JP4513369B2 - 画像トリミング装置及び方法 - Google Patents

画像トリミング装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4513369B2
JP4513369B2 JP2004081530A JP2004081530A JP4513369B2 JP 4513369 B2 JP4513369 B2 JP 4513369B2 JP 2004081530 A JP2004081530 A JP 2004081530A JP 2004081530 A JP2004081530 A JP 2004081530A JP 4513369 B2 JP4513369 B2 JP 4513369B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trimming
area
person
face
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004081530A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005267454A (ja
Inventor
宇 谷
均 山門
徹 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2004081530A priority Critical patent/JP4513369B2/ja
Publication of JP2005267454A publication Critical patent/JP2005267454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4513369B2 publication Critical patent/JP4513369B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、人物写真を含む写真画像に対して人物の顔が適正な位置に置かれるようにトリミング処理を行う際に用いて好適な画像トリミング装置及び方法に関する。
デジタルカメラなどで撮影した電子写真を所定の画像解像度(画像の縦横サイズ)にあわせ、適宜にトリミングして、電子アルバムにまとめることが行われている。電子写真のトリミングは、手作業で行うのが一般的である。
これに関する従来技術の一例として、特許文献1に記載されている方法がある。この方法では、パソコンなど写真編集機器のディスプレイに表示されているトリミング枠に、電子写真から切り出したい部分を重ねあわせるように、電子写真をマウスでドラッギングする。編集者が所望する画像領域をトリミング枠内に入れることで、電子写真のトリミング範囲が決定される。
特開平10−261066号公報
しかしながら、上記の方法では、写真内のトリミング範囲を決定するのに、編集者が手作業を行わなければならない煩わしさがある。これは、人物写真からなる写真アルバムを自動的に生成する等のアプリケーションにとっては障害となる。
本発明は、従来例の問題点を鑑み、人物写真を含む写真画像に対する画像処理操作の簡単化を図ることを目的とするものであって、人物写真を自動的且つ適切にトリミングすることができる画像トリミング装置及び方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、人物画像を含む写真画像のトリミング装置であって、写真画像から人物の顔を検出し、検出されたすべての顔を含む顔領域を算出する顔領域算出手段と、トリミング後の写真画像における顔領域の垂直及び水平方向の位置を、顔領域の中心点から人物の顔の大きさと人物の顔の向きに応じて人物全体が含まれる人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の上端までの長さy1と、前記人物領域の下端からトリミング後の前記写真画像の下端までの長さy2と、前記人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の左端までの長さx1と、前記人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の右端までの長さx2とを、y1=(k×(u+y−h)−v)/(1−k)(hはトリミング後の垂直方向の解像度、kはトリミング後の画像比率、vは前記顔領域の中心点から前記人物領域の上端までの長さ、uは前記顔領域の中心点から前記人物領域の下端までの長さ、yは特定された前記人物領域の横サイズ)、y2=(h−y−k×u−v)/(1−k)、x1=x2=(w−x)/2(x は特定された前記人物領域の縦サイズ、wはトリミング後の水平方向の解像度)を用いて算出して設定する画像位置設定手段と、前記顔領域算出手段が算出した顔領域が前記画像位置設定手段で設定した垂直及び水平方向の位置に置かれるように写真画像をトリミングするトリミング手段とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、トリミング手段によって、顔領域算出手段が算出した顔領域が画像位置設定手段で設定した垂直及び水平方向の位置に置かれるように写真画像がトリミングされる。すなわち、本発明によれば、写真画像における顔の位置に合わせてトリミングが行われるので、人物写真のトリミングを適切に、人手によらず、自動的に行うことができる。
本発明は、前記トリミング手段が、顔領域の中心点がトリミング後画像の垂直方向における黄金分割点に位置し、且つ、水平方向における中央点に位置するように、写真画像をトリミングすることを特徴とする。これによれば、トリミング後の写真画像における人物の顔の位置を水平及び垂直方向においてバランス良く配置することができる。
本発明は、前記顔領域算出手段の算出結果に基づいて人物がすべて含まれるであろう人物領域を特定する人物領域特定手段をさらに備え、前記トリミング手段が、前記人物領域推定手段が特定した人物領域がトリミング後の写真画像にすべて含まれるように写真画像をトリミングすることを特徴とする。これによれば、トリミング後の写真画像における人物の顔及び人物全体位置をバランス良く配置することができる。
また、本発明の他の形態は、人物画像を含む写真画像のトリミング方法であって、写真画像から人物の顔を検出し、検出されたすべての顔を含む顔領域を算出する顔領域算出過程と、トリミング後の写真画像における顔領域の垂直及び水平方向の位置を、顔領域の中心点から人物の顔の大きさと人物の顔の向きに応じて人物全体が含まれる人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の上端までの長さy1と、前記人物領域の下端からトリミング後の前記写真画像の下端までの長さy2と、前記人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の左端までの長さx1と、前記人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の右端までの長さx2とを、y1=(k×(u+y−h)−v)/(1−k)(hはトリミング後の垂直方向の解像度、kはトリミング後の画像比率、vは前記顔領域の中心点から前記人物領域の上端までの長さ、uは前記顔領域の中心点から前記人物領域の下端までの長さ、yは特定された前記人物領域の横サイズ)、y2=(h−y−k×u−v)/(1−k)、x1=x2=(w−x)/2(x は特定された前記人物領域の縦サイズ、wはトリミング後の水平方向の解像度)を用いて算出して設定する画像位置設定過程と、前記顔領域算出過程で算出した顔領域が前記画像位置設定過程で設定した垂直及び水平方向の位置に置かれるように写真画像をトリミングするトリミング過程とを含んでいることを特徴とする。
また、本発明のさらに他の形態は、人物画像を含む写真画像をトリミングするためのプログラムであって、写真画像から人物の顔を検出し、検出されたすべての顔を含む顔領域を算出する顔領域算出過程と、トリミング後の写真画像における顔領域の垂直及び水平方向の位置を、顔領域の中心点から人物の顔の大きさと人物の顔の向きに応じて人物全体が含まれる人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の上端までの長さy1と、前記人物領域の下端からトリミング後の前記写真画像の下端までの長さy2と、前記人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の左端までの長さx1と、前記人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の右端までの長さx2とを、y1=(k×(u+y−h)−v)/(1−k)(hはトリミング後の垂直方向の解像度、kはトリミング後の画像比率、vは前記顔領域の中心点から前記人物領域の上端までの長さ、uは前記顔領域の中心点から前記人物領域の下端までの長さ、yは特定された前記人物領域の横サイズ)、y2=(h−y−k×u−v)/(1−k)、x1=x2=(w−x)/2(x は特定された前記人物領域の縦サイズ、wはトリミング後の水平方向の解像度)を用いて算出して設定する画像位置設定過程と、前記顔領域算出過程で算出した顔領域が前記画像位置設定過程で設定した垂直及び水平方向の位置に置かれるように写真画像をトリミングするトリミング過程とをコンピュータによって実行するための記述を含んでいることを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明による画像トリミング装置の実施の形態について説明する。本実施の形態は、パーソナルコンピュータ、携帯電話端末、デジタルカメラ、個人情報端末を構成するコンピュータおよび周辺装置と、コンピュータで実行されるプログラムとから構成される。画像処理対象の写真画像データは、デジタルカメラ等で撮影され、所定の記録媒体や、通信回線を介して、本実施の形態を構成する情報機器に入力され、所定の記憶装置に記憶されているものとする。
図1に示す本実施の形態の構成を機能毎にブロック分けして示すブロック図と、図2に示す本実施の形態の処理の流れを示すフローチャートを参照して、本実施の形態の構成および動作について説明する。
人物写真の画像入力手段11は、ユーザーの所定の操作に応じて処理対象となる写真画像データを入力する(図2のステップS10)。所望画像解像度の入力手段12は、トリミング後の出力画像の縦横サイズを入力する(図2のステップS11)。単位は画素である。本実施の形態を利用あるいは構成するアプリケーションプログラムのユーザインターフェースまたはその他の方法を用いて、ユーザーの指示に従って、あるいは所定の出力形式に対応する様に予め定められた定義に従って、画像処理前(トリミング処理)前に設定される。
本実施の形態は、写真画像のトリミング機能を提供するものである。すなわち、写真画像から人物の顔(または全体)の周囲の不要な部分を省いて出力画像を作成するものである。したがって、本実施の形態では、写真解像度(入力画像サイズ)が所望画像解像度(出力画像サイズ)よりも小さい場合には処理を終了するようにしている(図2のステップS12で「いいえ」)。
顔位置に関する所定比率の設定手段13は、出力画像における顔領域の位置に関する所定比率を、予め決められた値から設定したり、あるいはユーザーの操作に応じて設定する(図2のステップS13)。顔領域とは、人物領域のうち顔(または頭)が占める領域であって、複数の人物が撮影された写真画像においてはすべての人物の顔領域を網羅する領域が顔領域となる。すなわち、検出された1または複数の人物の顔の外接矩形が、顔領域である。顔位置に関する所定比率の設定手段13は、出力画像の垂直方向上における顔領域の位置を指定する。具体的には、出力画像の上端から顔領域の中心点までの長さと、顔領域の中心点から出力画像の下端までの長さの比率で設定する。
図3は、写真画像1、出力画像(トリミング後写真画像)2等の関係の一例を示す図である。図3に示す例では、3人の人物の顔5が写真画像1に含まれていて、それらの外接矩形4が顔領域となる。人物領域3は、人物の顔5の大きさや向きに応じて、人物の全体像が含まれるであろうと推定された領域である。そして、図3の例では、顔位置に関する所定比率の設定手段13で設定された顔位置に関する比率が、顔領域4の垂直方向の位置の出力画像2の垂直方向の高さhに対する割合(38.2%/61.8%)で設定されている。この比率は、本実施の形態を利用あるいは構成するアプリケーションプログラムのユーザインターフェースまたはその他の方法で予め設定されるものであり、トリミング処理をする前に取得される。本実施の形態では、この比率が0.382:0.618で決まる、黄金分割点に設定されている。この黄金分割点は、黄金比(1+√5)/2で決定される分割点である。この場合、顔領域4の中心点Cが、出力画像2の垂直方向上の黄金分割点に当たる。
顔および人物領域の特定手段14は、顔5の検出および顔領域4の計算を行うとともに(図2のステップS14)、顔領域4の検出結果に基づいて人物領域3を特定(推定)する処理を行う(図2のステップS15)。
顔5の検出は、例えば肌色領域の検出結果に基づいて行う。顔検出は、写真画像1中に含まれる1または複数人分のすべての顔の検出を、単一の顔5の検出を繰り返すことで実現する。単一の顔5の検出は、顔肌色領域の検出と、この顔肌色領域と顔パターンテンプレートとの照合の二つのステップで実現される。顔の候補となる肌色領域の検出方法としては、よく用いられるHSV色空間での検出方法がある。これは、肌色画素のH成分(色相)とS成分(彩度)がHSV色空間のH−S平面上において一定範囲内に収束している特徴を利用する検出方法である。ここでVは明度である。具体的には、RGB(Red Green Blue)形式等で表された入力画像をHSV表色系に変換して、HSV色空間にて肌色画素を検出する。そして、隣接する肌色画素同士を連結することで、肌色領域を形成して行く。
次に、検出された肌色領域が顔領域かどうかを判定する。事前に用意された向き別の複数の顔パターンと照合することで、判定を行う。具体的には、まず、肌色画素同士を連結することで検出された顔の候補領域を顔パターンの寸法にあわせるように拡大/縮小したうえ、顔パターンとの相関度を求める。そして、顔パターンのうちのいずれかの相関度が予め決められた閾値以上の相関度を持つ顔の候補領域を顔5の画像であると判定する。
顔領域4の計算に関しては、1または複数の顔5の検出結果に基づいて、それを網羅するように、例えば外接矩形として算出する。すなわち、写真画像1から検出された顔5の数によって、写真画像1から一人しか検出されない場合では、顔領域4はその人物の顔5を外接する矩形とする。他方、写真画像1に複数の人物(顔)5がいる(ある)場合では、顔領域4は、検出された顔5すべてを網羅する最小矩形とする。
次に、人物領域3の特定は、顔領域4の算出結果に基づいて行われる。すなわち、顔領域4の中から、顔領域4の増分値となる基準顔(複数の顔5の1つ)を求めて、顔領域4を上下左右の4方向にそれぞれ、予め決められた基準顔5bの個数分で増分する。そして、増分された領域を人物領域3とする基準顔5bは、例えば、顔領域4のうち、最大面積を持つ顔5を基準顔とする。基準顔5bの個数は、例えば平均的な身長と顔の長さとの比率等に応じて決定する。
顔および人物領域の特定手段14は、さらに人物領域3の大きさが出力画像2の大きさよりも大きい場合には(図2のステップS16で「はい」)、顔領域2と人物領域3を縮小する処理を行う(図2のステップS17)。図3は、人物領域3が出力画像2よりも小さい場合を示し、図4が人物領域3が出力画像2よりも大きい場合を示し、そして図5が顔領域2と人物領域3を縮小した後の人物領域3等を示している。
次に図1のトリミング手段15は、トリミング領域の計算を行う(図2のステップS18)。図3を参照して、トリミング処理の内容について説明する。ただし、処理対象の写真画像1に対しては、図2のステップS16およびS17の処理によって、顔および人物領域の特定手段14から渡される画像データにおいて人物領域3が出力画像2よりも小さくなるように調整されているものとする。
図3は、並んでいる3人が写っている写真を表している。上述したように、網掛けした三つの丸は、3人の顔5を表し、これらを外接する矩形が顔領域4である。この顔領域4を囲む破線矩形は人物領域3を表す。人物領域3を囲む矩形は所望の画像解像度であり、即ち、トリミング領域(出力画像)2である。
図3に示された諸寸法の内、WとH及びwとhは、それぞれ、入力画像(写真画像)1及び所望の出力画像(トリミング領域)2の解像度(縦横の画素数)であり、トリミングする前に入力された既知値である。xとyは、特定された人物領域3の縦横サイズであり、顔および人物領域の特定手段14から得た結果である。vとuは、それぞれ、顔領域4の中心点から人物領域3の上端と下端までの長さであり、顔検出および人物領域の特定手段14から得た結果。y1は、人物領域3の上端からトリミング領域2の上端までの長さであり、y2は人物領域3の下端からトリミング領域2の下端までの長さである。
顔領域4の中心点を指定された比率の位置に置くようにトリミングするには、y1とy2を計算する必要がある。図3から、u、v、y、y1、y2、hの諸量の間では、次の式[1]、[2]、[3]からなる連立方程式が成り立つ。
Figure 0004513369
ここでは、k(=0.618)は所定比率を記述するための定数である。この連立式を解くと、次に示される、y1とy2の計算式を得られる:
Figure 0004513369
また、水平方向においては、x1=x2=(w−x)/2で計算する。上記のy1とy2の計算式を利用することにより、トリミング領域(出力画像)2を計算できる。
そして、図1のトリミングした画像の出力手段16は、トリミング領域(出力画像)2を所定の出力先(あるいは記録先)に出力する(図2のステップS19)。
次に、図2のステップS17で、画像を縮小し、顔領域と人物領域を再計算する処理について説明する。人物領域の特定処理で得た領域が、縦横のいずれかの方向で所望の画像解像度よりも大きい場合は、入力画像1に対して縮小操作を行い、人物領域3を所望の画像2の解像度以下で、かつ、顔領域4の中心点が出力画像2の縦方向上の黄金分割点に位置するようにy1とy2を計算する。図4および図5ならびに図6を参照して、縮小する際に行う計算例について説明する。
図4は縮小前の図である。図4は人物領域3の縦方向の長さがトリミング領域2のそれより長い例を示している。図5は縮小後の図である。縮小前の図4に示された場合での垂直方向におけるy1とy2を計算は、次のように行う。
(a)人物領域3の縦方向の長さとトリミング領域のそれとの比で写真全体(写真画像1全体)を縮小する。縮小後の人物領域3の横方向の長さx0はx*(h/y)であり、 縦方向の長さy’はhである(図6のステップS20)。
(b)顔領域4の中心点がトリミング領域2の黄金分割点に位置すれば(即ち、「v0/u0=K」が成立すれば(図6のステップS21で「はい」)、計算が終了する。
(c)顔領域4の中心点がトリミング領域2の黄金分割点に位置しなければ(図6のステップS21で「いいえ」)、y’を2画素減分して、x’(=x0*y’/h)と、u’(= u0*y’/h)及びv’(=v0*y’/h)を再計算する(図6のステップS22)。そして、y1とy2を上記で示された式で算出する(図6のステップS23)。
(d)(v’+y1)と(u’+y2)との比が黄金分割比であれば、計算が終了する(図6のステップS24で「はい」)。でなければ、(c)の再計算を適切なy1とy2が見つかるまでに繰り返す(図6のステップS24で「いいえ」からステップS22)。
上述したように、本実施の形態では、画像解像度がトリミング領域2より大きい人物写真画像1をトリミングするにあたって、写真画像1から顔5を検出して、人物領域3を特定した上で、顔領域4をトリミング領域2の縦方向の黄金分割点、且つ横方向の中央点に位置するようにトリミングするようにした。これによって従来の方法と比べ、人物写真のバランスの良いトリミングを人手によらず、自動的に行うことができるようになった。
なお、本発明の実施の形態は、上記のものに限定されず、各処理過程を統合したり、分散したり、各処理過程を実行するためのハードウェアを統合、分割あるいは分散したりすることができる。また、本発明の実施の形態を構成するプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体または通信回線を介して頒布することができる。
本発明の実施の形態を説明するためのブロック図。 図1の実施の形態の処理を説明するためのフローチャート。 図1の実施の形態を説明するための写真画像1を示す説明図。 図1の実施の形態を説明するための写真画像1を示す他の説明図。 図1の実施の形態を説明するための写真画像1を示す他の説明図。 図2のステップS17を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1 写真画像、2 出力画像(トリミング領域)、3 人物領域、4 顔領域、5 顔、11 人物写真の画像入力手段、12 所望画像解像度の入力手段、13 顔位置に関する所定比率の設定手段、14 顔および人物領域の特定手段、15 トリミング手段、16 トリミングした画像の出力手段

Claims (5)

  1. 人物画像を含む写真画像のトリミング装置であって、
    写真画像から人物の顔を検出し、検出されたすべての顔を含む顔領域を算出する顔領域算出手段と、
    トリミング後の写真画像における顔領域の垂直及び水平方向の位置を、顔領域の中心点から人物の顔の大きさと人物の顔の向きに応じて人物全体が含まれる人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の上端までの長さy1と、前記人物領域の下端からトリミング後の前記写真画像の下端までの長さy2と、前記人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の左端までの長さx1と、前記人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の右端までの長さx2とを、y1=(k×(u+y−h)−v)/(1−k)(hはトリミング後の垂直方向の解像度、kはトリミング後の画像比率、vは前記顔領域の中心点から前記人物領域の上端までの長さ、uは前記顔領域の中心点から前記人物領域の下端までの長さ、yは特定された前記人物領域の横サイズ)、y2=(h−y−k×u−v)/(1−k)、x1=x2=(w−x)/2(x は特定された前記人物領域の縦サイズ、wはトリミング後の水平方向の解像度)を用いて算出して設定する画像位置設定手段と、
    前記顔領域算出手段が算出した顔領域が前記画像位置設定手段で設定した垂直及び水平方向の位置に置かれるように写真画像をトリミングするトリミング手段と
    を備えることを特徴とする画像トリミング装置。
  2. 前記トリミング手段が、顔領域の中心点がトリミング後画像の垂直方向における黄金分割点に位置し、且つ、水平方向における中央点に位置するように、写真画像をトリミングすることを特徴とする請求項1 記載の画像トリミング装置。
  3. 前記顔領域算出手段の算出結果に基づいて人物がすべて含まれるであろう人物領域を特定する人物領域特定手段をさらに備え、
    前記トリミング手段が、前記人物領域推定手段が特定した人物領域がトリミング後の写真画像にすべて含まれるように写真画像をトリミングする
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像トリミング装置。
  4. 人物画像を含む写真画像のトリミング方法であって、
    写真画像から人物の顔を検出し、検出されたすべての顔を含む顔領域を算出する顔領域算出過程と、
    トリミング後の写真画像における顔領域の垂直及び水平方向の位置を、顔領域の中心点から人物の顔の大きさと人物の顔の向きに応じて人物全体が含まれる人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の上端までの長さy1と、前記人物領域の下端からトリミング後の前記写真画像の下端までの長さy2と、前記人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の左端までの長さx1と、前記人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の右端までの長さx2とを、y1=(k×(u+y−h)−v)/(1−k)(hはトリミング後の垂直方向の解像度、kはトリミング後の画像比率、vは前記顔領域の中心点から前記人物領域の上端までの長さ、uは前記顔領域の中心点から前記人物領域の下端までの長さ、yは特定された前記人物領域の横サイズ)、y2=(h−y−k×u−v)/(1−k)、x1=x2=(w−x)/2(x は特定された前記人物領域の縦サイズ、wはトリミング後の水平方向の解像度)を用いて算出して設定する画像位置設定過程と、
    前記顔領域算出過程で算出した顔領域が前記画像位置設定過程で設定した垂直及び水平方向の位置に置かれるように写真画像をトリミングするトリミング過程と
    を含んでいることを特徴とする画像トリミング方法。
  5. 人物画像を含む写真画像をトリミングするためのプログラムであって、
    写真画像から人物の顔を検出し、検出されたすべての顔を含む顔領域を算出する顔領域算出過程と、
    トリミング後の写真画像における顔領域の垂直及び水平方向の位置、顔領域の中心点から人物の顔の大きさと人物の顔の向きに応じて人物全体が含まれる人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の上端までの長さy1と、前記人物領域の下端からトリミング後の前記写真画像の下端までの長さy2と、前記人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の左端までの長さx1と、前記人物領域の上端からトリミング後の前記写真画像の右端までの長さx2とを、y1=(k×(u+y−h)−v)/(1−k)(hはトリミング後の垂直方向の解像度、kはトリミング後の画像比率、vは前記顔領域の中心点から前記人物領域の上端までの長さ、uは前記顔領域の中心点から前記人物領域の下端までの長さ、yは特定された前記人物領域の横サイズ)、y2=(h−y−k×u−v)/(1−k)、x1=x2=(w−x)/2(x は特定された前記人物領域の縦サイズ、wはトリミング後の水平方向の解像度)を用いて算出して設定する画像位置設定過程と、
    前記顔領域算出過程で算出した顔領域が前記画像位置設定過程で設定した垂直及び水平方向の位置に置かれるように写真画像をトリミングするトリミング過程と
    をコンピュータによって実行するための記述を含んでいることを特徴とする画像トリミングプログラム。
JP2004081530A 2004-03-19 2004-03-19 画像トリミング装置及び方法 Expired - Fee Related JP4513369B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004081530A JP4513369B2 (ja) 2004-03-19 2004-03-19 画像トリミング装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004081530A JP4513369B2 (ja) 2004-03-19 2004-03-19 画像トリミング装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005267454A JP2005267454A (ja) 2005-09-29
JP4513369B2 true JP4513369B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=35091918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004081530A Expired - Fee Related JP4513369B2 (ja) 2004-03-19 2004-03-19 画像トリミング装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4513369B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007274017A (ja) 2006-03-30 2007-10-18 Fujifilm Corp 自動トリミング方法および装置ならびにプログラム
JP2007272685A (ja) 2006-03-31 2007-10-18 Fujifilm Corp 自動トリミング方法および装置ならびにプログラム
JP4225339B2 (ja) 2006-09-11 2009-02-18 ソニー株式会社 画像データ処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP4228320B2 (ja) * 2006-09-11 2009-02-25 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、並びにプログラム
JP4837602B2 (ja) * 2007-03-12 2011-12-14 富士フイルム株式会社 画像トリミング装置および方法並びにプログラム
JP5701040B2 (ja) 2010-12-14 2015-04-15 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラム
CN111382612A (zh) * 2018-12-28 2020-07-07 北京市商汤科技开发有限公司 动物面部检测方法及装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000261644A (ja) * 1999-03-05 2000-09-22 Fuji Photo Film Co Ltd 画像変換方法および装置並びに記録媒体

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000261644A (ja) * 1999-03-05 2000-09-22 Fuji Photo Film Co Ltd 画像変換方法および装置並びに記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005267454A (ja) 2005-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6389155B2 (en) Image processing apparatus
US8374458B2 (en) Tone correcting method, tone correcting apparatus, tone correcting program, and image equipment
US7486808B2 (en) Image processing device, image processing method and image processing program
US7082211B2 (en) Method and system for enhancing portrait images
EP1596573B1 (en) Image correction apparatus
US8660381B2 (en) Image processing apparatus, method, and computer readable medium for arranging images based on size ratio
JP4710550B2 (ja) 画像におけるコメントレイアウト
US8055011B2 (en) Hair style simulation image creating method
JP5401695B2 (ja) 画像識別装置、画像識別方法、画像識別プログラム及び記録媒体
JP4513369B2 (ja) 画像トリミング装置及び方法
US7212674B1 (en) Method, apparatus and recording medium for face extraction
JP4639754B2 (ja) 画像処理装置
JP2009237977A (ja) 画像出力制御装置、画像出力制御方法、画像出力制御プログラムおよび印刷装置
JP4702534B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
US10387744B2 (en) Method and system for identifying extended contours within digital images
JP2004240622A (ja) 画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム
RU2329535C2 (ru) Способ автоматического кадрирования фотографий
JP3869635B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、記録媒体およびプリントシステム
KR20020084321A (ko) 템플릿을 이용한 실시간 인물합성방법
JP2011175309A (ja) 画像処理装置、及びプログラム
JP3480370B2 (ja) 自動顔画像処理装置
JP2005128774A (ja) 画像領域抽出装置及び方法
JP2005208732A (ja) 画像処理装置及び方法
JPH07182522A (ja) 線対称な物体領域を高速に検出する画像処理装置
JP2011188237A (ja) 画像処理方法、及び画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070305

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070305

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100318

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100420

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100503

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees