JP4514324B2 - Hydraulic control valve - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、シリンダの負荷を保持するときに、内部リークを最小に抑えることのできる油圧制御バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に示した従来の油圧制御バルブは、そのバルブボディ1に一対のシリンダポートa,bとタンク通路4とを形成している。上記シリンダポートaにはシリンダCのロッド側室41を接続し、シリンダポートbにはシリンダCのボトム側室40を接続している。
また、バルブボディ1には、スプール孔5形成するとともに、このスプール孔5にスプール6を摺動自在に組み込んでいる。そして、このスプール6が、図示する中立位置にあるとき、供給通路2,3と中立流路9とを連通した状態に保ち、このとき供給通路2,3を介して導いたポンプPの吐出油を、中立通路9を介してタンクTに戻す。
なお、上記スプール6の両端は、パイロット室7,8に臨ませている。
【0003】
上記バルブボディ1には、コの字形の流路10,11を形成し、このコの字形の流路10,11を介してシリンダポートa,bをスプール孔5に連通させている。
また、バルブボディ1には、上記コの字形の流路10,11の上下の部分を連通する組み付け孔12,13を形成している。そして、これら組み付け孔12,13に、パイロットチェック弁14,15を組み込んでいる。
これらパイロットチェック弁14,15は、その背圧室16,17にスプリング18,19を組み込み、その弾性力によってポペット20,21をシート部22,23に押しつけている。このようにすることによって、通常は、シリンダポートa,bとスプール孔5との連通を遮断している。
【0004】
上記パイロットチェック弁14,15の背圧室16,17には、絞り32,33を介してシリンダポートa,bを連通させている。そして、この絞り32,33を介してシリンダCの負荷圧を背圧室16,17に導くようにしている。
このようにシリンダCの負荷圧を背圧室16,17に導けば、ポペット20,21がシート部22,23にしっかりと押しつけられる。そのため、シリンダCの保持圧などが、スプール孔5に作用したりしない。
したがって、スプール6を図示の中立位置に保ち、シリンダCの負荷を保持しているときに、このシリンダCのボトム側室40の圧油が、スプール孔5とスプール6との摺動面を介してタンク側に漏れたりしない。
【0005】
また、上記パイロットチェック弁14,15の背圧室16,17には、排出通路24,25の一端をそれぞれ連通させている。そして、これら排出通路24,25の他端を、スプール孔5に開口させている。
一方、上記スプール6には、メイン環状溝26,27と、パイロット排出用環状溝28,29と、内部通路30,31とを形成している。
上記内部通路30,31は、その一端をパイロット排出用環状溝28,29にそれぞれ開口させている。また、内部通路30,31の他端を、スプール6の摺動面にそれぞれ開口させている。ただし、この内部通路30,31の他端は、スプール6が図示する中立位置にあるとき塞がれている。
【0006】
いま、一方のパイロット室7にパイロット圧を導くと、スプール6が図面右方向に移動する。このようにしてスプール6が切り換わると、供給通路2,3と中立通路9との連通が遮断されるとともに、一方の供給通路2がノッチ34を介してメイン環状溝26に連通する。そのため、ポンプPからの圧油が、パイロットチェック弁14に作用して、このパイロットチェック弁14が開く。
したがって、ポンプPからの圧油は、供給通路2→ノッチ34→メイン環状溝26→流路10→シリンダポートb→シリンダCのボトム側室40に供給される。
【0007】
また、上記のようにスプール6が移動すると、排出通路25と内部通路31とが連通する。そのため、パイロットチェック弁15の背圧室17がタンク通路4に連通し、背圧室17の流体が排出通路25→内部通路31→パイロット排出用環状溝29→タンク通路4を経由してタンクに戻される。そして、このような流れによって絞り33に圧力損失が生じ、背圧室17の圧力が低くなると、ポペット21がスプリング19のバネ力にうち勝って移動し、パイロットチェック弁15が開弁する。
パイロットチェック弁15が開弁すれば、シリンダCのロッド側室41の圧油は、シリンダポートa→流路11→メイン環状溝27→ノッチ35→タンク通路4を経由してタンクに排出される。
以上のようにして、シリンダCが伸張する。
【0008】
上記と反対に、スプール6を左方向に切り換えると、供給通路2,3と中立通路9との連通が遮断されるとともに、一方の供給通路3とパイロットチェック弁15とがノッチ37を介して連通する。そして、供給通路3からの圧油によってパイロットチェック弁15が開き、その圧油がシリンダCのロッド側室41に供給される。
また、スプール6の移動によって排出通路24と内部通路30とが連通するため、今度はパイロットチェック弁14の背圧室16がタンク通路4に連通する。そして、背圧室16の流体が排出通路24→内部通路30→パイロット排出用環状溝28→タンク通路4を経由してタンクに戻されることよって絞り32に圧力損失が生し、背圧室16の圧力が低くなる。
【0009】
その結果、ポペット20がスプリング18のバネ力にうち勝って移動し、パイロットチェック弁14が開弁する。パイロットチェック弁14が開弁すれば、シリンダCのボトム側室40の圧油は、シリンダポートb→流路10→メイン環状溝26→ノッチ36→タンク通路4を経由してタンクに排出される。
以上のようにして、シリンダCが収縮する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、シリンダポートa,bにパイロットチェック弁を組み込むために、流路10,11をわざわざコの字形にしなければならず、その分、製造コストが高くなるという問題があった。
また、シリンダポートa,bの奥の方にパイロットチェック弁を組み付けなければならず、その組み付け作業がやりにくいという問題もあった。
この発明の目的は、単純な流路で、しかも、パイロットチェック弁を簡単に組み付けることのできる、安価な油圧制御バルブを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は、バルブボディに、一対のシリンダポートと、供給通路と、タンク通路と、スプール孔とを形成するとともに、上記スプール孔にスプールを摺動自在に組み込むとともに、上記バルブボディに、上記供給通路からシリンダポートへの流通のみを許容するパイロットチェック弁を組み込んだ油圧制御バルブにおいて、上記バルブボディの側面であって、他のバルブブロックを重ねる重ね面からシリンダポートに連通する組み付け孔を形成し、この組み付け孔にパイロットチェック弁を組み付け、他のバルブブロックの重ね面で上記組み付け孔を塞ぐ一方、スプール孔の内周に形成した環状凹部と、この環状凹部とパイロットチェック弁の背圧室とを連通させる排出通路と、スプールの表面に開口させた連絡通路とを備え、この連絡通路は、スプールの切り換え位置に応じてタンク通路と環状凹部とを連通させたり、その連通を遮断したりする構成にしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1、2に基づいてこの発明の実施例を説明する。
バルブボディBには、スプール孔50を形成するとともに、このスプール孔50にスプール51を摺動自在に組み込んでいる。
また、バルブボディBには、供給油路52を形成し、それをスプール孔50に連通させている。
なお、このスプール孔50に連通させた供給油路52の開口部分の直径を、スプール51の直径より小さくしている。
【0013】
上記供給油路52の両側には、一対のシリンダポート53,54を設けるとともに、これらシリンダポート53,54をスプール孔50に連通させている。
また、上記シリンダポート53,54の隣には、タンク通路T1,T2を形成し、これらタンク通路T1,T2もスプール孔50に連通させている。
【0014】
上記スプール51には、シリンダポート53,54に常時連通するメイン環状溝55,56を形成している。これらメイン環状溝55,56の一端側には、環状のメータリングノッチ57,58を形成し、その他端側には排出用ノッチ59,60を形成している。
また、スプール51の上記排出用ノッチ59の図面左側には、この発明の連絡通路に相当するスリット61、62a、62bを軸方向に位置をずらして形成している。
【0015】
さらに、上記シリンダポート53、54をスプール孔50に連通させる通路63、64を形成するとともに、一方の通路63には、パイロットチェック弁Vを組み込んでいる。
このパイロットチェック弁Vは、図2に示すように、バルブボディBの側面から組み付け孔65を形成し、この組み付け孔65を通路63に連通させるとともに、この組み付け孔65に、ポペット66とスプリング67とを組み込むことによって構成している。
上記組み付け孔65は、バルブボディBの側面から形成しているので、シリンダポートの中に組み付け孔を形成していた前記従来例に比べて、その孔の加工を簡単にできる。
また、上記組み付け孔65に組み込んだポペット66やスプリング67も、バルブボディBの側面から直接組み込むことができるので、シリンダポートを通して組み付け孔に組み込まなければならなかった前記従来に比べて、その組み付け作業も簡単にできる。
【0016】
なお、図示していないが、バルブブロックBの側面には、他のバルブブロックなどを重ね合わせるようにしている。そして、この重ね合わせた他のブロックの合わせ面によって、上記組み付け孔65を塞ぐようにしている。
【0017】
上記ポペット66は、スプリング67の弾性力によって、通常、シート部68に押しつけられている。このようにポペット66をシート部68に押しつけることによって、シリンダポート53とスプール孔50との連通を完全に遮断するようにしている。
また、上記ポペット66には、背圧室74を形成し、この背圧室74に連続して小孔75を形成している。
さらに、このポペット66には、上記背圧室74に連通する貫通孔69と、上記小孔75に連通する絞り70とをそれぞれ径方向に形成している。そして、これら貫通孔69と絞り70との開口部分を、ポペット66に形成した環状溝71,72にそれぞれ開口させている。
【0018】
上記ポペット66を組み込んだ上記バルブボディBには、図1に示すように排出通路100を形成し、その一方を組み付け孔65に連通し、その他方をスプール孔50の内周に形成した環状凹部73に連通させている。
そして、図1に示すように、スプール51が中立位置にあるとき、環状凹部73とタンク通路T1との連通が遮断されているが、スプール51が図面左方向に移動すると、このスプール51に形成したスリット61、62a、62bを介して環状凹部73とタンク通路T1とが連通するようにしている。
【0019】
一方、バルブボディBの両端には、板状の閉塞部材80,81をボルト83によって固定するとともに、これら閉塞部材80,81によってスプール孔50を塞ぎ、パイロット室84、85を形成している。
これらパイロット室84,85には、パイロット通路86,87をそれぞれ接続している。そして、これらパイロット通路86,87を介して減圧弁88,89によって制御されたパイロット圧を各パイロット室84,85に導くようにしている。
なお、上記減圧弁88,89は、比例ソレノイド90,91によって制御するようにしている。
【0020】
上記パイロット室84,85には、メインスプリング92,93を組み込むとともに、その一端をスプール51に形成した軸方向穴94,95に挿入している。
上記メインスプリング92,93は、スプール51が中立位置にあるとき自由長を保ち、この自由長の状態で一端を閉塞部材80,81に当接し、他端を軸方向穴94,95の底に当接させている。そのため、中立位置にあるスプール51には、メインスプリング92,93の弾性力が作用していない。
【0021】
一方、上記スプール51の両端側には小径部96,97を形成している。また、上記スプール孔50の開口部側には、拡径部98,99を形成している。そして、上記小径部96,97と拡径部98,99との間にセンタリングスプリングS、Sを組み込んでいる。
これらセンタリングスプリングS、Sは、上記メインスプリング92,93よりもバネ定数の小さいものであり、スプール51が中立位置にある状態で、所定の弾性力が与えられている。そして、このセンタリングスプリングS、Sの弾性力によって、スプール51の外周に設けたバネ受け部材78,79を、スプール51に形成した段部77とバルブボディBに形成したストッパー部76とに押しつけている。そして、このセンタリングスプリングS、Sの弾性力によって、スプール51の中立位置を保持している。
【0022】
次に、この実施例の作用を説明する。
図示するように、スプール51を中立位置に保持し、シリンダCの負荷を保持している場合、シリンダCのボトム側室40の負荷圧は、シリンダポート53から絞り70→小孔75→背圧室74に導かれ、その圧力によってポペット66がシート部68にしっかりと押しつけられる。
したがって、このパイロットチェック弁Vによって、シリンダポート53とスプール孔51との連通が完全に遮断されて、シリンダCのボトム側室40の圧油が、スプール51とスプール孔50との隙間を介して漏れたりしない。つまり、シリンダCの負荷を確実に保持することができる。
【0023】
上記の状態から、パイロット室85にパイロット圧を導くと、スプール51に図面左方向の推力が与えられる。そして、このスプール51の左方向の推力が、図面左側のセンタリングスプリングSの弾性力にうち勝つと、このスプール51は、センタリングスプリングSとメインスプリング92とをたわませながら図面左方向に移動する。
スプール51が左方向に移動すると、まず、スリット61を介して環状凹部73とタンク通路T1とが連通する。そのため、パイロットチェック弁Vの背圧室74の圧油が、貫通孔71→環状溝69→排出通路100→環状凹部73→スリット61→タンク通路T1を経由してタンクTに戻される。そして、このような流れによって絞り70に圧力損失が生じ、背圧室74の圧力が低くなると、ポペット66がスプリング67のバネ力にうち勝って移動し、パイロットチェック弁Vが開弁する。
【0024】
また、上記の状態からさらにスプール51が左に移動すると、メータリングノッチ58を介してシリンダポート54と供給通路52とが連通し、シリンダポート53とタンク通路T1とが連通する。
そのため、ポンプPからの圧油が、供給通路52→メータリングノッチ58→メイン環状溝56→通路64→シリンダポート54→シリンダCのロッド側室41に供給される。また、シリンダCのボトム側室40からの戻り流体が、シリンダポート53→通路63→パイロットチェック弁V→メイン環状溝55→排出用ノッチ59→タンク通路T1を経由してタンクTに排出される。
以上のようにして、シリンダCが収縮する
【0025】
なお、スプール51を図面右方向に移動させた場合には、シリンダCが伸張するが、その実質的な動きについてはスプール51が左方向に移動した場合と同じなので、ここではその説明を省略する。
【0026】
この実施例によれば、バルブボディBの側面から組み付け孔を形成するようにしたので、シリンダポートとスプール孔とを連通する通路63をコの字形にしなくても済む。そのため、流路をコの字形にしていた前記従来例よりも製造コストを安くできる。
また、バルブボディの側面に組み付け孔が直接開口しているので、パイロットチェック弁の組み付け作業も簡単にできる。つまり、組み付け作業効率を高めることができる。
なお、この実施例では、一方の通路63にのみ、パイロットチェック弁Vを組み込んでいるが、左右線対称の形にして、他方の通路64にパイロットチェック弁を組み込んでもよい。
【0027】
【発明の効果】
この発明によれば、バルブボディの側面から組み付け孔を形成し、それをシリンダポートに連通させる構成にしたので、従来のように通路をコの字形にしなくても、パイロットチェック弁を組み込むことができる。
このようにすれば、通路の形状が簡単になる分、製造コストを安くできる。
また、バルブボディの側面に開口した部分から組み付け孔にパイロットチェック弁を直接組み込むことができるので、パイロットチェック弁を簡単に組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図である。
【図2】要部断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
B バルブボディ
V パイロットチェック弁
T1,T2 タンク通路
50 スプール孔
51 スプール
52 供給通路
53,54 シリンダポート
61,62 スリット
65 組み付け孔
73 環状凹部
74 背圧室
100 排出通路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hydraulic control valve capable of minimizing internal leakage when holding a cylinder load, for example.
[0002]
[Prior art]
The conventional hydraulic control valve shown in FIG. 3 has a pair of cylinder ports a and b and a
A
Note that both ends of the
[0003]
The valve body 1 is formed with
Also, the valve body 1 is formed with assembly holes 12 and 13 for communicating the upper and lower portions of the
These
[0004]
The cylinder ports a and b communicate with the back pressure chambers 16 and 17 of the
If the load pressure of the cylinder C is guided to the back pressure chambers 16 and 17 in this way, the
Therefore, when the
[0005]
Further, one ends of
On the other hand, the
One end of each of the internal passages 30 and 31 is opened to the pilot discharge
[0006]
Now, when pilot pressure is introduced to one pilot chamber 7, the
Accordingly, the pressure oil from the pump P is supplied to the
[0007]
When the
When the
As described above, the cylinder C extends.
[0008]
Contrary to the above, when the
Further, since the discharge passage 24 and the internal passage 30 communicate with each other by the movement of the
[0009]
As a result, the poppet 20 moves over the spring force of the
As described above, the cylinder C contracts.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
In the above conventional example, in order to incorporate the pilot check valve into the cylinder ports a and b, the
In addition, the pilot check valve must be assembled in the back of the cylinder ports a and b, and there is a problem that the assembling work is difficult.
An object of the present invention is to provide an inexpensive hydraulic control valve that has a simple flow path and can be easily assembled with a pilot check valve.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, a pair of cylinder ports, a supply passage, a tank passage, and a spool hole are formed in the valve body, and a spool is slidably incorporated in the spool hole, and the supply to the valve body In a hydraulic control valve that incorporates a pilot check valve that allows only flow from the passage to the cylinder port, an assembly hole is formed on the side of the valve body that communicates with the cylinder port from the overlapping surface on which other valve blocks overlap. The pilot check valve is assembled in the assembly hole, and the assembly hole is closed by the overlapping surface of the other valve block, while the annular recess formed in the inner periphery of the spool hole, the annular recess and the back pressure chamber of the pilot check valve And a communication passage that opens on the surface of the spool. It is or to communicate with the tank passage and the annular recess in accordance with the switching position of the spool, characterized in that a configuration or to block the communication.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
A
In addition, a
The diameter of the opening of the
[0013]
A pair of
Further, tank passages T1, T2 are formed next to the
[0014]
The
On the left side of the discharge notch 59 of the
[0015]
Further,
As shown in FIG. 2, the pilot check valve V is formed with an
Since the
Further, since the
[0016]
Although not shown, another valve block is overlapped on the side surface of the valve block B. Then, the
[0017]
The
Further, a
Further, the
[0018]
The valve body B incorporating the
As shown in FIG. 1, when the
[0019]
On the other hand, at both ends of the valve body B, plate-
The
[0020]
In the
The
[0021]
On the other hand,
These centering springs S, S have a smaller spring constant than the
[0022]
Next, the operation of this embodiment will be described.
As shown in the figure, when the
Therefore, the communication between the
[0023]
When pilot pressure is guided to the pilot chamber 85 from the above state, thrust in the left direction of the drawing is applied to the
When the
[0024]
Further, when the
Therefore, the pressure oil from the pump P is supplied to the
As described above, the cylinder C contracts.
When the
[0026]
According to this embodiment, since the assembly hole is formed from the side surface of the valve body B, the
In addition, since the assembly hole is directly opened on the side surface of the valve body, the assembly work of the pilot check valve can be simplified. That is, assembly work efficiency can be increased.
In this embodiment, the pilot check valve V is incorporated only in one of the
[0027]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the assembly hole is formed from the side surface of the valve body and communicated with the cylinder port, the pilot check valve can be incorporated without using a U-shaped passage as in the prior art. it can.
In this way, the manufacturing cost can be reduced by the simplification of the shape of the passage.
Further, since the pilot check valve can be directly assembled into the assembly hole from the portion opened on the side surface of the valve body, the pilot check valve can be easily assembled.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an embodiment.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a main part.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
B Valve body V Pilot check valve T1,
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