JP4514269B2 - 少なくとも1つの低圧放電ランプの点灯回路装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の前文に記載の少なくとも1つの低圧放電ランプの点灯回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の回路装置は例えばヨーロッパ特許第0253224号明細書に開示されている。この特許明細書には低圧放電ランプの高周波点灯回路装置が記載されている。この回路装置は電源電圧整流器と、インバータと、直列共振回路として形成された負荷回路と、電源電流の高調波分を減少させるために設けられた高調波フィルタとを有している。高調波フィルタは、電源電圧整流器に順方向に接続された2つのダイオードの直列接続と、そのダイオード間の接続点をインバータの電圧出力端子に接続するコンデンサと、そのダイオード間の接続点を直列共振回路に接続する別のコンデンサとを有している。さらに、この高調波フィルタは、その2つのダイオードに並列接続されこのダイオード間の接続点をインバータの電圧出力端子に接続する2つの別のダイオードを有している。
【0003】
ヨーロッパ特許出願公開第0679046号明細書には、比較的高いランプ電圧を用いた低圧放電ランプの点灯回路装置が記載されている。この回路装置は高周波の整流器ブリッジを有し、これはインバータに給電する平滑コンデンサの充電をインバータのスイッチングリズムで中断させ、これによって、高周波の整流器ブリッジに前置接続された蓄積インダクタと、電源電圧整流器の出力端子に接続されたコンデンサとの協力を得て、バックアップコンデンサと負帰還コンデンサとの相互作用の下に、0.98以上の電源力率を有するほぼ正弦波状の電源電流の取出しが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、電気部品の個数を少なくして簡単に構成し得る高調波フィルタを有する少なくとも1つの低圧放電ランプの点灯回路装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題は本発明によれば、電源電圧整流器と、この電源電圧整流器の直流電圧出力端子に並列接続されたコンデンサと、直流電圧入力端子及び電圧出力端子を有するインバータと、少なくとも1つの共振コンデンサ、ランプインダクタ及び少なくとも1つの低圧放電ランプの端子を有して直列共振回路として形成され、インバータの電圧出力端子に接続された負荷回路と、インバータの直流電圧入力端子に並列接続された平滑コンデンサと、少なくとも1つのダイオード及び少なくとも1つのコンデンサを有する高調波フィルタとを備え、
高調波フィルタの少なくとも1つのコンデンサの第1端子が、共振コンデンサと、高調波フィルタの少なくとも1つのダイオードの第1電極と、電源電圧整流器の直流電圧出力端子とに接続され、
高調波フィルタの少なくとも1つのコンデンサの第2端子がインバータの電圧出力端子に接続され、
高調波フィルタの少なくとも1つのダイオードの第2電極が平滑コンデンサに接続されている少なくとも1つの低圧放電ランプの点灯回路装置において、
高調波フィルタは、電源電圧整流器の直流電圧出力端子に並列接続されたコンデンサと、共振コンデンサと、少なくとも1つのコンデンサと、少なくとも1つのダイオードとから構成され、
電源電圧整流器の直流電圧出力端子に並列接続されたコンデンサの容量の公称値は、共振コンデンサの容量の公称値より小さいか又はそれに等しく、すなわち、共振コンデンサの容量の公称値以下の大きさであり、かつ
電源電圧整流器の直流電圧出力端子に並列接続されたコンデンサの容量の公称値が、共振コンデンサの容量の公称値の0.33倍より大きいか又はそれに等しい、すなわち共振コンデンサの容量の公称値の0.33倍以上の大きさである
ことによって解決される。
本発明の特に有利な実施態様は次の通りである
高調波フィルタは少なくとも1つの別のダイオードを有し、このダイオードの第1電極は電源電圧整流器の直流電圧出力端子に接続され、第2電極は分岐点を介して、電源電圧整流器の直流電圧出力端子に並列接続されたコンデンサと、共振コンデンサと、高調波フィルタの少なくとも1つのコンデンサと、高調波フィルタの少なくとも1つのダイオードとに接続されている。
【0006】
本発明による回路装置は、電源電圧整流器と、この電源電圧整流器の直流電圧出力端子に並列接続されたコンデンサと、直列共振回路として形成された負荷回路が後置接続されているインバータと、インバータの直流電圧入力端子に並列接続された平滑コンデンサと、少なくとも1つのダイオード及び少なくとも1つのコンデンサを有する高調波フィルタとを備えている。本発明によれば、高調波フィルタの少なくとも1つのコンデンサの第1端子は、直列共振回路の共振コンデンサと、高調波フィルタの少なくとも1つのダイオードの第1電極と、電源電圧整流器の直流電圧出力端子とに接続される。さらに、高調波フィルタの少なくとも1つのコンデンサの第2端子はインバータの電圧出力端子に接続され、高調波フィルタの少なくとも1つのダイオードの第2電極は平滑コンデンサに接続される。
【0007】
このようにして、少ない個数の電気部品から構成されて従来の技術に比べて簡単になりコスト的に有利である高調波フィルタを備えた回路装置が提供される。電源電圧整流器の直流電圧出力端子に並列接続されたコンデンサが、その容量が共振コンデンサの容量の少なくとも0.33倍の大きさとなるように設定されていると好ましい。このコンデンサの容量値をこのように有利に設定することによって、少なくとも1つの低圧放電ランプの電圧降下が平滑コンデンサの電圧降下を上回る場合でさえ、ほぼ正弦波状の電源電流の取出しと、高調波分をそれに相応して少なくすることとが保証される。コンデンサに対する不所望に高い充電電流、従って電気部品に高負荷がかかることを回避するために、電源電圧整流器の直流電圧出力端子に並列接続されたコンデンサの容量が共振コンデンサの容量と最高でも同じ大きさであると有利である。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を優れた実施例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による回路装置の優れた実施例を示す概略図である。この回路装置は、電源電圧入力端子j1、j2と、電流補償フィルタインダクタL1、非電流補償フィルタインダクタL2及びコンデンサC1から構成され電源電圧入力端子j1、j2に接続されたフィルタ回路と、このフィルタ回路に後置接続された電源電圧整流器GLとを有している。この電源電圧整流器GLの直流出力端子に並列に分岐点j3、j4にバックアップコンデンサC2が接続されている。電源電圧整流器GLの正出力端子には分岐点j3を介してダイオードD1の陽極が接続されている。ダイオードD1の陰極は平滑コンデンサC3の正端子に接続されている。平滑コンデンサC3の負端子は分岐点j4を介して電源電圧整流器GLの負出力端子に接続されている。平滑コンデンサC3は、2つのトランジスタQ1、Q2と、その駆動装置N1、N2、N3、L3、L4、R1、R2、R4、R5と、エミッタ抵抗R3、R6と、トランジスタQ1、Q2のそれぞれのコレクタ−エミッタ区間に並列接続された2つのフライホイールダイオードD2、D3とから形成されている自励ハーフブリッジインバータに対する直流電圧源として作用する。トランジスタQ1のコレクタ端子とトランジスタQ2のエミッタ端子もしくはエミッタ抵抗R5とから構成されたハーフブリッジインバータQ1、Q2の直流電圧入力端子は平滑コンデンサC3に並列に配置されている。ハーフブリッジインバータQ1、Q2の電圧出力端子つまり中間接続点Mは直流共振回路として形成された負荷回路に接続されている。この負荷回路は、駆動装置の一部をなす環状鉄心変圧器の一次巻線N1と、結合コンデンサC4と、ランプインダクタL5と、共振コンデンサC6とから構成され、これらは全て直列に接続されている。ハーフブリッジインバータQ1、Q2の中間接続点Mは一次巻線N1と結合コンデンサC4とランプインダクタL5と共振コンデンサC6とを介してダイオードD1の陽極と分岐点j3とに接続されている。この回路装置はさらに台形コンデンサC7を有しており、その第1端子はダイオードD1の陽極と分岐点j3とに接続され、その第2端子はハーフブリッジインバータQ1、Q2の中間接続点Mに接続されている。さらに、この回路装置は、ダイアックDC、始動コンデンサC9、抵抗R7及びダイオードD4から構成された始動装置と、2つの直列接続された低圧放電ランプLP1、LP2用の端子j5、j6、j7、j8と、補助点弧コンデンサC8とを有している。補助点弧コンデンサC8は第2の低圧放電ランプLP2に並列接続されている。補助点弧コンデンサC8の第1端子は負荷回路内の接続点を介して共振コンデンサC6とランプインダクタL5とに接続されている。補助点弧コンデンサC8の第2端子は第1の低圧放電ランプLP1の第2電極と第2の低圧放電ランプLP2の第1電極とに接続されている。第1の低圧放電ランプLP1の第1電極は端子j5を介してダイオードD1の陰極とトランジスタQ1のコレクタと平滑コンデンサC3の正端子とに接続され、端子j6と抵抗R7と始動コンデンサC9とを介して端子j4と平滑コンデンサC3の負端子とに接続されている。第2の低圧放電ランプLP2の第2電極は端子j8を介してランプインダクタL5と共振コンデンサC6と補助点弧コンデンサC8とに接続されている。
【0009】
始動装置はハーフブリッジインバータQ1、Q2の発振立ち上がりを起こさせる。ダイアックDCは点灯器具のスイッチオン後にトリガパルスをトランジスタQ2のベースに対して発生する。ダイアックDCの一方の端子はこのために抵抗R7と始動コンデンサC9との接続点に接続され、ダイアックDCの他方の端子はベース直列抵抗R4を介してトランジスタQ2のベースに接続されている。さらに、始動コンデンサC9と抵抗R7とダイアックDCとの上述の接続点は順方向に極性を接続されているダイオードD4を介してハーフブリッジインバータQ1、Q2の中間接続点Mに接続されている。
【0010】
インバータは2つのバイポーラトランジスタQ1、Q2を有する自励ハーフブリッジインバータとして形成されている。インバータは主として環状鉄心変圧器N1、N2、N3によって駆動される。なお、この環状鉄心変圧器N1、N2、N3における一次巻線N1は負荷回路内に配置され、二次巻線N2、N3は両インバータトランジスタQ1、Q2の各トランジスタのベース回路内にそれぞれ配置されている。駆動装置は両トランジスタQ1、Q2のためにそれぞれベース直列抵抗R1、R4と、インダクタンスL3、L4と、ベース−エミッタ接合に並列接続されインバータトランジスタQ1、Q2のスイッチング挙動を改善する抵抗R2、R5とを有している。
【0011】
回路装置をスイッチオンすると、バックアップコンデンサC2に、電源電圧整流器GLによって整流された電源電圧が与えられる。ダイオードD1と抵抗R7とを介して始動コンデンサC9がダイアックDCのブレークダウン電圧に充電され、それによりダイアックDCはトランジスタQ2のベース電極を駆動するためにトリガパルスを発生し、それによってハーフブリッジインバータQ1、Q2の発振立ち上がりを起こさせる。環状鉄心変圧器N1、N2、N3によってトランジスタQ1、Q2のベース電極が駆動され、トランジスタQ1、Q2が交互にスイッチングされる。始動コンデンサC9はトランジスタQ2の導通後にダイオードD4とトランジスタQ2のスイッチング区間とエミッタ抵抗R6とを介して放電し、その結果ダイアックDCはもはやトリガパルスを発生しなくなる。負荷回路と2つの直列接続されているランプLP1、LP2とを通って、周波数をトランジスタQ1、Q2のスイッチングサイクルによって決定された高周波の交流電流が流れる。平滑コンデンサC3には直流電圧が構成され、その電圧値は電源電圧のピーク値の約1.4倍〜1.5倍である。結合コンデンサC4は平滑コンデンサC3に与えられる電圧の約半分に充電される。トランジスタQ1、Q2が交互にスイッチングされることによって、その中間接続点Mは交互に平滑コンデンサC3の負端子と正端子とに接続され、中間接続点Mの電位はそれに応じて低くなったり又は高くなったりする。これによって、負荷回路内にはトランジスタのスイッチングサイクルによって決定された高周波の交流電流が流れる。両トランジスタQ1、Q2が阻止されているスイッチング休止期間中、ランプインダクタL5内に蓄積されたエネルギが対応するフライホイールダイオードD2、D3を通る電流を維持し続ける。ランプインダクタL5は共振コンデンサC6と共に直列共振回路を形成する。この回路装置の電気部品は、低圧放電ランプLP1、LP2内にガス放電を点弧させるために共振コンデンサC6と補助点弧コンデンサC8とに共振により増大する電圧が供給されるように設計されている。ガス放電の点弧が行われると、直列共振回路C6、L5は低圧放電ランプLP1、LP2の放電区間のインピーダンスによって共振を弱められる。
【0012】
ダイオードD1と、バックアップコンデンサC2と、台形コンデンサC7と、共振コンデンサC6とは高調波フィルタを形成し、これはインバータQ1、Q2のスイッチングサイクル内に電源電圧に比例した僅かな量の電荷を平滑コンデンサC3に供給する。バックアップコンデンサC2と、共振コンデンサC6と、台形コンデンサC7と、ダイオードD1とは共にチャージポンプとして作用する。
【0013】
トランジスタQ2が導通すると、インバータQ1、Q2の中間接続点MがトランジスタQ2の導通しているコレクタ−エミッタ区間を通って電源電圧整流器の出力端子の負極に接続される。台形コンデンサC7は、バックアップコンデンサC2の電圧瞬時値と中間接続点Mの電位との差によって決まる電位差に応じて充電される。バックアップコンデンサC2には、周波数が電源電圧周波数の2倍の大きさであるパルス化された直流電圧が与えられる。電源電圧が丁度そのピーク点を通過すると、台形コンデンサC7は電源電圧値の約1.4倍に充電される。
【0014】
それに続いて生じるトランジスタQ2のオフ期間において、インバータQ1、Q2の中間接続点Mの電位及び同様に台形コンデンサC7の電位が飛躍的に高められる。台形コンデンサC7はそれによって平滑コンデンサC3よりも高い電位を得て、ダイオードD1を介して平滑コンデンサC3へ放電する。
【0015】
引き続いてトランジスタQ1が導通すると、中間接続点Mの電位が平滑コンデンサC3の電位へ高められる。ランプインダクタL5は逆方向へ充電される。
【0016】
トランジスタQ1のその後のオフ期間において、ランプインダクタL5に蓄積されているエネルギが台形コンデンサC7及び共振コンデンサC6内へ流れ出る。その後、トランジスタQ2が再び導通する。
【0017】
インバータQ1、Q2のスイッチングサイクル毎にもしくは高周波交流電圧の周期毎に1回このようにしてエネルギが平滑コンデンサC3内へポンピングされる。負荷回路内を流れる交流電流の周波数は一般的に20kHz以上である。平滑コンデンサC3内へポンピングされた電荷量はバックアップコンデンサC2に与えられる電圧の瞬時値に比例している。
【0018】
両低圧放電ランプLP1、LP2の直列接続におけるランプ電圧のピーク値が平滑コンデンサC3の電圧の半分を上回ると、中間接続点Mの電位が極性転換時に端子j4のアース電位より低い電位へ低下し、共振コンデンサC6が電源電圧の零点通過の範囲内で再充電される。この実施例において設定されたバックアップコンデンサC2と共振コンデンサC6との容量値(表1参照)の関係によって、共振コンデンサC6が特にバックアップコンデンサC2を介して再充電され主に電源網からは再充電されないことが保証される。従って、電源電流の高調波分が少なくなる。共振コンデンサC6が電源電圧の零点通過中に特にバックアップコンデンサC2を介して再充電されるようにするために、バックアップコンデンサC2の容量の公称値は共振コンデンサC6の容量の公称値の少なくとも0.33倍の大きさでなければならない。過大な充電電流を回避するために、バックアップコンデンサC2の容量の公称値は共振コンデンサC6の容量の公称値を上回ってはならない。
【0019】
表1には優れた実施例における電気部品の適切な設定値が示されている。
【0020】
本発明は上記において詳細に説明した実施例に限定されない。例えば、本発明による回路装置は、低圧放電ランプLP1、LP2の電極フィラメントの予熱装置又はランプが故障した際にインバータを遮断する安全遮断装置のような補助装置を有することができる。さらに、高調波フィルタは順方向に極性を接続された少なくとも1つの別のダイオードを有することができ、その場合このダイオードの第1電極は電源電圧整流器の直流電圧出力端子に接続され、第2電極は分岐点を介して、電源電圧整流器の直流電圧出力端子に並列接続されたコンデンサと、共振コンデンサと、高調波フィルタの少なくとも1つのコンデンサと、高調波フィルタの少なくとも1つのダイオードとに接続される。
【0021】
【表1】
実施例において使用されている電気部品の設定値
Figure 0004514269

【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路装置の優れた実施例を示す概略回路図
【符号の説明】
L1、L2 フィルタインダクタ
L3、L4 インダクタンス
L5 ランプインダクタ
GL 電源電圧整流器
C1 コンデンサ
C2 バックアップコンデンサ
C3 平滑コンデンサ
C4 結合コンデンサ
C6 共振コンデンサ
C7 台形コンデンサ
C8 補助点弧コンデンサ
C9 始動コンデンサ
Q1、Q2 トランジスタ、ハーフブリッジインバータ
M 中間接続点
DC ダイアック
R1、R4 ベース直列抵抗
R2、R5、R7 抵抗
R3、R6 エミッタ抵抗
D1、D4 ダイオード
D2、D3 フライホイールダイオード
LP1、LP2 低圧放電ランプ
N1 環状鉄心変圧器の一次巻線
N2、N3 環状鉄心変圧器の二次巻線

Claims (2)

  1. 電源電圧整流器(GL)と、
    この電源電圧整流器(GL)の直流電圧出力端子(+、−)に並列接続されたコンデンサ(C2)と、
    直流電圧入力端子及び電圧出力端子(M)を有するインバータ(Q1、Q2)と、
    少なくとも1つの共振コンデンサ(C6)、ランプインダクタ(L5)及び少なくとも1つの低圧放電ランプ(LP1、LP2)の端子(j5、j6、j7、j8)を有して直列共振回路として形成され、インバータ(Q1、Q2)の電圧出力端子(M)に接続された負荷回路と、
    インバータ(Q1、Q2)の直流電圧入力端子に並列接続された平滑コンデンサ(C3)と、
    少なくとも1つのダイオード(D1)及び少なくとも1つのコンデンサ(C7)を有する高調波フィルタとを備え
    高調波フィルタの少なくとも1つのコンデンサ(C7)の第1端子が、共振コンデンサ(C6)と、高調波フィルタの少なくとも1つのダイオード(D1)の第1電極と、電源電圧整流器(GL)の直流電圧出力端子(+、−)とに接続され、
    高調波フィルタの少なくとも1つのコンデンサ(C7)の第2端子がインバータ(Q1、Q2)の電圧出力端子(M)に接続され、
    高調波フィルタの少なくとも1つのダイオード(D1)の第2電極が平滑コンデンサ(C3)に接続されている少なくとも1つの低圧放電ランプの点灯回路装置において
    高調波フィルタは、電源電圧整流器(GL)の直流電圧出力端子(+、−)に並列接続されたコンデンサ(C2)と、共振コンデンサ(C6)と、少なくとも1つのコンデンサ(C7)と、少なくとも1つのダイオード(D1)とから構成され
    電源電圧整流器(GL)の直流電圧出力端子(+、−)に並列接続されたコンデンサ(C2)の容量の公称値は、共振コンデンサ(C6)の容量の公称値以下の大きさであり、かつ共振コンデンサ(C6)の容量の公称値の0.33倍以上の大きさである
    ことを特徴とする少なくとも1つの低圧放電ランプの点灯回路装置。
  2. 高調波フィルタは少なくとも1つの別のダイオードを有し、、このダイオードの第1電極は電源電圧整流器の直流電圧出力端子に接続され、第2電極は分岐点を介して、電源電圧整流器の直流電圧出力端子に並列接続されたコンデンサと、共振コンデンサと、高調波フィルタの少なくとも1つのコンデンサと、高調波フィルタの少なくとも1つのダイオードとに接続されていることを特徴とする請求項1記載の回路装置
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