JP4512878B2 - 結合骨壷 - Google Patents

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Description

本発明は、亡くなった人の御骨を収める骨壷に関し、特に結びつきの強い者同士が時を隔てて亡くなった場合に、先に収めた骨壷に対して後から亡くなった者の骨壷を結合して収めることのできる結合骨壷に関する。
従来の骨壷は、一般的に一柱の遺骨を収容するよう設計されており、夫婦、兄弟等の関係にかかわらず、個々に収容している。しかし、夫婦や家族のように生前結びつきが強いもの同士には、別世界に於いても一緒に寄り沿っていたいという精神的な要望がある。特に時代の流れで家族構成が変遷し、子供を持たない夫婦はその繋がりを次世界まで継続させる夢を持つ人々も登場している。さらに、親子の突発的な災難等により親子が同時に亡くなる場合等に、少しでも遺族の心のやすらぎを持つために、遺骨の収納方法についての選択の幅を拡げたいという要望から、夫婦や家族のように生前結びつきが強いもの同士の遺骨を同一の墓に納めるだけでなく骨壷を一体化させる提案がなされている。
例えば、特許文献1(実用新案登録第3055770号公報)は、二重構造の骨壷が提案され、外側の骨壷の中を仕切り、さらに、その仕切られた空間に複数の小型の骨壷を収める構成が提案されている。1つの骨壷で複数人の遺骨を納めることができ、狭いスペースの墓や納骨堂にも収納できるものである。
一方、特許文献2(実用新案登録第3059141号公報)には、上部に開口部を有する壺本体及び上記開口部を開閉自在に閉じる蓋体からなる骨壺に於いて、壺本体に、その内部を二つに区画する仕切板を抜き差し自在に配した骨壺が提案されている。
この骨壷は、夫婦の他方がその後に亡くなった場合は、残っている他の区画にその御骨を納めた上で、前記仕切板を抜き取り、仮の区画を消滅させることにより、夫婦の御骨を合体させることができるものである。
一方、予め複数の容器が一体化された骨壷については次のような課題を有している。
特許文献2に記載される容器の一体化された骨壷では、2柱の御骨を納骨する区分された空間を有する。
ところで、骨壷への納骨は、火葬場で荼毘に付した後に行なわれるのが一般的である。御遺骸が御骨となった際に納骨することで、その後の移動や保管が容易でもある。
従って、特許文献2の骨壷の場合、一体化された骨壷に納骨されたいと考えている2人の方が略同時期に亡くなり、同一の斎場で近い時刻に荼毘に付されることがあれば、連続して納骨することができる。しかし、実際には、同時に事故等で亡くなる場合をおいてまず有りえない。
そこで、既に夫婦の一方が亡くなり、その一方の御骨が容器の一体化された骨壷に納骨されている場合、他方がその後に亡くなり荼毘に付した後、容器の一体化された骨壷に納骨するまで仮の骨壷に納骨しておく必要が発生する。遺族はこの仮の骨壷を所持して墓所へ移動し、墓所で仮の骨壷から容器の一体化された骨壷へ移し代える必要が生じる。墓所は通常屋外であり、御骨を移し代える設備等は設置されておらず、その移し替えは容易ではない。
一方、仮の骨壷を使用せずに、この容器の一体化された骨壷を使用するためには、荼毘に付する前に骨壷を、墓所より回収する必要がある。通常、骨壷は墓所または納骨堂等に納骨された場合に、取り出されることが困難である。特に人が亡くなられた場合、その親族は葬儀等の手配等で繁忙を極め、墓所または納骨堂から骨壷を荼毘の前に予め取り出すことは困難である。さらに、埋葬場所の移動は、「墓地、埋葬等に関する法律」における「改葬」に相当しで市町村長の許可を必要とする。従って、骨壷を一体化させる場合に、特に2人目以上の骨壷を納骨する際に納骨のための仮の骨壷が必要であった。
次に、特許文献1のように外部容器と内部容器から構成される骨壷の場合に仮の骨壷や、墓所より骨壷を回収する必要性がなくなるという利点を有している。しかしながら、特に昨今の小型墓所や納骨堂では、骨壷等を収容する容積は減少する傾向にあり、2重の容器とすることで同一容積の1重の容器と比較して容積が減少するのは紛れもない事実である。
実用新案登録第3055770号公報 実用新案登録第3059141号公報
そこで、本発明の目的は、一体化された状態で夫婦等の御骨を一柱ずつ納骨可能であって、容量が十分確保可能な結合骨壷の提供にある。
前記の目的を解決するために第1の発明は、容器の外側に別の容器と結合するための結合手段を有する結合骨壷である。このように構成することで、好みのパートナーと永久に寄り添うことができ、また御骨を一柱ずつ十分な容量の骨壷を確保することができる。
第2の発明である結合手段は、容器同士を結ぶ少なくとも一つの細紐からなることを特徴とする。結合性と意匠性と同時に満たす骨壷を提供することができる。
第3の発明である結合手段は、容器同士を結ぶ幅広状の少なくとも一つの帯から構成されることを特徴とする。結合性の強度を高めることができる。
第4の発明である結合手段は、一方の容器に設けられる凹部ともう一方の容器には前記凹部へ嵌合可能に設けられる凸部であることを特徴とする。骨壷の他に素材を必要とせずに結合することができる。
第5の発明である結合手段は、複数の容器を挿入できる各容器の頭部または底部と略同一の穴部を備える板であることを特徴とする。
第6の発明である結合手段は、一方の容器に設けられる少なくとも一つのN極磁石ともう一方の容器には少なくとも一つのS極磁石であることを特徴とする。永久に結合させ続けることが可能であり、また加工が容易である。
第7の発明である結合手段は、一方の容器と他方の容器を積層または組み合わせると新たな立体形状を構成することを特徴とする。骨壷の形状を自由なものとすることができる。
第8の発明である凹部と凸部は、そのいずれの中央にも設けられる貫通穴と、貫通穴を遮蔽可能な蓋を内部に備えることを特徴とする。御骨同士を混ぜ合わせることができる。
第9の発明の結合手段は、容器に設けられる凸部であって、接合された両凸部を被覆するリングであることを特徴とする。
第10の発明に係る平坦な円形底面と、前記底面に立設されて円筒状曲面の形成される円筒形状部と、前記円筒形状の頂部に開口される頂部開口部と、前記開口部を遮蔽する蓋部と、前記円筒の側部一方に突出される平坦な板状面と、前記板状面の中央に設けられる長円形の開口部と、前記長円形開口部の周囲にはさらに大きな径で刻設されるパッキン用溝と、前記パッキン用溝に収容されるシリコンゴムと、前記板状面の側方に水平に突設されて平坦面が前記板状面と連続するように形成される蒲鉾型形状の突起部とから構成される結合骨壷であって、互いの前記板状面が対面しながら接合して互いの開口部が連通するように接合されて、前記蒲鉾型形状突起部は互いに平坦面側が接合されて円筒形状を構成し、前記円塔形状を嵌合する円形蓋部で被覆することで一組の結合骨壷とが結合固定される。
第11の発明に係る結合骨壷は、平坦な板状面と、前記板状面の端部に板状面と平行に突設される蒲鉾型形状の突起部とから構成される蓋部から構成されて、結合骨壷の開口部と接合されて結合骨壷を単体で活用させることができる。
第12の発明に係る結合骨壷は、蒲鉾型形状の突起部の先端に磁石を設け、円形蓋部の内側面に反対極の磁石を設けて結合を強化する。
なお、本発明に係る結合骨壷は、錫から構成されてもよいが、その構成として他の金属、真鍮や鉛、銅、アンチモニー等の金属と混合してもよい。また、その表面に金や銀によるめっき加工をしてもよく、金や銀による貼り付け加工または彫刻とすることもできる。
以下、本発明の一実施の形態について添付の図1により説明する。
この実施例の骨壷は凸部を有する凸型骨壷1aと凹部を有する凹型骨壷1bの対となる骨壷から構成される。
凸型骨壷1aは、上部が開口する円筒型の筒部2aと上部開口部3aを開閉自在に閉じる蓋体4aから構成され、筒部2aの中央から水平方向に筒状に横筒6aが凸出し、さらに横筒6aの径が筒部2aより一定の距離で減少する段差部8aを経て凸部10となる。この凸部10の内部が開口する開口部12aである。
一方、凹型骨壷1bは、凸型骨壷1a同様に上部が開口する円筒型の筒部2bと上部開口部3bを開閉自在に閉じる蓋体4bから構成され、筒部2bの中央から水平方向に筒状に横筒6bが突出し、その横筒6bの端が端部8bであり、その端部8bの内側に開口部12bが配置される。ここで、横筒6bの内径は凸部10の外径とほぼ等しい。
図2に示すように凸型骨壷1aと、凹型骨壷1bは凸部10が横筒6bに嵌めこまれて接続される。更に詳細に図3(a)に図2の開口部を含む図1のAA’’断面図を示す。
凸型骨壷1aの筒部2aには、開口部12aを含む横筒6aが水平方向に突設され、この横筒6aは段差部8aが設けられさらには、段差部8aに連続して外径の小さい凸部10が突出する。この凸部10の外周面が9aとなる。
筒部2aの内面であって、開口部12aの近傍に開口部用蓋部20aが設けられる。開口部用蓋部20aは、開口部12aを被覆するように開口部12aの直径より大きな幅を有する。この開口部12aの上方に1対の押え板部14aが水平方向に相対して開口部用蓋部20aを支持するように配置される。開口部用蓋部20aは、押え板部14aと筒部2aに挟持されて垂直に移動可能に配置される。開口部用蓋部20aと、開口部12aとの間にはシール部18aが開口部12aの取り囲むように配置される。この結果、開口部12aは、開口部用蓋部20aとシール部18aによって密閉される。
次に、この筒部2aの内面であって、この開口部12aと点対称の位置に遺影掲示用押え板部16aが、開口部12aと略同一の高さに配置される。遺影掲示用押え板部16aは、水平方向の1対と底部の支持部から構成され、遺影写真等22aが配置される。その遺影の視線が開口部を望むように配置される。
一方、凹型骨壷1bの筒部2bには、開口部12bを含む横筒6bが水平方向に突設され、この横筒6bは端部8bと横筒内面13bとからなる。この横筒6bの内径と、凸部10の外周面9aの外径は略同一である。
筒部2bの内面であって、開口部12bの近傍に開口部用蓋部20bが設けられる。開口部用蓋部20bは、開口部12bを被覆するように開口部12bの直径より大きな幅を有する。この開口部12bの上方に1対の押え板部14bが水平方向に相対して開口部用蓋部20bを支持するように配置される。開口部用蓋部20bは、押え板部14bと筒部2bに挟持されて垂直に移動可能に配置される。開口部用蓋部20bと、開口部12bとの間にはシール部18bが開口部12bの取り囲むように配置される。この結果、開口部12bは、開口部用蓋部20bとシール部18bによって密閉される。
次に、この筒部2bの内面であって、この開口部12bと点対称の位置に遺影掲示用押え板部16bが、開口部12bと略同一の高さに配置される。遺影掲示用押え板部16bは、水平方向の1対と底部の支持部から構成され、遺影写真等22bが配置される。その遺影の視線が開口部を望むように配置される。
図4に遺影方向断面図を示し、遺影掲示用押え板部16aの配置態様が示される。遺影掲示用押え板部16aの内部に遺影が掲示されている様子を示す。これは、凹型骨壷1b筒部2bにおいても同一である。
図5(a)には、開口部用蓋部20a方向断面図を示し、開口部用蓋部20aの配置態様を示す。これは、凹型骨壷1b筒部2bにおいても同一である。
続いて、本発明に係る骨壷への納骨方法を図3〜5を用いて説明する。まず、例えば、永年寄り添って生活してきた夫婦等が自分たちの死後も寄り添って埋葬されることを祈念して、本発明に係る結合骨壷を準備するとともに、将来この夫婦の遺族となる夫婦の子供達等へその意思を明確に伝える必要があることは言うまでも無い。この状態で、まず夫婦の一方である夫が亡くなった場合に、妻と子供からなる遺族は、夫の遺骨を遺影22aとともに凸型骨壷1aに納骨し、さらに墓所へ納骨する。
続いて、夫婦のうち残る妻が亡くなると、子供達が妻の遺骨と遺影22bを凹型骨壷1bに納骨し、さらに墓所へ納骨することとなる(図3(a))。
そこで、墓所において、まず夫の遺骨が納骨された凸型骨壷1aの凸部10を妻が納骨された凹型骨壷1bの横筒6bに挿入する。その上で、凸型骨壷1aと凹型骨壷1bのそれぞれ蓋体4a並びに蓋体4bを取り除いて結合させる(図3(b))。
この状態で、さらに両方の凸型骨壷1aと、凹型骨壷1bとからさらに開口部用蓋部20a及び、開口部用蓋部20bとを撤去する(図5(b))ことで、凸型骨壷1aと、凹型骨壷1bとを貫通する穴部が開放される。この状態で、遺族が一体となった凸型骨壷1aと、凹型骨壷1bと全体を傾けることにより夫の遺骨が、凹型骨壷1bへ移動または、妻の遺骨が凸型骨壷1aへ移動させることが可能となる(図3(c))。また、開口部12aと開口部12bとを介して遺影22aと遺影22bとが対面することともなる。
その後、合体した状態で墓所等へ納骨することもできるし、再び開口部用蓋部20a及び、開口部用蓋部20bで密封してから墓所へ納骨することもできる。
次に本発明に係る第2の実施例を図6乃至8に示す。
この実施例の骨壷70は、上部が開口する円筒型の筒部74と上部開口部75を開閉自在に閉じる蓋体76から構成され、筒部74の中央から水平方向に筒状に横筒78が突出し、さらに横筒78の端面部80に開口する開口部96が設けられる。この開口部96は、その内部に栓部82が密閉可能に挿入される。
横筒78の端部には、また接合用の結合用リング86が挿入される。一方、端面部80に蓋付栓部88が挿入されて封じられる。
図7に示されるようにこの骨壷70は、栓部82と蓋付栓部88が骨壷70の開口部96から外された上で、2つの骨壷70の端面部80同士を接合して、さらに結合用リング86で固定される。詳細を図6のB−B’断面図である図8に示す。
図8(a)に示すように、横筒78の端部外周にはネジ溝92が刻設され、一方結合用リング86内面にもネジ溝94が刻設されて、結合用リング86が端部外周に回転可能に螺合される。従って、図8(b)に示すように2個の骨壷70の端面部80同士を接合することにより結合用リング86は、両骨壷70の横筒78の端部上のネジ溝94上に螺合されて2個の骨壷70を接合した状態で固定する。
さらに本発明に係る第3の実施例を図9乃至16に示す。これらの結合骨壷は、容器同士を隣接させること目的とした骨壷である。
図9の結合骨壷は、二つの骨壷24a,24bを隣接させて紐26等で結び目28を設けて結合させるものである。図面では円筒形状であるが、袋形状、だるま形状、雛人形、こけし、本人の顔像等の形状の骨壷を利用することも好適である。また、紐等を骨壷の中央で結ぶ場合や、袋状の骨壷において、各袋の開口部を縛るとともに紐同士を結合させることもできる。
図10の結合骨壷は、二つの骨壷30a,30bを隣接させて帯32a,32bまたはバンドで結合させるものである。帯等の本数を1本または複数とすることも、また帯の素材を布やゴムまたは、予め骨壷相当の穴部を複数開口した板に骨壷を差し込むこともできる。
図11の結合骨壷は、2つの骨壷34aに凹部36aを設け、もう一方の骨壷34bに凸部38を設けて、この凹部36aと凸部38とが係合するように構成されたものである。この凹凸の形状は図の形状に限定されない。
図12の結合骨壷は、骨壷40aの上側凸部42と、骨壷40bの下側凸部46とに組み合わせた際に同一軸となる穴部をそれぞれに設け、この穴部を貫通する連結ピン48で固定するものである。この凸部の形状はこの形に限定されるものではなく、一方を上段と下段で骨壷から突出する凸部を設け、他方を中段に突出する凸部を設けて連結ピンで固定することもできる。
図13の結合骨壷は、両骨壷50a、50bを蓋部54及び底板部52が収納するように両骨壷50a、50bの底部をあわせた形状とすることで結合させるものである。蓋部54及び底板部52を両方含む場合と一方のみと両骨壷50a、50bから構成されることもできる。
図14の結合骨壷は、骨壷56aの表面に装着されるN極磁石部58aと、骨壷56bの表面に装着されるS極磁石部58bから構成され、磁力による引力で結合するものである。磁石の配置として複数個配置する場合と、円筒形の骨壷の場合に、骨壷の全周に磁石を配置することもできる。
以上は、主に横方向に結合する構成であったが、図15に示すように骨壷60a,60b,60cのように縦方向に結合することもできる。さらには、図16に示すようなボルト形状の骨壷62aとナット形状の骨壷62bから構成されて、骨壷62aはねじ溝を備える軸部を備え、骨壷62bはねじ溝を備えるねじ穴部を有し、骨壷同士が螺合する形状を備えるものである。
次に、第4の本発明に係る結合骨壷の実施例について図17と図18を用いて示す。第4の実施例に示される円筒形状骨壷70は、一般的には金属製であり好適には錫製からなり、平坦な円形の底面と円筒形状の曲面から形成され、その頂部は開口される。この頂部開口部を遮蔽する蓋部86が開閉自在に設けられる。円筒72の一面に平坦な板状面74が突出し、その中央に長円形の開口部78が設けられる。また、長円形の開口部78の周囲にはさらに大きな径を有するパッキン用溝76が長円形状に刻設されて、シリコンゴムからなるパッキンが収容される。板状面74は、蓋部86にも板状部88が設けられる。板状面74の4端部に蒲鉾型形状の突起部84a、84b、84c、84dが板状面74と平行に水平方向に突設される。突起部84a、84b、84c、84dはその形状が、蒲鉾型であり、蒲鉾型の底面が板状面74と連続となるように配置される。
このように構成される結合骨壷70に対して、図示されない板状面蓋部が骨壷側の板状面74と同じサイズの板状面にそれぞれ、4端部に蒲鉾型形状の突起部が板状面と水平方向に突設される。これらの突起部は、突起部84a、84b、84c、84dと積層されて円筒形状を構成し、これらの円塔形状を嵌合する円形蓋部82a、82、82c、82dで被覆することで結合骨壷70と板状面蓋部とを結合固定させる。
続いて第4の本発明に係る結合骨壷72を組み合わせて結合させた状態について、図18を用いて説明する。一組の結合骨壷72a、72bは、互いの板状面74が対面し接合するように接続される。このとき、互いの開口部78a,bが接合して連通し、また、突起部84a、84b、84c、84dは互いに接合されて、それぞれ円筒形状を構成する。これらの円塔形状を嵌合する円形蓋部82a、82、82c、82dで被覆することで結合骨壷72aと結合骨壷72bとを結合固定させる。このとき、パッキン同士も接合することで密封性が向上する。
このとき、蓋部86a、86bも互いの板状部88を接合するように配置される。このように構成することで、死後も夫婦仲睦まじく互いの遺骨の交換が可能となる。
さらに、第5の本発明に係る結合骨壷の実施例について図19と図20を用いて示す。第5の本発明に係る結合骨壷100と第4の発明に係る結合骨壷70とその構成において、特に異なる点について示す。結合骨壷100も、一般的には金属製であり好適には錫製からなり、平坦な底面と円筒102形状の曲面から形成され、その頂部は開口され、円筒102の一面に平坦な板状面104が突出し、その中央に長円形の開口部108が設けられる。板状面104の両端部に細長蒲鉾型形状の突起部114a、114bが板状面104と平行に水平方向に突設される。突起部114a、114bはその形状が、蒲鉾型であり、蒲鉾型の底面が板状面104と平行となるように配置される。突起部114a、114bの先端には端面と同一形状であって厚さ数mmからなる磁石115a、115bが貼り付けられる。
これらの突起部は、細長蒲鉾型形状の突起部114a、114bと互いに積層されて長円筒形状を構成し、これらの長円塔形状を嵌合する長円形蓋部128で被覆することで結合骨壷100と板状面蓋部とを結合固定させる。この長円形蓋部128の蓋部裏側面に磁石115a、115bと極性の異なる磁石が貼り付け固定される。この磁石によって、長円形蓋部128の固定を強固なものとなる。
同様に第5の本発明に係る結合骨壷102を組み合わせて結合させた状態について、図20を用いて説明する。一組の結合骨壷102a、102bは、互いの板状面104が接合するように接続される。このとき、互いの開口部108a,bが接合して開口し、また、突起部114a、114bは互いに接合されて、それぞれ細長蒲鉾型形状を構成する。これらの細長蒲鉾型形状を嵌合する長円形蓋部128a、128bで被覆することで結合骨壷102aと結合骨壷102bとを結合固定させる。固定部が長円筒形となることで強度が向上し、また部品点数を削減することができる。
続いて、本発明に係る家族等の複数柱の遺骨を納めることのできる結合骨壷の第六の実施例を図21に示す。図21の(a)は、中心に円形状の空間を設け、周辺に扇形状の空間を設け円形空間と扇状空間との間に開口部を設けた骨壷である。隣接する扇形状の境界線と中心円形の境界線とが垂直に接合する形状からなる。
図21(b)は、中心円形の境界線の接線方向に外周空間の境界線が設けられている。図21(c)は、中心空間が正方形であり、その頂点から正方形の対角線方向に境界線が延長される。
図21(d)は球形の骨壷の下半球部を仕切りで4分割し、球形状の蓋部152を被せたものである。図21(e)は、中心の筒型容器162に家族の中心となる人物の御骨を収め、複数のドーナツ型の容器164,166,168,170に家族の御骨を納める結合型骨壷である。図21(f)は、隣接して円形の底部を有し、円筒形状の4つの容器182a、182b、182c、182dの隣り合う2つの容器同士が接合するように配置される結合骨壷である。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良は、本発明に含まれるものである。
例えば、本発明の結合骨壷の素材としては、焼物、スティール、セラミック、鋳物、石、分解性素材等、で構成することができる。
焼物で構成することで、加工が容易であるため製造コストが低廉であり、特徴的な要素が製作しやすく素材に温かみがある。スティールで構成することで、素材が堅固であり、変形に強いという特徴を有する。セラミックで構成することで、素材が堅固であり、変形に強く、さらに熱に対して強度を有する。鋳物で構成することで、加工が容易であり、独特の風格を備える。大理石等の石で作ることで個性が出せ任意の形状に加工が容易である。
本発明によれば、一体化された状態で夫婦等の御骨を一柱ずつ納骨可能であって、容量が十分確保可能となる。
本願発明による凸型骨壷と凹部を有する凹型骨壷の構成図である。 本願発明による凸型骨壷と凹部を有する凹型骨壷の結合した際の側面図である。 本願発明による凸型骨壷と凹部を有する凹型骨壷の結合した際の開口部断面図であり、(a)接続前、(b)接続後、(c)開口部用蓋部を解放した際の断面図である。 本願発明による凸型骨壷と凹部を有する凹型骨壷遺影側断面図である。 本願発明による凸型骨壷と凹部を有する凹型骨壷の開口部側断面図であり(a)遮蔽時と(b)開放時を示しである。 本願発明による二つの骨壷を隣接させて紐等で結合させる結合骨壷の構成図である。 本願発明による二つの骨壷を隣接させて帯またはバンドで結合させる結合骨壷の構成図である。 (a)は本発明に係る結合リングであり、(b)結合リングの固定方法の構成図である。 本発明に係る結合骨壷であって、紐で固定される骨壷の構成図である。 本願発明に係る結合骨壷であって、バンドで固定される骨壷の構成図である。 本願発明による凸部と凹部を有する結合骨壷の構成図である。 本願発明による骨壷の下側凸部と組み合わせた際に同一軸となる穴部をそれぞれに設け、この穴部を貫通する連結ピンで固定する結合骨壷の構成図である。 本願発明による両骨壷を蓋部及び底板部が収納するように両骨壷の底部をあわせた形状構成図である。 本願発明による骨壷の表面に装着されるN極磁石部と、骨壷の表面に装着されるS極磁石部から構成される構成図である。 本願発明に係るに縦方向に結合する結合骨壷の構成図である。 本願発明に係るボルト形状とナット形状からなる結合骨壷の構成図である。 本願発明に係る錫製の蓋付き結合骨壷の構成図である。 本願発明に係る錫製の蓋付き結合骨壷を二組結合させた際の構成図である。 本願発明に係る錫製の蓋付き結合骨壷であって、蒲鉾型形状の突起部の縦長化を図った骨壷の構成図である。 本願発明に係る錫製の蓋付き結合骨壷を二組結合させた際の構成図である。 本願発明に係る錫製の結合骨壷の実施例(a)〜(f)の構成図である。

Claims (1)

  1. 容器の外側に別の容器と結合するための結合手段を有する結合骨壷であって、
    前記結合手段は、一方の容器に設けられる凹部ともう一方の容器には前記凹部へ嵌合可能に設けられる凸部であって、
    凹部と凸部は、そのいずれの中央にも設けられる貫通穴と、貫通穴を遮蔽可能な蓋を内部に備えることを特徴とする結合骨壷。
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