JP4514741B2 - 雨水等の貯水施設用の樹脂袋とその製造方法及びこの雨水等の貯水施設用の樹脂袋を用いた雨水等の貯水施設の形成方法 - Google Patents

雨水等の貯水施設用の樹脂袋とその製造方法及びこの雨水等の貯水施設用の樹脂袋を用いた雨水等の貯水施設の形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、ビルや集合住宅、あるいは戸建の住宅等において、雨水を防火用や散水用等の用途に使用すべく貯水するための貯水施設用の樹脂袋、この樹脂袋の製造方法及びこの樹脂袋を用いた貯水施設の形成方法に関するものである。
従来から、例えば、大雨の際、雨水の急激な河川への流出を防ぐ等の目的から、あるいは雨水を防火用の水として、また花壇や菜園等の散水用の水として利用すべく、ビルや団地周辺の空き地や自転車置き場等の地下に貯水タンクを設け、これに雨水を貯える試みが種々成されてきた。
特に昨今では、夏季の水不足に備えて、新しく団地を建設するような場合には、しばしばこの種の貯水施設が設けられるようになってきている。
また最近では、大きなビル等に限らず、戸建ての住宅等でも雨水の利用が考えられるようになって来ている。具体的には、花壇や庭への散水用として、あるいは洗車用に、さらには洗濯用水等への利用が考えられている。
この種の貯水施設の一例を図11に示す。
図11に示すように、予め地面1を掘り下げて、例えば、平面形状が長方形の堀穴2を形成し、しかる後この堀穴2の内表面(側面及び底面を含む)に、掘穴2の表面から泥等が貯水空間3側に侵入するのを防止するため、遮水性シートもしくは透水性シートで側面や底面を覆って内張層4を構成する。
内張層4を形成したらこの内張層4内に、例えば、箱型の空間保持骨格ブロック5を複数個、上下縦横に組み上げて、貯水空間3を形成する。貯水空間3が完成したら、最後に貯水空間3上に、例えば樹脂製の天板を敷き詰め、該天板上に遮水性シートもしくは透水性シート(以下、単にシートという。)を被せたり、あるいはこのシート上にさらに土を埋め戻したりして被覆層9を形成し、水施設としたものである。
尚、天板を敷き詰める前にシートで貯水空間3上を覆い、この上に天板等を被せる場合もある。
ところで図11において、符号10は、貯水空間3に雨水を導くための流入口を、符号11は、この貯水空間3から河川等に接続されている配水管に繋がっている流出口を示している。
前記空間保持骨格ブロック5としては、これまで種々の形状のものが考え出されており、前述した箱型以外にも円筒型、トレイ型等がある。但し、いずれの形状のものでも、内部にできるだけ大きな貯水空間3を構成できること、かつ被覆層9の上からの圧力に対して充分な耐圧強度があること、空間保持骨格ブロック5同士の組立てが容易なこと、等が考慮され、設計されている。
ところで前述した貯水施設においては、内張層4をシートで形成する場合、その合わせ目を加熱して溶着し、全体を袋状にしている。
この溶着作業は、予め堀穴2の底面を含む内表面を覆ったシート上に空間保持骨格ブロック5を組み上げ、空間保持骨格ブロック5の設置が完了した時点で行われるもので、前記空間保持骨格ブロック5全体を覆うようにシートの必要個所を溶着して袋状にしていた。
そのためシートの溶着作業を必ず貯水施設の建設現場、より具体的には堀穴2の中で行わなければならず、実際に、堀穴2の中に溶着機を持ち込んでこの作業を行っている。それ故に以下のような問題がある。
第1には、貯水施設の建設現場では土を掘り起こしているため、シートに土や泥が付着し易い。そのためまず土や泥をきれいに払ってから溶着作業を行う必要があり、作業が煩雑であり、出来上がった樹脂袋の品質も安定しない。また溶着作業を確実に行うためには、雨天でない日を選ぶ必要がある。すなわち、天候にも左右される。
第2には、溶着作業後、溶着が完全に行われたかどうか、例えば、シートが遮水性シートであれば、その防水性が完全であるかどうかを確認する必要がある。しかしながら、試験設備が整っていない建設現場で、この確認を行うことは極めて難しい。それ故、溶着作業には溶着の失敗がないように、熟練した作業者が必要である。
第3には、この溶着機を建設現場で使用するためには電源が必要で、具体的には移動用の発電機を一緒に持ち歩く必要もある。
これらの問題は、特に戸建ての住宅等に貯水施設を設置する場合に顕著になる。すなわち、大規模な貯水施設の場合であれば、予め工期に合わせて溶着機や熟練した作業者の手配を行うことは比較的容易である。しかしながら、例えば、戸建ての住宅用の貯水施設のような小規模なものに対しては、作業時間が極めて短いにも係わらず溶着機や熟練作業者を大規模のものと同様に一通り手配しなければならない。また、野外での作業のため、天候にも左右される。
このように従来の方法は多くの問題を有している。とりわけ小規模の貯水施設については、前述のように極めて効率が悪く、結局のところ工事費用が割高になってしまう。また手配がやり難く、工期の設定ができないような場合も起こり得る。
そこでこれら問題を解決すべく、特許文献1や特許文献2に開示された方法が提案されている。
特開2001−279737号公報 特開2006−46010号公報
前述した特許文献1に開示されている貯水施設においては、貯水施設現場でシートの溶着作業を行うのではなく、予め、例えば、工場内でシートを貯水施設の掘穴の形状に合わせた大きさや形状になるように溶着し、袋状にしておくものである。
また、特許文献2に開示されているものは、特許文献1同様に、予め工場内で、シートの必要個所を溶着すると共に、少なくとも1箇所には防水性ファスナーを取付けておくものである。
このように予め工場の中で溶着作業を済ませた上部が開口した透水性または遮水性のシート製の樹脂袋(以下、単に樹脂袋という。)であれば、トラックで貯水施設の工事現場に運び、単に掘穴内に上部を開口した状態で設置するだけでよいため、前述した工事現場で溶着作業を行う問題点はほぼすべて解決することができる。
ところが特許文献1に開示されている樹脂袋14では、1枚のシートから樹脂袋を形成しているが、図12に示すように隣接する側面16同士の隅部を形成する場合は、図のように隅部を折り込んで、隅部17に加えて折り返した部分18の2箇所の線状部分を溶着しなければならない。
そのため、樹脂袋14が大きくて、運搬の際畳み込んで運ぶ必要がある場合には、4つある隅部が厚く、すなわち、図12に示すようにシートが3重に重なっていて厚く、しかもこの部分には溶着部が2箇所隣接して存在するため、極めて畳み難い。また畳んだ後もこの上に更に畳んだ樹脂袋を重ねたり、他のものを載せたりすると、四つの隅部に他の部分より力が負荷し易い、という問題がある。その結果、最悪の場合、溶着部分が破損する、という問題が起こる可能性もある。
また、溶着部17の一端では底面15と側面16、16とが互いに直角になっていて平面状にして溶着作業を行うことができない。そのため、立体状態で溶着作業を行わなければならないが、平面状態での溶着と異なり溶着作業を行い難く、それ故に作業に時間が掛かる、という問題もある。
さらには、溶着箇所が溶着部17、18と四隅各々2箇所ずつ存在するため、溶着作業に時間が掛かる、という問題もある。
一方、特許文献2に開示されている樹脂袋の場合も、特許文献1記載の発明と同様に、溶着部では底面と隣接する2側面とが互いに直角になっているため、溶着作業を行い難い、という問題がある。特に、防水性ファスナーを取付ける際、ファスナーの一端の溶着開始点の溶着が完全に角部に存在するため、溶着作業がとりわけ難しく、確実に防水性を確保できるように取り付けることが難しい、という問題がある。
また、防水性ファスナーを用いずにシート同士を直接溶着することも可能であるが、この場合でも、シートを立体形状にした状態で溶着作業を行わねばならない。その結果、溶着の開始点または終点のいずれかに相当する樹脂袋の底面端部の溶着が難しく、水漏れ等の原因になる可能性が高い。
前述の問題に鑑み本発明の目的は、水施設の掘穴内に設置する樹脂袋を、予め、例えば、工場内で製造するに際し、溶着作業が容易で、それ故、より確実で、より短時間で溶着作業を行うことができる樹脂袋及びこの樹脂袋の製造方法を提供することであり、さらには、この樹脂袋を用いた貯水施設の形成方法を提供することにある。
前記目的を達成すべく本発明の請求項1記載の貯水施設用の樹脂袋は、長方形または正方形の透水性または遮水性のシートからなり、その上面が開口している直方体形状または立方体形状の貯水施設用の樹脂袋であって、
水施設用の樹脂袋は、一対の対向する側面において、側面の上辺両端隅部からの長さがこの側面の高さに等しい上辺上の位置と、この上辺両端隅部に対応する下辺両端隅部とを各々結ぶ直線状の溶着部をそれぞれ2箇所ずつ計4ヶ所有しており、樹脂袋の溶着部の下端が、前記シートの先端を互いに同一面上で向かい合うように、かつシートの幅方向を揃えて樹脂袋の側面の高さに相当する長さだけ折り返した前記シートの折り返し線の両端隅部を結ぶ辺上のそれぞれ折り返し長さに相当する距離だけ内方側に位置する4ヶ所であり、且つ樹脂袋の溶着部の上端が、前記シートの折り返し前の四隅に相当するシートの折り返し部の先端の両端隅部の4カ所であり、樹脂袋の溶着部は、前記溶着部の上端と下端とを折り返し線に対して斜め45°方向に直線状に結んで溶着したものであり、さらに樹脂袋の側面隅部から、前記隅部下端を除きシートの折り重ね部と溶着部のいずれをもなくしたことを特徴とするものである。
また請求項2記載の貯水施設用の樹脂袋は、請求項1記載の貯水施設用の樹脂袋において、前記貯水施設用の樹脂袋は、各側面の上辺に少なくとも1箇所ずつ吊具固定部を有していることを特徴としている。
さらに請求項3記載の前記貯水施設用の樹脂袋のように、請求項1または請求項2いずれかに記載の貯水施設用の樹脂袋において、少なくとも前記上辺四隅及び下辺四隅にこの樹脂袋を直方体形状または立方体形状に保持するための支持体を固定する支持体固定部を有していることも特徴にしている。
さらにまた、請求項4記載の貯水施設用の樹脂袋の製造方法は、方形または正方形の透水性または遮水性のシートの両端を互いに同一面上で向かい合うように、かつシートの幅方向を揃えて樹脂袋の側面の高さに相当する長さだけ折り返し、しかる後、折り返した前記シートの折り返し辺上の両端からシートの両端の先端隅部までの距離と等しい距離だけ離れた折り返し線上の内方位置から折り返したシートの先端隅部に向かって、重なっている下方のシートと上方のシートとを折り返し線に対して斜め45°方向に直線状に結んで溶着して溶着部を形成することを特徴としており、この請求項記載の貯水施設用の樹脂袋の製造方法において、前記溶着部の外側を溶着部に略並行に切断することも特徴としている。これらの製造方法においては、前記シートの折り返し辺上の両端から折り返されたシートの両端隅部までの距離が樹脂袋の側面高さに相当するものである。
加えて、請求項6記載の貯水施設の形成方法は、前記請求項4または請求項5いずれかに記載の方法で製造した貯水施設用の樹脂袋を平面状のままで、または折り畳んだ状態で、あるいはまたロール巻きにした状態のいずれかの状態で貯水施設の工事現場に運搬し、該貯水施設用に地面を掘って形成した掘穴内に前記貯水施設用の樹脂袋の開口部を上にしてかつ開口した状態で設置し、しかる後この樹脂袋内に空間保持骨格ブロックで貯水空間を形成することを特徴としている。
加えて、請求項7記載の貯水施設の形成方法は、請求項6記載の貯水施設の形成方法において、前記掘穴内に設置した請求項2記載の樹脂袋が有している前記吊具固定部に吊具を固定し、前記吊具で樹脂袋の上辺四辺を上方に吊って状態で、この樹脂袋内に空間保持骨格ブロックで貯水空間を形成することを特徴とするものであり、請求項8記載の発明は、請求項6または請求項7いずれかに記載の貯水施設の形成方法において、前記掘穴内に設置した請求項3記載の樹脂袋が有している前記支持体固定部に支持体を固定し、支持体で支持して樹脂袋を立てた状態で、この樹脂袋内に空間保持骨格ブロックで貯水空間を形成することを特徴とするものである。
このように本発明によれば、水施設の掘穴内に設置する樹脂袋を、例えば、予め工場内で製造するに際し、溶着作業が容易で、それ故、より確実で、より短時間で溶着作業を行うことの可能な樹脂袋及びこの樹脂袋の製造方法を提供すると共に、この樹脂袋を用いた貯水施設の形成方法を提供することができる。
以下に本発明の貯水施設用の樹脂袋の一実施例を、図1〜図5を用いて詳細に説明する。
図1は、図11に示す貯水施設の掘穴2の大きさに合わせて作った、例えば、遮水性のシートからなる樹脂袋20で、上面21は開口された状態になっていて、長さがm、幅がn、そして高さ(深さ)がhの直方体の形状をしている。ここで、本明細書では、長さmは、幅nよりも長い寸法であるものとする。
図1で、符号22は底面を、符号23、23は対向する1組の側面を、そして符号24、24は他方の対向する側面をそれぞれ示している。そして後述する樹脂袋20の製造方法で説明するように、この樹脂袋20の特徴は、一対の対向する側面、例えば、側面23、23において、この側面23の上辺両端隅部sからの長さがこの側面23の高さhに等しい上辺上の位置qと、この上辺両端隅部sに対応する下辺両端隅部pとを各々結ぶ直線状の溶着部26をそれぞれ2箇所ずつ計4ヶ所有している点にある。
このような形状の樹脂袋20を、本発明の方法で製造する手順を以下に説明する。
まず、図2に示すような大きさの長方形のシート、例えば、遮水性のシート(以下、単にシートという。)30を用意する。このシート30の長さLは、樹脂袋20の任意の側面、例えば、側面23の長さm(底面22の長さmに等しい)にその側面23の高さh(樹脂袋20の深さhに等しい)の2倍を加えたものであり、幅Wは、例えば、側面23に隣接する側面24の長さn(底面22の幅nに等しい)にその側面24の高さhの2倍を加えたものである。ここでも長さLは、幅Wよりも大きな寸法であるものとする。
次に、このシート30の両端を、側面23の高さ(樹脂袋20の深さ)hに相当する長さ分、互いに同一面上で向かい合うように、かつシート30の幅方向を揃えて折る。具体的には、図1の点線で示す位置で、各々矢印が示す方向にシート30を折る。
折った状態を図3に示す。図3に示すように、シート30の両端を内側に向けて折ったら、次に、折り返したシート30の折り返し辺(図2において点線で示した辺)上に、辺の両端から各々側面23の高さhに相当する長さに等しい位置pにそれぞれマークを入れる。図3に示すようにp点は、各々の折り返し辺上に2点ずつ、計4点存在する。
続いて、各p点から折ったシート30のそれぞれの先端隅部qに向かって、折り重なっている下方のシートと上方のシートとを溶着機を用いて直線状に溶着して溶着部26を形成する。図3では、この溶着部26形成前の直線状の溶着個所25を一点鎖線で示している。溶着を行う際には、必要なら、p点とq点をそれぞれ筆記用具等で結び、溶着個所25を見易くした後、これも必要なら金属製のガイドを溶着個所25に並行に添わせた状態で溶着を行えば、より確実に、かつより直線状にきれいに溶着を行うことができる。
ところで、p点、q点を結ぶ線は、図3に示すように隣接する辺に対して45°の角度を有している。因みに、45°でないと、シート30の必要箇所をすべて溶着後、袋状にしたとき、隣接する側面23と側面24の高さが一致しないから、45°に形成する必要がある。
4個所すべての溶着作業が完了したら、図4に示すように、溶着部26の外側の不要部分27を溶着部26に略並行に、挟み等の切断具で切断する。もちろん、不要部分27の切断除去は、雨水等の貯水施設の工事現場で切断してもよいし、邪魔でなければ切断しないで樹脂袋20に残したままにしておいてもよい。尚、図4の辺20a、20aを掴んでで広げれば容易に袋状にすることができる。
前述した本発明の樹脂袋20の製造方法における利点は、例えば、床面上あるいは平面状の作業台上で、溶着する個所を平面状に置いた状態で溶着できる点にある。そのため、溶着時シート30の溶着個所25に一定、かつ均一な溶着圧力を加えた状態で溶着作業を進めることができる。
このように、シート全体を平面状に保持したまま、溶着作業を進めることができるため、溶着姿勢が楽で、かつ安定するため、溶着作業が極めてやり易く、それ故、短時間に水漏れ等異常個所のない溶着部26を、極めて高い品質レベルで作り出すことができる。また、溶着作業がやり易いことから、従来ほど熟練した作業者を必要としない利点もある。
また、特許文献1に開示されている樹脂袋では、1箇所の隅部に溶着部が計2個所存在するが、本発明の樹脂袋20では溶着部26は一隅に1箇所で済む。それ故、溶着作業時間も短縮可能である。
また、例えば、図4に示すように樹脂袋20を溶着した状態のまま、すなわち、平面状にしたままで運ぶ場合も、あるいは適当な大きさに畳んだり、ロール状に巻いたりして運搬する場合にも、溶着部26が少ないため、より嵩張り難く、運搬作業が容易になる。
図5は、図2〜図4に示す手順に従って製造した樹脂袋20を示すもので、図5(a)は、袋状にした状態の平面図、図5(b)は側面図をそれぞれ示している。図5(b)に示すように、側面23には、側面23の上辺両端隅部sからの長さがこの側面23の高さhに等しい上辺上の位置qと、この上辺両端隅部sに対応する下辺両端隅部pとを各々結ぶ直線状の溶着部26がそれぞれ2箇所ずつ存在する。因みに、この側面23と対向する側面23の外面にも2箇所の溶着部26が同じ位置に存在する。
ところで、図2に示すシート30に、図6で点線にて示すように、最終的に袋状にする際の折り目を最初に入れておくと、図4のように不要部分27を切り落とした後、図1に示すように袋状にする際、作業が容易になる。
また、図7に示すように、樹脂袋20の開口部を形成する上辺4辺の中央位置に、例えば、リング状の吊具固定部28を設けておくこともできる。
このようにしておけば、この樹脂袋20内に空間保持骨格ブロック5を上下縦横に積むブロック組立作業時、各吊具固定部28にロープを結び、樹脂袋20の側面23、23、24及び24を上方に引っ張って吊るしておくことができる。その結果、作業中樹脂袋20を袋形状に維持し易くなるため、樹脂袋20内での作業がやり易くなり好ましい。
尚、図7では、図を簡単にするため、吊具固定部28を各上辺中央部に1箇所ずつしか取付けていないが、樹脂袋20が大型で、辺の長さが長い場合には、その長さに応じて吊具固定部27を必要数装着すればよい。
また、図8に示すように、樹脂袋20の、少なくとも上辺の四隅及び下辺の四隅にこの樹脂袋20を直方体形状または立方体形状に保持するための支持体29を固定する支持体固定部31を設けておいてもよい。
具体的には、金属棒やプラスチック棒等の支持体29を装着、固定できるリングとか、結んで固定できる紐等で支持体固定部31を形成しておけばよい。また一点鎖線で示すような形状をした支持体29を用いることもできる。また、垂直方向だけでなく水平方向にも支持体29を差し渡すための支持体固定部31を各隅に設けておいてもよい。
このようにすれば、樹脂袋20内で空間保持骨格ブロック5を組み立てる際、樹脂袋20が袋の形状を保持できるため作業が容易になり、好ましい。
また、図7に示す樹脂袋20の高さ(深さ)を少し大きめに作っておけば、最終的に樹脂袋20の内部に空間保持骨格ブロック5による貯水空間3を完成させた後、吊具固定部28に紐を通して、巾着の如く絞れば、樹脂袋20の上部の開口部を容易に閉じることができる利点もある。
さらにまた、図8に示すものにあっては、樹脂袋20を工場から運び出す際に、図8における支持体29を樹脂袋20の運搬具として使用することもでき、あえて別途パレット等を準備する必要がなく経済的にも好ましい。
前記実施例では、シート30として遮水性のシートを用いているが、透水性のシートを用いる場合も同様である。また樹脂袋20の形状も、掘穴2の形状が立方体であれば、この掘穴2に合わせて立方体形状にする。
尚、言うまでもないが、一般的には、水施設が貯水を目的とする場合には遮水性のシートを、また豪雨のとき水害を防ぐべく雨水を一時的に貯水するような場合には透水性のシートが使われる。それ故、貯水施設の用途、目的に応じて樹脂袋20のシートを透水性のものにするか遮水性のものするか適宜選択する。
このように工場内で製造された樹脂袋20が、もし戸建用住宅の貯水施設のように小型のもの、具体的には、貯水量が1m〜5m程度の小型のものであれば、図4に示すように平面状のままトラック等で運搬すればよいし、もしマンションやビル等の大型の集合住宅用のものであって、大きなものであれば、適当な大きさに折り畳んだり、ロール状に巻いて運搬すればよい。
このようにして樹脂袋20を水施設の工事現場に運んだら、樹脂袋20の大きさや工事現場の条件に応じて、例えば、図7、図8に示すような方法で、掘穴2内に樹脂袋20を設置し、その内部に空間保持骨格ブロック5を組み上げて貯水空間3を形成する。
以上説明したように、本発明の樹脂袋20であれば、シートを平面状に保持したままの状態で溶着作業を進めることができるため、工場内での作業も極めて容易で、短時間に、かつ効率良く、品質の高いものを得ることができる。
加えて、工場内での製造のため、防水性のチェックを行うための試験装置の設置も容易で、必要なら、各樹脂袋の防水試験も簡単に行うことができる。また、従来と異なり溶着作業が容易になった分、あえて溶着作業に熟練した作業者を用意する必要もない。さらにまた、水施設の建設に際しても、樹脂袋の運搬も容易になり、加えて、従来ほど天候や、熟練溶着作業者の手配に縛られることも少なくなり、建設工事がやり易くなる利点もある。
以上のようにしてなる本発明によれば、水施設の掘穴内に設置する樹脂袋を、例えば、予め工場内で製造するに際し、溶着作業が容易で、それ故、より確実で、より短時間で溶着作業を行うことの可能な樹脂袋及びこの樹脂袋の製造方法を提供できるとともに、この樹脂袋を用いた貯水施設の形成方法を提供することができる。
本発明の貯水施設用の樹脂袋の一実施例を示す斜視図である。 図1に示す樹脂袋を製造するためのシートの平面図である。 図1に示す樹脂袋の製造方法の手順を示す平面図である。 図1に示す樹脂袋の製造方法で、図3に示す手順の後の手順を示す平面図である。 図2〜図4の手順で製造した本発明の樹脂袋を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明の貯水施設用の樹脂袋の製造に際して、シートに予め施した折り目の位置を示す平面図である。 本発明の貯水施設用の樹脂袋の別の実施例を示す斜視図である。 本発明の貯水施設用の樹脂袋のさらに別の実施例を示す斜視図である。 本発明の貯水施設用の樹脂袋のさらに別の実施例を示す正面図である。 本発明の貯水施設用の樹脂袋の運搬時の保管状態の一例を示す平面図である。 一般的な貯水施設の断面図である。 従来の貯水施設用の樹脂袋の一部斜視図である。
符号の説明
1 地面
2 掘穴
3 貯水空間
4 内張層
5 空間保持骨格ブロック
20 樹脂袋
21 開口部
22 底面
23、24 側面
25 溶着個所
26 溶着部
28 吊具固定部
29 支持体
30 シート
31 支持体固定部

Claims (8)

  1. 長方形または正方形の透水性または遮水性のシートからなり、その上面が開口している直方体形状または立方体形状の貯水施設用の樹脂袋であって、該水施設用の樹脂袋は、一対の対向する側面において、側面の上辺両端隅部からの長さがこの側面の高さに等しい上辺上の位置と、この上辺両端隅部に対応する下辺両端隅部とを各々結ぶ直線状の溶着部をそれぞれ2箇所ずつ計4ヶ所有しており、樹脂袋の溶着部の下端が、前記シートの先端を互いに同一面上で向かい合うように、かつシートの幅方向を揃えて樹脂袋の側面の高さに相当する長さだけ折り返した前記シートの折り返し線の両端隅部を結ぶ辺上のそれぞれ折り返し長さに相当する距離だけ内方側に位置する4ヶ所であり、且つ樹脂袋の溶着部の上端が、前記シートの折り返し前の4隅に相当するシートの折り返し部の先端の両端隅部の4カ所であり、樹脂袋の溶着部は、前記溶着部の上端と下端とを折り返し線に対して斜め45°方向に直線状に結んで溶着したものであり、さらに樹脂袋の側面隅部から、前記隅部下端を除きシートの折り重ね部と溶着部のいずれをもなくしたことを特徴とする貯水施設用の樹脂袋。
  2. 記の貯水施設用の樹脂袋は、各側面の上辺に少なくとも1箇所ずつ吊具固定部を有していることを特徴とする請求項1記載の貯水施設用の樹脂袋。
  3. 記の貯水施設用の樹脂袋は、少なくとも前記上辺四隅及び下辺四隅にこの樹脂袋を直方体形状または立方体形状に保持するための支持体を固定する支持体固定部を有していることを特徴とする請求項1または請求項2いずれかに記載の貯水施設用の樹脂袋。
  4. 方形または正方形の透水性または遮水性のシートの両端を互いに同一面上で向かい合うように、かつシートの幅方向を揃えて樹脂袋の側面の高さに相当する長さだけ折り返し、しかる後、折り返した前記シートの折り返し辺上の両端からシートの両端の先端隅部までの距離と等しい距離だけ離れた折り返し線上の内方位置から折り返したシートの先端隅部に向かって、重なっている下方のシートと上方のシートとを折り返し線に対して斜め45°方向に直線状に結んで溶着して溶着部を形成することを特徴とする貯水施設用の樹脂袋の製造方法。
  5. 前記溶着部の外側を溶着部に略並行に切断することを特徴とする請求項4記載の貯水施設用の樹脂袋の製造方法。
  6. 前記請求項4または請求項5いずれかに記載の方法で製造した貯水施設用の樹脂袋を平面状のままで、または折り畳んだ状態で、あるいはまたロール巻きにした状態のいずれかの状態で貯水施設の工事現場に運搬し、該貯水施設用に地面を掘って形成した掘穴内に前記貯水施設用の樹脂袋の開口部を上にしてかつ開口した状態で設置し、しかる後この樹脂袋内に空間保持骨格ブロックで貯水空間を形成することを特徴とする貯水施設の形成方法。
  7. 前記掘穴内に設置した請求項2記載の樹脂袋が有している前記吊具固定部に吊具を固定し、前記吊具で樹脂袋の上辺四辺を上方に吊った状態で、この樹脂袋内に空間保持骨格ブロックで貯水空間を形成することを特徴とする請求項6記載の貯水施設の形成方法。
  8. 前記掘穴内に設置した請求項3記載の樹脂袋が有している前記支持体固定部に支持体を固定し、前記支持体で支持して樹脂袋を立てた状態で、この樹脂袋内に空間保持骨格ブロックで貯水空間を形成することを特徴とする請求項6または請求項7いずれかに記載の貯水施設の形成方法。
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