JP4519382B2 - 動的容量無線データ・チャンネルのための無線回線プロトコルの改良 - Google Patents
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Description
発明の背景
I.発明の分野
本発明は無線通信に関する。特に、本発明は誤り制御プロトコルに固有のオーバーヘッドを最小にするとともに無線チャンネルを介してデータを確実に送信する改良された方法及びシステムに関する。
II.関連技術の説明
符号分割多重接続(CDMA)変調技術の利用は大多数のシステム・ユーザがいる通信を容易にする幾つかの技術の一つである。他の多重接続技術、例えば時分割多重接続(TDMA)、周波数分割多重接続(FDMA)、及び振幅圧伸単側帯(ACSSB)のようなAM変調法はこの技術分野では既知である。これらの技術は違う会社で製造された装置間で相互動作を容易にするために標準化されてきた。符号分割多重接続通信システムは、米国においては“二重モード広帯域拡散スペクトラム・セルラ・システムのための移動局−基地局互換規格(MOBILE STATION-BASE STATION COMPATIBILITY STANDARD FOR DUAL-MODE WIDEBAND SPREAD SPECTRUM CELLULAR SYSTEMS)”と題し、この中にも組み入れられ、そして以後IS−95として参照され、米国電気通信工業会TIA/EIA/IS−95−Bにて標準化された。
【0002】
IS−95は当初は可変率音声フレームの伝送のために最適化された。無線電話応用では一般的であるように、二方向音声通信を支援するために、通信システムはかなり一定かつ最小のデータ遅延をもつことが望ましい。このため、IS−95は強力な前方向誤り訂正(FEC)プロトコル及び音声フレーム誤りにしとやかに応答するよう設計されたボコーダでもって設計される。フレーム再送信手順を必要とする誤り制御プロトコルは音声伝送に対して容認できない遅れを与え、したがってIS−95規格には立案されていない。
【0003】
スタンドアロンIS−95規格を音声応用に理想のものに最適化するとパケット・データ応用への使用が困難になる。インターネット・プロトコル(IP)データの伝送のような、非音声応用においては、通信システムの遅延要請は音声応用におけるほど厳しくない。多分IPネットワークで使用されるプロトコルで最も利用されている、伝送制御プロトコル(TCP)においては、誤りのない伝送を保証するために実際には無限の伝送遅延が許容される。この伝送信頼性を提供するために、TCPは、一般にIPパケットと呼ばれる、IPデータグラムの再送信を使用する。
【0004】
IPデータグラムは一般に大きすぎて単一のIS−95フレーム内に納めることができない。IPデータグラムをIS−95フレームの一系列内に納めるに十分小さなセグメント(部分)に分割した後でも、IS−95フレームの全系列は単一IPデータグラムがTCPに有用であるために誤りなしで受信されなければならない。IS−95システムによくあるフレーム誤り率は単一データグラムの全セグメントの誤りのない受信確率を非常に低くする。
【0005】
IS−95に述べられているように、代わりのサービス・オプションは音声フレームの代わりに他の型のデータの送信を可能にする。“拡散スペクトラム・システムのためのデータ・サービス・オプション(DATA SERVICE OPTIONS FOR SPREAD SPECTRUM SYSTEMS)”と題するTIA/EIA/IS−707−Aは、以後IS−707として参照されるが、IS−95システムにおけるパケット・データの送信に使用される手順を記述する。
【0006】
無線回線プロトコル(RLP)は、“拡散スペクトラム・システムのためのデータ・サービス・オプション:無線回線プロトコル・タイプ2(DATA SERVICE OPTIONS FOR SPREAD SPECTRUM SYSTEMS: RADIO LINK PROTOCOL TYPE 2)”と題し、以後RLP2として引用され、そして引例によりこの中に組み込まれた、TIA/EIA/IS−707−A.8の中に記述されている。RLP2はIS−95フレーム層(layer)上で誤り制御プロトコルをフレーム再送信手順と合併する。RLPはNAKに基づくARQプロトコルで知られる誤り制御プロトコルのクラスであり、この技術分野においては周知である。IS−707RLPは、IS−95通信システムを介して、音声フレームの系列よりはむしろ、バイト−ストリームの送信を容易にする。
【0007】
幾つかのプロトコル層は一般的にRLP層上に存する。IPデータグラムは、例えば、RLPプロトコル層にバイト・ストリームとして与えられる前に一般にポイント−ツー−ポイント・プロトコル(PPP)・バイト・ストリームに変換される。RLP層は高位のプロトコル層のプロトコル及びフレーミング(framing)を無視するために、RLPにより伝送されるデータのストリームは“特徴のないバイト・ストリーム”であると云われる。
【0008】
RLPは当初はIS−95チャンネルを介して大きいフレームを送信する要求を満たすために設計された。例えば、500バイトのIPデータグラムがそれぞれ20バイトを収容するIS−95フレーム内で単に送信されるならば、IPデータグラムは25個の連続するIS−95フレームを満たせばよい。ある種の誤り制御層なしで、これら全25個のフレームはIPデータグラムが高位のプロトコル層に有用であるために誤りなしで受信されなければならない。1%のフレーム誤り率を有するIS−95チャンネル上で、IPデータグラム配送の実効誤り率は(1−(0.99)25)、または22%である。これはインターネット・プロトコル・トラフィックを伝送するために使用される大抵のネットワークに較べると非常に高い誤り率である。RLPは、10Base2イーサネット・チャンネルの代表的な誤り率に比較できるようにIPトラフィックの誤り率を減少させる回線層プロトコルとして設計された。
【0009】
最近、国際電気通信連盟(ITU)は無線通信チャンネル上における高データ率及び高品質音声サービスを提供するための方法の提案を要請した。この提案の第一は、“cdma2000 ITU−R RTT候補提案”と題し、以後cdma2000として引用されるもので、米国電気通信工業会から発行された。この提案の第二は、“ETSI UMIS地上無線接続(UIRA)ITU−R RTT候補提案”と題し、“広帯域CDMA”といても知られ、以後W−CDMAとして引用されるもので、ヨーロッパ電気通信標準化協会(ETSI)により発行された。第三の提案は、“UWC−136候補提案”と題し、以後EDGEとして引用されるもので、U.S.TG8/1により提出された。これらの提案の内容は公開記録であり、この技術分野においては周知である。
【0010】
RLP2はIS−95Bとともに使用するため最適化され、そこではチャンネル容量から導出され、パケット・データ呼び出しの間使用される、率設定(rate set)が呼び出しの持続期間は本質的に固定されている。固定率設定のこの仮定に基づいて、RLP2は再送信RLPフレームが三つの連続RLPセグメントの最大値内で送信できると仮定して設計される。三つのセグメントの一つが失われ、再送信RLPフレームの喪失をもたらす確率はRLP2の設計者により許容できると見なされた。
【0011】
cdma2000においては、しかしながら、単一ユーザに利用できるチャンネル容量、したがってパケット・データ呼び出しの間に使用される最大データ率は広くかつ急速に変えることができる。例えば、単一cdma2000呼び出しの進行中には、パケット・データ・サービス・オプションにより使用される補足チャンネル容量は9.6kbps(秒当たり9.6キロビット)から307kbps以上まで変えることができる。RLP2の単純な拡張では、再送信の間に使用される最大セグメント数はデータ率の変化に適応するに必要なだけ増やすことができる。呼び出しチャンネルの容量は呼び出しの間に減少するために、高データ率で旨く伝送されないフルレート・フレームは30またはそれ以上の連続する低率設定cdma2000セグメントに及ぶかもしれない。一またはそれ以上のこれらcdma2000セグメントがそのようなRLP2の単純な拡張をする高い見込みはcdma2000を用いる場合大抵は非実用的である。
【0012】
RLP2は率設定1(RS1)及び率設定2(RS2)として知られる、二つのIS−95率設定上で最小プロトコル・オーバーヘッド空間を必要とするために最適化された。RLP2におけるRLPフレーム・シーケンス番号は8ビット長で、コンピュータ処理のために理想のサイズである。cdma2000において指定された率設定はRS1とRS2を含むから、cdma2000について設計されたRLP(RLP2000)がRS1及びRS2で使用されるとき少なくともRLP2と同様に有効であることは非常に望ましい。率設定が変化するたびにRLPプロトコルを切り替えることはRLP2000に複雑さを加えるために、単一のRLP2000プロトコルが有効にRS1及びRS2を支援し、そして全てのより高いcdma2000データ率が再同期または実質的なプロトコルの複雑さを必要としないことが望ましい。
【0013】
発明の概要
本発明は可変容量のチャンネルを介して特徴のないバイト・ストリームの有効な送信を可能にするため性能のよいRLPを設計するために使用することができる。本発明の典型的な実施例はIS−95のRS1及びRS2と同じ容量をもつチャンネル上で使用されるときRLP2と同様に有効である。同時に、本発明にしたがって設計された、性能のよいRLPはまたcdma2000において指定された最大値まで及びそれを凌駕する可変チャンネル容量でデータの有効な伝送を可能にする。本発明は無線チャンネル上でバイト・ストリームの送信を用いるある通信システムに適用できる。本発明はcdma2000、W−CDMA、及びEDGEのようなシステムに適用でき、ここではバイト・ストリームは無線通信システムにより使用されるために指定されたオーバー・ザ・エア(over−the−air)フレーム内で搬送することができる。
【0014】
本発明の実施例の可変率での効率はRLPプロトコル・ヘッダ内で搬送されるシーケンス番号の解釈を変えることにより可能になる。RLP2においては、シーケンス番号はフレーム番号を表すのに使用される。これはパケット・データ呼出において使用されるチャンネル容量と同様に、RLP2には適正であり、ここからフルレート・フレーム内で搬送されるデータ・バイトの最大数は両方とも一定である。RLP2は一バイトのフレームシーケンス数を使用し、そしてフレームは20ミリ秒(ms)間隔で送信される。RLP2フレームが送信中に喪失すると、喪失フレームのデータは三つの再送信セグメントに分解され、それぞれはもとの喪失フレームと同じシーケンス番号を有する。
【0015】
広範に容量が変化するチャンネル上で使用するためRLP2を適応させようとすると、高容量チャンネル(例えば、307kbps)上で送信されるフレームを低容量チャンネル(例えば、9.6kbps)上で送信しなければならないとき困難が発生する。20msのフレーム間隔を用いると、307kbpsのチャンネル上のフルレート・フレームは750バイトだけのデータを搬送することができる。そのようなフレームは送信中に喪失し、そして同時にチャンネル容量は9.6kbpsに低下することがある。RLP2では、9.6kbpsのフルレート20msフレームの容量は20バイトである。最大許容再送信セグメントの単純な拡張では、750バイト・データの単一フレームを首尾よく再送信することは、約38個の連続9.6kbpsのフルレートRLP2再送信セグメントの首尾よい送信を必要とする。全ての再送信セグメントは同じシーケンス番号をもっているから、これら38個の再送信セグメントの一つの喪失は全体の再送信フレームの喪失をもたらすことになる。受信器は個々の再送信セグメントを否定的認知(NAK)できない。オーバー・ザ・エア・フレーム誤り率が1%であれば、38個の連続フルレートRLP2再送信セグメントの送信成功確率は約68%である。この筋書きでは、セグメントの再送信はしばしば失敗することになり、RLP2再同期によるバイト・ストリームにおけるデータ喪失および中断をもたらす。斯くして、そのようなRLP2の単純な拡張は高容量フルレート・フレームが低容量チャンネル上で再送信されなければならない度ごとに喪失データの起因となる。
【0016】
さらに信頼できるデータ再送信を達成する一方法はフレーム・シーケンス番号の代わりにRLPヘッダ内のバイト・シーケンス番号を用いることである。チャンネル容量の減少により密接に従う大きな高率RLPの喪失に際して、喪失フレーム中のデータは小さな独立したRLP再送信フレームに分割することができる。受信器は誤りなしで38個の連続再送信フレームを受信する必要はない。受信器は旨く受信したどの再送信フレームでも受取り、ある喪失再送信フレームを単純に否定的認知(NAK)することができる。さらにオーバー・ザ・エア・フレーム誤りが1%であることを用いると、列内で同じセグメントが二度喪失する確率は0.01%になる。
【0017】
フレーム・シーケンス番号の代わりにバイト・シーケンス番号を用いる一欠点は同じデータを表すためにバイト・シーケンス番号における非常に多くのビット数である。9.6kbpsフルレートRLP2フレーム内でバイト・シーケンス番号を使用すれば、シーケンス番号は8ビットフレーム・シーケンス番号より5ビット長くしなければならない。cdma2000においては、チャンネル容量が9.6kbpsからその容量の32倍(約307kbps)まで変化し、フルレート307kbpsフレームは750RLPデータ・バイトだけをもつことになる。RLP2におけると同じ20ミリ秒の期間を追尾するに必要なバイト・シーケンス番号ビットの数は少なくとも18ビットである。9.6kbpsRLPフレーム中に18ビット・バイト・シーケンス番号の場所を空けるために、フレームは二少ないデータ・バイト、即ち10%の減少、をもつことが可能になる。
【0018】
発明の実施例は大多数のオーバー・ザ・エア・フレーム内のシーケンス番号ビットの一部を送信すると同時に大きなバイト・シーケンス番号の利益を提供する。発明の一実施例において、20ビット・バイト・シーケンス番号が受信データを追尾するために使用される。シーケンス番号で追尾されるバイト数はシーケンス番号空間(sequence number space)と呼ばれる。20ビットシーケンス番号の場合は、シーケンス番号空間の大きさ(サイズ)は220である。
【0019】
平均フレーム・ヘッダの大きさに加えないで大きなシーケンス番号の利益を得ることは、送信データ・バイトに割り当てられないシーケンス番号空間の部分を注意深く選択することにより達成される。言い換えれば、幾つかのシーケンス番号空間は実際の送信バイトを追尾するために使用されず、消費されたものと見てよい。選択されたシーケンス番号の大きさは、シーケンス番号空間の消費がプロトコルの動作に影響しないで許容されるように選択される。例えば、18ビット・シーケンス番号が307kbpsチャンネル上で5秒の送信喪失を耐えるに必要であれば、20ビット・シーケンス番号の使用は送信損失の最大許容長に影響しないで未使用のため4分の3のシーケンス番号空間を許容する。
【0020】
シーケンス番号空間の未使用部分は各々の新しい送信データ・フレームの最初(first)のバイトが、ページ・サイズと呼ばれる所定の距離で、前のデータ・フレームの最初のバイトから始まるように選択される。例えば、フレームn内の最初のバイトが1000のシーケンス番号を有し、ページ・サイズが100であれば、フレームn+1の最初のバイトは次のページ上で1100のシーケンス番号で始まる。フレームnが1000から1039の数の40バイトを収容するのみであれば、1040から1099までのシーケンス番号空間は未使用になる。シーケンス番号空間の見かけの消費を許容する動機はフレーム内で送信されるシーケンス番号のビット・サイズの減少を許容する。今ここで示した例において、シーケンス番号はフレームに挿入する前に100で分割することができ、したがって少なくとも6少ないビットにより表すことができる。発明の好ましい実施例において、ページ・サイズは、シーケンス番号のコンピュータ・ソフトウェア操作を容易にするため、64といった2の累乗である。
【0021】
高率フレーム中の750データ・バイトが喪失するという、前に述べた筋書きにおいて、発明の好ましい実施例は高容量及び低容量チャンネル上の再送信に同様に容易に適応する。高容量チャンネルでは、データは一または二再送信フレーム中で容易に送信される。しかしながら、チャンネルの容量が減少すれば、再送信されるべきデータ・バイトは幾つかの独立した再送信フレームに分割され、各々はそれ自身のシーケンス番号を持つ。独立再送信シーケンス番号の使用はRLP2により指定されたセグメント化再送信に有利である。単一RLP2再送信セグメントが送信中に喪失すると、同じシーケンス番号をもつ全てのセグメントは喪失セグメントのデータを回復させるために再び再送信しなければならない。逆に、独立の番号がついた一またはそれ以上の再送信フレームが送信中に喪失すると、受信器は個々の喪失フレームを否定的認知(NAK)することができる。第二のNAKを受信した後で、送信器は二度目に個々の再送信フレームを送信することができる。さらに1%のオーバー・ザ・エア・フレーム誤りを用いると、列内で同じ再送信フレームが二度喪失する確率は0.01%である。RLP再同期、及びその付随データ喪失及びバイト・ストリーム不連続性は殆ど必要ない。
【0022】
フレームの代わりにバイトに対応するシーケンス番号を用いる一つの欠点は多くのビットがシーケンス番号を表すのに一般に必要なことである。これは喪失フレームのデータを搬送するために必要な独立番号のついた再送信フレームの数に僅かな増加をもたらす。しかしながら、発明の典型的な実施例においては、この影響はシーケンス番号から最上位ビットと最下位ビットを時々省略することにより最小化される。
【0023】
本発明の特徴、目的、および長所は、同様な参照符号が全体にわたり対応して同一である図面と関連して取られる以下に始まる詳細な記述からさらに明らかになるであろう。
【0024】
好ましい実施例の詳細な説明
図1はシーケンス番号空間が発明の実施例に如何に使用されるかを示す。送信されるべき新しいデータはフルレートRLPフレーム140中に置かれる。RLPフレーム140内にはシーケンス番号150及びデータ100がある。送信されるべき新しいデータ102はフルレートRLPフレーム142中に置かれる。RLPフレーム142内にはシーケンス番号152及びデータ100がある。
【0025】
新しいデータ104がフルレートRLPフレームについて最大値より少ないバイトを有していれば、非フルレートRLPフレーム144中に置かれる。RLPフレーム144内にシーケンス番号154及びデータ104だけでなく、データ長164もある。RLP2と同様に、発明のこの実施例はより小さいRLPフレームを搬送するために、所定のチャンネル容量、例えば9600bpsにおけるハーフレート・フレーム内で低率フレームの使用を許容する。
【0026】
発明の典型的な実施例において、各シーケンス番号はRLPフレーム中のデータの最初(first)のバイトに対応する。RLPフレーム内で搬送されるシーケンス番号はRLPシーケンス番号と呼ばれる。
【0027】
三つのRLPフレーム140、142、及び144中で送信されるデータ100、102、及び104はシーケンス番号空間110に存在する。発明の典型的な実施例において、シーケンス番号はバイト・シーケンス番号であり、左の低い値から右の高い値に連続して進行する。本実施例において、シーケンス番号は使用されるか飛び越されるかのいずれかなので、シーケンス番号は単調に増加する。所定のシーケンスの最大シーケンス番号値に達すると、シーケンス番号は再びゼロで始まる。
【0028】
データ・バイト102はRLPフレーム142中へ置かれるので、それらはシーケンス番号126のブロックから連続バイト番号を各々割り当てられる。典型的な実施例では、ブロック126の最初のバイトは前のRLPフレームを送信するために使用されるブロック122の最初のバイトから所定数の距離134aにある。この所定距離はページ・サイズと呼ばれ、所定距離内のシーケンス番号は一纏めにしてページと呼ばれる。データを送信するために使用されるシーケンス番号ブロックはページの先頭から常に始まる。例えば、シーケンス番号ブロック122はページ134aの先頭から始まり、シーケンス番号ブロック126はページ134bの先頭から始まり、シーケンス番号ブロック130はページ134cの先頭から始まる。ページの先頭で新しいフレームを常に始めることの一つの副効果はページの末端、例えば124、128、及び132でのシーケンス番号のブロックを送信されるデータ・バイトに割り当てなくてもよいということである。
【0029】
発明の典型的な実施例において、短縮RLPシーケンス番号が使用され、それはページ・サイズで分割したRLPフレーム中の最初のデータ・バイトのバイト・シーケンス番号に等しい。短縮RLPシーケンス番号を表すために必要なビット数は実際のバイト系列番号を表すために必要なビット数より少ない。
【0030】
発明の別の実施例において、省略によりどのデータがRLPフレームのデータ部分に含まれるか曖昧にならないとき最上位ビットがバイト・シーケンス番号から省略される。例えば、20ビットのバイト・シーケンス番号が使用され、しかし216バイト以下が顕著(明らかに、または暗に認知されない)であれば、バイト・シーケンス番号の最上位4ビットはRLPシーケンス番号中で送信する必要はない。これらの4最上位ビットはフレーム中に含まれるバイトのシーケンス番号に曖昧さをもたらすことなくRLPシーケンス番号から安全に省略される。
【0031】
シーケンス番号の短縮はシーケンス番号から最上位ビットの番号を書略するものとして描かれているけれども、この技術分野に熟達するものは現発明から逸脱することなしに同じ結果がシーケンス番号にモジュロ関数を作用させることにより得られることを認識している。
【0032】
しかしながら、216バイト以上が顕著であれば、顕著なデータバイトの一以上は同じ短縮RLPシーケンス番号を有するかもしれない。発明の典型的な実施例において、そのようなデータ・バイトをもつ再送信フレームは完全な20ビットのシーケンス番号を含む。
【0033】
RLPフレームが否定的に認知(NAK)され、再送信されなければならないとき、データはRLP再送信フレームに挿入され、再送信される。再送信間のチャンネル容量が十分であれば、再送信フレームは元の喪失RLPフレームと同じ大きさ(サイズ)である。再送信フレームと元のRLPフレームが同じ大きさである場合には、そうすることがシーケンス番号の曖昧さをもたらさない限り、元と同じ短縮RLPシーケンス番号を使用することができる。
【0034】
チャンネル容量が減少したとき可能なように、元の送信フレームが単一送信フレーム中に適合する以上のデータを持っていれば、元の送信フレームからのデータは幾つかのより小さな再送信フレームに分割される。各再送信フレームはそれ自身のシーケンス番号を有し、それは前に論じた方法の一つで短縮してもよいし、しなくてもよい。再送信フレームが送信中に喪失すれば、個々の再送信フレームは否定的認知(NAK)され、その後で送信することができる。再送信フレームが否定的認知(NAK)される前にチャンネル容量が減少するまれな場合には、第二の再送信の前に再送信フレームは同じより小さな独立した再送信フレームにさらに分割することができる。
【0035】
この手順は、単一喪失フレームに対応する再送信セグメントが全て同じRLPシーケンス番号をもつRLP2とは異なる。単一喪失再送信セグメント中のデータを回復させるために、喪失フレームのシーケンス番号をもつ全ての再送信セグメントは再び再送信しなければならない。
【0036】
図2は、喪失RLPフレーム中のデータが幾つかのより小さなRLP再送信フレーム中で再送信されねばならないとき、発明の典型的な実施例にしたがう、バイト・シーケンス番号空間及びRLPシーケンス番号の使用を示す。チャンネル容量が元のRLPフレームの送信とそのデータの再送信の時間の間で減少するとき再送信バイトの分割が必要である。
【0037】
示された例において、元の喪失RLPフレーム中のバイトを表すために使用されるシーケンス番号空間228は幾つかのRLP再送信フレーム230に分割される。シーケンス番号空間228はより小さな部分220に分割され、各々は現送信チャンネル上のフルレート・フレームの容量より少ないか、または等しい大きさ(サイズ)を有する。より小さなシーケンス番号空間部分220の各々に対応するデータ200はRLP再送信フレーム230中へ置かれる。
【0038】
各RLP再送信セグメントはそのそれぞれのシーケンス番号空間220の最初(first)のバイトに対応するRLPシーケンス番号240を有する。例えば、シーケンス番号240aはシーケンス番号空間220a中の最初のバイトを表す値を有する。各再送信フレーム230中のRLPシーケンス番号240は、そうすることがシーケンス番号の曖昧さをもたらさない限り、RLPシーケンス番号について論じたと同じ方法で随意に短縮することができる。
【0039】
各RLP再送信フレームは随意にデータ長250をもつことができる。各RLP再送信フレームにより搬送されるデータ長250はフレーム内のデータ・バイト200の数を示す。例えば、データ長250aは再送信フレーム230a中のデータ・バイト200aの数に等しい。データ長が再送信フレーム230の他の部分、例えば図では示されてない型の領域(field)で示されれば、データ長250は省略することができる。
【0040】
RLP再送信フレームの形成はデータ200nの最後の部分がRLP再送信フレーム230nの中へ置かれるまで続く。一連のRLP再送信フレームの最後はデータ・バイト200nの最大数より少なく含み、したがって一般的にはデータ長250nを含む。
【0041】
発明の好ましい実施例において、最も共通な送信フレームのRLPシーケンス番号は最下位ビット及び最上位ビットを省略することにより短縮される。発明の典型的な実施例において、バイト・シーケンス番号は20ビットを有し、64バイトのページ・サイズが使用され、そして顕著なRLP送信フレームの数はまれに256を超える。
【表1】
表1は発明の好ましい実施例にしたがって使用されるRLPフレーム・ヘッダの領域を示す。フレーム・ヘッダの内容は先頭、末端に置かれ、またはRLPフレームのいたる所で決定論的に分散することができる。発明の好ましい実施例において、RLPフレーム・ヘッダは各RLPフレームの先頭に現れる。受信器で受信されたとき非一様なビット誤り確率がRLPフレームを通して存在すれば、フレームのいたる所にヘッダの内容を分散することが望ましい。
【0042】
いろいろな型ビット(type bits)の番号がRLPフレーム型を表すのに使用される。一纏めにして、これらの型ビットは可変ビット長型領域を形成し、それは送信されるRLPフレームの型を示し、同様にRLPヘッダの残りのフォーマットを示す。表1において、“フレーム型記述”欄は各型領域値に対応するフレーム型の記述を含む。“フレーム型記述”欄のフレーム型記述は議論のためにフレーム型番号と同一にしてある。“フレーム型記述”欄以外の全ての欄はRLPヘッダに実際に含まれる領域を示す。
【0043】
型領域(type field)の次にRLPシーケンス番号が続く。シーケンス番号の曖昧さをもたらすことなく可能なときは、8ビットの短縮RLPシーケンス番号が使用される。別な時は、14ビットの短縮RLPシーケンス番号または最大の20ビットRLPシーケンス番号がRLPヘッダにより含まれる。
【0044】
8ビットの短縮RLPシーケンス番号はフレーム中の最初のデータ・バイトに対応する20ビット・バイト・シーケンス番号から生成される。20ビット・バイト・シーケンス番号はバイト・シーケンス番号の最下位6ビット及び最上位6ビットを省略することにより8ビットの短縮RLPシーケンス番号に変換される。8ビット番号は最新のマイクロプロセッサ及びモデム・ソフトウェアで非常に容易に処理されるので、8ビットRLPシーケンス番号の使用は特に有利である。発明の好ましい実施例において、改良RLPプロトコルが8ビットRLPシーケンス番号で送信されるRLPフレームの数を最大化するために設計されている。
【0045】
20ビット・バイト・シーケンス番号はバイト・シーケンス番号の最下位6ビットを省略することにより14ビットの短縮RLPシーケンス番号に変換される。20ビットRLPシーケンス番号がRLPフレーム中で送信されるべきとき、20ビット・バイト・シーケンス番号はRLPシーケンス番号中に単純に複写(copy)される。
【0046】
発明の好ましい実施例において、最初に送信されるべきデータをもつ大方のフレームは8ビットRLPシーケンス番号を使用する。これらのフレーム型は“フレーム型記述”欄の型1及び3と同じである。さらに、型2で示されているように、RLP再送信フレームはまた8ビットRLPシーケンス番号を使用できる。
【0047】
フレーム型4、5,及び6は14ビットRLPシーケンス番号を含む。これらのフレームは顕著なフレームが同じ8ビットRLPシーケンス番号を有する場合にはシーケンス番号の曖昧さを避けるために使用でき、そうでなければ送信されるべき次のフレームにより使用される。これらのフレームはまた否定的認知(NAK)されたフレームからデータを再送信するのに随意に使用できる。
【0048】
フレーム型7及び8は最大の20ビットRLPシーケンス番号を含む。これらのフレームはNAKデータが少ない再送信フレーム中で再送信できる前にチャンネル容量が減少するとき使用される。
【0049】
ここに再送信の前にチャンネル容量が減少するとき再送信フレーム型の使用の例がある。バイト・シーケンス番号1000から1749をもつ、750バイトのデータが307kbpsチャンネル上の単一RLP送信フレームの送信の間に喪失する。受信器がNAKフレームを送信器に送り返す時までに、チャンネル容量は9.6kbpsまで低減してしまった。750バイトの喪失データはすぐに9.6kbpsチャンネル上で再送信されなければならない。この筋書きを表すため図2を用いると、シーケンス番号空間228は1000から1749の範囲にある。RLP2の単純な拡張では、9.6kbpsチャンネル上のフレーム型8のヘッダを用いる各再送信フレームは15バイトのデータをもつ。例としてこれを用いると、750バイトの再送信データは50RLP再送信フレームの間に分配される。図2において、RLP再送信フレーム230nは1000の20ビット・シーケンス番号とデータ長15をもつフレーム型8のヘッダを有する。n=50で、フレーム230n-1は1720の20ビット・シーケンス番号とデータ長15をもつフレーム型8のヘッダを有する。フレーム型8の使用は再送信フレームと次のページの境界との間のシーケンス番号空間に割り当てられた多くのデータバイトがあることを受信器に指示する。フレーム230nは1735の20ビット・シーケンス番号とデータ長15をもつフレーム型7のヘッダを有する。末端の再送信フレームにおけるフレーム型7の使用はフレーム中の末端のバイトと次のページの境界との間のシーケンス番号空間に割り当てられたデータがないことを受信器に指示する。型7または8の何れのフレームも個々にNAK(否定的認知)され、再び再送信される。前の例の単純な改良では、フレーム型8の変形は無データ長バイトをもつヘッダ有し、フレームが16バイトのデータをもつことを許容する。
【0050】
フレーム型9はRLPプロトコルにおける同期のために使用される制御/シーケンス・フレームをもつ。制御/シーケンス・フレームの使用は前述のRLP2に詳細に記載されている。
【0051】
無長領域を有するフレーム・ヘッダにおいて、データ長は送信されたフレームの残余中へ適合できるバイトの最大数であると解釈される。このようにして、この中で述べられた改良RLPプロトコルは前述のRLP2またはcdma2000で指定されるより大きな容量を有するチャンネル中での使用のために容易に拡張できる。多くの予想される拡張において、改良RLPプロトコルの変形は新しいチャンネル容量のために便宜をはかる必要はない。
【0052】
受信器は、この中で述べられたフォーマット中のRLPフレームを受信する際、各RLPフレーム中に含まれるバイトに適用されるべき元のバイト・シーケンス番号を再生するため短縮シーケンス番号を使用する。そのRLPシーケンス番号が一またはそれ以上の先立つフレームの喪失を指示するフレームが受信されるとき、受信器はNAKを送信機に送信する。NAKフレームは対応するRLP再送信フレームに対応するRLPシーケンス番号で使用されるべきビット数を随意に指定できる。
【0053】
発明の好ましい実施例は20ビットのバイト・シーケンス番号及び8、14、及び20ビットのRLPシーケンス番号を指定するけれども、他の多くのシーケンス番号サイズの選択は現発明から逸脱することなしに行うことができる。バイト・シーケンス番号空間の最上位または最下位部分の明白な省略を可能にするRLPシーケンス番号の使用は、2の累乗であるページ・サイズの選択及び8ビットの短縮RLPシーケンス番号の使用と同様、現発明の種々の実施例の目的である。
【0054】
図3は発明の実施例にしたがってデータ・フレームを送信するために使用されるステップのフローチャートである。フレーム送信処理302の始まりで、送信器は新しいRLPフレームまたはRLPフレームを送信しなければならいかどうかを評価304する。この決定は喪失送信データを指定するNAKフレームが以前に受信されたかどうかに基づいている。
【0055】
送信フレームを形成する前に、送信器が送るべき新データを有するかどうかを判定306するため送信バッファまたはキュー(queue)が点検される。送信されるべきデータがなければ、アイドル・フレーム(idle frame)が形成308され、送信326される。SYNC、ACK、及びIDLEフレームの使用は前述のRLP2に詳述されている。発明の一実施例において、アイドル・フレームの空中回線容量の影響を最小にするためアイドル・フレームはより小さな低データ率オーバー・ザ・エア・フレーム中に置かれる。発明の別の実施例において、アイドル・フレームは全く送らなくてもよく、また各フレーム期間よりは少ない頻度で送ってもよい。
【0056】
送信器が送信すべき新データを有することが判定306されれば、シーケンス番号の曖昧さをもたらさない8ビットRLPシーケンス番号を有するフレーム中にデータがあるかどうかを送信器は評価308する。8ビットシーケンス番号が曖昧さをもたらさなければ、8ビットRLPシーケンス番号を有するRLP送信フレームが形成314され、送信326される。送信されるべきデータ・バイトの数がフルレート・フレームの最大値より小さければ、形成314されたフレームはデータ長領域(length field)をもつ。送信されるべきデータ・バイトの数がフルレート・フレームの最大値より大きいか等しければ、データ・バイトの最大番号がフルレート・フレーム中に挿入314され、そのフレームが送信326される。ステップ312または314で新送信フレーム中へ挿入されたRLPシーケンス番号は次の未使用ページを始めるバイト・シーケンス番号から生成される。
【0057】
送信器がRLP再送信フレームを送信しなければならないことを送信器が判定304すれば、次のステップは、最大の20ビットRLPシーケンス番号が次のRLP再送信フレームで要求されるかどうかを判定322することである。チャンネル容量が送信と再送信との間で減少するとき可能であるのように、もともとデータを送信するために使用されるより多くのRLPフレーム中で再送信されるべきデータを再送信しなければならない場合は、最大の20ビットRLPシーケンス番号が要求される。次のフレームを20ビットRLPシーケンス番号で送信しなければならない場合は、RLP再送信フレームが形成され、データで満たされ324、そしてRLP再送信フレーム中の最初のデータ・バイトに対応するRLPシーケンス番号で送信326される。20ビットRLPシーケンス番号が必要ないと送信器が判定322すれば、送信器は次の再送信RLPフレームについて8ビットまたは14ビットRLPシーケンス番号の使用の間を選択318しなければならない。一旦、要求されるシーケンス番号のビット・サイズの判定が終了318すると、送信器は8ビットRLPシーケンス番号でRLP送信フレームを形成320し、または14ビットRLPシーケンス番号でRLP送信フレームを形成316し、フレームを送信326する。ケース316または320のいずれにおいても、フレームに挿入されるRLPシーケンス番号はフレーム中に含まれる最初のデータ・バイトに対応するバイト・シーケンス番号から生成される。そのバイト・シーケンス番号はシーケンス番号ページの最初のバイト・シーケンス番号である。データ・サイズについて曖昧さを避ける必要があれば、再送信RLPフレームのRLPヘッダはデータ長領域を含める。
【0058】
図4は発明の実施例にしたがって受信データ・フレームからデータを取り出すために使用されるステップのフローチャートである。RLPシーケンス番号を含むRLPデータ・フレームまたはアイドル・フレームを受信402すると、受信器はバイト・シーケンス番号を形成するために必要なものとしてRLPフレームから受信RLPシーケンス番号を展開し、フレームからあるデータ・バイトを取り出す404。そこで、受信器はそのバイト・シーケンス番号から、データを搬送するRLPフレームが喪失したかどうかを判定406する。
【0059】
発明の典型的な実施例において、最も新しく(recently)受信されたRLPデータ・フレームにより指示されたバイト・シーケンス番号を連続して受信された最終(latest)の前データ・バイトに対応するバイト・シーケンス番号と比較することにより、喪失データの判定が行われる。例えば、再送信でない受信RLPデータ・フレームの最後のバイトは旨く受信された最終の前データ・バイトと考えられる。再送信でない受信RLPデータ・フレームから展開された、または受信RLPアイドル・フレームの、バイト・シーケンス番号が旨く受信された最終の前データ・バイトのシーケンス番号からページより大きく異なれば、一またはそれ以上の喪失RLPデータ・フレームの喪失が発生した。
【0060】
前述のRLP2プロトコルは再送信RLPフレームの喪失の判定においてタイマー及びフレーム・カウンタの使用を述べている。この技術は現発明の実施例においても使用される。
【0061】
データが喪失したことを判定406すると、受信器は喪失データの再送信を要求するためNAKフレームを形成し、送信408する。発明の別の実施例において、旨く受信されたバイトのバイト・シーケンス番号空間の受信器の知識に基づいて、受信器は、NAKフレーム内で、再送信RLPフレーム内のRLPシーケンス番号において使用されるべき低減ビット数を指定できる。
【0062】
データが喪失しなかったことを判定406すると、受信器はRLPアイドルまたはRLPデータ・フレームを適切なものとして形成し、送信する。発明の別の実施例において、アイドル・フレームは全く送らなくてもよく、また各フレーム期間よりは少ない頻度で送ってもよい。
【0063】
図5は発明の実施例にしたがって配置されたデータ通信システムの図である。図に示したように、送信器502は無線通信チャンネル506上で受信器504と通信を行う。RLPデータ・フレーム及び制御フレームはチャンネル506aに沿って送信器502から受信器504へ送信され、RLP認知またはNAK(否定的認知)はチャンネル506bに沿って受信器504から送信器502へ送信される。送信中は、送信チャンネル506の容量は変化し、元の送信において使用されるよりは少ない容量のチャンネル上でデータの再送信をときどき要求する。
【0064】
例えば、大きなフルレートRLPデータ・フレームはチャンネル506a上で送信器502により送信されるが、受信器504で旨く受信されないかもしれない。そのときは、受信器がチャンネル506b上で喪失データのためにNAKフレームを送信する直前または直後にチャンネル506の容量が低減される。そこで送信器502は低減容量チャンネル506b上で再送信のために元の喪失フルレートRLPデータ・フレームからのデータバイトを複数のより小さなRLPフレームの中に分配しなければならない。一またはそれ以上の再送信RLPフレームが低減容量チャンネル506a上で喪失されたことを受信器504が判定すれば、受信器504はチャンネル506b上でこれら個々の喪失再送信フレームを個々にNAK(否定的認知)する。
【0065】
発明の典型的な実施例において、送信器502はメモリに接続されたプロセッサとプロセッサで処理されたバイトを無線で送信および受信するための装置を含む。プロセッサは送信装置上で送信されるべきバイト・ストリームが供給され、上文で述べた改良無線回線プロトコル(RLP)に従って送信信号を形成する。
【0066】
発明の典型的な実施例において、受信器504はメモリに接続されたプロセッサとプロセッサで処理されたバイトを無線で送信および受信するための装置を含む。プロセッサは受信装置から受信された受信データが供給され、上文で述べた改良無線回線プロトコル(RLP)に従って送信の応答フレームを形成する。
【0067】
先述の好ましい実施例はこの技術分野に熟達する人が本発明を為しまたは使用を可能にするために提供される。これらの実施例に対する種々の変形はこの技術分野に熟達する者には直ちに明白であり、この中に定義された一般原理は発明能力を用いることなく他の実施例に適用可能である。斯くして、本発明はこの中に示された実施例に限定されると解釈されるものではなく、この中に開示された原理及び新規な特徴と両立する広範な領域を認容すべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施例にしたがう幾つかの新RLPフレームにおけるシーケンス番号空間とその使用を示す図である。
【図2】 発明の実施例にしたがう幾つかのRLPフレームにおけるシーケンス番号とその使用を示す図である。
【図3】 発明の実施例にしたがってデータ・フレームを送信するために使用されるステップのフローチャートである。
【図4】 発明の実施例にしたがって受信データ・フレームからデータを取り出すために使用されるステップのフローチャートである。
【図5】 発明の実施例にしたがって配置されたデータ通信システムの図である。
【符号の説明】
502…送信器、504…受信器、506…無線通信チャンネル
Claims (12)
- データ・バイトのストリームを送信する方法であって:
(a)所定のシーケンス番号空間のサブセットからのシーケンス番号をデータ・バイトの前記ストリームからの1つのセットの複数のデータ・バイトの各々に割り当てるステップ;
(b)第一のシーケンス番号を所定のページ・サイズで除算することにより前記サブセットの第一のシーケンス番号から第一の短縮シーケンス番号を生成するステップ;
(c)送信フレームのフレーム・ヘッダ中に前記第一の短縮シーケンス番号をフォーマットするステップ;及び
(d)前記フレーム・ヘッダ及びデータ・バイトの前記セットをもった前記送信フレームを送信するステップを含む方法。 - 前記第一の短縮シーケンス番号を生成するステップはさらに所定のモジュロ関数ベースを用いて前記第一のシーケンス番号のモジュロ関数を実行するステップを含む請求項1の方法。
- データ・バイトのストリームを受信する方法であって:
(a)受信フレームのフレーム・ヘッダから短縮シーケンス番号を取り出すステップ;
(b)前記短縮シーケンス番号を所定のページ・サイズにより乗算することにより第一の非短縮シーケンス番号を生成するステップ;
(c)所定のシーケンス番号空間のサブセットからのシーケンス番号を前記受信フレームに含まれる1つのセットの複数のデータ・バイトの各々に割り当てるステップ;及び
(d)前記シーケンス番号に基づくデータ・バイトの前記セットからデータ・バイトの前記ストリームを形成するステップを含む方法。 - 前記第一の非短縮シーケンス番号を生成するステップはさらに所定のモジュロ関数ベースを用いて前記第一のシーケンス番号のモジュロ関数を実行するステップを含む請求項3の方法。
- データ・バイトのストリームを送信するシステムであって:
(a)所定のページ・サイズにより除算された非短縮無線回線プロトコル(RLP)シーケンス番号の商を含む短縮RLPシーケンス番号を生成し、前記短縮RLPシーケンス番号及びデータ・バイトの前記ストリームの部分を含むデータ・フレームを送信する送信器;及び
(b)前記データ・フレームを受信し、前記短縮RPLシーケンス番号に基づく前記部分からデータ・バイトの前記ストリームを復元する受信器を含むシステム。 - データ・バイトのストリームを送信するシステムであって:
(a)所定のページ・サイズにより除算された非短縮無線回線プロトコル(RLP)シーケンス番号の商を含む短縮RLPシーケンス番号を生成し、前記短縮RLPシーケンス番号及びデータ・バイトの前記ストリームの部分を含むデータ・フレームを送信するための第一のプロセッサ及び第一のメモリを含む送信器手段;及び
(b)前記データ・フレームを受信し、前記短縮RLPシーケンス番号に基づく前記部分からデータ・バイトの前記ストリームを復元するための第二のプロセッサ及び第二のメモリを含む受信器手段を含むシステム。 - メモリに接続されたプロセッサを含み、メモリがデータ・バイトのストリームを送信する方法を具体化するコンピュータ実行可能な指示を含む送信器であって、方法が、
所定のシーケンス番号空間のサブセットからのシーケンス番号をデータ・バイトの前記ストリームからの1つのセットの複数のデータ・バイトの各々に割り当て;
第一のシーケンス番号を所定のページ・サイズで除算することにより前記サブセットの第一のシーケンス番号から第一の短縮シーケンス番号を生成し;
送信フレームのフレーム・ヘッダ中に前記第一の短縮シーケンス番号をフォーマットし;及び
前記フレーム・ヘッダ及びデータ・バイトの前記セットをもった前記送信フレームを送信することを含む送信器。 - 前記生成することが、所定のモジュロ関数ベースを用いて前記第一のシーケンス番号のモジュロ関数を実行することをさらに含む請求項7の送信器。
- メモリに接続されたプロセッサを含み、メモリがデータ・バイトのストリームを受信する方法を具体化するコンピュータ実行可能な指示を含む受信器であって、方法が、
受信フレームのフレーム・ヘッダから短縮シーケンス番号を取り出し;
前記短縮シーケンス番号を所定のページ・サイズにより乗算することにより第一の非短縮シーケンス番号を生成し;
所定のシーケンス番号空間のサブセットからのシーケンス番号を前記受信フレームに含まれる1つのセットの複数のデータ・バイトの各々に割り当て;及び
前記シーケンス番号に基づくデータ・バイトの前記セットからデータ・バイトの前記ストリームを形成することを含む受信器。 - 前記生成することが所定のモジュロ関数ベースを用いて前記第一のシーケンス番号のモジュロ関数を実行することをさらに含む請求項9の受信器。
- データ・バイトのストリームを送信する送信器であって:
所定のシーケンス番号空間のサブセットからのシーケンス番号をデータ・バイトの前記ストリームからの1つのセットの複数のデータ・バイトの各々に割り当てる手段;
第一のシーケンス番号を所定のページ・サイズで除算することにより前記サブセットの第一のシーケンス番号から第一の短縮シーケンス番号を生成する手段;
送信フレームのフレーム・ヘッダ中に前記第一の短縮シーケンス番号をフォーマットする手段;及び
前記フレーム・ヘッダ及びデータ・バイトの前記セットをもった前記送信フレームを送信する手段を含む送信器。 - データ・バイトのストリームを受信する受信器であって:
受信フレームのフレーム・ヘッダから短縮シーケンス番号を取り出す手段;
前記短縮シーケンス番号を所定のページ・サイズにより乗算することにより第一の非短縮シーケンス番号を生成する手段;
所定のシーケンス番号空間のサブセットからのシーケンス番号を前記受信フレームに含まれる1つのセットの複数のデータ・バイトの各々に割り当てる手段;及び
前記シーケンス番号に基づくデータ・バイトの前記セットからデータ・バイトの前記ストリームを形成する手段を含む受信器。
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