とを選択的に血流情報生成部5へ出力する。なお、ハイパスフィルタ部407は、IIRフィルタまたはFIRフィルタを用いることが好ましい。
血流情報生成部5は、ハイパスフィルタ部407により通過された同相成分信号I4と直交成分信号Q4との高域の周波数成分に対して、たとえば、自己相関演算を実施して血流成分の運動速度V2、パワーP2などの血流情報に基づく血流情報信号を生成して画像処理部14に出力する。
画像処理部14は、図1に示すように、Bモード処理部10とカラードプラモード処理部12とに接続されており、制御部8にからの指令に基づいて、Bモード処理部10とカラードプラモード処理部12とからの信号を処理する。たとえば、画像処理部14は、Bモード処理部10により生成されたエコー強度信号の各振幅を輝度値とし、また、エコー強度信号に位置情報を付加してBモード画像データを生成して、表示部16に出力する。また、画像処理部14は、カラードプラモード処理部10により生成された血流情報信号V2,P2に基づいてCFM画像データを生成して表示部16に出力する。たとえば、超音波プローブ2に接近する方向の運動速度を有する部分については赤色となるような色情報を付加し、反対方向については青色となるような色情報を付加する。また、この時、パワー値に基づいて輝度情報を変換する。
表示部16は、画像処理部14に接続されており、画像処理部14からの画像データに基づいて可視情報として表示する。表示部16は、たとえば、カラー画像が表示可能なグラフィックディスプレイ(graphic display)を用いて構成されおり、画像処理部14により生成されたBモード画像データとCFM画像データとを用いて、Bモード画像とCFM画像とを位置情報が対応するように重ね合わせて表示する。
制御部18は、送受信部6と心電信号検出部8とBモード処理部10とカラードプラモード処理部12と画像処理部14と表示部16とに接続されており、操作部20からの指令に基づいて各部に制御信号を与え動作を制御する。
操作部20は、オペレータにより操作され、制御部18に適宜指令を出力する。操作部20は、たとえば、キーボード(keyboard)などにより構成される。
つぎに、本発明にかかる実施形態の超音波診断装置を用いる超音波診断方法について説明する。
まず、オペレータは超音波プローブ2を被検体4の所望の個所に当てる。そして、操作部20を操作して、たとえば、Bモードとカラードプラモードを併用した撮像を行うための操作を入力する。これにより、制御部18による制御の下で、Bモードとカラードプラモードが時分割で行われる。たとえば、カラードプラモードのスキャンを数回行う度にBモードのスキャンを1回行う割合で、Bモードとカラードプラモードの混合スキャンが行われる。
Bモードとカラードプラモードとの撮像について、順次説明する。はじめに、Bモードの撮像について説明する。
Bモードにおいては、送受信部6が超音波プローブ2を用いて被検体4の内部を音線順次に走査しエコーを受信し、エコーに基づく受信信号を出力する。
そして、送受信部6からの受信信号に対しては、Bモード処理部10を用いて、対数増幅ユニットにより対数増幅し、包絡線検波ユニットにより包絡線を検波して音線上の個々の反射点でのエコーの強度を表すエコー強度信号を生成し画像処理部14に出力する。
その後、画像処理部14を用いて、Bモード処理部10により生成されたエコー強度信号の各振幅を輝度値とし、また、エコー強度信号に位置情報を付加してBモード画像データを生成して、表示部16に出力する。
つぎに、カラードプラモードの撮像について説明する。カラードプラモードの撮像の際、制御部18は、Bモード処理部10においてエコー強度信号が生成され画像処理部5へ出力されたことを受けて、Bモード処理部10の動作を停止し、カラードプラモード処理部12を駆動させる。
そして、送受信部6を用いて、超音波プローブ2により被検体4の内部を音線順次に走査しエコーを受信し、エコーに基づく受信信号をカラードプラモード処理部12に出力する。その際、に超音波の送波とエコーの受信とが1音線当たりに複数回実施される。
そして、カラードプラモード処理部12を用いて、受信信号に基づいて血流情報信号を画像処理部14に出力する。
具体的には、カラードプラモード処理部12は、直交検波部3により、互いの位相が90°異なる2つの参照周波数信号を用いて送受信部6による受信信号を直交検波し、同相成分信号I1と直交成分信号Q1とを生成する。
そして、ローパスフィルタ部401を用いて、直交検波部3からの同相成分信号I1および直交成分信号Q1において、周波数0を含む低域の周波数成分である同相成分信号I2および直交成分信号Q2を算出部403に通過させる。ローパスフィルタ部401は、運動している組織からのエコーの周波数範囲を包むように通過帯域が設定されているため、クラッタ成分による同相成分信号I2と直交成分信号Q2とが通過する。
そして、算出部403を用いて、ローパスフィルタ401を通過した同相成分信号Iと直交成分信号Qに対して、たとえば、自己相関演算を実施し、クラッタ成分である組織による運動速度V1とパワー値P1とを算出する。そして、算出された組織の運動速度V1とパワーP1とに基づく信号を位相偏移量信号出力部404へ出力する。
この時、組織の運動速度V1とパワーP1との算出と並行して、位相偏移量信号出力部404が位相偏移量信号Sを出力するための閾値Hを、受信信号を受信する際に心電信号検出部8によって検出された被検体4の心電信号に基づいて、位相偏移閾値生成部405により生成する。
図3は、位相偏移量信号出力部404が位相偏移量信号Sを出力する際において、心電信号検出部8によって検出された被検体4の心電信号Xと、位相偏移閾値生成部405により生成される閾値Hとの関係を示す図である。図3において、図3(a)は心電信号を示しており、横軸を時間軸、縦軸を信号強度として表している。図3(b)と(c)とは位相偏移閾値生成部405により生成される閾値Hを示しており、横軸を時間軸、縦軸を信号強度として表している。
位相偏移量信号出力部404は、たとえば、図3(b)に示すように、心電信号Xの強度の変化に基づいて、位相偏移量信号Sを出力するための閾値Hを2値で切り替えるように生成する。たとえば、X>c*X_maxの時、H=TH_Highとし、それ以外の場合には、H=TH_lowとする。ここで、cは0.0<c<1.0の範囲で与えられる係数であり、TH_High,TH_lowは、それぞれ大きなしきい値と小さなしきい値を示している。なお、c,TH_High,TH_lowは、いずれも、システム、プローブごとに最適化されるような変数として設定される。
なお、位相偏移量信号出力部404は、たとえば、図3(c)に示すように、心電信号Xの強度の変化に沿って、位相偏移量信号Sを出力するための閾値Hを連続的に切り替えるように生成してもよい。たとえば、H=a*X+bとする。ここで、a,bは、しきい値Hの設定可能範囲を逸脱しない範囲で、システム、プローブごとに最適化される。このように、位相偏移量信号出力部404は、位相偏移量信号Sを出力する際に用いる閾値Hが心電信号の変化に同期するように生成する。
そして、位相偏移量信号出力部404を用いて、算出部403から出力される速度V1とパワーP1との組み合わせに応じた位相偏移量信号Sを、位相偏移閾値生成部405が生成する閾値Hに基づいて位相偏移部406へ出力する。位相偏移量信号出力部404は、たとえば、パワーP1が閾値H以上ある入力信号の組み合わせに対しては、入力信号に含まれている速度データに相当する位相偏移量信号Sを出力し、パワーが所定の閾値Hに達しない入力信号の組み合わせに対しては、入力信号に含まれる速度データに位相偏移量を0とするような位相偏移量信号Sを出力する。
そして、位相偏移部406を用いて、直交検波部3からの同相成分信号I1と直交成分信号Q1との位相を、位相偏移量信号出力部404が出力する位相偏移量信号Sに応じて、それぞれ偏移させる。
そして、ハイパスフィルタ部407を用いて、位相偏移部406によって位相が偏移させられた同相成分信号I3および直交成分信号Q3について、所定の周波数以上の高域の周波数成分を通過させて、血流情報生成部5へ出力する。前述のように、ハイパスフィルタ部407は、MTIフィルタとして機能するため、血流成分による同相成分信号I4と直交成分信号Q4とが選択的に血流情報生成部5へ出力される。
そして、血流情報生成部5を用いて、ハイパスフィルタ部407により通過された同相成分信号I4と直交成分信号Q4との高域の周波数成分に対して、たとえば、自己相関演算を実施して血流成分の運動速度V2、パワーP2などの血流情報に基づく血流情報信号を生成して画像処理部14に出力する。
その後、画像処理部14を用いて、カラードプラモード処理部10により生成された血流情報信号に基づいてCFM画像データを生成して表示部16に出力する。
そして、表示部16によって、画像処理部14により生成されたBモード画像データとCFM画像データとを用いて、Bモード画像とCFM画像とを位置情報が対応するように重ね合わせて表示する。
以上のように、本実施形態は、直交検波部3によって受信信号を直交検波して同相成分信号I1と直交成分信号Q1とを出力し、ローパスフィルタ部401によって直交検波部3から出力される同相成分信号I1と直交成分信号Q1とのそれぞれについて低域の周波数成分を通過させ、ローパスフィルタ部401により通過された同相成分信号I2と直交成分信号Q2との低域の周波数成分に基づいて被検体内のクラッタ成分である組織の運動速度V1とパワーP1とを算出部403によって算出する。また、組織の運動速度V1とパワーP1との算出と並行して、受信信号を受信する際に心電信号検出部8によって検出された被検体4の心電信号に基づいて、位相偏移量信号出力部404が位相偏移量信号Sを出力するための閾値Hを位相偏移閾値生成部405により生成する。そして、算出部403により算出されたクラッタ成分の運動速度V1とパワーP1との組み合わせに応じる位相偏移量信号Sを、位相偏移閾値生成部405が生成した閾値Hに基づいて位相偏移量信号出力部404により出力する。そして、位相偏移量信号出力部404からの位相偏移量信号Sに基づいて直交検波部3から出力される同相成分信号I1と直交成分信号Q1とのそれぞれの位相を位相偏移部406により引き戻す。そして、位相偏移部406によって位相が引き戻された同相成分信号I3と直交成分信号Q3とのそれぞれについて高域の周波数成分をハイパスフィルタ部407により通過させ、ハイパスフィルタ部407によって通過された同相成分信号I4と直交成分信号Q4との高域の周波数成分に基づいて血流情報生成5を用いることにより血流情報を生成する。
本実施形態においては、受信信号を受信する際に検出された心電信号に基づいて、位相偏移量信号Sを出力する際に用いる閾値Hを生成する。この際、位相偏移閾値生成部405は、位相偏移量信号Sを出力する際に閾値Hが心電信号の変化に同期するように生成している。このため、急峻な運動をする組織であるクラッタ成分による同相成分信号と直交成分信号を含む場合であっても、位相偏移手段によってクラッタ成分による同相成分信号と直交成分信号の位相を正確に引き戻すことができ、ハイパスフィルタ部407によって血流成分による同相成分信号I4と直交成分信号Q4とが抽出されるために、正確な血流情報を取得し、画像品質を向上できる。
図1は、本発明の実施形態に係る超音波診断装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態に係る超音波診断装置のカラードプラモード処理部を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る超音波診断装置において、位相偏移量信号出力部が位相偏移量信号を出力する際に、心電信号検出部によって検出された被検体の心電信号と、位相偏移閾値生成部405により生成される閾値との関係を示す図である。
符号の説明
1:超音波診断装置、2:超音波プローブ、3:直交検波部(直交検波手段)、4:被検体、5:血流情報生成部(血流情報生成手段)、6:送受信部、8:心電信号検出部(心電信号検出手段)、10:Bモード処理部、12:カラードプラモード処理部、14:画像処理部(画像生成手段)、16:表示部(表示手段)、18:制御部、20:操作部、401:ローパスフィルタ部(ローパスフィルタ手段)、403:算出部(算出手段)、404:位相偏移量信号出力部(位相偏移量信号出力手段)、405:位相偏移閾値生成部(位相偏移閾値生成手段)、406:位相偏移部(位相偏移手段)、407:ハイパスフィルタ部(ハイパスフィルタ手段)

Claims (5)

  1. 被検体内に送信され前記被検体内で反射され受信される超音波による受信信号に基づいて前記被検体内の血流情報を得る超音波診断装置であって、
    前記受信信号を直交検波して同相成分信号と直交成分信号とを出力する直交検波手段と、
    前記直交検波手段から出力される前記同相成分信号と前記直交成分信号とのそれぞれについて低域の周波数成分を通過させるローパスフィルタ手段と、
    前記ローパスフィルタ手段により通過された前記同相成分信号と前記直交成分信号との前記低域の周波数成分に基づいて前記被検体内の組織の運動速度とパワーとを算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記運動速度と前記パワーとの組み合わせに応じる位相偏移量信号を閾値に基づいて出力する位相偏移量信号出力手段と、
    前記位相偏移量信号に基づいて前記直交検波手段から出力される前記同相成分信号と前記直交成分信号とのそれぞれの位相を引き戻す位相偏移手段と、
    前記位相偏移手段により位相が引き戻された前記同相成分信号と前記直交成分信号とのそれぞれについて高域の周波数成分を通過させるハイパスフィルタ手段と、
    前記ハイパスフィルタ手段により通過された前記同相成分信号と前記直交成分信号との前記高域の周波数成分に基づいて前記血流情報を生成する血流情報生成手段と、
    前記受信信号を受信する際に前記被検体の心電信号を検出する心電信号検出手段と、
    前記心電信号に基づいて前記位相偏移量信号を出力する際に用いる前記閾値を生成する位相偏移閾値生成手段とを備え、
    前記位相偏移量信号出力手段は、前記位相偏移閾値生成手段により生成された閾値に基づいて前記位相偏移量信号を出力する
    超音波診断装置。
  2. 前記位相偏移閾値生成手段は、前記位相偏移量信号を出力する際に閾値が前記心電信号の変化に同期するように生成する
    請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記血流情報生成手段により生成された前記血流情報に基づく画像データを生成する画像生成手段を有する
    請求項1または2に記載の超音波診断装置。
  4. 前記画像データを用いて画像を表示する表示手段を有する
    請求項1から3のいずれかに記載の超音波診断装置。
  5. 血流情報生成手段は、血流情報として血流成分の運動速度を生成し、
    前記画像生成手段は、前記画像データをカラー画像データとする
    請求項1から4のいずれかに記載の超音波診断装置。
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